JP3628535B2 - Powder filling method for powder transport tank truck - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、嵩比重の小さい粉体を運搬するタンクローリーに粉体を充填する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
粉体を大量に運搬する場合、タンクローリーが用いられる場合があることはよく知られている。粉体は、それ自体固体であるため、液体のようにポンプで積み降しすることは困難であり、粉体の移送には、スクリューコンベアーや、トラフコンベアなどが用いられるかホッパーからシュートを用して落下させる等の手段が用いられている。
【0003】
セメントやソーダ灰等の比較的重質の粉体にあっては、上記手段によってタンクローリーに積み込むことは可能であるが、極めて嵩比重の小さい、例えば嵩比重が0.07〜0.3g/ml程度の粉体、例えばホワイトカーボンなどは効率よく移送し難いこと及び粉塵が立ち易く、作業環境を悪化させるため、一般に該粉体に空気等の気体を供給し、流動性を付与して、流体として気力移送する手段が用いられている。
【0004】
ところが、気体を多く含み流動化した粉体は嵩比重が極めて小さくなるため、タンクローリーで運搬する場合に、嵩の大きい割に実質運搬量となる重量は小さくなる。
【0005】
そのため、実開昭64−55140号、実開平2−83297号各公報に記載の考案などが提案されている。
【0006】
前者は、車体上に該車体に沿って円筒状のタンクを配置し、該タンクを後傾させるタンク傾斜機構を付設するとともに、タンクの後部には微粉体の排出口および導入口を形成し、タンクの上部前後端には微粉体の通過を阻止する内臓フィルターを介して脱気路を接続し、さらにタンクの下部にはタンク長手方向略一定間隔毎に空気導入路を接続した微粉体輸送車であり、後者は外気に対し封止可能な粉体充填用の内部空間を持つ容器の内側に、少なくとも側面下半部から底面にわたり容器内面から狭い隙間を空けて板状フィルターの間に上記内部空間から区画した通気室を形成させ、この通気室を外部の排気手段及び給気手段に接続する粉体運搬用のタンクローリーを提案している。
【0007】
これら従来の方法は、嵩比重の小さい粉体を気体、就中空気により流動化して、移送し、タンクに供給する方法において、粉体と共に大量に供給された空気を如何に排出し粉体の嵩比重を大きくして、大量に積み込むかということとタンクからの排出時には、逆に再流動化させ、併せてタンクを傾斜させたり、振動をあたえたりして排出を促進する手段を提案するものである。
【0008】
即ち、実開昭64−55140号公報には、タンクの前後に排気口を設け、タンクに供給される空気の流れをタンクの前後に振り分け、それによって運ばれる粉体をタンク全長に亘って均一に分配しながら積載することにより排気口付近への片寄った積載や、それによるフィルターの目詰りを防止し、より高圧による充填を図っている。また排出時は、タンク下部より空気を再供給し、粉体を流動化させると共にタンクを後傾して、後部排出口より流出させる技術思想が示されている。また特開平2−83297号公報などには、更にタンクの床面及び側面に広い範囲に亘って排気面を有し、粉体中の空気を積極的に脱気し、粉体の嵩比重を大きくすることが開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の各手段は、いずれも有効な手段であり、各々の技術思想や手段は本発明においても採用し得るものではあるが、更に、粉体の嵩比重を大きくし、より大きい積載重量と速やかな排出手段とが、経済的見地からも望まれている。
【0010】
そこで本発明の目的は、嵩比重の小さい粉体をより高密度に充填し、且つこれを速やかに排出し得る手段を得ることにある。かかる目的を達成するために従来の各手段を鋭意検討したところ、タンクローリーの如く、横長なタンクにおいては、確かに全長に亘って均一に積載することも有効であるが、それでもなお、粉体中に巻き込まれている気体は十分に抜けず、タンクへの積載時に減圧、脱気と気力供給とを繰返し行うなどの煩雑な手段や設備を用いなければ十分な効果が得られない。また積載時にタンク内に空気を巻き込んで推積している粉体から脱気する手段は、フィルター近辺の粉体から嵩密度が上昇し始めるため、次第に通気性を減じ、圧力抵抗が増大し、フィルターから離れるに従って、嵩密度が大きくなり難いという問題があることが分かった。
【0011】
更に粉体の排出は、逆に嵩密度を大きくしている程、流動性を欠き排出が困難になり、特に所謂棚吊りも生じやすくなるのである。
【0012】
そこで、本発明はまずタンクローリーに積載される粉体に巻き込まれている気体を如何に均一に脱気するかという問題と、排出時に速やかに粉体を流動化させ、棚吊りを生じさせることなく排出するという課題を解決するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、嵩比重が0.07〜0.3g/mlの粉体の運搬用であって、タンク底面のほぼ全域に亘って粉体が透過しない微細孔よりなる多孔体で構成された気体吹き出し孔よりなるガスレーションシステムを有し、該タンク頭部の上面に粉体を透過させないフィルター付きの排気口を有し、更にタンク頭部には粉体供給口を、また尾部下端には粉体排出口を有し、また該タンクを、尾部近辺を支点として、頭部を持ち上げて傾斜させるための昇降機構を備えた粉体運搬用タンクローリーによって粉体を運搬するに際し、タンクへの粉体の積載時、前記昇降機構によりタンク頭部を持ち上げてタンクを傾斜せしめ、該タンク頭部の粉体供給口より粉体を充填することを特徴とする粉体運搬用タンクローリーへの粉体の充填方法である。
【0014】
更に好ましい態様として、タンク後部のほぼ全面に亘って排出シュートとし、出口周辺での棚吊りを防止する形状を併せ採用される。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明は、ホワイトカーボンやヒュームドシリカ等嵩比重の小さい粉体、即ちJIS K6220に従って測定される嵩比重が0.07〜0.3g/mlの粉体運搬用のタンクローリーに関する発明であって、その特徴的構造は、タンク底面(床面ともいう)ほぼ全域に亘って気体を吹き出すための多数の微細孔を有する多孔体で構成されている。その微細孔は、粉体は透過し得ない程度の微細孔、例えば孔径0.01〜0.1μm程度の孔であり、金属焼結体やキャンバス布等であり、以後フィルターとも称する。該フィルターの下面には気体を供給又は脱気するための気体通路が存在し、更にタンク外にある気体供給用の気体コンテナー(圧力タンク)やコンプレッサー及び(又は)サクション装置に継ぐための配管が施されている。これらの気体給排手段を総称してガスレーションシステムという。勿論圧力タンクやコンプレッサー又はサクション装置等は、タンクローリーに付設することも可能であるが、一般には、固定設備として、各目的地のサイロ側に設置される。
【0016】
ガスレーションシステムのうち、気体通路は、タンク床面の全面に亘って一つの室とすることもできるが、縦及び(又は)横方向に複数室に区分し、各室ごとに吹き出す気体量を調節し得る構造とするのが好ましい。
【0017】
またタンクの頭部、即ちタンクローリーの運転台に近い端部の上面には、粉体を透過させないフィルターを付設した排気口がある。該フィルターは、金属焼結体やキャンバス布等であり、床面に用いられる多孔体と同種のものでよいが、強度はより小さいものであってよい。また排気口には強制排気手段を併設又は強制排気手段への接続金具を付けることも可能であり、しばしば好ましい場合がある。更に本発明の最大の特徴は、タンクの頭部、一般には頭部上面に粉体供給口を有することである。該供給口自体は、従来から用いられる一般的な受入れ口であってよい。またタンクの尾部、即ちタンクローリーの後側の下端には粉体排出口を有する。
【0018】
本発明にあっては、タンクローリーに粉体を積載する場合には、タンクローリーの頭部を持ち上げて、タンクを傾斜させて、頭部の供給口より粉体を供給する。その時、ガスレーションシステムの気体通路を横方向に複数室に区分しておくことにより、尾部に近い通路等から粉体に巻き込まれている気体を脱気することも有効な手段である。本発明にあっては、タンクを傾斜させて粉体を供給することにより、粉体の自重により巻き込まれた気体が脱気されるのである。タンクローリーのタンク形状は、必然的に縦長で横たわった形状である。これを立てることによって、粉体積載物の深さが著じるしく増大し、自重によって巻き込まれた気体が放出されるので有効に脱気することができるのである。かくして、タンクローリーに、タンクを立てることなく、積載された粉体の側面や底面から脱気した場合等に比べて、少なくとも10%は多く積載することを可能とするのである。特に、本発明において、タンクの底面や側面からの脱気と併せ行なえば、20%以上の積載をも可能とする。
【0019】
本発明においては、タンクを傾斜させるための昇降機構が必須となる。かかる機構自体は、ダンプカーの荷台の昇降機構と何ら異ならない。通常、タンクの傾斜角度は、20〜45度の範囲、昇降機構を構成する機械設備のコスト等を勘案すると20〜30度程度の角度を形成し得るものであれば使用に耐える。
【0020】
本発明において、積載された粉体を排出する場合は、後部の粉体排出口を開き、ガスレーションシステムにより粉体中に気体を導入し、流動化させることにより排出する。その場合タンクを傾斜させることも有効であり、更に、タンクを振動させることも場合によっては効果がある。尚、振動手段は従来公知のものを使用すればよい。
【0021】
本発明にあっては、タンクの尾部下端を全幅に亘って排出口とする態様により、粉体の棚吊り現象を可及的に少なくすることができる。
【0022】
図1は、本発明の粉体運搬用タンクローリーの側面図であり、1がタンク部分である。該タンクには、粉体供給口2、排気口3、3´がある。但し、後部排気口はなくてもよいが、積載する粉体量が少ない場合などには、3´がある方が便利となる。4はマンホールであり、5は粉体排出口をそれぞれ表す。6はガスレーションシステムの気体通路で、7は該通路へ気体を供給するための配管であり、該配管は図示されていないが、気体圧力タンクに継がる接続金具が付けられている。
【0023】
ガスレーションシステムにおける気体通路は、好ましくは縦方向及び横方向に分割されており、その夫々の室へ前記配管を布設すると共に、夫々の室への気体供給量をコントロールするバルブ及びバルブ操作システムをも付設するのが特に好ましい。
【0024】
また11は、タンクを傾斜させるための昇降機構である。
【0025】
図2は、図1のタンクローリーを後方から見た図である。図中、6は気体通路であり、8は床面を構成するフィルターであり、9は気体通路を縦方向に区画した仕切板である。粉体排出口5は、安息角以上の角度のホッパーとする必要があるため、尾部下端の一ヶ所に排出ホッパーを設けるのが一般的であるが、図2に示すごとく、複数個に分割して下端全幅に亘って複数のホッパーを設置し、それらを気力移送管10などにより、例えば矢印の方向へ吸引搬送する方法などが用いられる。勿論、複数個のホッパーにはバルブが設けられており(図示せず)、適宜切り換えて粉体を排出することもできる。
【0026】
以下に本発明を具体的例について説明する。
【0027】
図1に示す如き、ホワイトカーボン運搬用のタンクローリーを例とする。車両全長約13m、車両全幅約2.5mでタンク内容積70m3、最大積載量12トンのタンクローリーにおいて、上部に口径0.5mのマンホール1ヶ、及びタンク頭部にテトロンキャンバス製の濾過面積1m2のフィルター付排気口並びに内径12cmの粉体供給口を、タンク床面は前後左右に各2分割計4分割された気体通路を持ち、その上に前記キャンバスが張られている。該気体通路の各室には、外部より、それぞれ配管され、その端部に接続金具が付けられ、タンクローリー外の固定ガス(空気)供給設備に連結してタンク内に気体を送入し、積載された粉体を流動化させるように構成されている。
【0028】
排出口は、尾部下端に3個のホッパーを設けバタフライバルブで開閉する。各ホッパーはエアレーション付の排出管により、排出粉体を目的地のタンクに移送することができる。かかるタンクローリーにより見掛比重0.18のホワイトカーボンを積載する。タンクを水平に保ったままホワイトカーボンを供給し、上部排気口及び床面のフィルターから自然に排気させた場合には約6トンで満載状態となった。次に床面のフィルターを通して減圧脱気しつつ更に供給したところ、約8トンまで積載可能であった。他方、タンクを23度傾斜させホワイトカーボンを供給した場合には、約11トン積載可能となる。更に床面フィルターを通して強制脱気したところ、更に0.5トンの積み増が可能であった。
【0029】
【発明の効果】
本発明は、従来の粉体運搬用タンクローリーとは異なり、タンクの頭部に粉体供給口を設置し、積載時には、タンクを傾斜させて積み込めるごとくしたことにより、嵩比重0.07〜0.3g/mlの如き嵩高の粉体を高重量で積載可能とした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタンクローリーの側面図である。
【図2】図1のタンクローリーを後方から見た図であって、粉体排出口の構造を説明するための図である。
【符号の説明】
1は、タンク
2は、粉体供給口
3、3´は、排気口
4は、マンホール
5は、粉体排出口
6は、ガスレーションシステムにおける気体通路
7は、気体通路へ気体を供給又は排出するための配管
8は、床面フィルター
9は、気体通路の仕切板
10は、粉体を移送するための配管
11は、タンクを傾斜せるための昇降機構[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for filling powder into tank lorry over carrying powder having a low bulk specific gravity.
[0002]
[Prior art]
It is well known that tank trucks may be used when carrying a large amount of powder. Since powder is solid in itself, it is difficult to pump it down like a liquid, and a screw conveyor, trough conveyor, or a chute from a hopper is used to transfer the powder. Then, a means such as dropping is used.
[0003]
In the case of a relatively heavy powder such as cement or soda ash, it can be loaded into a tank lorry by the above means. However, the bulk specific gravity is very small, for example, the bulk specific gravity is 0.07 to 0.3 g / ml. In order to improve the working environment, it is difficult to efficiently transfer powders such as white carbon, and dust is likely to stand up, and the working environment is deteriorated. As a means to transfer the force.
[0004]
However, a powder containing a large amount of gas and fluidized has a very low bulk specific gravity, and therefore, when transported by a tank lorry, the weight that is a substantial transport amount is small for a large volume.
[0005]
Therefore, devices described in Japanese Utility Model Publication Nos. 64-55140 and 2-83297 are proposed.
[0006]
The former arranges a cylindrical tank on the vehicle body along the vehicle body, attaches a tank tilting mechanism for tilting the tank backward, and forms a discharge port and an introduction port for fine powder at the rear of the tank, A fine powder transport vehicle with a deaeration path connected to the upper front and rear ends of the tank via a built-in filter that prevents the passage of fine powder, and an air introduction path connected to the lower part of the tank at regular intervals in the tank longitudinal direction. In the latter, inside the container having an internal space for filling powder that can be sealed against the outside air, at least a narrow gap from the inner surface of the container from the lower half of the side surface to the bottom surface is provided between the plate filters. A tank lorry for conveying powder is proposed in which a ventilation chamber partitioned from the space is formed and this ventilation chamber is connected to an external exhaust means and an air supply means.
[0007]
In these conventional methods, powder having a small bulk specific gravity is fluidized with gas, especially air, transferred, and supplied to a tank. Proposes a means to increase the bulk specific gravity and to load in large quantities and to reverse the flow when discharging from the tank, and also to incline the tank or provide vibration to promote discharge It is.
[0008]
That is, in Japanese Utility Model Publication No. 64-55140, exhaust ports are provided at the front and rear of the tank, the flow of air supplied to the tank is distributed to the front and rear of the tank, and the powder carried thereby is uniform over the entire length of the tank. In this way, it is possible to prevent the clogging of the filter near the exhaust port and the clogging of the filter, and to fill with higher pressure. Further, a technical idea is shown in which air is re-supplied from the lower part of the tank at the time of discharge to fluidize the powder, and the tank is tilted backward to flow out from the rear outlet. Further, JP-A-2-83297 and the like further have an exhaust surface over a wide range on the floor and side surfaces of the tank, and positively deaerate air in the powder to increase the bulk specific gravity of the powder. Increasing the size is disclosed.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
Each of the conventional means described above is an effective means, and each technical idea and means can be adopted in the present invention. However, the bulk specific gravity of the powder is further increased, and a larger loading weight is obtained. From the economic point of view, rapid discharge means is also desired.
[0010]
Accordingly, an object of the present invention is to obtain a means capable of filling a powder having a small bulk specific gravity at a higher density and quickly discharging the powder. In order to achieve this purpose, the conventional means have been intensively studied. In a horizontally long tank such as a tank lorry, it is certainly effective to load uniformly over the entire length. The gas entrained in the tank does not escape sufficiently, and a sufficient effect cannot be obtained unless complicated means and facilities such as repeated depressurization, deaeration and aerodynamic supply are used when the tank is loaded. In addition, the means for degassing from the powder accumulated by entraining air in the tank during loading starts to increase the bulk density from the powder near the filter, so the air permeability gradually decreases, the pressure resistance increases, It has been found that there is a problem that the bulk density hardly increases as the distance from the filter increases.
[0011]
Furthermore, the powder is discharged more easily, as the bulk density is increased, it becomes difficult to discharge due to lack of fluidity, and so-called shelf suspension is likely to occur.
[0012]
Therefore, the present invention firstly solves the problem of how to uniformly degas the gas entrained in the powder loaded on the tank lorry, and quickly fluidizes the powder at the time of discharge without causing shelf hanging. It solves the problem of discharging.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is for conveying a powder having a bulk specific gravity of 0.07 to 0.3 g / ml, and is a gas composed of a porous body made of fine pores through which powder does not permeate almost the entire bottom surface of a tank. It has a gasation system consisting of blowout holes, an exhaust port with a filter that does not allow powder to permeate on the upper surface of the tank head, a powder supply port on the tank head, and a powder on the lower end of the tail. When the powder is transported by a powder transporting tank lorry having a body discharge port and having a lifting mechanism for lifting and tilting the head with the vicinity of the tail as a fulcrum, the powder to the tank When loading, the tank head is lifted by the lifting mechanism, the tank is tilted, and the powder is filled from the powder supply port of the tank head. Is the method.
[0014]
As a more preferred embodiment, a shape that forms a discharge chute over almost the entire rear surface of the tank and prevents shelves around the outlet is also employed.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention relates to a powder truck having a small bulk specific gravity, such as white carbon or fumed silica, that is, a tank truck for carrying a powder having a bulk specific gravity of 0.07 to 0.3 g / ml measured according to JIS K6220, The characteristic structure is composed of a porous body having a large number of micropores for blowing gas over almost the entire bottom surface (also referred to as a floor surface) of the tank. The fine pores are fine pores that do not allow the powder to permeate, for example, pores having a pore diameter of about 0.01 to 0.1 μm, such as a metal sintered body or canvas cloth, and are hereinafter also referred to as filters. There is a gas passage for supplying or degassing gas on the lower surface of the filter, and there is a pipe for connecting to a gas container (pressure tank), a compressor and / or a suction device for supplying gas outside the tank. It has been subjected. These gas supply / discharge means are collectively referred to as a gasation system. Of course, a pressure tank, a compressor, a suction device, or the like can be attached to the tank lorry, but is generally installed on the silo side of each destination as a fixed facility.
[0016]
In the gasation system, the gas passage can be a single chamber over the entire tank floor, but it is divided into multiple chambers in the vertical and / or horizontal direction, and the amount of gas blown out for each chamber A structure that can be adjusted is preferred.
[0017]
In addition, an exhaust port provided with a filter that does not allow powder to permeate is provided on the upper surface of the tank head, that is, the end near the tank lorry cab. The filter is a metal sintered body, canvas cloth, or the like, and may be the same type as the porous body used on the floor surface, but may have a lower strength. Further, the exhaust port can be provided with a forced exhaust means or a connection fitting to the forced exhaust means, which is often preferable. Further, the greatest feature of the present invention is that it has a powder supply port on the head of the tank, generally the upper surface of the head. The supply port itself may be a general receiving port used conventionally. In addition, the tail of the tank, that is, the lower end of the rear side of the tank lorry has a powder discharge port.
[0018]
In the present invention, when powder is loaded on the tank lorry, the head of the tank lorry is lifted, the tank is tilted, and the powder is supplied from the supply port of the head. At that time, the gas passage of the gasation system is divided into a plurality of chambers in the lateral direction, so that it is effective to degas the gas entrained in the powder from the passage near the tail. In the present invention, by supplying the powder by inclining the tank, the gas entrained by the weight of the powder is degassed. The tank shape of the tank lorry is inevitably a vertically long shape. By setting up this, the depth of the powder load increases remarkably, and the gas entrained by its own weight is released, so that it can be effectively degassed. Thus, it is possible to load at least 10% more on the tank lorry than when the powder is degassed from the side or bottom of the loaded powder without setting up the tank. In particular, in the present invention, when combined with degassing from the bottom and side surfaces of the tank, it is possible to load 20% or more.
[0019]
In the present invention, an elevating mechanism for inclining the tank is essential. Such a mechanism itself is not different from a lifting mechanism for a dump truck bed. In general, the inclination angle of the tank is in the range of 20 to 45 degrees, and can be used as long as it can form an angle of about 20 to 30 degrees in consideration of the cost of the mechanical equipment constituting the lifting mechanism.
[0020]
In the present invention, when discharging the loaded powder, the powder discharge port at the rear part is opened, gas is introduced into the powder by a gasation system, and the powder is fluidized. In that case, it is effective to incline the tank, and it is also effective in some cases to vibrate the tank. A conventionally known vibration means may be used.
[0021]
In the present invention, the powder shelf hanging phenomenon can be reduced as much as possible by the aspect in which the lower end of the tail portion of the tank is used as the discharge port over the entire width.
[0022]
FIG. 1 is a side view of a powder transport tank lorry according to the present invention, where 1 is a tank portion. The tank has a
[0023]
The gas passages in the gasation system are preferably divided in the vertical and horizontal directions, and the piping is laid in the respective chambers, and a valve and a valve operating system for controlling the gas supply amount to the respective chambers are provided. It is particularly preferable to attach the same.
[0024]
Reference numeral 11 denotes an elevating mechanism for inclining the tank.
[0025]
FIG. 2 is a rear view of the tank lorry of FIG. In the figure, 6 is a gas passage, 8 is a filter constituting the floor surface, and 9 is a partition plate that divides the gas passage in the vertical direction. Since the
[0026]
Hereinafter, the present invention will be described with reference to specific examples.
[0027]
As shown in FIG. 1, a tank lorry for carrying white carbon is taken as an example. In a tank lorry with a total length of about 13m, a total width of about 2.5m, a tank capacity of 70m 3 and a maximum loading capacity of 12 tons, a manhole with a diameter of 0.5m at the top and a Tetron canvas filtration area of 1m at the tank head 2 has an air outlet with a filter and a powder supply port with an inner diameter of 12 cm. The tank floor has gas passages divided into two in total of two in the front, rear, left and right, and the canvas is stretched thereon. Each chamber of the gas passage is piped from the outside, and a fitting is attached to the end of the chamber, connected to a fixed gas (air) supply facility outside the tank lorry, and gas is sent into the tank for loading. The formed powder is fluidized.
[0028]
The discharge port is provided with three hoppers at the lower end of the tail and is opened and closed with a butterfly valve. Each hopper can transfer the discharged powder to a destination tank by a discharge pipe with aeration. With this tank lorry, white carbon with an apparent specific gravity of 0.18 is loaded. When white carbon was supplied while keeping the tank horizontal, and exhausted naturally from the upper exhaust port and the filter on the floor, the tank was full at about 6 tons. Next, when further supplying while degassing under reduced pressure through a filter on the floor, it was possible to load up to about 8 tons. On the other hand, when the tank is tilted by 23 degrees and white carbon is supplied, about 11 tons can be loaded. Furthermore, when forced deaeration was performed through the floor filter, a further increase of 0.5 tons was possible.
[0029]
【The invention's effect】
In the present invention, unlike a conventional powder transport tank lorry, a powder supply port is installed at the head of the tank, and when loading, the tank is inclined and loaded, so that the bulk specific gravity is 0.07-0. A bulky powder such as 3 g / ml can be loaded with a high weight.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a tank lorry according to the present invention.
FIG. 2 is a view of the tank lorry of FIG. 1 as viewed from the rear, and is a view for explaining the structure of a powder discharge port.
[Explanation of symbols]
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JP2000168430A (en) | 2000-06-20 |
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