JP3628524B2 - Communication channel multiplexer between satellite base station and portable satellite terminal station - Google Patents
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Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、通信衛星を介して衛星基地局と可搬型衛星端末局間の通信チャネルを複数のサブチャネル化して、音声帯域圧縮装置を用いて多重度を上げる、通信チャネルの多重化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、可搬型衛星端末局は、災害等の非常時に被災地に持参し、被災地に対して少なくとも1チャネルの通話路は確保しようという目的で開発されたために、装置を小型化する必要があるため、通話路1チャネルのものが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の方式では、通話路が1チャネルしかないので、現実にはチャネル不足で混乱することが多かった。
【0004】
本発明は、音声品質を多少劣化させても可搬型衛星端末局と衛星基地局の間の通話チャネルを、接続の自由度を持たせながら増加させることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために請求項1に記載の発明は、時分割ディジタルチャネルで接続された衛星基地局と可搬型衛星端末局間の通信において、前記衛星基地局と前記可搬型衛星端末局間のディジタルチャネルを、更に時間的に分割することによって、複数のサブチャネルを構成してチャネルを多重化し、前記可搬型衛星端末局には、複数の端末装置あるいは通信回線に対応して帯域圧縮伸長器と、圧縮音声データを一時的に記憶する送信バッファ及び受信バッファ、前記サブチャネルのタイムスロット番号を記憶するタイムスロットメモリ、並びに、前記タイムスロットメモリに前記サブチャネルのタイムスロット番号を書き込む制御部を配置し、前記制御部が前記タイムスロットメモリに前記サブチャネルのタイムスロット番号を書き込むことによって、前記複数の端末装置あるいは通信回線と前記複数のサブチャネルの間の接続にかかる時分割交換機能を持たせ、通信開始の際に前記制御部は前記タイムスロットメモリに前記サブチャネルのタイムスロット番号を書き込み、前記複数の端末装置あるいは通信回線と前記複数のサブチャネルの間を交換接続することを特徴とする。
【0006】
本発明によれば、衛星基地局と可搬型衛星端末局の間の通信チャネル数を増加すると共に、衛星基地局と可搬型衛星端末局に時分割交換機能をもたせることができるので、自由な接続が可能になる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態におけるシステム構成を図1に示す。
【0008】
図1において、1は通信衛星、2は可搬型衛星端末局で、可搬型衛星端末局2には、電話機4―1、ヘッドセット4―2、コードレス電話機4―3の様な端末装置が接続される。
【0009】
206は可搬型衛星端末装置の帯域圧縮伸長部、207は多重化機能部である。
【0010】
3は衛星基地局で、電話機4―1の他に、5の公衆通信網、6の構内交換機(PBX)等も接続される。
【0011】
また301は衛星基地局の帯域圧縮伸長部、302は多重化機能部である。
【0012】
図1に示す実施の形態では、可搬型衛星端末局2は2つになっているが、この数は必要に応じて変えることができる。
【0013】
衛星基地局3、通信衛星1、可搬型衛星端末局2は、通信衛星1を介して時分割多重アクセスによって接続されている。
【0014】
本実施の形態では可搬型衛星端末局2と衛星基地局3の間は64Kbpsの音声チャネル1回線から構成されているものとする。
【0015】
従って、音声を制御情報も含めて16Kbps以下に圧縮できれば、64Kbpsのチャネルを16Kbpsのサブチャネル4チャネルとして用いることができる。
【0016】
今、公衆通信網5から図面上側の可搬型衛星端末局2を呼ぶと仮定して動作の概要を説明する。
【0017】
公衆通信網5から衛星基地局3へ着信があると、図示省略のインタフェース回路を通して帯域圧縮伸長部301へ接続される。
【0018】
無線系に使われる帯域圧縮方式には数種類あるが、ここではベクトル和駆動型線形予測符号化(Vector Sum Excited Linear Predictive Coding)(以下、VSELPと呼ぶ)を用いるものとする。
【0019】
VSELPの圧縮率は可変であるが、ここでは9.6Kbpsに圧縮し制御情報も含めて16kbpsに収まるものとして説明を進める。
【0020】
帯域圧縮伸長部301に入った64kbpsの公衆通信網5の音声は、アップリンクに対しては16KbpsのVSELP音声に圧縮され、ダウンリンクに対しては16KbpsのVSELP音声を64KbpsのPCM音声またはアナログ音声に伸長する。
【0021】
なお、本実施の形態ではアップリンクとダウンリンクは対になっているので、サブチャネルを選べばアップリンクもダウンリンクも決まる。
【0022】
帯域圧縮伸長部301を通った音声信号は16Kbpsに圧縮されているので、64Kbpsのチャネルを4分割した16Kbpsのサブチャネルに乗せることができる。
【0023】
多重化機能部302では前記16Kbpsの圧縮音声を、図面上側の可搬型衛星端末局2へ行く4つのサブチャネルの内、空いているサブチャネルを選んでこれに乗せる。
【0024】
これによって衛星基地局3が図面上側の可搬型衛星端末局2に接続される。
【0025】
可搬型衛星端末局2では基地局3からダイヤル番号が送られてくるか、付加番号が送られてくるか、何も送られてこないかによって端末装置への接続が変わる。
【0026】
ダイヤル番号または付加番号が送られてくる場合には、接続すべき端末装置が指定されているので、多重化機能部207では指定された端末装置、例えば電話機4―1に対応した帯域圧縮伸長部206の圧縮伸長器へ接続し、ダウンリンクでは16KbpsのVSELPを64kbpsのPCM音声またはアナログ音声に、アップリンクでは64KbpsのPCM音声またはアナログ音声を16KbpsのVSELP信号に変換する。
【0027】
これによって被呼端末装置4―1は、公衆通信網5の相手と通話ができる。
【0028】
ダイヤルも付加番号も受け取れない場合には、多重化機能部207で、空いている端末装置4―1から4―3のいずれかを選んで接続する。
【0029】
この場合にも、各端末装置に番号を付けておけば、ある端末装置に接続した後に、可搬型衛星端末局2の多重化機能部207の制御によって端末装置間での呼の転送ができる。
【0030】
図2は可搬型衛星端末局2の内部構成を示すブロック図である。
【0031】
外部インタフェース部(以下、外部I/F部と表す)203は、電話機4―1およびコードレス電話機4―3とのインタフェース204と、ヘッドセットとのインタフェース205から構成される。
【0032】
コードレス電話機4―3とのインタフェースは電話機インタフェースとし、電話機とハンドセット間がコードレスになっているタイプを仮定している。
【0033】
電話機インタフェース(TELI/F)204およびヘッドセットインタフェース(HDSI/F)205は、アナログ音声を64Kbpsの波形符号化音声に変換する機能をもっており、ベースバンド部201の構成要素である帯域圧縮伸長部206にはディジタル音声の形で受け渡しがおこなわれる。
【0034】
帯域圧縮伸長部206は複数の圧縮伸長器218で構成され、圧縮伸長器218はそれぞれ外部I/F部203の各種インタフェース204、205に対応している。
【0035】
ベースバンド部201は前記帯域圧縮伸長部206と多重化機能部207から構成され、多重化機能部207は圧縮伸長器218に対応した受信バッファ208、送信バッファ209、およびタイムスロットメモリ(以下、TSメモリと表す)210で構成される。
【0036】
ここでいうTSメモリ210は、64Kbpsのフレーム構成におけるタイムスロットではなく、後で説明するサブチャネルのタイムスロットを記憶するTSメモリである。
【0037】
211は変調部で、4つの送信バッファ209毎に1つ設けられ、4つの送信バッファからの64Kbpsのディジタル信号を変調波に乗せる。変調部211は、衛星端末局2が取り扱う64Kbpsチャネルの数に対応して設けられる。
212は送信周波数変換部で、前記変調波を通信衛星1に送る周波数に変換する。この送信周波数変換部212も変調部211に対して1つ設けられる。
【0038】
213はアンテナ部で、送信周波数変換部212で変換された送信周波数の電波を通信衛星1に向けて送信する。このアンテナ部213は全ての送信周波数変換部212に共通であり、受信にも用いられる。
【0039】
215は受信周波数変換部であり、通信衛星1から受信した電波を変調波の周波数に変換する部分で、送信周波数変換部212と対になっている。
【0040】
214は復調部で、変調波からディジタル信号を取出す。復調部214は変調部211と対になっている。
【0041】
202は端末局2の全体を制御する制御部で、前述のTSメモリ210へのサブチャネルのタイムスロットの設定等もおこなう。
【0042】
216は操作パネル部で、制御部202に指示をして多重化の設定等、各種設定をおこなう。
【0043】
217は電源部で、交流電源、直流電源、バッテリーのいずれにも対応できる。
【0044】
衛星基地局3の構成も基本的には可搬型衛星端末局2と同じで、扱うチャネル数が多くなるだけである。
【0045】
電話機4―1から発信した場合の可搬型衛星端末局2の動作を簡単に説明する。
【0046】
電話機4―1で送受器を上げると電話機インタフェース(TELI/F)204が起動され、ダイヤル音が返送される。発呼者がダイヤルすると制御部202がこれを受信して、どのサブチャネルを選べば良いかを判定する。
【0047】
サブチャネルが決まると、発信した電話機4―1に対応した多重化機能部207のTSメモリ210に、選択したサブチャネルのタイムスロット番号を書き込む。
【0048】
衛星基地局3においても可搬型衛星端末局2の制御部202から送られる、使用するサブチャネル番号とダイヤル番号によって着信呼に対する同様の設定がおこなわれる。
【0049】
これによって衛星部分の接続が完了し、端末局2の電話機4―1からの送話は、電話機インタフェース(TELI/F)204でディジタル化され、VSELPの圧縮伸長器218で例えば16Kbpsに圧縮されて送信バッファ209に一時保存される。TSメモリ210に記憶されているサブチャネルのタイムスロットがくると、送信バッファ209から圧縮音声データが変調部211へ送出され、他のサブチャネルの音声データと合わせて64Kbpsのディジタルビット列として変調される。
【0050】
変調波は送信周波数変換部212で通信衛星1に送られる周波数まで上げられて、アンテナ部213から通信衛星1に向けて送出される。
【0051】
一方通信衛星1から受信した電波、即ちダウンリンクの電波はアンテナ部213で受信され、受信周波数変換部215で変調波の周波数まで下げられて、復調部214で復調され、64Kbpsのディジタルビット列に戻される。
【0052】
このビット列からTSメモリに記憶されているサブチャネルのタイムスロットのビットだけが取出され、受信バッファ208に一時記憶される。
【0053】
受信バッファ208に記憶されたデータは16Kbpsの速度で圧縮伸長器218に送られ64Kbpsの波形符号化音声に伸長され、外部I/F部203の電話機インタフェース(TELI/F)204でアナログ音声に変換されて電話機4―1に送られる。
【0054】
衛星基地局3側でも同様の接続がおこなわれるので、被呼者との通話が可能になる。
【0055】
以上説明したように、端末装置4―1〜4―3とサブチャネルの対応は、TSメモリ210に記憶されたサブチャネルのタイムスロット番号によって決るので、接続は制御部202がTSメモリの内容を書き替えることによって自由に変えられる。
【0056】
言い換えれば多重化機能部207は時分割交換接続機能をもっており、サブチャネルと端末装置の間を自由に接続することができる。
【0057】
衛星基地局3側の接続先が公衆通信網5におけるようなディジタル回線であれば、衛星基地局3側の外部I/F部203におけるアナログ変換はおこなわれず、ディジタルのまま接続される。
【0058】
以上の説明は、通信衛星1と可搬型衛星端末局2の間が64Kbps1チャネルで、これを4サブチャネル化して接続する場合であったが、64Kbpsのチャネルが複数あってもよく、ある64Kbpsチャネルはサブチャネル化し、他はサブチャネル化せず、64Kbpsチャネルとして使用することも可能で、これらは操作パネル部で設定できる。
【0059】
図3および図4によって64Kbpsのチャネルを複数のサブチャネル化する方法の1例を説明する。
【0060】
図3は64Kbpsのチャネルでディジタル多重化する場合のフレームおよびビット構成で、8000フレーム/秒、言い換えれば1フレームの長さが125μsで構成される。
【0061】
各フレームはn個のタイムスロット(TS)から構成され、同一番号のタイムスロット(TS)が1つのチャネルを構成する。
【0062】
図3の下側の図は、フレーム1、タイムスロット(TS)1を更にビット単位に展開したもので、8ビットから構成されている。
【0063】
従って、8ビット×8000フレーム=64000となり、64Kbpsのチャネルをnチャネル多重化した構成になっている。
【0064】
図4(a)は図3における1タイムスロット(TS)の8ビットを4分割して、サブチャネル(sch)4つにする。各サブチャネル(sch)はフレーム毎に2ビットになるので、フレーム1ではサブチャネル(sch)のビット1とビット2、フレーム2ではサブチャネル(sch)のビット3とビット4、となり、フレーム4(図示省略)でサブチャネル(sch)のビット7とビット8となり、1タイムスロット(TS)が4つのサブチャネル(sch)に分割されたことになる。
【0065】
従って、図2のTSメモリ210にサブチャネル(sch)のタイムスロット番号(64Kbpsチャネルにおけるタイムスロット(TS)番号とタイムスロット(TS)内におけるビット番号)を記憶させておけば16Kbpsのチャネル4つを識別できる。
【0066】
図4(b)は1つのタイムスロット(TS)を2分割した場合のビット構成図で、64Kbpsのチャネルを32Kbpsのチャネル2つに分割することができる。
【0067】
図には示していないが、1タイムスロット(TS)の8ビットを8つのサブチャネル(sch)に分割すれば、64Kbpsのチャネルを8Kbpsのチャネル8つに分割することも可能である。
【0068】
このようなサブチャネル(sch)への分割は、図2のTSメモリ210への書き込む内容によって決まるので、nチャネルのどれについても実施でき、またサブチャネル(sch)への分割も自由に変えられる。
【0069】
従って多重化の設定は、操作パネル部216から制御部202に指示することによって簡単に行える。
【0070】
また衛星基地局3においては、通信相手の衛星端末局2によって多重度を自由に変えることが可能で、同一衛星端末局2の中でも異なる多重度をとることができる。
【0071】
多重度の変更は制御部202によるTSメモリの書き替えでできるので、衛星基地局3の操作パネル部から制御部を介して可搬型衛星端末局2の制御部202に指示を送って遠隔操作で設定を変えることも可能である。
【0072】
図5は、多重化設定のフローチャートである。先ずステップS1で操作パネル設定モードで設定を行なうかどうかを判定する。
【0073】
操作パネル設定モードであれば、ステップS2で操作パネル部216と制御部202を操作パネル設定モードにセットする。そして多重化モードかどうかをステップS4で判定し、多重化モードであればチャネルに応じて装置デフォルトモードをセットし(ステップS8)、また多重化を個別にセットし(ステップS7)、詳細設定モードをセットする(ステップS6)。
【0074】
ステップS4で多重化モードでなければ多重化はしない(ステップS9)。
【0075】
ステップS1で操作パネル設定モードでなければ、衛星基地局からの遠隔管理モードにセットされる(ステップS3)。
【0076】
そして多重化モードかどうかを判定し(ステップS5)、多重化モードであれば、操作パネル設定モードの場合と同様に、ステップS6からS8のセットをおこなう。
【0077】
ステップS5で多重化モードでなければ多重化は行なわない(ステップS9)。
【0078】
【発明の効果】
本発明によれば、64Kbpsの音声を、32Kbpsまたは16Kbpsまたは8Kbps等の音声に、VSELP音声帯域圧縮技術を用いて圧縮し、64Kbpsのディジタルチャネルに多重化して乗せることによって、数少ない衛星基地局と可搬型衛星端末局間の通信衛星チャネルを多重化して使える効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるシステム構成図である。
【図2】可搬型衛星端末局のブロック構成図である。
【図3】64Kbpsのディジタルチャネルのフレーム構成およびビット構成図である。
【図4】64Kbpsのディジタルチャネルに16Kbpsおよび32Kbpsの音声を乗せるビット構成図である。
【図5】可搬型衛星端末局の多重化設定をおこなうフローチャートである。
【符号の説明】
1 通信衛星
2 可搬型衛星端末局
201 ベースバンド部
202 制御部
203 外部I/F部
206 帯域圧縮伸長部
207 多重化機能部
208 受信バッファ
209 送信バッファ
210 TSメモリ
211 変調部
212 送信周波数変換部
213 アンテナ部
214 復調部
215 受信周波数変換部
218 帯域圧縮伸長器
3 衛星基地局
4―1〜4―3端末装置
5 公衆通信網
6 構内交換機(PBX)[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention relates to a communication channel multiplexing apparatus for converting a communication channel between a satellite base station and a portable satellite terminal station into a plurality of subchannels via a communication satellite and increasing the multiplicity using a voice band compression apparatus.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, portable satellite terminal stations have been developed for the purpose of bringing them to the disaster area in an emergency such as a disaster and securing at least one channel of communication path in the disaster area, so it is necessary to reduce the size of the device. For this reason, one having a channel for a communication path is generally used.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional method as described above, since there is only one channel for the communication path, in reality, there are many cases of confusion due to insufficient channels.
[0004]
An object of the present invention is to increase the number of communication channels between a portable satellite terminal station and a satellite base station with a degree of freedom of connection even if the voice quality is somewhat deteriorated.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the invention according to
[0006]
According to the present invention, the number of communication channels between the satellite base station and the portable satellite terminal station can be increased, and the satellite base station and the portable satellite terminal station can be provided with a time-division switching function. Is possible.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A system configuration in the embodiment of the present invention is shown in FIG.
[0008]
In FIG. 1, 1 is a communication satellite, 2 is a portable satellite terminal station, and terminal devices such as a telephone set 4-1, a headset 4-2, and a cordless telephone 4-3 are connected to the portable
[0009]
[0010]
A
[0011]
[0012]
In the embodiment shown in FIG. 1, there are two portable
[0013]
The
[0014]
In the present embodiment, it is assumed that the portable
[0015]
Therefore, if audio can be compressed to 16 Kbps or less including control information, a 64 Kbps channel can be used as 4 subchannels of 16 Kbps.
[0016]
An outline of the operation will be described assuming that the portable
[0017]
When there is an incoming call from the
[0018]
There are several types of band compression methods used in the wireless system. Here, vector sum-excited linear predictive coding (hereinafter referred to as VSELP) is used.
[0019]
Although the compression rate of VSELP is variable, the description will be made here assuming that the compression rate is 9.6 Kbps and the control information is included in 16 kbps.
[0020]
The voice of the
[0021]
In this embodiment, the uplink and the downlink are paired, so that the uplink and the downlink are determined by selecting a subchannel.
[0022]
Since the audio signal that has passed through the band compression /
[0023]
The
[0024]
As a result, the
[0025]
In the portable
[0026]
When a dial number or an additional number is sent, since the terminal device to be connected is designated, the multiplexing function unit 207 has a bandwidth compression / decompression unit corresponding to the designated terminal device, for example, the telephone 4-1. Connected to 206 compression / decompressor, the downlink converts 16 Kbps VSELP to 64 kbps PCM or analog voice, and the uplink converts 64 Kbps PCM or analog voice to 16 Kbps VSELP signal.
[0027]
As a result, the called terminal device 4-1 can make a call with the other party of the
[0028]
If neither the dial nor the additional number can be received, the multiplexing function unit 207 selects and connects any one of the free terminal devices 4-1 to 4-3.
[0029]
Also in this case, if each terminal device is numbered, a call can be transferred between the terminal devices under the control of the multiplexing function unit 207 of the portable
[0030]
FIG. 2 is a block diagram showing the internal configuration of the portable
[0031]
An external interface unit (hereinafter, referred to as an external I / F unit) 203 includes an
[0032]
It is assumed that the interface with the cordless telephone 4-3 is a telephone interface, and the type between the telephone and the handset is cordless.
[0033]
A telephone interface (TELI / F) 204 and a headset interface (HDSI / F) 205 have a function of converting analog audio into 64 Kbps waveform encoded audio, and a band compression /
[0034]
The band compression /
[0035]
The
[0036]
The
[0037]
A modulation unit 211 is provided for each of the four
A transmission
[0038]
An antenna unit 213 transmits a radio wave having a transmission frequency converted by the transmission
[0039]
[0040]
A demodulator 214 extracts a digital signal from the modulated wave. The demodulator 214 is paired with the modulator 211.
[0041]
A
[0042]
An operation panel unit 216 instructs the
[0043]
[0044]
The configuration of the
[0045]
The operation of the portable
[0046]
When the handset is lifted by the telephone 4-1, the telephone interface (TELI / F) 204 is activated and a dial tone is returned. When the caller dials, the
[0047]
When the subchannel is determined, the time slot number of the selected subchannel is written in the
[0048]
In the
[0049]
As a result, the connection of the satellite part is completed, and the transmission from the telephone set 4-1 of the
[0050]
The modulated wave is raised to the frequency transmitted to the
[0051]
On the other hand, the radio wave received from the
[0052]
Only the bits of the time slot of the subchannel stored in the TS memory are extracted from this bit string and temporarily stored in the reception buffer 208.
[0053]
The data stored in the reception buffer 208 is sent to the compression /
[0054]
Since the same connection is made on the
[0055]
As described above, the correspondence between the terminal devices 4-1 to 4-3 and the subchannels is determined by the time slot numbers of the subchannels stored in the
[0056]
In other words, the multiplexing function unit 207 has a time division exchange connection function and can freely connect between the subchannel and the terminal device.
[0057]
If the connection destination on the
[0058]
The above description is a case where the
[0059]
An example of a method for converting a 64 Kbps channel into a plurality of subchannels will be described with reference to FIGS.
[0060]
FIG. 3 shows a frame and bit configuration in the case of digital multiplexing with a 64 Kbps channel, and is configured to have a length of 8000 frames / second, in other words, a length of one frame is 125 μs.
[0061]
Each frame is composed of n time slots (TS), and the same number of time slots (TS) constitute one channel.
[0062]
The lower diagram of FIG. 3 is a further development of
[0063]
Therefore, 8 bits × 8000 frames = 64000, and 64 Kbps channels are multiplexed by n channels.
[0064]
In FIG. 4A, 8 bits of one time slot (TS) in FIG. 3 are divided into four to form four subchannels (sch). Each subchannel (sch) has 2 bits per frame, so in
[0065]
Therefore, if the
[0066]
FIG. 4B is a bit configuration diagram when one time slot (TS) is divided into two, and a 64 Kbps channel can be divided into two 32 Kbps channels.
[0067]
Although not shown in the drawing, if the 8 bits of one time slot (TS) are divided into 8 subchannels (sch), it is possible to divide a 64 Kbps channel into 8 8 Kbps channels.
[0068]
Such division into subchannels (sch) is determined by the contents written in the
[0069]
Therefore, setting of multiplexing can be easily performed by instructing the
[0070]
In the
[0071]
Since the multiplicity can be changed by rewriting the TS memory by the
[0072]
FIG. 5 is a flowchart of multiplexing setting. First, in step S1, it is determined whether or not the setting is performed in the operation panel setting mode.
[0073]
If it is the operation panel setting mode, the operation panel unit 216 and the
[0074]
If it is not the multiplexing mode in step S4, multiplexing is not performed (step S9).
[0075]
If the operation panel setting mode is not set in step S1, the remote management mode from the satellite base station is set (step S3).
[0076]
Then, it is determined whether or not the mode is the multiplexing mode (step S5). If the mode is the multiplexing mode, steps S6 to S8 are set as in the case of the operation panel setting mode.
[0077]
If it is not the multiplexing mode in step S5, multiplexing is not performed (step S9).
[0078]
【The invention's effect】
According to the present invention, 64 Kbps voice is compressed to 32 Kbps, 16 Kbps, or 8 Kbps voice using the VSELP voice band compression technology and multiplexed onto a 64 Kbps digital channel, thereby enabling a small number of satellite base stations. It has the effect of being able to multiplex communication satellite channels between portable satellite terminal stations.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a system configuration diagram according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram of a portable satellite terminal station.
FIG. 3 is a frame configuration and bit configuration diagram of a digital channel of 64 Kbps.
FIG. 4 is a diagram showing a bit configuration in which 16 Kbps and 32 Kbps audio are placed on a 64 Kbps digital channel.
FIG. 5 is a flowchart for performing multiplexing setting of a portable satellite terminal station.
[Explanation of symbols]
1
Claims (1)
前記衛星基地局と前記可搬型衛星端末局間のディジタルチャネルを、更に時間的に分割することによって、複数のサブチャネルを構成してチャネルを多重化し、
前記可搬型衛星端末局には、複数の端末装置あるいは通信回線に対応して帯域圧縮伸長器と、圧縮音声データを一時的に記憶する送信バッファ及び受信バッファ、前記サブチャネルのタイムスロット番号を記憶するタイムスロットメモリ、並びに、前記タイムスロットメモリに前記サブチャネルのタイムスロット番号を書き込む制御部を配置し、
前記制御部が前記タイムスロットメモリに前記サブチャネルのタイムスロット番号を書き込むことによって、前記複数の端末装置あるいは通信回線と前記複数のサブチャネルの間の接続にかかる時分割交換機能を持たせ、
通信開始の際に前記制御部は前記タイムスロットメモリに前記サブチャネルのタイムスロット番号を書き込み、前記複数の端末装置あるいは通信回線と前記複数のサブチャネルの間を交換接続することを特徴とする衛星基地局、可搬型衛星端末局間の通信チャネル多重化装置。In communication between a satellite base station and a portable satellite terminal station connected by a time division digital channel,
By further dividing the digital channel between the satellite base station and the portable satellite terminal station in time, a plurality of subchannels are formed to multiplex the channels,
The said portable satellite terminal station, and bandwidth compression decompressor corresponding to the plurality of terminal devices or communication line, transmit and receive buffers for temporarily storing compressed audio data, the time slot number of the previous SL sub-channel A time slot memory for storing, and a control unit for writing the time slot number of the subchannel in the time slot memory ,
By the control unit writes the time slot number of the subchannels in the time slot memory, to have a division switching functions when applied to the connection between said plurality of sub-channels and the plurality of terminal devices or the communication line,
The satellite writes the time slot number of the subchannel in the time slot memory at the start of communication, and exchanges the plurality of terminal devices or communication lines and the plurality of subchannels. A communication channel multiplexer between a base station and a portable satellite terminal station.
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