JP3627690B2 - ルータ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、xDSL(xDigital Subscriber Line;xデジタル加入者線)技術のルータに関し、特に、アナログ電話回線を共有してITU−T(International Telecommunication Union Telecommunication sector:国際電気通信連合電気通信標準化部門) V.90モデムと電話機/FAX(ファクシミリ装置)を接続する機能の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
LAN(ローカルエリアネットワーク)・イーサネット(登録商標)とxDSL間をルーティングするルータ装置であるxDSLルータは、一般的に、従来のアナログ電話回線を用いてISDN(Integrated Service Digital Network)よりも、高速、且つ常時に、インターネットに接続することを目的として利用されている。良く知られているように、電話と同時に利用可能なものとしてADSL、VDSL、SDSL等があり、1対のケーブルで下りで少なくともMbpsオーダの高速伝送を実現している。
【0003】
一方、家庭、拠点から、企業内ネットワークへ接続するには、xDSL経由のインターネット接続ではなく、企業内ネットワークへのセキュリティを確保するため、ITU−T V.90(56kモデムのITU−T勧告準拠)モデム等からのダイヤルアップ認証及びコールバック接続が利用されている。
【0004】
そのため、通常のインターネット通信は、xDSL経由で行い、一方、企業内ネットワークへの接続は、ITU−T V.90モデム等のダイヤルアップ認証及びコールバック接続を自動的に振り分けて接続することが望まれている。
【0005】
一般に、家庭、小拠点のアナログ電話回線は、経済的理由、建築構造的理由等により、1本のみが設置されている場合が多く、xDSL通信、ITU−T V.90モデム経由の通信、そして電話通話を全て電話回線1本で共有することが要望されている。
【0006】
さらに、xDSLは、従来のアナログ電話回線で高速な変調方式にてデータ通信に利用するため、ノイズに弱く、インターネットに経由するための緊急時のネットワーク接続の確保に不安がある。
【0007】
このように、従来のxDSLルータでは、LAN・イーサネット(登録商標)とxDSLを接続するのみで、企業内ネットワークに接続するためのダイヤルアップ機能はない。このため、パソコンをネットワーク接続する場合、インターネットへはLAN・イーサネット(登録商標)とxDSLルータを使用して接続し、一方、企業内ネットワークに接続する場合はパソコンの設定をモデム接続に変更し、モデム経由で接続する必要があった。
【0008】
また、LAN・イーサネット(登録商標)とモデムの両方用意し、アナログ回線にxDSLルータとモデム機器の両方を別々に接続する必要がある。
【0009】
さらに、xDSL経由によるインターネットの通信が不安定である場合には、人手でネットワークの状態を確認し、上記同様、パソコンの設定変更を行い、モデムによる接続を行う必要があった。
【0010】
また、モデムによるデータ通信中に、電話機/FAXの受話器がハングアップされた場合に、通信が中断し、長時間かかってサイズの大きなデータを送受信していた場合には、データの送受信の全てが無駄になる可能性もある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明が解決しようとする課題は、イーサネット(登録商標)(Ethernet(登録商標))等のLANとxDSL間をルーティングするルータにおいて、アナログ回線1本で、xDSLの通信とITU−T V.90の通信をパケットの宛先に応じて振り分けて使うことを可能とするルータを提供することにある。
【0012】
また本発明が解決しようとする他の課題は、ITU−T V.90モデム経由の通信時に電話機/FAXの受話器のハングアップを行われても通信を中断しないルータを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための手段を提供する本発明に係るルータは、ITU−T V.90モデム等の電話回線用のモデムを備え、パケットの宛先に応じて自動でxDSL経由及び、電話回線用のモデム経由でダイヤルアップ接続し通信を行うようにしたものである。
【0014】
より詳細には、本発明は、ローカルエリアネットワークとxDSL間をルーティングするルータにおいて、xDSLモデムと、ITU−T V.90モデムと、受け取ったパケットの宛先が前記xDSLモデム経由か前記ITU−T V.90モデム経由を判別して振り分ける手段と、を備え、ダイヤルアップ認証、コールバック接続が必要な宛先のパケットは、前記ITU−T V.90モデム部経由で通信を行う。
【0015】
本発明においては、電話機及び/又はファクシミリ装置と接続するインターフェース手段をさらに備え、前記xDSLモデムと、前記ITU−T V.90モデムと、前記電話機及び/又はファクシミリ装置が、一つのアナログ電話回線を共有する構成とされている。
【0016】
本発明においては、xDSLのトラフィックを監視するトラフィック監視手段を備え、xDSL経由のネットワーク接続が不安定であるときに、ITU−T V.90モデム部経由で通信を行うように切り替え制御するように構成してもよい。
【0017】
本発明においては、前記ITU−T V.90モデム部と、電話機及びファクシミリ装置のインターフェース手段と接続される回線スイッチ手段を備え、前記ITU−T V.90モデム部でデータ通信中に、前記電話機及び/又はファクシミリ装置がハングアップされても、前記電話機及び/又はファクシミリ装置をアナログ電話回線に接続しないように制御する。本発明の上記課題およびそれ以外の、特徴および利点は、下記の実施の形態の記載からも、当業者には明らかとされるであろう。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態について説明する。本発明に係るルータは、その好ましい一実施の形態において、図2を参照すると、LAN・イーサネット(登録商標)とxDSL間をルーティングする機能に加えて、電話回線用モデムとしてITU−T V.90モデム部17を備え、ダイヤルアップ認証、コールバック接続が必要な宛先のパケットは、ITU−T V.90モデム部17経由で通信を行うようにしたものである。
【0019】
また本発明に係るルータは、その好ましい一実施の形態において、トラフィック監視部16を備え、xDSLのトラフィック監視により、xDSL経由のインターネット接続が不安定であるときに、ITU−T V.90モデム部17経由で通信を行う。
【0020】
本発明に係るルータは、その好ましい一実施の形態において、回線スイッチ部18を備え、ITU−T V.90モデム部17経由での通信中に、電話機/FAX2がハングアップされた場合に、先に接続しているITU−T V.90モデム部17を優先し、電話機/FAX2は、アナログ電話回線側に接続しないように制御する。
【0021】
LAN・イーサネット(登録商標)に接続された端末11は、本発明に係るルータ経由で、xDSL経由のインターネット接続と、特定の宛先に応じて、ダイヤルアップ認証・コールバック接続の両方の接続が可能となる。
【0022】
そして本発明に係るルータに接続された電話機/FAX2を、ITU−T V.90モデム通信中にハングアップしても、データ通信は中断されない。
【0023】
【実施例】
上記した実施の形態について更に詳細に説明すべく、添付した図面を参照しながら、本発明の実施例について説明する。図1は、本発明の一実施例の構成を示す図であり、本発明に係るxDSLルータを含むネットワーク・システムのシステム構成の一例が示されている。図1を参照すると、このシステムにおいて、本発明に係るxDSLルータ1は、アナログ電話回線4と、例えば10BASE−T等のLAN・イーサネット(登録商標)3とに接続されている。またLAN・イーサネット(登録商標)3に接続された端末11は、TCP/IP(Transport Control Protocol/Internet Protocol)通信を行い、インターネット接続が可能な端末である。
【0024】
端末11は、xDSLルータ1、アナログ電話回線4と、xDSLブロードバンドアクセスサーバ(BAS)5を経由して、インターネット8に、xDSLを利用した高速アクセスが可能である。端末11が、企業内LAN10に接続する場合には、xDSLルータ1でアナログ回線4、局用アナログ交換機6経由でダイヤルアップして、ダイヤルアップアクセスサーバ7に接続し、ダイヤルアップアクセスサーバ7で認証・コールバックを行い、その結果、問題が無ければ、企業内LAN10に接続する。
【0025】
さらに、xDSLルータ1は、電話機/FAX2を接続することが可能とされており、端末11がxDSLルータ1のITU−T V.90モデム部で企業内LAN10に接続中の場合は、xDSLルータ1の回線スイッチ部(不図示)により、企業内LAN10への接続を優先し、データ通信中は、電話機/FAX2がアナログ電話回線4に接続できないように制御する。
【0026】
図2は、図1のxDSLルータ1の構成を機能ブロックにて示した図である。図2を参照すると、xDSLルータ1は、IPルーティング部13と、xDSLモデム部15と、ITU−T V.90モデム部17とを備え、これらは、それぞれ通信線で接続され、さらに、LANインターフェース部12と、回線スイッチ部18と、POTSフィルタ部19と、電話モジュラジャック14と、を備えている。
【0027】
IPルーティング部13は、LANインターフェース部12からIPパケットを受け取り、当該パケットの宛先に応じて、xDSLモデム部15、ITU−T V.90モデム部17に振り分ける。
【0028】
ITU−T V.90モデム部17がアナログ回線にダイヤルアップしていない場合に、IPルーティング部13からパケット送信指示が入来した場合、xDSLルータ1に事前に設定されている電話番号に、ITU−T V.90モデム部17から、ダイヤルアップを行う。
【0029】
トラフィック監視部16は、xDSLルータ1内に事前に登録されている監視先宛先に、pingで監視を行い、相手先からping(IPの上位プロトコルICMP(Internet Control Message Protocol)を用いて相手先に返答要求を送出する)の応答が無い場合に、ITU−T V.90モデム部17を使って通信を行うように、xDSLモデム部15経由の通信から、ITU−T V.90モデム部17経由への通信に切り替える指示を出す。pingの応答が復旧した場合、ITU−T V.90モデム部17から、xDSLモデム部15経由の通信に戻すように、切り替える指示を出す。
【0030】
回線スイッチ部18は、ITU−T V.90モデム部17と、電話モジュラジャック14とに接続され、その一方をPOTSフィルタ部19に接続するスイッチであり、ITU−T V.90モデム部17でデータ通信中に、電話機/FAX2がハングアップされても、電話機/FAX2をアナログ電話回線4に接続しないように制御する。
【0031】
POTSフィルタ19は、xDSLモデム部15経由で通信中に、電話機/FAX2、ITU−T V.90モデム部17の通信ができるようにするアナログフィルタである。
【0032】
次に、xDSLルータ1の動作について、図2を参照して説明する。端末11からIPパケットが送信されると、xDSLルータ1のIPルーティング部13は、IPパケットの宛先を参照して、事前に設定されている接続先である、xDSLモデム部15、ITU−T V.90モデム部17のいずれかに、パケットを振り分ける。
【0033】
xDSLモデム15側にパケットが出力された場合には、xDSLモデム部15経由でアナログ電話回線4にパケットを出力する。
【0034】
一方、ITU−T V.90モデム部17側にパケットが出力された場合、もし、ITU−T V.90モデム部17がアナログ回線4にダイヤルアップしていない場合には、xDSLルータ1内に、事前に設定されている電話番号に、ITU−T V.90モデム部17からダイヤルアップ動作を行い、接続後に、パケットを、ITU−T V.90モデム部17経由でアナログ回線4に出力する。
【0035】
トラフィック監視部16では、xDSLルータ1に事前に登録されている監視宛先に、pingで監視を行い、相手先からpingの応答が無い場合に、ITU−T V.90モデム部17を使って通信を行なうように、xDSLモデム部15経由の通信から、ITU−T V.90モデム部17経由への通信に切り替える指示を出す。また、pingの応答が復旧すればITU−T V.90モデム部17からxDSLモデム部15経由の通信に切り替える指示を出す。
【0036】
回線スイッチ部18は、ITU−T V.90モデム部17でデータ通信中に、電話機/FAX2がハングアップされても、電話機/FAX2をアナログ電話回線4に接続しないようにする。
【0037】
図3は、本発明の一実施例のxDSLルータ1におけるIPルーティング部13の制御動作について説明するためのフローチャートである。端末11から出力されたパケットがLANインターフェース部12で受信された場合、IPルーティング部13はDNS(Domain Naming Service)処理(ホスト名とIPアドレスの対応)を行い、xDSLルータ1のルーティングテーブル(不図示)を参照して(ステップ21)、出力インターフェースを検索し、出力インターフェースがxDSLモデム部15経由かITU−T V.90モデム部17経由か判断し(ステップ22)、xDSLモデム部15経由の場合、NAT(Network Address Translation:IPアドレスでプライベートアドレスをグローバルアドレスに変換)、フィルタ処理後、xDSLモデム部15経由でパケットを送信し(ステップ23)、ITU−T V.90モデム部17経由の場合、ITU−T V.90モデム部17向けにダイヤルアップ起動要求を行い、ダイヤルアップ接続完了後、NAT、フィルタ処理を行い、ITU−T V.90モデム部17向けにパケットを送信する。
【0038】
図4は、本発明の一実施例のxDSLルータ1における回線スイッチ部18の動作について説明するフローチャートである。IPルーティング部13よりITU−T V.90モデム部17にダイアルアップ起動要求、電話機の受話器ハングアップを受けて、回線スイッチ部18にてITU−T V.90モデム17、電話機側のいずれかが、まだアナログ電話回線4側に接続されていなければ、いずれか早い方の回路を接続し、既に回路が接続されていれば、接続中の回路の接続を維持する(ステップ27)。
【0039】
このように、ITU−T V.90モデム部17で通信中に、電話機/FAX2がハングアップされても、アナログ回線4を電話機/FAX2に接続しない。
【0040】
図5は、本発明の一実施例のxDSLルータ1におけるIPルーティング部13のDNS、NAT処理の内容について示している。
【0041】
端末11からパケットを受信した場合(ステップ28)、端末11からのIPアドレスの問い合わせ(DNS)の場合、問い合わせのドメインをチェックし(ステップ29)、ドメイン毎にxDSL向け、ITU−T V.90向けに設定したDNSサーバにIPアドレス問い合わせを発行し(ステップ30)、DNSサーバから応答があり、端末11のDNS問い合わせの解決がついた場合、端末11にDNS応答を返し、解決されたIPアドレスを解決された側のインターフェースと組み合わせて、ルータ内のルーティングテーブル(不図示)に配置する(ステップ31)。
【0042】
端末11からのパケットが通常のパケットの場合、ルーティングテーブル(不図示)を参照し(ステップ32)、該ルーティングテーブルから出力インターフェース(xDSL、ITU−T V.90モデム部経由)が決まったら、受信パケットのソースIPアドレス、ソースUDP(User Datagram Protocol)/TCPポート番号、宛先IPアドレス、宛先UDP/TCPポート番号を組にしたNATテーブル(不図示)を作成する。xDSL、ITU−T V.90から受信時、このNATテーブルにしたがって逆変換して端末11に出力する(ステップ33)。事前に設定されている出力インターフェース(xDSL、ITU−T V.90)のIPアドレスに受信パケットのソースIPアドレスとソースUDP/TCPポート番号(一部のパケットの中身)も変換し、それぞれの出力インターフェースに送信する(ステップ34)。
【0043】
上記処理により、端末11が送信したい宛先のDNSドメイン名を見て、送りたい出力インターフェース(xDSL向け、ITU−T V.90向け)を決めることができるとともに、NAT機能により端末11からxDSL、ITU−T V.90どちらの通信も同時に行うことが可能になる。なお、ITU−T V.90モデムを、ダイヤルアップ接続時間を短縮し、上りを48kbpsとしたITU−T V.92(電話回線用モデムの高速伝送規格)等で置き換えてもよいことは勿論である。
【0044】
以上本発明を上記各実施例に即して説明したが、本発明は、上記実施例の構成に限定されるものでなく、特許請求の範囲の各請求項の発明の範囲内で、当業者であれば、なし得るであろう、各種変形、修正を含むことは勿論である。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば下記記載の効果を奏する。
【0046】
本発明の第一の効果は、アナログ回線1本で、xDSLの通信とITU−T V.90の通信をIPパケットの宛先に応じて振り分けて使うことが可能である、ということである。
【0047】
その理由は、本発明においては、xDSLルータのIPルーティング部でxDSL経由の通信とITU−T V.90経由の通信を振り分けているからである。
【0048】
本発明の第二の効果は、xDSL経由の通信が不安定であるときにITU−T V.90経由の通信に切り替え、通信の安定を図ることができる、ということである。
【0049】
その理由は、本発明においては、トラフィック監視部でpingによるxDSL経由の通信状態監視を行い、pingの応答が無いときにITU−T V.90経由の通信に切り替える構成としている、ためである。
【0050】
本発明の第三の効果は、ITU−T V.90経由の通信中に、電話機/FAXを使ってもITU−T V.90の通信は中断されない、ということである。
【0051】
その理由は、本発明においては、回線スイッチ手段にて、先にアナログ回線が接続されているITU−T V.90経由の通信を優先している、ためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のネットワークシステムの構成の一例を示す図である。
【図2】本発明の一実施例のxDSLルータの構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施例のxDSLルータにおけるIPルーティング部の処理を説明するための流れ図である。
【図4】本発明の一実施例のxDSLルータにおける回線スイッチ部の処理を説明するための流れ図である。
【図5】本発明の一実施例のxDSLルータにおけるIPルーティング部のDNS、NAT処理の処理を説明するための流れ図である。
【符号の説明】
1 xDSLルータ
2 電話機/FAX
3 LAN/イーサネット(登録商標)
4 アナログ電話回線
5 xDSLブロードバンドアクセスサーバ
6 局用アナログ電話交換機
7 ダイヤルアップアクセスサーバ
8 インターネット
9 アナログ電話網
10 企業内LAN
11 端末
12 LANインターフェース部
13 IPルーティング部
14 電話モジュラジャック
15 xDSLモデム部
16 トラフィック監視部
17 ITU−T V.90モデム部
18 回線スイッチ部
19 POTSフィルタ部

Claims (10)

  1. LAN(Local Area Network:ローカルエリアネットワーク)とxDSL(xDigital Subscriber Line:xデジタル加入者線)間をルーティングするルータにおいて、
    xDSLモデムに加えて、ITU-T International Telecommunication Union Telecommunication sector :国際電気通信連合電気通信標準化部門) V.90 仕様相当の電話回線用モデムをさらに備え、
    前記LANからのパケットの宛先が前記xDSLモデム経由であるか前記電話回線用モデム経由であるかを判別して振り分ける手段を備えている、ことを特徴とするルータ。
  2. 前記 ITU-T V.90 モデムと、前記電話機及び/又はファクシミリ装置のインターフェース手段と接続される回線スイッチ手段を備え、
    前記xDSLモデムと、前記電話回線用モデムと、前記電話機及び/又はファクシミリ装置が、一つのアナログ電話回線を共有する構成とされている、ことを特徴とする、請求項1記載のルータ。
  3. 前記回線スイッチ手段は、前記電話回線用モデムと、前記電話機及び/又はファクシミリ装置が同時に前記アナログ電話回線に接続する場合に、先に接続している一方を優先し、他方をアナログ電話回線に接続しないように制御する、ことを特徴とする請求項2記載のルータ。
  4. LAN(Local Area Network:ローカルエリアネットワーク)とxDSL(xDigital Subscriber Line:xデジタル加入者線)間をルーティングするルータにおいて、
    xDSLモデムと、
    ITU-T(International Telecommunication Union Telecommunication sector:国際電気通信連合電気通信標準化部門) V.90モデムと、
    前記LANに接続された端末からのパケットを受け取り、前記パケットの宛先が前記xDSLモデム経由であるか前記ITU-T V.90モデム経由であるかを判別して振り分けるルーティング手段と、
    を備え、ダイヤルアップ認証、コールバック接続が必要な宛先のパケットについては前記ITU-T V.90モデム経由で通信を行う、ことを特徴とするルータ。
  5. 前記 ITU-T V.90 モデムと、前記電話機及び/又はファクシミリ装置のインターフェース手段と接続される回線スイッチ手段を備え、
    前記xDSLモデムと、前記ITU-T V.90モデムと、前記電話機及び/又はファクシミリ装置が、一つのアナログ電話回線を共有する構成とされている、ことを特徴とする、請求項記載のルータ。
  6. 前記 xDSL のトラフィックを監視するトラフィック監視手段を備え、
    前記トラフィック監視手段は、前記ルータ内に予め登録されている監視先の宛先に、返答要求を行って接続確認を行い、相手先から応答が無い場合に、前記ITU-T V.90モデムを使って通信を行うように、前記xDSLモデム経由の通信から、前記ITU-T V.90モデム経由への通信に切り替える指示を出し、前記接続確認の応答が復旧した場合、前記ITU-T V.90モデムから、前記xDSLモデム経由の通信に戻すように、切り替える指示を出す、ことを特徴とする、請求項記載のルータ。
  7. 前記ITU-T V.90モデムと、前記電話機及び/又はファクシミリ装置のインターフェース手段と接続される回線スイッチ手段を備え、
    前記ITU-T V.90モデムでデータ通信中に、前記電話機及び/又はファクシミリ装置がハングアップされた場合、前記電話機及び/又はファクシミリ装置を、アナログ電話回線に接続しないように制御する、ことを特徴とする、請求項に記載のルータ。
  8. 前記回線スイッチ手段は、前記ITU-T V.90モデムと、前記電話機及び/又はファクシミリ装置が同時に前記アナログ電話回線に接続する場合に、先に接続している一方を優先し、他方をアナログ電話回線に接続しないように制御する、ことを特徴とする請求項記載のルータ。
  9. 前記アナログ電話回線に接続され、前記xDSLモデム経由で通信中に、前記電話機及び/又はファクシミリ装置、あるいは前記ITU-T V.90モデムの一方を通信可能としたフィルタを備えている、ことを特徴とする、請求項乃至のいずれか一に記載のルータ。
  10. LAN(Local Area Network:ローカルエリアネットワーク)とアナログ電話回線に接続されるルータにおいて、
    xDSLモデム部と、
    ITU-T V.90モデム部と、
    IP(Internet Protocol)パケットの宛先にしたがってxDSL(xDigital Subscriber Line;xデジタル加入者線)側と、ITU-T(International Telecommunication Union Telecommunication sector:国際電気通信連合電気通信標準化部門) V.90側の通信を振り分けるIPルーティング部を備え、
    前記ITU-T V.90モデム側にパケットが振り分けられた場合に、ダイヤルアップ接続されていない場合には、自動でダイヤルアップ接続、認証、コールバック接続を行い、
    前記xDSL経由の通信を監視するトラフィック監視部をさらに備え、前記xDSL側の通信に異常がある場合、予め設定されている電話番号に前記ITU-T V.90モデムからダイヤルアップして接続し、さらに、
    前記ITU-T V.90モデムと、前記電話機及び/又はファクシミリ装置が同時に前記アナログ電話回線に接続する場合に、先に接続している一方を優先し、他方をアナログ電話回線に接続しないように制御する回線スイッチ部を備え、
    前記ITU-T V.90モデムで通信中に、前記電話機及び/又はファクシミリ装置がハングアップされた場合、前記ITU-T V.90モデム経由の通信を中断しないように制御し、
    前記xDSLモデム部と前記回線スイッチ部とに接続され、前記xDSLモデム経由で通信中に、前記回線スイッチ部で選択された前記電話機及び/又はファクシミリ装置、あるいは前記ITU-T V.90モデムの一方を通信可能としたフィルタと、
    を備えている、ことを特徴とするルータ。
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