JP3627434B2 - Recording device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コピー機やファクシミリ装置等の記録装置に関し、より詳しくは省トナー機能付記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、複合機における記録時の動作におけて、読取部で読み取られた原稿のデータは、記憶部に一旦蓄積される。そして、記録部は感光ドラムの感光体を一様に帯電させて感光性を与える。次に、感光体を蓄積された画像に対応した光像で露光して、光導電性を利用して放電させ、静電潜像を作る。続いて、静電潜像をトナーで現像し、現像されたトナー像をカット紙上に転写する。そして、転写像をカット紙上に定着させる。このように、読取部で読み取られた原稿の画像は、そのままカット紙上に記録される。
【0003】
ところで、近年の記録装置には、カット紙に定着させるトナー量を調整させることができる省トナーモードを備えたものがある。この省トナーモードを備えた記録装置によれば、全画素をトナーで記録することなく、画素の一部を例えば市松状に間引きして記録する。このため、トナーの消費量を抑制することができるとともに、感光ドラムの汚れも抑制されて、感光ドラムの長寿命化を図ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、記録装置をリースしたりする場合のトータルサービス契約においては、通常、記録した累積枚数に見合ったメンテナンス料金をユーザが支払うことになっている。
【0005】
ところで、一般的にカット紙に付着させるトナー量が増加する程、感光ドラムに付着するトナー量も増加して感光ドラムが汚れ、その寿命が短くなることが知られている。そして、読取部で読み取った原稿をそのままカット紙上に記録する通常モードで記録を行った場合と、省トナーモードで記録を行った場合とでは、感光ドラムの汚れが異なる。つまり、通常モードで記録した場合の方が省トナーモードで記録した場合よりも感光ドラムが汚れる。従って、通常モードを多用すると、感光ドラムを交換する頻度も増加するとともに、トナーの消費量が多くなる。
【0006】
しかし、通常は記録した累積枚数のみで料金体系を決定しているだけであって、トナーの消費量までも考慮した料金体系ではない。換言すれば、省トナーモードを備えた記録装置の場合であっても、省トナーモードが実行されたにも関わらず、通常モードのみで記録が行われたと見なして記録枚数が累積される。このため、省トナーモードを備えた記録装置であっても省トナーモードの利用促進が図れない。しかも、省トナーモードでカット紙上に記録しているにも関わらず、通常モードでカット紙上に記録した場合と同一の料金となり、不合理であった。
【0007】
本発明の目的は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、省トナーモードを勘案したメンテナンス料金体系とすることが可能な記録装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明においては、画データをカット紙に記録する記録部と、記録における通常モード及び少なくとも1以上の省トナーモードを選択して設定する設定手段と、各モード毎に記録されたカット紙の枚数に各モードに対応した係数を乗じて、その値を累積する累積手段と、前記係数に対応する省トナーモードの省トナー率と該省トナー率に対応する省トナーモードにて記録されたカット紙の累積枚数とを表示する表示手段とを備えた。
【0009】
請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載の記録装置において、前記係数に対応する省トナーモードの省トナー率は変更可能であることを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の発明においては、請求項1または請求項2に記載の記録装置において、設定手段は複数の省トナーモードから所望の省トナーモードを選択できるように構成されている。
【0011】
なお、以下に述べる発明の実施の形態において、特許請求の範囲または課題を解決するための手段に記載の「設定手段」は省トナーモードキー87c、第1省トナーモードキー87d及び第2省トナーモードキー87eに相当し、同じく「累積手段」は第1記憶領域84a、第2記憶領域84b及び第3記憶領域84cに相当する。
【0012】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]
以下、本発明を具体化した第1の実施形態について図面を用いて説明する。なお、第1の実施形態では、記録装置としてコピー・ファクシミリ複合機に具体化した場合について説明する。
【0013】
図1に示すように、この複合機の装置本体11には、原稿給送部12と、原稿載置部13と、読取部14と、カット紙供給部15と、記録部17と、カット紙排出部18とが装設されている。
【0014】
図1及び図2に示すように、前記原稿給送部12は、原稿21を載置する原稿台22と、原稿21を1枚ずつ分離供給する分離ローラ23と、分離された原稿21を給送する複数の給送ローラ24と、上面を原稿21が通過する透光板25と、排出された原稿21をストックする原稿排出台26とを備えている。
【0015】
原稿有無センサ27は前記原稿台22に対向配置され、原稿台22上に原稿21が載置されているときに検出信号を出力する。原稿排出センサ28は原稿排出台26に対向配置され、原稿排出台26上へ原稿21が排出されたときに検出信号を出力する。
【0016】
前記原稿載置部13は、上面に原稿21を載置するための透明な原稿載置板31と、その原稿載置板31上に開閉回動可能に配設された押え蓋32とを備えている。そして、前記原稿給送部12の原稿台22及び原稿排出台26は、この原稿載置部13の押え蓋32上に配設され、押え蓋32と一体的に開閉回動される。
【0017】
図1及び図2に示すように、前記読取部14は、透光板25上を通過する原稿21または原稿載置板31上に載置された原稿21に光を照射する光源37と、原稿21からの反射光の光路を変更する第1〜第3ミラー38,39,40と、光源37及び第1〜第3ミラー38,39,40を移動させるための移動機構41とを備えている。さらに、読取部14は、第3ミラー40からの光を収束させる集光レンズ42と、その集光レンズ42を通して入射した光に基づき原稿21上の画像を読取る撮像素子(CCD)43とを備えている。
【0018】
前記移動機構41は、左右一対の大径プーリ44,45と、左右一対の小径プーリ46,47と、大径プーリ44,45間に掛装された第1ベルト48と、小径プーリ46,47間に掛装された第2ベルト49とを備えている。さらに、移動機構41は、第1ベルト48に連結された第1キャリッジ50と、その第2ベルト49に連結された第2キャリッジ51と、ステップモータ52とを備えている。
【0019】
前記大径プーリ44,45の直径は小径プーリ46,47の直径の2倍となるように形成されている。また、左側の大径プーリ44と小径プーリ46とは、同一軸線上で一体回転可能に連結されて、ステップモータ52に作動連結されている。さらに、第1キャリッジ50上には光源37及び第1ミラー38が支持され、第2キャリッジ51上には第2ミラー39及び第3ミラー40が支持されている。
【0020】
そして、ステップモータ52にて大径プーリ44,45及び小径プーリ46,47が回転されることにより、第1及び第2ベルト48,49を介して、第1及び第2キャリッジ50,51が移動される。このとき、第1キャリッジ50は第2キャリッジ51の2倍の移動速度で移動される。それにより、両キャリッジ50,51は図1に示すように、中間の待機位置P1と、透光板25の直下に対向位置する第1原稿読取位置P2と、原稿載置板31の基準端31aの直下に対向位置する第2原稿読取位置の開始点P3とに移動配置される。
【0021】
また、前記原稿給送部12と読取部14とにより複数原稿自動読取部(ADF)が構成され、キャリッジ50,51が第1原稿読取位置P2に移動配置された状態で、透光板25上を通過する原稿21の画像が読取られる。さらに、原稿載置部13と読取部14とによりフラットベッド読取部(FBS)が構成され、キャリッジ50,51が第2原稿読取位置の開始点P3に移動配置された後に、終了点P4に向かって移動されて、原稿載置板31上に載置された原稿21の画像が読取られる。
【0022】
図1及び図2に示すように、読取位置センサ53は前記原稿載置板31の基準端31aの下部に配設され、キャリッジ50,51が第2原稿読取位置の開始点P3に移動されたときに検出信号を出力する。図3に示すように、原稿長さセンサ54は前記原稿載置板31の基準端31aから所定間隔をおいた位置に対向配置され、原稿載置板31上に載置された原稿21の長さを検出する。また、前記光源37を含む読取部14は原稿幅センサを兼用しており、第1キャリッジ50が2原稿読取位置の開始点P3に移動配置された状態で、主走査方向に原稿21の読取りを行うときに、原稿21の幅を検出する。
【0023】
図1に示すように、前記カット紙供給部15は、所定サイズのカット紙56を積層状態で収容した複数(この実施形態では2つ)の給紙カセット57と、各給紙カセット57内のカット紙56を1枚ずつ記録部17に向けて給送する給紙ローラ58と、カット紙56の給送を案内するガイド板59とを備えている。なお、各給紙カセット57内にはサイズの異なるカット紙56が収容されている。
【0024】
前記記録部17は、感光ドラム68と、その感光ドラム68の表面を所定電位に一様に帯電させる帯電器69と、感光ドラム68上に画像の静電潜像を形成する露光器70と、感光ドラム68上の静電潜像にトナーを供給してその潜像を顕像化する現像器71とを備えている。さらに、記録部17は、感光ドラム68に対してカット紙56を給送する給送ローラ72と、トナー画像を感光ドラム68上からカット紙56上に転写させる転写器73と、カット紙56上のトナー画像を加熱定着させる加熱定着器74とを備えている。
【0025】
前記カット紙排出部18は、記録済みのカット紙56を排出する排紙ローラ77と、カット紙56の排出を案内するガイド板78と、排出されたカット紙56をストックする排紙トレイ79とを備えている。
【0026】
次に、前記のように構成されたコピー・ファクシミリ複合機の回路構成について説明する。
図4に示すように、中央処理装置(CPU)82は、複合機の各部の動作を制御する。リードオンリメモリ(ROM)83は、複合機の動作に必要な各種の制御プログラムを記憶している。ランダムアクセスメモリ(RAM)84は、制御プログラムの実行に伴って得られたデータ等を一時的に記憶する。そして、このCPU82、ROM83及びRAM84により、制御手段が構成されている。
【0027】
読取部14は、透光板25または原稿載置板31を介して原稿21上の画像を読取って、白黒2値のイメージデータをCPU82に出力する。画像メモリ85は、受信画データや読取部14で読取られた画データを一時的に記憶する。記録部17は、受信画データや読取部14で読取られた画データをカット紙56等に記録する。
【0028】
表示部86は液晶表示パネルやLEDを備え、例えば「コピーモード」、「通信モード」、「待機中」、「機器異常」のように、装置の動作状態等の各種情報を表示する。操作部87は、コピー/通信キー87a、スタートキー87b、省トナーモードキー87c等の各種操作キーを備えている。コピー/通信キー87aは、コピーモードを実行させるか、ファクシミリ通信モードを実行させるかを選択する場合に操作する。スタートキー87bは、コピー動作やファクシミリ通信動作を開始させる場合に操作する。省トナーモードキー87cは、通常モード及び省トナーモードを選択する場合に操作する。通常モードでは、全画素、すなわち省トナー率「100%」で記録が行われ、省トナーモードでは省トナー率「75%」、すなわち「25%」だけ全画素から間引かれた記録が行われる。
【0029】
モデム88は、送受信データの変調及び復調を行うものである。ネットワークコントロールユニット(NCU)89は、電話回線L1の閉結及び開放を制御するとともに、相手先のファックス番号に対応したダイヤルパルスの送出及び着信を検出する機能等を備えている。
【0030】
CPU82は、ファクシミリ通信の送信モードの選択状態で、通信相手機からの通信制御信号を検出したとき、読取部14のステップモータ52を駆動させて、キャリッジ50,51を待機位置P1から、第1原稿読取位置P2または第2原稿読取位置の開始点P3に移動させる。この場合、原稿21が原稿給送部12の原稿台22上に載置されているときには、キャリッジ50,51を第1原稿読取位置P2に移動させる。これに対して、原稿が21が原稿載置部13の原稿載置板31上に載置されているときには、キャリッジ50,51を第2原稿読取位置の開始点P3に移動させる。
【0031】
次に、第1の実施形態のコピー・ファクシミリ複合機において、原稿載置板31上に載置された原稿21を読み取り、通常モード及び省トナーモードにてカット紙56上に記録する場合の動作について、フローチャートを用いて説明する。なお、このフローチャートは、ROM83に記憶されている制御プログラムに基づいて、CPU82の制御のもとで進行する。
【0032】
操作者は、予め省トナーモードキー87cの押下操作のにより所望のトナーモードに設定する。そして、図5に示すように、S1においては、操作者により原稿21がフラットベット読取部(FBS)または複数原稿自動読取部(ADF)の原稿台22に載置され、スタートキー87bが押下操作されると、読取動作が開始され、その画データが画像メモリ85に記憶される。
【0033】
S2においては、前記S1において画像メモリ85に記憶された画データが予め選択されたトナーモードに応じてカット紙56に記録される。
S3においては、S2においてカット紙56に記録したモードが省トナーモードであったか否かが判断される。省トナーモードでなかった場合、すなわち省トナーモードキー87cが押下操作がされておらず、通常モードであった場合はS4に移行して、カット紙56の枚数「1」に係数「1(100%)」が乗じられ、その値が累積枚数Pに加算される。一方、省トナーモードであった場合はS5に移行して、カット紙56の枚数「1」に係数「0.75(75%)」が乗じられ、その値が累積枚数Pに加算される。つまり、省トナーモードにおけるカット紙56への記録に際し、使用されたトナー量は、通常モードの「75%」に相当するため、累積枚数Pには1枚のカット紙56毎に「0.75」を加算している。
【0034】
S6においては、次の原稿21が有るか否かが判断される。すなわち、複数原稿自動読取部(ADF)を利用した記録の場合は、原稿有無センサ27からの検出信号によって判断が行われ、フラットベット読取部(FBS)を利用した記録の場合は、記録動作後所定時間経過したか否かで判断が行われる。次の原稿21が有る場合は、S1に戻って、次の原稿21の読取動作が開始される。一方、次の原稿21が無い場合は、この処理が終了する。
【0035】
以上、詳述したように、第1の実施形態では次のような作用、効果を得ることができる。
・通常モードでカット紙56に記録した場合は、1枚のカット紙56毎に累積枚数Pを「1」とし、省トナーモードで1枚のカット紙56に記録した場合は、累積枚数Pの加算を「0.75」としている。従って、トナーの消費量を勘案した累積値が加算されることになる。故に、累積値はトナーの消費量を反映した値となり、トナーの消費量を勘案した料金体系とすることができる。
【0036】
・ユーザは記録されたカット紙56の使用目的(例えば永久保存)等に応じて通常モードと省トナーモードとを省トナーモードキー87cの押下操作により使い分けることができるとともに、各モードの切り換えのための面倒な操作がなく簡便である。
【0037】
・トナーの消費量に応じた料金体系が可能となるため、省トナーモードの利用促進が図られるとともに、感光ドラム68に付着するトナー量が減少する。このため、感光ドラム68の長寿命化を図ることができる。
【0038】
[第2の実施形態]
次に、本発明を具体化した第2の実施形態について図面を用いて説明する。なお、この第2の実施形態においては、前記第1の実施形態と異なる部分について説明する。
【0039】
図6に示すように、この第2の実施形態では、前記第1の実施形態の操作部87の省トナーモードキー87cに代えて、操作部87には第1省トナーモードキー87d、第2省トナーモードキー87e及び表示要求キー87fが備えられている。第1省トナーモードキー87dは、前記第1の実施形態の省トナーモードと同様に省トナー率「75%」の省トナーモードを設定する場合に操作する。第2省トナーモードキー87eは、省トナー率「50%」の省トナーモードを設定する場合に操作する。表示要求キー87fは、各モード、すなわち通常モード、第1省トナーモード及び第2省トナーモード毎に記録した累積枚数を表示部86に表示させる場合に操作する。
【0040】
また、RAM84は、第1記憶領域84a、第2記憶領域84b及び第3記憶領域84cを有している。第1記憶領域84aは、通常モードによりカット紙56に記録した累積枚数Paを記憶する。第2記憶領域84bは、第1省トナーモードによりカット紙56に記録した累積枚数Pbを記憶する。第3記憶領域84cは、第2省トナーモードによりカット紙56に記録した累積枚数Pcを記憶する。
【0041】
次に、第2の実施形態のコピー・ファクシミリ複合機において、原稿載置板31上に載置された原稿21を読み取り、通常モード及び省トナーモードにてカット紙56上に記録する動作について、フローチャートを用いて説明する。
【0042】
図7に示すように、S11及びS12においては、前記第1の実施形態におけるS1及びS2と同様な処理が実行される。
S13においては、通常モードか否かが判断される。すなわち、第1省トナーモードキー87dまたは第2省トナーモードキー87eが押下操作されているか否かが判断される。通常モードの場合は、S14に移行して累積枚数Paに「1」が加算されるとともに、その累積枚数PaがRAM84の第1記憶領域84aに記憶される。一方、通常モードでない場合は、第1若しくは第2省トナーモードであると判断してS15に移行する。
【0043】
S15においては、第1省トナーモードか否かが判断される。第1省トナーモードの場合においても、S16に移行して累積枚数Pbに「1」が加算されるとともに、累積枚数PbがRAM84の第2記憶領域84bに記憶される。一方、第1省トナーモードでない場合においても、第2省トナーモードであると判断して、S17に移行して累積枚数Pcに「1」が加算されるとともに、累積枚数PcがRAM84の第3記憶領域84cに記憶される。つまり、この第2の実施形態においては、係数を用いることなく、各モードにおける実際の記録枚数が累積される。
【0044】
S18においては、次の原稿21が有るか否かが判断される。すなわち、複数原稿自動読取部(ADF)を利用した記録の場合は、原稿有無センサ27からの検出信号によって判断が行われ、フラットベット読取部(FBS)を利用した記録の場合は、所定時間経過したか否かで判断が行われる。次の原稿21が有る場合は、S11に戻って、次の原稿21の読取動作が開始される。一方、次の原稿21が無い場合は、S19に移行して記録された累積枚数の表示要求が有るか否かが判断される。すなわち、操作部87の表示要求キー87fの押下操作がなされたかが判断される。表示要求が有った場合は、図8に示すように、表示部86の液晶表示パネルに各モード毎に累積枚数の表示が行われ、この処理が終了する。一方、表示要求がなかった場合は、この処理が終了する。
【0045】
以上、詳述したように、第2の実施形態では、第1の実施形態の作用、効果に加えて、次のような作用、効果を得ることができる。
・各モード毎、すなわち通常モード、第1省トナーモード及び第2省トナーモード毎に記録されたカット紙56の累積枚数が加算され、表示部86の液晶表示パネルに表示される。このため、各モード毎の累積枚数に基づいて、トナーの消費量を判断することができる。従って、トナーの消費量に応じた料金体系とすることができる。
【0046】
なお、前記各実施形態は以下のように変更してもよく、その場合でも前記各実施形態と同様の作用、効果を得ることができる。
・図7のS20において、各モードの累積枚数を表示部86に表示するのに代えて、操作部87の操作等により記録部17にてカット紙56に各モードの累積枚数を記録させても良い。
【0047】
・省トナーモードは、省トナー率「75%」,「50%」以外の値であっても良い。
・3つ以上の省トナーモードを備えても良い。
【0048】
・省トナーモードにおける省トナ率を自在に設定できるようにすること。例えば、操作部87に省トナー率設定キーを設けて、省トナー率設定キーとテンキーとの操作により省トナー率を「80%」,「75%」,「60%」等のように任意に設定できるようにする。
【0049】
さらに、上記実施形態より把握される請求項以外の技術的思想について、以下にそれらの効果と共に記載する。
・請求項1に記載の記録装置において、2種類の省トナーモードが設定できる記録装置。
【0050】
このように構成すれば、記録されたカット紙の使用目的に応じた記録を行うことができる。
【0051】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているため、次のような効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、トナーの消費量に対応した係数を記録されたカット紙の枚数に乗じているため、トナーの消費量に応じた合理的なメンテナンス料金体系を設定できる。
【0053】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または請求項2に記載の発明の効果に加えて、2種類以上の省トナーモードを設定することができるため、目的に応じて各モードを任意に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1、第2の実施形態における複合機の断面図。
【図2】第1、第2の実施形態における複合機の要部拡大断面図。
【図3】第1、第2の実施形態における原稿載置板の平面図。
【図4】第1の実施形態における複合機のブロック構成図。
【図5】第1の実施形態における複合機の動作を示すフローチャート。
【図6】第2の実施形態における複合機のブロック構成図。
【図7】第2の実施形態における複合機の動作を示すフローチャート。
【図8】表示部に表示されるカット紙の累積枚数を示す説明図。
【符号の説明】
17…記録部、56…カット紙、84a…累積手段としての第1記憶領域、84b…累積手段としての第2記憶領域、84c…累積手段としての第3記憶領域、87c…設定手段としての省トナーモードキー、87d…設定手段としての第1省トナーモードキー、87e…設定手段としての第2省トナーモードキー、87f…表示要求キー。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a recording apparatus such as a copying machine or a facsimile machine, and more particularly to a recording apparatus with a toner saving function.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, in a recording operation in a multifunction peripheral, document data read by a reading unit is temporarily stored in a storage unit. The recording unit uniformly charges the photosensitive member of the photosensitive drum to impart photosensitivity. Next, the photosensitive member is exposed with a light image corresponding to the accumulated image, and discharged using photoconductivity to form an electrostatic latent image. Subsequently, the electrostatic latent image is developed with toner, and the developed toner image is transferred onto a cut sheet. Then, the transfer image is fixed on the cut sheet. As described above, the image of the document read by the reading unit is recorded on the cut sheet as it is.
[0003]
Incidentally, some recent recording apparatuses have a toner saving mode in which the amount of toner to be fixed on a cut sheet can be adjusted. According to the recording apparatus having the toner saving mode, a part of the pixels is thinned out, for example, in a checkered pattern without recording all the pixels with toner. For this reason, it is possible to suppress the consumption of toner and to suppress the contamination of the photosensitive drum, thereby extending the life of the photosensitive drum.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in a total service contract for leasing a recording device, the user usually pays a maintenance fee corresponding to the recorded cumulative number.
[0005]
By the way, it is generally known that as the amount of toner attached to the cut sheet increases, the amount of toner attached to the photosensitive drum also increases and the photosensitive drum becomes dirty and its life is shortened. Then, the stain on the photosensitive drum is different between the case where recording is performed in the normal mode in which the document read by the reading unit is directly recorded on the cut sheet and the case where recording is performed in the toner saving mode. That is, the photosensitive drum is soiled more in the normal mode than in the toner saving mode. Therefore, if the normal mode is frequently used, the frequency of replacing the photosensitive drum increases and the amount of toner consumption increases.
[0006]
However, the fee system is usually determined only by the accumulated number of recorded sheets, and is not a fee system that takes into account the toner consumption. In other words, even in the case of a recording apparatus having a toner saving mode, the number of recordings is accumulated assuming that the recording is performed only in the normal mode, even though the toner saving mode is executed. For this reason, the use of the toner saving mode cannot be promoted even in a recording apparatus having the toner saving mode. In addition, although the recording is performed on the cut sheet in the toner saving mode, the charge is the same as that in the case of recording on the cut sheet in the normal mode, which is unreasonable.
[0007]
An object of the present invention is to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a recording apparatus that can have a maintenance fee system in consideration of a toner saving mode.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, there is provided a recording unit for recording image data on a cut sheet, and a setting for selecting and setting a normal mode and at least one toner saving mode for recording. Means, a cumulative means for multiplying the number of cut sheets recorded for each mode by a coefficient corresponding to each mode, and accumulating the value , a toner saving rate in the toner saving mode corresponding to the coefficient, and the toner saving Display means for displaying the cumulative number of cut sheets recorded in the toner saving mode corresponding to the rate .
[0009]
According to a second aspect of the present invention, in the recording apparatus according to the first aspect, the toner saving rate in the toner saving mode corresponding to the coefficient can be changed .
[0010]
According to a third aspect of the present invention, in the recording apparatus according to the first or second aspect, the setting means is configured to select a desired toner saving mode from a plurality of toner saving modes.
[0011]
In the embodiments of the invention described below, the “setting means” described in the means for solving the claims or the problems includes a toner saving mode key 87c, a first toner saving mode key 87d, and a second toner saving toner. Similarly, the “accumulation means” corresponds to the mode key 87e, and corresponds to the first storage area 84a, the second storage area 84b, and the
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[First Embodiment]
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. In the first embodiment, a case where the recording apparatus is embodied in a copy / facsimile multifunction peripheral will be described.
[0013]
As shown in FIG. 1, an apparatus
[0014]
As shown in FIGS. 1 and 2, the
[0015]
The document presence /
[0016]
The
[0017]
As shown in FIGS. 1 and 2, the
[0018]
The moving
[0019]
The diameters of the large-diameter pulleys 44 and 45 are formed to be twice the diameter of the small-diameter pulleys 46 and 47. Further, the large-
[0020]
Then, the large-diameter pulleys 44 and 45 and the small-diameter pulleys 46 and 47 are rotated by the
[0021]
The
[0022]
As shown in FIGS. 1 and 2, the
[0023]
As shown in FIG. 1, the cut sheet supply unit 15 includes a plurality of (two in this embodiment)
[0024]
The
[0025]
The cut
[0026]
Next, the circuit configuration of the copy / facsimile multifunction peripheral configured as described above will be described.
As shown in FIG. 4, a central processing unit (CPU) 82 controls the operation of each part of the multifunction peripheral. The read only memory (ROM) 83 stores various control programs necessary for the operation of the multifunction machine. The random access memory (RAM) 84 temporarily stores data obtained with the execution of the control program. The
[0027]
The
[0028]
The
[0029]
The
[0030]
When the
[0031]
Next, in the copier / facsimile multifunction peripheral according to the first embodiment, the original 21 placed on the
[0032]
The operator previously sets the desired toner mode by depressing the toner save mode key 87c. As shown in FIG. 5, in S <b> 1, the operator places the
[0033]
In S2, the image data stored in the
In S3, it is determined whether or not the mode recorded on the
[0034]
In S6, it is determined whether or not there is a
[0035]
As described above in detail, the following operations and effects can be obtained in the first embodiment.
When recording on the
[0036]
The user can selectively use the normal mode and the toner saving mode by depressing the toner saving mode key 87c according to the purpose of use of the recorded cut sheet 56 (for example, permanent storage), etc. It is easy without troublesome operations.
[0037]
Since a charge system corresponding to the amount of toner consumed is possible, the use of the toner saving mode is promoted and the amount of toner adhering to the
[0038]
[Second Embodiment]
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. In the second embodiment, parts different from the first embodiment will be described.
[0039]
As shown in FIG. 6, in the second embodiment, instead of the toner save mode key 87c of the
[0040]
The
[0041]
Next, in the copy / facsimile multifunction peripheral according to the second embodiment, the operation of reading the
[0042]
As shown in FIG. 7, in S11 and S12, processing similar to S1 and S2 in the first embodiment is executed.
In S13, it is determined whether or not the normal mode is set. That is, it is determined whether the first toner saving mode key 87d or the second toner saving mode key 87e is pressed. In the normal mode, the process proceeds to S14, where “1” is added to the cumulative number Pa, and the cumulative number Pa is stored in the first storage area 84a of the
[0043]
In S15, it is determined whether or not the first toner saving mode is set. Even in the first toner saving mode, the process proceeds to S16, where “1” is added to the cumulative number Pb, and the cumulative number Pb is stored in the second storage area 84b of the
[0044]
In S18, it is determined whether or not there is a
[0045]
As described above in detail, in the second embodiment, the following actions and effects can be obtained in addition to the actions and effects of the first embodiment.
The cumulative number of
[0046]
Note that the above embodiments may be modified as follows, and even in that case, the same operations and effects as the above embodiments can be obtained.
In S20 of FIG. 7, instead of displaying the accumulated number of each mode on the
[0047]
The toner save mode may be a value other than the toner save rate “75%” or “50%”.
-Three or more toner saving modes may be provided.
[0048]
-The toner saving rate in the toner saving mode can be set freely. For example, the
[0049]
Further, technical ideas other than the claims ascertained from the above embodiment will be described below together with their effects.
The recording apparatus according to
[0050]
If comprised in this way, the recording according to the intended purpose of the recorded cut paper can be performed.
[0051]
【The invention's effect】
Since this invention is comprised as mentioned above, there exist the following effects.
According to the first aspect of the present invention, since a coefficient corresponding to the toner consumption is multiplied by the number of recorded cut sheets, a reasonable maintenance fee system according to the toner consumption can be set .
[0053]
According to the invention described in
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a multifunction machine according to first and second embodiments.
FIG. 2 is an enlarged cross-sectional view of a main part of the multifunction machine according to the first and second embodiments.
FIG. 3 is a plan view of a document placing plate in the first and second embodiments.
FIG. 4 is a block configuration diagram of the multifunction peripheral according to the first embodiment.
FIG. 5 is a flowchart showing the operation of the multifunction machine according to the first embodiment.
FIG. 6 is a block diagram of a multifunction machine according to the second embodiment.
FIG. 7 is a flowchart illustrating the operation of the multifunction machine according to the second embodiment.
FIG. 8 is an explanatory diagram showing the cumulative number of cut sheets displayed on the display unit.
[Explanation of symbols]
17: Recording unit, 56: Cut sheet, 84a: First storage area as accumulating means, 84b: Second storage area as accumulating means, 84c: Third storage area as accumulating means, 87c: Saving as setting means Toner mode key, 87d, first toner save mode key as setting means, 87e, second toner save mode key as setting means, 87f, display request key.
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07766897A JP3627434B2 (en) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | Recording device |
Publications (2)
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Family
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Country | Link |
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JP (1) | JP3627434B2 (en) |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP07766897A patent/JP3627434B2/en not_active Expired - Fee Related
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