JP3622252B2 - Table stove - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、立ち消え時の燃料供給制御や、鍋底温度を検知して設定温度に達した時に消火等の火力制御を行う安全装置を備えたテーブルこんろに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
テーブルこんろには、立ち消え検知用に熱電対、天ぷら火災防止を目的とした鍋底温度の検知用にPTCサーミスタを用い、これらを別々に或は組み合わせて回路を構成して、ガス供給路に設けられた電磁弁と関連させ、立ち消えや鍋底の過熱が生じた場合に、前記電磁弁を閉弁させる安全装置が採用されている。しかしこの安全装置の構成によっては、PTCサーミスタの常温抵抗値にテーブルこんろの性能が影響を受けたり、又制御基板採用によるコストアップ等の問題が生じたりするため、特に本件出願人は、1つの本体に2つの電磁石を併設して夫々単独で励磁可能とし、双方の電磁石が励磁される場合のみ弁体を吸着開弁保持可能とした電磁弁の発明を既に提供し、このように改良した電磁弁の一方の電磁石に前記熱電対を、他方の電磁石に前記PTCサーミスタと電源とを用いた通電制御回路を夫々接続することで、1つの電磁弁でもテーブルこんろの性能に影響なく、簡単且つ低コストで構成できる安全装置を実現可能としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし上記改良電磁弁を用いたテーブルこんろにおいても、鍋底温度の検知は前記天ぷら料理等の低温加熱調理での火災防止を目的とするものであるから、このため安全装置を作動させる設定温度の上限が略250℃に制限されて、炒め物や焼き物等の高温加熱調理(約350℃)ができず、テーブルこんろ自体の使い勝手が悪くなってしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明は、上記改良電磁弁を用いた安全装置に、前記PTCサーミスタによる作動を一時的に解除する機能を新たに付与することで、更に高温加熱調理も可能となるテーブルこんろを提供するもので、その構成は、前記通電制御回路に、前記PTCサーミスタを短絡可能な短絡回路と、その短絡回路を開閉するスイッチ手段とを設けたことを特徴とするものである。
又前記スイッチ手段による前記短絡回路の開作動を、消火操作又は点火操作に連動して行わせるのが望ましい。
更に前記短絡回路の開閉状態を知らせる表示手段を設けるのが望ましい。
【0005】
【作用】
低温加熱調理を行う際には、スイッチ手段によって短絡回路を開かせれば、PTCサーミスタの作動状態となるから、PTCサーミスタの設定温度到達による電気抵抗値急増によって通電制御回路の通電量は減少して、他方の電磁石の励磁が解かれて電磁弁が閉弁し、ガス供給路が閉塞される。しかしスイッチ手段によって短絡回路を閉路させれば、PTCサーミスタが設定温度に達してそこでの通電量が減少しても、短絡回路側での通電が維持されるから、PTCサーミスタの設定温度を超えた高温加熱調理が可能となる。
又このスイッチ手段による短絡回路の開作動を、消火又は点火操作と連動させておけば、高温加熱調理終了時の消火又は次の調理時の点火時に必ず短絡回路は開かれ、PTCサーミスタの設定温度で作動する安全機能が復帰する。
更に短絡回路の開閉状態を知らせる表示手段を設ければ、前記開閉状態が目視で確認でき、誤使用が回避できる。
【0006】
【実施例】
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
実施例1
図1はテーブルこんろにおける安全装置の回路図で、後に詳述するようにここでのマグネット電磁弁1は、2つのコイル23,29を備え、双方のコイルに電流が流れたときのみ吸着開弁保持される弁体を備えた1本体2電磁石型のもので、一方のコイル23は、バーナヘッド近傍に配置される熱電対2と直列接続されて熱電対回路3を構成すると共に、他方のコイル29(小電流型)は、鍋底に配置され、設定温度(ここでは250℃)に達すると電気抵抗値が急増するPTCサーミスタ6を備えた通電制御回路4に接続されている。この通電制御回路4には、電源としての乾電池5に、前記PTCサーミスタ6、抵抗7、コイル29、点火スイッチのON操作と連動するスイッチ8、が夫々直列に接続されると共に、更にプッシュ操作でONする解除スイッチ9、PTCサーミスタ6と並列の常開接点11を開閉する電磁リレー10、プッシュ操作でOFFするリセットスイッチ12、も夫々直列に配されて乾電池5に接続されている。尚13は前記常開接点11の出力側に接続された抵抗、14は同じく常開接点11の出力側に接続され、常開接点11の閉成によって点灯する解除警告表示用のLEDランプである。
次にここで使用されるマグネット電磁弁1の構造を説明する。図2において、筒状のケーシング20の一方の端部には、鍔部22を周設した基体21が嵌着され、基体21のケーシング20側には、前記熱電対回路3のコイル23を巻回したU字形の固定鉄心24の基端部が嵌入固定されて、第一電磁石25を構成している。一方ケーシング20の他方の端部は閉塞部26となっており、この閉塞部26には、同じくU字形の可動鉄心27が遊貫する透孔28,28が穿設され、その透孔28,28の周囲には、前記コイル23より巻数を多くし、前記通電制御回路4における小電流型のコイル29が埋め込まれて、第二電磁石30を構成している。又前記固定鉄心24と可動鉄心27との間には、リング状の可動片31がフリーの状態で配置され、該可動片31は、その中央の透孔31aへ、前記閉塞部26からケーシング20の軸心と一致させて固定鉄心24側へ延設したガイド部26aが貫通することで、その軸方向の摺動を案内されている。更に前記可動鉄心27は、ケーシング20と連結されたハウジング32内で弁軸33の基端部と連結されており、弁軸33の先端部は、ハウジング32を貫通してその外部で弁体34を一体に備えると共に、弁体34とハウジング32間に設けられた圧縮スプリング35によって先端部側へ付勢されている。尚36a,36bは夫々コイル23,29へ接続される端子金具である。
【0007】
このように構成された安全装置においては、点火スイッチのON操作によってマグネット電磁弁1の弁体34が強制的に押し込まれると、可動鉄心27、可動片31が固定鉄心24側へ後退して当接する。このとき通電制御回路4のスイッチ8が閉じ、コイル29へ電流が流れて、第二電磁石30が励磁されると共に、点火後の熱電対2の熱起電力上昇により、コイル23へ電流が流れて第一電磁石25も励磁されるから、図2(A)のように開弁状態が保持される。
ここでバーナの立ち消えが生じると、コイル23への熱起電力の低下によって第一電磁石25の励磁が解かれるから、可動鉄心27は可動片31を吸着したまま圧縮スプリング35の付勢によって弁軸33、弁体34と共に図2(B)の位置へ移動し、ガスの供給を遮断する。一方鍋底温度が上昇してPTCサーミスタ6が設定温度に達すると、電気抵抗値が急増してコイル29への通電量が減少し、第二電磁石30の励磁が解かれるから、可動鉄心27は可動片31を固定鉄心24側に残して、図2(C)のように弁軸33、弁体34と共に圧縮スプリング35の付勢によって閉弁位置へ復帰し、ガスの供給を遮断するものとなる。
しかし上記PTCサーミスタ6の設定温度到達による閉弁作動前に、通電制御回路4での解除スイッチ9をプッシュ操作してONさせると、電磁リレー10へ通電し、その励磁により常開接点11が閉じて自己保持される。すると電源は常開接点11から抵抗13を介してコイル29に供給されるから、PTCサーミスタ6が設定温度に達してそこでの通電量が減少しても、マグネット電磁弁1の吸着開弁保持は維持され、設定温度以上の高温加熱調理が可能となるのである。又このときは前記LEDランプ14が点灯するから、安全装置の解除が目視で確認できる。
そして上記解除状態から、リセットスイッチ12をプッシュ操作してOFFさせると、電磁リレー10への通電が停止して常開接点11の自己保持が解除され、コイル29への通電が停止するから、PTCサーミスタ6による作動状態へ復帰する。又同時にLEDランプ14も消灯するため、安全装置のセット状態が確認できる。よって上記リセットスイッチ12を消火レバーや点火スイッチと連動させておけば、高温加熱調理終了の消火操作やその後の点火操作により、自動的にPTCサーミスタ6の設定温度(低温加熱調理の上限)で作動する安全機能が復帰することになる。
【0008】
実施例2
上記実施例1は回路構成において上記高温加熱調理とそのリセットを可能としたものであるが、以下に簡単な機械構造で前記機能を付与した実施例を説明する。
図3の回路図において通電制御回路4aは、乾電池5に、前記抵抗7、PTCサーミスタ6、コイル29、そしてスイッチ8を直列に接続してなり、PTCサーミスタ6と抵抗7に、解除スイッチ15と抵抗16とを並列に接続したもので、特にこの解除スイッチ15は、図4,5のように、解除レバー15aを上限位置(スイッチ閉)と下限位置(スイッチ開)とにスライドさせることにより開閉されるスライドスイッチで、点火ボタン40と連動し、基端の枢軸42を支点として先端側が図4の左右方向へ回動する作動レバー41と、枢軸44を支点として同じく図4の左右方向に回動する戻しレバー43とが夫々連係して、解除レバー15aが下限位置へ押し下げられる。その詳細は図5に示す如く、点火ボタン40の押込みにより回動する作動レバー41の上端に延設された当接片41aが、前記戻しレバー43の垂下片43aを押込み、戻しレバー43が回動すると、戻しレバー43のアーム部45が下方へ移動して、前記解除レバー15aを押し下げる構造となっている。尚この解除レバー15aはテーブルこんろ本体から突出しており、前記点火ボタン40の押込み操作後、その押圧を解くと、作動レバー41が図示しないハートカムの戻し力によってハートカムのロック位置まで戻り、作動レバー41と戻しレバー43は退避して解除レバー15aがフリー状態となるから、その位置の確認と共に手動での上下動操作が可能となっている。
よって本実施例においては、点火ボタン40の押込みにより、作動レバー41が回動し、前記マグネット電磁弁1が組み込まれた点滅器46のスピンドルを押し込んで前記図2(A)のようにマグネット電磁弁1を強制的に開弁させ、同時に前記のように作動レバー41から戻しレバー43の連係により、自動的に解除スイッチ15の解除レバー15aを下方へ押し下げて、解除スイッチ15を開かせる。スイッチ8は点火ボタン40の操作で閉じられるから、電源は抵抗7からPTCサーミスタ6を通ってコイル29へ供給されるものとなる。その後熱電対2の熱起電力上昇によりコイル23へも通電されるから、マグネット電磁弁1はそのまま吸着開弁保持される。
【0009】
そして鍋底温度が上昇して設定温度に達すると、PTCサーミスタ6の電気抵抗値急増によりコイル29への通電量が減少し、前記図2(C)の状態となってマグネット電磁弁1は閉弁するが、しかしこの閉弁前に解除レバー15aを手動操作で上方へ移動させておけば、解除スイッチ15が閉じられて電流が抵抗16、解除スイッチ15側からもコイル29へ流れるから、PTCサーミスタ6が設定温度に達してそこでの通電量が減少しても、通電制御回路4aでの通電は維持され、PTCサーミスタ6の設定温度を超えた高温加熱調理が可能となる。
この高温加熱調理可能な状態のリセットは、前記のように消火に伴う点火ボタン40のプッシュ操作で、自動的に解除レバー15aが押し下げられて解除スイッチ15が開くから、安全装置が解除された高温設定のままで次の調理が行われることがなく、安全機能は確実に復帰するのである。
【0010】
尚上記実施例1,2では、PTCサーミスタを短絡した状態では安全装置は作動しないが、この通電制御回路において高温設定用のPTCサーミスタ(例えば350℃の設定温度を有するもの)を短絡回路側に接続すれば、高温加熱調理においても設定温度でのマグネット電磁弁の閉弁作動がなされ、より安全に使用できることとなる。
【0011】
【発明の効果】
以上本発明によれば、改良電磁弁による安全装置を採用したテーブルこんろにおいて、低コストで簡単に安全装置を構成できる本来の効果に加えて、更に高温での加熱調理が可能となり、テーブルこんろの使い勝手が一層向上するものとなる。
又スイッチ手段による短絡回路の開作動を、消火又は点火操作と連動させておけば、高温加熱調理終了時の消火又は次の調理時の点火時に必ず短絡回路は開かれるから、戻し忘れがなくなり、より安全性が高まる。
更に前記短絡回路の開閉状態を知らせる表示手段を設ければ、前記開閉状態が目視で確認でき、誤使用が回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1におけるテーブルこんろの安全装置の回路図である
【図2】(A)マグネット電磁弁の説明図である。
(B)マグネット電磁弁の説明図である。
(C)マグネット電磁弁の説明図である。
【図3】実施例2におけるテーブルこんろの安全装置の回路図である。
【図4】実施例2におけるテーブルこんろの概略構成図である。
【図5】実施例2における解除スイッチと点火ボタンとの連係構造を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・マグネット電磁弁、2・・熱電対、3・・熱電対回路、4,4a・・通電制御回路、5・・乾電池、6・・PTCサーミスタ、7,13,16・・抵抗、8・・スイッチ、9,15・・解除スイッチ、10・・電磁リレー、11・・常開接点、12・・リセットスイッチ、23,29・・コイル、40・・点火ボタン、41・・作動レバー、43・・戻しレバー。[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a table stove equipped with a safety device that performs fuel supply control at the time of extinction, and firepower control such as fire extinguishing when a pan bottom temperature is detected and reaches a set temperature.
[0002]
[Prior art]
The table stove uses a thermocouple for detection of extinction and a PTC thermistor for detection of pan bottom temperature for the purpose of preventing tempura fire, and these are separately or combined to form a circuit and provided in the gas supply path. A safety device that closes the solenoid valve when it goes out or overheats at the bottom of the pan is used in association with the solenoid valve. However, depending on the configuration of the safety device, the performance of the table stove is affected by the room temperature resistance value of the PTC thermistor, and problems such as cost increase due to the use of the control board may occur. We have already provided an invention for an electromagnetic valve that has two electromagnets attached to one main body so that each can be excited independently, and the valve body can be held by suction only when both electromagnets are excited. By connecting the thermocouple to one electromagnet of the solenoid valve and the energization control circuit using the PTC thermistor and power supply to the other electromagnet, even one solenoid valve can be used without affecting the performance of the table stove. In addition, a safety device that can be configured at low cost can be realized.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, even in a table stove using the above-described improved solenoid valve, the detection of the pan bottom temperature is intended to prevent a fire in low-temperature heating cooking such as the tempura cooking, so for this reason the set temperature for operating the safety device The upper limit is limited to about 250 ° C., and high-temperature heating cooking (about 350 ° C.) such as stir-fried foods and grilled foods cannot be performed, and the usability of the table stove itself becomes poor.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, the present invention provides a table stove that can be cooked at a higher temperature by newly adding a function of temporarily releasing the operation of the PTC thermistor to the safety device using the improved electromagnetic valve. The configuration is characterized in that the energization control circuit is provided with a short circuit capable of short-circuiting the PTC thermistor and switch means for opening and closing the short circuit.
It is desirable that the opening operation of the short circuit by the switch means is performed in conjunction with a fire extinguishing operation or an ignition operation.
Further, it is desirable to provide display means for informing the open / close state of the short circuit.
[0005]
[Action]
When performing low-temperature cooking, if the short circuit is opened by the switch means, the PTC thermistor is activated, and the energization amount of the energization control circuit decreases due to the sudden increase in the electrical resistance value due to the set temperature reaching the PTC thermistor. The excitation of the other electromagnet is released, the electromagnetic valve is closed, and the gas supply path is closed. However, if the short circuit is closed by the switch means, even if the PTC thermistor reaches the set temperature and the energization amount decreases there, the energization on the short circuit side is maintained, so the set temperature of the PTC thermistor is exceeded. High temperature cooking is possible.
Further, if the opening operation of the short circuit by the switch means is linked to the fire extinguishing or ignition operation, the short circuit is always opened at the time of extinguishing at the end of high temperature heating cooking or ignition at the next cooking, and the set temperature of the PTC thermistor The safety function that is activated in is restored.
Furthermore, if a display means for informing the open / closed state of the short circuit is provided, the open / closed state can be visually confirmed, and misuse can be avoided.
[0006]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
Example 1
FIG. 1 is a circuit diagram of a safety device in a table stove. As will be described in detail later, the magnet
Next, the structure of the
[0007]
In the safety device configured as described above, when the
Here, when the burner disappears, the excitation of the
However, if the release switch 9 in the energization control circuit 4 is pushed and turned on before the
When the
[0008]
Example 2
In the first embodiment, the high-temperature heating cooking and the resetting can be performed in the circuit configuration, and an embodiment in which the above functions are given with a simple machine structure will be described below.
In the circuit diagram of FIG. 3, the
Therefore, in this embodiment, when the
[0009]
When the pan bottom temperature rises and reaches the set temperature, the amount of current supplied to the
This high-temperature heatable state resetting is performed as described above, because the
[0010]
In the first and second embodiments, the safety device does not operate when the PTC thermistor is short-circuited. However, in this energization control circuit, a high-temperature setting PTC thermistor (for example, one having a set temperature of 350 ° C.) is placed on the short-circuit side. If connected, the magnet solenoid valve is closed at the set temperature even in high-temperature cooking, and can be used more safely.
[0011]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, in the table stove employing the safety device using the improved solenoid valve, in addition to the original effect that the safety device can be easily configured at low cost, it becomes possible to cook at a higher temperature, and the table stove The ease of use will be further improved.
Also, if the opening operation of the short circuit by the switch means is linked to the fire extinguishing or ignition operation, the short circuit is always opened at the time of extinguishing at the end of high temperature cooking or ignition at the next cooking, so there is no need to forget to return it. Safety is increased.
Furthermore, if a display means for notifying the open / closed state of the short circuit is provided, the open / closed state can be confirmed visually and misuse can be avoided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a circuit diagram of a table stove safety device in
(B) It is explanatory drawing of a magnet solenoid valve.
(C) It is explanatory drawing of a magnet solenoid valve.
FIG. 3 is a circuit diagram of a safety device for a table stove according to a second embodiment.
4 is a schematic configuration diagram of a table stove in
FIG. 5 is an explanatory diagram showing a linkage structure between a release switch and an ignition button in
[Explanation of symbols]
1 .... Magnet solenoid valve, 2 .... Thermocouple, 3 .... Thermocouple circuit, 4,4a ... Electrification control circuit, 5 .... Dry battery, 6 .... PTC thermistor, 7,13,16 ... Resistance, 8 ..Switch, 9, 15 ... Release switch, 10 .... Electromagnetic relay, 11 .... Normally open contact, 12 .... Reset switch, 23, 29 ..., Coil, 40 ... Ignition button, 41 ... Operating lever, 43 ... Return lever.
Claims (3)
前記通電制御回路に、前記PTCサーミスタを短絡させる短絡回路と、その短絡回路を開閉するスイッチ手段とを設けたことを特徴とするテーブルこんろ。 One valve body that is energized in the valve closing direction and is forcibly opened by manual operation or electric driving force, and two electromagnets that are provided in one body and can be individually excited, Only when both electromagnets are excited, the solenoid valve has an electromagnetic valve that adsorbs and holds the valve element to open the gas supply path, and one electromagnet of the electromagnetic valve is connected to a thermocouple disposed in the vicinity of the burner. A table stove connected to the energization control circuit in which the other electromagnet is connected in series with a PTC thermistor and a power source whose electrical resistance value increases rapidly at the set temperature due to the temperature rise at the bottom of the pan,
A table stove characterized in that a short circuit for short-circuiting the PTC thermistor and switch means for opening and closing the short circuit are provided in the energization control circuit.
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