JP3621806B2 - Breathing nose mask - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は呼吸用鼻マスクに関する。更に詳細には、睡眠時無呼吸症候群の治療に適するCPAP(Continuous Positive Airway Pressure)療法、換気不全に適するNIPPV(Nasal Intermittent Positive Pressure Ventilation)療法などに使用する呼吸用鼻マスクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
睡眠時無呼吸症候群の患者を治療するため、経鼻型の持続気道陽圧力附加療法CPAP(Continuous Positive Airway Pressure)が行われ、睡眠時に使用者の鼻孔部に4〜20cmH2O 程度の陽圧空気が供給される呼吸補助装置(以下「CPAP装置」とも言う)が採用される。
【0003】
本来、この装置の使用にあたっては、鼻孔部に持続的に陽圧をかけるため、各種マスク手段が開発されている。
例えば、USP5,243,971号公報には、CPAP装置用の鼻マスクとして、陽圧により膨らんだ薄膜を有するマスクを、使用時に鼻に押しつけることでフィットさせるマスクが開示されている。また、特開平9−10311号公報には睡眠時無呼吸症候群治療用のマスク手段として、患者の不快感防止、軽量化なそを目的として、鼻孔に隣接した鼻の側面部、先端部分、上唇との間を覆うマスクが開示されている。
【0004】
従来の既製品である鼻マスクの多くは使用者の鼻形状を反映した形状をしておらず、着用時、陽圧ガスが供給された場合には、鼻マスクと顔との界面からガスの漏れが発生しやすい。とりわけ、使用者の鼻翼周辺からの漏れが多く発生し、頭部を動かした場合にはその漏れ量は増大してしまう。容易に変形できる薄膜を使用した鼻マスクにおいても、その形状が鼻形状を反映していないため、着用時、薄膜部分は無理な変形を強いられ、薄膜上の何処かに皺が発生してしまう。鼻マスク内に陽圧ガスが供給されたとしても、薄膜に発生する皺は容易に解消するものではなく、常にその皺を通してガスの漏れが発生してしまう。
【0005】
また、このような薄膜で作成された鼻マスクは、荷重が加わると容易に変形するという性質のため、使用者が頭部を動かすだけで着用状態が崩れてしまい、安定性に欠けている。特開平9−10311号公報に記載のマスク手段においても、その形状の小ささ故に、頭部が移動した際のマスク安定性が十分であるとは言えない。
【0006】
鼻マスクと顔との界面からのガスの漏れは、使用者の顔に不快感を与える原因となり、漏れ量が大きくなると治療効果が減少してしまう。また、鼻根部(鼻の左右目間近傍)周辺でガスの漏れが発生した場合には、使用者の目に刺激をもたらしてしまう。顔に鼻マスクを強く押し付けることで鼻マスクと顔との界面からのガス漏れを防ぐこともできるが、使用者の鼻マスク着用部位には傷みが発生し、長時間の使用は不可能となる。
【0007】
さらに、鼻マスクが顔の上で安定するように比較的丈夫な材料で作成された鼻マスクでは、着用時、鼻マスクと顔との接触部分において使用者の皮膚を傷めてしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、陽圧換気補助療法(CPAP、NIPPV等)を必要とする患者に、患者の鼻を通して呼吸用の陽圧ガスを供給できる改良された呼吸用鼻マスクを提供しようとするものである。
【0009】
鼻マスクの使用者である患者の治療効果を考えると、使用者に痛み、不快感を与えず、使用者の皮膚を傷付けないような鼻マスク、また、鼻マスクと顔との界面からのガス漏れが最小限に押さえられるような鼻マスク、かつ、使用者の睡眠中のどのような動きにも適用でき、使用者の顔面上で安定性を保つことのできる鼻マスクが求められる。さらに、鼻マスクは個人用のカスタムメイドではなく、数種類のサイズでほとんどの使用者に適用できる鼻マスクであることが好ましい。
【0010】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を達成するため、本発明者は鋭意検討した結果、使用者の一般的な鼻形状に立体形成された薄膜を有し、使用者側から見てその薄膜の反対側に、鼻マスクが使用者の顔の上で安定するように取り付けられたマスク保持用弾性体を有することを特徴とする呼吸用鼻マスクが、かかる課題を解消することを見出したものである。
【0011】
即ち、本願発明は、使用者の顔と接触し、使用者の鼻へ呼吸用の陽圧ガスを供給するための呼吸用鼻マスクにおいて、少なくとも使用者の鼻周囲を覆うことのできる薄膜を有し、薄膜には使用者の鼻孔に呼吸用の陽圧ガスを送ることができる穴を有し、使用者側から見て、薄膜の中央部分が凹面形状であることを特徴とする呼吸用鼻マスクを提供するものである。
【0012】
さらに、本願発明は、呼吸用鼻マスクの側壁部分に、該薄膜の使用者面の反対側には、鼻マスク着用時に顔面を押し付けると内側に巻き込み易い形状のマスク保持用弾性体を有することを特徴とする、上記呼吸用鼻マスク、該薄膜の凹面形状が、使用者の一般鼻形状に立体成形されており、陽圧ガスが供給されると膨らんで変形し、使用者の着用部位である鼻周辺の形状に自己順応し、その部位で密着することを特徴とする上記呼吸用鼻マスクを提供するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
本願発明の呼吸用鼻マスクは、使用者側から見て薄膜の中央部分が鼻形状を反映した凹面形状を成しており、使用者側から見た凹面形状の輪郭は角の丸まった二等辺三角形になっている。薄膜の凹面形状の形成方法は、例えば、まず使用者の中から代表的な一人を選び、その人の鼻型を石膏などで取る。取れた鼻型は凹面形状を成していることになるが、その鼻型を元に薄膜の凹面形状を形成すればよい。もちろん、鼻型を取る代表者を何人か選んで、複数のサイズを作成してもよいし、使用者以外の人を鼻型の代表者に選んでもよい。また、実際の人の鼻を利用しなくとも、何かしら鼻に関するデータがあるならば、それに基づいて薄膜を形成してもよい。前述した、角の丸まった二等辺三角形の底辺にあたる付近の領域は、少なくとも使用者の鼻幅の最大幅を覆うようにし、また、二等辺三角形の高さにあたる方向には、少なくとも使用者の左右目の最下端と同一の高さにあたる鼻上の個所から、鼻下点の下までの領域を覆うようにする。
【0014】
かかる薄膜は、例えば薄いシリコンゴム等の伸縮しやすい材料で、膜厚を0.1〜0.3mm程度にして成形する。また、使用者の鼻孔へ呼吸用の陽圧ガスを送ることができるよう、薄膜には、適切な位置、大きさの穴を開けておく。
【0015】
かかる凹面形状の薄膜部分を一般的なヒトの鼻形状に成形することにより、着用時に薄膜が無理な変形を強いられることは無くマスクを装着することができ、着用時の皺の発生を最小限に抑えることができる。薄膜の形状と使用者の鼻形状が完全に一致しない状況であっても、薄膜を成形する材料をシリコンゴムなどの伸縮自在な材料にすることにより、鼻マスク内に陽圧ガスが供給されると、薄膜部分は使用者の着用部位の鼻形状に自己順応できる。したがって、陽圧ガスの供給下においては、薄膜部分が鼻マスクと顔との界面をほぼ完全にシールすることが可能となり、ガスの漏れを最小限に抑えることができる。
【0016】
さらに、鼻マスクが使用者の顔の上で安定性を保つことができるように、使用者から見て凹面形状の薄膜の反対側に、マスクを装着し顔を押し付けると鼻マスクの内側に巻き込みやすい形状をしたマスク保持用弾性体を、接着によって取り付ける、もしくは凹面形状の薄膜と一体成形する。マスク保持用弾性体は、鼻マスクの顔と反対側の終端部分、もしくは、鼻マスクの側壁部分で凹面形状の薄膜と接続される。
【0017】
マスク保持用弾性体は、凹面形状の薄膜よりも厚い膜状のものであり、例えばシリコンゴム等の弾性のある材料で成形し、その厚みは、例えば使用者の顔側では0.5mm程度であるが、顔と反対側の終端部分では5mm程度といった具合に、連続的に変化させておく。マスク保持用弾性体の、使用者の顔側にあたる先端部分は内側に軽くカールさせておき、凹面形状の薄膜を介して、少なくとも使用者の鼻の左右外側近傍で使用者の顔と接触できるような形状にする。すなわち、睡眠中の頭部の動きは左右方向への首振り運動が大半であるため、使用者の鼻の左右外側近傍で鼻マスクを支えることが、鼻マスクの安定性を保つ上で非常に有効である。マスク保持用弾性体の存在により、使用者の頭部が動いても鼻マスクの変形量を最小限に抑えることができ、使用者の睡眠中のどのような動きに対しても、鼻マスクと顔との界面におけるガスの漏れを防ぐことができる。
【0018】
本発明における鼻マスクは、凹面形状の薄膜が持つ鼻マスクと顔との界面におけるガス漏れを防ぐという特徴により、使用者の顔に強く押し付けて使用する必要はなく、鼻マスクは使用者の顔に軽くあてがうだけで良い。したがって、マスク保持用弾性体が使用者の顔に痛みを発生させたり、傷を付けることはない。
【0019】
【実施例】
図1は、呼吸用鼻マスク1の使用例である。また、図2は、使用者6を正面から見たときの、鼻マスク1の着用部位13を示している。
【0020】
本発明における呼吸用鼻マスク1は、マスクシェル2、陽圧ガス供給チューブ3を介して、陽圧ガス供給装置4に接続し使用される。尚、マスクシェルとは、呼吸補助装置に繋がるチューブと、鼻マスクとの間に接続され、変形しやすい鼻マスクの外形を保持するものである。マスクシェル2に何本かの長さ調節が可能なストラップ5を取り付けることで、使用者6の鼻マスク着用部位に鼻マスク1を固定できる。マスクシェル2には、呼気排出孔7が開けられている。また、マスクシェル2の上部から使用者6の額方向へ伸びるアーム8を接続し、その先端に使用者6の額と密着できる柔軟な材質で作られた、高さ調整が可能な額パッド9を取り付けることで、使用者6の顔の上での鼻マスク1の安定性がさらに増す。
【0021】
図3は、本発明における呼吸用鼻マスク1の好適な例の斜視図、図4はその外観概略図、図5はその透視断面図である。使用者6側から見て、中央部分が一般的な使用者の鼻形状を反映した凹面形状である薄膜10は、マスクシェル2との接続部分近傍において、マスク保持用弾性体11と接着される。薄膜10とマスク保持用弾性体11はシリコンゴムから成形する。薄膜10は0.2mmの厚みとし、マスク保持用弾性体11の厚みは、顔側が0.6mm、その反対側が4mmになるように連続的に変化させる。また薄膜10は、使用者6の鼻孔に呼吸用のガスを送ることができるような、適切な位置、大きさの穴12を有する。穴12は使用者6の鼻孔まわりの形状にあわせて切り抜いてもよい。すなわち、穴12を必要最小限の大きさにすることで、鼻マスク1と使用者6の顔との界面における、薄膜10によって形成されるシール面積を大きく取ることが可能となり、ガス漏れの発生をさらに防ぐことができる。
【0022】
【発明の効果】
本発明による呼吸用鼻マスクを応用すれば、呼吸用鼻口マスクを作成することも容易である。すなわち、使用者の鼻周辺のみならず、口周辺まで覆うことができるようなサイズに拡大し、鼻と口の両方に呼吸用のガスを送ることができるように穴の開口面積を大きく取ればよい。
【0023】
本発明による呼吸用鼻マスクは、使用者との接触面が使用者の鼻形状を反映した凹面形状であるため、鼻マスク表面の薄膜が無理な変形を強いられる事はなく、従来の呼吸用鼻マスクと比較して、薄膜上にはほとんど皺が発生しない。また、この薄膜は陽圧ガスの供給によって風船のように膨らむことができるので、使用者の鼻マスク着用部位を完全にシールすることが可能である。さらに、マスク保持用弾性体の存在により、使用者の頭部が動いても鼻マスクの変形量を最小限に抑えることができる。したがって、本発明による鼻マスクは、使用者の睡眠中のどのような動きにも対応でき、使用者が顔面に痛みや不快感を感じさせるほど強く押し付けて使用する必要もなく、鼻マスクと顔との界面におけるガスの漏れを防ぐことができる。すなわち、使用者の陽圧換気補助療法(CPAP、NIPPV等)による治療効果を最大限にまで引き上げることを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】呼吸用鼻マスク使用例の概略図。
【図2】呼吸用鼻マスクの着用部位の概略図。
【図3】呼吸用鼻マスクの斜視図。
【図4】呼吸用鼻マスクの外観概略図。
【図5】呼吸用鼻マスクの透視断面概略図。
【符号の説明】
1. 呼吸用鼻マスク
2.マスクシェル
3.陽圧ガス供給チューブ
4.陽圧ガス供給装置
5.ストラップ
6.使用者
7.呼気排出孔
8.アーム
9.額パッド
10.薄膜
11.マスク保持用弾性体
12.ガス供給用の穴
13.呼吸用鼻マスク着用部位[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a respiratory nasal mask. More specifically, the present invention relates to a respiratory nasal mask used for CPAP (Continuous Positive Airway Pressure) therapy suitable for the treatment of sleep apnea syndrome, NIPPV (Nasal Intermittent Positive Pressure Ventilation) therapy suitable for ventilation failure, and the like.
[0002]
[Prior art]
In order to treat patients with sleep apnea syndrome, CPAP (Continuous Positive Airway Pressure), a nasal continuous positive airway pressure therapy, is performed, and a positive pressure of about 4 to 20 cmH 2 O is applied to the nostril of the user during sleep. A respiratory assistance device (hereinafter also referred to as “CPAP device”) to which air is supplied is employed.
[0003]
Originally, when this apparatus is used, various mask means have been developed in order to continuously apply a positive pressure to the nostril.
For example, US Pat. No. 5,243,971 discloses a mask that fits a nose mask for a CPAP device by pressing a mask having a thin film swelled by a positive pressure against the nose during use. Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-10311 discloses a mask means for treating sleep apnea syndrome, in order to prevent patient discomfort and to reduce weight, the side of the nose adjacent to the nostril, the tip, the upper lip A mask covering between the two is disclosed.
[0004]
Many of the existing off-the-shelf nasal masks do not reflect the shape of the user's nose, and when a positive pressure gas is supplied when worn, gas from the interface between the nasal mask and the face Leakage is likely to occur. In particular, there are many leaks from around the user's nose wings, and the amount of leakage increases when the head is moved. Even in nasal masks using thin films that can be easily deformed, the shape does not reflect the shape of the nose, so the thin film part is forced to deform when worn, and wrinkles occur somewhere on the thin film. . Even if positive pressure gas is supplied into the nasal mask, wrinkles generated in the thin film are not easily eliminated, and gas leakage always occurs through the wrinkles.
[0005]
In addition, the nasal mask made of such a thin film is easily deformed when a load is applied, so that the wearing state collapses only by the user moving his / her head and lacks stability. Even in the mask means described in Japanese Patent Laid-Open No. 9-10311, it cannot be said that the mask stability is sufficient when the head is moved because of its small shape.
[0006]
Gas leakage from the interface between the nasal mask and the face causes discomfort to the user's face, and the therapeutic effect decreases when the amount of leakage increases. In addition, when gas leaks around the nose root (near the right and left eyes of the nose), the user's eyes are stimulated. It is possible to prevent gas leakage from the interface between the nasal mask and the face by pressing the nasal mask strongly against the face, but the user's nasal mask wearing site will be damaged and cannot be used for a long time. .
[0007]
Further, a nasal mask made of a relatively strong material so that the nasal mask is stable on the face damages the user's skin at the contact portion between the nasal mask and the face when worn.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention seeks to provide an improved respiratory nasal mask that can supply positive pressure gas for breathing through the patient's nose to patients in need of positive pressure ventilation therapy (CPAP, NIPPV, etc.). .
[0009]
Considering the therapeutic effects of patients who are nasal mask users, nasal masks that do not cause pain or discomfort to the users and do not hurt the user's skin, or gas from the interface between the nasal mask and the face There is a need for a nasal mask that minimizes leakage and that can be applied to any movement of a user's sleep and that can maintain stability on the user's face. Furthermore, the nasal mask is preferably not a personal custom made but a nasal mask that can be applied to most users in several sizes.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve such a problem, the present inventor has intensively studied, and as a result, has a thin film three-dimensionally formed in a user's general nose shape, and a nasal mask is provided on the opposite side of the thin film as viewed from the user side. It has been found that a respiratory nasal mask characterized by having a mask holding elastic body attached so as to be stable on a user's face can solve such a problem.
[0011]
That is, the present invention has a thin film capable of covering at least the periphery of the user's nose in a respiratory nasal mask for contacting the user's face and supplying positive pressure gas for respiration to the user's nose. In addition, the thin film has a hole through which positive pressure gas for breathing can be sent to the user's nostril, and the central part of the thin film has a concave shape when viewed from the user side. A mask is provided.
[0012]
Furthermore, the invention of the present application has a mask holding elastic body on the side wall portion of the respiratory nasal mask, on the opposite side of the user's face of the thin film, so that it can be easily caught inside when the face is pressed when wearing the nasal mask. The respiratory nasal mask, which is characterized in that the concave shape of the thin film is three-dimensionally shaped into a general nasal shape of the user, and swells and deforms when supplied with positive pressure gas, and is a wearable part of the user The respiratory nasal mask is characterized by self-adapting to the shape of the periphery of the nose and closely contacting at the site.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The respiratory nose mask of the present invention has a concave shape reflecting the nose shape as viewed from the user side, and the contour of the concave shape seen from the user side is an isosceles with rounded corners. It is a triangle. As a method for forming the concave shape of the thin film, for example, a representative one is first selected from the users, and the nose shape of the person is taken with plaster or the like. The removed nose mold has a concave shape, but a thin film concave shape may be formed based on the nose mold. Of course, several representatives having a nose shape may be selected to create a plurality of sizes, or a person other than the user may be selected as the nose type representative. Further, even if the actual human nose is not used, if there is any data related to the nose, a thin film may be formed based on the data. The region in the vicinity of the base of the isosceles triangle with rounded corners covers at least the maximum width of the user's nose width, and in the direction corresponding to the height of the isosceles triangle, at least the left and right sides of the user Cover the area from the top of the nose at the same height as the lowermost eye to the bottom of the nose.
[0014]
Such a thin film is made of a material that easily stretches, such as thin silicon rubber, and is formed with a film thickness of about 0.1 to 0.3 mm. In addition, a hole having an appropriate position and size is formed in the thin film so that positive pressure gas for breathing can be sent to the user's nostril.
[0015]
By forming this concave-shaped thin film part into a general human nose shape, the thin film is not forced to deform when worn, and the mask can be worn with minimal wrinkles when worn. Can be suppressed. Even in a situation where the shape of the thin film and the shape of the user's nose do not completely match, positive pressure gas is supplied into the nasal mask by making the material forming the thin film a stretchable material such as silicone rubber. And the thin film part can adapt itself to the nose shape of a user's wearing part. Therefore, when the positive pressure gas is supplied, the thin film portion can almost completely seal the interface between the nasal mask and the face, and gas leakage can be minimized.
[0016]
In addition, when the face is placed on the opposite side of the concave thin film as viewed from the user and the face is pressed, the nasal mask can be kept stable on the user's face and the face will be caught inside the nose mask. A mask holding elastic body having an easy shape is attached by adhesion or integrally formed with a concave thin film. The elastic body for mask holding is connected to the concave-shaped thin film at the terminal portion opposite to the face of the nasal mask or the side wall portion of the nasal mask.
[0017]
The mask-holding elastic body is a film that is thicker than the concave thin film, and is formed of, for example, an elastic material such as silicon rubber. However, it is continuously changed such as about 5 mm at the terminal portion opposite to the face. The tip of the mask-holding elastic body that corresponds to the user's face is lightly curled inward so that it can contact the user's face at least near the left and right outer sides of the user's nose through a concave thin film. Make a shape. In other words, because the head movement during sleep is mostly a swinging motion in the left-right direction, supporting the nasal mask near the left and right outer sides of the user's nose is very effective in maintaining the stability of the nasal mask. It is valid. Due to the presence of the mask holding elastic body, the amount of deformation of the nasal mask can be minimized even if the user's head moves. Gas leakage at the interface with the face can be prevented.
[0018]
The nasal mask according to the present invention does not need to be pressed strongly against the user's face due to the feature of the concave thin film that prevents gas leakage at the interface between the nasal mask and the face. Just apply it lightly. Therefore, the mask holding elastic body does not cause pain or damage to the user's face.
[0019]
【Example】
FIG. 1 shows an example of use of a respiratory
[0020]
The respiratory
[0021]
FIG. 3 is a perspective view of a preferred example of the
[0022]
【The invention's effect】
By applying the respiratory nasal mask according to the present invention, it is easy to create a respiratory nasal mask. In other words, the size of the hole should be large enough to cover not only around the user's nose but also around the mouth so that breathing gas can be sent to both the nose and mouth. Good.
[0023]
In the nasal respiratory mask according to the present invention, the contact surface with the user is a concave shape reflecting the nasal shape of the user, so that the thin film on the nasal mask surface is not forced to be deformed, and the conventional nasal mask is used. Compared with the nasal mask, almost no wrinkles occur on the thin film. Further, since this thin film can be inflated like a balloon by supplying positive pressure gas, it is possible to completely seal the user's wearing part of the nasal mask. Furthermore, due to the presence of the mask holding elastic body, the amount of deformation of the nasal mask can be minimized even if the user's head moves. Therefore, the nasal mask according to the present invention can cope with any movement of the user during sleep, and it is not necessary for the user to use the nasal mask and the face by pressing it so hard that the user feels pain or discomfort. Can prevent gas leakage at the interface. That is, it is possible to maximize the therapeutic effect of the user's positive pressure ventilation assist therapy (CPAP, NIPPV, etc.).
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view of an example of use of a respiratory nasal mask.
FIG. 2 is a schematic view of a wearing part of a respiratory nasal mask.
FIG. 3 is a perspective view of a respiratory nasal mask.
FIG. 4 is a schematic external view of a respiratory nasal mask.
FIG. 5 is a schematic perspective sectional view of a respiratory nasal mask.
[Explanation of symbols]
1. 1. Breathing
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