JP3621017B2 - Polyurethane resin for filter seal - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、フィルタシール用ポリウレタン樹脂に関し、更に詳しくは、フィルタシールが使用される条件下に於いて有機物、不純物金属等の溶出が少ないフィルタシール用ポリウレタン樹脂に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ポリウレタン樹脂には、柔軟性の高いものから低いものまで種々の特性を付与したものが知られている。このようなポリウレタン樹脂のうち、柔軟性が高いものは、工場などのフィルタのシール材として使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のポリウレタン樹脂製のフィルタシールは、高温、高湿、酸性、アルカリ性等の条件下での使用により、有機物や不純物金属が溶出してくることがある。溶出した有機物や不純物金属は、特に食料品工場、精密部品工場のクリーンルーム、原子力発電所等で使用されるフィルタ、カーフィルタ等では大きな問題となる。例えば、溶出有機物や不純物金属が製品に混入するとその製品の純度を低下させる原因となり、また、電子部品の場合にはその部品の誤動作の原因となることがある。
【0004】
本発明はこのような従来のフィルタシール用ポリウレタン樹脂の問題点を解決するために為されたものであり、本発明の目的は、耐熱性、耐湿性、耐薬品性等の点で優れ、有機物や不純物金属の溶出が少ないフィルタシール用ポリウレタン樹脂を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のフィルタシール用ポリウレタン樹脂は、ポリイソシアネートと、ヨウ素価が110g/100gより小さいポリオールとを反応させて得られることを特徴とする。ヨウ素価が110g/100gより小さいポリオールを使用することにより、得られるポリウレタン樹脂の安定性が良好となり、耐冷熱性が向上して、溶出有機物や不純物金属の溶出量を小さくすることができる。
【0006】
また、前記ポリオールは、その酸素原子の含有量が20重量%以下であるものが好適に使用される。ポリオールの酸素原子の含有量が低いものを使用することにより、得られるポリウレタン樹脂の疎水性が高くなり、耐湿性が向上する。
【0007】
また、本発明に使用するポリイソシアネートの酸度は1%以下であることが好ましい。酸度が低いポリイソシアネートを使用することにより、不純物の濃度が低くなり、耐薬品性、耐熱性、耐湿性が向上して、溶出有機物や不純物金属の溶出量を小さくすることができる。
【0008】
なお、本明細書に於ける「酸度」とは、JIS K1556−5−6に基づく測定値である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。本発明のフィルタシール用ポリウレタン樹脂は、上述のように、ポリイソシアネートと、ヨウ素価が110g/100gより小さいポリオールとを反応させて得られる。本発明の樹脂に使用し得るポリイソシアネートとして、例えば、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、ポリメチレンポリフェニレンポリイソシアネート(粗MDI)、ポリトリレンポリイソシアネート(粗TDI)、トリレンジイソシアネート(TDI)、キシリレンジイソシアネート(XDI)、ナフタレンジイソシアネート(NDI)等の芳香族ポリイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)等の脂肪族ポリイソシアネート、イソホロンジイソシアネート(IPDI)等の脂環式ポリイソシアネート、その他、上記ポリイソシアネートのカルボジイミド変性ポリイソシアネート、イソシアヌレート変性ポリイソシアネート等を挙げることができる。また、ポリオールに過剰のポリイソシアネートを反応させて得られる反応生成物であって、イソシアネート基を分子末端に有する所謂ウレタンプレポリマーも使用することができ、更にはこれらの混合物も使用することができる。
【0010】
本発明のフィルタシール用ポリウレタン樹脂に使用し得るポリオールは、上述のようにヨウ素価が110g/100gより小さいものである。ヨウ素価が110g/100g以上では、得られるポリウレタン樹脂の安定性が低くなり、耐熱性が低下するので好ましくない。具体的には、好ましいポリオールとしては、例えば、ヒドロキシル基を有する長鎖脂肪酸と多官能ポリオールとのエステル反応生成物を挙げることができる。長鎖ヒドロキシ脂肪酸としては、リシノール酸、オキシカプロン酸、オキシカプリン酸、オキシウンデカン酸、オキシリノール酸、オキシステアリン酸、オキシヘキサデセン酸等を挙げることができ、これらのうちリシノール酸及びオキシステアリン酸が好適に使用される。また、多官能ポリオールとしては、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキサメチレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール等の2官能グリコール、トリメチロールプロパン、トリエタノールアミン等の3官能化合物、ジグリセリン、ペンタエリスリット等の4官能化合物、ソルビトール等の6官能化合物、シュガー等の8官能化合物及びこれらの混合物等を挙げることができる。
【0011】
また、本発明で使用されるポリイソシアネートは、その酸度が1%以下であることが好ましい。酸度が1%より大きいと、不純物の濃度が高くなり、耐薬品性、耐熱性、耐湿性が低下するので好ましくない。
【0012】
本発明に於いては、得られるポリウレタン樹脂の耐湿性を向上させるという観点から、ポリオールの酸素原子の含有量が20重量%以下であることが好ましい。この酸素原子含有量が20重量%を超えると、得られるポリウレタン樹脂の親水性が高くなり、耐湿性が低下するので好ましくない。
【0013】
本発明のポリウレタン樹脂は、その初期の硬度に対する、120℃の雰囲気下に24時間放置した後の硬度の変化率の絶対値が10%以下であり、上記放置前に於ける重量に対する上記放置後の重量の変化率の絶対値が1%以下であることが好ましい。上記雰囲気下に於ける硬度変化率の絶対値が10%より大きく、又は重量の変化率の絶対値が1%より大きいと、フィルタシールとして使用したときに、変形や、有機物、不純物金属等の溶出を生じることがあるので好ましくない。
【0014】
また、本発明のポリウレタン樹脂は、その初期の硬度に対する、100℃の水に24時間浸漬した後の硬度の変化率の絶対値が10%以下であり、上記浸漬前に於ける重量に対する浸漬後の重量の変化率の絶対値が1%以下であることが好ましい。上記熱水浸漬下に於ける硬度変化率の絶対値が10%より大きく、又は重量の変化率の絶対値が1%より大きいと、フィルタシールとして使用したときに、変形を生じることがあるので好ましくない。
【0015】
更に、40mm×40mm×10mmの大きさのの本発明のポリウレタン樹脂を、pH7の浸漬水100gに100℃で24時間浸漬した後の前記浸漬水のpH変化が1以内であり、該浸漬後の浸漬水の電気伝導度が30μS/cm以下であることが好ましい。このpH変化及び電気伝導度が上記範囲を外れると、有機物、不純物金属等の溶出が生じるので好ましくない。
【0016】
また、本発明のポリウレタン樹脂は、その初期の硬度に対する、10%硫酸水に30℃で24時間浸漬した後の硬度の変化率の絶対値が10%以下であり、上記浸漬前に於ける重量に対する上記浸漬後の重量の変化率の絶対値が1%以下であることが好ましい。上記酸性条件下に於ける硬度変化率の絶対値が10%より大きく、又は重量の変化率の絶対値が1%より大きいと、フィルタシールとして使用したときに、使用時の環境によっては変形や、有機物、不純物金属等の溶出を生じることがあるので好ましくない。
【0017】
更に、本発明のポリウレタン樹脂は、その初期の硬度に対する、5%NaOH水に浸漬した後の硬度の変化率の絶対値が10%以下であり、上記浸漬前に於ける重量に対する上記浸漬後の重量の変化率の絶対値が1%以下であることが好ましい。上記塩基性条件下に於ける硬度変化率の絶対値が10%より大きいく、又は重量の変化率の絶対値が1%より大きいと、フィルタシールとして使用したときに変形を生じることがあるので好ましくない。
【0018】
【実施例】
以下、実施例により、本発明のフィルタシール用ポリウレタン樹脂について更に詳細に説明する。
【0019】
【実施例】
(実施例1〜
表1〜3に示すポリオール100gと、触媒としてのジオクチル錫ジリシノレート1gと、表1〜3に示すポリイソシアネートの所定量を混合し、脱気した後、25℃のアルミ型の上に注入したところ、約3分で厚さ10mmのシート状硬化物を得た。この硬化物を40mm×40mmにカットして試験片を作製した。この試験片を使用して以下の耐熱性試験、耐水性試験、耐薬品性及び接着性試験を行った。その結果を併せて表1〜3に示した。
【0020】
(比較例1〜5)
実施例1〜と同様に、表1及び3示すポリオール100gと、触媒としてのジオクチル錫ジリシノレート1gと、表1及び3に示すポリイソシアネートの所定量を混合して脱気した後、、上記実施例と同様に25℃のアルミ型の上に注入し厚さ10mmのシート状硬化物を得た。この硬化物を40mm×40mmにカットして試験片を作製した。この試験片を使用して以下の耐熱性試験、耐水性試験、耐薬品性及び接着性試験を行った。その結果を併せて表1及び3に示した。
【0021】
【表1】

Figure 0003621017
【0022】
【表2】
Figure 0003621017
【0023】
【表3】
Figure 0003621017
【0024】
<試験方法>
(耐熱性試験)
試験片の初期の硬度と重量とを測定した。次に、この試験片を120℃の雰囲気下に24時間放置した後、再度硬度と重量とを測定した。そして、上記初期硬度に対する24時間放置後の硬度の変化率を求めた。また、同じ試験片について、上記初期重量に対する24時間放置後の重量の変化率を求めた。
【0025】
(耐水性試験)
試験片の初期の硬度と重量とを測定し、次に、この試験片をpH7の浸漬水100gに100℃水で24時間浸漬した後、再度硬度と重量とを測定した。そして、上記初期硬度に対する24時間浸漬後の硬度の変化率を求めた。また、同じ試験片について、上記初期重量に対する24時間浸漬後の重量の変化率を測定した。
【0026】
また、上記浸漬後の浸漬水のpHと電気伝導度とを測定した。更に、浸漬後の試験片の外観及び臭気について評価を行った。
【0027】
(耐酸性試験)
試験片の初期の硬度と重量とを測定し、次に、この試験片を30℃の10%硫酸水に24時間浸漬した後、その硬度と重量とを測定した。そして、上記初期硬度に対する24時間浸漬後の硬度の変化率を求めた。また、同じ試験片について、上記初期硬度に対する24時間浸漬後の重量の変化率を求めた。
【0028】
(耐アルカリ性試験)
試験片の初期の硬度と重量とを測定し、次に、この試験片を30℃の5%NaOH水溶液に24時間浸漬した後、その硬度と重量とを測定した。そして、上記初期硬度に対する24時間浸漬後の硬度の変化率を求めた。また、同じ試験片について、上記初期硬度に対する24時間浸漬後の重量の変化率を求めた。
【0029】
(接着性試験)
100mm×25mm×2mmのアルミニウムの板2枚の間に、上記実施例及び上記比較例のポリウレタン樹脂を混合及び脱気したものを用いて、接着面積250mmとなるように塗布し、25℃の恒温槽に24時間放置して硬化させた。この接着したアルミニウムの板について初期の接着強度を測定し、次に、−30℃×1時間と80℃×1時間とからなるサイクルを100サイクル繰り返した後、再度接着強度を測定し、その強度の低下を比較した。
【0030】
接着強度の測定は、引張り試験機に上記の接着したアルミニウムの板を固定し、一方のアルミニウム板を500mm/秒で引張ることにより測定した。
【0031】
(試験結果)
表1〜3に示した試験結果から、実施例1〜のポリウレタン樹脂の試験片は、何れも耐熱性、耐水性、耐酸性、耐塩基性及び接着性に優れていることが分かる。これに対して、比較例1及び2のポリウレタン樹脂では、ヨウ素価が110g/100gより大きいポリオールを使用しているため、耐熱性、耐水性、耐酸性及び耐塩基性の点で劣っている。また、比較例3のポリウレタン樹脂では、ポリイソシアネートの酸素原子の含有量が20重量%であるため、耐水性試験後の浸漬水の電気伝導度が高く、浸漬水へのポリウレタン樹脂成分の溶出が認められる。更に、比較例4及び5のポリウレタン樹脂の試験片では、酸度の高いポリイソシアネートが使用されているため、この場合も耐水性試験後の浸漬水の電気伝導度が高く、浸漬水へのポリウレタン樹脂成分の溶出が認められる。
【0032】
【発明の効果】
本発明のポリウレタン樹脂では、ヨウ素価が110g/100gより小さいポリオールが使用されているので、耐熱性、耐水性、耐酸性、耐塩基性及び接着性に優れ、フィルタシールとして使用した場合に、溶出有機物や溶出不純物金属が製品に混入して製品の純度を低下させることもなく、また、電子部品の場合には溶出有機物や不純物金属による誤動作も生じない。
【0033】
また、本発明では、ポリオールとして酸素原子の含有量が20重量%以下であるものを使用することにより、更に溶出有機物や溶出不純物金属の低減が図られる。更に、ポリイソシアネートとして、その酸度が1%以下であるものを使用することにより、疎水性の高いポリウレタン樹脂を得ることができ、耐水性、耐薬品性等の点で優れたフィルタシールを製造することが可能となる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a polyurethane resin for filter seals, and more particularly to a polyurethane resin for filter seals that causes less elution of organic substances, impurity metals, etc. under the conditions in which the filter seal is used.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, polyurethane resins having various properties from high to low are known. Among such polyurethane resins, highly flexible ones are used as filter sealing materials in factories and the like.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, when a conventional filter seal made of polyurethane resin is used under conditions such as high temperature, high humidity, acidity and alkalinity, organic substances and impurity metals may be eluted. The eluted organic substances and impurity metals are a big problem especially in filters, car filters and the like used in food factories, clean rooms in precision parts factories, nuclear power plants and the like. For example, when eluted organic substances or impurity metals are mixed into a product, the purity of the product may be reduced, and in the case of an electronic component, the component may malfunction.
[0004]
The present invention has been made in order to solve the problems of the conventional polyurethane resin for filter seals, and the object of the present invention is excellent in terms of heat resistance, moisture resistance, chemical resistance, etc. And providing a polyurethane resin for filter seals with less elution of impurity metals.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The polyurethane resin for filter sealing of the present invention is obtained by reacting polyisocyanate with a polyol having an iodine value of less than 110 g / 100 g. By using a polyol having an iodine value of less than 110 g / 100 g, the stability of the resulting polyurethane resin is improved, the heat resistance is improved, and the elution amount of elution organic substances and impurity metals can be reduced.
[0006]
In addition, as the polyol, those having an oxygen atom content of 20% by weight or less are preferably used. By using a polyol having a low oxygen atom content, the resulting polyurethane resin has high hydrophobicity and improved moisture resistance.
[0007]
The acidity of the polyisocyanate used in the present invention is preferably 1% or less. By using a polyisocyanate having a low acidity, the concentration of impurities is lowered, chemical resistance, heat resistance and moisture resistance are improved, and the amount of eluted organic substances and impurity metals can be reduced.
[0008]
In addition, the “acidity” in the present specification is a measured value based on JIS K1556-5-6.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention are described below. As described above, the polyurethane resin for filter seal of the present invention is obtained by reacting polyisocyanate with a polyol having an iodine value of less than 110 g / 100 g. Examples of the polyisocyanate that can be used in the resin of the present invention include diphenylmethane diisocyanate (MDI), polymethylene polyphenylene polyisocyanate (crude MDI), polytolylene polyisocyanate (crude TDI), tolylene diisocyanate (TDI), and xylylene diisocyanate. (XDI), aromatic polyisocyanates such as naphthalene diisocyanate (NDI), aliphatic polyisocyanates such as hexamethylene diisocyanate (HDI), alicyclic polyisocyanates such as isophorone diisocyanate (IPDI), and other carbodiimide modifications of the above polyisocyanates Examples thereof include polyisocyanate and isocyanurate-modified polyisocyanate. Moreover, it is a reaction product obtained by reacting an excess polyisocyanate with a polyol, and a so-called urethane prepolymer having an isocyanate group at a molecular end can be used, and a mixture thereof can also be used. .
[0010]
The polyol which can be used for the polyurethane resin for filter seals of the present invention has an iodine value smaller than 110 g / 100 g as described above. An iodine value of 110 g / 100 g or more is not preferable because the resulting polyurethane resin has low stability and heat resistance is lowered. Specifically, preferred polyols include, for example, ester reaction products of a long-chain fatty acid having a hydroxyl group and a polyfunctional polyol. Examples of long-chain hydroxy fatty acids include ricinoleic acid, oxycaproic acid, oxycapric acid, oxyundecanoic acid, oxylinoleic acid, oxystearic acid, and oxyhexadecenoic acid. Among these, ricinoleic acid and oxystearic acid are Preferably used. Polyfunctional polyols include bifunctional glycols such as ethylene glycol, propylene glycol, butylene glycol, hexamethylene glycol, diethylene glycol and dipropylene glycol, trifunctional compounds such as trimethylolpropane and triethanolamine, diglycerin, and pentaerythritol. Examples thereof include tetrafunctional compounds such as slits, hexafunctional compounds such as sorbitol, octafunctional compounds such as sugar, and mixtures thereof.
[0011]
The polyisocyanate used in the present invention preferably has an acidity of 1% or less. If the acidity is greater than 1%, the concentration of impurities increases, and chemical resistance, heat resistance, and moisture resistance decrease, which is not preferable.
[0012]
In the present invention, the oxygen atom content of the polyol is preferably 20% by weight or less from the viewpoint of improving the moisture resistance of the resulting polyurethane resin. When the oxygen atom content exceeds 20% by weight, the resulting polyurethane resin has high hydrophilicity and the moisture resistance is lowered, which is not preferable.
[0013]
The polyurethane resin of the present invention has an absolute value of the rate of change in hardness after being left in an atmosphere at 120 ° C. for 24 hours with respect to its initial hardness, which is 10% or less. It is preferable that the absolute value of the rate of change in weight is 1% or less. If the absolute value of the rate of change in hardness in the above atmosphere is greater than 10% or the absolute value of the rate of change in weight is greater than 1%, when used as a filter seal, deformation, organic matter, impurity metals, etc. Since elution may occur, it is not preferable.
[0014]
In addition, the polyurethane resin of the present invention has an absolute value of the rate of change in hardness after being immersed in water at 100 ° C. for 24 hours with respect to its initial hardness, which is 10% or less. It is preferable that the absolute value of the rate of change in weight is 1% or less. If the absolute value of the rate of change in hardness under immersion in hot water is greater than 10% or the absolute value of the rate of change in weight is greater than 1%, deformation may occur when used as a filter seal. It is not preferable.
[0015]
Furthermore, the pH change of the immersion water after immersing the polyurethane resin of the present invention having a size of 40 mm × 40 mm × 10 mm in 100 g of immersion water of pH 7 at 100 ° C. for 24 hours is within 1, and after the immersion It is preferable that the electric conductivity of immersion water is 30 μS / cm or less. If this pH change and electrical conductivity are out of the above ranges, elution of organic substances, impurity metals, etc. occurs, which is not preferable.
[0016]
The polyurethane resin of the present invention has an absolute value of the rate of change in hardness after being immersed in 10% sulfuric acid water at 30 ° C. for 24 hours with respect to its initial hardness, which is 10% or less. It is preferable that the absolute value of the rate of change in weight after immersion with respect to is 1% or less. If the absolute value of the rate of change in hardness under the above acidic conditions is greater than 10% or the absolute value of the rate of change in weight is greater than 1%, it may be deformed depending on the operating environment when used as a filter seal. , Organic substances and impurity metals may be eluted, which is not preferable.
[0017]
Furthermore, the polyurethane resin of the present invention has an absolute value of the rate of change in hardness after being immersed in 5% NaOH water with respect to its initial hardness of 10% or less, and after the immersion with respect to the weight before the immersion. The absolute value of the weight change rate is preferably 1% or less. If the absolute value of the rate of change in hardness under the basic conditions is greater than 10% or the absolute value of the rate of change in weight is greater than 1%, deformation may occur when used as a filter seal. It is not preferable.
[0018]
【Example】
Hereinafter, the polyurethane resin for filter seal of the present invention will be described in more detail with reference to examples.
[0019]
【Example】
(Examples 1-8 )
When 100 g of the polyol shown in Tables 1 to 3, 1 g of dioctyltin diricinoleate as a catalyst, and a predetermined amount of polyisocyanate shown in Tables 1 to 3 are mixed and degassed, and then injected onto an aluminum mold at 25 ° C. A sheet-like cured product having a thickness of 10 mm was obtained in about 3 minutes. The cured product was cut into 40 mm × 40 mm to prepare a test piece. Using this test piece, the following heat resistance test, water resistance test, chemical resistance and adhesion test were conducted. The results are also shown in Tables 1 to 3.
[0020]
(Comparative Examples 1-5)
In the same manner as in Examples 1 to 8 , after 100 g of the polyol shown in Tables 1 and 3 and 1 g of dioctyltin diricinoleate as a catalyst and a predetermined amount of polyisocyanate shown in Tables 1 and 3 were mixed and deaerated, In the same manner as in the example, it was poured onto an aluminum mold at 25 ° C. to obtain a sheet-like cured product having a thickness of 10 mm. The cured product was cut into 40 mm × 40 mm to prepare a test piece. Using this test piece, the following heat resistance test, water resistance test, chemical resistance and adhesion test were conducted. The results are also shown in Tables 1 and 3.
[0021]
[Table 1]
Figure 0003621017
[0022]
[Table 2]
Figure 0003621017
[0023]
[Table 3]
Figure 0003621017
[0024]
<Test method>
(Heat resistance test)
The initial hardness and weight of the specimen were measured. Next, the test piece was left in an atmosphere of 120 ° C. for 24 hours, and the hardness and weight were measured again. Then, the rate of change in hardness after standing for 24 hours with respect to the initial hardness was determined. Moreover, the change rate of the weight after leaving for 24 hours with respect to the said initial weight about the same test piece was calculated | required.
[0025]
(Water resistance test)
The initial hardness and weight of the test piece were measured. Next, the test piece was immersed in 100 g of pH 7 immersion water at 100 ° C. for 24 hours, and then the hardness and weight were measured again. And the change rate of the hardness after 24 hours immersion with respect to the said initial hardness was calculated | required. Moreover, about the same test piece, the rate of change of the weight after 24-hour immersion with respect to the said initial weight was measured.
[0026]
Moreover, the pH and electrical conductivity of the immersion water after the immersion were measured. Furthermore, the appearance and odor of the test piece after immersion were evaluated.
[0027]
(Acid resistance test)
The initial hardness and weight of the test piece were measured, and then the test piece was immersed in 10% sulfuric acid at 30 ° C. for 24 hours, and then the hardness and weight were measured. And the change rate of the hardness after 24 hours immersion with respect to the said initial hardness was calculated | required. Moreover, the change rate of the weight after 24-hour immersion with respect to the said initial hardness was calculated | required about the same test piece.
[0028]
(Alkali resistance test)
The initial hardness and weight of the test piece were measured, and then the test piece was immersed in a 5% NaOH aqueous solution at 30 ° C. for 24 hours, and then the hardness and weight were measured. And the change rate of the hardness after 24 hours immersion with respect to the said initial hardness was calculated | required. Moreover, the change rate of the weight after 24-hour immersion with respect to the said initial hardness was calculated | required about the same test piece.
[0029]
(Adhesion test)
Using two aluminum plates of 100 mm × 25 mm × 2 mm mixed and degassed with the polyurethane resins of the above examples and comparative examples, the adhesive area was 250 mm 2 and applied. It was allowed to harden for 24 hours in a thermostatic bath. The initial adhesive strength of this bonded aluminum plate was measured, and then a cycle consisting of −30 ° C. × 1 hour and 80 ° C. × 1 hour was repeated 100 cycles, and then the adhesive strength was measured again. Compared the decline.
[0030]
The adhesive strength was measured by fixing the above-mentioned bonded aluminum plate to a tensile tester and pulling one aluminum plate at 500 mm / second.
[0031]
(Test results)
From the test results shown in Tables 1 to 3, it can be seen that the polyurethane resin test pieces of Examples 1 to 8 are all excellent in heat resistance, water resistance, acid resistance, base resistance and adhesiveness. On the other hand, the polyurethane resins of Comparative Examples 1 and 2 are inferior in terms of heat resistance, water resistance, acid resistance, and base resistance because a polyol having an iodine value greater than 110 g / 100 g is used. In addition, in the polyurethane resin of Comparative Example 3, since the oxygen atom content of the polyisocyanate is 20% by weight, the electrical conductivity of the immersion water after the water resistance test is high, and the polyurethane resin component is eluted into the immersion water. Is recognized. Furthermore, since the polyisocyanate having a high acidity is used in the polyurethane resin test pieces of Comparative Examples 4 and 5, also in this case, the electrical conductivity of the immersion water after the water resistance test is high, and the polyurethane resin into the immersion water is also used. Elution of components is observed.
[0032]
【The invention's effect】
In the polyurethane resin of the present invention, a polyol having an iodine value of less than 110 g / 100 g is used. Therefore, the polyurethane resin has excellent heat resistance, water resistance, acid resistance, base resistance and adhesiveness, and is eluted when used as a filter seal. Organic substances and eluted impurity metals are not mixed into the product and the purity of the product is not lowered, and in the case of electronic parts, malfunction due to the eluted organic substances and impurity metals does not occur.
[0033]
Further, in the present invention, by using a polyol having an oxygen atom content of 20% by weight or less, it is possible to further reduce elution organic substances and elution impurity metals. Furthermore, by using a polyisocyanate having an acidity of 1% or less, a highly hydrophobic polyurethane resin can be obtained, and a filter seal excellent in water resistance, chemical resistance, etc. is produced. It becomes possible.

Claims (8)

ポリイソシアネートと、リシノール酸、オキシカプロン酸、オキシカプリン酸、オキシウンデカン酸、オキシリノール酸、オキシステアリン酸及びオキシヘキサデセン酸からなる群から選択される長鎖脂肪酸と多官能ポリオールとのエステル反応により生成されるヨウ素価が110g/100gより小さいポリオールとを反応させて得られるフィルタシール用ポリウレタン樹脂。 Produced by ester reaction of polyisocyanate with long-chain fatty acid selected from the group consisting of ricinoleic acid, oxycaproic acid, oxycapric acid, oxyundecanoic acid, oxylinoleic acid, oxystearic acid and oxyhexadecenoic acid and a polyfunctional polyol A filter seal polyurethane resin obtained by reacting with a polyol having an iodine value of less than 110 g / 100 g. 前記ポリオールの酸素原子の含有量が20重量%以下である請求項1記載のフィルタシール用ポリウレタン樹脂。The polyurethane resin for filter seals according to claim 1, wherein the polyol has an oxygen atom content of 20% by weight or less. 前記ポリイソシアネートの酸度が1%以下である請求項1又は2記載のフィルタシール用ポリウレタン樹脂。The polyurethane resin for filter seals according to claim 1 or 2, wherein the acidity of the polyisocyanate is 1% or less. 前記ポリウレタン樹脂の初期の硬度に対する、120℃の雰囲気下に24時間放置した後の硬度の変化率の絶対値が10%以下であり、上記放置前に於ける重量に対する上記放置後の重量の変化率の絶対値が1%以下である請求項1乃至3の何れかに記載のフィルタシール用ポリウレタン樹脂。The absolute value of the rate of change in hardness after being left in an atmosphere of 120 ° C. for 24 hours with respect to the initial hardness of the polyurethane resin is 10% or less, and the change in weight after being left to stand relative to the weight before being left as it is. The polyurethane resin for filter seals according to any one of claims 1 to 3, wherein an absolute value of the rate is 1% or less. 前記ポリウレタン樹脂の初期の硬度に対する、100℃の水に24時間浸漬した後の硬度の変化率の絶対値が10%以下であり、上記浸漬前に於ける重量に対する上記浸漬後の重量の変化率の絶対値が1%以下である請求項1乃至4の何れかに記載のフィルタシール用ポリウレタン樹脂。The absolute value of the rate of change in hardness after immersion in water at 100 ° C. for 24 hours with respect to the initial hardness of the polyurethane resin is 10% or less, and the rate of change in weight after immersion relative to the weight before immersion The absolute value of is 1% or less, The polyurethane resin for filter seals in any one of Claims 1 thru | or 4. 40mm×40mm×10mmの大きさの前記ポリウレタン樹脂を、pH7の浸漬水100gに100℃で24時間浸漬した後の前記浸漬水のpH変化が1以内であり、該浸漬後の浸漬水の電気伝導度が30μS/cm以下である請求項1乃至5何れかに記載のフィルタシール用ポリウレタン樹脂。The change in pH of the immersion water after immersion of the polyurethane resin having a size of 40 mm × 40 mm × 10 mm in 100 g of immersion water of pH 7 at 100 ° C. for 24 hours is within 1, and the electric conduction of the immersion water after the immersion The polyurethane resin for filter seals according to any one of claims 1 to 5, having a degree of 30 µS / cm or less. 前記ポリウレタン樹脂の初期の硬度に対する、10%硫酸水に30℃で24時間浸漬した後の硬度の変化率の絶対値が10%以下であり、上記浸漬前に於ける重量に対する上記浸漬後の重量の変化率の絶対値が1%以下である請求項1乃至6の何れかに記載のフィルタシール用ポリウレタン樹脂。The absolute value of the rate of change in hardness after being immersed in 10% sulfuric acid at 30 ° C. for 24 hours with respect to the initial hardness of the polyurethane resin is 10% or less, and the weight after the immersion relative to the weight before the immersion The polyurethane resin for filter seals according to any one of claims 1 to 6, wherein the absolute value of the rate of change of is 1% or less. 前記ポリウレタン樹脂の初期の硬度に対する、5%NaOH水に浸漬した後の硬度の変化率の絶対値が10%以下であり、上記浸漬前に於ける重量に対する上記浸漬後の重量の変化率の絶対値が1%以下である請求項1乃至7の何れかに記載のフィルタシール用ポリウレタン樹脂。The absolute value of the rate of change in hardness after immersion in 5% NaOH water relative to the initial hardness of the polyurethane resin is 10% or less, and the absolute value of the rate of change in weight after immersion relative to the weight before immersion The polyurethane resin for filter seals according to any one of claims 1 to 7, wherein the value is 1% or less.
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