JP3619733B2

JP3619733B2 - Leak detection device

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Publication number: JP3619733B2
Application number: JP2000036043A
Authority: JP
Inventors: 格上野; 心一岩田; 雄己寺口; 宏吉村; 正美蝉丸
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 2000-02-15
Filing date: 2000-02-15
Publication date: 2005-02-16
Anticipated expiration: 2020-02-15
Also published as: JP2001228045A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、非検査体の内部からの気体の漏れを検知するリーク検知装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種のリーク検知装置は、例えば特開平７−４３２４０号公報に示されるように、連通孔を有するワークの前記連通孔の開口部を塞ぐシール材と、前記連通孔の内部にヘリウムガスを供給するガス供給手段と、先端に吸込口を有し前記ワークの被検査部近傍に前記吸込口が配置される吸込管と、前記吸込管を接続するガス導入口とヘリウム分析管および排気ポンプをもつヘリウムリークデイテクタとを備え、往復駆動体にて、前記開口部を前記シール材にて開閉し、前記吸込口を被検査部近傍に往復運動で接近離脱させて、前記連通孔の内部に供給されたヘリウムガスのガス漏れ検知により前記連通孔部の亀裂等の有無を検査するものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
前記のようなリーク検知装置では、往復駆動体にて、吸込口を被検査部近傍に往復運動で接近離脱させて、検査体の連通孔の内部に供給されたヘリウムガスのガス漏れ検知により、前記連通孔部の亀裂等の有無を検査している。そのため、被検査部近傍の一方が解放され往復運動が可能な検査位置での検査には適しているが、往復運動の途中が壁や管やワイヤー等で複雑に入り込んだ状態になっている場合は、前記吸込口が被検査部近傍まで近づくことができず、適切な検査が困難である。
【０００４】
また、前記吸込口周辺には覆いもなく、被検査体周辺に空気の流れがあれば、被検査部にガス漏れがあっても、前記の空気流によって漏れ出たガスが押し流され拡散し、確実には前記ガス漏れが検知できない場合もあり、さらには、前記ガス漏れが検知できても、そのガス漏れがどこであるかの特定も困難である。さらに、前記往復駆動のための駆動装置は大掛かりなものとなり、その駆動や駆動制御等の設備に多大の費用がかかるばかりでなく、被検査体の形状がかわると、前記吸込口の検査のための駆動位置設定にたいへん時間や手間がかかる。
【０００５】
そこで、被検査体の内部からの前記所定の気体の漏れを検知するのに用いられるリーク検知装置を被検査体に設置する際の作業を利用して、検知装置の作動のための様々な入力手段の状態を変更して、検知装置の作業性を向上する点で解決すべき課題がある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明のリーク検知装置は前記のような課題を解決したもので、本発明のリーク検知装置は、内部に所定の気体が有圧状態で封入された被検査体近くの所定の位置に近づけるための吸込口と、前記吸込口を前記被検査体近くに着脱自在に取り付け可能とする取付け手段と、前記被検査体の内部からの前記所定の気体の漏れを検知可能にするため前記吸込口から吸込んだ気体内に前記所定の気体の有無を検知する検知部とを備え、前記吸込口を前記取付け手段にて前記被検査体近くに取り付けたとき入力状態が切り替わる前記検知器のための所定の入力手段が設けられていることを特徴とするものである。
【０００７】
このリーク検知装置によれば、被検査体の内部に所定の気体を有圧状態で封入し、そうした被検査体近くの所定の位置に吸込口を近づけ、取付け手段によって吸込口を被検査体近くに着脱自在に取り付ける。検知部が吸込口から吸込んだ気体内に所定の気体の有無を検知することで、被検査体の内部からの所定の気体の漏れを検知することができる。更に、検知器のために設けられている所定の入力手段が、吸込口を取付け手段にて被検査体近くに取り付けたときに、その入力状態が自動的に切り替わるので、リーク検知装置による被検査体の気体漏れ検知適用時において、吸込口取り付けと同時に入力手段が切り替わることを利用してさまざまな機能の作動が可能となり、検知装置の取り扱いの利便性が大幅に向上する。
【０００８】
また、本発明のリーク検知装置は、上記リーク検知装置において、前記所定の入力手段の前記入力状態が切り替わることにより、前記所定の気体の有無の検知が開始されることを特徴とするものである。このリーク検知装置によれば、取付け手段にて被検査体近くに吸込口を取り付けるたびに、リーク検知装置で所定気体の有無の検知を行うことが可能になる。
【０００９】
さらに、本発明のリーク検知装置は、上記リーク検知装置において、前記所定の入力手段の前記入力状態が切り替わることにより、タイマーのカウントが開始されることを特徴とするものである。このリーク検知装置によれば、所定気体の有無の検知に必要な検知時間が正確にカウントすることが可能になる。
【００１０】
さらにまた、本発明のリーク検知装置は、上記リーク検知装置において、前記リーク検知装置の検知運転状態を知らせるため、前記取付け手段による取付け装置又はその近くに設置可能な表示装置を備えていることを特徴とするものである。複数個の検知のための取付け装置があっても、各々の検知状態が一目でわかり、検知作業を向上させることが可能になる。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるリーク検知装置の実施の形態を図面とともに説明する。
【００１２】
図１は本発明のリーク検知装置の概略図、図２は冷蔵庫本体の裏側にある圧縮機付近をあらわした被検査体の一例を示す図、図３は図１の取付け装置の断面図、図４は図３の取付け装置がドライヤの被検査部に取り付けられたときの要部断面図、図５は図４の縦断面図、図６は本発明の他の実施例の取付け装置でドライヤの被検査部に取り付けるときの状態を示す図、図７は図６の取付け装置がドライヤの被検査部に取り付けられたときの要部断面図、図８は図７の縦断面図である。
【００１３】
図１において、１は本発明によるリーク検知装置、２はリーク検知装置１の検知部、２ａは検知部２の内部に設けられたタイマー、２ｂは後述するリセットボタン、３はリーク検知装置１の可撓性をもつ吸入管、４はリーク検知装置１の吸込口（不図示）を被検査部周辺に取り付けるための取付け装置である。
【００１４】
そして、被検査体の被検査部周辺に取付け装置４を取り付け、取付け装置４の吸込口（不図示）から前記被検査部周辺の気体を吸い込み、可撓性をもつ吸入管３を通して前記気体を検知部２に送り込み、検知部２にて所定の気体（例えば：ヘリウムガス、冷媒ガス等）の有無を検知するようになっている。
【００１５】
図２において、５は冷蔵庫本体、６は圧縮機、７はドライヤ、８は冷媒流の圧力を調整するためのキャピラリーチューブであり、圧縮機６、凝縮器（不図示）、ドライヤ７、キャピラリーチューブ８、冷却器（不図示）はその内部に冷媒を封入し循環させることにより、一連の冷凍サイクルを形成している。
【００１６】
すなわち、圧縮機６の吐出口６ａから吐出されたガス状の冷媒は、凝縮器（不図示）につながる吐出パイプ９内に流れ出し、前記凝縮器に流れ込む、そして、前記凝縮器で冷却され前記冷媒ガスは液化し、接続パイプ１０を通りドライヤ７にて冷媒中の水分や塵が除去されキャピラリーチューブ８へ達する。
【００１７】
その後、前記液化した冷媒は冷却器を通りながら徐々に庫内の熱を奪って気化し、サクションパイプ１１を通り圧縮機６の吸込口６ｂへ戻り、再び圧縮機６により吐出口６ａから吐出され、一連の冷凍サイクルとなる。このとき、圧縮機６の吐出口６ａからキャピラリーチューブ８入口までは高圧側、キャピラリーチューブ８出口から圧縮機６の吸込口６ｂまでは低圧側となる。
【００１８】
前記の冷凍サイクルを形成するため、圧縮機６の吐出口６ａと吐出パイプ９、接続パイプ１０とドライヤ７、ドライヤ７とキャピラリーチューブ８、サクションパイプ１１と圧縮機６の吸込口６ｂ等は各々ロー付け溶接にて内部が流通可能に接続されている。
【００１９】
ドライヤ７や圧縮機６には前記冷凍サイクル内を真空引きするために、真空パイプ１２、１３が冷凍サイクル内に通じるようにロー付け溶接にて接続されている。そして、真空パイプ１２、１３から真空ポンプにて、冷凍サイクルのための流通通路内を真空引きし、所定の真空圧になったとき、真空パイプ１３側から液化した冷媒を内部に所定量注入し、ピンチにて真空パイプ１２、１３の開口部を挟んで閉じ、前記開口部付近を溶解封鎖またはロー流し込み溶接封鎖し、冷媒を前記冷凍サイクルの流通通路内に封入している。
【００２０】
そのため、冷蔵庫生産の工程中で前記冷媒封入後に、各々のパイプ等で複雑に入り込んだ前記溶接箇所の各々のガス漏れ検査が必要となっている。
【００２１】
図３において、１４は挟み板、１５は上枠、１６は下枠、１７は板バネである。挟み板１４の上下端には回転突起１４ａが突き出して設けられており、回転突起１４ａは上枠１５、下枠１６の各々の穴１５ａ、１６ａに回動自在に嵌合している。
【００２２】
挟み板１４にはブラシ状のシール１８が接着等で取り付けられている。そして、挟み板１４の前方を開くように、板バネ１７は挟み板１４の後方外側と下枠１６の内側を押している。
【００２３】
１９はスライド板、２０はスライド板１９に取り付けられたコイルバネ状の押しバネ、１５ｂは上枠１５の側壁から突き出したリブ、１６ｂはリブ１５ｂに対応した位置の下枠１６に設けられたリブ、２１はリブ１６ｂとスライド板１９の間に設けられた補助バネ、２２は下枠１６上に突起（不図示）等で固定され、入力状態切替えのためのアクチェータ２２ａをもつマイクロスイッチである。なお、リブ１６ｂはマイクロスイッチ２２を避けた状態で設けられている。
【００２４】
マイクロスイッチ２２は上枠１５のリブ１５ｂで上方から押さえつけられ固定されている。また、補助バネ２１はスライド板１９に取り付けられており、リブ１５ｂとスライド板１９を互いに遠ざけるような力が働いている。そして、スライド板１９の前方は、挟み板１４の後端部１４ｂに突き当たって、それより前方には移動しないようになっている。
【００２５】
２３は前方に吸込口２４ａをもつパイプ２４を設けた仕切板で、上枠１５、下枠１６の側壁内側に設けた溝に差し込まれている。そして、板バネ１７は下枠１６の側壁内側に接着や差し込み等にて取り付けられている。なお、板バネ１７や仕切板２３は、スライド板１９や、スライド板１９の移動にともない移動する押しバネ２０や補助バネ２１の、各々の移動を阻害しないような必要最小限の隙間をもっている。
【００２６】
２５はマイクロスイッチ２２と検知部２内の電気回路に電気的に接続されたＬＥＤ組品で、ＬＥＤ２５ａや可撓性をもつ保護チューブ２５ｂからなっている。
【００２７】
上枠１５、下枠１６は、前記各々の部品を内部に納めた後、互いに爪嵌合や接着にて一体にし、その後方を可撓性をもつ保護カバー２６（例えば：熱収縮チューブ、軟質塩化ビニール、軟質ゴム等）で覆い、取付け装置４となっている。
【００２８】
図４は、取付け装置４がドライヤ７と接続パイプ１０および真空パイプ１２との溶接箇所である被検査部２７付近に取り付けられたときの要部断面図であり、挟み板１４の後方内側にある当たり面１４ｃは、被検査部２７付近に取付け装置４を押し気味に取り付けたとき、ドライヤ７の真空パイプ１２側外側面に押されて外側に開く。
【００２９】
挟み板１４の前方は被検査部２７周辺に所定の間隔をおいて閉じるようになり、そのため、挟み板１４は被検査部２７周辺を覆う。なお、本図でドライヤ７の最外郭となる輪郭（例えば：直径＝１８ｍｍ程度の実線と点線からなる略円形）は図面が複雑になるので省略している。
【００３０】
挟み板１４の後端部１４ｂは、スライド板１９の前方を後方に押し、スライド板１９は後方に移動する。また、スライド板１９に設けられた押しバネ２０も同時に後方へ移動し、アクチェータ２２ａを押し、マイクロスイッチ２２の入力状態が切り替わる。また、スライド板１９が後方へ移動するため、補助バネ２１は圧縮され、スライド板１９を押し戻そうとする力がさらに強く働くようになる。
【００３１】
押しバネ２０は圧縮バネであり、スライド板１９が後端部１４ｂに押されて移動しきったとき、押しバネ２０の後方先端はアクチェータ２２ａを少し圧縮ぎみに押すような位置関係にしておくと、スライド板１９の移動量や関連部品の寸法や位置関係のばらつきを吸収することができ、マイクロスイッチ２２の入力状態の切り替えがさらに確実にできるようになる。
【００３２】
また、被検査部２７付近に取付け装置４を取り付けたとき、挟み板１４の当たり面１４ｃが、ドライヤ７の真空パイプ１２側外側面に押されて外側に開くため、板バネ１７は挟み板１４の後方外側で押され、挟み板１４の後方外側を押し戻そうとする力がさらに働くようになる。
【００３３】
挟み板１４が樹脂（例えば：ＡＢＳ樹脂）にて形成されているときは、当たり面１４ｃで、ドライヤ７の真空パイプ１２側外側面に押される位置やその周辺には、摩耗防止のため耐摩耗材（例えば：金属板、テトロンフィルム、ポロアセタール等）を設けておくとよい。
【００３４】
挟み板１４の前方は被検査部２７周辺を挟み付けるため、ブラシ状のシール１８は変形して被検査部２７周辺を覆うようになる。シール１８がブラシ状であるため、取付け装置４を被検査部２７に押し気味に取り付けるとき、滑りやすく容易に取り付けられる。
【００３５】
被検査部２７付近に取付け装置４を取り付けたとき、シール１８のドライヤ７を後方に押しやる力と、板バネ１７、押しバネ２０及び補助バネ２１のドライヤ７を前方に押しやる力とが釣り合い、取付け装置４は被検査部２７付近に挟み付けられたままとなる。
【００３６】
当たり面１４ｃ、１４ｃの間隔を、ドライヤ７の真空パイプ１２側外側面の外径（例えば：外径＝８ｍｍ）と同じ寸法にして、真空パイプ１２側外側面の外径部を最大径で挟み付けるようにし、このとき、当たり面１４ｃ、１４ｃは互いに向かい合って平行となるようにしておくと、さらに確実に、取付け装置４は被検査部２７付近に挟み付けられて保持されるようになる。
【００３７】
取付け装置４が被検査部２７付近に押し気味に挟み付けられたとき、パイプ２４の吸込口２４ａは被検査部２７の後端部と所定の間隔（例えば２．５ｍｍ）をあけた位置関係となる。
【００３８】
そのため、被検査部２７と吸込口２４ａとは、適度な空間をあけて常に取り付けられるようになり、吸込口２４ａが被検査部２７で塞がれることもなく、また、吸込口２４ａが被検査部２７から離れ過ぎることもなく、確実に安定して被検査部２７周辺の気体を吸込むことができ、確実にガス漏れの有無が検知できるようになる。
【００３９】
しかも、挟み板１４の前方は被検査部２７周辺を挟み付け、ブラシ状のシール１８は変形して被検査部２７周辺や吸込口２４ａを覆うようになるため、被検査部２７周辺に空気の流れがあっても、被検査部にガス漏れがあった場合、前記の空気流によって漏れ出たガスが押し流され拡散するということもなく、確実に前記ガス漏れが検知でき、さらには、そのガス漏れが被検査部２７にあるとの特定もおおむねでき、複雑に入り込んだ被検査部もさらに確実にガス漏れの有無が検知できることになる。
【００４０】
このことは、図２における他の溶接箇所についても、ほぼ同様の効果が得られる。また、さらに確実性を増すには、挟み板１４やシール８の形状を、各々の溶接箇所の形状にあわせた数種の形状（例えば：直径＝６ｍｍ１本用、直径＝８ｍｍ１本用、等）にし、各々取付け装置としてリーク検知装置１に設けておくとよい。
【００４１】
取付け装置４は被検査部２７に取付けのときの押し付け代は、その構造上かなり少なく（例えば：押し付け代＝３．５ｍｍ）、また、取付け装置４自体の長さも短く（例えば：７５ｍｍ）てよく、さらには、取付け装置４のパイプ２４は可撓性をもつ吸入管３につながっているため、被検査部２７に取付けのための必要周辺空間は、被検査部２７の中心から片側に１００ｍｍもあればよい。
【００４２】
被検査部２７に取付け装置４を近づけるための進路の途中が、壁や管やワイヤー等で複雑に入り込んだ状態になっていても、取付け装置４を持つ手が入り込みさえすれば、簡単に取付け装置４を被検査部２７に取付けることができ、複雑に入り込んだ被検査部も確実にガス漏れの有無が検知できることになる。
【００４３】
取付け装置４の吸込口２４ａを持つパイプ２４は吸入管３と可撓性を持つチューブで一体に形成されていると、パイプ２４と吸入管３とをつなぐ周辺が短くでき、さらに、被検査部２７に取付けのための必要周辺空間は少なくて済み、さらに複雑に入り込んだ被検査部も確実にガス漏れの有無が検知できるようになる。
【００４４】
取付け装置４が被検査部２７付近に挟み付けられたとき、スライド板１９に設けられた押しバネ２０がスライド板１９とともに後方へ移動し、アクチェータ２２ａを押す。そして、アクチェータ２２ａが押されたことにより、マイクロスイッチ２２の入力状態が切り替わり（例えば：ＯＦＦからＯＮに切り替え）、ガス検知手段が通電により予熱されている検知部２の吸引手段（例えば：吸引ファン、吸引ポンプ、等）が作動し、同時に、前記検知部に内蔵されたタイマー２ａのカウントが開始され、ＬＥＤ組品２５のＬＥＤ２５ａが点灯される。
【００４５】
吸込口２４ａから被検査部２７付近の気体を吸い込み、可撓性をもつ吸入管３を通り前記気体は検知部２に送られる。そして、検知部２にて前記気体内に冷媒ガスが含まれているかどうかをタイマー２ａのカウントにて所定時間（例えば：２秒間）吸引検査し、その結果、冷媒ガスが前記気体内に所定濃度含まれていると、ＬＥＤ２５ａの点滅とともにブザー等の報知手段にて知らされる。
【００４６】
検査者は前記警報報知を確認後、検知部２のリセットボタン２ｂを押し、リーク検知装置１をリセットした後、被検査部２７付近から取付け装置４を取り外し、次の被検査部の検査に入ることになる。
【００４７】
前記吸引検査の結果、冷媒ガスが前記気体内に所定濃度含まれていないと、検査開始から所定時間（例えば：２秒間）経過後、前記ＬＥＤ２５ａの点灯が消灯され、呼び鈴音が鳴り、検査終了が知らされる。
【００４８】
そして、検査者は検査の結果ガス漏れのないことを確認後、検知部２のリセットボタン２ｂを押し、リーク検知装置１をリセットした後、被検査部２７付近から取付け装置４を取り外し、次の被検査部の検査に入ることになる。
【００４９】
スライド板１９によりアクチェータ２２ａが押されることにより、マイクロスイッチ２２の入力状態が切り替わり、予熱されていた検知部２の吸引手段（例えば：吸引ファン）が作動し、吸込口２４ａから被検査部２７付近の気体を吸い込み検知部２に送られ、所定の気体（例えば：冷媒ガス）の有無の検知が開始されるため、取付け手段にて被検査部２７近くに取付け装置４の吸込口２４ａを取り付けるたびに、リーク検知装置１で所定の気体の有無の検知が行われるので、必要以上に吸引手段を運転することもなく、検知部２に必要以上に負荷をかけることもなく、さらにむだなく確実にガス漏れの有無が検知できるようになる。
【００５０】
マイクロスイッチ２２の入力状態が切り替わり、タイマー２ａのカウントが開始されるため、リーク検知装置１での所定の気体（例えば：冷媒ガス）の有無の検知に必要な検知時間（例えば：２秒）が正確にカウントでき、さらにむだなく確実にガス漏れの有無が検知できるようになる。
【００５１】
そして、被検査部２７近くに，検知運転状態を知らせるための表示装置であるＬＥＤ２５ａが，取付け装置４とともにあるため、たとえ複数個の検知のための取付け装置４が被検査体周辺にあっても、各々の検知状態が検査者には一目でわかり、検知作業が向上したリーク検知装置１が得られる。
【００５２】
被検査部２７でのガス漏れ検査が終了した後、取付け装置４を後方に引っ張ることにより、ドライヤ７の前方部がシール１８を押しのけ、挟み板１４の前方も押し開かれる。そして、板バネ１７は挟み板１４の後方外側を押し、さらに、アクチェータ２２ａや押しバネ２０や補助バネ２１の反力でスライド板１９を前方に押しやり、スライド板１９の前方が挟み板１４の後端部１４ｂを前方に押し、挟み板１４の前方は開かれ、図３の状態に戻る。
【００５３】
板バネ１７については、挟み板１４の上端付近の上枠１５にも同様に追加して設けてもよい。
【００５４】
図５において、取付け装置４が被検査部２７付近に挟み付けられたとき、上下方向では少しのずれはあるが、水平方向ではパイプ２４の吸込口２４ａは被検査部２７の後端部と所定の間隔（例えば２．５ｍｍ）をあけた位置関係となる。
【００５５】
仕切板２３は、スライド板１９や、スライド板１９の移動にともない移動する押しバネ２０や補助バネ２１（本図では図面が複雑になるため省略している。）の、各々の移動を阻害しないような必要最小限の隙間（例えば：スライド板１９と仕切板２３との隙間＝０．３ｍｍ）をもっている。なお、板バネ１７は図面が複雑になるため、省略されているが、仕切板２３同様に前記各々の部品と同様の隙間をもっている。
【００５６】
マイクロスイッチ２２は上枠１５のリブ１５ｂで上方から押さえつけられ固定されている。なお、挟み板１４の上下にはブラシ状のシール１８が取り付けられているが、場合によっては、上下のシール１８の間も同様のシールを設けてもよい。
【００５７】
シール１８はブラシ状のものから成っているが、取付け装置４が被検査部２７に取り付けられたとき、前記被検査部周辺を覆うように、非通気性の軟質発泡体（例えば：軟質ウレタン材）や軟質ゴム（例えば：軟質シリコンゴム）等からなるシール材で形成されてもよい。
【００５８】
図６において、２８は係り板、２９は上枠、３０は下枠、３１は引きバネである。係り板２８の後方の下端にはガイド部２８ａが突き出して設けられており、引きバネ３１は下枠３０の側壁から突き出したリブ３０ａとガイド部２８ａに取り付けられている。リブ３０ａに対応した位置に、上枠２９の側壁から突き出したリブ２９ａが設けられている。
【００５９】
本図は、取付け装置４ａをドライヤ７の被検査部２７周辺に取り付ける途中の状態を示す図である。ドライヤ７の被検査部２７周辺を、係り板２８に取り付けられたブラシ状のシール３２と上枠２９、下枠３０の入口部２９ｂ，３０ｂとで挟んでいる。そのため、引きバネ３１は最大に引っ張られた状態になっている。
【００６０】
そして、係り板２８はガイド部２８ａとともに、上枠２９と下枠３０の内部を移動可能に取り付けられている。また、３２はガイド部２８ａに取り付けられたコイルバネ状の押しバネで、入力状態切替えのためのアクチェータ２２ａをもつマイクロスイッチ２２は下枠３０上に突起（不図示）等で固定されている。なお、リブ３０ａはマイクロスイッチ２２を避けた状態で設けられている。
【００６１】
マイクロスイッチ２２は上枠２９のリブ２９ａで上方から押さえつけられ固定されている。また、係り板２８のガイド部２８ａ前方は、入口部３０ｂの後壁部に突き当たって、それより前方には移動しないようになっている。
【００６２】
仕切板２３は前方に吸込口２４ａをもつパイプ２４を設けており、上枠２９、下枠３０の側壁内側に設けた溝に差し込まれている。なお、仕切板２３は、係り板２８、ガイド部２８ａや、ガイド部２８ａの移動にともない移動する押しバネ３２や引きバネ３１の、各々の移動を阻害しないような必要最小限の隙間をもっている。
【００６３】
２５は前記同様、マイクロスイッチ２２に電気的に接続されたＬＥＤ組品で、ＬＥＤ２５ａや可撓性をもつ保護チューブ２５ｂからなっている。
【００６４】
上枠２９、下枠３０は、前記各々の部品を内部に納めた後、互いに爪嵌合や接着にて一体にし、その後方を可撓性をもつ保護カバー３３（例えば：熱収縮チューブ、軟質塩化ビニール、軟質ゴム等）で覆い、取付け装置４ａとなっている。
【００６５】
図７において、本図は取付け装置４ａがドライヤ７と接続パイプ１０及び真空パイプ１２との溶接箇所である被検査部２７付近に取り付けられたときの要部断面図で、被検査部２７付近に取付け装置４ａを係り気味に取り付けたとき、ドライヤ７の真空パイプ１２側外側面は下枠３０の当たり面３０ｃに当たる。
【００６６】
そして、係り板２８は引きバネ３１に後方に引かれ、係り板２８は図６の位置から後方に移動し、係り板２８に設けられたシール３２も図のように変形するまで移動する。そのため、係り板２８やシール３２は被検査部２７周辺を覆うようになる。また、上枠２９や下枠３０の内壁も被検査部２７周辺の覆いの役目となるよう、凹部２９ｄ，３０ｄをそれぞれ上枠２９や下枠３０に設けている。
【００６７】
なお、本図でドライヤ７の最外郭となる輪郭（例えば：直径＝１８ｍｍ程度の実線と点線からなる略円形）は図面が複雑になるので省略している。
【００６８】
ガイド部２８ａに設けられた押しバネ３２も係り板２８の移動と同時に後方へ移動し、アクチェータ２２ａを押し、マイクロスイッチ２２の入力状態が切り替わる。なお、押しバネ３２は圧縮バネであり、係り板２８が後方に移動しきったとき、押しバネ３２の後方先端はアクチェータ２２ａを少し圧縮ぎみに押すような位置関係にしておくと、係り板２８の移動量や関連部品の寸法や位置関係のばらつきを吸収することができ、マイクロスイッチ２２の入力状態の切り替えがさらに確実にできるようになる。
【００６９】
シール３２がブラシ状であるため、取付け装置４ａを被検査部２７周辺に押し気味に係り止めのとき、滑りやすく容易に取り付けられる。そして、取付け装置４ａが被検査部２７付近に係り気味に取り付けられたとき、パイプ２４の吸込口２４ａは被検査部２７の後端部と所定の間隔（例えば２．５ｍｍ）をあけた位置関係となる。
【００７０】
そのため、被検査部２７と吸込口２４ａとは、適度な空間をあけて常に取り付けられるようになり、吸込口２４ａが被検査部２７で塞がれることもなく、また、吸込口２４ａが被検査部２７から離れ過ぎることもなく、安定して被検査部２７周辺の気体を吸込むことができ、確実にガス漏れの有無が検知できるようになる。
【００７１】
しかも、係り板２８は被検査部２７周辺に係り気味に取り付き、ブラシ状のシール１８は変形し、係り板２８、シール３２、上枠２９や下枠３０の内壁等が被検査部２７周辺や吸込口２４ａを覆うようになるため、被検査部２７周辺に空気の流れがあっても、被検査部にガス漏れがあった場合、前記の空気流によって漏れ出たガスが押し流され拡散するということもなく、確実に前記ガス漏れが検知でき、さらには、そのガス漏れが被検査部２７にあるとの特定もおおむねでき、複雑に入り込んだ被検査部もさらに確実にガス漏れの有無が検知できることになる。
【００７２】
このことは、図２における他の溶接箇所についても、ほぼ同様の効果が得られる。また、さらに確実性を増すには、前記係り板２８やシール３２の形状を、各々の溶接箇所の形状にあわせた数種の形状（例えば：直径＝６ｍｍ１本用、直径＝８ｍｍ１本用、等）にし、各々取付け装置として前記リーク検知装置１に設けておくとよい。
【００７３】
取付け装置４ａは被検査部２７に取付けのときの係り板２８の移動量は、被検査部２７の係り代の大きさ（例えば：係り代＝１５ｍｍ）となり、また、取付け装置４ａ自体の長さは短く（例えば：７５ｍｍ）てよく、さらには、取付け装置４ａのパイプ２４は可撓性を持つ吸入管３につながっているため、被検査部２７に取付けのための必要周辺空間は、被検査部２７の中心から１００ｍｍもあればよい。
【００７４】
被検査部２７に取付け装置４ａを近づけるための進路の途中が、壁や管やワイヤー等で複雑に入り込んだ状態になっていても、取付け装置４ａをもつ手が入り込みさえすれば、簡単に取付け装置４ａを被検査部２７に取付けることができ、複雑に入り込んだ被検査部も確実にガス漏れの有無が検知できることになる。
【００７５】
取付け装置４の吸込口２４ａを持つパイプ２４は吸入管３と可撓性を持つチューブで一体に形成されていると、パイプ２４と吸入管３とをつなぐ周辺が短くでき、さらに、被検査部２７に取付けのための必要周辺空間は少なくて済み、さらに複雑に入り込んだ被検査部も確実にガス漏れの有無が検知できるようになる。
【００７６】
取付け装置４ａが被検査部２７に取り付けられるには、まず、２点鎖線であらわされたドライヤ７の接続パイプ１０側の外側面を、係り板２８の入口部２８ｂの傾斜部と上枠２９、下枠３０の入口部２９ｂ、３０ｂの傾斜部に当て、前記各々の入口部２８ｂと入口部２９ｂ，３０ｂの間を押し開くように取付け装置４ａを押し付ける。なお、このとき、アクチェータ２２ａは押しバネ３２に押し付けられている。
【００７７】
その後、入口部２８ｂをドライヤ７の接続パイプ１０側の外側面に引っ掛けたまま、取付け装置４ａを後方に引き、前記各々の入口部２８ｂと入口部２９ｂ，３０ｂの間を広げ、ドライヤ７の真空パイプ１２側の外側面は入口部２９ｂ、３０ｂを越え（この瞬間の状態が図６の状態）る。このとき、アクチェータ２２ａは、押しバネ３２が遠のくので、開いた状態になっている。
【００７８】
凹部２９ｄ，３０ｄに前記被検査部２７を入れ、本図の実線で描かれたようなドライヤ７の位置状態まで当たり面３０ｃをもってゆくと、本図のような係り止め状態になる。このとき、アクチェータ２２ａは押しバネ３２に再び押し付けられる。
【００７９】
このとき、マイクロスイッチ２２の入力切替状態の変化は、マイクロスイッチ２２のアクチェータ２２ａの動きからみて、ＯＮ−ＯＦＦ−ＯＮ、または、ＯＦＦ−ＯＮ−ＯＦＦとなる。
【００８０】
前記入力状態の変化（例えば：ＯＮ−ＯＦＦ−ＯＮ）を感知してマイクロコンピュータ等で変換し、入力を切替える（例えば：ＯＦＦからＯＮに切り替える）ように検知部２内でしておく。
【００８１】
取付け装置４ａが被検査部２７付近に取り付けられたとき、マイクロスイッチ２２の入力切替状態の変化を感知して、例えばマイクロコンピュータで入力状態が切り替わり（例えば：ＯＦＦからＯＮに切り替え）、予熱されていた検知部２の吸引手段（例えば：吸引ファン、吸引ポンプ、等）が作動し、同時に、検知部２に内蔵されたタイマー２ａのカウントが開始され、ＬＥＤ組品２５のＬＥＤ２５ａが点灯されるようにする。
【００８２】
吸込口２４ａから被検査部２７付近の気体を吸い込み、可撓性を持つ吸入管３を通り前記気体は検知部２に送られる。そして、検知部２にて前記気体内に冷媒ガスが含まれているかどうかをタイマー２ａのカウントにて所定時間（例えば：２秒間）吸引検査し、その結果、冷媒ガスが前記気体内に所定濃度含まれていると、前記ＬＥＤ２５ａの点滅とともにブザー等の報知手段にて知らされる。
【００８３】
そして、検査者は前記警報報知を確認後、検知部２のリセットボタン２ｂを押し、リーク検知装置１をリセットした後、被検査部２７付近から取付け装置４を取り外し、次の被検査部の検査に入ることになる。
【００８４】
また、前記吸引検査の結果、冷媒ガスが前記気体内に所定濃度含まれていないと、検査開始から所定時間（例えば：２秒間）経過後、ＬＥＤ２５ａの点灯が消灯され、呼び鈴音が鳴り、検査終了が知らされる。
【００８５】
検査者は検査の結果ガス漏れのないことを確認後、検知部２のリセットボタン２ｂを押し、リーク検知装置１をリセットした後、被検査部２７付近から取付け装置４を取り外し、次の被検査部の検査に入る。
【００８６】
入力状態が切り替わり、予熱されていた検知部２の吸引手段（例えば：吸引ファン）が作動し、吸込口２４ａから被検査部２７付近の気体を吸い込み検知部２に送られ、所定の気体（例えば：冷媒ガス）の有無の検知が開始されるため、取付け手段にて被検査部２７近くに取付け装置４ａの吸込口２４ａを取り付けるたびに、リーク検知装置１で所定の気体の有無の検知が行われるので、必要以上に吸引手段を運転することもなく、検知部２に必要以上に負荷をかけることもなく、さらに無駄なく確実にガス漏れの有無が検知できるようになる。
【００８７】
入力状態が切り替わり、タイマー２ａのカウントが開始されるため、リーク検知装置１での所定の気体（例えば：冷媒ガス）の有無の検知に必要な検知時間（例えば：２秒）が正確にカウントでき、さらに無駄なく確実にガス漏れの有無が検知できるようになる。
【００８８】
被検査部２７近くに，検知運転状態を知らせるための表示装置であるＬＥＤ２５ａが，取付け装置４ａとともにあるため、たとえ複数個の検知のための取付け装置４ａが被検査体周辺にあっても、各々の検知状態が検査者には一目でわかり、検知作業が向上したリーク検知装置１が得られる。
【００８９】
被検査部２７でのガス漏れ検査が終了した後、取付け装置４ａを後方に引っ張ることにより、図６のようになり、ドライヤ７を係り板２８から取り外すと、また、図７のような係り板２８の位置関係に戻る。（但し、この場合は、ドライヤ７は本図から無くなった状態となる。）図８において、取付け装置４ａが被検査部２７付近に挟み付けられたとき、上下方向では少しのずれはあるが、パイプ２４の吸込口２４ａは被検査部２７の後端部と所定の間隔（例えば２．５ｍｍ）をあけた位置関係となる。
【００９０】
仕切板２３は、係り板２８、ガイド部２８ａや、ガイド部２８ａの移動にともない移動する押しバネ３２や引きバネ３１の、各々の移動を阻害しないような必要最小限の隙間（例えば：ガイド部２８ａと仕切板２３との隙間＝０．３ｍｍ）を持っている。なお、引きバネ３１は図面が複雑になるため、省略されている。
【００９１】
マイクロスイッチ２２は上枠２９のリブ２９ａで上方から押さえつけられ固定されている。なお、係り板２８の上下にはブラシ状のシール３２が取り付けられているが、場合によっては、上下のシール３２の間も同様のシールを設けてもよい。
【００９２】
シール３２はブラシ状のものから成っているが、取付け装置４ａが被検査部に取り付けられたとき、前記被検査部周辺を覆うように、非通気性の軟質発泡体（例えば：軟質ウレタン材）や軟質ゴム（例えば：軟質シリコンゴム）等からなるシール材で形成されてもよい。
【００９３】
リーク検知装置１の運転状態を表すために、ＬＥＤ２５ａが設けられているが、前記のような表示装置としては、ネオンランプ等のランプに類するものでもよいことは明白である。
【００９４】
なお、前後方向とは、図面の左右の方向を意味する。また、本図において、板厚などの薄い断面を示す部分に対するハッチングは省略している。
【００９５】
【発明の効果】
本発明のリーク検知装置によれば、吸込口が被検査体近くに取付け手段にて取り付け可能となっているので、複雑に入り込んだ被検査部にも、前記吸込口を取り付けることができ、確実に前記被検査部でのガス漏れの有無が検知できるリーク検知装置が得られる。
【００９６】
また、吸込口から吸込んだ気体を検知部に送る可撓性をもつ吸入管を設けたリーク検知装置の前記吸込口が被検査体近くに取付け手段にて着脱自在に取り付け可能となっているので、複雑に入り込んだ被検査部にも、前記吸込口を取り付けることができ、確実に前記被検査部でのガス漏れの有無が検知できるリーク検知装置が得られる。
【００９７】
更に、吸込口から吸込んだ気体を検知部に送る可撓性をもつ吸入管を設けたリーク検知装置の前記吸込口が被検査体近くから、予め定められた所定の間隔をあけて、取付け手段にて着脱自在に取り付け可能となっているので、複雑に入り込んだ被検査部にも、所定の間隔をあけて、前記吸込口を取り付けることができ、さらに確実に前記被検査部でのガス漏れの有無が検知できるリーク検知装置が得られる。
【００９８】
そして、被検査体近くへの吸込口の取付け手段が挟み付け方式であるため、被検査部の吸込口取付け部周辺に容易に着脱自在となり、吸込口から吸込んだ気体を検知部に送る吸入管が可撓性の特性を持っており、複雑に入り込んだ被検査部にも、容易に前記吸込口を取り付けることができ、複雑に入り込んだ被検査部も確実にガス漏れの有無が検知できるリーク検知装置が得られる。
【００９９】
そしてまた、被検査体近くへの吸込口の取付け手段が係り止め方式であるため、被検査部の吸込口取付け部周辺に簡単な構造で容易に着脱自在となり、吸込口から吸込んだ気体を検知部に送る吸入管は可撓性の特性を持っており、複雑に入り込んだ被検査部にも、容易に前記吸込口を取り付けることができ、複雑に入り込んだ被検査部も確実にガス漏れの有無が検知できるリーク検知装置が得られる。
【０１００】
さらに、取付け手段にて被検査体近くに吸込口を着脱自在に取り付けたとき、前記被検査体の被検査部及びその周辺と前記吸込口は前記取付け手段にて覆われるため、被検査体周辺の外気流による検体ガスの拡散等の影響がなくなり、複雑に入り込んだ被検査部もさらに確実にガス漏れの有無が検知できるリーク検知装置が得られる。
【０１０１】
本発明は前記のような構成であるから、取付け手段にて被検査体近くに吸込口を着脱自在に取り付けたとき、所定の入力手段の入力状態が切り替わるため、前記吸込口取り付けと同時に、入力手段の切替えを利用してさまざまな機能の作動が可能となるリーク検知装置が得られる。
【０１０２】
また、本発明によれば、所定の入力手段の入力状態が切り替わることにより所定気体の有無の検知が開始されるため、取付け手段にて前記被検査体近くに吸込口を取り付けるたびに、リーク検知装置で所定気体の有無の検知が行われ、複雑に入り込んだ被検査部も、さらに無駄なく確実にガス漏れの有無が検知できるリーク検知装置が得られる。
【０１０３】
そして、本発明によれば、所定の入力手段の入力状態が切り替わることによりタイマーのカウントが開始されるため、リーク検知装置での所定気体の有無の検知に必要な検知時間が正確にカウントでき、さらに無駄なく確実にガス漏れの有無が検知できるリーク検知装置が得られる。
【０１０４】
そしてまた、本発明によれば、被検査部近くに検知運転状態を知らせるための表示装置があるため、複数個の検知のための取付け装置があっても、各々の検知状態が一目でわかり、検知作業が向上したリーク検知装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のリーク検知装置の概略図である。
【図２】冷蔵庫本体の裏側にある圧縮機付近を表した被検査体の一例を示す図である。
【図３】図１の取付け装置の断面図である。
【図４】図３の取付け装置がドライヤの被検査部に取り付けられたときの要部断面図である。
【図５】図４の縦断面図である。
【図６】本発明の他の実施例の取付け装置でドライヤの被検査部に取り付けるときの状態を示す図である。
【図７】図６の取付け装置がドライヤの被検査部に取り付けられたときの要部断面図である。
【図８】図７の縦断面図である。
【符号の説明】
１リーク検知装置
２検知部
２ａタイマー
３吸入管
２４ａ吸込口
２５ａＬＥＤ（表示装置）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present inventionDetecting gas leaks from inside non-inspection objectsRegarding leak detection deviceThe
[0002]
[Prior art]
Conventional,This type of leak detection device, for example, as disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-43240, supplies a sealing material that closes the opening of the communication hole of a work having a communication hole, and supplies helium gas into the communication hole. A gas supply means that has a suction port at the tip, a suction pipe in which the suction port is disposed in the vicinity of the part to be inspected, a gas introduction port that connects the suction pipe, a helium analysis tube, and an exhaust pump A helium leak detector is provided, and the opening is opened and closed by the sealing material with a reciprocating drive body, and the suction port is moved back and forth near the part to be inspected by reciprocating motion, and supplied to the inside of the communication hole. In some cases, the presence or absence of cracks or the like in the communication hole is inspected by detecting leakage of the helium gas.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the leak detection device as described above, the suction port is moved back and forth in the vicinity of the part to be inspected by the reciprocating drive body and supplied to the inside of the communication hole of the inspection body.TaheInspects the presence or absence of cracks in the communication hole by detecting gas leaksdoing. ThatTherefore, it is suitable for inspection at an inspection position where one side near the part to be inspected is released and can reciprocate, but the middle of the reciprocating motion is in a complicated state with walls, tubes, wires, etc. The suction port cannot approach the vicinity of the part to be inspected,Have difficulty.
[0004]
In addition, if there is no cover around the suction port and there is a flow of air around the object to be inspected, even if there is a gas leak in the part to be inspected, the gas leaked by the air flow is pushed away and diffused, In some cases, the gas leak cannot be reliably detected. Further, even if the gas leak can be detected, it is difficult to specify where the gas leak is.Ru.Furthermore, the drive device for the reciprocating drive becomes large-scale, and not only does the equipment for driving and drive control, etc. cost much, but also when the shape of the object to be inspected changes, the inspection of the suction port It takes a lot of time and effort to set the drive position.
[0005]
Therefore, various inputs for the operation of the detection device are made by using the work for installing the leak detection device used to detect the leakage of the predetermined gas from the inside of the inspection subject. There is a problem to be solved in that the state of the means is changed to improve the workability of the detection device.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The leak detection device of the present invention solves the above problems, and the leak detection device of the present inventionA suction port for approaching a predetermined position near the object to be inspected, in which a predetermined gas is sealed in a pressure state, and an attachment means for detachably attaching the suction port near the object to be inspected; A detector for detecting the presence or absence of the predetermined gas in the gas sucked from the suction port in order to make it possible to detect leakage of the predetermined gas from the inside of the object to be inspected, and the attachment of the suction port There is provided a predetermined input means for the detector whose input state is switched when the means is attached near the object to be inspected.It is characterized by this.
[0007]
According to this leak detection device, a predetermined gas is sealed in the inside of the inspection object in a pressurized state, the suction port is brought close to a predetermined position near the inspection object, and the suction port is close to the inspection object by the attaching means. Removably attach to. By detecting the presence or absence of the predetermined gas in the gas sucked from the suction port by the detection unit, it is possible to detect leakage of the predetermined gas from the inside of the inspection object. Furthermore, when the predetermined input means provided for the detector is attached to the object to be inspected by the attachment means with the attachment means, the input state is automatically switched. When body gas leak detection is applied, various functions can be activated using the switching of the input means simultaneously with attachment of the suction port, and the convenience of handling of the detection device is greatly improved.
[0008]
The leak detection device of the present invention is characterized in that, in the leak detection device, detection of the presence or absence of the predetermined gas is started when the input state of the predetermined input means is switched. . According to this leak detection device, it is possible to detect the presence or absence of a predetermined gas by the leak detection device every time the suction port is attached near the object to be inspected by the attachment means.
[0009]
Furthermore, the leak detection apparatus of the present invention is characterized in that, in the leak detection apparatus, the timer starts counting when the input state of the predetermined input means is switched. According to this leak detection device, it is possible to accurately count the detection time required for detecting the presence or absence of the predetermined gas.
[0010]
Furthermore, the leak detection device of the present invention is the above leak detection device,In order to notify the detection operation state of the leak detection device, a mounting device by the mounting means or a display device that can be installed in the vicinity thereof is provided.Even if there are multiple mounting devices for detection, each detection stateglanceIt becomes possible to improve the detection work.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of a leak detection apparatus according to the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0012]
FIG. 1 is a schematic view of a leak detection apparatus according to the present invention, FIG. 2 is a view showing an example of an object to be inspected in the vicinity of a compressor on the back side of a refrigerator body, and FIG. 3 is a cross-sectional view of the mounting apparatus of FIG. 4 is a cross-sectional view of the main part when the attachment device of FIG. 3 is attached to the inspected portion of the dryer, FIG. 5 is a longitudinal sectional view of FIG. 4, and FIG. 6 is an attachment device according to another embodiment of the present invention. FIG. 7 is a cross-sectional view of the main part when the attachment device of FIG. 6 is attached to the inspected portion of the dryer, and FIG. 8 is a longitudinal cross-sectional view of FIG.
[0013]
In FIG. 1, 1 is a leak detection device according to the present invention, 2 is a detection unit of the leak detection device 1, 2a is a timer provided in the detection unit 2, 2b is a reset button, which will be described later, and 3 is a leak detection device 1. Flexible suction pipe 4 is a suction port (not shown) of the leak detection device 1 to be inspected It is an attachment device for attaching to the periphery.
[0014]
Then, the mounting device 4 is attached to the periphery of the inspected portion of the object to be inspected, the gas around the inspected portion is sucked from the suction port (not shown) of the mounting device 4, and the gas is passed through the flexible suction pipe 3. It sends to the detection part 2, and the detection part 2 detects the presence or absence of predetermined gas (for example: helium gas, refrigerant gas, etc.).
[0015]
In FIG. 2, 5 is a refrigerator body, 6 is a compressor, 7 is a dryer, 8 is a capillary tube for adjusting the pressure of the refrigerant flow, compressor 6, condenser (not shown), dryer 7 and capillary tube. 8. A cooler (not shown) forms a series of refrigeration cycles by enclosing and circulating a refrigerant therein.
[0016]
That is, the gaseous refrigerant discharged from the discharge port 6a of the compressor 6 flows into the discharge pipe 9 connected to a condenser (not shown), flows into the condenser, and is cooled by the condenser and is cooled. The gas liquefies, passes through the connection pipe 10, removes moisture and dust in the refrigerant by the dryer 7, and reaches the capillary tube 8.
[0017]
Thereafter, the liquefied refrigerant gradually vaporizes by taking heat inside the cabinet while passing through the cooler, returns to the suction port 6b of the compressor 6 through the suction pipe 11, and is again discharged from the discharge port 6a by the compressor 6. It becomes a series of refrigeration cycles. At this time, the discharge port 6a of the compressor 6 to the inlet of the capillary tube 8 is on the high pressure side, and the outlet of the capillary tube 8 to the suction port 6b of the compressor 6 is on the low pressure side.
[0018]
In order to form the refrigeration cycle, the discharge port 6a and the discharge pipe 9 of the compressor 6, the connection pipe 10 and the dryer 7, the dryer 7 and the capillary tube 8, the suction pipe 11 and the suction port 6b of the compressor 6 are respectively low. The inside is connected so that it can be circulated by means of adhesive welding.
[0019]
In order to evacuate the inside of the refrigeration cycle, vacuum pipes 12 and 13 are connected to the dryer 7 and the compressor 6 by brazing welding so as to communicate with the refrigeration cycle. Then, the inside of the flow passage for the refrigeration cycle is evacuated from the vacuum pipes 12 and 13 by a vacuum pump, and when a predetermined vacuum pressure is reached, a predetermined amount of refrigerant liquefied from the vacuum pipe 13 side is injected into the inside. The opening of the vacuum pipes 12 and 13 is closed with a pinch, and the vicinity of the opening is melt-sealed or low-flow welded and sealed, and the refrigerant is enclosed in the circulation passage of the refrigeration cycle.
[0020]
For this reason, it is necessary to inspect each gas leak at each of the welds that have entered the pipes in a complicated manner after the refrigerant is sealed in the refrigerator production process.
[0021]
In FIG. 3, 14 is a sandwiching plate, 15 is an upper frame, 16 is a lower frame, and 17 is a leaf spring. Rotating protrusions 14a are provided at the upper and lower ends of the sandwiching plate 14, and the rotating protrusions 14a are rotatably fitted in the holes 15a and 16a of the upper frame 15 and the lower frame 16, respectively.
[0022]
A brush-like seal 18 is attached to the sandwich plate 14 by adhesion or the like. And the leaf | plate spring 17 has pushed the back outer side of the clamping board 14, and the inner side of the lower frame 16 so that the front of the clamping board 14 may be opened.
[0023]
19 is a slide plate, 20 is a coil spring-like pressing spring attached to the slide plate 19, 15b is a rib protruding from the side wall of the upper frame 15, 16b is a rib provided on the lower frame 16 at a position corresponding to the rib 15b, Reference numeral 21 denotes an auxiliary spring provided between the rib 16b and the slide plate 19. Reference numeral 22 denotes a micro switch which is fixed on the lower frame 16 by a projection (not shown) or the like and has an actuator 22a for switching the input state. The rib 16b avoids the microswitch 22. It is provided in the state.
0024]
The microswitch 22 is pressed and fixed from above by a rib 15 b of the upper frame 15. Further, the auxiliary spring 21 is attached to the slide plate 19, and a force that moves the rib 15b and the slide plate 19 away from each other works. The front of the slide plate 19 abuts against the rear end portion 14b of the sandwich plate 14, and does not move further forward.
[0025]
Reference numeral 23 denotes a partition plate provided with a pipe 24 having a suction port 24a in the front, and is inserted into a groove provided on the inner side of the upper frame 15 and the lower frame 16. The leaf spring 17 is attached to the inside of the side wall of the lower frame 16 by adhesion or insertion. The plate spring 17 and the partition plate 23 have a minimum gap that does not hinder the movement of the slide plate 19, the push spring 20 that moves with the movement of the slide plate 19, and the auxiliary spring 21.
[0026]
Reference numeral 25 denotes an LED assembly electrically connected to the microswitch 22 and an electric circuit in the detection unit 2, and includes an LED 25a and a flexible protective tube 25b.
[0027]
The upper frame 15 and the lower frame 16 are integrated with each other by nail fitting or bonding after the respective components are housed therein, and the rear thereof is a flexible protective cover 26 (for example: heat shrinkable tube, soft The mounting device 4 is covered with vinyl chloride, soft rubber or the like.
[0028]
FIG. 4 is a cross-sectional view of the main part when the attachment device 4 is attached in the vicinity of the inspected portion 27, which is a welded portion between the dryer 7, the connection pipe 10, and the vacuum pipe 12. The contact surface 14c is pushed by the outer surface of the dryer 7 on the side of the vacuum pipe 12 and is opened outward when the attachment device 4 is pushed in the vicinity of the part 27 to be inspected.
[0029]
The front side of the sandwiching plate 14 is closed at a predetermined interval around the inspected portion 27, so that the sandwiching plate 14 covers the periphery of the inspected portion 27. In this figure, the outline (for example: a substantially circular shape consisting of a solid line and a dotted line having a diameter of about 18 mm) which is the outermost outline of the dryer 7 is omitted because the drawing becomes complicated.
[0030]
The rear end portion 14b of the sandwich plate 14 pushes the front of the slide plate 19 backward, and the slide plate 19 moves backward. Further, the push spring 20 provided on the slide plate 19 also moves rearward at the same time, pushes the actuator 22a, and the input state of the micro switch 22 is switched. Further, since the slide plate 19 moves rearward, the auxiliary spring 21 is compressed, and the force for pushing back the slide plate 19 works more strongly.
[0031]
The push spring 20 is a compression spring. When the slide plate 19 is pushed by the rear end portion 14b and moved completely, the rear end of the push spring 20 is positioned so as to push the actuator 22a slightly. Variations in the amount of movement of the slide plate 19 and the dimensions and positional relationships of related parts can be absorbed, and the input state of the microswitch 22 can be switched more reliably.
[0032]
Further, when the attachment device 4 is attached in the vicinity of the part 27 to be inspected, the contact surface 14c of the sandwiching plate 14 is pushed outward by the outer surface of the dryer 7 on the side of the vacuum pipe 12, so that the leaf spring 17 is sandwiched between the sandwiching plates 14. The force which tries to push back the rear outer side of the sandwiching plate 14 further works.
[0033]
When the sandwich plate 14 is formed of resin (for example: ABS resin), a wear-resistant material is provided at the contact surface 14c on the outer surface of the dryer 7 on the side of the vacuum pipe 12 or the periphery thereof to prevent wear. (For example: metal plate, tetron film, polo acetal, etc.) Yes.
[0034]
Since the front of the sandwiching plate 14 sandwiches the periphery of the inspected portion 27, the brush-like seal 18 is deformed to cover the periphery of the inspected portion 27. Since the seal 18 is in the form of a brush, when the attachment device 4 is attached to the inspected portion 27 with a slight push, it is easily attached in a slippery manner.
[0035]
When the attachment device 4 is attached in the vicinity of the part 27 to be inspected, the force that pushes the dryer 7 of the seal 18 backward and the force that pushes the dryer 7 of the leaf spring 17, the push spring 20, and the auxiliary spring 21 forward are balanced. The device 4 remains sandwiched in the vicinity of the part 27 to be inspected.
[0036]
The distance between the contact surfaces 14c and 14c is the same as the outer diameter (for example: outer diameter = 8 mm) of the outer surface of the dryer 7 on the vacuum pipe 12 side, and the outer diameter portion of the outer surface of the vacuum pipe 12 side is sandwiched by the maximum diameter. At this time, if the contact surfaces 14c and 14c face each other and are parallel to each other, the attachment device 4 is more securely sandwiched and held near the portion 27 to be inspected.
[0037]
When the attachment device 4 is pressed in the vicinity of the inspected portion 27, the suction port 24a of the pipe 24 has a positional relationship with a predetermined distance (for example, 2.5 mm) from the rear end portion of the inspected portion 27. Become.
[0038]
Therefore, the inspected part 27 and the suction port 24a are always attached with a proper space, the suction port 24a is not blocked by the inspected part 27, and the suction port 24a is inspected. Without being too far from the portion 27, the gas around the portion 27 to be inspected can be sucked stably and reliably, and the presence or absence of gas leakage can be reliably detected.
[0039]
In addition, the front of the sandwiching plate 14 sandwiches the periphery of the inspected portion 27, and the brush-like seal 18 is deformed to cover the periphery of the inspected portion 27 and the suction port 24a. Even if there is a flow, if there is a gas leak in the part to be inspected, the gas leaked by the air flow will not be swept away and diffused, and the gas leak can be detected reliably. In general, it is possible to specify that there is a leak in the inspected part 27, and the inspected part that has entered intricately can detect the presence or absence of gas leakage more reliably.
[0040]
This is almost the same effect with respect to other welded portions in FIG. Further, in order to further increase the certainty, the shape of the sandwich plate 14 and the seal 8 is changed to several shapes according to the shape of each welded part (for example: diameter = 6 mm for one, diameter = 8 mm for one, etc.) It is preferable to provide the leak detection device 1 as an attachment device.
0041]
The mounting device 4 has a relatively small pressing allowance when it is mounted on the inspected portion 27 (for example: pressing allowance = 3.5 mm), and the length of the mounting device 4 itself may be short (for example: 75 mm). Further, since the pipe 24 of the attachment device 4 is connected to the flexible suction pipe 3, the necessary peripheral space for attachment to the inspected portion 27 is 100 mm from the center of the inspected portion 27 to one side. I just need it.
[0042]
Even if the path for bringing the mounting device 4 closer to the inspected part 27 is complicatedly intruded by walls, pipes, wires, etc., as long as the hand holding the mounting device 4 enters, it can be installed easily. The apparatus 4 can be attached to the part 27 to be inspected, and the part to be inspected intricately can detect the presence or absence of gas leakage.
[0043]
If the pipe 24 having the suction port 24a of the attachment device 4 is formed integrally with the suction pipe 3 and a flexible tube, the periphery connecting the pipe 24 and the suction pipe 3 can be shortened. The necessary peripheral space for attachment to the inspection unit 27 is small, and the inspected part that has entered further intricately can detect the presence or absence of gas leakage.
[0044]
When the attachment device 4 is sandwiched near the part 27 to be inspected, the push spring 20 provided on the slide plate 19 moves rearward together with the slide plate 19 and pushes the actuator 22a. When the actuator 22a is pressed, the input state of the micro switch 22 is switched (for example, switched from OFF to ON), and the suction unit (for example: suction fan) of the detection unit 2 in which the gas detection unit is preheated by energization. , A suction pump, etc.) are activated, and at the same time, the timer 2a built in the detection unit starts counting, and the LED 25a of the LED assembly 25 is turned on.
[0045]
The gas near the portion 27 to be inspected is sucked from the suction port 24a, and the gas is sent to the detection portion 2 through the flexible suction pipe 3. Then, the detection unit 2 performs suction inspection for a predetermined time (for example: 2 seconds) by counting the timer 2a to determine whether or not the gas is contained in the gas. As a result, the refrigerant gas has a predetermined concentration in the gas. If it is included, the notification means such as a buzzer is notified together with the blinking of the LED 25a.
[0046]
After confirming the alarm notification, the inspector presses the reset button 2b of the detection unit 2 to reset the leak detection device 1, and then removes the mounting device 4 from the vicinity of the inspected portion 27 and enters the inspection of the next inspected portion. It will be.
[0047]
As a result of the suction test, if the refrigerant gas does not contain a predetermined concentration in the gas, after a predetermined time (for example: 2 seconds) has elapsed from the start of the test, the LED 25a is turned off, a ringing tone sounds, and the test ends. Is informed.
[0048]
Then, after confirming that there is no gas leak as a result of the inspection, the inspector presses the reset button 2b of the detection unit 2 to reset the leak detection device 1, and then removes the mounting device 4 from the vicinity of the inspected portion 27, The inspection of the part to be inspected will be started.
[0049]
When the actuator 22a is pushed by the slide plate 19, the input state of the microswitch 22 is switched, the suction means (for example: suction fan) of the detection unit 2 that has been preheated is activated, and the vicinity of the part 27 to be inspected from the suction port 24a. Is sent to the suction detection unit 2 and detection of the presence or absence of a predetermined gas (for example: refrigerant gas) is started. Therefore, every time the suction port 24a of the mounting device 4 is mounted near the tested portion 27 by the mounting means. In addition, since the presence or absence of a predetermined gas is detected by the leak detection device 1, the suction means is not operated more than necessary, the load on the detection unit 2 is not applied more than necessary, and further reliably and reliably. The presence or absence of gas leakage can be detected.
[0050]
Since the input state of the micro switch 22 is switched and the timer 2a starts counting, a detection time (for example: 2 seconds) necessary for detecting the presence or absence of a predetermined gas (for example: refrigerant gas) in the leak detection device 1 is set. Accurate counting is possible, and it is possible to detect the presence or absence of gas leakage without fail.
[0051]
And since LED25a which is a display apparatus for notifying the detection driving | running state near the to-be-inspected part 27 with the attachment apparatus 4, even if the attachment apparatus 4 for several detection exists in the periphery of to-be-inspected object The leak detection device 1 is obtained in which the detection state is known at a glance to the inspector, and the detection work is improved.
[0052]
After the gas leak inspection at the inspected portion 27 is completed, the attachment device 4 is pulled backward, whereby the front portion of the dryer 7 pushes the seal 18 and the front portion of the sandwich plate 14 is also pushed open. So Then, the leaf spring 17 pushes the rear outer side of the sandwich plate 14, further pushes the slide plate 19 forward by the reaction force of the actuator 22 a, the push spring 20, and the auxiliary spring 21, and the front of the slide plate 19 faces the sandwich plate 14. The rear end portion 14b is pushed forward, the front of the sandwich plate 14 is opened, and the state returns to the state shown in FIG.
[0053]
The leaf spring 17 may be additionally provided in the same manner in the upper frame 15 near the upper end of the sandwiching plate 14.
[0054]
In FIG. 5, when the attachment device 4 is sandwiched in the vicinity of the inspected portion 27, there is a slight deviation in the vertical direction, but in the horizontal direction, the suction port 24 a of the pipe 24 is predetermined with the rear end portion of the inspected portion 27. This is a positional relationship with an interval of 2.5 mm (for example, 2.5 mm).
[0055]
The partition plate 23 does not obstruct each movement of the slide plate 19, the push spring 20 that moves along with the movement of the slide plate 19, and the auxiliary spring 21 (the drawing is complicated in the drawing). Such a necessary minimum gap (for example: gap between the slide plate 19 and the partition plate 23 = 0.3 mm) is provided. The leaf spring 17 is omitted because it complicates the drawing. However, like the partition plate 23, the leaf spring 17 has the same gap as each of the above components.
[0056]
The microswitch 22 is pressed and fixed from above by a rib 15 b of the upper frame 15. In addition, although the brush-shaped seal | sticker 18 is attached to the upper and lower sides of the sandwiching plate 14, you may provide the same seal | sticker between the upper and lower seals 18 depending on the case.
[0057]
The seal 18 is made of a brush, but when the attachment device 4 is attached to the inspected portion 27, a non-breathable soft foam (for example: soft urethane material) is provided so as to cover the periphery of the inspected portion. ) Or soft rubber (for example: soft silicon rubber) or the like.
[0058]
In FIG. 6, reference numeral 28 denotes a hook plate, 29 denotes an upper frame, 30 denotes a lower frame, and 31 denotes a tension spring. A guide portion 28 a protrudes from the lower end of the rear side of the engaging plate 28, and the tension spring 31 is attached to the rib 30 a protruding from the side wall of the lower frame 30 and the guide portion 28 a. A rib 29a protruding from the side wall of the upper frame 29 is provided at a position corresponding to the rib 30a.
[0059]
This figure is a diagram showing a state in the middle of mounting the mounting device 4 a around the inspected portion 27 of the dryer 7. The periphery of the inspected portion 27 of the dryer 7 is sandwiched between the brush-like seal 32 attached to the engaging plate 28 and the inlet portions 29b and 30b of the upper frame 29 and the lower frame 30. Therefore, the tension spring 31 is in a state of being pulled to the maximum.
[0060]
The engagement plate 28 is attached together with the guide portion 28a so as to be movable in the upper frame 29 and the lower frame 30. Reference numeral 32 denotes a coil spring-like push spring attached to the guide portion 28a, and the microswitch 22 having an actuator 22a for switching the input state is fixed on the lower frame 30 by a projection (not shown) or the like. The rib 30a is provided in a state where the microswitch 22 is avoided.
[0061]
MaThe Icroswitch 22 has an upper frame29Ribs29aIt is pressed down from above and fixed.The front portion of the guide plate 28a of the engaging plate 28 abuts against the rear wall portion of the inlet portion 30b and does not move further forward.
[0062]
The partition plate 23 is provided with a pipe 24 having a suction port 24 a in the front, and is inserted into a groove provided on the inner side of the upper frame 29 and the lower frame 30. The partition plate 23 includes the engagement plate 28, the guide portion 28a, and the push spring 32 and the tension spring 31 that move in accordance with the movement of the guide portion 28a. There is a minimum gap that does not obstruct each movement.
[0063]
Similarly to the above, 25 is an LED assembly electrically connected to the microswitch 22, and includes an LED 25a and a flexible protective tube 25b.
[0064]
The upper frame 29 and the lower frame 30 are integrated with each other by nail fitting or bonding after the respective parts are housed inside, and the rear thereof is a flexible protective cover 33 (for example: heat shrinkable tube, soft The mounting device 4a is covered with vinyl chloride, soft rubber or the like.
[0065]
7, this figure is a cross-sectional view of the main part when the attachment device 4a is attached in the vicinity of the inspected portion 27, which is a welding location between the dryer 7, the connection pipe 10 and the vacuum pipe 12, and in the vicinity of the inspected portion 27. When the attachment device 4 a is attached in a casual manner, the outer surface of the dryer 7 on the side of the vacuum pipe 12 contacts the contact surface 30 c of the lower frame 30.
[0066]
And the engaging plate 28 is6 is pulled rearward by the pulling spring 31, and the engaging plate 28 moves backward from the position of FIG. 6, and the seal 32 provided on the engaging plate 28 also moves until it is deformed as shown in the drawing. Therefore, the engaging plate 28 and the seal 32 cover the periphery of the part 27 to be inspected. Further, the upper frame 29 and the lower frame 30 are provided with recesses 29d and 30d in the upper frame 29 and the lower frame 30, respectively, so that the inner walls of the upper frame 29 and the lower frame 30 also serve as coverings around the inspected portion 27.
[0067]
In this figure, the outline (for example: a substantially circular shape consisting of a solid line and a dotted line having a diameter of about 18 mm) which is the outermost outline of the dryer 7 is omitted because the drawing becomes complicated.
[0068]
The push spring 32 provided in the guide portion 28a also moves backward simultaneously with the movement of the engaging plate 28, pushes the actuator 22a, and the input state of the micro switch 22 is switched. The push spring 32 is a compression spring, and when the engaging plate 28 has moved rearward, the rear end of the push spring 32 is positioned so as to push the actuator 22a slightly. Variations in the amount of movement, dimensions of related parts, and positional relationships can be absorbed, and the input state of the microswitch 22 can be switched more reliably.
[0069]
Since the seal 32 is in the form of a brush, the attachment device 4a is pushed around the part 27 to be inspected, and is easily attached so as to be slippery. Then, when the attachment device 4a is attached in the vicinity of the inspected portion 27, the suction port 24a of the pipe 24 is in a positional relationship with a predetermined distance (for example, 2.5 mm) from the rear end portion of the inspected portion 27. It becomes.
[0070]
Therefore, the inspected part 27 and the suction port 24a are always attached with a proper space, the suction port 24a is not blocked by the inspected part 27, and the suction port 24a is inspected. Without being too far away from the portion 27, the gas around the portion 27 to be inspected can be stably sucked in, and the presence or absence of gas leakage can be reliably detected.
[0071]
In addition, the engaging plate 28 is attached to the periphery of the inspected portion 27, the brush-like seal 18 is deformed, and the engaging plate 28, the seal 32, the inner walls of the upper frame 29 and the lower frame 30 are arranged around the inspected portion 27 and the like. Since the suction port 24a is covered, even if there is an air flow around the inspected portion 27, if there is a gas leak in the inspected portion, the gas leaked by the air flow is pushed and diffused. Therefore, it is possible to reliably detect the gas leak, and generally to specify that the gas leak is in the inspected part 27, and to detect the presence of gas leak in the inspected part that has entered intricately. It will be possible.
[0072]
This is almost the same effect with respect to other welded portions in FIG. In order to further increase the reliability, the shape of the engaging plate 28 and the seal 32 is changed to the shape of each welded portion. Depending on the shape, it may be provided in several shapes (for example: one for diameter = 6 mm, one for diameter = 8 mm, etc.) and provided in the leak detection device 1 as an attachment device.
[0073]
When the attachment device 4a is attached to the inspected portion 27, the amount of movement of the engagement plate 28 is the size of the engagement allowance of the inspected portion 27 (for example: engagement allowance = 15 mm), and the length of the attachment device 4a itself. May be short (for example: 75 mm), and the pipe 24 of the attachment device 4a is connected to the flexible suction pipe 3, so that the necessary peripheral space for attachment to the inspected portion 27 is inspected. 100 mm from the center of the portion 27 is sufficient.
[0074]
Even if the path to bring the mounting device 4a closer to the inspected part 27 is complicatedly intruded by walls, pipes, wires, etc., it can be easily installed as long as the hand with the mounting device 4a enters. The apparatus 4a can be attached to the inspected part 27, and the inspected part that has entered intricately can detect the presence or absence of gas leakage.
[0075]
When the pipe 24 having the suction port 24a of the attachment device 4 is formed integrally with the suction pipe 3 and a flexible tube, the periphery connecting the pipe 24 and the suction pipe 3 can be shortened, The required peripheral space for mounting is small in 27, and the inspected part that has entered further complicatedly can detect the presence or absence of gas leakage.
[0076]
In order to attach the attachment device 4a to the inspected portion 27, first, the outer surface of the dryer 7 on the side of the connecting pipe 10 represented by a two-dot chain line is connected to the inclined portion of the inlet portion 28b of the engaging plate 28 and the upper frame 29, The attachment device 4a is pressed against the inclined portions of the inlet portions 29b and 30b of the lower frame 30 so as to push open between the inlet portions 28b and the inlet portions 29b and 30b. At this time, the actuator 22 a is pressed against the pressing spring 32.
[0077]
Thereafter, the attachment device 4a is pulled backward while the inlet portion 28b is hooked on the outer surface of the dryer 7 on the side of the connection pipe 10, and the space between the inlet portions 28b and the inlet portions 29b and 30b is widened. The outer surface on the pipe 12 side exceeds the inlet portions 29b and 30b (the state at this moment is the state shown in FIG. 6). At this time, the actuator 22a is in an open state because the push spring 32 is far away.
[0078]
When the portion 27 to be inspected is inserted into the recesses 29d and 30d and the contact surface 30c is brought to the position of the dryer 7 as depicted by the solid line in the drawing, the locked state as shown in the drawing is obtained. At this time, the actuator 22a is pressed against the pressing spring 32 again.
[0079]
At this time, the change in the input switching state of the micro switch 22 is ON-OFF-ON or OFF-ON-OFF in view of the movement of the actuator 22a of the micro switch 22.
[0080]
A change in the input state (for example: ON-OFF-ON) is detected and converted by a microcomputer or the like, and the detection unit 2 is configured to switch the input (for example: switch from OFF to ON).
[0081]
When the attachment device 4a is attached in the vicinity of the part 27 to be inspected, a change in the input switching state of the micro switch 22 is sensed, and the input state is switched by, for example, a microcomputer (for example: switching from OFF to ON) and preheated. The suction means (for example, a suction fan, a suction pump, etc.) of the detection unit 2 is activated, and at the same time, the timer 2a built in the detection unit 2 starts counting and the LED 25a of the LED assembly 25 is turned on. To.
[0082]
The gas in the vicinity of the inspected part 27 is sucked from the suction port 24a and passes through the flexible suction pipe 3. The recorded gas is sent to the detector 2. Then, the detection unit 2 performs suction inspection for a predetermined time (for example: 2 seconds) by counting the timer 2a to determine whether or not the gas is contained in the gas. As a result, the refrigerant gas has a predetermined concentration in the gas. If it is included, the LED 25a blinks and is notified by a notification means such as a buzzer.
[0083]
Then, after confirming the alarm notification, the inspector presses the reset button 2b of the detection unit 2 to reset the leak detection device 1, and then removes the mounting device 4 from the vicinity of the inspected portion 27 to inspect the next inspected portion. Will enter.
[0084]
As a result of the suction test, if the refrigerant gas does not contain a predetermined concentration in the gas, after a predetermined time (for example: 2 seconds) has elapsed since the start of the test, the LED 25a is turned off and a ringing tone is emitted. The end is informed.
[0085]
After confirming that there is no gas leak as a result of the inspection, the inspector presses the reset button 2b of the detection unit 2 to reset the leak detection device 1, and then removes the mounting device 4 from the vicinity of the inspected portion 27 to perform the next inspection. Part inspection begins.
[0086]
The suction means (for example: suction fan) of the detection unit 2 that has been preheated is activated and the gas in the vicinity of the inspected unit 27 is sent to the suction detection unit 2 from the suction port 24a, and a predetermined gas (for example, Since the detection of the presence or absence of refrigerant gas) is started, the leak detection device 1 detects the presence or absence of a predetermined gas each time the suction port 24a of the mounting device 4a is mounted near the part 27 to be inspected by the mounting means. Therefore, the suction means is not operated more than necessary, the detection unit 2 is not loaded more than necessary, and the presence or absence of gas leakage can be reliably detected without waste.
[0087]
Since the input state is switched and the timer 2a starts counting, the detection time (for example: 2 seconds) necessary for detecting the presence or absence of a predetermined gas (for example: refrigerant gas) in the leak detection device 1 can be accurately counted. In addition, it is possible to reliably detect the presence or absence of gas leakage without waste.
[0088]
Since the LED 25a, which is a display device for informing the detection operation state, is provided with the attachment device 4a near the inspected portion 27, each of the plurality of attachment devices 4a for detection is provided around the inspection object. Thus, the inspector can know the detection state at a glance, and the leak detection apparatus 1 with improved detection work can be obtained.
[0089]
After the gas leak inspection at the inspected portion 27 is completed, the attachment device 4a is pulled backward to be as shown in FIG. 6, and when the dryer 7 is removed from the engagement plate 28, the engagement plate as shown in FIG. Returning to the 28 positional relationship. (However, in this case, the dryer 7 is no longer in this figure.) In FIG. 8, when the mounting device 4a is sandwiched near the inspected portion 27, there is a slight deviation in the vertical direction. The suction port 24a of the pipe 24 has a positional relationship with the rear end portion of the inspected portion 27 with a predetermined interval (for example, 2.5 mm).
[0090]
The partition plate 23 has a minimum gap (for example, a guide portion) that does not hinder the movement of the engagement plate 28, the guide portion 28a, and the push spring 32 and the pull spring 31 that move as the guide portion 28a moves. 28a and the partition plate 23 = 0.3 mm). The drawing spring 31 is omitted because the drawing becomes complicated.
[0091]
The micro switch 22 is pressed and fixed from above by a rib 29 a of the upper frame 29. In addition, although the brush-like seal | sticker 32 is attached to the upper and lower sides of the engaging board 28, you may provide the same seal | sticker between the upper and lower seals 32 depending on the case.
[0092]
The seal 32 is made of a brush, but when the attachment device 4a is attached to the inspected part, a non-breathable soft foam (for example: soft urethane material) is provided so as to cover the periphery of the inspected part. Or a sealing material made of soft rubber (for example: soft silicon rubber) or the like.
[0093]
Although the LED 25a is provided to represent the operating state of the leak detection device 1, it is obvious that the display device as described above may be similar to a lamp such as a neon lamp.
[0094]
Note that the front-rear direction means the left-right direction of the drawing. Further, in this figure, hatching for a portion showing a thin cross section such as a plate thickness is omitted.
[0095]
【The invention's effect】
According to the leak detection device of the present invention, since the suction port can be attached by the attachment means near the object to be inspected, the suction port can be attached even to the inspected part that has entered in a complicated manner, and surely In addition, a leak detection device capable of detecting the presence or absence of gas leakage at the inspected part is obtained.
[0096]
In addition, since the suction port of the leak detection device provided with a flexible suction pipe for sending the gas sucked from the suction port to the detection unit can be detachably attached by an attachment means near the object to be inspected. In addition, the suction port can be attached to a part to be inspected intricately, and a leak detection device capable of reliably detecting the presence or absence of gas leakage in the part to be inspected can be obtained.
[0097]
Further, the suction port of the leak detection device provided with a flexible suction pipe for sending the gas sucked from the suction port to the detection unit is spaced from the object to be inspected at a predetermined interval, and the mounting means Because it can be detachably attached, the suction port can be attached to the inspected part that is intricately spaced with a predetermined interval, and gas leakage at the inspected part can be ensured. A leak detection device capable of detecting the presence or absence of the above is obtained.
[0098]
And since the attachment means of the suction port near the object to be inspected is a sandwiching method, it is easily detachable around the suction port attachment part of the part to be inspected, and the suction pipe that sends the gas sucked from the suction port to the detection part Has a flexible characteristic, and the suction port can be easily attached to a complex part to be inspected, and the complex part to be inspected can reliably detect the presence of gas leakage. A detection device is obtained.
[0099]
In addition, since the suction port mounting means near the object to be inspected is a locking system, it is easily detachable with a simple structure around the suction port mounting part of the inspected part, and the gas sucked from the suction port is detected. The suction pipe that is sent to the part has flexibility characteristics, and the suction port can be easily attached to the part to be inspected intricately. A leak detection device capable of detecting the presence or absence is obtained.
[0100]
Further, when the suction port is detachably mounted near the object to be inspected by the attaching means, the inspected part of the object to be inspected and its periphery and the suction port are covered by the attaching means, so that the periphery of the inspected object The influence of the diffusion of the sample gas due to the external airflow is eliminated, and the inspected part that has entered into the complex furtherA leak detection device that can reliably detect the presence or absence of gas leakage is obtained.
[0101]
The present inventionSince the configuration is as described above, when the suction port is detachably mounted near the object to be inspected by the mounting means, the input state of the predetermined input means is switched. Various functions can be activated using switching.A leak detection device is obtained.
[0102]
Moreover, according to the present invention,Since the detection of the presence or absence of the predetermined gas is started when the input state of the predetermined input means is switched, the leak detection device detects the presence or absence of the predetermined gas every time the suction port is attached near the inspection object by the mounting means. The parts to be inspected that are intricateA leak detection device capable of detecting the presence or absence of gas leakage is obtained.
[0103]
And according to the present invention, since the counting of the timer is started by switching the input state of the predetermined input means, it is possible to accurately count the detection time required for detecting the presence or absence of the predetermined gas in the leak detection device, Without wasteA leak detection device that can reliably detect the presence or absence of gas leakage is obtained.
[0104]
And also according to the present invention, near the part to be inspectedSince there is a display device to inform the detection operation status, even if there are multiple mounting devices for detection, each detection status can be seen at a glance and the detection work has improvedA leak detection device is obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view of a leak detection apparatus according to the present invention.
[Fig. 2] The compressor near the back of the refrigerator bodyRepresentationIt is a figure which shows an example of the to-be-inspected object.
3 is a cross-sectional view of the attachment device of FIG. 1. FIG.
4 is a cross-sectional view of the main part when the attachment device of FIG. 3 is attached to an inspected part of a dryer.
5 is a longitudinal sectional view of FIG. 4. FIG.
FIG. 6 is a view showing a state in which the attachment device according to another embodiment of the present invention is attached to an inspected portion of a dryer.
7 is a cross-sectional view of the main part when the attachment device of FIG. 6 is attached to an inspected part of a dryer.
8 is a longitudinal sectional view of FIG.
[Explanation of symbols]
1 Leak detection device
2 detector
2a timer
3 Suction pipe
24a inlet
25a LED (display device)

Claims

A suction port for approaching a predetermined position near the object to be inspected, in which a predetermined gas is sealed in a pressure state, and an attachment means for detachably attaching the suction port near the object to be inspected; A detector for detecting the presence or absence of the predetermined gas in the gas sucked from the suction port in order to make it possible to detect leakage of the predetermined gas from the inside of the object to be inspected, and the attachment of the suction port A leak detection apparatus comprising: a predetermined input means for the detector that switches an input state when attached near the inspection object by means.

The leak detection device according to claim 1, wherein detection of the presence or absence of the predetermined gas is started when the input state of the predetermined input unit is switched.

The leak detection apparatus according to claim 1, wherein a timer count is started when the input state of the predetermined input unit is switched.

The leak detection device according to any one of claims 1 to 3, further comprising a display device that can be installed in or near the attachment device by the attachment means in order to inform the detection operation state of the leak detection device. .