JP3617660B2 - 絶縁変圧器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電源及び電気機器の運転時に発生する電気的ノイズによる前記電気機器への電磁障害を防止する絶縁変圧器の構成に関する。
【0002】
図6は、従来の絶縁変圧器の構成図である。
通信機器及び計測器のような電子機器等の電気機器の電源から侵入する電源ノイズ(以下ノイズと称する)を除去するために、通常は電源と電気機器との間にフイルター又はノイズ除去変圧器である絶縁変圧器を設けて対処している。
前記のフイルターを用いる方式では、電源側と使用機器側が電気的に接続線で接続されているために、この接続線の極間に電源と重畳して侵入する、例えばスイッチングレギュレータ電源から発生する高周波のノイズのようなノーマルモードのノイズに対してはその抑制効果はあるが、グラウンド又は筐体などを基準点として機器と接続している接続線間に現れる同相で非対称のノイズであるコモンモードノイズに対しては効果が小さいという欠点があるために、最近は前記した絶縁変圧器を使用する場合が多い。
【0003】
この絶縁変圧器の構造は、図6に示すように1次巻線1と2次巻線2とをそれぞれ鉄心3の異なる脚に巻回し、前記各巻線の磁界結合を商用周波数帯のみとするために前記鉄心3を高周波特性の悪い磁性鋼板を用いて、かつ前記各巻線1及び2とを静電分離するために、1次側シールド4,2次側シールド5及びフレームシールド6,6aの静電シールドを施し接地してあり、1次巻線1と2次巻線2間の静電容量を極めて小さくするとともに、導電部が露出しないように構成して、前記したノーマル及びコモンモードの何れのノイズをも除去するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記した従来の絶縁変圧器は、鉄心3に巻回されている各巻線間の磁界結合を悪くなるように構成して、かつ%インピーダンスが高いために、前記した電子機器のようなスイッチング電源負荷に電源を供給する場合には電源波形が歪んでくるという欠点があり、効率低下と電源ロスの原因となる。
また、雷のような大きなサージノイズが侵入してきた場合には、ノーマルモードノイズ及びコモンモードノイズともその除去効果は充分ではなく、使用機器の構成部品が電気的に損傷を被る恐れがあるという問題がある。
【0005】
また、前記したようにノーマルモードノイズの除去のために高周波に対して磁気抵抗の高い鉄心3を用いる点においても、上記した問題点の他に、鉄心3の接地が不充分の場合には、1次巻線1側に生成したノイズ電流によって生じた磁界によるノイズ起磁力によって鉄心3に高周波のノイズを誘導して、2次巻線2に起電力を発生するために、ノイズの減衰効果が小さくなるという現象がみられる。 したがって、通常の電子機器の設置場所では必ずしも鉄心3の接地が完全になされていない場合があり、完全に接地板を設けて行われた試験により求められたノイズ除去比が、通常の機器の設置場所では達成されないことが多いという問題がある。
【0006】
この発明の課題は、前記した従来の絶縁変圧器の問題点を解決して、絶縁変圧器の巻線間の商用周波数に対する磁界結合を向上させるとともに、%インピーダンスを小さくして電源波形の歪みを小さくし、また、前記した外雷の侵入に対してもその影響を小さくすることができ、かつ、鉄心の接地が不充分な場合においてもノイズの減衰効果が優れた絶縁変圧器の構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この発明によれば、ノイズを除去する巻線間及びフレームとグランド間に静電シールドを施してなる絶縁変圧器を、2次巻線に中間タップを有する第1の絶縁変圧器と、1次巻線に中間タップを有する第2の絶縁変圧器とをカスケード接続して構成するようにする。
これにより、前記したカスケード接続した絶縁変圧器の商用周波数に対するインピーダンスは、2台の絶縁変圧器のインピーダンスの和となるために、それぞれの絶縁変圧器のインピーダンスを適宜選定することにより%インピーダンスが過大とならないようにすることができ、かつ、定格付近での運転時においても電圧低下を起こさず、かつ電子機器のような低力率負荷の場合においても電源波形が歪むのを防止することができる。
【0008】
また、この発明からなる絶縁変圧器の巻線構成では、第1の絶縁変圧器と第2の絶縁変圧器との鉄心が分離された構造からなっているので、前記した電源側の第1の絶縁変圧器の1次巻線から鉄心を介して2次巻線へ誘導されたノイズは、カスケード接続されている第1と第2の絶縁変圧器の間に磁気シールドを設ける構成により容易に阻止することが可能となる。
【0009】
更に、上記したカスケード接続された絶縁変圧器において、第1の絶縁変圧器の2次巻線の巻線端子間と、この2次巻線の両巻線端子と中間タップ間のそれぞれに避雷器を設ける構成とする。
一般に雷等のサージ電圧に対して変圧器に設けられる避雷器の挿入位置は、線間と、線とフレームグランド間であり、これによりそれぞれノーマルモードとコモンモードの前記サージ吸収を行うようにしている。
この場合に、ノーマルモードのサージに対しては、絶縁変圧器の電源側と負荷側の両方に避雷器を入れることにより絶縁変圧器に侵入するサージ電圧を前記避雷器の制限電圧以下に抑えることが可能である。そして、通常は避雷器に要求される制限電圧はその特性値の誤差及び寿命を考慮して、機器の常規電圧の1.5 倍〜2 倍程度に選定される。
したがって、前記したこの発明のように、常規線間電圧にできるだけ近い制限電圧となるように、第1の絶縁変圧器の2次側と第2の絶縁変圧器の1次側の巻線とを2分割した中間タップを有する分割巻線として、この各分割巻線の分担常規電圧に見合った前記制限電圧の1.5 倍〜2 倍程度の避雷器を設置することにより、各分割巻線に接続された避雷器のサージ電圧の分担電圧の一番大きい部分から動作するために、巻線全体としての前記サージ電圧の残存電圧を常規電圧に非常に近い値に設定することができる。
【0010】
次に、前記したグランド間におけるコモンモードのサージを除去するには、フレーム電位が電源側と負荷側の中性電位と一致していることが必要条件となる。したがって、前記のように第1の絶縁変圧器の2次巻線と第2の絶縁変圧器の1次巻線とを分割することにより、この分割した中間のタップで中性点電位を生成することによってコモンモードにおける避雷器の中性点電圧の安定化を達成することができるために、前記したフレーム電位の電源側と負荷側とで異なることによりサージ残存電圧が常規電圧の3倍〜5倍の電圧となるのを防止することができ、サージ電圧の抑制効果が得られる。
【0011】
更に、第1の絶縁変圧器の2次巻線と第2の絶縁変圧器の1次巻線とを接続する接続線をツイストペア線として、中間タップ間を接続する接続線を前記ツイストペア線の外被として構成する2芯シールド線とすることにより、誘起電圧の反転によるノイズの相互相殺によるコモンモードノイズの除去と、接続線からの誘導磁束による空間的なノイズ伝搬を抑制することができる。
【0012】
また、第1の絶縁変圧器の2次巻線と第2の絶縁変圧器の1次巻線とをコモンモードチョークを介して接続することにより、前記第1の絶縁変圧器からの高周波のコモンモードノイズに対するインピーダンスを大きくすることができるので、ノイズ除去効果を更に向上させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下この発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
実施の形態1
図1及び図2は、この発明の第1の実施の形態からなる絶縁変圧器の構造を示すもので、図1は絶縁変圧器の構成図、図2は図1の巻線回路図である。
図1及び図2に示すように、この実施の形態からなる絶縁変圧器は、電源側の第1の絶縁変圧器10と電気機器である負荷側の第2の絶縁変圧器20が縦続接続されたカスケード接続した構成からなっている。
前記の第1の絶縁変圧器10の1次巻線11と、2次巻線12は鉄心31に同心状に巻回されており、この2次巻線12は2分割された分割巻線12aと12bとが直列に接続して構成され、この接続点に中間タップ13が設けられている。また、同様に第2の絶縁変圧器20は、分割巻線21aと21bとが直列接続されて構成された1次巻線21と、2次巻線22とが鉄心32に同心状に巻回されており、前記の1次巻線21の分割巻線21aと21bとの接続点には中間タップ14が設けられている。そして、前記した第1の絶縁変圧器10の2次巻線12の両端子と、中間タップ13とが、第2の絶縁変圧器20の1次巻線21の両端子と、中間タップ14とにそれぞれ対になって接続線15,16と17とで接続されている。
【0014】
また、第1の絶縁変圧器10の1次巻線11と2次巻線12間と、第2の絶縁変圧器20の1次巻線21と2次巻線22間との静電誘導を排除するために銅板を前記のそれぞれの巻線間に巻回して接地した巻線間シールド7と巻線間シールド8とを設け、更に、第1の絶縁変圧器10と第2の絶縁変圧器20間とを、フレームシールド6の中仕切6aにてシールドするようにしている。
このような巻線構成とすることにより鉄心31及び鉄心32を介して第1の絶縁変圧器10から第2の絶縁変圧器20へに伝搬するノイズを最小限に抑制することができる。
また、前記第1及び第2の絶縁変圧器10及び20の磁気的な性能は通常の変圧器と同等の数パーセント程度のインピーダンスとすることができ、電子機器等の負荷に対しても電源波形の歪みを防止することができる。
【0015】
実施の形態2
図3は、この発明の第2の実施の形態からなる絶縁変圧器の構成を示す巻線回路図である。
この実施の形態と前記第1の実施の形態の絶縁変圧器との構成の違いは、図3に示すように、第1の絶縁変圧器10の2次巻線12の巻線端子間と、この2次巻線12の両巻線端子(12a及び12b)と中間タップ13間(第2の絶縁変圧器20の1次巻線21の巻線端子間と、この1次巻線21の両巻線端子と中間タップ14間)のそれぞれに、例えば酸化亜鉛(ZnO)素子の非線形抵抗体からなる避雷器40、41及び42を設置していることにある。
【0016】
この構成からなる絶縁変圧器での避雷器の制限電圧の設定は、前記したように巻線の線間電圧をVpeakとした場合には、1.5 Vpeak程度となるようにする。電源側から侵入してくるサージ電圧Vの分担電圧は、巻線に分布するグラウンド間とのキャパシタンス及び直列キャパシタンスによって決まる初期電位分布状態によって決まるため、前記グラウンド間とのインピーダンスの高い側に巻かれている2次巻線12の側に殆どの電圧が印加され、場合によっては0.9 V程度を負担することになる。この電圧が避雷器の前記した制限電圧1.5 Vpeakを超えると、避雷器が作動することになる。
例えば、電源側から線間電圧Vpeakの10倍の外雷によるサージ電圧Vが侵入したとすると、分担電圧の高い巻線側には9Vpeak、低い側には1Vpeakの電圧が印加されることになる。したがって、前記した分担電圧の高い側の方の避雷器が作動する。その後の避雷器は前記した制限電圧1.5 Vpeakを保持することになる。この避雷器の制限電圧はノーマル及びコモンモードノイズ対して共通に設定できるので、第2の絶縁変圧器への巻線への侵入サージを低く抑制することができる。
【0017】
実施の形態3
図4は、この発明の第3の実施の形態からなる絶縁変圧器の構成を示す巻線回路図である。
この実施の形態からなる絶縁変圧器は、前記した第1の実施の形態からなるカスケード接続された第1の絶縁変圧器10と第2の絶縁変圧器20とを接続している接続線15と16とをツイストペア線18として構成して、このツイストペア線18の外周部に、前記第1の絶縁変圧器10の2次巻線12の中間タップ13と第2の絶縁変圧器20の1次巻線21の中間タップ14とを接続する接続線17を外被シールドとする2芯シールド線を構成したものである。
これにより、電源側からの高周波のノイズを相殺することによるコモンモードノイズの除去と、前記した接続線17による外被シールドにより誘導ノイズの前記第2の絶縁変圧器の巻線への伝搬を阻止することができる。
【0018】
実施の形態4
図5は、この発明の第4の実施の形態からなる絶縁変圧器の構成を示す回路図である。
この実施の形態では、前記した第2の実施の形態からなる絶縁変圧器の構成に加えて、更に第1の絶縁変圧器10から第2の絶縁変圧器20へのノイズの伝搬を低減するために、第1の絶縁変圧器10と第2の絶縁変圧器20間とを接続している接続線15及び16間にコモンモードチョーク50を挿入して構成したものである。
なお前記の負荷側の第2の絶縁変圧器20の1次巻線21側にも、前記第1の絶縁変圧器10の2次巻線12側に配された避雷器40,41及び42と対称の位置に避雷器40a,41a及び42aを配置して負荷側からのサージ電圧が第1の絶縁変圧器10側へ侵入するのを防止する構成としている。
【0019】
このコモンモードチョーク50は、第1の絶縁変圧器10の2次巻線12と第2の絶縁変圧器20の1次巻線21とを接続する接続線15と16とを同一方向に巻回して構成されるもので、通常はリング状の鉄心に接続線15と16とを2本並べてコイル状に巻く、バイファイラー巻の構造のものが用いられる。
このコモンモードチョーク50を設置することにより、コモンモードノイズ電流の通流による接続線15,16からなる前記コモンモードチョーク50を伝搬する誘導磁束は加算されるので、インピーダンス(インダクタンス)が増加してコモンモードノイズの伝搬を阻止することができる。
【0020】
【発明の効果】
以上のように、この発明においては、ノイズを除去するノイズ除去変圧器である絶縁変圧器を、2次巻線を中間タップを有する分割巻線から構成した第1の絶縁変圧器と、1次巻線を中間タップを有する分割巻線から構成した第2の絶縁変圧器とをカスケード接続して構成するようにした。
これにより、電源側からのノーマルモード及びコモンモードの両方のノイズの第1の絶縁変圧器から第2の絶縁変圧器への伝搬を抑制することができる。そして、それぞれの絶縁変圧器のインピーダンスを適宜選定することにより%インピーダンスが過大とならないようにすることができるので、電気機器の定格付近での使用時に電圧低下を起こさず、かつ、波形の歪みのない電源を供給することができる。
【0021】
更に、前記した絶縁変圧器の第1の絶縁変圧器の2次巻線の巻線端子間と、この2次巻線の両巻線端子と中間タップ間とのそれぞれに、常規電圧に見合った制限電圧を有する避雷器を設ける構成とすることにより、雷等の過電圧のサージが電源側の巻線に侵入した場合にも、絶縁変圧器を構成する第2の絶縁変圧器への過電圧のサージの侵入を阻止することができる。
【0022】
更に、第1の絶縁変圧器の2次巻線と第2の絶縁変圧器の1次巻線とを接続する接続線をツイストペア線として、中間タップ間を接続する接続線を外被として構成する2芯シールド線構成とした場合には、高周波に対するインピーダンスが高められるので、コモンモードノイズの除去と、接続線からのノイズ伝搬を抑制することができる。
【0023】
また、第1の絶縁変圧器の2次巻線と第2の絶縁変圧器の1次巻線とをコモンモードチョークを介して接続することにより、前記第1の絶縁変圧器からのコモンモードノイズに対するインピーダンスを大きくすることができるので、ノイズ除去効果を更に向上させることができる。
【0024】
また、この発明の絶縁変圧器は第1と第2の絶縁変圧器からなる対称の回路構成からなっているので、電気機器のスイッチング等から発生する負荷側からのノイズが問題となる場合においても同様のノイズ除去効果が得られる。
そして、前記した従来の絶縁変圧器の構成では、絶縁変圧器の1次巻線と2次巻線が一つの鉄心で連結された構造となっているので、これらの巻線を覆う静電シールドは、各巻線を完全に覆うように構成する必要があり、製作及び組立工数がかかるという欠点があったが、この発明では、電源側と負荷側とが別の鉄心に巻回して構成されているので、前記した巻線の静電シールドの製作・組立工数が簡略化され経済的にも有利であるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態からなる絶縁変圧器の構成図である。
【図2】図1の巻線回路図である。
【図3】この発明の第2の実施の形態からなる絶縁変圧器の構成を示す巻線回路図である。
【図4】この発明の第3の実施の形態からなる絶縁変圧器の構成を示す巻線回路図である。
【図5】この発明の第4の実施の形態からなる絶縁変圧器の構成を示す巻線回路図である。
【図6】従来の絶縁変圧器の構成図である。
【符号の説明】
10 第1の絶縁変圧器
11 1次巻線
12 2次巻線
13 中間タップ
14 中間タップ
18 ツイストペア線
20 第2の絶縁変圧器
21 1次巻線
22 2次巻線
31 鉄心
32 鉄心
40 避雷器
41 避雷器
42 避雷器
50 コモンモードチョーク

Claims (4)

  1. 電源及び電気機器からのノイズを除去し前記電気機器への電磁障害を防止するために用いられる巻線間及びフレームとグランド間に静電シールドを施してなる絶縁変圧器において、2次巻線に中間タップを有する第1の絶縁変圧器と、1次巻線に中間タップを有する第2の絶縁変圧器とをカスケード接続して構成したことを特徴とする絶縁変圧器。
  2. 請求項1に記載の絶縁変圧器において、第1の絶縁変圧器の2次巻線の巻線端子間と、この2次巻線の両巻線端子と中間タップ間とのそれぞれに避雷器を設けたことを特徴とする絶縁変圧器。
  3. 請求項1に記載の絶縁変圧器において、第1の絶縁変圧器の2次巻線と第2の絶縁変圧器の1次巻線とを接続する接続線をツイストペア線とし、中間タップ間を接続する接続線を前記ツイストペア線の外被として2芯シールド線を構成したことを特徴とする絶縁変圧器。
  4. 請求項2又は請求項3の絶縁変圧器において、第1の絶縁変圧器の2次巻線と第2の絶縁変圧器の1次巻線とをコモンモードチョークを介して接続したことを特徴とする絶縁変圧器。
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