JP3617332B2 - rice cooker - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭に使用する炊飯器の鍋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の炊飯器は、例えば、図7に示されるような構成であった。図において、1は上面が開口する円筒上のボディで、このボデイ1内部には、内鍋収納部である保護枠2が配設され、かつこの保護枠2は非金属材料により有底円筒状に成形され、保護枠2の上端部は前記ボデイ1の上端部内周囲に係合されている。
【0003】
3は上端開口部に外方に突出するフランジ4を形成した内鍋で、この内鍋3はフランジ4を上枠23の上面に懸架状態に載置するとにより、保護枠2内に着脱自在に配設されている。保護枠2の外側には誘導コイル5が配設され、この誘導コイル5は、内鍋3の外周面までの距離が一定となるように、前記保護枠2の外周下部に耐熱性樹脂材料で成形されたコイルカバー6により支持されている。
【0004】
7は合成樹脂性の外蓋で、この外蓋7は上枠23の上部に一体成形されたヒンジ部材8にピン9を介して回動自在に支持されている。10は内カバーで、この内カバー10は外蓋7の内面に固着されている。この内カバ−10には発熱体である放熱板11が固定されており、この放熱板11の上部にはコイル支持台13に支持されている誘導コイル12が位置している。この誘導コイル12の電磁作用により放熱板11が発熱するのである。そして、この放熱板11には放熱板11の温度検知用のセンサ−14がアルミテ−プにより直接貼り付けられており、放熱板11の温度を調節しているのである。
【0005】
16はヒンジ部材8と反対側に位置して保護枠2の上端部に一体成形された係合部材で、この係合部材16と対向するように外蓋7に係合レバ−17がピン18を介して回動可能に指示されている。そして、鍋パッキン20は、前記外蓋を閉じたときに内鍋3のフランジ4に圧接してその内鍋3を密閉するようになっている。
【0006】
また、24は蒸気筒であり、おねばが外部に吹きこぼれるのを防止している。25は、制御基板であり、誘導コイル12への通電状態や操作表示部26の信号を入出力制御している。また、27は冷却ファンであり、制御基板25や誘導コイル5を冷却している。28は制御基板25の上面を覆う軟質シートで、炊飯器の入出力表示が印刷されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように従来の炊飯器では、例えば、樹脂でフランジを覆う持ち手のような構成のものもあるが、樹脂は強度が必要であり、このため大きくなり、また、熱劣化するため耐熱樹脂を多く使用することとなり、コンパクト化と省資源化に逆行するものであった。
【0008】
本発明は、上記課題を解決するもので、鍋を持ち安く、しかもフランジをコンパクトにした炊飯器を実現するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、フランジ部に金属製のフランジリングを配したものである。
【0010】
【実施例】
本発明の一実施例について、図1〜図6を用いて説明する。
【0011】
図に開示されるように、本発明の特徴は、鍋のフランジ部にフランジリングを配置することにより、鍋を持ち安くし、さらに、フランジを小さくしてコンパクトな構造の炊飯器を実現し、使い勝手の良い炊飯器にするための工夫点にある。当該工夫点について、順に説明する。31は炊飯器本体である。鍋32周辺の内容について図1〜図3を用いて説明する。
【0012】
図1において、33は鍋32の上面外周部のフランジ34の外側全周に固定したフランジリングである。このフランジリング33は金属性であり、ステンレスあるいはアルミ材料で作られ、コンパクトで、しかも、十分な強度を持たせることができるのである。また、後述するようにネジ締め等の2次加工も不必要である。即ち、図3において、このフランジリング33のカシメは、まずフランジリング33の上面側を鍋32のフッ素面35側に当て、この後、フランジリング33の下面側を徐々にカーリングさせ、鍋32の裏面側32b側に固定する方法が一般的である。
【0013】
図2において、フランジ34の上面には鍋32内で発生した蒸気をシールする鍋パッキン44が設けられている。図3に示すように、寸法Aが小さいほどなべパッキン44は省スペース化でき、このことにより、炊飯器本体も小さくできるのである。鍋32のフランジリング33は、図3に示すように鍋32の板厚より大きい厚み寸法を有するとともに、フランジリング33はフランジ34の上面側の固定部の高さAよりフランジ34の下面側の固定部の高さBを大きくし、フランジリング34の端部エッジ36が直接鍋32のフッソ面35と当接しないように設定されている。これは、フランジリング34が金属製であり、板厚が0.25〜0.3mmであり極めて薄く加工でき、樹脂で加工した場合の2〜3mmと比較して省スペース化ができるのである。即ち、樹脂に比較し金属の方がスペースが確保でき鍋パッキン44がフランジリング34の上面と当たりにくくなるのである。さらに、フランジリング34の内面側は鍋32の端面とわずかな隙間Cを設けている。
【0014】
一方、図4に示すように、フランジリング34の内面側には充填部材37を封入し、また、この充填部材37はグリースでもよい。これらの封入は前述のようにカーリング時に入れてもよい。
【0015】
さらに、図5に示すように、フランジリング34と鍋32の勘合部38に保護シール39を設けている。また、鍋32は米等の調理物を入れる内面側はフッ素35で覆われ、ステンレス43とフッ素面35の間には熱伝導のよいアルミ42が用いられる。さらに、フランジリング34の下部に穴40を設けている。穴40は、複数個でもよい。また、フランジリング34の外周面41を鏡面としたものである。また、図2に示すように、パッキン44が万一変形しても、端面エッジ36に当接してシール性が確保される。
【0016】
次に、実施例の具体的な、作用について説明する。フランジリング33は鍋32の上面外周部のフランジ34の外側全周に固定し、フランジリング33は、鍋32の板厚より大きい厚み寸法を有するために持ち安い鍋32とフランジ34を小さくしたコンパクトな構造の炊飯器を実現することができる。また、フランジ34のエッジで手を怪我するなどを防止できるのである。フランジリング33は鍋32の板厚より大きい厚み寸法を有しているため、鍋32の板厚を薄く、即ち、軽くできることができる。
【0017】
また、フランジリング33はフランジ34の上面側の固定部の高さAよりフランジ34の下面側の固定部の高さBを大きくしたことにより、持ち安いとともに、鍋パッキン44側の寸法を省スペース化でき、コンパクト化が図れるのである。一方、フランジリング33が設けられているため、持ち安く使い勝手は向上する。フランジリング34の端部エッジ36が直接鍋32のフッソ面35と当接しないように設定されているため鍋32のアルミ表面を覆うフッ素被膜の傷つき防止ができる。
【0018】
また、フランジリング34の内面側は鍋32の端面とわずかな隙間Cを設けているため、落下等の強い衝撃を受けたときでもフランジリング34の弾性により鍋32のフランジ34が直接フランジリング34との当接を防止できる。
【0019】
また、フランジリング34の内面側には充填部材37を封入することにより、水分等が直接アルミ42に触れることがなく、アルミの腐食を防止することができる。また、この充填部材37はグリースでもよく、アルミの腐食を防止する第2の構成を提供することができる。フランジリング34と鍋32の勘合部38に保護シール39を設けることにより、鍋に使用するアルミ表面を覆うフッ素被膜の傷つき防止とアルミ表面の水付き防止ができる。
【0020】
また、フランジリング34の下部に穴40を設けることにより、鍋32のフランジ34部の水抜きをする構成を提供することができ、さらに、フランジリング34の外周面41を鏡面とすることにより、持ち安いフランジリング34の外観を向上させることと、錆び防止をすることができる。
【0021】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、鍋のフランジ部に金属製のフランジリングを配してなることにより、持ち安い鍋とフランジを小さくしたコンパクトな構造の炊飯器を実現することができる。
【0022】
さらに、フランジリングの下部に穴を設けることにより、鍋のフランジ部の水抜きをする構成を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す炊飯器の鍋の要部断面図
【図2】同炊飯器の要部断面図
【図3】同炊飯器の鍋のフランジ部近辺の要部断面図
【図4】同炊飯器の鍋のフランジ部近辺の別の要部断面図
【図5】同炊飯器の鍋のフランジ部近辺の更に別の要部断面図
【図6】同炊飯器の鍋のフランジ部近辺の更に別の要部断面図
【図7】従来の炊飯器の断面図
【符号の説明】
32 鍋
33 フランジリング
34 フランジ部
35 フッソ面
36 端面エッジ
37 充填部材
39 保護シール
40 穴
A 上面側の固定部の高さ
B 下面側の固定部の高さ
C 隙間[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pot for a rice cooker used in a general household.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, this type of rice cooker has a configuration as shown in FIG. In the figure, reference numeral 1 denotes a cylindrical body whose upper surface is open. Inside the body 1, a
[0003]
Reference numeral 3 denotes an inner pot in which a flange 4 projecting outward is formed at the upper end opening. The inner pot 3 is detachably mounted in the
[0004]
Reference numeral 7 denotes a synthetic resin outer cover, and the outer cover 7 is rotatably supported by a
[0005]
Reference numeral 16 denotes an engaging member which is located on the opposite side of the
[0006]
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional rice cooker as described above, for example, there is a structure such as a handle that covers the flange with resin, but the resin needs strength, and thus becomes large and heat-resistant because it deteriorates thermally. As a result, many of them were used, and this was against the miniaturization and resource saving.
[0008]
This invention solves the said subject, and implement | achieves the rice cooker which has a pot, is cheap, and also made the flange compact.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, the present invention has a metal flange ring disposed on the flange portion.
[0010]
【Example】
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0011]
As disclosed in the figure, the feature of the present invention is that by placing a flange ring on the flange portion of the pan, the pan is made cheaper, and further, the rice cooker with a compact structure is realized by reducing the flange, It is in the point of making it a convenient rice cooker. The said device point is demonstrated in order. 31 is a rice cooker body. The contents around the
[0012]
In FIG. 1,
[0013]
In FIG. 2, a
[0014]
On the other hand, as shown in FIG. 4, a filling
[0015]
Further, as shown in FIG. 5, a
[0016]
Next, a specific operation of the embodiment will be described. The
[0017]
In addition, the
[0018]
Further, since the inner surface side of the
[0019]
In addition, by filling a filling
[0020]
Further, by providing a
[0021]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to realize a rice cooker having a compact structure with a small pot and a small flange by disposing a metal flange ring on the flange portion of the pot.
[0022]
Furthermore, the structure which drains the flange part of a pan can be provided by providing a hole in the lower part of a flange ring.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a main part of a rice cooker pot showing an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a cross-sectional view of a main part of the rice cooker. [Fig. 4] Cross-sectional view of another main portion near the flange portion of the pot of the rice cooker [Fig. 5] Cross-sectional view of another main portion near the flange portion of the pot of the rice cooker [Fig. 6] Cross-sectional view of the main part of the pot near the flange [Fig. 7] Cross-sectional view of a conventional rice cooker [Explanation of symbols]
32
Claims (1)
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JP28763798A JP3617332B2 (en) | 1998-10-09 | 1998-10-09 | rice cooker |
Applications Claiming Priority (1)
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JP28763798A JP3617332B2 (en) | 1998-10-09 | 1998-10-09 | rice cooker |
Publications (2)
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JP3617332B2 true JP3617332B2 (en) | 2005-02-02 |
Family
ID=17719816
Family Applications (1)
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JP28763798A Expired - Fee Related JP3617332B2 (en) | 1998-10-09 | 1998-10-09 | rice cooker |
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Families Citing this family (1)
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JP3669272B2 (en) * | 2001-01-12 | 2005-07-06 | 松下電器産業株式会社 | rice cooker |
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1998
- 1998-10-09 JP JP28763798A patent/JP3617332B2/en not_active Expired - Fee Related
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