JP3616992B2 - Graph display system and data value display processing program thereof - Google Patents

Description

【００２１】
更に、該当するデータ値の文字列領域の中心点を算出し、この中心点を前記扇形領域の中心座標（Ｘ_１，Ｙ_１）に一致させることによって、例えば図６のように、ステップ１１０における扇形領域内部へ表示位置が設定される。
【００２２】
上記ステップ１１０の処理後、扇形領域と文字列領域とが重なっている部分の面積Ｓ_１を算出し、得られたＳ_１と図のステップ１０２において算出されている文字列領域の面積Ｓの面積比α（ここで、α＝Ｓ_１／Ｓ）が文字列領域算出部２３において算出され（ステップ１１１）、しかる後に、得られた面積比αがユーザに設定されたしきい値より大きいか否か判定される（ステップ１１２）。ここで、前記しきい値は文字列領域を扇形領域の内部に表示するか、もしくは外部に表示するかを判別するための基準値である。
【００２３】
以下に、このしきい値による判定について具体的に説明する。例えば、しきい値を０．９と設定する。ここで、前記面積比αがしきい値０．９以上の場合（データ値の文字列領域と該データ値に対応する扇形領域との重なりの面積の、前記文字列領域面積に占める割合が０．９以上の場合）は、文字列領域を扇形領域内部に表示しても、図６のように、表示されたデータ値が、他のデータ値と重なって見づらくなるという虞がないため、データ値の文字列領域設定位置は扇形領域内部に設定される。つまり、ステップ１１２において面積比αがしきい値以上と判定された場合（データ値の文字列領域と該データ値に対応する扇形領域との重なりの面積の、前記文字列領域面積に占める割合が大きい場合）には、データ値の文字列領域設定位置はステップ１１０で設定された扇形領域内部の表示位置で設定されることとなり、ステップ１０３におけるデータ値表示位置設定の処理動作は終了する。
【００２４】
一方、前記面積比αがしきい値０．９より小さい場合（データ値の文字列領域と該データ値に対応する扇形領域との重なりの面積の、前記文字列領域面積に占める割合が０．９より小さい場合）は、文字列領域を扇形領域内部に表示しても、例えば図７のように、扇形領域内部にデータ値を表示することはできないため、データ値の文字列領域設定位置は扇形領域の外部に設定するべきであると判定される。つまり、面積比αがしきい値より小さいと判定された場合（データ値の文字列領域と該データ値に対応する扇形領域との重なりの面積の、前記文字列領域面積に占める割合が小さい場合）には、データ値の文字列領域を扇形領域の外部に表示する外部表示位置の設定処理が行われる（ステップ１１３）。尚、このしきい値は、ユーザのしきい値設定時に、記憶装置１０内のパラメータ記憶部１２に記憶される。
【００２５】
＜データ値の外部表示処理＞
この外部表示位置の設定処理について、図８を参照して説明する。まず、内部表示処理の場合と同様に、データ値の扇形領域（図８斜線部分）を二等分する角度θ_２が算出される。次に、引き出し線の両端の点が算出される。一端は前記扇形領域の弧の二等分点Ｍ_２であり、他端は二等分点Ｍ_２から半径方向に延長した延長線上の点であって、点Ｍ_２との距離が文字列領域の高さｈの半分の大きさとなるような点Ｐ_２である。この点Ｐ_２の座標（Ｘ_２，Ｙ_２）は次式より算出される。
【００２６】
【数２】

【００２７】
更に、θ_２の大きさを基に算出された文字列領域の点を、点Ｐ_２（Ｘ_２，Ｙ_２）に一致させることによって、ステップ１１３の外部表示位置の設定処理が完了する。以下にこの設定処理について、図９を参照して詳細に説明する。
【００２８】
まず、０°≦θ_２≦４５°及び３１５°＜θ_２≦３６０°の場合は、文字列領域の下中央点と点Ｐ_２（Ｘ_２，Ｙ_２）とを一致させることにより、図９（ａ）のように外部表示位置の設定が完了する。また、４５°＜θ_２≦１３５°のときは、文字列領域の左中央点と点Ｐ_２（Ｘ_２，Ｙ_２）とを一致させることにより、図９（ｂ）のように外部表示位置の設定が完了する。更に、１３５°＜θ_２≦２２５°のときは、文字列領域の上中央点と点Ｐ_２（Ｘ_２，Ｙ_２）とを図９（ｃ）の如く一致させ、２２５°＜θ_２≦３１５°のときは、文字列領域の右中央点と点Ｐ_２（Ｘ_２，Ｙ_２）とを図９（ｄ）の如く一致させることによって外部表示位置の設定が完了する。以上のようにしてステップ１１３の処理は行われる。
【００２９】
ここで、ステップ１１３の処理によって複数のデータ値が外部に表示される場合、例えば図１０（ａ）のように、データ値が重なり合って表示されてしまう虞がある。そこでステップ１１３終了後、外部表示位置を設定しようとしている文字列領域が、既に外部表示位置設定済の文字列領域と重なるか否かについて判定される（ステップ１１４）。重ならないと判定された場合には、ステップ１１３で設定された外部表示位置で設定されることとなり、ステップ１０３におけるデータ値表示位置設定の処理動作は終了する。
【００３０】
＜再設定位置の算出方法＞
一方、重なると判定された場合には、文字列領域の位置再設定処理を行う（ステップ１１５）。以下、隣り合う文字列領域が重なる場合に文字列領域の設定位置を再設定するステップ１１５の再設定位置算出方法について、図１０を参照して説明する。まず、内部表示処理の場合と同様に、データ値の扇形領域（図１０斜線部分）を二等分する角度θ_３が算出される。次に、引き出し線の両端の点が算出される。一端は前記扇形領域の弧の二等分点Ｍ_３であり、他端はこの二等分点Ｍ_３から半径方向に延長した延長線上の点であって、点Ｍ_３との距離が文字列領域の高さｈの半分の大きさである点Ｐ_３である。この点Ｐ_３の座標（Ｘ_３，Ｙ_３）は次式より算出される。
【００３１】
【数３】

【００３２】
更に、ステップ１１３の外部初期位置設定処理の場合と同様、θ_３を基に算出された文字列領域の点を点Ｐ_３（Ｘ_３，Ｙ_３）に一致させる。この処理の後、外部表示位置を再設定しようとしている文字列領域が、既に外部表示位置設定済の文字列領域と重なるか否かについて判定され（ステップ１１４）、重ならないと判定された場合には、ステップ１１５で再設定された外部表示位置で設定されることとなり、ステップ１０３におけるデータ値表示位置設定の処理動作は終了する。
【００３３】
一方、１度の再設定位置算出処理で重なりが解消できない場合は、更に文字サイズの高さの半分の長さ分だけ延長した引き出し線の終点座標を再設定し（ステップ１０８）、重なり部分判定処理を行う（ステップ１０７）。以上の処理を、ステップ１１４において重ならないと判定されるまで繰り返し行い、重ならないと判定されると、ステップ１０３におけるデータ値表示位置設定の処理動作は終了する。ここで、再設定位置算出処理をＮ回行って得られた再設定位置の座標（Ｘ_Ｎ，Ｙ_Ｎ）は、円グラフの半径Ｒ及び文字列領域の高さｈを用いて次式で与えられる。
【００３４】
【数４】

【００３５】
以上のようなデータ値の表示位置設定処理が全データ値に対して行われ、全データ値の表示位置が登録された後、データ値及び引き出し線の表示処理が行われて（ステップ１０６）、円グラフにおけるデータ値表示処理動作は完了する。
【００３６】
＜ドーナツ状グラフにおける表示処理動作＞
本発明は、上述した円グラフにおけるデータ値表示処理動作を若干変更することにより、図１１に示すようなドーナツ状グラフについても適用することができ。以下にこのドーナツ状グラフにおけるデータ値表示処理動作について説明する。ドーナツ状グラフに適用する場合には、ステップ１１０において、データ値に対応するグラフ領域（図１１斜線部分）内部の表示位置の座標（Ｘ_Ｄ，Ｙ_Ｄ）を求める式を次式にすると共に、ステップ１１２において用いられるしきい値の設定の際に、円グラフの場合より小さい値に設定する必要がある。その他の処理については円グラフにおける表示処理動作と同様に行うことにより、ドーナツ状グラフにおけるデータ値表示処理が行える。尚、図１１における前記グラフ領域（斜線部分）を二等分する角度をθ_４、ドーナツ状グラフ本体における外円の半径をＲ、内円の半径をｒとする。
【００３７】
【数５】

【００３８】
＜第二実施形態：棒グラフにおける表示処理動作＞
以上のように、本発明は円グラフ及びドーナツ状グラフの表示処理に適用できるが、本発明の第二実施形態として、図１２のように棒グラフにデータ値を表示する際にも適用できる。棒グラフにおけるデータ値表示処理について、以下、図１３のフローチャートを参照して説明する。図１３は棒グラフにおけるデータ値の処理動作を説明するフローチャートである。尚、図１２中のＨは棒グラフの高さを示す。
【００３９】
まず、円グラフの場合と同様、グラフデータファイル１１から文字列領域の算出部２３に送られた各要素のデータ値より、グラフ本体作成部２１にて棒グラフ本体の作成が行われる（ステップ２００）。
【００４０】
次に、パラメータ記憶部１２に格納されている文字サイズデータから、作成された棒グラフに表示するデータ値の文字サイズを指定する（ステップ２０１）。文字サイズデータには「大」「中」「小」の３種類の文字サイズが設定されており、ユーザはこの中から１種類の文字サイズを指定する。尚、ユーザは文字サイズのみならず、文字のフォントや色についても指定できる。ここで、ユーザが文字サイズを「大」に指定した場合には、文字サイズは、文字列領域の高さｈが棒グラフの高さＨの６分の１の大きさとなるように自動的に算出される。また「中」を指定した場合には、文字列領域の高さｈが棒グラフの高さＨの８分の１の大きさとなるように算出され、「小」を指定した場合には、文字列領域の高さｈが棒グラフの高さＨの１０分の１の大きさになるように算出される。文字サイズが指定されていない場合には、「中」を指定した場合の文字サイズの算出処理が自動的に行われる。
【００４１】
以上の処理終了後、各データ値について以下の処理を行う。まずステップ２０１で指定された文字列領域の高さｈと文字数とからデータ値の文字列領域の面積Ｓが算出され（ステップ２０２）、文字列領域の表示位置の設定が行われる（ステップ２０３）。
【００４２】
この設定位置の算出方法については、図１４の斜線部分の場合を例にとり説明する。ここで、図１４に示す如く、水平方向にｘ軸、原点を通りｘ軸と垂直な方向にｙ軸を設定し、また、ｘ軸の右方向ならびにｙ軸の上方向を正の向きと設定する。また、ステップ２００で作成された棒グラフの、一番左の棒の左下端を原点（０，０）とする。
【００４３】
まず、図１４（ａ）における任意の斜線部分の棒グラフ矩形領域の上中央点の座標（Ｘ_Ｂ，Ｙ_Ｂ）を算出し、図１４（ｂ）に示すデータ値の文字列領域の下中央点をこの座標（Ｘ_Ｂ，Ｙ_Ｂ）に一致させることにより、図１４（ｃ）のように棒グラフにおける表示位置設定処理が完了する。
【００４４】
以上のようにして、各データ値の表示位置を設定した場合、図１５のように複数の文字列領域が重なりあい、その結果データ値が重なり合って表示されてしまう虞がある。そこで、ステップ２０３終了後、表示位置を設定しようとしている文字列領域が、既に表示位置設定済の文字列領域と重なるか否かについて判定される（ステップ２０４）。ステップ２０４において重ならないと判定された場合には、位置設定された位置が位置情報記憶部２５に登録される（ステップ２０６）。
一方、ステップ２０４において重なると判定された場合には文字列領域の位置再設定処理が行われる（ステップ２０５）。
【００４５】
＜再設定位置の算出方法＞
ここで、ステップ２０５におけるデータ値表示位置の再設定処理動作について説明する。まず１回目の再設定位置算出を行う場合、図１５のように任意の位置再設定の対象の棒グラフ矩形領域における上中央点の座標（Ｘ_Ｂ，Ｙ_Ｂ）から、文字サイズの高さの半分の長さ分だけｙ軸の正方向に平行移動させた点の座標（Ｘ_Ｂ１，Ｙ_Ｂ１）を算出し、この座標（Ｘ_Ｂ１，Ｙ_Ｂ１）の点に文字列領域の下中央点を一致させる。しかる後にステップ２０４の判定処理を行い、この結果、文字列領域が重ならないと判定された場合は、再設定された位置が位置情報記憶部２５に記憶される（ステップ２０６）。
【００４６】
一方、１回目の再設定位置算出処理で重なりが解消できない場合は、文字サイズの高さの半分の長さ分だけ更にｙ軸の正方向に平行移動させた点の座標を再設定し（ステップ２０５）、重なり部分判定処理を行う（ステップ２０４）。以上の処理を、ステップ２０５において重ならないと判定されるまで繰り返し行い、重ならないと判定されると、その位置が位置情報記憶部２５に登録される（ステップ２０６）。ここで、本処理をＮ回行って得られた再設定位置の座標（Ｘ_ＢＮ，Ｙ_ＢＮ）は次式で与えられる。
【００４７】
【数６】

【００４８】
以上のようなデータ値の表示位置設定処理が全データ値に対して行われ、全データ値の表示位置が登録された後、データ値及び引き出し線の表示処理が行われて（ステップ２０８）、棒グラフにおけるデータ値表示処理動作は完了する。
【００４９】
＜第三実施形態：折れ線グラフにおける表示処理動作＞
以上のように、本発明は円グラフ，ドーナツグラフ及び棒グラフにおける文字列領域の表示に適用できるが、第三実施形態として、図１６のような折れ線グラフにも適用できる。以下、折れ線グラフにおけるデータ値の表示処理について図１７のフローチャートを参照して説明する。ここで、図１７は折れ線グラフにおけるデータ値の処理動作を説明するフローチャートである。尚、図１６中のＨは折れ線グラフの高さを示す。
【００５０】
まず、円グラフや棒グラフの場合と同様、グラフデータ記憶部１１から文字列領域算出部２３に送られた各要素のデータ値とから、グラフ本体作成部２１にて折れ線グラフ本体の作成が行われ（ステップ３００）、続いて、前記折れ線グラフの各データ値の座標から、隣り合うデータ値を結ぶ全ての直線について傾きが算出される（ステップ３０１）。
【００５１】
次に、パラメータ記憶部１２に格納されている文字サイズデータから、前記折れ線グラフに表示するデータ値の文字サイズを指定する（ステップ３０２）。この文字サイズの算出方法は、棒グラフにおける算出方法と同様であり、この処理によって文字列領域の高さｈが算出される。
【００５２】
以上の処理終了後、各データ値について以下の処理を行う。まずステップ３０２で指定された文字列領域の高さｈと文字数とからデータ値の文字列領域の面積Ｓが算出され（ステップ３０３）、しかる後に、折れ線グラフにおける各データ値文字列領域の表示位置設定処理が行われる（ステップ３０４）。ステップ３０４の処理後、円グラフ等の場合と同様に設定位置判定が行われ（ステップ３０５）、ステップ３０５の判定結果によっては表示位置再設定処理が行われる（ステップ３０６）。
【００５３】
ここで、上記の表示位置及び再設定位置の算出方法が、各データ値の左右の直線の傾きの組み合わせによって異なるので、この点について以下に説明する。尚、折れ線グラフの任意のデータ値の座標を（Ｘ_Ｌ，Ｙ_Ｌ）とし、この座標の左側の折れ線の傾きをΔＬ、右側の折れ線の傾きをΔＲとする。
【００５４】
＜パターン１：０≦ΔＬ＜１かつ０≦ΔＲ＜１、または−１＜ΔＬ≦０かつ−１＜ΔＲ≦０である場合＞
まず図１８のような、０≦ΔＬ＜１かつ０≦ΔＲ＜１、または−１＜ΔＬ≦０かつ−１＜ΔＲ≦０である場合（以下、パターン１という）について説明する。パターン１では、データ値の座標（Ｘ_Ｌ，Ｙ_Ｌ）に文字列領域の下中央点を一致させることで表示位置の設定が行われる。
【００５５】
また、パターン１における表示位置再設定処理は、図１８のように行われる。まず、１回目の表示位置再設定処理では、データ値の座標（Ｘ_Ｌ，Ｙ_Ｌ）に文字列領域の上中央点を図１８（ｂ）のように一致させる。ここで、ステップ３０５の設定位置判定が行われ、重なりが回避されていないと判定された場合は、２回目の再設定処理が行われる。この２回目の再設定処理では、データ値の座標（Ｘ_Ｌ，Ｙ_Ｌ）から文字サイズの高さの半分の長さ分だけｙ軸の正の方向に平行移動した座標（Ｘ_Ｌ２，Ｙ_Ｌ２）に、文字列領域の下中央点を図１８（ｃ）のように一致させる。この処理終了後、再びステップ３０５の設定位置判定が行われ、重なりが回避されていないと判定された場合は、更に３回目の再設定処理が行われる。この３回目の位置再設定処理では、データ値の座標（Ｘ_Ｌ，Ｙ_Ｌ）から文字サイズの高さの半分の長さ分だけｙ軸の負の方向に平行移動した座標（Ｘ_Ｌ３，Ｙ_Ｌ３）に、文字列領域の上中央点を図１８（ｄ）のように一致させる。
【００５６】
このように、パターン１のデータ値に対して再設定処理をＮ回行う場合、下記の如く場合分けができる。まず、再設定処理回数が奇数回（Ｎ＝２ｎ＋１，ｎ＝０，１，２，…）のときは、データ値の座標から文字サイズの高さの半分のｎ倍分の長さだけｙ軸の負の方向に平行移動した座標に文字列領域の上中央点を一致させるように位置設定する。また、再設定処理回数が偶数回（Ｎ＝２ｎ，ｎ＝１，２，…）のときは、データ値の座標から文字サイズの高さの半分のｎ倍分の長さだけｙ軸の正の方向に平行移動した座標に文字列領域の下中央点を一致させるように位置設定する。これを繰り返して重なりが回避されるまで位置の再設定処理が行われる。
【００５７】
＜パターン２：０＜ΔＬかつΔＲ＜０である場合＞
次に、図１９のような、０＜ΔＬかつΔＲ＜０である場合（以下、パターン２という）について説明する。パターン２では、データ値の座標（Ｘ_Ｌ，Ｙ_Ｌ）に文字列領域の下中央点を一致させることで表示位置の設定が行われる。
【００５８】
また、パターン２における位置再設定処理は図１９のように行われる。まず、１回目の位置再設定処理では、データ値の座標（Ｘ_Ｌ，Ｙ_Ｌ）から文字サイズの高さの半分の長さ分だけｙ軸の正の方向に平行移動した座標（Ｘ_Ｌ１，Ｙ_Ｌ１）に、文字列領域の下中央点を図１９（ｂ）のように一致させる。よって、重なりを回避するために、パターン２のデータ値に対してこの処理をＮ回行うとすると、データ値の座標から文字サイズの高さの半分のＮ倍分の長さだけｙ軸の正の方向に平行移動した座標に文字列領域の下中央点を一致させるように位置設定することとなる。
【００５９】
ここで、上記パターン２における表示位置及び再設定位置の算出方法は、図２０の如く、１≦ΔＬかつ０≦ΔＲ＜１、または−１＜ΔＬ≦０かつΔＲ≦−１である場合についても成立する。更に、この表示方法はグラフの両端に表示する際にも適用され、図２１に示す如く、折れ線グラフ左端においてΔＲ≦０である場合、もしくは折れ線グラフ右端において０≦ΔＬである場合にも適用できる。
【００６０】
＜パターン３：ΔＬ＜０かつ０＜ΔＲである場合＞
次に、図２２の如く、ΔＬ＜０かつ０＜ΔＲである場合（以下、パターン３という）について説明する。パターン３では、データ値の座標（Ｘ_Ｌ，Ｙ_Ｌ）に文字列領域の上中央点を一致させることで表示位置の設定が行われる。
【００６１】
また、パターン３における位置再設定処理は図２２のように行われる。まず、１回の位置再設定処理では、データ値の座標（Ｘ_Ｌ，Ｙ_Ｌ）から文字サイズの高さの半分の長さ分だけｙ軸の負の方向に平行移動した座標（Ｘ_Ｌ１，Ｙ_Ｌ１）に、文字列領域の上中央点を図２２（ｂ）のように一致させるように位置設定する。よって、重なりを回避するために、この処理をパターン３のデータ値に対してＮ回行うとすると、データ値の座標から文字サイズの高さの半分のＮ倍分の長さだけｙ軸の負の方向に平行移動した座標に文字列領域の上中央点を一致させるように位置設定することとなる。
【００６２】
ここで、上記パターン３における表示位置及び再設定位置の算出方法は、図２３の如く、０≦ΔＬ＜１かつ１≦ΔＲ、またはΔＬ≦−１かつ−１＜ΔＲ≦０である場合についても成立する。更に、この表示位置算出方法はグラフの両端に表示する際にも適用され、図２４に示す如く、折れ線グラフ左端において０＜ΔＲである場合、もしくは折れ線グラフ右端においてΔＬ＜０である場合に適用される。
【００６３】
＜パターン４：１≦ΔＬかつ１≦ΔＲである場合＞
次に、図２５の如く、１≦ΔＬかつ１≦ΔＲである場合（以下、パターン４という）について説明する。パターン４では、データ値の座標（Ｘ_Ｌ，Ｙ_Ｌ）に文字列領域の右下点を一致させることで表示位置の設定が行われる。
【００６４】
また、パターン４における位置再設定処理は図２５のように行われる。まず、１回目の位置再設定処理では、データ値の座標（Ｘ_Ｌ，Ｙ_Ｌ）に文字列領域の左上点を図２５（ｂ）のように一致させる。２回目の位置再設定処理では、データ値の座標（Ｘ_Ｌ，Ｙ_Ｌ）から文字サイズの高さの半分の長さ分だけ左上４５°方向に平行移動した座標（Ｘ_Ｌ２，Ｙ_Ｌ２）に、文字列領域の右下点を図２５（ｃ）のように一致させるよう位置設定する。３回目の位置再設定処理では、データ値の座標（Ｘ_Ｌ，Ｙ_Ｌ）から文字サイズの高さの半分の長さ分だけ右下４５°方向に平行移動した座標（Ｘ_Ｌ３，Ｙ_Ｌ３）に、文字列領域の左上点を図２５（ｄ）のように一致させるよう位置設定する。
【００６５】
以上の再設定処理をＮ回行う場合、下記の如く場合分けができる。まず、再設定処理回数が奇数回（Ｎ＝２ｎ＋１，ｎ＝０，１，２，…）のとき、データ値の座標（Ｘ_Ｌ，Ｙ_Ｌ）から文字サイズの高さの半分のｎ倍分の長さだけ右下４５°方向に平行移動した座標（Ｘ_ＬＮＯ，Ｙ_ＬＮＯ）に、文字列領域の左上点を一致させるよう位置設定する。
【００６６】
【数７】

【００６７】
また、再設定処理回数が偶数回（Ｎ＝２ｎ，ｎ＝１，２，…）のとき、データ値の座標（Ｘ_Ｌ，Ｙ_Ｌ）から文字サイズの高さの半分のｎ倍分の長さだけ左上４５°方向に平行移動した座標（Ｘ_ＬＮＥ，Ｙ_ＬＮＥ）に文字列領域の右下点を一致させるよう位置設定する。これを繰り返して重なりが回避されるまで位置の再設定が行われる。
【００６８】
【数８】

【００６９】
＜パターン５：ΔＬ≦−１かつΔＲ≦−１である場合＞
次に、図２６の如く、ΔＬ≦−１かつΔＲ≦−１である場合（以下、パターン５という）について説明する。パターン５では、データ値の座標（Ｘ_Ｌ，Ｙ_Ｌ）に文字列領域の左下点を一致させることで表示位置の設定が行われる。
【００７０】
また、パターン５における再設定処理は図２６のように行われる。まず、１回目の位置再設定処理では、データ値の座標（Ｘ_Ｌ，Ｙ_Ｌ）に文字列領域の右上点を図２６（ｂ）のように一致させる。２回目の位置再設定処理では、データ値の座標（Ｘ_Ｌ，Ｙ_Ｌ）から文字サイズの高さの半分の長さ分だけ右上４５°方向に平行移動した座標（Ｘ_Ｌ２，Ｙ_Ｌ２）に、文字列領域の左下点を図２６（ｃ）のように一致させるよう位置設定する。３回目の位置再設定処理では、データ値の座標（Ｘ_Ｌ，Ｙ_Ｌ）から文字サイズの高さの半分の長さ分だけ左下４５°方向に平行移動した座標（Ｘ_Ｌ３，Ｙ_Ｌ３）に、文字列領域の右上点を図２６（ｄ）のように一致させるよう位置設定する。
【００７１】
以上の再設定処理をＮ回行う場合、下記の如く場合分けができる。まず、Ｎが奇数（Ｎ＝２ｎ＋１，ｎ＝０，１，２，…）の場合、データ値の座標（Ｘ_Ｌ，Ｙ_Ｌ）から文字サイズの高さの半分のｎ倍分の長さだけ左下４５°方向に平行移動した座標（Ｘ_ＬＮＯ，Ｙ_ＬＮＯ）に文字列領域の右上点を一致させるよう位置設定する。
【００７２】
【数９】

【００７３】
また、Ｎが偶数（Ｎ＝２ｎ，ｎ＝１，２，…）の場合、データ値の座標（Ｘ_Ｌ，Ｙ_Ｌ）から文字サイズの高さの半分のｎ倍分の長さだけ右上４５°方向に平行移動した座標（Ｘ_ＬＮＥ，Ｙ_ＬＮＥ）に文字列領域の左下点を一致させるよう位置設定する。これを繰り返して重なりが回避されるまで位置の再設定が行われる。
【００７４】
【数１０】

【００７５】
以上のようなデータ値の表示位置設定処理が全データ値に対して行われ、全データ値の表示位置が登録された後、データ値の表示処理が行われて（ステップ３０９）、折れ線グラフにおけるデータ値表示処理動作は完了する。
【００７６】
ここで、上述の如く種々のグラフのデータ値表示処理動作及びこの表示処理動作を実行してデータ値を表示するグラフ表示システムについて説明したが、この表示処理動作を実行する手段としては、上記のグラフ表示システムに限ったことではなく、本発明の表示処理動作を行うプログラムを作成し、このプログラムに基づいて表示処理動作を実行させるようにしても良い。このプログラムは、具体的には、コンピュータに、グラフデータに基づきグラフ本体を作成させる機能と、前記グラフデータと文字パラメータデータとに基づき各データ値を表示する際に必要とする文字列領域の大きさを算出させる機能と、各データ値の文字列領域の表示位置を設定及び再設定させる機能と、その設定した位置の位置情報を記憶部に登録させる機能と、その登録された各データ値の表示位置情報に基づき、全データ値に対してグラフ上への表示処理を行わせる機能とを実現させるためのものである。また必要に応じて、登録された全データの表示位置情報に基づき、グラフと文字列領域とを結ぶ引き出し線を表示するための引き出し線表示処理を行わせる機能をも実現させるようにすることもできる。
【００７７】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、種々のグラフを作成する際、文字サイズを変更したり、データ値の表示位置を手動で調整することなく、相互のデータ値の重なりが自動的に回避され、各データ値をグラフに直接表示することができるため、見やすいグラフが自動的に作成される。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のグラフ表示システムのブロック構成図である。
【図２】本発明における文字列領域を説明するための図である。
【図３】本発明の第一実施形態の円グラフにおけるデータ値の表示処理動作を説明するフローチャートである。
【図４】図３におけるデータ値の表示位置設定の処理動作を説明するフローチャートである。
【図５】第一実施形態における円グラフの扇形領域内部に文字列領域を位置設定する処理動作を説明するための図である。
【図６】第一実施形態における扇形領域内部へ文字列領域を位置設定した状態を示す図である。
【図７】第一実施形態における扇形領域内部へ文字列領域を位置設定できない状態を示す図である。
【図８】第一実施形態における扇形領域外部へ文字列領域を位置設定する処理動作を説明するための図である。
【図９】第一実施形態における扇形領域外部へ文字列領域を位置設定した状態を説明するための図である。
【図１０】第一実施形態における扇形領域外部で文字列領域の位置を再設定する処理動作を説明するための図である。
【図１１】ドーナツ状グラフに文字列領域を位置設定する処理動作を説明するための図である。
【図１２】本発明の第二実施形態の棒グラフの一例を示す図である。
【図１３】第二実施形態の棒グラフにおけるデータ値の表示処理動作を説明するフローチャートである。
【図１４】第二実施形態の棒グラフに文字列領域を位置設定する処理動作を説明するための図である。
【図１５】第二実施形態の棒グラフにおいて文字列領域の位置を再設定する処理動作を説明するための図である。
【図１６】本発明の第三実施形態の折れ線グラフの一例を示す図である。
【図１７】第三実施形態の折れ線グラフにおけるデータ値の表示処理動作を説明するフローチャートである。
【図１８】第三実施形態のパターン１における表示位置設定動作を説明するための図である。
【図１９】第三実施形態のパターン２における表示位置設定動作を説明するための図である。
【図２０】第三実施形態のパターン２における表示位置設定動作を説明するための図である。
【図２１】第三実施形態のパターン２における表示位置設定動作を説明するための図である。
【図２２】第三実施形態のパターン３における表示位置設定動作を説明するための図である。
【図２３】第三実施形態のパターン３における表示位置設定動作を説明するための図である。
【図２４】第三実施形態のパターン３における表示位置設定動作を説明するための図である。
【図２５】第三実施形態のパターン４における表示位置設定動作を説明するための図である。
【図２６】第三実施形態のパターン５における表示位置設定動作を説明するための図である。
【符号の説明】
１…グラフ表示システム、１０…記憶装置、１１…グラフデータ記憶部、１２…パラメータ記憶部、２０…グラフ作成装置、２１…グラフ本体作成部、２２…データ値処理部、２３…文字列領域算出部、２４…文字列領域位置設定部、２５…位置情報記憶部、２６…文字列領域表示処理部、２７…引き出し線表示処理部、３０…表示装置。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a graph display system and a data value display processing program for automatically arranging data values in a graph so that the data values do not overlap each other in creating a graph.
[0002]
[Prior art]
In a system for automatically displaying data values on a graph, for example, as described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-282931, the scale of the axis and the position corresponding to the scale are relative to the data to be graphed. Some automatically attach numeric labels.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the prior art, when the data value is directly displayed on the pie chart or the bar graph, the data value character string areas may overlap each other because the interval between the character string areas of the adjacent data values is narrow, In order to avoid this overlap, the character size must be reduced and displayed again, or the position of the character string area of the data value must be adjusted manually, which is inconvenient for graph creation. was there.
[0004]
An object of the present invention is to automatically avoid overlapping of data value character string areas without changing the character size when displaying the data value of each element in the graph, and to display each data value Display systemAnd its data value display processing programIs to provide.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, in the graph display system according to the first aspect of the present invention, a graph is created based on a storage device having a storage unit for storing graph data and character parameter data, and data stored in the storage device. And a graph display system comprising a graph creation device that performs processing for data value display, and a display device that displays the graph created by the graph creation device, wherein the graph creation device creates a graph body A creation unit, a character string region calculation unit that calculates the size of a character string region necessary for data value display, and a character string region that sets a display position of the character string region calculated by the character string region calculation unit A position setting unit, a position information registration unit for registering information related to the position set by the character string region position setting unit, and all of the positions registered in the position information registration unit Based on the display position information of the over data value, a character string region display processing unit that performs display processing of a character string regionAnd comprising
When creating a pie chart or a donut chart, the character string area position setting unit displays the character string area of the data value to be displayed within the pie chart or donut chart. Calculate the area where the area and the sector area overlap and calculate the ratio of the area obtained here to the area of the character string area, and check whether the calculated ratio is greater than the threshold value. Determines whether to display the character string area of the data value to be displayed based on the determination result inside or outside the pie chart or donut chart, and displays the character string area of each data value Set and reset position.In the graph display system according to the invention of claim 2, the graph creating device in the display system includes:The character string region and the graph are connected to the character string region of the data value determined to be displayed outside the pie graph or the donut graph by the character string region position setting unit.The graph creating apparatus includes a leader line display processing unit that performs a leader line display process.
[0007]
Claim3In the data value display processing program according to the present invention, when creating a pie chart or a donut-shaped chart, the function of causing the computer to create a graph body based on the graph data, and each data based on the graph data and the character parameter data Display value
The function to calculate the size of the character string area required at the time, the character string area of the data value to be displayed is displayed inside the pie chart or donut chart, Calculate the area of the overlapping area and calculate the ratio of the area obtained here to the area of the character string area, determine whether the calculated ratio is greater than the threshold, and determine Based on the result, decide whether to display the character string area of the data value to be displayed inside or outside the pie chart or donut chart, and set and redisplay the display position of the character area of each data value A function to set, a function to register the position information of the set position in the storage unit, and display processing on the graph for all data values based on the display position information of each registered data value Machine To realize the door.
And claims4In the data value display processing program according to the invention, in the display processing program, in the character string area of the data value determined to be displayed outside the pie chart or the donut-shaped graph based on the display position information of all the registered data. On the other hand, a function for performing a leader line display process for displaying a leader line connecting the character string area and the graph is realized.Ru.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the graph display system 1 in the graph of this invention is demonstrated in detail using FIG. Here, FIG. 1 is a block diagram of a data value display system in the graph of the present invention.
[0009]
<Configuration of Graph Display System of the Present Invention>
As shown in FIG. 1, the graph display system of the present invention performs a graph processing for creating a graph body and displaying a data value, with a storage device 10 having a storage unit storing graph data and character parameter data. The graph creation device 20 includes a display device 30 that displays a graph processed by the graph creation device 20 based on data set in the storage device 10. The system configuration may be a general personal computer having a memory, a storage unit, a display unit, and the like.
[0010]
The storage device 10 includes a graph data storage unit 11 that stores data values of a graph to be created, and a parameter storage unit 12 that stores character font, size, and color data for setting by a user. The graph creation device 20 includes a graph body creation unit 21 that creates a graph body and a data value processing unit 22.
[0011]
The data value processing unit 22 performs the following processing. First, when displaying each data value based on the character parameter data such as the character size designated by the user and the graph data stored in the graph data storage unit 11 in the character string area calculation unit 23 of the data value. Calculate the size of the character string area required for. This character string area refers to a rectangular area surrounding the character string in FIG. In FIG. 2, point A is the center point of the character string area, point B is the upper center point, point C is the left center point, point D is the lower center point, point E is the right center point, and h is the character string. The height of the area. The width W for one character in the character string area is half the height.
[0012]
Next, the character string area position setting unit 24 sets the display position of the character string area of each data value, and registers the set position in the position information storage unit 25. Here, whether or not the display position of the set character string area overlaps with the registered character string area is detected by the method described later, and if it overlaps, the character string is not overlapped with the registered character string area. The area is reset by the method described later. In this way, the display positions of all the data values are set so that the character string regions of the respective data values do not overlap with each other, and the set position information is registered in the position information storage unit 25. Further, based on the display position information of each data value registered as described above, the character string region display processing unit 26 performs a display process on the graph of all data values. In the case of a pie chart, the leader line display processing unit 27 performs a leader line display process as necessary. After these data value processes are performed, the display device 30 displays a graph.
[0013]
<One Embodiment: Display Processing Operation in Pie Chart>
Hereinafter, the display processing operation of the data value in the pie chart according to the present embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 3 is a flowchart for explaining the data value processing operation in the pie chart.
[0014]
First, a pie graph body is created by the graph body creation unit 21 from the radius R of the pie graph set by the user and the data value of each element sent from the graph data storage unit 11 to the character string area calculation unit 23. (Step 100).
[0015]
Next, the character size of the data value to be displayed on the created pie chart is designated from the character size data stored in the parameter storage unit 12 (step 101). Three types of character sizes “large”, “medium”, and “small” are set in the character size data, and the user designates one type of character size from these. The user can specify not only the character size but also the font and color of the character. Here, when the user designates the character size as “large”, the character size is automatically calculated such that the height h of the character string region is one third of the radius of the pie chart. When “middle” is designated, the height h (see FIG. 2) of the character string area is calculated to be a quarter of the radius of the pie chart, and when “small” is designated. Is calculated so that the height h of the character string area is one fifth of the radius of the pie chart. When the character size is not specified, the character size calculation process when “medium” is specified is automatically performed.
[0016]
After the above processing is completed, the following processing is performed for each data value. First, the area S of the character string area of the data value is calculated from the height h and the number of characters specified in step 101 (step 102), and based on the calculated area S, the data value as described later is calculated. Is set (step 103). The display position set in this way is registered in the position information storage unit 25 in the data value processing unit 22 (step 104). Thereafter, it is determined whether or not the setting display positions of all the data values have been registered by the processing from step 102 to step 104 (step 105). If it is determined that they have been registered, the data value display processing is performed. A lead line display process is also performed as necessary (step 106). If it is determined in step 105 that the data is not registered, the processing from step 102 to step 104 is repeatedly performed for each data value that is not registered in the setting display position.
[0017]
Here, the data value display position setting processing operation in step 103 among the data value display processing operations in the aforementioned pie chart will be described with reference to FIG. FIG. 4 is a flowchart for explaining the processing operation for setting the display position of the data value in the figure.
[0018]
First, the character string area of the data value is set within the sector area in the pie chart corresponding to the data value (step 110). The setting method in step 110 will be described taking the case of the shaded portion in FIG. 5 as an example. Here, as shown in FIG. 5, the x axis is set in the horizontal direction, the y axis is set in the direction passing through the origin and perpendicular to the x axis, and the right direction of the x axis and the upward direction of the y axis are set as positive directions. To do. In addition, the center coordinates of the arbitrary pie chart created in step 100 are expressed as (X_C, Y_C).
[0019]
First, the angle θ that bisects the shaded area₁Is calculated. Where θ₁Is the angle in the clockwise direction up to the bisector of the sectoral area, with the positive part of the y-axis as the reference. Next, the coordinates of the center point of the sector area corresponding to the corresponding data value (X₁, Y₁) Is calculated. This coordinate (X₁, Y₁) Is calculated by the following equation, where R is the radius of the pie chart.
[0020]
[Expression 1]

[0021]
Further, the center point of the character string region of the corresponding data value is calculated, and this center point is determined as the center coordinate (X₁, Y₁), The display position is set inside the sector area in step 110, for example, as shown in FIG.
[0022]
After the processing of step 110, the area S of the portion where the sector area and the character string area overlap.₁And S obtained₁And the area ratio α of the area S of the character string region calculated in step 102 in the figure (where α = S₁/ S) is calculated by the character string area calculation unit 23 (step 111), and thereafter, it is determined whether or not the obtained area ratio α is larger than a threshold value set by the user (step 112). Here, the threshold value is a reference value for determining whether the character string area is displayed inside the sector area or externally.
[0023]
Hereinafter, the determination based on the threshold value will be described in detail. For example, the threshold value is set to 0.9. Here, when the area ratio α is equal to or greater than the threshold value 0.9 (the ratio of the overlapping area between the character string region of the data value and the fan-shaped region corresponding to the data value to the character string region area is 0) .9 or more), even if the character string area is displayed inside the sector area, the displayed data value is not likely to overlap with other data values as shown in FIG. The character string area setting position of the value is set inside the sector area. In other words, when it is determined in step 112 that the area ratio α is equal to or greater than the threshold value (the ratio of the overlapping area between the character string region of the data value and the sector region corresponding to the data value to the character string region area) If it is larger), the character string area setting position of the data value is set at the display position inside the sector area set in step 110, and the processing operation of the data value display position setting in step 103 is ended.
[0024]
On the other hand, when the area ratio α is smaller than the threshold value 0.9 (the ratio of the overlapping area between the character string region of the data value and the sector region corresponding to the data value to the character string region area is 0. If the character string area is displayed inside the sector area, the data value cannot be displayed inside the sector area, for example, as shown in FIG. It is determined that it should be set outside the sector area. That is, when it is determined that the area ratio α is smaller than the threshold value (when the ratio of the overlapping area between the character string region of the data value and the sector region corresponding to the data value to the character string region area is small) ), An external display position setting process for displaying the character string area of the data value outside the sector area is performed (step 113). This threshold value is stored in the parameter storage unit 12 in the storage device 10 when the user sets a threshold value.
[0025]
<External display processing of data values>
This external display position setting process will be described with reference to FIG. First, as in the case of the internal display processing, the angle θ that bisects the sectoral area of the data value (shaded area in FIG. 8).₂Is calculated. Next, the points at both ends of the leader line are calculated. One end is the bisection point M of the arc of the sector region.₂And the other end is a bisection point M₂A point on the extension line extending radially from the point M₂A point P such that the distance to the character string is half the height h of the character string area₂It is. This point P₂Coordinates (X₂, Y₂) Is calculated from the following equation.
[0026]
[Expression 2]

[0027]
Furthermore, θ₂The point of the character string area calculated based on the size of₂(X₂, Y₂), The external display position setting process in step 113 is completed. This setting process will be described in detail below with reference to FIG.
[0028]
First, 0 ° ≦ θ₂≦ 45 ° and 315 ° <θ₂If ≦ 360 °, the lower center point of the character string area and the point P₂(X₂, Y₂), The setting of the external display position is completed as shown in FIG. 45 ° <θ₂When ≦ 135 °, left center point and point P of the character string area₂(X₂, Y₂), The setting of the external display position is completed as shown in FIG. Furthermore, 135 ° <θ₂When ≦ 225 °, the upper center point of the character string area and the point P₂(X₂, Y₂) And 225 ° <θ as shown in FIG.₂When ≦ 315 °, right center point and point P of the character string area₂(X₂, Y₂) To match with each other as shown in FIG. 9D, the setting of the external display position is completed. The process of step 113 is performed as described above.
[0029]
Here, when a plurality of data values are displayed outside by the process of step 113, there is a possibility that the data values are displayed overlapping each other as shown in FIG. 10A, for example. Therefore, after step 113 is completed, it is determined whether or not the character string region for which the external display position is to be set overlaps with the character string region for which the external display position has already been set (step 114). If it is determined that they do not overlap, the external display position set in step 113 is set, and the data value display position setting processing operation in step 103 ends.
[0030]
<Calculation method of reset position>
On the other hand, if it is determined that they overlap, a character string region position resetting process is performed (step 115). Hereinafter, the reset position calculation method in step 115 for resetting the set position of the character string area when adjacent character string areas overlap will be described with reference to FIG. First, as in the case of the internal display processing, the angle θ that bisects the sector area (shaded portion in FIG. 10) of the data value.₃Is calculated. Next, the points at both ends of the leader line are calculated. One end is the bisection point M of the arc of the sector region.₃The other end is this bisection point M₃A point on the extension line extending radially from the point M₃The point P where the distance to is half the height h of the character string area₃It is. This point P₃Coordinates (X₃, Y₃) Is calculated from the following equation.
[0031]
[Equation 3]

[0032]
Further, as in the case of the external initial position setting process in step 113, θ₃The point of the character string area calculated based on₃(X₃, Y₃) To match. After this processing, it is determined whether or not the character string area whose external display position is to be reset overlaps with the character string area whose external display position has already been set (step 114). Is set at the external display position reset at step 115, and the data value display position setting processing operation at step 103 ends.
[0033]
On the other hand, if the overlap cannot be resolved by the reset position calculation process once, the end point coordinates of the leader line extended by half the height of the character size are reset (step 108), and the overlapping portion is determined. Processing is performed (step 107). The above processing is repeated until it is determined in step 114 that they do not overlap. If it is determined that they do not overlap, the processing operation for setting the data value display position in step 103 ends. Here, the coordinates of the reset position obtained by performing the reset position calculation process N times (X_N, Y_N) Is given by the following equation using the radius R of the pie chart and the height h of the character string region.
[0034]
[Expression 4]

[0035]
The display position setting process for data values as described above is performed for all data values, and after the display positions for all data values are registered, the display process for data values and lead lines is performed (step 106). The data value display processing operation in the pie chart is completed.
[0036]
<Display processing operation in donut graph>
The present invention can be applied to a donut-shaped graph as shown in FIG. 11 by slightly changing the data value display processing operation in the above-described pie graph. The data value display processing operation in this donut graph will be described below. In the case of applying to a donut-shaped graph, in step 110, the coordinates of the display position (X_D, Y_D) Is set to the following formula, and when the threshold value used in step 112 is set, it is necessary to set a smaller value than in the case of the pie chart. By performing the other processing in the same manner as the display processing operation in the pie chart, the data value display processing in the donut graph can be performed. Note that the angle that bisects the graph area (shaded portion) in FIG.₄The radius of the outer circle in the donut-shaped graph body is R, and the radius of the inner circle is r.
[0037]
[Equation 5]

[0038]
<Second Embodiment: Display Processing Operation in Bar Graph>
As described above, the present invention can be applied to display processing of a pie chart and a donut-shaped graph, but as a second embodiment of the present invention, it can also be applied to display data values on a bar graph as shown in FIG. The data value display processing in the bar graph will be described below with reference to the flowchart of FIG. FIG. 13 is a flowchart for explaining the data value processing operation in the bar graph. Note that H in FIG. 12 indicates the height of the bar graph.
[0039]
First, as in the case of a pie chart, a bar graph body is created by the graph body creation unit 21 from the data values of each element sent from the graph data file 11 to the character string area calculation unit 23 (step 200). .
[0040]
Next, the character size of the data value to be displayed on the created bar graph is designated from the character size data stored in the parameter storage unit 12 (step 201). Three types of character sizes “large”, “medium”, and “small” are set in the character size data, and the user designates one type of character size from these. The user can specify not only the character size but also the font and color of the character. Here, when the user designates the character size as “large”, the character size is automatically calculated so that the height h of the character string area is one sixth of the height H of the bar graph. Is done. When “middle” is designated, the height h of the character string area is calculated to be one eighth of the height H of the bar graph. When “small” is designated, the character string is calculated. The height h of the region is calculated so as to be 1/10 of the height H of the bar graph. When the character size is not specified, the character size calculation process when “medium” is specified is automatically performed.
[0041]
After the above processing is completed, the following processing is performed for each data value. First, the area S of the character string region of the data value is calculated from the height h and the number of characters specified in step 201 (step 202), and the display position of the character string region is set (step 203). .
[0042]
This setting position calculation method will be described by taking the case of the shaded portion in FIG. Here, as shown in FIG. 14, the x axis is set in the horizontal direction, the y axis is set in the direction passing through the origin and perpendicular to the x axis, and the right direction of the x axis and the upward direction of the y axis are set as positive directions. To do. Further, the lower left end of the leftmost bar of the bar graph created in step 200 is set as the origin (0, 0).
[0043]
First, the coordinates of the upper center point (X_B, Y_B) And the lower center point of the character string area of the data value shown in FIG._B, Y_B), The display position setting process in the bar graph is completed as shown in FIG.
[0044]
When the display position of each data value is set as described above, a plurality of character string regions overlap as shown in FIG. 15, and as a result, the data values may overlap and be displayed. Therefore, after step 203 is finished, it is determined whether or not the character string region whose display position is to be set overlaps with the character string region whose display position has already been set (step 204). If it is determined in step 204 that they do not overlap, the set position is registered in the position information storage unit 25 (step 206).
On the other hand, if it is determined in step 204 that they overlap, a character string region position resetting process is performed (step 205).
[0045]
<Calculation method of reset position>
Here, the operation of resetting the data value display position in step 205 will be described. First, when the reset position calculation is performed for the first time, as shown in FIG. 15, the coordinates of the upper central point (X_B, Y_B) To the coordinates of the point translated in the positive direction of the y-axis by the length of half the height of the character size (X_B1, Y_B1) To calculate this coordinate (X_B1, Y_B1) To match the lower center point of the character string area. Thereafter, the determination process of step 204 is performed. As a result, if it is determined that the character string areas do not overlap, the reset position is stored in the position information storage unit 25 (step 206).
[0046]
On the other hand, if the overlap cannot be resolved by the first reset position calculation processing, the coordinates of the point further translated in the positive direction of the y-axis by the length half the height of the character size are reset (step 205) An overlapping portion determination process is performed (step 204). The above processing is repeated until it is determined in step 205 that they do not overlap. If it is determined that they do not overlap, the position is registered in the position information storage unit 25 (step 206). Here, the coordinates (X of the reset position obtained by performing this process N times)_BN, Y_BN) Is given by:
[0047]
[Formula 6]

[0048]
The data value display position setting process as described above is performed for all data values, and after the display positions of all data values are registered, the data value and lead line display process is performed (step 208). The data value display processing operation in the bar graph is completed.
[0049]
<Third Embodiment: Display Processing Operation in Line Graph>
As described above, the present invention can be applied to display of a character string area in a pie graph, a donut graph, and a bar graph, but can also be applied to a line graph as shown in FIG. 16 as a third embodiment. Hereinafter, display processing of data values in a line graph will be described with reference to the flowchart of FIG. Here, FIG. 17 is a flowchart for explaining the data value processing operation in the line graph. Note that H in FIG. 16 indicates the height of the line graph.
[0050]
First, as in the case of a pie chart or a bar graph, a line graph main body is created by the graph main body creating section 21 from the data values of each element sent from the graph data storage section 11 to the character string area calculating section 23. (Step 300) Subsequently, the inclination is calculated for all straight lines connecting adjacent data values from the coordinates of the data values of the line graph (Step 301).
[0051]
Next, the character size of the data value to be displayed on the line graph is designated from the character size data stored in the parameter storage unit 12 (step 302). The calculation method of the character size is the same as the calculation method in the bar graph, and the height h of the character string area is calculated by this processing.
[0052]
After the above processing is completed, the following processing is performed for each data value. First, the area S of the character string region of the data value is calculated from the height h and the number of characters specified in step 302 (step 303), and then the display position of each data value character string region in the line graph. Setting processing is performed (step 304). After the process in step 304, the setting position is determined in the same manner as in the case of a pie chart or the like (step 305), and the display position resetting process is performed depending on the determination result in step 305 (step 306).
[0053]
Here, the calculation method of the display position and the reset position differs depending on the combination of the slopes of the left and right straight lines of each data value. This point will be described below. Note that the coordinates of any data value in the line graph are (X_L, Y_L), And the inclination of the left polygonal line of this coordinate is ΔL, and the inclination of the right polygonal line is ΔR.
[0054]
<Pattern 1: 0 ≦ ΔL <1 and 0 ≦ ΔR <1 or −1 <ΔL ≦ 0 and −1 <ΔR ≦ 0>
First, the case of 0 ≦ ΔL <1 and 0 ≦ ΔR <1 or −1 <ΔL ≦ 0 and −1 <ΔR ≦ 0 as shown in FIG. 18 (hereinafter referred to as pattern 1) will be described. In pattern 1, the coordinates of the data value (X_L, Y_LThe display position is set by matching the lower center point of the character string area with ().
[0055]
Further, the display position resetting process in pattern 1 is performed as shown in FIG. First, in the first display position resetting process, the coordinates (X_L, Y_L) To match the upper center point of the character string area as shown in FIG. Here, when the setting position determination in step 305 is performed and it is determined that the overlap is not avoided, the second resetting process is performed. In this second resetting process, the coordinates (X_L, Y_L) To the coordinates (X) translated in the positive direction of the y-axis by half the character size height_L2, Y_L2) To match the lower center point of the character string area as shown in FIG. After the completion of this process, the setting position determination in step 305 is performed again. If it is determined that the overlap is not avoided, a third resetting process is further performed. In the third position resetting process, the coordinates (X_L, Y_L) To the coordinate (X) translated in the negative direction of the y-axis by half the height of the character size_L3, Y_L3) To match the upper center point of the character string area as shown in FIG.
[0056]
As described above, when the reset process is performed N times on the data value of pattern 1, the following cases can be classified. First, when the number of reset processes is an odd number (N = 2n + 1, n = 0, 1, 2,...), The y-axis is a length corresponding to n times half the height of the character size from the coordinates of the data value. The position is set so that the upper center point of the character string area matches the coordinate translated in the negative direction. Further, when the number of reset processes is an even number (N = 2n, n = 1, 2,...), The y-axis is positive by a length corresponding to n times half the height of the character size from the coordinates of the data value. The position is set so that the lower center point of the character string area matches the coordinate translated in the direction of. This process is repeated until the position is reset.
[0057]
<Pattern 2: When 0 <ΔL and ΔR <0>
Next, a case where 0 <ΔL and ΔR <0 as shown in FIG. 19 (hereinafter referred to as pattern 2) will be described. In pattern 2, the coordinate of the data value (X_L, Y_LThe display position is set by matching the lower center point of the character string area with ().
[0058]
Further, the position resetting process in pattern 2 is performed as shown in FIG. First, in the first position reset process, the coordinates of the data value (X_L, Y_L) To the coordinates (X) translated in the positive direction of the y-axis by half the height of the character size_L1, Y_L1) To match the lower center point of the character string area as shown in FIG. Therefore, if this process is performed N times on the data value of pattern 2 in order to avoid overlap, the positive value of the y-axis is the length corresponding to N times the height of the character size from the coordinates of the data value. The position is set so that the lower center point of the character string area matches the coordinate translated in the direction.
[0059]
Here, the calculation method of the display position and the reset position in the pattern 2 is also for the case where 1 ≦ ΔL and 0 ≦ ΔR <1 or −1 <ΔL ≦ 0 and ΔR ≦ −1 as shown in FIG. To establish. Furthermore, this display method is also applied when displaying at both ends of the graph, and as shown in FIG. 21, it can also be applied when ΔR ≦ 0 at the left end of the line graph or 0 ≦ ΔL at the right end of the line graph. .
[0060]
<Pattern 3: When ΔL <0 and 0 <ΔR>
Next, a case where ΔL <0 and 0 <ΔR (hereinafter referred to as pattern 3) as shown in FIG. 22 will be described. In pattern 3, the coordinate of the data value (X_L, Y_L) To match the upper center point of the character string area, the display position is set.
[0061]
Further, the position resetting process in the pattern 3 is performed as shown in FIG. First, in one position reset process, the coordinates (X_L, Y_L) To the coordinate (X) translated in the negative direction of the y-axis by half the height of the character size_L1, Y_L1), The position is set so that the upper center point of the character string area matches as shown in FIG. Therefore, if this process is performed N times on the data value of pattern 3 to avoid overlap, the negative value of the y-axis is the length corresponding to N times the height of the character size from the coordinate of the data value. The position is set so that the upper center point of the character string area matches the coordinate translated in the direction of.
[0062]
Here, the calculation method of the display position and the reset position in the pattern 3 is also the case where 0 ≦ ΔL <1 and 1 ≦ ΔR, or ΔL ≦ −1 and −1 <ΔR ≦ 0, as shown in FIG. To establish. Furthermore, this display position calculation method is also applied when displaying at both ends of the graph, and is applied when 0 <ΔR at the left end of the line graph or when ΔL <0 at the right end of the line graph as shown in FIG. Is done.
[0063]
<Pattern 4: 1 ≦ ΔL and 1 ≦ ΔR>
Next, a case where 1 ≦ ΔL and 1 ≦ ΔR (hereinafter referred to as pattern 4) as shown in FIG. 25 will be described. In pattern 4, the coordinates of the data value (X_L, Y_L) Is matched with the lower right point of the character string area, the display position is set.
[0064]
Further, the position resetting process in the pattern 4 is performed as shown in FIG. First, in the first position reset process, the coordinates of the data value (X_L, Y_L) Is matched with the upper left point of the character string area as shown in FIG. In the second position reset process, the coordinates of the data value (X_L, Y_L), The coordinates (X) translated in the upper left 45 ° direction by half the height of the character size_L2, Y_L2), The position is set so that the lower right point of the character string area is matched as shown in FIG. In the third position reset process, the coordinates of the data value (X_L, Y_L) To the coordinates (X) translated in the lower right 45 ° direction by half the height of the character size._L3, Y_L3), The position is set so that the upper left point of the character string area matches as shown in FIG.
[0065]
When the above resetting process is performed N times, cases can be classified as follows. First, when the number of reset processes is an odd number (N = 2n + 1, n = 0, 1, 2,...), The coordinates (X_L, Y_L) To the coordinates (X) translated in the lower right 45 ° direction by the length of n times half the height of the character size._LNO, Y_LNO) Is set to match the upper left point of the character string area.
[0066]
[Expression 7]

[0067]
Further, when the number of reset processing times is an even number (N = 2n, n = 1, 2,...), The coordinates (X_L, Y_L) To the coordinates (X) translated in the upper left 45 ° direction by the length of n times half the height of the character size_LNE, Y_LNE) To align the lower right point of the character string area. This is repeated until the position is reset until the overlap is avoided.
[0068]
[Equation 8]

[0069]
<Pattern 5: When ΔL ≦ −1 and ΔR ≦ −1>
Next, a case where ΔL ≦ −1 and ΔR ≦ −1 as shown in FIG. 26 (hereinafter referred to as pattern 5) will be described. In pattern 5, the coordinate of the data value (X_L, Y_LThe display position is set by matching the lower left point of the character string area with ().
[0070]
The resetting process in pattern 5 is performed as shown in FIG. First, in the first position reset process, the coordinates of the data value (X_L, Y_L) To match the upper right point of the character string area as shown in FIG. In the second position reset process, the coordinates of the data value (X_L, Y_L) To the upper right 45 ° direction by half the character size (X)_L2, Y_L2), The position is set so that the lower left point of the character string area matches as shown in FIG. In the third position reset process, the coordinates of the data value (X_L, Y_L), The coordinates (X) translated in the lower left 45 ° direction by half the height of the character size_L3, Y_L3), The position is set so that the upper right point of the character string area matches as shown in FIG.
[0071]
When the above resetting process is performed N times, cases can be classified as follows. First, when N is an odd number (N = 2n + 1, n = 0, 1, 2,...), The coordinates (X_L, Y_L) To the coordinate (X in the lower left 45 ° direction by a length corresponding to n times half the height of the character size._LNO, Y_LNO) To align the upper right point of the character string area.
[0072]
[Equation 9]

[0073]
If N is an even number (N = 2n, n = 1, 2,...), The coordinates of the data value (X_L, Y_L) To the coordinates (X) translated in the upper right 45 ° direction by the length of n times half the height of the character size._LNE, Y_LNE) Is set to match the lower left point of the character string area. This is repeated until the position is reset until the overlap is avoided.
[0074]
[Expression 10]

[0075]
The data value display position setting process as described above is performed for all data values, and after the display positions of all data values are registered, the data value display process is performed (step 309). The data value display processing operation is completed.
[0076]
Here, the data value display processing operation of various graphs as described above and the graph display system that displays the data value by executing this display processing operation have been described. As means for executing this display processing operation, The present invention is not limited to the graph display system, and a program for performing the display processing operation of the present invention may be created and the display processing operation may be executed based on this program. Specifically, this program has a function of causing a computer to create a graph body based on graph data, and a size of a character string area required for displaying each data value based on the graph data and character parameter data. A function for calculating the length, a function for setting and resetting the display position of the character string area of each data value, a function for registering position information of the set position in the storage unit, and a function for registering each registered data value Based on the display position information, a function for performing display processing on a graph for all data values is realized. In addition, if necessary, it is also possible to realize a function for performing a leader line display process for displaying a leader line connecting a graph and a character string area based on display position information of all registered data. it can.
[0077]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, when creating various graphs, the overlap of data values is automatically performed without changing the character size or manually adjusting the display position of the data values. It is avoided and each data value can be displayed directly on the graph, so an easy-to-read graph is automatically created.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of a graph display system of the present invention.
FIG. 2 is a diagram for explaining a character string area in the present invention.
FIG. 3 is a flowchart for explaining a data value display processing operation in the pie chart according to the first embodiment of the present invention;
4 is a flowchart for explaining a processing operation for setting a display position of a data value in FIG. 3; FIG.
FIG. 5 is a diagram for explaining a processing operation for positioning a character string area within a sector area of a pie chart in the first embodiment.
FIG. 6 is a diagram showing a state in which a character string area is set inside a sector area in the first embodiment.
FIG. 7 is a diagram showing a state in which the character string area cannot be set inside the sector area in the first embodiment.
FIG. 8 is a diagram for explaining a processing operation for positioning a character string area outside a sector area in the first embodiment.
FIG. 9 is a diagram for explaining a state in which the character string area is set outside the sector area in the first embodiment.
FIG. 10 is a diagram for explaining a processing operation for resetting the position of the character string area outside the sector area in the first embodiment.
FIG. 11 is a diagram for explaining a processing operation for setting a character string region in a donut-shaped graph.
FIG. 12 is a diagram showing an example of a bar graph according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a flowchart illustrating a data value display processing operation in the bar graph of the second embodiment.
FIG. 14 is a diagram for explaining a processing operation for setting a character string region in a bar graph according to the second embodiment.
FIG. 15 is a diagram for explaining a processing operation for resetting the position of a character string region in the bar graph of the second embodiment.
FIG. 16 is a diagram showing an example of a line graph according to the third embodiment of the present invention.
FIG. 17 is a flowchart for explaining the display processing operation of data values in the line graph of the third embodiment.
FIG. 18 is a diagram for explaining a display position setting operation in pattern 1 of the third embodiment.
FIG. 19 is a diagram for explaining a display position setting operation in pattern 2 of the third embodiment.
FIG. 20 is a diagram for explaining a display position setting operation in pattern 2 of the third embodiment.
FIG. 21 is a diagram for explaining a display position setting operation in pattern 2 of the third embodiment.
FIG. 22 is a diagram for explaining a display position setting operation in pattern 3 of the third embodiment.
FIG. 23 is a diagram for explaining a display position setting operation in pattern 3 of the third embodiment.
FIG. 24 is a diagram for explaining a display position setting operation in pattern 3 of the third embodiment.
FIG. 25 is a diagram for explaining a display position setting operation in pattern 4 of the third embodiment.
FIG. 26 is a diagram for explaining a display position setting operation in pattern 5 of the third embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Graph display system, 10 ... Memory | storage device, 11 ... Graph data memory | storage part, 12 ... Parameter memory | storage part, 20 ... Graph creation apparatus, 21 ... Graph main body creation part, 22 ... Data value processing part, 23 ... Character string area | region calculation , 24... Character string region position setting unit, 25... Position information storage unit, 26... Character string region display processing unit, 27.

Claims (4)

A storage device having a storage unit for storing graph data and character parameter data, a graph creation device that performs processing for creating a graph and displaying a data value based on the data stored in the storage device, and the graph creation device A graph display system comprising: a display device that displays a graph created in
The graph creation device is calculated by a graph body creation unit that creates a graph body, a character string region calculation unit that calculates the size of a character string region that is necessary for data value display, and the character string region calculation unit. A character string region position setting unit for setting the display position of the character string region, a position information registration unit for registering information related to the position set by the character string region position setting unit, and the position information registration unit. A character string area display processing unit that performs display processing of the character string area based on display position information of all data values,
When creating a pie chart or a donut chart, the character string area position setting unit displays the character string area in a state where the character string area of the data value to be displayed is displayed inside the pie chart or the donut chart. Calculate the area of the overlapping area of the area and the sector area, calculate the ratio of the area obtained here to the area of the character string area, and whether or not the calculated ratio is greater than the threshold Determine whether to display the character string area of the data value to be displayed based on the determination result inside or outside the pie chart or donut chart, and display the character string area of each data value A graph display system characterized by setting and resetting a position. A drawer that performs display processing of a lead line connecting the character string area and the graph to the character string area of the data value determined to be displayed outside the pie chart or the donut graph by the character string area position setting unit The graph display system according to claim 1, wherein a line display processing unit is provided in the graph creation device. When creating a pie chart or donut chart,
A function to create a graph body based on graph data;
A function for calculating the size of the character string area required when displaying each data value based on the graph data and the character parameter data;
In the state where the character string area of the data value to be displayed is displayed inside the pie chart or donut chart, the area of the overlapping area of the character string area and the sector area is calculated and the area obtained here Calculates the percentage of the character string area in the area, and the calculated percentage is the threshold.
It is determined whether or not it is larger than the value, and based on the determination result, it is determined whether the character string area of the data value to be displayed is displayed inside or outside the pie chart or donut chart, and each data A function to set and reset the display position of the value string area
A function to register the position information of the set position in the storage unit;
Based on the display position information of each registered data value, all data values are displayed on the graph.
A function to perform display processing;
Graph data value display processing program for realizing. A drawer that connects the character string area and the graph to the character string area of the data value determined to be displayed outside the pie chart or the donut-shaped graph based on the display position information of all the data registered in the computer The graph data value display processing program according to claim 3 for realizing a function of performing a lead line display process for displaying a line .

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