JP3616006B2 - ブレーキフルードエア抜き用作業具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のブレーキ系統からのブレーキフルード交換やブレーキフルード内のエア除去に使用されるブレーキフルードエア抜き用作業具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動車のブレーキ系統のブレーキフルード交換作業には、少なくとも2人の作業者が必要であった。即ち、油圧発生用マスターシリンダの注入部にブレーキフルード収納容器を差込んでその状態を維持しておき、その後、1人はブレーキペダルを踏むために運転席に座り、もう1人はブレーキ本体部(ディスクブレーキ又はドラムブレーキ)の近傍に配置してパージバルブにブレーキフルード回収用の透明チューブを接続する。この下準備が完了すれば、パージバルブを開け、ブレーキペダルを繰り返し踏み込むことにより、透明チューブから古いブレーキフルードが流出して回収される。このとき、ブレーキフルード内に混入したエアが透明チューブを通ることにより目視でき、外部に除去されたことを確認する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したようにブレーキフルードの交換作業及びエア抜き作業は少なくとも2人必要であり、1人での作業は極めて困難であるため、自動車整備工場等における作業能率低下の一因となっていた。
【0004】
そこで、本発明は、1人で簡単にブレーキフルード交換作業やエア抜き作業が行えるブレーキフルードエア抜き用作業具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明に係るブレーキフルードエア抜き用作業具は、伸縮自在なエアシリンダ部と、該エアシリンダ部の一端に設けられると共に自動車のブレーキペダル部に着脱自在に取付けられるペダル取付部と、上記エアシリンダ部の他端側に設けられると共に車内の固定部に当接させてエアシリンダ部を位置決め固定する当て片部と、一端がエアシリンダ部のエア供給孔に接続されると共に他端側に開閉弁を有する可撓性エア配管部と、該エア配管部の他端側に設けられたエア供給源接続用の着脱部と、を備え、上記当て片部が、車内の運転座席の前端面に当接される上下方向の当接板部と、該当接板部の一面側にかつ上端と下端に異なる傾斜角度で各々設けられた折曲片部と、上記当接板部の一面側にかつ上下方向の上記折曲片部に連設されかつ上記エアシリンダ部の外形寸法よりも大きく設定された間隔寸法を有すると共に上下複数個の孔部を有する左右一対の取付片部と、該一対の取付片部の間において上記当接板部に切欠形成された凹部とを備え、さらに、孔部を有する連結部材をエアシリンダ部の上記他端に付設し、該連結部材の孔部を上記取付片部の上下複数対の孔部のうちの所望の孔部に一致させ抜き差しピンを挿入して、エアシンリンダ部の上記他端を当て片部に上下高さ調整自在に連結し、自動車のブレーキ本体部近傍位置にて上記開閉弁を開閉操作してエアシリンダ部にエアを供給・停止することにより、エアシリンダ部によるブレーキペダル部への押圧動作を繰り返し可能としたものである。
【0006】
また、伸縮自在なエアシリンダ部と、該エアシリンダ部の一端に設けられると共に自動車のブレーキペダル部に着脱自在に取付けられるペダル取付部と、上記エアシリンダ部の他端側に設けられると共に車内の固定部に当接させてエアシリンダ部を位置決め固定する当て片部と、一端がエアシリンダ部のエア供給孔に接続されると共に他端側に開閉弁を有する可撓性エア配管部と、該エア配管部の他端側に設けられたエア供給源接続用の着脱部と、を備え、上記ペダル取付部は、隙間部をもって対向する7の字型の左右一対の掛止片 部と、上記一対の掛止片部の基端側を連結する連結部とを備え、該基端がエアシリンダ部の上記一端にボルト枢着部にて揺動自在に枢着され、上記掛止片部の先端側に設けられた略U字状の凹部の奥部底面から上記ボルト枢着部までの長さ寸法は、上記ブレーキペダル部のペダルの縦寸法よりも大きく設定され、上記当て片部が、車内の運転座席の前端面に当接される上下方向の当接板部と、該当接板部の一面側にかつ上端と下端に異なる傾斜角度で各々設けられた折曲片部と、上記当接板部の一面側にかつ上下方向の上記折曲片部に連設されかつ上記エアシリンダ部の外形寸法よりも大きく設定された間隔寸法を有すると共に上下複数個の孔部を有する左右一対の取付片部と、該一対の取付片部の間において上記当接板部に切欠形成された凹部とを備え、さらに、孔部を有する連結部材をエアシリンダ部の上記他端に付設し、該連結部材の孔部を上記取付片部の上下複数対の孔部のうちの所望の孔部に一致させ抜き差しピンを挿入して、エアシンリンダ部の上記他端を当て片部に上下高さ調整自在に連結し、自動車のブレーキ本体部近傍位置にて上記開閉弁を開閉操作してエアシリンダ部にエアを供給・停止することにより、エアシリンダ部によるブレーキペダル部への押圧動作を繰り返し可能としたものである。
【0007】
また、伸縮自在なエアシリンダ部と、該エアシリンダ部の一端に設けられると共に自動車のブレーキペダル部に着脱自在に取付けられるペダル取付部と、上記エアシリンダ部の他端側に設けられると共に車内の固定部に当接させてエアシリンダ部を位置決め固定する当て片部と、一端がエアシリンダ部のエア供給孔に接続されると共に他端側に開閉弁を有する可撓性エア配管部と、該エア配管部の他端側に設けられたエア供給源接続用の着脱部と、を備え、自動車のブレーキ本体部近傍位置にて上記開閉弁を開閉操作してエアシリンダ部にエアを供給・停止することにより、エアシリンダ部によるブレーキペダル部への押圧動作を繰り返し可能とし、さらに、一端が当て片部又はエアシリンダ部の上記他端に連繋され、他端が車内の運転座席の下面側に取付けられる帯状乃至紐状の弾性伸縮部材を具備し、当て片部の倒れを防止するようにしたものである。
【0008】
また、ペダル取付部は、一端側にナット部を有すると共に他端側に上記ナット部側へ開口する凹部を有する略C字形のクランプ本体部と、一端側に摘みを有すると共にナット部に螺着されたネジ部と、該ネジ部の他端側に枢着されると共に上記凹部に対向する凹部を有する押圧片部とを備え、上記クランプ本体部がエアシリンダ部の上記一端に揺動自在に枢結されているものである。
また、エアシリンダ部の基端と当て片部との間に、長さ調整自在な伸縮機構部を設けたものである。
【0009】
また、伸縮機構部が、エアシリンダ部の上記他端に軸方向へ突設されると共に外周面に雄ネジを有するスクリューシャフト部と、先端開口部から上記スクリューシャフト部が挿入されると共に基端が当て片部に取付けられた鞘部と、該鞘部の先端に回転自在に取付けられると共に上記スクリューシャフト部の雄ネジに螺合する雌ネジを内周面に有する長さ調整操作用ナット部と、から成るものである。
また、可撓性エア配管部が、その他端側に減圧弁を有しているものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本発明を詳説する。
【0011】
図1は、本発明に係るブレーキフルードエア抜き用作業具の実施の一形態を示す。図1と図2に示すように、このブレーキフルードエア抜き用作業具は、自動車のブレーキ系統のブレーキフルードを交換したり、エア抜きをするために使用されるものであって、伸縮自在なエアシリンダ部1と、エアシリンダ部1の一端52(ロッド1a先端)に設けられると共に自動車のブレーキペダル部30を着脱自在に把持するペダル取付部2と、エアシリンダ部1の他端53側に設けられると共に車内31の固定部に当接させてエアシリンダ部1を位置決め固定する当て片部3と、一端5aがエアシリンダ部1のエア供給孔に接続されると共に他端5b側に開閉弁4を有する可撓性エア配管部5と、エア配管部5の他端5b側に設けられたエア供給源接続用の着脱部6と、を備えている。
【0012】
具体的に説明すると、エアシリンダ部1は、その本体部1bの基端に取付突片7が付設されており、固定金具8,8を介して取付突片7が平板状の当て片部3の一面側に揺動自在に取付けられている(図4参照)。なお図示省略するが、エアシリンダ部1と当て片部3とを球面継手にて連結するも良い。
【0013】
ペダル取付部2としては、例えば、一端側にナット部9aを有すると共に他端側に上記ナット部9a側へ開口する凹部9bを有する略C字形のクランプ本体部9と、一端側に摘み10aを有すると共にナット部9aに螺着されたネジ部10と、ネジ部10の他端側に枢着されると共に上記凹部9bに対向する凹部11aを有する押圧片部11とから構成され、クランプ本体部9がエアシリンダ部1のロッド1a先端に揺動自在に枢結される。また、クランプ本体部9の内面にはガイド突条部9cが設けられており、押圧片部11に形成された凹溝が上記ガイド突条部9cにスライド可能に嵌合され、ネジ部10の螺進退時に押圧片部11が回転しないようにしている。このような構造とすれば、ブレーキペダル部30の各種形状の揺動アーム30aにも対応することができると共に、ペダル30bの踏込面を大きな力で直接押圧する場合に生じる滑りを起こすことがない。
【0014】
図1と図3に示すように、開閉弁4としては、例えば、押しボタン12を有する3ポート2位置切換弁から構成され、そのエア流路に可撓性エア配管部5の他端5bと接続金具から成る着脱部6とが接続される。なお、開閉弁4はエア配管部5の他端5b側の途中部であっても良く、この場合、エア配管部5の他端5bに着脱部6が接続される。
【0015】
次に、図2と図3を参照しつつ、この作業具を用いたブレーキフルードの交換及びエア抜き作業について説明する。先ず下記の (1)〜(5) の如く下準備を行う。
(1) マスターシリンダ37の注入部38にブレーキフルード収納容器42を差込んでそのまま の状態に維持しておく。
(2) ブレーキ本体部34のパージバルブ40にブレーキフルード回収用の透明チューブ39を 接続する。つまり、デイスクブレーキの場合(図3に例示した場合)はブレーキキャ リパー41に透明チューブ39を接続し、ドラムブレーキの場合はホイールシリンダに接 続する。
(3) 本発明の作業具を自動車内31に持込んでエアシリンダ部1の基端側の当て片部3を 車内31の固定部に当接させる。このとき、当て片部3を床面33に載置した状態で運転 座席32の前端面に当接させるのが、好ましい。
(4) ペダル取付部2にてブレーキペダル部30をしっかりと保持する。即ち、ネジ部10を 締付けてクランプ本体部9の凹部9bと押圧片部11の凹部11aとでブレーキペダル部 30の揺動アーム30aを挾込む。
(5) 可撓性エア配管部5を車内31から引き出して開閉弁4をブレーキ本体部34の近傍位 置に配置すると共に、エア供給源35(コンプレッサ)からのエア配管36を着脱部6に 接続する。
なお、上記 (1)〜(5) の下準備はこの順序に限るものではない。
【0016】
このように下準備が完了すれば、1人の作業者がブレーキ本体部34の近傍位置に配置し、パージバルブを開け、開閉弁4を開閉操作しつつブレーキフルードの交換(回収)とエア抜き確認を行う。つまり、開閉弁4の押しボタン12を押してエア流路を開くことにより、エア供給源35からのエアがエアシリンダ部1内に供給され、それによりエアシリンダ部1が伸長して───このとき、エアシリンダ部1の基端側が位置決め固定されているので伸長しても後へずれることがない───ブレーキペダル部30を押圧揺動し、それによってマスターシリンダ37から古いブレーキフルードが排出されると共に容器42から新しいブレーキフルードが注入される。また、押しボタン12の押圧をやめればエアシリンダ部1へのエア供給が停止すると共に、ブレーキペダル部30の戻り動作によってエアシリンダ部1が短縮し、かつ、内部のエアが排出される。
【0017】
このように、1人の作業者がブレーキ本体部34の近傍に居ながらにして開閉弁4の開閉操作を繰り返すだけで、エアシリンダ部1のブレーキペダル部30への押圧動作が繰り返され、それによってブレーキ本体部34側の透明チューブ39からブレーキフルードを流出させて回収しつつ交換することができ、かつ、ブレーキフルード内に混入したエアが透明チューブ39を通過することでエア抜きを目視確認できる。
【0018】
次に、図4は、本発明の他の実施の形態を示し、このブレーキフルードエア抜き用作業具は、エアシリンダ部1の他端53と当て片部3との間に、長さ調整自在な伸縮機構部13を設けたものである。
【0019】
この伸縮機構部13は、エアシリンダ部1の他端53に軸方向へ突設されると共に外周面に雄ネジ14aを有するスクリューシャフト部14と、先端開口部からスクリューシャフト部14が挿入されると共に基端が当て片部3に(図1で説明した取付構造と同様に)揺動自在に取付けられた有底筒状の鞘部15と、鞘部15の先端に回転自在に取付けられると共にスクリューシャフト部14の雄ネジ14aに螺合する雌ネジ16aを内周面に有する長さ調整操作用ナット部16と、から成る。
【0020】
鞘部15の先端開口端縁には外鍔が設けられると共に、ナット部16の内周面の基端側には上記外鍔に回転自在に嵌合する凹周溝が設けられ、これによってナット部16は鞘部15の先端に抜止めされた状態で外嵌状に取付けられている。また、ナット部16は、その雌ネジ16aの内径寸法が鞘部15の内径寸法よりも小さく設定されると共に、外周面はローレット加工が施され、手で回転させ易いようにしている。なお、スクリューシャフト部14の先端に鞘部15の内径寸法と略等しい外鍔17を設け、スクリューシャフト部14の鞘部15からの抜止め、及びスクリューシャフト部14と鞘部15とのがたつきを抑えるようにするのが、好ましい。
【0021】
このように構成された作業具によれば、伸縮機構部13のナット部16を回すことによってスクリューシャフト部14が螺進退して全体の長さ寸法を調整することができる。従って、伸縮機構部13を短縮させて全体を短くすることにより、軽自動車やトラック等のように運転座席32とブレーキペダル部30(図2参照)との間隔が比較的小さい自動車に対応することができ、伸縮機構部13を伸長させて全体を長くすることにより普通乗用車等のように運転座席32とブレーキペダル部30との間隔が比較的大きい自動車にも対応することができる。なお、エアシリンダ部1は、ブレーキペダル部30を十分に押圧揺動できるだけで良いため、ストロークの短い小型のものを使用できる。
【0022】
次に、図5は別の実施の形態を示し、このブレーキフルードエア抜き用作業具は、そのペダル取付部2及び当て片部3の形状・構造が上述のものと異なり、さらに、エアシリンダ部1の基端(他端53)が当て片部3に取付位置変更可能に着脱自在に連結されている。
【0023】
即ち、図5〜図8に示すように、ペダル取付部2は、隙間部49をもって対向する7の字型の左右一対の掛止片部18,18と、一対の掛止片部18,18の基端18a,18a側を連結する連結部19とを備え、7の字型の掛止片部18の先端18b側には略U字状の凹部51が設けられている。そして、一対の掛止片部18,18の基端18a,18aがエアシリンダ部1のロッド1a先端(一端52)の取付ブロック20にボルト部材を介して揺動自在に枢着されている。このとき、掛止片部18の凹部51の奥部底面からボルト枢着部50までの長さ寸法Lは、ブレーキペダル部30のペダル30bの縦寸法L1 (図9参照)よりも大きく設定されると共に、一対の掛止片部18,18の隙間部49の左右間隔寸法Mは、各種自動車のブレーキペダル部30の揺動アーム30aが入り込める大きさ(揺動アーム30aの左右幅寸法よりも大きい寸法)に設定される。
【0024】
また、当て片部3は、車内31の運転座席32(図9参照)の前端面32aに当接される上下方向の当接板部21と、当接板部21の一面側にかつ上端と下端に異なる傾斜角度θ1 ,θ2 で各々設けられた折曲片部22,23と、当接板部21の一面側にかつ上下方向に設けられると共に上下複数個の孔部24…を有する左右一対の取付片部25,25と、一対の取付片部25,25の間において当接板部21に切欠形成された凹部26と、を備えている。
【0025】
さらに詳しく説明すると、上下の折曲片部22,23は、左右一対の取付片部25,25の左右両側に一対ずつ設けられている。また、上下の折曲片部22,23の当接板部21に対する傾斜角度θ1 ,θ2 としては、例えばθ1 が55°〜65°、θ2 が70°〜80°とされる。
【0026】
また、左右一対の取付片部25,25は、当接板部21の一面側から前方へ突出して平行に設けられており、その間隔寸法はエアシリンダ部1の外径寸法よりも大きく設定されると共に、その上下端部は上下の折曲片部22,22,23,23の下面と上面に沿って連設されている。また、凹部26は、当接板部21の上下一端側(本実施の形態では上端側)から上下中間位置まで切欠形成されている。
【0027】
また、この作業具では、孔部27を有する連結部材28をエアシリンダ部1の基端(他端53)に付設し、連結部材28の孔部27を取付片部25,25の上下複数対の孔部24…のうちの所望の孔部24,24に一致させ抜き差しピン29を挿入して、エアシンリンダ部1の基端(他端53)を当て片部3に上下高さ調整自在に連結している。本実施の形態では、連結部材28が、後方へ開口する平面視コの字型に形成されており、左右一対の孔部27,27を有している。なお、抜き差しピン29は、不意に抜けないように、先端外周面に突出・引込み自在な係止凸部(例えばボール)が設けられている。さらに、図5に示すように、可撓性エア配管部5は、その他端5b側の開閉弁4と着脱部6の間に減圧弁43を有しており、高圧のエア供給源にも対応可能とされている。
【0028】
このブレーキフルードエア抜き用作業具の通常の使用方法は、図9(イ)に示すように、ペダル取付部2の左右一対の掛止片部18,18をブレーキペダル部30のペダル30bに引掛け(掛止片部18,18の略U字状の凹部にペダル30bの上縁を嵌込み)、かつ、掛止片部18,18の間の隙間部49に揺動アーム30aを嵌込んで、ペダル取付部2をペダル30bに取付ける。このように取付ければ、ペダル取付部2がペダル30bから不意に外れたり左右に位置ずれすることがない。一方、当て片部3は、当接板部21が運転座席32の前端面32aに当接するように前傾姿勢で床面33に載置される。このとき、運転座席32の前端面32aの勾配に近くなるように、当接板部21の傾斜角度θ1 ,θ2 を選択する。即ち、当て片部3が安定する最適な方の折曲片部22,23を床面33に載置する。また、図9(イ)(ロ)に示すように、車種によっては運転座席32の高さが異なるため、エアシリンダ部1の基端が運転座席32の前端面32aの位置にくるよう、抜き差しピン29(図6参照)を抜き差しして高さ調整を行う。つまり、エアシリンダ部1の基端が運転座席32の前端面32aよりも高すぎたり低すぎたりすると、エアシリンダ部1が伸長した際に当て片部3が前端面32aにて支持されず、浮き上がったり転倒する虞れがあるためである。
【0029】
このように作業具をセットすれば、(図3での説明と同様に)可撓性エア配管部5を車内31から引き出して開閉弁4をブレーキ本体部34の近傍位置に配置すると共に、エア供給源35(コンプレッサ)からのエア配管36を着脱部6に接続し、減圧弁43にてエア圧を例えば0.4 〜 0.6MPa (好ましくは0.5MPa)に調整し、開閉弁4を開閉操作してエアシリンダ部1によるペダル30bへの押圧動作を繰り返してブレーキフルードの交換及びエア抜き作業を進めていく。このとき、ペダル取付部2の上記長さ寸法Lがペダル30bの縦寸法L1 よりも大きく、エアシリンダ部1にて押圧されるボルト枢着部50がペダル30bの下部乃至それよりも下方に位置するため、ペダル取付部2にてペダル30bを確実に押圧することができる。
【0030】
図9では、床面33がほぼ平坦な自動車(例えば乗用車やライトバン等)に作業具を使用する場合を説明したが、図10に示すように床面33に大きな段差がある車種にも対応することができる。即ち、1ボックス車のようにエンジンが運転座席32の下方位置に設けられた車種では、運転座席32において床面33が盛り上がっており、このような場合は、例えば、ステアリングコラム44に当て片部3がもたれて倒れない位置に、座席32をスライド固定し、エアシリンダ部1の基端を座席32よりも低くしてピン位置を固定する。あるいは、図11に示すように、当て片部3を座席32前に寝かせ、エアシリンダ部1が当て片部3に対してほぼ直角となるように(上方から見てT字形となるように)ピン位置を固定する。このようにすれば、エアシリンダ部1にて押圧される当て片部3が運転座席32にて支持され、確実にペダル30bへの押圧動作を繰り返すことができる。
【0031】
また、本発明のブレーキフルードエア抜き用作業具は、図12に示すような帯状乃至紐状の弾性伸縮部材45を具備している。この弾性伸縮部材45は、例えば、帯状ゴム体46と、ゴム体46の一端を折返し止め具で固定して形成された輪部47と、ゴム体46の他端に付設されたフック部48と、を備えている。
【0032】
図13に示すように、この弾性伸縮部材45は、その一端が当て片部3又はエアシリンダ部1の他端53に連繋され、他端が車内30の運転座席32の下面側に取付けられることにより、当て片部3の倒れを防止することができる。即ち、輪部47に抜き差しピン29を通した状態で弾性伸縮部材45をエアシリンダ部1の基端(他端53)に連繋し、フック部48を座席32の下面の針金や適当な部材に軽く引張りながら引掛ける。このようにすれば、当て片部3が後方へ引っ張られるので前方への倒れが確実に防止されるので、通常使用では対応できない場合に有効である。なお、図13に示す如く、折曲片部22,23を後方へ向けて後方傾斜状に床面33に載置し、折曲片部22,23の一方を座席32の前端面32aに当接させるように作業具をセットすることもできる。このとき、当て片部3に凹部26が設けられているため、この凹部26を通してエアシリンダ部1を前方へ向けることができる。
【0033】
なお、本発明のブレーキフルードエア抜き用作業具は上述の実施の形態に限定されず、例えば、弾性伸縮部材45の輪部47の代わりに針金状のフック部を設け、このフック部48を当て片部3の適当な高さ位置の孔部24(図5参照)に引掛けるようにするなど、弾性伸縮部材45の連繋構造は設計変更自由である。
【0034】
【発明の効果】
本発明は上述の如く構成されるので、次に記載する効果を奏する。
【0035】
(請求項1によれば)ブレーキ本体部34の近傍に居る1人の作業者が開閉弁4の開閉操作を繰り返すだけで、エアシリンダ部1にてブレーキペダル部30を繰り返し押圧動作し、それによってブレーキ本体部34側の透明チューブ39からブレーキフルードを流出させて回収しつつ交換することができ、かつ、ブレーキフルード内に混入したエアが透明チューブ39を通過することでエア抜きを目視確認できる。即ち、ブレーキフルードの交換及びエア抜き作業を1人で行うことができ、このような作業を頻繁に行う自動車整備工場等における作業能率が大幅に向上する。
また、運転座席 32 や床面 33 等の形状・寸法・位置関係などが様々な各種の自動車に対応して使用することができる。また、保管時は、当て片部3の取付片部 25 , 25 の間にエアシ リンダ部1を収納してコンパクトにできるという利点もある。
【0036】
(請求項2によれば)ブレーキ本体部 34 の近傍に居る1人の作業者が開閉弁4の開閉操作を繰り返すだけで、エアシリンダ部1にてブレーキペダル部 30 を繰り返し押圧動作し、それによってブレーキ本体部 34 側の透明チューブ 39 からブレーキフルードを流出させて回収しつつ交換することができ、かつ、ブレーキフルード内に混入したエアが透明チューブ 39 を通過することでエア抜きを目視確認できる。即ち、ブレーキフルードの交換及びエア抜き作業を1人で行うことができ、このような作業を頻繁に行う自動車整備工場等における作業能率が大幅に向上する。
また、各種の自動車のブレーキペダル部 30 にペダル取付部2を簡単に取付け・取外しすることができる。かつ、ブレーキペダル部 30 に対して左右へペダル取付部2が位置ずれして、不意に外れることがない。
また、運転座席 32 や床面 33 等の形状・寸法・位置関係などが様々な各種の自動車に対応して使用することができる。また、保管時は、当て片部3の取付片部 25 , 25 の間にエアシリンダ部1を収納してコンパクトにできるという利点もある。
【0037】
(請求項3によれば)ブレーキ本体部 34 の近傍に居る1人の作業者が開閉弁4の開閉操作を繰り返すだけで、エアシリンダ部1にてブレーキペダル部 30 を繰り返し押圧動作し、それによってブレーキ本体部 34 側の透明チューブ 39 からブレーキフルードを流出させて回収しつつ交換することができ、かつ、ブレーキフルード内に混入したエアが透明チューブ 39 を通過することでエア抜きを目視確認できる。即ち、ブレーキフルードの交換及びエア抜き作業を1人で行うことができ、このような作業を頻繁に行う自動車整備工場等における作業能率が大幅に向上する。
また、弾性伸縮部材 45 によってエアシリンダ部1を繰り返し伸縮動作したときの当て片部3の前方への倒れを確実に防止することができる。また、弾性伸縮部材 45 にて当て片部3を運転座席 32 側へ引きつけて固定することができるので、通常使用が困難な車種への使用も可能となる。
【0038】
(請求項4によれば)ペダル取付部2は、ブレーキペダル部 30 の各種形状の揺動アーム 30 aに対応してしっかりと把持することができると共に、ペダル 30 bの踏込面を大きな力で直接押圧する場合に生じる滑りを起こすことがない。
【0039】
(請求項5によれば)全体の長さ寸法を調整することができる。従って、伸縮機構部13を短縮させて全体を短くすることにより、軽自動車やトラック等のように運転座席32とブレーキペダル部30との間隔が比較的小さい自動車に対応することができ、伸縮機構部13を伸長させて全体を長くすることにより普通乗用車等のように運転座席32とブレーキペダル部30との間隔が比較的大きい自動車にも対応することができる。また、エアシリンダ部1は、ブレーキペダル部30を十分に押圧揺動できるだけで良いため、ストロークの短い小型のものを使用できる。
【0040】
(請求項6によれば)伸縮機構部13は、簡単な構造でかつ丈夫であり、作製も容易である。
(請求項7によれば)減圧弁43にて最適のエア圧に調整することができるので、高いエア圧のエア供給源35にもそのまま接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブレーキフルードエア抜き用作業具の実施の一形態を示す斜視図である。
【図2】使用状態を示す説明図である。
【図3】ブレーキフルードの交換及びエア抜き作業の状態を示す説明図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す要部一部断面平面図である。
【図5】本発明の別の実施の形態を示す斜視図である。
【図6】一部省略の側面図である。
【図7】一部省略の平面図である。
【図8】背面図である。
【図9】使用状態を示す説明図である。
【図10】異なる車種への使用状態を示す説明図である。
【図11】使用状態の変形例を示す説明図である。
【図12】弾性伸縮部材を示す斜視図である。
【図13】弾性伸縮部材を用いての使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 エアシリンダ部
1a ロッド
2 ペダル取付部
3 当て片部
4 開閉弁
5 可撓性エア配管部
5a 一端
5b 他端
6 着脱部
9 クランプ本体部
9a ナット部
9b 凹部
10 ネジ部
10a 摘み
11 押圧片部
11a 凹部
13 伸縮機構部
14 スクリューシャフト部
14a 雄ネジ
15 鞘部
16 ナット部
16a 雌ネジ
18 掛止片部
18a 基端
19 連結部
21 当接板部
22 折曲片部
23 折曲片部
24 孔部
25 取付片部
26 凹部
27 孔部
28 連結部材
29 抜き差しピン
30 ブレーキペダル部
31 車内
32 運転座席
32a 前端面
34 ブレーキ本体部
35 エア供給源
43 減圧弁
45 弾性伸縮部材
49 隙間部
52 一端
53 他端
θ1 傾斜角度
θ2 傾斜角度
Claims (7)
- 伸縮自在なエアシリンダ部1と、該エアシリンダ部1の一端52に設けられると共に自動車のブレーキペダル部30に着脱自在に取付けられるペダル取付部2と、上記エアシリンダ部1の他端53側に設けられると共に車内31の固定部に当接させてエアシリンダ部1を位置決め固定する当て片部3と、一端5aがエアシリンダ部1のエア供給孔に接続されると共に他端5b側に開閉弁4を有する可撓性エア配管部5と、該エア配管部5の他端5b側に設けられたエア供給源35接続用の着脱部6と、を備え、
上記当て片部3が、車内 31 の運転座席 32 の前端面 32 aに当接される上下方向の当接板部 21 と、該当接板部 21 の一面側にかつ上端と下端に異なる傾斜角度θ 1 ,θ 2 で各々設けられた折曲片部 22 , 23 と、上記当接板部 21 の一面側にかつ上下方向の上記折曲片部 22 , 23 に連設されかつ上記エアシリンダ部1の外形寸法よりも大きく設定された間隔寸法を有すると共に上下複数個の孔部 24 …を有する左右一対の取付片部 25 , 25 と、該一対の取付片部 25 , 25 の間において上記当接板部 21 に切欠形成された凹部 26 とを備え、さらに、孔部 27 を有する連結部材 28 をエアシリンダ部1の上記他端 53 に付設し、該連結部材 28 の孔部 27 を上記取付片部 25 , 25 の上下複数対の孔部 24 …のうちの所望の孔部 24 , 24 に一致させ抜き差しピン 29 を挿入して、エアシンリンダ部1の上記他端 53 を当て片部3に上下高さ調整自在に連結し、
自動車のブレーキ本体部34近傍位置にて上記開閉弁4を開閉操作してエアシリンダ部1にエアを供給・停止することにより、エアシリンダ部1によるブレーキペダル部30への押圧動作を繰り返し可能としたことを特徴とするブレーキフルードエア抜き用作業具。 - 伸縮自在なエアシリンダ部1と、該エアシリンダ部1の一端 52 に設けられると共に自動車のブレーキペダル部 30 に着脱自在に取付けられるペダル取付部2と、上記エアシリンダ部1の他端 53 側に設けられると共に車内 31 の固定部に当接させてエアシリンダ部1を位置決め固定する当て片部3と、一端5aがエアシリンダ部1のエア供給孔に接続されると共に他端5b側に開閉弁4を有する可撓性エア配管部5と、該エア配管部5の他端5b側に設けられたエア供給源 35 接続用の着脱部6と、を備え、
上記ペダル取付部2は、隙間部 49 をもって対向する7の字型の左右一対の掛止片部 18 , 18 と、上記一対の掛止片部 18 , 18 の基端 18 a, 18 a側を連結する連結部 19 とを備え、該基端 18 a, 18 aがエアシリンダ部1の上記一端 52 にボルト枢着部 50 にて揺動自在に枢着され、上記掛止片部 18 , 18 の先端 18 b側に設けられた略U字状の凹部 51 の奥部底面から上記ボルト枢着部 50 までの長さ寸法Lは、上記ブレーキペダル部 30 のペダル 30 bの縦寸法L 1 よりも大きく設定され、
上記当て片部3が、車内 31 の運転座席 32 の前端面 32 aに当接される上下方向の当接板部 21 と、該当接板部 21 の一面側にかつ上端と下端に異なる傾斜角度θ 1 ,θ 2 で各々設けられた折曲片部 22 , 23 と、上記当接板部 21 の一面側にかつ上下方向の上記折曲片部 22 , 23 に連設されかつ上記エアシリンダ部1の外形寸法よりも大きく設定された間隔寸法を有すると共に上下複数個の孔部 24 …を有する左右一対の取付片部 25 , 25 と、該一対の取付片部 25 , 25 の間において上記当接板部 21 に切欠形成された凹部 26 とを備え、さらに、孔部 27 を有する連結部材 28 をエアシリンダ部1の上記他端 53 に付設し、該連結部材 28 の孔部 27 を上記取付片部 25 , 25 の上下複数対の孔部 24 …のうちの所望の孔部 24 , 24 に一致させ抜き差しピン 29 を挿入して、エアシンリンダ部1の上記他端 53 を当て片部3に上下高さ調整自在に連結し、
自動車のブレーキ本体部 34 近傍位置にて上記開閉弁4を開閉操作してエアシリンダ部1にエアを供給・停止することにより、エアシリンダ部1によるブレーキペダル部 30 への押圧動作を繰り返し可能としたことを特徴とするブレーキフルードエア抜き用作業具。 - 伸縮自在なエアシリンダ部1と、該エアシリンダ部1の一端 52 に設けられると共に自動車のブレーキペダル部 30 に着脱自在に取付けられるペダル取付部2と、上記エアシリンダ部1の他端 53 側に設けられると共に車内 31 の固定部に当接させてエアシリンダ部1を位置決め固定する当て片部3と、一端5aがエアシリンダ部1のエア供給孔に接続されると共に他端5b側に開閉弁4を有する可撓性エア配管部5と、該エア配 管部5の他端5b側に設けられたエア供給源 35 接続用の着脱部6と、を備え、自動車のブレーキ本体部 34 近傍位置にて上記開閉弁4を開閉操作してエアシリンダ部1にエアを供給・停止することにより、エアシリンダ部1によるブレーキペダル部 30 への押圧動作を繰り返し可能とし、
さらに、一端が当て片部3又はエアシリンダ部1の上記他端 53 に連繋され、他端が車内 31 の運転座席 32 の下面側に取付けられる帯状乃至紐状の弾性伸縮部材 45 を具備し、当て片部3の倒れを防止するようにしたことを特徴とするブレーキフルードエア抜き用作業具。 - ペダル取付部2は、一端側にナット部9aを有すると共に他端側に上記ナット部9a側へ開口する凹部9bを有する略C字形のクランプ本体部9と、一端側に摘み10aを有すると共にナット部9aに螺着されたネジ部10と、該ネジ部10の他端側に枢着されると共に上記凹部9bに対向する凹部11aを有する押圧片部11とを備え、上記クランプ本体部9がエアシリンダ部1の上記一端52に揺動自在に枢結されている請求項1又は3記載のブレーキフルードエア抜き用作業具。
- エアシリンダ部1の基端と当て片部3との間に、長さ調整自在な伸縮機構部13を設けた請求項1,2,3又は4記載のブレーキフルードエア抜き用作業具。
- 伸縮機構部13が、エアシリンダ部1の上記他端53に軸方向へ突設されると共に外周面に雄ネジ14aを有するスクリューシャフト部14と、先端開口部から上記スクリューシャフト部14が挿入されると共に基端が当て片部3に取付けられた鞘部15と、該鞘部15の先端に回転自在に取付けられると共に上記スクリューシャフト部14の雄ネジ14aに螺合する雌ネジ16aを内周面に有する長さ調整操作用ナット部16と、から成る請求項5記載のブレーキフルードエア抜き用作業具。
- 可撓性エア配管部5が、その他端5b側に減圧弁43を有している請求項1、2、3、4、5又は6記載のブレーキフルードエア抜き用作業具。
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