JP3614224B2 - Double writing instrument - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、複数の筆記体の先端を先軸先端口に於いて交互に出没自在とし、且つ、後軸後端から消しゴムを出没自在とした複式筆記具の提供に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複式筆記具の一例としては、同出願人による実開昭64ー3491号公報に見られるように、2本の筆記体を案内する摺動溝を有して先軸に対し固着されるガイド筒と、当該ガイド筒に嵌装される二本の筆記体に取付けられた摺動コマに接するカム斜面を前端部に有すると共に、後端はノック部となしてキャップに対し軸方向に移動自在に、且つ円周方向の回転は一体となるよう装着された円筒カムを備え、先軸に対するキャップの回転操作により二本の筆記体を先軸先端口に於いて選択的に出没可能とした複式筆記具が存在する。又、特開平3ー79397号公報に見られるように摺動コマの後端縁に軸方向に変位する円周状のカム斜面を有し、それと当接するカム係合突起をキャップの内孔部に有した複式筆記具が存在する。
又、実開昭58ー26589号公報や実開昭58ー26577号公報によって軸筒の後端部に消しゴムや他の筆記具を備えたものが公知である。
又、従来例として、同出願人により実公平2ー28077号公報で軸筒の後端部に消しゴムや他の筆記具等の他物品を交換可能に備えた複式筆記具が公知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記実公平2ー28077号公報に示される従来例は、構造が複雑で部品点数も多く安価に提供できない弊害があった。又、先軸に対しキャップが長い為に軸筒の先端と後端を掴んで回転操作を行う不具合と体裁が悪い欠点が存在する。
本発明は、以上の問題解決を課題とすると共に、筆記具側に対し2種類の消しゴム繰り出し側を交換可能として、好みの使い勝手を選択可能とすること、芯収容部に後端から芯が補充可能となることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決する為に本発明の複式筆記具は、先軸と中軸の先方を互いに回転不能且つ抜け止め状態に固定し、中軸に一体化したガイド部の複数の案内溝に、夫々筆記体を中軸と摺動コマとの間にリターンスプリングを附勢して前後動自在に嵌装し、軸方向に変位するカム斜面を前端部に円周状に設けた円筒カムをガイド部又は中軸に対し回転可能に抜け止めし、各摺動コマをカム斜面に当接させることにより中軸に対する円筒カムの回転によって交互に前後動させて、各筆記体の先端を先軸の先端口から選択的に出没可能とした前方筆記部と、後方部で消しゴムを出没可能とした複式筆記具に於いて、
1種は円筒カムの後方に後軸が着脱可能で且つ一体的に固定され、後軸の後方内孔部に、後軸に対し突出した後端部を回動することで消しゴムが出没可能と成る消しゴム繰り出し装置が配設され、当該消しゴム繰り出し装置は消しゴムを挟持すると共に側面に突起を有したスライダーがその突起をスリットと螺旋溝に嵌入させて、スリットに対する螺旋溝の回動で消しゴムが前後動可能とする。
【0005】
2種は円筒カムの後方に後軸が着脱可能で且つ一体的に固定され、後軸の側面にスリットを穿設して、該スリットの内側面に突起と溝が交互に形成された係合部が設けられ、後方に消しゴムを止着したスライダーが、その外周に設けられた係合突起を前記スリットの係合部溝に係脱可能に設けて、後軸に対してスライダーを前後動させて消しゴムを後軸の後端から出没可能とする。
【0006】
【実施例】
図1乃至図6は本発明の実施例を示している。図1は1種の複式筆記具で、図6は2種の複式筆記具である。
先ず、本発明の1種の複式筆記具は、ガイド筒2を一体に備えた中軸1、先軸3、円筒カム5、一対の摺動コマ6,6`、シャープペンシル筆記体7、ボールペン等筆記体8、消しゴム繰り出し機構を備えた後軸4主要構成要素とする。
先ず、中軸1は樹脂製で、図に示すように、略中央部から後端まで側面に開口した軸方向に長い案内溝9とそれと反対側の側面に同様の案内溝9`を有したガイド筒2が設けられている。ガイド筒2の前半部には、各案内溝9,9`と連通して孔31,31`を有した仕切り部16を備えて前端を開口した筒部10が設けられ、筒部10の後端に段部30を有して段部30の前方外周部には膨出状の係合部13が形成されている。
【0007】
又、中軸1の後方側面には図3に示すように縦溝18が先方の傾斜面60を介して巾狭部61が周溝19に接続されて略Lの字状の窓部が穿設されている。又後述するが、円筒カム5の突起17は縦溝18より挿入され、突起17が傾斜面60を弾性的に拡開して巾狭部61を通過して周溝19内に入る。円筒カム5は突起17が周溝19の周方向の後壁に当接しながら回転して、シャープペンシル筆記体7又はボールペン等筆記体8の筆記部が先軸先端口から交互に出没することになる。又、周溝19はシャープペンシル筆記体7が突出するときの突起17の位置で円筒カム5が軸推移可能なように巾広溝62が設けられ、筆記体の収納時又はボールペン等筆記体8が突出するときの突起17の位置で円筒カム5が略軸推移不可となるように周溝19の後壁64aと後壁64cとの間に傾斜面64bが接続されて巾狭溝63が設けられている。又、後述するが、軸推移の前端で後軸4の壁20が中軸1の後端に当接して突起17の前端が周溝19の前壁65に当接しないように設定されている。
【0008】
先軸3は、前方が先細状で、内孔部先端には内段部26を有して先端口が設けられている。又、後端孔には、前記ガイド筒の筒部10の外周部に設けられた係合部13と迎合して筒部10と抜け止め且つ回転止めされる係合溝12が設けられている。尚、筒部10と先軸3は適宜な力で着脱可能に固定される。(実開昭64ー3491号公報の先軸の構成と同じ)
【0009】
後軸4は樹脂製でやや太径の軸筒部を有しており、軸筒部の後端側面にクリップ44が設けられている。又、先方の内孔38の周面に円筒カム5の後方外周部に着脱可能に固定する為の縦状の溝38aと突条39が形成されている。
又、円筒カム5は筒状を成し前端縁に円周状に前後に変位するカム斜面14を有し、カム斜面14の最前端部には切欠15が形成されている。又、円筒カム5の側面には、前記中軸1の縦溝18に挿入して、弾性的に周溝19に嵌入して一定範囲(略180度)で回転且つ抜け止めする突起17が形成されている。又、円筒カム5の後方外周部には縦状のリブ37a、周状の溝37が形成されて、前記後軸4の溝38aにリブ37aが、突条39に溝37が係合して相互が固定される。尚、前記関係に限らず相互間の溝、リブ、突条は設計都合で適宜設けられる。
【0010】
樹脂製の摺動コマ6は、外面に突起20を有して、突起20の後端面には中央部が突出してその両側が前述した円筒カム5のカム斜面14と略同勾配のカム斜面を有している。又、芯パイプ21のフランジ部22に当接して、芯パイプ21の後方を長く突出して嵌着する孔が設けられている。又、芯パイプ21の後端孔は尾栓23が固着され、芯が一本挿通可能な孔24が設けられている。
摺動コマ6`は摺動コマ6と同様に突起20`とカム斜面を有し、先端にはボールペン等筆記体8の後端を止着する係止部25が設けられている。尚、係止部はパイプ状に成して筆記体の後端を嵌着することも可能である。
【0011】
シャープペンシル筆記体7は、一般的なチャック機構を内蔵し、後端にチャック機構と連結した継ぎ手28を介して芯パイプ21に接合し、芯パイプ21の後方に設けたフランジ部22に当接して摺動コマ6が嵌着され、摺動コマ6の後端から突出した芯パイプ21の後端孔は上述した如く尾栓23が固着されている。芯の繰り出しは、シャープペンシル筆記体7先端の段部27が先軸3の内段部26に当接した状態で、上記円筒カム5と連動して摺動コマ6の軸推移によりチャックを摺動して行われる。
【0012】
この状態で、中軸1に対して後軸4を一方に回転すると、リターンスプリング29を押圧して摺動コマ6が前進して円筒カム5のカム斜面14の最前端の切欠15が一方のシャープペンシル筆記体7の摺動コマ6の突起20に係止して筆記先端部が先軸先端口から突出状態になる。中軸1に対して後軸4を他方に回転すると、摺動コマ6が後退してシャープペンシル筆記体7の筆記先端部が先軸先端口から没入すると共に、リターンスプリング29`を押圧して摺動コマ6`が前進して他方のボールペン等筆記体8の筆記先端部が先軸先端口から突出する。
【0013】
又、後軸4の内孔38後端に段部40が設けられ、その後方に筒状の軸部41が後端に向かって一体に延設され、軸部41略前端の外周部に突条の係止部42が設けられ、その後部外周から軸方向に後端に懸けてスリット43が形成され、一方、筒部33の内孔周面に螺旋溝34が形成された内筒32が前記軸部41の外周に被嵌された状態でその後端部32aの前端が後軸4の後端に当接すると共に、前記筒部33の先端口内周に設けられた周状の係止溝35が前記軸部41の係止部42に係合して、内筒32は後軸4に回動のみ可能に係止される。
【0014】
又、軸41内に先方に消しゴム51を挟持して側面に突起47を有したスライダー45が嵌挿されて、突起47が前記スリット43を貫通して、更に螺旋溝34に係合されて成り、前記後軸4に対して前記内筒の後端部32aを回動することで消しゴム51が内筒32の後端孔から出没可能と成る。
【0015】
ところで、前記実施例に於いては中軸1とガイド筒2を一体に構成したが、別体と成すことは自由である。
又、図4及び図5は円筒カム5の突起17を中軸1`のガイド溝70に沿って突起17を中軸の周面に穿設した周溝71に弾性的に嵌入させて、円筒カム5を中軸1`に対し抜け止め且つ一定範囲で回転するように成した他の一例を示すもので、前記手段を上記の実施例に設計上組み込むことは可能である。
【0016】
次に、2種の複式筆記具であるが、前半部は上記と同じであり、以下相違点に付いて説明する。
図6に示すように、円筒カム87の後方に後軸80が着脱可能で且つ一体的に固定され、後軸80の側面にスリット84を穿設して、該スリット84の内側面に突起85と溝86が交互に形成された係合部が設けられ、後方に消しゴム94を止着したスライダー90が、その外周に設けられた係合突起93を前記スリット84の係合部溝86に係脱可能に設けて、後軸80に対してスライダー90を前後動させて消しゴム94を後軸80の後端から出没可能としたことを特徴とするものである。
【0017】
又、後軸80は円筒カム87の後端部88の外周に適宜箇所で設けた溝89に後軸の内孔周面に設けた突条83を係脱して固定するものであるが、前述した1種の複式筆記具と係脱部の形状が異なって示されている。しかしながら、共通に成すことは可能であり、2種類のものを使い勝手の好みに応じて互換性よく対応可能とする。
【0018】
【作用】
先軸3又は中軸1に対して後軸4を一方に回転すると、図1に示すように円筒カム5のカム斜面14の先端に設けた切欠15が一方のシャープペンシル筆記体体7の摺動コマ6と係合してその筆記先端部を先軸先端口から突出する。この時円筒カム5の突起17は中軸1の周溝19で巾広溝62に位置している。この状態で内筒32の後端部32aをノックして後軸4、即ち円筒カム5を軸推移するその動作が摺動コマ6、芯パイプ21、シャープペンシル筆記体7に伝達され、筆記先端部の段部27が先軸3の内段部26に当接した状態から継ぎ手28と共にチャックが軸推移して芯が繰り出される。又、先軸3又は中軸1に対して後軸4を他方に回転すると、シャープペンシル筆記体7が後退し、代わりにボールペン等筆記体8の筆記先端部が先軸先端口から突出する。尚、筆記体収納時、ボールペン等筆記体8の突出時に於いては、突起17が周溝19の巾狭溝63に位置して、ノックして中軸1の後端に後軸4の段部40aが当接した状態で突起17が周溝19の前壁65に当接しない寸法に設けることで突起等が破壊するのを防止することが可能となる。
【0019】
1種の場合には、後軸4に対して内筒32の後端部32aを回動すると、スライダー45が前後動して内筒32の後端孔から消しゴム51が出没する。
又、2種の場合には後軸80に対しスリット84の係合部と係合するスライダー90の係合突起93と連動する操作釦92を押圧しながら前後にスライドすることで後端から消しゴム94が出没する。
又、芯の補充は芯パイプ21の後端に固着された尾栓23の孔24から芯を挿入して行うが、芯漏れを防止する為の構造又は取り外し可能な後端閉塞状の尾栓を設けることも考えられる。
【0020】
【発明の効果】
以上により、従来例の構造が複雑で部品点数も多く安価に提供できない弊害や先軸に対しキャップが長い為に軸筒の先端と後端を掴んで回転操作を行う不具合と体裁が悪い欠点が解決される。
又、筆記具側に対し2種類の消しゴム繰り出し側を交換可能として、好みの使い勝手が選択可能となる。又、芯収容部に後端から芯が補充可能となり扱いが楽になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例(1種)を示す全体の縦断面図で、一部非断面となっている。
【図2】図1の後半部を拡大した断面図である。
【図3】円筒カムと中軸の係止状態を示した説明図である。
【図4】円筒カムと中軸の係止状態に於ける他の一例を示した説明図である。
【図5】図4に於ける要部の断面図である。
【図6】本発明の実施例(2種)を示す全体の縦断面図で、一部非断面となっている。
【符号の説明】
1 中軸
1` 中軸
2 ガイド筒
3 先軸
4 後軸
5 円筒カム
6 摺動コマ
6` 摺動コマ
7 シャープペンシル筆記体
8 ボールペン等筆記体
9 案内溝
9` 案内溝
10 筒部
11 ノックスプリング
12 係合溝
13 係合部
14 カム斜面
15 切欠
16 仕切り部
17 突起
18 縦溝
19 周溝
20 突起
20` 突起
21 芯パイプ
22 フランジ部
23 尾栓
24 孔
25 係止部
26 内段部
27 段部
28 継ぎ手
29 リターンスプリング
29` リターンスプリング
30 段部
31 孔
31` 孔
32 内筒
32a 後端部
33 筒部
34 螺旋溝
35 係止溝
36 段部
37 溝
37a リブ
38 内孔
38a 溝
39 突条
40 段部
40a 段部
41 軸部
42 係止部
43 スリット
43a 段部
44 クリップ
45 スライダー
46 筒部
46a 挟持片
47 突起
48 段部
49 後端部
50 係止突起
51 消しゴム
52 後端部
53 係止部
54 消しゴム
60 傾斜面
61 巾狭部
62 巾広溝
63 巾狭溝
64a 後壁
64b 傾斜面
64c 後壁
65 前壁
70 ガイド溝
71 周溝
72 後壁
73 傾斜面
80 後軸
81 天冠部
82 段部
83 突条
84 スリット
85 突起
86 溝
87 円筒カム
88 後端部
89 溝
90 スライダー
91 弾性片
92 操作釦
93 係合突起
94 消しゴム[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to the provision of a compound writing instrument in which the tips of a plurality of writing bodies can be made to appear alternately at the front end of the front shaft and the eraser can be made to appear at the rear end of the rear shaft.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as an example of a dual-type writing instrument, as shown in Japanese Utility Model Publication No. 64-3491 by the same applicant, a guide having a sliding groove for guiding two writing bodies and fixed to a front shaft. It has a cam slope on the front end that makes contact with the slide piece attached to the cylinder and the two cursives fitted to the guide cylinder, and the rear end is a knock part that can move in the axial direction relative to the cap. In addition, it has a cylindrical cam that is mounted so that rotation in the circumferential direction is integrated, and two writing bodies can be selectively projected and retracted at the front end of the front shaft by rotating the cap with respect to the front shaft. Writing instruments are present. Further, as seen in Japanese Patent Application Laid-Open No. 3-79397, the rear end edge of the sliding piece has a circumferential cam inclined surface that is displaced in the axial direction, and the cam engaging projection that abuts the cam inclined surface is formed in the inner hole portion of the cap. There is a dual writing instrument.
Japanese Utility Model Laid-Open Nos. 58-26589 and 58-26577 are known in which an eraser and other writing tools are provided at the rear end of the shaft tube.
Further, as a conventional example, a double-type writing instrument in which other articles such as an eraser and other writing instruments are exchangeable at the rear end portion of the shaft cylinder is known by the same applicant in Japanese Utility Model Publication No. 2-28077.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the conventional example shown in the above Japanese Utility Model Publication No. 2-28077 has a problem that the structure is complicated, the number of parts is large, and it cannot be provided at low cost. In addition, since the cap is long with respect to the front shaft, there are a problem that the front and rear ends of the shaft cylinder are gripped and the rotation operation is performed, and a disadvantage that the appearance is bad.
The present invention has an object to solve the above problems, and the two types of eraser feeding side can be exchanged with respect to the writing instrument side so that user-friendliness can be selected, and the lead can be replenished from the rear end to the lead receiving portion. It becomes a subject to become.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, the dual writing instrument of the present invention is such that the front end of the front shaft and the center shaft are fixed to each other in a non-rotatable and retaining state, and each of the guide grooves integrated with the center shaft has a writing body. A cylindrical cam with a cam slope that is axially displaced at the front end is fitted to the guide or the middle shaft. On the other hand, by rotating the cylindrical cam with respect to the central shaft by rotating the cylindrical cam with respect to the middle shaft by making each sliding piece abut against the cam slope, the tip of each cursive body is selectively moved from the front end of the front shaft. In the front writing part that allowed to appear and the compound writing instrument that allowed the eraser to appear in the rear part,
One is the rear axle is possible and integrally fixed releasably to the rear of the cylindrical cam, the rear bore portion of the rear shaft, an eraser by rotating the rear end portion that protrudes to the rear shaft and retractable An eraser feeding device is arranged, and the eraser feeding device sandwiches the eraser and a slider having a protrusion on the side inserts the protrusion into the slit and the spiral groove, and the eraser moves back and forth by rotating the spiral groove with respect to the slit. It is possible to move.
[0005]
In the two types, the rear shaft is detachable and fixed integrally behind the cylindrical cam, and a slit is formed in the side surface of the rear shaft, and protrusions and grooves are alternately formed on the inner surface of the slit. The slider with the eraser attached to the rear is provided with an engaging projection provided on its outer periphery so that it can be engaged with and disengaged from the engaging portion groove of the slit, and the slider is moved back and forth with respect to the rear shaft. The eraser can be projected and retracted from the rear end of the rear shaft.
[0006]
【Example】
1 to 6 show an embodiment of the present invention. FIG. 1 shows one type of dual writing instrument, and FIG. 6 shows two types of dual writing instrument.
First, one type of compound writing instrument of the present invention is a middle shaft 1, a
First, the middle shaft 1 is made of resin, and as shown in the figure, a
[0007]
Further, as shown in FIG. 3, the
[0008]
The
[0009]
The rear shaft 4 is made of resin and has a slightly thick shaft tube portion, and a
The
[0010]
The
Similar to the sliding
[0011]
The mechanical
[0012]
In this state, when the rear shaft 4 is rotated in one direction with respect to the middle shaft 1, the return spring 29 is pressed to advance the sliding
[0013]
Further, a
[0014]
In addition, a
[0015]
By the way, in the said Example, although the center axis | shaft 1 and the
4 and 5, the
[0016]
Next, there are two types of compound writing instruments, but the first half is the same as above, and the differences will be described below.
As shown in FIG. 6, the
[0017]
Further, the
[0018]
[Action]
When the rear shaft 4 is rotated in one direction with respect to the
[0019]
In one type, when the
In the case of the two types, the eraser is erased from the rear end by sliding back and forth while pressing the
In addition, replenishment of the lead is performed by inserting a lead through the
[0020]
【The invention's effect】
As described above, the conventional structure is complicated and has a large number of parts, which cannot be provided at low cost, and the cap is long with respect to the front shaft, so there is a problem that the tip and rear ends of the shaft tube are gripped and the rotation operation is poor, and the appearance is bad. Solved.
In addition, the user can select the user-friendliness by making it possible to replace the two types of eraser feeding side with respect to the writing instrument side. In addition, the lead can be replenished from the rear end to the lead accommodating portion, and the handling becomes easy.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall longitudinal sectional view showing an embodiment (one type) of the present invention, which is partially non-cross-sectional.
FIG. 2 is an enlarged cross-sectional view of the latter half of FIG.
FIG. 3 is an explanatory view showing a state in which a cylindrical cam and a central shaft are locked.
FIG. 4 is an explanatory view showing another example in a state where the cylindrical cam and the central shaft are locked.
FIG. 5 is a cross-sectional view of a main part in FIG. 4;
FIG. 6 is an overall vertical sectional view showing an embodiment (two types) of the present invention, and is partially non-cross-sectional.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Medium shaft 1 shaft Medium shaft 2 Guide cylinder 3 Front shaft 4 Rear shaft 5 Cylindrical cam 6 Sliding piece 6 ` Sliding piece 7 Mechanical pencil writing body 8 Writing body such as ball-point pen 9 Guide groove 9 ` Guide groove 10 Tube portion 11 Knock spring 12 Engagement groove 13 Engagement part 14 Cam slope 15 Notch 16 Partition part 17 Protrusion 18 Vertical groove 19 Circumferential groove 20 Protrusion 20 ` Protrusion 21 Core pipe 22 Flange part 23 Tail plug 24 Hole 25 Locking part 26 Inner step part 27 Step part 28 Joint 29 Return spring 29 リ タ ー ン Return spring 30 Step portion 31 Hole 31 孔 Hole 32 Inner cylinder 32a Rear end portion 33 Tube portion 34 Spiral groove 35 Locking groove 36 Step portion 37 Groove 37a Rib 38 Inner hole 38a Groove 39 Projection 40 Step portion 40a Step portion 41 Shaft portion 42 Locking portion 43 Slit 43a Step portion 44 Clip 45 Slider 46 Tube portion 46a Holding piece 47 Projection 48 Step portion 49 Rear end portion 5 0 Locking projection 51 Eraser 52 Rear end portion 53 Locking portion 54 Eraser 60 Inclined surface 61 Narrow portion 62 Wide groove 63 Narrow groove 64a Rear wall 64b Inclined surface 64c Rear wall 65 Front wall 70 Guide groove 71 Circumferential groove 72 Rear wall 73 Inclined surface 80 Rear shaft 81 Crown portion 82 Step portion 83 Projection strip 84 Slit 85 Projection 86 Groove 87 Cylindrical cam 88 Rear end portion 89 Groove 90 Slider 91 Elastic piece 92 Operation button 93 Engagement projection 94 Eraser
Claims (2)
少なくとも一本をシャープペンシル筆記体として、前記円筒カムが中軸に対し軸推移して芯の繰り出しが可能と成され、シャープペンシル筆記体に接続する芯収容部に、その後端から芯が補充可能と成されて、さらに、後軸の後端に後端部を当接すると共に後軸に対して回動可能に係止された内筒と後軸との間に螺旋溝とスリットが形成され、消しゴムを挟持すると共に側面に突起を有したスライダーがその突起を螺旋溝とスリットに嵌入させて、後軸に対する内筒の後端部を回動することによりスリットに対する螺旋溝の回動でスライダーの突起が前後動して消しゴムが出没可能となる消しゴム繰り出し装置が、前記後軸を円筒カムの後方に着脱可能で且つ一体的に固定して配設されたことを特徴とする複式筆記具。The tip of the front shaft and the middle shaft are fixed to each other so that they cannot rotate and are prevented from coming off, and a return spring is urged between the middle shaft and the sliding piece in each of the guide grooves integrated with the middle shaft. Then, a cylindrical cam with a cam slope that is fitted back and forth freely and is circumferentially provided at the front end is secured to the guide part or the center shaft so that it can rotate freely with respect to the guide part or the center shaft. By moving the cylindrical cam back and forth alternately by rotating the cylindrical cam with respect to the center shaft, the front writing portion that allows the front end of each writing body to selectively protrude and retract from the front end of the front shaft, and the eraser to appear and disappear at the rear portion In the dual writing instrument that was made possible,
With at least one as a mechanical pencil cursive, the cylindrical cam can be moved with respect to the central shaft and the lead can be fed out, and the lead can be replenished from the rear end to the lead accommodating part connected to the mechanical pencil cursive. Furthermore, a spiral groove and a slit are formed between the inner cylinder and the rear shaft, which are brought into contact with the rear end of the rear shaft and pivoted with respect to the rear shaft. The slider with a protrusion on the side and the protrusion is inserted into the spiral groove and slit, and the rear end of the inner cylinder with respect to the rear shaft is rotated to rotate the spiral groove with respect to the slit. A compound writing instrument , wherein an eraser feeding device that allows the eraser to move back and forth so that the eraser can move in and out is detachably attached to the rear of the cylindrical cam and fixed integrally therewith.
少なくとも一本をシャープペンシル筆記体として、前記円筒カムが中軸に対し軸推移して芯の繰り出しが可能と成され、シャープペンシル筆記体に接続する芯収容部に、その後端から芯が補充可能と成されて、さらに、前記円筒カムの後方に後軸が着脱可能で且つ一体的に固定され、後軸の側面にスリットを穿設して、該スリットの内側面に突起と溝が交互に形成された係合部が設けられ、後方に消しゴムを止着したスライダーが、その外周に設けられた係合突起を前記スリットの係合部溝に係脱可能に設けて、後軸に対してスライダーを前後動させて消しゴムを後軸の後端から出没可能としたことを特徴とする複式筆記具。The tip of the front shaft and the middle shaft are fixed to each other so that they cannot rotate and are prevented from coming off, and a return spring is urged between the middle shaft and the sliding piece in each of the guide grooves integrated with the middle shaft. Then, a cylindrical cam with a cam slope that is fitted back and forth freely and is circumferentially provided at the front end is secured to the guide part or the center shaft so that it can rotate freely with respect to the guide part or the center shaft. By moving the cylindrical cam back and forth alternately by rotating the cylindrical cam with respect to the center shaft, the front writing portion that allows the front end of each writing body to selectively protrude and retract from the front end of the front shaft, and the eraser to appear and disappear at the rear portion In the dual writing instrument that was made possible,
With at least one as a mechanical pencil cursive, the cylindrical cam can be moved with respect to the central shaft and the lead can be fed out, and the lead can be replenished from the rear end to the lead accommodating part connected to the mechanical pencil cursive. In addition, the rear shaft is detachably and integrally fixed to the rear of the cylindrical cam, and a slit is formed in the side surface of the rear shaft, and protrusions and grooves are alternately formed on the inner side surface of the slit. The slider is provided with an engaged portion, and the slider with the eraser attached to the rear is provided with an engaging projection provided on the outer periphery thereof so as to be detachable from the engaging portion groove of the slit, and the slider with respect to the rear shaft The writing instrument is characterized in that the eraser can be projected and retracted from the rear end of the rear shaft by moving the back and forth.
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