JP3613773B2 - Brush holding device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電動機や発電機のコンミュテーターにブラシを接触させるブラシ保持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図11は実公平7−17256号公報に開示された従来のブラシ保持装置の組付前の斜視図、図12は同組付後の断面図であり、1は横断面が長方形の筒型に形成されたブラシ挿入口7を有するブラシホルダーで、前記ブラシ挿入口7側におけるブラシホルダー1の前壁1aには横長の切欠凹部8と、この切欠凹部8の底縁両側に連結する左右の切込溝9とが形成され、この左右の切込溝9に対向して後壁1bには横長の開口部10が形成されている。
【0003】
4は全体としてほぼ長方形の平板状に形成されたブラシキャップで、前記ブラシホルダー1のブラシ挿入口7を閉鎖するキャップ部11は、前記ブラシ挿入口7および切欠凹部8に対してブラシ挿入方向から嵌入し得るように、基本的にほぼT字形に形成されている。すなわち、前記ブラシ挿入口7に嵌合可能な頭部11aと、前記切欠凹部8に嵌合可能な脚部11bとからほぼT字形を形成されたキャップ部11は、その頭部11aの先端には前記開口部10に係合可能な係合突片12を備え、また、前記脚部11bの両側には前記左右の切込溝9に係合可能な係合突起13を左右対称的に備えており、そして、前記キャップ部11の頭幅L1は、前記ブラシホルダー1の左右壁1c,1dの内幅H2に等しいか、またはやや小さく設定され、また、前記頭部11aと脚部11bとの付け根から係合突片12の先端までの間隔L2はブラシホルダー1の前後壁1a,1bの内幅H1に等しいか、またはやや小さく設定されている。
【0004】
また、キャップ部11の頭部11aと脚部11bの係合突起13との間には角形の嵌合用凹部14が形成され、この嵌合用凹部14の幅は、前記ブラシホルダー1の前壁1aの肉厚と等しいか、またはやや大きく設定されている。さらに、キャップ部11の脚部11bのほぼ中央には、このキャップ部11をブラシホルダー1のブラシ挿入口7に組付けたときに抜け止めされるようにほぼコ字状の切込みによって抜止片15が形成されており、この抜止片15は前記組付時に適宜起立させて前記ブラシホルダー1の切欠凹部8の内面下縁に係止可能となっている。
また、キャップ部11の頭部11aには、ブラシ2のピッグテール3が、このピッグテール3の周りに加圧スプリング5を介在させて接続されている。また、ブラシキャップ4の脚部11bに端部に電流供給用電線6が接続されている。
【0005】
つぎに、ブラシキャップ4に取り付けたブラシ2のブラシホルダー1への取り付けについて説明すると、まず、ピッグテール3および加圧スプリング5を介してブラシキャップ4と一体化されたブラシ2をブラシホルダー1のブラシ挿入口7から筒孔内に挿入する。つぎに、ブラシキャップ4のキャップ部11を手前にずらしてその嵌合用凹部14がブラシホルダー1の前壁1aの真上となるように位置を定めてからブラシ挿入口7に差し込むと、ブラシキャップ4のキャップ部11の脚部11bおよび係合突片12がブラシ挿入口7内に入り込み、また、キャップ部11の脚部11bがブラシホルダー1の切欠凹部8に入り込む。
【0006】
続いて、キャップ部11をブラシホルダー1の後壁1bに向けて押し込むと、係合突片12が後壁1bの開口部10内に差込まれると共に、左右の係合突片13が前壁1aの左右の切込溝9内に差込まれる。この差込み操作後、キャップ部11の脚部11bに形成された抜止片15を適当な工具により内側へ押圧して適宜起立させ、図12に示すようにその端縁を切欠凹部8の下端内面に当接させることによって抜止めする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のブラシ保持装置においては、ブラシ2をブラシホルダー1に確実に保持させることはできるが、ブラシ2の交換および定期点検時にはピッグテール3によってブラシ2を取り付けたブラシキャップ4の抜止片15により、取り外しが困難であるため、ブラシホルダー1ごと取り外して交換および点検しなければならなかった。
また、ブラシキャップ4に抜止片15を設けなかった場合は、ブラシ2の磨耗により加圧スプリング5の押圧力が低下すると、ブラシキャップ4のブラシホルダー1との保持力が低下し、ブラシキャップ4の保持が外れ、ブラシ2も外れるという問題もあった。
この発明は、前記のような問題をなくし、ブラシおよび加圧スプリングを摺動可能にブラシホルダーの貫通筒孔に挿入すると共に、ピッグテールによってブラシを接続したブラシキャップを、ブラシホルダーの一方部に簡単かつ確実に保持することができ、また、取り外すことも簡単なブラシ保持装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前記目的を達成するために、ブラシ16および加圧スプリング17が摺動可能に挿入される貫通筒孔20aを形成したブラシホルダー20の一方部に、ブラシ16と、加圧スプリング17と、ピッグテール18によってブラシ16が接続された凸状部19aを有するブラシキャップ19とが通過する、狭い開口20b′を有する凹状貫通孔20bが穿設された面部20cが形成され、前記凹状貫通孔20bを通してブラシ16と加圧スプリング17とを前記ブラシホルダー20の貫通筒孔20aに挿入すると共に、前記ブラシキャップ19の凸状部19aと反対側の端部19bを前記凹状貫通孔20bの底部に形成した溝部20dに挿入し、ブラシキャップ19の凸状部19aを前記凹状貫通孔20bの狭い開口20b′を通過させ、前記凸状部19aにリード線21を接続した端子22を接続することにより、この端子22を前記凹状貫通孔20bの狭い開口20b′から通過方向と反対方向へ通過させない構成としたブラシ保持装置としたものである。
【0009】
また、一方部に、ブラシ16と、加圧スプリング17と、ピッグテール18によってブラシ16が接続された凸状部19aを有するブラシキャップ19とが通過する狭い開口23a′を有する凹状貫通孔23aが穿設された面部23bが形成され、他方部に凹溝部23dが形成された耐熱合成樹脂製のブラシキャップホルダー23の前記凹溝部23dに、ブラシ16および加圧スプリング17が摺動可能に挿入される貫通筒孔24aを形成した金属製のブラシホルダー24を、前記ブラシキャップ19の凸状部19aとこの凸状部19aと反対側の端部19bを挿入し得る間隙Dを置いて嵌合し、前記凹状貫通孔23aを通してブラシ16と加圧スプリング17とを前記ブラシホルダー24の貫通筒孔24aに挿入すると共に、前記ブラシキャップ19の端部19bを前記間隙Dに挿入し、ブラシキャップ19の凸状部19aを凹状貫通孔23aの狭い開口23a′を通過させ、前記ブラシキャップ19の凸状部19aにリード線21を接続した端子22を接続することにより、この端子22を前記凹状貫通孔23aの狭い開口23a′から通過方向と反対方向へ通過させない構成としたブラシ保持装置としたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明のブラシ保持装置の第1の実施の形態を示し、ピッグテールによってブラシを接続したブラシキャップを完全に保持する前の断面図、図2はブラシキャップを完全に保持した状態を示す図であり、19はピッグテール18によってブラシ16を接続すると共にピッグテール18の周りに加圧スプリング17を介在させた凸状部19aを有するブラシキャップ、20はブラシ16と加圧スプリング17が摺動可能に挿入される貫通筒孔20aを形成したブラシホルダーで、このブラシホルダー20の一方部に、ブラシ16と、加圧スプリング17と、ブラシキャップ19とが通過する狭い開口20b′を有する凹状貫通孔20bが穿設された面部20cが形成されている。
【0011】
そして、前記ブラシホルダー20にブラシ16を保持させるには、まず、図1の(a)に示すように、前記凹状貫通孔20bを通して、ブラシ16と加圧スプリング17とをブラシホルダー20の貫通筒孔20aに挿入し、つぎに、図1の(b)に示すように、前記ブラシキャップ19の凸状部19aと反対側の端部19bを前記凹状貫通孔20bの底部に形成した溝部20dに挿入し、ブラシキャップ19の凸状部19aを前記凹状貫通孔20bの狭い開口20b′を通過させ、前記凸状部19aにリード線21を接続した端子22を接続することにより、この端子22は、前記凹状貫通孔20bの狭い開口20b′の両側の面部20cの後面に形成された段差20eに引っ掛かって、前記凹状貫通孔20bの狭い開口20b′から前記通過方向と反対方向へ通過しないようになり、前記ブラシキャップ19が保持される。
【0012】
なお、前記ブラシホルダー20は耐熱合成樹脂で形成してもよく、また、金属で形成してもよい。金属で形成した場合には、このブラシホルダーを電動機や発電機に取り付けるときに絶縁部材を介在させる。20fはこのブラシ保持装置を電動機や発電機に取り付けるときの位置決め突起、25はコンミュテーターである。
【0013】
図3はこの発明のブラシ保持装置の第2の実施の形態を示し、ピッグテールによってブラシを接続したブラシキャップを完全に保持する前の断面図、図4は同ブラシキャップを完全に保持した状態を示す断面図、図5は同ブラシキャップを完全に保持した状態を示す側面図(a)と正面図(b)、図6はブラシホルダーとブラシキャップホルダーとを連結する前の斜視図、図7はブラシキャップホルダーを底面側から見た斜視図、図8はブラシと加圧スプリングとブラシキャップとの組立体の側面図(a)とブラシキャップの正面図(b)、図9はブラシキャップに接続する端子の側面図(a)と正面図(b)である。
【0014】
これらの図において、前記第1の実施の形態と同様に、19はピッグテール18によってブラシ16を接続すると共にピッグテール18の周りに加圧スプリング17を介在させた凸状部19aを有するブラシキャップである。23は耐熱合成樹脂製のブラシキャップホルダーで、その一方部に、ブラシ16と、加圧スプリング17と、凸状部19aを有するブラシキャップ19とが通過する、狭い開口23a′を有する凹状貫通孔23aが穿設された面部23bが形成され、凹状貫通孔23aの狭い開口23a′の両側の面部23bの後面に段差23cが形成され、ブラシキャップホルダー23の他方部に後述するブラシホルダーが嵌合される凹溝部23dが形成され、図6に示すように、前記面部23bの後面23eと凹溝部23dとの間には係合溝23fが形成され、前記凹状貫通孔23aの内壁の厚みtは、前記面部23bと後面23eとの間隔Tより小さく設定されている(これによって、後述するように、ブラシキャップホルダーとブラシホルダーとを連結したときに、連結部に所定の間隙Dが生じる)。23gはこのブラシ保持装置を電動機や発電機に取り付けるときの位置決め突起である。
【0015】
24はブラシ16および加圧スプリング17が摺動可能に挿入される貫通筒孔24aを形成した金属製のブラシホルダーで、24a′は前記貫通筒孔24aの内壁に形成した加圧スプリング17が挿入ガイドされる円弧面、24b,24bはブラシホルダー24のブラシキャップホルダー23との接合面24cの両縁に形成し、前記ブラシキャップホルダー23に形成した係合溝23fに係合させる係合突起である。このブラシホルダー24を金属製にすることにより、耐熱性に優れ、また、このブラシ保持装置を電動機や発電機に組み込んだとき、ブラシホルダー24の上半分が直接エンドカバーのスリット部から入ってくる冷却風で冷却されるため、ブラシ部の発熱を抑えることができる。25はコンミュテータである。
【0016】
つぎに、このブラシ保持装置の組立を説明する。まず、前記ブラシキャップホルダー23の他方部に形成した凹溝部23dに、前記ブラシホルダー24を嵌合すると共に、ブラシホルダー24のブラシキャップホルダー23との接合面の両縁に形成し係合突起24b,24bを、ブラシキャップホルダー23に形成した係合溝23fに係合させて、ブラシキャップホルダー23とブラシホルダー24とを連結する。そうすると、ブラシキャップホルダー23の凹状貫通孔23aの内壁の後面23a″(図6参照)とブラシホルダー24の接合面24cとの間に間隙Dが生じる。
【0017】
つぎに、図3の(a)に示すように、前記のように組立られたブラシホルダー24の貫通筒孔24aにブラシ16と加圧スプリング17を挿入し、つぎに、図3の(b)に示すように、前記ブラシキャップ19の凸状部19aと反対側の端部19bを前記ブラシキャップホルダー23とブラシホルダー24との連結間に生じる間隙Dに挿入し、ブラシキャップ19の凸状部19aを前記凹状貫通孔23aの狭い開口23a′を通過させ、前記凸状部19aにリード線21を接続した端子22を接続することにより、この端子22は、前記凹状貫通孔23aの狭い開口23a′の両側の面部23bの後面に形成された段差23cに引っ掛かって、前記凹状貫通孔23aの狭い開口23a′から前記通過方向と反対方向へ通過しないようになり、前記ブラシキャップ19が保持される。
【0018】
前記ブラシキャップ19の凸状部19aには、図8に示すように、小孔19cが穿設されており、一方、図9に示すように、この凸状部19aに差し込み接続される端子22の差込孔22aの中に、前記小孔19cに係合する突起22bが外面から押圧して形成されており、これによって、前記凸状部19aに端子22を差し込むと、前記突起22bが前記小孔19cに係合して、端子22が容易に抜け落ちないようにしており、前記端子22を凸状部19aから取り外したいときには、前記端子22を強く引き抜くことによって取り外し可能となっている。なお、図示しないが前記小孔19cに代えて突起を形成し、前記突起22bに代えて小孔または凹穴を形成しても、前記同様の作用をさせることができる。
なお、図9に示す22cは前記突起22bが形成された部分に弾性をもたせるためのスリットである。
【0019】
図10はこのブラシ保持装置を電動機や発電機に組み込んだ状態を示す図であり、電動機や発電機26のローター27の回転軸28に、前記コンミュテーター25が取り付けられている。30は前記コンミュテーター25およびブラシ保持装置を覆うと共に前記回転軸28の軸受31が設けられたエンドカバーで、このエンドカバー30を取り付けたときに、前記ブラシ保持装置を構成するブラシホルダー24に当接する部分に耐熱絶縁性の当接部材32が設けられている。
【0020】
【発明の効果】
この発明は請求項1に記載のように構成したので、ブラシホルダーにブラシを保持させるには、ブラシホルダーの一方部の面部に形成した狭い開口を有する凹状貫通孔を通して、ブラシと加圧スプリングとをブラシホルダーの貫通筒孔に挿入し、ピッグテールによってブラシを接続したブラシキャップの凸状部と反対側の端部を前記凹状貫通孔の底部に形成した溝部に挿入し、ブラシキャップの凸状部を前記凹状貫通孔の狭い開口を通過させ、前記凸状部にリード線を接続した端子を接続することにより、この端子は、前記凹状貫通孔の狭い開口の両側の面部の後面の段差に引っ掛かって、前記凹状貫通孔の狭い開口から前記通過方向と反対方向へ通過しないようになり、前記ブラシキャップが確実に保持される。
また、ブラシホルダーからブラシを取り外すときには、前記ブラシキャップの凸状部から端子を引き抜くと、ブラシキャップの凸状部が前記凹状貫通孔の狭い開口から前記通過方向と反対方向へ通過できるようになり、このブラシキャップを引き抜くことにより、ブラシホルダーからブラシを取り外すことができる。
【0021】
また、この発明は請求項2に記載のように構成したので、耐熱合成樹脂製のブラシキャップホルダーの他方部に形成した凹溝部に、ブラシおよび加圧スプリングが摺動可能に挿入される貫通筒孔を形成した金属製のブラシホルダーを嵌合して接続すると、この接続部に所定の間隙が生じる。そして、前記ブラシキャップホルダーの一方部に形成した狭い開口を有する凹状貫通孔を通して、ブラシと加圧スプリングとを前記ブラシホルダーの貫通筒孔に挿入すると共に、前記ブラシキャップの凸状部と反対側の端部を前記間隙に挿入し、ブラシキャップの凸状部を凹状貫通孔の狭い開口を通過させ、前記ブラシキャップの凸状部にリード線を接続した端子を接続することにより、この端子は、前記凹状貫通孔の狭い開口の両側の面部の後面の段差に引っ掛かって、この端子を前記凹状貫通孔の狭い開口から前記通過方向と反対方向へ通過させないようになり、前記ブラシキャップが確実に保持される。また、ブラシホルダーからブラシを取り外すときには、前記ブラシキャップの凸状部から端子を引き抜くと、前記ブラシキャップの凸状部が前記凹状貫通孔の狭い開口から前記通過方向と反対方向へ通過できるようになり、このブラシキャップを引き抜くことにより、ブラシホルダーからブラシを取り外すことができる。
また、このブラシホルダーは金属製であるので耐熱性に優れ、また、冷却風で冷却されるため、ブラシ部の発熱を抑えることができる。また、ブラシキャップホルダーは耐熱合成樹脂製であるので、このブラシ保持装置を電動機や発電機に取り付けるときに必要な部分のみを耐熱合成樹脂とすることが可能となるため絶縁材料費を低減することができる。
また、このブラシ保持装置を、ブラシキャップホルダーとブラシホルダーとの2つの部材の組立構造としたので、それぞれの部材が金型で比較的に簡単に製造することができるようになり、また、その組立も簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のブラシ保持装置の第1の実施の形態を示し、ブラシを接続したブラシキャップを完全に保持する前の断面図である。
【図2】同ブラシキャップを完全に保持した状態を示す図である。
【図3】この発明のブラシ保持装置の第2の実施の形態を示し、ピッグテールによってブラシを接続したブラシキャップを完全に保持する前の断面図である。
【図4】同ブラシキャップを完全に保持した状態を示す断面図である。
【図5】同ブラシキャップを完全に保持した状態を示す側面図と正面図である。
【図6】ブラシホルダーとブラシキャップホルダーとを連結する前の斜視図である。
【図7】ブラシキャップホルダーを底面側から見た斜視図である。
【図8】ブラシと加圧スプリングとブラシキャップとの組立体の側面図とブラシキャップの正面図である。
【図9】ブラシキャップに接続する端子の側面図と正面図である。
【図10】この発明のブラシ保持装置を電動機や発電機に組込んだ状態を示す図である。
【図11】従来のブラシ保持装置の組付前の斜視図である。
【図12】従来のブラシ保持装置の組付後の断面図である。
【符号の説明】
1 ブラシホルダー
1a 前壁
1b 後壁
1c,1d 左右壁
2 ブラシ
3 ピッグテール
4 ブラシキャップ
5 加圧スプリング
6 電流供給用電線
7 ブラシ挿入口
8 横長の切欠凹部
9 左右の切込溝
10 横長の開口部
11 キャップ部
11a 頭部
11b 脚部
12 係合突片
13 係合突起
14 嵌合用凹部
15 抜止片
16 ブラシ
17 加圧スプリング
18 ピッグテール
19 ブラシキャップ
19a 凸状部
19b 端部
19c 小孔
20 ブラシホルダー
20a 貫通筒孔
20b 凹状貫通孔
20b′ 狭い開口
20c 面部
20d 溝部
20e 段差
20f 位置決め突起
21 リード線
22 端子
22a 差込孔
22b 突起
22c スリット
23 ブラシキャップホルダー
23a 凹状貫通孔
23a′ 狭い開口
23b 面部
23c 段差
23d 凹溝部
23e 後面
23f 係合溝
23g 位置決め突起
24 ブラシホルダー
24a 貫通筒孔
24a′ 円弧面
24b 係合突起
24c 接合面
25 コンミュテーター
26 電動機や発電機
27 ローター
28 回転軸
30 エンドカバー
31 軸受
32 絶縁性の当接部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a brush holding device that brings a brush into contact with a commutator of an electric motor or a generator.
[0002]
[Prior art]
11 is a perspective view before assembly of the conventional brush holding device disclosed in Japanese Utility Model Publication No. 7-17256, FIG. 12 is a cross-sectional view after the assembly, and 1 is a cylindrical shape having a rectangular cross section. A brush holder having a
[0003]
Reference numeral 4 denotes a brush cap formed as a substantially rectangular flat plate as a whole, and a
[0004]
Further, a
Further, the
[0005]
Next, the attachment of the
[0006]
Subsequently, when the
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional brush holding device, the
Further, when the
The present invention eliminates the above-described problems, and a brush cap in which the brush and the pressure spring are slidably inserted into the through-cylinder hole of the brush holder and the brush is connected by a pigtail is easily attached to one side of the brush holder. An object of the present invention is to provide a brush holding device that can be securely held and can be easily removed.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-mentioned object, the present invention provides a
[0009]
Also, a concave through-
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 shows a first embodiment of a brush holding device according to the present invention, and is a cross-sectional view before completely holding a brush cap to which a brush is connected by a pigtail, and FIG. 2 shows a state in which the brush cap is completely held. 19 is a brush cap having a
[0011]
In order to hold the
[0012]
The
[0013]
FIG. 3 shows a second embodiment of the brush holding device of the present invention, and is a cross-sectional view before completely holding the brush cap to which the brush is connected by the pigtail, and FIG. 4 shows a state in which the brush cap is completely held. FIG. 5 is a side view (a) and a front view (b) showing a state in which the brush cap is completely held, FIG. 6 is a perspective view before connecting the brush holder and the brush cap holder, and FIG. Is a perspective view of the brush cap holder as seen from the bottom side, FIG. 8 is a side view of the assembly of the brush, the pressure spring and the brush cap (a), a front view of the brush cap (b), and FIG. It is the side view (a) and front view (b) of the terminal to connect.
[0014]
In these figures, as in the first embodiment,
[0015]
[0016]
Next, the assembly of this brush holding device will be described. First, the
[0017]
Next, as shown in FIG. 3 (a), the
[0018]
A
In addition, 22c shown in FIG. 9 is a slit for giving elasticity to the part in which the
[0019]
FIG. 10 is a view showing a state in which the brush holding device is incorporated in an electric motor or a generator. The
[0020]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described in claim 1, in order to hold the brush in the brush holder, the brush, the pressure spring, and the like are passed through a concave through hole having a narrow opening formed in one surface portion of the brush holder. Is inserted into the through hole of the brush holder, and the end opposite to the convex part of the brush cap to which the brush is connected by the pigtail is inserted into the groove formed at the bottom of the concave through hole. Is passed through the narrow opening of the concave through hole, and a terminal connected to a lead wire is connected to the convex portion, so that this terminal is caught by a step on the rear surface of the both sides of the narrow opening of the concave through hole. Thus, the brush cap is securely held from the narrow opening of the concave through hole so as not to pass in the direction opposite to the passing direction.
Also, when removing the brush from the brush holder, if the terminal is pulled out from the convex portion of the brush cap, the convex portion of the brush cap can pass through the narrow opening of the concave through hole in the direction opposite to the passing direction. The brush can be removed from the brush holder by pulling out the brush cap.
[0021]
In addition, since the present invention is configured as described in
Further, since the brush holder is made of metal, it has excellent heat resistance and is cooled by cooling air, so that heat generation of the brush portion can be suppressed. In addition, since the brush cap holder is made of heat-resistant synthetic resin, it is possible to use only heat-resistant synthetic resin when attaching the brush holding device to an electric motor or generator. Can do.
In addition, since this brush holding device has an assembly structure of two members, a brush cap holder and a brush holder, each member can be manufactured relatively easily with a mold. Assembly is also easy.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a brush holding device according to a first embodiment of the present invention before a brush cap to which a brush is connected is completely held.
FIG. 2 is a view showing a state where the brush cap is completely held.
Figure 3 shows a second embodiment of the brush holding device according to the present invention, is a cross-sectional view before fully retaining the brush cap connected to the brush by pigtail.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing a state where the brush cap is completely held.
FIG. 5 is a side view and a front view showing a state in which the brush cap is completely held.
FIG. 6 is a perspective view before the brush holder and the brush cap holder are connected.
FIG. 7 is a perspective view of the brush cap holder as seen from the bottom side.
FIG. 8 is a side view of an assembly of a brush, a pressure spring, and a brush cap, and a front view of the brush cap.
FIG. 9 is a side view and a front view of a terminal connected to a brush cap.
FIG. 10 is a view showing a state in which the brush holding device of the present invention is incorporated in an electric motor or a generator.
FIG. 11 is a perspective view of a conventional brush holding device before assembly.
FIG. 12 is a cross-sectional view after assembling a conventional brush holding device.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (2)
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