JP3613706B2 - Long object pulling belt and long object pulling device using the same - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ケーブルや細い管体(長状物)を牽引するための長状物の牽引用ベルト、及びこれを利用した長状物の牽引装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の長状物の牽引用ベルトとしては、例えば、背部を厚肉で且つ硬度50°〜55°程度の柔らかいゴムで構成させたものがある。
【0003】
この牽引用ベルトを使用して長状物を牽引する場合、牽引用ベルトを二本それぞれプーリ間に張設して構成させると共に両牽引用ベルトの往路側の背面相互が対向するようにし、プーリを回転駆動して、フラットな背面相互が長状物の外形に倣って変形しながら挟持牽引する。
【0004】
しかしながら、上記牽引用ベルトでは、以下の▲1▼▲2▼に示すような問題があった。
▲1▼.背部が硬度50°〜55°程度の柔らかいゴムであるから、挟持牽引時にはフラットな背面相互が長状物の外形に倣って凹む態様で圧縮変形せしめられ挟持されることとなるが、長状物が挟持牽引の途中において蛇行しやすく、安定した牽引作業ができない。
▲2▼.牽引力を大きくする場合には、背部を構成するゴムを長状物の形状に倣って凹む態様で大きく変形させなければならず、このため比較的短期間でゴムが左右に割れてしまう。この現象は挟持牽引の途中において長状物が蛇行した場合には助長される。
【0005】
したがって、この種の牽引用ベルトを取り扱う業界では、蛇行のない安定した牽引作業ができ且つ寿命の長い長状物の牽引用ベルト、及び前記牽引用ベルトを利用した長状物の牽引装置が開発されることを待ち望んでいる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、この発明では、蛇行のない安定した牽引作業ができ且つ寿命の長い長状物の牽引用ベルト、及び前記牽引用ベルトを利用した長状物の牽引装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(請求項1記載の発明)
この発明の長状物の牽引用ベルトは、断面円形状の長状物を牽引するためのエンドレスの牽引用ベルトにおいて、背部及び歯部を形成するベルト本体を硬度60°〜85°のゴムにより構成し、背面にベルト長手方向に延び且つ牽引時に長状物の一部が嵌まり込むグリップ溝を形成すると共に、背面を基準として前記グリップ溝よりも深い位置に帆布を埋設してあり、ベルト背面の伸び率を15%以下に設定してある。
(請求項2記載の発明)
この発明の長状物の牽引装置は、請求項1記載の長状物の牽引用ベルトを二本それぞれプーリ間に張設して構成させると共に両牽引用ベルトの往路側の背面相互が対向するようにしてあり、長状物を両牽引用ベルトの背面に形成されたグリップ溝の構成壁で挟み込むようにして牽引する。
(請求項3記載の発明)
この発明の長状物の牽引装置は、請求項1記載の一本の長状物の牽引用ベルトをプーリ間に張設し、前記牽引用ベルトの往路側の背面と平行に複数のローラを回転自在に対向配置させ、前記ローラにはグリップ溝が周設してあり、長状物を、前記牽引用ベルトのグリップ溝の構成壁と、ローラのグリップ溝の構成壁とで挟み込むようにして長状物を牽引する。
【0008】
なお、上記発明の長状物の牽引用ベルト及びこれを利用した長状物の牽引装置の作用・効果については以下の発明の実施の形態の欄で説明する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を実施形態として示した図面に従って説明する。
【0010】
図1はこの発明の実施形態の長状物の牽引装置Sの概念図、図2は前記牽引装置Sにおける牽引用ベルトBにより長状物Nを挟持させた状態を示す断面斜視図である。
(牽引装置Sの構成について)
この牽引装置Sは、図1に示すように、長状物Nの牽引用ベルトBを二本それぞれプーリP,P間に張設して構成させると共に牽引用ベルトB,Bの往路側の背面相互が対向するようにしてあり、長状物Nを両牽引用ベルトB,Bの背面に形成されたグリップ溝10,10の構成壁で挟み込むようにして牽引するものとしてある。このため、この牽引装置Sでは、左に位置するプーリPを回転駆動するようにして二本の牽引用ベルトBを同期回転させるようにしている。
(長状物Nについて)
長状物Nとしてはケーブルや細いチューブ等の管体などがあるが、細く可撓性を有する断面円形状(略円形状や多角形も含む)ものであれば全て長状物Nに含まれる。
(牽引用ベルトBの構成について)
この牽引用ベルトBは、図2に示すように、ベルト本体1と、歯布2と、芯線3と、帆布4とから構成されている。
【0011】
ベルト本体1は、図2に示すように、背部11と歯部12を硬度60°〜85°のスチレンブタジエンゴム、その他CR、HNBR、NBRにより形成して成るもので、背面にはベルト長手方向に延び且つ牽引時に長状物の一部が嵌まり込むグリップ溝10を形成してある。前記グリップ溝10の断面形状は、長状物Nの半径よりも少し大きな半径であり、その深さは長状物Nの半径よりも小さく(好ましくは長状物Nの直径の30〜40%)してある。なお、背部11の厚みは歯部12の厚みの2〜4倍程度に設定されている。
【0012】
歯布2は、ナイロン糸を直交する態様で織って成るナイロン織布で構成されており、図2に示すように歯部12の外面をベルト長手方向全長を覆っている。
【0013】
芯線3は、グラスファイバーコード又はアラミドコードであり、図2に示すようにベルト本体1内にベルト長手方向に延びる態様で埋設されている。
【0014】
帆布4はナイロン糸を直交する態様で織って成るナイロン織布で構成されており、図2や図3に示すように、背面を基準として前記グリップ溝10よりも深い位置に埋設してある。なお、この帆布4は、中央部が凹む態様で背部11が湾曲しないようにする機能、及びグリップ溝10の構成壁に生じた亀裂の進行を止める機能を奏する。
【0015】
また、この牽引用ベルトBでは、ベルト背面の伸び率を15%以下に設定してある。ここで、ベルト背面の伸び率(%)=(BP−P)/P×100───▲1▼
で表される。式▲1▼中、BPはベルト背面ピッチ、Pは歯ピッチである。
【0016】
上記式▲1▼中ベルト背面ピッチは、BP=(PD+2BPLD)×π/N──▲2▼
で表される。式▲2▼中、PDはプーリピッチ径、Nはプーリ歯数、BPLDはバックPLDである。
【0017】
上記式▲2▼中、バックPLDは、BPLD=ベルト総厚−(歯高さ+理論PLD)で表される。
【0018】
また、この牽引用ベルトBでは、ベルト背面の伸び率を15%以下に設定してある。
(この牽引用ベルトBを使用した牽引装置Sの機能について)
▲1▼.長状物Nの牽引時には、図1〜図3に示すように、長状物Nは両牽引用ベルトBに形成されたグリップ溝10,10に嵌まり込むと共に前記グリップ溝10,10の構成壁により挟持されることになる。つまり、長状物Nはグリップ溝10,10にガイドされながら牽引される。
【0019】
また、グリップ溝10の構成壁を形成するゴムは硬度60°〜85°であり、従来のものと比較するとかなり硬度が高い。
【0020】
したがって、牽引の途中において長状物Nが蛇行するようなことは無く、安定した牽引作業ができる。
▲2▼.長状物Nは初めから形成されているグリップ溝10に嵌め込まれ、牽引時における前記グリップ溝10の構成壁の圧縮変形量は少ない。したがって、グリップ溝10の構成壁を形成するゴムが硬度60°〜85°であっても、従来のもののように短期間でゴムが割れてしまうようなことはない。そして、たとえ、牽引作業によりグリップ溝10の構成壁に亀裂が生じた場合でも、その亀裂は帆布4で止まり、それ以上は進行しない。
【0021】
したがって、この牽引用ベルトBは寿命が長いものとなる。
▲3▼.上述したように、牽引時における前記グリップ溝10の構成壁の圧縮変形量は少ないが、ゴムが硬度60°〜85°であるから、牽引時における長状物Nへの挟持力は比較的大きい。
▲4▼.帆布4の存在により、中央部が凹む態様で背部11が湾曲しないので、グリップ溝10の曲率半径が製造時の設定寸法とかわらず(背部11が湾曲した場合にはグリップ溝10の曲率半径が長状物Nの径よりも小さくなる場合がある)、よって長状物Nがグリップ溝10に嵌まり込むとき及び、長状物Nがグリップ溝10から抜け出すときに、グリップ溝10の構成壁が長状物Nにより削り取られるようなことがない。
▲5▼.この牽引用ベルトBではベルト背面の伸び率を15%以下に設定してあるから、図4に示すようにクラックが発生しにくいことが明らかである。この図4のグラフは以下の牽引用ベルトBの場合の実験値である。
「牽引用ベルトB及びこれが張設されるプーリ」
ベルトピッチ長さ: 1000mm
ベルト歯ピッチ : 8.00mm
ベルト幅 : 20.0mm
プーリ歯数 : 30歯
プーリピッチ径 : 70.39mm
「他の条件」
上記した牽引用ベルトBを一対のプーリ間に張設し、回転駆動せしめるが、この際の条件は以下の通りである。
【0022】
回転数:2300rpm、取り付け張力:240N、走行時間: 2000時間
なお、他の寸法の牽引用ベルトBを使用し、多少条件をかえた場合でも、同様の結果が得られた。
〔他の実施形態〕
▲1▼.実施形態1の両牽引用ベルトBのグリップ溝10を、図5に示すようにV字型とすることができる。この場合おいて、長状物Nがグリップ溝10に嵌まり込む量は前記長状物Nの直径の5%〜30%とすることが好ましい。
【0023】
なお、一方の牽引用ベルトBのグリップ溝10をR状とし、他方の牽引用ベルトBのグリップ溝10をV字型とすることができる。
▲2▼.牽引装置Sを、図6や図7に示すように、一本の長状物Nの牽引用ベルトBをプーリP,P間に張設し、前記牽引用ベルトBの往路側の背面と平行に複数のローラ5を対向配置させ、前記ローラ5にはグリップ溝50が周設してあり、長状物Nを、前記牽引用ベルトBのグリップ溝10の構成壁と、ローラ5のグリップ溝50の構成壁とで挟み込むようにして長状物を牽引するものとすることができる。この牽引装置Sにおいて、長状物Nがグリップ溝10に嵌まり込む量は前記長状物Nの直径の30%〜50%とすることが好ましく、牽引用ベルトBの背面とローラ5の外周面との隙間は前記長状物Nの直径の30%〜50%とすることが好ましい。
【0024】
なお、上記グリップ溝10及びグリップ溝50を、V字型とすることができる。
【0025】
また、上記グリップ溝10又はグリップ溝50の、一方をR状とし、他方をV字型とすることができる。
【0026】
【発明の効果】
この発明は上記のような構成であるから次の効果を有する。
【0027】
発明の実施の形態の欄の内容から明らかなように、蛇行のない安定した牽引作業ができ且つ寿命の長い長状物の牽引用ベルト、及び前記牽引用ベルトを利用した長状物の牽引装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態1の長状物の牽引装置の概念図。
【図2】前記牽引装置における牽引用ベルトにより長状物を挟持させた状態を示す断面斜視図。
【図3】前記牽引用ベルトにより長状物を挟持させた状態を示す断面図。
【図4】クラック発生時間と牽引用ベルトの背面伸び率との関係を示すグラフ。
【図5】他の実施形態の牽引用ベルトにより長状物を挟持させた状態を示す断面斜視図。
【図6】この発明の他の実施形態の長状物の牽引装置の概念図。
【図7】前記牽引装置における牽引用ベルトとローラにより長状物を挟持させた状態を示す断面斜視図。
【符号の説明】
S 牽引装置
B 牽引用ベルト
N 長状物
1 ベルト本体
2 歯布
3 芯線
4 帆布
5 ローラ
10 グリップ溝
11 背部
12 歯部
50 グリップ溝[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a belt for pulling a long object for pulling a cable or a thin tubular body (long object), and a pulling device for a long object using the belt.
[0002]
[Prior art]
As a conventional long pulling belt, for example, there is a belt having a thick back portion and a soft rubber having a hardness of about 50 ° to 55 °.
[0003]
When towing a long object using this tow belt, two tow belts are stretched between the pulleys, and the back surfaces of both tow belts face each other so that the pulleys face each other. Are driven to rotate while the flat back surfaces are deformed following the outer shape of the long object.
[0004]
However, the traction belt has the following problems (1) and (2).
(1). Since the back part is a soft rubber having a hardness of about 50 ° to 55 °, the flat back surfaces are compressed and deformed in a state of being recessed in accordance with the outer shape of the long object when sandwiched and pulled. However, it is easy to meander in the middle of pinching towing, and stable towing work cannot be performed.
(2). In order to increase the traction force, the rubber constituting the back portion must be greatly deformed so as to be recessed following the shape of the long object, and therefore the rubber is cracked to the left and right in a relatively short period of time. This phenomenon is promoted when a long object meanders in the middle of pinching towing.
[0005]
Therefore, in the industry that handles this type of traction belt, a long traction belt that can perform stable traction work without meandering and has a long life, and a long traction device using the traction belt have been developed. I'm looking forward to it.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a long-sized traction belt that can perform stable traction work without meandering and has a long life, and a long-sized traction device using the traction belt.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
(Invention of Claim 1)
The long object traction belt of the present invention is an endless traction belt for towing a long object having a circular cross section. The belt body forming the back part and the tooth part is made of rubber having a hardness of 60 ° to 85 °. The grip groove is configured to extend in the longitudinal direction of the belt on the back surface and into which a part of the long object is fitted when towed, and the canvas is embedded at a position deeper than the grip groove with respect to the back surface. The elongation of the back surface is set to 15% or less.
(Invention of Claim 2)
The long object traction device according to the present invention is constructed by stretching two long traction belts according to claim 1 between pulleys, and the back surfaces of the two traction belts on the forward side face each other. In this way, the long object is pulled by being sandwiched between the walls of the grip grooves formed on the back surfaces of the two pulling belts.
(Invention of Claim 3)
According to a long object traction device of the present invention, a single long object traction belt according to
[0008]
The operation and effect of the long object traction belt of the invention and the long object traction device using the belt will be described in the section of the embodiment of the invention below.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described with reference to the drawings shown as embodiments.
[0010]
FIG. 1 is a conceptual diagram of a long object traction device S according to an embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a cross-sectional perspective view showing a state in which a long object N is held by a traction belt B in the traction device S.
(About the configuration of the traction device S)
As shown in FIG. 1, the traction device S includes two traction belts B of a long object N that are stretched between pulleys P and P, and the back side of the traction belts B and B on the forward path side. The long objects N are pulled so as to be sandwiched between the constituent walls of the
(About long material N)
The long object N includes a cable and a tubular body such as a thin tube. However, any object having a thin and flexible cross-sectional circular shape (including a substantially circular shape or a polygon) is included in the long object N. .
(About the configuration of the towing belt B)
As shown in FIG. 2, the pulling belt B is composed of a
[0011]
As shown in FIG. 2, the
[0012]
The
[0013]
The
[0014]
The
[0015]
Further, in this traction belt B, the elongation percentage of the back surface of the belt is set to 15% or less. Here, the rate of elongation at the back of the belt (%) = (BP−P) / P × 100
It is represented by In the formula (1), BP is a belt back surface pitch and P is a tooth pitch.
[0016]
In the above formula (1), the belt back pitch is BP = (PD + 2BPLD) × π / N (2)
It is represented by In Equation (2), PD is the pulley pitch diameter, N is the number of pulley teeth, and BPLD is the back PLD.
[0017]
In the above formula (2), the back PLD is represented by BPLD = belt total thickness− (tooth height + theoretical PLD).
[0018]
Further, in this traction belt B, the elongation percentage of the back surface of the belt is set to 15% or less.
(About the function of the traction device S using the traction belt B)
(1). At the time of towing the long object N, as shown in FIGS. 1 to 3, the long object N fits into the
[0019]
The rubber forming the constituent walls of the
[0020]
Therefore, the long object N does not meander in the middle of towing, and stable towing work can be performed.
(2). The long object N is fitted into the
[0021]
Therefore, the traction belt B has a long life.
(3). As described above, the amount of compressive deformation of the constituent wall of the
(4). Due to the presence of the
(5). In this traction belt B, the elongation at the back of the belt is set to 15% or less, so it is clear that cracks are unlikely to occur as shown in FIG. The graph of FIG. 4 shows experimental values for the following traction belt B.
"Towing belt B and pulley on which this is stretched"
Belt pitch length: 1000mm
Belt tooth pitch: 8.00mm
Belt width: 20.0mm
Number of pulley teeth: 30-tooth pulley Pitch diameter: 70.39 mm
"Other conditions"
The above-described traction belt B is stretched between a pair of pulleys and is driven to rotate. The conditions at this time are as follows.
[0022]
Rotational speed: 2300 rpm, mounting tension: 240 N, travel time: 2000 hours Similar results were obtained even when the traction belt B of other dimensions was used and the conditions were slightly changed.
[Other Embodiments]
(1). The
[0023]
The
(2). As shown in FIGS. 6 and 7, the traction device S is stretched between a pulley P and a traction belt B of a single long object N, and is parallel to the rear side of the traction belt B on the forward path side. A plurality of
[0024]
The
[0025]
Further, one of the
[0026]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, it has the following effects.
[0027]
As is clear from the contents of the embodiments of the present invention, a long tow belt that can perform stable towing work without meandering and has a long life, and a long object towing device using the tow belt Can provide.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a conceptual diagram of a long object traction device according to
FIG. 2 is a cross-sectional perspective view showing a state in which a long object is held by a traction belt in the traction device.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a state in which a long object is held by the pulling belt.
FIG. 4 is a graph showing the relationship between the crack occurrence time and the backside elongation of the traction belt.
FIG. 5 is a cross-sectional perspective view showing a state in which a long object is held by a traction belt according to another embodiment.
FIG. 6 is a conceptual diagram of a long object traction device according to another embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a cross-sectional perspective view showing a state in which a long object is held between a pulling belt and a roller in the pulling device.
[Explanation of symbols]
S Towing device B Towing belt
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001225620A JP3613706B2 (en) | 2001-07-26 | 2001-07-26 | Long object pulling belt and long object pulling device using the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
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