JP3613261B2 - Billing mistake prevention method in medical office system and medical office system capable of preventing billing mistake - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、医療事務システムにおける診療報酬請求処理での請求ミス防止方法に関する。
【0002】
最近の医療内容の高度化,複雑化に伴い、医療報酬請求処理も複雑化する動向にある。例えば、国家の医療管理機関が定める社会保険,国民健康保険の他に、地方の自治体である県独自の福祉対策制度等があり、それも、診療科によって、医療報酬請求処理の扱いが異なることがあり、各医療機関において、独自に、必要な禁忌チェック内容を登録,参照することが行われる。
【0003】
この場合、医療事務システムにおける診療報酬請求処理に、国家の医療管理機関が定める禁忌チェック内容と、各医療機関において、独自に登録した禁忌チェック内容とが混在することになる為、各診療行為コード毎に、選択的に、必要な禁忌チェックができることが必要となる。
【0004】
又、該禁忌チェックにおいて、「診療行為A」と「診療行為B」とが同日算定できない場合、医療機関にとっては、点数の高い方の診療行為コードで算定したといったニーズが発生するが、上記禁忌チェックにおいて、どちらを優先にして算定するかを、診療行為コード毎に定められることが必要となる。
【0005】
又、上記診療報酬処理を行う時の該禁忌チェックは、医療機関によっては、月単位でバッチ処理で行うことが良いとする場合がある。従って、該診療報酬処理を行う時の該禁忌チェックは、診療行為が発生した時点で、実時間で行うか、月単位にバッチ処理で行うかの選択の余地があることが必要となる。
【0006】
【従来の技術】
図6は、従来の診療行為の禁忌チェック方法を説明する図であり、図6(a) は、診療行為マスタでのデータフォーマットを示しており、図6(b) は、従来のシステム管理情報ファイルのフォーマットを示し、図7は、従来の診療報酬請求処理を流れ図で示した図である。
【0007】
先ず、医療事務システムにおいては、一ヵ月の患者毎の診療内容を、レセプト (診療報酬明細書) に記載して、保険機関に保険請求を行う為に、日々の診療内容を、該医療事務システムに入力する。
【0008】
オペレータの入力間違い、入力不足等の請求ミスは、医療機関に多くの損益をもたらすが、従来は、図6(a) に示した診療行為マスタのフォーマットの診療行為コード▲6▼の情報を入力し、図6(b) に示したフォーマットのシステム管理情報ファイル 1を参照して、診療行為の禁忌チェック、即ち、同時に算定すると二重請求になる診療コードのチェックを行って、請求ミスを防いでいる。
【0009】
図6(a) に示した診療行為マスタファイルに格納されている各患者毎の診療行為コード▲6▼の各情報について説明する。
【0010】
コード:診療行為マスタ自身を管理する為のレコード制御情報となるキー(KEY) 項目で、例えば、5桁の数字で表される。
略称:患者毎に行われる会計入力は、この略称コードを使用して入力される。
診区:レセプト用紙上の、どの位置に診療行為を集計するかを、細かく定義した情報項目である。
診療行為名:診療行為の名称が格納されている。
点数:国家の医療管理機関(厚生省)が定めた、診療行為毎の保険点数が格納されている。
警告番号:診療行為を入力する際、請求漏れを防ぐ為の警告メッセージを表示させることができる情報である。
その他:上記の各情報以外にも、保険点数の計算を行うのに必要な情報等がある。
【0011】
図6(b) は、診療行為と診療行為の禁忌チェックを行う為に必要なシステム管理情報ファイルを示している。
【0012】
全国のどの医療機関においても、共通に発生する請求間違い, 請求漏れチェックを行う為、医療事務システムの内部にて、固定的に行っている請求間違いチェックがある。これが、上記診療行為と診療行為の禁忌チェックであって、レセプトで二重請求となる診療コードのチェックでり、従来は、同一月に同時算定できない医療行為コードの禁忌チェックを行う。
【0013】
該システム管理情報ファイル 1には、図6(b) に示されている情報が格納されている。即ち、
キー(KEY) 部:禁忌チェックの対象となる「診療行為マスタ」{上記図6(a) 参照}のコードが格納されている。
【0014】
コード(1) 〜(15):上記キー(KEY) 部が示している診療コードと同月算定できなき「診療行為マスタ」のコードが格納されている。
【0015】
このシステム管理情報ファイルの、コード(1) 〜(15)が指示しているコードが示す診療行為は、上記キー(KEY) 部が示している診療コードが示す診療行為と同じ診療行為を含むものである為、既に、この診療コード(1) 〜(15)が入力されている場合には、新たに、該キー(KEY) 部が示している診療コードを入力すると、二重請求になるとして、入力ミスを防止するようになっている。
【0016】
図7は、上記レセプトを作成する為の会計カードを生成する際の診療報酬請求処理の概略を示している。この処理を、上記図6(a) の診療行為マスタの各患者毎の診療行為コード▲6▼の情報と、図6(b) に示されている上記システム管理情報ファイル 1とを参照しながら説明する。
【0017】
該レセプトを作成する時のデータとなる上記会計カードファイルは、各患者毎に、上記図6(a) に示したフォーマットの診療行為コード▲6▼の情報が、入力月日と共に、格納されているが、以降で説明する診療報酬請求処理では、月単位で処理される。
【0018】
先ず、オペレータが、ある患者の診療行為コード▲6▼の情報を、上記図6(a) に示した診療行為マスタのフォーマットで入力する。 (処理ステップ 100参照)
該診療行為コード{図6(b) のシステム管理情報ファイル 1のKEY 部コード 10 に対応}▲6▼が、システム管理情報ファイル 1の KEY部 10 に存在するか否かが検索され、該当のシステム管理情報ファイル 1が存在しなければ、会計処理対象の診療行為コード▲6▼ではないとして、何もしないで、処理ステップ 100に戻るが、該当のシステム管理情報ファイル 1が存在する場合には、後述の会計カードファイル 2を検索して、その月内の会計カードファイル 2内に、同じ診療行為コード▲6▼が存在すると、該当の診療行為コード▲6▼が、システム管理情報ファイル 1の禁忌チェック対象コード(1) 〜(15) 11 に存在するか否かがチェックされ、該禁忌チェック対象コード(1) に存在しなければ、2重請求にはならない診療行為として、その儘、会計カードファイル 2に登録されるが、該システム管理情報ファイル 1の禁忌チェック対象コード(1) 〜(15) 11 中に存在いるときには、禁忌チェックの必要がある診療行為コード▲6▼であり、該診療行為情報コード▲6▼を会計カードファイルに登録すると、二重請求となるので、“「診療行為コードA」は、「診療行為コードB」と同月算定することができません”というメッセージを表示し、オペレータの請求ミスを防止する。(処理ステップ 101〜104 参照)
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
従来の診療報酬処理では、同一月内の診療行為コードの禁忌チェックは可能であるが、同一日内の禁忌チェックができない為、月単位で構築されている会計カードファイル 2を全て検索する必要があり、検索に時間がかかるという問題があった。
【0020】
又、国家の医療管理機関が定める社会保険,国民健康保険の他に、地方の自治体である県独自の福祉対策制度等があり、それも、診療科によって、診療報酬請求処理の扱いが異なることがあり、各医療機関(ユーザ)において、独自に、必要な禁忌チェック内容を登録,参照しようとしても、ユーザ独自に必要な禁忌チェックの内容を登録,参照することができないという問題があった。
【0021】
本発明は上記従来の欠点に鑑み、医療事務システムにおいて、各医療機関の運用形態に応じて、より正確に請求ミスの防止を実現することができる医療事務システムおよび請求ミス防止方法を提供することを目的とするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】
医療事務システムにおいて、レセプトを発行するときに必要な、診療行為コードを入力して会計カードファイルを生成する際の、システム管理情報ファイルを参照して、同時算定できない診療行為コードの入力を抑止して禁忌チェックを行う際に、
システム管理情報ファイルのキー部に、該システム管理情報ファイルが、医療事務システムに固定の判定チェック内容か、新規のユーザ自身のチェック内容かを区別する連番管理フラグを設けて、
上記システム管理情報ファイルを更新する際、上記連番管理フラグに基づいて、選択的に更新する。
【0023】
上記入力する診療行為コードに、上記禁忌チェックをバッチ処理で行うか,実時間処理で行うかを区別する処理識別フラグを設けて、該処理識別フラグが指示する処理で、禁忌チェックを行う。
【0024】
【作用】
本発明によるシステム管理情報ファイルには、その禁忌チェックコードの、それぞれに、上記システム管理情報ファイルのキー部が示すチェック対象コードを優先的に算定するか、上記各コード情報の禁忌対象コードを優先的に算定するかを区別する種別管理フラグを設け、該種別管理フラグが“0”のときには、チェック対象コードを優先的に算定するようにして、上記禁忌チェックメッセージで、優先するコードを、例えば左側に表示するようにする。
【0025】
また、診療行為マスタのフォーマットで入力される診療行為コードに、処理識別フラグを設けて、該処理識別フラグが“0”であると、上記診療会計カードファイルの作成時に、禁忌チェックを行うが、該処理識別フラグが“1”であると、上記診療会計カードファイルの作成時には、禁忌チェックを行うことなく、その儘、会計カードファイルを構築しておき、月末に別途該作成されているその月の会計カードファイルを読み出し、上記禁忌チェックを行うようにすることで、ユーザの要求する処理形態に柔軟に対応することができるようになる。
【0026】
【実施例】
図1は、本発明の原理説明図である。本発明は下記のように構成した医療事務システムおよび請求ミス防止方法によって達成される。
【0027】
(1) 医療事務システムにおいて、レセプトを発行するときに必要な、診療行為コード▲6▼を入力して会計カードファイル 2を生成する際の、システム管理情報ファイル 1を参照して、同時算定できない診療行為コード▲6▼の入力を抑止する方法であって、
上記システム管理情報ファイル 1のキー(KEY) 部 10 に、同月禁忌チェックと、同日禁忌チェックとを区別する区分管理フラグ▲1▼を設けて、
該区分管理フラグ▲1▼の値に対応した禁忌チェックを行うように構成する。
【0028】
(2) 上記システム管理情報ファイル 1の禁忌チェックの各コード情報{コード(1) 〜(15)}11に、上記システム管理情報ファイル 1のキー(KEY) 部 10 が示すチェック対象コードで優先的に算定するか、上記各コード情報 11 の禁忌対象コードで優先的に算定するかを区別する種別管理フラグ▲2▼を設けて、
上記1項の禁忌チェックを行う際、上記種別管理フラグ▲2▼の値が指示するコードを優先的に算定対象とするように構成する。
【0029】
(3) システム管理情報ファイルのキー(KEY) 部 10 に、該システム管理情報ファイルが、医療事務システムに固定の判定チェック内容か、新規のユーザ自身のチェック内容かを区別する連番管理フラグ▲3▼を設けて、
上記システム管理情報ファイル 1を更新する際、上記連番管理フラグ▲3▼に基づいて、選択的に更新するように構成する。
【0030】
(4) 禁忌チェックテーブル▲4▼に基づいて、上記システム管理情報ファイル 1を生成する際、禁忌チェック対象の各コード情報 11 を入力したとき、上記種別管理フラグ▲2▼が指示する禁忌チェックが行う為の、該禁忌チェックの各コード情報 11 をキー(KYE) 部 10 とするシステム管理情報ファイル 1a を生成しておくようにする。
【0031】
(5) 上記入力される診療行為コード▲6▼に、上記1項〜4項に記載の禁忌チェックをバッチ処理で行うか,実時間処理で行うかを区別する処理識別フラグ▲5▼を設けて、
該処理識別フラグ▲5▼が指示する処理で、禁忌チェックを行うように構成する。
【0032】
図1〜図3は、本発明の原理説明図であって、図1はシステム管理情報ファイルの構成例を示し、図2は、ユーザによる禁忌チェックテーブル▲4▼の登録例を示し、図3は、システム管理情報ファイルの生成例を示している。本発明による請求ミス防止方法においては、先ず、
1) 本発明によるシステム管理情報ファイル 1には、その KEY部 10 に、同月禁忌チェックと、同日禁忌チェックとを区別する区分管理フラグ▲1▼を設け、該区分管理フラグ▲1▼が“0”であると、同月禁忌チェックを行うようにし、該区分管理フラグ▲1▼が“1”であると、同日禁忌チェックを行うようにする。
【0033】
「診療行為コード▲6▼+α(区分管理フラグ)▲1▼」で、禁忌チェックを行うことにより、従来通りの「同月禁忌チェック」と、新規の「同日禁忌チェック」ができるようになり、「同日禁忌チェック」を行うと、会計カードファイル 2上において、今入力しようとする診療行為コード▲6▼について、同じ日付けの登録済みの診療行為コードを検索するだけで済み、検索処理が高速化される効果が得られる。
【0034】
この場合、区分管理フラグ▲1▼が“0”の場合には、“「診療行為コードA」は「診療行為コードB」と同月算定できません”というメッセージが表示され、
区分管理フラグ▲1▼が“1”の場合には、“「診療行為コードA」は「診療行為コードB」と同日算定できません”というメッセージが表示される。即ち、区分管理フラグ▲1▼の値により、同月と同日の区別を付けることができる。
【0035】
2) 又、本発明によるシステム管理情報ファイル 1には、その禁忌チェックコード(1) 〜(15) 11 の、それぞれに、上記システム管理情報ファイル 1のキー(KEY) 部 10 が示すチェック対象コードを優先的に算定するか、上記各コード情報 11 の禁忌対象コードを優先的に算定するかを区別する種別管理フラグ▲2▼を設け、該種別管理フラグ▲2▼が“0”のときには、チェック対象コードを優先的に算定するようにして、上記禁忌チェックメッセージで、優先するコードを、例えば、左側に表示するようにする。
「種別管理フラグ▲2▼=0の場合の禁忌チェックメッセージの例」は、
“「精神科訪問看護・指導料」(チェック対象コード)は「寝老人訪問看護料・指導料」(禁忌チェック対象コード)と同日算定できません”となり、
「種別管理フラグ▲2▼=1の場合の禁忌チェックメッセージの例」は、
“「寝老人訪問看護料・指導料」(禁忌チェック対象コード)は「精神科訪問看護・指導料」(チェック対象コード)と同日算定できません”となる。
【0036】
このような機能を設けることにより、前述のように、「診療行為コードA」と「診療行為コードB」と同日算定できないが、「どうせ算定するのであれば、点数の高い方を取りたい」といった、医療機関経営者(ユーザ)のニーズに対して、禁忌チェックメッセージに、上記優先算定の意味を持たせることができる。
【0037】
3) 前述のように、禁忌チェックの内容は、診療行為コード▲6▼等によって、その診療報酬請求処理の扱いが異なることに鑑みて、本発明の診療報酬処理では、医療事務システム内部に、従来の国家の医療管理機関 (厚生省) が定める禁忌チェックの内容を残しながら、同じレコード構造で、ユーザ自身が登録, 参照, 変更ができるように、図2に示した禁忌チェックテーブル▲4▼を別途、ユーザが同時に生成すると共に、図1に示されているように、システム管理情報ファイル 1の KEY部 10 に、該システム管理情報ファイル 1が、医療事務システムに固定の判定チェック内容か、新規のユーザ自身のチェック内容かを区別する連番管理フラグ▲3▼を設けて、上記システム管理情報ファイル 1を更新する際、上記連番管理フラグ▲3▼に基づいて、選択的に更新するようにする。
【0038】
該連番管理フラグ▲3▼が“0”であると、医療事務システムに固定の禁忌判定チェックとし、該連番管理フラグ▲3▼が“1”であると、ユーザの設定した禁忌判定チェックとする。
【0039】
そして、ユーザは、該連番管理フラグ▲3▼が“1”である禁忌チェックテーブル▲4▼のみを登録,変更ができるようにして、該医療事務システムに固定の禁忌判定チェックテーブル▲4▼aを侵害することがないようにしておく。
【0040】
このような構成をとることにより、国家の医療管理機関(厚生省)が医療制度を変更してきた場合には、該医療事務システムのメーカ側において、上記連番管理フラグ▲3▼が“0”に対応する禁忌チェックテーブル▲4▼aを一括更新することで、ユーザが独自に作成した禁忌チェックテーブル▲4▼に影響を与えることなく、禁忌チェック方法を更新することができる。
【0041】
4) 又、本発明の禁忌チェック方法では、システム管理情報ファイル 1の KEY部 10 の診療行為コードを入力したときの請求ミスチェックを行うのみならず、該システム管理情報ファイル 1のコード(1) 〜(15) 11 の禁忌チェック対象の診療行為コードを入力したときでも、請求ミスチェックが行えるように、ユーザが、上記禁忌チェックテーブル▲4▼を登録して、該禁忌チェック条件のシステム管理情報ファイル 1のレコードを生成するとき、ユーザが一々逆のパターンを登録する必要がないように、該医療事務システムにおいて、上記ユーザの生成した禁忌チェックテーブル▲4▼を基に、禁忌チェック対象コードを KEY部 10 に設定したシステム管理情報ファイル 1a のレコードを発生させる。
【0042】
このとき、前述の種別管理フラグ▲2▼のメッセージ上での意味付けを守るために、図3に示されている処理を行う。即ち、
a) ユーザ自身が「禁忌チェックテーブル」▲4▼により禁忌チェック条件を登録する。
【0043】
b) a)の指示のとおり、「システム管理情報ファイル」1 のレコードを発生する。
【0044】
c) ユーザが逆のパターンを登録して、システム情報ファイル 1を発生させる必要がないように、該医療事務システムの内部で、逆のパターンの「システム管理情報ファイル」1aのレコードを発生させる。
【0045】
図3(a) は、ユーザの登録した禁忌チェックテーブル▲4▼の例を示しており、本例では、チェック対象コードは ”08256”「精神科訪問看護・指導料」であり、この禁忌チェックテーブル▲4▼に基づいて、該医療事務システムは、図3(b) に示したシステム管理情報ファイル 1のレコードを発生させる。このとき、前述の「種別管理フラグ」▲2▼は“0”であるので、医療報酬を請求するときの優先順位は、チェック対象コード(08256) >禁忌チェック対象コード(00101) となり、該医療事務システムの発生させた逆のパターンは、図3(c) となり、禁忌チェック結果のメッセージは、上記 a) の場合には、
“「診療行為コード”08256” 」は「診療行為コード”00101” 」と同日算定はできません”といった、チェック対象コード(08256) >禁忌チェック対象コード(00101) のメッセージとなる。ここで、該システム情報管理ファイル 1の KEY部 10 と、禁忌チェック対象コード(1) 〜(15) 11 とを逆転するのみでは、
“「診療行為コード”00101” 」は「診療行為コード”08256” 」と同日算定はできません”といったメッセージとなってしまい、メッセージ上からは、禁忌チェック対象コード(00101) >チェック対象コード(08256) となってしまう為、本発明の診療報酬処理では、上記種別管理フラグ▲2▼を“0”から“1”に変更し、該診療行為コード(00101) を入力したときのメッセージも、
“「診療行為コード”08256” 」は「診療行為コード”00101” 」と同日算定はできません”といったメッセージとする。
【0046】
5) 上記 1) 〜 4) で説明した例では、オペレータが診療行為コード▲6▼を入力して会計カードファイル 2を作成する時点で禁忌チェックを行う例で説明したものであるが、診療機関 (ユーザ) によっては、診療行為コード▲6▼を入力する時点では、特に、禁忌チェックを行わないで入力しておいて、月末に、バッチ処理で該禁忌チェック処理を行うことがある。
【0047】
その為、本発明の診療報酬請求処理では、図3(d) に示したように、上記診療行為マスタのフォーマットで入力される診療行為コード▲6▼に、処理識別フラグ▲5▼を設けて、該処理識別フラグ▲5▼が“0”であると、上記診療会計カードファイル 2の作成時に、禁忌チェックを行うが、該処理識別フラグ▲5▼が“1”であると、上記診療会計カードファイル 2の作成時には、禁忌チェックを行うことなく、その儘、会計カードファイル 2を構築しておき、月末に、別途、該作成されている,その月の会計カードファイル 2を読み出し、上記禁忌チェックを行うようにすることで、ユーザの要求する処理形態に柔軟に対応することができるようになる。
【0048】
以下本発明の実施例を図面によって詳述する。前述の図1〜図3は、本発明の原理説明図であり、図4,図5が、本発明の一実施例を流れ図で示した図である。
【0049】
本発明においては、医療事務システムにおいて、レセプトを発行するときに必要な、診療行為コード▲6▼を入力して会計カードファイル 2を生成する際の、システム管理情報ファイル 1を参照して、同時算定できない診療行為コード▲6▼の入力を抑止する方法であって、上記システム管理情報ファイル 1のキー(KEY) 部 10 に、同月禁忌チェックと、同日禁忌チェックとを区別する区分管理フラグ▲1▼と、上記システム管理情報ファイル 1の禁忌チェックの各コード情報{コード(1) 〜(15)}11に、上記システム管理情報ファイル 1のキー(KEY) 部 10 が示すチェック対象コードで優先的に算定するか、上記各コード情報 11 の禁忌対象コードで優先的に算定するかを区別する種別管理フラグ▲2▼と、上記禁忌チェックを行う際、上記種別管理フラグ▲2▼の値が指示するコードを優先的に算定対象とする手段と、システム管理情報ファイルのキー(KEY) 部 10 に、該システム管理情報ファイルが、医療事務システムに固定の判定チェック内容か、新規のユーザ自身のチェック内容かを区別する連番管理フラグ▲3▼と、上記システム管理情報ファイル 1を更新する際、上記連番管理フラグ▲3▼に基づいて、選択的に更新する手段と、ユーザの生成する禁忌チェックテーブル▲4▼に基づいて、上記システム管理情報ファイル 1を生成する際、禁忌チェックの各コード情報 11 を入力したとき、上記種別管理フラグ▲2▼が指示する禁忌チェックが行う為の、該禁忌チェックの各コード情報 11 をキー(KYE) 部 10 とするシステム管理情報ファイル 1を生成しておく手段、更に、上記入力される診療行為コード▲6▼に、上記禁忌チェックをバッチ処理で行うか,実時間処理で行うかを区別する処理識別フラグ▲5▼とを設ける手段が、本発明を実施するのに必要な手段である。尚、全図を通して同じ符号は同じ対象物を示している。
【0050】
以下、図1〜図3を参照しながら、図4,図5によって、本発明による診療報酬処理を説明する。
【0051】
先ず、会計カードファイル 2を生成する為の診療会計画面より、診療行為マスタの診療行為コード▲6▼を入力する。{図4の処理ステップ 200参照}
次の処理ステップ 200a では、本発明の処理識別フラグ▲5▼を見て、該処理識別フラグ▲5▼が“0”であると、実時間で、本診療報酬請求処理に入るが、該処理識別フラグ▲5▼が“1”であると、バッチ処理ということで、該禁忌チェックを行うことなく、その儘、診療行為コード▲6▼を会計カードファイル 2に一時格納しておき、月末等において、該会計カードファイル 2を読み出し、次の処理ステップ 201〜の処理をバッチ処理で行うようにする。
【0052】
該処理ステップ 201では、診療行為マスタの診療行為コード▲6▼を基に、システム管理情報ファイル 1を参照し、その KEY部 10 に、該当の診療行為コード▲6▼が存在しなければ、会計処理対象の診療行為コードではないとして何もしないで、処理ステップ 200に戻るが該システム管理情報ファイル 1の KEY部 10 に、該診療行為コード▲6▼が存在する場合には、次の処理ステップ 203に移る。{図4の処理ステップ 201,202参照}
該システム管理情報ファイル 1の該当コードの区分管理フラグ▲1▼が“0”であると、禁忌チェック対象コード(1) 〜(15) 11 を見て、その各々について、同じ禁忌チェック対象の診療行為コード▲6▼が、会計カードファイル 2の、その月付けの中に、或いは、該システム管理情報ファイル 1の該当コードの区分管理フラグ▲1▼が“1”であると、会計カードファイル 2のその月日付の中に、同じ診療行為コード▲6▼が存在していることを確認し、存在していなければ、禁忌チェック対象コードでないので、その儘、会計カードファイル 2に入力するが、存在している場合には、そのシステム管理情報ファイル 1の該当の禁忌チェック対象コード(1) 〜(15) 11 の種別管理フラグ▲2▼を参照し、該種別管理フラグ▲2▼が“0”であると、チェック対象コードを優先的に算定するものとして、“「チェック対象コードA」は「禁忌チェック対象コードB」と同月(又は、同日)算定できません”の体系を整えて、次の処理ステップ 205に移るが、該種別管理フラグ▲2▼が“1”であると、禁忌チェック対象コードを優先的に算定するものとして、“「禁忌チェック対象コードB」は「チェック対象コードA」と同月(又は、同日)算定できません”の体系を整えて、次の処理ステップ 205に移る。上記の処理は、システム管理情報ファイル 1の禁忌チェック対象コード(1) 〜(15) 11 について繰り返される。{図4の処理ステップ 203,204参照}
次の処理ステップ 205では、該当の診療行為コードは、同月, 又は、同月日に同時算定ができないので、該会計カードの画面に、所定のメッセージを表示して、最初の処理ステップ 200に戻り、次の診療行為コード▲6▼の入力を行う。
【0053】
尚、システム管理情報ファイル 1が、医療事務システムに固定の判定チェック内容か、新規のユーザ自身のチェック内容かを区別する連番管理フラグ▲3▼については、当該診療報酬処理では、特に、意識する必要はなく、当該医療事務システムが管理を行う為の管理フラグであり、通常、ユーザは、該連番管理フラグ▲3▼が“1”であるシステム管理情報ファイル 1の内容のみ、登録, 変更することができる。
【0054】
このように、本発明は、医療事務システムにおいて、レセプトを発行するときに必要な、診療行為コードを入力して会計カードを生成する際の、システム管理情報ファイルを参照して、同月算定できない診療行為コードの入力を抑止する方法であって、上記システム管理情報ファイルのキー(KEY) 部に、同月禁忌チェックと、同日禁忌チェックとを区別する区分管理フラグ▲1▼を設ける。又、システム管理情報ファイルの禁忌チェックの各コード情報に、チェック対象コードを優先的に算定するか、禁忌対象コードを優先的に算定するかを区別する種別管理フラグ▲2▼を設ける。又、システム管理情報ファイルのキー(KEY) 部に、該システム管理情報ファイルとして、医療事務システムに固定の判定チェック内容か、新規のユーザ自身のチェック内容かを区別する連番管理フラグ▲3▼を設けるようにしたところに特徴がある。
【0055】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明の医療事務システムおよび請求ミス防止処理方法によれば、 1) 各医療機関の運用形態に応じた、請求ミスの防止が可能となる。 2) システム管理情報ファイルの区分管理フラグ▲1▼により、同一月, 同一日のいずれの禁忌チェックも可能となる。そして、同一日の禁忌チェックを行うと、会計カードファイルに対して、指定した日付けの検索で済むので、当該診療報酬請求処理が高速化できる。 3) システム管理情報ファイルの種別管理フラグ▲2▼により、メッセージ文での算定優先条件が指定でき、ユーザの要求に柔軟に対応できるようになる。 4) システム管理情報ファイルの連番管理フラグ▲3▼により、診療報酬請求処理が、診療行為コード毎に、医療事務システムに固定の判定とするか、ユーザ独自の判定とするかの選択ができ、ユーザ独自の要求に柔軟に対処できる。 5) システム管理情報ファイルの禁忌チェック対象コードを入力したときの禁忌チェックに必要なシステム管理情報ファイルを、ユーザが登録する必要がなくなり、操作性の改善, 処理効率の向上が図れる。 6) 又、本発明による請求ミス防止方法では、従来方法と比較して、レコード構造を変更していない為、影響を受けるプログラム群の改造も比較的安易に実現することができる。等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図(その1)
【図2】本発明の原理説明図(その2)
【図3】本発明の原理説明図(その3)
【図4】本発明の一実施例を流れ図で示した図(その1)
【図5】本発明の一実施例を流れ図で示した図(その2)
【図6】従来の診療行為の禁忌チェック方法を説明する図
【図7】従来の診療報酬請求処理を流れ図で示した図
【符号の説明】
1,1a システム管理情報ファイル
10 KEY部
11 禁忌チェック対象コード(1)〜(15)
2 会計カードファイル
▲1▼ 区分管理フラグ
▲2▼ 種別管理フラグ
▲3▼ 連番管理フラグ
▲4▼ 禁忌チェックテーブル
100〜104,200,200a〜205 処理ステップ[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a billing error prevention method in a medical fee billing process in a medical office system.
[0002]
With the recent advancement and complexity of medical contents, medical remuneration request processing is also becoming more complex. For example, in addition to social insurance and national health insurance established by national medical management organizations, there are welfare measures systems unique to prefectures that are local governments, and the treatment of medical compensation claims varies depending on the department. Each medical institution registers and references the necessary contraindication check content independently.
[0003]
In this case, the treatment fee request process in the medical office system is mixed with the contraindication check content set by the national medical management institution and the contraindication check content registered independently at each medical institution. It is necessary to be able to check necessary contraindications selectively every time.
[0004]
In addition, in the contraindication check, if “medical practice A” and “medical practice B” cannot be calculated on the same day, there is a need for a medical institution to calculate using the higher clinical practice code. In the check, it is necessary to determine which is given priority for each medical practice code.
[0005]
In addition, the contraindication check when performing the above-described medical fee processing may be performed by batch processing on a monthly basis depending on the medical institution. Therefore, the contraindication check when the medical fee remuneration process is performed needs to have a choice between the real time or the monthly batch process when the medical practice occurs.
[0006]
[Prior art]
FIG. 6 is a diagram for explaining a conventional method for checking contraindications in medical practice. FIG. 6 (a) shows a data format in the medical practice master, and FIG. 6 (b) shows conventional system management information. The format of the file is shown, and FIG. 7 is a flowchart showing the conventional medical fee claim processing.
[0007]
First of all, in the medical office system, the medical contents for each patient for one month are described in a receipt (medical remuneration statement), and the daily medical contents are stored in order to make an insurance claim to the insurance organization. To enter.
[0008]
Mistakes in the operator's input mistakes, insufficient input, etc. cause many profits and losses for the medical institution. Conventionally, the information of the medical practice code (6) in the medical practice master format shown in FIG. Then, referring to the system
[0009]
Each information of the medical practice code {circle around (6)} stored for each patient stored in the medical practice master file shown in FIG.
[0010]
Code: A key (KEY) item that serves as record control information for managing the medical practice master itself, and is represented by, for example, a 5-digit number.
Abbreviation: Accounting input made for each patient is entered using this abbreviation code.
Diagnosis Zone: An information item that finely defines the location on the receipt form where the medical treatment is to be counted.
Medical practice name: The name of the medical practice is stored.
Score: Stores the insurance score for each medical practice set by the national medical management organization (Ministry of Health and Welfare).
Warning number: It is information that can display a warning message for preventing omission of billing when inputting medical practice.
Others: In addition to the above information, there is information necessary for calculating insurance points.
[0011]
FIG. 6B shows a system management information file necessary for performing a medical practice and a contraindication check of the medical practice.
[0012]
Every medical institution in the country has a billing error check that is carried out in a fixed manner within the medical office system in order to check billing errors and omissions that occur in common. This is a check of the medical practice code and the contraindication of the medical practice, which is a check of the medical code that is double-requested at the reception. Conventionally, the contraindication of the medical practice code that cannot be calculated simultaneously in the same month is performed.
[0013]
The system
Key (KEY) part: Stores a code of “medical practice master” {refer to FIG. 6 (a)} to be checked for contraindications.
[0014]
Codes (1) to (15): The “medical practice master” code that cannot be calculated in the same month as the medical code indicated by the key (KEY) part is stored.
[0015]
The medical practice indicated by the codes indicated by the codes (1) to (15) in this system management information file includes the same clinical practice as the medical practice indicated by the clinical code indicated by the key (KEY) part. Therefore, if these medical codes (1) to (15) have already been input, it will be input that it will be double billed if a new medical code indicated by the key (KEY) part is input. It is designed to prevent mistakes.
[0016]
FIG. 7 shows an outline of the medical fee billing process when generating an accounting card for creating the receipt. This processing is performed with reference to the information of the medical practice code {circle around (6)} for each patient in the medical practice master of FIG. 6 (a) and the system
[0017]
The accounting card file, which is the data used when creating the receipt, stores information on the medical practice code (6) in the format shown in FIG. 6 (a) together with the input date for each patient. However, in the medical fee claim process described below, it is processed on a monthly basis.
[0018]
First, an operator inputs information on a medical practice code (6) of a patient in the format of the medical practice master shown in FIG. 6 (a). (See processing step 100)
Whether or not the medical practice code {corresponding to the
[0019]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional medical fee processing, it is possible to check the contraindications of the medical practice code within the same month, but it is not possible to check the contraindications within the same day, so it is necessary to search all accounting card files 2 constructed on a monthly basis. There was a problem that it took a long time to search.
[0020]
In addition to social insurance and national health insurance established by the national medical management organization, there are welfare measures systems that are unique to the prefecture, which is a local government, and the treatment of medical fee reimbursement processing varies depending on the department. However, even if each medical institution (user) tries to register and refer to the necessary contraindication check contents independently, there is a problem that the user cannot register and refer to the necessary contraindication check contents.
[0021]
In view of the above-mentioned conventional drawbacks, the present invention provides a medical office system and a billing error prevention method capable of more accurately preventing a billing error in a medical office system according to the operation mode of each medical institution. It is intended.
[0022]
[Means for Solving the Problems]
In the medical office system, refer to the system management information file when generating the accounting card file by entering the medical practice code necessary for issuing a receipt, and prevent the input of medical practice codes that cannot be calculated simultaneously. When checking contraindications,
In the key part of the system management information file, a serial number management flag is provided for distinguishing whether the system management information file is a fixed determination check content in the medical office system or a new user's own check content,
When the system management information file is updated, it is selectively updated based on the serial number management flag.
[0023]
A process identification flag for distinguishing whether the contraindication check is performed by batch processing or real-time processing is provided in the input medical practice code, and the contraindication check is performed by the processing indicated by the process identification flag.
[0024]
[Action]
The system management information file according to the present invention preferentially calculates the check target code indicated by the key part of the system management information file for each of the contraindication check codes, or prioritizes the contraindication target codes of the respective code information. A type management flag is provided for distinguishing whether to calculate automatically, and when the type management flag is “0”, the check target code is preferentially calculated, and the priority code in the contraindication check message is, for example, Display on the left side.
[0025]
In addition, when a medical treatment code entered in the medical practice master format is provided with a processing identification flag and the processing identification flag is “0”, a contraindication check is performed when the medical accounting card file is created. If the process identification flag is “1”, when creating the medical accounting card file, the accounting card file is constructed without checking the contraindications, and the month the month is separately created at the end of the month. By reading out the accounting card file and performing the contraindication check, it becomes possible to flexibly cope with the processing mode requested by the user.
[0026]
【Example】
FIG. 1 is an explanatory diagram of the principle of the present invention. The present invention is achieved by a medical office system and billing error prevention method configured as follows.
[0027]
(1) In the medical office system, it is not possible to calculate at the same time referring to the system
In the system
A contraindication check corresponding to the value of the category management flag (1) is performed.
[0028]
(2) Each code information {code (1) to (15)} 11 of the contraindication check of the system
When performing the contraindication check of
[0029]
(3) In the key (KEY)
When the system
[0030]
(4) When generating the system
[0031]
(5) A processing identification flag {circle over (5)} is provided in the input medical practice code {circle around (6)} for distinguishing whether the contraindication check described in the
A contraindication check is performed in the process indicated by the process identification flag (5).
[0032]
1 to 3 are diagrams for explaining the principle of the present invention. FIG. 1 shows an example of the structure of a system management information file. FIG. 2 shows an example of registration of a contraindication check table (4) by a user. Shows an example of generating a system management information file. In the billing error prevention method according to the present invention, first,
1) In the system
[0033]
By performing a contraindication check with “medical practice code (6) + α (category management flag) (1)”, a conventional “Same month contraindication check” and a new “Same day contraindication check” can be performed. Performing the same day contraindication check, it is only necessary to search for registered clinical practice codes of the same date for the medical practice code 6 to be entered on the
[0034]
In this case, when the category management flag (1) is “0”, a message ““ Clinical practice code A ”cannot be calculated the same month as“ Clinical practice code B ”” is displayed.
When the division management flag (1) is “1”, a message “The medical treatment code A cannot be calculated on the same day as the medical treatment code B” is displayed. The value can be used to distinguish between the same month and the same day.
[0035]
2) Further, the system
"Example of contraindication check message when type management flag (2) = 0"
““ Psychiatric visiting nursing / instruction fee ”(check target code) cannot be calculated the same day as“ Nursing home visiting nursing fee / instruction fee ”(incompatible check code),
"Example of contraindication check message when type management flag (2) = 1"
““ Nursing home nursing fee / guidance fee ”(code for contraindication check) cannot be calculated the same day as“ Psychiatric nursing fee / guidance fee ”(check code)”.
[0036]
By providing such a function, as described above, “medical practice code A” and “medical practice code B” cannot be calculated on the same day, but “if any, the higher score is desired” In response to the needs of medical institution managers (users), the contraindication check message can have the meaning of the above priority calculation.
[0037]
3) As described above, the contents of the contraindication check are handled in the medical fee processing system of the present invention in view of the fact that the treatment fee request processing differs depending on the medical treatment code {circle around (6)}. In order to allow users to register, refer to, and change with the same record structure while keeping the contents of the contraindication check established by the traditional national health care management organization (Ministry of Health and Welfare), the contraindication check table (4) shown in Fig. 2 is used. Separately, the user simultaneously generates and, as shown in FIG. 1, the
[0038]
When the serial number management flag (3) is “0”, the contraindication judgment check fixed to the medical office system is performed. When the serial number management flag (3) is “1”, the contraindication judgment check set by the user is performed. And
[0039]
Then, the user can register and change only the contraindication check table (4) in which the serial number management flag (3) is “1”, so that the contraindication determination check table (4) fixed in the medical office system can be obtained. Make sure that a is not infringed.
[0040]
By adopting such a configuration, when the national medical management organization (Ministry of Health and Welfare) has changed the medical system, the manufacturer of the medical office system sets the serial number management flag (3) to “0”. By updating the corresponding contraindication check table {circle around (4)} a collectively, the contraindication check method can be updated without affecting the contraindication check table {circle around (4)} created by the user.
[0041]
4) In addition, in the contraindication check method of the present invention, not only a billing error check is performed when the medical practice code of the
[0042]
At this time, the processing shown in FIG. 3 is performed in order to protect the meaning of the type management flag {circle around (2)} on the message. That is,
a) The user himself / herself registers the contraindication check conditions according to “Contraindication check table” (4).
[0043]
b) Generate a record of “system management information file” 1 as instructed in a).
[0044]
c) A record of the “system management information file” 1a having the reverse pattern is generated inside the medical office system so that the user does not need to register the reverse pattern and generate the
[0045]
FIG. 3 (a) shows an example of the contraindication check table (4) registered by the user. In this example, the check target code is “08256” “psychiatric home-visit nursing / instruction fee”. Based on the table (4), the medical office system generates a record of the system
The message “Check code (08256)> Contraindication check code (00101)” such as “Clinical action code“ 08256 ”cannot be calculated the same day as“ Clinical action code “00101” ”.” Here, the system By simply reversing the
The message “Clinical practice code“ 00101 ”cannot be calculated on the same day as“ Clinical practice code “08256” ”.” From the message, the contraindication check target code (00101)> check target code (08256) Therefore, in the medical fee remuneration process of the present invention, the message when the type management flag (2) is changed from “0” to “1” and the medical practice code (00101) is input is
The message “" medical practice code “08256” ”cannot be calculated on the same day as“ medical practice code “00101” ”” is used.
[0046]
5) In the example described in 1) to 4) above, an explanation is given of an example in which a contraindication check is performed when an operator inputs a medical practice code (6) and creates an
[0047]
Therefore, in the medical fee remuneration process of the present invention, as shown in FIG. 3 (d), a processing identification flag (5) is provided in the medical practice code (6) input in the format of the medical practice master. If the processing identification flag {circle over (5)} is “0”, a contraindication check is performed when the medical
[0048]
Embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the drawings. 1 to 3 are explanatory diagrams of the principle of the present invention, and FIGS. 4 and 5 are flowcharts showing an embodiment of the present invention.
[0049]
In the present invention, in the medical office system, referring to the system
[0050]
Hereinafter, the medical fee remuneration process according to the present invention will be described with reference to FIGS.
[0051]
First, the medical practice code (6) of the medical practice master is entered from the medical accounting screen for generating the
In the
[0052]
In the
When the category management flag (1) of the corresponding code in the system
In the
[0053]
The serial number management flag (3) for distinguishing whether the system
[0054]
As described above, in the medical office system, the present invention refers to a system management information file that is necessary for issuing a receipt and that generates an accounting card by inputting a medical practice code, and cannot be calculated in the same month. This is a method for inhibiting the input of an action code, and a classification management flag {circle around (1)} is provided in the key (KEY) portion of the system management information file to distinguish between the same month contraindication check and the same day contraindication check. In addition, a type management flag {circle over (2)} for distinguishing whether the check target code is preferentially calculated or the contraindication target code is preferentially calculated is provided in each code information of the contraindication check of the system management information file. Also, in the key (KEY) portion of the system management information file, a serial number management flag (3) for distinguishing whether the system management information file is a fixed check content for the medical office system or a new user's own check content. There is a feature in the place where is provided.
[0055]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the medical office system and the billing error prevention processing method of the present invention, 1) billing errors can be prevented according to the operation mode of each medical institution. 2) The contraindication check for the same month and the same day can be performed by the category management flag (1) in the system management information file. If the contraindication check on the same day is performed, the specified date can be searched for the accounting card file, so that the medical fee request process can be speeded up. 3) With the type management flag (2) of the system management information file, the calculation priority condition in the message text can be specified, and the user's request can be flexibly handled. 4) With the serial number management flag (3) in the system management information file, it is possible to select whether the medical fee reimbursement process is to be fixed to the medical office system for each medical practice code or to be a user's own determination. Can flexibly cope with user-specific requirements. 5) The system management information file required for the contraindication check when the code for the contraindication check in the system management information file is input is not required to be registered by the user, improving operability and processing efficiency. 6) Further, in the billing error prevention method according to the present invention, since the record structure is not changed as compared with the conventional method, modification of the affected program group can be realized relatively easily. Etc. are obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 illustrates the principle of the present invention (part 1)
FIG. 2 is a diagram for explaining the principle of the present invention (part 2).
FIG. 3 is a diagram for explaining the principle of the present invention (part 3).
FIG. 4 is a flowchart showing an embodiment of the present invention (part 1).
FIG. 5 is a flowchart showing an embodiment of the present invention (part 2).
FIG. 6 is a diagram for explaining a conventional contraindication check method for medical practice
FIG. 7 is a flowchart showing conventional medical fee claim processing.
[Explanation of symbols]
1,1a System management information file
10 KEY section
11 Contraindication check target codes (1) to (15)
2 accounting card files
▲ 1 ▼ Classification management flag
(2) Type management flag
(3) Sequential number management flag
▲ 4 ▼ Contraindication check table
100-104, 200, 200a-205 processing steps
Claims (4)
システム管理情報ファイルのキー部に、該システム管理情報ファイルが、医療事務システムに固定の判定チェック内容か、新規のユーザ自身のチェック内容かを区別する連番管理フラグを設けて、
上記システム管理情報ファイルを更新する際、上記連番管理フラグに基づいて、選択的に更新する手段により更新することを特徴とする医療事務システムにおける請求ミス防止方法。In the medical office system, refer to the system management information file when generating the accounting card file by entering the medical practice code necessary for issuing a receipt, and prevent the input of medical practice codes that cannot be calculated simultaneously. A method for checking contraindications,
In the key part of the system management information file, a serial number management flag is provided for distinguishing whether the system management information file is a fixed determination check content in the medical office system or a new user's own check content,
A billing mistake prevention method in a medical office system, wherein the system management information file is updated by means of selectively updating based on the serial number management flag when the system management information file is updated.
上記入力する診療行為コードに、上記禁忌チェックをバッチ処理で行うか,実時間処理で行うかを区別する処理識別フラグを設ける手段により、
該処理識別フラグが指示する処理で、禁忌チェックを行うことを特徴とする請求項1に記載の医療事務システムにおける請求ミス防止方法。The medical office work system according to claim 1, wherein a medical service that cannot be calculated simultaneously with reference to a system management information file when generating an accounting card file by inputting a medical service code necessary for issuing a receipt. It is a method to check the contraindications by suppressing the input of code,
By means of providing a processing identification flag for distinguishing whether the contraindication check is performed in batch processing or real-time processing in the input medical practice code,
The method according to claim 1, wherein a contraindication check is performed in the process indicated by the process identification flag.
システム管理情報ファイルのキー部に、該システム管理情報ファイルが、医療事務システムに固定の判定チェック内容か、新規のユーザ自身のチェック内容かを区別する連番管理フラグを設けて、
上記システム管理情報ファイルを更新する際、上記連番管理フラグに基づいて、選択的に更新する手段を有することを特徴とする請求ミス防止可能な医療事務システム。Refer to the system management information file when generating the accounting card file by entering the clinical practice code required when issuing a receipt, and check the contraindications by suppressing the input of clinical practice codes that cannot be calculated simultaneously. A medical office system,
In the key part of the system management information file, a serial number management flag is provided for distinguishing whether the system management information file is a fixed determination check content in the medical office system or a new user's own check content,
A medical office system capable of preventing a billing error, comprising means for selectively updating the system management information file based on the serial number management flag when the system management information file is updated.
上記入力する診療行為コードに、上記禁忌チェックをバッチ処理で行うか,実時間処理で行うかを区別する処理識別フラグを設ける手段と、
該処理識別フラグが指示する処理で、禁忌チェックを行う手段を有することを特徴とする請求項3に記載の請求ミス防止可能な医療事務システム。In the medical office system according to claim 3,
Means for providing a processing identification flag for distinguishing whether the contraindication check is performed in batch processing or real-time processing in the input medical practice code;
The medical office system according to claim 3, further comprising means for checking contraindications in the process indicated by the process identification flag.
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