JP3612911B2 - Method and apparatus for removing carbon around coke oven charging inlet - Google Patents

Method and apparatus for removing carbon around coke oven charging inlet Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コークス炉の炭化室における石炭を装入する装入口周りに付着したカーボンを燃焼させて除去するコークス炉装入口周りのカーボン除去方法及びそのカーボン除去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コークス炉においては、石炭が装入口から炭化室に装入されて当該炭化室内に装入炭層が構成され、その装入炭層は間接加熱により十数時間を掛けて乾留される。この乾留中に上記炭化室内にガスが発生するが、このガスは、上記装入炭層上方の空間を通り、上昇管を通じて集気管に回収される。
【0003】
このとき、炭化室内では、石炭の乾留進行中に発生する生ガスの加熱分解によりカーボンが発生し、このカーボンが炭化室炉壁へ付着、特に装入炭層より上側の炉内天井部側に付着する。このカーボンの付着量は、厚みが1回の乾留で600μmともいわれ、乾留を繰り返すごとに、この付着カーボンは成長する。
【0004】
上記のような付着カーボンは、熱伝達の悪化、装入炭量の減少、コークス押し出し抵抗の増加等の問題を起こし、コークス炉操業上のトラブルにつながる。このため、上記乾留によって炭化室炉壁に付着したカーボンを除去する必要がある。
【0005】
その付着カーボンの従来の除去方法としては、例えば、特開昭61−231088号公報に開示されているような方法がある。この方法は、炭化室からコークスを押出した後に、押出機側とガイド車側それぞれの炉蓋を装着せず、つまり炭化室の両端部を大気に開放した状態で数時間放置し、外気との接触によるカーボン燃焼、炉内温度低下による付着カーボン層の剥離脱落により除去するものである。
【0006】
また、上述のように、カーボンの付着量は炭化室の天井部側が最も多く、また、装入口は複雑な面で構築されているため付着カーボンを除去しにくい部分である。そこで、炭化室内で最もカーボン付着量が多い天井壁、特に装入口周りの付着カーボンを除去するため、従来、次のようなカーボン除去方法も提案されている。
【0007】
即ち、炭化室内での石炭乾留が終了して、コークスを排出する順番になっている炭化室に対し、装入口を塞いでいる装入蓋を傾けて、コークス押出前の約90分程度の時間だけ、当該装入口を微開状態にすると共に、上記上昇管の天蓋を開けて当該上昇管の上端を開放する。
【0008】
これにより、微開伏態の装入口からの自然通風により炭化室内に空気が吸入され、炭化室の天井部に付着したカーボンを、上昇管に至る経路で燃焼させ燃焼後のガスを当該上昇管上端部から大気に放散することにより、カーボン除去することが行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記炉蓋を開放しておく除去方法では炉両端部を長時間開放するため炉の熱ロスが大きいことに加えて、急激な炉内温度の低下による炉内煉瓦の目地切れが発生しやすく、さらに長時間炭化室を空にしなければならないため生産ロスは避けられない。
【0010】
特に、カーボン付着量の多い装入口周りは、大気開放位置(炉蓋位置)から離れているので当該装入口周りのカーボン付着量の除去には適さない。
また、上記装入口を微開にして自然通風による除去方法では、コークス押出前の炭化室上部には装炭層からの可燃性の発生ガスが溜まっているために、付着カーボンよりも優先して、当該発生ガスやコークスが燃焼してしまう。
【0011】
この結果、カーボン除去のために、上記のように90分程度と長時間必要であるばかりでなく、図5中Aで示すように、この除去方法を行うと炉内の温度が急激に上昇し且つ作業終了と共に急激に降下する。これによって、炉体自体が損傷したり、繰り返しの急熱・急冷による炉蓋の歪み、シールプレートの損傷等を引き起こすなどの問題がある。
【0012】
さらには、発生ガス等の不必要な燃焼によって、タールQIの上昇等、回収すべき発生ガス成分の好ましくない変化によるガス回収損失、炉内ガス温の急上昇による新たなカーボン付着を招くという問題もある。
【0013】
このようなことは、コークス炉環境の悪化や炉の寿命の短縮の原因となる。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、炉の損傷を小さく抑えつつ短期間で装入口周りの付着カーボンを除去可能なコークス炉装入口周りのカーボン除去方法及びカーボン除去装置を提供することを課題としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のうち請求項1に記載のコークス炉装入口周りのカーボン除去方法は、並列した複数門の炭化室への石炭装入を、所定門置きに順番に行うと共に、乾留されたコークスの押出を上記石炭装入の順番に従って上記所定門置きに順番に行う、所謂ブロック操業で石炭装入及びコークスの押出作業を行うに際し、上記コークス押出完了後の炭化室について、現在の石炭装入の炭化室への当該石炭装入作業が完了する迄の所定時間だけ、コークス押出完了後の炭化室の装入口を開放し、開放された装入口に向けて噴出する圧縮空気によるエジェクタ効果を利用して強制的に空気を吹き出す空気投入器を近接させ、当該空気投入器によって装入口に向けて空気を供給して装入口周りのカーボンを燃焼させることを特徴とするものである。
【0015】
この発明によれば、コークスを押し出して空窯となった炭化室に対して装入口から空気を強制的に供給するので、つまり、燃焼ガスの少ない状態で空気を装入口から強制的に供給することで、当該空気は主に装入口周りの付着カーボンの燃焼に使用させる。
【0016】
この結果、短期間で付着カーボンが燃焼されて除去されると共に、空気の強制的供給による炭化室内の温度降下と付着カーボンの燃焼による炭化室内の温度上昇とがバランスされて、炭化室内での大きな温度変動の発生が回避される。
【0018】
一般に、石炭の装入は、所謂ブロック操業によって所定門置きに、例えば10分程度の装入間隔で順番に行い、且つ当該装入と同期をとって石炭装入中に所定門離れた炭化室からのコークスの押出が行われる。
【0019】
そして、本発明によれば、上述のように短期間で(例えば5分程度で)カーボン除去作業が実施可能となるので、現在の炭化室への当該石炭装入作業が完了するまでにカーボン除去作業をすることができる。
【0020】
従って、上記石炭の装入間隔を余り崩すことなく、つまり、上記ブロック操業を維持して生産ロスを抑えつつ、装入口周りの付着カーボンの除去作業が行われる。
【0022】
本発明によれば、エジェクタ効果を利用した空気投入器を使用することで、空気を圧送するコンプレッサが小さくても大量の空気を強制供給可能となって、空気を供給装置の小型軽量化等が図られる。
【0023】
例えば、コンプレッサから圧送する空気量の10倍〜数十倍の空気量を装入口から強制的に吹き込むことができる。
次に、請求項に記載のカーボン除去装置は、コークス炉の上を炭化室の並び方向に移動可能な移動体と、該移動体に支持されて空窯状態となった炭化室の装入口を閉塞する装入蓋を脱着する蓋取り装置と、上記移動体に支持され且つ上記装入口に向けて昇降すると共に当該装入口に向けて噴出する圧縮空気によるエジェクタ効果を利用して強制的に空気を吹き出す空気投入器とからなることを特徴とするものである。
【0024】
本発明によれば、移動体を走行させて対象とする空窯状態の炭化室まで移動して電磁石式等の蓋取り装置で装入蓋を一時的に外し、開口した装入口に向けて空気投入器を降下させ当該空気投入器で当該装入口から空気を強制的に供給する。
【0025】
これにより、本発明を採用することで、カーボン除去作業の自動化が図られる。
次に、請求項に記載する発明は、請求項に記載の構成に対し、上記移動体は、コークス炉上を走行する装炭車であることを特徴とするものである。
【0026】
本発明によれば、移動体を装炭車とすることで、装炭車を石炭を装入する炭化室の位置まで移動することで、自動的に上記カーボン除去用の蓋取り装置と空気投入器とを現在のコークス押出をする又は押出が完了した炭化室、即ち、カーボン除去の対象となる炭化室位置近傍に移動される。
【0027】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
まず構成について説明する。
【0028】
本実施形態のコークス炉3は、従来のものと同様な構造を備え、図1に示すように、炭化室1と燃焼室2とが炉壁れんが4を介して所定方向へ交互に多数門,例えば86門以上も配設され、各炭化室1を構成する天井壁には、図2に示すように、それぞれその長手方向に複数(以下の説明では4個として説明する)の装入口5が配設してある。
【0029】
上記コークス炉3の炉上には、炭化室1の並び方向に走行可能な装炭車6が配置されている。図1中、6aは、その車輪である。
その装炭車6には、4基の装炭ホッパ7(図1では1基のみが図示されている。)が搭載されると共に、各装入口5に取り付けられた装入蓋8aの脱着を行う4基の装入炭用の蓋取機9を備える。この装入炭用の各蓋取機9は、リフティングマグネット9a(以下、リフマグと呼ぶ)を本体として構成され、磁力によって対象とする鉄製の装入蓋8aに固着して当該装入蓋8aを持ち上げ可能となっている。
【0030】
そして、この装炭車6は、順次、石炭を装入する炭化室1aの位置まで移動して、石炭の装入作業を行う。
即ち、まず上記蓋取機9を作動してリフマグ9aを装入蓋8aに磁着させて当該装入蓋8aを装入口5から取り外す。続いて、各装炭ホッパ7内に貯蔵した石炭を、供炭フィーダ10で切り出し、装入口5を通じて炭化室1a内に装入する。
【0031】
さらに、炭化室1a内に装入した石炭を、図外のレベラにより表面(上面)を平坦に均して装入炭層11を形成した後、上記蓋取機9を再度作動してリフマグ9aにより装入口5に装入蓋8aを被せて閉塞する。
【0032】
ここで、炭化室1内に形成された上記装入炭層11は、炭化室1の両隣りに配設された燃焼室2内の昇温による炉壁れんが4の熱伝達により間接加熱され、十数時間かけて乾留される。
【0033】
この乾留期問中に炭化室1内で発生するガスは、装入炭層11の上部空間を通過し、上昇管12を経由して集気管13に回収され、最終的にはガスホルダに貯蔵される。
【0034】
また、炭化室1内では、石炭の乾留進行中に発生する生ガスの加熱分解によりカーボンが発生し、このカーボンが炭化室1の炉壁へ付着する。乾留中に発生するガス量は、乾留初期に多く、乾留時問の経過に伴ってしだいに減少し、乾留末期には極めて少なくなる。このため炭化室1の炉壁へ付着するカーボンは、特に乾留初期に多くなる。
【0035】
炭化室1内での石炭乾留が終わったら、炭化室1の両側に装着した図外の炉蓋を外した後、高温コークスを押出機によりコークス排出側に水平に押し出し、押し出されたコークスは、コークスガイド車を介して消火車に受け取られ、当該コークスの消火が行われる。
【0036】
以上のような操業をコークス炉3の各炭化室1に対し順次繰り返すことによりコークスが製造される。
ここで、コークス炉3に配設された数十門から百門にも達する炭化室1への石炭装入は、乾留効率および作業性を考慮して例えば5門おきに順番に行われ、乾留されたコークスは石炭装入の順番に従って5門おきに炭化室1から排出される。このため石炭装入を行っている炭化室1aへの装入が終了したら、次に炭化室1からコークスを排出するのは当該炭化室1の隣の炭化室1から数えて4門目となる。コークス炉3に設置された炭化室1の数は1炉団で例えば39門を備えており、2炉団からなるコークス炉3ではその数は78門にも達する。さらに各室には4個づつの装入口5があるので、装入口5は312個にもなる。
【0037】
そして、各炭化室1に装入された石炭は、十数時問をかけて乾留され製造されたコークスは、石炭装入の順番に従って各炭化室1から約10分間隔で排出される。従って、各炭化室1へのコークスの装入が約10分問隔で順番に従って装入されると共に、当該炭化室1への石炭装入のタイミングに合わせ、各炭化室1からのコークスの排出が行われる。このような所謂ブロック操業では、基本的に現在の石炭を装入する炭化室1と、コークスを排出する炭化室1との関係は常に所定間隔,例えば4門分の炭化室1だけ離れた状態になっている。
【0038】
本実施形態では、コークス炉3でコークスを製造するに際し、炭化室1の炉壁に付着したカーボンを機械的に除去するため、上記装炭車6を走行体として、当該装炭車6に対してカーボン除去用の蓋取装置及び空気投入器21が組を成して4基ずつ取り付けられている。
【0039】
その4基の蓋取装置20及び空気投入器21は、装炭車6を石炭装入の順番となった炭化室1aの位置に合わせて停止したとき、隣の装入口5から数えて4門離れた、次にコークスを排出する順番の炭化室1bの位置に対応するように、つまり、上記装炭車6の架台フレーム6bにおける炭化室1の並び方向に延びる延設フレーム部23に対し、上記各蓋取装置20及び空気投入器21が支持されている(図1参照)。
【0040】
そのカーボン除去用の蓋取装置20の構成について説明すると、図3に示すように、上記延設フレーム部23から下方に延びる昇降ガイドレール24にローラ25を介して昇降部26が取り付けられ、当該昇降部26は、昇降ガイドレール24に案内されて昇降可能となっている。また、昇降ガイドレール24の上部には、昇降用(油圧)シリンダ装置27のシリンダが取り付けられている。このシリンダ装置27は、軸を上下に向けて配置され、下方に向けてピストンロッド27aを突出させると共に当該ピストンロッド27aの先端部を上記昇降部26に連結している。これによって、当該シリンダ装置27を作動させることで上記昇降部26が昇降可能となっている。
【0041】
その昇降部26には、L字状のフレームからなる旋回台28が支持されている。即ち、上記昇降部26に対し、旋回台28の垂直部28aが上下軸回りに旋回可能に軸支され、当該昇降部26に支持された旋回用モータ30によって当該旋回台28が左右方向に旋回可能となっている。その旋回台28の水平部28bは、上記昇降部26から横方向に張り出した状態であり、その水平部28bの下面から下方に突設して装入蓋着磁用のリフマグ29が支持されている。なお、上記旋回台28を旋回させる駆動手段は上記旋回用モータ30に限定させず、公知のロータリシリンダ装置27などによって構成してもよい。
【0042】
また、上記空気投入器21及びその支持構造は、上記図3に示すように、上記延設フレーム部23から上記ガイドレール24と平行に下方へ延びる昇降ガイドレール31に昇降部32が取り付けられ、当該昇降部32は、昇降ガイドレール31に案内されて昇降可能となっている。また、昇降ガイドレール31の上部には、昇降用(油圧)シリンダ装置33のシリンダが取り付けられている。このシリンダ装置27は、軸を上下に向けて配置され、下方に向けてピストンロッド33aを突出させると共に当該ピストンロッド33aの先端部を上記昇降部32に連結している。これによって、当該シリンダ装置33を作動させることで上記昇降部32が昇降可能となる。
【0043】
その昇降部32に、空気投入器本体40が取り付けられている。空気投入器本体40は、公知のエジェクタ効果を利用した空気投入装置であって、軸を上下に向けて配置され、上端部に配置された圧縮空気供給部40aと当該圧縮空気供給部40aの下端部に同軸に連通して下方に延びるコーン状の空気誘導部40bとからなる。上記圧縮空気供給部40aは、コンプレッサ39に接続し、当該コンプレッサ39から供給する空気を周方向から噴出し、その噴出する圧縮空気によるエジェクタ効果によって回りの空気が吸引されて上記空気誘導部40bを通じて大量の空気を吹き出すもので、コンプレッサ39から供給される圧縮空気の10倍から数十倍の空気を吹き出すことができる。
【0044】
そして、上記ような構成のカーボン除去用の蓋取装置20及び空気投入器21が、炭化室1の長手方向に並列して4台、上記装炭車6の前側に支持されている。
【0045】
次に、本発明の作用について説明する。
乾留したコークスの排出を終了し、石炭装入の順番となった炭化室1aの位置に装炭車6を移動させ、装炭車6に配置した装入用の蓋取機9を運転し、そのリフマグ9aにより装入蓋8aを取り外した後、装炭ホッパ7内の石炭を供炭フィーダ10を用いて切り出し、装入口5を介して炭化室1内に装入する。
【0046】
このとき、装炭車6に対し、その走行方向の端部に支持されている上記蓋取装置20及び空気投入器21は、石炭装入の順番となった装入口5の隣の装入口5から数えて5番目の次にコークスを排出する順番の炭化室1bの上部の装入口5前後の上方に位置している。
【0047】
そして、上記石炭装入作業中に、乾留の完了した炭化室1bのコークスを排出を行う。上記コークスの排出が完了し炉蓋が取り付けられたら、本実施形態では、4台の蓋取装置20を用いて、コークスの排出が完了した炭化室1に設けた4個の装入口5をそれぞれ閉塞している装入蓋8bを個々に取り外し、当該装入口5から空気を強制的に供給する。
【0048】
即ち、旋回用モータ30を駆動して旋回台28を旋回させ電磁石からなるリフマグ9aを対象とする装入蓋8の上方に移動させた後、蓋取装置20用のシリンダ装置27のピストンロッド27aを伸長作動して上記リフマグ29を降下させて装入蓋8bに近接又は接触させる。このとき、リフマグ29をON状態としておくことで、鉄製の装入蓋8bに着磁する。
【0049】
さらに、上記蓋取装置用のシリンダ装置27のピストンロッド27aを収縮作動して上記リフマグ29を上昇させて装入蓋8bを装入口5から外し、さらに、旋回用モータ30を作動されて旋回台28を旋回させて装入蓋8bを横に退避する。
【0050】
続いて、空気投入器21用のシリンダ装置33のピストンロッド33aを伸長作動して、図4に示すように、上記開口した装入口5に向けて空気投入器21を近接させ後に、5分程度コンプレッサ39を作動して、当該空気投入器21によって装入口5に向けて強制的に空気を供給する。
【0051】
すると、エジェクタ効果によって、周りの空気が吸引されコンプレッサ39から供給した圧縮空気量の10〜数10倍の空気が強制的に装入口5を通って炭化室1内に送られ、装入口周りの付着カーボンから順に燃焼若しくは剥離して当該装入口周りの付着カーボンが除去される。
【0052】
なお、この状態では、炭化室1b内には、あまり発生ガスが無く、また、炭化室1b内は高温であるので、空気に接触するだけで上記付着カーボンは自然燃焼する。
【0053】
上記空気の強制的供給を約5分間程度行った後に、コンプレッサ39を停止し、空気投入器21用のシリンダ装置33のピストンロッド33aを収縮作動して空気投入器本体40を上昇させて退避する。
【0054】
続けて、旋回用モータ30を作動させて旋回台28を旋回させてリフマグ29を対象とする装入口5の上方に再び水平移動させた後、蓋取装置20用のシリンダ装置27のピストンロッド27aを伸長作動して上記リフマグ29を降下させて装入口5に近接させてから、リフマグ29をOFF状態とすることで、磁着していた鉄製の装入蓋8bを装入口5に被せ、さらに、蓋取装置用のシリンダ装置27のピストンロッド27aを縮小作動させて上記リフマグ29を上方に退避させる。
【0055】
これにより、付着カーボン除去作業が終了する。この付着カーボン除去作業は、上述のように5分程度と短時間で完了するので、現在の石炭装入作業中に付着カーボンの除去作業は完了する。
【0056】
そして、現在の石炭装入作業が完了したら、装炭側に設けた蓋取器9を運転してリフマグ9aによって石炭装入した炭化室1bの装入口5に装入蓋8aを被せる。
【0057】
さらに、装炭車6を、次の石炭装入の炭化室1、即ち、上記コークスの押出及び付着カーボンの除去を行った炭化室1bまで走行させて上記作業を行う。
このように、本実施の形態では、従来のブロック操業による石炭装入及びコークス押出作業を維持しつつ、即ち、石炭装入間隔を従来と同様に約10分程度に設定して操業しても、ブロック操業の一環として、一番カーボンが付着し易い装炭口周りの付着カーボンを確実且つ簡易に除去できる。
【0058】
ここで、カーボン付着のために空気を投入することは炭化室1b内の温度低下に繋がるおそれがあるが、カーボンの燃焼による温度上昇により炭化室1内の温度変動の発生が抑えられ、付着カーボン除去作業のための炉体損傷の発生が抑えられる。
【0059】
しかも、上述のように、空気を強制的に所定のタイミングで供給するだけであるので、付着カーボン除去のための装置も、上述のように蓋取装置20と空気投入器21だけと簡単な構成となる。また、空気投入器21としてエジェクタ効果を利用した空気投入器21を採用することで、大量の空気を供給する場合であっても空気投入器21自体が小型軽量化を図ることができる。
【0060】
また、走行体を装炭用の装炭車6とすることで、付着カーボン除去のための独自の走行車が不要になると共に、装炭車6を石炭装入を行う炭化室1まで移動すると、自動的に蓋取装置20及び空気投入器21がカーボン除去を行う炭化室1位置に設置させるために、制御がその分だけ簡易となる。
【0061】
勿論、独自の走行車によってカーボン除去用の蓋取装置20及び空気投入器21を支持させて移動させてもよい。
なお、上記のように、カーボン除去用の蓋取装置20及び空気投入器21を装炭車6に支持させた場合には、走行方向の最後に位置する炭化室1に石炭装入の際には、同期を取ってカーボン除去作業が行われないこととなるが、これは例えば86回に1度程度の割合で発生するものであり、その同期を取れない分の5分程度のロスは問題にならない。
【0062】
また、上記実施の形態では、エジェクタ効果を利用した空気投入器21を利用した例で説明しているが、エジェクタ効果を利用しないで、直接コンプレッサ39からの空気を装入口5に噴出するような空気投入器21であってもよい。但し、この場合にはコンプレッサ39等が大型化する。
【0063】
また、上記のようにコークスの押出後に毎回カーボン除去作業を行うので、毎回完全にカーボンが除去されていなくても、効果はある。
【0064】
【実施例】
上記カーボン除去の効果を確認のための実験を行った。
コンプレッサからの空気の圧力を約1.0kg/cm、流量を約1Nm/分に設定して装入口から空気を供給したところ、当該装入口周辺のカーボンは、5〜15分程度で完全に除去できたことを確認した。特に、他の位置より、空気投入した装炭口下部のカーボン除去が促進させたことを確認した。なお、炭化室内全体においても全体的にカーボン除去はできているようであった。
【0065】
なお、実際に装入口から供給される空気量は、エジェクタ効果によって上記流量の20倍〜30倍程度となっている。以下の説明でも同様である。
次に、下記表1の空窯条件にて、さらに、効果の確認を行った。なお、空窯時間はほぼ空気投入時間であり、空気投入位置は、4個ある装入口の端からの番号である。
【0066】
【表1】

Figure 0003612911
【0067】
そして、1番ホールから一番離れた位置の炉蓋位置での窯口部温度を放射温度計にて測定してみたところ、下記表2に示す結果を得た。
【0068】
【表2】
Figure 0003612911
【0069】
この表2から分かるように、実際よりも長く30分程度も空気の投入を連続しても空窯前後の温度変化は−6℃〜100℃の範囲となっている。ここで、空気投入を行わないで30分程度放置した空窯では120℃程度の温度低下が見られることから、温度変化が小さいこと分かる。
【0070】
また、上昇管からガスをサンプリングしてガス分析を行ってみたところ、下記表3のような結果を得た。
【0071】
【表3】
Figure 0003612911
【0072】
この表3から分かるように、本発明に基づく付着カーボン除去作業時には、
濃度の低下、CO濃度の上昇により、カーボン除去が行われていることは明らかである。
【0073】
また、空気投入口下部のレンガ及び目地の損傷について目視確認を行ったが、レンガ損傷等は確認されなかった。
ちなみに、カーボンの燃焼量について考察すると、コンプレッサによる流量を0.78Nm/分とし32分供給したとすると、
供給酸素量は、次のようになる。
【0074】
0.78×32×(20〜30)×(0.21−0.07)
=65〜98Nm
また、燃焼カーボン量は、
(65〜98)÷22.4(m/kmol) ×12(kg/kmol )
=35〜52kgとなる。
【0075】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明を採用すると、簡単な手段で炉を損傷することなく、しかも、短時間でコークス炉装入口周りの付着カーボンの除去ができるという効果がある。
【0076】
また、石炭装入のための、所謂ブロック操業を維持しつつ装入口周りの付着カーボンの除去作業が実施できる。即ち、装入口周りの付着カーボンの除去のために別途時間を確保する必要がないという効果がある。
【0077】
さらに、空気投入の装置が小型軽量化することが可能となるという効果がある
【0078】
また、請求項に記載の発明を採用すると、装入口周りの付着カーボンの除去作業の自動化が図られる。
また、請求項に記載の発明を採用すると、石炭装入位置に既存の装炭車を移動させると、自動的に、蓋取装置及び空気投入器がカーボン除去用の炭化室の上に位置するため制御が容易となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るコークス炉及び装炭車等を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る炭化室を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る蓋取装置及び空気投入器を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る空気投入器による空気の強制供給を示す図である。
【図5】従来の装入口5の微開による温度変化を示す図である。
【符号の説明】
1 炭化室
3 コークス炉
5 装入口
6 装炭車
8 装入蓋
20 蓋取装置
21 空気投入器
23 延設フレーム部
24 昇降ガイドレール
26 昇降部
27 シリンダ装置
28 旋回台
29 リフマグ
30 モータ
31 昇降ガイドレール
32 昇降部
33 シリンダ装置
39 コンプレッサ
40 空気投入器本体[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a carbon removing method around a coke oven charging inlet and a carbon removing apparatus for removing carbon adhering around a charging inlet for charging coal in a coking chamber of a coke oven.
[0002]
[Prior art]
In a coke oven, coal is charged into a carbonization chamber from a charging inlet, and a charging coal layer is formed in the carbonizing chamber, and the charging coal layer is subjected to dry distillation over 10 hours by indirect heating. During this carbonization, gas is generated in the carbonization chamber, and this gas passes through the space above the charging coal bed and is collected in the air collecting pipe through the riser pipe.
[0003]
At this time, carbon is generated in the carbonization chamber due to the thermal decomposition of raw gas generated during the dry distillation of coal, and this carbon adheres to the carbonization chamber furnace wall, in particular, adheres to the furnace ceiling side above the charged coal layer. To do. The amount of carbon attached is said to be 600 μm in one dry distillation, and the attached carbon grows every time dry distillation is repeated.
[0004]
The adhering carbon as described above causes problems such as deterioration of heat transfer, reduction of charging coal amount, increase of coke extrusion resistance, etc., leading to troubles in coke oven operation. For this reason, it is necessary to remove the carbon adhering to the carbonization chamber furnace wall by the dry distillation.
[0005]
As a conventional method for removing the adhered carbon, for example, there is a method as disclosed in JP-A-61-231088. In this method, after the coke is extruded from the carbonization chamber, the furnace lids on the extruder side and the guide wheel side are not attached, that is, the both ends of the carbonization chamber are left open to the atmosphere for several hours, It is removed by carbon combustion due to contact and peeling off of the adhered carbon layer due to temperature drop in the furnace.
[0006]
Further, as described above, the amount of carbon adhering is the largest on the ceiling portion side of the carbonization chamber, and the charging port is a portion where it is difficult to remove adhering carbon because it is constructed with a complicated surface. Therefore, in order to remove the carbon adhering to the ceiling wall having the largest carbon adhesion amount in the carbonization chamber, particularly the adhering carbon around the inlet, the following carbon removal method has been proposed.
[0007]
That is, about 90 minutes before coke extrusion by tilting the charging lid that closes the charging port with respect to the carbonization chamber in which the carbonization in the carbonization chamber is completed and the coke is discharged. In addition, the charging port is slightly opened, and the top of the rising pipe is opened to open the upper end of the rising pipe.
[0008]
As a result, air is sucked into the carbonization chamber by natural ventilation from the micro-opening inlet, and the carbon adhering to the ceiling portion of the carbonization chamber is combusted along the route to the riser pipe, and the burned gas is removed from the riser pipe. The carbon is removed by being diffused into the atmosphere from the upper end.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the removal method in which the furnace lid is left open, both ends of the furnace are opened for a long time, and in addition to the large heat loss of the furnace, the bricks in the furnace are cut off due to a sudden drop in the furnace temperature. Production loss is inevitable because the carbonization chamber must be emptied for a long time.
[0010]
In particular, the vicinity of the inlet with a large amount of carbon adhesion is not suitable for removal of the amount of carbon adhesion around the inlet because it is away from the atmosphere opening position (furnace lid position).
In addition, in the removal method by natural ventilation with the charging opening slightly opened, since the flammable generated gas from the coal layer is accumulated in the upper part of the carbonization chamber before coke extrusion, it has priority over the attached carbon, The generated gas and coke are burned.
[0011]
As a result, not only a long time of about 90 minutes is required for carbon removal as described above, but as shown by A in FIG. 5, the temperature in the furnace rapidly increases when this removal method is performed. And it descends rapidly with the end of work. This causes problems such as damage to the furnace body itself, distortion of the furnace lid due to repeated rapid heating / cooling, damage to the seal plate, and the like.
[0012]
Furthermore, unnecessary combustion of the generated gas causes problems such as an increase in tar QI, which causes a gas recovery loss due to an undesirable change in the generated gas component to be recovered, and a new carbon adhesion due to a sudden rise in the furnace gas temperature. is there.
[0013]
This causes deterioration of the coke oven environment and shortening of the furnace life.
The present invention has been made paying attention to such problems, and a carbon removal method and carbon removal around a coke oven charging inlet that can remove adhering carbon around the charging inlet in a short period of time while suppressing damage to the furnace. An object is to provide an apparatus.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the carbon removal method around the coke oven charging inlet according to claim 1 of the present invention,In the so-called block operation, the coal charging into the plural coking chambers arranged in parallel is performed in order at a predetermined gate position, and the extrusion of the carbonized coke is sequentially performed in the predetermined gate position according to the order of the coal charging. When performing the coal charging and coke extrusion work, after the coke extrusion is completed for a predetermined time until the coal charging work to the carbonization chamber of the current coal charge is completed for the carbonization chamber after the coke extrusion is completed. Open the inlet of the carbonization chamber, and use the ejector effect of the compressed air ejected toward the opened inlet to bring an air inlet forcibly blowing air close to the inlet. To supply air to burn the carbon around the inletIt is characterized by that.
[0015]
According to the present invention, air is forcibly supplied from the inlet to the carbonization chamber which has become an empty kiln by extruding coke, that is, air is forcibly supplied from the inlet with a small amount of combustion gas. Thus, the air is mainly used for burning adhering carbon around the inlet.
[0016]
As a result, the adhering carbon is burned and removed in a short period of time, and the temperature drop in the carbonization chamber due to the forced supply of air is balanced with the temperature increase in the carbonization chamber due to the combustion of the adhering carbon. The occurrence of temperature fluctuations is avoided.
[0018]
In general, coal is charged at predetermined gates by a so-called block operation, for example, in order at a charging interval of about 10 minutes, and in a carbonization chamber separated from the predetermined gate during coal charging in synchronism with the charging. Coke is extruded from.
[0019]
According to the present invention, since the carbon removal operation can be performed in a short period of time (for example, in about 5 minutes) as described above, the carbon removal operation is completed until the current coal charging operation into the current carbonization chamber is completed. Can work.
[0020]
Therefore, the carbon deposition around the charging port is removed without significantly reducing the charging interval of the coal, that is, while maintaining the block operation and suppressing the production loss.
[0022]
According to the present invention, by using an air input device that utilizes the ejector effect, a large amount of air can be forcibly supplied even if the compressor for pumping air is small, and the air supply device can be reduced in size and weight. Figured.
[0023]
For example, an air amount 10 to several tens of times the amount of air pumped from the compressor can be forcibly blown from the inlet.
Next, the claim2The carbon removing apparatus described in 1 is a moving body that can move in the direction in which the carbonizing chambers are arranged on the coke oven, and a charging lid that closes the inlet of the carbonizing chamber that is supported by the moving body and is in an empty kiln state. A lid removing device for removing and attaching, and moving up and down toward the loading port supported by the moving body and toward the loading portAir is forcibly blown out using the ejector effect of the compressed airIt consists of an air thrower.
[0024]
According to the present invention, the moving body is moved to the target carbonization chamber in an empty kiln state, the charging lid is temporarily removed by an electromagnet-type lid removing device, and the air is directed toward the opened inlet. The input device is lowered and air is forcibly supplied from the inlet by the air input device.
[0025]
Thus, by adopting the present invention, the carbon removal work can be automated.
Next, the claim3The invention described in claim2In contrast to the configuration described in (1), the moving body is a charcoal vehicle that runs on a coke oven.
[0026]
According to the present invention, when the moving body is a charcoal vehicle, the carbon removal vehicle is automatically moved to the position of the carbonization chamber in which the coal is charged, so that the carbon removing lid removing device and the air input device are automatically provided. Is moved to the vicinity of the carbonization chamber where the current coke extrusion or the extrusion has been completed, that is, the carbonization chamber to be subjected to carbon removal.
[0027]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
First, the configuration will be described.
[0028]
The coke oven 3 of the present embodiment has a structure similar to that of the conventional one, and as shown in FIG. 1, the carbonization chamber 1 and the combustion chamber 2 are alternately arranged in a predetermined direction through furnace wall bricks 4, For example, 86 or more gates are arranged, and a plurality of inlets 5 (described as four in the following description) are provided in the longitudinal direction of the ceiling wall constituting each carbonization chamber 1 as shown in FIG. It is arranged.
[0029]
On the furnace of the coke oven 3, a charcoal vehicle 6 that can travel in the direction in which the carbonizing chambers 1 are arranged is disposed. In FIG. 1, 6a is the wheel.
The charcoal vehicle 6 is equipped with four charcoal hoppers 7 (only one is shown in FIG. 1), and the loading lids 8a attached to the respective charging ports 5 are removed. Four lids 9 for charging coal are provided. Each charging coal cover machine 9 is configured with a lifting magnet 9a (hereinafter referred to as a "lifting magnet") as a main body, and is fixed to the target iron charging lid 8a by magnetic force so that the charging lid 8a is attached. It can be lifted.
[0030]
And this coal loading vehicle 6 moves to the position of the carbonization chamber 1a which charges coal sequentially, and performs the charging operation of coal.
That is, first, the lid remover 9 is operated to magnetically attach the riff mug 9a to the charging lid 8a, and the charging lid 8a is removed from the charging port 5. Subsequently, the coal stored in each coal hopper 7 is cut out by the coal feeder 10 and charged into the carbonization chamber 1 a through the charging port 5.
[0031]
Further, after the coal charged in the carbonization chamber 1a is leveled by a leveler (not shown) to form a charged coal layer 11, the lid remover 9 is actuated again by the riff mug 9a. The charging inlet 5 is covered with a charging lid 8a and closed.
[0032]
Here, the charging coal layer 11 formed in the carbonization chamber 1 is indirectly heated by the heat transfer of the furnace wall brick 4 due to the temperature rise in the combustion chamber 2 disposed on both sides of the carbonization chamber 1. Distilled over several hours.
[0033]
The gas generated in the carbonization chamber 1 during the carbonization period passes through the upper space of the charging coal layer 11, is collected in the gas collection tube 13 through the riser 12, and is finally stored in the gas holder. .
[0034]
Further, in the carbonization chamber 1, carbon is generated by the thermal decomposition of raw gas generated during the coal carbonization, and this carbon adheres to the furnace wall of the carbonization chamber 1. The amount of gas generated during dry distillation is large at the beginning of dry distillation, gradually decreases with the progress of dry distillation, and becomes extremely small at the end of dry distillation. For this reason, the carbon adhering to the furnace wall of the carbonization chamber 1 increases in particular at the beginning of dry distillation.
[0035]
After the coal carbonization in the carbonization chamber 1 is finished, after removing the furnace lids (not shown) attached to both sides of the carbonization chamber 1, the high-temperature coke is pushed horizontally to the coke discharge side by an extruder, and the extruded coke is It is received by the fire extinguisher via the coke guide car, and the coke is extinguished.
[0036]
Coke is manufactured by sequentially repeating the above operation for each carbonization chamber 1 of the coke oven 3.
Here, coal charging into the carbonization chamber 1 reaching several dozen to hundred gates disposed in the coke oven 3 is performed in order, for example, every five gates in consideration of dry distillation efficiency and workability. The coke thus discharged is discharged from the carbonization chamber 1 every five gates according to the order of coal charging. For this reason, when charging to the carbonization chamber 1a in which coal is charged is completed, coke is discharged from the carbonization chamber 1 next to the fourth gate counting from the carbonization chamber 1 adjacent to the carbonization chamber 1. . The number of carbonization chambers 1 installed in the coke oven 3 is one furnace group, for example, 39 gates. In the coke oven 3 composed of two furnace groups, the number reaches 78 gates. Furthermore, since there are four inlets 5 in each chamber, there are as many as 312 inlets 5.
[0037]
Then, the coal charged in each carbonization chamber 1 is coke that is produced by dry distillation over a dozen times, and is discharged from each carbonization chamber 1 at intervals of about 10 minutes according to the order of coal charging. Therefore, the charging of coke into each carbonization chamber 1 is performed in order at intervals of about 10 minutes, and the discharge of coke from each carbonization chamber 1 in accordance with the timing of charging the coal into the carbonization chamber 1. Is done. In such a so-called block operation, the relationship between the carbonization chamber 1 in which the current coal is charged and the carbonization chamber 1 in which the coke is discharged is basically always separated by a predetermined interval, for example, the carbonization chamber 1 for four gates. It has become.
[0038]
In the present embodiment, when coke is produced in the coke oven 3, the carbon attached to the furnace wall of the carbonization chamber 1 is mechanically removed. The cover removing device for removal and the air input devices 21 are attached in groups of four.
[0039]
The four capping devices 20 and the air input device 21 are separated by four gates when counted from the adjacent charging port 5 when the coal-coating vehicle 6 is stopped in accordance with the position of the carbonizing chamber 1a in the order of coal charging. Further, each of the extension frame portions 23 extending in the alignment direction of the carbonization chambers 1 in the gantry frame 6b of the charcoal vehicle 6 so as to correspond to the positions of the carbonization chambers 1b in the order in which coke is discharged next. The lid removing device 20 and the air input device 21 are supported (see FIG. 1).
[0040]
The configuration of the carbon removing lid removing device 20 will be described. As shown in FIG. 3, an elevating part 26 is attached to an elevating guide rail 24 extending downward from the extended frame part 23 via a roller 25. The elevating part 26 can be moved up and down by being guided by the elevating guide rail 24. In addition, a cylinder of an elevating (hydraulic) cylinder device 27 is attached to the upper part of the elevating guide rail 24. The cylinder device 27 is arranged with its axis up and down, and projects the piston rod 27a downward and connects the tip of the piston rod 27a to the lift 26. As a result, the lift unit 26 can be moved up and down by operating the cylinder device 27.
[0041]
The elevating part 26 supports a swivel 28 made of an L-shaped frame. That is, the vertical portion 28a of the swivel base 28 is pivotally supported with respect to the lift unit 26 so as to be pivotable about the vertical axis, and the swivel base 28 is swung in the left-right direction by the turning motor 30 supported by the lift unit 26. It is possible. The horizontal portion 28b of the swivel base 28 is in a state of projecting laterally from the elevating portion 26, and protrudes downward from the lower surface of the horizontal portion 28b to support the riff mug 29 for loading lid magnetization. Yes. The driving means for turning the swivel base 28 is not limited to the turning motor 30 and may be constituted by a known rotary cylinder device 27 or the like.
[0042]
Further, as shown in FIG. 3, the air thrower 21 and its support structure are provided with an elevating part 32 attached to an elevating guide rail 31 extending downward from the extended frame part 23 in parallel with the guide rail 24, The elevating part 32 can be moved up and down by being guided by the elevating guide rail 31. A cylinder of a lifting / lowering (hydraulic) cylinder device 33 is attached to the upper part of the lifting / lowering guide rail 31. The cylinder device 27 is arranged with its axis facing up and down, projects the piston rod 33a downward, and connects the tip of the piston rod 33a to the lift unit 32. As a result, the lift unit 32 can be moved up and down by operating the cylinder device 33.
[0043]
An air injector main body 40 is attached to the elevating part 32. The air thrower body 40 is a known air throwing device that uses the ejector effect. The air thrower body 40 is arranged with its axis facing up and down, and a compressed air supply unit 40a arranged at the upper end and the lower end of the compressed air supply unit 40a. It consists of a cone-shaped air guiding portion 40b that communicates coaxially with the portion and extends downward. The compressed air supply unit 40a is connected to the compressor 39, jets air supplied from the compressor 39 from the circumferential direction, and the surrounding air is sucked by the ejector effect of the jetted compressed air and passes through the air guide unit 40b. A large amount of air is blown out, and 10 to several tens of times the compressed air supplied from the compressor 39 can be blown out.
[0044]
Then, the carbon removing lid removing device 20 and the air charging device 21 having the above-described configuration are supported on the front side of the charcoal vehicle 6 in parallel in the longitudinal direction of the carbonizing chamber 1.
[0045]
Next, the operation of the present invention will be described.
After discharging the carbonized coke, the coal loading vehicle 6 is moved to the position of the carbonization chamber 1a in which the coal charging sequence has been completed, and the charging lid remover 9 disposed in the coal loading vehicle 6 is operated. After removing the charging lid 8 a by 9 a, the coal in the coal charging hopper 7 is cut out using the coal feeder 10 and charged into the carbonizing chamber 1 through the charging port 5.
[0046]
At this time, with respect to the charcoal vehicle 6, the lid removing device 20 and the air input device 21 that are supported at the ends in the traveling direction are from the inlet 5 adjacent to the inlet 5 in the order of coal charging. It is located above the charging port 5 at the top of the carbonizing chamber 1b in the order of discharging the coke, which is the fifth one to be counted.
[0047]
During the coal charging operation, the coke in the carbonization chamber 1b that has been dry-distilled is discharged. When the discharge of the coke is completed and the furnace lid is attached, in this embodiment, the four charging ports 5 provided in the carbonizing chamber 1 where the discharge of the coke is completed are respectively used by using the four lid removing devices 20. The closed charging lid 8b is individually removed, and air is forcibly supplied from the charging inlet 5.
[0048]
That is, after driving the turning motor 30 to turn the turntable 28 and moving the riff mug 9a made of an electromagnet above the loading lid 8, the piston rod 27a of the cylinder device 27 for the lid removing device 20 is moved. And the riff mug 29 is lowered to bring it close to or in contact with the charging lid 8b. At this time, the riff mug 29 is turned on to magnetize the iron charging lid 8b.
[0049]
Further, the piston rod 27a of the cylinder device 27 for the lid removing device is contracted to raise the riff mug 29 to remove the charging lid 8b from the loading port 5, and further, the turning motor 30 is operated to turn the turntable. 28 is turned to retract the loading lid 8b to the side.
[0050]
Subsequently, the piston rod 33a of the cylinder device 33 for the air input device 21 is operated to extend, and as shown in FIG. The compressor 39 is operated to forcibly supply air toward the inlet 5 by the air input device 21.
[0051]
Then, due to the ejector effect, the surrounding air is sucked and 10 to several tens of times the amount of compressed air supplied from the compressor 39 is forcibly sent into the carbonizing chamber 1 through the charging port 5, and around the charging port. The attached carbon around the charging inlet is removed by burning or peeling sequentially from the attached carbon.
[0052]
In this state, there is not much generated gas in the carbonization chamber 1b, and since the inside of the carbonization chamber 1b is at a high temperature, the attached carbon spontaneously combusts only by contact with air.
[0053]
After forcibly supplying the air for about 5 minutes, the compressor 39 is stopped, the piston rod 33a of the cylinder device 33 for the air input device 21 is contracted to raise the air input device main body 40 and retract. .
[0054]
Subsequently, after the swivel motor 30 is operated to swivel the swivel base 28 to move the riff mug 29 horizontally above the loading port 5 as a target, the piston rod 27a of the cylinder device 27 for the capping device 20 is moved. The riffmag 29 is lowered and brought close to the inlet 5, and then the riffmag 29 is turned off so that the magnetically attached iron charging lid 8 b is placed on the inlet 5. Then, the piston rod 27a of the cylinder device 27 for the lid removing device is contracted to retract the riff mug 29 upward.
[0055]
Thereby, the adhered carbon removing operation is completed. This adhering carbon removing operation is completed in a short time of about 5 minutes as described above, so that the adhering carbon removing operation is completed during the current coal charging operation.
[0056]
When the current coal charging operation is completed, the lid cover 9 provided on the coal loading side is operated, and the charging lid 8a is placed on the charging port 5 of the carbonizing chamber 1b charged with the coal by the riff mug 9a.
[0057]
Further, the above operation is performed by moving the coal-coating vehicle 6 to the next coal charging carbonization chamber 1, that is, the carbonization chamber 1 b from which the coke is extruded and the attached carbon is removed.
Thus, in this embodiment, while maintaining the coal charging and coke extrusion operations by the conventional block operation, that is, even if the operation is performed with the coal charging interval set to about 10 minutes as in the conventional case. As part of the block operation, the carbon adhering around the coal loading port where carbon is most likely to adhere can be reliably and easily removed.
[0058]
Here, injecting air for carbon adhesion may lead to a decrease in temperature in the carbonization chamber 1b. However, temperature increase in the carbonization chamber 1 due to temperature increase due to carbon combustion can be suppressed, and carbon adhesion Occurrence of damage to the furnace body for removal work is suppressed.
[0059]
In addition, as described above, since air is forcibly supplied only at a predetermined timing, the apparatus for removing attached carbon also has a simple configuration including only the lid removing device 20 and the air input device 21 as described above. It becomes. In addition, by adopting the air input device 21 utilizing the ejector effect as the air input device 21, even when supplying a large amount of air, the air input device 21 itself can be reduced in size and weight.
[0060]
Moreover, by making the traveling body into the coal loading vehicle 6 for the coal loading, an original traveling vehicle for removing attached carbon becomes unnecessary, and when the coal loading vehicle 6 is moved to the carbonization chamber 1 where the coal is charged, In addition, since the lid removing device 20 and the air input device 21 are installed at the position of the carbonization chamber 1 where the carbon is removed, the control is simplified accordingly.
[0061]
Of course, the lid removal device 20 for removing carbon and the air input device 21 may be supported and moved by a unique traveling vehicle.
As described above, when the carbon removal cover device 20 and the air input device 21 are supported by the charcoal vehicle 6, when the coal is charged into the carbonization chamber 1 located at the end in the traveling direction. The carbon removal work is not performed in synchronization, but this occurs, for example, at a rate of about once every 86 times, and the loss of about 5 minutes that cannot be synchronized is a problem. Don't be.
[0062]
In the above-described embodiment, an example in which the air input device 21 using the ejector effect is used has been described. However, the air from the compressor 39 is directly ejected to the inlet 5 without using the ejector effect. The air input device 21 may be used. However, in this case, the compressor 39 and the like are enlarged.
[0063]
In addition, since the carbon removing operation is performed every time after the coke extrusion as described above, there is an effect even if the carbon is not completely removed each time.
[0064]
【Example】
An experiment was conducted to confirm the effect of removing the carbon.
The air pressure from the compressor is about 1.0 kg / cm2, The flow rate is about 1Nm3When air was supplied from the charging inlet at a setting of / min, it was confirmed that carbon around the charging inlet could be completely removed in about 5 to 15 minutes. In particular, it was confirmed that carbon removal at the lower part of the coal charging port where air was introduced was promoted from other positions. In addition, it seemed that the carbon was removed entirely in the entire carbonization chamber.
[0065]
Note that the amount of air actually supplied from the inlet is about 20 to 30 times the above flow rate due to the ejector effect. The same applies to the following description.
Next, the effect was further confirmed under the empty kiln conditions shown in Table 1 below. The empty kiln time is almost the air charging time, and the air charging position is a number from the end of the four inlets.
[0066]
[Table 1]
Figure 0003612911
[0067]
And when the kiln opening part temperature in the furnace cover position of the position furthest from 1st hole was measured with the radiation thermometer, the result shown in following Table 2 was obtained.
[0068]
[Table 2]
Figure 0003612911
[0069]
As can be seen from Table 2, the temperature change before and after the empty kiln is in the range of −6 ° C. to 100 ° C. even if the air is continuously supplied for about 30 minutes longer than actual. Here, in an empty kiln that is left for about 30 minutes without air supply, a temperature drop of about 120 ° C. is seen, so that the temperature change is small.
[0070]
Further, when the gas was analyzed by sampling the gas from the ascending pipe, the results shown in Table 3 below were obtained.
[0071]
[Table 3]
Figure 0003612911
[0072]
As can be seen from Table 3, during the carbon removal work based on the present invention,
O2Reduced concentration, CO2It is clear that carbon removal is being performed by increasing the concentration.
[0073]
Moreover, although the visual check was performed about the damage of the brick and joint of the lower part of an air inlet, brick damage etc. were not confirmed.
By the way, considering the amount of carbon combustion, the flow rate by the compressor is 0.78 Nm.3Assuming that it is supplied for 32 minutes per minute,
The amount of oxygen supplied is as follows.
[0074]
0.78 × 32 × (20-30) × (0.21-0.07)
= 65-98Nm3
The amount of carbon burned is
(65-98) /22.4 (m3/ Kmol) x 12 (kg / kmol)
= 35-52 kg.
[0075]
【The invention's effect】
As described above, when the present invention is adopted, there is an effect that carbon adhering around the inlet of the coke oven can be removed in a short time without damaging the furnace by simple means.
[0076]
Also,The operation of removing carbon adhering around the charging inlet can be performed while maintaining the so-called block operation for charging coal. That is, there is an effect that it is not necessary to secure a separate time for removing carbon adhering around the charging port.
[0077]
further,There is an effect that the air-filling device can be reduced in size and weight..
[0078]
Claims2When the invention described in (1) is adopted, the work of removing attached carbon around the inlet is automated.
Claims3When the invention described in the above is adopted, when the existing charcoal vehicle is moved to the coal charging position, the lid removal device and the air input device are automatically positioned on the carbonization chamber for carbon removal, so that the control is easy. There is an effect of becoming.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a coke oven, a charcoal vehicle, and the like according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a view showing a carbonization chamber according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a diagram showing a lid removing device and an air thrower according to an embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a diagram showing forced air supply by the air input device according to the embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a diagram showing a temperature change caused by slightly opening the conventional inlet 5;
[Explanation of symbols]
1 Carbonization chamber
3 Coke oven
5 Loading port
6 Charcoal car
8 Loading lid
20 Lid removal device
21 Air thrower
23 Extension frame
24 Lifting guide rail
26 Elevator
27 Cylinder device
28 swivel
29 Riff Mug
30 motor
31 Elevating guide rail
32 Lifting part
33 Cylinder device
39 Compressor
40 Air thrower body

Claims (3)

並列した複数門の炭化室への石炭装入を、所定門置きに順番に行うと共に、乾留されたコークスの押出を上記石炭装入の順番に従って上記所定門置きに順番に行う、所謂ブロック操業で石炭装入及びコークスの押出作業を行うに際し、上記コークス押出完了後の炭化室について、現在の石炭装入の炭化室への当該石炭装入作業が完了する迄の所定時間だけ、コークス押出完了後の炭化室の装入口を開放し、開放された装入口に向けて噴出する圧縮空気によるエジェクタ効果を利用して強制的に空気を吹き出す空気投入器を近接させ、当該空気投入器によって装入口に向けて空気を供給して装入口周りのカーボンを燃焼させることを特徴とするコークス炉装入口周りのカーボン除去方法。In the so-called block operation, the coal charging to the plural coking chambers arranged in parallel is performed in order in a predetermined gate position, and the extrusion of the dry coke is sequentially performed in the predetermined gate position in accordance with the order of the coal charging. When performing the coal charging and coke extrusion work, after the coke extrusion is completed for a predetermined time until the coal charging work into the carbonization chamber of the current coal charge is completed for the carbonization chamber after the coke extrusion is completed. The carbonization chamber is opened, and an air thrower forcibly blowing out air by using the ejector effect of the compressed air ejected toward the opened charge is brought close to the charging chamber. decoking method for coke RoSo inlet around, characterized in Rukoto burning a carbon spout around by supplying air toward. コークス炉の上を炭化室の並び方向に移動可能な移動体と、該移動体に支持されて空窯状態となった炭化室の装入口を閉塞する装入蓋を脱着する蓋取り装置と、上記移動体に支持され且つ上記装入口に向けて昇降すると共に当該装入口に向けて噴出する圧縮空気によるエジェクタ効果を利用して強制的に空気を吹き出す空気投入器とからなることを特徴とするカーボン除去装置。A movable body movable on the coke oven in the alignment direction of the carbonization chamber, and a lid removing device that removes a charging lid that closes the charging port of the carbonization chamber supported by the movable body and in an empty kiln state; And an air thrower that is supported by the moving body and moves up and down toward the loading port and forcibly blows air by using an ejector effect of compressed air that is blown toward the loading port. Carbon removal device. 上記移動体は、コークス炉上を走行する装炭車であることを特徴とする請求項に記載のカーボン除去装置。The carbon removal apparatus according to claim 2 , wherein the moving body is a charcoal vehicle that runs on a coke oven.
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