JP3612199B2 - Image forming apparatus - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、プリンタ、デジタル複写機、ファクシミリなど、LEDアレイヘッドの発光で露光を行なう電子写真方式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平9−52388号公報、特開平9−68816号公報、特開平9−134019号公報などには、ある一定以上の光エネルギを照射して初めて帯電電位が低下し始める特性を示す高γ感光体について開示されている。このような感光体は、弱光エネルギをカットすることができるので、レーザダイオードなどのビームで光書き込みを行なう場合に、このレーザダイオードのビームプロファイルの裾部をカットすることができるため、小径のドットでの光書き込みを行なうことができる。
【0003】
また、特開平9−52388号公報には、高γ感光体であるために、この感光体上に形成するドット径を現像バイアスなどで変えることが困難であることに鑑み、レーザダイオードの出力を変えることでドット径を変化させ、安定で階調性の高い光書き込みを行なおうとする技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、光書き込みにLEDアレイヘッドを用いる電子写真方式の画像形成装置では、LEDアレイヘッドにおいて主走査方向に配列されたLED発光素子は、個々に出力が異なっており、また、出力するビームの形状にバラツキがあるため、形成する画像に縦筋が発生するという不具合がある。この縦筋発生の対策として、従来は、画像のドットを形成する光量を一定にするような補正や、ドットの径を一定にするような補正を行なっているが、縦筋を充分に解消することができなかった。
【0005】
このような縦筋が発生する原因の一つとして、隣接しているLED発光素子のビームの裾部に形状のバラツキがあることが挙げられる。このビームの裾部のバラツキは、LEDアレイヘッドのLED発光素子が発するビームの形状にバラツキがあるため、このビームが入射するレンズとの相対位置によりビームプロファイルが歪められることによる。
【0006】
この発明の目的は、光書き込みにLEDアレイヘッドを用いる電子写真方式の画像形成装置において、画像に縦筋が発生するのを防止することにある。
【0007】
この発明の別の目的は、さらに、環境変動に強い、安定な画像形成装置を提供することにある。
【0008】
この発明の別の目的は、さらに、1ドットの径サイズを小さくすることができ、階調性の高い画像形成装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、1ドットあたりのLED発光素子の露光時間または単位時間あたりの発光エネルギ量を制御することにより、感光体の、その光エネルギに対する表面電位の変動を示す光減衰曲線の前記表面電位が略帯電電位の位置の接線と前記帯電電位の立ち下がり部の位置の接線との交点での前記光エネルギの値を、LEDアレイヘッドのLED発光素子による1ドット光エネルギ分布のピーク値以下で、このピーク値の20/255以上に維持する制御手段を備えている。
【0014】
従って、LEDアレイヘッドのLED発光素子のビームプロファイルの、1ドット光エネルギ分布のピーク値の略20/255以下の大きく裾が広がって、LED発光素子の個々のバラツキの大きい範囲の弱光エネルギをカットできる。
【0015】
請求項2に記載の発明は、感光体は高γ感光体である。
【0016】
従って、感光体の露光エネルギに対する表面電位の変化を示す光減衰曲線の傾斜部の傾きが大きい。
【0017】
なお、この明細書で高γ感光体とは、光減衰曲線の立ち下がり開始点でのLED発光素子の光エネルギをE1、光減衰曲線の飽和領域での接線と立ち下がり部での接線との交点でのLED発光素子の光エネルギをE2としたときに、“E2/E1”の値が、“0<E2/E1≦5”をとるものをいう(図2参照)。立ち下がり開始点とは、光減衰曲線の帯電電位付近での接線と、立ち下がり部での接線との交点である。
【0018】
請求項3に記載の発明は、感光体は低γ感光体である。
【0019】
従って、感光体の露光エネルギに対する表面電位の変化を示す光減衰曲線の傾斜部の傾きが小さい。
【0020】
なお、この明細書で低γ感光体とは、光減衰曲線の立ち下がり開始点でのLED発光素子の光エネルギをE1’、光減衰曲線の飽和領域での接線と立ち下がり部での接線との交点でのLED発光素子の光エネルギをE2’としたときに、低γ感光体とは、“E2’/E1’”の値が、“5<E2’/E1’”をとるものをいう(図2参照)。立ち下がり開始点とは、光減衰曲線の帯電電位付近での接線と、立ち下がり部での接線との交点である。
【0021】
請求項4に記載の発明は、1ドットあたりの光エネルギのピーク値を、感光体の光エネルギに対する表面電位の変動を示す光減衰曲線の飽和領域とした。
【0022】
従って、低γ感光体を用いた場合でも、環境変動に強くて、安定性の高い画像形成装置を提供することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
〔発明の第1の実施の形態〕
図1は、この発明の第1の実施の形態である画像形成装置に用いられるLEDアレイヘッド1の縦断面図である。同図に示すように、このLEDアレイヘッド1は、画像形成装置の所定位置のフレーム2に固定されている固定台3、3に、ねじ作用により止められる焦点位置合わせねじ4、4により、位置調節可能に左右を支持されている。LEDアレイヘッド1の一方の面は感光体5側に対峙していて、LED発光素子6、6、…が所定の配列で配置されている。さらに、LEDアレイヘッド1の感光体5側には、レンズ7が設けられ、LED発光素子6、6、…の発する光は、このレンズ7を介して感光体5を照らす。そして、このLEDアレイヘッド1は、感光体5上を露光して、静電潜像を形成する。
【0024】
なお、図示は省略するが、この実施の形態の画像形成装置は、感光体5を帯電する帯電装置、感光体5上の静電潜像をトナーで現像する現像装置、この現像後のトナー画像を用紙に転写する転写装置、この転写後のトナー画像を用紙に定着する定着装置、前記転写後の感光体の残存トナーをクリーニングするクリーニング装置など、従来周知の装置を有し、電子写真プロセスによる画像の形成を行なう。
【0025】
感光体5は高γ感光体を用いている。図2に示すグラフには、この高γ感光体を用いた感光体5の場合の露光エネルギに対する表面電位の変動を示す光減衰曲線を符号L1で示し、低γ感光体を用いた感光体5の場合の光減衰曲線を符号L2で示している。
【0026】
図2において、露光エネルギE1は、光減衰曲線L1の立ち下がり開始点でのLED発光素子6、6、…の光エネルギである。この立ち下がり開始点とは、光減衰曲線L1の帯電電位付近での接線T1と、立ち下がり部での接線T2との交点L11である。同様に、露光エネルギE1’は、光減衰曲線L2の立ち下がり開始点でのLED発光素子6、6、…の光エネルギであり、これは光減衰曲線L2の帯電電位付近での接線T1と、立ち下がり部での接線T2’との交点L21である。また、露光エネルギE2は、光減衰曲線L1の飽和領域での接線T3と、立ち下がり部での接線T2との交点L12である。同様に、露光エネルギE2’は、同様に、光減衰曲線L2の飽和領域での接線T3と、立ち下がり部での接線T2’との交点L22である。
【0027】
そして、この明細書において、高γ感光体とは、“E2/E1”の値が、“0<E2/E1≦5”をとるものをいい、低γ感光体とは、“E2’/E1’”の値が、“5<E2’/E1’”をとるものをいう。図2から明らかなように、感光体5は、高γ感光体の場合の交点L11における露光エネルギE1も、低γ感光体の場合の交点L21における露光エネルギE1’も、ある程度の大きさをもっている。これに対し、通常の感光体では、光減衰曲線の立ち下がり開始点でのLED発光素子の光エネルギは、ほぼ“0”である。高γ感光体の場合は、低γ感光体の場合に比べて、立ち下がり部の傾きが大きい。
【0028】
図3は、この画像形成装置の制御系のブロック図である。同図に示すように、この制御系は、CPU21に、ROM22、RAM23、LEDアレイヘッド1を駆動するLED駆動回路24が、バス25で接続されている。また、図示は省略するが、バス25には、前記の帯電装置、現像装置、転写装置、定着装置、クリーニング装置など、従来周知の装置を制御するための各種センサ、アクチュエータが接続されている。ROM22には、この画像形成装置の各部を制御するためのプログラムや固定データが格納されている。特に、このROM22には、LED発光素子6の1ドット発光時間をPWM制御するための、後述するデューティー比のデータを格納している。
【0029】
図4は、このLED発光素子6の1ドット発光時間を決定する手順をフローチャートの形で説明するものである。以下では、この手順を感光体5が高γ感光体である場合で説明する。まず、光減衰曲線L1の立ち下がり開始点L11での露光エネルギE1を測定する(ステップS1)。これは、光減衰曲線L1を測定により求め、この光減衰曲線L1に接線T1、T2を引いて、交点L11の位置を求めればよい。次に、LED発光素子6の1ドット光エネルギ分布のピーク値を何度か求めて、このピーク値の平均値P1を求める(ステップS2)。そして、LED発光素子6の露光エネルギを求める(ステップS3)。例えば、LED発光素子6の所望の露光エネルギP1’を、ピーク値(平均値)P1の“35/255”に設定したい場合であれば、“P1’=P1×35/255”の演算を行なって、前記したデューティー比を“E1/P1’”で求めて(ステップS4)、このデューティー比のデータをROM22に格納する(ステップS5)。以上の手順は、感光体5が低γ感光体であるときも同様である。
【0030】
図5は、このデューティー比のデータがROM22に格納された画像形成装置による画像形成プロセスを説明するフローチャートである。同図に示すように、この画像形成プロセスでは、CPU21が前記デューティー比のデータをROM22から読み込み、予めLED発光素子6の1ドット発光時間を設定する(ステップS11)。そして、前記の帯電装置、現像装置、転写装置、定着装置、クリーニング装置などを制御して、帯電プロセス(ステップS12)、露光プロセス(ステップS13)、現像プロセス(ステップS14)、転写・定着・クリーニングプロセス(ステップS15)を経て、画像の形成を行なう。露光プロセス(ステップS13)においては、前記デューティー比のデータに基づいて、CPU21がLED駆動回路24によりLED発光素子6、6、…の1ドット発光時間を制御する。これにより、前記の例では、LED発光素子6の露光エネルギP1’を、ピーク値P1の“35/255”にすることができる。帯電プロセス(ステップS12)、現像プロセス(ステップS14)、転写・定着・クリーニングプロセス(ステップS15)については、従来周知の技術と同様のプロセスであり詳細な説明は省略する。
【0031】
図6は、3例の異なるLED発光素子6によるビームプロファイルの例を示したグラフである。このグラフからわかるように、ビームプロファイルの裾部の形状は、発光素子6により大きくバラつく。そして、このビームプロファイルのピーク値の約20/255以下で裾部が大きく広がっていることがわかる。そこで、前記のように、デューティー比の選択により、1ドット発光時間の制御による露光エネルギを、ビームプロファイルのピーク値の20/255以上とする。
【0032】
図7は、(a)が通常の感光体を用いたときの1ドットの潜像電位を示すグラフであり、(b)、(c)、(d)はいずれも、一定値以上の光エネルギを受けて初めて帯電電位の低下が開始する感光体を感光体5に用いた本画像形成装置の場合の1ドットの潜像電位を示すグラフである。(b)は高γ感光体を用いた場合、(c)は低γ感光体を用いた場合、(d)は低γ感光体を用い、かつ、1ドットあたりの光エネルギのピーク値を光減衰曲線L2の飽和領域となるようにした場合を、各々示している。同図から、(a)の通常の感光体を用いた場合に比べ、(b)、(c)、(d)の1ドット潜像電位は、露光ビームの裾部の広がり部分をカットしたような潜像電位になっていることがわかる。
【0033】
以上説明した画像形成装置によれば、1ドットあたりの露光エネルギを、図6のビームプロファイルに示す1ドット光エネルギ分布のピーク値の20/255以上としたので、ビームプロファイルで大きく裾が広がっていてバラツキの大きい部分の弱光エネルギをカットできるので、画像に縦筋が発生するのを確実に防止することができる。
【0034】
また、感光体5に高γ感光体を用いた場合は、図2に示す光減衰曲線L1の傾斜部の傾きが大きいため、環境変動に強くて、安定性の高い画像形成装置を提供することができる。
【0035】
さらに、感光体5に低γ感光体を用いた場合は、図2に示す光減衰曲線L2の傾斜部の傾きが小さいため、LED発光素子6の1ドットあたりの露光エネルギを変えることにより、1ドットの径サイズを小さくすることができ、階調性の高い画像形成装置を提供することができる。
【0036】
そのうえ、この低γ感光体を用いた場合に、1ドットあたりの露光エネルギのピーク値を、図2に示す光減衰曲線L2の飽和部にある値とすることにより、低γ感光体を用いた場合でも、環境変動に強くて、安定性の高い画像形成装置を提供することができる。
【0037】
なお、いうまでもなく、前記実施の形態は、この発明を限定するものではない。例えば、前記の例では、1ドットあたりの露光エネルギを、1ドットあたりの露光時間の調節により決定しているが、LED発光素子6が単位時間あたりに出力する露光エネルギの調節で決定するようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明は、感光体は一定値を下回る弱光エネルギをカットするから、隣接しているLED発光素子のビームの裾部に形状のバラツキがあっても、ビームプロファイルが歪められることがないので、画像に縦筋が発生するのを防止することができる。
【0040】
また、LEDアレイヘッドのLED発光素子のビームプロファイルの、1ドット光エネルギ分布のピーク値の略20/255以下の大きく裾が広がって、LED発光素子の個々のバラツキの大きい範囲の弱光エネルギをカットできるので、画像に縦筋が発生するのを更に確実に防止することができる。
【0041】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、感光体の露光エネルギに対する表面電位の変化を示す光減衰曲線の傾斜部の傾きが大きいので、環境変動に強くて、安定性の高い画像形成装置を提供することができる。
【0042】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、感光体の露光エネルギに対する表面電位の変化を示す光減衰曲線の傾斜部の傾きが小さいので、LED発光素子の1ドットあたりの露光エネルギを変えることにより、1ドットの径サイズを小さくすることができ、階調性の高い画像形成装置を提供することができる。
【0043】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、低γ感光体を用いた場合でも、環境変動に強くて、安定性の高い画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態である画像形成装置のLEDアレイヘッドの縦断面図である。
【図2】前記画像形成装置の感光体の露光エネルギに対する表面電位の変化を示すグラフである。
【図3】前記画像形成装置の制御系の電気的な接続を示すブロック図である。
【図4】前記LEDアレイヘッドのLED発光素子の1ドット発光時間を決定する手順を説明するフローチャートである。
【図5】前記画像形成装置の画像形成処理を説明するフローチャートである。
【図6】異なる3例の前記LED発光素子によるビームプロファイルの例を示したグラフである。
【図7】前記感光体の1ドットの潜像電位を示すグラフであり、(a)は通常の感光体の場合、(b)は高γ感光体を用いた場合、(c)は低γ感光体を用いた場合、(d)は低γ感光体を用い、かつ、1ドットあたりの光エネルギを光減衰曲線の飽和領域となるようにした場合である。
【符号の説明】
1 LEDアレイヘッド
5 感光体(高γ感光体、低γ感光体)
6 LED発光素子
L1、L2 光減衰曲線
T1 表面電位が略帯電電子の位置の接線
T2、T2’ 帯電電位の立ち下がり部の位置の接線
L11 T1とT2の交点
L12 T1とT2’の交点[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE
[0002]
[Prior art]
JP-A-9-52388, JP-A-9-68816, JP-A-9-134019, etc. show a high γ photosensitivity that shows the characteristic that the charging potential starts to decrease only after irradiation with a certain amount of light energy. The body is disclosed. Since such a photoconductor can cut weak light energy, when performing optical writing with a beam of a laser diode or the like, the bottom of the beam profile of the laser diode can be cut. Optical writing with dots can be performed.
[0003]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-52388 describes the output of a laser diode in view of the fact that it is difficult to change the dot diameter formed on the photoconductor with a developing bias because it is a high γ photoconductor. A technique has been disclosed in which the dot diameter is changed by changing to perform optical writing with high stability and high gradation.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in an electrophotographic image forming apparatus using an LED array head for optical writing, LED light emitting elements arranged in the main scanning direction in the LED array head have different outputs, and the shape of the beam to be output Therefore, there is a problem that vertical stripes occur in the image to be formed. Conventionally, as countermeasures against the occurrence of vertical stripes, correction is performed to make the amount of light forming the dots of the image constant or correction to make the diameter of the dots constant, but the vertical stripes are sufficiently eliminated. I couldn't.
[0005]
One cause of the occurrence of such vertical streaks is that there is a variation in the shape of the bottom of the beam of the adjacent LED light emitting element. This variation in the bottom of the beam is due to variations in the shape of the beam emitted by the LED light emitting element of the LED array head, and the beam profile is distorted by the relative position with respect to the lens on which this beam is incident.
[0006]
An object of the present invention is to prevent vertical stripes from occurring in an image in an electrophotographic image forming apparatus using an LED array head for optical writing.
[0007]
Another object of the present invention is to provide a stable image forming apparatus that is resistant to environmental fluctuations.
[0008]
Another object of the present invention is to provide an image forming apparatus that can reduce the diameter size of one dot and has high gradation.
[0013]
[ Means for Solving the Problems ]
According to the first aspect of the present invention, the light attenuation curve showing the fluctuation of the surface potential with respect to the light energy of the photoreceptor by controlling the exposure time of the LED light emitting element per dot or the amount of light emission energy per unit time. The value of the light energy at the intersection of the tangent at the position where the surface potential is substantially charged and the tangent at the falling portion of the charged potential is expressed as the one-dot light energy distribution by the LED light emitting element of the LED array head. Control means for maintaining the peak value below 20/255 below the peak value is provided.
[0014]
Therefore, the beam profile of the LED light emitting element of the LED array head has a large skirt that is approximately 20/255 or less of the peak value of the one-dot light energy distribution, so that the weak light energy in the range where the individual variations of the LED light emitting element are large is reduced. Can be cut.
[0015]
In the invention described in
[0016]
Therefore, the slope of the light attenuation curve showing the change in surface potential with respect to the exposure energy of the photoreceptor is large.
[0017]
In this specification, the high γ photoconductor means that the light energy of the LED light emitting element at the falling start point of the light attenuation curve is E1, the tangent in the saturation region of the light attenuation curve and the tangent in the falling portion. When the light energy of the LED light emitting element at the intersection is E2, the value of “E2 / E1” is “0 <E2 / E1 ≦ 5” (see FIG. 2). The falling start point is an intersection of a tangent line near the charged potential of the light attenuation curve and a tangent line at the falling portion.
[0018]
In the invention described in claim 3 , the photosensitive member is a low γ photosensitive member.
[0019]
Therefore, the inclination of the inclined portion of the light attenuation curve indicating the change in surface potential with respect to the exposure energy of the photoreceptor is small.
[0020]
In this specification, the low γ photoconductor means the light energy of the LED light emitting element at the falling start point of the light attenuation curve as E1 ′, the tangent in the saturation region of the light attenuation curve, and the tangent in the falling portion. When the light energy of the LED light emitting element at the intersection of E2 ′ is E2 ′, the low γ photoconductor means that the value of “E2 ′ / E1 ′” takes “5 <E2 ′ / E1 ′”. (See FIG. 2). The falling start point is an intersection of a tangent line near the charged potential of the light attenuation curve and a tangent line at the falling portion.
[0021]
According to the fourth aspect of the present invention, the peak value of the light energy per dot is the saturation region of the light attenuation curve indicating the fluctuation of the surface potential with respect to the light energy of the photosensitive member.
[0022]
Therefore, even when a low γ photoconductor is used, it is possible to provide an image forming apparatus that is resistant to environmental changes and has high stability.
[0023]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
First Embodiment of the Invention
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of an
[0024]
Although not shown, the image forming apparatus of this embodiment includes a charging device that charges the
[0025]
The
[0026]
In FIG. 2, the exposure energy E1 is the light energy of the LED light-emitting
[0027]
In this specification, the high γ photoconductor means that the value of “E2 / E1” takes “0 <E2 / E1 ≦ 5”, and the low γ photoconductor means “E2 ′ / E1”. The value of “” is “5 <E2 ′ / E1 ′”. As is apparent from FIG. 2, the
[0028]
FIG. 3 is a block diagram of a control system of the image forming apparatus. As shown in the figure, in this control system, a ROM 21, a
[0029]
FIG. 4 illustrates a procedure for determining the one-dot light emission time of the LED light-emitting
[0030]
FIG. 5 is a flowchart for explaining an image forming process by the image forming apparatus in which the duty ratio data is stored in the ROM 22. As shown in the figure, in this image forming process, the CPU 21 reads the data of the duty ratio from the ROM 22 and sets the one-dot light emission time of the LED
[0031]
FIG. 6 is a graph showing examples of beam profiles obtained by three different LED
[0032]
FIG. 7 is a graph showing the latent image potential of one dot when a normal photoconductor is used, and (b), (c), and (d) are all light energy above a certain value. 4 is a graph showing a latent image potential of one dot in the case of the present image forming apparatus in which the photosensitive member whose charging potential starts to decrease for the first time is received. (B) when a high γ photoconductor is used, (c) when a low γ photoconductor is used, (d) using a low γ photoconductor, and the peak value of light energy per dot is measured. The cases where the saturation region of the attenuation curve L2 is set are shown. From the same figure, the one-dot latent image potentials of (b), (c), and (d) seem to have cut off the flared part of the exposure beam as compared with the case of using the ordinary photoconductor of (a). It can be seen that the latent image potential is obtained.
[0033]
According to the image forming apparatus described above, the exposure energy per dot is set to 20/255 or more of the peak value of the one-dot light energy distribution shown in the beam profile of FIG. Therefore, it is possible to reliably prevent the occurrence of vertical stripes in the image because the weak light energy in the portion with large variation can be cut.
[0034]
In addition, when a high γ photoconductor is used as the
[0035]
Further, when a low γ photoconductor is used as the
[0036]
In addition, when this low γ photoconductor is used, the low γ photoconductor is used by setting the peak value of the exposure energy per dot to a value in the saturated portion of the light attenuation curve L2 shown in FIG. Even in this case, it is possible to provide an image forming apparatus that is highly resistant to environmental changes and highly stable.
[0037]
Needless to say, the above embodiment does not limit the present invention. For example, in the above example, the exposure energy per dot is determined by adjusting the exposure time per dot, but it is determined by adjusting the exposure energy output by the LED
[0038]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, since the photoconductor cuts weak light energy below a certain value, the beam profile is distorted even if there is a variation in the shape of the bottom of the beam of the adjacent LED light emitting element. Therefore, it is possible to prevent vertical stripes from occurring in the image.
[0040]
In addition , the beam profile of the LED light emitting element of the LED array head has a large skirt that is approximately 20/255 or less of the peak value of the 1-dot light energy distribution, and the weak light energy in the range where the individual variation of the LED light emitting element is large. Since it can be cut, it is possible to more reliably prevent the occurrence of vertical stripes in the image.
[0041]
According to the second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, since the slope of the slope of the light attenuation curve indicating the change in surface potential with respect to the exposure energy of the photoreceptor is large, it is resistant to environmental fluctuations and stable. An image forming apparatus with high image quality can be provided.
[0042]
In the invention of claim 3 , in the invention of
[0043]
The invention described in
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of an LED array head of an image forming apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a graph showing a change in surface potential with respect to exposure energy of a photoreceptor of the image forming apparatus.
FIG. 3 is a block diagram showing an electrical connection of a control system of the image forming apparatus.
FIG. 4 is a flowchart illustrating a procedure for determining a one-dot light emission time of an LED light emitting element of the LED array head.
FIG. 5 is a flowchart illustrating an image forming process of the image forming apparatus.
FIG. 6 is a graph showing an example of a beam profile by three different examples of the LED light emitting element.
7 is a graph showing a latent image potential of one dot of the photoconductor, where (a) is a normal photoconductor, (b) is a high γ photoconductor, and (c) is a low γ. When a photoconductor is used, (d) shows a case where a low γ photoconductor is used and the light energy per dot is set to a saturation region of the light attenuation curve.
[Explanation of symbols]
1
6 LED light-emitting elements L1, L2 Light decay curve T1 Tangential line T2, T2 'of surface potential is substantially charged electron position L11 T1 and T2 intersection point L12 T1 and T2 intersection point
Claims (4)
この感光体に光を照射して静電潜像を形成するLEDアレイヘッドと、
を備え、
1ドットあたりの前記LED発光素子の露光時間または単位時間あたりの発光エネルギ量を制御することにより、感光体の、その光エネルギに対する表面電位の変動を示す光減衰曲線の前記表面電位が光減衰の生じていない部分の接線と光減衰が開始し始めた部分の近傍の接線との交点での前記光エネルギの値を、LEDアレイヘッドのLED発光素子による1ドット光エネルギ分布のピーク値以下で、このピーク値の20/255以上に維持する制御手段を備えていることを特徴とする電子写真方式の画像形成装置。 A photosensitive member whose charging potential starts to decrease only after receiving light energy above a certain value;
An LED array head for forming an electrostatic latent image by irradiating light to the photoreceptor;
With
By controlling the luminous energy per exposure time or unit time of the LED light emitting element per dot, the photosensitive member, the surface potential of the light attenuation curve showing the variation of surface potential with respect to the light energy of the light attenuation The value of the light energy at the intersection of the tangent of the non-occurring part and the tangent in the vicinity of the part where light attenuation has started is less than or equal to the peak value of the one-dot light energy distribution by the LED light emitting elements of the LED array head, images forming apparatus of an electrophotographic system you characterized by comprising a control means for maintaining the 20/255 or more of the peak value.
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