JP3612044B2 - Mosquito coil - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、蚊取り線香を点火した状態で収納する容器に関し、特に球状をしていて、転動しても酸欠にならず、灰もこぼれない構造とした安全な蚊取り線香容器に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
特開平8−103198号公報に記載のように、2枚貝のような形状の容器の中に蚊取り線香を収納して半開きにしておき、布団などの重みが加わると、上蓋が閉じて火災防止できる構造が提案されている。
【0003】
しかしながら、布団などの重みで上蓋が閉じると、酸欠で自然消火するので、蚊取り線香としての役目を果たせなくなる。
【0004】
通常は、上蓋が半開きの状態で使用するため、蚊取り線香の上に紙や衣類などがかかると、焦がしたり、着火したりする危険がある。
【0005】
一方、蹴飛ばしたりした場合も、上蓋が閉じない限り、点火したままで燃焼し続けるため、危険である。
【0006】
容器が球状あるいは達磨状をしており、しかも蹴飛ばしたりしても、達磨のように一定の姿勢に復元できると、安全である。
【0007】
本発明の技術的課題は、このような問題に着目し、常時球状ないし達磨状に閉じた状態でも酸欠になることなく、しかも転動や転倒しても自然に元の正常な状態に復元でき、さらに灰がこぼれることもない、火災防止に適した安全な蚊取り線香容器を実現することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の技術的課題は次のような手段によって解決される。請求項1は、球状ないし達磨状の容器を上下に2分割した形状をしており、その少なくとも下側容器の内部に蚊取り線香の支持手段を設け、かつ下側容器の底部に復元用の重りを付けてある。
【0009】
このように、球状ないし達磨状の容器を上下に2分割した形状をしているので、開閉して蚊取り線香を入れたり、灰を出したりできる。また、少なくとも下側容器の内部に蚊取り線香の支持手段を設け、かつ底部に重りを付けてあるので、蹴飛ばしたり、転動したりしても、重りの作用で自動的に通常の正常な姿勢に復元し、正常な燃焼を継続できる。
【0010】
また、前記の上側容器の天井部内に垂下状の筒部を有し、この垂下筒部内のハット状部の鍔部外周が前記の筒部の下端と連結している。そして、前記の垂下筒部の側壁に通気孔が開いている。また、前記垂下筒部より外側で上側容器の内壁に連結されたすり鉢状隔壁に、前記通気孔とずらした位置に通気窓孔が開いており、しかも下端中央が開口している。
【0011】
このように、上側容器の天井部から垂下している筒部の側壁に通気孔が開いている。また、すり鉢状隔壁にも通気窓孔が開いており、しかも下端中央も開口している。
【0012】
したがって、垂下状の筒部の側壁の通気孔とすり鉢状隔壁の通気窓孔から外気が入るので、内部の蚊取り線香が酸欠となることはなく、また蚊取り線香から発生した煙も円滑に排煙できる。
【0013】
しかも、垂下状筒部の側壁の通気孔とすり鉢状隔壁の通気窓孔はずれているので、容器が逆さになった際に、すり鉢状隔壁の通気窓孔を通過した灰が、垂下状筒部からこぼれ出すことはない。また、容器が逆さになったときに、すり鉢状隔壁の中央の開口から落下したわずかの灰は、ハット状部に阻止される。そして、すり鉢状隔壁を通過した灰は、次に容器が元の状態に復元する際に、すり鉢状隔壁の内面に沿って中央の開口に滑り落ち、次いで下側容器内に落下するので、垂下状筒部の側壁の通気孔から外部に灰が漏れ出す恐れはない。
【0014】
請求項2は、請求項1に記載の下側容器の底部内に、蚊取り線香の支持体を有しており、前記のすり鉢状隔壁の下端から直径方向に延長している落下阻止手段を有している。そして、前記の支持体に支持された蚊取り線香が、落下阻止手段によって、転動しても脱落不能に支持される構造となっている。
【0015】
このように、下側容器の底部に設けた支持体に蚊取り線香を支持した状態で、すり鉢状隔壁の下端から直径方向に延長している落下阻止手段で、転動しても脱落しないように支持される構造となっているので、容器が逆さになったり、転動したりしても、蚊取り線香が支持体から脱落するようなことはなく、継続して支持され、支障なく燃焼し続けることができる。
【0016】
請求項3は、縦断面形状がL字状の薄板からなる線香受けの水平部に2本のスリットを開けて、その中に、下側から二股状の2本のテーパ状の指状部を挿入することによって、線香受けを蚊取り線香の直径方向に水平に支持し、この線香受けの鉛直部の上端縁を鋸歯状に形成してあることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の蚊取り線香容器である。
【0017】
このように、縦断面形状がL字状の薄板からなる線香受けの水平部に2本のスリットを開けて、その中に、下側から二股状の2本のテーパ状の指状部を挿入することによって、線香受けを蚊取り線香の直径方向に水平に支持し、うず巻き状の蚊取り線香は、その直径方向の線香受けの上に載置支持される。したがって、容器が転動したり、蹴飛ばされたりして乱暴に扱われても、蚊取り線香が折れたり、重みで外側が垂れ下がったりする恐れがない。また、線香受けの鉛直部の上端縁を鋸歯状に形成してあって、蚊取り線香との接触面積が小さいので、蚊取り線香が途中で消えるようなこともない。
【0018】
請求項4は、請求項1、請求項2または請求項3に記載の上側容器の下端と下側容器の上端とが、互いに螺合し合うネジ構造になっている蚊取り線香容器である。このように、上側容器の下端と下側容器の上端とが、互いに螺合し合うネジ構造になっているので、互いにネジ結合して球状体にしたとき、突起物が無く、すっきりした球状体にできる。しかも、突起物が無いので、転動する際に円滑に転動でき、震動で内部の蚊取り線香が損傷したり、支持体から折れ落ちたりする恐れがない。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に本発明による蚊取り線香容器が実際上どのように具体化されるか実施形態を説明する。図1は本発明による蚊取り線香容器の外観を示す側面図である。本発明の蚊取り線香容器は、半球状の下側容器1と半球状の上側容器2とを突き合わせた状態で閉じ、周知の着脱機構22、23でロック可能となっている。このように一体にロックすると、図示のように球状となる。
【0020】
図2(2)はこの球状の蚊取り線香容器の縦断面図であり、(1)は頂部の平面図である。図3は下側容器1と上側容器2を分離した状態の縦断面図である。図示例の蚊取り線香容器は、ちょうど上下対称となるように、2分割されている。すなわち、地球儀の赤道の位置で分割されている。
【0021】
下側容器1は、地球儀の南半球のような形状をしており、内部の空洞の中心に蚊取り線香支持用の支柱4の基端を固定してある。この支柱4の上端4aは、蚊取り線香の中心のスリットに挿入できるように尖っている。そして、この尖端4aは、球状容器のちょうど中心位置の高さになっており、数mm下側の位置に、ストッパー4bを有している。
【0022】
したがって、図2、図3のように、渦巻き状の蚊取り線香5の中心のスリットに前記の尖端4aを挿入すると、蚊取り線香5はストッパー4b上に水平に支持される。
【0023】
尖端4aの下側には、バネ性舌片4cを有しており、蚊取り線香中心のスリットに尖端4aを挿入する際に、このバネ性舌片4cが閉じて蚊取り線香中心のスリットを通過すると、フリーになって開き、図示の状態となる。したがって、上下逆さになっても、蚊取り線香はこのバネ性舌片4cに引っ掛かって支持されるので、蚊取り線香が脱落することはない。
【0024】
図からも明らかなように、球状の蚊取り線香容器の内径は、蚊取り線香5の最大直径より多少大きめに製作してある。
【0025】
この蚊取り線香容器は、転動することを前提にしているが、たとえ転動しても、最終的には、図示のように支柱4が鉛直になり、蚊取り線香5がストッパー4b上で水平になった状態で、球状容器が安定するように、下側容器1の外側の底面1cは水平にしてあり、しかも支柱4の根元の部分に、鉛などの重り6を固定してある。
【0026】
したがって、通常は、蚊取り線香5が燃焼して生じる灰は、底部すなわち重り6の上に堆積する。
【0027】
下側容器1の側壁内面に固定されている外気取り込み部7は、外筒8と内筒9とからなっている。すなわち、外筒8および内筒9の外端が、下側容器1の側壁内面に固定されている。そして、内筒9の外端9aは外気に開口しており、左右の側壁に通気孔9bが開いていて、外気導入筒となっている。内端9cは閉じられている。
【0028】
外筒8は、内端8aが開口している。したがって、球状容器が転動して、灰が内端開口8aから外筒8中に進入したとしても、下側容器1の内壁面に一時的に溜まるだけであって、左右の側口9bから外に漏れ出すことはない。
【0029】
また、外筒8と内筒9との間に溜まった灰は、続く転動によって、内端開口8aから排出されて下側容器1の底部に溜まるので、外筒8と内筒9間に溜まったままとなることはない。一方、外気は、開口9a→内筒9内→内筒の側口9b→外筒8内→内端開口8aの順で、下側容器1中に流入するので、酸欠せずに、蚊取り線香5が完全燃焼できる。
【0030】
この外気取り込み部7は、サイズにもよるが、2〜3個程度で足りる。また、蚊取り線香5より下側、すなわち下側容器1に設けた方が、新鮮な外気が流入して上昇し、蚊取り線香5に供給されるので、より好ましい。しかしながら、上側容器2の内壁に設けることも不可能ではない。
【0031】
上側容器2の上端すなわち頂部には、排煙部10を設けてある。前記の支柱尖端4aの上側には、鉛直筒部11を配設してあり、この筒部11の上端11aと前記の排煙部10より外側の上側容器内壁との間は、すり鉢状隔壁12で連結されている。
【0032】
鉛直筒部11は上端11aと下端11bが開口しており、また側壁には、通煙孔11cが開いている。この通煙孔11cは、小さな孔を多数開けた方がよい。
【0033】
頂部の排煙部10は、上側容器2の天井部内壁に、鉛直方向の外筒13、中間筒14および中心筒15を同心円状に配置した構造になっている。そして、中心筒15の下端15aは閉鎖されている。また、外筒13と中間筒14との間の下端部13aも閉鎖されている。
【0034】
中間筒14と中心筒15との間の下端部14aのみ、リング状の開口14aが開いている。なお、リング状の開口14aに代えて、図2(1)図に鎖線で示すように多数の小孔14dをリング状に配設してもよい。
【0035】
また、外筒13と中間筒14との間の上端部13bは、リング状に開口している。このリング状の開口13bに代えて、鎖線で示すように、多数の小孔14eをリング状に配設してもよい。さらに、中心筒15の上端15bも開口している。
【0036】
いま、図1、図2のような球状容器が転動し、上下逆転したとしても、殆どの灰は、上側容器2の内面とすり鉢状隔壁12との間の谷部16に堆積する。一部の灰が、鉛直筒部11の下端開口11bや側部の多数の小孔11cからすり鉢状隔壁12内に入ったとしても、中間筒14と中心筒15との間の天井部14bに溜まるだけであって、外部には漏れない。
【0037】
こうして谷部16に溜まった灰は、蚊取り線香容器が重り6の重みで、元の正常な姿勢に戻ると、図示のように、下側容器1の底に落下して堆積する。また、排煙部10側に入った一部の灰は、すり鉢状隔壁12の傾斜内面を滑って鉛直筒部11中に落下し、次いで下側容器1の底に落下する。
【0038】
一方、蚊取り線香5から発生した煙は、鉛直筒部11の下端開口11bや側部の多数の小孔11cからすり鉢状隔壁12中に入り、次いで中間筒14と中心筒15との間の下端開口14a→中間筒14の側孔14c→外筒13と中間筒14間の上端開口13bの順に排出される。
【0039】
あるいは、下端開口14a→中心筒15の側孔15c→中心筒15の上端開口15bのルートでも排煙される。
【0040】
前記の鉛直筒部11は、容器が逆さになった際の蚊取り線香の支持を兼ねることもできる。すなわち、鉛直筒部11の下端開口11bの縁を例えば鋸歯状に形成して、蚊取り線香との接触面積を小さくすると共に、図2(2)のように下側容器1と上側容器2とを結合した状態で、前記の下端開口11bの縁が蚊取り線香5と軽く接するか、多少の隙間が発生する程度の寸法に設定しておく。
【0041】
その結果、容器が逆さになった場合は、前記のバネ性舌片4cだけでなく、リング状の下端開口11bの縁でも蚊取り線香5を支持できる。特に、中央の小さなバネ性舌片4cだけに蚊取り線香の全荷重が集中する場合と異なり、鉛直筒部11の半径の位置で、しかもリング状の複数箇所で支持できるので、蚊取り線香の脱落防止がより確実となる。
【0042】
前記のように、下側容器1の支柱4の上端に蚊取り線香5を支持した状態で、上側容器2を被せて、互いに突き合わせてロックするが、このロック手段は特に限定されない。
【0043】
図3の例では、一端1a、2a同士をヒンジ機構3a、3bで連結しておいて、ヒンジ部3を中心にして開閉可能とし、他端1b、2b間にバックルなどを設けて、閉じた状態でロックする構造になっている。なお、下側容器1と上側容器2との間は、パッキンなどを挟んで、煙や灰が漏れないように、完全に閉鎖してもよい。
【0044】
図4は本発明の別の実施形態の縦断面図である。下側容器1には、外気導入用の窓孔17を1個または複数個あけてある。また、上側容器2には、排煙用の窓孔18を1個または複数個あけてある。そして、下側容器1および上側容器2の内面には、前記の窓孔17、18を塞ぐように、不燃性の通気性パッド19を貼り着けてある。
【0045】
不燃性の材料としては、ガラス繊維やセラミック繊維などが適している。また、織布であっても、目の細かい布であればよい。あるいは、比較的目の細かい布を複数枚重ねて用いてもよい。
【0046】
このように、上下の容器1、2に開けた窓孔17、18に不燃性の通気性パッド19を貼ってあるので、下側容器1の窓孔17から通気性パッド19を通過して、外気が容易に流入して、蚊取り線香5に酸素を供給できる。
【0047】
また、蚊取り線香5から発生した煙は、上側容器2の窓孔18と通気性パッド19を通過して、容易に排煙できる。通気性パッド19は、通気性を確保できる程度の細かい隙間しか開いていないので、灰は通過不能であり、灰が外にこぼれ出すのを防止できる。不燃性であるから、燃焼して孔が開く恐れはない。
【0048】
蚊取り線香5の支持構造も、前記実施形態とは異なる。下側容器1の上端の開口には、水平に通気性パッド20を取り付けてある。また、上側容器2の下端の開口にも、水平に通気性パッド21を取り付けてある。
【0049】
したがって、上側容器2を開いて、通気性パッド20の上に蚊取り線香5を載せた状態で、上側容器2を閉じると、図示のように下側の通気性パッド20と上側容器2の通気性パッド21とで蚊取り線香5が挟まれて保持される。
【0050】
蚊取り線香保持用の通気性パッド20、21も前記の通気性パッド19と同じ材質でよい。この場合は、発生した灰も通気性パッド20、21間に挟まれた状態となり、上側容器2を開けることで、排出できる。
【0051】
通気性パッド20、21に代えて、金網あるいはガラス繊維やセラミック繊維などで織った目の粗い網も利用できる。この場合は、灰は網目を通過するが、下側容器1や上側容器2の通気性パッド19で阻止され、外部には漏れない。
【0052】
下側容器1と上側容器2とは、図の左端のヒンジ機構3を中心にして開閉できる。また、図の右端では、下側容器1の上端には長方形のリング22を有し、上側容器2には該リング22に弾力でもって着脱できる出没式の凸片23を有している。
【0053】
つまり、周知の着脱機構であり、凸片23をその弾力に抗して押し込んだ状態で、長方形のリング22を通過させてから、開放させると、図示のように元の凸状に復元するので、長方形のリング22に引っ掛かって、離脱不能となる。図示状態で、凸片23を押し込んでから上側容器2を上に開くと、容易に離脱する。
【0054】
図1は、このような着脱機構22、23で下側容器1と上側容器2とを結合してあるので、上側容器2は下側容器1から完全に分離できる。なお、図示のような着脱機構に代えて、バックルなどでロックする構造も適用できる。
【0055】
図2の線香支持用の支柱4は、図4の通気性パッド20、21と交換することもできる。また、図3の外気導入部や排煙構造と図4の通気性パッド19とが混在した構造でもよい。
【0056】
以上のように、球状の容器を例に説明したが、蚊取り線香容器として、安定性の悪い、自由に転動する球状体を用いることは、デザイン的に意外性があり、注目を集めるものと思われる。
【0057】
しかしながら、達磨状でもよい。すなわち、上側容器2が、達磨の上半分と同様な形状にする。あるいは、球状と達磨状との中間の形状でもよい。達磨状にする場合、図2、図3の排煙部10は達磨の頭部に設ける。
【0058】
球状や達磨状の容器は、蚊取り線香が長時間点火していることで熱をもつので、外面に断熱材を貼っておいてもよい。
【0059】
図5は、本発明の更に別の実施形態の縦断面図である。下側容器1には、外気導入孔などは全く設けてない。底部中央に、内側に窪んだ凹壁24を形成し、その中に外側から重り6を挿入してある。
【0060】
25は蚊取り線香の支持板であり、正面から見ると上向きの二股状部25a、25bを有している。すなわち、実線の25は、支持板25の縦断面を示し、鎖線の25は、支持板25の正面形状を示している。したがって、実線の支持板25を左側または右側から見た形状が、鎖線25のように、上向きの二股状になる。
【0061】
この支持板25の下部をL字状に曲げ、凹壁24の天井部のスリット24sから挿通して、凹壁24天井部と重り6との間に挟んでネジ28で固定してある。
【0062】
長い方の指状部25aはテーパ状に上端が尖っているので、使用に際して、長い方の指状部25aを蚊取り線香中央の支持スリット5sに下から挿入すると、図示のように支持スリット5sより幅の大きい部分で支持される。
【0063】
一方、上側容器2の排煙部10より外側の内壁面からすり鉢状隔壁26が垂下しており、その下端に押さえ板27の一端が固定され、前記の長い方の指状部25aの上端を押さえる状態になっている。したがって、蚊取り線香容器が転動したりして、上下位置が反転しても、蚊取り線香5は、容器の直径方向に延びた押さえ板27の上に載置支持されるので、蚊取り線香5が離脱落下する恐れはない。
【0064】
断面形状がL字状の薄板からなる線香受け35の水平部36に2本のスリットを開けて、その中に、下から二股状の2本のテーパ状の指状部25a、25bを挿入すると、図示のように、線香受け35を水平に支持できる。この線香受け35の鉛直部37の上端37eは、鋸歯状に形成してある。
【0065】
したがって、うず巻き状の蚊取り線香5は、その直径方向の線香受け35の上に載置支持されるので、容器が転動したり、蹴飛ばされたりして乱暴に扱われても、蚊取り線香が折れたり、重みで外側が垂れ下がったりする恐れがない。また、線香受け35の鉛直部37の上端37eが鋸歯状になっていて、蚊取り線香との接触面積が小さいので、蚊取り線香が途中で消えるようなこともない。
【0066】
上側容器2の頂部の排煙部10には、垂下状の筒部29を有している。図6は、この筒部29の位置における水平断面図である。この筒部29内には、ハット状部30を有している。すなわち、ハット状部30の下端の鍔部31の外周が前記の筒部29の下端と連結している。
【0067】
そして、筒部29の側壁に窓孔32が開いている。すなわち、蚊取り線香容器内が酸欠にならないように、外部の空気を導入したり、内部の蚊取り線香から発生した煙を排出するためである。
【0068】
前記のすり鉢状隔壁26は、前記のハット状部30および垂下状の筒部29の下側に位置している。すなわち、すり鉢状隔壁26の外周端26aが、筒部29より外側の上側容器内壁から延長した形状になっている。そして、下端中央33すなわちハット状部30の下側は開口していて、外気や蚊取り線香の煙が通過可能となっている。
【0069】
また、このすり鉢状隔壁26にも、通気兼排煙用の窓孔26wが開いている。この窓孔26wは、図6から明らかなように、筒部29の窓孔32と重ならないように、窓孔32が開いていない位置に開けてある。したがって、容器が転動して逆さになっても、窓孔26wを通過した灰は、筒部29に阻止されるので、外部に漏れない。また、中央の開口33を通過した灰は、ハット状部30に阻止される。
【0070】
このような構造となっているため、図示のような通常の状態では、内部の蚊取り線香5から発生した煙は、矢印で示すように、前記のすり鉢状壁26の中央の開口33や窓孔26wを上昇し、次いで、垂下状の筒部29の窓穴32を通過して、該筒部29の内側から外部に排出される。
【0071】
また、矢印とは逆のルートで、外気が流れ込むため、内部の蚊取り線香5が酸欠で立ち消えするような恐れはない。そして、蚊取り線香5が燃焼して生じた灰は、下側容器1の底部に落下して堆積する。
【0072】
いま、この蚊取り線香容器が、蹴飛ばしたりしたために上下反転したとすると、蚊取り線香5は、直径方向の押さえ板27上に支持されるため、離脱落下するような恐れはない。
【0073】
そして、下側容器1中の灰が、すり鉢状隔壁26の中央部開口33や窓孔26wを通過しても、ハット状部30側に落下するが、重りによる復元力で蚊取り線香容器が図示の元の姿勢に復元するため、ハット状部30側に落下した灰は、すり鉢状隔壁26の内面を滑り落ちて、再び開口33を通過して、下側容器1の底部に落下する。
【0074】
また、上下反転時に垂下状筒部29の外側に落下した灰は、図示状態に復元する際に、すり鉢状隔壁26の傾斜内面によって開口33に案内され、ついで下側容器の底部に落下堆積する。
【0075】
したがって、蚊取り線香容器が上下反転したり、転動したりしても、灰が筒部29側壁の窓孔32を通過して外部に漏れ出すような恐れはない。
【0076】
なお、すり鉢状隔壁12、26は、上側容器2の内壁と一体成型も可能ではあるが、別体に成型し、後で接着してもよい。あるいは、図5のように嵌め込み構造にしてもよい。嵌め込み構造にした場合は、時々分離して、清掃することもできる。
【0077】
図7は、下側容器1の側面図である。この図から明らかなように、下側容器1の上端1aは、上側容器2が被さることができるように、幾分小径になっている。そして、この小径部1aの外面にネジ山1bを形成してある。このネジ山1bは、図8のように上から見た場合、約85度以下と短く、しかも左右対になっている。
【0078】
一方、上側容器2の下端2aは、前記の下側容器の小径部1aに被さる形状になっている。そして、下端2aの内面には、約85度以下と短いネジ山2bが左右に形成されている。
【0079】
下側容器1および上側容器2のネジ山1b、2bの部分を相手側のネジ山の無い部分に挿入した後、約90度回転すると、それぞれのネジ山1b、2bが相手側のネジ山と噛み合い、互いに連結され結合する。
【0080】
下側容器1と上側容器2とが、このようにネジ山で螺合結合する構造にすると、突起物が無いので、転動する際に円滑に転動するため、震動を低減できる。また、デザイン的にもすっきりした外観となる。
【0081】
なお、図8からも明らかなように、線香受け35の水平部36に二股状の指状部25a、25bを挿入して水平に支持してある。そして、通常はこの直径方向の線香受け35の鋸歯状上端37e上に蚊取り線香5が載置支持されている。また、容器が上下反転した場合は、直径方向に延びた押さえ板27の上に載置支持されることになる。
【0082】
【発明の効果】
請求項1のように、球状ないし達磨状の容器を上下に2分割した形状をしているので、開閉して蚊取り線香を入れたり、灰を出したりできる。また、少なくとも下側容器の内部に蚊取り線香の支持手段を設け、かつ底部に重りを付けてあるので、蹴飛ばしたり、転動したりしても、重りの作用で自動的に通常の正常な姿勢に復元し、正常な燃焼を継続できる。
【0083】
また、上側容器の天井部から垂下している筒部の側壁に通気孔が開いている。また、すり鉢状隔壁にも通気窓孔が開いており、しかも下端中央も開口している。したがって、垂下状の筒部の側壁の通気孔とすり鉢状隔壁の通気窓孔から外気が入るので、内部の蚊取り線香が酸欠となることはなく、また蚊取り線香から発生した煙も円滑に排煙できる。
【0084】
しかも、垂下状筒部の側壁の通気孔とすり鉢状隔壁の通気窓孔はずれているので、容器が逆さになった際に、すり鉢状隔壁の通気窓孔を通過した灰が、垂下状筒部からこぼれ出すことはない。また、容器が逆さになったときに、すり鉢状隔壁の中央の開口から落下したわずかの灰は、ハット状部に阻止される。そして、すり鉢状隔壁を通過した灰は、次に容器が元の状態に復元する際に、すり鉢状隔壁の内面に沿って中央の開口に滑り落ち、次いで下側容器内に落下するので、垂下状筒部の側壁の通気孔から外部に灰が漏れ出す恐れはない。
【0085】
請求項2のように、下側容器の底部に設けた支持体に蚊取り線香を支持した状態で、すり鉢状隔壁の下端から直径方向に延長している落下阻止手段で、転動しても脱落しないように支持される構造となっているので、容器が逆さになったり、転動したりしても、蚊取り線香が支持体から脱落するようなことはなく、継続して支持され、支障なく燃焼し続けることができる。
【0086】
請求項3のように、縦断面形状がL字状の薄板からなる線香受けの水平部に2本のスリットを開けて、その中に、下側から二股状の2本のテーパ状の指状部を挿入することによって、線香受けを蚊取り線香の直径方向に水平に支持し、うず巻き状の蚊取り線香は、その直径方向の線香受けの上に載置支持される構造になっている。したがって、容器が転動したり、蹴飛ばされたりして乱暴に扱われても、蚊取り線香が折れたり、重みで外側が垂れ下がったりする恐れがない。また、線香受けの鉛直部の上端縁が鋸歯状に形成されていて、蚊取り線香との接触面積が小さいので、蚊取り線香が途中で消えるようなこともない。
【0087】
請求項4のように、上側容器の下端と下側容器の上端とが、互いに螺合し合うネジ構造になっているので、互いにネジ結合して球状体にしたとき、突起物が無く、すっきりした球状体にできる。しかも、突起物が無いので、転動する際に円滑に転動でき、震動で内部の蚊取り線香が損傷したり、支持体から折れ落ちたりする恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による蚊取り線香容器の外観を示す正面図である。
【図2】(2)は図1の球状の蚊取り線香容器の縦断面図であり、(1)は要部の平面図である。
【図3】図2の下側容器と上側容器を分離した状態の縦断面図である。
【図4】本発明による蚊取り線香容器の別の実施形態の縦断面図である。
【図5】本発明による蚊取り線香容器のさらに別の実施形態を示す縦断面図である。
【図6】図5におけるA−A位置の水平断面図である。
【図7】図5の下側容器の側面図である。
【図8】図5の下側容器の平面図である。
【符号の説明】
1 下側容器
1a 小径部
1b ネジ山
2 上側容器
2a 下端
2b ネジ山
3 ヒンジ部
4 支柱
5 蚊取り線香
6 重り
7 外気取り込み部
8 外筒
9 内筒(外気導入筒)
10 排煙部
11 鉛直筒部
12 すり鉢状部
13 外筒
14 中間筒
15 中心筒
17、18 窓孔
19 通気性パッド
20、21 支持用の通気性パッド
24 凹壁
25 支持板
26 すり鉢状壁
27 押さえ板
29 垂下状の筒部
30 ハット状部
31 鍔部
32 窓孔
33 中央開口
35 線香受け[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a container for storing a mosquito coil in an ignited state, and more particularly, to a safe mosquito coil container having a spherical shape and a structure that does not lack oxygen even when rolled and does not spill ash.
[0002]
[Prior art and problems to be solved by the invention]
As described in Japanese Patent Laid-Open No. 8-103198, a mosquito coil is placed in a container shaped like a bivalve shell and opened half-way, and when a weight such as a futon is applied, the top lid closes to prevent fire. A structure has been proposed.
[0003]
However, if the top lid closes with a weight such as futon, the fire extinguishes naturally due to lack of oxygen, so it cannot serve as a mosquito coil.
[0004]
Normally, the top cover is used with the half-open state, so if paper or clothing is placed on the mosquito coil, there is a risk of scorching or ignition.
[0005]
On the other hand, even when kicked off, it is dangerous because it continues to burn with ignition unless the upper lid is closed.
[0006]
Even if the container has a spherical shape or a dart shape, and even if it is kicked off, it is safe if it can be restored to a certain posture like a dart.
[0007]
The technical problem of the present invention pays attention to such a problem, and even if it is always closed in a spherical or brushed shape, it will not be deficient, and even if it rolls or falls, it naturally restores to its original normal state It is possible to realize a safe mosquito-repellent incense container suitable for fire prevention, which is capable of preventing ash from spilling.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The technical problem of the present invention is solved by the following means.
[0009]
In this way, since the spherical or brush-like container is divided into two parts vertically, it can be opened and closed to put mosquito coils or ash. In addition, at least the lower container is provided with support means for mosquito coils and a weight is attached to the bottom, so even if you kick or roll, the weight automatically acts in a normal normal position. Restore and continue normal combustion.
[0010]
Moreover, it has a drooping cylinder part in the ceiling part of the said upper side container, and the collar part outer periphery of the hat-shaped part in this drooping cylinder part is connected with the lower end of the said cylinder part. And the ventilation hole is opened in the side wall of the said drooping cylinder part. A mortar-shaped partition wall connected to the inner wall of the upper container outside the drooping cylinder portion has a ventilation window hole at a position shifted from the ventilation hole, and the lower end center is opened.
[0011]
In this manner, the vent hole is opened in the side wall of the cylindrical portion that hangs down from the ceiling portion of the upper container. Also,Also in the mortar-shaped partitionA ventilation window hole is opened, and the center of the lower end is also opened.
[0012]
Therefore, since outside air enters from the ventilation hole on the side wall of the hanging cylinder part and the ventilation window hole of the mortar-shaped partition wall, the internal mosquito coil is not deficient, and the smoke generated from the mosquito coil can be exhausted smoothly. .
[0013]
Moreover, since the vent hole on the side wall of the hanging cylinder part and the ventilation window hole of the mortar-shaped partition wall are shifted, the ash that has passed through the ventilation window hole of the mortar-shaped partition wall is removed when the container is inverted. Never spill out. Moreover, when the container is turned upside down, a slight amount of ash falling from the central opening of the mortar-shaped partition wall is blocked by the hat-shaped portion. And the ash that has passed through the mortar-shaped partition wall will slide down to the central opening along the inner surface of the mortar-shaped partition wall and then fall into the lower container when the container is restored to its original state. There is no risk of ash leaking outside through the vents in the side wall of the cylindrical tube.
[0014]
[0015]
In this way, from the lower end of the mortar-shaped partition wall in a state where the mosquito coil is supported on the support provided at the bottom of the lower containerDiametricallyThe extended fall prevention means is supported so that it will not fall off even if it rolls, so even if the container is inverted or rolls, the mosquito coil will fall off the support. There is no such thing, it is supported continuously and can continue to burn without hindrance.
[0016]
Claim 3By opening two slits in the horizontal part of the incense holder made of a thin plate having an L-shaped longitudinal cross-section, and inserting two tapered finger-like parts that are bifurcated from below, The mosquito coil container according to claim 1 or 2, wherein the incense holder is horizontally supported in the diameter direction of the mosquito coil and the upper edge of the vertical portion of the incense holder is formed in a sawtooth shape.is there.
[0017]
in this way,By opening two slits in the horizontal portion of the incense holder made of a thin plate having a L-shaped longitudinal section, and inserting two tapered finger-like portions having a bifurcated shape from the lower side, The incense holder is horizontally supported in the diameter direction of the mosquito coil, and the spiral mosquito coil is placed and supported on the incense holder in the diameter direction. Therefore, even if the container rolls or is kicked off and handled violently, there is no fear that the mosquito coil will break or the outside will hang down due to weight. Moreover, since the upper edge of the vertical part of the incense holder is formed in a sawtooth shape and the contact area with the mosquito coil is small, the mosquito coil does not disappear midway.
[0018]
A fourth aspect of the present invention is a mosquito coil that has a screw structure in which the lower end of the upper container and the upper end of the lower container according to
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, an embodiment of how the mosquito coil container according to the present invention is actually embodied will be described. FIG. 1 is a side view showing the external appearance of a mosquito coil container according to the present invention. The mosquito coil container of the present invention is closed in a state where the hemispherical
[0020]
Fig. 2 (2) is a longitudinal sectional view of this spherical mosquito coil, and (1) is a top plan view. FIG. 3 is a longitudinal sectional view showing a state where the
[0021]
The
[0022]
Therefore, as shown in FIGS. 2 and 3, when the
[0023]
A
[0024]
As is apparent from the figure, the spherical mosquito coil is made to have an inner diameter slightly larger than the maximum diameter of the
[0025]
This mosquito coil is supposed to roll, but even if it rolls, the
[0026]
Therefore, normally, the ash produced by burning the
[0027]
The
[0028]
The
[0029]
Further, the ash collected between the
[0030]
Depending on the size, the outside
[0031]
A
[0032]
The
[0033]
The top
[0034]
Only in the
[0035]
Further, the
[0036]
Even if the spherical container as shown in FIGS. 1 and 2 rolls upside down, most of the ash is deposited in the
[0037]
The ash collected in the
[0038]
On the other hand, the smoke generated from the
[0039]
Alternatively, smoke is also discharged from the route of the lower end opening 14 a → the
[0040]
The said
[0041]
As a result, when the container is inverted, the
[0042]
As described above, the
[0043]
In the example of FIG. 3, the
[0044]
FIG. 4 is a longitudinal sectional view of another embodiment of the present invention. The
[0045]
As the nonflammable material, glass fiber or ceramic fiber is suitable. Moreover, even if it is a woven fabric, it should just be a fine cloth. Alternatively, a plurality of relatively fine cloths may be stacked and used.
[0046]
Thus, since the non-combustible
[0047]
Further, the smoke generated from the
[0048]
The support structure of the
[0049]
Therefore, when the
[0050]
The
[0051]
Instead of the
[0052]
The
[0053]
In other words, this is a well-known attachment / detachment mechanism, and when the
[0054]
In FIG. 1, since the
[0055]
2 can be replaced with the
[0056]
As described above, a spherical container has been described as an example. However, as a mosquito-repellent incense stick container, using a spherical body with poor stability and free rolling is surprising in design and seems to attract attention. It is.
[0057]
However, it may be a dart. That is, the
[0058]
Spherical or brush-like containers have heat when the mosquito coils are ignited for a long time, so heat insulation may be applied to the outer surface.
[0059]
FIG. 5 is a longitudinal sectional view of still another embodiment of the present invention. The
[0060]
[0061]
The lower portion of the
[0062]
Since the longer finger-
[0063]
On the other hand, a mortar-shaped
[0064]
When two slits are opened in the
[0065]
Therefore, since the spiral-shaped mosquito
[0066]
The
[0067]
A
[0068]
The mortar-shaped
[0069]
Further, the mortar-shaped
[0070]
Due to such a structure, in the normal state as shown in the figure, the smoke generated from the
[0071]
In addition, since the outside air flows in a route opposite to the arrow, there is no fear that the
[0072]
Now, if this mosquito coil is turned upside down because it is kicked off, the
[0073]
And even if the ash in the
[0074]
Further, the ash that has fallen to the outside of the drooping
[0075]
Therefore, even if the mosquito coil container is turned upside down or rolls, there is no fear that ash will leak out through the
[0076]
In addition, although the mortar-shaped
[0077]
FIG. 7 is a side view of the
[0078]
On the other hand, the
[0079]
When the
[0080]
If the
[0081]
As is clear from FIG. 8, bifurcated
[0082]
【The invention's effect】
Since the spherical or brush-like container is divided into two vertically, as in
[0083]
In addition, a vent hole is opened in the side wall of the cylindrical portion that hangs down from the ceiling portion of the upper container. Also,Also in the mortar-shaped partitionA ventilation window hole is opened, and the center of the lower end is also opened. Therefore, outside air enters from the ventilation hole on the side wall of the hanging cylindrical part and the ventilation window hole of the mortar-shaped partition wall, so that the internal mosquito coil does not run out of oxygen, and the smoke generated from the mosquito coil can be exhausted smoothly. .
[0084]
Moreover, since the vent hole on the side wall of the hanging cylinder part and the vent window hole of the mortar-shaped partition wall are shifted, the ash that has passed through the ventilation window hole of the mortar-shaped partition wall is removed when the container is inverted. Never spill out. Moreover, when the container is turned upside down, a slight amount of ash dropped from the central opening of the mortar-shaped partition wall is blocked by the hat-shaped portion. And the ash that has passed through the mortar-shaped partition wall, when the container is restored to its original state, slides down to the central opening along the inner surface of the mortar-shaped partition wall, and then falls into the lower container. There is no risk of ash leaking to the outside from the vent hole in the side wall of the cylindrical tube portion.
[0085]
As in
[0086]
As in claim 3By opening two slits in the horizontal part of the incense holder made of a thin plate having an L-shaped longitudinal cross-section, and inserting two tapered finger-like parts that are bifurcated from below, The incense holder is supported horizontally in the diameter direction of the mosquito coil, and the spiral-shaped mosquito coil is placed and supported on the incense holder in the diameter direction. Therefore, even if the container rolls or is kicked off and handled violently, there is no fear that the mosquito coil will break or the outside will hang down due to weight. In addition, since the upper edge of the vertical portion of the incense holder is formed in a sawtooth shape and the contact area with the mosquito coil is small, the mosquito coil does not disappear midway.
[0087]
Since the lower end of the upper container and the upper end of the lower container have a screw structure in which the upper container and the lower container are screwed together, there is no protrusion when the screw connection is made into a spherical body. Can be made into a spherical body. Moreover, since there are no protrusions, it can roll smoothly when rolling, and there is no fear that the mosquito coil inside will be damaged or fall off from the support due to the vibration.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing an appearance of a mosquito coil container according to the present invention.
2 is a longitudinal sectional view of the spherical mosquito coil incense container of FIG. 1, and (1) is a plan view of the main part.
FIG. 3 is a longitudinal sectional view showing a state where the lower container and the upper container in FIG. 2 are separated.
FIG. 4 is a longitudinal sectional view of another embodiment of a mosquito coil according to the present invention.
FIG. 5 is a longitudinal sectional view showing still another embodiment of the mosquito coil holder according to the present invention.
6 is a horizontal sectional view taken along the line AA in FIG.
7 is a side view of the lower container of FIG. 5. FIG.
FIG. 8 is a plan view of the lower container of FIG.
[Explanation of symbols]
1 Lower container
1a Small diameter part
1b Screw thread
2 Upper container
2a Bottom
2b thread
3 Hinge part
4 props
5 Mosquito coil
6 weights
7 Outside air intake part
8 outer cylinder
9 Inner cylinder (outside air introduction cylinder)
10 Smoke exhaust section
11 Vertical tube
12 Mortar-shaped part
13 outer cylinder
14 Intermediate tube
15 Center tube
17, 18 Window hole
19 Breathable pad
20, 21 Breathable pad for support
24 concave wall
25 Support plate
26 Mortar-shaped wall
27 Presser plate
29 Drooping cylinder
30 Hat-shaped part
31 Buttocks
32 Window hole
33 Center opening
35 Incense holder
Claims (4)
前記の上側容器の天井部内に垂下状の筒部を有し、この筒部内のハット状部の鍔部外周が前記の筒部の下端と連結していること、
前記の垂下状の筒部の側壁に通気孔が開いていること、
前記筒部より外側で上側容器の内壁に連結されたすり鉢状隔壁に、前記通気孔とずらした位置に通気窓孔が開いており、しかも下端中央が開口していること、 を特徴とする蚊取り線香容器。A spherical or brush-shaped container is divided into two parts vertically, and at least the lower container is provided with support means for mosquito coils, and a restoring weight is attached to the bottom of the lower container,
Having a hanging cylindrical portion in the ceiling of the upper container, and the outer periphery of the collar portion of the hat-shaped portion in the cylindrical portion is connected to the lower end of the cylindrical portion;
A vent hole is opened in the side wall of the hanging cylindrical portion;
A mosquito coil, characterized in that a mortar-shaped partition wall connected to the inner wall of the upper container outside the cylindrical portion has a ventilation window hole at a position shifted from the ventilation hole, and an opening at the center of the lower end. container.
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