JP3609784B2 - 肌着 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、肌着に関するもので、特に、肌着に付される品質表示手段における改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
繊維製品には、原則として、その素材や取扱い方法などの品質表示を付すことが義務付けられている。一般に、このような品質表示を衣服等に付す場合、品質表示を施したラベルが用意され、このラベルを、衣服の適当な場所に縫い付けることによって、衣服に取り付けることが行なわれている。通常、ラベルは、衣服の裏側であって、たとえば、襟の部分や前身頃と後身頃との縫い合わせ部分などに縫い付けられている。
【0003】
他方、肌に直接触れるように着用する衣服、すなわち肌着において、生地の縫い合わせ部分が表側に形成され、それによって、縫い合わせ部分による違和感が肌に直接及ぼされにくくし、好ましい着用感を与え得るようにしたものも実用化されている。このような構造の肌着は、特に乳幼児用のものとして適している。なぜなら、乳幼児は、肌の、外部刺激に対する抵抗力が未発達の状態にあるからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、生地の縫い合わせ部分が表側に形成され、それによって、肌に直接及ぼされる違和感を低減した肌着であっても、前述したような品質表示を施す義務は免れることはない。したがって、現状では、このような肌着であっても、その裏側であって、たとえば、襟の部分や前身頃と後身頃との縫い合わせ部分などに、品質表示のためのラベルが縫い付けられていることが多い。
【0005】
しかしながら、上述のように、品質表示ラベルが肌着の裏側に縫い付けられると、この品質表示ラベルが肌に対して違和感を与えてしまうことになり、そのため、生地の縫い合わせ部分を表側に位置させたことによる、好ましい着用感を与え得るという折角の効果が減殺されてしまう。
【0006】
上述した効果の減殺を防ぐため、品質表示ラベルを肌着の表側に取り付けることも考えられるが、この場合には、肌着の外観を見苦しくしてしまう。
【0007】
そこで、この発明の目的は、上述のような問題を解決し得る品質表示が施された肌着を提供しようとすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る肌着は、上述した技術的課題を解決するため、素材および取扱い方法の表示を含む品質表示がプリントによって生地の裏側に直接施されていることを特徴としている。
【0010】
この発明は、生地の縫い合わせ部分が表側に形成されている肌着に対して特に有利に適用される。
【0011】
また、この発明は、乳幼児用に向けられる肌着に対して適用されることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の一実施形態による肌着1の外観を示す正面図である。
【0013】
図1に示した肌着1は、乳児用に向けられるものであって、たとえば綿100%のメリヤス生地から構成される。
【0014】
肌着1は、前身頃2を構成する生地、後身頃3を構成する生地、ならびに両袖4および5を構成する生地を縫い合わせることによって縫製されている。
【0015】
図1には、前身頃2と後身頃3との縫い合わせ部分6および7、袖4および5の各々と前身頃2との縫い合わせ部分8および9が図示されている。また、図1には、袖4および5の各々を筒状に縫い上げるための縫い合わせ部分10および11、襟12を整えるための縫い目13、袖口14および15の各々を整えるための縫い目16および17、裾18および19の各々を整えるための縫い目20および21、ならびに股合わせ部22を整えるための縫い目23も図示されている。
【0016】
なお、図示した股合わせ部22は、前身頃2側に位置されるものであり、後身頃3側の図示しない股合わせ部に対して、ホック24によって着脱可能とされる。
【0017】
前述したような縫い合わせ部分6〜11の各々は、表側に形成され、それによって、この肌着1を着用した乳児に対して違和感が及ぼされにくくされ、好ましい着用感を与え得るようにされている。また、同様の配慮が、縫い目13、16、17、20、21および23においても払われている。
【0018】
このような肌着1において、たとえば前身頃2を構成する生地の裏側には、図1において破線でその位置の一例を示すように、品質表示25が施されている。この品質表示25の内容の一具体例が図2に拡大されて示されている。
【0019】
図2を参照して、品質表示25は、この肌着1の素材としての「綿100%」および製造または販売業者としての「(株)ABC」を示すとともに、取扱い方法をJIS規格に従って表示している。図2に示した例では、取扱い方法に関して、洗い方(水洗い)、塩素漂白の可否、アイロンのかけ方およびドライクリーニングの4種類の項目が表示されている。
【0020】
このような品質表示25は、ラベルによるのではなく、プリントによって前身頃2を構成する生地に直接施されていることを特徴としている。この品質表示25を施すためのプリントとしては、たとえば転写プリントが有利に適用される。特に、転写の中でも、顔料粉末を分散させた樹脂からなるインクを用い、これを熱転写させる方法が、洗濯に対する高い堅牢度が得られる点で好ましい。用いられる顔料の色は、原則として、JIS規格に規定されているものを使用すればよいが、生地の色との関係で、表示内容をより判読しやすいものを用いることが好ましい。
【0021】
以上、この発明を、図示した実施形態に関連して説明したが、この発明の範囲内において、その他、種々の変形例が可能である。
【0023】
示の実施形態では、肌着1は、乳児用のものであったが、この発明は、幼児用の肌着に対しても、あるいは、大人用の肌着に対しても適用することができる。
【0024】
また、図示した肌着1では、生地の縫い合わせ部分6〜11が表側に形成されたが、通常の衣服のように、縫い合わせ部分が裏側に形成された肌着に対しても、この発明を適用することができる。
【0025】
また、図2に示した品質表示25は一例に過ぎず、このような品質表示は、当然のことながら、これが施される肌着の種類に応じて変更される。
【0026】
【発明の効果】
以上のように、この発明に係る肌着によれば、品質表示がプリントによって生地に直接施されているので、従来のように、品質表示のためのラベルを肌着の裏側に取り付けた場合に懸念される、着用者に対する違和感を有利に解消することができる。
【0027】
また、従来のように、ラベルによる品質表示を施そうとすれば、品質表示が付されたラベルを用意し、これを肌着に縫い付け等により取り付ける工程が必要であるが、この発明によれば、品質表示がプリントによって生地に直接施されるので、品質表示を付すための工程を簡易にすることができ、したがって、品質表示のためのコストを低減することができる。
【0028】
また、この発明によれば、品質表示が裏側に施されているので、肌着の外観が品質表示によって損なわれることを防止することができる。
【0029】
生地の縫い合わせ部分が表側に形成されている肌着に対して、この発明が適用されると、縫い合わせ部分による違和感を低減できるといった効果が、品質表示によって減殺されることを防止できる。したがって、生地の縫い合わせ部分を表側に形成したことによる、好ましい着用感を与え得るという効果を最大限に発揮させることができる。
【0030】
また、乳幼児は、肌の、外部刺激に対する抵抗力が未発達であるため、肌着の裏側に取り付けられた品質表示ラベルが乳幼児の肌に悪影響を及ぼすことが考えられるが、この発明によれば、このような品質表示ラベルを用いる必要がないので、乳幼児用肌着に適用されるとき、特に顕著な効果を発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態による肌着1の外観を示す正面図である。
【図2】図1において前身頃2の裏側に施された品質表示25の一具体例を拡大して示す正面図である。
【符号の説明】
1 肌着
6〜11 縫い合わせ部分
25 品質表示

Claims (3)

  1. 素材および取扱い方法の表示を含む品質表示がプリントによって生地の裏側に直接施されている、肌着
  2. 生地の縫い合わせ部分が表側に形成されている、請求項1に記載の肌着。
  3. 乳幼児用に向けられる、請求項1または2に記載の肌着。
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