JP3609475B2 - Watercraft - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、触媒コンバータを備えた水上走行船に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、水上走行船としては、ウォータージェット推進装置を備え、船体のシートに乗員が着座し操向ハンドルを把持して走航するものがある。前記ウォータージェット推進装置はエンジンを船体内のエンジン室に搭載し、ジェットポンプをエンジン室より船体後側のポンプ室に配設して構成していた。
【0003】
前記エンジンの吸気装置はエンジン室の空気を吸い込んでエンジンに供給し、排気装置は排気ガスを船体後部のポンプ室に排出する構造になっていた。なお、エンジン室は、船体に設けた空気流通口を介して大気に連通しており、前記吸気装置がエンジン室内の空気を吸引するときには前記空気流通口からエンジン室に外気が導入される構造になっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年、この水上走行船では、水中に排出する排気ガスが海洋汚染、大気汚染の原因となるのを防ぐために、排気系中に触媒コンバータを介装することが要請されるようになってきた。
【0005】
しかしながら、水上走行船に触媒コンバータを装着するに当たっては、その配設位置が問題であった。
これは、第1に触媒コンバータがきわめて高温になるということを考慮しなければならないからである。すなわち、水上走行船の排気装置は船体内に配置されている関係から、走航風による冷却が期待できず触媒コンバータが過度に発熱してしまう。このような不具合を解消するために、触媒コンバータを相対的に低温な船体後部のポンプ室に配置することも考えられるが、このようにすると触媒コンバータに流入する排気ガスの温度が低下してしまい、これが活性温度に達し難くなってしまう。
【0006】
第2に、触媒コンバータは重量が嵩むため、配設位置如何によっては走航時の旋回性に悪影響を及ぼすことにもなりかねない。
第3に、水上走行船は転覆することがあるので、配設位置如何によっては、プロペラ室に開口する排気出口から排気通路中に逆流した水に触媒コンバータが没してしまう。触媒コンバータが水没すると、触媒金属を担持する多孔質材の孔部分に水中の異物が付着することがある。
【0007】
このような場合には、触媒コンバータを乾燥させて再度使用できるようにしたとしても、性能低下を起こしてしまう。特に、この水上走行船を海上で使用していた場合には、前記孔部分が塩分によって略埋められてしまい、乾燥させただけでは再使用することができなくなってしまう。
【0008】
本発明はこのような問題点を解消するためになされたもので、水上走行船に触媒コンバータを装着するに当たってこれが過度に高温になるのを抑えることを第1の目的とする。また、船体が転覆して排気出口から水が逆流したとしても触媒コンバータが水没しないようにすることを第2の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1の発明に係る水上走行船は、船体内に大気を導入する空気流通口をエンジンに対して船体の前後方向一側に離間させて配設し、前記エンジンに対して船体の前後方向他側に燃料タンクを配置し、前記エンジンに接続された排気管をエンジンと前記空気流通口との間に延在させ、この延在部に触媒コンバータを介装したものである。
【0010】
第2の発明に係る水上走行船は、船体内に大気を導入する空気流通口をエンジンに対して船体の前後方向に離間させて配設し、前記エンジンに接続された排気管をエンジンと前記空気流通口との間に延在させ、この延在部に触媒コンバータを介装してなり、前記触媒コンバータを、180°転覆時における喫水線より船底寄りとなる部位に位置づけたものである。
【0013】
【作用】
第1の発明によれば、空気流通口から船体内に流入した相対的に低温な外気が吸気装置を有するエンジンへ向って流れることにより、この外気が触媒コンバータの近傍を流れてこれを冷却する。特に本発明によれば、触媒コンバータの近傍を流れる空気流を燃料タンクが遮ることがない。
【0014】
第2の発明によれば、空気流通口から船体内に流入した相対的に低温な外気が吸気装置を有するエンジンへ向って流れることにより、この外気が触媒コンバータの近傍を流れてこれを冷却する。特にこの発明によれば、船体が180°転覆したときの水面より上方に触媒コンバータが配設される。
【0016】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図によって詳細に説明する。
図1は本発明に係る水上走行船のエンジン部分を破断して示す側断面図、図2は本発明に係る水上走行船の概略構成を示す平面図、図3は図2における触媒コンバータ装着部のIII−III線断面図、図4は図3におけるV−V線断面図である。
【0017】
これらの図において、1はこの実施例による水上走行船で、この水上走行船1は、船体2のシート3上に乗員が着座し操向ハンドル4を把持して走航するものである。また、シート3の左右両側方には、図3に示すように乗員の足を乗せるためのステップ2aが船体2に一体的に形成している。船体2には、船体2内を前側のエンジン室5と後側のポンプ室6とに画成するバルクヘッド7を立設している。
【0018】
8は水冷2サイクル2気筒型のエンジン、9はこのエンジン8とともにウォータージェット推進装置を構成するジェットポンプである。これらは船体2の左右方向中央に搭載しており、エンジン8は前記エンジン室5に配置し、ジェットポンプ9は前記ポンプ室6に配置している。
【0019】
前記エンジン8は図3に示すように、そのクランクケース8aの船体右側に吸気装置10を接続し、シリンダボディ8bの船体左側に排気装置11を接続している。前記吸気装置10は、吸気管10aを介してクランクケース8aに接続した気化器12と、この気化器12の上流側に接続した吸気サイレンサー13と、空気吸込口14が下端に開口した吸気ダクト15とから構成している。そして、この吸気装置10は、エンジン8のシリンダボディ8bの略前方からエンジン室5内の空気を吸い込み、この空気と燃料とを気化器12によって混合してその混合気をエンジン8に供給する構造になっている。前記燃料は、エンジン8より船体後側であって前記ポンプ室6に配置した燃料タンク16(図1)から気化器12に供給されるように構成している。
【0020】
また、この吸気装置10はエンジン室5内の空気を吸込むので、エンジン室5は、船体2に固定した前側空気流通ダクト17と後側空気流通ダクト18とから外気が導入される構造になっている。これら両ダクト17,18の下端の開口17a,18aが本発明に係る空気流通口を構成している。
これら両ダクト17,18はいずれも船体2の左右方向中央に位置づけており、しかも、エンジン8から船体2の前後方向に離間して配置している。前側空気流通ダクト17は船体2の前端側に配置し、後側空気流通ダクト18はバルクヘッド7の直前に配置している。なお、前側空気流通ダクト17は船底2bの近傍に下端が開口している。
【0021】
前記排気装置11は、エンジン8のシリンダボディ8bに接続されて排気通路をエンジン8から船体左側へ導出する導出部19と、この導出部19の後端に接続され、図1に示すように船体2の後方へ向けて凸となるように側面視横向きU字状に屈曲させて形成した排気管20と、この排気管20の上部前端に連通し、エンジン8の側方でエンジン8より船体前側へ延びるように形成した膨脹管21と、この膨脹管21の前部下端に図3に示すように連通ホース22を介して連通し、エンジン8より船体右側に配置されたウォーターロック23と、このウォーターロック23の後端からバルクヘッド7を貫通するとともに前記燃料タンク16の上方を通って船体後部のプロペラ室に連通された排出管24とを備え、エンジン8の排気ガスをプロペラ室側壁に開口した排気出口11aから排出する構造になっている。
【0022】
前記連通ホース22は、膨脹管21に接続した船体左側の金属製蛇腹ホース22aと、ウォーターロック23に接続した船体右側の金属製蛇腹ホース22bと、これら両ホース22a,22b間に介装された触媒コンバータ25とから構成している。この触媒コンバータ25は、図4に示すように、金属製円筒体25aの内側に、触媒金属(図示せず)を担持するアルミナなどからなるハニカム状の担体25bを固着させることによって構成している。
【0023】
また、この触媒コンバータ25は、前記円筒体25aの軸方向一端部と他端部とに前記蛇腹ホース22a,22bが嵌合固定され、両蛇腹ホースどうしの間となる軸方向中央部の外面が露出している。そして、この触媒コンバータ25は、船体2の左右方向中央部であって、船体2の上下方向中央より船底寄りとなる部位に配設している。なお、この触媒コンバータ25は、円筒体25aと一体に設けたフランジ(図示せず)に挿通したボルトにより船体2に固定されている。
【0024】
このように構成した水上走行船1は、エンジン8を始動すると排気ガスはエンジン8のシリンダボディ8bから排気装置11の導出部19および排気管20を介して膨脹管21に流入し、ここで膨脹した後、連通ホース22、ウォーターロック23および排出管24を通って排気出口11aからプロペラ室に排出される。そして、前記排気ガスは、連通ホース22に流入して触媒コンバータ25を通ることによって、含有される有害成分が燃焼されることにより除去される。
【0025】
一方、エンジン始動後は、吸気装置10がエンジン室5内の空気を吸い込むので、前側空気流通ダクト17および後側空気流通ダクト18を介して外気がエンジン室5内に流入する。このとき、前側空気流通ダクト17から船体2内に流入した外気は、図1中に二点鎖線矢印で示すように船底に略沿うようにして船体後側へ流れ、吸気装置10の空気吸込口14に吸い込まれる。
【0026】
触媒コンバータ25は、エンジン8と空気流通口(前側空気流通ダクト17の下端開口17a)との間に介装されていることから、空気の流通経路上に触媒コンバータ25が位置することになり、この触媒コンバータ25は相対的に低温な外気に晒されるようになって冷却されることになる。
したがって、触媒コンバータ25をエンジン室5内に配設したとしても、これが過度に発熱するのを抑えることができる。
【0027】
また、触媒コンバータ25の外面がエンジン室5に露出しているので、上述したように空気流に晒して空冷するに当たって熱交換がきわめて効率よく行われるから、空気流が僅かであっても確実に冷却することができる。
【0028】
さらに、燃料タンク16をエンジン8より船体後側に配置したので、触媒コンバータ25を冷却する空気流が燃料タンク16によって遮られることがないから、この点からも冷却効率が高くなる。なお、触媒コンバータ25の熱が燃料タンク16に伝わないという利点もある。
【0029】
さらにまた、触媒コンバータ25を船体2の左右方向中央に位置づけたので、船体2の左右の重量が均等になるように触媒コンバータ25が配設されるから、この水上走行船1の旋回性能が触媒コンバータ25によって損なわれることがない。
【0030】
加えて、触媒コンバータ25を船体2が上下逆となるように転覆したとき、すなわち180°転覆時の喫水線L2より船底2b寄りとなる部位に配置したから、船体2が180°転覆したときに、排気出口11aから逆流した水にこの触媒コンバータ25が没することはない。これは、上述したように触媒コンバータ25を配置することによって、船体2が180°転覆したとしても、水面より必ず上方に触媒コンバータ25が存在することになるからである。
【0031】
水面の位置を図3中に二点鎖線L1ないしL8で示す。L1は通常時であって1人乗船かつエンジン静止状態での水面位置を示し、L2は船体2が上下逆となるように転覆したときの水面位置を示し、L3は船体が左下がりに傾斜して船体左側が水中に没するように転覆したときの水面位置を示し、L4は船体2が上下逆となりしかも船体左側が水中に没するように転覆したときの水面位置を示している。
【0032】
L5は船体左側が真下を向くように転覆したときの水面位置を示し、L6は船体右側が真下を向くように転覆したときの水面位置を示している。L7は船体2が右下がりに傾斜して船体右側が水中に没するように転覆したときの水面位置を示し、L8は船体2が上下逆となりしかも船体右側が水中に没するように転覆したときの水面位置を示している。
【0033】
すなわち、触媒コンバータ25は、如何なる傾斜角度においても喫水線(L1〜L8)よりも上方に位置するように配設されているから、船体2が如何なる方向へ転覆したとしても、水面より必ず上方に触媒コンバータ25が存在することになって排気出口11aから逆流した水に触媒コンバータ25が没することを防止することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように説明したように第1の発明に係る水上走行船は、船体内に大気を導入する空気流通口をエンジンに対して船体の前後方向に離間させて配設し、前記エンジンに接続された排気管をエンジンと前記空気流通口との間に延在させ、この延在部に触媒コンバータを介装したため、空気流通口から船体内に流入した相対的に低温な外気が吸気装置を有するエンジンへ向って流れることにより、この外気が触媒コンバータの近傍を流れてこれを冷却する。
このため、水上走行船に触媒コンバータを装着するに当たってこれが過度に高温になるのを抑えることができる。
また、本発明によれば、空気流通口をエンジンに対して船体前後方向一側に配設するとともに、燃料タンクをエンジンに対して船体前後方向他側に配置したため、触媒コンバータの近傍を流れる空気流を燃料タンクが遮ることがない。このため、触媒コンバータが前記空気流に晒され易くなるから、これをより一層確実に冷却することができる。
【0035】
第2の発明に係る水上走行船は、船体内に大気を導入する空気流通口をエンジンに対して船体の前後方向に離間させて配設し、前記エンジンに接続された排気管をエンジンと前記空気流通口との間に延在させ、この延在部に触媒コンバータを介装したため、空気流通口から船体内に流入した相対的に低温な外気が吸気装置を有するエンジンへ向って流れることにより、この外気が触媒コンバータの近傍を流れてこれを冷却する。
このため、水上走行船に触媒コンバータを装着するに当たってこれが過度に高温になるのを抑えることができる。
特に、この発明によれば、触媒コンバータを、船体の180°転覆時における喫水線より船底寄りとなる部位に位置づけたため、180°転覆したときの水面より上方に触媒コンバータが配設されるから、船体が180°転覆して排気出口から水が逆流したとしても、触媒コンバータが水没するようなことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水上走行船のエンジン部分を破断して示す側断面図である。
【図2】本発明に係る水上走行船の概略構成を示す平面図である。
【図3】図2における触媒コンバータ装着部のIII−III線断面図である。
【図4】図3におけるV−V線断面図である。
【符号の説明】
1…水上走行船、2…船体、5…エンジン室、7…バルクヘッド、8…エンジン、10…吸気装置、11…排気装置、12…気化器、14…空気吸込口、21…膨脹管、22…連通ホース、23…ウォーターロック、25…触媒コンバータ、L1〜L8…水面。[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a watercraft equipped with a catalytic converter.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a water-borne ship includes a water jet propulsion device that travels with a passenger seated on a hull seat and a steering handle. The water jet propulsion device has an engine mounted in an engine room in the hull and a jet pump disposed in a pump chamber on the rear side of the hull from the engine room.
[0003]
The engine intake device sucks air from the engine compartment and supplies it to the engine, and the exhaust device exhausts exhaust gas to the pump compartment at the rear of the hull. The engine chamber communicates with the atmosphere through an air circulation port provided in the hull, and the outside air is introduced into the engine chamber from the air circulation port when the intake device sucks air in the engine chamber. It was.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In recent years, in order to prevent the exhaust gas discharged into the water from causing marine pollution and air pollution, it has been required to install a catalytic converter in the exhaust system.
[0005]
However, when the catalytic converter is mounted on the surface traveling boat, the position of the catalytic converter is a problem.
This is because, first of all, it must be taken into account that the catalytic converter is very hot. That is, because the exhaust device of the surface traveling ship is disposed in the hull, cooling by the traveling wind cannot be expected, and the catalytic converter excessively generates heat. In order to solve such a problem, it is conceivable to arrange the catalytic converter in the pump chamber at the rear part of the hull which is relatively low temperature. However, if this is done, the temperature of the exhaust gas flowing into the catalytic converter is lowered. This makes it difficult to reach the activation temperature.
[0006]
Secondly, since the catalytic converter is heavy, depending on the position of the catalytic converter, it may have an adverse effect on the turning performance during traveling.
Thirdly, since the surface watercraft may be overturned, depending on the arrangement position, the catalytic converter will be immersed in the water flowing backward from the exhaust outlet opening in the propeller chamber into the exhaust passage. When the catalytic converter is submerged, foreign substances in the water may adhere to the pores of the porous material carrying the catalytic metal.
[0007]
In such a case, even if the catalytic converter is dried and can be used again, the performance is degraded. In particular, when this surface traveling ship is used at sea, the hole portion is substantially filled with salt, and cannot be reused only by drying.
[0008]
The present invention has been made to solve such problems, and a first object of the present invention is to suppress an excessively high temperature when a catalytic converter is mounted on a surface traveling ship. A second object is to prevent the catalytic converter from being submerged even if the hull overturns and water flows backward from the exhaust outlet.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
According to a first aspect of the present invention, there is provided a watercraft, wherein an air circulation port for introducing air into the hull is arranged spaced apart from one side of the hull in the front-rear direction of the hull. A fuel tank is arranged on the side, an exhaust pipe connected to the engine is extended between the engine and the air circulation port, and a catalytic converter is interposed in the extended portion.
[0010]
A surface-traveling ship according to a second aspect of the present invention includes an air circulation port for introducing air into the hull, spaced apart from the engine in the front-rear direction of the hull, and an exhaust pipe connected to the engine connected to the engine and the It extends between the air circulation port, and a catalytic converter is interposed in the extending portion, and the catalytic converter is positioned at a position closer to the bottom of the ship than the draft at the time of 180 ° rollover .
[0013]
[Action]
According to the first aspect of the invention, the relatively cool outside air that has flowed into the hull from the air circulation port flows toward the engine having the intake device, so that the outside air flows in the vicinity of the catalytic converter and cools it. . In particular, according to the present invention, the fuel tank does not block the air flow flowing in the vicinity of the catalytic converter.
[0014]
According to the second aspect of the invention, the relatively cool outside air that has flowed into the hull from the air circulation port flows toward the engine having the intake device, so that the outside air flows in the vicinity of the catalytic converter and cools it. . In particular, according to the present invention, the catalytic converter is disposed above the water surface when the hull rolls over 180 degrees.
[0016]
【Example】
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 is a sectional side view showing an engine portion of a surface traveling ship according to the present invention, FIG. 2 is a plan view showing a schematic configuration of the surface traveling ship according to the present invention, and FIG. 3 is a catalytic converter mounting portion in FIG. III-III line sectional view, FIG. 4 is a VV line sectional view in FIG.
[0017]
In these drawings,
[0018]
8 is a water-cooled two-cycle two-cylinder engine, and 9 is a jet pump that constitutes a water jet propulsion apparatus together with the
[0019]
As shown in FIG. 3, the
[0020]
Further, since the
Both of these
[0021]
The
[0022]
The
[0023]
The
[0024]
When the
[0025]
On the other hand, after the engine is started, the
[0026]
Since the
Therefore, even if the
[0027]
In addition, since the outer surface of the
[0028]
Further, since the
[0029]
Furthermore, since the
[0030]
In addition, when the
[0031]
The position of the water surface is indicated by two-dot chain lines L1 to L8 in FIG. L1 indicates the water surface position during normal operation when one person is on board and the engine is stationary, L2 indicates the water surface position when the
[0032]
L5 indicates the water surface position when the hull is turned over so that the left side of the hull faces directly below, and L6 indicates the water surface position when the hull is turned over so that the right side of the hull faces directly below. L7 indicates a water surface position when the
[0033]
That is, since the
[0034]
【The invention's effect】
As described above, the watercraft according to the first aspect of the present invention has an air circulation port that introduces air into the hull, separated from the engine in the front-rear direction of the hull. Since the connected exhaust pipe extends between the engine and the air circulation port, and the catalytic converter is interposed in the extending portion, the relatively low temperature outside air flowing into the hull from the air circulation port is sucked into the intake device. By flowing toward the engine having the above, this outside air flows in the vicinity of the catalytic converter and cools it.
For this reason, when attaching a catalytic converter to a surface traveling ship, it can suppress that this becomes high temperature too much.
In addition, according to the present invention, the air flow port is disposed on one side of the hull longitudinal direction with respect to the engine, and the fuel tank is disposed on the other side of the hull longitudinal direction with respect to the engine. The fuel tank does not block the flow. For this reason, since the catalytic converter is easily exposed to the air flow, it can be more reliably cooled.
[0035]
A surface-traveling ship according to a second aspect of the present invention includes an air circulation port for introducing air into the hull, spaced apart from the engine in the front-rear direction of the hull, and an exhaust pipe connected to the engine connected to the engine and the Because it extends between the air circulation port and a catalytic converter is installed in this extension, the relatively cool outside air that flows into the hull from the air circulation port flows toward the engine having the intake device. The outside air flows in the vicinity of the catalytic converter and cools it.
For this reason, when attaching a catalytic converter to a surface traveling ship, it can suppress that this becomes excessively high temperature.
In particular, according to the present invention, since the catalytic converter is positioned at a position closer to the bottom of the ship than the draft line when the hull is turned over 180 °, the catalytic converter is disposed above the water surface when the hull is turned over 180 °. However, even if 180 degrees overturns and water flows backward from the exhaust outlet, the catalytic converter is not submerged.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side sectional view showing a cutaway engine portion of a watercraft according to the present invention.
FIG. 2 is a plan view showing a schematic configuration of a watercraft according to the present invention.
3 is a cross-sectional view taken along line III-III of the catalytic converter mounting portion in FIG.
4 is a cross-sectional view taken along line VV in FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
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