JP3608810B2 - Method for correcting compounding values in concrete production plant - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、コンクリート製造プラントにおける配合値修正方法に関し、特に外気温度の変化や現場指定スランプ値に対応するための配合値修正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種コンクリート材料を計量、混練するコンクリート製造プラントの運転制御用操作盤には、予めコンクリートの品種毎に演算された各種材料の配合値が記憶格納されており、出荷時に所望の品質の配合値を読み出して設定し、計量、混練するようになっている。
【0003】
この配合値は季節毎の温度変化に対応した配合値が多数用意されており、最近では大容量の記憶素子を有する操作盤の実用化によりそれら多数の配合値を記憶格納しておき、オペレータが必要に応じて適宜選択設定して使用することができるようになってきた。
【0004】
また、現場指定スランプ値についても運搬中のスランプロスを考慮した配合値が用意されるようになり、これらも必要に応じて適宜選択設定して使用することができるようになってきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、多数の季節毎の配合や現場指定スランプ値に対応した配合の使用ができるようになってきたが、それらを記憶するための記憶素子は大容量のものが必要であり、記憶素子も大容量化して安価になったとはいえ操作盤のコストアップの要因にもなっている。
【0006】
また、これらの多数の配合は季節毎に切り替えて使用されるのみならず、外気温度の変化がある場合にも適用される。そこで所望の配合を選択するためには、外気温度や所望スランプ値から単位水量の増減率を割り出してその増減率に見合う配合を選択するといった煩わしい手順を踏む必要がある。そのため、熟練したオペレータや試験室員がいる時には速やかに対応して配合の切り替え操作が行えるものの、経験不足のオペレータであればその切り替えの判断や切り替え作業が不慣れなこともあって不都合を生じる可能性も含んでいる。
【0007】
本発明は上記の点に鑑み、外気温度や現場指定スランプ値に基づく適切な配合値を自動的に操作盤に設定できるようにしたコンクリート製造プラントの配合値修正方法を提供することを目的とする。
【0008】
【問題を解決するための手段】
本発明は上記の目的を達成するために、請求項1記載の配合値修正方法にあっては、コンクリート製造プラントの操作盤に、予めコンクリートの品種毎の標準配合値と、外気温度の温度区分とその温度区分に対応させた単位水量の増減率を設定する温度テーブルと、この温度テーブルより選択した単位水量の増減率から配合値を修正する修正演算式と、を記憶格納しておき、コンクリートの出荷時に、出荷しようとする標準配合値を読み出して操作盤に設定する一方、配合値を修正するために操作盤に入力された外気温度を読み込み、読み込んだ外気温度を前記温度テーブルに照らし合わせて配合値の修正演算に用いる単位水量の増減率を選択して決定し、この単位水量の増減率を用いて前記修正演算式によって配合値を再度演算し、この修正配合値を操作盤に再設定して先に設定した配合値を自動的に修正するようにしたことを特徴としている。
【0009】
また、請求項2記載の配合値修正方法にあっては、コンクリート製造プラントの操作盤に、予めコンクリートの品種毎の標準配合値、スランプ値に応じた単位水量の増減率、及び単位水量の増減率から配合値を修正する修正演算式とを記憶格納しておき、コンクリートの出荷時に、出荷しようとする標準配合値を読み出して操作盤に設定する一方、配合値を修正するために操作盤に入力されたスランプ値を読み込み、読み込んだスランプ値から配合値の修正演算に用いる単位水量の増減率を決定し、この単位水量の増減率を用いて前記修正演算式によって配合値を再度演算し、この修正配合値を操作盤に再設定して先に設定した配合値を自動的に修正するようにしたことを特徴としている。
【0010】
更には、請求項3記載の配合値修正方法にあっては、コンクリート製造プラントの操作盤に、予めコンクリートの品種毎の標準配合値、外気温度に応じた単位水量の増減率、スランプ値に応じた単位水量の増減率、及び単位水量の増減率から配合値を修正する修正演算式とを記憶格納しておき、コンクリートの出荷時に、出荷しようとする標準配合値を読み出して操作盤に設定する一方、配合値を修正するために操作盤に入力された外気温度、スランプ値を読み込み、読み込んだ外気温度、スランプ値から配合値の修正演算に用いる単位水量の増減率を決定し、この単位水量の増減率を用いて前記修正演算式によって配合値を再度演算し、この修正配合値を操作盤に再設定して先に設定した配合値を自動的に修正するようにしたことを特徴としている。
【0011】
【作用】
本発明の請求項1記載の配合値修正方法によれば、コンクリートの出荷時に配合値を修正するために操作盤に入力された外気温度を読み取り、予め操作盤に記憶格納させている温度テーブルに照らし合わせ、読み取った外気温度が該当する温度区分に対応する単位水量の増減率を選択して決定する。単位水量の増減率が決定されるとその増減率を配合値の修正演算式に適用して配合値の演算を再び行う。この演算結果を先に設定した操作盤上の配合値と置き換えて配合値を自動的に修正するのである。
【0012】
また、請求項2記載の配合値修正方法によれば、現場指定スランプ値による配合値の修正についても前記と同様に配合修正のために入力された現場指定スランプ値を読み取り、そのスランプ値に対応した単位水量の増減率を決定して再度配合値の修正演算を行い、先に設定した操作盤上の配合値と置き換えて自動的に配合値を修正するのである。
【0013】
更には、請求項3記載の配合値修正方法によれば、配合修正のために入力された外気温度と現場指定スランプ値の両方を読み取り、外気温度に対応する単位水量の増減率と、スランプ値に対応した単位水量の増減率をそれぞれ決定し、それぞれの増減率の加算修正により外気温度とスランプ値の双方に対応した単位水量の増減率を決定して再度配合値の修正演算を行い、先に設定した操作盤上の配合値と置き換えて自動的に配合値を修正するのである。
【0014】
このように、オペレータは操作盤に対して外気温度や現場指定スランプ値を入力するだけで配合修正を容易に行うことができる。しかも修正演算により配合修正を行うので、温度差やスランプ値の差による膨大な配合値を記憶しておく必要がなくなる。
【0015】
【実施例】
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0016】
図1は本発明の配合値修正方法を採用した操作盤1の外形図であり、操作盤1内部にはプラントを制御する制御部2を内蔵し、操作盤1上部にはプラントの制御情報を表示する表示装置3を配設している。
【0017】
図2、図3は上記操作盤1の表示装置に表示する表示内容を示したもので、図2はプラント運転時に主に使用する主画面であって、画面の左側は材料の計量、混練関係の表示を配置し、右側には出荷指図内容の設定、予約関係の表示部を配置している。
【0018】
画面左側上部には出荷しようとする配合の各材料の設定計量値を表示する設定計量値表示欄4を配置してあり、その下側は実際に計量した材料の計量値を表示する計量値表示欄5を配置している。またこれらの欄の下位には設定値や計量値の変化が一目で解るように細長い槽状をした槽状図柄6を配置して設定値や計量値の変化量に応じて槽状図柄6の内側の配色が上下に移動するグラフィックにより表示させるようにしている。
【0019】
この槽状図柄6の下方にはミキサを図案化したミキサ図柄7や、コンクリートホッパを図案化したホッパ図柄8が配置してあり、ミキサ図柄7の部分ではHNOで示す配合番号表示欄9に混練コンクリートの配合番号を、TNOで示すトラック番号表示欄10には積み込むトラックの番号を表示するようにしている。またホッパ図柄8でも同様に貯留コンクリートの配合番号や貯留量、積み込むトラックの番号を表示するようにしている。
【0020】
画面の中央下方には骨材の表面水率を入力設定する表面水補正欄11を配置しており、S(砂)、G(砂利)で示された部分に測定した表面水率を入力設定すると、その表面水率に基づいて材料の配合値に水分補正がなされる。
【0021】
また、この表面水補正欄11に温度、SLと示された外気温度入力欄12とスランプ値入力欄13とを配置している。これは後で詳述するが、温度補正、或はスランプ補正のための外気温度や現場の指定スランプ値を入力する欄である。
【0022】
画面右側上方には出荷内容を予約設定する欄を配置しており、上位に配置された欄が今回出荷するための出荷内容設定欄14で、下位に配置されている欄は次回以降出荷する内容を予約しておく出荷内容予約欄15である。この予約欄には操作盤1とは別に設置される出荷指示装置や出荷管理装置と呼ばれる出荷を指示する装置よりその内容を送信して設定することも行われる。これらの欄14、15ではCHで示されている工事区分を表わす番号、HNOで示される配合番号、m3 で示される出荷量、TNOで示される積み込みトラック番号が表示される。
【0023】
図3は配合内容を予め設定登録するための画面であって、画面の中央部には枠内を区画したアドレス欄16が配置され、そのアドレス欄16の区画の一つ一つをそれぞれ固有のアドレスとし、ANOで示されるアドレス番号が設定され、そのアドレスに対して任意の配合を番号を付して入力すると操作盤1の記憶部に記憶登録されるようになっている。
【0024】
例えば、先ずアドレス欄16の左上端の区画に配合を登録する場合、画面上部配合登録欄17のANOのところで0000番を入力し、続いて配合番号をHNOの欄に0001と入力する。呼び方の欄では210−10−040と入力してコンクリートの品質を入力する。更に画面左側の設定値入力欄18では、配合番号0001に対応する各材料の標準配合値をそれぞれ入力する。
【0025】
画面の右端に配置した入力欄は配合計算に用いるための諸元を入力する諸元入力欄19であって、水セメント比を示すW/Cの入力欄、細骨材率を示すS/aの入力欄、空気量の入力欄があり、その下方には各骨材、セメントの比重を入力する比重設定欄20を配置している。
【0026】
また、操作盤1には次式に示す単位水量に基づき標準配合値を修正する公知の修正演算式が記憶部に格納されており必要に応じて配合値の修正演算ができるように構成されている。
【0027】
1.単位水量演算式
W´=W×(1+水増減率%÷100) ・・・(1)
W´:修正単位水量
W :標準設定単位水量
2.単位セメント量演算式
C´=(W´÷(W/C))×100 ・・・(2)
Cv=C´÷セメント比重 ・・・(3)
C´ :修正セメント量
W/C:設定された水セメント比
Cv :セメント容積
3.単位混和剤量演算式
AD´=(C´÷100)×AD ・・・(4)
AD´:修正混和剤量
AD :標準設定配合値
4.単位細骨材量演算式
Av=(1000−(W´+Cv+(空気量%÷100)×1000)・・・(5)
Sv=Av×((S/a%)÷100) ・・・(6)
S´=Sv×細骨材比重 ・・・(7)
Av :全骨材容積
Sv :細骨材容積
S/a:設定された細骨材率
S´ :修正細骨材量
5.単位粗骨材量演算式
Gv=Av−Sv ・・・(8)
G´=Gv×粗骨材比重 ・・・(9)
Gv :粗骨材容積
G´ :修正粗骨材量
更に、操作盤1には外気温度や現場の指定スランプによる配合値の自動修正ができるように構成されており、図4〜図7に基づいてその手順を説明する。
【0028】
図6〜図7は外気温度や現場の指定スランプによる配合値の修正手順を示すフローチャートであり、図中のS1〜S19は各ステップを表わす。
【0029】
先ずプラントの運転前に外気温度及び現場の指定スランプ値と単位水量の増減率との相関関係を試験練りや出荷したコンクリートの品質管理データより求めておき、例えば図4、5に示すように外気温度及び現場指定のスランプ値を環境や工事状況に合わせて適宜区分し、外気温度又は現場指定スランプ値に対する適正な単位水量の増減率を温度テーブル及びスランプテーブルとして用意しておく。
【0030】
そして操作盤1には初期設定として先ず図4に示す温度テーブルに基づいて外気温度に対する単位水量の増減率を入力記憶させ(S1)、続いて図5に示すスランプテーブルに基づいて現場指定スランプ値に対する単位水量の増減率を入力記憶させる(S2)。初期設定を終了するか否か判断し(S3)、継続する場合はステップS1に戻って入力を継続する。終了する場合はENDに進み終了する。
【0031】
コンクリートの出荷要請があると図2の主画面の出荷内容予約欄15に工事番号、配合番号、出荷量、トラック番号を入力する。出荷内容設定欄14が空き状態であれば出荷内容が自動的に繰り上がって設定される。ここで操作盤1では出荷内容設定欄14に出荷予約が繰り上げられて設定されたか否か判断する(S4)。設定されていなければ設定待ち状態となり、設定されると操作盤1の記憶部より出荷しようとする配合番号に対応した標準配合値を読み込む(S5)。
【0032】
次に温度補正を行うように指示されているか否か、即ち外気温度入力欄12に外気温度が入力されているか否か判断し(S6)、入力されておれば前記外気温度を読み込み(S7)、続いて図4の温度テーブルより読み込んだ外気温度に対応する単位水量の増減率を選択する(S8)。温度テーブルより単位水量の増減率の選択が終了するか、ステップS6で温度補正の指示がなければ、即ち外気温度入力欄12に外気温度が入力されていなければステップS9に進む。そして次に外気温度と同様にスランプ値による補正指示があるか否か、即ちスランプ値入力欄13に現場指定スランプ値の入力があるか否か判断し(S9)、入力があれば前記スランプ値を読み込み(S10)、図5のスランプテーブルより読み込んだスランプ値に対応する単位水量の増減率を選択する(S11)。
【0033】
例えば、外気温度が14℃、スランプ補正が+0.5であれば、図4の温度テーブルより単位水量の増減率を−0.5、図5のスランプテーブルより単位水量の増減率を+1.0を選択するのである。そして最終の単位水量の増減率はそれぞれ加算して−0.5+1.0=+0.5%とするのである。
【0034】
単位水量の増減率が選択されると図7に示したフローチャートの配合計算ルーチンにより修正配合値が演算される(S12)。その手順は、外気温度及びスランプ値より選択された単位水量の増減率を加算して配合計算に用いる増減率を演算する(S13)。この単位水量の増減率を前記単位水量演算式の(1)式に代入して修正単位水量W´を演算する(S14)。
【0035】
この修正単位水量W´を前記単位セメント量演算式の(2)式に代入して修正セメント量C´を演算し(S15)、(3)式により修正セメント量をセメントの比重で除算してセメント容積Cvを演算する。
【0036】
また修正セメント量C´を前記単位混和剤量演算式の(4)式に代入して修正混和剤量AD´を演算する(S16)。
【0037】
次に、演算した修正単位水量、セメント容積、及び設定空気量を前記単位細骨材量演算式の(5)式に代入して全骨材容積Avを演算し、(6)式よりこの全骨材容積Avに設定細骨材率S/aを乗算して細骨材容積Svを演算し、更に(7)式によりこの細骨材容積Svを細骨材比重で除算して修正細骨材量S´を演算する(S17)。
【0038】
そして最後に単位粗骨材量演算式の(8)式に前記細骨材容積Svを代入して全骨材容積Avより細骨材容積Svを差し引いて粗骨材容積Gvを演算し、(9)式より粗骨材容積Gvを粗骨材比重により除算して修正粗骨材量G´を演算する(S18)。
【0039】
こうして修正された各材料の配合値が演算されると主画面の設定計量値表示欄4に修正配合値として標準配合値に置き換えられて表示される。
【0040】
また、ステップS9でスランプ値による補正指示がない場合、即ちスランプ値入力欄13に現場指定スランプ値の入力がない場合には標準配合値は修正されずに設定計量値表示欄4に表示される(S19)。配合値が画面に設定されるとENDに進み、配合計算及び設定手順を終了して次の材料計量手順及び混練手順へと進む。
【0041】
このように外気温度や現場指定スランプ値を入力することによって操作盤の標準配合値を自動的に修正設定して所望のコンクリートを速やかに出荷することができるのである。
【0042】
なお、上記実施例においては、操作盤に入力変更された外気温度と現場指定スランプ値のそれぞれに対応する単位水量の増減率を選択し、それらを加算して最終の増減率を決定し、その増減率を基に再度配合値の修正演算を行い、先に設定した操作盤上の配合値と置き換えて自動的に配合値を修正する方法をフローチャートに基づき説明したが、外気温度または現場指定スランプ値のどちらか一方のみを入力変更して配合値を修正する方法についてはどちらか一方の流れが省略されるだけで上記とほぼ同様であるので説明を省略する。
【0043】
【発明の効果】
以上のように本発明にあっては、予め外気温度または現場指定スランプ値に対応した単位水量の増減率を求めておき、これらの単位水量の増減率とこの増減率を用いて配合の修正演算を行う配合修正演算式を操作盤1に記憶格納し、操作盤1の運転画面には外気温度入力欄12及び現場指定スランプ値の入力欄13を配置し、外気温度または現場指定スランプ値による修正入力があるとそれに対応した単位水量の増減率を選択し、その単位水量の増減率を用いて前記配合修正演算式により配合の修正を行うようにしたので、従来のように多数の季節配合または現場指定スランプ値に対応した配合も常時記憶格納する必要が無く、標準配合のみを記憶させておくだけで済み、記憶素子も小規模なもので構成できる。
【0044】
また、外気温度や現場指定スランプ値を入力するだけで所望の配合値が演算されて操作盤1に自動的に設定されるので、熟練したオペレータでなくても所望のコンクリートの配合設定が容易となり、コンクリートの出荷が円滑に行なえてプラントの生産性向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配合値修正方法を採用した操作盤の外形図である。
【図2】操作盤の画面例を示す説明図である。
【図3】操作盤の別の画面例を示す説明図である。
【図4】外気温度と単位水量の増減率との関係を示す温度テーブルである。
【図5】現場指定スランプ値と単位水量の増減率との関係を示すスランプテーブルである。
【図6】修正配合計算の手順を示すフローチャートである。
【図7】修正配合計算の手順を示すフローチャートである。
【符合の説明】
1…操作盤 2…制御部
3…表示装置 4…設定計量値表示欄
12…外気温度入力欄 13…スランプ値入力欄
17…配合登録欄[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a blending value correcting method in a concrete manufacturing plant, and more particularly to a blending value correcting method for dealing with changes in outside air temperature and on-site designated slump values.
[0002]
[Prior art]
The operation control panel of a concrete manufacturing plant that measures and kneads various concrete materials stores and stores the pre-calculated values of various materials for each type of concrete. Read and set, weigh and knead.
[0003]
There are many blending values corresponding to the seasonal temperature changes. Recently, many of these blending values have been stored and stored by the practical use of operation panels with large-capacity storage elements. It has come to be able to be selected and set appropriately as required.
[0004]
In addition, as for the on-site designated slump value, a blended value considering slump loss during transportation has been prepared, and these can be appropriately selected and used as necessary.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, it has become possible to use a mixture corresponding to a large number of seasonal blends and on-site specified slump values, but the memory elements for storing them require a large capacity, and the memory elements are also large. Even though the capacity has been reduced and the cost has been reduced, it is also a factor in increasing the cost of the operation panel.
[0006]
Moreover, these many formulations are not only used by switching every season, but also applied when there is a change in the outside air temperature. Therefore, in order to select a desired composition, it is necessary to take a cumbersome procedure such as calculating an increase / decrease rate of the unit water amount from the outside air temperature or a desired slump value and selecting a composition that matches the increase / decrease rate. Therefore, while there is a skilled operator or laboratory staff, it is possible to quickly change the composition, but if it is an inexperienced operator, it may be inconvenient because the switching judgment and switching work may be inexperienced It also includes sex.
[0007]
The present invention has been made in view of the above points, and an object thereof is to provide a method for correcting a blending value of a concrete manufacturing plant that can automatically set an appropriate blending value based on an outside air temperature or an on-site designated slump value on an operation panel. .
[0008]
[Means for solving problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a blending value correcting method according to
[0009]
Moreover, in the blending value correction method according to
[0010]
Furthermore, in the blending value correction method according to
[0011]
[Action]
According to the blending value correcting method of the first aspect of the present invention, the temperature of the outside air input to the operation panel for correcting the blending value at the time of shipment of the concrete is read and stored in the operation panel in advance. Check and select the rate of increase / decrease of the unit water volume corresponding to the temperature category corresponding to the read outside air temperature. When the rate of increase / decrease of the unit water amount is determined, the rate of increase / decrease is applied to the formula for correcting the blending value, and the blending value is calculated again. The calculation result is automatically corrected by replacing the calculation result with the previously set combination value on the operation panel.
[0012]
Further, according to the blending value correction method according to
[0013]
Further, according to the blending value correcting method according to
[0014]
As described above, the operator can easily correct the composition simply by inputting the outside air temperature and the on-site designated slump value to the operation panel. In addition, since the composition correction is performed by the correction calculation, it is not necessary to store enormous composition values due to temperature differences or slump value differences.
[0015]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0016]
FIG. 1 is an external view of an
[0017]
2 and 3 show the display contents displayed on the display device of the
[0018]
In the upper left part of the screen, there is a set measurement
[0019]
Below this tank-shaped
[0020]
A surface
[0021]
Further, an outside air
[0022]
In the upper right part of the screen, a column for setting the reservation of shipping contents is arranged. The column arranged at the upper level is the shipping
[0023]
FIG. 3 shows a screen for pre-setting and registering the composition contents. An
[0024]
For example, when registering a recipe in the upper left upper section of the
[0025]
The input column arranged at the right end of the screen is a
[0026]
Further, the
[0027]
1. Unit water quantity calculation formula W ′ = W × (1 +% of water increase / decrease rate ÷ 100) (1)
W ′: Corrected unit water amount W: Standard set unit water amount Unit cement amount calculation formula C ′ = (W ′ ÷ (W / C)) × 100 (2)
Cv = C ′ ÷ cement specific gravity (3)
C ′: corrected cement amount W / C: set water cement ratio Cv: cement volume Unit admixture amount calculation formula AD ′ = (C ′ ÷ 100) × AD (4)
AD ′: Corrected admixture amount AD: Standard setting blending value Unit fine aggregate amount calculation formula Av = (1000− (W ′ + Cv + (air amount% ÷ 100) × 1000)) (5)
Sv = Av × ((S / a%) ÷ 100) (6)
S '= Sv x specific gravity of fine aggregate (7)
Av: Total aggregate volume Sv: Fine aggregate volume S / a: Set fine aggregate ratio S ′: Modified fine aggregate amount Unit coarse aggregate amount calculation formula Gv = Av−Sv (8)
G ′ = Gv × rough aggregate specific gravity (9)
Gv: Coarse aggregate volume G ′: Corrected coarse aggregate amount Further, the
[0028]
FIGS. 6 to 7 are flow charts showing the procedure for correcting the blending value by the outside air temperature and the designated slump at the site, and S1 to S19 in the figure represent each step.
[0029]
First, before the plant is operated, the correlation between the outside air temperature and the specified slump value at the site and the rate of increase / decrease in the unit water volume is obtained from the quality control data of the concrete that has been tested and shipped, for example, as shown in FIGS. The temperature and on-site designated slump values are appropriately classified according to the environment and construction conditions, and an appropriate unit water amount increase / decrease rate with respect to the outside air temperature or on-site designated slump value is prepared as a temperature table and a slump table.
[0030]
Then, as an initial setting, the
[0031]
When there is a request for shipment of concrete, a construction number, a blending number, a shipment amount, and a track number are entered in the shipment
[0032]
Then whether it is instructed to perform temperature compensation, i.e. it is determined whether the outside air temperature is input to the outdoor air temperature input column 12 (S6), reads the ambient temperature if I is entered (S7) Subsequently, the rate of increase / decrease of the unit water amount corresponding to the outside air temperature read from the temperature table of FIG. 4 is selected (S8). If the selection of the unit water volume increase / decrease rate is completed from the temperature table or if there is no temperature correction instruction in step S6, that is, if the outside air temperature is not input in the outside air
[0033]
For example, the outside air temperature is 14 ° C., slump correction +0.5 der lever, the change rate of the unit water than the temperature table of FIG. 4 -0.5, the change rate of the unit water than slump table of Figure 5 +1. 0 is selected. And the increase / decrease rate of the final unit water amount is respectively added to be −0.5 + 1.0 = + 0.5%.
[0034]
When the increase / decrease rate of the unit water amount is selected, the corrected blending value is calculated by the blending calculation routine of the flowchart shown in FIG. 7 (S12) . In the procedure, the increase / decrease rate of the unit water amount selected from the outside air temperature and the slump value is added to calculate the increase / decrease rate used for the blending calculation (S13). The unit water amount increase / decrease rate is substituted into the unit water amount calculation equation (1) to calculate the corrected unit water amount W ′ (S14).
[0035]
The corrected unit water amount W ′ is substituted into the unit cement amount calculation formula (2) to calculate the corrected cement amount C ′ (S15), and the corrected cement amount is divided by the specific gravity of the cement by the formula (3). The cement volume Cv is calculated.
[0036]
Further, the corrected cement amount C ′ is substituted into the unit admixture amount calculation formula (4) to calculate the corrected admixture amount AD ′ (S16).
[0037]
Next, the calculated total unit volume Av is calculated by substituting the calculated corrected unit water amount, cement volume, and set air amount into equation (5) of the unit fine aggregate amount calculation formula, The fine aggregate volume Sv is calculated by multiplying the aggregate volume Av by the set fine aggregate ratio S / a, and further, this fine aggregate volume Sv is divided by the fine aggregate specific gravity according to the equation (7), and the corrected fine bone The material amount S ′ is calculated (S17).
[0038]
Finally, the fine aggregate volume Sv is substituted into the formula (8) of the unit coarse aggregate amount calculation formula, and the coarse aggregate volume Gv is calculated by subtracting the fine aggregate volume Sv from the total aggregate volume Av. The modified coarse aggregate amount G ′ is calculated by dividing the coarse aggregate volume Gv by the coarse aggregate specific gravity from the equation (9) (S18).
[0039]
When the blended values of the respective materials thus corrected are calculated, they are replaced with the standard blended values as the modified blended values and displayed in the set measurement
[0040]
If there is no correction instruction based on the slump value in step S9, that is, if no on-site designated slump value is input in the slump
[0041]
Thus, by inputting the outside air temperature and the on-site designated slump value, the standard blending value of the operation panel is automatically corrected and set, and desired concrete can be shipped quickly.
[0042]
In the above embodiment, the unit water volume increase / decrease rate corresponding to each of the outside air temperature and the on-site designated slump value input to the operation panel is selected, and the final increase / decrease rate is determined by adding them. make corrections calculation again blended value based on rate of change, but the automatic blending value is replaced with the blending value of operation panel previously set has been described with reference to the flow chart of how correct Osamu, the outside air temperature or in the field specified since for either only that enter change correct blending value Osamu methods slump value is substantially the same as the only one of the flow is omitted omitted.
[0043]
【The invention's effect】
As described above, in the present invention, the unit water volume increase / decrease rate corresponding to the outside air temperature or the on-site specified slump value is obtained in advance, and the unit water amount increase / decrease rate and this rate of increase / decrease are used to modify the composition. Is stored and stored in the
[0044]
In addition, the desired blending value is calculated and automatically set on the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external view of an operation panel that employs a blended value correction method of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory diagram showing an example of a screen on the operation panel.
FIG. 3 is an explanatory diagram illustrating another screen example of the operation panel.
FIG. 4 is a temperature table showing the relationship between the outside air temperature and the rate of increase / decrease in unit water volume.
FIG. 5 is a slump table showing the relationship between the on-site designated slump value and the rate of increase / decrease in unit water volume.
FIG. 6 is a flowchart showing a procedure for correction formulation calculation.
FIG. 7 is a flowchart showing a procedure for correction formulation calculation.
[Explanation of sign]
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