JP3608589B2 - Multiple broadcast receiver - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラジオデータシステム(以下、単にRDSと称する)放送等の多重放送を受信する多重放送用受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、このようなRDS放送としては、主に欧州等で広く普及されており、FMラジオ放送の放送電波に多重データを多重化しており、この多重データ中においては、例えば放送番組を識別する番組識別データ(以下、単にPIコードと称する)があり、この番組識別コードを受信側にて検出することができる。
【0003】
このようなRDS放送を行っている欧州等においては、同一の放送番組を各国又は各地域の放送局にて放送しているので、受信側においては前記番組識別データを検出することにより、その番組内容を識別することができて、この番組識別データは非常に便利なサービスである。
【0004】
このようなRDS放送を受信するRDS受信装置においては、例えば現在受信中の放送番組と異なる所望の放送番組を受信するような場合には、受信周波数を自動的に順次に切り換えるシーク動作を行うシーク機能を備えているのが通常である。
【0005】
このようなシーク動作としては、シーク動作中に受信された放送電波の受信レベルが良好な場合、例えば受信中の放送電波におけるシグナルメータ電圧等が所定レベル値以上の場合に、この放送電波の有局検出を行うものである。
【0006】
しかしながら、このような欧州等においては、同一地域内においても同一番組を放送していることが多々あるために、RDS受信装置におけるシーク動作を行った場合、シーク動作直前、つまり現在受信中の放送番組と同一の放送番組であっても、その受信周波数でシーク動作を停止して同一の放送番組を受信してしまうので、所望の放送番組をなかなか受信することができず、しかも逐次にシーク動作を促すキー入力操作を行わなければならず、非常に操作性が良くないといった事態が発生した。
【0007】
そこで、このような事態に対処すべく出願人は特開昭64−67037号に示すようなRDS受信装置を考案している。
【0008】
このようなRDS受信装置は、シーク動作を促すキー入力操作を行うと、シーク動作直前の放送番組に対応するPIコードを記憶しておき、このシーク動作中に放送番組を有局検出する、つまりシークすると、現在記憶中のPIコードとシークされたPIコードとを比較し、これらのPIコードが同一であると、現在動作中のシーク動作を停止せずにシーク動作を継続する、言い換えれば記憶中のPIコードと異なるPIコードが検出されるまでシーク動作を継続するようにしている。
【0009】
従って、このようなRDS受信装置によれば、シーク動作中に、シーク動作直前の放送番組と同一の放送番組をシークしたとしても、現在動作中のシーク動作を停止せずに継続し、シーク動作直前の放送番組と異なる放送番組をシークした場合において現在動作中のシーク動作を停止するようにしたので、シーク動作を促すキー入力操作の回数を減らすことにより、その操作性を良好にすることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の多重放送用受信装置であるRDS受信装置によれば、例えば図6に示すようにシーク動作の順番が周波数の小さい方から受信周波数F1,F2,F3,F4,F5,F6とし、受信周波数F1,F2,F4を放送番組PI1、受信周波数F3,F5を放送番組PI2、F6を放送番組PI3とした放送設定で、ユーザーの所望の放送番組をPI3とした場合、第1回目のシーク動作時においては、まず現在受信中の受信周波数F1、つまりシーク動作直前の放送番組PI1のPIコードを記憶し、次にシーク動作にて受信周波数F2の放送番組PI1を検出するのであるが、前記受信周波数F1の放送番組と同一であるためにシーク動作を継続し、次に受信周波数F3の放送番組PI2を検出すると、現在記憶中のPIコード(受信周波数F1の放送番組PI1)と異なるので、現在動作中のシーク動作を受信周波数F3にて停止する。
【0011】
次に第2回目のシーク動作を行い、このシーク動作直前の受信周波数F3の放送番組PI2のPIコードを記憶更新し、このシーク動作にて受信周波数F4の放送番組PI1を検出すると、この放送番組PI1が現在記憶中のPIコード (受信周波数F3の放送番組PI2)と異なるので、現在動作中のシーク動作を受信周波数F4にて停止する。
【0012】
このようにして第3回目乃至第4回目のシーク動作を行い、第4回目のシーク動作により、このシーク動作直前の受信周波数F5の放送番組PI2のPIコードを記憶更新し、このシーク動作にて受信周波数F6の放送番組PI3を検出すると、この放送番組PI3が現在記憶中のPIコード(受信周波数F5の放送番組PI2)と異なるので、現在動作中のシーク動作を受信周波数F6にて停止する。
【0013】
上記一連の動作により、図6に示すような放送設定で放送番組PI3を受信する場合には、4回目のシーク動作で所望の放送番組PI3を受信することができる。
【0014】
しかしながら、このようなRDS受信装置によれば、シーク動作直前の放送番組と同一の放送番組をシークしたとしても、現在動作中のシーク動作を停止せずに継続するようにしたが、飽くまでもシーク動作直前の放送番組と同一の放送番組のみを対象としているために、図6に示すような放送設定で所望の放送番組PI3をシークするような場合には、所望の放送番組をなかなか受信することができず、しかも、幾度もシーク動作を促す入力操作が必要であり、非常に操作性が良くないといった問題点があった。
【0015】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、同一番組を多く設定している放送地域であっても、所望の放送番組を迅速に受信することができ、しかも、その操作性を良好にした多重放送用受信装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の多重放送用受信装置における第1の発明は、放送局から到来する、放送番組及びこの放送番組に多重化されたデータを含む放送電波を受信する受信手段と、この受信手段にて受信された放送電波から番組識別データを検出する識別データ検出手段と、前記受信手段に対して受信周波数を順次に変更して各放送局の放送電波を順次に受信させるシーク動作を実行するシーク手段と、このシーク動作中に放送局の放送電波を受信したことを検出する有局検出手段と、前記番組識別データを複数記憶可能な記憶手段と、所定操作に応じて、前記シーク手段にシーク動作を実行させ、シーク動作直前の番組識別データを前記記憶手段に記憶し、シーク動作中に前記有局検出手段にて検出された放送局の番組識別データが前記記憶手段に記憶されたいずれかの番組識別データと一致すれば、このシーク動作を継続する制御手段とを有する多重放送用受信装置であって、所定時間を計時するタイマーを有し、前記制御手段は、シーク動作中に検出された放送局の番組識別データと記憶手段に記憶されている全ての番組識別データとが不一致であれば、前記タイマーをスタートして所定時間経過前に前記所定操作を検出すると、このシーク動作中に検出された放送局の番組識別データを前記記憶手段に記憶して、前記シーク手段にシーク動作を再び実行させることを特徴とする。
【0017】
この多重放送用受信装置は、例えばRDS放送等の多重放送を受信するRDS受信装置に相当するものである。
【0018】
前記受信手段は受信アンテナやフロントエンド部に相当するものであり、前記識別データ検出手段はRDS放送中の多重データを解読するRDS復調回路に相当するものであり、前記有局検出手段は、例えばIF検波回路にてシグナルメータ電圧やIFカウンター信号等を利用して受信レベルが所定値以上であるか否かを検出するものであり、前記制御手段は装置全体を制御するCPUに相当するものであり、前記シーク手段はCPUからの指令に応じて前記フロントエンド部の受信周波数を切り換えるPLL回路に相当するものであり、前記記憶手段は例えばRAMに相当するものである。
【0019】
また、前記識別データ検出手段にて検出される番組識別データは、放送番組を識別するPIコードに相当するものである。
【0020】
前記シーク動作直前の番組識別データとは、前記所定操作、つまりシーク動作を促すキー入力操作時に受信中の放送番組に係わるPIコードに相当するものである。
【0021】
従って、第1の発明における多重放送用受信装置によれば、シーク動作中に検出された放送局の番組識別データと記憶手段に記憶されている全ての番組識別データとが不一致であれば、前記タイマーをスタートして所定時間経過前に前記所定操作を検出すると、このシーク動作中に検出された放送局の番組識別データを前記記憶手段に記憶して、前記シーク手段にシーク動作を再び実行させるようにした、つまりシーク動作直前の放送番組だけでなく、シーク動作中に検出された不一致の放送番組の番組識別データをも記憶手段に追加記憶することにより、記憶手段に記憶中の番組識別データと同一の放送番組を受信したとしても、シーク動作を停止せずに継続するようにしたので、図6に示すような放送設定で所望の放送番組をシークするような場合であっても所望の放送番組を迅速に受信することができ、しかも、シーク動作を促す入力操作回数も最小限に抑えることができ、その操作性を良好にすることができる。
【0022】
また、第2の発明における多重放送用受信装置は、第1の発明の構成に加えて、前記制御手段が、シーク動作中に検出された放送局の番組識別データと記憶手段に記憶されている全ての番組識別データとが不一致であれば、前記タイマーをスタートして所定時間を経過すると、動作中のシーク動作を停止して、前記記憶手段に記憶中の番組識別データを消去することを特徴とする。
【0023】
従って、第2の発明における多重放送用受信装置によれば、第1の発明の効果に加えて、シーク動作中に検出された放送局の番組識別データと記憶手段に記憶されている全ての番組識別データとが不一致であれば、前記タイマーをスタートして所定時間を経過すると、動作中のシーク動作を停止して、前記記憶手段に記憶中の番組識別データを消去するようにしたので、前記記憶手段に記憶中の番組識別データを何等操作を要せずとも自動的に消去することができ、その操作性を良好にすることができる。
【0024】
また、第3の発明における多重放送用受信装置は、放送局から到来する、放送番組及びこの放送番組に多重化されたデータを含む放送電波を受信する受信手段と、この受信手段にて受信された放送電波から番組識別データを検出する識別データ検出手段と、前記受信手段に対して受信周波数を順次に変更して各放送局の放送電波を順次に受信させるシーク動作を実行するシーク手段と、このシーク動作中に放送局の放送電波を受信したことを検出する有局検出手段と、前記番組識別データを複数記憶可能な記憶手段と、所定操作に応じて、前記シーク手段にシーク動作を実行させ、シーク動作直前の番組識別データを前記記憶手段に記憶し、シーク動作中に前記有局検出手段にて検出された放送局の番組識別データが前記記憶手段に記憶されたいずれかの番組識別データと一致すれば、このシーク動作を継続する制御手段とを有する多重放送用受信装置であって、設定時間を計時する設定タイマーを有し、前記制御手段は、前記所定操作に応じて、前記設定タイマーをスタートすると共に、前記シーク手段にシーク動作を実行させ、この設定時間を経過すると、前記記憶手段に記憶中の番組識別データを消去することを特徴とする。
【0025】
尚、第1および第2の発明にて説明した所定時間は、現在動作中のシーク動作を継続するか否かを監視の対象としているが、この第3の発明における設定時間は、シーク動作中に記憶手段に記憶中の番組識別データを消去するか否かを監視の対象としている。また、この設定時間は、例えば120sec程度にするのが良い。
【0026】
従って、第3の発明における多重放送用受信装置によれば、所定操作に応じて設定タイマーをスタートさせ、この設定タイマーの設定時間が経過すると、シーク動作中であっても記憶手段に記憶中の番組識別データを自動的に消去するようにしたので、例えば現在放送中の放送局に係わる全ての番組識別データを記憶手段に記憶してしまうことにより、シーク動作にて放送局を受信することができないといった事態にも対処することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の多重放送用受信装置の実施形態を示すRDS受信装置について説明する。図1は本実施形態を示すRDS受信装置内部の概略構成を示すブロック図である。
【0028】
図1においてRDS受信装置は、放送局から到来する放送電波を受信する受信アンテナ1と、後述するPLL回路2から出力される電圧に基づいて放送局の放送電波に同調する中間周波数信号を出力するフロントエンド部3と、この中間周波数信号を増幅して、シグナルメーター電圧及びIFカウンター信号を出力すると共に、前記中間周波数信号をFM復調して、オーディオ信号として出力するIF検波回路4と、このオーディオ信号に含まれるパルスノイズをキャンセルし、ステレオ復調してステレオ信号を出力するNC/MPX回路5と、このステレオ信号の信号レベルを可変することにより、このステレオ信号にかけるミュートをON/OFFさせるVol/Mute回路6と、このVol/Mute回路6を介してのステレオ信号を増幅するアンプ回路7と、このアンプ回路7にて増幅されたステレオ信号を音声出力するスピーカ8と、前記IF検波回路4のオーディオ信号からRDSデータを復調し、出力するRDS復調回路9と、様々なRDS受信装置に係わる指令、例えばシーク動作指令を入力する操作キー10と、このRDS受信装置全体を制御するCPU11とを有している。
【0029】
前記RDS復調回路9の内部には、57kHzのBPF回路を有し、このBPF回路にてオーディオ信号から57kHzの副搬送波を通過させることにより、RDSデータを復調させるものである。
【0030】
前記CPU11は、前記RDSデータ及び周波数等を記憶するRAM11a等を内蔵すると共に、所定の放送局を同調させるようにPLL回路2を介してフロントエンド部3に直流電圧を出力させるものである。
【0031】
また、CPU11は、前記IF検波回路4からのシグナルメーター電圧やIFカウンター信号等の受信レベル値をそれぞれ記憶し、これらの受信レベル値が所定レベル値以上にあるか否かを判別する比較動作等をも行っている。
【0032】
また、前記CPU11は、前記Vol/Mute回路6におけるON/OFFを制御しているものとする。
【0033】
次に、このようなRDS受信装置の動作について説明する。図2は本発明のRDS受信装置のシーク動作処理におけるCPU11の処理動作を示すフローチャートである。
【0034】
このシーク動作処理とは、シーク動作直前の放送番組のPIコードだけでなく、シーク動作中に検出された不一致の放送番組のPIコードをもRAM11aに記憶することにより、RAM11aに記憶されたいずれかのPIコードと同一の放送番組を受信したとしても、シーク動作を停止せずに継続すると共に、シーク動作中に検出された放送局のPIコードとRAM11aに記憶された全てのPIコードとが不一致であれば、タイマーをスタートして所定時間を経過すると、動作中のシーク動作を停止して、前記RAM11aに記憶中のPIコードを消去するようにした処理である。
【0035】
図2においてCPU11は、前記操作キー10によるシーク動作を促すシークキーを入力すると(ステップS1)、現在受信中の放送番組に係わるPIコードをRAM11aに記憶し(ステップS2)、Vol/Mute回路6のミュートをONにし(ステップS3)、現在受信中の受信周波数を1ステップだけシークアップし(ステップS4)、このシークアップにて受信された放送局のシグナルメーター電圧が所定レベル値以上あるか、つまり現在受信中の放送局のSD信号がOK又はNGかを判定する(ステップS5)。尚、ステップS4においては、受信周波数を1ステップづつアップさせるシークアップを行うようにしたが、これはシークキーの入力操作によって決定されるものであり、受信周波数を1ステップづつダウンさせるシークダウンを行うようにしても良い。
【0036】
ステップS5にて現在受信中の放送局のSD信号がOKであれば、現在受信中の放送局のIFカウンター信号のカウンター値が所定レベル値以上であるか否か、つまりIFカウンター信号がOK又はNGかを判定する(ステップS6)。このIFカウンター信号がOKであれば、現在受信中の放送局がRDS局であるか否かを判定する(ステップS7)。現在受信中の放送局がRDS局でなければ、ミュートON中のVol/Mute回路6のミュートをOFFとし(ステップS8)、前記CPU11内部のタイマーをスタートし(ステップS9)、このタイマーがタイムアップしたか否かを判定する(ステップS10)。このタイマーがタイムアップしたのでなければ、前記シークキーが入力されたか否かを判定する(ステップS11)。このタイマーの計測時間中にシークキーが入力されたのであれば、この受信中のPIコードを前記RAM11aに追加記憶し(ステップS12)、ステップS3に移行する。尚、ステップS12においては現在受信中の放送局におけるPIコードをRAM11aに追加記憶するのであるが、現在受信中の放送局がRDS局、つまりPIコードを送信する放送局であることに限ることは言うまでもない。
【0037】
また、ステップS7にて現在受信中の放送局がRDS局であれば、この放送局のPIコードが前記RAM11aに記憶中のPIコードに一致するか否かを判定する(ステップS13)。現在受信中の放送局がRAM11aに記憶中のPIコードと一致するのでなければ、ステップS8に移行する。
【0038】
また、ステップS5にてSD信号がNG、又はステップS6にてIFカウンター信号がNG、又はステップS14にて現在受信中の放送局がRAM11aに記憶中のPIコードと一致するのであれば、ステップS4に移行する。
【0039】
また、ステップS11にてタイマー計測時間中にシークキーが入力されたのでなければ、ステップS10に移行する。
【0040】
また、ステップS10にてタイムアップしたのであれば、現在RAM11aに記憶中のPIコードを消去し(ステップS14)、このシーク動作処理を終了する。
【0041】
では、図5に基づいてシーク動作処理を具体的に説明する。図5は本発明のシーク動作処理に係わるシーク動作回数を端的に示す説明図である。尚、図5の放送設定は図6の放送設定と同一であり、所望放送局も放送番組PI3で同一である。
【0042】
第1回目のシーク動作時においては、まず現在受信中の受信周波数F1、つまりシーク動作直前の放送番組PI1のPIコードを前記RAM11aに記憶し、次にシーク動作にて受信周波数F2の放送番組PI1を検出するのであるが、前記RAM11aに記憶中の受信周波数F1の放送番組と同一であるためにシーク動作を継続し、次に受信周波数F3の放送番組PI2を検出すると、現在記憶中のPIコード(受信周波数F1の放送番組PI1)と異なるので、現在動作中のシーク動作を受信周波数F3にて停止する。
【0043】
次に第2回目のシーク動作を行い、このシーク動作直前の受信周波数F3の放送番組PI2のPIコードをRAM11aに追加記憶する。尚、この際、RAM11aには、先に記憶中の放送番組PI1及びPI2のPIコードが記憶されたこととなる。
【0044】
このシーク動作にて受信周波数F4の放送番組PI1を検出すると、前記RAM11aに記憶中の放送番組PI1と現在受信中の放送番組とが同一であるために、現在動作中のシーク動作を継続する。
【0045】
このシーク動作にて受信周波数F5の放送番組PI2を検出すると、前記RAM11aに記憶中の放送番組PI2と現在受信中の放送番組とが同一であるために、現在動作中のシーク動作を継続する。
【0046】
このシーク動作にて受信周波数F6の放送番組PI3を検出すると、前記RAM11aに記憶中の放送番組とこの放送番組PI3とは異なるので、現在動作中のシーク動作を受信周波数F6にて停止する。
【0047】
このような一連の動作を行うことにより、図5に示すような放送設定であっても、従来なら4回のシーク動作を行わなければならなかったのが、2回のシーク動作で済む。
【0048】
従って、図2に示すシーク動作処理によれば、シーク動作中に検出された放送局のPIコードとRAM11aに記憶された全てのPIコードとが不一致であれば、前記タイマーをスタートして所定時間経過前に前記所定操作を検出すると、このシーク動作中に検出された放送局のPIコードを前記RAM11aに記憶して、前記タイマーをクリアし、前記シーク動作を再び実行させるようにした、つまりシーク動作直前の放送番組だけでなく、シーク動作中に検出された不一致の放送番組のPIコードをもRAM11aに記憶することにより、RAM11aに記憶中のPIコードと同一の放送番組を受信したとしても、シーク動作を停止せずに継続するようにしたので、図5に示すような放送設定で所望の放送番組をシークするような場合であっても所望の放送番組を迅速に受信することができ、しかも、シーク動作を促す入力操作回数も最小限に抑えることができ、その操作性を良好にすることができる。
【0049】
また、シーク動作中に検出された放送局のPIコードとRAM11aに記憶された全てのPIコードとが不一致であれば、前記タイマーをスタートして所定時間を経過すると、動作中のシーク動作を停止して、前記RAM11aに記憶中のPIコードを消去するようにしたので、前記RAM11aに記憶中のPIコードを何等操作を要せずとも自動的に消去することができ、その操作性を良好にすることができる。
【0050】
しかしながら、図2に示すシーク動作処理によれば、現在放送中の全ての放送局のPIコードをシーク動作中にRAM11aに記憶した場合には、継続中のシーク動作にてPIコードを検出することができなくなってしまうといった事態も考えられる。
【0051】
そこで、このような事態に対処するために、次に説明するような実施の形態におけるシーク動作処理を付け加えるようにしても良い。
【0052】
では、次に他の実施形態におけるシーク動作処理について説明する。図3は他の実施形態のシーク動作処理におけるCPU11の処理動作を示すフローチャートである。
【0053】
図3においてCPU11は、前記シークキーを入力すると(ステップS21)、前記Vol/Mute回路6のミュートをONし(ステップS22)、現在受信中の放送局におけるPIコードを前記RAM11aに記憶し(ステップS23)、タイマー計測中であるか否かを判定する(ステップS24)。タイマー計測中でなければ、タイマーをスタートし(ステップS25)、タイムアップしたか否かを判定する(ステップS26)。
【0054】
尚、ここでのタイマーは、前述した図2に示すステップS9のタイマーとは異なるものであり、ステップS9のタイマーは現在動作中のシーク動作を継続するか否かを判別するためのものであり、この図3のステップS25におけるタイマーはシーク動作中にRAM11aに記憶中のPIコードを消去するか否かを判別するためのものである。また、ステップS26にてタイムアップしたか否かを判定する方法としては、後述するタイムアップフラグが出力されたか否かを判別するだでけでよい。
【0055】
また、このタイマーは例えば120secに設定しておくのが最良である。
【0056】
現在計測中のタイマーがタイムアップしたのであれば、現在RAM11aに記憶中のPIコードを全て消去し(ステップS27)、現在受信中の受信周波数を1ステップづつシークアップさせ(ステップS28)、このシークアップにて受信中の放送局におけるSD信号がNG又はOKであるかを判定する(ステップS29)。尚、ステップS28においては、受信周波数を1ステップづつアップさせるシークアップを行うようにしたが、これはシークキーの入力操作によって決定されるものであり、受信周波数を1ステップづつダウンさせるシークダウンを行うようにしても良い。
【0057】
ステップS29にて現在受信中の放送局のSD信号がOKであれば、この放送局のIFカウンター信号がOK又はNGであるかを判定する(ステップS30)。このIFカウンター信号がOKであれば、この放送局がRDS局であるか否かを判定する(ステップS31)。
【0058】
この放送局がRDS局であれば、このRDS局のPIコードが前記RAM11aに記憶中のPIコードと一致するか否かを判定する(ステップS32)。このRAM11aに記憶中のPIコードと一致するのでなければ、前記Vol/Mute回路6のミュートをOFFし(ステップS33)、現在受信中の放送局におけるPIコードを前記RAM11aに追加記憶し(ステップS34)、このシーク動作処理を終了する。
【0059】
また、ステップS24にてタイマーが計測中であれば、ステップS26に移行する。ステップS26にてタイマーがタイムアップしたのでなければ、ステップS28に移行する。
【0060】
また、ステップS31にて現在受信中の放送局がRDS局でなければ、ステップS33に移行する。
【0061】
また、ステップS29にてSD信号がNG、ステップS30にてIFカウンタ信号がNG、又はステップS32にてRAM11aに記憶中のPIコードと合致しているのであれば、ステップS26に移行する。
【0062】
図4はステップS25にてスタート中のタイマーに係わるタイマースタート処理におけるCPU11の処理動作を示すフローチャートである。
【0063】
図4においてCPU11は、ステップS25の動作中にカウント動作を開始し(ステップS41)、このカウント値が所定値以上であるか否かを判定する(ステップS42)。このカウント値が所定値以上であれば、タイムアップフラグを出力し(ステップS43)、この処理動作を終了する。
【0064】
従って、他の実施形態におけるRDS受信装置によれば、シーク動作を促すシークキーの入力と同時にタイマーをスタートさせ、このタイマーがタイムアップすると、シーク動作中であってもRAM11aに記憶中のPIコードを自動的に消去するようにしたので、例えばシーク動作中に現在放送中の全ての放送局に係わるPIコードがRAM11aに記憶されたとしても、タイマー時間の経過に伴ってシーク動作にて放送局の受信を可能とすることができる。
【0065】
【発明の効果】
上記のように構成された本発明の第1の発明における多重放送用受信装置によれば、シーク動作中に検出された放送局の番組識別データと記憶手段に記憶された全ての番組識別データとが不一致であれば、タイマーをスタートして所定時間経過前に前記所定操作を検出すると、このシーク動作中に検出された放送局の番組識別データを前記記憶手段に記憶して、前記シーク動作を再び実行するようにした、つまりシーク動作直前の放送番組だけでなく、シーク動作中に検出された不一致の放送番組の番組識別データをも記憶手段に追加記憶することにより、記憶手段に記憶中の番組識別データと同一の放送番組を受信したとしても、シーク動作を停止せずに継続するようにしたので、図6に示すような放送設定で所望の放送番組をシークするような場合であっても所望の放送番組を迅速に受信することができ、しかも、シーク動作を促す入力操作回数も最小限に抑えることができ、その操作性を良好にすることができる。
【0066】
また、第2の発明における多重放送用受信装置によれば、第1発明の効果に加えて、シーク動作中に検出された放送局の番組識別データと記憶手段に記憶されている全ての番組識別データとが不一致であれば、前記タイマーをスタートして所定時間を経過すると、動作中のシーク動作を停止して、前記記憶手段に記憶中の番組識別データを消去するようにしたので、前記記憶手段に記憶中の番組識別データを何等操作を要せずとも自動的に消去することができ、その操作性を良好にすることができる。
【0067】
また、第3の発明における多重放送用受信装置によれば、所定操作に応じて設定タイマーをスタートさせ、この設定タイマーの設定時間が経過すると、シーク動作中であっても記憶手段に記憶中の番組識別データを自動的に消去するようにしたので、例えば現在放送中の放送局に係わる全ての番組識別データを記憶手段に記憶してしまうことにより、シーク動作にて放送局を受信することができないといった事態にも対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多重放送用受信装置における実施形態を示すRDS受信装置内部の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態であるRDS受信装置のシーク動作処理におけるCPUの処理動作を示すフローチャートである。
【図3】他の実施形態であるRDS受信装置のシーク動作処理におけるCPUの処理動作を示すフローチャートである。
【図4】他の実施形態に係わるシーク動作処理のタイマー処理におけるCPUの処理動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明のRDS受信装置におけるシーク動作処理に係わる動作回数を端的に示す説明図である。
【図6】従来技術のRDS受信装置におけるシーク動作処理に係わる動作回数を端的に示す説明図である。
【符号の説明】
1 受信アンテナ(受信手段)
2 PLL回路(受信手段、シーク手段)
3 フロントエンド部(受信手段、シーク手段)
4 IF検波回路(有局検出手段)
9 RDS復調回路(識別データ検出手段)
10 キー操作部
11 CPU(タイマー、設定タイマー、制御手段)
11a RAM(記憶手段)
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a multiplex broadcast receiving apparatus that receives multiplex broadcast such as radio data system (hereinafter simply referred to as RDS) broadcast.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, such RDS broadcasting has been widely spread mainly in Europe and the like, and multiplex data is multiplexed on FM radio broadcast airwaves. In this multiplex data, for example, a program for identifying a broadcast program is included. There is identification data (hereinafter simply referred to as a PI code), and this program identification code can be detected on the receiving side.
[0003]
In Europe and the like where such RDS broadcasting is performed, since the same broadcast program is broadcasted by the broadcasting station in each country or each region, the program is detected by detecting the program identification data on the receiving side. The contents can be identified, and this program identification data is a very convenient service.
[0004]
In such an RDS receiver that receives an RDS broadcast, for example, when receiving a desired broadcast program different from the currently received broadcast program, a seek operation for automatically and sequentially switching the reception frequency is performed. Usually it has a function.
[0005]
As such seek operation, when the reception level of the broadcast radio wave received during the seek operation is good, for example, when the signal meter voltage or the like in the broadcast radio wave being received is equal to or higher than a predetermined level value, Station detection is performed.
[0006]
However, in Europe and the like, there are many cases where the same program is broadcast even within the same region. Therefore, when the seek operation is performed in the RDS receiver, the broadcast immediately before the seek operation, that is, the currently received broadcast is performed. Even if it is the same broadcast program as the program, the seek operation is stopped at the reception frequency and the same broadcast program is received, so it is difficult to receive the desired broadcast program and the seek operation is performed sequentially. A key input operation that prompts the user has to be performed, resulting in a situation where the operability is not very good.
[0007]
Therefore, in order to cope with such a situation, the applicant has devised an RDS receiver as shown in Japanese Patent Application Laid-Open No. 64-67037.
[0008]
When such an RDS receiving apparatus performs a key input operation for prompting a seek operation, the PI code corresponding to the broadcast program immediately before the seek operation is stored, and the broadcast program is detected in a station during the seek operation. When seeking, the currently stored PI code is compared with the seeked PI code, and if these PI codes are the same, the seek operation is continued without stopping the seek operation currently being performed, in other words, storage is performed. The seek operation is continued until a PI code different from the internal PI code is detected.
[0009]
Therefore, according to such an RDS receiver, even if the same broadcast program as the broadcast program immediately before the seek operation is sought during the seek operation, the seek operation that is currently in operation is continued without being stopped, and the seek operation is continued. When seeking a broadcast program that is different from the previous broadcast program, the seek operation that is currently in operation is stopped. By reducing the number of key input operations that prompt the seek operation, the operability can be improved. it can.
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
According to the RDS receiver, which is the conventional multiplex broadcast receiver described above, for example, as shown in FIG. 6, the order of seek operation is set to receive frequencies F1, F2, F3, F4, F5, F6 from the lowest frequency. The first seek operation when the frequency F1, F2, and F4 are broadcast programs PI1, the reception frequencies F3 and F5 are broadcast programs PI2, and F6 is the broadcast program PI3, and the user's desired broadcast program is PI3. At this time, the reception frequency F1 currently being received, that is, the PI code of the broadcast program PI1 immediately before the seek operation is stored, and then the broadcast program PI1 of the reception frequency F2 is detected by the seek operation. Since it is the same as the broadcast program of the frequency F1, the seek operation is continued, and when the broadcast program PI2 of the reception frequency F3 is detected next, the currently stored PI code (reception) So different from the frequency broadcasting program PI1 of F1), to stop at the receiving frequency F3 the seek operation of the currently running.
[0011]
Next, when the second seek operation is performed, the PI code of the broadcast program PI2 having the reception frequency F3 immediately before this seek operation is stored and updated, and the broadcast program PI1 having the reception frequency F4 is detected by this seek operation, this broadcast program is detected. Since PI1 is different from the currently stored PI code (broadcast program PI2 of reception frequency F3), the seek operation currently being performed is stopped at reception frequency F4.
[0012]
In this way, the third to fourth seek operations are performed, and by the fourth seek operation, the PI code of the broadcast program PI2 of the reception frequency F5 immediately before this seek operation is stored and updated. When the broadcast program PI3 having the reception frequency F6 is detected, since the broadcast program PI3 is different from the currently stored PI code (broadcast program PI2 having the reception frequency F5), the seek operation currently being performed is stopped at the reception frequency F6.
[0013]
When the broadcast program PI3 is received with the broadcast setting as shown in FIG. 6 by the above series of operations, the desired broadcast program PI3 can be received by the fourth seek operation.
[0014]
However, according to such an RDS receiving apparatus, even if the same broadcast program as the broadcast program immediately before the seek operation is sought, the seek operation that is currently being performed is continued without being stopped. Since only the same broadcast program as the previous broadcast program is targeted, when seeking the desired broadcast program PI3 with the broadcast setting as shown in FIG. 6, it is easy to receive the desired broadcast program. In addition, there is a problem that the input operation for prompting the seek operation is necessary many times and the operability is not very good.
[0015]
The present invention has been made in view of the above problems, and the purpose thereof is to be able to quickly receive a desired broadcast program even in a broadcast area where many of the same program are set, In addition, an object of the present invention is to provide a multiplex broadcast receiving apparatus with improved operability.
[0016]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a first invention in a multiplex broadcast receiving apparatus of the present invention comprises a receiving means for receiving a broadcast radio wave arriving from a broadcast station and including a broadcast program and data multiplexed on the broadcast program. An identification data detection means for detecting program identification data from the broadcast radio waves received by the reception means, and a seek for sequentially receiving the broadcast radio waves of each broadcasting station by sequentially changing the reception frequency for the reception means. In response to a predetermined operation, a seek means for performing the operation, a stationed detection means for detecting that the broadcast radio wave of the broadcast station has been received during the seek operation, a storage means capable of storing a plurality of the program identification data, The seek means executes a seek operation, the program identification data immediately before the seek operation is stored in the storage means, and the broadcast station program identification data detected by the station-detected means during the seek operation. Is a multiplex broadcast receiving device having a control means for continuing the seek operation if it matches any program identification data stored in the storage means, and has a timer for measuring a predetermined time, If the program identification data of the broadcasting station detected during the seek operation and all the program identification data stored in the storage means do not match, the control means starts the timer and starts the predetermined time before the predetermined time has elapsed. When an operation is detected, the program identification data of the broadcasting station detected during the seek operation is stored in the storage means, and the seek operation is executed again by the seek means.
[0017]
This multi-broadcast receiving apparatus corresponds to an RDS receiving apparatus that receives a multi-broadcast such as an RDS broadcast.
[0018]
The receiving means corresponds to a receiving antenna or a front end unit, the identification data detecting means corresponds to an RDS demodulating circuit for decoding multiplexed data in RDS broadcasting, and the stationed detecting means includes, for example, The IF detection circuit detects whether the reception level is equal to or higher than a predetermined value using a signal meter voltage, an IF counter signal, etc., and the control means corresponds to a CPU that controls the entire apparatus. The seek means corresponds to a PLL circuit that switches the reception frequency of the front end unit in response to a command from the CPU, and the storage means corresponds to, for example, a RAM.
[0019]
The program identification data detected by the identification data detecting means corresponds to a PI code for identifying a broadcast program.
[0020]
The program identification data immediately before the seek operation corresponds to a PI code related to the broadcast program being received at the time of the predetermined operation, that is, a key input operation for prompting the seek operation.
[0021]
Therefore, according to the multiplex broadcast receiver in the first invention, if the program identification data of the broadcast station detected during the seek operation and all the program identification data stored in the storage means do not match, When the predetermined operation is detected before the predetermined time has elapsed after the timer is started, the program identification data of the broadcasting station detected during the seek operation is stored in the storage means, and the seek operation is executed again by the seek means. The program identification data stored in the storage means is stored by additionally storing not only the broadcast program immediately before the seek operation but also the program identification data of the mismatched broadcast program detected during the seek operation in the storage means. Since the seek operation is continued without stopping even if the same broadcast program is received, the desired broadcast program is sought with the broadcast setting as shown in FIG. Even if UNA can receive quickly the desired broadcast program, moreover, the input operation number to prompt the seek operation can also be minimized, it is possible to improve the operability.
[0022]
In addition to the configuration of the first invention, in the multiplex broadcast receiving apparatus according to the second invention, the control means is stored in the program identification data of the broadcast station detected during the seek operation and the storage means. If all the program identification data do not match, when the predetermined time elapses after starting the timer, the seek operation is stopped and the program identification data stored in the storage means is erased. And
[0023]
Therefore, according to the multiplex broadcast receiving apparatus in the second invention, in addition to the effects of the first invention, the program identification data of the broadcast station detected during the seek operation and all the programs stored in the storage means If the identification data does not match, when the predetermined time has elapsed after starting the timer, the seek operation during operation is stopped and the program identification data stored in the storage means is erased. The program identification data stored in the storage means can be automatically deleted without any operation, and the operability can be improved.
[0024]
According to a third aspect of the present invention, there is provided a receiving apparatus for multiplex broadcasting, receiving means for receiving a broadcast radio wave arriving from a broadcasting station and including a broadcast radio wave including data multiplexed on the broadcast program, and received by the receiving means. Identification data detection means for detecting program identification data from the broadcast radio waves, seek means for executing a seek operation for sequentially receiving the broadcast radio waves of each broadcasting station by sequentially changing the reception frequency for the reception means; Stationary detection means for detecting the reception of broadcast radio waves from the broadcasting station during the seek operation, storage means for storing a plurality of program identification data, and seek operation to the seek means in response to a predetermined operation The program identification data immediately before the seek operation is stored in the storage means, and the program identification data of the broadcasting station detected by the stationed detection means during the seek operation is stored in the storage means. If it matches any of the program identification data, it is a multiplex broadcast receiving device having a control means for continuing the seek operation, and has a setting timer for measuring a set time, and the control means has the predetermined operation In response to this, the setting timer is started, the seek unit is caused to execute a seek operation, and the program identification data stored in the storage unit is erased when the set time elapses.
[0025]
Note that the predetermined time described in the first and second inventions is subject to monitoring whether or not the current seek operation is to be continued, but the set time in the third invention is during the seek operation. Whether to erase the program identification data stored in the storage means is the object of monitoring. The set time is preferably about 120 seconds, for example.
[0026]
Therefore, according to the multiplex broadcast receiving apparatus of the third invention, the setting timer is started in accordance with a predetermined operation, and when the setting time of the setting timer elapses, it is stored in the storage means even during the seek operation. Since the program identification data is automatically deleted, for example, by storing all the program identification data related to the currently broadcasting broadcast station in the storage means, the broadcast station can be received by the seek operation. It is possible to deal with situations where it is impossible.
[0027]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an RDS receiver according to an embodiment of the multiplex broadcast receiver of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a block diagram showing a schematic configuration inside the RDS receiver according to the present embodiment.
[0028]
In FIG. 1, an RDS receiver outputs an intermediate frequency signal that is tuned to a broadcast radio wave of a broadcast station based on a reception antenna 1 that receives a broadcast radio wave coming from a broadcast station and a voltage output from a PLL circuit 2 described later. A front end unit 3, an IF detection circuit 4 that amplifies the intermediate frequency signal and outputs a signal meter voltage and an IF counter signal, FM-demodulates the intermediate frequency signal and outputs the signal as an audio signal, and the audio An NC / MPX circuit 5 that cancels the pulse noise included in the signal, demodulates the signal in stereo, and outputs the stereo signal, and a Vol that turns on / off the mute applied to the stereo signal by changing the signal level of the stereo signal. / Mute circuit 6 and a stereo signal via this Vol / Mute circuit 6 An amplifier circuit 7 for amplification, a speaker 8 for outputting the stereo signal amplified by the amplifier circuit 7 as audio, an RDS demodulator circuit 9 for demodulating and outputting RDS data from the audio signal of the IF detection circuit 4, It has an operation key 10 for inputting a command related to the RDS receiver, for example, a seek operation command, and a CPU 11 for controlling the entire RDS receiver.
[0029]
The RDS demodulating circuit 9 has a 57 kHz BPF circuit, and the BPF circuit demodulates the RDS data by passing a 57 kHz subcarrier from the audio signal.
[0030]
The CPU 11 incorporates a RAM 11a for storing the RDS data, frequency, and the like, and outputs a DC voltage to the front end unit 3 via the PLL circuit 2 so as to tune a predetermined broadcasting station.
[0031]
Further, the CPU 11 stores reception level values such as a signal meter voltage and an IF counter signal from the IF detection circuit 4, and performs a comparison operation for determining whether or not these reception level values are equal to or higher than a predetermined level value. Are also doing.
[0032]
The CPU 11 controls ON / OFF in the Vol / Mute circuit 6.
[0033]
Next, the operation of such an RDS receiver will be described. FIG. 2 is a flowchart showing the processing operation of the CPU 11 in the seek operation processing of the RDS receiver of the present invention.
[0034]
This seek operation process is not only the PI code of the broadcast program immediately before the seek operation, but also the PI code of the mismatched broadcast program detected during the seek operation, and is stored in the RAM 11a. Even if the same broadcast program as the PI code is received, the seek operation is continued without stopping, and the PI code of the broadcasting station detected during the seek operation does not match all the PI codes stored in the RAM 11a. Then, when a predetermined time elapses after the timer is started, the seek operation is stopped and the PI code stored in the RAM 11a is erased.
[0035]
In FIG. 2, when the CPU 11 inputs a seek key for prompting a seek operation by the operation key 10 (step S1), the PI code related to the currently received broadcast program is stored in the RAM 11a (step S2), and the Vol / Mute circuit 6 The mute is turned on (step S3), the currently received reception frequency is sought up by one step (step S4), and the signal meter voltage of the broadcast station received by this seek up is equal to or higher than a predetermined level value. It is determined whether the SD signal of the currently receiving broadcast station is OK or NG (step S5). In step S4, seek up is performed to increase the reception frequency step by step, but this is determined by a seek key input operation, and seek down is performed to decrease the reception frequency step by step. You may do it.
[0036]
If the SD signal of the currently receiving broadcast station is OK in step S5, whether or not the counter value of the IF counter signal of the currently receiving broadcast station is greater than or equal to a predetermined level value, that is, the IF counter signal is OK or It is determined whether it is NG (step S6). If the IF counter signal is OK, it is determined whether or not the currently receiving broadcast station is an RDS station (step S7). If the currently receiving broadcast station is not an RDS station, the mute of the Vol / Mute circuit 6 in the mute ON state is turned off (step S8), and the timer in the CPU 11 is started (step S9). It is determined whether or not (step S10). If this timer has not expired, it is determined whether or not the seek key has been input (step S11). If the seek key is input during the measurement time of this timer, the PI code being received is additionally stored in the RAM 11a (step S12), and the process proceeds to step S3. In step S12, the PI code at the currently receiving broadcast station is additionally stored in the RAM 11a. However, the present invention is not limited to the RDS station, that is, the broadcast station transmitting the PI code. Needless to say.
[0037]
If the broadcasting station currently being received in step S7 is an RDS station, it is determined whether or not the PI code of this broadcasting station matches the PI code stored in the RAM 11a (step S13). If the currently receiving broadcast station does not match the PI code stored in the RAM 11a, the process proceeds to step S8.
[0038]
If the SD signal is NG in step S5, the IF counter signal is NG in step S6, or the broadcasting station currently being received in step S14 matches the PI code stored in the RAM 11a, step S4 is performed. Migrate to
[0039]
If no seek key is input during the timer measurement time in step S11, the process proceeds to step S10.
[0040]
If the time is up in step S10, the PI code currently stored in the RAM 11a is deleted (step S14), and the seek operation process is terminated.
[0041]
Now, the seek operation process will be specifically described with reference to FIG. FIG. 5 is an explanatory diagram simply showing the number of seek operations related to the seek operation processing of the present invention. Note that the broadcast settings in FIG. 5 are the same as the broadcast settings in FIG. 6, and the desired broadcast station is the same in the broadcast program PI3.
[0042]
At the time of the first seek operation, first, the reception frequency F1 currently being received, that is, the PI code of the broadcast program PI1 immediately before the seek operation is stored in the RAM 11a, and then the broadcast program PI1 having the reception frequency F2 by the seek operation. However, since it is the same as the broadcast program with the reception frequency F1 stored in the RAM 11a, the seek operation is continued, and then when the broadcast program PI2 with the reception frequency F3 is detected, the PI code currently stored is detected. Since it is different from (broadcast program PI1 with reception frequency F1), the seek operation currently being performed is stopped at reception frequency F3.
[0043]
Next, the second seek operation is performed, and the PI code of the broadcast program PI2 having the reception frequency F3 immediately before the seek operation is additionally stored in the RAM 11a. At this time, the PI codes of the broadcast programs PI1 and PI2 previously stored are stored in the RAM 11a.
[0044]
When the broadcast program PI1 with the reception frequency F4 is detected by this seek operation, the broadcast program PI1 stored in the RAM 11a is the same as the currently received broadcast program, so the seek operation being currently performed is continued.
[0045]
When the broadcast program PI2 having the reception frequency F5 is detected by this seek operation, the broadcast program PI2 stored in the RAM 11a and the currently received broadcast program are the same, so the seek operation being currently performed is continued.
[0046]
When the broadcast program PI3 having the reception frequency F6 is detected by this seek operation, the broadcast program currently stored in the RAM 11a is different from the broadcast program PI3, and the seek operation currently being performed is stopped at the reception frequency F6.
[0047]
By performing such a series of operations, even if the broadcast setting is as shown in FIG. 5, it was only necessary to perform the seek operation twice in the past.
[0048]
Therefore, according to the seek operation process shown in FIG. 2, if the PI code of the broadcast station detected during the seek operation and all the PI codes stored in the RAM 11a do not match, the timer is started for a predetermined time. If the predetermined operation is detected before the lapse of time, the PI code of the broadcasting station detected during the seek operation is stored in the RAM 11a, the timer is cleared, and the seek operation is executed again. By storing not only the broadcast program just before the operation but also the PI code of the mismatched broadcast program detected during the seek operation in the RAM 11a, even if the same broadcast program as the PI code stored in the RAM 11a is received, Since the seek operation is continued without stopping, it is possible to seek a desired broadcast program with the broadcast setting as shown in FIG. Also can receive quickly the desired broadcast program I, moreover, the input operation number to prompt the seek operation can also be minimized, it is possible to improve the operability.
[0049]
Also, if the PI code of the broadcasting station detected during the seek operation and all the PI codes stored in the RAM 11a do not match, the seek operation is stopped when a predetermined time elapses after the timer is started. Since the PI code stored in the RAM 11a is erased, the PI code stored in the RAM 11a can be automatically erased without any operation, and the operability is improved. can do.
[0050]
However, according to the seek operation process shown in FIG. 2, when the PI codes of all broadcasting stations currently being broadcast are stored in the RAM 11a during the seek operation, the PI codes are detected by the ongoing seek operation. It is also possible that the situation becomes impossible.
[0051]
Therefore, in order to cope with such a situation, a seek operation process in the embodiment described below may be added.
[0052]
Next, seek operation processing in another embodiment will be described. FIG. 3 is a flowchart showing the processing operation of the CPU 11 in the seek operation processing of another embodiment.
[0053]
In FIG. 3, when the seek key is input (step S21), the vol / mute circuit 6 is muted (step S22), and the PI code for the currently receiving broadcasting station is stored in the RAM 11a (step S23). ), It is determined whether or not the timer is being measured (step S24). If the timer is not being measured, the timer is started (step S25), and it is determined whether the time is up (step S26).
[0054]
Note that the timer here is different from the timer in step S9 shown in FIG. 2 described above, and the timer in step S9 is used to determine whether or not to continue the seek operation that is currently being performed. The timer in step S25 in FIG. 3 is for determining whether or not to delete the PI code stored in the RAM 11a during the seek operation. In addition, as a method for determining whether or not the time is up in step S26, it is only necessary to determine whether or not a time-up flag described later is output.
[0055]
Further, it is best to set this timer to 120 sec, for example.
[0056]
If the timer currently being measured has expired, all PI codes currently stored in the RAM 11a are deleted (step S27), and the currently received reception frequency is sought up step by step (step S28). It is determined whether the SD signal at the broadcasting station receiving up is NG or OK (step S29). In step S28, the seek frequency is increased by one step. However, this is determined by the input operation of the seek key, and the seek frequency is decreased by one step. You may do it.
[0057]
If the SD signal of the currently receiving broadcast station is OK in step S29, it is determined whether the IF counter signal of this broadcast station is OK or NG (step S30). If the IF counter signal is OK, it is determined whether or not this broadcasting station is an RDS station (step S31).
[0058]
If this broadcasting station is an RDS station, it is determined whether or not the PI code of this RDS station matches the PI code stored in the RAM 11a (step S32). If it does not match the PI code stored in the RAM 11a, the Vol / Mute circuit 6 is muted off (step S33), and the PI code in the currently receiving broadcasting station is additionally stored in the RAM 11a (step S34). ), This seek operation processing is terminated.
[0059]
If the timer is measuring at step S24, the process proceeds to step S26. If the timer has not expired in step S26, the process proceeds to step S28.
[0060]
In step S31, if the currently receiving broadcast station is not an RDS station, the process proceeds to step S33.
[0061]
If the SD signal is NG in step S29, the IF counter signal is NG in step S30, or the PI code stored in the RAM 11a is matched in step S32, the process proceeds to step S26.
[0062]
FIG. 4 is a flowchart showing the processing operation of the CPU 11 in the timer start process related to the timer being started in step S25.
[0063]
In FIG. 4, the CPU 11 starts a counting operation during the operation of step S25 (step S41), and determines whether or not the count value is equal to or greater than a predetermined value (step S42). If this count value is equal to or greater than the predetermined value, a time-up flag is output (step S43), and this processing operation is terminated.
[0064]
Therefore, according to the RDS receiver in another embodiment, the timer is started simultaneously with the input of the seek key for prompting the seek operation, and when the timer expires, the PI code stored in the RAM 11a is stored even during the seek operation. For example, even if PI codes related to all broadcasting stations currently being broadcasted are stored in the RAM 11a during the seek operation, the broadcast station's seek operation is performed as the timer time elapses. Reception can be enabled.
[0065]
【The invention's effect】
According to the multiplex broadcast receiving apparatus of the first invention of the present invention configured as described above, the program identification data of the broadcast station detected during the seek operation and all the program identification data stored in the storage means If the predetermined operation is detected before the predetermined time elapses, the program identification data of the broadcasting station detected during the seek operation is stored in the storage means, and the seek operation is performed. Re-execution, that is, not only the broadcast program immediately before the seek operation but also the program identification data of the mismatched broadcast program detected during the seek operation is additionally stored in the storage device, so that the storage device stores the program identification data. Even if the same broadcast program as the program identification data is received, the seek operation is continued without stopping, so the desired broadcast program is sought with the broadcast setting shown in FIG. Even if UNA can receive quickly the desired broadcast program, moreover, the input operation number to prompt the seek operation can also be minimized, it is possible to improve the operability.
[0066]
According to the multiplex broadcast receiving apparatus of the second invention, in addition to the effects of the first invention, the program identification data of the broadcasting station detected during the seek operation and all the program identifications stored in the storage means If the data does not match, the timer is started and when a predetermined time has elapsed, the seek operation during operation is stopped and the program identification data stored in the storage means is erased. The program identification data stored in the means can be automatically deleted without requiring any operation, and the operability can be improved.
[0067]
According to the multiplex broadcast receiving apparatus of the third invention, the setting timer is started in response to a predetermined operation, and when the setting time of the setting timer elapses, it is stored in the storage means even during the seek operation. Since the program identification data is automatically deleted, for example, by storing all the program identification data related to the currently broadcasting broadcast station in the storage means, the broadcast station can be received by the seek operation. It is possible to deal with situations where it is impossible.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a schematic configuration inside an RDS receiving apparatus according to an embodiment of a multiplex broadcast receiving apparatus of the present invention.
FIG. 2 is a flowchart showing a processing operation of a CPU in a seek operation process of the RDS receiver according to the present embodiment.
FIG. 3 is a flowchart illustrating a processing operation of a CPU in a seek operation process of an RDS receiver according to another embodiment.
FIG. 4 is a flowchart showing a processing operation of a CPU in a timer process of a seek operation process according to another embodiment.
FIG. 5 is an explanatory diagram simply showing the number of operations related to a seek operation process in the RDS receiver according to the present invention.
FIG. 6 is an explanatory diagram briefly showing the number of operations related to a seek operation process in a conventional RDS receiver.
[Explanation of symbols]
1 Receiving antenna (receiving means)
2 PLL circuit (reception means, seek means)
3 Front-end part (reception means, seek means)
4 IF detection circuit (stationary detection means)
9 RDS demodulation circuit (identification data detection means)
10 Key operation section
11 CPU (timer, setting timer, control means)
11a RAM (storage means)

Claims (3)

放送局から到来する、放送番組及びこの放送番組に多重化されたデータを含む放送電波を受信する受信手段と、
この受信手段にて受信された放送電波から番組識別データを検出する識別データ検出手段と、
前記受信手段に対して受信周波数を順次に変更して各放送局の放送電波を順次に受信させるシーク動作を実行するシーク手段と、
このシーク動作中に放送局の放送電波を受信したことを検出する有局検出手段と、
前記番組識別データを複数記憶可能な記憶手段と、
所定操作に応じて、前記シーク手段にシーク動作を実行させ、シーク動作直前の番組識別データを前記記憶手段に記憶し、シーク動作中に前記有局検出手段にて検出された放送局の番組識別データが前記記憶手段に記憶されたいずれかの番組識別データと一致すれば、このシーク動作を継続する制御手段とを有する多重放送用受信装置であって、
所定時間を計時するタイマーを有し、
前記制御手段は、シーク動作中に検出された放送局の番組識別データと記憶手段に記憶ている全ての番組識別データとが不一致であれば、前記タイマーをスタートして、所定時間経過前に前記所定操作を検出すると、このシーク動作中に検出された放送局の番組識別データを前記記憶手段に記憶して、前記シーク手段にシーク動作を再び実行させることを特徴とする多重放送用受信装置。
Receiving means for receiving a broadcast radio wave arriving from a broadcast station and including a broadcast program and data multiplexed on the broadcast program;
Identification data detection means for detecting program identification data from broadcast radio waves received by the reception means;
A seek means for performing a seek operation for sequentially receiving the broadcast radio waves of each broadcasting station by sequentially changing the reception frequency with respect to the reception means;
Stationary detection means for detecting that the broadcast wave of the broadcast station has been received during the seek operation,
Storage means capable of storing a plurality of the program identification data;
In response to a predetermined operation, the seek unit executes a seek operation, the program identification data immediately before the seek operation is stored in the storage unit, and the program identification of the broadcast station detected by the stationed detection unit during the seek operation If the data matches any program identification data stored in the storage means, a multiplex broadcast receiving apparatus having control means for continuing the seek operation,
Has a timer to keep a predetermined time,
If the program identification data of the broadcasting station detected during the seek operation and all the program identification data stored in the storage means do not match, the control means starts the timer and before the predetermined time has elapsed, A receiving apparatus for multiplex broadcasting, wherein when a predetermined operation is detected, program identification data of a broadcasting station detected during the seek operation is stored in the storage means, and the seek operation is executed again by the seek means.
前記制御手段は、シーク動作中に検出された放送局の番組識別データと記憶手段に記憶されている全ての番組識別データとが不一致であれば、前記タイマーをスタートして所定時間を経過すると、動作中のシーク動作を停止して、前記記憶手段に記憶中の番組識別データを消去することを特徴とする請求項1記載の多重放送用受信装置。If the program identification data of the broadcasting station detected during the seek operation and all the program identification data stored in the storage means do not match, the control means starts the timer and elapses a predetermined time, 2. The multiplex broadcast receiving apparatus according to claim 1, wherein the seek operation during operation is stopped and the program identification data stored in the storage means is erased. 放送局から到来する、放送番組及びこの放送番組に多重化されたデータを含む放送電波を受信する受信手段と、
この受信手段にて受信された放送電波から番組識別データを検出する識別データ検出手段と、
前記受信手段に対して受信周波数を順次に変更して各放送局の放送電波を順次に受信させるシーク動作を実行するシーク手段と、
このシーク動作中に放送局の放送電波を受信したことを検出する有局検出手段と、
前記番組識別データを複数記憶可能な記憶手段と、
所定操作に応じて、前記シーク手段にシーク動作を実行させ、シーク動作直前の番組識別データを前記記憶手段に記憶し、シーク動作中に前記有局検出手段にて検出された放送局の番組識別データが前記記憶手段に記憶されたいずれかの番組識別データと一致すれば、このシーク動作を継続する制御手段とを有する多重放送用受信装置であって、
設定時間を計時する設定タイマーを有し、
前記制御手段は、前記所定操作に応じて、前記設定タイマーをスタートすると共に、前記シーク手段にシーク動作を実行させ、この設定時間を経過すると、前記記憶手段に記憶中の番組識別データを消去することを特徴とする多重放送用受信装置。
Receiving means for receiving a broadcast radio wave arriving from a broadcast station and including a broadcast program and data multiplexed on the broadcast program;
Identification data detecting means for detecting program identification data from broadcast radio waves received by the receiving means;
A seek unit that sequentially changes a reception frequency with respect to the reception unit to perform a seek operation for sequentially receiving broadcast radio waves of each broadcasting station;
Stationary detection means for detecting that the broadcast wave of the broadcast station has been received during the seek operation,
Storage means capable of storing a plurality of the program identification data;
In response to a predetermined operation, the seek unit executes a seek operation, the program identification data immediately before the seek operation is stored in the storage unit, and the program identification of the broadcast station detected by the stationed detection unit during the seek operation If the data matches any program identification data stored in the storage means, a multiplex broadcast receiving apparatus having control means for continuing the seek operation,
Has a setting timer that counts the set time,
The control means starts the setting timer in response to the predetermined operation, causes the seek means to execute a seek operation, and erases the program identification data stored in the storage means when the set time elapses. A multiplex broadcast receiver characterized by the above.
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