JP3607700B1 - バックアップ・リカバリシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】バックアップをとるデータSから、1個では復元できず、2個集めることによりデータSを復元可能で、かつ、暗号化された3個の分散データP1、P2、P3を作成するMPU21と、互いに異なる箇所に設けられ、分散データP1、P2、P3をそれぞれ個別に保管する保管部51、52,53とを有し、分散データP1、P2、P3は、それぞれ、PC2から搬送され、個別に記録媒体4に格納された状態で、保管部51、52、53に保管されることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
(1) バックアップをとるバックアップ対象データから、秘密分散法を用いて4つ以上の暗号化されたデータを作成し、該作成された4つ以上のデータのうちの異なるm個(2≦m≦n−1)のデータを組み合わせて、1個では復元できず、k個(2≦k≦n−1)集めることにより前記バックアップ対象データを復元可能で、かつ、暗号化されたn個(nは4以上の整数)の分散データを作成する分散データ作成手段と、
互いに異なる箇所に設けられ、前記各分散データを1個ずつ保管するn個の保管部とを有し、
前記各分散データは、それぞれ、ネットワークを介して個別に搬送元から搬送され、個別に所定の記録媒体に格納された状態で、前記各保管部に保管されることを特徴とするバックアップ・リカバリシステム。
互いに異なる箇所に設けられ、前記各分散データをk−1個以下の所定個保管するt個(4≦t≦n)の保管部とを有し、
前記各分散データは、それぞれ、搬送元から搬送され、個別に所定の記録媒体に格納された状態で、前記各保管部に保管されることを特徴とするバックアップ・リカバリシステム。
保管部51、52、53は、それぞれ倉庫5内の互いに異なる箇所に設けられており、搬送された各メディア4は、保管部51、52、53に個別に(1個ずつ)保管される。 なお、保管にあたっては、第三者が、どのメディア4にどの分散データが含まれているのかがわからないように保管する、または、どのメディア4と、どのメディア4とを組み合わせれば復元可能かわからないように保管するのが好ましい。
本実施形態においては、分散データの作成方法として秘密分散法を用いている。ここで秘密分散法とは、1つの秘密情報(secret)(本実施形態ではデータS)を複数の分散データ(シェア)に分散して管理する方法である。
f(x)=C+r1x+r2x2+...+rk−1xk−1 (mod q) (2)
ここでmodは剰余を示す。
式(1)において、y=f(x)とすると、秘密情報Cは、y軸切片を示している。式(1)は、k−1次の多項式なので、分散データPi(i=1,2,...,g)が、k個集まると、k個の座標点から多項式y=f(x)が一意に求まる。しかし、分散データをk−1個集めただけでは、k−1個の座標点しかわからず、多項式が一意に求まらないので、全てのy軸切片を通る可能性がある。そのため秘密情報Cが分からない。
従って、データSから1個では復元できず、k個(2≦k≦n−1)集めることによりデータSを復元可能で、かつ、暗号化されたn個(nは3以上の整数)の分散データを作成し、保管することができる。
y=C+ax (3)
を決定する(ステップSA1)。次に、式(3)のなす直線を通る(直線上の)3点P1、P2、P3を決定する(ステップSA2)。この3点を、分散データP1、P2、P3とする(ステップSA3)。以降、ステップS13に戻って引き続き処理を行う。
これにより、式(3)が一意に求まり、切片C(データS)が求める。
図6は、第2実施形態の仮データと分散データとの関係を示す図、図7は、第2実施形態の分散データを作成するための式を示す図、図8は、第2実施形態の分散処理を示すフローチャート、図9は、第2実施形態の復元処理を示すフローチャートである。
まず、第1実施形態にて述べた式(2)に基づいて、図7に示すように、本実施形態では切片C(データS)を通る2次式
f(x)=C+ax+bx2(b≠0) (4)
を決定し、式(4)のなす曲線を通る(曲線上の)3点w1(x1、y1)、w2(x2、y2)、w3(x3、y3)を決定する。そして、決定したw1、w2、w3を各々仮データとする。
分散処理では、まず、データSから3つの仮データw1、w2、w3を作成する(ステップS31)。次に、仮データw1、w2、w3うちの異なる2つを集積して分散データP1、P2、P3を作成する(ステップS32)。以降、ステップS13に戻って引き続き処理を行う。
図10は、第3実施形態の分散処理を示すフローチャート、図11は、第3実施形態の復元処理を示すフローチャートである。
以下、第3実施形態のバックアップ・リカバリシステム1について、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
分散処理では、まず、データSを3つに分割して分割データS1、S2、S3を作成する(ステップS41)。次に、第2実施形態にて述べたように、分割データS1、S2、S3のうちの異なる2つを集積して集積データD1、D2、D3を作成する(ステップS42)。次に、集積データD1、D2、D3をそれぞれ異なる共通鍵(K1、K2、K3)で暗号化して分散データP1、P2、P3を作成する(ステップS43)。以降、ステップS13に戻って引き続き処理を行う。
図12は、第4実施形態の分散処理を示すフローチャート、図13は、第4実施形態の復元処理を示すフローチャートである。
(1)秘密鍵で暗号化したものは公開鍵で復号化できる。
(2)公開鍵で暗号化したものは秘密鍵によってのみ復号化できる。
分散処理では、まず、データSを3つに分割して分割データS1、S2、S3を作成する(ステップS51)。次に、分割データS1、S2、S3のうちの異なる2つを集積して3つの集積データD1、D2、D3を作成する(ステップS52)。次に、その集積データD1、D2、D3をそれぞれ異なる公開鍵(PK1、PK3、PK3)で暗号化して分散データP1、P2、P3を作成する(ステップS53)。以降、ステップS13に戻って引き続き処理を行う。
図14は、第5実施形態の分散処理を示すフローチャート、図15は、第5実施形態の復元処理を示すフローチャートである。
分散処理では、まず、データSを3つに分割して分割データS1、S2、S3を作成する(ステップS61)。次に、その分割データS1、S2、S3を共通鍵K1、K2、K3で暗号化して中間データF1、F2、F3を作成する(ステップS62)。次に、中間データF1、F2、F3のうちの異なる2つを集積して3つの分散データP1、P2、P3を作成する(ステップS63)。以降、ステップS13に戻って引き続き処理を行う。
図16は、第6実施形態の分散処理を示すフローチャート、図17は、第6実施形態の復元処理を示すフローチャートである。
分散処理では、まず、データSを3つに分割して分割データS1、S2、S3を作成する(ステップS71)。次に、その分割データS1、S2、S3を公開鍵(PK1、PK2、PK3)で暗号化して中間データF1、F2、F3を作成する(ステップS72)。次に、中間データF1、F2、F3うちの異なる2つを集積して3つの分散データP1、P2、P3を作成する(ステップS73)。以降、ステップS13に戻って引き続き処理を行う。
図18は、第7実施形態の分散処理を示すフローチャート、図19は、第7実施形態の復元処理を示すフローチャートである。
分散処理では、まず、データSを共通鍵K1で暗号化して暗号化データE1を作成する(ステップS161)。次に、暗号化データE1を3つに分割して暗号化分割データES1、ES2、ES3を作成する(ステップS162)。次に、暗号化分割データE1、E2、E3のうちの異なる2つを集積して3つの分散データP1、P2、P3を作成する(ステップS163)。以降、ステップS13に戻って引き続き処理を行う。
図20は、第8実施形態の分散処理を示すフローチャート、図21は、第8実施形態の復元処理を示すフローチャートである。
分散処理では、まず、データSを公開鍵PK1で暗号化して暗号化データE1を作成する(ステップS171)。次に、暗号化データE1を3つに分割して暗号化分割データES1、ES2、ES3を作成する(ステップS172)。次に、暗号化分割データE1、E2、E3のうちの異なる2つを集積して3つの分散データP1、P2、P3を作成する(ステップS173)。以降、ステップS13に戻って引き続き処理を行う。
図22は、本発明のバックアップ・リカバリシステムの第9実施形態を模式的に示す図、図23は、図22に示すバックアップ・リカバリシステムのバックアップ動作を示すフローチャート、図24は、図22に示すバックアップ・リカバリシステムのリカバリ動作を示すフローチャート、図25は、第9実施形態の分散処理を示すフローチャート、図26は、第9実施形態の復元処理を示すフローチャートである。
本実施形態の倉庫5は、4つの保管部51、52、53、54を有している。
y=C+ax (5)
を決定する(ステップSC1)。次に、式(5)のなす直線を通る4点P1、P2、P3、P4を決定する(ステップSC2)。この4点を、分散データP1、P2、P3、P4とする(ステップSC3)。以降、ステップS213に戻って引き続き処理を行う。
これにより式(5)が一意に求まり、切片C(データS)が求まる。
図27は、本実施形態の分散データと仮データとの関係を示す図、図28は、第10実施形態の分散データを作成するための式を示す図、図29は、第10実施形態の分散処理を示すフローチャート、図30は、第10実施形態の復元処理を示すフローチャートである。
MPU21は、第1実施形態にて述べた式(2)に基づいて、図28に示すように、本実施形態では切片C(データS)を通る3次式
y=C+ax+bx2+dx3(d≠0) (6)
を決定し、式(6)のなす曲線を通る4点w1(x1、y1)、w2(x2、y2)、w3(x3、y3)、w4(x4、y4)を決定する。そして、決定したw1、w2、w3、w4を各々仮データとする。これにより、いずれか3つでは、3次式を特定することができず、4つ集まることにより、3次式(6)の解が求まる仮データw1、w2、w3、w4が決定される。
分散処理では、まず、データSから4つの仮データw1、w2、w3、w4を作成する(ステップS131)。次に、仮データw1、w2、w3、w4うちの異なる2つを集積して分散データP1、P2、P3、P4を作成する(ステップS132)。以降、ステップS213に戻って引き続き処理を行う。
図31は、第11実施形態の分散処理を示すフローチャート、図32は、第11実施形態の復元処理を示すフローチャートである。
以下、第11実施形態のバックアップ・リカバリシステム1について、前述した第9実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
分散処理では、まず、データSを4つに分割して分割データS1、S2、S3、S4を作成する(ステップS81)。次に、分割データS1、S2、S3、S4うちの異なる3つを集積して集積データD1、D2、D3、D4を作成する(ステップS82)。次に、その集積データD1、D2、D3、D4に対して、それぞれ異なる共通鍵暗号方式を用いて作成した共通鍵(K1、K2、K3、K4)で暗号化して分散データP1、P2、P3、P4を作成する(ステップS83)。以降、ステップS213に戻って引き続き処理を行う。
図33は、第12実施形態の分散処理を示すフローチャート、図34は、第12実施形態の復元処理を示すフローチャートである。
分散処理では、まず、データSを4つに分割して分割データS1、S2、S3、S4を作成する(ステップS91)。次に、分割データS1、S2、S3、S4うちのいずれか3つの異なる組み合わせを集積して集積データD1、D2、D3、D4を作成する(ステップS82)。次に、その分割データD1、D2、D3、D4に対して、それぞれ公開鍵(PK1、PK3、PK3、PK4)で暗号化して分散データP1、P2、P3を作成する(ステップS93)。以降、ステップS213に戻って引き続き処理を行う。
図35は、第13実施形態の分散処理を示すフローチャート、図36は、第13実施形態の復元処理を示すフローチャートである。
分散処理では、まず、データSから4つの分割データS1、S2、S3、S4を作成する(ステップS101)。次に、その分割データS1、S2、S3、S4をそれぞれ異なる共通鍵(K1、K2、K3、K4)で暗号化して中間データF1、F2、F3、F4を作成する(ステップS102)。次に、中間データF1、F2、F3、F4のうちの異なる2つを集積して3つの分散データP1、P2、P3、P4を作成する(ステップS103)。以降、ステップS213に戻って引き続き処理を行う。
図37は、第14実施形態の分散処理を示すフローチャート、図38は、第14実施形態の復元処理を示すフローチャートである。
分散処理では、まず、データSから4つの分割データS1、S2、S3、S4を作成する(ステップS111)、次に、分割データS1、S2、S3、S4を、それぞれ異なる公開鍵暗号方式を用いて作成した公開鍵(PK1、PK2、PK3、PK4)で暗号化して中間データF1、F2、F3、F4を作成する(ステップS112)。次に、中間データF1、F2、F3、F4のうちの異なる2つを集積して3つの分散データP1、P2、P3、P4を作成する(ステップS113)。以降、ステップS213に戻って引き続き処理を行う。
図39は、第15実施形態の分散処理を示すフローチャート、図40は、第15実施形態の復元処理を示すフローチャートである。
分散処理では、まず、データSを共通鍵K1で暗号化して暗号化データE1を作成する(ステップS261)。次に、暗号化データE1を4つに分割して暗号化分割データES1、ES2、ES3、ES4を作成する(ステップS262)。次に、暗号化分割データES1、ES2、ES3、ES4のうちの異なる3つを集積して4つの分散データP1、P2、P3、P4を作成する(ステップS263)。以降、ステップS213に戻って引き続き処理を行う。
図41は、第16実施形態の分散処理を示すフローチャート、図42は、第16実施形態の復元処理を示すフローチャートである。
分散処理では、まず、データSを公開鍵PK1で暗号化して暗号化データE1を作成する(ステップS271)。次に、暗号化データE1を4つに分割して暗号化分割データES1、ES2、ES3、ES4を作成する(ステップS272)。次に、暗号化分割データES1、ES2、ES3、ES4のうちの異なる2つを集積して4つの分散データP1、P2、P3を作成する(ステップS273)。以降、ステップS213に戻って引き続き処理を行う。
図43は、本発明のバックアップ・リカバリシステムの第17実施形態を模式的に示す図、図44は、図43に示すバックアップ・リカバリシステムのバックアップ動作を示すフローチャート、図45は、図43に示すバックアップ・リカバリシステムのリカバリ動作を示すフローチャート、図46は、第17実施形態の分散処理を示すフローチャート、図47は、第17実施形態の復元処理を示すフローチャートである。
y=C+ax+bx2(b≠0) (7)
を決定する(ステップSE1)。次に、式(7)のなす曲線を通る4点P1、P2、P3、P4を決定する(ステップSE2)。この4点を、分散データP1、P2、P3、P4とする(ステップSE3)。以降、ステップS313に戻って引き続き処理を行う。
これにより式(7)が一意に求まり、切片C(データS)が求まる。
図48は、本実施形態の分散データと仮データとの関係を示す図、図49は、本実施形態の分散処理を説明するフローチャート、図50は、本実施形態の復元処理を説明するフローチャートである。なお、図48では、各集積データは、チェックが入っている部分の分割データを含んでいる。
MPU21は、第1実施形態にて述べた式(2)に基づいて、本実施形態では切片c(データS)を通る5次式(図示せず)
y=C+ax+bx2+dx3+ex4+fx5(f≠0) (8)
を決定し、式(8)のなす曲線を通る6点w1(x1、y1)、w2(x2、y2)、w3(x3、y3)、w4(x4、y4)、w5(x5、y5)、w6(x6、y6)を決定する。そして、決定した仮データw1、w2、w3、w4、w5、w6を各々仮データとする。これにより、いずれか5つでは、5次式を特定することができず、6つ集まることにより、式(8)の解が求まる仮データw1、w2、w3、w4、w5、w6が得られる。
分散処理では、まず、データSから6つの仮データw1、w2、w3、w4、w5、w6を作成する(ステップS231)。次に、仮データw1、w2、w3、w4、w5、w6うちの異なる3つを集積して分散データP1、P2、P3、P4を作成する(ステップS232)。以降、ステップS313に戻って引き続き処理を行う。
図51は、第19実施形態の分散処理を示すフローチャート、図52は、第19実施形態の復元処理を示すフローチャートである。
分散処理では、まず、データSを6つに分割して分割データS1、S2、S3、S4、S5、S6を作成する(ステップS121)。次に、図48に示すように、分割データS1、S2、S3、S4、S5、S6のうちの異なる3つを集積して集積データD1、D2、D3、D4を作成する(ステップS122)。次に、その集積データD1、D2、D3、D4に対して、それぞれ共通鍵(K1、K2、K3、K4)で暗号化して分散データP1、P2、P3、P4を作成する(ステップS123)。以降、ステップS313に戻って引き続き処理を行う。
図53は、第20実施形態の分散処理を示すフローチャート、図54は、第20実施形態の復元処理を示すフローチャートである。
分散処理では、まず、データSを6つに分割して分割データS1、S2、S3、S4、S5、S6を作成する(ステップS131)。次に、分割データS1、S2、S3、S4、S5、S6のうちの異なる3つを集積して4つの集積データD1、D2、D3、D4を作成する(ステップS132)。次に、その集積データD1、D2、D3、D4に対して、それぞれ異なる公開鍵(PK1、PK2、PK3、PK4)で暗号化して分散データP1、P2、P3、P4を作成する(ステップS133)。以降、ステップS313に戻って引き続き処理を行う。
図55は、第21実施形態の分散処理を示すフローチャート、図56は、第21実施形態の復元処理を示すフローチャートである。
分散処理では、まず、データSから6つの分割データS1、S2、S3、S4、S5、S6を作成する(ステップS141)。次に、その分割データS1、S2、S3、S4、S5、S6をそれぞれ異なる共通鍵(K1、K2、K3、K4、K5、K6)で暗号化して中間データF1、F2、F3、F4、F5、F6を作成する(ステップS142)。次に、中間データF1、F2、F3、F4、F5、F6のうちの異なる3つを集積して4つの分散データP1、P2、P3、P4を作成する(ステップS143)。以降、ステップS313に戻って引き続き処理を行う。
図57は、第22実施形態の分散処理を示すフローチャート、図58は、第22実施形態の復元処理を示すフローチャートである。
分散処理では、まず、データSから6つの分割データS1、S2、S3、S4、S5、S6を作成する(ステップS151)。次に、その分割データS1、S2、S3、S4、S5、S6をそれぞれ異なる公開鍵(PK1、PK2、PK3、PK4、PK5、PK6)で暗号化して中間データF1、F2、F3、F4、F5、F6を作成する(ステップS152)。次に、中間データF1、F2、F3、F4、F5、F6のうちの異なる3つを集積して4つの分散データP1、P2、P3、P4を作成する(ステップS153)。以降、ステップS313に戻って引き続き処理を行う。
図59は、第23実施形態の分散処理を示すフローチャート、図60は、第23実施形態の復元処理を示すフローチャートである。
分散処理では、まず、データSを共通鍵K1で暗号化して暗号化データE1を作成する(ステップS361)。次に、暗号化データE1を6つに分割して暗号化分割データES1、ES2、ES3、ES4、ES5、ES6を作成する(ステップS362)。次に、暗号化分割データES1、ES2、ES3、ES4、ES5、ES6のうちの異なる3つを集積して4つの分散データP1、P2、P3、P4を作成する(ステップS363)。 以降、ステップS313に戻って引き続き処理を行う。
図61は、第24実施形態の分散処理を示すフローチャート、図62は、第24実施形態の復元処理を示すフローチャートである。
分散処理では、まず、データSを公開鍵PK1で暗号化して暗号化データE1を作成する(ステップS271)。次に、暗号化データE1を6つに分割して暗号化分割データES1、ES2、ES3、ES4、ES5、ES6を作成する(ステップS372)。次に、暗号化分割データES1、ES2、ES3、ES4、ES5、ES6のうちの異なる3つを集積して4つの分散データP1、P2、P3、P4を作成する(ステップS373)。以降、ステップS313に戻って引き続き処理を行う。
図63は、本実施形態のバックアップ・リカバリシステムを模式的に示す図、図64および図65は、本実施形態のバックアップを説明するフローチャートである。
以下、図64および図65を参照してバックアップ・リカバリシステム1の動作(作用)を説明する。
2……PC
21……MPU
22……記憶部
3……PC
4……メディア
5……倉庫
51、52、53、54……保管部
7……搬送手段(ネットワーク)
S1〜S6……分割データ
D1〜D4……集積データ
F1〜F6……中間データ
E1……暗号化データ
ES1〜ES6……暗号化分割データ
W1〜W6……仮データ
P1〜P4……分散データ
Claims (7)
- バックアップをとるバックアップ対象データから、秘密分散法を用いて4つ以上の暗号化されたデータを作成し、該作成された4つ以上のデータのうちの異なるm個(2≦m≦n−1)のデータを組み合わせて、1個では復元できず、k個(2≦k≦n−1)集めることにより前記バックアップ対象データを復元可能で、かつ、暗号化されたn個(nは4以上の整数)の分散データを作成する分散データ作成手段と、
互いに異なる箇所に設けられ、前記各分散データを1個ずつ保管するn個の保管部とを有し、
前記各分散データは、それぞれ、ネットワークを介して個別に搬送元から搬送され、個別に所定の記録媒体に格納された状態で、前記各保管部に保管されることを特徴とするバックアップ・リカバリシステム。 - さらに、前記保管部に保管されている前記各分散データを少なくともk個用いて前記バックアップ対象データを復元する復元手段を有する請求項1に記載のバックアップ・リカバリシステム。
- バックアップをとるバックアップ対象データから、秘密分散法を用いて4つ以上の暗号化されたデータを作成し、該作成された4つ以上のデータのうちの異なるm個(2≦m≦n−1)のデータを組み合わせて、1個では復元できず、k個(2≦k≦n−1)集めることにより前記バックアップ対象データを復元可能で、かつ、暗号化されたn個(nは4以上の整数)の分散データを作成する分散データ作成手段と、
互いに異なる箇所に設けられ、前記各分散データをk−1個以下の所定個保管するt個(4≦t≦n)の保管部とを有し、
前記各分散データは、それぞれ、搬送元から搬送され、個別に所定の記録媒体に格納された状態で、前記各保管部に保管されることを特徴とするバックアップ・リカバリシステム。 - さらに、前記保管部に保管されている前記各分散データを少なくともk個用いて前記バックアップ対象データを復元する復元手段を有する請求項3に記載のバックアップ・リカバリシステム。
- 前記各分散データは、それぞれ、個別に搬送される請求項3または4に記載のバックアップ・リカバリシステム。
- 前記各分散データは、それぞれ、k−1個以下の所定個毎に個別に搬送される請求項3または4に記載のバックアップ・リカバリシステム。
- 前記各分散データは、それぞれ、前記各保管部に保管される分散データ毎に個別に搬送される請求項3または4に記載のバックアップ・リカバリシステム。
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