JP3606758B2 - Goods storage cart - Google Patents
Goods storage cart Download PDFInfo
- Publication number
- JP3606758B2 JP3606758B2 JP03775999A JP3775999A JP3606758B2 JP 3606758 B2 JP3606758 B2 JP 3606758B2 JP 03775999 A JP03775999 A JP 03775999A JP 3775999 A JP3775999 A JP 3775999A JP 3606758 B2 JP3606758 B2 JP 3606758B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bumper
- bracket
- main body
- plate
- hooked
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Handcart (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は物品収納台車に関し、特に物品収納台車に備えられたバンパの取付構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の物品収納台車の一例として病院等で使用される配膳車があり、このような配膳車では、移動中に誤って壁等にぶつけた場合にも本体が損傷を受けないように、本体の底部や天井部の外周にバンパが設けられている。
従来のバンパとしては、一枚の帯状のものを全周にわたって巻き付け、押さえ板を介して本体の側面にネジで止める構造のものが一般に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来のものでは、バンパを本体に強固に取り付けるためには、多数の箇所においてネジ止めをする必要があり、それだけ取り付けの作業に手間が掛かるという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、バンパの取り付けを能率良く行えるようにするところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、物品を収納可能とした箱状の本体の底面に車輪を設けるとともに、前記本体の底部と天井部との少なくともいずれか一方の外周にバンパを設けた物品収納台車において、前記本体にはブラケットが設けられ、前記バンパの上端側が前記ブラケットに掛止されるとともに、下端側は、締結具を前記バンパの下面側からねじ込むことにより前記ブラケットに固定されているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記バンパにおける前記ブラケットに掛止される側の一部が前記本体に当接した状態で取付可能とされているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、物品を収納可能とした箱状の本体の底面に車輪を設けるとともに、前記本体の底部と天井部との少なくともいずれか一方の外周にバンパを設けた物品収納台車において、前記本体にはブラケットが設けられ、前記バンパの高さ方向の一側が前記ブラケットに掛止されるとともに、他側が前記ブラケットに締結具で固定されており、かつ前記バンパにおける前記ブラケットに掛止される側の一部が前記本体に当接した状態で取付可能とされているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記バンパの内面側にリブが形成され、このリブが前記ブラケットに当接されるようになっているところに特徴を有する。
【0005】
請求項5の発明は、物品を収納可能とした箱状の本体の底面に車輪を設けるとともに、前記本体の底部と天井部との少なくともいずれか一方の外周にバンパを設けた物品収納台車において、前記本体にはブラケットが設けられ、前記バンパの高さ方向の一側が前記ブラケットに掛止されるとともに、他側が前記ブラケットに締結具で固定されており、かつ前記バンパの内部には、その上端側と下端側との間を埋めるようにして補強部材が装着されているところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項5に記載のものにおいて、前記バンパの内面側にリブが形成され、前記補強部材が前記リブに当接された状態で装着されているところに特徴を有する。
請求項7の発明は、物品を収納可能とした箱状の本体の底面に車輪を設けるとともに、前記本体の底部と天井部との少なくともいずれか一方の外周にバンパを設けた物品収納台車において、前記本体にはブラケットが設けられ、前記バンパの高さ方向の一側が前記ブラケットに掛止されるとともに、他側が前記ブラケットに締結具で固定されており、かつ前記ブラケットが内外一対のブラケットにより構成され、両ブラケットはその間にパネルを挟んで共締めにより一体結合されているところに特徴を有する。
【0006】
請求項8の発明は、物品を収納可能とした箱状の本体の底面に車輪を設けるとともに、前記本体の底部と天井部との少なくともいずれか一方の外周にバンパを設けた物品収納台車において、前記本体にはブラケットが設けられ、前記バンパの高さ方向の一側が前記ブラケットに掛止されるとともに、他側が前記ブラケットに締結具で固定されており、かつ前記本体の天井部上には、複数枚の周面パネルと天面パネルとを組み付けることで補助室が形成されるようになっており、前記周面パネルのうちの少なくとも一部が、前記本体の天井部に設けられた支持ブラケットに引っ掛けられて支持されているところに特徴を有する。
請求項9の発明は、請求項8に記載のものにおいて、前記支持ブラケットが、前記バンパを掛止するためのブラケットと兼用されているところに特徴を有する。
【0007】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
バンパは幅方向の上端側が本体に設けられたブラケットに掛止されるとともに、下端側がネジ等の締結具を下面側からねじ込むことでブラケットに固定される。バンパを本体に強固に取り付けることができた上で、締結具による固定箇所が少なくて済むから、能率良く取り付けることができる。
<請求項2,3の発明>
バンパにおける掛止される側の一部を本体に当接させるようにしたから、バンパに外側から衝撃力が加わっても、簡単に内側にへこむことが避けられる。
<請求項4の発明>
バンパが内側にへこむことをより強固に防止できる。
【0008】
<請求項5の発明>
バンパの内部において上端側と下端側との間を埋めるようにして補強部材が装着されているから、例えばフォークリフト等で本体を持ち上げた場合に、バンパが上下方向に潰れることが防がれる。
<請求項6の発明>
補強部材をバンパが内側にへこむのを防止するように機能させることができる。
<請求項7の発明>
本体にパネルを取り付ける場合に、一対のブラケットの組み付けとともにパネルの取り付けを行うことができる。
【0009】
<請求項8の発明>
周面パネルの少なくとも一部の組み付けを本体に設けた支持ブラケットに引っ掛ける構造としたから、補助室の構築を能率良く行うことができる。
<請求項9の発明>
周面パネルをバンパ掛止用のブラケットに兼用して引っ掛ける構造としたから、部品点数の削減を図ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を温冷配膳車に適用した実施形態を添付図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態を図1ないし図24によって説明する。この実施形態の温冷配膳車は、図1に示すように、全体として矩形箱状をなす貯蔵室本体1(以下、単に本体という)を備えており、この本体1は前後両面が開放された形状で、天井壁、底壁並びに左右の側壁内に発泡ウレタン等の断熱材を充填した断熱箱体として構成されている。本体1の底面にはキャスタ2が装備されているとともに、上面には機械室3が設けられ、また本体1の底部と天井部の回りには、詳しくは後記するように、それぞれ下部バンパ4と上部バンパ5とが設けられている。
【0011】
本体1内の幅方向の中央部には、図2に示すように、冷風のダクトを兼ねた中間壁6が設けられて内部が左右2室に分けられており、さらに左右の2室では、その幅方向の中央部よりも少し中間壁6側に寄った位置に、断熱性の仕切壁7が設けられている。これにより、中間壁6を挟んだ両側に冷蔵室10が、各冷蔵室10の仕切壁7を挟んだ外側に、冷蔵室10よりも少し間口の大きい温蔵室11がそれぞれ構成されている。両冷蔵室10には、冷却器室12内で生成された冷気が中間壁6を通して循環供給されて冷却され、一方温蔵室11には、温蔵ユニット13で生成された暖気が側壁に設けられた加熱室を介して供給されて加熱されるようになっている。
上記した冷蔵室10と温蔵室11とは左右に隣り合ったもの同士が対をなし、それぞれに観音開き式の断熱扉14が設けられている。
【0012】
仕切壁7は、基台16上に、図示7個の単位仕切壁17を所定の挿入溝18が構成されるように積み上げて連結することで形成されている。また中間壁6の左右両面には、トレイ受け19が図示7段にわたって左右の冷蔵室10側に突出した水平姿勢で取り付けられている一方、両温蔵室11の側壁にも、同一高さごとに同数のトレイ受け19が取り付けられている。
トレイ20は、図1に示すように、プラスチック等で横長の矩形状に形成され、横幅の中央部よりも少し一側に寄った位置に境界部20Aが設けられて、境界部20Aを挟んだ狭い方に冷たい状態で供される食品が、広い方に温かい状態で供される食品がそれぞれ載置される。このトレイ20は、境界部20Aが仕切壁7の挿入溝18に挿入され、その両端の下面がトレイ受け19で受けられつつ押し込まれて収容される。これにより、一つのトレイ20に載せられた冷食が冷蔵室10に、温食が温蔵室11にそれぞれ収容されて、冷蔵または温蔵がなされるようになっている。
【0013】
続いてバンパ4,5の構造並びに取付手順について説明する。まず、下部バンパ4側について説明する。この下部バンパ4はポリプロピレン等のプラスチック製であって、図4に示すように、本体1の長辺側の側面に配される一対の第1サイドバンパ21と、短辺側の側面に配される一対の第2サイドバンパ22と、角部に配される4個のコーナバンパ23とから構成されており、上記のうち一方の第2サイドバンパ22(図4の右側)は、間にフットブレーキ24の操作用空間25(図3参照)を設けるべくさらに2個に分けられている。
【0014】
第1サイドバンパ21は、図5に示すように、全体として高さ寸法の大きいチャンネル形に形成されており、長さ方向の両端寄りの2箇所に、後記するブラケット35への取付位置が設定されている。第1サイドバンパ21の断面形状は、図9にも示すように、その内面の中央部から下端部の領域にかけて3本の短寸のリブ27が間隔を開けて形成されている。上辺21Aからは、一番上のリブ27の少し上の位置まで垂下板28が形成され、その下端が外側に直角曲げされたのち、さらに上側に直角曲げされて被掛止部29が形成されている。また垂下板28の途中位置から外方に向けて突当板30が直角に突設され、その先端は上辺21Aの端縁よりも突出している。
【0015】
第1サイドバンパ21における取付位置には、金属製の補強板31が装着されている。この補強板31は、図5及び図9に示すように、第1サイドバンパ21における垂下板28と下辺21Bとの間に丁度嵌まる高さを持っており、底板31Aの背面側の端縁から側板31Cを備えた縦板31Bが立ち上がって形成され、縦板31Bの上縁は斜め前方に突出している。この補強板31は、第1サイドバンパ21の端部側から挿入され、詳細には図9に示すように、縦板31Bの背面をリブ27に当て、また突部32の先端を垂下板28の背面に当てて挿入され、取付位置において、底板31Aと下辺21Bとの間をネジ33で止めることにより予め固定されるようになっている。
【0016】
一方、本体1の長辺側の両側縁の下面には、長さ方向の両端部に寄った位置にブラケット35が取り付けられている。このブラケット35は、図5に示すように、金属板を曲げ成形することにより、全体として外面側(図5の手前側)に開口した箱形に形成され、両側面の上縁が直角曲げされることで一対の上取付板35Aが形成されているとともに、底面の先端が出っ張って下取付板35Bとされている。また上面の手前側の縁部からは、下向きに被突当板36が形成され、その下端が下取付板35Bの先端と対応する位置まで前方に延出されたのち、下向きに曲げられることで掛止部37が形成されている。このブラケット35が、図9に示すように、上取付板35Aを本体1の下面に当ててボルト38で止めることによって固定されるようになっている。
なお、補強板31の装着された第1サイドバンパ21が図9の矢線に示すようにブラケット35側に押し込まれ、突当板30の先端が被突当板36に当てられると(図10)、被掛止部29が掛止部37のすぐ裏側に入り込むとともに、下取付板35Bの先端が側板31Cの端縁に突き当たり、また上辺21Aの先端が本体1の側面の延長面上に位置する設定となっている。
【0017】
第2サイドバンパ22は、上記の第1サイドバンパ21と同じ形状のものを短く切断して用いており、図4に示すように、2分割された方では1箇所ずつに取付位置が、もう一方の一本ものの方では、長さ方向の両端寄りの位置の2箇所にそれぞれ取付位置が設定され、それらの取付位置に補強板31が取り付けられ、また本体1の下面に予め固定されたブラケット35に取り付けられることは、上記の第1サイドバンパ21と同様である。
【0018】
コーナバンパ23は、図6に示すように、上記の第1サイドバンパ21と同じ高さ寸法を持ち、2枚の側壁40を直交状に配し、かつその角の部分に丸みを付けた形状となっている。このコーナバンパ23における互いに直交した両端面には、差込片41が突設されている。この差込片41は、図7にも示すように、上記した第1及び第2のサイドバンパ21,22の端部における垂下板28の裏側の領域に差し込み可能となっている。この差込片41の差し込まれる領域が、本発明の差込溝42に相当する。
なお、差込片41は、その背面側にリブ27を逃がす逃がし凹部43が形成されているとともに、差込片41は、コーナバンパ23の端面のうちで、下端側を少し余して上端寄りに形成されており、したがって差込片41は、差込溝42内で所定寸法の上下動可能となっている。
【0019】
コーナバンパ23の内面には、金属製のストッパ板45が取り付けられるようになっている。このストッパ板45は、図6に示すように、底板45Aの背面側の端縁から、側板45B付きの縦板45Cが立ち上がって形成されている。側板45Bの先端側は斜め外側に開かれている。縦板45Cの上縁は直角曲げされて上板45Dが形成されており、この上板45Dの先端縁は略三角形に切り欠かれていて、この切欠部の奥に、被掛止部46が立ち上がって形成されている。
このストッパ板45は、コーナバンパ23の内面に突設されたネジ孔49の切られたボス48に当てられ、図13にも示すように、ネジ50を縦板45Cの挿通孔51に通してネジ孔49にねじ込むとともに、底板45Aとコーナバンパ23の下辺23Aとをネジ52で止めることにより予め固定されるようになっている。
【0020】
一方、本体1の下面の角の部分にはブラケット54が取り付けられている。このブラケット54は、図6に示すように、2枚の側板55が直交状に配され、両側板55の上縁には、内側に直角曲げされた上取付板54Aが形成されているとともに、下縁には、外側に直角曲げされた下取付板54Bが形成されている。この下取付板54Bがストッパ板45の底板45Aの上に重なるようになっている。また、両側板55の角の部分の上端部寄りの位置には、上記したストッパ板45の被掛止部46を挿通可能とするストッパ孔56が開口されている。
このブラケット54が、図13に示すように、上取付板54Aを本体1の下面の角の部分に当ててボルト57で止めることにより、予め固定されるようになっている。
【0021】
続いて、下部バンパ4の取付手順について説明する。
まず本体1の下面の所定位置に、第1サイドバンパ21、第2サイドバンパ22並びにコーナバンパ23を取り付けるためのブラケット35,54が取り付けられる。初めに図8に示すように、第1サイドバンパ21が取り付けられる。そのため、第1サイドバンパ21の両取付位置には、既述した要領で補強板31が装着される。このように補強板31の装着された第1サイドバンパ21は、図9に示すように、被掛止部29がブラケット35の掛止部37よりも下に来る高さ位置において、同図の矢線に示すようにブラケット35側に向けて押し込まれ、図10に示すように、突当板30の先端がブラケット35の被突当板36に突き当たり、また補強板31の側板31Cがブラケット35の下取付板35Bに突き当たることで押し込みが停止される。続いて、突き当てた状態のまま、図10の矢線に示すように第1サイドバンパ21を上方に摺動させ、補強板31の底板31Aがブラケット35の下取付板35Bの下面に重なったところで、図11に示すように上動が停止されるので、第1サイドバンパ21と補強板31の挿通孔59にボルト60を下面側から挿通して、ブラケット35の下取付板35Bに切られたネジ孔61にねじ込んで固定する。このとき、被掛止部29がブラケット35の掛止部37の裏側に引っ掛かり、上辺21Aの先端が本体1の側面に当接した状態となる。
【0022】
次に、図12に示すように、第2サイドバンパ22とコーナバンパ23とが一体的に取り付けられる。第2サイドバンパ22の取付位置には予め補強板31が取り付けられるとともに、コーナバンパ23の内面にはストッパ板45が固定される。また、1本ものの第2サイドバンパ22には、その両端において差込片41を差込溝42に差し込むことによりコーナバンパ23が一体接続される。分割された方の第2サイドバンパ22では、その外方側の端部に、同様に差込片41を差込溝42に差し込むことでコーナバンパ23が一体接続される。
【0023】
このようにコーナバンパ23を一体接続した第2サイドバンパ22は、上記した第1サイドバンパ21と同じく、正規の取付位置よりも低い位置においてブラケット35側に押し込み、突き当たったのちは上方に摺動される。上記の第2サイドバンパ22の押し込みに伴い、コーナバンパ23に装着されたストッパ板45の被掛止部46が、図13の矢線に示すように、ブラケット54のストッパ孔56内に挿入されるとともに、コーナバンパ23の反対側の差込片41が、先に取り付けられている第1サイドバンパ21の対応する端部の差込溝42の下部側に差し込まれる。そして第2サイドバンパ22の上方への摺動に伴い、差込片41が差込溝42の上部側に移動するとともに、図14に示すように、被掛止部46がストッパ孔56の上側の側縁に掛止された状態となって抜け止めされる。
最後に、第2サイドバンパ22については、第1サイドバンパ21と同じくブラケット35の下取付板35Bにボルト60をネジ込むことで固定され、またコーナバンパ23についても、図6,14に示すように、ストッパ板45の挿通孔63にボルト62を通してブラケット54の下取付板54Bのネジ孔64にねじ込むことで固定される。
【0024】
このように下部バンパ4を取り付けるに当たっては、サイドバンパ21,22、コーナバンパ23ともに、上端側をブラケット35,54に引っ掛け、下面側でネジ止めするだけであって、ネジ止め箇所が少なくて済むことから、能率良く組み付けることができる。また、それらのネジ止め箇所は、下面側であって正面からは見えないから、見栄えもよい。
また、サイドバンパ21,22とコーナバンパ23との接続部分の構造が、コーナバンパ23に突設された差込片41をサイドバンパ21,22の端部の差込溝42に差し込む構造としたから、接続作業自体が簡単にでき、またネジ等が見えることもなく、段差もできないから、外観がすっきりとまとまる。
しかもコーナバンパ23は、第2サイドバンパ22に予め接続しておいて、第2サイドバンパ22の組み付けに伴って組み付けられるようになっているから、組み付けの作業がより能率的に行われる。
【0025】
また、サイドバンパ21,22の組み付け部分では、図11に示されるように、被掛止部29がブラケット35の掛止部37に引っ掛かっていることで、上部側が手前側へ倒れることが防止される。また、上辺21Aが本体1の側面に、また突当板30が被突当板36に当たっていることで、サイドバンパ21,22に外面側から衝撃力が加わっても、簡単に内側にへこむようなことはない。さらに、垂下板28と下辺21Bとの間に挟まれた状態で補強板31が配されているから、例えばフォークリフト等で本体1を持ち上げた場合に、サイドバンパ21,22が上下方向に潰れることが防がれる。
【0026】
さらに、サイドバンパ21,22の内側に補強板31を装着する当たっては、サイドバンパ21,22の内面にリブ27を突設して、これらのリブ27を補強板31の背面に当てるようにしたから、補強板31はサイドバンパ21,22の内側へのへこみ防止をすることにも有効に機能する。
また、コーナバンパ23の内面にストッパ板45を取り付ける当たっては、コーナバンパ23の内面にボス48を突設して、ストッパ板45をそのボス48に当ててネジ50で固定するようにしたから、コーナバンパ23の補強を図かることができる。
【0027】
次に、上部バンパ5側について説明する。この上部バンパ5は、同様にポリプロピレン等のプラスチック製であって、図15に示すように、本体1の長辺側の側面に配される一対の第1サイドバンパ71と、短辺側の側面に配される一対の第2サイドバンパ72と、角部に配される4個のコーナバンパ73とから構成されており、これらの各バンパ71〜73は、全体としては、上記した下部バンパ4と比べて背が低く形成されている。
第1サイドバンパ71は、図16に示すように、全体としてチャンネル形に形成されており、その上辺71Aの先端が下向きに屈曲されて、被掛止板75が形成されている。この被掛止板75の長さ方向の両端寄りの2箇所には、切欠溝76が形成されている。下辺71Bは、上辺71Aに比べて前方に突出している。また内面には、2条のリブ77が形成されている。
【0028】
本体1の長辺側の両側縁の上面には、長さ方向の両端部に寄った位置に内外一対のブラケット79,80が取り付けられている。内ブラケット79は短寸のアングル状に形成され、図17に示すように、その底面が本体1の上面に予めネジ81で固定されるようになっている。外ブラケット80は、チャンネル形の本体部の上面の先端から、掛止板82を上向きに形成した形状となっている。この外ブラケット80は、内ブラケット79と背中合わせの姿勢で配され、図17に示すように、前記した機械室3を構成する長辺側のパネル3Aの脚片83が、両ブラケット79,80の間に挿入され、外ブラケット80と脚片83とに形成された挿通孔84に通したネジ85を、内ブラケット79に形成されたネジ孔86にねじ込むことによって、内ブラケット79に対して、パネル3Aの脚片83と外ブラケット80とが共締めされて固定されるようになっている。
なお図17に示すように、外ブラケット80の掛止板82とパネル3Aの底部88の外面との間には、第1サイドバンパ71の被掛止板75が入り込むことが可能な空隙89が形成されるようになっている。
【0029】
第2サイドバンパ72は、上記の第1サイドバンパ71と比べて、図18に示すように、下辺72Bを上辺71Aとほぼ同じ突出長さにしてある点で相違している。また、被掛止板75に切欠溝は形成されていない。第2サイドバンパ72の長さ方向の両端寄りの位置には、ブラケット91の取付位置が設定されている。ブラケット91は、同図に示すように短寸のアングル状に形成され、縦板91Aの上端には、斜め下方に突出した掛止板92が形成されている。このブラケット91は、図18の矢線に示すように、第2サイドバンパ72の端部側から挿入され、取付位置において、底板91Bと第2サイドバンパ72の下辺72Bとの間でネジ93で止めることにより予め固定される。このときブラケット91は、図24に示すように、縦板91Aがリブ77に当てられ、また掛止板92が被掛止板75の内側に入り込むようになっている。
【0030】
コーナバンパ73は、図19に示すように、上記のサイドバンパ71,72と同じ高さ寸法を持ち、2枚の側壁95を直交状に配し、かつその角の部分に丸みを付けた形状となっている。2枚の側壁95のうち、第2サイドバンパ72と接続される側の方(図21の左側)が、第1サイドバンパ71と接続される側と比べて長くされている。このコーナバンパ73における互いに直交した両端面には差込片96が突設されている。この差込片96は、図21にも示すように、上記した第1及び第2のサイドバンパ71,72の端部における奥側の領域(差込溝97)に差し込み可能となっている。なお、両差込片96には、リブ77を逃がす逃がし凹部98が形成されている。
【0031】
コーナバンパ73の内面には、金属製のブラケット100が予め取り付けられるようになっている。このブラケット100は、互いに直交する2枚の側板101を備え、両側板101の角の部分は、両側板101に対して45度の角度をなす取付板102が形成されている。また、両側板101の下縁の間を結ぶようにして底板103が形成されている。
【0032】
このブラケット100は、取付板102がコーナバンパ73の内面に突設されたネジ孔106の切られたボス105に当てられ、図20に示すように、ネジ107を取付板102の挿通孔108に通してネジ孔106にねじ込むことにより、予め固定されるようになっている。このとき、ブラケット100の両側板101は、コーナバンパ73の差込片96の前面の位置において、差込片96の側方にさらに突出した状態となる。この側板101は、サイドバンパ71,72における被掛止板75の内側の部分(図21に符号110で示す部分)に挿入可能となっている。
【0033】
続いて、上部バンパ5の取付手順について説明する。
まず本体1の上面における長辺側の側縁に、第1サイドバンパ71を取り付けるための内ブラケット79を取り付ける。そして、既述したように、機械室3を構成する長辺側のパネル3Aの脚片83を内ブラケット79の外側に当て、さらにその外側に外ブラケット80を当てて、ネジ85で共締めして固定する。次に第1サイドバンパ71を、その被掛止板75の切欠溝76を外ブラケット80の掛止板82の位置に合わせて押し込む(図16の矢線X)。そうすると第1サイドバンパ71は、その下辺71Bが両ブラケット79,80の底板の下面に沿い、また掛止板82が切欠溝76を相対的に通過しつつ押し込まれ、図17に示すように、下辺71Bの先端が本体1の側面に当たり、また被掛止板75がパネル3Aの底部88の外面に当たることで押し込みが停止され、被掛止板75は空隙89内に入り込んだ状態となる。
次に、図16の矢線Yに示すように、第1サイドバンパ71を長さ方向に沿って移動させると、掛止板82が切欠溝76の側方における被掛止板75の裏面側に回り込んで掛止される。そうしたら、第1サイドバンパ71の下辺71Bの挿通孔112にネジ113を下面側から挿通して、外ブラケット80の底板に切られたネジ孔114にねじ込んで固定する。これにより、第1サイドバンパ71の取り付けが完了する。
【0034】
次に、第2サイドバンパ72とコーナバンパ73とが一体的に取り付けられる。これに際しては、まず、第2サイドバンパ72の取付位置にブラケット91が予め取り付けられるとともに、コーナバンパ73の内面にもブラケット100が予め取り付けられる。そして、第2サイドバンパ72の両端にコーナバンパ73が差し込まれる。詳細には、図21の左側に示すように、ブラケット100の側板101が被掛止板75の内側部分110に入り込むとともに、差込片96が差込溝97に差し込まれて結合され、これにより図22に示すように、両端にコーナバンパ73を接続した第2サイドバンパ72が構成される。
【0035】
このようにコーナバンパ73を両端に一体接続した第2サイドバンパ72は、図23に示すように、先に取り付けられている第1サイドバンパ71と同じ高さにおいて、本体1の天井部における短辺側の側面に向けて押し込まれる。それに伴い、コーナバンパ73の反対側の端部に設けられた側板101と差込片96とが、図21の右側に示すように、先に取り付けられている第1サイドバンパ71の対応する端部における被掛止板75の内側部分110と差込溝97とに差し込まれる。そして、図24に示すように、第2サイドバンパ72の下辺72Bが本体1の側面に当たり、被掛止板75がパネル3Aの底部88に当たることで押し込みが停止される。このとき、第2サイドバンパ72及びコーナバンパ73のブラケット91,100の底板91B,103は、それぞれ本体1の上面に載る。そして、それぞれのブラケット91,100の底板91B,103を上面側から本体1の上面にネジ115で止めることにより、第2サイドバンパ72とコーナバンパ73との取り付けが併せて完了する。
続いて、機械室3を構成する短辺側のパネル3Cの脚片116を、図24に示すように第2サイドバンパ72の被掛止板75の内側に差し込んで短辺側のパネル3Cを被せ、長辺側のパネル3Aの側縁と合わせて結合する。最後に、長辺側のパネル3Aの上縁の間に、天板を構成するパネル3Bを張ることによって、機械室3の外装も完成される。
【0036】
このように上部バンパ5を本体1に取り付けるに当たっては、サイドバンパ71,72、コーナバンパ73ともに、結果として本体1に固定されたブラケット80,91及び100に上端側を引っ掛け、下面側でネジ止めするだけであって、ネジ止め箇所が少なくて済むことから、能率良く組み付けることができる。また、それらのネジ止め箇所は、下面側であって正面から見えないから、見栄えもよい。
【0037】
また、サイドバンパ71,72とコーナバンパ73との接続部分の構造が、コーナバンパ73に突設された差込片96をサイドバンパ71,72の端部の差込溝97に差し込む構造としたから、接続作業自体が簡単にでき、またネジ等が見えることもなく、段差もできないから、外観がすっきりとまとまる。特に、コーナバンパ73に予め取り付けられたブラケット100の両側板101がサイドバンパにおける被掛止板75の内側部分110に差し込まれるから、接続強度をより高めることができる。
しかも、コーナバンパ73は、第2サイドバンパ72に予め接続しておいて、第2サイドバンパ72の組み付けに伴って組み付けられるようになっているから、組み付けの作業がより能率的に行われる。
【0038】
さらに、第2サイドバンパ72にブラケット91を装着する当たっては、第2サイドバンパ72の内面にリブ77を突設して、これらのリブ77をブラケット91の背面に当てるようにしたから、ブラケット91は第2サイドバンパ72の内側へのへこみを防止することにも有効に機能する。
また、コーナバンパ73の内面にブラケット100を取り付ける当たっては、コーナバンパ73の内面にボス105を突設して、ブラケット100の取付板102をそのボス105に当ててネジ107で固定するようにしたから、コーナバンパ73の補強を図ることができる。
また、第1サイドバンパ71を取り付けるためのブラケットは、内外一対のブラケット79,80により構成され、両ブラケット79,80の間に機械室のパネル3Aの脚片83を挟んで共締めにより固定するようにしたから、パネル3Aの取付構造を簡略化することができる。
【0039】
以上説明したように本実施形態によれば、下部バンパ4と上部バンパ5のいずれにおいても、各バンパ21〜23または71〜73が、それぞれの上端側を相手のブラケットに引っ掛け、下面側をブラケットにネジ止めするようになっているから、強固な取り付けを担保した上でネジ止め箇所を減少させ、もって取付作業を能率良く行うことができる。
【0040】
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態を図25ないし図31によって説明する。この第2実施形態では、機械室3の組付構造をより詳細に開示している。この機械室3内には、上記した冷蔵室10内を冷却するための冷凍機や、温蔵室11内を加熱するための加熱ユニット等が収容されるようになっている。また、この機械室3は、第1実施形態に示した上部バンパ5と絡めて組み付けられるようになっているから、第1実施形態と共通の部品については、同一符号を付して説明する。
【0041】
機械室3は、図25に示すように、フロントパネル121、リアパネル122、左右のサイドパネル123,124及びトップパネル125の5枚のパネルから形成されるようになっている。
フロントパネル121とリアパネル122とは、樹脂材の真空成形品により形成されており、本体1の上面の前縁または後縁から上端がやや内方に傾いて立ち上がるように形成され、その上縁が内側に曲げられているとともに、左右の側縁が本体1の左右の側縁側に回り込むように屈曲されている。この屈曲部127は斜め姿勢に形成されているとともに、角の部分には丸みが付けられている。
両パネル121,122の下縁には、内方に引っ込んだ位置から下向きの脚片83が突設されている(図29参照)。また、上縁から側縁の屈曲部分の端縁には、一段下がった状態で受部129が形成されている。
なお、フロントパネル121には、機械室3内に収容される操作部(図示せず)を外部に臨ませて操作するための操作窓130が開口されている。また、リアパネル122には、冷凍機を冷却するために外気を導く吸気口131が形成されている。
【0042】
左右のサイドパネル123,124は、鋼板に塗装を施したものから形成されている。このパネル123,124は、本体1の上面の左右の側縁に、上端側を内方に傾倒させた斜め姿勢で取り付けられるようになっており、両側縁が上記したフロントパネル121とリアパネル122の受部129の斜め部分上に載置可能な幅を有しており、また上端側は、受部129の角の部分にも載置されるように屈曲されている。
両パネル123,124の下縁には、図31(D)に示すように、真下に垂下したのち、外側の斜め上方に屈曲された掛止部135を有する脚片133が形成されている。
【0043】
右側のサイドパネル124には、漏電ブレーカ136が装備されているとともに、電源コード137を収容する収容部138が設けられている。この収容部138は、図27に示すように、サイドパネル124に開口139が形成され、その裏側に、一面に開口した箱体140をフランジ141にネジ止めして固定することで形成されており、箱体140の一側面の挿通孔142から電源コード137が引き出されて、折り畳まれた状態で収容可能とされている。
なお、サイドパネル124が垂直に立っていて、電源コード137の落下が懸念される場合は、図28に示すように、収容部138Aの開口139Aを狭くしておけばよい。
【0044】
最後にトップパネル125は、アルミ板に塗装を施したものから形成され、その周縁が、上記したフロントパネル121とリアパネル122の受部129と、両サイドパネル123,124の上縁に載置可能な方形状に形成されている。このトップパネル125には、上記した冷凍機を冷却した後の排熱を排出するための排気口144が形成されている。
【0045】
続いて、機械室3の組み付け手順を上部バンパ5と併せて説明する。
本体1の上面の前縁と後縁には、図26に示すように、フロントパネル121とリアパネル122の取付箇所が長さ方向に沿って5カ所ずつ設定されていて、それぞれに内ブラケット79が取り付けられる。前縁側を説明すると、フロントパネル121の脚片83が5個の内ブラケット79の外面側に当てられ、5箇所のうちで両端から1つ内側の2箇所では、前記の図17に示すように、脚片83の外側に外ブラケット80が当てられてネジ85で共締めされ、他の3箇所では、図29に示すように、脚片83が内ブラケット79に対して直接にネジ85で固定される。
そののち、第1サイドバンパ71が図17に示すように、上縁側を外ブラケット80に引っ掛けつつ、下辺を外ブラケット80に底板にネジ113で止められて固定される。
後縁側でも、上記と同様の手順によって、リアパネル122と第1サイドバンパ71とが取り付けられる。
【0046】
次に、第2サイドバンパ72の両端にコーナバンパ73を一体結合したものが取り付けられる。第2サイドバンパ72とコーナバンパ73には予めブラケット91,100が取り付けられている。このコーナバンパ73を一体結合した第2サイドバンパ72が、既述したように、本体1の上面の左右の側縁から押し込まれて、その端部が先に取り付けられている第1サイドパンパ71の端部に差し込まれて結合され、第2サイドバンパ72とコーナバンパ73のブラケット91,100を本体1の上面にネジ止めして固定される。
【0047】
続いて、左右のサイドパネル123,124が取り付けられる。サイドパネル123,124を取り付けるに当たっては、図31(A)のように、サイドパネル123,124を裏返しの姿勢として、同図(B)のように脚片133の掛止部135を第2サイドバンパ72の被掛止板75の表面に当て、続いて、同図(C)のように、サイドパネル123,124を起こすと、脚片113の掛止部135の先端が、ブラケット91の掛止板92の裏側に回り込む。さらにサイドパネル123,124を起こして、その両縁を、先に取り付けられているフロントパネル121とリアパネル122の受部129に当たるまで(図30参照)倒すと、図31(D)のように、脚片133の垂下部134と掛止部135とが、第2サイドバンパ72の被掛止板75とブラケット91の掛止板92とを挟むようにして、移動不能に掛止される。
【0048】
最後にトップパネル125が、その周縁を、フロントパネル121とリアパネル122の受部129と、両サイドパネル123,124の上縁に合わせて載せられる。そして、トップパネル125の前縁と後縁に沿って形成された挿通孔146を通して、受部129に形成されたネジ孔147にネジを螺合して締め付けることにより、トップパネル125がサイドパネル123,124の上端を挟みつつフロントパネル121とリアパネル122に固定される。
以上により、上部バンパ5ともども機械室3の組み付けが完了する。
【0049】
この第2実施形態では、機械室3を組み付ける場合に、フロントパネル121とリアパネル122とを外部側からネジ止めできるようにしたから、作業がしやすい。また、サイドパネル123,124は、その下縁側については引っ掛け構造で支持するようにしたから、ネジ等の数が減少できて、組み付けが短時間で行える。しかも、引っ掛け構造については、第2サイドバンパ72を取り付けるためのブラケット91並びに第2サイドバンパ72を利用するようにしたから、部品点数の増加を招くことがない。
また、機械室3の角部には丸みがつけてあるから、外観上柔らかなイメージを与えることができる。
【0050】
<第3実施形態>
続いて、本発明の第3実施形態を図32ないし図36によって説明する。この第3実施形態では、冷蔵室10と温蔵室11の組が横方向に3組並んで設けられた温冷配膳車の上部に設けられた機械室150を例示している。したがって機械室150は、第2実施形態のものと比べると、正面から見た横幅が大きく、かつ扁平な箱形に形成されている。
【0051】
機械室150は、図32に示すように、フロントパネル151、リアパネル152、左右のサイドパネル153,154及びトップパネル155の5枚のパネルから形成されるようになっている。
フロントパネル151とリアパネル152とは、鋼板に塗装を施したものから形成され、ほぼチャンネル形状とされている。両パネル151,152には、長さ方向の両端部に掛止板157が設けられている。この掛止板157は詳細には、図34に示すように、上板と底板の突出縁の間に縦方向にわたされて固定されている。
【0052】
一方、本体1Aの上面の前縁と後縁における両端部の計4箇所には、L型ブラケット158がネジ159で止められて立設されている。各L型ブラケット158には、所定の高さ位置において上下2本のネジカラー160が頭部を外側に向けた姿勢で螺着されている。また、パネル151,152の掛止板157には、上下のネジカラー160と同じ間隔を開けて、上下一対の掛止孔161が形成されている。各掛止孔161は、ネジカラー160の軸部が挿通可能な小径部161Aと、頭部が挿通可能な大径部161Bとを上下に連設した形状である。
【0053】
また、両パネル151,152の上板の突出縁には、一段低くなった受部163が形成されている。さらに、両パネル151,152の底板の両端は、逃がし用に切欠部164が形成されている。
なお、フロントパネル151には、機械室150内に収容される操作部(図示せず)を外部に臨ませて操作するための操作窓130や、電源コード137を収容する収容部138が設けられている。一方、リアパネル152には、機械室150内に装備される冷凍機(図示せず)を冷却するために外気を導く吸気口131が形成されている。
【0054】
左右のサイドパネル153,154は樹脂材の真空成形品により形成されており、上記のフロントパネル151とリアパネル152と比べると、下端側が延ばされて全体として背の高いものとなっている。また、上縁が内側に曲げられているとともに、左右の側縁が本体1Aの前後の端縁側に回り込むように屈曲されており、角の部分には丸みが付けられている。上縁から側縁の屈曲部の先端側には、外表面から所定寸法引っ込んだ位置において、門型状にリブ166が立てられている。
また、下縁の内面側の両端部には、取付板167が形成されている。
【0055】
最後にトップパネル155は、アルミ板に塗装を施したものから形成され、その周縁が、上記したフロントパネル151とリアパネル152の受部163と、両サイドパネル153,154の上側のリブ166上に載置可能な方形状に形成されている。このトップパネル155には、上記した冷凍機を冷却した後の排熱を排出するための排気口144等が形成されている。
【0056】
続いて、機械室150の組付手順を上部バンパ5と合わせて説明する。なお、上部バンパ5自体の構造並びに取り付け方法は、前記した第1及び第2実施形態とほぼ同様であるから、第1及び第2実施形態と同一符号を付し、また説明も簡単に留める。まず、図33にも示すように、本体1Aの上面の四隅に、フロントパネル151とリアパネル152の取付用のL型ブラケット158が立てられるとともに、図32に示すように前縁と後縁に沿って3箇所ずつブラケット170が取り付けられる。このブラケット170は、前記実施形態における第2サイドバンパ72の掛止用のブラケット91と同様に上縁に掛止板92の設けられた形状である。
【0057】
先に、上部バンパ5が組み付けられる。まず、前後の第1サイドバンパ71が、その上縁を掛止板92に引っ掛けつつブラケット170に当てられ、下辺をブラケット170の底板にネジ止めして固定される。次に、第2サイドバンパ72の両端にコーナバンパ73を一体結合したものが取り付けられる。第2サイドバンパ72のうち、右側の第2サイドバンパ72Aには、その内面に補強板171が装着される。一方の左側の第2サイドバンパ72には、予めブラケット91が取り付けられる(図22参照)。また、各コーナバンパ73には予めブラケット100が取り付けられる。このコーナバンパ73を一体結合した第2サイドバンパ72が、本体1Aの上面の左右の側縁から押し込まれて、その端部が先に取り付けられている第1サイドパンパ71の端部に差し込まれて結合され、左側では、第2サイドバンパ72とコーナバンパ73のブラケット91,100を本体1Aの上面にネジ止めして固定され、また右側では、コーナバンパ73のブラケット100が本体1Aの上面に固定されるとともに、このブラケット100と補強板171とが結合される。
【0058】
続いて、左右のサイドパネル153,154が取り付けられる。両サイドパネル153,154は第2サイドバンパ72の内側に入れられて、下面の両端の取付板167が本体1Aの上面に当てられる。係る状態で、取付板167が上方から本体1Aの上面にネジ止めされて固定される。
【0059】
次に、フロントパネル151とリアパネル152とが取り付けられる。これらのパネル151,152は、図35に示すように、掛止板157に設けられた掛止孔161の大径部161Bを、L型ブラケット158のネジカラー160の頭部に合わせて嵌め込み、引き続いて下方に下げると、図36に示すように、掛止孔161の小径部161Aにネジカラー160の軸部が嵌り込んで、外方への抜け止め状態に支持される。この間、パネル151,152は、切欠部164を通して、その左右両側縁がサイドパネル153,154の縦側のリブ166に沿うように下がり、下降位置まで下がったときは、上板の左右両側縁がリブ166の角の部分に載った状態となり、上方からネジにより固定される。これにより、フロントパネル151、リアパネル152とサイドパネル153,154との間で連続した周面が形成される。
【0060】
最後にトップパネル155が、その周縁を、フロントパネル151とリアパネル152の受部163と、両サイドパネル153,154の横方向のリブ166に合わせて載せられる。そして、トップパネル155の周縁に沿って形成された都合8箇所の挿通孔173を通して、受部163及びリブ166に形成されたネジ孔174にネジを螺合して締め付けることにより、トップパネル155がフロントパネル151、リアパネル152及び左右のサイドパネル153,154に固定される。
以上により、上部バンパ5ともども機械室150の組み付けが完了する。
【0061】
この第3実施形態では、フロントパネル151とリアパネル152とをL型ブラケット158のネジカラー160に引っ掛けて支持する構造としたから、その取り付けを短時間で行うことができる。また、機械室150の角部には丸みがつけてあるから、外観上柔らかなイメージを与えることができる。
【0062】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)バンパが本体の底部と天井部のいずれか一方のみに設けられたものも本発明に含まれる。
(2)本発明は配膳車に限らず、バンパを備えた物品収納台車全般に広く適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る温冷配膳車の外観斜視図
【図2】本体内の構造を示す一部切欠斜視図
【図3】温冷配膳車の側面図
【図4】下部バンパの取付態様を示す概略平面図
【図5】第1サイドバンパの取付位置付近の構造を示す分解斜視図
【図6】コーナバンパの取付構造を示す分解斜視図
【図7】コーナバンパとサイドバンパとの接続構造を示す斜視図
【図8】第1サイドバンパの取付態様を示す概略平面図
【図9】第1サイドバンパの押し込み動作を示す側面図
【図10】その上動動作を示す側面図
【図11】その固定動作を示す側面図
【図12】第2サイドバンパとコーナバンパの取付態様を示す概略平面図
【図13】コーナバンパの取付動作を示す断面図
【図14】コーナバンパの固定状態を示す断面図
【図15】上部バンパの取付態様を示す概略平面図
【図16】第1サイドバンパの取付位置付近の構造を示す分解斜視図
【図17】第1サイドバンパの固定状態を示す断面図
【図18】第2サイドバンパの取付位置付近の構造を示す分解斜視図
【図19】コーナバンパの取付構造を示す分解斜視図
【図20】ブラケットを取り付けたコーナバンパの平面図
【図21】コーナバンパとサイドバンパとの接続構造を示す斜視図
【図22】第2サイドバンパにコーナバンパを接続した状態の斜視図
【図23】第2サイドバンパの取付動作を示す斜視図
【図24】その固定動作を示す断面図
【図25】本発明の第2実施形態に係る機械室の分解斜視図
【図26】機械室の形成部分の概略平面図
【図27】電源コードの収容室の分解斜視図
【図28】収容室の変形例の断面図
【図29】フロントパネルとリアパネルの下縁の取付部分の断面図
【図30】サイドパネルの下縁の取付部分の断面図
【図31】サイドパネルの取付手順を示す断面図
【図32】本発明の第3実施形態に係る機械室の分解斜視図
【図33】機械室の形成部分の概略平面図
【図34】フロントパネルとリアパネルの掛止構造を示す分解斜視図
【図35】フロントパネルとリアパネルの掛止前の状態の断面図
【図36】その掛止後の断面図
【符号の説明】
1…本体 2…キャスタ 3A…パネル 4…下部バンパ 5…上部バンパ 21…第1サイドバンパ 21A…上辺 21B…下辺 22…第2サイドバンパ 23…コーナバンパ 27…リブ 28…垂下板 29…被掛止部 31…補強板 35…ブラケット 35B…下取付板 37…掛止部 45…ストッパ板 46…被掛止部 48…ボス 54…ブラケット 56…ストッパ孔 59…挿通孔 60…ボルト 61…ネジ孔 62…ボルト 71…第1サイドバンパ 72…第2サイドバンパ 73…コーナバンパ 75…被掛止板 76…切欠溝 77…リブ 79…内ブラケット 80…外ブラケット 82…掛止板 83…脚片 91…ブラケット 92…掛止板 93…ネジ 100…ブラケット 105…ボス 113…ネジ 3…機械室 121…フロントパネル 122…リアパネル 123,124…サイドパネル 125…トップパネル 133…脚片 135…掛止部 150…機械室 151…フロントパネル 152…リアパネル 153,154…サイドパネル 155…トップパネル 157…掛止板 158…L型ブラケット 160…ネジカラー 161…掛止孔[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an article storage cart, and more particularly to an improvement in a mounting structure of a bumper provided in the article storage cart.
[0002]
[Prior art]
As an example of this type of goods storage cart, there is a distribution car used in hospitals, etc., and in such a distribution car, the main body is not damaged even if it hits the wall etc. accidentally while moving. Bumpers are provided on the outer periphery of the bottom and ceiling of the door.
As a conventional bumper, there is generally known a structure in which a single belt-like object is wound around the entire circumference and is screwed to a side surface of a main body via a pressing plate.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the prior art, in order to firmly attach the bumper to the main body, it is necessary to fix the screws at a number of locations, and there has been a problem that it takes time and effort for the attachment.
The present invention has been completed based on the above circumstances, and an object of the present invention is to enable efficient mounting of a bumper.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
As means for achieving the above object, the invention of
The invention according to
The invention of
Claim 4The invention of claim 1Or any one of claims 3According to the present invention, a rib is formed on the inner surface side of the bumper, and this rib is in contact with the bracket.
[0005]
Claim 5The invention ofAn article storage cart in which a wheel is provided on the bottom surface of a box-shaped main body capable of storing articles, and a bumper is provided on at least one of the outer periphery of the bottom and ceiling of the main body. And one side in the height direction of the bumper is hooked to the bracket, and the other side is fixed to the bracket with a fastener, andThe bumper is characterized in that a reinforcing member is mounted so as to fill the space between the upper end side and the lower end side.
Claim 6The invention ofClaim 5According to the present invention, a rib is formed on the inner surface side of the bumper, and the reinforcing member is mounted in a state of being in contact with the rib.
Claim 7The invention ofIn an article storage cart provided with wheels on the bottom of a box-shaped main body capable of storing articles, and provided with a bumper on the outer periphery of at least one of the bottom and ceiling of the main body, the main body is provided with a bracket. And one side in the height direction of the bumper is hooked to the bracket, and the other side is fixed to the bracket with a fastener, andThe bracket is constituted by a pair of inner and outer brackets, and both brackets are characterized in that they are integrally joined together by sandwiching a panel between them.
[0006]
Claim 8The invention ofIn an article storage cart provided with wheels on the bottom of a box-shaped main body capable of storing articles, and provided with a bumper on the outer periphery of at least one of the bottom and ceiling of the main body, the main body is provided with a bracket. And one side in the height direction of the bumper is hooked to the bracket, and the other side is fixed to the bracket with a fastener, andOn the ceiling of the main body, an auxiliary chamber is formed by assembling a plurality of peripheral panels and a top panel, and at least a part of the peripheral panel includes the main body. It is characterized in that it is supported by being hooked on a support bracket provided on the ceiling portion.
Claim 9The invention ofClaim 8The support bracket is characterized in that the support bracket is also used as a bracket for hooking the bumper.
[0007]
[Action and effect of the invention]
<Invention of
Bumper in the width directionUpper end sideIs hooked to the bracket provided on the main body,Lower end sideFasteners such as screwsScrew in from the bottom sideIt is fixed to the bracket with. Since the bumper can be firmly attached to the main body and the number of fixing points by the fastener is small, it can be attached efficiently.
<
Since a part of the bumper on the side to be hooked is brought into contact with the main body, even if an impact force is applied to the bumper from the outside, it is possible to avoid indenting easily.
<Claim 4Invention>
The bumper can be prevented more firmly from being dented inside.
[0008]
<Claim 5Invention>
Since the reinforcing member is mounted so as to fill the space between the upper end side and the lower end side inside the bumper, for example, when the main body is lifted by a forklift or the like, the bumper is prevented from being crushed in the vertical direction.
<Claim 6Invention>
The reinforcing member can function to prevent the bumper from being recessed inward.
<Claim 7Invention>
When the panel is attached to the main body, the panel can be attached together with the assembly of the pair of brackets.
[0009]
<Claim 8Invention>
Because it is structured to hook at least a part of the peripheral panel to the support bracket provided on the main body,Auxiliary roomCan be constructed efficiently.
<Claim 9Invention>
Since the peripheral panel is also used as a bumper hook bracket, the number of parts can be reduced.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment in which the present invention is applied to a hot and cold distribution vehicle will be described with reference to the accompanying drawings.
<First Embodiment>
A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. As shown in FIG. 1, the warm / cold distribution vehicle of this embodiment includes a storage chamber body 1 (hereinafter simply referred to as a main body) having a rectangular box shape as a whole. The shape is configured as a heat insulating box body in which a ceiling wall, a bottom wall, and left and right side walls are filled with a heat insulating material such as urethane foam. A
[0011]
As shown in FIG. 2, an intermediate wall 6 that also serves as a cold air duct is provided in the central portion in the width direction in the
The
[0012]
The
As shown in FIG. 1, the
[0013]
Next, the structure and mounting procedure of the
[0014]
As shown in FIG. 5, the
[0015]
A
[0016]
On the other hand,
In addition, when the
[0017]
The
[0018]
As shown in FIG. 6, the
The
[0019]
A
The
[0020]
On the other hand, a
As shown in FIG. 13, the
[0021]
Then, the attachment procedure of the
First,
[0022]
Next, as shown in FIG. 12, the
[0023]
The
Finally, the
[0024]
In attaching the
In addition, since the structure of the connecting portion between the
In addition, since the
[0025]
Moreover, in the assembly part of the
[0026]
Further, when mounting the reinforcing
Further, when the
[0027]
Next, the
As shown in FIG. 16, the
[0028]
A pair of inner and
As shown in FIG. 17, there is a
[0029]
As shown in FIG. 18, the
[0030]
As shown in FIG. 19, the
[0031]
A
[0032]
In this
[0033]
Then, the attachment procedure of the
First, an
Next, as shown by an arrow Y in FIG. 16, when the
[0034]
Next, the
[0035]
As shown in FIG. 23, the
Subsequently, the
[0036]
Thus, when attaching the
[0037]
In addition, since the structure of the connection portion between the
In addition, since the
[0038]
Further, when mounting the
Further, when the
The bracket for attaching the
[0039]
As described above, according to the present embodiment, in both the
[0040]
Second Embodiment
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In the second embodiment, the assembly structure of the
[0041]
As shown in FIG. 25, the
The
On the lower edges of both
The
[0042]
The left and
As shown in FIG. 31 (D),
[0043]
The
If the
[0044]
Lastly, the
[0045]
Next, the assembly procedure of the
As shown in FIG. 26, the
After that, as shown in FIG. 17, the
Also on the rear edge side, the
[0046]
Next, the
[0047]
Subsequently, the left and
[0048]
Finally, the
Thus, the assembly of the
[0049]
In the second embodiment, when the
Moreover, since the corner of the
[0050]
<Third Embodiment>
Next, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In the third embodiment, a
[0051]
As shown in FIG. 32, the
The
[0052]
On the other hand, L-shaped
[0053]
Further, a receiving
The
[0054]
The left and
In addition,
[0055]
Finally, the
[0056]
Subsequently, the assembly procedure of the
[0057]
First, the
[0058]
Subsequently, the left and
[0059]
Next, the
[0060]
Finally, the
Thus, the assembly of the
[0061]
In the third embodiment, since the
[0062]
<Other embodiments>
The present invention is not limited to the embodiments described with reference to the above description and drawings. For example, the following embodiments are also included in the technical scope of the present invention, and further, within the scope not departing from the gist of the invention other than the following. Various modifications can be made.
(1) The present invention includes a bumper provided on only one of the bottom and the ceiling of the main body.
(2) The present invention can be widely applied not only to a trolley car but also to a general article storage cart provided with a bumper.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external perspective view of a hot / cold distribution vehicle according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a partially cutaway perspective view showing the structure inside the main body.
[Fig. 3] Side view of a hot and cold distribution vehicle
FIG. 4 is a schematic plan view showing a mounting mode of a lower bumper
FIG. 5 is an exploded perspective view showing the structure near the mounting position of the first side bumper.
FIG. 6 is an exploded perspective view showing a corner bumper mounting structure.
FIG. 7 is a perspective view showing a connection structure between a corner bumper and a side bumper.
FIG. 8 is a schematic plan view showing how the first side bumper is attached.
FIG. 9 is a side view showing the pushing operation of the first side bumper.
FIG. 10 is a side view showing the upward movement operation.
FIG. 11 is a side view showing the fixing operation.
FIG. 12 is a schematic plan view showing how the second side bumper and the corner bumper are attached.
FIG. 13 is a cross-sectional view showing a corner bumper mounting operation.
FIG. 14 is a sectional view showing a fixed state of the corner bumper.
FIG. 15 is a schematic plan view showing how the upper bumper is attached.
FIG. 16 is an exploded perspective view showing the structure near the mounting position of the first side bumper.
FIG. 17 is a sectional view showing a fixed state of the first side bumper.
FIG. 18 is an exploded perspective view showing the structure near the mounting position of the second side bumper.
FIG. 19 is an exploded perspective view showing a corner bumper mounting structure.
FIG. 20 is a plan view of a corner bumper with a bracket attached.
FIG. 21 is a perspective view showing a connection structure between a corner bumper and a side bumper.
FIG. 22 is a perspective view showing a state in which a corner bumper is connected to the second side bumper.
FIG. 23 is a perspective view showing the mounting operation of the second side bumper.
FIG. 24 is a sectional view showing the fixing operation.
FIG. 25 is an exploded perspective view of a machine room according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 26 is a schematic plan view of a machine chamber forming portion.
FIG. 27 is an exploded perspective view of a power cord storage chamber.
FIG. 28 is a sectional view of a modified example of the storage chamber.
FIG. 29 is a cross-sectional view of the lower edge mounting portion of the front panel and rear panel.
FIG. 30 is a cross-sectional view of the lower edge mounting portion of the side panel.
FIG. 31 is a cross-sectional view showing a side panel mounting procedure.
FIG. 32 is an exploded perspective view of a machine room according to the third embodiment of the present invention.
FIG. 33 is a schematic plan view of a forming part of a machine room
FIG. 34 is an exploded perspective view showing a latching structure of a front panel and a rear panel.
FIG. 35 is a cross-sectional view showing a state before the front panel and the rear panel are hooked.
FIG. 36 is a sectional view after the hooking
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (9)
前記本体にはブラケットが設けられ、前記バンパの上端側が前記ブラケットに掛止されるとともに、下端側は、締結具を前記バンパの下面側からねじ込むことにより前記ブラケットに固定されていることを特徴とする物品収納台車。In the article storage cart provided with wheels on the bottom of the box-shaped main body capable of storing articles, and provided with a bumper on the outer periphery of at least one of the bottom and ceiling of the main body,
The main body is provided with a bracket, the upper end side of the bumper is hooked on the bracket, and the lower end side is fixed to the bracket by screwing a fastener from the lower surface side of the bumper. An article storage cart.
前記本体にはブラケットが設けられ、前記バンパの高さ方向の一側が前記ブラケットに掛止されるとともに、他側が前記ブラケットに締結具で固定されており、かつ前記バンパにおける前記ブラケットに掛止される側の一部が前記本体に当接した状態で取付可能とされていることを特徴とする物品収納台車。The main body is provided with a bracket, one side in the height direction of the bumper is hooked to the bracket, and the other side is fixed to the bracket with a fastener, and is hooked to the bracket in the bumper. An article storage cart characterized in that it can be attached in a state where a part of the side is in contact with the main body.
前記本体にはブラケットが設けられ、前記バンパの高さ方向の一側が前記ブラケットに掛止されるとともに、他側が前記ブラケットに締結具で固定されており、かつ前記バンパの内部には、その上端側と下端側との間を埋めるようにして補強部材が装着されていることを特徴とする物品収納台車。 In the article storage cart provided with wheels on the bottom of the box-shaped main body capable of storing articles, and provided with a bumper on the outer periphery of at least one of the bottom and ceiling of the main body,
The main body is provided with a bracket, one side in the height direction of the bumper is hooked to the bracket, the other side is fixed to the bracket with a fastener, and the upper end of the bumper it characterized in that the reinforcing member so as to fill the gap between the side and bottom ends are mounted object equipment container truck.
前記本体にはブラケットが設けられ、前記バンパの高さ方向の一側が前記ブラケットに掛止されるとともに、他側が前記ブラケットに締結具で固定されており、かつ前記ブラケットが内外一対のブラケットにより構成され、両ブラケットはその間にパネルを挟んで共締めにより一体結合されていることを特徴とする物品収納台車。 In the article storage cart provided with wheels on the bottom of the box-shaped main body capable of storing articles, and provided with a bumper on the outer periphery of at least one of the bottom and ceiling of the main body,
The main body is provided with a bracket, one side in the height direction of the bumper is hooked to the bracket, the other side is fixed to the bracket with a fastener, and the bracket is constituted by a pair of inner and outer brackets. are both brackets you characterized in that it is integrally coupled by fastening together across the panel during the object equipment container truck.
前記本体にはブラケットが設けられ、前記バンパの高さ方向の一側が前記ブラケットに掛止されるとともに、他側が前記ブラケットに締結具で固定されており、かつ前記本体の天井部上には、複数枚の周面パネルと天面パネルとを組み付けることで補助室が形成されるようになっており、前記周面パネルのうちの少なくとも一部が、前記本体の天井部に設けられた支持ブラケットに引っ掛けられて支持されていることを特徴とする物品収納台車。 In the article storage cart provided with wheels on the bottom of the box-shaped main body capable of storing articles, and provided with a bumper on the outer periphery of at least one of the bottom and ceiling of the main body,
The main body is provided with a bracket, one side in the height direction of the bumper is hooked to the bracket, the other side is fixed to the bracket with a fastener, and on the ceiling portion of the main body, An auxiliary chamber is formed by assembling a plurality of peripheral panels and a top panel, and at least a part of the peripheral panel is a support bracket provided on the ceiling of the main body object equipment container truck you characterized in that it is supported hooked on.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03775999A JP3606758B2 (en) | 1998-09-29 | 1999-02-16 | Goods storage cart |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27505398 | 1998-09-29 | ||
JP10-275053 | 1998-09-29 | ||
JP03775999A JP3606758B2 (en) | 1998-09-29 | 1999-02-16 | Goods storage cart |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000168570A JP2000168570A (en) | 2000-06-20 |
JP3606758B2 true JP3606758B2 (en) | 2005-01-05 |
Family
ID=26376904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03775999A Expired - Fee Related JP3606758B2 (en) | 1998-09-29 | 1999-02-16 | Goods storage cart |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3606758B2 (en) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108340947B (en) * | 2017-09-14 | 2024-02-20 | 中久物流有限公司 | Car roof rack |
JP7387381B2 (en) | 2019-10-23 | 2023-11-28 | 株式会社オカムラ | Transport fixtures |
-
1999
- 1999-02-16 JP JP03775999A patent/JP3606758B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000168570A (en) | 2000-06-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6505442B2 (en) | Thermal and reinforced refrigerator door | |
US9314919B2 (en) | Truck box with reinforced lid | |
US20180340727A1 (en) | Mobile Cabinet With Insulation | |
JP3606758B2 (en) | Goods storage cart | |
CA2846191C (en) | Shelf structure for a merchandiser | |
JP3474457B2 (en) | Goods storage trolley | |
JP4201614B2 (en) | Goods storage cart | |
JP3222901U (en) | Cold storage space structure and heat insulation box | |
JP3606647B2 (en) | Goods storage cart | |
JP4458698B2 (en) | Cooling storage rack equipment | |
TR2022015051A2 (en) | A CARRYING DEVICE FOR A HOME APPLIANCE | |
CN219934390U (en) | Packaging assembly and refrigerator | |
JP3699253B2 (en) | Storage | |
JPS5850229Y2 (en) | Refrigerator door goods storage device | |
JPS6013028Y2 (en) | storage | |
JPH0610775U (en) | In-vehicle mobile refrigerator | |
JP3561437B2 (en) | Serving car | |
JP3219691B2 (en) | Storage and storage boxes for storage | |
JP2951884B2 (en) | Cool box | |
JP3162995B2 (en) | Showcase | |
US20230312219A1 (en) | Shipping system for temperature-sensitive materials | |
JPH0744934Y2 (en) | refrigerator | |
JP4358461B2 (en) | Evaporator mounting structure at the rear of a vehicle in a van-type vehicle with a retractable shutter at the ceiling | |
JP3913390B2 (en) | Showcase | |
JP2965804B2 (en) | refrigerator |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040309 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040617 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040809 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040916 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041005 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081015 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101015 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111015 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111015 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121015 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |