JP3604170B2 - pressure switch - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、流体の圧力を受けて、その圧力の増減に応じて複数段階に電気接点を開閉させる圧力スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の圧力スイッチは、例えば自動車用冷房装置の冷凍サイクル中に取り付けられて、冷凍サイクル中の装置に連なる電気接点を冷媒の圧力に対応して開閉するためなどに用いられる。
【0003】
この種の圧力スイッチでは、電気接点が開閉される圧力値を、開時と閉時とで異なる値に設定することができるよう、常態では一方に向かって凸状でありその凸面側から受ける力が一定以上に達すると反転して逆側に向かって凸状になるいわゆる反転円盤を用いて、その反転動作の際に電気接点が開閉されるようにしている。反転円盤は、逆反転を起こす外力と正反転を起こす外力とが異なるので、接点の開時と閉時とで圧力値を変えることができる。
【0004】
そのような反転円盤は、電気接点を何段階に開閉させるかに対応してその数だけ必要とされ、接点開閉を2回ずつ行ういわゆる2動作型の圧力スイッチにおいては、反転円盤が2個用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、複数の反転円盤を連動して正しく動作させるためには、それらの間で力を伝達する部品の寸法精度を相当に高くしなければならないので、製造と組立調整に相当に高いコストがかかる欠点がある。
【0006】
また、2枚の反転円盤を用いると、少なくとも一方には軸を通すための孔を穿けなければならないが、孔を穿けると反転円盤の耐久性が大幅に低下するので、高い耐久性が必要な凝縮器の冷却ファンのスイッチなどとしては用いることができない。
【0007】
また、複数の反転円盤を組み合わせても、それらを連動して動作させるには機構的な制約があるので、一つの圧力スイッチ内には反転円盤を3枚組み合わせるのが限界である。そのため圧力スイッチとしては、3段階に電気接点が開閉される3動作型までが限界であり、4動作型は実現することができなかった。
【0008】
そこで本発明は、反転円盤を一枚しか用いずに、その反転動作を途中で分割することによって、電気接点の開閉を2段階に行うことができる圧力スイッチを提供することを目的とし、さらにそれによって、孔の穿いていない反転円盤だけによる耐久性の高い2動作型圧力スイッチを実現し、また、3枚の反転円盤により4動作型の圧力スイッチを実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の圧力スイッチは、流体の圧力を受けて変位するダイアフラムに面して配置され、常態ではダイアフラム側に向かって凸状であり、ダイアフラム側から一定以上の力で押されると常態とは逆側に向かって凸状に反転するばね性のある板材からなる反転円盤と、常態において上記反転円盤の方に向かって付勢力が蓄えられた状態で上記反転円盤の反転動作範囲の途中に一端が位置するように配置された付勢手段と、上記ダイアフラムに加わる流体の圧力が増減したときに、上記反転円盤が上記付勢手段との間に隙間を有する位置で上記反転円盤の反転動作によって開閉される第1の電気接点と、上記ダイアフラムに加わる流体の圧力が増減したときに、上記反転円盤が上記付勢手段に当接した位置で上記反転円盤の反転動作によって開閉される第2の電気接点とを設けたことを特徴とする。
【0010】
なお、上記反転円盤は、孔が穿設されていない皿状に形成するとよく、また、上記付勢手段に蓄えられる付勢力を調整するための付勢力調整手段を設けてもよい。
【0011】
また、上記ダイアフラムに加わる流体の圧力が増減することにより反転動作を行う第2及び第3の反転円盤と、それらの反転動作によって開閉される電気接点とを設けて、電気接点の開閉が全体として4段階に行われるようにしてもよい。
【0012】
【作用】
ダイアフラムに加わる流体の圧力が増加して、反転円盤に反転を起こす力が加わると、反転円盤は瞬時に反転し、その反転動作の途中で付勢手段にぶつかって静止する。その反転動作により、第1の電気接点が閉じる(又は開く)。
【0013】
それよりさらにダイアフラムに加わる圧力が増加しても、その増加分の力が常態の付勢手段に蓄えられた付勢力に達するまでは、反転円盤は反転動作の途中で静止したままほとんど動かない。
【0014】
そして、ダイアフラムに加わる圧力が付勢手段に蓄えられた付勢力に達すると、反転円盤は、途中で止まっていた反転動作の残りの反転動作を瞬時に行う。その反転動作により、第2の電気接点が閉じる(又は開く)。
【0015】
そのような流体圧の高圧状態から、反転円盤が元の状態に戻る反転動作をするところまでダイアフラムに加わる圧力が減ると、反転円盤は、元の状態に戻る方向に瞬時に反転し、その反転動作の途中で付勢手段から離れようとする位置で静止する。その反転動作により第2の電気スイッチが開く(又は閉じる)。
【0016】
それよりさらにダイアフラムに加わる圧力が減っても、反転円盤が単独で元の状態に反転するレベルに減るまでは、反転円盤は反転動作の途中で静止したままほとんど動かない。
【0017】
そして、反転円盤が単独で元の状態に反転するところまでダイアフラムに加わる圧力が下ると、反転円盤は瞬時に反転して最初の状態に戻る。その反転動作により第1の電気接点が開く(又は閉じる)。
【0018】
【実施例】
図面を参照して実施例を説明する。
図1は、第1の実施例の2動作型圧力スイッチを示している。図中1は接点部ハウジングであり、その内部には、第1と第2の固定接点2,3が高さの異なる接点棒2a,3aの先端に固設されている。
【0019】
各固定接点2,3に対向して配置された第1と第2の可動接点4,5は、導電性の第1と第2のリーフスプリング4b,5bの先端に固設されている。可動接点4,5は、リーフスプリング4b,5bを下方に撓ませることによって各々固定接点2,3と接触し、リーフスプリング4b,5bがばね力で元に戻ることによって固定接点2,3から離れる。
【0020】
各リーフスプリング4b,5bの基端は接点棒4a,5aの先端に取り付けられている。固定接点用及び可動接点用の4本の接点棒2a〜5aは、各々接点部ハウジング1から突出していて、外部のコネクタ(図示せず)に接続される。
【0021】
接点部ハウジング1の上端に溶着された機構部ハウジング7の上端には、面と垂直の方向に変位自在な可撓性の薄膜からなるダイアフラム8が、受圧部ハウジング9と機構部ハウジング7とによって外縁部を挟み付けられて固定されている。10は、その固定部をシールするためのOリングである。
【0022】
受圧部ハウジング9は機構部ハウジング7にかしめ付けて固定されており、その上面中央に形成された圧力導入孔11に通じる管路内の流体(例えば冷凍サイクル中の冷媒)の圧力が、ダイアフラム8の上面側にかかるようになっている。
【0023】
ダイアフラム8の裏面側に面して、機構部ハウジング7内には、ばね性のある金属板からなる反転円盤13が配置されている。反転円盤13は、常態ではダイアフラム8側に向かって凸の皿状に形成されている。
【0024】
しかし、ダイアフラム8が流体圧の増加によって変位して、反転円盤13を押す力が一定以上に達すると、反転円盤13は常態とは逆側に向かって凸の皿状に変形する。
【0025】
そして、そのような状態からダイアフラム8にかかる流体圧が下ると、反転円盤13は再び元の形状に反転するが、その際の流体圧(例えば4kg/cm2)は最初に反転円盤13を反転させた際の流体圧(例えば16kg/cm2)より低い値をとる。
【0026】
機構部ハウジング7の内側は、そのような反転円盤13の反転動作を妨げない形状に形成されている。そして、機構部ハウジング7内には、第1と第2のリーフスプリング4b,5bを押して撓ませるための押し棒14と押し筒15とが、各々軸方向に摺動自在に同軸線上に配置されている。
【0027】
即ち、押し棒14は、押し筒15の中心に穿設された貫通孔内に進退自在に緩く嵌挿されており、押し棒14の下端は第1のリーフスプリング4bの中間部分に当接していて、第1の電気接点2,4を開閉させ、押し筒15の下端は第2のリーフスプリング5bの中間部分に当接していて、第2の電気接点3,5を開閉させる。
【0028】
そして、押し筒15の上端に突設された上端側フランジ15aと機構部ハウジング7の床部との間には、圧縮コイルバネ16が装填されている。この圧縮コイルバネ16は、スペースの都合上から、直径をテーパ状に変化させて形成されている。
【0029】
押し筒15の下端部には、押し筒15が常態の位置より上方に移動しないように機構部ハウジング7の底面に当接する下端側フランジ15bが突設されている。そして圧縮コイルバネ16は、常態において所定力で上方に押し筒15を付勢するように、付勢力が蓄えられた状態に圧縮されて取り付けられている。
【0030】
したがって、押し筒15が上方の反転円盤13側から押された場合、その押圧力が圧縮コイルバネ16に蓄えられた付勢力以下の範囲では、押し筒15は動かず静止したままである。
【0031】
そして、上方からの押圧力が圧縮コイルバネ16に蓄えられた付勢力を越えると、押し筒15は圧縮コイルバネ16をさらに圧縮させて下方に移動する。その際の圧縮コイルバネ16のばね定数は非常に小さい値に設定されている。
【0032】
押し棒14は、上下両端面が単に反転円盤13と第1のリーフスプリング4bとに面するようにして、常態では何ら外力が加わらない状態に配置されている。そして、押し棒14の上端は押し筒15の上端より突出していて、反転円盤13との間には隙間をあけて配置されている。
【0033】
次に上記実施例装置の動作について説明をする。
図2は、反転円盤13の単体での特性を示しており、図1に示される組立状態から圧縮コイルバネ16を取り除いた場合の、流体圧と反転円盤13の中心部分の下方への移動量(ストローク)との関係を示している。
【0034】
図2に示されるように、流体圧が増えていく際には、16kg/cm2の圧力において、反転円盤13が約0.3mmの位置から1mmの位置へ瞬時に反転し、その後、流体圧が減っていく際には、4kg/cm2の圧力において、約0.8mmの位置から0.03mmの位置へ瞬時に反転する。なお、破線は、反転する点を越えた位置で反転円盤13を仮のストッパに当接させ、そのストッパを支える圧力を変化させていった場合の反転円盤13の中心位置変化(実験値)を示している。
【0035】
しかし、実際には圧縮コイルバネ16が存在していて、また反転円盤13は、ストロークが約0.55mmの位置で、押し筒15の上端面にぶつかるようにセットされている。
【0036】
したがって、ストロークが0.55mmより大きい位置では、圧縮コイルバネ16に蓄えられている付勢力にみあう圧力(例えば3kg/cm2)分だけ図2の特性曲線が右方向に平行移動して、図3に示されるような特性曲線になる。
【0037】
この図3に示されるような特性にセットされた機構において、押し棒14を介して開閉される第1の電気接点2,4が開閉するストロークを0.45mm、押し筒15を介して開閉される第2の電気接点3,5が開閉するストロークを0.65mmに各々設定しておく。
【0038】
つまり、第1の電気接点2,4は、反転円盤13と押し筒15との間に隙間がある位置で反転円盤13の反転動作によって開閉され、第2の電気接点3,5は、反転円盤13が押し筒15に当接してさらにその状態で0.05mm進んだ位置で反転円盤13の反転動作によって開閉される。
【0039】
すると、図4に略示される常態から、ダイアフラム8に加わる流体の圧力が増加して16kg/cm2に達すると、反転円盤13は瞬時に反転し、その反転動作の途中のストローク0.55mmの位置で押し筒15にぶつかって静止する。その反転動作により押し棒14が押され、図5に略示されるように、第1の電気接点2,4が閉じてオンになる。
【0040】
その状態から、さらに流体圧が19kg/cm2まで増加する間は、反転円盤13は反転動作の途中で静止したままほとんど動かない。
そして流体圧が19kg/cm2に達すると、反転円盤13は、途中で止まっていた反転動作の残りの反転動作を瞬時に行い、ストローク1mmの位置へ変形移動する。その反転動作により押し筒15が押され、図6に略示されるように、第2の電気接点3,5も閉じてオンする。この時、押し棒14もさらに押されるが、第1の電気接点2,4の閉状態は変わらない。
【0041】
そのような高圧状態から流体圧が降下して13kg/cm2になると、反転円盤13は元の状態に戻る方向に瞬時に反転し、その反転動作の途中の、押し筒15から離れようとする位置、即ちストローク0.55mmの位置で静止する。その反転動作により、図5に略示されるように、第2の電気接点3,5が開いてオフになる。
【0042】
それから流体圧が10kg/cm2に減るまでは、圧縮コイルバネ16に蓄えられた付勢力が反転円盤13に加わっているので動きがほとんど無く、流体圧が10kg/cm2まで下ると、反転円盤13が瞬時に反転して元の状態に戻る。その反転動作により、図4に略示されるように、第1の電気接点2,4も開いてオフになる。
【0043】
このようにして、図7に示されるように、第1の電気接点2,4が流体圧16kg/cm2と10kg/cm2でオン、オフし、第2の電気接点3,5が流体圧19kg/cm2と13kg/cm2でオン、オフする。ただし、各電気接点のオンとオフの動作は、各々逆にセットすることもできる。
【0044】
図8は、本発明の第2の実施例を示したものであり、第1の実施例の圧縮コイルバネ16に代えて、静止状態において付勢力が蓄えられた皿ばね26を用いたものである。その他の構造及び動作は第1の実施例と同じである。皿ばね26は単なるばねであって、反転動作をするものではない。25は押し筒である。
【0045】
図9は、本発明の第3の実施例を示しており、固定接点3を一つだけにして、二つの可動接点4,5が共にその固定接点3に対して両側から開閉するようにしたものである。この構造をとると、第1の電気接点3,4側は常態で閉じた状態になる。それ以外の構成及び動作は第2の実施例と同じである。
【0046】
図10は、本発明の第4の実施例を示しており、圧縮コイルバネ46を下端部に設けて、静止状態においてその圧縮コイルバネ46に蓄えられる付勢力を、調整ナット47によって調整できるようにしたものである。48は他端側のばね受けである。
【0047】
この実施例では電気接点3,4,5は前述の第3の実施例と同じであり、第1実施例の押し棒14と押し筒15とを一体にした段付き形状の押し棒44の二カ所の段付き部分において、二つのリーフスプリング4b,5bを押すようにしている。その他の構成及び動作については第3の実施例と同じである。
【0048】
図11は、本発明の第5の実施例を示しており、第4の実施例の2動作型の圧力スイッチのハウジング中に、さらに2枚の孔穿きの反転円盤50,51を付加して、3枚の反転円盤13,50,51によって、4段階のオン、オフ動作を行うことができる4動作型の圧力スイッチを実現したものである。
【0049】
この実施例では、各反転円盤13,50,51の間に第1及び第2の支持輪52,53を配置すると共に、第4の実施例と同様の固定接点3と可動接点4,5の他に固定接点63と可動接点64を設け、その可動接点64を、二つの孔穿きの反転円盤51,52で駆動される押し筒55で動作させるようにしている。
【0050】
その部分の動作については一般の3動作型圧力スイッチと同じなのでその詳細な説明は省略する。46,47及び48は、第4の実施例と同様の圧縮コイルバネ、調整ナット及びばね受けであり、圧縮コイルバネ46には、常態において付勢力が蓄えられている。
【0051】
このように構成された第5の実施例の圧力スイッチにおいては、図12に示されるように、ダイアフラム8に面する反転円盤13と圧縮コイルバネ46とによって電気接点3と4及び3と5の間が開閉されると共に、二つの孔穿き反転円盤50,51によって電気接点63と64の間が2回開閉され、全体として4段階のオン、オフ動作が行われる。
【0052】
【発明の効果】
本発明によれば、一枚の反転円盤を単純な付勢手段と組み合わせるだけで2動作の圧力スイッチを構成することができるので、圧力スイッチを非常に低コストで製造することができ、しかもその反転円盤を孔無しに構成すれば、孔穿きの反転円盤を全く用いない非常に耐久性の優れた2動作型の圧力スイッチを実現することができる。
【0053】
そして、そのような2動作型の圧力スイッチにさらに2枚の反転円盤を付加することにより、合計3枚の反転円盤によって実用性のある4動作型の圧力スイッチを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の縦断面図である。
【図2】第1の実施例の特性を説明するための線図である。
【図3】第1の実施例の特性を説明するための線図である。
【図4】第1の実施例の動作を説明するための略示図である。
【図5】第1の実施例の動作を説明するための略示図である。
【図6】第1の実施例の動作を説明するための略示図である。
【図7】第1の実施例の動作を説明するための線図である。
【図8】第2の実施例の縦断面図である。
【図9】第3の実施例の縦断面図である。
【図10】第4の実施例の縦断面図である。
【図11】第5の実施例の縦断面図である。
【図12】第5の実施例の動作を説明するための線図である。
【符号の説明】
2 固定接点
3 固定接点
4 可動接点
5 可動接点
8 ダイアフラム
13 反転円盤
16 圧縮コイルバネ[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to a pressure switch that receives a pressure of a fluid, and opens and closes an electric contact in a plurality of stages according to the increase and decrease of the pressure.
[0002]
[Prior art]
This type of pressure switch is mounted, for example, in a refrigeration cycle of a vehicle cooling system, and is used for opening and closing electrical contacts connected to the device in the refrigeration cycle in accordance with the pressure of the refrigerant.
[0003]
This type of pressure switch is normally convex toward one side so that the pressure value at which the electric contact is opened and closed can be set to different values between when it is opened and when it is closed. Is turned over when it reaches a certain value or more, a so-called reversing disk which is convex toward the opposite side is used to open and close the electric contacts during the reversing operation. Since the external force causing reverse inversion and the external force causing forward inversion differ from each other, the pressure value can be changed between when the contact is opened and when the contact is closed.
[0004]
Such a reversing disk is required by the number corresponding to the number of stages of opening and closing the electric contacts. In a so-called two-operation type pressure switch that performs contact opening and closing twice, two reversing disks are used. Have been.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in order for a plurality of reversing disks to work properly in conjunction with each other, the dimensional accuracy of the components transmitting the force between them must be considerably high, so that the manufacturing and assembly adjustment is considerably expensive. There are drawbacks.
[0006]
In addition, when two reversing disks are used, at least one of them must have a hole through which the shaft passes, but if the holes are drilled, the durability of the reversing disk is greatly reduced, so high durability is required. It cannot be used as a switch for a cooling fan of a simple condenser.
[0007]
Further, even when a plurality of reversing disks are combined, there is a mechanical restriction in operating them in conjunction with each other, so that it is limited to combine three reversing disks in one pressure switch. Therefore, the pressure switch is limited to a three-operation type in which electric contacts are opened and closed in three stages, and a four-operation type cannot be realized.
[0008]
Therefore, an object of the present invention is to provide a pressure switch that can open and close electric contacts in two stages by using only one reversing disk and dividing the reversing operation halfway, and furthermore, Accordingly, it is an object of the present invention to realize a highly durable two-operation pressure switch using only a reversing disk having no holes, and to realize a four-operation pressure switch using three reversing disks.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the pressure switch of the present invention is disposed so as to face a diaphragm that is displaced by receiving a pressure of a fluid, and is normally convex toward the diaphragm side, and a force equal to or more than a certain value is applied from the diaphragm side. A reversing disk made of a resilient plate material that reverses in a convex shape toward the opposite side when pressed in the normal state, and the reversing disk in a state where the biasing force is stored toward the reversing disk in the normal state. The biasing means arranged such that one end is located in the middle of the reversing operation range, and at a position where the reversing disk has a gap between the biasing means when the pressure of the fluid applied to the diaphragm increases or decreases. A first electrical contact that is opened and closed by the reversing operation of the reversing disk, and the reversal at a position where the reversing disk contacts the urging means when the pressure of the fluid applied to the diaphragm increases or decreases. Characterized in that a second electrical contact which is opened and closed by a panel inversion operation.
[0010]
The reversing disk may be formed in a dish shape without holes, and may be provided with an urging force adjusting means for adjusting the urging force stored in the urging means.
[0011]
Further, the second and third reversing disks that perform reversing operations by increasing and decreasing the pressure of the fluid applied to the diaphragm and the electric contacts that are opened and closed by the reversing operations are provided. It may be performed in four stages.
[0012]
[Action]
When the pressure of the fluid applied to the diaphragm increases and a force for inverting the reversing disk is applied, the reversing disk instantaneously reverses and hits the urging means during the reversing operation and stops. The first electrical contact is closed (or opened) by the reversing operation.
[0013]
Even if the pressure applied to the diaphragm further increases, the reversing disk remains almost stationary during the reversing operation until the increased force reaches the urging force stored in the normal urging means.
[0014]
Then, when the pressure applied to the diaphragm reaches the urging force stored in the urging means, the reversing disk instantaneously performs the remaining reversing operation of the reversing operation stopped halfway. The reversing operation closes (or opens) the second electrical contact.
[0015]
When the pressure applied to the diaphragm decreases from such a high fluid pressure state to the point where the reversing disk performs the reversing operation to return to the original state, the reversing disk instantly reverses in the direction to return to the original state, and the reversal occurs. In the middle of the operation, the robot stops at a position where it is separated from the urging means. The second electric switch is opened (or closed) by the reversing operation.
[0016]
Even if the pressure applied to the diaphragm is further reduced, the reversing disk remains almost stationary during the reversing operation until the reversing disk is reduced to a level at which the reversing disk alone reverses to its original state.
[0017]
Then, when the pressure applied to the diaphragm is reduced to the point where the reversing disk alone reverses to the original state, the reversing disk instantly reverses and returns to the initial state. The first electrical contact opens (or closes) by the reversing operation.
[0018]
【Example】
Embodiments will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 shows a two-acting pressure switch of the first embodiment. In the drawing,
[0019]
First and second
[0020]
The base end of each
[0021]
At the upper end of the
[0022]
The pressure receiving
[0023]
An
[0024]
However, when the
[0025]
Then, when the fluid pressure applied to the
[0026]
The inside of the
[0027]
That is, the
[0028]
A
[0029]
At the lower end of the
[0030]
Therefore, when the
[0031]
When the pressing force from above exceeds the urging force stored in the
[0032]
The
[0033]
Next, the operation of the above embodiment will be described.
FIG. 2 shows the characteristics of the reversing
[0034]
As shown in FIG. 2, when the fluid pressure increases, at 16 kg / cm 2 pressure, the reversing
[0035]
However, the
[0036]
Therefore, at the position where the stroke is larger than 0.55 mm, the characteristic curve of FIG. 2 moves rightward in parallel by the pressure (for example, 3 kg / cm 2 ) corresponding to the urging force stored in the
[0037]
In the mechanism set as shown in FIG. 3, the first
[0038]
That is, the first
[0039]
Then, from the normal state schematically shown in FIG. 4, when the pressure of the fluid applied to the
[0040]
From this state, while the fluid pressure further increases to 19 kg / cm 2 , the reversing
Then, when the fluid pressure reaches 19 kg / cm 2 , the reversing
[0041]
When the fluid pressure drops from such a high pressure state to 13 kg / cm 2 , the reversing
[0042]
Until the fluid pressure is reduced to 10 kg / cm 2 , there is almost no movement since the biasing force stored in the
[0043]
In this way, as shown in FIG. 7, the first
[0044]
FIG. 8 shows a second embodiment of the present invention, in which a
[0045]
FIG. 9 shows a third embodiment of the present invention, in which only one fixed
[0046]
FIG. 10 shows a fourth embodiment of the present invention, in which a
[0047]
In this embodiment, the
[0048]
FIG. 11 shows a fifth embodiment of the present invention. In the housing of the two-operation type pressure switch of the fourth embodiment, two reversing
[0049]
In this embodiment, the first and
[0050]
The operation of this part is the same as that of a general three-operation type pressure switch, and therefore detailed description thereof is omitted.
[0051]
In the pressure switch of the fifth embodiment configured as described above, as shown in FIG. 12, between the
[0052]
【The invention's effect】
According to the present invention, a two-operation pressure switch can be configured by combining a single reversing disk with simple urging means, so that the pressure switch can be manufactured at a very low cost. If the reversing disk is configured without holes, a highly durable two-operation pressure switch that does not use a reversing disk with holes can be realized.
[0053]
Further, by adding two reversing disks to such a two-operation type pressure switch, a practical four-operation type pressure switch can be realized with a total of three reversing disks.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a first embodiment.
FIG. 2 is a diagram for explaining characteristics of the first embodiment.
FIG. 3 is a diagram for explaining characteristics of the first embodiment.
FIG. 4 is a schematic diagram for explaining the operation of the first embodiment.
FIG. 5 is a schematic diagram for explaining the operation of the first embodiment.
FIG. 6 is a schematic diagram for explaining the operation of the first embodiment.
FIG. 7 is a diagram for explaining the operation of the first embodiment.
FIG. 8 is a longitudinal sectional view of the second embodiment.
FIG. 9 is a longitudinal sectional view of the third embodiment.
FIG. 10 is a longitudinal sectional view of a fourth embodiment.
FIG. 11 is a longitudinal sectional view of a fifth embodiment.
FIG. 12 is a diagram for explaining the operation of the fifth embodiment.
[Explanation of symbols]
2
Claims (2)
常態において上記反転円盤の方に向かって付勢力が蓄えられた状態で上記反転円盤の反転動作範囲の途中に一端が位置するように配置された付勢手段と、
上記ダイアフラムに加わる流体の圧力が増減したときに、上記反転円盤が上記付勢手段との間に隙間を有する位置で上記反転円盤の反転動作によって開閉される第1の電気接点と、
上記ダイアフラムに加わる流体の圧力が増減したときに、上記反転円盤が上記付勢手段に当接した位置で上記反転円盤の反転動作によって開閉される第2の電気接点と
を設けたことを特徴とする圧力スイッチ。It is arranged facing the diaphragm that is displaced by the pressure of the fluid, and is normally convex toward the diaphragm side, and convex when pressed with a certain force or more from the diaphragm side toward the opposite side to the normal state. A reversing disk made of a plate material having a spring property formed in a non-porous dish shape to be reversed,
Urging means arranged such that one end is located in the middle of the reversing operation range of the reversing disk in a state where the urging force is stored toward the reversing disk in a normal state,
A first electrical contact that is opened and closed by a reversing operation of the reversing disk at a position where the reversing disk has a gap between the reversing disk and the urging means when a pressure of a fluid applied to the diaphragm increases or decreases;
A second electric contact which is opened and closed by a reversing operation of the reversing disk at a position where the reversing disk comes into contact with the urging means when a pressure of a fluid applied to the diaphragm increases or decreases. Pressure switch.
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