JP3603626B2

JP3603626B2 - Outlet checker

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Publication number: JP3603626B2
Application number: JP36108198A
Authority: JP
Inventors: 毅田中; 博章山口; 斉西脇
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1998-12-18
Filing date: 1998-12-18
Publication date: 2004-12-22
Anticipated expiration: 2018-12-18
Also published as: JP2000180496A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンセントに接続することにより配線系の異常の有無を検出するコンセントチェッカに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、建物の電気工事が終了した後にはコンセントの極性の検査や漏電遮断器の動作テストを行う必要がある。コンセントの極性の検査は、コンセントの差込口に検電器（通常はドライバにネオン管を内蔵した形に形成されている）のプローブを差し込み、ネオン管の点灯の有無によって極性を判断するのが一般的である。また、漏電遮断器の動作テストは、漏電遮断器に設けたテスト釦を押操作することによって行われる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、コンセントの極性の検査と漏電遮断器の動作テストとは各別の装置を用いて行うことになり検査作業が面倒である。しかも、漏電遮断器の動作テストは漏電遮断器を配置している場所で行う必要があり、コンセントの極性の検査と同じ場所で行うことができず、作業場所を移動しなければならないから検査作業が煩わしいという問題がある。
【０００４】
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、コンセントの極性の検査と漏電遮断器の動作テストとを同じ場所で同じ装置を用いて行うことができるようにし、電気工事後の検査作業の作業性を改善することができるコンセントチェッカを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
請求項１の発明は、コンセントに設けた電源電圧極と電源接地極と接地極との差込口にそれぞれ挿入可能な３本の差込刃と、人体の一部を接触可能に設けたタッチ電極と、タッチ電極に人体が接触したときに電源電圧極に対応する差込刃がコンセントの電源電圧極に接続されているとこれを表示する極性表示部と、接地極に対応する差込部が接地されているとこれを表示する接地表示部と、電源電圧極に対応する差込刃と接地極に対応する差込刃との間に接続されるインピーダンス要素とスイッチ要素との直列回路を有し操作部の操作によりスイッチ要素のオンオフが可能な疑似漏電回路と、電源電圧極と電源接地極とに対応する２つの差込刃をコンセントの差込口に対応する位置関係に配置して器体から突出させる２極用プラグ部と、接地極に対応する差込刃を２極用プラグ部とともにコンセントの差込口に対応する位置関係に配置して器体から突出させる位置と２極用プラグ部をコンセントの差込口に挿入する際にコンセント側に突出しない位置に後退させる位置との間で器体に対して移動自在とする接地用プラグ部とを備え、接地用プラグ部が接地極に対応する差込刃を器体側に後退させる位置では接地極に対応する差込刃がインピーダンス要素とスイッチ要素との直列回路から切り離され、差込刃を器体から突出させる位置では接地極に対応する差込刃がインピーダンス要素とスイッチ要素との直列回路に接続されるものである。この構成によれば、コンセントの差込口に２極用プラグ部の差込刃を差し込むとともにタッチ電極に触れると、コンセントが配線系に正しく接続されているときには極性表示部により表示されるから、コンセントの差込口と配線系との極性が正しく接続されているか否かを知ることができる。また、コンセントの接地極に対応する差込部を備え、この差込部が接地されているときには接地表示部により表示されるから、コンセントの接地極が確実に接地されているか否かを知ることができる。さらに疑似漏電回路を設けてあり、操作部を操作するとスイッチ要素がオンになって電源電圧極と電源接地極との間がインピーダンス要素を介して接続されるから、配線系に疑似的に漏電を発生させることができ、漏電遮断器の動作テストが可能になる。要するに、１つの装置を用いてコンセントの差込口の極性の検査および接地極が確実に接地されているか否かの検査が行えるとともに漏電遮断器の動作テストも可能になるのであって、同じ場所で３種類の検査が可能になり電気工事後の検査作業の作業性が向上する。加えて、接地用プラグ部は接地極に対応する差込刃を器体からコンセント側に突出しない位置に後退させることができるから、接地極を備えていないコンセントでは２極用プラグ部の差込刃のみを器体から突出させることができ、この種のコンセントにおいても検査作業が行えるのである。ここで、接地用プラグ部が差込刃を器体側に後退させたときに差込刃はインピーダンス要素およびスイッチ要素の直列回路に接続されないから、この差込刃を器体側に後退させているときに差込刃に指先などが触れていても、操作部を操作して疑似的に漏電を発生させたときに感電することが防止される。
【０００７】
請求項２の発明は、請求項１の発明において、前記接地極用の差込刃に電気的に接続され接地線が接続可能な接地線接続部を備えるものである。この構成によれば、コンセントに接地極の差込口がなく接地端子を備えている場合でも、接地線を介して接地端子に接続することによって、接地端子が確実に接地されているか否かの検査および擬似的な漏電の発生が可能になる。
【０００８】
請求項３の発明は、請求項１または請求項２の発明において、前記２極用プラグ部を構成する各差込刃が、コンセントの差込口の寸法に合わせて大小異なる寸法に形成されているものである。一般にコンセントの電源電圧極と電源接地極との差込口は開口寸法が異なっているから、この構成を採用することによって、コンセントの差込口に対して差し込む際の方向が一義的に決まることになり、接続極性を検査する際の誤接続を防止することができ作業性が高くなる。
【０００９】
請求項４の発明は、請求項１ないし請求項３の発明において、前記２極用プラグ部と前記接地用プラグ部とは前記器体の一面から差込刃が突出する位置と前記一面から差込刃が後退する位置との間で回動可能であって、前記一面に隣接する器体の２つの側面には２極用プラグ部と接地用プラグ部との差込刃を後退させた位置で２極用プラグ部と接地用プラグ部との差込刃をそれぞれ収納する２つの収納凹所が形成され、各収納凹所は２極用プラグ部と接地用プラグ部との差込刃を指先で摘むことができる大きさに形成されているものである。この構成では、２極用プラグ部および接地用プラグ部に設けた差込刃を収納可能とした収納凹所が形成され、各収納凹所では差込刃を摘むことができるから、収納凹所に収納された差込刃を取り出すのが容易である。しかも、各収納凹所は器体の各別の側面に設けられているから、２極用プラグ部と接地用プラグ部との差込刃を各別に出し入れすることができ、使い勝手がよいものである。
【００１０】
請求項５の発明は、請求項４の発明において、前記収納凹所に２極用プラグ部の差込刃を収納したときに両差込刃の間に位置して両差込刃間の距離を保つ隔壁が前記器体に設けられているものである。２極用プラグ部の差込刃の間に位置する隔壁を設けているから、差込刃を収納凹所から引き出すために２つの差込刃を指先で摘んだときに両差込刃間の距離を小さくする向きの外力が作用しても、差込刃が隔壁に当接することによって差込刃の変形が防止される。
【００１１】
請求項６の発明は、請求項１ないし請求項５の発明において、前記タッチ電極と前記操作部とが、前記器体において差込刃が突出する面に隣接する側面であって互いに反対面となる側面にそれぞれ露出するものである。この構成によれば、操作部の操作とタッチ電極に触れる操作とを片手で行うことができ、操作性がよいものである。
【００１２】
【発明の実施の形態】
本実施形態に示すコンセントチェッカは、図１、図７に示すように、手で握ることができる程度の細長直方体状の器体１を有し、器体１には長手方向の一端面から突出可能な差込刃２１，２２，３１を備えるプラグ部２，３が設けられている。ここに、差込刃２１はコンセント４の電源電圧極の差込口４１に差込可能となり、差込刃２２はコンセント４の電源接地極の差込口４２に差込可能となるように設けられている。つまり、両差込刃２１，２２は２極のコンセントに対応可能であるから、以下では２極用プラグ部２と呼ぶ。また、差込刃３１は断面略Ｕ字形であってコンセント４の接地極の差込口４３に差込可能となるように設けられているから、以下では接地用プラグ部３と呼ぶ。器体１の長手方向の他端面には図７のように接地線接続部としてのジャック５が設けられており、このジャック５には、一端部にプローブ５１を設けた接地線５０の他端部に接続されている端子ピン５２が着脱自在に挿入される。ジャック５は器体１の内部で差込刃３１に電気的に接続され、コンセント４に設けた接地端子４４に接地線５０を介して接続可能になっている。
【００１３】
器体１の中には図２に示す回路が収納されている。図２における各端子Ｌ，Ｎ，Ｅはそれぞれ差込刃２１，２２，３１に接続される。つまり、端子Ｌは電源電圧極に接続可能であり、端子Ｎは電源接地極に接続可能であり、端子Ｅは接地極に接続可能になっている。端子Ｌと端子ＮとにはそれぞれヒューズＦ１，Ｆ２の一端が接続され、ヒューズＦ１，Ｆ２の他端間にはサージアブソーバＺ１が接続される。また、ヒューズＦ２の他端と端子Ｅとの間にもサージアブソーバＺ２が接続される。ここで、図２における丸付きの符号ａ，ｂ，ｃ，ｄは互いに接続されることを意味している。なお、ヒューズＦ１，Ｆ２は回路保護の機能を有するものではあるが、溶断しなければ電気回路に影響を与えるものではないから、以下ではとくに必要のない限り、ヒューズＦ１，Ｆ２を無視して説明する。
【００１４】
しかして、端子Ｌ，Ｎ間には、ダイオードＤ１とｐｎｐ形のトランジスタよりなるスイッチ素子Ｑ１とダイオードＤ２と２つの抵抗Ｒ４、Ｒ５との直列回路が接続され、スイッチ素子Ｑ１のベースには３個の抵抗Ｒ１〜Ｒ３と２個のツェナーダイオードＺＤ１，ＺＤ２との直列回路を介してタッチ電極６が接続される。タッチ電極６は図１０のように器体１の左側面に露出する。タッチ電極６は指先など人体の一部が接触可能となるように設けられており、タッチ電極６が人体を通して接地されたときに、端子Ｌに印加される電圧がツェナーダイオードＺＤ１，ＺＤ２により規定されている電圧を超えているとスイッチ素子Ｑ１が導通するのである。また、抵抗Ｒ１〜Ｒ３は人体に流れる電流を制限して感電を防止するものである。ここに、複数本の抵抗Ｒ１〜Ｒ３の直列回路を用いているから、いずれかの抵抗Ｒ１〜Ｒ３が短絡したとしても残りの抵抗は端子Ｌとタッチ電極６との間に挿入されており感電が防止される。端子Ｌ，Ｎ間にはダイオードＤ１を介して、抵抗Ｒ６と極性表示部としての発光ダイオードＬＥＤ１とｎｐｎ形のトランジスタよりなるスイッチ素子Ｑ２との直列回路も接続されており、スイッチ素子Ｑ２のベースは抵抗Ｒ４，Ｒ５の接続点に接続されている。
【００１５】
上述した構成では、スイッチ素子Ｑ１が導通すればスイッチ素子Ｑ２が導通して発光ダイオードＬＥＤ１が点灯する。つまり、タッチ電極６に人体が接触している状態で端子Ｌに電源電圧極が接続されたときに、端子Ｌとタッチ電極６との電位差がツェナーダイオードＺＤ１，ＺＤ２のブレークオーバ電圧を越えるように設定されており、このときスイッチ素子Ｑ１が導通する。その結果、スイッチ素子Ｑ２も導通し、極性表示部である発光ダイオードＬＥＤ１が点灯するのである。逆に言えば、発光ダイオードＬＥＤ１が点灯すれば、端子Ｌがコンセント４の電源電圧極に接続されたことを確認することができる。
【００１６】
ところで、端子Ｌ，Ｅ間にはダイオードＤ１を介して検出用インピーダンス要素としての３個の抵抗Ｒ７，Ｒ８，Ｒ９の直列回路も接続される。抵抗Ｒ８，Ｒ９の接続点はダイオードＤ３と２個の抵抗Ｒ１０，Ｒ１１との直列回路を介して端子Ｎに接続され、抵抗Ｒ１１にはツェナーダイオードＺＤ３が並列接続される。さらに、両抵抗Ｒ１０，Ｒ１１の接続点はｎｐｎ形のトランジスタよりなるスイッチ素子Ｑ３のベースが接続される。ツェナーダイオードＺＤ３は基準電圧を与えるものであり、抵抗Ｒ１１の両端電圧がツェナーダイオードＺＤ３のブレークオーバ電圧に達するとスイッチ素子Ｑ３がオンになる。つまり、スイッチ素子Ｑ３とツェナーダイオードＺＤ３により電圧検出回路が形成されている。このスイッチ素子Ｑ３のコレクタ・エミッタには抵抗Ｒ１２とコンデンサＣ１との直列回路と抵抗Ｒ１４とが並列に接続される。また、抵抗Ｒ１４には抵抗Ｒ１３が直列接続され、抵抗Ｒ１３，Ｒ１４の直列回路はダイオードＤ１を介して端子Ｌ，Ｎ間に接続される。抵抗Ｒ１３，Ｒ１４の直列回路には抵抗Ｒ１５と接地表示部としての発光ダイオードＬＥＤ２とｎｐｎ形のトランジスタよりなるスイッチ素子Ｑ４との直列回路が並列接続され、抵抗Ｒ１３，Ｒ１４の接続点とスイッチ素子Ｑ４のベースとの間に抵抗Ｒ１６が挿入される。
【００１７】
ここで、抵抗Ｒ７，Ｒ８，Ｒ１０，Ｒ１１は端子Ｅが接地されていない状態では抵抗Ｒ１１の両端電圧がツェナーダイオードＺＤ３のブレークオーバ電圧に達するように設定されており、この状態ではスイッチ素子Ｑ３が導通する。スイッチ素子Ｑ３が導通すれば、コンデンサＣ１は放電されるから、スイッチ素子Ｑ４が非導通になり、結果的に発光ダイオードＬＥＤ２は消灯する。一方、端子Ｌ，Ｅ間には抵抗Ｒ７，Ｒ８，Ｒ９の直列回路が挿入されているから、端子Ｅと大地との間のインピーダンスが小さくなると抵抗Ｒ１１の両端電圧はツェナーダイオードＺＤ３のブレークオーバ電圧よりも低くなる。抵抗Ｒ１１の両端電圧がツェナーダイオードＺＤ３のブレークオーバ電圧よりも下がるときの上記インピーダンスは５００Ωに設定されている。この値は電気設備技術基準や内線規定により漏電遮断器を用いる場合の第３種接地抵抗として規定されている値である。しかして、端子Ｅが接地されると、スイッチ素子Ｑ３がオフになり、コンデンサＣ１が抵抗Ｒ１２を通して充電されるから、コンデンサＣ１や抵抗Ｒ１２，Ｒ１３などにより決まる時間が経過した時点でスイッチ素子Ｑ４がオンになる。要するに、スイッチ素子Ｑ３のコレクタ電圧は、図３に示すように、上記インピーダンスが５００Ω以下であるとＨレベルであり、上記インピーダンスが５００Ω以上になるとＬレベルになるのである。その結果、上記インピーダンスが５００Ω以下であると発光ダイオードＬＥＤ２が点灯する。このように、発光ダイオードＬＥＤ２が点灯すれば、端子Ｅが接地されていることを知ることができるのであって、端子Ｅをコンセント４の差込口４３に対応した接地極に接続したりコンセント４の接地端子４４に接続したときに、接地極や接地端子４４が確実に接地されているときには発光ダイオードＬＥＤ２が点灯し、配線系が正しく接続されていることを確認することができる。
【００１８】
端子Ｌ，Ｎ間にはダイオードブリッジよりなる整流器ＤＢ１を介して抵抗Ｒ１７，Ｒ１８の直列回路が接続され、整流器ＤＢ１の出力電圧は抵抗Ｒ１７，Ｒ１８により分圧される。さらに、抵抗Ｒ１８の両端電圧はコンデンサＣ２により平滑され、抵抗Ｒ２１を介し演算増幅器を用いた２つのコンパレータＣＰ１，ＣＰ２の非反転入力端子に印加される。抵抗Ｒ１７，Ｒ１８の直列回路の両端電圧は抵抗Ｒ１９，Ｒ２０の並列回路を通してコンデンサＣ３により平滑され、コンデンサＣ３の両端電圧は、ツェナーダイオードＺＤ４とダイオードＤ４との直列回路により定電圧化されるとともに、３個の抵抗Ｒ２２，Ｒ２３，Ｒ２４の直列回路により分圧され、各コンパレータＣＰ１，ＣＰ２の反転入力端子に基準電圧を印加する。各コンパレータＣＰ１，ＣＰ２の出力端と非反転入力端子との間にはそれぞれ抵抗Ｒ２５，Ｒ２６が接続され、これらの抵抗Ｒ２５，Ｒ２６によりコンパレータＣＰ１，ＣＰ２にヒステリシスが付与されている。両コンパレータＣＰ１，ＣＰ２は端子Ｌ，Ｎ間に印加される電圧の実効値が１００Ｖか２００Ｖかを識別するために設けられており、たとえばコンパレータＣＰ１は端子Ｌ，Ｎ間の電圧が９０Ｖ以上で出力をＨレベルにし、コンパレータＣＰ２は端子Ｌ，Ｎ間の電圧が１１３Ｖ以上で出力をＨレベルにする。両コンパレータＣＰ１，ＣＰ２の出力端間には抵抗Ｒ２７と発光ダイオードＬＥＤ３との直列回路が接続され、コンパレータＣＰ２の出力端と整流器ＤＢ１の負極との間には抵抗Ｒ２８と発光ダイオードＬＥＤ４との直列回路が接続される。
【００１９】
したがって、端子Ｌ，Ｎ間の電圧が１００ＶであるとコンパレータＣＰ１の出力はＨレベルであってコンパレータＣＰ２の出力がＬレベルになるから図４に示すように発光ダイオードＬＥＤ３のみが点灯し、端子Ｌ，Ｎ間の電圧が２００Ｖであると両コンパレータＣＰ１，ＣＰ２の出力がともにＨレベルになるから発光ダイオードＬＥＤ４のみが点灯する。このように、端子Ｌ，Ｎに印加される電圧に応じて両発光ダイオードＬＥＤ３，ＬＥＤ４が択一的に点灯するから、両方が同時に点灯する場合に比較すると消費電力が少なくなる。仮に、端子Ｌ，Ｎ間の電圧が１００Ｖのときに１つの発光ダイオードが点灯し、２００Ｖのときに２つの発光ダイオードが点灯する構成を採用したとすると、１００Ｖのときに消灯している発光ダイオードが破損して点灯しなくなったときに、２００Ｖが印加されているにもかかわらず１００Ｖと誤認する可能性があるが、上記構成を採用することによって、端子Ｌ，Ｎ間の電圧に応じて２つの発光ダイオードＬＥＤ３，ＬＥＤ４が択一的に発光するから、この種の誤認が生じないのである。さらに、各コンパレータＣＰ１，ＣＰ２は抵抗Ｒ２５，Ｒ２６によってヒステリシスが付与されているから、出力がＨレベルになるとその状態が保持され、電圧変動による発光ダイオードＬＥＤ３，ＬＥＤ４のちらつきが防止される。
【００２０】
上述したように、本装置を用いることによって、コンセント４の差込口４１，４２の極性、差込口４３あるいは接地端子４４の接地状態、電源電圧極と電源接地極との間の電圧が、それぞれ発光ダイオードＬＥＤ１，ＬＥＤ２，ＬＥＤ３，ＬＥＤ４の点灯状態により識別できる。
【００２１】
ところで、本装置には擬似的に漏電を発生させる疑似漏電回路が付加されている。疑似漏電回路は、端子Ｌ，Ｅ間に接続されたダイオードブリッジよりなる整流器ＤＢ２を備え、整流器ＤＢ２の出力端間にはインピーダンス要素としての抵抗Ｒ２９を介してスイッチ要素としてのサイリスタＳＣＲとダイオードＤ５との直列回路が接続される。整流器ＤＢ２の入力端間にはサージアブソーバＺ３が接続され、またサイリスタＳＣＲとダイオードＤ５との直列回路には抵抗Ｒ３０とコンデンサＣ４との直列回路よりなるスナバ回路が並列接続される。このサイリスタＳＣＲは機械接点を有するスイッチＳＷがオンになったときに規定の導通時間だけオンになるようにワンショット回路を介して制御される。
【００２２】
また、疑似漏電回路は、端子Ｌ，Ｎ間に接続されたダイオードブリッジよりなる整流器ＤＢ３と、整流器ＤＢ３の出力を平滑する抵抗Ｒ３４およびコンデンサＣ７と、コンデンサＣ７の両端電圧を定電圧化するツェナーダイオードＺＤ５とからなる制御電源を備える。制御電源の出力はスイッチＳＷを介してワンショット回路に接続されている。ワンショット回路は、ｐｎｐ形のトランジスタよりなるスイッチ素子Ｑ５を備え、スイッチ素子Ｑ５のコレクタに抵抗Ｒ３１を介してサイリスタＳＣＲのゲートが接続される。また、サイリスタＳＣＲのゲートとダイオードＤ５のカソードとの間にはコンデンサＣ５が接続され、抵抗Ｒ３１とコンデンサＣ５とによりサイリスタＳＣＲへのゲート信号の雑音を除去している。さらに、制御電源の出力端間にはスイッチＳＷを介して抵抗Ｒ３５が接続されるとともに、抵抗Ｒ３５には抵抗Ｒ３３とコンデンサＣ６との直列回路が並列接続される。スイッチ素子Ｑ５のベースは抵抗Ｒ３３とコンデンサＣ６との接続点に接続されており、コンデンサＣ６の端子電圧が引き下げられると導通するようになっている。
【００２３】
したがって、図５（ａ）のようにスイッチＳＷがオンになると、図５（ｂ）のように抵抗Ｒ３５の両端電圧が立ち上がり、図５（ｃ）のように抵抗Ｒ３３を介してコンデンサＣ６が充電され、コンデンサＣ６の両端電圧が時間経過に伴って立ち上がる。ここで、スイッチ素子Ｑ５は導通しているから、制御電源の出力がスイッチＳＷおよびスイッチ素子Ｑ５を通して図５（ｅ）のようにサイリスタＳＣＲのゲートに与えられサイリスタＳＣＲが導通する。その後、コンデンサＣ６の充電に伴って図５（ｄ）のようにスイッチ素子Ｑ５のベース・エミッタ電圧が低下するから、スイッチ素子Ｑ５の導通状態が維持できなくなる程度Ｖｆまでベース・エミッタ電圧が低下すると、上述した導通時間が終了してスイッチ素子Ｑ５がオフになり、商用電源のゼロクロス点でサイリスタＳＣＲがオフになる。つまり、スイッチＳＷのオンと同時にサイリスタＳＣＲがオンになり、抵抗Ｒ３３，Ｒ３５およびコンデンサＣ６により規定される導通時間が経過するとサイリスタＳＣＲがオフになるのである。スイッチＳＷがオフになるとコンデンサＣ６は抵抗Ｒ３３，Ｒ３５を通して放電されるから、スイッチ素子Ｑ５をオンにすることができる程度にコンデンサＣ６の両端電圧が下がった時点でスイッチＳＷをオンにすれば、サイリスタＳＣＲを再びオンにすることができる。ただし、この場合の導通時間はコンデンサＣ６に残留している電荷量に応じて変化し、スイッチＳＷをオフにしてから次にオンにするまでの時間間隔が、コンデンサＣ６の残留電荷がほぼ０になるまでの時間である休止時間よりも短いときには、導通時間も短くなる。
【００２４】
すなわち、図６の左半分に示すように、スイッチＳＷをオンにし続けても（図６（ａ）参照）、図６（ｂ）のようにサイリスタＳＣＲがオンになる時間はほぼ一定の導通時間ｔ１になる。一方、図６の右半分に示すように、スイッチＳＷを比較的短時間でオンオフさせるときには（図６（ａ）参照）、コンデンサＣ６の端子電圧が十分に下がり切っていないから、コンデンサＣ６の端子電圧が短時間で上昇してスイッチ素子Ｑ５をオフにする。その結果、図６（ｂ）のようにサイリスタＳＣＲがオンになる導通時間ｔｘが短くなる。このような動作によって、疑似的に漏電状態を発生させたときに端子Ｌ，Ｅ間で流れる電流による内部回路の過熱を防止することができる。
【００２５】
上述したように、電源電圧極と電源接地極とに対応する端子Ｌ，ＮはヒューズＦ１，Ｆ２を介して内部回路に接続されており、端子Ｅにはヒューズを設けていない。したがって、電源電圧極および電源接地極に対応する端子Ｌ，ＮにヒューズＦ１，Ｆ２を介して内部回路が接続されるから、たとえば誤結線によって端子Ｌ，Ｎ間、端子Ｌ，Ｅ間、端子Ｎ，Ｅ間のいずれかに２００Ｖが印加されていて、差込刃２１，２２をコンセント４の差込口４１，４２に挿入したときに過電流が流れたとしても、ヒューズＦ１，Ｆ２の溶断によって内部回路が保護される。また、ヒューズＦ１，Ｆ２のいずれかが溶断すれば、コンセント４の差込口４１，４２に対する差込刃２１，２２の極性にかかわらず、タッチ電極６に触れても極性表示部としての発光ダイオードＬＥＤ１は点灯しないから、このことによってヒューズＦ１，Ｆ２の溶断を知ることができる。ここで、端子Ｅにもヒューズを設けたとすると、このヒューズが溶断したことを検出する手段がないから、コンセント４側での誤配線かコンセントチェッカの故障かを知ることができない。また、スイッチＳＷをオンにしても、擬似的に漏電を生じさせることができず、漏電遮断器が動作しないから、この場合も漏電遮断器の故障かコンセントチェッカの故障かを知ることができない。したがって、端子Ｅにはヒューズを設けないことによって、この種の問題が生じるのを回避しているのである。
【００２６】
ところで、上述した回路部は、図８に示すように、器体１に収納される印刷配線基板よりなる大小２枚の回路基板６１，６２に分割して実装される。各発光ダイオードＬＥＤ１，ＬＥＤ２，ＬＥＤ３，ＬＥＤ４は大きいほうの回路基板６１に実装され、疑似漏電回路は小さいほうの回路基板６２に実装される。ただし、スイッチＳＷは回路基板６１に取り付けられ、接続線６３を介して疑似漏電回路に接続される。
【００２７】
器体１は厚み方向において２分されたボディ１１とケース１２とを結合して形成されており、幅方向の一方の側面には切欠窓１３が形成され、他方の側面には露出窓１４が形成される。切欠窓１３からは器体１の長手方向に移動可能なスライドハンドル１５の操作凸部１５ａが露出する。
【００２８】
スライドハンドル１５は、図９のように矩形板状であって、器体１の内側で器体１の周壁と略平行に形成されたガイドリブ１ａと器体１の周壁との間で周部が保持され、器体１の長手方向に移動自在になっている。また、スライドハンドル１５には器体１の内側に突出する押片１５ｂが設けられ、スライドハンドル１５をスライドさせると、押片１５ｂによってスイッチＳＷが押操作されるようになっている。すなわち、スイッチＳＷにはモメンタリ型の押釦スイッチ（つまり、押操作中のみオンになるスイッチ）を用いており、スライドハンドル１５の押片１５ｂはスイッチＳＷの押釦１５ｃを押すことができる位置に設けられる。スライドハンドル１５の一部にはばね受け片１５ｄが突設され、ばね受け片１５ｄはコイルばねよりなる復帰ばね１６の一端部を受けるばね座として機能する。また、ボディ１１の底壁内側面には復帰ばね１６を収納するように形成されたばね保持リブ１１ａが突設され、ばね保持リブ１１ａとばね受け片１５ｄとの間で復帰ばね１６が保持されることになる。復帰ばね１６は、スライドハンドル１５の押片１５ｂをスイッチＳＷの押釦１５ｃから引き離す向きに付勢しており、スライドハンドル１５に操作力を作用させていない状態では、スイッチＳＷはオフに保たれるようになっている。
【００２９】
一方、露出窓１４には導電性を有する板状体（通常は金属板）により形成されたタッチ電極６が露出する。タッチ電極６は器体１の周壁に形成した保持溝１ｂに周部が保持されることによって器体１に固定される。さらに、器体１の長手方向の一端部にはジャック５が取り付けられている。このようにタッチ電極６をスライドハンドル１５の反対面側に設けていることによって、スライドハンドル１５の操作とタッチ電極６に触れることとを片手で行うことができ、操作性がよいものである。とくに、スライドハンドル１５は右側面に位置するから右利きであるときには親指で操作することができ、この点でも操作が容易である。
【００３０】
ところで、器体１の長手方向の他端部（手で持ったときの前端部）には２極用プラグ部２と接地用プラグ部３とが設けられる。２極用プラグ部２は、回路基板６１に実装され平行に配置された一対の支持板２３を備え、両支持板２３の対向面にそれぞれ差込刃２１，２２が回動自在に軸着される。ここに、差込刃２１，２２はそれぞれ上述した回路部における端子Ｌ，Ｎに対応する。回路基板６１において２極用プラグ部２に対応する部位には前端縁が開放された切欠溝６１ａが形成されており、切欠溝６１ａの内側縁の前端部には２個の固定用突起６１ｂが突設されている。両支持板２３は、互いに離れる向きに突出したＬ字状の接続片２３ａを備えるとともに、固定用突起６１ｂに嵌合する固定孔２３ｂを備え、図８における回路基板６１の下側から接続片２３ａを回路基板６１に挿入するとともに固定用突起６１ｂに固定孔２３ｂを嵌合させることによって、回路基板６１に対して強固に固定された形で実装される。
【００３１】
両支持板２３間には合成樹脂のような絶縁材料よりなる可動体２４が挟装され、可動体２４の両側面に設けた取付溝２４ａに各差込刃２１，２２の一部が嵌入することによって差込刃２１，２２と可動体２４とが一体に回動可能になっている。つまり、両差込刃２１，２２は可動体２４に対する位置関係を保ったままで支持板２３に対して回動可能になっている。カバー１２の図８における前端部には可動体２４が収納される収納溝１２ａが形成され、収納溝１２ａの後方にはカバー１２の上面に開放された収納凹所１２ｂが形成されている。収納溝１２ａと収納凹所１２ｂとの間には隔壁１２ｃが形成され、隔壁１２ｃの両端部には差込刃２１，２２を挿入可能な挿入溝１２ｄが形成されている。
【００３２】
しかして、差込刃２１，２２は図１０（ａ）のように器体１の前面から突出する位置と図１０（ｂ）のように収納凹所１２ｂに収納されて前面から後退する位置との間で回動可能になる。差込刃２１，２２が収納凹所１２ｂに収納された状態では、各差込刃２１，２２は挿入溝１２ｄに挿入されるから、両差込刃２１，２２の間に隔壁１２ｃが介在することになり、差込刃２１，２２を近付ける向きに外力が作用しても差込刃２１，２２が隔壁１２ｃに当接して差込刃２１，２２の変形が防止される。さらに、収納凹所１２ｂの左右幅は差込刃２１，２２の間隔よりも大きく形成されており、図１１に示すように、差込刃２１，２２を指先で摘んで回動させることが可能になっている。このとき、両差込刃２１，２２を互いに近付ける向きに外力が作用することになるが、上述のように隔壁１２ｃが存在することによって差込刃２１，２２の変形が防止される。
【００３３】
一方、接地用プラグ部３は、回路基板６１に形成された切欠溝６１ａにおいて固定用突起６１ｂよりも後方に設けた一対の接続突片６１ｃに跨る形で実装される受けばね３２を備える。ここに、受けばね３２は上述した回路部における端子Ｅに相当する。受けばね３２は後端部に左右に突出する接続片３２ａを有し、前端部には図８の下向きに開放されたコ字状の刃受部３２ｂを有する。差込刃３１はボディ１１に対して軸ピン３３によって軸着されており、図１２、図１３のようにボディ１１の下面に設けた切溝１１ｂを通して器体１の前方に突出する位置と、ボディ１１の下面に設けた収納凹所１１ｃに収納される位置との間で回動可能になっている（図１４に両位置の中間の状態を示している）。つまり、差込刃３１は器体１の前面から突出する位置と器体１の前面から後退する位置との間で回動可能になっている。図１５に示すように、受けばね３２の刃受部３２ｂは切溝１１ｂ内に露出しており、差込刃３１が器体１の前面から突出する位置では、差込刃３１が刃受部３２ｂに挿入されることによって、受けばね３２と差込刃３１とが電気的に接続される。逆に言えば、差込刃３１は器体１の前面から突出させるまでは受けばね３２に接続されないから、差込刃３１が収納凹所１１ｃに収納されている状態でスイッチＳＷをオンにしたときに差込刃３１に指が触れたとしても感電することがない。差込刃３１を収納する収納凹所１１ｃも指先を入れて差込刃３１を引き出すことが可能な程度の幅寸法に形成されている。カバー１２に設けた収納溝１２ａの下面は絶縁板１７により覆われ、絶縁板１７により受けばね３２と支持板２３との間の絶縁距離が保たれる。
【００３４】
上述のように、差込刃２１，２２を備える２極用プラグ部２と差込刃３１を備える接地用プラグ部３とは、器体１の表裏の異なる面に設けた収納凹所１２ｂ，１１ｃに収納されるから、各別に器体１から出し入れさせることができ、たとえばコンセント４に２つの差込口４１、４２のみが設けられている場合には２極用プラグ部２の差込刃２１，２２のみを器体１から突出させて使用することができ、コンセント４が接地極となる差込口４３を備えていて３個の差込口４１，４２，４３を有するときには、接地用プラグ部３も器体１から突出させて使用することができる。さらに、コンセント４に接地端子４４が設けられている場合には、接地線５０を用いて接地端子４４と接続することも可能になっている。要するに各種形態のコンセント４に対応可能になっている。また、非使用時には差込刃４１，４２，４３が器体１から突出しないから、梱包や形態が容易になるとともに、外観上の見映えもよいものとなる。
【００３５】
ところで、コンセント４に設けた差込口４１，４２の長手方向の寸法を異ならせる場合に、電源接地極を電源電圧極よりも大きくするのが一般的である。そこで、差込刃２２の幅寸法を差込刃２１の幅寸法よりも大きく設定してあり、この構成によってコンセント４の差込口４１、４２に差込刃２１，２２を差し込む際に、逆極性で接続されるのを防止することができる。
【００３６】
なお、上述の例では、端子Ｅが接地されているか否かを抵抗Ｒ７、Ｒ８、Ｒ９により分圧した電圧に基づいて判断しているが、図１６のように、一端が端子Ｅに接続された抵抗Ｒ０に電流源Ｉｓから定電流を流すようにし、端子Ｅが接地されたときの抵抗Ｒ０の端子電圧の変化を、電圧検出回路ＤＶで検出することにより、発光ダイオードＬＥＤ２を点灯させる構成としてもよい。
【００３７】
【発明の効果】
請求項１の発明は、コンセントに設けた電源電圧極と電源接地極と接地極との差込口にそれぞれ挿入可能な３本の差込刃と、人体の一部を接触可能に設けたタッチ電極と、タッチ電極に人体が接触したときに電源電圧極に対応する差込刃がコンセントの電源電圧極に接続されているとこれを表示する極性表示部と、接地極に対応する差込部が接地されているとこれを表示する接地表示部と、電源電圧極に対応する差込刃と接地極に対応する差込刃との間に接続されるインピーダンス要素とスイッチ要素との直列回路を有し操作部の操作によりスイッチ要素のオンオフが可能な疑似漏電回路と、電源電圧極と電源接地極とに対応する２つの差込刃をコンセントの差込口に対応する位置関係に配置して器体から突出させる２極用プラグ部と、接地極に対応する差込刃を２極用プラグ部とともにコンセントの差込口に対応する位置関係に配置して器体から突出させる位置と２極用プラグ部をコンセントの差込口に挿入する際にコンセント側に突出しない位置に後退させる位置との間で器体に対して移動自在とする接地用プラグ部とを備え、接地用プラグ部が接地極に対応する差込刃を器体側に後退させる位置では接地極に対応する差込刃がインピーダンス要素とスイッチ要素との直列回路から切り離され、差込刃を器体から突出させる位置では接地極に対応する差込刃がインピーダンス要素とスイッチ要素との直列回路に接続されるものである。この構成によれば、コンセントの差込口に２極用プラグ部の差込刃を差し込むとともにタッチ電極に触れると、コンセントが配線系に正しく接続されているときには極性表示部により表示されるから、コンセントの差込口と配線系との極性が正しく接続されているか否かを知ることができる。また、コンセントの接地極に対応する差込部を備え、この差込部が接地されているときには接地表示部により表示されるから、コンセントの接地極が確実に接地されているか否かを知ることができる。さらに疑似漏電回路を設けてあり、操作部を操作するとスイッチ要素がオンになって電源電圧極と電源接地極との間がインピーダンス要素を介して接続されるから、配線系に疑似的に漏電を発生させることができ、漏電遮断器の動作テストが可能になる。要するに、１つの装置を用いてコンセントの差込口の極性の検査および接地極が確実に接地されているか否かの検査が行えるとともに漏電遮断器の動作テストも可能になるのであって、同じ場所で３種類の検査が可能になり電気工事後の検査作業の作業性が向上する。加えて、接地用プラグ部は接地極に対応する差込刃を器体からコンセント側に突出しない位置に後退させることができるから、接地極を備えていないコンセントでは２極用プラグ部の差込刃のみを器体から突出させることができ、この種のコンセントにおいても検査作業が行えるのである。ここで、接地用プラグ部が差込刃を器体側に後退させたときに差込刃はインピーダンス要素およびスイッチ要素の直列回路に接続されないから、この差込刃を器体側に後退させているときに差込刃に指先などが触れていても、操作部を操作して疑似的に漏電を発生させたときに感電することが防止される。
【００３９】
請求項２の発明は、請求項１の発明において、接地極用の差込刃に電気的に接続され接地線が接続可能な接地線接続部を備えるものである。この構成によれば、コンセントに接地極の差込口がなく接地端子を備えている場合でも、接地線を介して接地端子に接続することによって、接地端子が確実に接地されているか否かの検査および擬似的な漏電の発生が可能になる。
【００４０】
請求項３の発明は、請求項１または請求項２の発明において、２極用プラグ部を構成する各差込刃が、コンセントの差込口の寸法に合わせて大小異なる寸法に形成されているものである。一般にコンセントの電源電圧極と電源接地極との差込口は開口寸法が異なっているから、この構成を採用することによって、コンセントの差込口に対して差し込む際の方向が一義的に決まることになり、接続極性を検査する際の誤接続を防止することができ作業性が高くなる。
【００４１】
請求項４の発明は、請求項１ないし請求項３の発明において、２極用プラグ部と接地用プラグ部とは器体の一面から差込刃が突出する位置と一面から差込刃が後退する位置との間で回動可能であって、一面に隣接する器体の２つの側面には２極用プラグ部と接地用プラグ部との差込刃を後退させた位置で２極用プラグ部と接地用プラグ部との差込刃をそれぞれ収納する２つの収納凹所が形成され、各収納凹所は２極用プラグ部と接地用プラグ部との差込刃を指先で摘むことができる大きさに形成されているものである。２極用プラグ部および接地用プラグ部に設けた差込刃を収納可能とした収納凹所が形成され、各収納凹所では差込刃を摘むことができるから、収納凹所に収納された差込刃を取り出すのが容易である。しかも、各収納凹所は器体の各別の側面に設けられているから、２極用プラグ部と接地用プラグ部との差込刃を各別に出し入れすることができ、使い勝手がよいものである。
【００４２】
請求項５の発明は、請求項４の発明において、収納凹所に２極用プラグ部の差込刃を収納したときに両差込刃の間に位置して両差込刃間の距離を保つ隔壁が器体に設けられているものである。２極用プラグ部の差込刃の間に位置する隔壁を設けているから、差込刃を収納凹所から引き出すために２つの差込刃を指先で摘んだときに両差込刃間の距離を小さくする向きの外力が作用しても、差込刃が隔壁に当接することによって差込刃の変形が防止される。
【００４３】
請求項６の発明は、請求項１ないし請求項５の発明において、タッチ電極と操作部とが、器体において差込刃が突出する面に隣接する側面であって互いに反対面となる側面にそれぞれ露出するものであり、操作部の操作とタッチ電極に触れる操作とを片手で行うことができ、操作性がよいという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施お形態を前方から見た外観斜視図である。
【図２】同上の回路図である。
【図３】同上の動作説明図である。
【図４】同上の動作説明図である。
【図５】同上の動作説明図である。
【図６】同上の動作説明図である。
【図７】同上の後方から見た外観斜視図である。
【図８】同上の分解斜視図である。
【図９】同上の要部分解斜視図である。
【図１０】（ａ）は同上の差込刃を突出させた状態の斜視図、（ｂ）は同上の差込刃を後退させた状態の斜視図である。
【図１１】同上の上面側の斜視図である。
【図１２】同上の下面側の斜視図である。
【図１３】同上の要部断面図である。
【図１４】同上の要部断面図である。
【図１５】同上の要部正面図である。
【図１６】同上の別の構成例を示す要部回路図である。
【符号の説明】
１器体
２２極用プラグ部
３接地用プラグ部
４コンセント
６タッチ電極
１５スライドハンドル（操作部）
２１，２２，２３差込刃
４１，４２，４３差込口
ＬＥＤ１発光ダイオード（極性表示部）
ＬＥＤ２発光ダイオード（接地表示部）
Ｒ２９抵抗（インピーダンス要素）
ＳＣＲサイリスタ（スイッチ要素）
ＳＷスイッチ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an outlet checker that detects the presence or absence of an abnormality in a wiring system by connecting to an outlet.
[0002]
[Prior art]
Generally, after the electrical work of the building is completed, it is necessary to inspect the polarity of the outlet and conduct an operation test of the earth leakage breaker. To check the polarity of the outlet, insert a probe of a voltage detector (usually formed with a neon tube built into the driver) into the outlet of the outlet, and determine the polarity based on whether the neon tube is lit or not. General. The operation test of the earth leakage breaker is performed by pressing a test button provided on the earth leakage breaker.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
As mentioned above, the inspection of the polarity of the outlet and the operation test of the earth leakage breaker are performed using separate devices.DoInspection work will be is troublesome. In addition, the operation test of the earth leakage breaker must be performed at the place where the earth leakage breaker is located, and cannot be performed at the same place as the inspection of the polarity of the outlet. there is a problem that is troublesome.
[0004]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to make it possible to perform an inspection of the polarity of an outlet and an operation test of an earth leakage breaker at the same place using the same device, and An object of the present invention is to provide an outlet checker capable of improving the workability of a later inspection work.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, there are provided a power supply voltage pole, a power supply ground electrode, and a power supply ground electrode provided in an outlet, and three insertion blades respectively insertable into the insertion holes, and a touch provided so that a part of a human body can be contacted. When the human body touches the electrode and the touch electrode, the insertion blade corresponding to the power supply voltage pole is connected to the power supply voltage pole of the outlet. Is grounded, a grounding display unit for displaying this, and a series circuit of an impedance element and a switch element connected between the insertion blade corresponding to the power supply voltage electrode and the insertion blade corresponding to the grounding electrode. A pseudo-leakage circuit having a switch element that can be turned on and off by operation of an operation unit, and two insertion blades corresponding to a power supply voltage pole and a power supply ground pole are arranged in a positional relationship corresponding to an outlet of an outlet. 2-pole plug projecting from the body and ground When the insertion blade corresponding to the above is arranged in a positional relationship corresponding to the outlet of the outlet together with the plug for the two poles, the position to be protruded from the body and when inserting the plug for the two poles into the outlet of the outlet And a grounding plug part that is movable with respect to the body between a position where it is retracted to a position where it does not protrude toward the outlet.At the position where the grounding plug retreats the insertion blade corresponding to the grounding pole toward the body side, the insertion blade corresponding to the grounding pole is disconnected from the series circuit of the impedance element and the switch element, and the insertion blade is mounted on the body. in a position to protrude from being connected in series circuit with the insertion blade impedance element and a switch element corresponding to the ground electrodeThings. According to this configuration, when the insertion blade of the two-pole plug portion is inserted into the outlet of the outlet and touches the touch electrode, when the outlet is correctly connected to the wiring system, it is displayed by the polarity display portion. the polarity of the outlet of the outlet and the wiring systemIs positiveIt is possible to know whether it is properly connected. In addition, it is equipped with an insertion part corresponding to the grounding pole of the outlet, and when this insertion part is grounded, it is displayed on the grounding display, so it is necessary to know whether the grounding pole of the outlet is securely grounded. Can be. In addition, a pseudo earth leakage circuit is provided, and when the operation unit is operated, the switch element is turned on and the power supply voltage pole and the power supply ground pole are connected via the impedance element, so that a pseudo earth leakage is caused in the wiring system. It can be generated, allowing operation test of the earth leakage breaker. In short, it is possible to use one device to inspect the polarity of the outlet of the outlet and to check whether the grounding electrode is securely grounded and to perform the operation test of the earth leakage breaker. Thus, three types of inspections can be performed, and workability of inspection work after electric work is improved. In addition, since the grounding plug part can retreat the insertion blade corresponding to the grounding pole to a position where it does not protrude from the body toward the outlet side, the plug of the two-pole plug part is inserted in the outlet without the grounding pole. Only the blade can be protruded from the body, and the inspection work can be performed even with this type of outlet.Here, when Sakomiha is that because not connected to the series circuit of the impedance element and the switch element retracts the insertion blade bowl body side when the plug portion for grounding is to retract the plug blade vessel side Even if the fingertip or the like touches the insertion blade, electric shock is prevented when the operation unit is operated to generate a pseudo-leakage.
[0007]
Claim 2The invention of claimOneIn the invention, a ground wire connecting portion electrically connected to the ground electrode insertion blade and connectable to a ground wire is provided. According to this configuration, even when the outlet does not have a grounding electrode outlet and is provided with a grounding terminal, it is determined whether the grounding terminal is reliably grounded by connecting to the grounding terminal via the grounding wire. Inspection and the occurrence of pseudo-leakage become possible.
[0008]
Claim 3The invention of claim 1Or claim 2In the present invention, each of the insertion blades constituting the two-pole plug portion is formed to have a size different in size according to the size of the outlet of the outlet. In general, the outlets of the power supply voltage pole and the power supply ground pole of the outlet have different opening dimensions, so by adopting this configuration, the direction of insertion into the outlet of the outlet is determined uniquely. Erroneous connection at the time of checking the connection polarity can be prevented, and workability is improved.
[0009]
Claim 4The invention of claim 1 to claim 1Claim 3In the invention, the two-pole plug portion and the grounding plug portion are rotatable between a position where the insertion blade protrudes from one surface of the body and a position where the insertion blade retreats from the one surface. There is a difference between the two-pole plug portion and the grounding plug portion at a position where the insertion blades of the two-pole plug portion and the grounding plug portion are retracted on two side surfaces of the container adjacent to the one surface. Two storage recesses for respectively storing the insertion blades are formed, and each storage recess is formed in such a size that the insertion blade between the two-pole plug portion and the grounding plug portion can be picked with a fingertip. It is. In this configuration, storage recesses that can store the insertion blades provided in the two-pole plug portion and the grounding plug portion are formed, and the insertion blade can be picked in each of the storage recesses. it is easy taking out accommodated in receptacle blade. In addition, since each storage recess is provided on each different side of the body, the insertion blades of the two-pole plug portion and the grounding plug portion can be separately inserted and removed, which is convenient. is there.
[0010]
Claim 5The invention ofClaim 4In the invention, when the insertion blade of the two-pole plug portion is stored in the storage recess, a partition wall that is located between the two insertion blades and maintains a distance between the two insertion blades is provided in the body. Is what it is. Since the partition wall located between the insertion blades of the two-pole plug portion is provided, when the two insertion blades are picked with a fingertip in order to pull out the insertion blade from the storage recess, there is a gap between the two insertion blades. Even if an external force in the direction of reducing the distance acts, the insertion blade abuts on the partition to prevent the deformation of the insertion blade.
[0011]
Claim 6The invention of claim 1 to claim 1Claim 5In the invention, the touch electrode and the operation section are exposed on side surfaces of the container adjacent to a surface on which the insertion blade projects and opposite to each other. According to this configuration, the operation of the operation unit and the operation of touching the touch electrode can be performed with one hand, and the operability is good.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
As shown in FIGS. 1 and 7, the outlet checker according to the present embodiment has an elongated rectangular parallelepiped body 1 that can be gripped by hand, and the body 1 protrudes from one end surface in the longitudinal direction. Plug sections 2, 3 with possible insert blades 21, 22, 31 are provided. Here, the insertion blade 21 is provided so as to be able to be inserted into the power supply voltage pole insertion port 41 of the outlet 4, and the insertion blade 22 is provided so as to be able to be inserted into the power supply ground electrode insertion port 42 of the outlet 4. Has been. That is, since both insertion blades 21 and 22 can correspond to a two-pole outlet, they are hereinafter referred to as a two-pole plug portion 2. Since the insertion blade 31 has a substantially U-shaped cross section and is provided so as to be able to be inserted into the insertion port 43 of the ground electrode of the outlet 4, it is hereinafter referred to as a grounding plug portion 3. As shown in FIG. 7, a jack 5 as a ground wire connecting portion is provided on the other end surface in the longitudinal direction of the container 1, and this jack 5 has the other end of a ground wire 50 having a probe 51 provided at one end. terminal pins 52 connected to the section is inserted removably. The jack 5 is electrically connected to the insertion blade 31 inside the body 1 and can be connected to a ground terminal 44 provided on the outlet 4 via a ground wire 50.
[0013]
Some device body 1 circuit shown in FIG. 2 is accommodated. Each terminal L, N, E in FIG. 2 is connected to the insertion blades 21, 22, 31 respectively. That is, the terminal L is connectable to the power supply voltage pole, the terminal N is connectable to the power supply ground pole, and the terminal E is connectable to the ground pole. One end of each of the fuses F1 and F2 is connected to the terminal L and the terminal N, respectively, and a surge absorber Z1 is connected between the other ends of the fuses F1 and F2. Further, a surge absorber Z2 is connected between the other end of the fuse F2 and the terminal E. Here, circled symbols a, b, c, and d in FIG. 2 mean that they are connected to each other. Although the fuses F1 and F2 have a function of protecting the circuit, the fuses F1 and F2 do not affect the electric circuit unless they are blown. Therefore, the following description will be made ignoring the fuses F1 and F2 unless otherwise necessary. I do.
[0014]
Thus, a series circuit of a diode D1, a switch element Q1 composed of a pnp transistor, a diode D2 and two resistors R4 and R5 is connected between the terminals L and N, and three bases are provided at the base of the switch element Q1. The touch electrode 6 is connected via a series circuit of the resistors R1 to R3 and two Zener diodes ZD1 and ZD2. Touch electrode 6 is exposed to the left side of the Utsuwatai 1 as shown in FIG. 10. The touch electrode 6 is provided so that a part of the human body such as a fingertip can be contacted. When the touch electrode 6 is grounded through the human body, the voltage applied to the terminal L is defined by the Zener diodes ZD1 and ZD2. and when it exceeds the voltage that the switch element Q1 is to conduct. The resistors R1 to R3 limit the current flowing through the human body to prevent electric shock. Here, since a series circuit of a plurality of resistors R1 to R3 is used, even if one of the resistors R1 to R3 is short-circuited, the remaining resistors are inserted between the terminal L and the touch electrode 6, and Is prevented. A series circuit of a resistor R6, a light emitting diode LED1 as a polarity display unit, and a switch element Q2 composed of an npn-type transistor is also connected between the terminals L and N via a diode D1, and the base of the switch element Q2 is It is connected to a connection point between the resistors R4 and R5.
[0015]
In the above-described configuration, when the switch element Q1 is turned on, the switch element Q2 is turned on and the light emitting diode LED1 is turned on. That is, when the power supply voltage electrode is connected to the terminal L while the touch electrode 6 is in contact with the human body, the potential difference between the terminal L and the touch electrode 6 exceeds the breakover voltage of the Zener diodes ZD1 and ZD2. is set, the switch element Q1 at this time conducts. As a result, the switch element Q2 is also turned on, and the light emitting diode LED1, which is the polarity display unit, is turned on. Conversely, when the light emitting diode LED1 is turned on, it can be confirmed that the terminal L is connected to the power supply voltage pole of the outlet 4.
[0016]
Incidentally, a series circuit of three resistors R7, R8 and R9 as a detection impedance element is also connected between the terminals L and E via a diode D1. The connection point of the resistors R8 and R9 is connected to a terminal N via a series circuit of a diode D3 and two resistors R10 and R11. A zener diode ZD3 is connected to the resistor R11 in parallel. Further, the connection point of the two resistors R10 and R11 is connected to the base of a switch element Q3 formed of an npn-type transistor. The Zener diode ZD3 provides a reference voltage, and when the voltage across the resistor R11 reaches the breakover voltage of the Zener diode ZD3, the switch element Q3 turns on. That is, a voltage detection circuit is formed by the switch element Q3 and the Zener diode ZD3. A series circuit of a resistor R12 and a capacitor C1 and a resistor R14 are connected in parallel to the collector and the emitter of the switch element Q3. A resistor R13 is connected in series with the resistor R14, and a series circuit of the resistors R13 and R14 is connected between the terminals L and N via a diode D1. A series circuit of a resistor R15, a light emitting diode LED2 as a ground indicator, and a switch element Q4 composed of an npn-type transistor is connected in parallel to the series circuit of the resistors R13 and R14, and a connection point between the resistors R13 and R14 and the switch element Q4. A resistor R16 is inserted between the base and the base.
[0017]
Here, the resistors R7, R8, R10 and R11 are set such that the voltage across the resistor R11 reaches the breakover voltage of the Zener diode ZD3 when the terminal E is not grounded. Conduct. When the switching element Q3 is turned on, the capacitor C1 is discharged, so that the switching element Q4 is turned off, and as a result, the light emitting diode LED2 is turned off. On the other hand, since a series circuit of resistors R7, R8 and R9 is inserted between the terminals L and E, when the impedance between the terminal E and the ground becomes small, the voltage across the resistor R11 becomes the breakover voltage of the Zener diode ZD3. Lower than. The impedance when the voltage across the resistor R11 is lower than the breakover voltage of the Zener diode ZD3 is set to 500Ω. This value is a value specified as a third-class grounding resistance in the case of using an earth leakage breaker according to the technical standards of electrical equipment and the extension rules. Thus, when the terminal E is grounded, the switch element Q3 is turned off and the capacitor C1 is charged through the resistor R12, and when the time determined by the capacitor C1, the resistors R12, R13, etc. has elapsed, the switch element Q4 is turned off. Turn on. In short, as shown in FIG. 3, the collector voltage of the switching element Q3 is at the H level when the impedance is 500Ω or less, and goes to the L level when the impedance is 500Ω or more. As a result, when the impedance is 500Ω or less, the light emitting diode LED2 is turned on. As described above, when the light emitting diode LED2 is turned on, it is possible to know that the terminal E is grounded. Therefore, when the terminal E is connected to the grounding pole corresponding to the outlet 43 of the outlet 4, When the ground terminal and the ground terminal 44 are securely grounded, the light emitting diode LED2 is turned on, and it can be confirmed that the wiring system is correctly connected.
[0018]
A series circuit of resistors R17 and R18 is connected between the terminals L and N via a rectifier DB1 composed of a diode bridge, and the output voltage of the rectifier DB1 is divided by the resistors R17 and R18. Further, the voltage between both ends of the resistor R18 is smoothed by the capacitor C2 and applied to the non-inverting input terminals of two comparators CP1 and CP2 using an operational amplifier via the resistor R21. The voltage across the series circuit of the resistors R17 and R18 is smoothed by the capacitor C3 through the parallel circuit of the resistors R19 and R20. The voltage across the capacitor C3 is made constant by the series circuit of the Zener diode ZD4 and the diode D4. Voltage is divided by a series circuit of three resistors R22, R23 and R24, and a reference voltage is applied to inverting input terminals of the comparators CP1 and CP2. Resistors R25 and R26 are connected between the output terminals of the comparators CP1 and CP2 and the non-inverting input terminals, respectively. Hysteresis is provided to the comparators CP1 and CP2 by the resistors R25 and R26. The comparators CP1 and CP2 are provided to identify whether the effective value of the voltage applied between the terminals L and N is 100 V or 200 V. For example, the comparator CP1 outputs when the voltage between the terminals L and N is 90 V or more. Is set to the H level, and the output of the comparator CP2 is set to the H level when the voltage between the terminals L and N is 113 V or more. A series circuit of a resistor R27 and a light emitting diode LED3 is connected between the output terminals of the comparators CP1 and CP2, and a series circuit of a resistor R28 and a light emitting diode LED4 is connected between the output terminal of the comparator CP2 and the negative electrode of the rectifier DB1. Is connected.
[0019]
Therefore, when the voltage between the terminals L and N is 100 V, the output of the comparator CP1 is at the H level and the output of the comparator CP2 is at the L level, so that only the light emitting diode LED3 is turned on as shown in FIG. , N are 200V, the outputs of both comparators CP1 and CP2 both become H level, so that only light emitting diode LED4 is turned on. As described above, since both the light emitting diodes LED3 and LED4 are selectively turned on according to the voltage applied to the terminals L and N, the power consumption is reduced as compared with the case where both are turned on at the same time. If a configuration is adopted in which one light emitting diode is turned on when the voltage between the terminals L and N is 100 V and two light emitting diodes are turned on when the voltage is 200 V, the light emitting diode that is turned off when the voltage is 100 V May be mistakenly recognized as 100 V even though 200 V is applied, but by adopting the above configuration, the voltage of 2 V may be changed according to the voltage between the terminals L and N. Since the two light emitting diodes LED3 and LED4 emit light alternatively, this kind of misunderstanding does not occur. Further, since the comparators CP1 and CP2 are provided with hysteresis by the resistors R25 and R26, when the output goes to the H level, the state is maintained, and flickering of the light emitting diodes LED3 and LED4 due to voltage fluctuation is prevented.
[0020]
As described above, by using this device, the polarity of the outlets 41 and 42 of the outlet 4, the grounding state of the outlet 43 or the ground terminal 44, and the voltage between the power supply voltage pole and the power supply grounding pole are reduced. Each of them can be identified by the lighting state of the light emitting diode LED1, LED2, LED3, LED4.
[0021]
By the way, the present device is provided with a pseudo earth leakage circuit for generating an earth leakage in a pseudo manner. The pseudo earth leakage circuit includes a rectifier DB2 composed of a diode bridge connected between terminals L and E. A thyristor SCR as a switch element and a diode D5 are provided between output terminals of the rectifier DB2 via a resistor R29 as an impedance element. series circuit of is connected. A surge absorber Z3 is connected between the input terminals of the rectifier DB2, and a snubber circuit composed of a series circuit of a resistor R30 and a capacitor C4 is connected in parallel to a series circuit of the thyristor SCR and the diode D5. This thyristor SCR is controlled via a one-shot circuit so that when a switch SW having a mechanical contact is turned on, it is turned on for a specified conduction time.
[0022]
Further, the pseudo earth leakage circuit includes a rectifier DB3 composed of a diode bridge connected between the terminals L and N, a resistor R34 and a capacitor C7 for smoothing the output of the rectifier DB3, and a Zener diode for making the voltage across the capacitor C7 constant. a control power supply comprising a Metropolitan ZD5. The output of the control power supply is connected to a one-shot circuit via a switch SW. The one-shot circuit includes a switch element Q5 composed of a pnp transistor. The gate of the thyristor SCR is connected to the collector of the switch element Q5 via a resistor R31. A capacitor C5 is connected between the gate of the thyristor SCR and the cathode of the diode D5, and the noise of the gate signal to the thyristor SCR is removed by the resistor R31 and the capacitor C5. Further, a resistor R35 is connected between the output terminals of the control power supply via a switch SW, and a series circuit of a resistor R33 and a capacitor C6 is connected to the resistor R35 in parallel. The base of the switch element Q5 is connected to the connection point between the resistor R33 and the capacitor C6, and is made conductive when the terminal voltage of the capacitor C6 is reduced.
[0023]
Therefore, when the switch SW is turned on as shown in FIG. 5A, the voltage across the resistor R35 rises as shown in FIG. 5B, and the capacitor C6 is charged via the resistor R33 as shown in FIG. 5C. Then, the voltage across the capacitor C6 rises with time. Here, since the switching element Q5 is conducting, the output of the control power supply is given to the gate of the thyristor SCR through the switch SW and the switching element Q5, and the thyristor SCR is conducting, as shown in FIG. Thereafter, as the capacitor C6 is charged, the base-emitter voltage of the switching element Q5 decreases as shown in FIG. 5D, so that when the base-emitter voltage decreases to Vf to the extent that the conduction state of the switching element Q5 cannot be maintained. When the above-described conduction time ends, the switching element Q5 is turned off, and the thyristor SCR is turned off at the zero cross point of the commercial power supply. That is, the thyristor SCR is turned on at the same time when the switch SW is turned on, and the thyristor SCR is turned off after the conduction time defined by the resistors R33 and R35 and the capacitor C6 elapses. When the switch SW is turned off, the capacitor C6 is discharged through the resistors R33 and R35. Therefore, when the switch SW is turned on when the voltage across the capacitor C6 drops to such an extent that the switch element Q5 can be turned on, the thyristor SCR and can again be turned on. However, the conduction time in this case changes according to the amount of charge remaining in the capacitor C6, and the time interval between the time when the switch SW is turned off and the time when the switch SW is next turned on is set such that the residual charge of the capacitor C6 becomes almost zero. When the time is shorter than the rest time, which is a time until the current time becomes shorter, the conduction time also becomes shorter.
[0024]
That is, as shown in the left half of FIG. 6, even if the switch SW is kept turned on (see FIG. 6A), the time during which the thyristor SCR is turned on as shown in FIG. It becomes t1. On the other hand, as shown in the right half of FIG. 6, when the switch SW is turned on and off in a relatively short time (see FIG. 6A), the terminal voltage of the capacitor C6 is not sufficiently reduced. switching off of the switching element Q5 and the voltage rises in a short time. As a result, as shown in FIG. 6B, the conduction time tx during which the thyristor SCR is turned on is shortened. By such an operation, it is possible to prevent the internal circuit from being overheated due to the current flowing between the terminals L and E when a pseudo leakage state occurs.
[0025]
As described above, the terminals L and N corresponding to the power supply voltage pole and the power supply ground pole are connected to the internal circuit via the fuses F1 and F2, and the terminal E has no fuse. Therefore, since the internal circuits are connected to terminals L and N corresponding to the power supply voltage pole and the power supply ground pole via fuses F1 and F2, terminals L and N, terminals L and E, and terminal N are connected, for example, due to incorrect connection. , E, and even if an overcurrent flows when the insertion blades 21 and 22 are inserted into the outlets 41 and 42 of the outlet 4, the fuses F1 and F2 are blown. Internal circuits are protected. Further, if any one of the fuses F1 and F2 is blown, a light emitting diode as a polarity display section even when touching the touch electrode 6 regardless of the polarity of the insertion blades 21 and 22 with respect to the insertion ports 41 and 42 of the outlet 4. Since the LED 1 is not turned on, it is possible to know that the fuses F1 and F2 have blown. Here, if a fuse is also provided at the terminal E, there is no means for detecting that the fuse has blown, so that it is not possible to know whether the wiring is wrong on the outlet 4 side or the outlet checker is faulty. Further, even if the switch SW is turned on, it is not possible to artificially cause a leakage, and the leakage breaker does not operate. Therefore, in this case, it is impossible to know whether the failure is the failure of the leakage breaker or the outlet checker. Therefore, by not providing a fuse at the terminal E, this kind of problem is avoided.
[0026]
The above-described circuit section is divided and mounted on two large and small circuit boards 61 and 62 each composed of a printed wiring board housed in the housing 1, as shown in FIG. Each of the light emitting diodes LED1, LED2, LED3, and LED4 is mounted on the larger circuit board 61, and the pseudo leakage circuit is mounted on the smaller circuit board 62. However, the switch SW is attached to the circuit board 61 and is connected to the pseudo earth leakage circuit via the connection line 63.
[0027]
The body 1 is formed by combining a body 11 and a case 12 that are divided into two in the thickness direction. A cutout window 13 is formed on one side in the width direction, and an exposure window 14 is formed on the other side. It is formed. From the cutout window 13, an operation protrusion 15 a of the slide handle 15 movable in the longitudinal direction of the body 1 is exposed.
[0028]
The slide handle 15 has a rectangular plate shape as shown in FIG. 9, and has a peripheral portion between the guide rib 1 a formed inside the body 1 and substantially parallel to the peripheral wall of the body 1 and the peripheral wall of the body 1. It held, and is movable in the longitudinal direction of the device body 1. The slide handle 15 is provided with a push piece 15b protruding inside the body 1, and when the slide handle 15 is slid, the switch SW is pressed by the push piece 15b. That is, a momentary push button switch (that is, a switch that is turned on only during a push operation) is used as the switch SW, and the push piece 15b of the slide handle 15 is provided at a position where the push button 15c of the switch SW can be pushed. . A spring receiving piece 15d protrudes from a part of the slide handle 15, and the spring receiving piece 15d functions as a spring seat for receiving one end of a return spring 16 formed of a coil spring. A spring holding rib 11a is formed on the inner surface of the bottom wall of the body 11 so as to house the return spring 16, and the return spring 16 is held between the spring holding rib 11a and the spring receiving piece 15d. Will be. The return spring 16 urges the push piece 15b of the slide handle 15 in a direction to separate the push piece 15b from the push button 15c of the switch SW. When no operation force is applied to the slide handle 15, the switch SW is kept off. It has become.
[0029]
On the other hand, the touch window 6 formed of a conductive plate (usually a metal plate) is exposed in the exposure window 14. The touch electrode 6 is fixed to the body 1 by holding a peripheral portion of the touch electrode 6 in a holding groove 1 b formed in a peripheral wall of the body 1. Further, a jack 5 is attached to one end of the body 1 in the longitudinal direction. By providing the touch electrode 6 on the opposite surface side of the slide handle 15 in this manner, the operation of the slide handle 15 and the touch of the touch electrode 6 can be performed with one hand, and the operability is good. In particular, since the slide handle 15 is located on the right side, it can be operated with the thumb when the person is right-handed, and the operation is also easy in this respect.
[0030]
By the way, a two-pole plug portion 2 and a grounding plug portion 3 are provided at the other end (front end when held by hand) of the body 1 in the longitudinal direction. The two-pole plug portion 2 includes a pair of support plates 23 mounted on the circuit board 61 and arranged in parallel, and insertion blades 21 and 22 are rotatably mounted on opposing surfaces of both support plates 23, respectively. You. Here, the insertion blades 21 and 22 correspond to the terminals L and N in the above-described circuit unit, respectively. A cutout groove 61a having an open front end is formed at a portion corresponding to the two-pole plug portion 2 on the circuit board 61, and two fixing projections 61b are formed at the front end of the inner edge of the cutout groove 61a. It is projected. The two support plates 23 have L-shaped connection pieces 23a protruding in directions away from each other, and also have fixing holes 23b fitted into fixing projections 61b, and the connection pieces 23a from below the circuit board 61 in FIG. Is inserted into the circuit board 61 and the fixing holes 23b are fitted into the fixing projections 61b, whereby the circuit board 61 is firmly fixed to the circuit board 61.
[0031]
A movable body 24 made of an insulating material such as a synthetic resin is sandwiched between the two support plates 23, and a part of each of the insertion blades 21 and 22 is fitted into mounting grooves 24 a provided on both side surfaces of the movable body 24. Thus, the insertion blades 21 and 22 and the movable body 24 can be integrally rotated. That is, the insertion blades 21 and 22 are rotatable with respect to the support plate 23 while maintaining the positional relationship with respect to the movable body 24. At the front end of the cover 12 in FIG. 8, a storage groove 12a for storing the movable body 24 is formed, and behind the storage groove 12a, a storage recess 12b opened to the upper surface of the cover 12 is formed. A partition 12c is formed between the storage groove 12a and the storage recess 12b, and an insertion groove 12d into which the insertion blades 21 and 22 can be inserted is formed at both ends of the partition 12c.
[0032]
Thus, the insertion blades 21 and 22 are protruded from the front surface of the container 1 as shown in FIG. 10A, and are retracted from the front surface by being stored in the storage recess 12b as shown in FIG. 10B. It becomes rotatable between. In a state where the insertion blades 21 and 22 are stored in the storage recesses 12b, the respective insertion blades 21 and 22 are inserted into the insertion grooves 12d, so that the partition wall 12c is interposed between the insertion blades 21 and 22. That is, even if an external force acts in a direction in which the insertion blades 21 and 22 are brought closer to each other, the insertion blades 21 and 22 abut on the partition wall 12c, and the deformation of the insertion blades 21 and 22 is prevented. Further, the left and right width of the storage recess 12b is formed to be larger than the interval between the insertion blades 21 and 22, and as shown in FIG. 11, the insertion blades 21 and 22 can be pinched and rotated by a fingertip. It has become. At this time, an external force acts in a direction to bring both the insertion blades 21 and 22 closer to each other, but the presence of the partition wall 12c prevents the insertion blades 21 and 22 from being deformed.
[0033]
On the other hand, the grounding plug portion 3 includes a receiving spring 32 mounted so as to straddle a pair of connecting projections 61c provided behind the fixing projection 61b in the cutout groove 61a formed in the circuit board 61. Here, receiving the spring 32 is equivalent to the terminal E of the circuit units described above. The receiving spring 32 has a connecting piece 32a projecting left and right at a rear end thereof, and a U-shaped blade receiving portion 32b opened downward in FIG. 8 at a front end thereof. The insertion blade 31 is axially attached to the body 11 by a shaft pin 33, and protrudes forward of the body 1 through a cutting groove 11b provided on the lower surface of the body 11 as shown in FIGS. It is rotatable between a position where it is stored in a storage recess 11c provided on the lower surface of the body 11 (FIG. 14 shows a state intermediate between both positions). That is, the insertion blade 31 is rotatable between a position protruding from the front surface of the housing 1 and a position retracting from the front surface of the housing 1. As shown in FIG. 15, the blade receiving portion 32b of the receiving spring 32 is exposed in the cut groove 11b, and at a position where the insertion blade 31 projects from the front surface of the body 1, the insertion blade 31 is By being inserted into 32b, the receiving spring 32 and the insertion blade 31 are electrically connected. Conversely, since the insertion blade 31 is not connected to the receiving spring 32 until it protrudes from the front surface of the body 1, the switch SW is turned on in a state where the insertion blade 31 is stored in the storage recess 11c. Sometimes, even if a finger touches the insertion blade 31, there is no electric shock. The storage recess 11c for storing the insertion blade 31 is also formed to have such a width that the fingertip can be inserted and the insertion blade 31 can be pulled out. The lower surface of the storage groove 12 a provided in the cover 12 is covered with the insulating plate 17, and the insulating plate 17 maintains an insulating distance between the receiving spring 32 and the support plate 23.
[0034]
As described above, the two-pole plug portion 2 including the insertion blades 21 and 22 and the grounding plug portion 3 including the insertion blade 31 are different from the storage recesses 12b provided on the front and back surfaces of the body 1, respectively. 11c, it is possible to insert and remove from the body 1 separately. For example, when the outlet 4 has only two insertion ports 41 and 42, the insertion blade of the two-pole plug portion 2 If only the outlet 21 and 22 can be used by projecting from the body 1 and the outlet 4 has the outlet 43 serving as a grounding electrode and has three outlets 41, 42 and 43, it is used for grounding. plug portion 3 be protruded from the base 1 may be used. Further, when the outlet 4 is provided with the ground terminal 44, the outlet 4 can be connected to the ground terminal 44 using the ground wire 50. In short it is enabled corresponding to the outlet 4 of various forms. In addition, since the insertion blades 41, 42, 43 do not protrude from the body 1 when not in use, the packaging and form are facilitated and the appearance is good.
[0035]
When the lengths of the outlets 41 and 42 provided in the outlet 4 are made different in the longitudinal direction, it is general that the power supply ground electrode is made larger than the power supply voltage electrode. Therefore, the width dimension of the insertion blade 22 is set to be larger than the width dimension of the insertion blade 21, so that when the insertion blades 21 and 22 are inserted into the insertion ports 41 and 42 of the outlet 4, The connection with the polarity can be prevented.
[0036]
In the above example, whether or not the terminal E is grounded is determined based on the voltage divided by the resistors R7, R8, and R9, but one end is connected to the terminal E as shown in FIG. A constant current is supplied from the current source Is to the resistor R0, and a change in the terminal voltage of the resistor R0 when the terminal E is grounded is detected by the voltage detection circuit DV, so that the light emitting diode LED2 is turned on. Is also good.
[0037]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, there are provided a power supply voltage pole, a power supply ground electrode, and a power supply ground electrode provided in an outlet, and three insertion blades respectively insertable into the insertion holes, and a touch provided so that a part of a human body can be contacted. When the human body touches the electrode and the touch electrode, the insertion blade corresponding to the power supply voltage pole is connected to the power supply voltage pole of the outlet. Is grounded, a grounding display unit for displaying this, and a series circuit of an impedance element and a switch element connected between the insertion blade corresponding to the power supply voltage electrode and the insertion blade corresponding to the grounding electrode. A pseudo-leakage circuit having a switch element that can be turned on and off by operation of an operation unit, and two insertion blades corresponding to a power supply voltage pole and a power supply ground pole are arranged in a positional relationship corresponding to an outlet of an outlet. 2-pole plug projecting from the body and ground When the insertion blade corresponding to the above is arranged in a positional relationship corresponding to the outlet of the outlet together with the plug for the two poles, the position to be protruded from the body and when inserting the plug for the two poles into the outlet of the outlet And a grounding plug part that is movable with respect to the body between a position where it is retracted to a position where it does not protrude toward the outlet.At the position where the grounding plug retreats the insertion blade corresponding to the grounding pole toward the body side, the insertion blade corresponding to the grounding pole is disconnected from the series circuit of the impedance element and the switch element, and the insertion blade is mounted on the body. in a position to protrude from being connected in series circuit with the insertion blade impedance element and a switch element corresponding to the ground electrodeThings. According to this configuration, when the insertion blade of the two-pole plug portion is inserted into the outlet of the outlet and touches the touch electrode, when the outlet is correctly connected to the wiring system, it is displayed by the polarity display portion. It is possible to know whether or not the polarities of the outlet of the outlet and the wiring system are correctly connected. In addition, it is equipped with an insertion part corresponding to the grounding pole of the outlet, and when this insertion part is grounded, it is displayed on the grounding display, so it is necessary to know whether the grounding pole of the outlet is securely grounded. Can be. In addition, a pseudo earth leakage circuit is provided, and when the operation unit is operated, the switch element is turned on and the power supply voltage pole and the power supply ground pole are connected via the impedance element, so that a pseudo earth leakage is caused in the wiring system. It can be generated, allowing operation test of the earth leakage breaker. In short, it is possible to use one device to inspect the polarity of the outlet of the outlet and to check whether the grounding electrode is securely grounded and to perform the operation test of the earth leakage breaker. Thus, three types of inspections can be performed, and workability of inspection work after electric work is improved. In addition, since the grounding plug part can retreat the insertion blade corresponding to the grounding pole to a position where it does not protrude from the body toward the outlet side, the plug of the two-pole plug part is inserted in the outlet without the grounding pole. Only the blade can be protruded from the body, and the inspection work can be performed even with this type of outlet.Here, when Sakomiha is that because not connected to the series circuit of the impedance element and the switch element retracts the insertion blade bowl body side when the plug portion for grounding is to retract the plug blade vessel side Even if the fingertip or the like touches the insertion blade, electric shock is prevented when the operation unit is operated to generate a pseudo-leakage.
[0039]
Claim 2The invention of claimOneAccording to the present invention, there is provided a ground wire connecting portion which is electrically connected to the ground pole insertion blade and to which a ground wire can be connected. According to this configuration, even when the outlet does not have a grounding electrode outlet and is provided with a grounding terminal, it is determined whether the grounding terminal is reliably grounded by connecting to the grounding terminal via the grounding wire. generation of inspection and pseudo-leakage is possible.
[0040]
Claim 3The invention of claim 1Or claim 2In the present invention, each of the insertion blades constituting the two-pole plug portion is formed to have a size different in size from the size of the outlet of the outlet. In general, the outlets of the power supply voltage pole and the power supply ground pole of the outlet have different opening dimensions, so by adopting this configuration, the direction of insertion into the outlet of the outlet is determined uniquely. Erroneous connection at the time of checking the connection polarity can be prevented, and workability is improved.
[0041]
Claim 4The invention of claim 1 to claim 1Claim 3In the invention, the two-pole plug portion and the grounding plug portion are rotatable between a position where the insertion blade protrudes from one surface of the body and a position where the insertion blade retreats from one surface. The insertion blades of the two-pole plug part and the grounding plug part are stored on the two sides of the vessel adjacent to the plug at the position where the two-pole plug part and the grounding plug part are retracted, respectively. Each of the storage recesses is formed in such a size that the insertion blade between the two-pole plug portion and the grounding plug portion can be picked with a fingertip. Storage recesses are formed to accommodate the insertion blades provided in the two-pole plug portion and the grounding plug portion, and the insertion blades can be picked in each of the storage recesses. It is easy to take out the insertion blade. In addition, since each storage recess is provided on each different side of the body, the insertion blades of the two-pole plug portion and the grounding plug portion can be separately inserted and removed, which is convenient. is there.
[0042]
Claim 5The invention ofClaim 4In the invention, a partition wall is provided between the two insertion blades and keeps a distance between the two insertion blades when the insertion blade of the two-pole plug portion is stored in the storage recess. Things. Since the partition wall located between the insertion blades of the two-pole plug portion is provided, when the two insertion blades are picked with a fingertip in order to pull out the insertion blade from the storage recess, there is a gap between the two insertion blades. Even if an external force in the direction of reducing the distance acts, the deformation of the insertion blade is prevented by the insertion blade contacting the partition.
[0043]
Claim 6The invention of claim 1 to claim 1Claim 5In the invention of the above, the touch electrode and the operation unit are exposed on the side surfaces adjacent to the surface on which the insertion blade projects and opposite to each other in the body, and the operation of the operation unit and the touch electrode Touch operation can be performed with one hand, and there is an advantage that operability is good.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external perspective view of an embodiment of the present invention as viewed from the front.
FIG. 2 is a circuit diagram of the same.
FIG. 3 is an operation explanatory diagram of the above.
FIG. 4 is an operation explanatory diagram of the above.
FIG. 5 is an operation explanatory view of the above.
FIG. 6 is an operation explanatory view of the above.
FIG. 7 is an external perspective view of the same as viewed from the rear.
FIG. 8 is an exploded perspective view of the same.
FIG. 9 is an exploded perspective view of an essential part of the above.
10A is a perspective view showing a state where the insertion blade is protruded, and FIG. 10B is a perspective view showing a state where the insertion blade is retracted.
FIG. 11 is a perspective view of the upper surface of the above.
12 is a perspective view of a lower surface side of the same.
FIG. 13 is a sectional view of a main part of the above.
FIG. 14 is a sectional view of a main part of the above.
FIG. 15 is a front view of a main part of the above.
FIG. 16 is a main part circuit diagram showing another configuration example of the above.
[Explanation of symbols]
1 body
2 Plug for 2 poles
3 Grounding plug
4 outlets
6 Touch electrodes
15 Slide handle (operation unit)
21, 22, 23 insertion blade
41, 42, 43 outlet
LED1 Light emitting diode (polarity display)
LED2 light emitting diode (ground indicator)
R29 resistance (impedance element)
SCR thyristor (switch element)
SW switch

Claims

Respectively insertable three insertion blades into the insertion port of the power supply voltage electrode and the power supply ground electrode and the ground electrode provided on the outlet, a touch electrode disposed so as to be in contact with part of a human body, a human body touch electrode This There the insertion blades corresponding to the supply voltage poles when in contact is connected to the supply voltage poles outlet and polarity display unit that displays this, when the insertion portion corresponding to the ground electrode is grounded And a series circuit of an impedance element and a switch element connected between the insertion blade corresponding to the power supply voltage electrode and the insertion blade corresponding to the ground electrode, and the operation of the operation unit. A pseudo-leakage circuit capable of turning on and off a switch element, and a two-pole protruding from the body by arranging two insertion blades corresponding to a power supply voltage pole and a power supply ground pole in a positional relationship corresponding to a receptacle of an outlet. Plug part and insertion blade corresponding to the ground electrode At a position not projecting into the outlet side position and 2-pole plug unit to protrude from the arrangement to the device body with a two-pole plug unit in a positional relationship corresponding to the outlet of the outlet when inserting the outlet of the outlet and a ground plug portion for movable relative to the device body between a position to retract, in the position where the ground plug unit is retracted to the vessel side of the insertion blade which corresponds to the ground electrode corresponding to the ground electrode insertion blade is disconnected from the series circuit of the impedance element and the switch element, in a position to project the insertion blade from device body Ru is connected in series circuit with the insertion blade impedance element and a switch element corresponding to the ground electrode An outlet checker characterized in that:

The outlet checker according to claim 1, further comprising a ground wire connecting portion electrically connected to the ground pole insertion blade and connectable to a ground wire .

Each Sakomiha is claim 1 or claim 2 outlets checker wherein a formed in magnitude different dimensions to the dimensions of the receptacle outlets constituting the two-pole plug unit.

Wherein the said ground plug part and two-pole plug unit comprising rotatable between a position in which plug blade is retracted from the position and the one surface of plug blades projecting from one surface of the device body, wherein each plug blade with two 2-pole plug unit at a position retracted a plug blade with ground plug part and two-pole plug unit and the ground plug portion on a side surface of the vessel body adjacent to the one side two housing concavity for housing are formed, each housing recess, characterized in that it is formed to a size that can be pinched with fingertips an insertion blade and the ground plug portion and the two-pole plug unit The outlet checker according to any one of claims 1 to 3.

That the partition wall to keep the distance between the two insertion blades located between Ryosakomi blade when housed bayonet blade 2-pole plug unit into the housing recess is provided in the device body 請 Motomeko 4 Symbol placement of electrical outlets checker shall be the feature.

The claims 1, characterized in that the touch electrode and the operation unit respectively exposed on the side surface on the opposite side to each other a side of the insertion blade is adjacent to a surface which projects in the device body according to claim 5 outlet check mosquito according to any one.