JP3601615B2 - Projection height measurement method and device - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は突起部高さ測定方法及び装置に係り、特に半導体チップに多数形成されたバンプの高さを測定する方法及び装置に関する。
近年、半導体装置は大規模化しており、I/O手段として、バンプが多く使用されている。
【0002】
図7は、バンプを有する半導体装置10を示す。
半導体装置10は、半導体チップ11の裏面11a上に、多数のバンプ12が格子状に整列して設けられた構成である。各バンプ12は、図8に拡大して示すように、半導体チップ11の裏面11a上の電極13上に設けてある。
半導体装置10は、図9に示すように、バンプ12が、配線基板14上の電極(図示せず)と接合した状態で、フェイスダウンで実装される。
【0003】
こゝで、バンプ12の高さh(半導体チップ11の裏面11aからのバンプ12の頂部までの寸法)にばらつきがあると、上記搭載時に、接合不足の個所や、接合されない個所が生じて、搭載不良を起こしてしまう。
そこで、半導体装置10を実装する前の段階で、バンプの高さを各バンプ毎に測定して、そのばらつきの程度を検査することが必要となる。
【0004】
【従来の技術】
当初は、検査員が目視によってバンプの高さのばらつきを検査していた。
しかし、バンプが、径が約100μmと小さくなり、間隔が約200μmと密に並んだ現状においては、目視検査は困難となってきている。
そこで、目視検査に代わるものとして、バンプの高さ寸法を、一次元位置検出素子(PSD:Position Sensitive Detector)を使用し、三角測量の原理で測定する装置が提案されている。
【0005】
図10は、従来の測定装置20を概略的に示す。
21は結像レンズ、22は位置検出素子である。
レーザ光23は、所定の入射角iで入射され、図10の紙面に垂直方向に走査される。
走査時において、バンプ12の頂部12aで反射した反射レーザ光24は、結像レンズ21によって、位置検出素子22上の位置25に、光スポット26として結像される。半導体チップ11の面11bのうち、符号11b−1で示す個所で反射した反射レーザ光27は、同じく結像レンズ21によって、位置検出素子22上の位置28に、光スポット29として結像される。
【0006】
位置検出素子22は、光スポット26と29とが、中心線CLに関して対称の位置に形成されるような位置に配設してある。
位置検出素子22は、図11に示すように、細長矩形状を有し、受光面40の両側に帯状の電極41,42を有する構成である。
ここで、電極41,42が対向する方向(位置検出素子22の幅方向)をU1 方向とする。電極41,42の延在している方向(位置検出素子22の長さ方向)をU2 方向とする。
【0007】
レーザ光23を走査させたとき、半導体装置10で反射したレーザ光の受光面40上の光スポットは、図12に矢印30で示すように、矢印U1 方向に振られて移動しながら矢印U2 方向に進む。
受光面40に光スポットが形成されると、受光面40が光電変換を行ない、電極41,42より、光スポットの位置に応じた光電流I1 ,I2 が出力される。
ここで、電極41,42の間の寸法をA、電極41,42の間の中心線をCLとする。
【0008】
光スポット45が、中心線CLから電極42側へ寸法XA 偏倚した位置に形成されたと仮定する。
このときの光電流をI1 ,I2 とする
上記の寸法XA は、次式
【0009】
【数1】
【0010】
で求まる。
従って、図10中、位置25と位置28との間の寸法B(光スポットのU1 方向の移動量)は、上記(1)式に基づいて求まる。
実際には、光電流I1 ,I2 を、増幅回路50で増幅し、電流−電圧変換回路51で電圧V1 ,V2 に変換し、電圧V1 ,V2 を加減乗除している。
【0011】
図13中、位置27−1とバンプ頂部12aとの間の寸法に図10の結像レンズ21によって決まる光学倍率mを乗じた寸法は、上記の寸法Bと等しい。
一方、図13に示すように、バンプ12の高さ寸法hは、次式(2)で表わされる。
h=B・sinθ/m・sinα …(2)
で表わされる。
【0012】
なお、α=180°−2θである。
図10中、高さ演算回路52が、上記式(1),(2)の演算を行なう。
回路52から、バンプ12の高さ寸法hの高さ寸法データが出力される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
半導体チップ11の面11aの反射率とバンプ12の頂部12aの反射率との差違及び面11aと頂部12aの形状の差違等によって、半導体チップ11の面11aで反射したレーザ光27の光強度とバンプ12の頂部12aで反射した反射レーザ光24の光強度には差違ができている。反射レーザ光24の光強度は、反射レーザ光27の光強度に比べて極端に低くなっている。
【0014】
図12の走査軌跡において、線の太さが光強度を表わしており、太いことは光強度が大きいことを意味し、細いことは光強度が小さいことを意味する。
31は、半導体チップ11の面11aで反射した光強度の大きい反射レーザ光27の走査軌跡部分である。
32は、バンプ12の頂部12aで反射した光強度の小さい反射レーザ光24の走査軌跡部分である。
【0015】
光強度が小さい反射レーザ光24は、ノイズ等の影響を受け易い。
このため、図10に示す従来の測定装置20によれば、光スポットのU1 方向の移動寸法Bを精度良く求めることが出来ず、この結果、バンプ12の高さ寸法hを精度良く測定することが困難であった。
また、反射レーザ光27の光強度と反射レーザ光24の光強度の差が相当に大きいため、位置検出素子22として、ダイナミックレンジが大きいもの、即ち、高価なものを使用することが必要となっていた。
【0016】
そこで、本発明は、図12中、走査軌跡部分32を二点鎖線で示すように太くすることによって、上記課題を解決した、突起部高さ測定方法及び装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明の原理構成を示す。
図1に示すように、突起部高さ測定装置60は、レーザ源61と、レーザ光走査手段62と、反射レーザ光強度・反射レーザ光入射位置検出手段63と、変調手段64と、突起部高さ演算手段65と、制御手段66とを有する。
【0018】
レーザ源61は、光強度が一定である非変調レーザ光67−1、又は光強度が変化する変調レーザ光67−2を出射する。
レーザ光走査手段62は、レーザ光67−1(67−2)を、測定対象物68上で走査させる。測定対象物68は、基板69上に突起部70を有する構造である。
71−1は走査している非変調レーザ光、71−2は走査している変調レーザ光である。
【0019】
検出手段63は、走査非変調レーザ光71−1が、測定対象物68上で反射した反射レーザ光72−1、又は走査変調レーザ光71−2が測定対象物68上で反射した反射レーザ光72−2を受光して、反射レーザ光の強度と反射レーザ光の入射位置を検出する。
制御手段66は、レーザ光走査手段62の動作のタイミングを制御すると共に、非変調レーザ光67−1が走査したときには、検出手段63からの反射レーザ光強度変化情報に対して相補的な情報を変調手段64に供給する。
【0020】
変調手段64は、この情報に応じて、レーザ源61を動作させる。レーザ源61は、変調レーザ光67−2を出射する。変調レーザ光67−2は、反射レーザ光72−1のうち光強度が弱い場所を走査するときには、光強度が高くなるように変調されている。
また、制御手段66は、変調レーザ光67−2が走査したときに、検出手段63からの反射レーザ光入射位置情報を、突起部高さ演算手段65に供給する。
【0021】
突起部高さ演算手段65は、図10及び図13に示す三角測量の原理に基づいて、上記の反射レーザ光入射位置情報を演算して、突起部70の高さ寸法を算出する。
【0022】
【作用】
制御手段66及び変調手段64は、反射レーザ光72−2に、光強度の低い部分が存在しなくなるように作用する。
制御手段66及び突起部高さ演算手段65は、ノイズの影響の少ない情報によって突起部高さが演算されるように作用する。
【0023】
【実施例】
図2は、本発明の一実施例になる突起部高さ測定装置80を示す。
図中、図1,図10及び図11に示す構成部分と対応する部分には同一符号を付す。
突起部高さ測定装置80は、レーザ源61と、光偏向素子81と、発振器82と、リレーレンズ83,84と、対物レンズ85と、結像レンズ21と、位置検出素子22Aと、ステージ86と、測定結果表示装置87とマイクロコンピュータ88とを有する。
【0024】
また、レーザ光源61に関連して、変調回路89が設けてある。
位置検出素子22Aは、図10中の位置検出素子22に比べて、ダイナミックレンジが狭い特性を有するものである。ダイナミックレンジが狭い特性を有するものでも足りる理由については後述する。
また、位置検出素子22Aに関連して増幅回路50、電流−電圧変換回路51及びアナログ−デジタル変換回95が設けてある。
【0025】
なお、位置検出素子22Aの一の電極41から取り出される光電流I1 と別の電極42から取り出される光電流I2 とを加算すると、その時々における反射レーザ光の光強度が得られる。
また、ステージ86に関連して、ステージ86をX方向に移動させるステージ移動機構90が設けてある。
【0026】
マイクロコンピュータ88は、CPU91とメモリ92とを有する構成であり、図1中、制御手段66と、突起部高さ演算手段65とを構成し、装置80全体の動作を制御する。
光偏向素子81及び発振器82が、図1中のレーザ光走査手段62を構成する。
【0027】
光偏向素子81は、図3に示すように、TeO2 音響光学媒体100に、トランスジューサ101及び吸音材102が被着された構造を有する。発振器82よりの信号がトランスジューサ101に加えられると、超音波進行波103が音響光学媒体100内を伝搬し、入射するレーザ光67−1(67−2)が回折によって偏向され、即ち、角度変調され、Y方向に走査する走査レーザ光71−1(71−2)が出射する。
【0028】
なお、位置検出素子22Aの電極41,42から出力される電流を加算することによって、反射レーザ光66の強度が得られる。従って、位置検出素子22Aは、反射レーザ光66が入射した位置の情報と、反射レーザ光66の光強度の情報を出力する。
従って、図2中、位置検出素子22A、増幅回路50、電流−電圧変換回路51及びアナログ−デジタル変換回路95が、図1中の反射レーザ光強度の反射レーザ光入射位置検出手段63を構成する。
【0029】
レーザ源61、光偏向素子81、リレーレンズ83,84、対物レンズ85は、レーザ光が、ステージ86に対して所定の入射角度が入射するように、且つ、レーザ光がY方向に走査するように配置してある。
結像レンズ21及び位置検出素子22Aは、ステージ86上の半導体装置10で反射した反射レーザ光72−1(72−2)を受光するように配置してある。位置検出素子22Aは、電極40,41がY方向に延在する向きで設けてある。
【0030】
次に、上記構成になる突起部高さ測定装置80を使用して、半導体装置のバンプの高さ寸法を測定するときの動作について説明する。
まず、半導体装置10を、図2に示すように、バンプ12が上方を向いた向きでステージ86上に固定し、ステージ86を垂直軸に関して適宜回動させて調整して、バンプ12の列をY方向と一致させる。
【0031】
この後、装置80は、マイクロコンピュータ88に制御されつつ動作し、個々のバンプ12の高さ寸法の測定がなされる。
以下に述べる第1の走査工程において、レーザ光は、点Q1 から点Q2 までをし走査し、第2の走査工程においても、レーザ光は、上記と同じ点Q1 から走査を開始し、点Q2 まで走査する。
【0032】
このことが前提で、第1の走査によって、バンプ12−1,12−2の位置が、走査開始時点からの時間的な位置として求められ、第2の走査時にバンプ12−1,12−2を走査するときに、レーザ光の光強度が高くなるようにすることが可能となっている。
図4は、図2中、Y方向に並んだ二つのバンプ12−1と12−2の高さ寸法を測定する手順を示す。
【0033】
▲1▼ 第1の走査工程120
変調回路89は動作していず、レーザ源61は変調されていず、図5(A)中、線I−1で示すように、光強度が一定(S1 )の非変調レーザ光67−1を出射する。
こゝで、非変調レーザ光67−1の光強度S1 は、半導体チップ11の面11aで反射したレーザ光の光強度が、位置検出素子22Aの検出特性の飽和レベルより低い値となるように定めてある。
【0034】
一方、発振器72の発振周波数は、図5(B)中線II−1で示すように、直線的に増加するように変化される。これにより、非変調レーザ光67−1は、光偏向素子81によってY方向に振られて、図5(C)の左側の図に示すように走査する非変調レーザ光71−1となり、これが、位置Q1 から位置Q2 まで軌跡110に沿って、バンプ12−1,12−2の頂部と半導体チップ11の面11a上を順次走査する。
【0035】
▲2▼ バンプ位置検出工程121
第1の走査工程120における半導体装置10からの反射レーザ光72−1は、位置検出素子22A上を、図5(D)の左側の図に矢印130で示すように走査する。
131−1は、チップ11からの反射レーザ光が走査した部分である。
【0036】
132−1は、バンプ12−1又は12−3の頂部からの反射レーザ光が走査した部分である。
こゝで、走査した部分131−1,132−2を示す線の太さは、図12に示した場合と同じく、光強度を表わし、太い線は、光強度が大きいこと、細い線は、光強度が小さいことを夫々表わしている。
【0037】
図5(D)の左側の図から、バンプ12−1,12−2の頂部で反射したレーザ光は、光強度が小さいことが分かる。
位置検出素子22Aの各電極41,42からの出力される電流を加算することによって、図5(E)中、線III −1に示す光強度情報を得る。
133−1は、チップ11からの反射レーザ光の光強度S10を表わす部分であり、134−1は、バンプ12−1,12−2の頂部からの反射レーザ光の光強度S11を表わす部分である。光強度S10とS11とは、大きい差を有する。
【0038】
光強度の変化の情報を、回路50,51,95を介した後、メモリ92に記憶させる。
第1の走査が開始した時刻t0 から、部分134−1が表われるまでの時間T1 ,T2 によって、バンプ12−1,12−2の位置が、時間的情報としてメモリ92に記憶される。
【0039】
▲3▼ 第2の走査工程122
メモリ92に記憶されている光強度変化の情報を取り出して、変調回路89に加える。
レーザ源61は、変調回路89によって、光強度の低い部分について光強度を上げるように、即ち、図5(D)の線III −1に示す光強度の変化とは相補的に変調される。これにより、レーザ源61は、光強度が図5(A)中、線I−2で示すように変化する変調レーザ光67−2を出射する。変調レーザ光67−2は、反射レーザ光72−1の光強度が低い部分に対応する部分の光強度が大きいように変化する。即ち、変調レーザ光67−2は、丁度バンプ12−1の頂部及びバンプ12−2の頂部を走査しようとするときに、光強度が増大するように変化する。
【0040】
一方、発振器72の発振周波数は、図5(B)中、線II−2で示すように、上記▲1▼の工程120の場合と同様に、直線的に増加するように変化される。また、ステージ86は静止している。
これにより、変調レーザ光67−2は、光偏向素子81によってY方向に振られ、走査変調レーザ光71−2となり、これが、図5(C)の右側の図に示すように、上記▲1▼の工程120の場合と同様に位置Q1 とQ2 の間を、上記の軌跡100と同じ軌跡100に沿って、バンプ12−1,12−2の頂部と半導体チップ11の面11a上を順次走査する。
【0041】
第2の走査が第1の走査と全く同じであることにより、第2の走査の開始時点t10を基準として、レーザ源61を変調させることによって、走査変調レーザ光71−2は、光強度が大となったときに、丁度、バンプ12−1の頂部及びバンプ12−2の頂部を走査する。
▲4▼ バンプ高さ寸法演算工程123
第2の走査工程122における半導体装置10からの反射レーザ光72−2は、位置検出素子22A上を、図5(D)の右側の図に矢印130で示すように走査する。
【0042】
このときの位置検出素子22Aの各電極41,42から取り出される情報に基づいて、三角測量の原理で、演算を行なう。
演算によって得たバンプ12−1,12−2の高さ寸法測定結果を表示装置87に表示する。
以上によって、バンプ高さ測定を終了する。
【0043】
次に、上記のバンプ高さ測定方法の効果等について説明する。
図5(D)の右側の図において、131−2は、チップ11からの反射レーザ光が走査した部分であり、132−2は、バンプ12−1,12−2の頂部からの反射レーザ光が走査した部分である。
チップ11からの反射レーザ光の光強度は、第1の走査工程120のときと同じであり、部分131−2の線の太さは、部分131−1の線の太さと同じである。
しかし、バンプ12−1,12−2の頂部へ入射したレーザ光の光強度は高められているため、バンプ12−1,12−2の頂部からの反射レーザ光の光強度S21は、第1の走査工程120の場合の光強度S11に比べて、高められている。
【0044】
位置検出素子22Aの各電極41,42から出力される電流を加算して得られる光強度情報を得てみると、図5(E)中、線III −2に示す如くになる。
即ち、バンプ12−1,12−2の頂部からの反射レーザ光の光強度を表わす部分134−2のレベルS21が、チップ11からの反射レーザ光の光強度を表わす部分133−2のレベルS20と同じレベルとなっている。
【0045】
従って、バンプ12−1,12−2の頂部からの反射レーザ光の光強度S21は、チップ11からの反射レーザ光の光強度S20と同じくなっている。
これに対応して、図5(D)の右側の図において、部分132−2の線の太さは、部分131−2の線の太さと等しく表わしてある。
なお、上記チップ11からの反射レーザ光の光強度S20及びバンプ12−1,12−2からの反射レーザ光の光強度S21は、共に、位置検出素子22Aの検出特性を飽和させる飽和レベルより低く且つ位置検出素子22Aがノイズによる影響を受けてしまうノイズ影響レベルより十分に高い値を有する。
【0046】
これによって、次の二つの効果が得られる。
(i) バンプ12−1,12−2の頂部からの反射レーザ光についても、ノイズの影響を受けにくくなっており、バンプ12−1,12−2の高さ寸法は、従来に比べて精度良く測定される。
(ii) バンプ12−1,12−2からの反射レーザ光の光強度S21とチップ11からの反射レーザ光の光強度S20との差が減らされて小さくなっている(実施例では、光強度の差が実質上零である)ため、光強度差が小さくなっている分ダイナミックレンジの狭い特性を有する位置検出装置を使用しても、バンプ高さを測定することが出来る。この位置検出装置は、ダイナミックレンジが広い特性を有するものに比べて安価である。
【0047】
なお、CPU91の動作は、上記の説明と実質上同じとなるため、その説明は省略する。
なお、上記実施例は、第2の走査工程における、バンプの頂部からの反射レーザ光の光強度がチップからの反射レーザ光の光強度と実質上等しくなるようにしてあるけれども、本発明は、これに限定されるものではない。即ち、第2の走査工程122におけるバンプの頂部からの反射レーザ光の光強度をチップからの反射レーザ光の光強度に近づくように引き上げて、両者の光強度差を低減することでもよい。このことによっても、バンプの高さ寸法を、従来に比べて精度良く測定できる。
【0048】
また、第1の走査工程120を複数回行なって、各回毎に得た反射レーザ光の光強度差の平均をとり、これに基づいて、第2の走査工程122を行うようにしてもよい。
次に本発明の変形例について説明する。
図6は、本発明の変形例を示す。
【0049】
図2の装置80は、レーザ光走査手段として、光偏向素子81を使用しているため、CPU91のプログラムを変えることによって、レーザ光の走査の態様を変えることができる。
本変形例は、このことに基づいており、第2の走査工程を、レーザ光がバンプの頂部の部分については、チップの部分に比べて遅い速度で走査し、レーザ光がバンプの頂部の部分を、チップの部分に比べて時間をかけて走査し、バンプの頂部の情報をより細密に得て、バンプ高さ寸法を更に精度良く測定できるようにしたものである。
【0050】
本変形例について説明するに、測定の手順は、上記実施例と同じである。
第1の走査工程120及びバンプ位置検出工程121は、上記実施例と同様に行う。
第2の走査工程122Aは、変調回路89によってレーザ源61を変調させ、光強度が図6(A)中、線I−2a で示すような変調されたレーザ光67−2a を出射させると共に、発振器82の発振周波数を、図6(B)中、線II−2a で示すように段階的に変化させて、変調レーザ光71−2a が、チップ11の部分は速く走査し、バンプ12−1,12−2の個所はゆっくり走査するようにして行う。
【0051】
これにより、位置検出素子22Aからは、図6(E)中、線III −2a で示す反射レーザ光の光強度の情報が得られる。バンプ12−1,12−2からの反射レーザ光の光強度の情報が、先に述べた実施例に比べて数倍長い時間t0 に亘って得られる。
よって、バンプ高さ演算工程123Aは、バンプ12−1,12−2の頂部付近について、上記実施例の場合に比べて、より多くの位置について、高さ寸法を演算する。
【0052】
このことによって、バンプ12−1,12−2の高さを、上記実施例に比べて、より正確に測定することが出来る。
次に、本発明の別の変形例について説明する。
第2の走査工程において、発振器82の発振周波数を適宜変化させることによって、光偏向素子によるレーザ光の走査の態様を適宜定めることが出来る。
【0053】
例えば、バンプの頂部に対する走査速度は上記実施例の場合と同じくし、隣り合うバンプの間のチップ11の表面の部分については、バンプに対するよりも速い速度で走査するようにしてもよい。このようにすると、第2の走査工程に要する時間が短くなって、一の半導体装置のバンプ高さ測定に要する時間を短縮できる。
【0054】
またレーザ光がQ2 からQ1 へ戻るときの走査によって第2の走査工程を行うようにすることもできる。
また、本発明の高さ測定装置による測定対象物は、半導体装置のバンプに限定されるものではなく、基板上に突起部を有するものであればよい。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、レーザ光を出射するレーザ源と、該レーザ光を変調させる変調手段と、突起部を有する測定対象物上に変調させていないレーザ光と、前記変調手段により変調させているレーザ光とを交互に走査させるレーザ光走査手段と、前記測定対象物からの変調させていないレーザ光による反射レーザ光を受光して該反射レーザ光の光強度情報を検出するとともに、前記変調させているレーザ光による反射レーザ光を受光して該反射レーザ光の入射位置情報を検出する反射レーザ光検出手段と、前記変調させていないレーザ光による反射レーザ光の光強度情報に基づいて突起部の位置を検出し、該突起部の位置について前記変調させていないレーザ光の光強度が強くなるように前記変調手段を制御する制御手段と、前記変調させているレーザ光による反射レーザ光の入射位置情報に基づいて前記突起部の高さを演算する突起部高さ演算手段と、を備える構成であるため、突起部の高さ寸法を信頼性良く且つ精度良く測定することが出来る。
【0057】
請求項2の発明によれば、制御手段が、レーザ光走査手段により走査されるレーザ光が突起部を走査する場合にレーザ光の走査速度が遅くなるようにレーザ光走査手段を制御するため、突起部に対する測定点を多くとることが出来、よって、突起部の高さ寸法を更に精度良く測定することが出来る。
【0058】
請求項3の発明によれば、突起部を有する測定対象物上に同一のレーザ源から出射された変調させていないレーザ光と変調させているレーザ光とを交互に走査させ、前記測定対象物からの前記変調させていないレーザ光による反射レーザ光を受光して該反射レーザ光の光強度情報を検出するとともに、前記変調させているレーザ光による反射レーザ光を受光して該反射レーザ光の入射位置情報を検出し、前記変調させていないレーザ光による反射レーザ光の光強度情報に基づいて前記突起部の位置を検出し、該突起部の位置について前記変調させていないレーザ光の光強度が強くなるように前記レーザ光を変調させ、前記変調させているレーザ光による反射レーザ光の入射位置情報に基づいて、前記突起部の高さを演算するため、突起部の高さ寸法を信頼性良く且つ精度良く測定することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の突起部高さ測定装置の原理構成図である。
【図2】本発明の一実施例になる突起部高さ測定装置を示す図である。
【図3】図2中、光偏向素子を示す図である。
【図4】図2の装置を使用して行う突起部高さ測定方法を示す図である。
【図5】図4の測定方法を説明するための図である。
【図6】測定方法の変形例を示す図である。
【図7】測定対象物の1例である半導体装置を示す図である。
【図8】図7中、一部を拡大して示す斜視図である。
【図9】図7の一部を拡大して示す斜視図である。
【図10】従来のバンプ高さ測定装置を概略的に示す図である。
【図11】図10中、位置検出素子を示す図である。
【図12】図10において、反射レーザ光の位置検出素子上の走査軌跡を示す図である。
【図13】三角測量の原理を説明する図である。
【符号の説明】
10 半導体装置
11 半導体チップ
12 バンプ
13 電極
14 配線基板
21 結像レンズ
22A 位置検出素子
40 受光面
41 電極
42 電極
50 増幅回路
51 電流−電圧変換回路
60 突起部高さ測定装置
61 レーザ源
62 レーザ光走査手段
63 反射レーザ光強度・反射レーザ光入射位置検出手段
64 変調手段
65 突起部高さ演算手段
66 制御手段
67−1 光強度が一定である非変調レーザ光
67−2 変調レーザ光
68 測定対象物
69 基板
70 突起部
71−1 走査非変調レーザ光
71−2,71−2a 走査変調レーザ光
72−1,72−2,72−2a 反射レーザ光
80 レンズ
81 光偏向素子
82 発振器
83,84 リレーレンズ
85 対物レンズ
86 ステージ
87 マイクロコンピュータ
88 測定結果表示装置
89 変調回路
90 ステージ移動機構
91 CPU
92 メモリ
95 アナログ−デジタル変換回路
100 TeO2 音響光学媒体
102 吸音材
103 超音波進行波
110 走査軌跡
120 第1の走査工程
121 バンプ位置検出工程
122,122A 第2の走査工程
123,123A バンプ高さ演算工程
130 反射レーザ光が位置検出素子上を走査する様子を示す矢印
131−1,131−2 チップからの反射レーザ光が走査した部分
132−1,132−2 バンプ頂部からの反射レーザ光が走査した部分
133−1,133−2,133−2a チップからの反射レーザ光の光強度を表わす部分
134−1,134−2,134−2a バンプ頂部からの反射レーザ光の光強度を表わす部分[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to a method and an apparatus for measuring a height of a protrusion, and more particularly to a method and an apparatus for measuring the height of a large number of bumps formed on a semiconductor chip.
In recent years, semiconductor devices have become larger in scale, and bumps are often used as I / O means.
[0002]
FIG. 7 shows a
The
As shown in FIG. 9, the
[0003]
Here, if the height h of the bumps 12 (the dimension from the
Therefore, at a stage before the
[0004]
[Prior art]
Initially, inspectors visually inspected for variations in bump height.
However, visual inspection has become difficult in the current situation where the diameter of the bumps is as small as about 100 μm and the intervals are closely arranged at about 200 μm.
Therefore, as an alternative to a visual inspection, an apparatus has been proposed which measures the height of a bump by using a one-dimensional position detecting element (PSD: Position Sensitive Detector) based on the principle of triangulation.
[0005]
FIG. 10 schematically shows a conventional
21 is an imaging lens, and 22 is a position detecting element.
The
At the time of scanning, the reflected
[0006]
The
As shown in FIG. 11, the
Here, the direction in which the
[0007]
When the
When a light spot is formed on the
Here, the dimension between the
[0008]
The
The photocurrent at this time is I1, I2To be
Dimension X aboveAIs
[0009]
(Equation 1)
[0010]
Is determined by
Therefore, in FIG. 10, the dimension B between the
In practice, the photocurrent I1, I2Is amplified by an
[0011]
In FIG. 13,
On the other hand, as shown in FIG. 13, the height dimension h of the
h = B · sin θ / m · sin α (2)
Is represented by
[0012]
Note that α = 180 ° −2θ.
In FIG. 10, a
The
[0013]
[Problems to be solved by the invention]
Due to the difference between the reflectance of the
[0014]
In the scanning trajectory of FIG. 12, the thickness of the line represents the light intensity, and a thick line means that the light intensity is high, and a thin line means that the light intensity is low.
[0015]
The
Therefore, according to the
Further, since the difference between the light intensity of the reflected
[0016]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a projection height measuring method and apparatus which solves the above-mentioned problem by making the
[0017]
[Means for Solving the Problems]
FIG. 1 shows the principle configuration of the present invention.
As shown in FIG. 1, the projection
[0018]
The
The laser beam scanning means 62 includes a laser beam 67-1(67-2) Is scanned on the
71-1Is the unmodulated laser light being scanned, 71-2Is a modulated laser beam being scanned.
[0019]
The detecting means 63 includes a scanning unmodulated laser beam 71.-1Is reflected laser light 72 reflected on the measurement object 68.-1Or scanning modulated laser light 71-2Is reflected laser light 72 reflected on the
The control means 66 controls the timing of the operation of the laser light scanning means 62 and controls the unmodulated laser light 67.-1Supplies the information complementary to the reflected laser light intensity change information from the detecting means 63 to the modulating means 64.
[0020]
The modulating means 64 operates the
Further, the control means 66 controls the modulated laser light 67-2When the scanning is performed, the reflected laser beam incident position information from the detecting
[0021]
The projection height calculating means 65 calculates the height dimension of the projection 70 by calculating the above-mentioned reflected laser beam incident position information based on the principle of triangulation shown in FIGS.
[0022]
[Action]
The control means 66 and the modulation means 64 provide the reflected laser light 72-2In addition, it works so that a part with low light intensity does not exist.
The control means 66 and the protrusion height calculating means 65 operate so that the protrusion height is calculated based on information having little influence of noise.
[0023]
【Example】
FIG. 2 shows a projection
In the figure, parts corresponding to those shown in FIGS. 1, 10 and 11 are denoted by the same reference numerals.
The projection
[0024]
Further, a
The
In addition, an
[0025]
Note that the photocurrent I extracted from one
Further, in connection with the
[0026]
The
The
[0027]
The
[0028]
The intensity of the reflected
Therefore, in FIG. 2, the
[0029]
The
The
[0030]
Next, an operation when measuring the height dimension of the bump of the semiconductor device using the projection
First, as shown in FIG. 2, the
[0031]
Thereafter, the
In the first scanning step described below, the laser beam1From point Q2In the second scanning step, the laser beam also emits the same point Q as described above.1Starts scanning from point Q2Scan until
[0032]
On the premise of this, the first scan causes the
FIG. 4 shows two
[0033]
{Circle around (1)} First scanning step 120
The
Here, the unmodulated laser light 67-1Light intensity S1Is determined so that the light intensity of the laser beam reflected by the
[0034]
On the other hand, the oscillation frequency of the oscillator 72 is the same as that of the center line II in FIG.-1Is changed so as to increase linearly. Thereby, the unmodulated laser light 67-1Is unmodulated laser light 71 which is swung in the Y direction by the
[0035]
(2) Bump position detection step 121
The reflected laser light 72 from the
131-1Is a portion scanned by the reflected laser light from the
[0036]
132-1Is the
Here, the scanned
[0037]
From the diagram on the left side of FIG.-1, 12-2It can be seen that the laser light reflected at the top of the light beam has low light intensity.
By adding the currents output from the
133-1Is the light intensity S of the reflected laser light from the
[0038]
The information on the change in light intensity is stored in the memory 92 after passing through the
Time t at which the first scan started0From part 134-1Until the appearance of T1, T2By the
[0039]
{Circle around (3)}
The information of the light intensity change stored in the memory 92 is extracted and added to the
The
[0040]
On the other hand, the oscillation frequency of the oscillator 72 is indicated by a line II in FIG.-2As shown by {circle around (1)}, as in the case of the step 120 in the above (1), the value is changed so as to increase linearly. Further, the
Thereby, the modulated laser light 67-2Is swung in the Y direction by the
[0041]
Since the second scan is exactly the same as the first scan, the
(4) Bump height
The reflected laser beam 72 from the
[0042]
Based on the information extracted from the
Thus, the bump height measurement is completed.
[0043]
Next, the effects and the like of the above-described bump height measuring method will be described.
In the right-hand diagram of FIG.-2Is a portion scanned by the reflected laser light from the
The light intensity of the reflected laser light from the
However, bump 12-1, 12-2Since the light intensity of the laser light incident on the top of the
[0044]
When light intensity information obtained by adding currents output from the
That is, the
[0045]
Therefore, the
Correspondingly, in the diagram on the right side of FIG.-2The thickness of the line is-2Is expressed as the thickness of the line.
The light intensity S of the reflected laser light from the
[0046]
As a result, the following two effects can be obtained.
(I)
(Ii)
[0047]
Note that the operation of the
In the above embodiment, in the second scanning step, the light intensity of the reflected laser light from the top of the bump is substantially equal to the light intensity of the reflected laser light from the chip. It is not limited to this. That is, the light intensity of the reflected laser light from the top of the bump in the
[0048]
Alternatively, the first scanning step 120 may be performed a plurality of times, the average of the light intensity differences of the reflected laser light obtained each time may be calculated, and the
Next, a modified example of the present invention will be described.
FIG. 6 shows a modification of the present invention.
[0049]
Since the
The present modified example is based on this, and the second scanning step is such that the laser beam scans the top portion of the bump at a lower speed than the chip portion, and the laser beam scans the top portion of the bump. Is scanned over a longer time than the chip portion, and information on the top of the bump is obtained more precisely, so that the height of the bump can be measured more accurately.
[0050]
To describe the present modification, the measurement procedure is the same as in the above-described embodiment.
The first scanning step 120 and the bump position detecting step 121 are performed in the same manner as in the above embodiment.
In the
[0051]
As a result, the
Therefore, the bump
[0052]
This allows the
Next, another modified example of the present invention will be described.
In the second scanning step, by appropriately changing the oscillation frequency of the
[0053]
For example, the scanning speed for the top of the bump may be the same as in the above embodiment, and the portion of the surface of the
[0054]
The laser light is Q2To Q1The second scanning step may be performed by scanning when returning to step (2).
The object to be measured by the height measuring apparatus of the present invention is not limited to the bump of the semiconductor device, but may be any as long as it has a projection on the substrate.
[0055]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention,A laser source that emits a laser beam, a modulating unit that modulates the laser beam, a laser beam that is not modulated on a measurement target having a protrusion, and a laser beam that is modulated by the modulating unit. A laser beam scanning unit that scans, receives a reflected laser beam from the measurement object by the unmodulated laser beam, detects light intensity information of the reflected laser beam, and reflects the reflected laser beam by the modulated laser beam. Reflected laser light detecting means for receiving laser light and detecting the incident position information of the reflected laser light, and detecting the position of the projection based on the light intensity information of the reflected laser light by the unmodulated laser light, Control means for controlling the modulation means so that the light intensity of the unmodulated laser light at the position of the projection is increased; and Since a protrusion height calculating means for calculating the height of the protrusion on the basis of the incidence position information of the laser beam, which is configured to include,The height dimension of the projection can be measured reliably and accurately.
[0057]
ClaimItem 2According to the invention,The control unit controls the laser beam scanning unit so that the scanning speed of the laser beam is reduced when the laser beam scanned by the laser beam scanning unit scans the projection unit. Therefore, the height dimension of the projection can be measured with higher accuracy.
[0058]
ClaimThreeAccording to the invention,The unmodulated laser light and the modulated laser light emitted from the same laser source are alternately scanned on the measurement target having the protrusion, and the unmodulated laser light from the measurement target is scanned. Receiving the reflected laser light by the laser beam and detecting the light intensity information of the reflected laser light, detecting the reflected laser light by the modulated laser light and detecting the incident position information of the reflected laser light, The position of the protrusion is detected based on the light intensity information of the reflected laser light by the laser light that is not caused to be emitted, and the laser light is emitted such that the light intensity of the laser light that is not modulated with respect to the position of the protrusion is increased. The height of the protrusion is calculated reliably and precisely because the height of the protrusion is calculated based on the incident position information of the reflected laser light by the modulated laser light. It is possible to be measured.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a principle configuration diagram of a projection height measuring device of the present invention.
FIG. 2 is a view showing a projection height measuring device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a diagram showing a light deflecting element in FIG. 2;
FIG. 4 is a diagram showing a method for measuring a height of a protrusion performed using the apparatus of FIG. 2;
FIG. 5 is a view for explaining the measurement method of FIG. 4;
FIG. 6 is a diagram showing a modification of the measurement method.
FIG. 7 is a diagram illustrating a semiconductor device which is an example of an object to be measured.
FIG. 8 is an enlarged perspective view showing a part of FIG. 7;
9 is an enlarged perspective view showing a part of FIG. 7;
FIG. 10 is a diagram schematically showing a conventional bump height measuring device.
FIG. 11 is a diagram showing a position detecting element in FIG.
FIG. 12 is a diagram showing a scanning trajectory of the reflected laser light on the position detecting element in FIG.
FIG. 13 is a diagram illustrating the principle of triangulation.
[Explanation of symbols]
10 Semiconductor device
11 Semiconductor chip
12 Bump
13 electrodes
14 Wiring board
21 Imaging lens
22A position detecting element
40 light receiving surface
41 electrodes
42 electrodes
50 amplifier circuit
51 Current-voltage conversion circuit
60 Projection height measuring device
61 laser source
62 laser beam scanning means
63 Reflected laser beam intensity / reflected laser beam incident position detecting means
64 Modulation means
65 Projection height calculation means
66 control means
67-1 Unmodulated laser light with constant light intensity
67-2 Modulated laser light
68 Object to be measured
69 substrate
70 Projection
71-1 Scanning unmodulated laser light
71-2, 71-2a Scanning modulated laser light
72-1, 72-2, 72-2a Reflected laser light
80 lenses
81 Optical deflection element
82 oscillator
83, 84 relay lens
85 Objective lens
86 stages
87 microcomputer
88 Measurement result display device
89 Modulation circuit
90 Stage moving mechanism
91 CPU
92 memory
95 Analog-digital conversion circuit
100 TeO2Acousto-optic media
102 sound absorbing material
103 ultrasonic traveling wave
110 scanning trajectory
120 first scanning step
121 Bump position detection process
122, 122A Second scanning step
123, 123A Bump height calculation process
130 Arrow indicating how reflected laser light scans over the position detection element
131-1, 131-2 The part scanned by the laser beam reflected from the chip
132-1, 132-2 The part scanned by the laser beam reflected from the top of the bump
133-1, 133-2, 133-2a A part indicating the light intensity of the reflected laser light from the chip
134-1, 134-2, 134-2a A part indicating the light intensity of the reflected laser light from the bump top
Claims (3)
該レーザ光を変調させる変調手段と、
突起部を有する測定対象物上に変調させていないレーザ光と、前記変調手段により変調させているレーザ光とを交互に走査させるレーザ光走査手段と、
前記測定対象物からの前記変調させていないレーザ光による反射レーザ光を受光して該反射レーザ光の光強度情報を検出するとともに、前記変調させているレーザ光による反射レーザ光を受光して該反射レーザ光の入射位置情報を検出する反射レーザ光検出手段と、
前記変調させていないレーザ光による反射レーザ光の光強度情報に基づいて突起部の位置を検出し、該突起部の位置について前記変調させていないレーザ光の光強度が強くなるように前記変調手段を制御する制御手段と、
前記変調させているレーザ光による反射レーザ光の入射位置情報に基づいて前記突起部の高さを演算する突起部高さ演算手段と、
を備えることを特徴とする突起部高さ測定装置。A laser source for emitting laser light;
Modulating means for modulating the lasers light,
Laser light that is not modulated on a measurement object having a projection, and laser light scanning means that alternately scans the laser light that is modulated by the modulation means ,
While receiving reflected laser light from the measurement object by the unmodulated laser light and detecting light intensity information of the reflected laser light, receiving reflected laser light by the modulated laser light and Reflected laser light detecting means for detecting the incident position information of the reflected laser light,
The position of the protrusion is detected based on the light intensity information of the reflected laser light by the unmodulated laser light, and the modulating means is configured to increase the light intensity of the unmodulated laser light with respect to the position of the protrusion. Control means for controlling
A protrusion height calculating means for calculating the height of the protrusion on the basis of the incidence position information of the reflection laser beam by the laser beam that is the modulation,
A projection height measuring device comprising:
前記レーザ光走査手段により走査されるレーザ光が前記突起部を走査する場合に前記レーザ光の走査速度が遅くなるように前記レーザ光走査手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の突起部高さ測定装置。The control means,
According to claim 1, wherein the controller controls the laser beam scanning means as the scanning speed of the laser beam becomes slow when the laser light scanned by the laser beam scanning means for scanning said protrusion Projection height measuring device.
前記測定対象物からの前記変調させていないレーザ光による反射レーザ光を受光して該反射レーザ光の光強度情報を検出するとともに、前記変調させているレーザ光による反射レーザ光を受光して該反射レーザ光の入射位置情報を検出し、While receiving reflected laser light from the object to be measured by the unmodulated laser light and detecting light intensity information of the reflected laser light, receiving reflected laser light by the modulated laser light and Detecting the incident position information of the reflected laser light,
前記変調させていないレーザ光による反射レーザ光の光強度情報に基づいて前記突起部の位置を検出し、該突起部の位置について前記変調させていないレーザ光の光強度が強くなるように前記レーザ光を変調させ、The position of the protrusion is detected based on the light intensity information of the reflected laser light by the unmodulated laser light, and the laser is irradiated so that the light intensity of the unmodulated laser light is increased with respect to the position of the protrusion. Modulate the light,
前記変調させているレーザ光による反射レーザ光の入射位置情報に基づいて、前記突起部の高さを演算することを特徴とする突起部高さ測定方法。A method of measuring a height of a projection, comprising calculating a height of the projection based on information on an incident position of a reflected laser beam by the modulated laser beam.
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