JP3598766B2 - Car body front structure - Google Patents
Car body front structure Download PDFInfo
- Publication number
- JP3598766B2 JP3598766B2 JP27927697A JP27927697A JP3598766B2 JP 3598766 B2 JP3598766 B2 JP 3598766B2 JP 27927697 A JP27927697 A JP 27927697A JP 27927697 A JP27927697 A JP 27927697A JP 3598766 B2 JP3598766 B2 JP 3598766B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- gear case
- steering gear
- suspension frame
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の車体前部構造に関し、さらに詳しくは、自動車の車体前部に配設されるストラット式サスペンションのサスペンションフレーム構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車の車体前部に配設されるサスペンションの型式がダブルウィッシュボン式である場合には、ステアリングギヤケースの取付部である車体のクロスメンバやサスペンションフレームに対してステアリングギヤケースをこれより高い位置に配置しても、適切なタイヤのトー角変化を得ることが可能である。例えば、図6に示すように、車体フレームに固着されたサスペンションフレーム30の上面に取付ブラケット31及び取付金具32を介してステアリングギヤケース(ピニオンケース)33を取付けることによりステアリングギヤケース33をサスペンションフレーム30より高い位置に配置した場合でも、適切なタイヤのトー角変化を得ることが可能である。
【0003】
これに対し、サスペンションの型式がストラット式である場合には、ステアリングギヤケースの配設高さ位置をなるべく低くして、ロアコントロールアームに対するタイロッドの長さを長くしなければ、適切なタイヤのトー角変化を得ることはできない。このため、ストラット式サスペンションを備えた自動車では、図7に示すようにサスペンションフレーム30の後面にステアリングギヤケース33を取付部材34を介して取付けると共に、このステアリングギヤケース33の下方部分をサスペンションフレーム30よりも下方に配置するようにしている。しかし、ステアリングギヤケース33を前輪よりも前方に配置するレイアウトの場合にステアリングギヤケース33を低い位置に配置すると、悪路を走行する際にステアリングギヤケース33が路面に接触する等の不具合を生じるおそれがあるため、従来ではステアリングギヤケース33を保護すべく図7に示すようにその下部箇所であってかつサスペンションフレーム30と車体フレームのクロスメンバ35との間にアンダーガード36を配設するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の如き従来の車体前部構造にあっては、ステアリングギヤケース33の保護のために別部材のアンダーカバー36を設ける必要があるため、部品点数並びに組付工数が増加すると共に、車体重量が重くなるという問題点がある。また、タイロッドをなるべく長くとるためにはステアリングピニオン37(図6及び図7参照)を車体内側(車体中央側)の箇所に寄せる必要があるが、この場合には、ステアリングコラムとの連結部のジョイント角が大きくなって操舵力の変動が大きくなり、操舵感が悪くなるという不具合がある。
【0005】
一方、ステアリングギヤケース33の保護のためにステアリングラック軸を敢えて上方へ移動配置してステアリングギヤケースを高い位置に配置することが考えられるが、この場合にはトー角変化を適切なものにするためにタイロッドの長さを長くする必要があり、これに応じて相対的にステアリングラック軸(図示せず)が短くなり、要求されるステアリングの切れ角が得られなくなるという問題が生じる。
【0006】
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、アンダーカバーを配設することなくステアリングギヤケースを低い位置に配置しても悪路走行時等にステアリングギヤケースが路面に接触するのを防止できると共に、低コスト,軽量,コンパクトでしかも適切な(小さな)トー角変化並びに滑らかな操舵感を得られるようなステアリング系を備えた自動車の車体前部構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明では、サスペンションアーム及びステアリングギヤケースをサスペンションフレームに取付けると共に、前記ステアリングギヤケースの少なくとも一部分を前記サスペンションフレームの底面部より下方に配置するようにした自動車の車体前部構造において、前記サスペンションフレームの底面部の車体左右方向に沿った複数箇所に、下方側に向けて突出しかつ車体後方に向かうにつれて斜め下がりとなる形状の傾斜面を有する複数個の下方突出部を設け、前記底面部の最後端部分に位置する前記下方突出部の最下端を前記サスペンションフレームの最下端とし、前記下方突出部の最下端を前記ステアリングギヤケースの最下端よりも低い位置に配置すると共に、前記複数個の下方突出部のうちの少なくとも1つを、前記ステアリングギヤケースの一部であるステアリングピニオンケースよりも車体前方側の位置であってかつ前記ステアリングピニオンケースに対して車体前後方向に対向する位置に配置し、これにより、前記下方突出部に、前記ステアリングピニオンケース及びステアリングギヤケース取付箇所への飛び石等に対するアンダーガードとしての機能、並びに、前記ステアリングピニオンケース及びステアリングギヤケース取付箇所に路面が接触するのを防止するスキッドプレートとしての機能をもたせるようにしている。
また、本発明では、前記サスペンションフレームの下方突出部を、前記ステアリングギヤケースの一部であるステアリングピニオンケース、並びに、前記サスペンションフレームへの前記ステアリングギヤケースの取付箇所の前方側にそれぞれ対応して配置し、前記下方突出部の最下端を前記ステアリングピニオンケース及びステアリングギヤケース取付箇所の最下端よりも下方となるように配置している。
また、本発明では、前記下方突出部を前記サスペンションフレームの底面部に屈曲成形により一体成形している。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施態様について図1〜図5を参照して説明する。
【0009】
図1及び図2はストラット式フロントサスペンションを有する四輪自動車1の車体前部構造を示すものであって、これらの図において、2は車体フレームを構成するクロスメンバ、3はこのクロスメンバ2の前方箇所においてこれとほぼ平行に配設された状態で車体フレームに固着されたサスペンションフレーム、4はステアリングハンドル5の回動操作力を前輪6に伝達して前輪6の操舵を行なうステアリング機構である。
【0010】
上述のステアリング機構4は、図2に明示するように、ステアリングハンドル5に連結されたステアリングシャフト7と、このステアリングシャフト7にユニバーサルジョイント8aを介して連結された連結シャフト9と、この連結シャフト9にユニバーサルジョイント8bを介して連結されたステアリングピニオン10と、このステアリングピニオン10に噛合されたステアリングギヤケース11内のステアリングラック軸(図示せず)と、このステアリングラック軸(ステアリングギヤ)に連結されたタイロッド12と、前輪6に取付けられたナックル13とから構成されており、ステアリングハンドル5の回動操作力はこれらの各部材を順次介して前輪6に伝達されるようになっている。なお、ステアリングギヤケース11はクロスメンバ2の前方箇所であってかつサスペンションフレーム3の後方位置において、サスペンションフレーム3に対してほぼ平行に対応配置されている。そして、サスペンションフレーム3の両端部の下面にはブラケット14を介してブッシュ15が取付けられており(図3参照)、このブッシュ15とナックル13との間にロアコントロールアーム16が回動可能に架設されている(図1〜図4参照)。
【0011】
また、本実施形態におけるサスペンションフレーム3は、図5(A)に示す如く例えば上下に2分割されたプレス成形の上側半体3a及び下側半体3bから成り、これらの上側半体3a及び下側半体3bを図5(b)に示す如く互いに組み合わせることによって閉断面形状のサスペンションフレーム3が構成されるようになっている。そして、ステアリングギヤケース11の一部であるステアリングピニオンケース11aが図3に示す如く取付金具17及びボルト18によってサスペンションフレーム3の後面部19に締付固定され、ステアリングピニオンケース11aを低い位置に設置すべくその下方部分Sがサスペンションフレーム3の底面部20よりも下方に突出するように配置されている。
【0012】
一方、サスペンションフレーム3の下側半体3bの底面部すなわちサスペンションフレーム3の底面部20には、その長手方向(車体左右方向)に沿った複数箇所(例えば、図2において斜線αで示す2箇所)に下方側に向けて突出しかつ車体後方に向かうにつれて斜め下がりとなる形状の傾斜面21aを有する下方突出部21が一体成形(屈曲成形)にて設けられており、前記底面部20の最後端部分がサスペンションフレーム3の最下端22となされている。
【0013】
かくして、図1〜図4において斜線γで概念的に示すサスペンションフレーム3の2個の下方突出部21は、ステアリングギヤケース11の一部であるステアリングピニオンケース11a、並びに、サスペンションフレーム3へのステアリングギヤケース11の一対の取付箇所M,N(図2参照)の前方側にそれぞれ対応して配置されると共に、図2,図3及び図4に明示するように一方の下方突出部21がステアリングピニオンケース11aよりも車体前方側の位置であってかつステアリングピニオンケース11aに対して車体前後方向に対向する位置に配置されており、下方突出部21の最下端22がステアリングピニオンケース11a及び取付箇所M,Nの最下端よりも下方となるように配置されるようになっている。これにより、前記下方突出部21は、ステアリングピニオンケース11a及び取付箇所M,Nへの飛び石等に対するアンダーガードとしての機能を有すると共に、これらに路面が接触するのを防止するスキッドプレートとしての機能を果たすように構成されている。
【0014】
このような構成の自動車の車体前部構造によれば、ステアリングギヤケース11及びロアコントロールアーム16を支持するサスペンションフレーム3の下側半体3bの底面部20に、下方側に向けて突出しかつ車体後方に向かうにつれて斜め下がりとなる形状の傾斜面21aを有する下方突出部21を一体成形してスキッドプレートとして機能するようにしたので、この下方突出部21の存在により悪路走行時でもステアリングギヤケース11が路面に接地(接触)してしまうような不具合の発生を確実に防止することができる。その上、前記下方突出部21はサスペンションフレーム3に屈曲成形にて一体成形するようにしているので、従来では別体として設けていたアンダーガードを省略することができ、従って部品点数並びに組付工数の削減が可能となり低コストにすることができる。さらに、前記下方突出部21はサスペンションフレーム3の車体左右方向の全域に設けることなく必要部分すなわちステアリングギヤケース11の最下端となるピニオンケース11a及びその取付部分だけに対応させて配置するようにしているので、その点においても、軽量かつ小型で低コストにすることが可能である。
【0015】
一方、上述のような下方突出部21をサスペンションフレーム3に設けたことにより、ステアリングギヤケース11ひいてはステアリングギヤを低い位置に配置することが可能となり、これにより、適切な(小さな)トー角度変化をえることができ、かつ、ステアリングコラムのジョイント角を小さくできて滑らかな操舵感を得ることができる。
【0016】
本発明の一実施形態につき述べたが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。例えば、サスペンションフレーム3の底面部20に設けられる下側突出部21の数は2つに限らず、必要に応じて3つ以上設けるようにしても良い。また、全ての下方突出部21をステアリングギヤケース11よりも車体前方側に配置することなくその一部をステアリングギヤケース11よりも車体後方側に配置するようにしても良い。
【0017】
【発明の効果】
請求項1に記載の本発明は、サスペンションアーム及びステアリングギヤケースを支持するサスペンションフレームの底面部に、下方側に向けて突出しかつ車体後方に向かうにつれて斜め下がりとなる形状の傾斜面を有する下方突出部を複数個設けて、これらの下方突出部に、ステアリングピニオンケース及びステアリングギヤケース取付箇所への飛び石等に対するアンダーガードとしての機能、並びに、前記ステアリングピニオンケース及びステアリングギヤケース取付箇所に路面が接触するのを防止するスキッドプレートとしての機能をもたせるようにしたものであるから、本発明によれば、従来では別個に設けるようにしていたアンダーガードを省略することが可能となる。従って、部品点数並びに組付工数の削減、ひいてはコストダウンを図ることができる。しかも、上述の下方突出部はサスペンションフレームを屈曲成形することによって容易に一体成形をすることが可能であり、低コスト,軽量,コンパクトに構成することが可能である。また、本発明によれば、下方突出部にスキッドプレートとしての機能を持たせることができることに加えて、前記下方突出部が対応するステアリングギヤケース部分に飛び石が当たるのを防止でき、特にピニオンケース等の重要部分の保護を図ることができる。
【0018】
また、請求項2に記載の本発明は、サスペンションフレームの下方突出部を、前記ステアリングギヤケースの一部であるステアリングピニオンケース、並びに、前記サスペンションフレームへの前記ステアリングギヤケースの取付箇所の前方側にそれぞれ対応して配置し、前記下方突出部の最下端を前記ステアリングピニオンケース及びステアリングギヤケース取付箇所の最下端よりも下方となるように配置したものであるから、本発明によれば、悪路等を走行する場合であってもステアリングギヤケースに路面が接地しようとする前にサスペンションフレームの下方突出部の最下端が路面に接触することとなるため、この下方突出部の最下端部分がスキッドプレートとして機能する。そのため、ステアリングピニオンケースが接地してしまうような不具合の発生を確実に防止することができ、ステアリングピニオンケースの保護を図ることができる。
【0019】
また、請求項3に記載の本発明は、前記下方突出部をサスペンションフレームの底面部に屈曲成形により一体成形するようにしたものであるから、本発明によれば、特別な部材を用いることなく下方突出部をサスペンションフレームに簡単に形成することができる。
【0020】
さらに、上述の如き本発明によれば、サスペンションフレームに下方突出部を設けたのに応じてステアリングギヤケースひいてはステアリングギヤを車体フレームの低い位置に配置することが可能となる。従って、ステアリングギヤケースを車体フレームの低い位置に配置する構成を採用することにより、適切な(小さな)トー角変化を得ることができると共にステアリングコラムのジョイント角を小さくでき、滑らかな操舵感を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る四輪自動車の車体前部構造を示す側面図である。
【図2】上述の車体前部構造の平面図である。
【図3】サスペンションフレームへのステアリングギヤケース(ピニオンケース)の取付状態を示す側面図である。
【図4】図3において矢印X方向から見た正面図である。
【図5】サスペンションフレームの構成を説明するためのものであって、図5(A)はサスペンションフレームを構成する上側半体及び下側半体をそれぞれ分割して示す断面図、図5(B)は上側半体及び下側半体を互いに組み合わせて成るサスペンションフレームを示す側面図である。
【図6】従来における四輪自動車の車体前部構造を説明するためのものであって、サスペンションフレームへのステアリングギヤケース(ピニオンケース)の取付状態を示す側面図である。
【図7】従来における別の四輪自動車の車体前部構造を説明するためのものであって、ステアリングギヤケース(ピニオンケース)の下部にアンダーガードを配設した状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 四輪自動車
2 クロスメンバ
3 サスペンションフレーム
3a 上側半体
3b 下側半体
4 ステアリング機構
6 前輪
7 ステアリングシャフト
10 ステアリングピニオン
11 ステアリングギヤケース
11a ステアリングピニオンケース
12 タイロッド
13 ナックル
16 ロアコントロールアーム
17 取付金具
20 底面部
21 下方突出部
21a 傾斜面
22 最下端[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle body front structure of an automobile, and more particularly, to a suspension frame structure of a strut type suspension disposed at a vehicle body front of an automobile.
[0002]
[Prior art]
If the type of suspension installed on the front of the vehicle body is a double wishbone type, the steering gear case is positioned higher than the cross member or suspension frame of the vehicle body, which is the mounting part of the steering gear case. Even so, it is possible to obtain an appropriate change in the toe angle of the tire. For example, as shown in FIG. 6, a steering gear case (pinion case) 33 is attached to an upper surface of a
[0003]
On the other hand, when the suspension type is a strut type, an appropriate tire toe angle is required unless the height of the steering gear case is set as low as possible and the length of the tie rod with respect to the lower control arm is increased. There is no change. For this reason, in an automobile equipped with a strut type suspension, a
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional body front structure as described above, it is necessary to provide the under
[0005]
On the other hand, in order to protect the
[0006]
The present invention has been made in view of such a situation, and an object of the present invention is to arrange the steering gear case on a road surface when traveling on a rough road or the like even if the steering gear case is arranged at a low position without disposing the under cover. It is an object of the present invention to provide a vehicle body front structure having a steering system capable of preventing contact and having a low-cost, lightweight, compact and appropriate (small) toe angle change and a smooth steering feeling. is there.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the present invention, a suspension arm and a steering gear case are mounted on a suspension frame, and at least a part of the steering gear case is disposed below a bottom surface of the suspension frame. In the part structure, a plurality of downward protruding portions having inclined surfaces that protrude downward and that are obliquely downward toward the rear of the vehicle body are provided at a plurality of locations along the vehicle body left-right direction on the bottom surface of the suspension frame. And the lowermost end of the lower protruding portion located at the rearmost end of the bottom portion is the lowermost end of the suspension frame, and the lowermost end of the lower protruding portion is arranged at a position lower than the lowermost end of the steering gear case. , Of the plurality of downwardly projecting portions, One of the steering gear cases is disposed at a position forward of the vehicle body with respect to the steering pinion case, which is a part of the steering gear case, and at a position facing the steering pinion case in the vehicle longitudinal direction. The protruding portion has a function as an underguard against stepping stones and the like to the mounting portion of the steering pinion case and the steering gear case, and a function as a skid plate for preventing a road surface from contacting the mounting portion of the steering pinion case and the steering gear case. I have to give it.
Further, in the present invention, the downward protruding portions of the suspension frame are arranged corresponding to a steering pinion case which is a part of the steering gear case, and a front side of a mounting portion of the steering gear case to the suspension frame. The lowermost end of the lower protruding portion is disposed lower than the lowermost ends of the mounting portions of the steering pinion case and the steering gear case.
In the present invention, the lower protruding portion is integrally formed on the bottom surface of the suspension frame by bending.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0009]
1 and 2 show a vehicle body front structure of a four-
[0010]
As shown in FIG. 2, the
[0011]
The
[0012]
On the other hand, the bottom surface of the
[0013]
Thus, the two downward projecting
[0014]
According to the vehicle body front structure having such a configuration, the
[0015]
On the other hand, the provision of the above-mentioned downward projecting
[0016]
Although one embodiment of the present invention has been described, the present invention is not limited to this embodiment, and various modifications and changes can be made based on the technical idea of the present invention. For example, the number of the lower protruding
[0017]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, there is provided a lower projecting portion having an inclined surface which is formed on a bottom surface of a suspension frame supporting a suspension arm and a steering gear case, the inclined surface projecting downward and obliquely decreasing toward the rear of the vehicle body. A plurality of lower projections are provided on these lower protruding portions to function as underguards against stepping stones and the like to the steering pinion case and the steering gear case mounting portion, and to prevent the road surface from contacting the steering pinion case and the steering gear case mounting portion. since it is those to impart a function of a skid plate to prevent, according to the present invention, it is possible to omit the underguard which has as separately provided in the traditional. Therefore, it is possible to reduce the number of parts and the number of assembling steps, and to reduce the cost. In addition, the above-mentioned downward protruding portion can be easily integrally formed by bending the suspension frame, and can be configured to be low-cost, lightweight, and compact. Further, according to the present invention, in addition to being able to have the function of a skid plate in the lower protruding portion, it is possible to prevent the lower protruding portion from hitting a stepping stone against a corresponding steering gear case portion, and particularly to a pinion case or the like. Important parts can be protected.
[0018]
Further, according to the present invention as set forth in
[0019]
According to the third aspect of the present invention, since the downward projecting portion is integrally formed on the bottom surface of the suspension frame by bending molding, according to the present invention, without using a special member. The downward protrusion can be easily formed on the suspension frame.
[0020]
Further, according to the present invention as described above, it is possible to dispose the steering gear case and, consequently, the steering gear at a lower position on the vehicle body frame in accordance with the provision of the downward projecting portion on the suspension frame. Therefore, by adopting a configuration in which the steering gear case is disposed at a lower position on the body frame, it is possible to obtain an appropriate (small) change in toe angle and to reduce the joint angle of the steering column, thereby obtaining a smooth steering feeling. Can be.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing a vehicle body front structure of a four-wheeled vehicle according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view of the vehicle body front structure described above.
FIG. 3 is a side view showing a state in which a steering gear case (pinion case) is attached to a suspension frame.
FIG. 4 is a front view as seen from the direction of arrow X in FIG.
5 (A) is a cross-sectional view showing an upper half body and a lower half body which constitute the suspension frame, respectively, and FIG. 5 (B) is a view for explaining the structure of the suspension frame. () Is a side view showing a suspension frame formed by combining an upper half and a lower half with each other.
FIG. 6 is a side view for explaining a conventional front body structure of a four-wheeled vehicle, showing a state in which a steering gear case (pinion case) is attached to a suspension frame.
FIG. 7 is a side view for explaining a vehicle body front structure of another conventional four-wheeled vehicle and showing a state in which an underguard is provided below a steering gear case (pinion case).
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27927697A JP3598766B2 (en) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | Car body front structure |
US09/089,020 US6149197A (en) | 1997-06-06 | 1998-06-02 | Structure of front body of automobiles |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27927697A JP3598766B2 (en) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | Car body front structure |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11115807A JPH11115807A (en) | 1999-04-27 |
JP3598766B2 true JP3598766B2 (en) | 2004-12-08 |
Family
ID=17608918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27927697A Expired - Fee Related JP3598766B2 (en) | 1997-06-06 | 1997-10-14 | Car body front structure |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3598766B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4632222B2 (en) * | 2000-08-24 | 2011-02-16 | 現代自動車株式会社 | Steering gear frame |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS595652Y2 (en) * | 1978-09-05 | 1984-02-20 | 日産自動車株式会社 | Mounting structure of gear housing for rack and pinion type steering |
JPS58111674U (en) * | 1982-01-26 | 1983-07-29 | 日産自動車株式会社 | Suspension member structure |
JPH02246878A (en) * | 1989-03-20 | 1990-10-02 | Mazda Motor Corp | Front body structure for automobile |
JPH078158U (en) * | 1993-07-06 | 1995-02-03 | マツダ株式会社 | Front body structure of automobile |
JP3429946B2 (en) * | 1996-03-22 | 2003-07-28 | ダイハツ工業株式会社 | Cross member |
-
1997
- 1997-10-14 JP JP27927697A patent/JP3598766B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11115807A (en) | 1999-04-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101827743B (en) | Front vehicle body structure | |
CA1194804A (en) | Saddle riding type motorcar having four wheels | |
US9586613B2 (en) | Vehicle | |
US5078230A (en) | Front structure of a motor vehicle | |
JPH0647387B2 (en) | Four-wheel drive vehicle | |
US6170841B1 (en) | Steering system for straddle type four-wheeled all-terrain vehicle | |
EP1142779B1 (en) | Laterally leanable vehicle | |
US6581716B1 (en) | All terrain vehicle with rear-facing rear arm bracket | |
JP5509811B2 (en) | Electric rough terrain vehicle | |
JP3956705B2 (en) | Braking device for saddle riding type rough terrain vehicle | |
US4635957A (en) | Independent wheel suspension for a wheel of a vehicle | |
US4749205A (en) | Steering system for motor vehicle | |
CN109476354B (en) | Scooter with footrest assembly | |
JP3598766B2 (en) | Car body front structure | |
EP1947001B1 (en) | Small-sized vehicle | |
EP1947000B1 (en) | Small-sized vehicle | |
JP3700447B2 (en) | Electric vehicle front wheel mudguard | |
JPH0723285Y2 (en) | Front wheel suspension | |
WO1998043872A1 (en) | Three wheeled vehicle with tilting system | |
JP3170032B2 (en) | Car front suspension | |
JP3565958B2 (en) | Suspension structure of tracked vehicle | |
JPH06278429A (en) | Multilink-type suspension device | |
JP4144219B2 (en) | Rear wheel suspension system for saddle riding type vehicles | |
JPS61261172A (en) | Front bumper device in motorcycle | |
JPH0637090U (en) | Wheel suspension |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040205 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040217 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040416 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040824 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040906 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080924 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090924 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090924 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100924 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110924 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110924 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120924 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120924 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130924 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130924 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140924 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |