JP3597699B2 - Method for recovering aluminum alloy from insulated profile consisting of aluminum alloy profile and polyurethane - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、不可分に接合されたアルミニウム合金形材とポリウレタンから成る断熱形材、例えばアルミニウム合金形材の空隙部に発泡ポリウレタンが充填された断熱形材などからアルミニウム合金を回収する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、製造業界においては、多機能、高機能製品に対するニーズに応じて、このような製品を製造するために、単一の材料ではなく、複合された材料を使用されることが多くなっている。このような複合材は、廃棄・再利用という点では、性質の異なる材質のものが複合されているため取り扱いにくいものであり、廃棄されたこれらの複合材を再利用するためには、複合材から単体の材料を分離する技術が必要である。金属とポリウレタンの断熱形材から、金属部分を回収する方法としては、ポリウレタンを焼却する方法、又はこのような複合材を粉砕し、物理的に金属とポリウレタンを分離して金属を回収する方法のいずれかが行われているのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記焼却による金属回収法では、ポリウレタンを焼却するため、NOX及びCO2を生ずるのは必至であり、環境保護が叫ばれるなか、適した方法とは言えない。また、断熱形材を粉砕した後、物理的に分離する方法では、粉砕時の粉塵がひどいことに加え、金属片に付着したポリウレタンは完全には取り除けないといった欠点がある。
本発明は、上記のような問題に鑑みなされたものであり、その目的は、不可分に接合されたアルミニウム合金形材とポリウレタンから成る断熱形材から、ポリウレタンを焼却することなく、化学的処理によって完全にアルミニウム合金部分と分離し、アルミニウム合金部分を効率的に回収する方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、アルミニウム合金形材の空隙部に一体不可分に、ポリオール成分としてポリエーテルポリオール及び/又はアルキレングリコールを用いて調製されたポリウレタンが充填・接合されて成る断熱形材から、アルミニウム合金を回収する方法であって、ポリオールを含む液体を用いた加溶媒分解反応によってポリウレタンを分解して液状化し、アルミニウム合金とポリウレタン分解溶液を回収することを特徴とする方法が提供される。
好適な態様においては、上記ポリオールとして、上記断熱形材のポリウレタンの原料のポリオール成分と同一のポリオールが用いられ、また、上記加溶媒分解反応の際に、ポリウレタンの合成時に触媒として用いられたアミン化合物及び/又はスズ化合物と同じ化合物を用いることが好ましい。また、上記断熱形材の金属部分は、加溶媒分解反応に対して耐性のあるアルミニウム合金、例えば陽極酸化処理されたアルミニウム合金が好適である。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の方法は、アルミニウム合金形材−ポリオール成分としてポリエーテルポリオール及び/又はアルキレングリコールを用いて調製されたポリウレタン複合物の断熱形材をポリオールを含む液中で加熱処理し、ポリウレタン部分を加溶媒分解(以下、ソルボリシスという)することを特徴としている。
本発明の方法を適用するアルミニウム合金形材−ポリウレタン複合物の断熱形材のポリウレタンは、硬質、軟質、発泡体のいずれであってもよい。また、ソルボリシスを行う前処理として断熱形材を粉砕することにより、ソルボリシスの反応時間を短くすることが可能である。
【0006】
前記ポリオールとしては、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール等の2価アルコール、グリセリン、トリエチレングリコール等の3価アルコール、これらのアルコールにアルキレンオキシドを付加した多価アルコールなどが挙げられる。これらのうち、特に有効であるものはジエチレングリコールである。
【0007】
ソルボリシスに用いる触媒としては、アミン化合物及び有機金属化合物があり、具体的に示すと、アミン化合物としては、ブチルアミン、ヘキシルアミン、ジブチルアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、エチレンジアミン、トリエチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ジエチレントリアミン、2−(2−アミノエトキシ)エタノール、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ポリオキシプロピレンポリアミン、アニリン、メチルアニリン、o−、m−、p−トルイジン、ジエチルトリレンジアミン、シクロヘキシルアミン、ピペラジン、ピペリジン、N−エチルモルホリンなどが挙げられ、有機金属化合物としては、ジメチルチンジラウレート、ジメチルチンメルカプチド、ジブチルチンジアセテート、ジブチルチンジラウレート、ジブチルチンメルカプチド、ジブチルチンマレエート、オクタン酸スズ、オレイン酸スズ、酢酸カリウム、酢酸ナトリウムなどが挙げられる。これらのうち、特に有効なものは、アミン化合物では、トリエチルアミン、トリエチレンジアミン、N−エチルモルホリン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、有機金属化合物では、ジメチルチンメルカプチド、ジメチルチンジラウレート、ジブチルチンジアセテート、ジブチルチンメルカプチド、ジブチルチンジラウレート、オクタン酸スズ、オレイン酸スズである。
【0008】
不可分に接合されたアルミニウム合金形材とポリウレタンから成る断熱形材において、ポリウレタン部分はポリイソシアネートとポリオール、触媒等から合成される。ポリウレタン部分がポリオール成分としてポリエーテルポリオール又はアルキレングリコールを用いて調製されたものでは、ソルボリシスによって、例えばポリオールとしてグリコールを用いた場合、ポリウレタン中のウレタン結合が切断され、ポリイソシアネートに結合していたポリオール部分がグリコール分子に置き換わる。つまり、ソルボリシスによって、ポリウレタンはポリイソシアネート分子にグリコール分子が結合したオリゴマーの状態に分解され、最終的にはこのオリゴマーと原料のポリオールが分散している状態になる。そのため、このようにソルボリシスされたポリウレタン溶液は、原料として添加するポリイソシアネートと混合することで、元のポリウレタンを調製することが可能であり、ポリオール成分としてポリエーテルポリオール又はアルキレングリコールを用いて調製されたポリウレタンのソルボリシス溶液は、元のポリウレタンの合成原料として再利用できる。ポリエステル系のポリオールから調製されているポリウレタンでも、上記のようなポリオール分子とグリコール分子の置き換わりが起きるが、ポリオール中のエステル結合部分もソルボリシスを受けるため、このようなソルボリシスされたポリウレタン溶液を、原料として添加するポリイソシアネートと混合しても、元のポリウレタンを調製することはできない。従って、ポリオール成分としてポリエステル系のポリオールを用いて調製されたポリウレタンのソルボリシス溶液は、ポリウレタンの原料として再利用した場合には、元のポリウレタンとは異なるポリウレタンが得られる。
【0009】
ポリウレタン調製時の触媒として、アミン化合物では、トリエチルアミン、ジブチルアミン、トリブチルアミン、エチレンジアミン、トリエチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、テトラヘキサメチレンジアミン、ジエチレントリアミン、2−(2−アミノエトキシ)エタノール、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ポリオキシプロピレンポリアミン、メチルアニリン、o−、m−、p−トルイジン、ジエチルトリレンジアミン、シクロヘキシルアミン、ピリジン、ピペラジン、ピペリジン、モルホリン、N−メチルモルホリンなどが用いられ、スズ化合物では、ジメチルチンジラウレート、ジメチルチンメルカプチド、ジメチルチンチオカルボキシレート、ジメチルチンジマレエート、ジブチルチンジアセテート、ジブチルチンジラウレート、ジブチルチンメルカプチド、ジブチルチンチオカルボキシレート、ジブチルチンジマレエート、ジオクチルチンメルカプチド、ジオクチルチンチオカルボキシレート、オクタン酸スズ、オレイン酸スズなどが用いられる。
【0010】
本発明者らの研究によれば、ソルボリシス触媒をポリウレタン調製時の触媒として用いた場合、ポリウレタン中にこれらのものが残留触媒として留まるため、分解時に触媒を加えなくてもソルボリシスを行うことが可能であることが判明している。このような系でのソルボリシスでは、初期にグリコールによる膨潤が起き、ポリウレタン内部にグリコールが浸透した後、ポリウレタン内部に残留している触媒によりソルボリシスが起きている様子が観察された。触媒を添加した系では、このような様子は観察されず、ポリウレタンの表面から徐々にソルボリシスされている。このように、ポリウレタン内部に残留し、ソルボリシスを促進する触媒でありながら、なおかつ、ポリウレタンの合成時の触媒として、良質なポリウレタンが得られ、少量の添加で充分な硬化性を与える触媒としては、特にジエタノールアミンとジブチルチンジラウレートが挙げられる。これらの触媒を含み、ポリオール成分としてポリエーテルポリオール及び/又はアルキレングリコールを用いてポリウレタンを調製することによって、触媒を添加せずにソルボリシスが行えるため、金属回収後のソルボリシスされた溶液を元のポリウレタン合成の原料として再利用でき、非常に有効である。
【0011】
ポリウレタン調製に用いるポリイソシアネートの具体例としては、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ナフチレンジイソシアネート、トリジンジイソシアネートなど、及び/又はこれらポリイソシアネートのポリメリック化したものがある。ポリウレタンのソルボリシスにはポリイソシアネートは直接的に関与しないため、ポリウレタンの原料としてどのようなポリイソシアネートが用いられたかについては何ら制限されない。
【0012】
本発明の方法においては、ソルボリシスは、通常、130〜220℃の温度で行う。但し、190℃以上の温度では、触媒によるソルボリシス時間の短縮の効果は飽和状態に近くなる。また、190℃以上の温度では、ポリウレタン内部の残留触媒によるソルボリシスは、触媒を添加したときと同様の時間でソルボリシスを終了することができる。
【0013】
【実施例】
以下、実施例を示して本発明について具体的に説明するが、本発明が下記実施例に限定されるものでないことはもとよりである。
実施例1
ポリウレタンと陽極酸化アルミニウム合金の複合材(重量15g)を、ジエチレングリコール100g、ジエタノールアミン1.0gを入れたフラスコ中で170℃で加熱したところ、9時間でポリウレタンはソルボリシスされて液化し、腐食されていないアルミニウム合金を得ることができた。
このアルミニウム合金のポリウレタンとの接着面を観察したところ、ポリウレタンは完全に取り除かれ、アルミニウム合金表面の陽極酸化皮膜部分には腐食は全く見られなかった。
【0014】
実施例2
ポリウレタンと陽極酸化アルミニウム合金の複合材(重量15g)を、ジエチレングリコール100g、ジブチルチンジラウレート0.5gを入れたフラスコ中で170で加熱したところ、6時間でポリウレタンはソルボリシスされて液化し、腐食されていないアルミニウム合金を得ることができた。
このアルミニウム合金のポリウレタンとの接着面を観察したところ、ポリウレタンは完全に取り除かれ、アルミニウム合金表面の陽極酸化皮膜部分には腐食は全く見られなかった。
【0015】
実施例3
ポリウレタンと陽極酸化アルミニウム合金の複合材(重量15g)を、ジエチレングリコール100g、ジエタノールアミン0.5g、ジブチルチンジラウレート0.25gを入れたフラスコ中で170で加熱したところ、8時間でポリウレタンはソルボリシスされて液化し、腐食されていないアルミニウム合金を得ることができた。
このアルミニウム合金のポリウレタンとの接着面を観察したところ、ポリウレタンは完全に取り除かれ、アルミニウム合金表面の陽極酸化皮膜部分には腐食は全く見られなかった。
【0016】
実施例4
ポリウレタンと陽極酸化アルミニウム合金の複合材(重量5g)を、このポリウレタンの原料ポリオール中でソルボリシスの触媒を添加せずに170℃で加熱したところ、13時間でポリウレタンはソルボリシスされて液化し、腐食されていないアルミニウム合金を得ることができた。
このアルミニウム合金のポリウレタンとの接着面を観察したところ、ポリウレタンは完全に取り除かれ、アルミニウム合金表面の陽極酸化皮膜部分には腐食は全く見られなかった。
【0017】
実施例5
ポリウレタンと陽極酸化アルミニウム合金の複合材(重量15g)を、ソルボリシスの触媒としてジブチルチンジラウレート0.1gを添加した、このポリウレタンの原料ポリオール中で、170℃で加熱したところ、7時間でポリウレタンはソルボリシス化されて液化し、腐食されていないアルミニウム合金を得ることができた。
このアルミニウム合金のポリウレタンとの接着面を観察したところ、ポリウレタンは完全に取り除かれ、アルミニウム合金表面の陽極酸化皮膜部分には腐食は全く見られなかった。
【0018】
実施例6
ポリウレタンと陽極酸化アルミニウム合金から成る複合材(重量15g;ポリウレタン部分は、ジブチルチンジラウレートを硬化触媒として用い、ポリエーテル系ポリオールとポリイソシアネートから調製されたポリウレタンである)を、ジエチレングリコール100gを入れたフラスコ中で170℃で加熱したところ、9時間でポリウレタンはソルボリシスされて液化し、腐食されていないアルミニウム合金を得ることができた。
このアルミニウム合金のポリウレタンとの接着面を観察したところ、ポリウレタンは完全に取り除かれ、アルミニウム合金表面の陽極酸化皮膜部分には腐食は全く見られなかった。
【0019】
実施例7
ポリウレタンと陽極酸化アルミニウム合金から成る複合材(重量15g;ポリウレタン部分は、硬化触媒の一つとしてジエタノールアミンを用い、ポリエーテル系ポリオールとポリイソシアネートから調製されたポリウレタンである)を、ジエチレングリコール100gを入れたフラスコ中で170℃で加熱したところ、8時間でポリウレタンはソルボリシスされて液化し、腐食されていないアルミニウム合金を得ることができた。
このアルミニウム合金のポリウレタンとの接着面を観察したところ、ポリウレタンは完全に取り除かれ、アルミニウム合金表面の陽極酸化皮膜部分には腐食は全く見られなかった。
【0020】
実施例8
ポリウレタンと陽極酸化アルミニウム合金の複合材(重量15g)を、ジエチレングリコール100g、ジブチルチンジラウレート0.5gを入れたフラスコ中で170℃で加熱したところ、6時間でポリウレタンはソルボリシスされて液化した。この液化したポリウレタン溶液をイソシアネートと混合したところ、ポリウレタンを再生することができた。
【0021】
【発明の効果】
以上のように、本発明の方法によれば、不可分に接合されたアルミニウム合金形材と、ポリオール成分としてポリエーテルポリオール及び/又はアルキレングリコールを用いて調製されたポリウレタンから成る断熱形材のポリウレタン部分を、ポリオールを用いてソルボリシスするものであるため、従来の燃焼法や粉砕法のように大気汚染や作業環境を悪化させることなく、効率的にアルミニウム合金回収を行うことができ、また、回収されたアルミニウム合金を再使用できることは勿論、ポリウレタン部分のソルボリシスから生成する溶液も、そのままポリウレタン製造の原料として再利用することができる。従って、廃棄物の再生利用、省資源の観点からも極めて有用である。
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for recovering an aluminum alloy from an inseparably joined aluminum alloy profile and a heat-insulated profile composed of polyurethane, for example, a heat-insulated profile filled with polyurethane foam in voids of the aluminum alloy profile. is there.
[0002]
[Prior art]
In recent years, the manufacturing industry has increasingly used composite materials, rather than single materials, to manufacture such products in response to the need for multi-functional, high-performance products. . In terms of disposal and reuse, such composite materials are difficult to handle because they are composed of materials having different properties, and in order to reuse these discarded composite materials, it is necessary to use composite materials. There is a need for a technology that separates a single material from the material. As a method of recovering a metal part from a heat-insulated profile of metal and polyurethane, there is a method of burning polyurethane or a method of pulverizing such a composite material and physically separating the metal and polyurethane to recover the metal. At present, either of them is being carried out.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The metal recovery method according to the incineration, since incineration of polyurethane, is the inevitable produce a NO X and CO 2, among the environmental protection is advocated not be said suitable method. In addition, the method of physically separating the heat-insulated profile after pulverization has the drawbacks that the dust at the time of pulverization is severe and that the polyurethane adhered to the metal piece cannot be completely removed.
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above problems, and has as its object to carry out a chemical treatment without incinerating polyurethane from insulated shapes composed of an inseparably joined aluminum alloy shape and polyurethane. completely separated from the aluminum alloy portion is to provide a method of recovering aluminum alloy portion efficiently.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, from a heat-insulated shape obtained by filling and joining a polyurethane prepared by using a polyether polyol and / or an alkylene glycol as a polyol component inseparably into a void portion of an aluminum alloy shape , A method for recovering an aluminum alloy and a polyurethane decomposition solution by decomposing and liquefying polyurethane by a solvolysis reaction using a liquid containing a polyol.
In a preferred embodiment, as the polyol, the same polyol as the polyol component used as the raw material of the polyurethane of the heat-insulating shape is used, and the amine used as a catalyst during the synthesis of the polyurethane during the solvolysis reaction is used. It is preferable to use the same compound as the compound and / or the tin compound. Further, the metal portions of the heat insulating profile is an aluminum alloy that is resistant to solvolysis reaction, for example, anodized aluminum alloy is preferred.
[0005]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
In the method of the present invention, a heat-treated insulating material of a polyurethane composite prepared using a polyether polyol and / or an alkylene glycol as an aluminum alloy profile- polyol component is heated in a liquid containing a polyol, and a polyurethane portion is added. It is characterized by undergoing solvent decomposition (hereinafter referred to as solvolysis).
The polyurethane of the heat-insulating profile of the aluminum alloy profile- polyurethane composite to which the method of the present invention is applied may be any of hard, soft and foam. In addition, the reaction time of solvolysis can be shortened by crushing the heat-insulated profile as a pretreatment for solvolysis.
[0006]
Examples of the polyol include dihydric alcohols such as ethylene glycol, propylene glycol, diethylene glycol, and dipropylene glycol; trihydric alcohols such as glycerin and triethylene glycol; and polyhydric alcohols obtained by adding an alkylene oxide to these alcohols. Of these, particularly effective is diethylene glycol.
[0007]
Examples of the catalyst used for solvolysis include amine compounds and organometallic compounds. Specifically, the amine compounds include butylamine, hexylamine, dibutylamine, triethylamine, tributylamine, ethylenediamine, triethylenediamine, tetramethylenediamine, and hexamethylenediamine. Methylenediamine, diethylenetriamine, 2- (2-aminoethoxy) ethanol, monoethanolamine, diethanolamine, triethanolamine, polyoxypropylenepolyamine, aniline, methylaniline, o-, m-, p-toluidine, diethyltolylenediamine, Cyclohexylamine, piperazine, piperidine, N-ethylmorpholine, and the like. Examples of the organometallic compound include dimethyltin dilaurate and dimethyltin merkaline. Plastid, dibutyltin diacetate, dibutyltin dilaurate, dibutyltin mercaptide, dibutyltin maleate, tin octoate, tin oleate, potassium acetate, sodium acetate and the like. Of these, particularly effective compounds are triethylamine, triethylenediamine, N-ethylmorpholine, monoethanolamine, diethanolamine, and triethanolamine for amine compounds, and dimethyltin mercaptide, dimethyltin dilaurate, and dibutyltin diamine for organometallic compounds. Acetate, dibutyltin mercaptide, dibutyltin dilaurate, tin octoate, tin oleate.
[0008]
In an insulated profile consisting of an inseparably joined aluminum alloy profile and polyurethane, the polyurethane portion is synthesized from a polyisocyanate, a polyol, a catalyst and the like. In the case where the polyurethane portion is prepared using a polyether polyol or an alkylene glycol as the polyol component, the polyol which has been bonded to the polyisocyanate by solvolysis, for example, when glycol is used as the polyol, the urethane bond in the polyurethane is cleaved. The moiety replaces the glycol molecule. That is, by solvolysis, the polyurethane is decomposed into an oligomer in which glycol molecules are bonded to polyisocyanate molecules, and finally, the oligomer and the raw material polyol are dispersed. Therefore, the polyurethane solution thus solvolyzed can be prepared by mixing with a polyisocyanate added as a raw material to prepare the original polyurethane, and prepared using a polyether polyol or an alkylene glycol as a polyol component. The polyurethane solvolysis solution can be reused as a raw material for synthesizing the original polyurethane. Polyurethanes prepared from polyester-based polyols also cause the above-mentioned replacement of polyol molecules and glycol molecules, but the ester bond portion in the polyol also undergoes solvolysis. Even if mixed with the polyisocyanate added as the above, the original polyurethane cannot be prepared. Accordingly, when a solvolysis solution of polyurethane prepared using a polyester-based polyol as a polyol component is reused as a raw material for polyurethane, a polyurethane different from the original polyurethane is obtained.
[0009]
As a catalyst at the time of preparing polyurethane, amine compounds include triethylamine, dibutylamine, tributylamine, ethylenediamine, triethylenediamine, tetramethylenediamine, hexamethylenediamine, tetrahexamethylenediamine, diethylenetriamine, 2- (2-aminoethoxy) ethanol, and monoamine. Ethanolamine, diethanolamine, triethanolamine, polyoxypropylene polyamine, methylaniline, o-, m-, p-toluidine, diethyltolylenediamine, cyclohexylamine, pyridine, piperazine, piperidine, morpholine, N-methylmorpholine and the like are used. The tin compounds include dimethyltin dilaurate, dimethyltin mercaptide, dimethyltin thiocarboxylate, Reeto, dibutyltin diacetate, dibutyltin dilaurate, dibutyltin mercaptide, dibutyltin thiocarboxylate, dibutyltin dimaleate, dioctyltin mercaptide, dioctyltin thiocarboxylate, tin octoate, tin oleate is used.
[0010]
According to the study of the present inventors, when a solvolysis catalyst is used as a catalyst during polyurethane preparation, these remain as residual catalyst in the polyurethane, so that solvolysis can be performed without adding a catalyst during decomposition. Has been found to be. In the solvolysis in such a system, it was observed that swelling due to glycol occurred at an early stage, and after the glycol had penetrated into the inside of the polyurethane, solvolysis was caused by the catalyst remaining in the inside of the polyurethane. In the system to which the catalyst was added, such a state was not observed, and solvolysis was gradually performed from the surface of the polyurethane. As described above, while being a catalyst that remains in the polyurethane and promotes solvolysis, a high-quality polyurethane can be obtained as a catalyst during the synthesis of the polyurethane, and a catalyst that provides sufficient curability with a small amount of addition includes: Particularly, diethanolamine and dibutyltin dilaurate can be mentioned. By preparing a polyurethane containing these catalysts and using a polyether polyol and / or an alkylene glycol as a polyol component, solvolysis can be carried out without adding a catalyst. It can be reused as a raw material for synthesis and is very effective.
[0011]
Specific examples of the polyisocyanate used for preparing the polyurethane include tolylene diisocyanate, diphenylmethane diisocyanate, xylylene diisocyanate, hexamethylene diisocyanate, isophorone diisocyanate, naphthylene diisocyanate, tolidine diisocyanate, and the like, and / or those obtained by polymerizing these polyisocyanates. is there. Since the polyisocyanate is not directly involved in the solvolysis of the polyurethane, there is no limitation on what kind of polyisocyanate was used as a raw material of the polyurethane.
[0012]
In the method of the present invention, solvolysis is usually performed at a temperature of 130 to 220 ° C. However, at a temperature of 190 ° C. or higher, the effect of shortening the solvolysis time by the catalyst is close to the saturated state. At a temperature of 190 ° C. or higher, the solvolysis by the residual catalyst inside the polyurethane can be completed in the same time as when the catalyst is added.
[0013]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to examples. However, it goes without saying that the present invention is not limited to the following examples.
Example 1
When a composite material of polyurethane and anodized aluminum alloy (weight 15 g) was heated at 170 ° C. in a flask containing 100 g of diethylene glycol and 1.0 g of diethanolamine, the polyurethane was solvolyzed and liquefied in 9 hours without being corroded. An aluminum alloy was obtained.
Observation of the bonding surface of the aluminum alloy with the polyurethane revealed that the polyurethane was completely removed and no corrosion was observed on the anodic oxide film portion on the aluminum alloy surface.
[0014]
Example 2
When a composite material of polyurethane and anodized aluminum alloy (weight 15 g) was heated at 170 in a flask containing 100 g of diethylene glycol and 0.5 g of dibutyltin dilaurate, the polyurethane was solvolyzed and liquefied and corroded in 6 hours. No aluminum alloy could be obtained.
Observation of the bonding surface of the aluminum alloy with the polyurethane revealed that the polyurethane was completely removed and no corrosion was observed on the anodic oxide film portion on the aluminum alloy surface.
[0015]
Example 3
A composite material of polyurethane and anodized aluminum alloy (weight 15 g) was heated at 170 in a flask containing 100 g of diethylene glycol, 0.5 g of diethanolamine, and 0.25 g of dibutyltin dilaurate. In 8 hours, the polyurethane was solvolyzed and liquefied. Thus, an uncorroded aluminum alloy could be obtained.
Observation of the bonding surface of the aluminum alloy with the polyurethane revealed that the polyurethane was completely removed and no corrosion was observed on the anodic oxide film portion on the aluminum alloy surface.
[0016]
Example 4
When a composite material of polyurethane and anodized aluminum alloy (weight 5 g) was heated at 170 ° C. in a polyol of this polyurethane without adding a solvolysis catalyst, the polyurethane was solvolyzed and liquefied and corroded in 13 hours. Not obtained aluminum alloy.
Observation of the bonding surface of the aluminum alloy with the polyurethane revealed that the polyurethane was completely removed and no corrosion was observed on the anodic oxide film portion on the aluminum alloy surface.
[0017]
Example 5
When a composite material of polyurethane and anodized aluminum alloy (weight 15 g) was heated at 170 ° C. in a polyurethane raw material to which 0.1 g of dibutyltin dilaurate was added as a solvolysis catalyst, the polyurethane was solvolyzed in 7 hours. And liquefied to obtain an uncorroded aluminum alloy.
Observation of the bonding surface of the aluminum alloy with the polyurethane revealed that the polyurethane was completely removed and no corrosion was observed on the anodic oxide film portion on the aluminum alloy surface.
[0018]
Example 6
A flask containing a composite material of polyurethane and an anodized aluminum alloy (weight: 15 g; the polyurethane portion is a polyurethane prepared from a polyether polyol and a polyisocyanate using dibutyltin dilaurate as a curing catalyst) and 100 g of diethylene glycol When heated at 170 ° C. in water, the polyurethane was solvolyzed and liquefied in 9 hours, and an uncorroded aluminum alloy could be obtained.
Observation of the bonding surface of the aluminum alloy with the polyurethane revealed that the polyurethane was completely removed and no corrosion was observed on the anodic oxide film portion on the aluminum alloy surface.
[0019]
Example 7
A composite material composed of polyurethane and an anodized aluminum alloy (weight: 15 g; the polyurethane portion is a polyurethane prepared from a polyether-based polyol and a polyisocyanate using diethanolamine as one of the curing catalysts) was charged with 100 g of diethylene glycol. When heated in a flask at 170 ° C., the polyurethane was solvolyzed and liquefied in 8 hours, and an uncorroded aluminum alloy could be obtained.
Observation of the bonding surface of the aluminum alloy with the polyurethane revealed that the polyurethane was completely removed and no corrosion was observed on the anodic oxide film portion on the aluminum alloy surface.
[0020]
Example 8
When a composite material of polyurethane and anodized aluminum alloy (weight 15 g) was heated at 170 ° C. in a flask containing 100 g of diethylene glycol and 0.5 g of dibutyltin dilaurate, the polyurethane was solvolyzed and liquefied in 6 hours. When this liquefied polyurethane solution was mixed with isocyanate, the polyurethane could be regenerated.
[0021]
【The invention's effect】
As described above, according to the method of the present invention, the polyurethane part of the heat-insulating profile consisting of an inseparably joined aluminum alloy profile and a polyurethane prepared using polyether polyol and / or alkylene glycol as the polyol component Is used for solvolysis using a polyol, so that aluminum alloy can be efficiently collected without deteriorating air pollution and working environment as in the conventional combustion method and pulverization method. Not only can the aluminum alloy be reused, but also the solution generated from the solvolysis of the polyurethane portion can be reused as a raw material for producing polyurethane. Therefore, it is extremely useful from the viewpoint of recycling of waste and resource saving.

Claims (7)

アルミニウム合金形材の空隙部に一体不可分に、ポリオール成分としてポリエーテルポリオール及び/又はアルキレングリコールを用いて調製されたポリウレタンが充填・接合されて成る断熱形材から、アルミニウム合金を回収する方法であって、ポリオールを含む液体を用いた加溶媒分解反応によってポリウレタンを分解して液状化し、アルミニウム合金とポリウレタン分解溶液を回収することを特徴とするアルミニウム合金の回収方法。A method for recovering an aluminum alloy from a heat-insulated profile formed by filling and joining a polyurethane prepared by using a polyether polyol and / or an alkylene glycol as a polyol component inseparably into a void portion of the aluminum alloy profile. Te, to decompose the polyurethane liquefied by solvolysis reaction using a liquid containing a polyol, a method of recovering aluminum alloy and recovering the aluminum alloy and polyurethane decomposing solution. 前記加溶媒分解反応の触媒として、ポリウレタンの合成時に触媒として用いられたアミン化合物及び/又はスズ化合物を用いる請求項に記載の方法。The method according to claim 1 , wherein an amine compound and / or a tin compound used as a catalyst during the synthesis of polyurethane is used as a catalyst for the solvolysis reaction. 前記アミン化合物がトリエチルアミン、トリエチレンジアミン、N−エチルモルホリン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、及びトリエタノールアミンよりなる群から選ばれた少なくとも1種の化合物であり、スズ化合物がジメチルチンメルカプチド、ジメチルチンジラウレート、ジブチルチンジアセテート、ジブチルチンメルカプチド、ジブチルチンジラウレート、オクタン酸スズ、及びオレイン酸スズよりなる群から選ばれた少なくとも1種の化合物である請求項に記載の方法。The amine compound is at least one compound selected from the group consisting of triethylamine, triethylenediamine, N-ethylmorpholine, monoethanolamine, diethanolamine, and triethanolamine, and the tin compound is dimethyltin mercaptide, dimethyltin dilaurate. The method according to claim 2 , wherein the compound is at least one compound selected from the group consisting of dibutyltin diacetate, dibutyltin mercaptide, dibutyltin dilaurate, tin octoate, and tin oleate. 前記ポリオールがジエチレングリコールである請求項1乃至のいずれか一項に記載の方法。The method according to any one of claims 1 to 3 , wherein the polyol is diethylene glycol. 前記ポリオールが、ポリウレタンの原料のポリオール成分と同一のポリオールである請求項1乃至のいずれか一項に記載の方法。The method according to any one of claims 1 to 3 , wherein the polyol is the same polyol as a polyol component as a raw material of polyurethane. 不可分に接合されたアルミニウム合金形材とポリウレタンから成る断熱形材のポリウレタン部分がアミン化合物及び/又はスズ化合物を含有している請求項1乃至のいずれか一項に記載の方法。The method according to any one of claims 1 to 5 inseparably bonded aluminum alloy profile and polyurethane portions of the heat insulating profile made of polyurethane contain an amine compound and / or tin compounds. 不可分に接合されたアルミニウム合金形材とポリウレタンから成る断熱形材のポリウレタン部分がジブチルチンジラウレート及び/又はジエタノールアミンを含有している請求項1乃至のいずれか一項に記載の方法。The method according to any one of claims 1 to 5 inseparably bonded aluminum alloy profile and polyurethane portions of the heat insulating profile made of polyurethane containing dibutyltin dilaurate and / or diethanolamine.
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