JP3596151B2 - Power steering device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、低負荷圧時にポンプから制御弁に供給される流量を低減して省エネルギ化を図った動力舵取装置、特に低速時においては低負荷圧時であっても流量低減作用を無効にできるようにした動力舵取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ハンドルを操作していない低負荷圧時にポンプから制御弁に供給される流量を低減して省エネルギ化を図った動力舵取装置は、例えば特開平6−8840号公報に記載されているように公知である。
かかる動力舵取装置においては、流量調整弁のばね室と低圧側との間に、負荷圧に応じて絞り開度が変化される負荷圧感応弁を設け、低負荷圧時においては、負荷圧感応弁を開口して流量調整弁のばね室を低圧側に開放し、制御弁に供給される流量を低減して省エネルギ化を達成している。またハンドル操作により負荷圧が上昇すると負荷圧感応弁が閉止され、制御弁に供給される流量を増大復帰させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この種の動力舵取装置によれば、車の走行状態の大半を占める直進走行時において、ポンプ駆動に必要な動力損失が低減され、省エネルギ化に大きな効果を発揮できるようになっている。
しかしながら、上記したように、ハンドル操作による負荷圧の上昇によって制御弁に供給される流量を増大復帰する構成であるため、低速、据切時においては、ハンドルを操作して負荷圧をある程度まで上昇させないことにはアシストに十分必要な流量まで復帰せず、低速、据切時においてはハンドル切り始めの操舵力が重くなる問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した問題を解決するためになされたもので、ポンプとパワーシリンダの両油室とリザーバとに接続する流路にハンドル操舵に応じて制御される可変絞りをそれぞれ設けた制御弁と、前記ポンプの吐出通路中に設けられたメータリングオリフィスの前後差圧に応じてバイパス通路を開閉し前記制御弁に供給する流量を所定流量に制御する流量調整弁とを備えた動力舵取装置において、負荷圧に応じて制御され低負荷圧時は開口され高負荷圧時は閉止される第1の可変絞りを備えた負荷圧感応弁と、この負荷圧感応弁の下流側に接続され、車速に応じて制御され低速走行時は閉止され高速走行時は開口される第2の可変絞りを備えた電磁弁とを設け、これら負荷圧感応弁および電磁弁の第1および第2の可変絞りを直列に介して流量調整弁のばね室を低圧側に連通させたものである。
【0005】
上記した構成により、操舵の中立状態においては負荷圧が低いので、負荷圧感応弁の第1の可変絞りが開かれているが、低速走行時においては電磁弁の第2の可変絞りが閉じられているため、流量調整弁のばね室は低圧側に開放されず、制御弁に供給される作動油の供給流量は最大流量に維持され、低速、据切時の操舵が軽快に行える。
【0006】
これに対し、中速、高速走行時における操舵の中立状態においては、第1および第2の可変絞りが開かれているので、これら可変絞りを介して流量調整弁のばね室が低圧側に開放されて圧力が低下する。従ってポンプより吐出された作動油はより多くポンプの吸入側に還流され、制御弁に供給される作動油の供給流量が減少され、エネルギ損失を低減できる。
【0007】
しかして中速、高速走行状態において、ステアリングが操作されて負荷圧が上昇すると、負荷圧感応弁が作動して第1の可変絞りが縮小し、ついには閉止されるに至る。これにより制御弁に供給される作動油の供給流量が増加され、アシスト作用に寄与する。
【0008】
【実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は油圧式の動力舵取装置の全体構成を示し、この動力舵取装置は、主として、自動車エンジンによって駆動されるポンプ10と、リザーバ11と、ステアリング操作をパワーアシストするパワーシリンダ12と、ステアリングホイールの回転により作動して前記ポンプ10からパワーシリンダ12に供給される作動油を絞り制御するロータリ式の制御弁13とによって構成されている。
【0009】
前記ポンプ10のポンプハウジング14には、図2に示すように弁収納穴15が形成され、この弁収納孔15にポンプ10の吐出ポートに連通する供給通路16とポンプ10の吸入ポートに連通するバイパス通路17が弁収納孔15の軸線方向に離間して開口されている。
前記弁収納孔15の一端にはユニオン18が液密的に螺着され、このユニオン18に前記制御弁13の入口ポートに通ずる送出口19が開口されている。またユニオン18には、前記供給通路16と送出口19との間にメータリングオリフィス22が形成されている。
【0010】
前記弁収納穴15には流量調整用のバイパスバルブ24が摺動可能に嵌装され、このバイパスバルブ24はばね室25に介挿したばね26の弾発力により供給通路16とバイパス通路17との連通を閉止する方向に付勢されている。
前記ポンプハウジング14には、前記メータリングオリフィス22通過後の作動油を前記弁収納穴15のばね室25に導く連通路27が形成されている。連通路27の途中には制御オリフィス29が形成され、この制御オリフィス29を介してメータリングオリフィス22の下流側の作動油が前記ばね室25に導かれる。これによりバイパスバルブ24の両端にはメータリングオリフィス22の前後差圧が導入され、この差圧に応じてバイパスバルブ24が軸方向へ移動し、上記差圧を一定にするようにバイパス通路17の開度を調整するようになっている。上記したメータリングオリフィス22、バイパスバルブ24およびばね26により、流量調整弁30を構成している。
【0011】
また前記ポンプハウジング14には、弁収納孔15と平行に嵌挿穴31が形成され、この嵌挿穴31に負荷圧感応弁32が収納されている。かかる負荷圧感応弁32は、前記嵌挿穴31に摺動可能に嵌挿されたスプールバルブ33と、このスプールバルブ33の先端に固着されたボール34と、このボール34が着座する弁座35に開口する内孔36と、前記スプールバルブ33を弁座35から離間する方向に付勢するばね37とから構成されている。
【0012】
前記スプールバルブ33の一端には、ポンプハウジング14に形成した第1の導入路40を介して前記制御オリフィス29を通過する前の作動油が導入されるようになっている。また前記内孔36の一端には、ポンプハウジング14に形成した第2の導入路41を介して前記制御オリフィス29を通過した後の作動油が導入されるようになっている。
【0013】
ここで前記スプールバルブ33の外径(DA)と、弁座35に形成した内孔36の内径(DB)との関係は、スプールバルブ33の外径の方が内孔36の内径より僅かに大きくなっており、これにより制御オリフィス29の上流側の圧力が導入されるスプールバルブ33一端側の受圧面積SA(=π/4・DA2 )を大とし、制御オリフィス29の下流側の圧力が導入されるスプールバルブ33他端(ボール34)側の受圧面積SB(=π/4・DB2 )を小としている。そして、前記スプールバルブ33に固着されたボール34と弁座35との間で第1の可変絞り43が形成され、この第1の可変絞り43の下流側はポンプハウジング14に形成した排出路44の一端に連通され、この排出路44の他端は前記バイパス通路17に連通されている。
【0014】
前記排出路44の途中には第2の可変絞り45が設けられ、この第2の可変絞り45を車速に応じて制御する電磁弁46が前記ポンプハウジング14に取付けられている。かかる電磁弁46はソレノイドに印加される電流に応じて変位される制御ロッド48を備え、この制御ロッド48によって第2の可変絞り45の開度を制御するようになっている。
【0015】
前記電磁弁46には車速センサ50からの車速信号が入力される電子制御装置51によって車速に応じた電流がソレノイド駆動回路52を介して印加され、第2の可変絞り45の開度を車速に応じて図4に示すように制御するようになっている。すなわち、車速が低い低速走行時及び停車時には、第2の可変絞り45の開度を閉止し、車速の上昇に従って第2の可変絞り45の開度を増大し、高速走行時においては最大開度A2に保つようにしている。
【0016】
上記した構成により、負荷圧感応弁32は通常(低負荷圧時)ばね37の付勢力により摺動端に保持され、第1の可変絞り43を全開している。一方、高速走行時においては電磁弁46の作用により第2の可変絞り45が全開されている。これにより前記流量調整弁30のばね室25は、第1および第2の可変絞り43を直列に介して低圧側のバイパス通路17に連通される。
【0017】
この状態においては、メータリングオリフィス22を通過した作動油は制御オリフィス29を介してばね室25に導入されるとともに、内孔36、第1および第2の可変絞り43、45を介して低圧側(バイパス通路17)に排出される。従って負荷圧感応弁32には、制御オリフィス29通過前の圧力Pbによって発生する右方向の油圧推力と、制御オリフィス29通過後の圧力Paによって発生する左方向の油圧推力とが作用する。
【0018】
この場合、負荷圧感応弁32を右方向油圧推力として作用する受圧面積がSAであり、左方向油圧推力として作用する受圧面積がSBであるので、負荷圧感応弁24を右方向に押圧する推力F1は、F1=SA・Pb、反対に左方向に押圧する推力F2は、F2=SB・Pa+Fsとなる。ここでFsはばね37のばね力を示す。
【0019】
そして、負荷圧が低圧の状態においては、負荷圧感応弁32に作用する左右の油圧推力差が小さいため、ばね37によるバイアス作用により、F1<F2の関係が成り立つ。しかしながら、負荷圧が高くなると、左右の油圧推力差が増大し、F1>F2の関係に変化する。従って負荷圧感応弁32はばね37に抗して変位し始め、第1の可変絞り43が縮小され、遂には閉止されるに至る。
【0020】
前記制御弁13は、図1に簡略図示するように、ポンプ10とパワーシリンダ12の両油室とリザーバ11とにそれぞれ接続する4つの流路にセンタオープン形の可変絞りV1、V2、V3、V4を設けた構成からなっている。
なお、図1中60は、前記流量調整弁30のバイパスバルブ24内に組み込まれたレリーフ弁で、このレリーフ弁60は前記バイパスバルブ24のばね室25の圧力が設定圧以上になったときに作動して、圧力を前記バイパス通路17に逃がすようになっている。
【0021】
次に上述した実施の形態に基づいて作動を説明する。
自動車エンジンによりポンプ10が駆動されると、作動油がポンプ10の吐出ポートから供給通路19に吐出される。供給通路19に吐出された作動油はメータリングオリフィス22を通過して送出口21から送出され、制御弁13に供給される。また、メータリングオリフィス22を通過した作動油は、連通路27を介してばね室25に導入される。従ってバイパスバルブ24にはメータリングオリフィス22前後の差圧が作用し、この差圧を一定に維持するようにバイパス通路17の開度を制御し、制御弁13に供給する流量を一定に制御する。
【0022】
ところで、操舵の中立状態においては、制御弁13に供給された作動油は可変絞りV1、V2より可変絞りV3、V4を介してリザーバ11に等分的に排出され、パワーシリンダ12の両油室は均等な低圧状態に保持される。
この状態においては負荷圧が低いので、負荷圧感応弁32の両端に作用する油圧推力差は小さく、ばね37によるバイアス作用により負荷圧感応弁32はボール34が弁座35より離間する方向の摺動端に保持される。これにより第1の可変絞り43が全開されて流量調整弁30のばね室25に通ずる第2の導入路41と排出路44とが互いに連通状態に保持される。
【0023】
しかしながら、車の停車状態ないしは低速走行状態においては、電磁弁46の制御ロッド48が第2の可変絞り45を閉止しているため、前記第1の可変絞り43が全開された状態においても、流量調整弁30のばね室25とバイパス通路17との連通は遮断されている。
従って車の停車状態ないしは低速走行状態においては、図5のAに示すように、操舵の中立状態(低負荷圧時)においても供給弁13に供給される供給流量は最大流量Q2に維持され、低速、据切時にハンドル切り始めの操舵力が重くなることはなく、軽快なステアリング操作を行い得る。
【0024】
これに対し、中速ないしは高速走行時には、電磁弁46の制御ロッド48が第2の可変絞り45を開口するので、中速ないしは高速走行時における操舵の中立状態においては、流量調整弁30のばね室25が第1および第2の可変絞り43、45を介してバイパス通路17に連通される。これによりばね室25から低圧側にパイロット流量がリークされてばね室25の圧力が低下するため、バイパスバルブ24がバイパス通路17をより開く方向に変位され、ポンプ10より吐出された作動油はより多くバイパス通路17にバイパスされ、ポンプ10の吸入側に還流される。従って、制御弁13に供給される作動油の供給流量は、中速走行時においては図5のBに示すように流量Q1〜Q2の間に低減され、また、高速走行時においては図5のCに示すように最低流量Q1まで低減される。これにより、ポンプ動力のエネルギ損失を低減できる。
【0025】
また、中速ないしは高速走行時において、ハンドルが操作されると負荷圧が上昇し、この負荷圧がある圧力P1まで上昇すると、負荷圧感応弁32の受圧面積差により、負荷圧感応弁32の両端に作用する油圧推力差が増大する。しかしてその油圧推力差がばね37のバイアス以上になると、負荷圧感応弁32がばね37に抗して変位され、第1の可変絞り43の絞り面積が制限される。従って流量調整弁30のばね室25から低圧側にリークされる流量が減少されるため、ばね室25の圧力が増大されてバイパスバルブ24がバイパス通路17を絞る方向に変位され、制御弁13に供給される作動油の供給流量は、図5に示すように負荷圧の上昇に従って流量Q2まで増加され、アシスト作用に寄与する。
【0026】
【発明の効果】
以上述べたように本発明は、負荷圧に応じて制御され低負荷圧時は開口され高負荷圧時は閉止される第1の可変絞りを備えた負荷圧感応弁と、この負荷圧感応弁の下流側に接続され、車速に応じて制御され低速走行時は閉止され高速走行時は開口される第2の可変絞りを備えた電磁弁とを設け、これら第1および第2の可変絞りを直列に介して流量調整弁のばね室を低圧側に連通させた構成であるので、車の停車状態ないしは低速走行状態においては、操舵の中立状態においても供給弁に供給される供給流量は最大流量に維持され、低速、据切時における軽快なステアリング操作を行い得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す動力舵取装置の全体構成図である。
【図2】ポンプの詳細を示す断面図である。
【図3】負荷圧に対する第1の可変絞りの絞り面積の関係を示すグラフである。
【図4】車速に対する第2の可変絞りの絞り面積の関係を示すグラフである。
【図5】負荷圧に対する供給流量特性を示すグラフである。
【符号の説明】
10 ポンプ
11 リザーバ
12 パワーシリンダ
13 制御弁
14 ポンプハウジング
16 供給通路
17 バイパス通路
22 メータリングオリフィス
24 バイパスバルブ
25 ばね室
26 ばね
30 流量調整弁
32 負荷圧感応弁
43、45 可変絞り
46 電磁弁
50 車速センサ
V1〜V4 可変絞り[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention is directed to a power steering apparatus that saves energy by reducing the flow rate supplied from a pump to a control valve at low load pressure, and in particular, at low speeds, invalidates the flow rate reduction effect even at low load pressure. The present invention relates to a power steering device that can be used.
[0002]
[Prior art]
A power steering apparatus that reduces the flow rate supplied from the pump to the control valve at a low load pressure when the steering wheel is not operated to save energy is disclosed in, for example, JP-A-6-8840. It is known.
In such a power steering device, a load pressure sensitive valve whose throttle opening is changed in accordance with the load pressure is provided between the spring chamber of the flow control valve and the low pressure side. The sensitive valve is opened to open the spring chamber of the flow control valve to the low pressure side, thereby reducing the flow supplied to the control valve to achieve energy saving. When the load pressure is increased by operating the handle, the load pressure sensitive valve is closed, and the flow rate supplied to the control valve is increased and returned.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
According to this type of power steering device, the power loss required for driving the pump is reduced during straight running, which occupies most of the running state of the vehicle, and it is possible to exert a great effect on energy saving.
However, as described above, since the flow rate supplied to the control valve is increased and returned by an increase in the load pressure due to the operation of the handle, the handle is operated to increase the load pressure to a certain extent at low speed and when the vehicle is stationary. Otherwise, there is a problem that the flow rate does not return to a level sufficient for assisting, and the steering force at the start of turning the steering wheel becomes heavy at low speed and when the vehicle is stationary.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made in order to solve the above-described problems, and has a control valve provided with a variable throttle controlled in accordance with steering wheel steering in a flow path connected to both the oil chamber of the pump and the power cylinder and the reservoir. And a flow control valve for opening and closing a bypass passage in accordance with a pressure difference between a metering orifice provided in a discharge passage of the pump and controlling a flow supplied to the control valve to a predetermined flow. A load pressure-sensitive valve having a first variable throttle that is controlled according to the load pressure and is opened at a low load pressure and closed at a high load pressure, and connected to a downstream side of the load pressure-sensitive valve; A solenoid valve having a second variable throttle which is controlled according to the vehicle speed and is closed during low-speed running and opened during high-speed running, and the first and second variable valves of the load pressure sensitive valve and the solenoid valve are provided. flow through the aperture to the series The spring chamber of the control valve is obtained communicated with the low pressure side.
[0005]
With the above-described configuration, the load variable is low in the neutral state of steering, so that the first variable throttle of the load pressure sensitive valve is open, but the second variable throttle of the solenoid valve is closed during low-speed running. Therefore, the spring chamber of the flow control valve is not opened to the low pressure side, the supply flow rate of the hydraulic oil supplied to the control valve is maintained at the maximum flow rate, and steering at low speed and at the time of stationary operation can be performed lightly.
[0006]
On the other hand, in the neutral state of steering at the time of middle-speed and high-speed running, the first and second variable throttles are opened, so that the spring chamber of the flow control valve is opened to the low pressure side via these variable throttles. The pressure drops. Accordingly, more hydraulic oil discharged from the pump is returned to the suction side of the pump, and the supply flow rate of hydraulic oil supplied to the control valve is reduced, so that energy loss can be reduced.
[0007]
When the steering is operated to increase the load pressure in the middle-speed and high-speed driving states, the load-pressure-sensitive valve is actuated, the first variable throttle is reduced, and finally the valve is closed. Thereby, the supply flow rate of the working oil supplied to the control valve is increased, which contributes to the assist operation.
[0008]
Embodiment
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 shows an overall configuration of a hydraulic power steering device. The power steering device mainly includes a
[0009]
As shown in FIG. 2, a
A
[0010]
A
A
[0011]
A
[0012]
The operating oil before passing through the
[0013]
Here, the relationship between the outer diameter (DA) of the
[0014]
A second
[0015]
A current corresponding to the vehicle speed is applied to the
[0016]
With the above-described configuration, the load pressure
[0017]
In this state, the hydraulic oil that has passed through the
[0018]
In this case, the pressure receiving area that acts on the load pressure
[0019]
When the load pressure is low, the difference between the right and left hydraulic thrusts acting on the load pressure
[0020]
As shown in FIG. 1, the
In FIG. 1,
[0021]
Next, the operation will be described based on the above-described embodiment.
When the
[0022]
By the way, in the neutral state of steering, the hydraulic oil supplied to the
In this state, since the load pressure is low, the difference in hydraulic thrust acting on both ends of the load pressure
[0023]
However, when the vehicle is stopped or running at a low speed, the
Therefore, when the vehicle is stopped or running at a low speed, the supply flow rate supplied to the
[0024]
On the other hand, the
[0025]
When the steering wheel is operated at a middle speed or a high speed, the load pressure rises. When the load pressure rises to a certain pressure P1, the load receiving area of the load pressure
[0026]
【The invention's effect】
Above mentioned manner, the present invention, low load pressure time is controlled according to the load pressure and the load pressure responsive valve opening by a high load pressure time is provided with a first variable throttle being closed, the load pressure responsive valve And a solenoid valve having a second variable throttle which is controlled in accordance with the vehicle speed and is closed during low-speed running and opened during high-speed running. Since the spring chamber of the flow control valve is connected in series to the low pressure side via the series connection, the supply flow rate supplied to the supply valve is the maximum flow rate even in the neutral state of steering when the vehicle is stopped or running at low speed. , And there is an effect that a light steering operation can be performed at low speed and when the vehicle is stationary.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall configuration diagram of a power steering device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a sectional view showing details of a pump.
FIG. 3 is a graph showing a relationship between a load pressure and a throttle area of a first variable throttle.
FIG. 4 is a graph showing a relationship between a vehicle speed and a stop area of a second variable stop.
FIG. 5 is a graph showing a supply flow rate characteristic with respect to a load pressure.
[Explanation of symbols]
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