JP3594334B2 - Chair - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、オフィス等において好適に使用される椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、背座一体形の椅子として、例えば座対応部分及び背もたれ対応部分を一体に成形してなる側面視L字形のベースシェルを備え、このベースシェルに係合部を介して着脱可能に座及び背もたれを取り付けるようにした椅子が知られている。このうち、ベースシェルの座対応部分の前部近傍と座の前部近傍とを連結する前係合部は、ベースシェルの上面に突設した後向き爪を、座の下面に引き回した線条体などに係合させて、座の浮き上がりを防止する構造になっている。また、他の係合部、例えばベースシェルの座対応部分の後部近傍と座の後部近傍とを連結する係合部などは、ベースシェルに突設した二股形状の係合要素の股の間に、座の下面や背の背面に引き回した線条体を挟み込んで装着するいわゆる掴み構造によっているのが通例である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、単にこのような構成だけでは、前係合部でベースシェルと座の解離が生じ易いという問題がある。すなわち、このような背座一体形のシェルは全体が樹脂一体成形品であって弾性を有しているのが通例であり、しかも座を構成するクッション材等は柔軟な素材からなるものであるため、座に着座したり、背もたれにもたれたりした際には、ベースシェルが撓み変形したり、座が位置ずれしたりして、座の前部がベースシェルに対して相対的に後方に変位し易い。このような場合に、従来のようにベースシェルに突設した後向き爪を単に座の下面に形成した線条体に係合させておくだけでは、座の前部が後方に変位したときに爪と係合要素とが比較的簡単に解離してしまう。したがって、この種の椅子では、座の前部がベースシェルから剥離し易いという問題があり、信頼性や耐久性を高めるために何らかの措置を講じることが望まれている。
【0004】
本発明は、このような不具合を好適に解消することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような構成を採用したものである。すなわち、本発明に係る椅子は、座対応部分及び背もたれ対応部分を一体に成形してなる側面視L字形のベースシェルを備え、このベースシェルに係合部を介して着脱可能に座及び背もたれを取り付けるようにしたものにおいて、ベースシェルの座対応部分の前部近傍と座の前部近傍とを連結する前係合部を、ベースシェルの上面に突設した後下方に開口する爪と、クッション材の下面に添設する位置に補助シェルを配設した座の下面であって前記爪に係合する位置に形成した係合要素と、ベースシェルの上面であって前記係合要素近傍の補助シェルの下面に当接する位置に突設され座の前部を前上方に向かって付勢する起立片とから構成してなるとともに、前記補助シェルの下面を前記起立片の形状に対応する形状に成形していることを特徴とする。
【0006】
起立片の具体的な実施の態様としては、後上方に向けて緩やかに立ち上がるリブであるものが挙げられる。
【0007】
係合要素の具体的な実施の態様としては、座の下面に形成した開口窓であるものや、座の下面に保持させた線条体であるものが挙げられる。
【0008】
係合要素は、前記補助シェルに一体形成しておくことが有効となる。
【0009】
【作用】
このような構成のものであれば、前係合部におけるベースシェルと座の解離が有効に防止されるものとなる。すなわち、この椅子の前係合部は、ベースシェルに突設した爪に座に形成した係合要素を係合させた際に、ベースシェルに突設した起立片が座の下面に当接して該座を前上方に向かって付勢する。その際に、座に一体形成されている係合要素も前上方に向かって引上げられるが、爪は後下方に開口していて、その方向は係合要素と爪がより深く係合する方向に一致することになり、しかも座の後方への位置づれを禁止する抑止力として働く。したがって、本発明によると、単に爪と係合要素を係合させる構造に比べて前係合部の装着状態がより良好なものとなり、座に着座したり背もたれにもたれたりして座の前部がベースシェルに対して相対的に後方へ変位しようとした場合にも、爪と係合要素の解離を有効に阻止して、座の前部をベースシェルに安定して拘留させておくことができる。
【0010】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を、図面を参照して説明する。
【0011】
この椅子は、図1に示すように、脚1と、この脚1に傾動装置2を介して取り付けられるベースシェルたるアウターシェル3と、このアウターシェル3の前面側に装着される座4及び背もたれ5とを具備してなる。
【0012】
詳述すると、脚1は、脚羽根11の中心部に脚柱12を立設したもので、その脚柱12の上端部に傾動装置2を取着している。
【0013】
傾動装置2は、座4の荷重を支持する座受部21と、背もたれ5の荷重を支持する背支桿22とを具備してなるもので、背支桿22に背もたれ5を介して荷重が作用したときに、座受部21全体が若干前方へ進出しながらやや後傾し、着座する者に安楽姿勢をとらしめるようになっている。
【0014】
アウターシェル3は、座対応部分31及び背もたれ対応部分32を樹脂により一体成形した側面視L字形のもので、座対応部分31の下面を前記座受部21の上面に添設させて、適宜箇所をビスを用いて締着している。また、このアウターシェル3の座対応部分31と背もたれ対応部分32との境界部近傍には開口33が設けてあり、前記傾動装置2から後方に延出させた背支桿22をこの開口33を介してアウターシェル3の内面側に挿入し、その背支桿22の先端にアウターシェル3の背対応部分32をビスを用いて締着している。つまり、アウターシェル3は、その座対応部分31が傾動装置2の座受部21を介して脚柱12に支持され、背もたれ対応部分32が背支桿22を介して脚柱12に支持されており、アウタターシェル3全体が座4及び背もたれ5に作用する荷重を支持する構造部材としての機能を有するとともに、前述した傾動装置2の挙動に追従して全体を撓み変形させ得るようになっている。
【0015】
座4及び背もたれ5は、例えば一体成形されたもので、図2及び図3に示すように、発泡ウレタンを成形したクッション材61と、このクッション材61の下面及び背面に添設する位置に配設される樹脂製の補助シェル62と、クッション材61の前面及び上面を被覆しその周縁を補助シェル62の背面に回り込ませた位置でタッカやのり付け等適宜の手段により止着された表皮63とを具備してなる。補助シェル62は、前記アウターシェル3の座対応部分31および背もたれ対応部分32に対応する部分を有する側面視L字形のものであり、この補助シェル62をアウターシェル3に重合させた位置で、図1及び図2に示すように背面及び下面に形成した係合要素62a〜62gを対応するアウターシェル3の前面および上面に形成した係合要素34a〜34gに係合させるようにしている。
【0016】
このような構成において、本実施例では特に、前記アウターシェル3の座対応部分31の前部近傍と座4の前部近傍とを連結する前係合部Aを、図3に示すように、アウターシェル3の上面における幅方向両縁部近傍に突設した後下方に開口する各一対の爪34gと、この爪34gに対応する位置において前記補助シェル62に形成した係合要素たる開口窓62gと、アウターシェル3の上面であって前述した左右の開口窓62gの幅方向内側において補助シェル62の下面6aに当接する位置に突設した起立片たるリブ34hとにより構成している。爪34gはアウターシェル3に一体成形または後付けにより形成されたもので、前後方向に傾倒可能な若干の弾性を付与されている。開口窓62gは、前記爪34gとの係合を低い位置において実現するために補助シェル62から斜め下方に垂下させた底壁部63に形成されており、爪34gとの実質的な係合を行う開口縁部62g1 は突条状態で若干隆起させてある。リブ34hは、座4の前部を補助シェル62を介して前上方に付勢する機能を担うもので、そのために後上方に向けて緩やかに立ち上がる流線形状をなしており、そのリブ34hの形状に対応して補助シェル62の下面6aも後上方に向けて緩やかに底上げしていく形状に成形してある。
【0017】
なお、係合要素62b〜62fは補助シェル62の背面又は下面に形成した線条体であり、アウターシェル3側の対応する係合要素34b〜34fはそれが嵌め込まれる二股形状をなしていて、掴み構造によって係合を実現するようになっている。また、係合要素62aは補助シェル62の背面上部に突設した下向き開口窓であり、アウターシェル3側の対応する位置に形成した係合要素34aはその内部に挿入される上向き爪をなしている。
【0018】
この実施例において、アウターシェル3に補助シェル62を介して座4及び背もたれ5を取り付ける手順は主に次の2方式による。先ず第1は圧入方式によるもので、前係合部A以外の係合部の係合要素62a〜62fおよび係合要素34a〜34fを全て或いは概ね係合させた後、前係合部Aの開口窓62gを図4中(a)に示すように上方から爪34gに向かって圧接する。すると、ある位置に来たときに同図(b)のように爪34gが開口窓62gの開口縁部62g1 に当接して付勢され、爪34gはそれ自身の弾性によって経過的に後方へのけ反った状態に退避する。そして、その状態で後向き爪34gが開口窓62gを通過すると、爪34gが元の姿勢に復帰し、同図(c)に示すように爪34gの先端が開口縁部62g1 に係合する。このとき、同図(c)に網かけで示すリブ34hが補助シェル62の下面6aに当接して該シェル62を矢印で示すように前上方に付勢するので、開口窓62gが同じく前上方に向かって引き上げられ、その結果、爪34gと開口縁部62g1 がより深く係合した状態になる。また、第2はスライド方式によるもので、先に前係合部Aを係合させる。すなわち、図5(a)に示すように、開口窓62gの周辺を押さえるようにして爪34gの上方からかぶせ、その位置で前方に潜り込ませるように押圧すると、同図(b)のように開口窓62gの開口縁部62g1 が爪34gに後下方から係合し、同図(c)のように前係合部Aの係合が完了する。その後、他の係合部の係合要素62a〜62fおよび係合要素34a〜34fを全て係合させて、座4および背もたれ5の取り付けが完了する。この位置では、やはりリブ34hの作用により爪34gと開口縁部62g1 との係合状態が確実なものとされる。すなわち、何れの方式によっても取付けた後の状態は同一となる。
【0019】
このようにして取り付けた状態では、前係合部Aにおけるアウターシェル3と座4の解離を有効に防止できるものとなる。すなわち、この椅子の前係合部Aは、アウターシェル3に突設した爪34gを補助シェル62に形成した開口窓62gの開口縁部62g1 に係合させた際に、アウターシェル3に突設したリブ34hが補助シェル62の下面6aに当接して補助シェル62を介し座4を前上方に向かって付勢する構造になっている。そのため、補助シェル62に一体形成されている開口窓62gも前上方に向かって引上げられ、その方向は叙述のように開口縁部62g1 と爪34gがより深く係合する方向に一致するので、単に爪34gと開口窓62gとを係合させる構造に比べてより高い係合力を発揮し得るものとなる。しかも、リブ34hが後上方に向かって緩やかに立ち上がる形状をなしており、補助シェル62の下面6aがそのリブ34hの形状に対応してえぐれているため、補助シェル62はアウターシェル3に対して相対的に後方へ変位することがそのリブ34hによって禁止され、前記爪34gと協働して言わば嵌め殺し状態になる。そのため、本実施例によると、座4に着座したり、背もたれ5にもたれたりして、座4の前部がアウターシェル3に対して後方へ相対変位しようとしても、爪34gと開口窓62gの解離を有効に阻止し、座4の前部をアウターシェル3に安定して拘留させておくことができる。したがって、座4の前部がアウターシェル3から剥離する不具合を著しく低減化して、椅子全体の信頼性や耐久性を飛躍的に向上させることが可能になる。
【0020】
なお、各部の具体的な構成や断面形状などは、図示実施例のものに限定されるものではない。例えば、上記実施例では座及び背もたれの背面に補助シェルを添設し、この補助シェルに開口窓を設け、あるいはリブの添設面として利用したが、補助シェルに代えてウレタン発泡成形時にウレタンフォーム等を利用して部分的に硬質層を形成し、その硬質層に前記開口窓を設け、あるいはリブの添設面として利用するようにしてもよい。また、開口窓に代えて座の下面に線条体を引き回しておき、この線条体をベースシェルの爪に係合させるようにしてもよい。さらに、起立片は必ずしもリブに限定されるものではない。さらにまた、上記実施例ではアウターシェルを構造部材として使用した椅子に適用したが、インナーシェルが構造部材であり、アウターシェルによって外観を整えられる椅子に適用する場合には、インナーシェルをベースシェルとして本発明を適用することができる。その他、各部の具体的な構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0021】
【発明の効果】
本発明の椅子は、以上詳述したように、ベースシェルの座対応部分の前部近傍と座の前部近傍とを連結する前係合部を、ベースシェルの上面に突設した後下方に開口する爪と、クッション材の下面に添設する位置に補助シェルを配設した座の下面であって前記爪に係合する位置に形成した係合要素と、ベースシェルの上面であって前記係合要素近傍の補助シェルの下面に当接する位置に突設され座の前部を前上方に向かって付勢する起立片とから構成するとともに、前記補助シェルの下面を前記起立片の形状に対応する形状に成形したものである。そのため、起立片により前係合部の係合力が高められるとともに、ベースシェルに対する座の後方への相対変位が禁止されることになり、その結果、単に爪と係合要素を係合させる構造に比べて前係合部の装着状態がより良好になるだけでなく、座に着座したり背もたれにもたれたりして座の前部がベースシェルに対して相対的に後方へ変位しようとした場合にも、爪と係合要素の解離を有効に阻止して、座の前部をベースシェルに安定して拘留させておくことができる。このようにして、本発明は従来構造に比べて椅子としての信頼性と耐久性を飛躍的に向上させる優れた効果を奏するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図。
【図2】同実施例の座及び背もたれを示す側断面図。
【図3】同実施例の前係合部を示す分解斜視図。
【図4】同実施例の前係合部の装着手順を示す図。
【図5】同実施例の前係合部の他の装着手順を示す図。
【符号の説明】
A…前係合部
3…ベースシェル(アウターシェル)
4…座
5…背もたれ
6a…下面
31…座対応部分
32…背もたれ対応部分
34g…爪
62…補助シェル
62g…係合要素(開口窓)
34h…起立片(リブ) [0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to a chair suitably used in an office or the like.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a chair integrated with a back seat, for example, an L-shaped base shell in a side view formed by integrally forming a seat corresponding portion and a backrest corresponding portion is provided, and the seat is detachably attached to the base shell via an engaging portion. Chairs with a backrest are known. Among these, the front engaging portion that connects the vicinity of the front portion of the seat corresponding portion of the base shell and the vicinity of the front portion of the seat is a striated body in which a rearward-facing claw projecting from the upper surface of the base shell is routed to the lower surface of the seat. It is structured to prevent the seat from being lifted by engaging with the like. Further, another engaging portion, for example, an engaging portion for connecting the vicinity of the rear portion of the base shell corresponding to the seat and the vicinity of the rear portion of the seat is located between the forks of the bifurcated engaging element protruding from the base shell. In general, a so-called grip structure is used in which the striated body drawn around the lower surface of the seat or the back surface of the back is sandwiched and mounted.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, with such a configuration alone, there is a problem that the base shell and the seat are easily separated from each other at the front engagement portion. That is, such a back-seat-integrated shell is generally formed of a resin-integrated product as a whole and has elasticity, and the cushioning material and the like constituting the seat are made of a flexible material. Therefore, when sitting on a seat or leaning on a backrest, the base shell flexes and deforms, or the seat is displaced, and the front part of the seat is displaced rearward relative to the base shell. Easy to do. In such a case, simply engaging the rearwardly-facing claw protruding from the base shell with the striated body formed on the lower surface of the seat as in the related art will not allow the claw when the front portion of the seat is displaced rearward. And the engaging element dissociate relatively easily. Therefore, in this kind of chair, there is a problem that the front portion of the seat is easily peeled off from the base shell, and it is desired to take some measures to enhance reliability and durability.
[0004]
An object of the present invention is to preferably solve such a problem.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention employs the following configuration in order to achieve the above object. That is, the chair according to the present invention includes an L-shaped base shell formed by integrally molding a portion corresponding to a seat and a portion corresponding to a backrest, and the seat and the backrest are detachably attached to the base shell via an engaging portion. in that to attach the pawl for opening the front engaging portion, downward after projecting from the upper surface of the base shell for connecting the front near the front near the seat of the seat corresponding portion of the base shell, a cushion An engaging element formed at a position where the auxiliary shell is disposed at a position attached to the lower surface of the material and at a position engaging with the claw; and an auxiliary element formed at an upper surface of the base shell and near the engaging element. An upright piece protruding from a position abutting the lower surface of the shell and biasing the front portion of the seat upward and forward, and the lower surface of the auxiliary shell has a shape corresponding to the shape of the upright piece. Features that you are molded To.
[0006]
As a specific embodiment of the upright piece, there is a rib which rises gently upward and rearward.
[0007]
Specific embodiments of the engaging element include an opening window formed on the lower surface of the seat and a striated body held on the lower surface of the seat.
[0008]
It is effective that the engaging element is formed integrally with the auxiliary shell .
[0009]
[Action]
With such a configuration, the disengagement of the base shell and the seat in the front engagement portion is effectively prevented. That is, when the front engaging portion of this chair engages the engaging element formed on the seat with the claw projecting from the base shell, the upstanding piece projecting from the base shell contacts the lower surface of the seat. The seat is biased forward and upward. At this time, the engaging element integrally formed on the seat is also pulled upward and forward, but the claw is opened rearward and downward, in a direction in which the engaging element and the claw are more deeply engaged. They will coincide, and will act as a deterrent to prohibit rearward displacement of the seat. Therefore, according to the present invention, the mounting state of the front engagement portion becomes better as compared with the structure in which the claw and the engagement element are simply engaged, and the front portion of the seat can be seated or leaned on the backrest. In the event that the user attempts to displace rearward relative to the base shell, the claw and the engaging element can be effectively prevented from being dissociated, and the front portion of the seat can be stably held in the base shell. it can.
[0010]
【Example】
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0011]
As shown in FIG. 1, the chair includes a leg 1, an
[0012]
More specifically, the leg 1 has a
[0013]
The tilting device 2 includes a
[0014]
The
[0015]
The
[0016]
In such a configuration, in the present embodiment, particularly, as shown in FIG. 3, the front engagement portion A that connects the vicinity of the front portion of the
[0017]
The
[0018]
In this embodiment, the procedure for attaching the
[0019]
In this state, the disengagement of the
[0020]
The specific configuration and cross-sectional shape of each part are not limited to those in the illustrated embodiment. For example, in the above embodiment, an auxiliary shell is attached to the back of the seat and the backrest, an opening window is provided in the auxiliary shell, or the auxiliary shell is used as an additional surface, but instead of the auxiliary shell, urethane foam is used at the time of urethane foam molding. The hard layer may be partially formed by using the above method, and the opening may be provided in the hard layer, or the hard layer may be used as an additional surface of the rib. Alternatively, a striated body may be drawn around the lower surface of the seat in place of the opening window, and the striated body may be engaged with the claw of the base shell. Further, the standing pieces are not necessarily limited to the ribs. Furthermore, in the above embodiment, the outer shell is applied to a chair using as a structural member.However, when the inner shell is a structural member and is applied to a chair whose appearance is adjusted by the outer shell, the inner shell is used as a base shell. The present invention can be applied. In addition, the specific configuration of each part can be variously modified without departing from the spirit of the present invention.
[0021]
【The invention's effect】
As described in detail above, the chair of the present invention has a front engagement portion that connects the vicinity of the front portion of the seat corresponding portion of the base shell and the vicinity of the front portion of the seat, and projects downward from the upper surface of the base shell after projecting therefrom. An opening claw, an engagement element formed at a position on the lower surface of the seat where the auxiliary shell is provided at a position attached to the lower surface of the cushion material and engaging with the claw, and an upper surface of the base shell; An upright piece protruding from a position abutting the lower surface of the auxiliary shell near the engagement element and urging the front portion of the seat upward and forward, and the lower surface of the auxiliary shell is formed in the shape of the upright piece. It is molded into a corresponding shape . Therefore, the engaging force of the front engaging portion is increased by the standing piece, and the relative displacement of the seat with respect to the base shell to the rear is prohibited. As a result, a structure in which the claw and the engaging element are simply engaged is provided. Not only does the front engagement part become better installed, but also when the front part of the seat tries to displace rearward relative to the base shell by sitting on the seat or leaning against the backrest. In addition, disengagement of the pawl and the engaging element can be effectively prevented, and the front portion of the seat can be stably retained in the base shell. In this way, the present invention has an excellent effect of dramatically improving the reliability and durability of the chair as compared with the conventional structure.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side sectional view showing a seat and a backrest of the embodiment.
FIG. 3 is an exploded perspective view showing a front engagement portion of the embodiment.
FIG. 4 is an exemplary view showing a procedure of mounting the front engagement portion according to the embodiment.
FIG. 5 is an exemplary view showing another mounting procedure of the front engagement portion of the embodiment.
[Explanation of symbols]
A: front engagement part 3: base shell (outer shell)
4
34h ... Standing piece (rib)
Claims (5)
ベースシェルの座対応部分の前部近傍と座の前部近傍とを連結する前係合部を、ベースシェルの上面に突設した後下方に開口する爪と、クッション材の下面に添設する位置に補助シェルを配設した座の下面であって前記爪に係合する位置に形成した係合要素と、ベースシェルの上面であって前記係合要素近傍の補助シェルの下面に当接する位置に突設され座の前部を前上方に向かって付勢する起立片とから構成してなるとともに、前記補助シェルの下面を前記起立片の形状に対応する形状に成形していることを特徴とする椅子。In a chair provided with an L-shaped base shell formed by integrally molding the seat corresponding portion and the backrest corresponding portion, and the seat and the backrest are detachably attached to the base shell via an engaging portion.
A front engagement portion that connects the vicinity of the front portion of the seat corresponding portion of the base shell and the vicinity of the front portion of the seat is attached to a claw that projects from the upper surface of the base shell and then opens downward and a lower surface of the cushion material. An engaging element formed at a position on the lower surface of the seat where the auxiliary shell is disposed at the position and engaging with the claw; and a position at the upper surface of the base shell and abutting on the lower surface of the auxiliary shell near the engaging element. And an upright piece for urging the front portion of the seat upward and forward, and the lower surface of the auxiliary shell is formed in a shape corresponding to the shape of the upright piece. And chair.
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