JP3593724B2

JP3593724B2 - Composite container

Info

Publication number: JP3593724B2
Application number: JP24921594A
Authority: JP
Inventors: 典一柿木; 剛史斎藤
Original assignee: Toppan Inc
Current assignee: Toppan Inc
Priority date: 1994-10-14
Filing date: 1994-10-14
Publication date: 2004-11-24
Anticipated expiration: 2019-11-24
Also published as: JPH08113267A

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は、液体調味料、液体洗剤、シャンプー・リンス等を収容するプラスチック製容器に関するもので、特に省資源のために薄肉化を図り、その強度を補強するために紙筒を装着してなる複合容器である。
【０００２】
【従来の技術】
従来、ポリエチレンやポリプロピレン等のプラスチック樹脂をブロー成形等によってボトル形状にした容器が多用されている。ところが最近では環境保護の見地からこれらの容器のプラスチック樹脂使用量の低減や分別回収の要請がされるようになってきた。そこでプラスチック樹脂の使用量を低減するには容器を薄肉化させることが考えられるが、この場合一般的に容器が柔らかくなってしまい自立しにくくなったり掴みにくくなる。
【０００３】
このような問題点を回避すべく薄肉のプラスチックボトルを紙筒で補強した容器が提案されている。例えば特表平６−５０５９４９号に開示されたものは、プラスチックボトルの胴部に、略四角形状で下方に向かって容器内方に傾斜する凹部を形成し、紙筒の上端にフラップを形成してこの凹部に係合させると共にボトルの肩部が外方に膨出して段差を形成しており、紙筒の上方への抜けを防止できるというプラスチックコンテナー包装である。
【０００４】
しかし上記従来例は、容器の凹部が下方に向かって容器内方に傾斜する形状に形成されているのを利用してフラップを凹部の壁に押しつけ、その反発力によって係合力を高めているものであって、特に容器が薄肉に形成されている場合にはわずかな力で容器が凹むためにフラップが抜けやすく、紙筒がはずれやすいという問題点がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明はプラスチック樹脂使用量の低減に寄与するという環境保護の見地に立って、容器本体の胴部を紙筒によって補強し、挿着しやすくかつ抜けにくい複合容器を提供することを課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、薄肉のプラスチックからなる容器本体と、この容器本体の少なくとも胴部周面を補強する紙筒とからなり、紙筒の内周面に塗布した感熱性接着剤により容器本体と紙筒とが一体化されている複合容器において、容器本体の底部周面が先細り形状に形成されていて、かつ該容器本体の胴部周面と底部周面との境界線より上方５ｍｍの範囲の胴部周面が、紙筒の内周面と密着する摺接壁部により構成され、この摺接壁部の摺接部分において紙筒と容器本体とが接着されていることを特徴とする複合容器を提供する。
そして、本発明は、上記の複合容器において、前記摺接壁部は垂直壁部であって、該摺接壁部と紙筒の内周面とは相互に対応して密着して、該摺接壁部の摺接部分において紙筒と容器本体とが接着されていることが好ましい。
また、本発明は、上記の複合容器において、前記容器本体の胴部周面と底部周面との境界線より下方の底部周面が、３０度以上７０度以下の傾斜壁部により構成されていることが好ましい。
【０００７】
薄肉のプラスチックからなる容器本体の材料としては、ポリエチレンテレフタレート、高密度ポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂や、アクリロニトリルまたはメタクリロニトリルを主成分とする共重合体等のハイバリアー性樹脂や、あるいは熱可塑性樹脂にエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物や芳香族ナイロン等のガスバリアー性樹脂をブレンドまたは積層したもの等を使用できる。
【０００８】
紙筒の材料としては、３００〜４００ｇ／ｍ^２程度の厚さの板紙で、再生紙または耐水加工した紙等を目的に応じて使用できる。
【０００９】
感熱性接着剤としては、粘着強度が１５ｋｇ／ｃｍ^２以上のホットメルト型接着剤を用いることが好ましい。
【００１０】
【作用】
本発明によれば、予め感熱性接着剤が塗布された紙筒の内方へ容器本体を挿入することにより、容器本体と紙筒とが一体化される。そして注出により容器本体内の残量が低減して変形しても容器本体が紙筒からはずれるおそれがない。
【００１１】
また、容器本体の底部が先細り形状に形成されていて胴部と底部との境界線より上方５ｍｍ以上の範囲が摺接壁部により構成されていれば、紙筒内に容器本体を挿入する際に感熱性接着剤がしごかれて接着面積が拡大される。
【００１２】
更に、容器本体の胴部と底部との境界線より下方が３０度以上７０度以下の傾斜壁部により構成されていれば、底部に感熱性接着剤が付着することなく容器本体を紙筒内に挿入することができる。
【００１３】
【実施例】
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
本実施例の容器本体は、ポリエチレンテレフタレート樹脂を用いて射出延伸ブロー成形法により作製した半透明の薄肉ボトルである。まず図３及び図４を用いて薄肉ボトルを説明する。薄肉ボトル１は螺子部を有する口部２と、肩部３と、胴部４と底部５とから構成される。
【００１４】
成形手順としてはまず射出成形により試験管状の成形品（以下プリフォームと呼ぶ）を成形する。このプリフォームは口部と筒部とで構成され、ボトルの胴部４と底部５とは筒部を縦横に延伸させて形成される。次いでこのプリフォームをブロー金型内に挿入して延伸ブローし、縦方向及び横方向に十分延伸して薄肉ボトル１を形成した。このように射出延伸ブロー成形法を用いることによって、ガスバリア性や保香性、強度等が向上するため、使用する樹脂量を大幅に削減することができる。
【００１５】
成形された薄肉ボトル１は断面略四角形で、肩部３はなだらかに傾斜しており、蛇腹状の胴部４には横方向に複数の溝部４ａと平坦部４ｂとが交互に表出している。また薄肉ボトル１の左右両側面には、潰しやすくするための縦溝９が平坦部４ｂ上のみに形成されており、この縦溝９は肩部３から一直線状に降下し下端で人字状に分岐している。
【００１６】
胴部４と底部５との境界線より上方の長さ５ｍｍの範囲には垂直壁部５ｂが形成されており、また底部５は先細り状に形成され、胴部４と底部５との境界線より下方が３０度の傾斜壁部５ａが形成されている。なお垂直壁部５ｂは紙筒と密着することが肝要であるので、両者は相互に対応するものととする。つまり本願発明の摺接壁部は垂直壁部５ｂに限定されるものではなく、容器外方に向かって傾斜する傾斜状であるものや、湾曲したものをも包含するものであり、これに対する紙筒にも対応した形状の壁面を有するものを使用すればよい。
【００１７】
この薄肉ボトル１の大きさや肉厚を測定したところ、使用した樹脂量は３８ｇであり、満注容量は２０００ｍｌ、胴部３の肉厚は１４０μｍ〜２５０μｍと極めて薄肉に形成されていた。従来の容量２０００ｍｌのボトルにあっては樹脂量を約８０ｇ必要とし、胴部の肉厚も５００μｍ〜６００μｍに形成していたことと比較すると、樹脂量が約１／２以下になり、胴部の肉厚も約１／３〜１／２に薄くすることができた。
【００１８】
紙筒６は再生紙からなる板紙で３００〜４００ｇ／ｍ^２の厚さのものを用いて印刷加工と表面処理を施したものである。紙筒６のブランクス（図示しない）は、折り曲げ線を介在させて正面板、側面板、背面板、側面板、糊代部が連設されて成るものであり、糊代部を接着して筒状に組み立てるものである。
【００１９】
紙筒６を筒状に形成したときの内周は、薄肉ボトルの外径よりもほんの少し大きい程度の寸法であって、紙筒と薄肉ボトルとの間にほとんど（好ましくは１ｍｍ以下の）隙間が生じないように設定されている。
なお、紙筒６は薄肉ボトル１の下端から胴部３の上端までを覆う長さを有しているので、複合容器全体の座屈強度を向上させることができる。
【００２０】
感熱性接着剤としては、粘着強度は１５ｋｇ／ｃｍ^２以上のものを用いることが好ましく、本実施例においてはホットメルト型接着剤である東洋モートン社製の商品名ＴＯＰＣＯ−Ｐ９０３を用いた。他に同じく東洋モートン社製の商品名ＴＯＰＣＯ−Ｐ９０６を用いることもできる。
【００２１】
薄肉ボトル１の紙筒６への装着手順としては、まず紙筒６をブランクスから筒状に組み立て、次いで高温下で溶融状態にあるホットメルト型接着剤８を左右の側面板７、７の内面にポイント付着させ、時間をおかずに、内容液を充填した薄肉ボトル１を紙筒６の上方から挿入した（図２参照）。このとき薄肉ボトル１の底部５が先細り状に形成され、胴部４と底部５との境界線より下方が３０度の傾斜壁部５ａで構成されているので、この底部の傾斜壁部５ａに接着剤８が付着することなくスムーズに紙筒６内を通過し、かつ胴部４と底部５との境界線より上方５ｍｍにわたって垂直壁部５ｂが形成されているので、この垂直壁部５ｂがホットメルト型接着剤８の盛り上がり部分をしごいて接着面積を延ばしながら接着された（図１参照）。
【００２２】
作製した複合容器１０は輸送時の振動や落下試験においても紙筒６が抜けることなく強固に一体化していた。また複合容器１０を手に持って逆さにし少量ずつ注出を繰り返したが、最後まで薄肉ボトル１が変形することがなく、かつ薄肉ボトル１が紙筒６から抜けることもなく使用できた。使用後は紙筒６を強く下方に押さえながら薄肉ボトル１を上方に引っ張ると、薄肉ボトル１と紙筒６とに分離された。廃棄する際には紙筒６を平坦に畳むと共に、手で薄肉ボトル１の胴部３を押し潰した。縦溝９が形成されていたために、従来よりも容易に押し潰すことができた。そして紙筒６と薄肉ボトル１とを別々に廃棄した。廃棄容量は従来よりも大幅に小さくすることができた。
【００２３】
【発明の効果】
本発明によれば、予め感熱性接着剤が塗布された紙筒の内方へ容器本体を挿入することにより、容器本体と紙筒とが一体化される。そして注出により容器本体内の残量が低減して変形しても容器本体が紙筒からはずれるおそれがないという効果を奏する。また容器本体でなく紙筒の方に感熱性接着剤を塗布するので、高温下の感熱性接着剤が付着することによって薄肉の容器本体が変形するのを防止できるという効果を奏する。
また、容器本体の底部が先細り形状に形成されていて胴部と底部との境界線より上方５ｍｍ以上の範囲が紙筒と密着する摺接壁部により構成されていれば、紙筒内に容器本体を挿入する際に感熱性接着剤がしごかれて接着面積が拡大される。
更に、容器本体の胴部と底部との境界線より下方が３０度以上７０度以下の傾斜壁部により構成されていれば、底部に感熱性接着剤が付着することなく容器本体を紙筒内に挿入することができる。
このように本発明は実用上優れた複合容器である。
【図面の簡単な説明】
【図１】一実施例の薄肉ボトルに紙筒を装着した状態を示す要部の縦断面図である。
【図２】図１の装着時の状態を示す要部説明図である。
【図３】図１の薄肉ボトルの側面図である。
【図４】図１の薄肉ボトルの斜視図である。
【符号の説明】
１…薄肉ボトル
２…口部
３…肩部
４…胴部
４ａ…溝部
４ｂ…平坦部
５…底部
５ａ…傾斜壁部
５ｂ…垂直壁部
６…紙筒
７…側面板
８…ホットメルト型接着剤
９…縦溝
１０…複合容器[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to a plastic container for storing a liquid seasoning, a liquid detergent, a shampoo, a rinse, etc., in particular, to reduce the thickness for saving resources and to attach a paper tube to reinforce the strength. It is a composite container.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, bottles made of plastic resin such as polyethylene or polypropylene by blow molding or the like are often used. However, recently, from the viewpoint of environmental protection, there has been a demand for reducing the amount of plastic resin used in these containers and separating and collecting them. In order to reduce the amount of plastic resin used, it is conceivable to make the container thinner. In this case, however, the container generally becomes soft and becomes difficult to stand alone or to grasp.
[0003]
In order to avoid such a problem, a container in which a thin plastic bottle is reinforced with a paper tube has been proposed. For example, Japanese Unexamined Patent Publication No. Hei 6-505949 discloses a plastic bottle in which a concave portion is formed in the body of a plastic bottle and which is inclined downward and inward toward the container, and a flap is formed at the upper end of the paper cylinder. This is a plastic container package that engages with the concave portion of the lever and the shoulder of the bottle bulges outward to form a step, so that the paper tube can be prevented from being pulled out upward.
[0004]
However, in the above-mentioned conventional example, the flap is pressed against the wall of the recess by utilizing the fact that the recess of the container is formed to be inclined inward toward the inside of the container, and the engaging force is increased by the repulsive force. In particular, when the container is formed to be thin, there is a problem that the flap is easily pulled out and the paper tube is easily detached because the container is dented by a slight force.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In view of the above, an object of the present invention is to provide a composite container in which the body of the container body is reinforced with a paper tube and is easy to be inserted and hard to be pulled out, from the viewpoint of environmental protection, which contributes to reducing the amount of plastic resin used. And
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the present invention comprises a container body made of a thin plastic, and a paper cylinder for reinforcing at least a body peripheral surface of the container body, and a heat-sensitive material applied to an inner peripheral surface of the paper cylinder. In a composite container in which a container body and a paper cylinder are integrated by an adhesive, a bottom peripheral surface of the container body is formed in a tapered shape, and a boundary between a body peripheral surface and a bottom peripheral surface of the container body. A body peripheral surface in a range of 5 mm above the line is formed by a sliding contact wall portion that is in close contact with the inner peripheral surface of the paper cylinder, and the paper cylinder and the container body are bonded at the sliding contact portion of the sliding contact wall part. The present invention provides a composite container characterized in that:
According to the present invention, in the above-described composite container, the sliding contact wall portion is a vertical wall portion, and the sliding contact wall portion and the inner peripheral surface of the paper cylinder are in close contact with each other, and It is preferable that the paper cylinder and the container body are bonded to each other at the sliding contact portion of the contact wall portion.
Further, according to the present invention, in the above-described composite container, a bottom peripheral surface below a boundary line between a trunk peripheral surface and a bottom peripheral surface of the container main body is constituted by an inclined wall portion having a degree of 30 degrees or more and 70 degrees or less. Is preferred.
[0007]
As the material of the container body made of thin plastic, a thermoplastic resin such as polyethylene terephthalate, high-density polyethylene, polyester, and polypropylene, and a high-barrier resin such as a copolymer containing acrylonitrile or methacrylonitrile as a main component, Alternatively, a resin obtained by blending or laminating a gas barrier resin such as a saponified ethylene-vinyl acetate copolymer or aromatic nylon with a thermoplastic resin can be used.
[0008]
As the material of the paper tube, recycled paper or water-resistant paper, etc., which is a paperboard having a thickness of about 300 to 400 g / m ^2, can be used according to the purpose.
[0009]
As the heat-sensitive adhesive, it is preferable to use a hot-melt adhesive having an adhesive strength of 15 kg / cm ² or more.
[0010]
[Action]
According to the present invention, the container body and the paper cylinder are integrated by inserting the container body into the paper cylinder to which the heat-sensitive adhesive has been applied in advance. Then, even if the remaining amount in the container main body is reduced due to the pouring and the container main body is deformed, there is no possibility that the container main body comes off the paper cylinder.
[0011]
Further, if the bottom of the container body is formed in a tapered shape and the range of 5 mm or more above the boundary line between the trunk and the bottom is constituted by the sliding contact wall portion, when the container body is inserted into the paper cylinder, Then, the heat-sensitive adhesive is wrung down to enlarge the bonding area.
[0012]
Furthermore, if the lower part of the boundary between the body and the bottom of the container body is constituted by an inclined wall portion of 30 degrees or more and 70 degrees or less, the container body is inserted into the paper cylinder without the heat-sensitive adhesive adhering to the bottom part. Can be inserted.
[0013]
【Example】
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
The container body of this example is a translucent thin-walled bottle manufactured by injection stretch blow molding using polyethylene terephthalate resin. First, a thin bottle will be described with reference to FIGS. The thin bottle 1 includes a mouth portion 2 having a screw portion, a shoulder portion 3, a body portion 4, and a bottom portion 5.
[0014]
As a molding procedure, first, a test tubular molded article (hereinafter, referred to as a preform) is molded by injection molding. This preform comprises a mouth and a tube, and the body 4 and the bottom 5 of the bottle are formed by extending the tube vertically and horizontally. Next, the preform was inserted into a blow mold, stretch-blown, and stretched sufficiently in the vertical and horizontal directions to form a thin bottle 1. By using the injection stretch blow molding method as described above, gas barrier properties, fragrance retention properties, strength, and the like are improved, so that the amount of resin used can be significantly reduced.
[0015]
The molded thin bottle 1 has a substantially rectangular cross section, the shoulder 3 is gently inclined, and the bellows-shaped body 4 has a plurality of grooves 4a and flat portions 4b alternately exposed laterally. . On both left and right side surfaces of the thin bottle 1, vertical grooves 9 are formed only on the flat portion 4b so as to be easily crushed. The vertical grooves 9 drop straight from the shoulder portion 3 and have a character shape at the lower end. Has branched to.
[0016]
A vertical wall 5b is formed in a range of 5 mm above the boundary between the body 4 and the bottom 5 and the bottom 5 is tapered, and the boundary between the body 4 and the bottom 5 is formed. An inclined wall portion 5a whose lower part is 30 degrees is formed. Since it is important that the vertical wall portion 5b is in close contact with the paper cylinder, it is assumed that both correspond to each other. That is, the sliding contact wall portion of the present invention is not limited to the vertical wall portion 5b, but includes a sloped shape inclined toward the outside of the container and a curved shape. What is necessary is just to use the thing which has the wall surface of the shape corresponding to a cylinder.
[0017]
When the size and thickness of the thin bottle 1 were measured, the amount of resin used was 38 g, the full capacity was 2000 ml, and the thickness of the body portion 3 was extremely thin, being 140 μm to 250 μm. Compared to a conventional bottle having a capacity of 2000 ml, the amount of resin is required to be about 80 g, and the thickness of the body is also formed to be 500 μm to 600 μm, the amount of resin is reduced to about 以下 or less. Was able to be reduced to about 1/3 to 1/2.
[0018]
The paper cylinder 6 is a paperboard made of recycled paper having a thickness of 300 to 400 g / m ² and subjected to printing and surface treatment. The blanks (not shown) of the paper cylinder 6 are formed by connecting a front plate, a side plate, a rear plate, a side plate, and a margin portion with a bending line interposed therebetween. It is assembled in a shape.
[0019]
The inner circumference when the paper cylinder 6 is formed in a cylindrical shape has a dimension that is slightly larger than the outer diameter of the thin-walled bottle, and a gap (preferably 1 mm or less) between the paper cylinder and the thin-walled bottle. Is set not to occur.
Since the paper cylinder 6 has a length that covers the lower end of the thin bottle 1 to the upper end of the body 3, the buckling strength of the entire composite container can be improved.
[0020]
As the heat-sensitive adhesive, it is preferable to use an adhesive having an adhesive strength of 15 kg / cm ² or more. In this example, TOPCO-P903 (trade name, manufactured by Toyo Morton Co., Ltd.), which is a hot-melt adhesive, was used. In addition, TOPCO-P906 (trade name, manufactured by Toyo Morton Co., Ltd.) can also be used.
[0021]
The procedure for mounting the thin-walled bottle 1 on the paper cylinder 6 is as follows: first, the paper cylinder 6 is assembled into a cylindrical shape from blanks, and then the hot-melt adhesive 8 that is in a molten state at a high temperature is applied to the inner surfaces of the left and right side plates 7, 7. The thin-walled bottle 1 filled with the content liquid was inserted from above the paper cylinder 6 without time delay (see FIG. 2). At this time, since the bottom 5 of the thin bottle 1 is formed in a tapered shape, and the lower part of the boundary line between the body 4 and the bottom 5 is constituted by the inclined wall 5a of 30 degrees, the inclined wall 5a of the bottom is formed. Since the vertical wall portion 5b passes through the paper cylinder 6 smoothly without adhering the adhesive 8 and extends 5 mm above the boundary line between the body portion 4 and the bottom portion 5, the vertical wall portion 5b is formed. The hot melt adhesive 8 was adhered while squeezing the swelled portion of the adhesive 8 to increase the adhesion area (see FIG. 1).
[0022]
The composite container 10 thus produced was firmly integrated without the paper tube 6 coming off even in a vibration or drop test during transportation. In addition, the composite container 10 was held upside down by hand, and the dispensing was repeated little by little. The thin bottle 1 was not deformed until the end, and the thin bottle 1 could be used without falling out of the paper cylinder 6. After use, the thin bottle 1 was pulled upward while strongly pressing the paper cylinder 6 downward, whereby the thin bottle 1 and the paper cylinder 6 were separated. At the time of disposal, the paper cylinder 6 was folded flat and the body 3 of the thin bottle 1 was crushed by hand. Since the vertical groove 9 was formed, the crush could be performed more easily than before. Then, the paper cylinder 6 and the thin bottle 1 were discarded separately. The waste capacity could be made much smaller than before.
[0023]
【The invention's effect】
According to the present invention, the container body and the paper cylinder are integrated by inserting the container body into the paper cylinder to which the heat-sensitive adhesive has been applied in advance. Then, even when the container is deformed due to the reduction of the remaining amount in the container body due to the pouring, there is an effect that the container body does not come off from the paper cylinder. In addition, since the heat-sensitive adhesive is applied not to the container main body but to the paper cylinder, it is possible to prevent the thin-walled container main body from being deformed due to the adhesion of the heat-sensitive adhesive at a high temperature.
In addition, if the bottom of the container body is formed in a tapered shape, and a range of 5 mm or more above the boundary line between the trunk and the bottom is constituted by a sliding contact wall portion that is in close contact with the paper cylinder, the container is placed in the paper cylinder. When the main body is inserted, the heat-sensitive adhesive is squeezed to increase the bonding area.
Furthermore, if the lower part of the boundary between the body and the bottom of the container body is constituted by an inclined wall portion having a height of 30 degrees or more and 70 degrees or less, the container body can be inserted into the paper cylinder without the heat-sensitive adhesive adhering to the bottom part. Can be inserted.
Thus, the present invention is a composite container excellent in practical use.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a main part showing a state in which a paper cylinder is mounted on a thin bottle of one embodiment.
FIG. 2 is an explanatory view of a main part showing a state at the time of mounting in FIG.
FIG. 3 is a side view of the thin bottle of FIG. 1;
FIG. 4 is a perspective view of the thin bottle of FIG. 1;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Thin bottle 2 ... Mouth part 3 ... Shoulder part 4 ... Body part 4a ... Groove part 4b ... Flat part 5 ... Bottom part 5a ... Inclined wall part 5b ... Vertical wall part 6 ... Paper cylinder 7 ... Side plate 8 ... Hot melt type bonding Agent 9 ... flute 10 ... composite container

Claims

It consists of a container body made of thin plastic and a paper cylinder that reinforces at least the peripheral surface of the container body. The container body and the paper cylinder are integrated by a heat-sensitive adhesive applied to the inner peripheral surface of the paper cylinder. In the composite container, the bottom peripheral surface of the container body is formed in a tapered shape, and the trunk peripheral surface in a range of 5 mm above a boundary line between the trunk peripheral surface and the bottom peripheral surface of the container main body is formed. A composite container , comprising a sliding contact wall portion which is in close contact with the inner peripheral surface of the paper cylinder, and wherein the paper cylinder and the container main body are bonded at a sliding contact portion of the sliding contact wall portion .

2. The composite container according to claim 1, wherein the sliding contact wall portion is a vertical wall portion, and the sliding contact wall portion and the inner peripheral surface of the paper cylinder are brought into close contact with each other to form the sliding contact wall. A composite container characterized in that the paper cylinder and the container body are adhered to each other at a sliding contact portion of the portion .

3. The composite container according to claim 1 , wherein a bottom peripheral surface below a boundary line between a trunk peripheral surface and a bottom peripheral surface of the container main body is constituted by an inclined wall portion having a angle of 30 ° or more and 70 ° or less. A composite container.