JP3593714B2

JP3593714B2 - Eyebrow razor

Info

Publication number: JP3593714B2
Application number: JP13612794A
Authority: JP
Inventors: 雅克荒木; 直樹谷口; 征子近野; 和征大内
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1994-06-17
Filing date: 1994-06-17
Publication date: 2004-11-24
Anticipated expiration: 2019-11-24
Also published as: JPH08848A

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明はかみそり、殊に眉の形を整えるために用いるかみそりに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
眉毛のカットのための電気かみそりとしては、女性の顔剃り用として形成されている電気かみそりが用いられているとともに、この時、眉毛の切り過ぎを防ぐために、眉用のアタッチメントを装着して行うことが一般的である。
実開昭６２−１０４７６２号公報における一例を図２９に示す。櫛歯状の固定刃と同じく櫛歯状であって固定刃に対して摺接駆動される可動刃とからなる刃２が本体１先端のヘッド部１０の側面に配された電気かみそりは、顔の産毛や襟足の毛のカットに使用されるものであり、この電気かみそりを用いて眉の形を整えるにあたっては、アタッチメント３をヘッド部１０に装着するようになっている。
【０００３】
このアタッチメント３は、ヘッド部１０に被せられた時、刃２の刃先の両側に並ぶ多数本の櫛歯３０を備えたもので、図３０に示すように、ヘッド部１０に装着したアタッチメント３の櫛歯３０の先端を肌に当てて刃２を肌から離した状態で眉毛のカットを行う。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
ここにおいて、眉毛９は、その上縁及び下縁から夫々上下方向中央に向けて、また眉頭から眉尻に向けて生えており、上下方向中央部において肌から最も高くなっている。しかるに、従来のものでは、アタッチメント３における各櫛歯３０が同じ長さのものとなっており、櫛歯３０の先端を結ぶ線Ｌ１と、刃２の刃先線Ｌ２との間隔が各部で同じであることから、このアタッチメント３を用いて眉毛９をカットした場合、図３１に示すように眉が台形状に仕上がってしまうものであり、この場合、眉の上下方向中央部が薄く見えてしまうという問題がある。
【０００５】
本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その目的とするところは眉をきれいに仕上げることが容易に行える眉用かみそりを提供するにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
しかして本発明は、眉毛のカットで眉の形を整える眉用かみそりにおいて、眉毛のカット用の刃に沿って該刃の刃先の両側に並ぶとともに刃よりも突出する櫛歯を備えており、この櫛歯は肌に当接する先端を結ぶ線と刃の刃先線とが交差して、刃の刃先から櫛歯の先端までの距離が刃先線に沿って漸次変化するとともに、櫛歯の先端に屈曲された起毛突起を備えていることに特徴を有している。
【０００７】
【作用】
本発明によれば、眉の上縁や下縁では眉毛の刈り高さを低く、中央では眉毛の刈り高さを高くカットすることを容易に行うことができるとともに、櫛歯の先端に屈曲された起毛突起を設けているので、起毛角度が小さい眉毛も確実に起こすことができる。
この時、刃の刃先の両側に櫛歯を設けているので、左右の眉の各上辺側及び下辺側のカットに共に対応することができ、刃の刃先の両側に並ぶ櫛歯の先端同士を互いにつないでおけば、櫛歯で起こした眉毛が刃に達するまでに倒れてしまうことがなくなる。
【０００８】
櫛歯の肌に当接する先端を結ぶ線と刃の刃先線とがなす角度を可変としている時には、カットの際の角度を適宜変更することができる。
櫛歯における肌に当接する先端が刃の側方であっても、また互いに逆方向を向いた２つの刃の各片側に櫛歯を設けたものであっても、やはり眉毛の刈り高さをその場所に応じて適切に保つことができる。
【０００９】
櫛歯の先端が当接する肌から垂直方向に把持部が伸びている形態を持つ時、把持部が視界の邪魔になることがないものとなり、更に把持部の後端に押し込み方向が把持部の長手方向である押釦スイッチを設けておけば、スイッチ操作で櫛歯の位置がずれてしまったりすることがないものとなる。
そして、櫛歯の先端を結ぶ線と櫛歯間のスリットとをほぼ直交させておけば、眉毛の刃への導入効率が最も高くなり、スリットをＪ字形に屈曲したものとすれば、刃の刃先線と櫛歯間のスリットとのなす角度をほぼ直角とすることができるために、切断効率も高くなる。
【００１０】
櫛歯の先端を結ぶ線に対して櫛歯間のスリットを傾けても、切断効率を向上させることができ、特に、櫛歯の先端を結ぶ線と櫛歯間のスリットとのなす角度を約１２０°に、刃の刃先線と櫛歯間のスリットとのなす角度を約５５°にすれば、眉毛の導入効率と切断効率とを共に高く保つことができる。
櫛歯間のスリットに対して刃の刃先線を傾斜させるとともに、櫛歯状である刃の各刃溝をスリットと同方向に開口するものとしても、切断効率を高くすることができる。
【００１１】
眉の上縁または下縁の生え際への位置合わせのための指標を設けておく時には、カット作業を容易に行うことができる。
【００１２】
【実施例】
以下本発明を眉についてはアタッチメントの装着で対応する場合の実施例に基づいて詳述すると、図１において、モータを内蔵する筒状の本体１の先端に設けたヘッド部１０の側面に、櫛歯状の固定刃と同じく櫛歯状であって上記モータによる往復直線駆動で固定刃に対して摺接駆動される可動刃とからなる刃２を配設してある。この刃２は、顔の産毛や襟足の毛のカットに適応させたものであるが、刃２の構造はこのタイプのものに限るものではなく、たとえば多数の刃孔が形成されている網状の外刃とこの外刃内面に摺接する複数の内刃とからなるタイプのものであってもよい。
【００１３】
眉毛のカットに際して使用されるアタッチメント３は、前記従来例のものと同様に、ヘッド部１０に被せられるものとして形成されているとともに、ヘッド部１０に装着した時、刃２の刃先の両側に夫々並ぶ多数本の櫛歯３０を備えている。また、二列で並んでいる櫛歯３０は、その長さが一定ではなく、ヘッド部１０の先端側に位置する櫛歯３０が最も短く、ヘッド部１０の根元側に位置する櫛歯３０が最も長くなっているとともに、この間の櫛歯３０はその長さが徐々に変化するものとなっている。このために、各列における櫛歯３０の先端を結ぶ線Ｌ１と、刃２の刃先線Ｌ２とは、所要の角度で交差するものとなっているとともに、ヘッド部１０の長手方向において、刃２の刃先と、櫛歯３０の先端との間隔が漸次変化するものとなっている。
【００１４】
このアタッチメント３を装着して眉をカットする場合、眉の上辺側については図２に示すようにヘッド部１０の先端側が上となるようにして、また眉の下辺側については図３に示すようにヘッド部１０の先端側が下となるようにして、アタッチメント３の櫛歯３０の先端を肌に当てつつ、図４に示すように、眉の眉尻側から眉頭側へと眉毛９の流れに逆らうように電気かみそりを移動させて眉毛９を櫛歯３０で起毛させながらカットするものであり、この時、櫛歯３０の先端と刃２の刃先との間隔が刃２の長手方向において異なっていることから、眉の上縁及び下縁において眉毛は最も短く切断され、上下方向中央部においては長くカットされる。従って、このようにして眉毛９がカットされた眉は、図５に示すように、きれいな三角形状に仕上げられる。また、櫛歯３０が刃２の両側に設けられているために、左右の眉の上辺側及び下辺側のカットに対して、このアタッチメント３のみで対応することができる。
【００１５】
刃２の両側に並ぶ櫛歯３０の先端を、図６に示すように、外側に広がるように湾曲させて起毛突起３１を設けているので、眉毛９を刃２に導入するにあたり、図７に示すように、櫛歯３０の起毛突起３１が起毛角度の小さい眉毛９を確実に起こすことから、眉毛９のカット効率が高くなる。
櫛歯３０の根元は、図８に示すように、この部分と刃２の刃先とを結ぶ延長線Ｍの外側に櫛歯３０の先端が位置するようにしておくことが望ましい。櫛歯３０と肌との接触点より内側に入ってきた眉毛９の先端が櫛歯３０の根元で肌側へと押されて刃２でカットされないことが生じないようにするためである。
【００１６】
刃２の両側に並ぶ２列の櫛歯３０の先端同士を図９、あるいは図１０に示すように一体に接続してしまってもよい。櫛歯３０で起こされた眉毛９は、刃２でカットされるまでに櫛歯３０から離れると、その時点で元に戻ろうとするために、刃２でカットできないことが生じるが、刃２の両側に並ぶ櫛歯３０の先端同士がつながっている場合、眉毛９を刃２に達するまで確実に立たせておくことができるために、効率よく眉毛９のカットを行うことができる。
【００１７】
図１１〜図１３に他の実施例を示す。ここではアタッチメント３を基台３４と櫛部３５とで構成してある。基台３４は電気かみそりのヘッド部１０への装着のための部分で、長手方向両端の両側面には夫々一側縁がクリックばね３８となった係合溝３６，３７を備えている。一方、櫛歯３０を備えた櫛部３５は、その内面にボス３９を備えており、このボス３９を基台３４の係合溝３６，３７に係合させることで基台３４に連結される。
【００１８】
ここにおいて、係合溝３６は直線状に、係合溝３７は弧状に形成されており、係合溝３６に係合させたボス３９を移動させることなく、係合溝３７に係合させたボス３９だけを移動させれば、刃２の刃先線Ｌ２と櫛歯３０の先端を結ぶ線Ｌ１とのなす角度を変更することができ、更に係合溝３６，３７に係合させたボス３９を同時に移動させれば、刃２の刃先と櫛歯３０の先端との間隔を変更することができる。従って、眉の刈り高さの調節並びに眉を三角形状に仕上げる時の角度の調節を行うことができる。
【００１９】
刃２がヘッド部１０の両側に設けられているタイプのものに対しては、図１４に示すように、両側方に櫛歯３０が突出するアタッチメント３を用意することで、眉のカットに対応することができるとともに、櫛歯３０の先端に起毛突起３１を設けたことで、各刃２の片側に夫々櫛歯３０を設けるだけで、右の眉と左の眉のカットに対応することができる。また、片側だけに櫛歯３０があることから、他方側側の櫛歯３０で眉毛９を押し倒すことがないものであり、このためにカット機能の安定化も得ることができる。
【００２０】
櫛歯３０の先端を結ぶ線Ｌ１と刃２の刃先線Ｌ２とを交差させるにあたり、櫛３０の先端が刃２の突出方向である必要はなく、たとえば、図１５に示すように、刃２の両側に位置する櫛歯３０の側方への張り出し寸法を変えるようにしてもよい。眉のカットに際しての刃２の向きが前記の実施例のものと異なることになるが、この場合も同様に眉毛９の適切なカットを行うことができる。
【００２１】
次に、図１６〜図２０に示す実施例について説明する。本体１はその内部にモータ１５と乾電池１６とを収納した筒状のものであり、先端側にはヘッド部１０が着脱自在に連結され、後端面には押釦スイッチ１８が配設されている。
ヘッド部１０は、図１７及び図１８に示すように、ホルダー４０，４１内に、モータ１５の回転運動を往復運動に変換する変換機構を組み込むとともに、ホルダー４０の先端部の片面に刃２を備えた刃基台５を取り付けることで構成されたもので、上記変換機構は、モータ１５の出力軸に取り付けられた継手１９に係合するカプラー４２と、カプラー４２に取り付けられたギア４３、軸５０によって回転自在に支持されるとともに上記ギア４３に噛み合うフェースギア４４、フェースギア４４に設けた偏心軸４５に一端を係合させた駆動レバー４６とからなるもので、駆動レバー４６はその他端に係合部４７を備えている。
【００２２】
一方、刃基台５は、刃２を構成する櫛歯状の固定刃２１と同じく櫛歯状の可動刃２２のうち、固定刃２１を固着するとともに可動刃２２をスライド自在に支持しているもので、ホルダー４０の先端部に設けられた軸４９によってホルダー４０に枢着されるとともに、ホルダー４１にスライド自在に装着された着脱釦４８によって固定されている。
【００２３】
そして、刃基台５をホルダー４０，４１に固定した時、可動刃２２に設けた係合部２３が上記駆動レバー４６の係合部４７と係合することで、可動刃２２と駆動レバー４６とが連結されるものであり、モータ１５を回転させたならば、偏心軸４５の偏心回転を駆動レバー４６が往復動に変換して可動刃２２に往復運動させる。なお、ヘッド部１０の先端部は、本体１の長手方向に対して斜めに傾いたものとして形成されており、刃２はヘッド部１０の斜め上方を向いた側縁に位置している。
【００２４】
この電気かみそりのヘッド部１０の先端部に装着されるアタッチメント３は、刃２の両側に位置するとともに先端に起毛突起３１が設けられた櫛歯３０を具備するもので、ヘッド部１０に装着された時、図２２から明らかなように、刃２の向きよりも更に斜め上方に向けて櫛歯３０が突出するものとなっており、更に各櫛歯３０の先端を結ぶ線Ｌ１は、図１６から明らかなように、本体１の長手方向に対して直交するものとなっている。図中３３は本体１の中心軸の延長上に設けられた位置合わせ表示、３４はヘッド部１０側に設けられたガイド溝５１に嵌まることでアタッチメント３のヘッド部１０への装着時のガイドを行うガイドリブであり、ガイド溝５１の延長上に位置するクリック突起５２がアタッチメント３内面に設けた係合凹部（図示せず）に係合することで、アタッチメント３は位置決めされる。
【００２５】
そして、このアタッチメント３においても、櫛歯３０の先端を結ぶ線Ｌ１と、刃２の刃先線Ｌ２とが所要の角度で交差するものとなっているために、眉の上辺側と下辺側とにおいて、異なる向きで櫛歯３の先端を肌に当てた状態で眉毛９の流れに逆らうように電気かみそりを移動させれば、眉毛９は櫛歯３０で起毛されるとともに刃２でカットされるものであり、この時、櫛歯３０の先端と刃２の刃先との間隔が刃２の長手方向において異なっていることから、眉の上縁及び下縁において眉毛は最も短く切断され、上下方向中央部においては長くカットされ、従って眉はきれいな三角形状に仕上げられる。
【００２６】
この時、上述のように、櫛歯３０の先端を結ぶ線Ｌ１と本体１の長手方向とが直交していることから、把持部である本体１を肌面に対して垂直に立てた状態、つまり本体１で視界を遮られない状態で使用することができるものであり、また上記位置合わせ表示３３を眉の上縁または下縁の生え際に合わせた状態を保つことで、眉毛９の刈り高さを眉の長手方向において一定とすることも、位置合わせ表示３３が本体１の中心軸の延長上に設けられていることもあって、容易に行うことができ、更にはモータ１５のオンオフのための押釦スイッチ１８が本体１の後端に配されるとともにその押し込み方向が本体１の長手方向となっていることから、櫛歯３０の先端を位置決めして肌に当てた後に駆動を開始する場合、スイッチ操作の反動で位置ずれが生じたり、本体１が軸方向にぶれたりすることがなく、この点においても使い使い勝手が良好なものである。
【００２７】
ところで、眉毛９の生え方は、図２３（ａ）に示すように、眉の上下縁から上下方向中央に眉毛９が向いたものとなっており、眉の形を整えつつカットするにあたっては、同図（ｂ）に示す刈り角度βをほぼ５０°とすることが好ましい。また、寝ている眉毛９を起こしてカットするにあたっては、肌に当たる櫛歯３０の先端を結ぶ線Ｌ１と、櫛歯３０間のスリットとがなす角度（起毛角度θ）とがほぼ９０°となるようにしておくと、刃２への眉毛９の導入効率が最も高くなる。
【００２８】
このために、図１に示した実施例などでは、図２４に示すように、起毛角度θがほぼ９０°となるようにしていたのであるが、この場合、櫛歯３０の先端を結ぶ線Ｌ１と刃２の刃先線Ｌ２とのなす角度がそのまま刈り角度βとなるとともに、眉毛９と刃２とのなす角度αは、９０°−βとなる。従って角度βとして５０°を設定すると、角度αは４０°の小さいものとなり、眉毛９と刃２とのなす角度αの切断効率において好ましい範囲を逸脱してしまう。
【００２９】
このために、図１６〜図２２に示した実施例においては、櫛歯３０間のスリットを櫛歯３０の先端を結ぶ線Ｌ１に対して傾けることで、起毛角度θを１２０°程度とするとともに、櫛歯３０間のスリット（眉毛９）と刃２の刃先線Ｌ２とがなす角度αを５５°程度に設定してある。図２６（ａ）に示すように、眉毛９を９０°以上起こして肌と刃２の刃先線Ｌ２とのなす角度が刈り角度βよりも大きな角度となる状態でカットを行うことで、眉毛９の起毛角度θが９０°の時の刈り角度βと等価となるようにしているわけである。このようにした場合、眉毛９の導入効率がさほど悪化しない上に、眉毛９と刃２の刃先線Ｌ２とがなす角度αを大きく保つことができて切断効率を高くとることができる。
【００３０】
アタッチメント３の櫛歯３０を図２７に示す屈曲させて櫛歯３０間のスリットがＪ字形となるようにすれば、眉毛９と刃２の刃先線Ｌ２とのなす角度αを最も好ましい角度である９０°に保ちつつ、起毛角度θも９０°とすることができる。図２８に示すように、共に櫛歯状である固定刃と可動刃とからなる刃２の刃先の溝の方向を、櫛歯３０間のスリットの方向と一致させても、切断効率を高く保つことができる。
【００３１】
【発明の効果】
以上のように本発明においては、眉毛のカット用の刃に沿って該刃の刃先の両側に並ぶとともに刃よりも突出している櫛歯を、肌に当接する先端を結ぶ線が刃の刃先線に交差して、刃の刃先から櫛歯の先端までの距離が刃先線に沿って漸次変化するものとしていることから、眉の上縁や下縁では眉毛の刈り高さを低く、中央では眉毛の刈り高さを高くしてカットすることを容易に行うことができるものであり、このために断面三角形状に眉の形を整えることが簡単に行えるものである。また、櫛歯の先端に屈曲された起毛突起を設けたことで、起毛角度が小さい眉毛を起こすことがより確実になされる。
【００３２】
そして、刃の刃先の両側に夫々櫛歯を設けてあるので、左右の眉の各上辺側及び下辺側のカットに共に対応することができるものとなり、刃の両側に並ぶ櫛歯の先端同士を互いにつないでおけば、櫛歯で起こした眉毛が再度倒れることなく刃まで導かれるものとなるために、眉毛の導入切断効率が高くなる。
【００３３】
櫛歯の肌に当接する先端を結ぶ線と刃の刃先線とがなす角度を可変としてもよい。この場合、カットの際の眉毛の刈り高さの変化角度を使用者の好みに応じて変更することができる。
櫛歯における肌に当接する先端が刃の側方であっても、好ましい形に眉を整えることができ、互いに逆方向を向いた２つの刃の各片側に櫛歯を設けたものであっても、やはり眉毛の刈り高さを適切に保ってカットすることができるとともに、左右の眉の各上辺側及び下辺側のカットに共に対応することができる。
【００３４】
櫛歯の先端が当接する肌から垂直方向に把持部が伸びている形態を持つ時、把持部が視界の邪魔になることがないために、カット作業を的確に行うことができ、更に把持部の後端に押し込み方向が把持部の長手方向である押釦スイッチを設けておけば、スイッチ操作で櫛歯の位置がずれたりぶれたりしてしまったりすることがないために、使い勝手が更によくなる。
【００３５】
そして、眉毛の刃への導入効率を最も高くするには、櫛歯の先端を結ぶ線と櫛歯間のスリットとをほぼ直交させておくことが好ましいが、この時には刃の刃先線と櫛歯間のスリットとのなす角度が小さくなって切断効率が低下してしまう。しかし、この切断効率の低下については、スリットをＪ字形に屈曲したものとすることで、対処することができるとともに、切断効率が最も高くなる刃の刃先線と櫛歯間のスリットとのなす角度がほぼ直角の状態とすることもできる。
【００３６】
櫛歯の先端を結ぶ線に対して櫛歯間のスリットを傾けてもよく、この場合、櫛歯の先端を結ぶ線と櫛歯間のスリットとのなす角度を約１２０°に、刃の刃先線と櫛歯間のスリットとのなす角度を約５５°にすれば、眉毛の導入効率と切断効率とを共に高く保つことができる。
櫛歯間のスリットに対して刃の刃先線を傾斜させるとともに、櫛歯状である刃の各刃溝をスリットと同方向に開口するものとしても、眉毛が刃溝に入りやすくなるために、やはり切断効率を高くすることができる。
【００３７】
眉の上縁または下縁の生え際への位置合わせのための指標を設けておく時には、カット作業を容易に行うことができて使い勝手が良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示すもので、（ａ）は分解斜視図、（ｂ）は断面図である。
【図２】同上の使用状態を示す側面図である。
【図３】同上の使用状態を示す側面図である。
【図４】同上の使用状態を示す斜視図である。
【図５】同上によるカット後の眉の状態を示す側面図である。
【図６】他の実施例の斜視図である。
【図７】同上の部分斜視図である。
【図８】同上の断面図である。
【図９】他例の破断斜視図である。
【図１０】別の例の破断斜視図である。
【図１１】他の実施例におけるアタッチメントの分解斜視図である。
【図１２】同上の動作を示す側面図である。
【図１３】同上の側面図である。
【図１４】別の実施例を示すもので、（ａ）は断面図、（ｂ）は斜視図である。
【図１５】更に他の実施例を示すもので、（ａ）は正面図、（ｂ）は断面図、（ｃ）は側面図である。
【図１６】別の実施例の破断側面図である。
【図１７】同上のヘッド部の分解斜視図である。
【図１８】同上のヘッド部の刃基台を開くとともに片側のホルダーを外した状態の正面図である。
【図１９】同上のヘッド部の斜視図である。
【図２０】同上のアタッチメント装着時のヘッド部の斜視図である。
【図２１】同上のアタッチメントを示すもので、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図、（ｃ）は底面図である。
【図２２】同上のアタッチメント装着時のヘッド部の破断側面図である。
【図２３】（ａ）は眉毛の生え方の説明図、（ｂ）は刈り角度の説明図である。
【図２４】櫛歯の方向と刈り角度並びに眉毛と刃とのなす角度の説明図である。
【図２５】櫛歯の方向と刈り角度並びに眉毛と刃とのなす角度の説明図である。
【図２６】（ａ）（ｂ）はカット時とカット後の眉毛の状態を示す説明図である。
【図２７】櫛歯の他例を示す正面図である。
【図２８】他例の刃を備えたものにおける破断側面図である。
【図２９】従来例の斜視図である。
【図３０】同上の使用状態を示す側面図である。
【図３１】同上によるカット後の眉の状態を示す側面図である。
【符号の説明】
２刃
３０櫛歯[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to a razor, and more particularly to a razor used for shaping eyebrows.
[0002]
[Prior art]
As an electric razor for cutting eyebrows, an electric razor formed for shaving a woman's face is used, and at this time, an attachment for eyebrows is attached to prevent excessive cutting of eyebrows. That is common.
FIG. 29 shows an example in Japanese Utility Model Laid-Open No. 62-104762. An electric razor in which a blade 2 composed of a comb-shaped fixed blade and a movable blade that is similarly comb-shaped and is slidably contacted with the fixed blade is arranged on the side surface of the head portion 10 at the tip of the main body 1 is a face. The attachment 3 is attached to the head portion 10 when the shape of the eyebrows is adjusted by using the electric razor.
[0003]
This attachment 3 is provided with a large number of comb teeth 30 arranged on both sides of the cutting edge of the blade 2 when the attachment 3 is put on the head unit 10, and as shown in FIG. The eyebrows are cut with the tip of the comb teeth 30 applied to the skin and the blade 2 separated from the skin.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Here, the eyebrows 9 grow from the upper edge and the lower edge toward the center in the vertical direction, and from the top of the eyebrows to the tail of the eyebrows, and are the highest from the skin at the center in the vertical direction. However, in the conventional device, each comb tooth 30 in the attachment 3 has the same length, and the distance between the line L1 connecting the tips of the comb teeth 30 and the cutting edge line L2 of the blade 2 is the same in each part. For this reason, when the eyebrow 9 is cut using the attachment 3, the eyebrow is finished in a trapezoidal shape as shown in FIG. 31, and in this case, the vertical central part of the eyebrow appears to be thin. There's a problem.
[0005]
The present invention has been made in view of such a point, and an object of the present invention is to provide an eyebrow razor that can easily finish the eyebrows neatly.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
Thus, the present invention provides, in an eyebrow razor for shaping the shape of the eyebrows by cutting the eyebrows, comb teeth that are arranged on both sides of the cutting edge of the blade along the cutting edge of the eyebrows and protrude from the blade, In this comb tooth, the line connecting the tip that contacts the skin and the blade tip line intersect, and the distance from the blade tip to the tip of the comb tooth gradually changes along the blade tip line, and at the tip of the comb tooth. It is characterized by having a raised raised protrusion.
[0007]
[Action]
According to the present invention, the cutting height of the eyebrows can be reduced at the upper and lower edges of the eyebrows, and the cutting height of the eyebrows can be easily cut high at the center, and can be bent at the tips of the comb teeth. Since the raised projections are provided, the eyebrows with a small raised angle can be reliably raised.
At this time, since the provided comb teeth on both sides of the cutting edge of the blade, both can respond to the cut of the upper side and the lower side of the left and right eyebrows, the tip ends of the comb teeth arranged on both sides of the cutting edge of the blade By connecting them together, the eyebrows raised by the comb teeth will not fall down before reaching the blade.
[0008]
When the angle formed by the line connecting the tip of the comb tooth contacting the skin and the cutting edge of the blade is variable, the angle at the time of cutting can be changed as appropriate.
Even if the tip of the comb tooth that comes into contact with the skin is on the side of the blade, or if the two blades facing each other have comb teeth on each side, the cutting height of the eyebrows is still increased. It can be kept appropriate depending on its location.
[0009]
When the grip has a form in which the grip extends vertically from the skin with which the tips of the comb teeth abut, the grip does not obstruct the view, and the pushing direction of the grip into the rear end of the grip is If a push button switch is provided in the longitudinal direction, the position of the comb teeth is not shifted by the switch operation.
If the line connecting the tips of the comb teeth and the slit between the comb teeth are substantially perpendicular to each other, the efficiency of introduction of the eyebrows to the blade is highest, and if the slit is bent into a J-shape, Since the angle formed by the cutting edge line and the slit between the comb teeth can be made substantially perpendicular, the cutting efficiency also increases.
[0010]
Even if the slit between the comb teeth is inclined with respect to the line connecting the tips of the comb teeth, the cutting efficiency can be improved, and in particular, the angle between the line connecting the tips of the comb teeth and the slit between the comb teeth can be reduced. If the angle between the cutting edge of the blade and the slit between the comb teeth is set to about 55 ° at 120 °, both the eyebrow introduction efficiency and the cutting efficiency can be kept high.
The cutting efficiency can be increased even when the blade edge line of the blade is inclined with respect to the slit between the comb teeth and each blade groove of the comb-shaped blade is opened in the same direction as the slit.
[0011]
When an index for aligning the upper or lower edge of the eyebrow with the hairline is provided, the cutting operation can be easily performed.
[0012]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in detail based on an embodiment in which an eyebrow is handled by attaching an attachment. Referring to FIG. The blade 2 is a comb-shaped blade similar to the tooth-shaped fixed blade, and includes a movable blade that is slidably contacted with the fixed blade by reciprocating linear drive by the motor. The blade 2 is adapted to cut the hair of the face and the hair of the neck and leg. However, the structure of the blade 2 is not limited to this type. For example, a mesh-like shape having a large number of blade holes is formed. The outer blade and a plurality of inner blades that are in sliding contact with the inner surface of the outer blade may be used.
[0013]
The attachment 3 used for cutting the eyebrows is formed so as to be put on the head portion 10 similarly to the above-mentioned conventional example, and when attached to the head portion 10, the attachment 3 is provided on both sides of the cutting edge of the blade 2 respectively. A large number of comb teeth 30 are arranged. Further, the comb teeth 30 arranged in two rows are not constant in length, and the comb teeth 30 located at the tip side of the head section 10 are the shortest, and the comb teeth 30 located at the root side of the head section 10 are shorter. While the length is the longest, the length of the comb teeth 30 during this period gradually changes. For this reason, the line L1 connecting the tips of the comb teeth 30 in each row and the cutting edge line L2 of the blade 2 intersect at a required angle, and the blade 2 extends in the longitudinal direction of the head unit 10. The distance between the cutting edge and the tip of the comb tooth 30 gradually changes.
[0014]
When the attachment 3 is worn to cut the eyebrows, the upper side of the eyebrows is set so that the tip side of the head unit 10 is upward as shown in FIG. 2, and the lower side of the eyebrows is shown in FIG. With the tip of the head 10 at the bottom, the tip of the comb teeth 30 of the attachment 3 is applied to the skin, and as shown in FIG. The eyebrow 9 is cut while raising the eyebrow 9 with the comb teeth 30 by moving the electric razor so as to be opposed. At this time, the distance between the tip of the comb tooth 30 and the cutting edge of the blade 2 is different in the longitudinal direction of the blade 2. Therefore, the eyebrows are cut shortest at the upper and lower edges of the eyebrows, and long at the center in the vertical direction. Therefore, the eyebrows from which the eyebrows 9 are cut in this way are finished in a neat triangular shape as shown in FIG. Since the comb teeth 30 are provided on both sides of the blade 2, cuts on the upper side and the lower side of the left and right eyebrows can be dealt with only by the attachment 3.
[0015]
As shown in FIG. 6, the tips of the comb teeth 30 arranged on both sides of the blade 2 are curved so as to spread outward, and the raised protrusions 31 are provided . Therefore , when introducing the eyebrows 9 to the blade 2, FIG. As shown, since the raised projections 31 of the comb teeth 30 raise the eyebrows 9 with a small raised angle, the cutting efficiency of the eyebrows 9 is increased.
As shown in FIG. 8, it is desirable that the root of the comb tooth 30 be positioned such that the tip of the comb tooth 30 is located outside the extension line M connecting this part and the cutting edge of the blade 2. This is to prevent the tip of the eyebrow 9 that has entered the contact point between the comb teeth 30 and the skin from being pushed toward the skin at the base of the comb teeth 30 and not being cut by the blade 2.
[0016]
The tips of two rows of comb teeth 30 arranged on both sides of the blade 2 may be integrally connected as shown in FIG. 9 or FIG. If the eyebrows 9 raised by the comb teeth 30 are separated from the comb teeth 30 before being cut by the blade 2, the eyebrows 9 may not be cut by the blade 2 in order to return to the original state at that point. When the tips of the comb teeth 30 arranged on both sides are connected to each other, the eyebrows 9 can be surely kept standing until they reach the blade 2, so that the eyebrows 9 can be cut efficiently.
[0017]
11 to 13 show another embodiment. Here, the attachment 3 is composed of a base 34 and a comb portion 35. The base 34 is a portion for mounting the electric razor to the head unit 10. On both side surfaces at both ends in the longitudinal direction, there are provided engagement grooves 36, 37 each having one side edge serving as a click spring 38. On the other hand, the comb portion 35 having the comb teeth 30 has a boss 39 on the inner surface thereof, and is connected to the base 34 by engaging the boss 39 with the engaging grooves 36 and 37 of the base 34.
[0018]
Here, the engaging groove 36 is formed in a linear shape and the engaging groove 37 is formed in an arc shape, and the boss 39 engaged with the engaging groove 36 is engaged with the engaging groove 37 without moving. If only the boss 39 is moved, the angle between the cutting edge line L2 of the blade 2 and the line L1 connecting the tips of the comb teeth 30 can be changed, and the boss 39 engaged with the engagement grooves 36 and 37 can be changed. Are moved at the same time, the distance between the cutting edge of the blade 2 and the tip of the comb tooth 30 can be changed. Therefore, it is possible to adjust the cut height of the eyebrows and the angle at which the eyebrows are finished in a triangular shape.
[0019]
For the type in which the blades 2 are provided on both sides of the head unit 10, as shown in FIG. 14, the attachments 3 with the comb teeth 30 protruding on both sides are prepared so that the eyebrow can be cut. By providing the raised protrusions 31 at the tips of the comb teeth 30, it is possible to cope with the cut of the right eyebrow and the left eyebrow simply by providing the comb teeth 30 on one side of each blade 2. it can. Further, since the comb teeth 30 are provided only on one side, the eyebrow 9 is not pushed down by the comb teeth 30 on the other side, and therefore, the cutting function can be stabilized.
[0020]
In intersecting the line L1 connecting the tips of the comb teeth 30 with the cutting edge line L2 of the blade 2, the tip of the comb 30 does not need to be in the protruding direction of the blade 2, for example, as shown in FIG. The overhang dimension of the comb teeth 30 located on both sides may be changed. Although the direction of the blade 2 at the time of cutting the eyebrows is different from that of the above-described embodiment, an appropriate cut of the eyebrows 9 can be similarly performed in this case.
[0021]
Next, the embodiment shown in FIGS. 16 to 20 will be described. The main body 1 has a cylindrical shape in which a motor 15 and a dry battery 16 are housed, and a head portion 10 is detachably connected to a front end side, and a push button switch 18 is provided on a rear end surface.
As shown in FIGS. 17 and 18, the head unit 10 incorporates a conversion mechanism for converting the rotational movement of the motor 15 into a reciprocating movement in the holders 40 and 41, and the blade 2 is provided on one surface of the tip end of the holder 40. The conversion mechanism includes a coupler 42 that engages with a joint 19 attached to an output shaft of the motor 15, a gear 43 attached to the coupler 42, and a shaft. A face gear 44 rotatably supported by the gear 50 and meshing with the gear 43, and a drive lever 46 having one end engaged with an eccentric shaft 45 provided on the face gear 44, and the drive lever 46 is provided at the other end. An engagement portion 47 is provided.
[0022]
On the other hand, the blade base 5 fixes the fixed blade 21 among the comb-shaped movable blades 22 constituting the blade 2 and also supports the movable blade 22 slidably. It is pivotally attached to the holder 40 by a shaft 49 provided at the distal end of the holder 40, and is fixed by a detachable button 48 slidably mounted on the holder 41.
[0023]
When the blade base 5 is fixed to the holders 40 and 41, the engaging portion 23 provided on the movable blade 22 engages with the engaging portion 47 of the driving lever 46, so that the movable blade 22 and the driving lever 46 When the motor 15 is rotated, the drive lever 46 converts the eccentric rotation of the eccentric shaft 45 into reciprocating motion and causes the movable blade 22 to reciprocate. The tip of the head unit 10 is formed to be obliquely inclined with respect to the longitudinal direction of the main body 1, and the blade 2 is located on the side edge of the head unit 10 that faces obliquely upward.
[0024]
The attachment 3 attached to the tip of the electric razor head 10 has comb teeth 30 which are located on both sides of the blade 2 and are provided with raised protrusions 31 at the tip. The attachment 3 is attached to the head 10. 22, the comb teeth 30 protrude further obliquely upward than the direction of the blade 2, and a line L1 connecting the tips of the comb teeth 30 is shown in FIG. As can be seen from FIG. 2, it is orthogonal to the longitudinal direction of the main body 1. In the figure, reference numeral 33 denotes an alignment display provided on an extension of the center axis of the main body 1, and reference numeral 34 denotes a guide for fitting the attachment 3 to the head section 10 by fitting the guide groove 51 provided on the head section 10 side. The attachment 3 is positioned by engaging a click projection 52 located on an extension of the guide groove 51 with an engagement concave portion (not shown) provided on the inner surface of the attachment 3.
[0025]
Also in this attachment 3, since the line L1 connecting the tips of the comb teeth 30 and the cutting edge line L2 of the blade 2 intersect at a required angle, the upper side and the lower side of the eyebrow If the electric razor is moved against the flow of the eyebrows 9 with the tips of the comb teeth 3 in contact with the skin in different directions, the eyebrows 9 are raised by the comb teeth 30 and cut by the blade 2 At this time, since the distance between the tip of the comb teeth 30 and the cutting edge of the blade 2 is different in the longitudinal direction of the blade 2, the eyebrows are cut shortest at the upper and lower edges of the eyebrow, The part is cut long, so the eyebrows are finished in a clean triangle shape.
[0026]
At this time, since the line L1 connecting the tips of the comb teeth 30 and the longitudinal direction of the main body 1 are orthogonal to each other as described above, the main body 1 as the grip portion is set upright to the skin surface. In other words, it can be used in a state where the field of view is not obstructed by the main body 1, and the cutting height of the eyebrows 9 can be maintained by keeping the alignment display 33 aligned with the hairline of the upper or lower edge of the eyebrows. This can be easily performed because the height is constant in the longitudinal direction of the eyebrows, and the alignment display 33 is provided on the extension of the central axis of the main body 1. Since the push button switch 18 is disposed at the rear end of the main body 1 and its pushing direction is the longitudinal direction of the main body 1, the driving is started after the front end of the comb tooth 30 is positioned and applied to the skin. Position by the reaction of the switch Or resulting Les is, without the body 1 or shake in the axial direction, usability use in this regard is favorable.
[0027]
By the way, as shown in FIG. 23A, the eyebrows 9 grow from the upper and lower edges of the eyebrows to the center in the vertical direction, and when the eyebrows 9 are cut while adjusting the shape of the eyebrows, It is preferable that the cutting angle β shown in FIG. When the sleeping eyebrows 9 are raised and cut, the angle between the line L1 connecting the tips of the comb teeth 30 hitting the skin and the slit between the comb teeth 30 (the raising angle θ) is approximately 90 °. By doing so, the efficiency of introducing the eyebrows 9 to the blade 2 becomes highest.
[0028]
For this reason, in the embodiment shown in FIG. 1 and the like, as shown in FIG. 24, the raised angle θ is set to be approximately 90 °. In this case, a line L1 connecting the tips of the comb teeth 30 is formed. The angle between the blade 2 and the edge line L2 of the blade 2 becomes the cutting angle β as it is, and the angle α between the eyebrows 9 and the blade 2 is 90 ° −β. Therefore, if the angle β is set to 50 °, the angle α becomes as small as 40 °, which deviates from the preferable range in the cutting efficiency of the angle α between the eyebrows 9 and the blade 2.
[0029]
For this purpose, in the embodiment shown in FIGS. 16 to 22, the slit between the comb teeth 30 is inclined with respect to the line L1 connecting the tips of the comb teeth 30, so that the raising angle θ is about 120 ° and The angle α formed by the slit (the eyebrows 9) between the comb teeth 30 and the cutting edge line L2 of the blade 2 is set to about 55 °. As shown in FIG. 26 (a), the eyebrows 9 are raised by raising the eyebrows 9 by 90 ° or more so that the angle between the skin and the edge line L2 of the blade 2 is larger than the cutting angle β, so that the eyebrows 9 are cut. Is equivalent to the cutting angle β when the raising angle θ is 90 °. In this case, the introduction efficiency of the eyebrows 9 does not deteriorate so much, and the angle α formed between the eyebrows 9 and the edge line L2 of the blade 2 can be kept large, so that the cutting efficiency can be increased.
[0030]
If the comb teeth 30 of the attachment 3 are bent as shown in FIG. 27 so that the slit between the comb teeth 30 becomes J-shaped, the angle α between the eyebrows 9 and the cutting edge line L2 of the blade 2 is the most preferable angle. While maintaining 90 °, the raising angle θ can be set to 90 °. As shown in FIG. 28, the cutting efficiency is kept high even if the direction of the groove of the blade edge of the blade 2 composed of the fixed blade and the movable blade, both of which are comb-shaped, matches the direction of the slit between the comb teeth 30. be able to.
[0031]
【The invention's effect】
As described above, in the present invention, the line connecting the tips that are arranged along both sides of the cutting edge of the eyebrow along the cutting edge of the eyebrows and protruding from the cutting edge , and the tip that contacts the skin is the cutting edge of the cutting edge. And the distance from the edge of the blade to the tip of the comb teeth changes gradually along the edge line, so the cutting height of the eyebrows is low at the upper and lower edges of the eyebrows and at the center It is possible to easily perform cutting by increasing the cutting height of the eyebrow, and therefore, it is possible to easily adjust the shape of the eyebrows into a triangular cross section. Also, by providing the raised protrusions at the tips of the comb teeth, the eyebrows with a small raised angle can be more reliably raised.
[0032]
And, since the comb teeth are provided on both sides of the cutting edge of the blade, it is possible to cope with both the upper side and the lower side cut of the left and right eyebrows, and the tips of the comb teeth arranged on both sides of the blade are separated. If they are connected to each other, the eyebrows raised by the comb teeth are guided to the blade without falling down again, so that the efficiency of introducing and cutting the eyebrows is increased.
[0033]
The angle formed by the line connecting the tips of the comb teeth that contact the skin and the cutting edge of the blade may be variable. In this case, the change angle of the cutting height of the eyebrows at the time of cutting can be changed according to the user's preference.
Even if the tip of the comb tooth that contacts the skin is on the side of the blade, the eyebrows can be arranged in a preferable shape, and the comb teeth are provided on each side of two blades facing in opposite directions. Also, it is possible to cut while keeping the cutting height of the eyebrows appropriately, and it is possible to cope with both the upper side and the lower side of the left and right eyebrows.
[0034]
When the grip has a form in which the grip extends vertically from the skin where the tips of the comb teeth are in contact, the cutting work can be performed accurately because the grip does not interfere with the field of view. If a push button switch whose pushing direction is the longitudinal direction of the grip portion is provided at the rear end, the position of the comb teeth is not shifted or shaken by the switch operation, so that the usability is further improved.
[0035]
In order to maximize the efficiency of introducing the eyebrows to the blade, it is preferable that the line connecting the tips of the comb teeth and the slit between the comb teeth are substantially perpendicular to each other. The angle formed by the slit between them becomes small, and the cutting efficiency is reduced. However, this decrease in cutting efficiency can be dealt with by making the slit bent in a J-shape, and the angle between the slit between the blade tip line of the blade and the comb teeth, at which the cutting efficiency is highest, is made. May be substantially at right angles.
[0036]
The slit between the comb teeth may be inclined with respect to the line connecting the tips of the comb teeth. In this case, the angle between the line connecting the tips of the comb teeth and the slit between the comb teeth is about 120 °, and the cutting edge of the blade is If the angle between the line and the slit between the comb teeth is about 55 °, both the eyebrow introduction efficiency and the cutting efficiency can be kept high.
In addition to inclining the cutting edge of the blade with respect to the slit between the comb teeth, even if each blade groove of the comb-shaped blade is opened in the same direction as the slit, the eyebrows can easily enter the blade groove, Again, the cutting efficiency can be increased.
[0037]
When an index for aligning the upper or lower edge of the eyebrow with the hairline is provided, the cutting operation can be easily performed and the usability is improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows an embodiment of the present invention, in which (a) is an exploded perspective view and (b) is a cross-sectional view.
FIG. 2 is a side view showing a use state of the above.
FIG. 3 is a side view showing a use state of the above.
FIG. 4 is a perspective view showing a use state of the above.
FIG. 5 is a side view showing the state of the eyebrows after cutting according to the above.
FIG. 6 is a perspective view of another embodiment.
FIG. 7 is a partial perspective view of the same.
FIG. 8 is a sectional view of the same.
FIG. 9 is a cutaway perspective view of another example.
FIG. 10 is a cutaway perspective view of another example.
FIG. 11 is an exploded perspective view of an attachment according to another embodiment.
FIG. 12 is a side view showing the same operation.
FIG. 13 is a side view of the same.
14A and 14B show another embodiment, in which FIG. 14A is a sectional view and FIG. 14B is a perspective view.
15 (a) is a front view, FIG. 15 (b) is a cross-sectional view, and FIG. 15 (c) is a side view.
FIG. 16 is a cutaway side view of another embodiment.
FIG. 17 is an exploded perspective view of the same head unit.
FIG. 18 is a front view showing a state where the blade base of the head unit is opened and one of the holders is removed.
FIG. 19 is a perspective view of a head unit according to the third embodiment.
FIG. 20 is a perspective view of the head unit when the attachment is attached.
21 (a) is a plan view, FIG. 21 (b) is a front view, and FIG. 21 (c) is a bottom view.
FIG. 22 is a cutaway side view of the head part when the attachment is attached.
23A is an explanatory diagram of how eyebrows grow, and FIG. 23B is an explanatory diagram of a cutting angle.
FIG. 24 is an explanatory diagram of a direction of a comb tooth and a cutting angle, and an angle between an eyebrow and a blade.
FIG. 25 is an explanatory diagram of the direction of the comb teeth, the cutting angle, and the angle between the eyebrows and the blade.
FIGS. 26A and 26B are explanatory views showing the state of eyebrows at the time of cutting and after cutting.
FIG. 27 is a front view showing another example of the comb teeth.
FIG. 28 is a cutaway side view of another example provided with a blade.
FIG. 29 is a perspective view of a conventional example.
FIG. 30 is a side view showing a use state of the above.
FIG. 31 is a side view showing the state of the eyebrows after cutting according to the above.
[Explanation of symbols]
2 blades 30 comb teeth

Claims

An eyebrow razor for shaping the shape of the eyebrows by cutting the eyebrows, comprising comb teeth that are arranged along both sides of the cutting edge of the blade along the blade for cutting the eyebrows and protrude from the blade, and the comb teeth are The line connecting the tip that comes into contact with the skin intersects with the cutting edge of the blade, and the distance from the cutting edge of the blade to the tip of the comb tooth gradually changes along the cutting edge line, and the brush raised at the tip of the comb tooth. An eyebrow razor characterized by having projections.

The razor for eyebrows according to claim 1, wherein the tips of the comb teeth arranged on both sides of the blade are connected to each other.

2. The eyebrow razor according to claim 1, wherein an angle formed by a line connecting a tip of the comb tooth contacting the skin and a cutting edge of the blade is variable.

The razor for an eyebrow according to claim 1, wherein the tip of the comb tooth that contacts the skin is a side of the blade.

The razor for eyebrows according to claim 1, wherein the razor for eyebrows is provided with two blades facing in opposite directions, and a comb tooth is provided on one side of each blade.

2. The eyebrow razor according to claim 1, wherein the grip portion extends vertically from the skin where the tip of the comb tooth contacts.

The razor for an eyebrow according to claim 6, further comprising a push button switch whose pushing direction is the longitudinal direction of the grip portion at the rear end of the grip portion.

2. The eyebrow razor according to claim 1, wherein a line connecting the tips of the comb teeth and a slit between the comb teeth are substantially orthogonal to each other.

9. The eyebrow razor according to claim 8, wherein the slit is bent in a J-shape.

The razor for an eyebrow according to claim 9, wherein the angle between the edge of the blade and the slit between the comb teeth is substantially a right angle.

2. The eyebrow razor according to claim 1, wherein a slit between the comb teeth is inclined with respect to a line connecting the tips of the comb teeth.

The eyebrow razor according to claim 11, wherein an angle between a line connecting the tips of the comb teeth and a slit between the comb teeth is about 120 °.

13. The eyebrow razor according to claim 11, wherein an angle formed between a cutting edge of the blade and a slit between the comb teeth is about 55 [deg.].

The eyebrow according to claim 1, wherein the blade edge line of the blade is inclined with respect to the slit between the comb teeth, and each blade groove of the comb tooth-shaped blade opens in the same direction as the slit. Razor.

2. The eyebrow razor according to claim 1, further comprising a mark for aligning the upper or lower edge of the eyebrow with the hairline.