JP3589679B2 - Surface treatment agent for building materials - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、木材、石材、コンクリート等の建築物、建造物あるいは建築素材等の種々の建築材料に塗布してその表面に塗膜を形成せしめ、これによって建築材料の表面に優れた発水性、はつ油性及び防汚性を付与することができる建築材料用表面処理剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、多くの建築材料は、その表面が多孔性であるため、吸水性が大きく、雨水や汚水等の水の侵入によるひび割れ、中性化現象あるいはよごれ等が発生し、外観を損なうだけでなく、その耐久性が低下する原因にもなっている。
そこで、このような問題を防止する目的で、一般には建築材料の表面にケイ素系のはっ水剤を塗布して吸水性を防止する方法が行われている。そして、これらのケイ素系のはっ水剤は、一般にいわゆる塗布浸透型防水剤と称され、主として、シリコーン水溶液型のシリコネート系、シリコーン溶液型のシリコーン樹脂系、及び、シラン系に分類されている。
【0003】
しかしながら、これらのケイ素系はっ水剤のうち、シリコネート系のものについては、それが強アルカリ性であること、下地の乾燥が不十分であったり、塗布後1〜2日以内に降雨があるとアクを生じること、ボード類の取付金具を腐食する恐れがあること等の取扱上や使用上の問題が多く、また、被膜形成後においても、コンクリート等から生じるアルカリによってシロキサン鎖が徐々に切断されてはっ水性を失い、その耐久性が悪いという問題があった。また、シリコーン樹脂系のものについても、シリコネート系のものと同様に、アルカリに弱く、長期のはっ水効果は期待できず、また、濡れた面への塗布や、塗布後数時間以内に水と接触すると白華が生じる場合がある等の問題があった。
【0004】
しかるに、シラン系のものは、一般式RSi(OR)3 〔但し、式中Rはアルキル基を示す〕で表される構造式を有するシラン化合物を主成分とし、ケイ素原子に直結するアルキル基がはっ水効果を高めており、基盤に対する浸透性や耐アルカリ性に優れており、現在ところ、塗布浸透型防水剤としてその主流を占めている。そして、このようなものとしては、例えば特公昭54−9,639号公報記載のものが知られており、ここでは、アルキルシリケートをはっ水剤とし、金属カルボン酸塩を加水分解触媒として用いている。
【0005】
しかしながら、このようなシラン系のものにおいても、必ずしもそのはっ水効果が十分ではなく、そこでこの点を改良した幾つかの提案がなされている。例えば、特開平3−265,581号公報においては、ケイ素原子に結合するパーフルオロアルキル基を含有するオルガノシロキサン化合物を主剤とする表面処理剤が開示されている。
このものは、パーフルオロアルキル基の効果によりそのはっ水性が改善されてはいるものの、その一方で、主鎖となる加水分解性のケイ素化合物に置換基が導入されているため、加水分解によって生じるシロキサン結合(Si−O−結合)が3個以下であり、このシロキサン結合の数に依存する結合力がそれだけ低下し、耐摩耗性の点で問題があり、しかも、強固な膜になるまでにかなりの時間がかかるという、使用上の問題もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明者らは、このような従来のシラン系はっ水剤における種々の問題を解決した新しい建築材料用表面処理剤について鋭意研究を重ねた結果、直鎖状又は分岐状オルガノシロキサン化合物を主成分とし、これに、フッ素含有アルキルトリアルコキシシランの単量体及び/又はそのオリゴマーと、金属アルコキシドと、環状オルガノシロキサンとを配合することにより、単に優れたはっ水性、はつ油性及び防汚性を有するだけでなく、同時に優れた耐摩耗性や硬化速度を有する建築材料用表面処理剤が得られることを見出し、本発明を完成した。
従って、本発明の目的は、従来のシラン系はっ水剤における種々の問題を解決し、単に優れたはっ水性、はつ油性及び防汚性を有するだけでなく、同時に優れた耐摩耗性や硬化速度を有する建築材料用表面処理剤を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、下記一般式(1)
R1 3SiO(R1 2SiO)nSiR1 3 (1)
(但し、式中、R1は炭素数1〜5のアルコキシ基を示し、nは0〜5の整数を示す)で表されるオルガノシロキサン化合物を主成分とし、下記一般式(2)
R2Si(OR3)3 (2)
(但し、式中、R2 は少なくとも1個のフッ素原子を有するアルキル基を示し、R3 は炭素数1〜5のアルキル基を示す)で表されるフッ素含有アルキルトリアルコキシシランの単量体及び/又はそのオリゴマーと、下記一般式(3)
Me(OR4)4 (3)
(但し、式中、MeはTi、Zr、Al又はBを示し、R4 は炭素数1〜5のアルキル基を示す)で表される金属アルコキシドと、下記一般式(4)
【化2】
(但し、式中、R5 とR6 は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を示し、その何れか一方は少なくとも上記アルキル基であり、nは3〜7の整数を示す)で表される環状オルガノシロキサンとを含有する建築材料用表面処理剤である。
【0008】
本発明において、上記一般式(1)で表されるオルガノシロキサン化合物は、建築材料である被処理材の表面に塗布された際に、被処理材表面上の又は空気中の水分と接触して加水分解し、強固なシロキサン結合の網目構造を生成し、これによって被処理剤の表面を保護するものである。本発明で使用するオルガノシロキサン化合物は、4価の加水分解性基を有するため、その結合は、従来の3価の加水分解性基を有するシラン系化合物と比べて、はるかに強固であるため、対摩耗性が優れている。このオルガノシロキサン化合物において、一般式(1)中の炭素数1〜5のアルコキシ基R1 としては、具体的にはメトキシ基、エトキシ基、n-プロポキシ基、iso-プロポキシ基、n-ブトキシ基、iso-ブトキシ基、sec-ブトキシ基、n-ペントキシ基、iso-ペントキシ基、sec-ペントキシ基、n-ヘキソキシ基、iso-ヘキソキシ基、sec-ヘキソキシ基等が挙げられ、適度な加水分解性を有するという観点から、好ましくは炭素数1〜4のものである。また、このオルガノシロキサン化合物において、繰り返し数nは通常0〜5、好ましくは2〜3であって、シロキサンオリゴマーとして用いられる。ここで、単量体の場合はその沸点が低く、塗布時にその一部若しくは大部分が蒸発する恐れがあり、また、n=5以上の場合はその粘度が高くなりすぎ、建築材料である被処理材の細孔の隅々まで浸透し難くなる。そして、これら一般式(1)で表されるオルガノシロキサン化合物には、直鎖状オルガノシロキサンと枝分れ状オルガノシロキサンが存在し、その何れであっても使用でき、また、これら直鎖状オルガノシロキサン及び枝分れ状オルガノシロキサンの2種以上が混ざり合っているものも使用できる。
【0009】
また、一般式(2)で表されるフッ素含有アルキルトリアルコキシシランの単量体及び/又はそのオリゴマーは、はっ水剤として用いられるもので、式中の少なくとも1個のフッ素原子を有するアルキル基R2 としては、例えば、
CF3 CH2 CH2 −、 C2 F5 CH2 CH2 −、
C3 F7 CH2 CH2 −、 C4 F9 CH2 CH2 −、
C5 F11CH2 CH2 −、 C6 F13CH2 CH2 −、
C8 F17CH2 CH2 −、 CF3 CH2 OOCCH2 CH2 −、
C2 F5 CH2 OOCCH2 CH2 −、
C4 F9 CH2 CH2 OOCCH2 CH2 −、
C6 F13CH2 CH2 OOCCH2 CH2 −、
(CF3 )2 CFCF2 CH2 CH2 OOCCH2 CH2 −、
(CF3 )2 CHOOCCH2 CH2 −、
が例示され、はっ水性という観点から、好ましくはFが5個以上のものであり、また、炭素数1〜5のアルキル基R3 としては、上記一般式(1)中のアルキル基R1 と同様のものが例示され、適度な加水分解性を与えるという観点から、好ましくは炭素数1〜2のものである。
これらのはっ水剤は、その何れかを単独で用いることができるほか、2種類以上の混合物として使用してもよい。また、添加量については、特に制限はないが、少なすぎるとはっ水効果が弱く、また、多すぎると膜強度が弱くなるので、一般式(1)で表されるオルガノシロキサン化合物100重量部に対して、通常0.5〜50重量部、好ましくは5〜20重量部の範囲にするのがよい。
【0010】
さらに、上記一般式(3)で表される金属アルコキシドは、加水分解を促進させる目的で使用されるものであり、式中の金属原子MeとしてはTi、Zr、Al又はBが挙げられ、好ましくは4個の加水分解性基を有して結合強度の強いTi又はZrがよく、また、炭素数1〜5のアルキル基R4 としては、上記一般式(1)中のアルキル基R1 と同様のものが例示され、適度な加水分解性を与えるという観点から、好ましくは炭素数が1〜4のものである。この金属アルコキシドの具体例としては、例えば、
Ti(OCH3 )4 、Ti(OC2 H5 )4 、Ti(OC3 H7 )4 、
Ti(OC4 H9 )4 、Ti(OC5 H11)4 、Zr(OCH3 )4 、
Zr(OC2 H5 )4 、Zr(OC3 H7 )4 、Zr(O4 H9 )4 、
Zr(OC5 H11)4 、Al(OC3 H5 )3 、B(OCH3 )3
等が挙げられる。
これらの金属アルコキシドは、その何れかを単独で用いてもよいし、また、そのうちの2種類以上を混合して用いてもよい。この金属アルコキシドの添加量については、特に制限はないが、少なすぎると効果が少なく、また、多すぎると塗布液の加水分解速度が速すぎて十分に建築材料である被処理材の細孔内部にまで浸透しないうちに固まり、はっ水効果が充分に発揮されないという問題が生じるため、好ましくは、一般式(1)で表されるオルガノシロキサン化合物100重量部に対して、1〜50重量部、より好ましくは5〜40重量部の範囲とするのがよい。
【0011】
また、一般式(4)で表される環状オルガノシロキサンは、上記一般式(1)〜(3)の各化合物を溶解して均一に混合する溶媒として使用されるものであり、特に本発明による表面処理剤全体の表面張力を低下させ、建築材料である被処理材の細孔の奥深くにまで浸透させる作用を発揮するものであり、このために、ここで用いる環状オルガノシロキサンとしては、できるだけ表面張力の低いものが好ましい。ここで、一般式(4)中の置換基R5 とR6 は、水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を示し、その何れか一方は少なくともアルキル基であり、また、nは3〜7の整数を示す。これら一般式(4)の環状オルガノシロキサンの好ましいものとして、具体的には、
【化3】
等が挙げられる。これらの環状オルガノシロキサンは、その1種のみを単独で使用できるほか、2種以上の混合物として使用することもできる。この環状オルガノシロキサンの使用量は、一般式(1)のオルガノシロキサン100重量部に対して、通常100〜2,000重量部、好ましくは200〜1,000重量部である。
【0012】
本発明の建築材料用表面処理剤は、上記一般式(1)〜(4)の化合物を所定の割合で配合し、均一な溶液の塗布液として調製されるが、この塗布液の粘度、表面張力、揮発度等を調整するため、必要により、アルコール類、ケトン類、グリコール類等の溶剤や界面活性剤等を添加してもよい。
このようにして調製された表面処理剤は、塗布液として建築材料である被処理材の表面に、ハケ塗り、ローラー塗り、スプレー塗布等の通常の塗布方法で塗布される。
【0013】
【作用】
本発明の建築材料用表面処理剤は、建築材料である被処理材の表面に塗布され、そこで加水分解した際に、強固な網目構造を形成し得る4個の加水分解性基を有するオルガノシロキサン化合物を主成分とし、その網目構造の内部にはっ水性に優れたフッ素置換基を有するフッ素含有アルキルトリアルコキシシランの単量体及び/又はそのオリゴマーが結合し、この際に金属アルコキシドが触媒として作用することにより網目構造の形成に寄与する。そして、このようにして形成された強固なシロキサンの網目構造は、単に優れたはっ水性、はつ油性及び防汚性を有するだけでなく、溶媒として添加された環状オルガノシロキサンの作用により建築材料の小さい細孔内部にまで浸透し、これによって同時に優れた耐摩耗性や硬化速度を発揮する。
【0014】
【実施例】
以下、実施例及び比較例に基づいて、本発明を具体的に説明する。
【0015】
実施例1
オルガノシロキサン化合物としてメチルシリケートの3〜4量体を中心とするポリシロキサンオリゴマー〔多摩化学工業(株)製:MS−51〕6重量部を用い、これにはっ水剤としてCF3 (CF2 )7 CH2 CH2 Si(OCH3 )3 〔東芝シリコーン(株)製:TSL−8233〕0.6重量部と、金属アルコキシドとしてTi(OC4 H9 )4 2.6重量部と、環状ポリシロキサンとしてオクタメチルシクロテトラシロキサン〔信越化学(株)製:KF−994〕50重量部とをそれぞれ加え、残りをイソプロピルアルコールとしてその全体を100重量部とし、マグネチックスターラーを用いてよく攪拌し、均一な溶液の表面処理剤を調製した。
【0016】
得られた表面処理剤について、以下のようにしてそのはっ水性を評価した。
先ず、被処理材として5cm×5cmの大理石を選び、その表面をよくふいた後、表面処理剤をハケで塗布し、その後室温で24時間放置し、乾いた布で表面をよくふき取った。次に、大理石上に水性赤インク約0.03mlを約1cm間隔で合計16ヵ所にそれぞれ滴下し、室温で24時間放置した後、これをふき取った。この時、大理石の表面に吸着した赤色のしみの大きさを測定し、塗布液のはっ水性の強さを調べ、評価した。ここで、水性赤インクが、全くしみ込んでいない場合を◎、直径約1mm以下のしみが2ヵ所以内である場合を○、直径約1mm以下のしみが5ヵ所以内である場合を□、直径約1〜5mmのしみがある場合を×、直径約5mm以上のしみがある場合を××とし、5段階で評価した。結果を表1に示す。
【0017】
実施例2
オルガノシロキサン化合物としてエチルシリケートの4〜5量体を中心としたポリシロキサンオリゴマー〔多摩化学工業(株)製:ES−40〕を使用した以外は、上記実施例1と同様にして表面処理剤を調製し、実施例1と同様にはっ水性の評価を行った。結果を表1に示す。
【0018】
実施例3
金属アルコキシドとしてZr(OC4 H9 )4 を使用した以外は、上記実施例1と同様にして表面処理剤を調製し、実施例1と同様にはっ水性の評価を行った。結果を表1に示す。
【0019】
実施例4
オルガノシロキサン化合物としてエチルシリケートの4〜5量体を中心としたポリシロキサンオリゴマー〔多摩化学工業(株)製:ES−40〕を使用し、また、金属アルコキシドとしてZr(OC4 H9 )4 を使用した以外は、上記実施例1と同様にして表面処理剤を調製し、実施例1と同様にはっ水性の評価を行った。結果を表1に示す。
【0020】
比較例1
はっ水剤としてメチルトリメトキシシランを使用した以外は、上記実施例1と同様にして表面処理剤を調製し、実施例1と同様にはっ水性の評価を行った。結果を表1に示す。
【0021】
比較例2
金属アルコキシドを用いなかった以外は、上記実施例1と同様にして表面処理剤を調製し、実施例1と同様にはっ水性の評価を行った。結果を表1に示す。
【0022】
比較例3
溶媒としてケロシンを使用した以外は、上記実施例1と同様にして表面処理剤を調製し、実施例1と同様にはっ水性の評価を行った。結果を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】
【発明の効果】
本発明の建築材料用表面処理剤は、単に優れたはっ水性、はつ油性及び防汚性を有するだけでなく、同時に優れた耐摩耗性や硬化速度を有するものであり、実用上極めて有用である。[0001]
[Industrial applications]
The present invention is applied to various building materials such as wood, stone, concrete, and other building materials, buildings or building materials, and forms a coating film on the surface thereof. The present invention relates to a surface treatment agent for building materials capable of imparting oiliness and antifouling properties.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, many building materials are porous, so their water absorption is large, cracks due to intrusion of water such as rainwater and sewage, neutralization phenomenon or dirt etc. occur, not only impairing the appearance It also causes the durability to decrease.
Therefore, for the purpose of preventing such a problem, a method of applying a silicon-based water repellent to the surface of a building material to prevent water absorption is generally employed. These silicon-based water repellents are generally referred to as so-called coating-penetration type waterproofing agents, and are mainly classified into a silicone aqueous solution-type siliconate type, a silicone solution-type silicone resin type, and a silane type. .
[0003]
However, among these silicon-based water repellents, the siliconate-based ones are strongly alkaline, if the base is insufficiently dried, or if there is rainfall within one to two days after application. There are many problems in handling and use such as the occurrence of cracks and the possibility of corroding the mounting brackets of the boards.Also, even after the film is formed, the siloxane chain is gradually cut by alkali generated from concrete etc. There is a problem that water repellency is lost and its durability is poor. In addition, silicone resin-based materials are also vulnerable to alkali and cannot be expected to have a long-term water-repellent effect, like siliconate-based materials. There is a problem that white blush may occur when contact is made.
[0004]
However, the silane-based compound is mainly composed of a silane compound having a structural formula represented by the general formula RSi (OR) 3 [wherein R represents an alkyl group], and an alkyl group directly bonded to a silicon atom is used. It has enhanced water repellency, and has excellent permeability and alkali resistance to the base, and currently occupies the mainstream as a coating-penetrating waterproofing agent. As such a material, for example, one described in Japanese Patent Publication No. 54-9,639 is known. In this case, an alkyl silicate is used as a water repellent, and a metal carboxylate is used as a hydrolysis catalyst. ing.
[0005]
However, even such silane-based ones do not always have a sufficient water repellency, and several proposals have been made to improve this point. For example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 3-265581 discloses a surface treatment agent mainly composed of an organosiloxane compound containing a perfluoroalkyl group bonded to a silicon atom.
This has improved water repellency due to the effect of the perfluoroalkyl group, but on the other hand, the substituent has been introduced into the hydrolyzable silicon compound serving as the main chain, The number of generated siloxane bonds (Si-O-bonds) is 3 or less, and the bonding force depending on the number of the siloxane bonds decreases accordingly, causing a problem in terms of abrasion resistance, and until a strong film is formed. There was also a use problem that it took a considerable amount of time.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
Accordingly, the present inventors have conducted intensive studies on a new surface treatment agent for building materials that has solved various problems in such conventional silane-based water repellents, and as a result, have found that linear or branched organosiloxane compounds. By mixing a monomer of a fluorine-containing alkyl trialkoxysilane and / or an oligomer thereof, a metal alkoxide, and a cyclic organosiloxane, with a simple water repellency, oil repellency and The present inventors have found that a surface treatment agent for building materials having not only antifouling properties but also excellent abrasion resistance and curing speed can be obtained, and the present invention has been completed.
Accordingly, an object of the present invention is to solve various problems in conventional silane-based water repellents, and not only to have excellent water repellency, oil repellency and antifouling properties, but also to simultaneously have excellent abrasion resistance. To provide a surface treatment agent for building materials having a high curing speed.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
That is, the present invention provides the following general formula (1)
R 1 3 SiO (R 1 2 SiO) nSiR 1 3 (1)
(Wherein, R 1 represents an alkoxy group having 1 to 5 carbon atoms, and n represents an integer of 0 to 5), and an organosiloxane compound represented by the following general formula (2):
R 2 Si (OR 3 ) 3 (2)
(Wherein, R 2 represents an alkyl group having at least one fluorine atom, and R 3 represents an alkyl group having 1 to 5 carbon atoms). And / or an oligomer thereof, and the following general formula (3)
Me (OR 4 ) 4 (3)
Wherein Me represents Ti, Zr, Al or B, and R 4 represents an alkyl group having 1 to 5 carbon atoms; and a metal alkoxide represented by the following general formula (4)
Embedded image
(Wherein, R 5 and R 6 each represent a hydrogen atom or an alkyl group having 1 to 3 carbon atoms, one of which is at least the above alkyl group, and n represents an integer of 3 to 7). And a cyclic organosiloxane to be used.
[0008]
In the present invention, when the organosiloxane compound represented by the general formula (1) is applied to the surface of a material to be treated as a building material, the organosiloxane compound comes into contact with moisture on the surface of the material to be treated or in the air. It hydrolyzes to form a strong siloxane bond network, thereby protecting the surface of the agent to be treated. Since the organosiloxane compound used in the present invention has a tetravalent hydrolyzable group, its bond is much stronger than a conventional silane compound having a trivalent hydrolyzable group. Excellent wear resistance. In the organosiloxane compound, the alkoxy group R 1 having 1 to 5 carbon atoms in the general formula (1) is specifically a methoxy group, an ethoxy group, an n-propoxy group, an iso-propoxy group, an n-butoxy group. , Iso-butoxy group, sec-butoxy group, n-pentoxy group, iso-pentoxy group, sec-pentoxy group, n-hexoxy group, iso-hexoxy group, sec-hexoxy group, etc. From the viewpoint of having, preferably those having 1 to 4 carbon atoms. In this organosiloxane compound, the number of repetitions n is usually 0 to 5, preferably 2 to 3, and is used as a siloxane oligomer. Here, in the case of a monomer, its boiling point is low, and a part or most of the monomer may evaporate at the time of coating. In the case of n = 5 or more, its viscosity becomes too high, and the coating material which is a building material is used. It becomes difficult to penetrate into every corner of the pores of the treatment material. Then, the organosiloxane compounds represented by the general formula (1), there is a linear organosiloxane and a branched form organosiloxanes can be used be either that, also, these linear organo A mixture of two or more siloxanes and branched organosiloxanes can also be used.
[0009]
Further, the fluorine-containing alkyl trialkoxysilane monomer and / or oligomer thereof represented by the general formula (2) is used as a water-repellent agent, and has at least one fluorine atom in the formula. the group R 2, for example,
CF 3 CH 2 CH 2 -, C 2 F 5 CH 2 CH 2 -,
C 3 F 7 CH 2 CH 2 -, C 4 F 9 CH 2 CH 2 -,
C 5 F 11 CH 2 CH 2 -, C 6 F 13 CH 2 CH 2 -,
C 8 F 17 CH 2 CH 2 -, CF 3 CH 2 OOCCH 2 CH 2 -,
C 2 F 5 CH 2 OOCCH 2 CH 2 -,
C 4 F 9 CH 2 CH 2 OOCCH 2 CH 2 -,
C 6 F 13 CH 2 CH 2 OOCCH 2 CH 2 -,
(CF 3) 2 CFCF 2 CH 2 CH 2 OOCCH 2 CH 2 -,
(CF 3) 2 CHOOCCH 2 CH 2 -,
From the viewpoint of water repellency, F is preferably 5 or more, and as the alkyl group R 3 having 1 to 5 carbon atoms, the alkyl group R 1 in the above general formula (1) is preferred. The same is preferable, and from the viewpoint of imparting an appropriate hydrolyzability, those having 1 to 2 carbon atoms are preferable.
Any of these water repellents may be used alone, or may be used as a mixture of two or more. There is no particular limitation on the amount of addition, but too small an amount results in weak water repellency, and too large an amount decreases the film strength. Therefore, 100 parts by weight of the organosiloxane compound represented by the general formula (1) is used. The amount is usually 0.5 to 50 parts by weight, preferably 5 to 20 parts by weight.
[0010]
Further, the metal alkoxide represented by the general formula (3) is used for the purpose of accelerating hydrolysis, and the metal atom Me in the formula includes Ti, Zr, Al or B, and is preferably Is preferably Ti or Zr having four hydrolyzable groups and having a strong bond strength, and the alkyl group R 4 having 1 to 5 carbon atoms is the same as the alkyl group R 1 in the general formula (1). The same thing is illustrated, and from a viewpoint of giving moderate hydrolyzability, Preferably it has 1-4 carbon atoms. Specific examples of the metal alkoxide include, for example,
Ti (OCH 3 ) 4 , Ti (OC 2 H 5 ) 4 , Ti (OC 3 H 7 ) 4 ,
Ti (OC 4 H 9 ) 4 , Ti (OC 5 H 11 ) 4 , Zr (OCH 3 ) 4 ,
Zr (OC 2 H 5 ) 4 , Zr (OC 3 H 7 ) 4 , Zr (O 4 H 9 ) 4 ,
Zr (OC 5 H 11 ) 4 , Al (OC 3 H 5 ) 3 , B (OCH 3 ) 3
And the like.
Any of these metal alkoxides may be used alone, or two or more of them may be used as a mixture. The amount of the metal alkoxide to be added is not particularly limited, but if the amount is too small, the effect is small. , The water-repellent effect is not sufficiently exhibited. Therefore, preferably, 1 to 50 parts by weight based on 100 parts by weight of the organosiloxane compound represented by the general formula (1) And more preferably in the range of 5 to 40 parts by weight.
[0011]
The cyclic organosiloxane represented by the general formula (4) is used as a solvent for dissolving and uniformly mixing the compounds of the above general formulas (1) to (3), and particularly according to the present invention. It lowers the surface tension of the entire surface treatment agent and exerts an effect of penetrating deep into the pores of the material to be treated, which is a building material. Those having a low tension are preferred. Here, the substituents R 5 and R 6 in the general formula (4) represent a hydrogen atom or an alkyl group having 1 to 3 carbon atoms, one of which is at least an alkyl group, and n is 3 to Indicates an integer of 7 . Preferred examples of the cyclic organosiloxane of the general formula (4) include, specifically,
Embedded image
And the like. One of these cyclic organosiloxanes can be used alone, or a mixture of two or more thereof can be used. The amount of the cyclic organosiloxane to be used is generally 100 to 2,000 parts by weight, preferably 200 to 1,000 parts by weight, per 100 parts by weight of the organosiloxane of the general formula (1).
[0012]
The surface treating agent for building materials of the present invention is prepared as a coating solution of a uniform solution by mixing the compounds of the above general formulas (1) to (4) at a predetermined ratio. In order to adjust the tension, the volatility, and the like, a solvent such as alcohols, ketones, and glycols, a surfactant, and the like may be added as necessary.
The surface treating agent thus prepared is applied as a coating solution to the surface of the material to be processed, which is a building material, by a normal coating method such as brush coating, roller coating, spray coating, or the like.
[0013]
[Action]
The surface treating agent for a building material of the present invention is applied to the surface of a material to be treated, which is a building material, and when hydrolyzed there, an organosiloxane having four hydrolyzable groups capable of forming a strong network structure. A monomer of a fluorine-containing alkyl trialkoxysilane having a fluorine substituent having excellent water repellency and / or an oligomer thereof is bonded to the inside of the network containing a compound as a main component, and a metal alkoxide serves as a catalyst at this time. By acting, it contributes to the formation of a network structure. The strong siloxane network structure thus formed has not only excellent water repellency, oiliness and antifouling properties, but also a building material by the action of a cyclic organosiloxane added as a solvent. Penetrates into the inside of small pores, thereby exhibiting excellent wear resistance and curing speed at the same time.
[0014]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be specifically described based on Examples and Comparative Examples.
[0015]
Example 1
As the organosiloxane compound, 6 parts by weight of a polysiloxane oligomer (MS-51, manufactured by Tama Chemical Industry Co., Ltd.) centering on a tri- or tetramer of methyl silicate was used, and CF 3 (CF 2 ) was used as a water-repellent agent. ) 7 CH 2 CH 2 Si (OCH 3 ) 3 [Toshiba Silicone Co., Ltd .: TSL-8233] 0.6 parts by weight, metal alkoxide Ti (OC 4 H 9 ) 4 2.6 parts by weight, cyclic 50 parts by weight of octamethylcyclotetrasiloxane (manufactured by Shin-Etsu Chemical Co., Ltd .: KF-994) was added as the polysiloxane, and the remainder was made up to 100 parts by weight of isopropyl alcohol as a whole, and the mixture was stirred well using a magnetic stirrer. A surface treatment agent having a uniform solution was prepared.
[0016]
The water repellency of the obtained surface treating agent was evaluated as follows.
First, a 5 cm × 5 cm marble was selected as a material to be treated, the surface was thoroughly wiped, a surface treatment agent was applied with a brush, then left at room temperature for 24 hours, and the surface was thoroughly wiped with a dry cloth. Next, about 0.03 ml of aqueous red ink was dropped on the marble at a total of 16 places at about 1 cm intervals, left at room temperature for 24 hours, and wiped off. At this time, the size of the red stain adsorbed on the surface of the marble was measured, and the water repellency of the coating solution was examined and evaluated. Here, 水性 indicates that the aqueous red ink has not soaked at all, ○ indicates that the stain of about 1 mm or less in diameter is within 2 places, □ indicates that the stain of about 1 mm or less in diameter is within 5 places, and □ indicates the diameter. When there was a stain of 1 to 5 mm, it was evaluated as x, and when there was a stain of about 5 mm or more, it was evaluated as xx. Table 1 shows the results.
[0017]
Example 2
A surface treatment agent was used in the same manner as in Example 1 except that a polysiloxane oligomer mainly composed of ethyl silicate tetramer to pentamer (ES-40, manufactured by Tama Chemical Industry Co., Ltd.) was used as the organosiloxane compound. It was prepared and evaluated for water repellency in the same manner as in Example 1. Table 1 shows the results.
[0018]
Example 3
A surface treating agent was prepared in the same manner as in Example 1 except that Zr (OC 4 H 9 ) 4 was used as the metal alkoxide, and the water repellency was evaluated in the same manner as in Example 1. Table 1 shows the results.
[0019]
Example 4
As the organosiloxane compound, a polysiloxane oligomer (manufactured by Tama Chemical Industry Co., Ltd .: ES-40) centering on tetramers or pentamers of ethyl silicate is used, and Zr (OC 4 H 9 ) 4 is used as a metal alkoxide. A surface treatment agent was prepared in the same manner as in Example 1 except for using the same, and the water repellency was evaluated in the same manner as in Example 1. Table 1 shows the results.
[0020]
Comparative Example 1
A surface treatment agent was prepared in the same manner as in Example 1 except that methyltrimethoxysilane was used as the water-repellent agent, and the water-repellency was evaluated in the same manner as in Example 1. Table 1 shows the results.
[0021]
Comparative Example 2
A surface treating agent was prepared in the same manner as in Example 1 except that the metal alkoxide was not used, and the water repellency was evaluated in the same manner as in Example 1. Table 1 shows the results.
[0022]
Comparative Example 3
A surface treating agent was prepared in the same manner as in Example 1 except that kerosene was used as a solvent, and the water repellency was evaluated in the same manner as in Example 1. Table 1 shows the results.
[0023]
[Table 1]
[0024]
【The invention's effect】
The surface treating agent for building materials of the present invention not only has excellent water repellency, oil repellency and antifouling properties, but also has excellent abrasion resistance and curing speed, and is extremely useful in practical use. It is.
Claims (3)
R1 3SiO(R1 2SiO)nSiR1 3 (1)
(但し、式中、R1は炭素数1〜5のアルコキシ基を示し、nは0〜5の整数を示す)で表されるオルガノシロキサン化合物を主成分とし、下記一般式(2)
R2Si(OR3)3 (2)
(但し、式中、R2 は少なくとも1個のフッ素原子を有するアルキル基を示し、R3 は炭素数1〜5のアルキル基を示す)で表されるフッ素含有アルキルトリアルコキシシランの単量体及び/又はそのオリゴマーと、下記一般式(3)
Me(OR4)4 (3)
(但し、式中、MeはTi、Zr、Al又はBを示し、R4 は炭素数1〜5のアルキル基を示す)で表される金属アルコキシドと、下記一般式(4)
R 1 3 SiO (R 1 2 SiO) nSiR 1 3 (1)
(Wherein, R 1 represents an alkoxy group having 1 to 5 carbon atoms, and n represents an integer of 0 to 5), and an organosiloxane compound represented by the following general formula (2):
R 2 Si (OR 3 ) 3 (2)
(Wherein, R 2 represents an alkyl group having at least one fluorine atom, and R 3 represents an alkyl group having 1 to 5 carbon atoms). And / or an oligomer thereof, and the following general formula (3)
Me (OR 4 ) 4 (3)
Wherein Me represents Ti, Zr, Al or B, and R 4 represents an alkyl group having 1 to 5 carbon atoms; and a metal alkoxide represented by the following general formula (4)
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