JP3588023B2 - Rail-to-rail variable bogie for railway vehicles - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば新幹線と在来線のように軌間寸法が異なるレール上を連続して走行するために、車輪間隔(軌間)を変化させることができる鉄道車両用軌間可変台車に関し、より詳しくは、軌道の異常等により軌間可変台車の台車枠が跳ね上がる場合でも、車輪を確実に軌間変更不能状態に固定することができる鉄道車両用軌間可変台車に関する。
【0002】
日本の鉄道においては、例えば新幹線等に使用されている軌間寸法1435mmの標準軌と、在来線等に使用されている軌間寸法1067mmの狭軌とが併用されているが、これらの軌間の異なる軌道上を連続して走行し得る鉄道車両を開発すれば、乗客の利便性や、到達時間の短縮、鉄道建設費の低減等、そのメリットは極めて大きい。
そこで、本願の出願人は種々の鉄道車両用軌間可変台車を開発し、先に出願している。(特開平8−332950号公報他参照)
【0003】
このような鉄道車両用軌間可変台車の構造の概略を図7を参照して説明すると、台車枠Dに取り付けられた軸箱1に対して上下方向に昇降可能に支持された車軸2には、車軸外筒3が車軸2の軸線方向にスライド自在に嵌装されている。そしてこの車軸外筒3には、軸受4を介して車輪5が相対回転自在に支持されている。一方、前記車軸外筒3の端部に固着されたロッキングブロック6の上面には、一対の係合突起7,8が車軸2の軸線方向に所定の間隔をあけて並置されている。他方、前記軸箱1には、前記係合突起7,8とそれぞれ係合可能な係合孔9と逃げ孔10とがそれぞれ貫設されている。
【0004】
これにより、図7中に実線で示したように、図示左側の係合突起7と係合孔9とが係合した状態では、ロッキングブロック6すなわち車輪5は狭軌対応状態で軌間変更不能に固定される。これに対して、図7中に想像線で示したように、図示右側の係合突起8と係合孔9とが係合した状態では、車輪5は標準軌対応状態で軌間変更不能に固定される。
【0005】
このような軌間可変台車において、軌間を狭軌対応状態から標準軌対応状態に変更する際には、まず、水平に延びる車体支持レール11上に軸箱1を摺動自在に載置することにより、軸箱1すなわち車体を支持する。
次いで、進行方向前方に向かって下り勾配が付けられた軌道12上を車輪5が転動して前進すると、車軸2が車体支持レール11に対して徐々に下方に相対変位する。これに伴いロッキングブロック6が軸箱1に対して降下するので、係合突起7と係合孔9との係合が解除される。
したがって、この状態で車軸外筒3を車軸2の端部側(図示左側)にスライドさせることにより、軌間を標準軌対応状態に変更することができる。
その後、進行方向前方に向かって上り勾配が付けられた軌道12上を車輪5が転動して前進すると、軸箱1に対してロッキングブロック6が徐々に上昇し、今度は係合突起8が係合孔9に係合するので、車輪5は標準軌対応状態で軌間変更不能にロックされる。
【0006】
ところで、上述した軌間可変台車においては、走行中に軌道の異常等によって台車枠Dが跳ね上がると、軸箱1がロッキングブロック6から浮上して係合突起7若しくは8と係合孔9との係合が解除され、車輪5が軌間変更可能状態に陥るおそれがある。
【0007】
そこで、本願の出願人は、軌道の異常等によって台車枠が跳ね上がっても、車輪5が軌間変更可能状態に陥るおそれのない鉄道車両用軌間可変台車を開発し、先に出願している。(特願平9−258815号参照)
【0008】
この鉄道車両用軌間可変台車の構造の概略を図8を参照して説明すると、軸箱1の軸ばね支持部1a上に軸ばね13を介して支持された台車枠Dには、カム面14aを有した可動板14が取り付けられている。また、軸箱1の側壁に固着された円筒ブッシュ15内には、固定ピン16がスライド自在に嵌挿されている。
この固定ピン16は図示されない板ばねによって常に軸ばね13側に付勢され、ロッキングブロック6に穿設された係合孔6aから抜け出て、通常時にはロッキングブロック6を軸箱1に係止しないようになっている。
【0009】
この状態で軌道の異常等によって台車枠Dが跳ね上がると、可動板14もまた上昇してそのカム面14aが固定ピン16を往動させるので、固定ピン16はロッキングブロック6側に突出してその係合孔6aと係合する。
これにより、ロッキングブロック6は軸箱1に係止されるので、ロッキングブロック6が降下して係合突起7と係合孔9との係合が解除され、車輪5が軌間変更可能な状態に陥ることがない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した鉄道車両用軌間可変台車においては、軌道の異常等によって台車枠Dが跳ね上がったときにのみ、固定ピン16がロッキングブロック6を軸箱1に係止し、ロッキングブロック6が軸箱1に対して降下しないようにする構造となっている。
【0011】
これに対して、ロッキングブロック6を軸箱1に対して常に降下不能に係止するとともに、軌間変更時にのみロッキングブロック6の軸箱1に対する係止を解除する構造とすれば、より一層信頼性に優れた軌間可変台車を提供することができる。
【0012】
そこで、本発明の目的は、上述した先願に係る鉄道車両用軌間可変台車をさらに改良し、軌間変更時以外は常にロッキングブロックを軸箱に係止するようにして、通常時には車輪が軌間変更可能状態となることがない、より一層信頼性に優れた鉄道車両用軌間可変台車を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明の鉄道車両用軌間可変台車は、
鉄道車両の車体を支持する台車枠に取り付けられた軸箱と、
この軸箱内を車輪と一体に上下方向および車軸の軸線方向に変位するロッキングブロックと、
往動して前記ロッキングブロックを前記軸箱へ相対変位不能に係止するとともに、復動して前記ロッキングブロックの前記軸箱への係止を解除する係止部材と、
この係止部材を常に付勢して往動させる往動手段と、
前記係止部材を前記往動手段の付勢力に抗して復動させる復動手段と、
軌間変更時に前記軸箱を支持する支持手段上を滑走する、前記軸箱に揺動自在に支持されたそりと、を備える。
そして、前記復動手段は、
その前後方向の一端が前記そりの前後方向の一端部に揺動自在に軸支されて、その前後方向の他端が前記そりの前後方向の他端側において上下方向に変位自在であり、かつ軌間変更時に前記支持手段に接触して前記他端が上方に変位させられる、その下面が平坦に形成された変位部材と、
前記変位部材の前記他端にその下端が軸支されて上下方向に延びるロッドと、
前記ロッドが上昇すると揺動させられて前記係止部材を復動させる、前記軸箱に揺動自在に軸支されたカムと、を有する。
【0014】
また、前記復動手段は、前記ロッドの上端部に形成された雄ねじ部分に螺合して前記ロッドに対して相対回転することにより前記ロッドに対するその上下方向位置が調整可能な位置調節部材をさらに有し、
前記カムは、その一方のカム歯が前記位置調節部材に係合し、その他方のカム歯が前記係止部材に係合する。
【0015】
すなわち、本発明の鉄道車両用軌間可変台車においては、係止部材が往動手段によって常に付勢されて往動させられ、ロッキングブロックを常に軸箱に係止するから、軌道の異常等によって台車枠が跳ね上がっても、ロッキングブロックが軸箱内で変位して車輪が軌間変更可能状態となることがない。
一方、軌間変更時には変位部材が支持手段に接触して変位し、復動手段が係止部材を復動させてロッキングブロックの軸箱への係止を解除するから、ロッキングブロックは軸箱内で変位可能となり、軌間変更を行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る鉄道車両用軌間可変台車の一実施形態を、図1乃至図6を参照して詳細に説明する。
ここで、図1は本発明に係る鉄道車両用軌間可変台車の一実施形態を、狭軌対応状態でかつロッキングブロックを軸箱に係止した状態で示す要部破断正面図、図2は図1に示した鉄道車両用軌間可変台車の要部側面図、図3は図2の要部を拡大して示す側面断面図、図4はロッキングブロックを軸箱に係止した状態を示す側面断面図、図5はロッキングブロックの軸箱への係止を解除した状態を示す側面断面図、図6は係止部材を復動させる復動手段の他の実施形態を示す要部拡大側面図である。
なお、以下の説明においては、上述した従来技術と同一の部分には同じ参照符号を用いるとともに、地上に対する鉛直方向を上下方向と、また鉄道車両の車体幅方向すなわち車軸の軸線方向を左右方向と、鉄道車両の進行方向を前後方向と呼ぶことがある。
【0017】
まず最初に図1および図2を参照し、本実施形態の鉄道車両用軌間可変台車の構造を概説すると、軸箱20に対して上下方向に変位可能に支持された車軸2には、車軸外筒3が車軸2の軸線方向にスライド自在に嵌装されている。そして、この車軸外筒3には、図示されない軸受を介して車輪5が相対回転自在に支持されている。
【0018】
また、前記車軸外筒3の端部に固着されたロッキングブロック30の上面には、一対の係合突起7,8が車軸2の軸線方向に所定の間隔をあけて並置されている。他方、前記軸箱20には、前記係合突起7,8と係合可能な係合孔9と逃げ孔10とがそれぞれ貫設されている。
【0019】
これにより、図1中に実線で示したように図示左側の係合突起7と係合孔9とが係合した状態では、ロッキングブロック30すなわち車輪5は狭軌対応状態で軌間変更不能に固定される。
これに対して図示右側の係合突起8と係合孔9とが係合する状態では、図1中に想像線で示したように、車輪5は標準軌対応状態で軌間変更不能にロックされる。
【0020】
一方、図1に示したように、地上Gには車体支持レール40と車体案内レール50が、軌道12と平行に延びるようにそれぞれ配置されている。
【0021】
前記車体支持レール40は、その断面形状が鉛直方向上方に開口したコ字形で、その内部には水平軸41によって回転自在に支持された多数の車体支持ローラ42が、図2に示したように車体支持レール40の長手方向に所定の間隔を開けて配置されている。
また、軸箱20の下端部には、前記車体支持ローラ42上を滑走するそり43が、左右方向に水平に延びる支軸44によって揺動自在に支持されている。
なお、前記支軸44は複数枚のスペーサ45を介して軸箱20に螺着され、軸箱20に対して上下方向の位置調整が可能となっている。
これにより、車輪5の踏面の削正によって車輪5の外径寸法が減少しても、軌間変更の際に前記そり43を車体支持ローラ42上に確実に載せて、鉄道車両の車体を確実に支持することができる。
【0022】
前記車体案内レール50は、そり43が車体支持ローラ42上を滑走して進行する際に、軌道12に対して車体をその幅方向の所定位置に保つことができるように、軸箱20の進行を案内するために設けたもので、その地上Gから上方に延びる本体部分51の上端部には、軌道12側に開口する凹溝が凹設されている。
そして、この凹溝の内部には鉛直軸の回りに回転する多数のローラ52が、この車体案内レール50の長手方向に所定の間隔を開けて配置されている。
また、軸箱20の下端部側面に設けた摺板53が前記ローラ52と接触することにより軸箱20が案内されるので、軌道12に対して車体をその幅方向の所定位置に保つことができる。
【0023】
他方、前記そり43の軌道12側の側面には、ほぼ同一の断面形状を有する厚板状の変位部材60が密着するように配置されている。
前記変位部材60は、その前後方向の一端が支軸61によってそり43の前後方向の一端部に揺動自在に軸支されている。
また、この変位部材60の長手方向の中央部には、そり43を支持する支軸44が挿通される、上下方向に長円状の貫通孔63が貫設されている。
これにより、この変位部材60は、車体支持ローラ42と接触しない状態では、前記貫通孔63の内壁面が支軸44の上面に当接するまで、その揺動端62はそり43に対して降下する。
これに対して、変位部材60が車体支持ローラ42と接触する状態では、変位部材60の下面64がそり43の下面と面一となるまで、その揺動端62がそり43に対して上昇する。
【0024】
また、変位部材60の前記下面64は平坦に形成されているので、この変位部材60が複数の車体支持ローラ42上を滑走する状態では、この変位部材60は水平状態を保ち、揺動端62の上下方向位置が変動することはない。
さらに、前記下面64の前後方向の両端部65,66が湾曲面に形成されているので、車体支持ローラ42への接触および離間はスムーズに行われる。
【0025】
変位部材60の前記揺動端62には、上下方向に延びるロッド70の下端がピン71によって揺動自在に軸支されている。
また、前記ロッド70の上端部に形成された雄ねじ部分は、有底円筒状の位置調節部材72の内周面に形成された雌ねじ部分に螺合している。これにより、ロッド70に対して前記位置調節部材72を相対回転させて、その上下方向位置を調整した後、ロックナット73を締め付けることによって、両者を相対回転しないように固定することができる。
【0026】
これにより、車輪5の踏面の削正に伴う車輪5の外径寸法の変化に合わせ、スペーサ45の取り付け枚数を調節してそり43の軸箱20に対する上下方向位置を調節したときには、ロッド70と位置調節部材72とを相対回転させて、位置調節部材72の軸箱20に対する上下方向位置を調節することができる。
【0027】
また、軸箱20の表面21には、前記位置調節部材72を上下方向に変位自在に保持するホルダ80が、ボルトBによって取り付けられている。
位置調節部材72は、前記ホルダ80の下部に貫設された貫通孔81内に挿通されるとともに、前記貫通孔81内に取り付けられたコイルばね82によって常に下方に付勢されている。
さらに、この位置調節部材72の上端部にはカム歯溝74が削設されている。
【0028】
前記ホルダ80はまた、位置調節部材72の上下動を後述する係止ピン90の前後動に変換するカム83を、支軸84によって揺動自在に軸支している。
前記カム83は、その一方のカム歯85が位置調節部材72の前記カム歯溝74内に係合するとともに、その他方のカム歯86が前記係止ピン90の後端部に削設されたカム歯溝91内に係合している。
これにより、位置調節部材72がロッド70と一体に上方へ変位すると、カム83の作用によって係止ピン90は後方(図示右方)に押動される。
【0029】
前記係止ピン90は、その本体部分92がホルダ80の上部に貫設されて前後方向に水平に延びる貫通孔87内に挿通されるとともに、前記貫通孔87内に取り付けられたコイルばね88によって常に軸箱20に向かって付勢され、軸箱20側に往動させられている。しかしながら、係止ピン90は、そのフランジ部93が軸箱20の表面に当接することにより、所定位置に停止する。
また、この係止ピン90の図示左端部に設けられた係止部分94は、軸箱20の表面21から内側空間22に貫通する貫通孔23内に挿通されている。
これにより、前記係止部分94は、コイルばね88によって常に付勢されて往動させられ、前記フランジ部93が軸箱20の前記表面21に当接するまで軸箱20の内側空間22内に突出させられる。
【0030】
さらに前記ロッキングブロック30は、軸箱20の内壁面24と摺動する部分31の下端部に、係止ピン90の前記係止部分94を受け入れる、下方に開口した一対の係合溝32,33を有している。
図1に示したように、これらの係合溝32,33の車軸軸線方向の間隔は、ロッキングブロック30の係合突起7,8のそれと等しい。
そして、係止ピン90は、狭軌対応状態では車軸軸端側の係合溝32と係合するが、標準軌対応状態では車輪側の係合溝33と係合するようになっている。
【0031】
次に、上述のように構成された本実施形態の鉄道車両用軌間可変台車の作動について、図1乃至図5を参照して説明する。
【0032】
軌間可変台車の軌間変更は、軌道12に対して車体支持レール40および車体案内レール50が並設された軌間変更区間を、軌間可変台車が通過することによって自動的に行われる。
このとき、軸箱20の下端に設けたそり43が車体支持ローラ42上に載ることにより、軸箱20すなわち鉄道車両の車体が車体支持レール40によって支持される。
したがって、軌間変更を行わない通常時にそり43に取り付けた変位部材60が車体支持ローラ42と接触することはないが、軌間変更時には変位部材60が車体支持ローラ42上を滑走する。
【0033】
変位部材60が車体支持ローラ42と接触しない通常時には、変位部材60は主に自分自身の重量と、ロッド70および位置調節部材72の重量とコイルばね82の下向きの付勢力とによって、図2および図4に示したように、その貫通孔63の上部内壁面が支軸44の上面に当接する位置まで、その揺動端62が下方に変位している。
【0034】
また、変位部材60が車体支持ローラ42と接触しない通常時には、係止ピン90はコイルばね88の付勢力により、そのフランジ部93が軸箱20の表面21に当接するまで軸箱20側に往動させられ、その係止部分94が軸箱20の内側空間22内へ突出してロッキングブロック30の係合溝32,33と係合し、ロッキングブロック30を軸箱20へ係止する。
【0035】
したがって、カム83は、係止ピン90によるロッキングブロック30の軸箱20に対する係止を妨げることがないように、その支軸84回りの回動位置が正確に調整される。
そこで、ロッド70に対して位置調節部材72を相対回転させて位置調節部材72の上下方向位置を調整した後、ロックナット73を締め付けて両者が相対回転しないように固定する。
なお、車輪5の踏面の削正によって車輪5の外径寸法が変化したことに伴い、スペーサ45の取り付け枚数を調節してそり43の軸箱20に対する上下方向位置を調節したときにも、同様の調整を行う。
【0036】
これにより、ロッキングブロック30は係止ピン90によって軸箱20へ係止され、軸箱20の内側空間22内を降下することができない。
したがって、軌道の異常等によって台車枠Dが跳ね上がっても、軸箱20がロッキングブロック30から浮き上がる(ロッキングブロック30が軸箱20に対して降下する)ことがないから、係合突起7若しくは8と係合孔9との係合が解除され、車輪5が軌間変更可能状態に陥ることを確実に防止できる。
【0037】
一方、軌間可変台車が軌間変更区間に進入すると、変位部材60が車体支持ローラ42に接触する。
このとき、変位部材60の前端部65および後端部66はそれぞれ湾曲して形成されているので、変位部材60と車体支持ローラ42との接触はスムーズに行われる。
また、変位部材60の下面64は平坦面に形成されているので、多数の車体支持ローラ42上を変位部材60が滑走する状態では、変位部材60は水平状態に維持され、その揺動端62が上下方向に変位することはない。
【0038】
変位部材60が車体支持ローラ42上を滑走する状態となると、揺動端62が上方に変位するので、ロッド70および位置調節部材72は一体に持ち上げられる。すると、位置調節部材72の上端部に形成したカム歯溝74とカム歯85とが係合しているので、カム83は支軸84の回りに図示時計方向に回動させられる。
さらに、カム83のカム歯86と係止ピン90のカム歯溝91とが係合しているので、係止ピン90はカム83によって、コイルばね88の付勢力に抗して軸箱20から離間する側に復動させられる。
そして、係止ピン90が復動させられると、その係止部分94とロッキングブロック30の係合溝32,33との係合が解除されるので、ロッキングブロック30は軸箱20の内側空間内を降下できる状態となる。
【0039】
その後、軌間可変台車が軌間変更区間をさらに進行すると、車体支持レール40に対して軌道12が徐々に降下するので、車輪5と一体に変位するロッキングブロック30は軸箱20内を徐々に降下し、係合突起7と係合孔9との係合が解除されて軌間変更可能状態となる。
そして、この状態で車軸外筒3を車軸軸線方向にスライドさせることにより、軌間を狭軌対応状態から標準軌対応状態に変えることができる。
そして、軌間可変台車が軌間変更区間をさらに進行すると、車体支持レール40に対して軌道12が徐々に上昇するので、車輪5と一体に変位するロッキングブロック30は軸箱20内を徐々に上昇し、係合突起8と係合孔9とが係合するので、車輪5は標準軌対応位置で軌間変更不能に固定される。
【0040】
すなわち、本実施形態の鉄道車両用軌間可変台車においては、変位部材60をそり43に取り付けているので、変位部材60を車体支持ローラ42に確実に接触させて変位させることができる。
また、ロッド70に対する位置調節部材72の上下方向位置を調整可能としたので、係止ピン90の係止部分94が軸箱20の内側空間22内への突出量を正確に調節し、ロッキングブロック30を軸箱20に対して確実に係止することができる。
【0041】
以上、本発明に係る鉄道車両用軌間可変台車の一実施形態について詳しく説明したが、本発明は上述した実施形態によって限定されるものではなく、種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態においては、位置調節部材72の上端部に削設したカム歯溝74内にカム83の一方のカム歯85が係合する構造となっているが、図6に示したように、位置調節部材75の上端面76を曲面に形成するとともに、この上端面76上に前記カム歯85が載る構造とすることもできる。
さらに、上述した実施形態においては、車体支持ローラ42上を滑走するそり43によって変位部材60を支持する構造としているが、変位部材60を軸箱20によって直接支持する構造とすることもできる。
【0042】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明においては、軌間変更時に軸箱を支持する支持手段に変位部材が接触しない通常時には、常に係止部材がロッキングブロックを軸箱に係止するとともに、軌間変更時に変位部材が支持手段と接触して初めて、係止部材によるロッキングブロックの軸箱への係止が解除される。
これにより、軌間変更を行わない通常時に軌道の異常等によって台車枠が跳ね上がっても、軸箱がロッキングブロックから浮上することがないから、車輪を確実に軌間変更不能状態に固定することができる。
そして、軌間変更時には変位部材が車体支持手段に接触して変位し、係止部材を復動させてロッキングブロックの軸箱への係止を解除するから、軌間変更をスムーズに行うことができる。
したがって、本発明によれば、車輪を軌間変更不能状態に固定する機能の信頼性をより一層向上させた鉄道車両用軌間可変台車を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鉄道車両用軌間可変台車の一実施形態を、狭軌対応状態でかつロッキングブロックを軸箱に係止した状態で示す要部破断正面図。
【図2】図1に示した鉄道車両用軌間可変台車の要部側面図。
【図3】図3は図2の要部を拡大して示す側面断面図。
【図4】図4はロッキングブロックを軸箱に係止した状態を示す側面断面図。
【図5】図5はロッキングブロックの軸箱への係止を解除した状態を示す側面断面図。
【図6】図6は係止部材を復動させる復動手段の他の実施形態を示す要部拡大側面図。
【図7】特開平8−332950号に係る鉄道車両用軌間可変台車の正面断面図。
【図8】特願平9−258815号に係る鉄道車両用軌間可変台車の要部破断側面図。
【符号の説明】
1 軸箱
2 車軸
3 車軸外筒
4 軸受
5 車輪
6 ロッキングブロック
7,8 係合突起
9 係合孔
10 逃げ孔
11 車体支持レール
12 軌道
13 軸ばね
14 可動板
15 ブッシュ
16 固定ピン
20 軸箱
21 軸箱の表面
22 内側空間
23 貫通孔
24 内壁面
30 ロッキングブロック
32,33 係合溝
40 車体支持レール
41 水平軸
42 車体支持ローラ
43 そり
44 支軸
50 車体案内レール
60 変位部材
61 支軸
62 揺動端
63 貫通孔
70 ロッド
72 位置調節部材
73 ロックナット
74 カム歯溝
75 位置調節部材
76 上端面
80 ホルダ
82 コイルばね
83 カム
84 支軸
85,86 カム歯
88 コイルばね
90 係止ピン
91 カム歯溝
92 本体部分
93 フランジ部
94 係止部分[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a rail-to-rail variable bogie that can change a wheel interval (gauge) in order to continuously travel on rails having different gauge distances such as a Shinkansen and a conventional line, and more particularly Also, the present invention relates to a rail-carriage variable bogie for a railway vehicle capable of reliably fixing wheels to a state where the gauge cannot be changed, even when the bogie frame of the variable-gauge bogie jumps up due to a track abnormality or the like.
[0002]
In Japanese railways, for example, a standard gauge with a gauge of 1435 mm used for Shinkansen and the like and a narrow gauge with a gauge of 1067 mm used for conventional lines and the like are used in combination. If a railway vehicle that can run continuously on the train is developed, its merits such as convenience for passengers, shortened arrival time, and reduced railway construction costs are extremely large.
In view of this, the applicant of the present application has developed various rail-gauge variable bogies for railway vehicles, and has filed applications beforehand. (See JP-A-8-332950 and others)
[0003]
An outline of the structure of such a rail-to-rail variable bogie will be described with reference to FIG. 7. The
[0004]
As a result, as shown by the solid line in FIG. 7, when the
[0005]
When changing the gauge from the narrow gauge compatible state to the standard gauge compatible state in such a rail-to-rail variable bogie, first, the axle box 1 is slidably mounted on the horizontally extending
Next, when the
Therefore, in this state, by sliding the axle
Thereafter, when the
[0006]
By the way, in the above-described inter-gauge variable bogie, when the bogie frame D jumps up due to a track abnormality or the like during traveling, the axle box 1 rises from the
[0007]
Therefore, the applicant of the present application has developed and applied for a rail-gauge variable bogie for a railcar in which the
[0008]
The outline of the structure of this rail-to-rail variable bogie will be described with reference to FIG. 8. A bogie frame D supported on a shaft spring supporting portion 1 a of an axle box 1 via a
The
[0009]
In this state, when the bogie frame D jumps up due to a track abnormality or the like, the
As a result, the
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the rail-to-rail variable bogie described above, the
[0011]
On the other hand, if the
[0012]
Therefore, an object of the present invention is to further improve the rail-gauge variable trolley according to the above-mentioned prior application, so that the locking block is always locked to the axle box except at the time of the rail-gauge change. An object of the present invention is to provide a rail-gauge variable bogie with higher reliability which does not become possible.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the rail-to-rail variable bogie of the present invention,
An axle box mounted on a bogie frame that supports the body of a railway vehicle;
A locking block that is displaced in the axle box in the vertical direction and the axle axis direction integrally with the wheels,
A locking member that moves forward to lock the locking block to the axle box so as not to be relatively displaceable, and moves back to release the locking of the locking block to the axle box;
Forward movement means for constantly biasing and forward moving the locking member;
Return means for returning the locking member against the urging force of the forward movement means,
A sled slidably supported by the axle box for sliding on support means for supporting the axle box when changing the gauge.
And the returning means,
One end in the front-rear direction is swingably supported by one end in the front-rear direction of the sled, and the other end in the front-rear direction is vertically displaceable on the other end side in the front-rear direction of the sled, and A displacement member whose lower surface is formed flat, wherein the other end is displaced upward by contacting the support means at the time of changing the gauge.
A rod whose lower end is pivotally supported at the other end of the displacement member and extends vertically.
And a cam pivotally supported by the axle box so as to be swung when the rod rises to move the locking member back.
[0014]
Further, the return means further includes a position adjusting member capable of adjusting its vertical position with respect to the rod by screwing into a male screw portion formed at an upper end of the rod and rotating relative to the rod. Have
One of the cam teeth engages with the position adjusting member, and the other cam tooth engages with the locking member.
[0015]
That is, in the rail-to-rail variable bogie of the present invention, the locking member is always urged by the forward movement means to be moved forward, and the locking block is always locked to the axle box. Even if the frame jumps up, the locking block is not displaced in the axle box, and the wheels are not brought into a state where the gauge can be changed.
On the other hand, when the gauge is changed, the displacement member comes into contact with the support means and is displaced, and the returning means releases the locking member to release the locking of the locking block to the axle box. It can be displaced and the gauge can be changed.
[0016]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a rail-to-rail variable bogie according to the present invention will be described in detail with reference to FIGS. 1 to 6.
Here, FIG. 1 is a fragmentary front view showing an embodiment of the rail-to-rail variable bogie according to the present invention in a narrow-gauge compatible state and with a locking block locked to an axle box. FIG. 2 is a side cross-sectional view showing an enlarged main part of FIG. 2, and FIG. 4 is a side cross-sectional view showing a state where a locking block is locked to an axle box. FIG. 5 is a side sectional view showing a state in which the locking block is unlocked from the axle box, and FIG. 6 is an enlarged side view of a main part showing another embodiment of the reversing means for reversing the locking member. .
In the following description, the same reference numerals will be used for the same parts as the above-described conventional technology, and the vertical direction with respect to the ground will be referred to as the vertical direction, and the vehicle body width direction of the railway vehicle, that is, the axial direction of the axle will be referred to as the left-right direction. In some cases, the traveling direction of a railway vehicle is referred to as the front-back direction.
[0017]
First, referring to FIGS. 1 and 2, the structure of the rail-to-rail variable bogie according to the present embodiment will be briefly described. The
[0018]
A pair of engaging
[0019]
Thereby, as shown by the solid line in FIG. 1, when the engaging
On the other hand, in a state where the
[0020]
On the other hand, as shown in FIG. 1, a vehicle
[0021]
The vehicle
At the lower end of the
The
Thus, even when the outer diameter of the
[0022]
When the
A large number of
Further, since the
[0023]
On the other hand, on the side surface of the
One end of the
In the center of the
Accordingly, when the
On the other hand, when the
[0024]
Further, since the
Further, since both
[0025]
The lower end of a
The male screw portion formed at the upper end of the
[0026]
Thereby, when the vertical position of the
[0027]
A
The
Further, a
[0028]
The
In the
Thus, when the
[0029]
The locking
A locking
As a result, the locking
[0030]
Further, the locking
As shown in FIG. 1, the distance between the
The locking
[0031]
Next, the operation of the rail-to-rail variable bogie of the present embodiment configured as described above will be described with reference to FIGS. 1 to 5.
[0032]
The change in the gauge of the variable-gauge trolley is automatically performed by the variable-gauge trolley passing through the gauge-change section in which the body support rails 40 and the body guide rails 50 are arranged side by side with respect to the
At this time, the
Therefore, the
[0033]
In a normal state where the
[0034]
In a normal state where the
[0035]
Therefore, the rotation position of the
Then, after the
When the outer diameter of the
[0036]
Thus, the locking
Therefore, even if the bogie frame D jumps up due to a track abnormality or the like, the
[0037]
On the other hand, when the gauge variable carriage enters the gauge change section, the
At this time, since the
Further, since the
[0038]
When the
Further, since the
When the locking
[0039]
Thereafter, when the track-variable bogie further proceeds in the track-change section, the
Then, by sliding the axle
Then, when the track-variable bogie further proceeds in the track-change section, the
[0040]
That is, in the rail-to-rail variable bogie of the present embodiment, since the
Further, since the vertical position of the
[0041]
As described above, one embodiment of the rail-to-rail variable bogie according to the present invention has been described in detail. However, it is needless to say that the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications are possible.
For example, in the above-described embodiment, one of the
Further, in the above-described embodiment, the
[0042]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, in the present invention, the locking member always locks the locking block to the axle box when the displacement member does not come into contact with the support means supporting the axle box at the time of the change of the gage. Only when the displacement member comes into contact with the support means during the change, the locking of the locking block to the axle box by the locking member is released.
Thus, even if the bogie frame jumps up due to a track abnormality or the like in a normal state where the gauge change is not performed, the axle box does not rise from the locking block, so that the wheels can be reliably fixed to the gauge impossible change state.
When the gauge is changed, the displacement member comes into contact with the vehicle body supporting means and is displaced, and the locking member is moved back to release the locking of the locking block to the axle box. Therefore, the gauge change can be performed smoothly.
Therefore, according to the present invention, it is possible to provide a rail-gauge variable bogie for a railway vehicle in which the reliability of the function of fixing the wheels in a state in which the rail-gauge cannot be changed is further improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a fragmentary front elevational view showing an embodiment of a rail-to-rail variable bogie according to the present invention in a state compatible with a narrow gauge and a state in which a locking block is locked to an axle box.
FIG. 2 is a side view of main parts of the rail-to-rail variable bogie shown in FIG. 1;
FIG. 3 is an enlarged side sectional view showing a main part of FIG. 2;
FIG. 4 is a side sectional view showing a state where a locking block is locked to an axle box.
FIG. 5 is a side sectional view showing a state where the locking of the locking block to the axle box is released.
FIG. 6 is an enlarged side view of a main part showing another embodiment of a returning means for returning a locking member.
FIG. 7 is a front sectional view of a rail-to-rail variable bogie according to JP-A-8-332950.
FIG. 8 is a cutaway side view of a main part of a rail-to-rail variable bogie according to Japanese Patent Application No. 9-258815.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (2)
この軸箱内を車輪と一体に上下方向および車軸の軸線方向に変位するロッキングブロックと、
往動して前記ロッキングブロックを前記軸箱へ相対変位不能に係止するとともに、復動して前記ロッキングブロックの前記軸箱への係止を解除する係止部材と、
この係止部材を常に付勢して往動させる往動手段と、
前記係止部材を前記往動手段の付勢力に抗して復動させる復動手段と、
軌間変更時に前記軸箱を支持する支持手段上を滑走する、前記軸箱に揺動自在に支持されたそりと、を備え、
前記復動手段は、
その前後方向の一端が前記そりの前後方向の一端部に揺動自在に軸支されて、その前後方向の他端が前記そりの前後方向の他端側において上下方向に変位自在であり、かつ軌間変更時に前記支持手段に接触して前記他端が上方に変位させられる、その下面が平坦に形成された変位部材と、
前記変位部材の前記他端にその下端が軸支されて上下方向に延びるロッドと、
前記ロッドが上昇すると揺動させられて前記係止部材を復動させる、前記軸箱に揺動自在に軸支されたカムと、を有している
ことを特徴とする鉄道車両用軌間可変台車。An axle box mounted on a bogie frame that supports the body of a railway vehicle;
A locking block that is displaced in the axle box in the vertical direction and the axle axis direction integrally with the wheels,
A locking member that moves forward to lock the locking block to the axle box so as not to be relatively displaceable, and moves back to release the locking of the locking block to the axle box;
Forward movement means for constantly biasing and forward moving the locking member;
Return means for returning the locking member against the urging force of the forward movement means,
A sled slidably supported by the axle box, which slides on support means for supporting the axle box when changing the gauge.
The return means,
One end in the front-rear direction is swingably supported by one end in the front-rear direction of the sled, and the other end in the front-rear direction is vertically displaceable on the other end side in the front-rear direction of the sled, and A displacement member whose lower surface is formed flat, wherein the other end is displaced upward by contacting the support means at the time of changing the gauge.
A rod whose lower end is pivotally supported at the other end of the displacement member and extends vertically.
A railcar which is pivotally supported by the axle box and is pivotally supported by the axle box, the cam being pivoted when the rod ascends to return the locking member. A trolley with variable gauge.
前記カムは、その一方のカム歯が前記位置調節部材に係合し、その他方のカム歯が前記係止部材に係合していることを特徴とする請求項1に記載した鉄道車両用軌間可変台車。 The return means further includes a position adjusting member capable of adjusting its vertical position with respect to the rod by screwing into a male screw portion formed at an upper end of the rod and rotating relative to the rod. ,
The rail between rails according to claim 1, wherein one of the cams is engaged with the position adjusting member, and the other cam is engaged with the locking member. Variable trolley.
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