JP3587190B2 - Vise for welding - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は溶接用バイスに関する。より詳しくは、とくにパイプなどの長尺物の端縁どうしを突き合わせて溶接する際に用いる、被溶接物を握るようにして支持するバイスであって、被溶接物のサイズを問わず使用することができる溶接用バイスを提供せんとするものである。
【0002】
【従来の技術】
溶接作業には種々の補助具が使用されるが、流体を流通させる金属製のパイプを例にとれば、パイプの端縁どうしを突き合わせて溶接する場合は、パイプを握るようにして支持するバイスが、補助具として用いられている。
【0003】
すなわち、パイプは、断面が真円に製造されていることはなく、例えば図6(a)に示すように楕円状に形成されるなど、多少の歪みを有している(説明の便宜上、歪みは誇張して図示している)。このような歪みを有するパイプ100aの端縁どうしを突き合わせて溶接する場合、図6(b)に示すように、実線で示す一方のパイプの端縁101aと、破線で示す他方のパイプの端縁101bとが重なり合っていない場合は、両パイプ間に幾つもの段差部分が生じる。
【0004】
このような状態のままで、各パイプの端縁101a,101bどうしを溶接したとすると、溶接部分に凹凸部が生じ、良好な仕上がり面を得ることができない。したがって、図6(c)に示すように、各パイプ100a,100bの端縁101a,101bどうしが、可能な限り重なり合うようにして突き合わせたうえで、溶接するのが好ましい。
【0005】
そのため、従来より、各パイプ100a,100bの端縁101a,101bどうしが、可能な限り重なり合った状態に突き合わせて溶接するための補助具として、図7に示すような溶接用バイスが用いられている。ここで、図7は、この従来例の構成を示す斜視図である。
【0006】
図7において、ここに示した溶接用バイスは、被溶接物であるパイプを握るようにして支持する握持具51と、パイプにチェーンを堅く巻き付ける2つのチェーン・クランプ61−1,61−2とからなっている。
【0007】
握持具51は、断面が略エ字状のレール状に形成され、その上部には、パイプの周面に当接する、V字状に交叉する面を有する同一構成の6つの当接部52−1〜−6が、所定の間隔をおいて突設されている。
【0008】
この握持具51下部の一方の側面には、所定の間隔をおいて2つのチェーン・クランプ61−1,61−2が、板状の各連結部材62−1,62−2を介して取り付けられており、各チェーン64−1,64−2をそれぞれ引っ張るためのねじ棒63−1,63−2が、各連結部材62−1,62−2を挿通している。
【0009】
各ねじ棒63−1,63−2の上端には、それぞれチェーン64−1,64−2の一端が連結され、チェーン64−1,64−2の他端はフリーになっている。フリーになっている側は、溶接時にパイプに巻き付けられて、握持具51下部の他方の側面に固定された、平面形状が凹字状の掛止具67−1にそれぞれ掛止される。
【0010】
他方、各ねじ棒63−1,63−2の下端側からは、それぞれナット65−1,65−2が螺合しており、各ナット65−1,65−2には、それぞれ棒状のハンドル66−1,66−2が取り付けられている。これらのハンドル66−1,66−2を所定方向に回動することにより、パイプに巻き付けられた各チェーン64−1,64−2は、堅く巻き付くように引っ張られることになる。
【0011】
つぎに、以上のように構成された溶接用バイスを用いて、パイプの端縁どうしを溶接する方法について、図8により説明する。
【0012】
図8において、まず、2つのパイプ100a,100bの各端縁を一定のルート間隔をとって突き合わせ、かつ、各端縁が重なり合うようにした状態で、両パイプ100a,100b下部の周面に、握持具51の当接部52−1〜−6を当接する。
【0013】
この状態で、チェーン64−1,64−2を、両パイプ100a,100bの周面に巻き付け、フリーになっている側のチェーン64−1,64−2を各掛止具67−1に掛止する。各チェーン64−1,64−2が掛止されたならば、各ハンドル66−1,66−2を回動することによりチェーン64−1,64−2を引っ張って堅く締め付ける。
【0014】
そこで、両パイプ100a,100bの突合わせ部(ルート間隔の図示は省略している)110を、円周方向に適当な間隔をおいてスポット状に(例えば、3箇所程度)溶接して仮止めをする。この仮止めのための溶接が完了したならば、各チェーン64−1,64−2による緊縛を解除して、パイプ100a,100bよりバイスを外したうえで、両パイプ100a,100bの突合わせ部110の全周を溶接することになる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図7に示した従来例によると、つぎのような解決すべき課題がある。すなわち、被溶接物であるパイプ100a,100bは、外径が小径のものから大径のものまで様々である。ところが、図7に示した握持具51の各当接部52−1〜−6におけるV字状に交叉する面の交叉角は、一定である。したがって、パイプ100a,100bの外径が異なる毎に、V字状に交叉する面の交叉角が異なる当接部52−1〜−6を有する溶接用バイスを使用しなければならない。しかし、多数の溶接用バイスを用意することは、コスト要因となる。
【0016】
また、図7に示した溶接用バイスの重量は、7〜10kgである。そのため、各種の外径のパイプ100a,100bを溶接する必要がある工事場所に、多数の溶接用バイスを持参するには、搬送上の不便を伴う。
【0017】
さらに、握持具51における各当接部52−1〜−6の高さは、同一である。その結果、突き合わされた2つのパイプ100a,100bの端縁101a,101bが極力重なり合うように、各パイプ100a,100bの支持位置の微調整をする必要があっても、これに対処することができない。必要がある場合は、ハンマなどによりパイプ100a,100bの端部周面を強く叩打して、微調整をしなければならなかった。以上のような解決すべき課題が、図7に示した従来例にはあった。
【0018】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記課題を解決するために、本発明はなされたものである。そのために、本発明では、つぎのような手段を講じた。すなわち、蝶番状に1つの支軸により2つの可動板を回動可能に支持する。2つの可動板のそれぞれに少なくとも2つのナットを固着し、これらに螺合し2つの可動板をそれぞれ貫通する少なくとも2つのビスを配する。一方の可動板に取り付けられた少なくとも1つの、例えば板状の部材を挿通する少なくとも1つのねじ棒を配し、その一端にチェーンを連結するとともに、この少なくとも1つのねじ棒に螺合する少なくとも1つのナットを配する。チェーンの他端側を掛止するための少なくとも1つの掛止具を、他方の可動板に設ける。以上のような手段を講じた。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図1に示し説明する。ここで、図1は、本実施の形態における溶接用バイスの構成を示す斜視図である。
【0020】
図1において、被溶接物を握持する握持具11には、2つの方形板状の可動板12a,12bが用いられている。これらの可動板12a,12bは、その短辺方向の端部に、交互に連接するように、それぞれ5つの円筒状の嵌合部13a−1〜−5,13b−1〜−5が形成されている。そして、各嵌合部13a−1〜−5,13b−1〜−5が細い円柱の支軸14に嵌合することにより、各可動板12a,12bは回動可能となっている。すなわち、握持具11は蝶番状に形成されている。
【0021】
また、各可動板12a,12bには、これらをそれぞれ貫通する4つのビスが取り付けられている。このビスについては、図1では図示を省略しており、その構成は図2に示されている。
【0022】
図2(a)(側面図)において、可動板11aには、その下面側から4つのビス31a−1〜−4が、所定の間隔をおいて貫通している。これらのビス31a−1〜−4は、図2(b)(正面図)に示すように、各可動板12a,12bの下面に固着されたナット32a〜1,32b−1に、それぞれ螺合している。したがって、各ビス31a−1〜−4を回動することにより、その先端が各可動板12a,12bの上面より突き出す長さを、任意に調整することができる。
【0023】
図1において、本発明においても、2つのチェーン・クランプ21−1,21−2が用いられている。しかし、各ねじ棒24−1,24−2は、それぞれフリーに回転する各回転軸23−1,23−2に挿通している。各回転軸23−1,23−2は、一方の可動板12aの下面に固定された各支持部材22−1〜−4により支持されている。
【0024】
各ねじ棒24−1,24−2の上端には、それぞれチェーン26−1,26−2の一端が連結され、チェーン26−1,26−2の他端はフリーになっている。フリーになっている側は、溶接時にパイプに巻き付けられて、他方の可動板12bに固定された、平面形状が凹字状の各掛止具27−1,27−2に掛止される。
【0025】
また、各ねじ棒24−1,24−2には、下端側から六角ナット25−1,25−2がそれぞれ螺合しており、ラチェット・レンチなどにより各六角ナット25−1,25−2を回動することにより、各チェーン26−1,26−2は引っ張られる。なお、各六角ナット25−1,25−2は、これらに棒状のハンドルをそれぞれ固着して、これにより回動するようにしてもよい。
【0026】
つぎに、以上のように構成された溶接用バイスを用いて、被溶接物であるパイプを支持する方法について、図3により説明する。
【0027】
図3(a)において、溶接する2つのパイプ100a,100bの各端縁を突き合わせた状態で、各可動板12a,12bを適度の角度に回動させて両パイプ100a,100bの周面に当接する。この状態で、各チェーン26−1,26−2を、両パイプ100a,100bの周面に巻き付け、フリーになっている側のチェーン26−1,26−2を各掛止具27−1,27−2に掛止する。
【0028】
各チェーン26−1,26−2が掛止されたならば、ラチェット・レンチなどを用いて各六角ナット25−1,25−2を所定方向に回動することにより、チェーン26−1,26−2を引っ張って堅く締め付ける。その際、図3(b)に示すように、各ビス31a−1〜−4,31b−1〜−4の先端は、各パイプ100a,100bの周面に当接するようになっている。
【0029】
したがって、各パイプ100a,100bの端縁どうしが、可能な限り重なり合うように、各パイプ100a,100bの支持位置の微調整が必要な場合は、各ビス31a−1〜−4,31b−1〜−4を回動させて任意に調整することができる。
【0030】
なお、各ねじ棒24−1,24−2は、フリーに回転する各回転軸23−1,23−2を挿通している。したがって、パイプ100a,100bのサイズを問わず、各ねじ棒24−1,24−2は、常にパイプ100a,100bの接線方向に沿うように傾くことになる。その結果、各チェーン26−1,26−2における接線状の部分と、各ねじ棒24−1,24−2とは、それぞれ一直線状に連なることになる。両者が一直線状に連なれば、各六角ナット25−1,25−2を回動し易くなり、各チェーン26−1,26−1を容易に引っ張ることができるという効果が得られる。
【0031】
ただし、各ねじ棒24−1,24−2が、パイプ100a,100bの接線方向に沿うように傾く構成としなくとも、パイプ100a,100bのサイズを問わず使用することができる溶接用バイスを実現するという本発明の目的を達成することは可能である。すなわち、例えば、図7に示した従来例における連結部材62−1,62−2のような板状の部材を可動板12aに取り付け、各ねじ棒24−1,24−2が、この板状の部材を鉛直方向においてのみ挿通する構成であってもよい。
【0032】
以上のようにして、各パイプ100a,100bが適確に支持されたならば、図7に示した従来例について説明したところと同様、両パイプ100a,100bの突合わせ部110を、円周方向に適当な間隔をおいてスポット状に溶接して仮止めをする。そして、仮止め溶接が完了したならば、各チェーン26−1,26−2による緊縛を解除して、パイプ100a,100bより本バイスを外したうえで、両パイプ100a,100bの突合わせ部110の全周にわたって溶接することになる。
【0033】
以上においては、各可動板12a,12bに、それぞれ4つのビス31a−1〜−4,31b−1〜−4を配する場合について説明した。しかし、本発明は、これに限定されるものではない。各可動板11a,11bの長手方向における中央部付近に、それぞれ2つのビスを配するだけにしてもよい。すなわち、図3(a)において、可動板11aの中央部付近の2つのビス31a−2,31a−33のみを配するようにしてもよい。
【0034】
図4は、本発明の他の実施の形態を示す斜視図である。ここで、図1における構成要素と同一の構成要素については対応する符号を付している。
【0035】
図4において、図1に示した実施の形態と異なるところは、第1に、握持具41を構成する2つの可動板42a,42bと、これらを支持する支軸44の長さが、図1に示した握持具11よりは短いことである。第2に、単一のチェーン・クランプ21および単一の掛止具27が用いられていることである。第3に、各可動板42a,42bに、チェーン・クランプ21を挟むようにして、それぞれ2つのビスが取り付けられていることである。その他の構成は、図1に示した実施の形態と同じである。
【0036】
そこで、このように構成された溶接用バイスの使用方法を、図5により説明する。ここで、図5は、固定具により固定されている一方のパイプ100aの端縁に、固定されてはいない他方のパイプ100bの端縁を突き合わせて溶接する場合を示している。
【0037】
図5において、固定されているパイプ100aの周面に、握持具41の各可動板42a,42bを適度の角度に回動させて当接させる。ついで、チェーン26をパイプ100aに巻き付けて掛止具27(図1)に掛止させたうえで、六角ナット25を回動してチェーンを堅く締め付ける。
【0038】
そこで、他方のパイプ100bを手で保持してその周面下部を各可動板42a,42bに当接させつつ、パイプ100bの端縁を、固定されているパイプ100aの端縁に突き合わせる。その際、必要があれば、各ビス31a−1,31a−2を回動して、各パイプ100a,100bの支持位置の微調整をする。
【0039】
各パイプ100a,100bが適確に支持されたならば、両パイプ100a,100bの突合わせ部110を、円周方向に適当な間隔をおいてスポット状に溶接して仮止めをする。そして、仮止め溶接が完了したならば、チェーン26による緊縛を解除して、パイプ100aより本バイスを外したうえで、両パイプ100a,100bの突合わせ部110の全周にわたって溶接することになる。
【0040】
このように、端縁どうしを溶接する2つのパイプ100a,100bのうち一方が固定されている場合は、図1に示した溶接用バイスよりは簡易な構成の溶接用バイスにより対処することができる。したがって、製造コストの低減化が可能である。
【0041】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によるならば、被溶接物を握持する握持具として、支軸に支持された2つの可動板を用いて蝶番状に形成したので、被溶接物のサイズを問わず、単一の溶接用バイスのみで対処することができる。その結果、被溶接物のサイズに応じて多数の溶接用バイスを用意する必要がなく、溶接に要するコストを低減することが可能となる。
【0042】
また、異なるサイズの被溶接物を溶接する必要がある工事場所に、多数の溶接用バイスを持参することなく、単一の溶接用バイスを用意すればよいことから、搬送上の利便性を得ることができる。
【0043】
さらに、溶接用バイスにより支持されるパイプの支持位置を微調整することができるようにした結果、被溶接物の端縁どうしの重ね合わせを簡易に行うことが可能である。従来のようにハンマにより強く叩打して微調整をする必要もなく、作業上の負担を軽減することができる。したがって、本発明による効果は、極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示した可動板に取り付けられたビスの取付け状態を示す構成図である。
【図3】図1に示した溶接用バイスにより被溶接物を支持する方法を説明するための説明図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図5】図4に示した溶接用バイスの使用方法を説明するための説明図である。
【図6】パイプの端縁どうしを溶接する場合の様子を説明するための説明図である。
【図7】従来例の構成を示す斜視図である。
【図8】図7に示した従来例の使用方法を説明するための説明図である。
【符号の説明】
11 握持具
12a,12b 可動板
13a−1〜13a−4,13b−1〜13b−4 嵌合部
14 支軸
21,21−1,21−2 チェーン・クランプ
22−1〜22−4 支持部材
23,23−1,23−2 回転軸
24,24−1,24−2 ねじ棒
25,25−1,25−2 六角ナット
26,26−1,26−2 チェーン
27,27−1,27−2 掛止具
31a−1〜13a−4,13b−1〜13b−4 ビス
32a−1,32b−1 ナット
41 握持具
42a,42b 可動板
43a−1,43b−1 嵌合部
44 支軸
51 握持具
52−1,52−6 当接部
61−1,61−2 チェーン・クランプ
62−1,62−2 連結部材
63−1,63−2 ねじ棒
64−1,64−2 チェーン
65−1,65−2 ナット
66−1,66−2 ハンドル
67−1 掛止具
110a,100b パイプ
101a,101b 端縁
110 突合わせ部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a welding vise. More specifically, a vice that is used to hold the work to be gripped, especially when butt welding the ends of long objects such as pipes, and to be used regardless of the size of the work to be welded. It is intended to provide a welding vice that can perform welding.
[0002]
[Prior art]
Various auxiliary tools are used for the welding work.For example, in the case of a metal pipe through which a fluid flows, when the pipes are welded by joining the ends of the pipe, a vice that holds the pipe by holding it is used. Is used as an aid.
[0003]
That is, the pipe is not manufactured to have a perfect circular cross section, but has some distortion such as being formed in an elliptical shape as shown in FIG. Is exaggerated). When the edges of the
[0004]
If the ends 101a and 101b of the respective pipes are welded in such a state, an uneven portion is formed in the welded portion, and a good finished surface cannot be obtained. Therefore, as shown in FIG. 6C, it is preferable that the ends 101a and 101b of the
[0005]
Therefore, conventionally, a welding vise as shown in FIG. 7 is used as an auxiliary tool for welding the ends 101a and 101b of the
[0006]
In FIG. 7, the welding vice shown here is composed of a gripper 51 for supporting a pipe as a workpiece to be gripped and two chain clamps 61-1 and 61-2 for tightly winding a chain around the pipe. It consists of
[0007]
The gripping tool 51 is formed in a rail shape having a substantially E-shaped cross section, and has, at its upper portion, six
[0008]
Two chain clamps 61-1 and 61-2 are attached to one side surface of the lower portion of the gripper 51 at predetermined intervals via plate-shaped connecting members 62-1 and 62-2. Screw rods 63-1 and 63-2 for pulling the chains 64-1 and 64-2 respectively pass through the connecting members 62-1 and 62-2.
[0009]
One ends of chains 64-1 and 64-2 are connected to the upper ends of the screw rods 63-1 and 63-2, respectively, and the other ends of the chains 64-1 and 64-2 are free. The free side is wound around a pipe at the time of welding, and is hooked on a hook 67-1 having a concave shape in plan view, which is fixed to the other side surface of the lower portion of the gripper 51.
[0010]
On the other hand, nuts 65-1 and 65-2 are screwed from the lower ends of the screw rods 63-1 and 63-2, respectively, and the nuts 65-1 and 65-2 are respectively rod-shaped handles. 66-1 and 66-2 are attached. By rotating these handles 66-1 and 66-2 in a predetermined direction, the chains 64-1 and 64-2 wound around the pipe are pulled so as to be tightly wound.
[0011]
Next, a method for welding the ends of pipes using the welding vice configured as described above will be described with reference to FIG.
[0012]
In FIG. 8, first, the edges of the two
[0013]
In this state, the chains 64-1 and 64-2 are wound around the peripheral surfaces of both
[0014]
Therefore, abutting
[0015]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the conventional example shown in FIG. 7, there are the following problems to be solved. That is, the
[0016]
The weight of the welding vice shown in FIG. 7 is 7 to 10 kg. For this reason, bringing a large number of welding vises to a construction site where various
[0017]
Furthermore, the height of each contact part 52-1 to -6 in the gripping tool 51 is the same. As a result, even if it is necessary to finely adjust the support positions of the
[0018]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, the present invention has been made to solve the above problems. For this purpose, the present invention takes the following measures. That is, two movable plates are rotatably supported by one support shaft in a hinge shape. At least two nuts are fixed to each of the two movable plates, and at least two screws which are screwed to these and respectively penetrate the two movable plates are arranged. At least one threaded rod, for example, a plate-like member attached to one of the movable plates is provided, and at least one threaded rod is connected to the chain at one end thereof and is connected to the at least one threaded rod. Two nuts. At least one hook for hooking the other end of the chain is provided on the other movable plate. The following measures were taken.
[0019]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. Here, FIG. 1 is a perspective view showing a configuration of a welding vise in the present embodiment.
[0020]
In FIG. 1, two rectangular plate-shaped
[0021]
Each of the
[0022]
In FIG. 2A (side view), four
[0023]
In FIG. 1, the present invention also uses two chain clamps 21-1 and 21-2. However, the screw rods 24-1 and 24-2 are inserted through the respective rotating shafts 23-1 and 23-2 that rotate freely. The rotating shafts 23-1 and 23-2 are supported by support members 22-1 to 22-4 fixed to the lower surface of one
[0024]
One ends of chains 26-1 and 26-2 are connected to the upper ends of the screw rods 24-1 and 24-2, respectively, and the other ends of the chains 26-1 and 26-2 are free. The free side is wound around a pipe at the time of welding, and is hooked on the hooks 27-1 and 27-2, which are fixed to the other movable plate 12b and have a concave shape in plan view.
[0025]
Further, hexagon nuts 25-1 and 25-2 are screwed into the respective screw rods 24-1 and 24-2 from the lower end side, and the hexagon nuts 25-1 and 25-2 are formed by a ratchet wrench or the like. , Each chain 26-1 and 26-2 is pulled. The hexagon nuts 25-1 and 25-2 may be configured such that a rod-shaped handle is fixed to each of the nuts 25-1 and 25-2, and the hexagon nuts 25-1 and 25-2 are thereby rotated.
[0026]
Next, a method of supporting a pipe to be welded by using the welding vice configured as described above will be described with reference to FIG.
[0027]
In FIG. 3 (a), the
[0028]
When the chains 26-1 and 26-2 are engaged, the hex nuts 25-1 and 25-2 are rotated in a predetermined direction using a ratchet wrench or the like, thereby turning the chains 26-1 and 26-2. -2 and tighten tightly. At this time, as shown in FIG. 3B, the tips of the
[0029]
Therefore, when fine adjustment of the support position of each
[0030]
The screw rods 24-1 and 24-2 pass through the respective rotating shafts 23-1 and 23-2 that rotate freely. Therefore, regardless of the size of the
[0031]
However, a welding vice that can be used irrespective of the size of the
[0032]
When the
[0033]
In the above, the case where four
[0034]
FIG. 4 is a perspective view showing another embodiment of the present invention. Here, the same components as those in FIG. 1 are denoted by the corresponding reference numerals.
[0035]
4 differs from the embodiment shown in FIG. 1 in that first, the two movable plates 42a and 42b constituting the
[0036]
Therefore, a method of using the welding vice configured as described above will be described with reference to FIG. Here, FIG. 5 shows a case where the edge of one
[0037]
In FIG. 5, the movable plates 42a and 42b of the gripping
[0038]
Therefore, the
[0039]
When the
[0040]
Thus, when one of the two
[0041]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, according to the present invention, the gripping tool for gripping the workpiece is formed in a hinge shape using two movable plates supported by the support shaft. Irrespective of the size, can be dealt with only by a single welding vise. As a result, it is not necessary to prepare a large number of welding vises according to the size of the workpiece, and it is possible to reduce the cost required for welding.
[0042]
In addition, since a single welding vise can be prepared without bringing a large number of welding vise to a construction site where different sizes of workpieces need to be welded, convenience in transportation is obtained. be able to.
[0043]
Furthermore, as a result of the fine adjustment of the support position of the pipe supported by the welding vise, it is possible to easily overlap the edges of the workpiece. It is not necessary to make a fine adjustment by hitting the hammer with a hammer more hardly as in the related art, and the work load can be reduced. Therefore, the effect of the present invention is extremely large.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a configuration diagram showing an attached state of a screw attached to a movable plate shown in FIG. 1;
FIG. 3 is an explanatory view for explaining a method of supporting an object to be welded by the welding vice shown in FIG. 1;
FIG. 4 is a perspective view showing another embodiment of the present invention.
5 is an explanatory diagram for explaining a method of using the welding vice shown in FIG.
FIG. 6 is an explanatory diagram for explaining a state in which ends of pipes are welded to each other.
FIG. 7 is a perspective view showing a configuration of a conventional example.
FIG. 8 is an explanatory diagram for explaining a method of using the conventional example shown in FIG. 7;
[Explanation of symbols]
11
Claims (2)
前記第1および第2の可動板にそれぞれ固定された少なくとも2つの第1のナット(32a−1,32b−1)と、
前記少なくとも2つの第1のナットに螺合し前記第1および第2の可動板をそれぞれ貫通する少なくとも2つのビス(31a−1〜−4,31b−1)と、
前記第1の可動板に固定された少なくとも1つの所定形状の部材を挿通する少なくとも1つのねじ棒(24,24−1,24−2)と、
前記少なくとも1つのねじ棒の一端に連結された少なくとも1つのチェーン(26,26−1,26−2)と、
前記少なくとも1つのねじ棒に螺合する少なくとも1つの第2のナット(25,25−1,25−2)と、
前記第2の可動板に設けられた、前記少なくとも1つのチェーンを掛止するための少なくとも1つの掛止具(27,27−1,27−2)とを、
具備した溶接用バイス。First and second movable plates (12a, 12b, 42a, 42b) rotatably supported by one support shaft (14, 44) in a hinge shape;
At least two first nuts (32a-1, 32b-1) fixed to the first and second movable plates, respectively;
At least two screws at least two first nut screwed the first and second movable plates penetrate respectively (31a-1~-4,3 1 b -1),
At least one screw rod (24, 24-1, 24-2) through which at least one member of a predetermined shape fixed to the first movable plate is inserted;
At least one chain (26, 26-1, 26-2) connected to one end of the at least one threaded rod;
At least one second nut (25, 25-1, 25-2) screwed into the at least one threaded rod;
Wherein provided on the second movable plate, at least one latching device for latching the at least one chain and (27,27-1,27-2)
Equipped welding vise.
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