JP3587175B2 - Video editing device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、符号化されて記録されたビデオデータからコンテンツ情報を読み込み、ビデオテープに記憶する映像編集装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、マルチメディアを保存・閲覧可能なDVDビデオの規格が整備されるとともに、これを再生するためのプレイヤーが普及してきている。それに伴って、動画等を含んだDVDビデオソフトの製作も盛んになり、流通してきている。
【0003】
DVDビデオソフトは、大容量を保存できるため、従来ビデオテープで流通していた映画等の映像を中心に製作されている。新作映画等は、DVDビデオソフトとビデオテープの両方に向けて製作されたり、DVDビデオソフトのみの場合もある。また、DVDビデオソフトには、メニュー等とともに独自のコンテンツが加えられる等して消費者を引きつける工夫がなされ、徐々にビデオテープからの置き換えが進んでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、依然としてDVDビデオプレイヤーの普及台数は、各家庭に複数台程度まで普及しているビデオテープデッキの普及には及ばない。従って、DVDビデオプレイヤーをもっていなくても、ビデオテープデッキでDVDビデオソフトの内容を鑑賞したいというニーズが存在する。
【0005】
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであり、DVDビデオソフト等ビデオデータの内容をビデオテープに記憶させる映像編集装置を提供し、ユーザがビデオテープデッキでビデオデータの内容を鑑賞することを可能にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の映像編集装置は、符号化されて記録されたビデオデータから、少なくとも映像情報と複数のメニュー項目から構成されたメニュー情報とからなるコンテンツ情報をコンテンツ情報読取手段により読み込み、ビデオテープに記憶するようにした映像編集装置であって、当該コンテンツ情報読取手段の制御を行う再生制御手段と、前記コンテンツ情報読取手段により読み込まれた前記メニュー情報をビデオテープ記憶用のメニュー画面データとして再生するメニュー画面再生手段と、前記コンテンツ情報読取手段により読み込まれた前記映像情報をビデオテープ記憶用の映像データとして再生する映像再生手段と、前記メニュー画面再生手段が再生したメニュー画面データと前記映像再生手段が再生した映像データとをビデオテープに記録するビデオテープ書込手段と、当該ビデオテープ書込手段を制御するビデオテープ書込制御手段とを備え、前記再生制御手段は、前記コンテンツ情報読取手段が読み込んだメニュー情報から、当該メニュー情報に関連付けられた他のメニュー情報の有無とその関連付け状態を判別する関連メニュー情報判別手段を備え、前記コンテンツ情報読取手段が読み込んだメニュー情報と前記関連メニュー情報判別手段の判別結果とに基づいて、前記コンテンツ情報読取手段を制御し、前記映像情報及び前記メニュー情報に関連付けられた他のメニュー情報を順次前記ビデオデータから読み込ませ、前記映像情報は前記映像再生手段にビデオテープ記憶用の映像データとして再生させ、前記メニュー情報やこれに関連付けられた他のメニュー情報は前記メニュー画面再生手段を用いてビデオテープ記憶用のメニュー画面データとして再生させ、前記ビデオテープ書込制御手段を制御し、前記ビデオテープ書込手段に前記映像データ及び前記メニュー画面データを前記ビデオテープに記憶させることを特徴とする。
【0011】
この構成の映像編集装置では、DVD等に記録されたり、DVD等のために準備されているビデオデータ化された映像等のコンテンツを再生して、ビデオテープ書込手段によりビデオテープに記憶させ、ユーザに提供する。従って、ビデオテープ用の再生装置しか持たないユーザもDVDビデオ等のコンテンツを楽しむことができる。通常ビデオテープにはないメニュー画面も再生してそれに基づいて映像データや関連するメニュー画面データを記憶すれば、ユーザはDVDビデオを鑑賞するかのようにビデオテープを鑑賞することができる。特に、ビデオデータが複数のメニューやメニュー項目から構成されている場合に、メニュー相互の関連やメニューと映像との関連を判別し、関連付けられた順序で再生し、ビデオテープに互いの関連性を保って記憶させる。従って、最初から順にビデオテープを再生した場合にも、あたかもメニューから項目を選んで映像や下位メニューを表示させたかのようにメニュー画面や映像が再生され、ユーザはDVDビデオを鑑賞するかのようにビデオテープを鑑賞することができる。また、複数のメニュー項目が同じ映像に関連付けられていたとしても、いずれのメニュー項目からも所望の映像を再生して鑑賞することができる。
【0012】
請求項2に記載の映像編集装置は、符号化されて記録されたビデオデータから、少なくとも映像情報と複数のメニュー項目から構成されたメニュー情報とからなるコンテンツ情報をコンテンツ情報読取手段により読み込み、ビデオテープに記憶するようにした映像編集装置であって、当該コンテンツ情報読取手段の制御を行う再生制御手段と、前記コンテンツ情報読取手段により読み込まれた前記メニュー情報をビデオテープ記憶用のメニュー画面データとして再生するメニュー画面再生手段と、前記コンテンツ情報読取手段により読み込まれた前記映像情報をビデオテープ記憶用の映像データとして再生する映像再生手段と、前記メニュー画面再生手段が再生したメニュー画面データと前記映像再生手段が再生した映像データとをビデオテープに記録するビデオテープ書込手段と、当該ビデオテープ書込手段を制御するビデオテープ書込制御手段とを備え、前記再生制御手段は、前記コンテンツ情報読取手段が読み込んだメニュー情報に基づいて、これを構成する前記各メニュー項目の情報に対応した前記コンテンツ情報が再生されたか否かを記憶する再生有無記憶手段と、当該再生有無記憶手段の記憶内容に基づいて、前記コンテンツ情報の再生の有無を判断する再生有無判断手段と、当該再生有無判断手段が、再生されていないと判断した前記コンテンツ情報に対応する前記各メニュー項目の情報が映像情報再生か他のメニュー情報再生かを判断するコンテンツ情報判断手段とを備え、当該コンテンツ情報判断手段が、前記各メニュー項目の情報が映像情報再生であると判断した時には、指定された映像情報を前記映像再生手段に映像データとして再生させ、前記ビデオテープ書込手段に前記映像データを前記ビデオテープに記憶させることを特徴とする。
【0013】
この構成の映像編集装置では、DVD等に記録されたり、DVD等のために準備されているビデオデータ化された映像等のコンテンツを再生して、ビデオテープ書込手段によりビデオテープに記憶させ、ユーザに提供する。従って、ビデオテープ用の再生装置しか持たないユーザもDVDビデオ等のコンテンツを楽しむことができる。通常ビデオテープにはないメニュー画面も再生してそれに基づいて映像データや関連するメニュー画面データを記憶すれば、ユーザはDVDビデオを鑑賞するかのようにビデオテープを鑑賞することができる。また、表示したメニュー内の各項目に対応するコンテンツを順次再生していくが、そのコンテンツが既に再生されたものであるか否かをまず判断し、まだ再生されていない場合には、メニュー項目に関連する映像情報を再生し、これにより得られる映像データをビデオテープに記憶させる。従って、あるメニュー内の項目数に応じてコンテンツの再生処理が繰り返されたとしても、その中の各項目について、それぞれに対応するコンテンツの再生を重複して行うことが防止される。
【0014】
請求項3に記載の映像編集装置は、請求項2に記載の映像編集装置の構成に加え、前記再生制御手段は、前記コンテンツ情報判断手段が、未再生の前記コンテンツ情報に対応する前記各メニュー項目の情報が他のメニュー情報再生であると判断した時には、当該メニュー項目に関連付けられた他のメニュー情報を前記メニュー画面再生手段にメニュー画面データとして再生させ、前記ビデオテープ書込手段に前記メニュー画面データを前記ビデオテープに記憶させることを特徴とする。
【0015】
この構成の映像編集装置では、表示したメニュー内の各項目に対応するコンテンツを順次再生していくが、そのコンテンツが既に再生されたものであるか否かをまず判断し、まだ再生されていない場合にのみ対応するメニュー画面データをビデオテープに記憶させる。従って、あるメニュー内の項目数に応じてコンテンツの再生処理が繰り返されたとしても、その中の各項目について、それぞれに対応するコンテンツの再生を重複して行うことが防止される。
【0016】
請求項4に記載の映像編集装置は、符号化されて記録されたビデオデータから、少なくとも映像情報と複数のメニュー項目から構成されたメニュー情報とからなるコンテンツ情報をコンテンツ情報読取手段により読み込み、ビデオテープに記憶するようにした映像編集装置であって、当該コンテンツ情報読取手段の制御を行う再生制御手段と、前記コンテンツ情報読取手段により読み込まれた前記メニュー情報をビデオテープ記憶用のメニュー画面データとして再生するメニュー画面再生手段と、前記コンテンツ情報読取手段により読み込まれた前記映像情報をビデオテープ記憶用の映像データとして再生する映像再生手段と、前記メニュー画面再生手段が再生したメニュー画面データと前記映像再生手段が再生した映像データとをビデオテープに記録するビデオテープ書込手段と、当該ビデオテープ書込手段を制御するビデオテープ書込制御手段とを備え、前記再生制御手段は、前記コンテンツ情報読取手段が読み込んだメニュー情報に基づいて再生され、当該メニュー情報を構成する前記各メニュー項目の情報に対応してメニュー画面に表示されるシンボルに関連付けられた前記コンテンツ情報が再生されたか否かを記憶する再生有無記憶手段と、当該再生有無記憶手段の記憶内容に基づいて、前記コンテンツ情報が再生されたか否かを判断する再生有無判断手段と、当該再生有無判断手段が、再生されていないと判断した前記コンテンツ情報に関連付けられた前記メニュー画面に表示されるシンボルの指定内容が映像情報再生か他のメニュー情報再生かを判断するコンテンツ情報判断手段とを備え、当該コンテンツ情報判断手段が、前記シンボルの指定内容が映像情報再生であると判断した時には、指定された映像情報を前記映像再生手段に映像データとして再生させ、前記ビデオテープ書込制御手段を制御して、前記ビデオテープ書込手段に前記映像データを前記ビデオテープに記憶させ、前記コンテンツ情報判断手段が、前記シンボルの指定内容が他のメニュー情報再生であると判断した時には、当該シンボルに関連付けられたメニュー情報を前記メニュー画面再生手段を用いてメニュー画面データとして再生させ、前記ビデオテープ書込制御手段を制御して、前記ビデオテープ書込手段に前記メニュー画面データを前記ビデオテープに記憶させることを特徴とする。
【0017】
この構成の映像編集装置では、DVD等に記録されたり、DVD等のために準備されているビデオデータ化された映像等のコンテンツを再生して、ビデオテープ書込手段によりビデオテープに記憶させ、ユーザに提供する。従って、ビデオテープ用の再生装置しか持たないユーザもDVDビデオ等のコンテンツを楽しむことができる。通常ビデオテープにはないメニュー画面も再生してそれに基づいて映像データや関連するメニュー画面データを記憶すれば、ユーザはDVDビデオを鑑賞するかのようにビデオテープを鑑賞することができる。また、表示したメニュー内の各シンボルに対応するコンテンツを順次再生していくが、そのコンテンツが既に再生されたものであるか否かをまず判断し、まだ再生されていない場合にのみ対応する映像データ又はメニュー画面データをビデオテープに記憶させる。従って、あるメニュー内のシンボル数に応じてコンテンツの再生処理が繰り返されたとしても、その中の各シンボルについて、それぞれに対応するコンテンツの再生を重複して行うことが防止される。
【0018】
請求項5に記載の映像編集装置は、請求項4に記載の映像編集装置の構成に加え、前記再生制御手段は、前記メニュー画面再生手段に、前記メニュー画面上のシンボルが選択された状態を示すメニュー画面データを再生させ、前記ビデオテープ書込制御手段を制御して、前記ビデオテープ書込手段に前記メニュー画面データを前記ビデオテープに記憶させることを特徴とする。
【0019】
この構成の映像編集装置では、映像データの再生前に、その映像データを選択した状態のメニュー画面を表示させるようにビデオテープに記憶させるので、ビデオテープの鑑賞時に、ユーザは、再生される映像の概略をメニュー画面により予め知ることができる。従って、映像を鑑賞するかどうかをもう一度考えて選択することも容易にできる。
【0020】
請求項6に記載の映像編集装置は、請求項1乃至5のいずれかに記載の映像編集装置の構成に加え、前記ビデオテープ上で前記メニュー画面のデータが記憶された位置に対応するコントロールトラック上に頭出しのためのインデックス情報を記憶するインデックス情報記憶手段を備えたことを特徴とする。
【0021】
この構成の映像編集装置では、インデックス情報により、メニュー画面の表示位置に頭出しが可能になるため、鑑賞したい映像をメニュー上で選択したかのようにしてビデオテープ上のコンテンツの鑑賞が可能になる。
【0022】
請求項7に記載の映像編集装置は、請求項1乃至6のいずれかに記載の映像編集装置の構成に加え、前記ビデオデータは、DVDビデオディスクに記憶されていることを特徴とする。
【0023】
この構成の映像編集装置では、DVDビデオディスクに記憶されているコンテンツをビデオテープで提供するので、DVDビデオディスク再生装置を持たないユーザにも鑑賞が可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態の映像編集装置1は、DVD読取装置2と、DVD再生制御部3と、メモリ4と、メニュー再生部5と、MPEG2デコーダ6と、インデックス情報発生部7と、VTR録画制御部8と、ビデオテープ書込装置9とから構成されている。
【0025】
DVD読取装置2は、DVD再生制御部3からの指令により、DVDに記録されている映像情報やメニュー情報等のコンテンツを読み出すものである。DVD再生制御部3は、DVD読取装置2におけるDVDの再生、停止等の制御を行なう。メモリ4は、図6に詳細に示すように、ボタンカウンタやコンテンツポインタ等のデータの保持を行なう。メニュー再生部5は、DVDに記録されているメニュー情報に基づいてメニューを表示する。MPEG2デコーダ6は、DVDにMPEG2形式で記録されている動画をデコードする。インデックス情報発生部7は、ビデオテープの頭出し用のインデックス情報35(図4参照)を発生する。VTR録画制御部8は、ビデオテープ書込装置9の録画、停止等の制御を行なう。ビデオテープ書込装置9は、VTR録画制御部8からの指令により、ビデオテープに映像及びインデックス情報35を書き込む。
【0026】
図2は、DVDのメニューと動画映像(ビデオ)の再生の関連を表した概念図である。図2に示したDVDの例では、メニュー画面が親メニュー画面10、メニュー1画面11、メニュー2画面12の3面、ビデオ13としてはビデオA,B,C,D,E,Fの6本記録されている。周知のDVDプレイヤーにてこのDVDを再生すると、まず親メニュー画面10が表示される。一般にメニュー画面は、図3に示すように、画像やテキストからなる背景と、1乃至複数のボタンから構成されている。ボタンの1つにはそれが選択されている状態を示すカーソルが表示され、DVDプレイヤーの操作パネルもしくはリモコンに装備されている上下左右キーを使ってカーソルを移動させることができる。図3は、親メニュー画面10を表示させた画面の例であり、図3(a)は3つあるボタンの内ボタン1にカーソルが合っている状態、図3(b)はボタン2にカーソルが合っている状態である。ボタンにカーソルが合っている状態(選択中)で、DVDプレイヤーの操作パネルもしくはリモコンに装備されている決定キーを押すと、選択中のボタンに対応した他のメニュー画面の再生や動画映像の再生といった動作が行なわれる。図3(c)は、ボタン2を選択中に決定キーが押され、ボタン2が決定された状態を示しており、選択中とは異なる表示状態になっている。
【0027】
メニューの中の各ボタンは、メニューまたは動画と対応付けられている。ボタンがメニューと対応付けられている場合には、対応付けられたメニューが表示される。例えば、本例のDVDの場合、親メニュー画面10のボタン1を選択して決定すると、図2に示したようにこのボタンと対応付けられているメニュー1画面11が表示される。ボタンが動画と対応付けられている場合には、対応付けられた動画が再生される。例えば、図3(b)のようにボタン2を選択中に決定キーを押すと、図3(c)のように表示された後、ビデオCが再生されることになる。
【0028】
次に、DVDデータの構成を図5に基づいて説明する。DVDは、親メニュー情報14、メニュー1情報15、ビデオA情報16、ビデオB情報17、ビデオC情報18、メニュー2情報19、ビデオD情報20、ビデオE情報21、ビデオF情報22の順にポインタが配置されている。これらのうち、親メニュー情報14、メニュー1情報15及びメニュー2情報19はメニュー情報であり、ビデオA情報16、ビデオB情報17、ビデオC情報18、ビデオD情報20、ビデオE情報21及びビデオF情報22は動画情報である。各メニュー情報は、メニュー画像情報23、ボタン情報ヘッダ24、ボタン情報25からなっている。メニュー画像情報23は、メニューの背景となる画像データからなり、テキストを含む場合には文字が埋め込まれた画像データとなる。ボタン情報ヘッダ24は、メニューに配置されるボタンが何個であるかを示すボタン個数情報26、ボタン上にカーソルが置かれて選択された場合の色を示す選択色情報27、及び決定キーが押された場合の色を示す決定色情報28からなる。ボタン情報25は、メニュー上に存在するボタンの個数分用意され、各ボタン情報25a,25b,25cは各ボタンの画面上の位置と大きさとを示すボタン領域情報29、選択中に上下左右キーを押された場合にカーソルが移動する先のボタンを示すボタン選択移動先情報30、及び決定キーにより決定された場合にDVDプレイヤー上でどのような動作を起こすかを示すボタン決定動作情報31からなる。ボタン決定動作情報31には、決定された時に他のメニューに移動する場合にはその移動先のメニュー情報が存在するところを示すポインタが、決定された時に動画を再生する動作を起こす場合にはその動画情報が存在するところを示すポインタが保持されている。
【0029】
動画情報は、ビデオオブジェクト32と呼ばれるデータ列と再生後動作情報33からなる。ビデオオブジェクト(VOB)32は、符号化された動画と音声が多重化されたデータ列である。再生後動作情報33には、動画の再生後に他のメニューに移動する場合にはその移動先のメニュー情報が存在するところを示すポインタが、動画の再生後に更に他の動画を再生する場合にはその動画情報が存在するところを示すポインタが保持されている。
【0030】
次に、本実施形態の映像編集装置1を使用してDVDから変換して得られたビデオテープの構成について図4に基づいて説明する。図4は、記録されたビデオテープ上の信号の配列を示す模式図である。図4に示すような順序で各メニュー画面とビデオ13とが映像トラック43に書き込まれている。各ビデオ13の再生前には、そのビデオ13の再生を指示するボタンを選択した状態のメニュー画面が記録されている。そして、そのメニュー画面の送出時に送出されたインデックス情報35がこのメニュー画面が記録された位置に対応して、コントロールトラック36に記録されている。
【0031】
図6は、変換処理において使用するメモリ4を表している。コンテンツポインタメモリ37は、処理中のコンテンツが記録されている位置を示すポインタ(コンテンツポインタ)を格納するメモリである。ボタンカウンタメモリ38は、メニューに複数存在するボタンの内、どのボタンを処理中であるかを示すために用いるボタンカウンタを格納するメモリである。処理中コンテンツスタック39は、再生処理が終わっていない可能性があるコンテンツの情報が、コンテンツポインタ及びボタンカウンタの組として複数記録されるメモリである。処理中コンテンツスタックポインタ40は、処理中コンテンツスタック39に代入されているコンテンツポインタ及びボタンカウンタの組の処理中コンテンツスタック39内における代入場所とその数を格納するメモリである。検知済コンテンツスタック41は、既に再生されたコンテンツが記録されている位置を示すポインタ(コンテンツポインタ)を格納するメモリである。検知済コンテンツスタックポインタ42は、コンテンツポインタの検知済コンテンツスタック41内における代入場所と、検知済コンテンツスタック41に代入されている既に再生されたコンテンツポインタの数を格納するメモリである。
【0032】
以下、図2の構成を持つDVDを例にして、本実施形態の作用であるDVDからビデオテープへの変換について説明する。図7はDVDからビデオテープへの変換処理の全体の流れを示したフローチャートである。フローチャートの各ステップについては、以下、Sと略す。以下の説明では、メニュー及び動画を総称してコンテンツと呼ぶ。これは、コンテンツの情報を構成する移動先を意味するポインタに従って処理対象のコンテンツを特定し、この特定されたコンテンツに含まれる映像情報を順次再生し、ビデオテープに記録していく処理である。
【0033】
初めにメモリ4の初期化を行なう(S1)。まず、処理中コンテンツスタックポインタ40を0とする。次に、DVDをDVDプレイヤーで再生した場合に最初に再生されるコンテンツ(TOPコンテンツ)を指すポインタをコンテンツポインタメモリ37にコンテンツポインタとして代入する。図2のDVDの例では、親メニュー情報14のポインタがこれに相当する。更に、ボタンカウンタを0とし、検知済コンテンツスタックポインタ42を0とする。以上が初期化の処理である。
【0034】
次に、親メニュー情報14のコンテンツポインタが検知済コンテンツスタック41内に存在するか否かを判定する(S2)。検知済コンテンツスタック41内にコンテンツポインタが存在しないということは、そのコンテンツの再生処理を一切行なっていないということである。従って、検知済コンテンツスタック41内にコンテンツポインタが存在しない場合には(S2:NO)、コンテンツの再生処理を行なうためにS3に進み、検知済コンテンツスタック41内にコンテンツポインタが存在する場合には(S2:YES)、再生処理を行なわずにS15へ進む。
【0035】
コンテンツの再生処理が行なわれる場合について説明すると、まず、コンテンツポインタを検知済コンテンツスタック41内で検知済コンテンツスタックポインタ42が示す場所(=0:初期値)に代入し、検知済コンテンツスタックポインタ42に1加える(S3)。1巡目の処理では、コンテンツポインタはTOPコンテンツである親メニュー情報14であるから、これを検知済コンテンツスタック41にPUSH(代入)して、検知済コンテンツスタックポインタ42を1とする。これにより、次に処理することになるコンテンツのポインタ情報を格納する場所を、検知済コンテンツスタック41内に予約するとともに、現在のコンテンツポインタが指示する親メニュー情報14に関する再生処理に進むことになる。
【0036】
次に、コンテンツタイプが動画再生か否かを判定する(S4)。本実施の形態ではコンテンツは動画かメニュー画面かのいずれかであるため、動画再生でない、すなわちメニュー画面の場合は(S4:NO)、メニュー情報の選択ボタンに関する再生処理に備えてボタンカウンタに1加える(S5)。1巡目の処理では、初期化処理でボタンカウンタを0としているので、ここでボタンカウンタは1となる。そして、ボタンカウンタとボタン個数を比較する(S6)。ボタン個数は、DVD再生制御部3にてDVD読取装置2を制御し、コンテンツポインタが指し示すコンテンツのメニュー情報を読み込み、読み込んだメニュー情報内のボタン情報ヘッダ24に格納されているボタン個数情報26から得る。1巡目の処理では、コンテンツポインタはTOPコンテンツである親メニュー情報14であるから、親メニュー情報14のボタン個数情報26は3であるので、ボタンカウンタの1の方が少ない結果となる。S5でボタンカウンタに1加えているため、メニュー上のボタンのうち現在のボタンカウンタより1少ない数のボタン分は処理が終了している。従って、ボタンカウンタがボタン個数を上回った場合には(S6:YES)、そのメニュー上のボタンに関する処理は全て終了したことになる。その場合は、S15に進む。ボタンカウンタがボタン個数より多くない場合(S6:NO)、現在のボタンカウンタの示す順番のボタン(ボタンカウンタが1であれば1番目)が現在の再生処理対象であるボタンであり、このボタンのボタン決定動作が動画再生か否かを判定する(S7)。ボタン決定動作の内容は、対応するメニュー情報、この場合は親メニュー情報14を構成する1番目のボタンに関する情報に含まれるボタン決定動作情報31から得る。ボタン決定動作情報31には、ボタンが押された時の移動先のポインタが記されており、そのポインタが指す先がメニュー情報であればそのメニューへ移動することであり、動画情報であればその動画を再生することを意味する。1巡目の処理では、ボタンカウンタは1であるから、1番目のボタンに関するボタン1情報25aのボタン決定動作情報31をチェックする。これにより、再生処理対象のボタンを選択した状態のメニュー画面の映像をビデオテープに記録する場合、頭出しのためのインデックス情報を発生する必要があるか否かを決めることが可能となる。
【0037】
現在の処理対象は親メニュー情報であり、動画再生ではないので(S7:NO)、まずDVD再生制御部3にてDVD読取装置2を制御してコンテンツポインタが指し示すコンテンツのメニュー情報を読み込み、メニュー再生部5において、読み込んだメニュー情報に基づき現在のボタンカウンタの示す順番のボタン(ボタンカウンタが1であれば1番目)を選択した状態のメニュー画面の映像を出力し、更に、VTR録画制御部8にてビデオテープ書込装置9を制御し、出力された映像をビデオテープの映像トラック43に記録する(S8)。選択した状態のメニュー画面の映像は、メニュー画像を選択されたボタンの領域内だけ選択色と合成して作成する。メニュー画像はメニュー画像情報23より取得し、選択されたボタンの領域はボタン領域情報29から取得し、選択色は選択色情報27より取得する。1巡目の処理では、ボタンカウンタは1であり、ボタン1が選択された状態(図3(a))を出力してビデオテープに書き込むことになる。
【0038】
尚、動画再生の場合には(S7:YES)、S8と同様、DVD再生制御部3にてDVD読取装置2を制御してコンテンツポインタが指し示すコンテンツのメニュー情報を読み込み、メニュー再生部5において、読み込んだメニュー情報に基づき現在のボタンカウンタの示す順番のボタン(ボタンカウンタが2であれば2番目)を選択した状態のメニュー画面の映像を出力し、VTR録画制御部8にてビデオテープ書込装置9を制御し、出力された映像をビデオテープの映像トラック43に記録する。これに加えて、インデックス情報発生部7において、テープ頭出し用のインデックス情報35を発生し、メニュー画面の映像の記録位置に対応して、出力されたインデックス情報35をビデオテープのコントロールトラック36に記録して(S9)、動画再生の場合に頭出しが可能になるようにしておく。このように、S7におけるボタン決定動作の内容確認は、このボタンを選択した状態のメニュー画面の映像をビデオテープに記録する場合に、頭出しに用いるインデックス情報も記録するのか否かの判定にもなる。
【0039】
このように、該当するボタンを選択した状態のメニュー画面の映像をDVDから変換してビデオテープに書き込むので(図4参照)、視聴者はそのメニュー画面の映像の後に何が再生されるのかを一見して知ることができる。特に、動画再生の前のメニュー画面の映像は、ボタンにその内容を簡潔に示した文字列が付与されていることが多いので、このメニュー画面の映像を見ることにより、視聴者は、次に再生される動画を実際に見る前にその内容の概略を知ることができる。また、動画映像の直前のメニュー画面の映像には、インデックス情報35が記録されているため、頭出し機能を使用して動画を選択して再生することができる。
【0040】
尚、本実施形態では、S8及びS9においてメニュー画面の映像をボタンが選択された状態(図3(a)及び(b))で再生し記録しているが、ボタンが決定された状態(図3(c))の映像を出力してもよい。この場合は、決定色をボタン情報25の決定色情報28から取得して決定されたボタンの領域内を決定色と合成して作成する。また、まずボタンが選択されている状態を表示して、更にそのボタンが決定されている状態を表示するように出力してもよい。
【0041】
S8あるいはS9が終了すると、いずれもS10に進む。ここでは現在のコンテンツポインタとボタンカウンタを組とする情報を、処理中コンテンツスタック39において処理中コンテンツスタックポインタ40が指し示す場所へ代入し、処理中コンテンツスタックポインタ40に1加える。1巡目の処理では、処理中コンテンツスタックポインタ40は初期化により0であるから、その位置へ親メニュー情報14のポインタとボタンカウンタ1をPUSHし、処理中コンテンツスタックポインタ40を1とする。これにより、親メニュー情報14の再生処理が終わっていない可能性があることが確認できるようになる。次に、現在のボタンカウンタが示す順番のボタンのボタン決定動作情報31に基づいて、コンテンツポインタを移動先(=メニュー1情報15)のポインタとし、改めてボタンカウンタを0にリセットする(S11)。1巡目の処理では、ここでコンテンツポインタがメニュー1情報15となる。そして、S2に戻る。
【0042】
S2に戻って行う2巡目の処理では、再びコンテンツポインタ(=メニュー1情報15)が検知済コンテンツスタック41内に存在するか否かを判定する(S2)。現在のコンテンツポインタがメニュー1情報15であり、検知済コンテンツスタック41内には1巡目の処理で親メニュー情報14が代入されているが、現在のメニュー1情報15に対応するコンテンツポインタは、この検知済コンテンツスタック41内に存在しないので(S2:NO)、コンテンツポインタが指示するコンテンツの再生処理を行なうためにS3に進む。まず、現在のコンテンツポインタであるメニュー1情報15を検知済コンテンツスタック41内で検知済コンテンツスタックポインタ42が示す場所(=1)に代入し、次に処理するコンテンツのポインタ情報を格納する場所を検知済コンテンツスタック41内に予約するために検知済コンテンツスタックポインタ42に1加えて2とする(S3)。
【0043】
次に、コンテンツタイプが動画再生か否かを判定すると、現在のコンテンツポインタであるメニュー1情報15は動画再生ではないので(S4:NO)、ボタンカウンタに1加える(S5)。ボタンカウンタは、1巡目の処理のS11で0とされているので、ここでボタンカウンタは1となる。次いで、ボタンカウンタとボタン個数を比較する(S6)。メニュー1情報15のボタン個数は、該当するボタン情報ヘッダ24を構成するボタン個数情報26より2個であり、ボタンカウンタが1なので、ボタンカウンタがボタン個数より多くないから(S6:NO)、現在のボタンカウンタ(=1)の示す順番のボタン(1番目のボタン)のボタン決定動作が動画再生か否かを判定する(S7)。先に述べたように、これは、このボタンを選択した状態のメニュー画面の映像をビデオテープに記録する場合に、頭出しに用いるインデックス情報も記録するのか否かの判定にもなる。メニュー1情報15のボタン1情報25aのボタン決定動作情報31をチェックすると、動画再生であるから(S7:YES)、DVD再生制御部3にてDVD読取装置2を制御してコンテンツポインタが指し示すコンテンツのメニュー情報を読み込み、メニュー再生部5において、読み込んだメニュー情報に基づき現在のボタンカウンタの示す順番(=1)のボタンを選択した状態のメニュー画面の映像を出力し、VTR録画制御部8にてビデオテープ書込装置9を制御し、出力された映像をビデオテープの映像トラック43に記録する。更に、頭出しを可能にするために、インデックス情報発生部7において、テープ頭出し用のインデックス情報35を発生し、出力されたインデックス情報35をビデオテープのコントロールトラック36に記録する(S9)。これにより、現在のボタンカウンタに対応するボタンが選択された状態を示すメニュー画面の映像に続いて、このボタンに関連付けられたビデオ情報を選択して再生する頭出し機能を実現できる。
【0044】
次に、現在のコンテンツポインタ(=メニュー1情報15)とボタンカウンタ(=1)を組として、処理中コンテンツスタック39で処理中コンテンツスタックポインタ40が指し示す場所(=1)へ代入し、処理中コンテンツスタックポインタ40に1加える(=2)(S10)。これにより、親メニュー情報14に加えて、メニュー1情報15の再生処理も完全に終わっていない可能性があることが記憶されるとともに、次に再生処理されたコンテンツのポインタ情報を格納する場所を処理中コンテンツスタック39に予約する。次に、現在注目しているボタンのボタン決定動作情報31に基づいて、コンテンツポインタを移動先のポインタ(=ビデオA情報16)とし、ボタンカウンタを0にリセットする(S11)。そして、S2に戻る。
【0045】
3巡目の処理では、2巡目の処理終了時に設定されたコンテンツポインタ(=ビデオA情報16)が検知済コンテンツスタック41内に存在するか否かを判定する(S2)。現在のコンテンツポインタがビデオA情報16であり、検知済コンテンツスタック41内には1巡目の処理で親メニュー情報14が、2巡目の処理でメニュー1情報15が代入されているが、現在のコンテンツポインタのビデオA情報16は検知済コンテンツスタック41内に存在しないので(S2:NO)、コンテンツの再生処理を行なうためにS3に進む。まず、現在のコンテンツポインタであるビデオA情報16を検知済コンテンツスタック41内で検知済コンテンツスタックポインタ42が示す場所(=2)に代入し、次に処理することになるコンテンツのポインタ情報を格納する場所を検知済コンテンツスタック41内に予約するために、検知済コンテンツスタックポインタ42に1加えて3とする(S3)。
【0046】
次に、コンテンツタイプが動画再生か否かを判定すると、現在のコンテンツポインタであるビデオA情報16は動画再生であるから(S4:YES)、DVD再生制御部3によりDVD読取装置2を制御し、指定された動画情報を読み込む。再生する動画は動画情報内にあるVOB32である。VOB32をMPEG2デコーダ6によりデコード(復号)して映像を出力する。そして、VTR録画制御部8によりビデオテープ書込装置9を制御し、出力された映像をビデオテープの映像トラック43に記録する(S12)。これにより、ビデオA情報16の再生に対応するボタンを選択した状態の、メニュー画面の映像に続いて、デコードされたビデオA情報がビデオテープに連続して記録されることになる。
【0047】
次に、S10と同様、3巡目における現在のコンテンツポインタ(=ビデオA情報16)とボタンカウンタ(=0)を組として、処理中コンテンツスタック39で処理中コンテンツスタックポインタ40が指し示す場所へ代入し、処理中コンテンツスタックポインタ40に1加える(S13)。3巡目の処理では、処理中コンテンツスタックポインタ40は2であり、動画再生であることからボタンカウンタは0のままである。そこで、処理中コンテンツスタックポインタ40が指示する位置へビデオA情報16のポインタとボタンカウンタ0の組をPUSHし、処理中コンテンツスタックポインタ40を3とする。そして、以上の動画再生処理時に読み込まれた動画情報には、この再生処理に用いられたビデオオブジェクト32の他に、このビデオオブジェクト32の再生後に移動する先を示すポインタが含まれており、これに基づいてコンテンツポインタを動画再生後のコンテンツのポインタとし、ボタンカウンタを0にリセットする(S14)。ここでの動画再生後のコンテンツのポインタの具体的な取得方法は次の通りである。すなわち、3巡目の処理では、ビデオA情報16の再生後動画情報をチェックし、再生後はメニュー1情報15に戻ることになっているので、コンテンツポインタにメニュー1情報15のポインタを代入する。そして、S2に戻る。
【0048】
4巡目の処理では、3巡目の処理終了時に設定されたコンテンツポインタ(=メニュー1情報15)が検知済コンテンツスタック41内に存在するか否かを判定する(S2)と、現在のコンテンツポインタはメニュー1情報15であり、検知済コンテンツスタック41内には1巡目の処理で親メニュー情報14が、2巡目の処理でメニュー1情報15が、3巡目の処理でビデオA情報16が代入されている。従って、現在のコンテンツポインタ(=メニュー1情報15)が検知済コンテンツスタック41内に存在しているので(S2:YES)、S15に進む。
【0049】
S15では、処理中コンテンツスタックポインタ40が0であるか否かを判定する。処理中コンテンツスタックポインタ40は、処理中コンテンツスタック39に代入されているコンテンツポインタ及びボタンカウンタの組の数を示している。また、処理中コンテンツスタック39には、再生処理が終わっていない可能性があるコンテンツの情報が収納されている。従って、処理中コンテンツスタックポインタ40が0以外の場合は、まだ再生処理が終わっていない可能性があるコンテンツが残っているということを意味する。処理中コンテンツスタックポインタ40が0の場合は(S15:YES)、DVDの中に収められているコンテンツ全ての再生処理が終了したことになるので、全処理を終了する。
【0050】
処理中コンテンツスタックポインタ40が0でない場合は(S15:NO)、まず、処理中コンテンツスタックポインタ40から1を引き、処理中コンテンツスタック39内で処理中コンテンツスタックポインタ40が示す場所からコンテンツポインタ及びボタンカウンタの組の情報を参照し、この情報をコンテンツポインタ及びボタンカウンタにそれぞれ代入する(S16)。4巡目の処理では、処理中コンテンツスタックポインタ40は3巡目の処理の終了時点と同じ3であるから、これから1を引いて2とし、この時に処理中コンテンツスタックポインタ40(=2)が示す処理中コンテンツスタック39内の場所から、3巡目の処理時に格納したコンテンツポインタ及びボタンカウンタの組を参照し、コンテンツポインタに動画再生を意味するビデオA情報16のポインタを、ボタンカウンタに0を処理中コンテンツスタック39からPOP(読み出し)する。
【0051】
次に、ここでコンテンツポインタ40にPOPされた情報のコンテンツタイプが動画再生か否かを判定する(S17)。動画再生のコンテンツの処理中コンテンツスタック39への代入は、S13で行なうから、その直前のS12によりその動画の再生は必ず終了している。従って、この場合は(S17:YES)、S15に戻る。すなわち、4巡目の処理では、ビデオA情報16は動画再生であるが、既に再生処理は終了しているので、S15に戻る。尚、コンテンツタイプが動画再生でない場合には(S17:NO)、コンテンツはメニュー表示であり、そのメニューに関してはまだ再生処理が終わっていないボタンが含まれている可能性があるため、S5に戻る。
【0052】
S15に戻って開始される5巡目の処理では、はじめに処理中コンテンツスタックポインタ40が0であるか否かを判定し、現在の処理中コンテンツスタックポインタ40は2であり、処理中コンテンツスタックポインタ40が0でないから(S15:NO)、処理中コンテンツスタックポインタ40から1を引き、1とする(S16)。そして、処理中コンテンツスタック39内で処理中コンテンツスタックポインタ40(=1)が示す場所に格納されているコンテンツポインタ及びボタンカウンタの組の情報(2巡目で代入)を参照し、コンテンツポインタにメニュー1情報15のポインタを、ボタンカウンタに1を処理中コンテンツスタック39からPOPする。このコンテンツタイプはメニューであり、動画再生ではないので(S17:NO)、S5に戻る。以上は、再生処理が完了していない可能性のある最新のコンテンツ情報(メニュー情報)を含むコンテンツポインタとボタンカウンタの組が参照できるまで、これまでのビデオテープへの記録が伴った処理を1巡毎にさかのぼる処理であり、これにより、メニュー1情報15の別のボタンに関するビデオテープへの記録が伴う一連の処理に進むことになる。
【0053】
6巡目の処理では、まず、ボタンカウンタに1加える(S5)。ボタンカウンタは、5巡目の処理のS16で処理中コンテンツスタック39に格納されているボタンカウンタを参照し、最新のビデオテープへの記録を伴った処理におけるボタンカウンタの情報を改めて設定することで1とされているので、ここでボタンカウンタは2となる。次いで、ボタンカウンタとボタン個数を比較する(S6)。現在のコンテンツポインタが指示するコンテンツのメニュー1情報15のボタン個数は2個であり、現在のボタンカウンタが2なので、ボタンカウンタがボタン個数より多くないから(S6:NO)、現在のボタンカウンタ(=2)の示す順番のボタン(2番目のボタン)のボタン決定動作が動画再生か否かを判定する(S7)。メニュー1情報15のボタン2情報25bのボタン決定動作情報31をチェックすると、動画再生であるから(S7:YES)、DVD再生制御部3にてDVD読取装置2を制御してコンテンツポインタ(=メニュー1情報15)が指し示すコンテンツのメニュー情報を読み込み、メニュー再生部5において、読み込んだメニュー情報に基づき現在のボタンカウンタ(=2)の示す順番のボタン(2番目のボタン)を選択した状態のメニュー画面の映像を出力し、VTR録画制御部8にてビデオテープ書込装置9を制御し、出力された映像をビデオテープの映像トラック43に記録する。更に、インデックス情報発生部7において、テープ頭出し用のインデックス情報35を発生し、出力されたインデックス情報35をビデオテープのコントロールトラック36に記録する(S9)。これにより、現在のボタンカウンタに対応するボタンが選択された状態を示すメニュー画面の映像、すなわちメニュー1の2番目のボタンが選択された状態を示す映像に続いて、このボタンに関連付けられたビデオ情報を選択して再生する頭出し機能を実現できる。
【0054】
次に、現在のコンテンツポインタ(=メニュー1情報15)とボタンカウンタ(=2)を組として、処理中コンテンツスタック39で処理中コンテンツスタックポインタ40が指し示す場所(=1)へ代入し、処理中コンテンツスタックポインタ40に1加える(=2)(S10)。尚、処理中コンテンツスタックポインタ40(=1)が指し示す場所には、それまでメニュー1情報15のコンテンツポインタとこれと組をなすボタンカウンタ(=1)の情報が格納されているが、これにより、現在のコンテンツポインタとボタンカウンタ(=2)の組に置き換わることになる。次に、現在注目しているボタンのボタン決定動作情報31に基づいてコンテンツポインタを移動先のポインタ(=ビデオB情報17)とし、ボタンカウンタを0にリセットする(S11)。そして、S2に戻る。
【0055】
7巡目の処理では、再び現在のコンテンツポインタ(=ビデオB情報17)が検知済コンテンツスタック41内に存在するか否かを判定する(S2)と、現在のコンテンツポインタがビデオB情報17であり、検知済コンテンツスタック41内には1巡目の処理で親メニュー情報14が、2巡目の処理でメニュー1情報15が、3巡目の処理でビデオA情報16が代入されている。従って、現在のコンテンツポインタは検知済コンテンツスタック41内に存在しないので(S2:NO)、コンテンツの再生処理を行なうためにS3に進む。そして、現在のコンテンツポインタであるビデオB情報17を検知済コンテンツスタック41内で検知済コンテンツスタックポインタ42が示す場所(=3)に代入し、次に処理することになるコンテンツのポインタ情報を格納する場所を検知済コンテンツスタック41内に予約するために、検知済コンテンツスタックポインタ42に1加えて4とする(S3)。
【0056】
次に、コンテンツタイプが動画再生か否かを判定すると、現在のコンテンツポインタであるビデオB情報17は動画再生であるから(S4:YES)、DVD再生制御部3によりDVD読取装置2を制御し、ビデオB情報17の動画情報内にあるVOB32をMPEG2デコーダ6によりデコード(復号)して映像を出力する。そして、VTR録画制御部8によりビデオテープ書込装置9を制御し、出力された映像をビデオテープの映像トラック43に記録する(S12)。これにより、ビデオB情報17の再生を意味する、メニュー1の2番目のボタンを選択した状態のメニュー画面の映像に続いて、デコードされたビデオB情報17が記録されることになる。
【0057】
次に、コンテンツポインタ(=ビデオB情報17)とボタンカウンタ(=0)を組として、処理中コンテンツスタック39で処理中コンテンツスタックポインタ40(=2)が指し示す場所へ代入し、処理中コンテンツスタックポインタ40に1加えて3とする(S13)。そして、コンテンツポインタを動画再生後のコンテンツのポインタとし、ボタンカウンタを0にリセットする(S14)。ビデオB情報17の再生後動画情報をチェックすると、メニュー1情報15に戻ることになっているので、コンテンツポインタにメニュー1情報15のポインタを代入する。そして、S2に戻る。
【0058】
8巡目の処理では、この時点におけるコンテンツポインタ(=メニュー1情報15)が検知済コンテンツスタック41内に存在するか否かを判定する(S2)と、現在のコンテンツポインタはメニュー1情報15であり、検知済コンテンツスタック41内には1巡目の処理で親メニュー情報14が、2巡目の処理でメニュー1情報15が、3巡目の処理でビデオA情報16が、7巡目の処理でビデオB情報17が代入されている。従って、現在のコンテンツポインタ(=メニュー1情報15)が検知済コンテンツスタック41内に存在しているので(S2:YES)、S15に進む。
【0059】
S15で処理中コンテンツスタックポインタ40が0であるか否かを判定すると、現在の処理中コンテンツスタックポインタ40は3であり、処理中コンテンツスタックポインタ40が0でないから(S15:NO)、処理中コンテンツスタックポインタ40から1を引き、2とする(S16)。そして、処理中コンテンツスタック39内で処理中コンテンツスタックポインタ40(=2)が示すコンテンツポインタ及びボタンカウンタの組の情報(7巡目で代入)を参照し、コンテンツポインタに動画再生を意味するビデオB情報17のポインタを、ボタンカウンタに0を処理中コンテンツスタック39からPOPする。これで、最新のビデオテープへの記録を伴った7巡目の処理内容を確認することができるようになる。
【0060】
次に、この処理中コンテンツスタック39からPOPされて、改めて設定されたコンテンツタイプが動画再生か否かを判定すると(S17)、ビデオB情報17は動画再生であるから(S17:YES)、既に7巡目のS12により再生処理は終了しているので、S15に戻る。
【0061】
S15に戻って開始される9巡目の処理では、処理中コンテンツスタックポインタ40が0であるか否かを判定し、現在の処理中コンテンツスタックポインタ40は2であり、処理中コンテンツスタックポインタ40が0でないから(S15:NO)、処理中コンテンツスタックポインタ40から1を引き、1とする(S16)。そして、処理中コンテンツスタック39内で処理中コンテンツスタックポインタ40(=1)が示すコンテンツポインタ及びボタンカウンタの組の情報(6巡目で代入)を参照し、コンテンツポインタにメニュー1情報15のポインタを、ボタンカウンタに2を処理中コンテンツスタック39からPOPする。このコンテンツタイプはメニューであり、動画再生ではないので(S17:NO)、S5に戻る。これにより、メニュー1情報15の更に別のボタンに関するビデオテープへの記録が伴う一連の処理に進むことになる。
【0062】
10巡目の処理では、まず、ボタンカウンタに1加える(S5)。ボタンカウンタは、9巡目の処理のS16で6巡目のメニュー1情報15の2番目のボタンに関したビデオテープへの記録処理とともに、処理中コンテンツスタック39に格納されたボタンカウンタを参照して2とされているので、ここでボタンカウンタは3となる。次いで、ボタンカウンタとボタン個数を比較する(S6)。現在のコンテンツポインタが指示するコンテンツのメニュー1情報15のボタン個数は2個であり、現在のボタンカウンタが3なので、ボタンカウンタがボタン個数より多いから(S6:YES)、メニュー1情報15に関する変換処理は終了したことになる。そして、S15に進む。
【0063】
S15では、処理中コンテンツスタックポインタ40が0であるか否かを判定すると、現在の処理中コンテンツスタックポインタ40は1であり、処理中コンテンツスタックポインタ40が0でないから(S15:NO)、処理中コンテンツスタックポインタ40から1を引き、0とする(S16)。そして、処理中コンテンツスタック39内で処理中コンテンツスタックポインタ40(=0)が示すコンテンツポインタ及びボタンカウンタの組の情報(1巡目で代入)を参照し、コンテンツポインタに親メニュー情報14のポインタを、ボタンカウンタに1を処理中コンテンツスタック39からPOPする。このコンテンツタイプはメニューであり、動画再生ではないので(S17:NO)、S5に戻る。
【0064】
11巡目の処理では、まず、ボタンカウンタに1加える(S5)。ボタンカウンタは10巡目の処理のS16で1巡目に処理中コンテンツスタック39内に代入されたボタンカウンタをPOPすることで1とされているので、ここでボタンカウンタは2となる。次いで、ボタンカウンタとボタン個数を比較する(S6)。親メニュー情報14のボタン個数はそのボタン個数情報16より3個であり、ボタンカウンタが2なので、ボタンカウンタがボタン個数より多くないから(S6:NO)、現在のボタンカウンタ(=2)の示す順番のボタン(2番目のボタン)のボタン決定動作が動画再生か否かを判定する(S7)。親メニュー情報14のボタン2情報25bのボタン決定動作情報31をチェックすると、動画再生であるから(S7:YES)、DVD再生制御部3にてDVD読取装置2を制御してコンテンツポインタ(=親メニュー情報14)が指し示すコンテンツのメニュー情報を読み込み、メニュー再生部5において、読み込んだメニュー情報に基づき現在のボタンカウンタ(=2)の示す順番のボタン(2番目のボタン)を選択した状態のメニュー画面の映像を出力し、VTR録画制御部8にてビデオテープ書込装置9を制御し、出力された映像をビデオテープの映像トラック43に記録する(S8)。更に、インデックス情報発生部7において、テープ頭出し用のインデックス情報35を発生し、出力されたインデックス情報35をビデオテープのコントロールトラック36に記録する(S9)。これにより、現在のボタンカウンタに対応するボタンが選択された状態を示すメニュー画面の映像、すなわち、親メニューの2番目のボタンが選択された状態を示す映像に続いて、このボタンに関連付けられたビデオ情報を選択して再生する頭出し機能を実現できる。
【0065】
次に、コンテンツポインタ(=親メニュー情報14)とボタンカウンタ(=2)を組として、処理中コンテンツスタック39で処理中コンテンツスタックポインタ40が指し示す場所(=0)へ代入し、処理中コンテンツスタックポインタ40に1加える(=1)(S10)。尚、処理中コンテンツスタックポインタ40(=0)が示す処理中コンテンツスタック内の場所には、それまで親メニュー情報14のコンテンツポインタと、1番目のボタンに関するボタンカウンタ(=1)の情報が格納されているが、これにより、現在のコンテンツポインタとボタンカウンタ(=2)の組に置き換わることになる。次に、現在注目しているボタンのボタン決定動作情報31に基づいてコンテンツポインタを移動先のポインタ(=ビデオC情報18)とし、ボタンカウンタを0にリセットする(S11)。そして、S2に戻る。
【0066】
12巡目の処理では、再びコンテンツポインタが検知済コンテンツスタック41内に存在するか否かを判定する(S2)と、現在のコンテンツポインタがビデオC情報18であり、検知済コンテンツスタック41内には1巡目の処理で親メニュー情報14が、2巡目の処理でメニュー1情報15が、3巡目の処理でビデオA情報16が、7巡目の処理でビデオB情報17が代入されている。従って、現在のコンテンツポインタ(=ビデオC情報18)は検知済コンテンツスタック41内に存在しないので(S2:NO)、コンテンツの再生処理を行なうためにS3に進む。そして、現在のコンテンツポインタであるビデオC情報18を検知済コンテンツスタック41内で検知済コンテンツスタックポインタ42が示す場所(=4)に代入し、検知済コンテンツスタックポインタ42に1加えて5とする(S3)。
【0067】
次に、コンテンツタイプが動画再生か否かを判定すると(S4)、現在のコンテンツポインタであるビデオC情報18は動画再生であるから(S4:YES)、DVD再生制御部3によりDVD読取装置2を制御し、ビデオC情報18の動画情報内にあるVOB32をMPEG2デコーダ6によりデコード(復号)して映像を出力する。そして、VTR録画制御部8によりビデオテープ書込装置9を制御し、出力された映像をビデオテープの映像トラック43に記録する(S12)。これにより、親メニューの2番目のボタンが選択された状態を示す映像に続いて、ビデオC情報18の映像がビデオテープに記録されることになる。
【0068】
次に、コンテンツポインタ(=ビデオC情報18)とボタンカウンタ(=0)を組として、処理中コンテンツスタック39で処理中コンテンツスタックポインタ40(=1)が指し示す場所へ代入し、処理中コンテンツスタックポインタ40に1加えて2とする(S13)。尚、処理中コンテンツスタックポインタ40(=1)が示す処理中コンテンツスタック39内の場所には、それまでメニュー1情報15のコンテンツポインタと2番目のボタンに関するボタンカウンタ(=2)の情報が格納されているが、これにより、現在のコンテンツポインタ(=ビデオC情報18)とボタンカウンタ(=0)の組に置き換わるとともに、メニュー1情報15に関する情報は処理中コンテンツスタック39内から完全に消えることになる。そして、コンテンツポインタを動画再生後のコンテンツのポインタとし、ボタンカウンタを0にリセットする(S14)。ビデオC情報18の再生後動作情報をチェックすると、メニュー2情報19に移動することになっているので、コンテンツポインタにメニュー2情報19のポインタを代入する。そして、S2に戻る。
【0069】
13巡目の処理では、コンテンツポインタが検知済コンテンツスタック41内に存在するか否かを判定する(S2)と、現在のコンテンツポインタがメニュー2情報19であり、検知済コンテンツスタック41内には1巡目の処理で親メニュー情報14が、2巡目の処理でメニュー1情報15が、3巡目の処理でビデオA情報16が、7巡目の処理でビデオB情報17が、12巡目の処理でビデオC情報18が代入されている。従って、現在のコンテンツポインタは検知済コンテンツスタック41内に存在しないので(S2:NO)、コンテンツの再生処理を行なうためにS3に進む。そして、現在のコンテンツポインタであるメニュー2情報19を検知済コンテンツスタック41内で検知済コンテンツスタックポインタ42が示す場所(=5)に代入し、検知済コンテンツスタックポインタ42に1加えて6とする(S3)。これにより、次にビデオテープへの記録を伴って処理することになるコンテンツのポインタ情報を格納する場所が検知済コンテンツスタック41内に予約される。
【0070】
次に、コンテンツタイプが動画再生か否かを判定すると(S4)、現在のコンテンツポインタであるメニュー2情報19はメニュー表示であって動画再生ではないので(S4:NO)、ボタンカウンタに1加える(S5)。ボタンカウンタは、12巡目のS14で0にリセットされているので、ここでボタンカウンタは1となる。次いで、メニュー2のボタン個数情報26をチェックしてボタンカウンタとボタン個数を比較する(S6)。メニュー2情報19のボタン個数は2個であり、ボタンカウンタが1なので、ボタンカウンタがボタン個数より多くないから(S6:NO)、現在のボタンカウンタ(=1)の示す順番のボタン(1番目のボタン)のボタン決定動作が動画再生か否かを判定する(S7)。これは、ボタン決定動作の内容が、頭出しが必要な処理内容か否かの判定にもなる。メニュー2情報19のボタン1情報25aのボタン決定動作情報31をチェックすると、動画再生であるから(S7:YES)、DVD再生制御部3にてDVD読取装置2を制御してコンテンツポインタ(=メニュー2情報19)が指し示すコンテンツのメニュー情報を読み込み、メニュー再生部5において、読み込んだメニュー情報に基づき現在のボタンカウンタ(=1)の示す順番のボタン(1番目のボタン)を選択した状態のメニュー画面の映像を出力し、VTR録画制御部8にてビデオテープ書込装置9を制御し、出力された映像をビデオテープの映像トラック43に記録する(S8)。更に、インデックス情報発生部7において、テープ頭出し用のインデックス情報35を発生し、出力されたインデックス情報35をビデオテープのコントロールトラック36に記録する(S9)。これにより、メニュー2の1番目のボタンを選んだ時に、これに関連付けられたビデオ情報の頭出しが可能となる。
【0071】
次に、コンテンツポインタ(=メニュー2情報19)とボタンカウンタ(=1)を組として、処理中コンテンツスタック39で処理中コンテンツスタックポインタ40が指し示す場所(=2)へ代入し、処理中コンテンツスタックポインタ40に1加える(=3)(S10)。尚、処理中コンテンツスタックポインタ40(=2)が示す処理中コンテンツスタック39内の場所には、それまでビデオB情報17のコンテンツポインタとボタンカウンタの情報が格納されているが、これにより、現在のコンテンツポインタ(=メニュー2情報19)とボタンカウンタ(=1)の組に置き換わることになる。次に、コンテンツポインタを移動先のポインタ(=ビデオE情報21)とし、ボタンカウンタを0にリセットする(S11)。そして、S2に戻る。
【0072】
14巡目の処理では、再びコンテンツポインタが検知済コンテンツスタック41内に存在するか否かを判定する(S2)と、現在のコンテンツポインタがビデオE情報21であり、検知済コンテンツスタック41内には1巡目の処理で親メニュー情報14が、2巡目の処理でメニュー1情報15が、3巡目の処理でビデオA情報16が、7巡目の処理でビデオB情報17が、12巡目の処理でビデオC情報18が、13巡目の処理でメニュー2情報19が代入されている。従って、現在のコンテンツポインタ(=ビデオE情報21)は検知済コンテンツスタック41内に存在しないので(S2:NO)、コンテンツの再生処理を行うためにS3に進む。そして、現在のコンテンツポインタであるビデオE情報21を検知済コンテンツスタック41内で検知済コンテンツスタックポインタ42が示す場所(=4)に代入し、検知済コンテンツスタックポインタ42に1加えて5とする(S3)。これにより、次にビデオテープへの記録を伴って処理することになるコンテンツのポインタを格納する場所が、検知済コンテンツスタック41内に予約される。
【0073】
次に、コンテンツタイプが動画再生か否かを判断すると(S4)、現在のコンテンツポインタであるビデオE情報21は動画再生であるから(S4:YES)、DVD再生制御部3によりDVD読み取り装置2を制御し、ビデオE情報21の動画情報内にあるVOB32をMPEG2デコーダ6によりデコード(復号)して映像を出力する。そして、VTR記録制御部8によりビデオテープ書込装置9を制御し、出力された映像をビデオテープの映像トラック43に記録する(S12)。これにより、メニュー2の1番目のボタンを選んだ状態を示すメニュー映像に続いて、ビデオE情報21の映像がビデオテープに続いて記録されることになる。
【0074】
次に、コンテンツポインタ(=ビデオE情報21)とボタンカウンタ(=0)を組として、処理中コンテンツスタック39で処理中コンテンツスタックポインタ40が指し示す場所(=3)へ代入し、処理中コンテンツスタックポインタ40に1加える(=4)(S10)。そして、コンテンツポインタを動画再生後のコンテンツのポインタとし、ボタンカウンタを0にリセットする(S14)。ビデオE情報21の再生後動作情報をチェックすると、メニュー2情報19に移動することになっているので、コンテンツポインタにメニュー2情報19のポインタを代入する。そして、S2に戻る。
【0075】
15巡目の処理では、コンテンツポインタが検知済コンテンツスタック41内に存在するか否かを判定する(S2)と、現在のコンテンツポインタがメニュー2情報19であり、検知済コンテンツスタック41内には1巡目の処理で親メニュー情報14が、2巡目の処理でメニュー1情報15が、3巡目の処理でビデオA情報16が、7巡目の処理でビデオB情報17が、12巡目の処理でビデオC情報18が、13巡目の処理でメニュー2情報19が、14巡目の処理でビデオE情報21が代入されている。従って、現在のコンテンツポインタ(=メニュー2情報19)が検知済コンテンツスタック41内に存在しているので(S2:YES)、S15に進む。
【0076】
S15で処理中コンテンツスタックポインタ40が0であるか否かを判定すると、現在の処理中コンテンツスタックポインタ40は4であり、処理中コンテンツスタックポインタ40が0でないから(S15:NO)、処理中コンテンツスタックポインタ40から1を引き、3とする(S16)。そして、処理中コンテンツスタック39内で処理中コンテンツスタックポインタ40(=3)が示すコンテンツポインタ及びボタンカウンタの組の情報(14巡目で代入)を参照し、コンテンツポインタにビデオE情報21のポインタを、ボタンカウンタに0を処理中コンテンツスタック39からPOPする。これで、最新のビデオテープへの記録を伴った14巡目の処理内容を確認できるようになる。次に、コンテンツタイプが動画再生か否かを判定すると(S17)、ビデオE情報21は動画再生であるから(S17:YES)、既に14巡目のS12により再生処理は終了しているので、S15に戻る。
【0077】
S15に戻ってから開始される16巡目の処理では、処理中コンテンツスタックポインタ40は3であり、処理中コンテンツスタックポインタ40は0でないから(S15:NO)、処理中コンテンツスタックポインタ40から1を引き、2とする(S16)。そして、処理中コンテンツスタック39内で処理中コンテンツスタックポインタ40(=2)が示すコンテンツポインタ(=メニュー2情報19)とボタンカウンタ(=1)の組の情報(13巡目で代入)を参照し、コンテンツポインタにメニュー2情報19のポインタを、ボタンカウンタに1を処理中コンテンツスタック39からPOPする。このコンテンツタイプはメニューであり、動画再生ではないので(S17:NO)、S5に戻る。
【0078】
17巡目の処理では、まず、ボタンカウンタに1加える(S5)。ボタンカウンタは16巡目の処理のS16で1とされているので、ここでボタンカウンタは2となる。次いで、ボタンカウンタとボタン個数を比較する(S6)。現在のコンテンツポインタが指示するコンテンツのメニュー2情報19のボタン個数は、該当するボタン情報ヘッダ24を構成するボタン個数情報26より2個であり、ボタンカウンタが2なので、ボタンカウンタがボタン個数より多くないから(S6:NO)、現在のボタンカウンタ(=2)の示す順番のボタン(2番目のボタン)のボタン決定動作が動画再生か否かを判定する(S7)。先にも述べたように、これはこのコンテンツの映像をビデオテープに記録した後で、頭出しに用いるインデックス情報をコントロールトラックに記録するか否かの判定にもなっている。メニュー2情報19のボタン2情報25bのボタン決定動作情報31をチェックすると、動画再生であるから(S7:YES)、DVD再生制御部3にてDVD読取装置2を制御してコンテンツポインタ(=メニュー2情報19)が指し示すコンテンツのメニュー情報を読み込み、メニュー再生部5において、読み込んだメニュー情報に基づき現在のボタンカウンタ(=2)の示す順番のボタン(2番目のボタン)を選択した状態のメニュー画面の映像を出力し、VTR録画制御部8にてビデオテープ書込装置9を制御し、出力された映像をビデオテープの映像トラック43に記録する(S8)。更に、インデックス情報発生部7において、テープ頭出し用のインデックス情報35を発生し、出力されたインデックス情報35をビデオテープのコントロールトラック36に記録する(S9)。
【0079】
次に、コンテンツポインタ(=メニュー2情報19)とボタンカウンタ(=2)を組として、処理中コンテンツスタック39で処理中コンテンツスタックポインタ40が指し示す場所(=2)へ代入し、処理中コンテンツスタックポインタ40に1加える(=3)(S10)。尚、処理中コンテンツスタックポインタ40(=2)が示す処理中コンテンツスタック39内の場所には、それまでメニュー2情報19のコンテンツポインタとボタンカウンタ(=1)の情報が格納されているが、これにより、現在のコンテンツポインタ(=メニュー2情報19)とボタンカウンタ(=2)の組に置き換わる。次に、コンテンツポインタを移動先のポインタ(=ビデオF情報22)とし、ボタンカウンタを0にリセットする(S11)。そして、S2に戻る。
【0080】
18巡目の処理では、これまでと同様に、コンテンツポインタが検知済コンテンツスタック41内に存在するか否かを判定する(S2)と、現在のコンテンツポインタがビデオF情報22であり、検知済コンテンツスタック41内には1巡目の処理で親メニュー情報14が、2巡目の処理でメニュー1情報15が、3巡目の処理でビデオA情報16が、7巡目の処理でビデオB情報17が、12巡目の処理でビデオC情報18が、13巡目の処理でメニュー2情報19が、14巡目の処理でビデオE情報21が代入されている。従って、現在のコンテンツポインタは検知済コンテンツスタック41内に存在しないので(S2:NO)、コンテンツの再生処理を行なうためにS3に進む。そして、現在のコンテンツポインタであるビデオF情報22を検知済コンテンツスタック41内で検知済コンテンツスタックポインタ42が示す場所(=6)に代入し、次にコンテンツのポインタを格納する場所を検知済コンテンツスタック41内に予約するために、検知済コンテンツスタックポインタ42に1加えて7とする(S3)。
【0081】
次に、コンテンツタイプが動画再生か否かを判定すると(S4)、現在のコンテンツポインタであるビデオF情報22は動画再生であるから(S4:YES)、DVD再生制御部3によりDVD読取装置2を制御し、ビデオB情報17の動画情報内にあるVOB32をMPEG2デコーダ6によりデコード(復号)して映像を出力する。そして、VTR録画制御部8によりビデオテープ書込装置9を制御し、出力された映像をメニュー2の2番目のボタンが選択された状態を示す映像に続いて、ビデオテープの映像トラック43に記録する(S12)。
【0082】
次に、コンテンツポインタ(=ビデオF情報22)とボタンカウンタ(=0)を組として、処理中コンテンツスタック39で処理中コンテンツスタックポインタ40(=3)が指し示す場所へ代入し、処理中コンテンツスタックポインタ40に1加えて4とする(S13)。尚、処理中コンテンツスタックポインタ40(=3)が示す処理中コンテンツスタック39内の場所には、それまでビデオE情報21のコンテンツポインタとボタンカウンタの情報が格納されているが、これにより、現在のコンテンツポインタ(=ビデオF情報22)とボタンカウンタ(=0)の組に置き換わることになる。そして、コンテンツポインタを動画再生後のコンテンツのポインタとし、ボタンカウンタを0にリセットする(S14)。ビデオF情報22の再生後動画情報をチェックすると、親メニュー情報14に移動することになっているので、コンテンツポインタに親メニュー情報14のポインタを代入する。そして、S2に戻る。
【0083】
19巡目の処理では、コンテンツポインタが検知済コンテンツスタック41内に存在するか否かを判定する(S2)と、現在のコンテンツポインタが親メニュー情報14であり、検知済コンテンツスタック41内には1巡目の処理で親メニュー情報14が、2巡目の処理でメニュー1情報15が、3巡目の処理でビデオA情報16が、7巡目の処理でビデオB情報17が、12巡目の処理でビデオC情報18が、13巡目の処理でメニュー2情報19が、14巡目の処理でビデオE情報21が、18巡目の処理でビデオF情報22が代入されている。従って、現在のコンテンツポインタ(=親メニュー情報14)が検知済コンテンツスタック41内に存在しているので(S2:YES)、S15に進む。
【0084】
S15で処理中コンテンツスタックポインタ40が0であるか否かを判定すると、現在の処理中コンテンツスタックポインタ40は4であり、処理中コンテンツスタックポインタ40が0でないから(S15:NO)、処理中コンテンツスタックポインタ40から1を引き、3とする(S16)。そして、処理中コンテンツスタック39内で処理中コンテンツスタックポインタ40(=3)が示すコンテンツポインタ及びボタンカウンタの組の情報(18巡目で代入)を参照し、コンテンツポインタにビデオF情報22のポインタを、ボタンカウンタに0を処理中コンテンツスタック39からPOPする。次に、コンテンツタイプが動画再生か否かを判定すると(S17)、ビデオF情報22は動画再生であるから(S17:YES)、既に18巡目のS12により再生処理は終了しているので、S15に戻る。
【0085】
S15に戻って開始される20巡目の処理では、処理中コンテンツスタックポインタ40が0であるか否かを判定し、現在の処理中コンテンツスタックポインタ40は3であり、処理中コンテンツスタックポインタ40が0でないから(S15:NO)、処理中コンテンツスタックポインタ40から1を引き、2とする(S16)。そして、処理中コンテンツスタック39内で処理中コンテンツスタックポインタ40(=2)が示すコンテンツポインタ及びボタンカウンタの組の情報(17巡目で代入)を参照し、コンテンツポインタにメニュー2情報19のポインタを、ボタンカウンタに2を処理中コンテンツスタック39からPOPする。このコンテンツタイプはメニューであり、動画再生ではないので(S17:NO)、S5に戻る。
【0086】
21巡目の処理では、まず、ボタンカウンタに1加える(S5)。ボタンカウンタは、20巡目の処理のS16で処理中コンテンツスタック39からボタンカウンタの情報をPOPすることで、2とされているので、ここでボタンカウンタは3となる。次いで、ボタンカウンタとボタン個数を比較する(S6)。メニュー2情報19のボタン個数は2個であり、ボタンカウンタが3なので、ボタンカウンタがボタン個数より多いから(S6:YES)、メニュー2情報19に関する変換処理は終了したことになる。そして、S15に進む。
【0087】
S15では、処理中コンテンツスタックポインタ40が0であるか否かを判定すると、現在の処理中コンテンツスタックポインタ40は2であり、処理中コンテンツスタックポインタ40が0でないから(S15:NO)、処理中コンテンツスタックポインタ40から1を引き、1とする(S16)。そして、処理中コンテンツスタック39内で処理中コンテンツスタックポインタ40(=1)が示すコンテンツポインタ及びボタンカウンタの組の情報(12巡目で代入)を参照し、コンテンツポインタにビデオC情報18のポインタを、ボタンカウンタに0を処理中コンテンツスタック39からPOPする。 次に、コンテンツタイプが動画再生か否かを判定すると(S17)、ビデオC情報18は動画再生であるから(S17:YES)、既に12巡目のS12により再生処理は終了しているので、S15に戻る。
【0088】
S15に戻って開始される22巡目の処理では、処理中コンテンツスタックポインタ40が0であるか否かを判定し、現在の処理中コンテンツスタックポインタ40は1であり、処理中コンテンツスタックポインタ40が0でないから(S15:NO)、処理中コンテンツスタックポインタ40から1を引き、0とする(S16)。そして、処理中コンテンツスタック39内で処理中コンテンツスタックポインタ40(=0)が示すコンテンツポインタ及びボタンカウンタの組の情報(11巡目で代入)を参照し、コンテンツポインタに親メニュー情報14のポインタを、ボタンカウンタに2を処理中コンテンツスタック39からPOPする。このコンテンツタイプはメニューであり、動画再生ではないので(S17:NO)、S5に戻る。
【0089】
23巡目の処理では、まず、ボタンカウンタに1加える(S5)。ボタンカウンタは22巡目の処理のS16で2とされているので、ここでボタンカウンタは3となる。次いで、ボタンカウンタとボタン個数を比較する(S6)。親メニュー情報14のボタン個数は3個であり、ボタンカウンタが3なので、ボタンカウンタがボタン個数より多くないから(S6:NO)、現在のボタンカウンタ(=3)の示す順番のボタン(3番目のボタン)のボタン決定動作が動画再生か否かを判定する(S7)。親メニュー情報14のボタン3情報25cのボタン決定動作情報31をチェックすると、動画再生であるから(S7:YES)、DVD再生制御部3にてDVD読取装置2を制御してコンテンツポインタ(=親メニュー情報14)が指し示すコンテンツのメニュー情報を読み込み、メニュー再生部5において、読み込んだメニュー情報に基づき現在のボタンカウンタ(=3)の示す順番のボタン(3番目のボタン)を選択した状態のメニュー画面の映像を出力し、VTR録画制御部8にてビデオテープ書込装置9を制御し、出力された映像をビデオテープの映像トラック43に記録する(S8)。更に、インデックス情報発生部7において、テープ頭出し用のインデックス情報35を発生し、出力されたインデックス情報35をビデオテープのコントロールトラック36に記録する(S9)。これにより、親メニューの3番目のボタンが選択された状態を示す映像に続いて、これに関連付けられたビデオ情報を選択して再生する頭出し機能を実現できる。
【0090】
次に、コンテンツポインタ(=親メニュー情報14)とボタンカウンタ(=3)を組として、処理中コンテンツスタック39で処理中コンテンツスタックポインタ40が指し示す場所(=0)へ代入し、処理中コンテンツスタックポインタ40に1加える(=1)(S10)。次に、コンテンツポインタを移動先のポインタ(=ビデオD情報20)とし、ボタンカウンタを0にリセットする(S11)。そして、S2に戻る。
【0091】
23巡目の処理では、コンテンツポインタが検知済コンテンツスタック41内に存在するか否かを判定する(S2)と、現在のコンテンツポインタはビデオD情報20であり、検知済コンテンツスタック41内には1巡目の処理で親メニュー情報14が、2巡目の処理でメニュー1情報15が、3巡目の処理でビデオA情報16が、7巡目の処理でビデオB情報17が、12巡目の処理でビデオC情報18が、13巡目の処理でメニュー2情報19が、14巡目の処理でビデオE情報21が、18巡目の処理でビデオF情報22が代入されている。従って、現在のコンテンツポインタは検知済コンテンツスタック41内に存在しないので(S2:NO)、コンテンツの再生処理を行うためS3に進む。そして、現在のコンテンツポインタであるビデオD情報20を検知済コンテンツスタック41内で検知済コンテンツスタックポインタ42が示す場所(=1)に代入し、検知済コンテンツスタックポインタ42に1加えて2とする(S3)。これにより、次にビデオテープへの記録を伴って処理することになるコンテンツのポインタを格納する場所が、検知済コンテンツスタック41内に予約される。
【0092】
次に、コンテンツタイプが動画再生か否かを判定すると(S4)、現在のコンテンツポインタであるビデオD情報20は動画再生であるから(S4:YES)、DVD再生制御部3によりDVD読み取り装置2を制御し、ビデオD情報20の動画情報内にあるVOB32をMPEG2デコーダ6によりデコード(復号)して映像を出力する。そして、VTR記録制御部8によりビデオテープ書込装置9を制御し、出力された映像をビデオテープの映像トラック43に記録する(S12)。これにより、メニュー2の3番目のボタンを選んだ状態を示すメニュー映像に続いて、ビデオD情報20の映像がビデオテープに続いて記録されることになる。
【0093】
次に、コンテンツポインタ(=ビデオD情報20)とボタンカウンタ(=0)を組として、処理中コンテンツスタック39で処理中コンテンツスタックポインタ40が指し示す場所(=1)へ代入し、処理中コンテンツスタックポインタ40に1加える(=2)(S13)。尚、処理中コンテンツスタックポインタ40(=1)が示す処理中コンテンツスタック39内の場所には、それまでビデオC情報18のコンテンツポインタとボタンカウンタが格納されているが、これにより、現在のコンテンツポインタ(=ビデオD情報20)とボタンカウンタ(=0)の組に置き換えられることになる。そして、コンテンツポインタを動画再生後のコンテンツのポインタとし、ボタンカウンタを0にリセットする(S14)。ビデオD情報20の再生後動作情報をチェックすると、親メニュー情報14に移動することになっているので、コンテンツポインタに親メニュー情報14のポインタを代入する。そして、S2に戻る。
【0094】
24巡目の処理では、更に再び、コンテンツポインタが検知済コンテンツスタック41内に存在するか否かを判定する(S2)と、現在のコンテンツポインタが親メニュー情報14であり、検知済コンテンツスタック41内には1巡目の処理で親メニュー情報14が既に代入されている。従って、現在のコンテンツポインタ(=親メニュー情報14)は検知済コンテンツスタック41内に存在するので(S2:YES)、S15に進む。
【0095】
S15で処理中コンテンツスタックポインタ40が0であるか否かを判定すると、現在の処理中コンテンツスタックポインタ40は2であり、処理中コンテンツスタックポインタ40は0でないから(S15:NO)、処理中コンテンツスタックポインタ40から1を引き、1とする(S16)。そして、処理中コンテンツスタック39内で処理中コンテンツスタックポインタ40(=1)が示すコンテンツポインタ(=ビデオC情報18)とボタンカウンタ(=0)の組の情報(12巡目で代入)を参照し、コンテンツポインタにビデオC情報18のポインタを、ボタンカウンタに0を、処理中コンテンツスタック39からPOPする。次に、コンテンツタイプが動画再生か否かを判定すると(S17)、ビデオC情報18は動画再生であるから(S17:YES)、既に12巡目のS12により再生処理は終了しているので、S15に戻る。
【0096】
S15に戻って開始される25巡目の処理では、処理中コンテンツスタックポインタ40は1であり、処理中コンテンツスタックポインタ40は0でないから(S15:NO)、処理中コンテンツスタックポインタ40から1を引き、0とする(S16)。そして、処理中コンテンツスタック39内で処理中コンテンツスタックポインタ40(=1)が示すコンテンツポインタ(=親メニュー情報14)とボタンカウンタ(=3)の組の情報(23巡目で代入)を参照し、コンテンツポインタに親メニュー情報14のポインタを、ボタンカウンタに3を処理中コンテンツスタック39からPOPする。このコンテンツタイプはメニューであり、動画再生ではないので(S17:NO)、S5に戻る。
【0097】
26巡目の処理では、まず、ボタンカウンタに1加える(S5)。ボタンカウンタは23巡目の処理のS16で3とされているので、ここでボタンカウンタは4となる。次いで、ボタンカウンタとボタン個数を比較する(S6)。親メニュー情報14のボタン個数は3個であり、ボタンカウンタが4なので、ボタンカウンタがボタン個数より多いから(S6:YES)、親メニュー情報14に関する変換処理は終了したことになる。そして、S15に進む。
【0098】
S15では、処理中コンテンツスタックポインタ40が0であるか否かを判定すると、現在の処理中コンテンツスタックポインタ40は0であるから(S15:YES)、処理が終わっていないコンテンツは存在せず、全ての変換処理が終了しているので、全処理を終了する。
【0099】
上記のようにしてDVDより変換して得られたビデオテープには、図4に示すようにメニュー画面の映像、動画映像及びインデックス情報35が記録されている。これを通常のビデオデッキにて再生すると、DVDに記録されていたビデオ13が順次再生され、全てのビデオ13を鑑賞することができる。また、頭出し機能を使用するとビデオ13を選択して再生することができる。例えばビデオAを再生中に2つ先のインデックス情報35まで頭出しを行なうと、すばやくビデオFの頭出しができ、かつ、ビデオFの再生前には親メニューのボタン2選択画面(図3(b))が再生表示されるので、再生されるビデオ13の内容が親メニューのボタン2に相当する内容であることが確認でき、ボタン2に付与された文字列からビデオFの概略を前もって知ることができる。このため、実際にビデオ13を見る前にそのビデオ13を見るかどうかもう一度考えて選択することができる。
【0100】
次に、本発明の第2の実施の形態について、図8乃至図12を参照して説明する。図10の構成を持つDVDは、図6に示したメモリのうち、検知済コンテンツスタック41と検知済コンテンツスタックポインタ42は用いず、図9に示したメモリを利用する。すなわち、検知済ボタンスタック44は既に再生されたボタンが記録されているポインタ(ボタンポインタ)を格納するメモリであり、検知済ボタンスタックポインタ45は、検知済ボタンスタック44に代入されている、既に再生されたボタンポインタの数を格納するメモリである。尚、本発明のメモリ構成として、図6に示したメモリに加えて、図9のメモリも備えていてもよい。
【0101】
始めに、メモリ4の初期化を行う(S21)。まず、処理中コンテンツスタックポインタ40を0とする。次に、DVDをDVDプレイヤーで再生した場合に最初に再生されるコンテンツ(TOPコンテンツ)を指すポインタをコンテンツポインタに代入する。図10に示すデータ構造を有するDVDの例では、親メニュー情報46のポインタがこれに相当する。更に、ボタンカウンタを0とし、検知済ボタンスタックポインタ45を0とする。以上が初期化の処理である。
【0102】
1巡目の処理において、始めにコンテンツタイプが動画再生か否かを判定する(S22)。本実施形態ではコンテンツは動画かメニュー画面かのいずれかであるが、TOPコンテンツ(=親メニュー情報46)は動画再生でない、すなわちメニュー画面の場合は(S23:NO)、ボタンカウンタに1を加える(S24)。1巡目では、初期化処理でボタンカウンタを0としているので、ここでボタンカウンタは1となる。そして、ボタンカウンタとボタン個数とを比較する(S24)。1巡目の処理では、コンテンツポインタはTOPコンテンツである親メニュー情報46であり、親メニュー情報46のボタン個数情報26は2であるのでボタンカウンタの1の方が少ない結果となる。ボタンカウンタがボタン個数を上回った場合には(S24:YES)、そのメニュー上のボタンに関する処理は全て終了したことになる。その場合はS35に進む。ボタンカウンタがボタン個数より多くない場合(S24:NO)、検知済ボタンスタック44内にボタンポインタが存在するか否かを判定する(S25)。検知済ボタンスタック44内にボタンポインタが存在しないということは、そのボタンからのコンテンツの再生処理を行っていないということである。従って、検知済ボタンスタック44内にボタンポインタが存在しない場合には(S25:NO)、ボタンに対応したコンテンツの再生処理を行うためにS26に進み、検知済ボタンスタック44内にボタンポインタが存在する場合(S25:YES)、再生処理を行わずにS35に進む。
【0103】
ボタンに対応したコンテンツの再生処理が行われる場合について説明すると、まず、ボタンポインタを検知済ボタンスタック44内で検知済ボタンスタックポインタ45が示す場所に代入し、検知済ボタンスタックポインタ45に1加える(S26)。次に、現在のボタンカウンタの示す順番のボタン(ボタンカウンタが1であれば1番目)のボタン決定動作が動画再生か否かを判定する(S27)。1巡目の処理ではボタンカウンタは1であり、ボタン決定動作はメニュー1情報47の表示であるので、動画再生ではない。
【0104】
動画再生でない場合には(S27:NO)、現在のボタンカウンタの示す順番のボタン(ボタンカウンタが1であれば1番目)を選択した状態のメニュー画面の映像を出力し、更に、出力された映像をビデオテープの映像トラック43に記録する。1巡目の処理ではボタンカウンタは1であり、ボタン1が選択された状態を出力してビデオテープに書き込む。
【0105】
動画再生の場合には(S27:YES)、S28と同様、現在のボタンカウンタの示す順番のボタン(ボタンカウンタが1であれば1番目)を選択した状態のメニュー画面の映像を出力し、出力された映像をビデオテープの映像トラック43に記録する。更にインデックス情報をビデオテープのコントロールトラックに記録する(S29)。動画再生の場合、頭出しが可能になるようにしておくためである。
【0106】
S28,S29が終了するといずれもS30に進む。コンテンツポインタとボタンカウンタを組として、処理中コンテンツスタック39で処理中コンテンツスタックポインタ40が指し示す場所へ代入し、処理中コンテンツスタックポインタ40に1加える。1巡目の処理では、処理中コンテンツスタックポインタは初期化により0であるから、その位置へ親メニュー情報46のポインタとボタンカウンタ1をPUSHし、処理中コンテンツスタックポインタ40を1とする。次に、コンテンツポインタを移動先のポインタとし、ボタンカウンタを0にリセットする(S31)。1巡目の処理ではコンテンツポインタがメニュー1情報47となる。そして、S22に戻る。
【0107】
2巡目の処理では、コンテンツタイプ(=メニュー1情報47)が動画再生であるか否かを判定する(S22)。コンテンツポインタはメニュー1情報47を指しているので、動画再生ではないので、ボタンカウンタに1加える(S23)。次いで、ボタンカウンタとボタン個数とを比較する(S24)。ボタン個数は2個であり、ボタンカウンタは、予め0にリセットした後にこの2巡目のS23で1加えたので1であり、ボタンカウンタがボタン個数より多くない(S24:NO)。また、検知済ボタンスタック44には、1巡目の処理で親メニューのボタン1が代入されている。従って、現在のボタンポインタは検知済ボタンスタック44内に無いため(S25:NO)、S26に進む。そして、現在のボタンポインタであるメニュー1のボタン1が指すポインタを検知済ボタンスタック44内で検知済ボタンスタックポインタ45(=1)が示す場所に代入し、検知済ボタンスタックポインタ45に1加えて2とする(S26)。
【0108】
次に、現在のボタンカウンタ(=1)が示す順番のボタン(1番目のボタン)のボタン決定情報をチェックすると、動画再生であるから(S27:YES)、現在のボタンカウンタの示す順番(=1)のボタンを選択した状態のメニュー画面の映像を出力し、ビデオテープの映像トラックに記録する。更に、インデックス情報をビデオテープのコントロールトラックに記録する。
【0109】
次に、コンテンツポインタ(=メニュー1情報47)とボタンカウンタ(=1)を組として、処理中コンテンツスタック39で処理中コンテンツスタックポインタ40が指し示す場所(=1)へ代入し、処理中コンテンツスタックポインタ40に1加える(=2)(S30)。次に、コンテンツポインタを移動先のポインタ(=ビデオA情報49)とし、ボタンカウンタを0にリセットする(S31)。次に、S2に戻る。
【0110】
3巡目の処理では、コンテンツタイプ(=ビデオA情報49)が動画再生か否かを判定すると、現在のコンテンツポインタであるビデオA情報49は動画再生であるから(S22:YES)、指定された動画情報を読み込み、読み込んだデータをデコードして映像を出力する。そして、出力された映像をビデオテープの映像トラックに記録する(S32)。
【0111】
次に、S30と同様、現在のコンテンツポインタ(=ビデオA情報49)とボタンカウンタ(=0)を組として、処理中コンテンツスタック39で処理中コンテンツスタックポインタ40が指し示す場所(=2)へ代入し、処理中コンテンツスタックポインタ40に1加える(=3)(S33)。そして、コンテンツポインタを動画再生後のコンテンツのポインタとし、ボタンカウンタを0にリセットする(S34)。3巡目の処理では、ビデオA情報49の再生後はメニュー1情報46に戻ることになっているので、コンテンツポインタにメニュー1情報46を代入する。そして、S22に戻る。
【0112】
4巡目の処理では、再びコンテンツタイプが動画再生か否かを判定する(S22)。コンテンツポインタはメニュー1を指しており、動画再生ではないので、先に0にリセットされているボタンカウンタに1加える(S23)。次いで、ボタンカウンタとボタン個数とを比較する(S24)。ボタン個数は2個であり、ボタンカウンタは1なので、ボタンカウンタがボタン個数より多くない(S24:NO)。また、検知済ボタンスタック44には1巡目の処理で親メニューのボタン1が、2巡目の処理でメニュー1のボタン1が代入されている。従って、現在のボタンポインタのメニュー1のボタン1は検知済ボタンスタック44内にあるため、S35に進む。
【0113】
S35では、処理中コンテンツスタックポインタ40が0であるか否かを判定する。処理中コンテンツスタックポインタ40は、処理中コンテンツスタック39に代入されているコンテンツポインタ及びボタンカウンタの組の数を示している。また、処理中コンテンツスタック39には、再生処理が終わっていない可能性があるコンテンツの情報が収納されている。従って、処理中コンテンツスタックポインタ40が0以外の場合は、まだ再生処理が終わっていない可能性があるコンテンツが残っているということを意味する。処理中コンテンツスタックポインタ40が0の場合は(S35:YES)、DVDの中に収められているコンテンツ全ての再生処理が終了したことになるので、全処理を終了する。
【0114】
処理中コンテンツスタックポインタ40が0でない場合は(S35:NO)、まず、処理中コンテンツスタックポインタ40から1を引き、処理中コンテンツスタック39内で処理中コンテンツスタックポインタ40が示すコンテンツポインタ及びボタンカウンタの組の情報を参照し、コンテンツポインタ及びボタンカウンタにそれぞれ代入する(S36)。4巡目の処理では、処理中コンテンツスタックポインタ40は3であるから、これから1を引いて2とし、コンテンツポインタにビデオA情報49を、ボタンカウンタに0を処理中コンテンツスタック39内の処理中コンテンツスタックポインタ40(=2)が示す場所からPOPする。
【0115】
次に、コンテンツタイプ(=ビデオA情報49)が動画再生か否かを判定する(S37)。動画再生のコンテンツの処理中コンテンツスタック39への代入は、S33で行なうから、その直前のS32によりその動画の再生は必ず終了している。従って、この場合は(S37:YES)、S35に戻る。尚、コンテンツタイプが動画再生でない場合は(S37:NO)、コンテンツはメニュー表示であり、そのメニューに関してはまだ再生処理が終わっていないボタンが含まれている可能性があるため、S23に戻る。
【0116】
S35に戻って開始される5巡目の処理では、処理中コンテンツスタックポインタ40が0であるか否かを判定し、現在の処理中コンテンツスタックポインタ40は2であり、処理中コンテンツスタックポインタ40は0でないから(S35:NO)、処理中コンテンツスタックポインタ40から1を引き、1とする(S36)。そして、処理中コンテンツスタック39内で処理中コンテンツスタックポインタ40(=1)が示す場所に格納されているコンテンツポインタ及びボタンカウンタの組の情報(2巡目で代入)を参照し、コンテンツポインタにメニュー1情報47のポインタを、ボタンカウンタに1を処理中コンテンツスタック39からPOPする。このコンテンツタイプはメニューであり、動画再生ではないので(S37:NO)、S23に戻る。
【0117】
6巡目の処理では、まず、ボタンカウンタに1加えて(S23)2にする。次いで、ボタンカウンタとボタン個数を比較する(S24)。ボタン個数は2個であり、ボタンカウンタは2なので、ボタンカウンタがボタン個数より多くない(S24:NO)。また、検知済ボタンスタック44には1巡目の処理で親メニューのボタン1、2巡目の処理でメニュー1のボタン1が代入されている。従って、現在のボタンポインタ(=メニュー1のボタン2)は検知済ボタンスタック内に無いため、S26に進む。そして、現在のボタンポインタであるメニュー1のボタン2が指すポインタを、検知済ボタンスタック44内で検知済ボタンスタックポインタ45(=2)が示す場所に代入し、検知済ボタンスタックポインタ45に1加えて3とする(S26)。
【0118】
次に、現在のボタンカウンタ(=2)が示す順番のボタン(2番目のボタン)のボタン決定情報をチェックすると、動画再生であるから(S27:YES)、現在のボタンカウンタの示す順番(=2)のボタンを選択した状態のメニュー画面の映像を出力し、ビデオテープの映像トラックに記録する。更に、インデックス情報をビデオテープのコントロールトラックに記録する。
【0119】
次に、コンテンツポインタ(=メニュー1情報47)とボタンカウンタ(=2)を組として、処理中コンテンツスタック39で処理中コンテンツスタックポインタ40が指し示す場所(=1)へ代入し、処理中コンテンツスタックポインタ40に1加える(=2)(S30)。次に、コンテンツポインタを移動先のポインタ(=ビデオB情報50)とし、ボタンカウンタを0にリセットする(S31)。
【0120】
7巡目の処理では、コンテンツタイプが動画再生か否かを判定すると、現在のコンテンツポインタであるビデオB情報50は動画再生であるから(S22:YES)、指定された動画情報を読み込み、読み込んだデータをデコードして映像を出力する。そして、出力された映像をビデオテープの映像トラックに記録する(S32)。
【0121】
次に、コンテンツポインタ(=ビデオB情報50)とボタンカウンタ(=2)を組として、処理中コンテンツスタック39で処理中コンテンツスタックポインタ40が指し示す場所(=2)へ代入し、処理中コンテンツスタックポインタ40に1加える(=3)(S33)。そして、コンテンツポインタに動画再生後のコンテンツのポインタであるメニュー1情報47を代入し、ボタンカウンタを0にリセットする(S34)。そして、S22に戻る。
【0122】
8巡目の処理では、コンテンツタイプが動画再生であるか否かを判定する(S22)。コンテンツポインタは、メニュー1情報47を指しているので、動画再生ではないので、ボタンカウンタに1加える(S23)。次いで、ボタンカウンタとボタン個数とを比較する(S24)。ボタン個数は2個であり、ボタンカウンタは1なので、ボタンカウンタがボタン個数より多くない(S24:NO)。また、検知済ボタンスタック44には、1巡目の処理で親メニューのボタン1が、2巡目の処理でメニュー1のボタン1が、6巡目の処理でメニュー1のボタン2が代入されている。従って、現在のボタンポインタは検知済ボタンスタック44内にあるためS35に進む。
【0123】
S35で処理中コンテンツスタックポインタ40が0であるか否かを判定する。処理中コンテンツスタックポインタ40は3であり0ではないので、これから1を引いて2とし、処理中コンテンツスタックポインタ40(=2)が示す処理中コンテンツスタック39の場所を参照し、コンテンツポインタにビデオB情報50を、ボタンカウンタに0を処理中コンテンツスタック39からPOPする。次に、コンテンツタイプが動画再生か否かを判定すると(S37)、ビデオB情報50は動画再生であり、既に再生記録処理が行われたコンテンツであるから(S37:YES)、S35に戻る。
【0124】
S35に戻って開始される9巡目の処理では、処理中コンテンツスタックポインタ40が0であるか否かを判定する。この処理では、処理中コンテンツスタックポインタ40は2であるから、これから1を引いて1とし、コンテンツポインタにメニュー1情報47を、ボタンカウンタに2を処理中コンテンツスタック39からPOPする。次に、コンテンツタイプが動画再生か否かを判定すると(S37)、メニュー1情報47は動画再生ではないので(S37:NO)、S23に戻る。
【0125】
10巡目の処理では、まず、ボタンカウンタに1加える(S23)。次いで、ボタンカウンタとボタン個数とを比較する(S24)。ボタン個数は2個であり、ボタンカウンタは3なので、ボタンカウンタがボタン個数より多いから(S24:YES)、メニュー1情報47に関する変換処理は終了したことになる。そして、S35に進む。
【0126】
S35で、処理中コンテンツスタックポインタ40が0であるか否かを判定する。処理中コンテンツスタックポインタ40は1であるから、これから1を引いて0とし、コンテンツポインタに親メニュー情報46を、ボタンカウンタに1を処理中コンテンツスタック39からPOPする。このコンテンツタイプはメニューであり、動画再生ではないので(S37:NO)、S23に戻る。
【0127】
11巡目の処理では、まず、ボタンカウンタに1加える(S23)。次いで、ボタンカウンタとボタン個数とを比較する(S24)。ボタン個数は2個であり、ボタンカウンタは2なので、ボタンカウンタがボタン個数より多くない(S24:NO)。また、検知済ボタンスタック44には、1巡目の処理で親メニューのボタン1が、2巡目の処理でメニュー1のボタン1が、6巡目の処理でメニュー1のボタン2が代入されている。従って、現在のボタンポインタ(=親メニューのボタン2)は検知済ボタンスタック44内に無いためS26に進む。そして、現在のボタンポインタである親メニューのボタン2が指すポインタを、検知済ボタンスタック44内で検知済ボタンスタックポインタ45(=3)が示す場所に代入し、検知済ボタンスタックポインタ45に1加えて4とする(S26)。
【0128】
次に、現在のボタンカウンタ(=2)が示す順番のボタン(2番目のボタン)のボタン決定情報をチェックすると、メニューの表示であって、動画再生でないから(S27:NO)、現在のボタンカウンタの示す順番(=2)のボタンを選択した状態のメニュー画面の映像を出力し、ビデオテープの映像トラックに記録する。
【0129】
次に、コンテンツポインタ(=メニュー1情報46)とボタンカウンタ(=2)を組として、処理中コンテンツスタック39で処理中コンテンツスタックポインタ40が指し示す場所(=0)へ代入し、処理中コンテンツスタックポインタ40に1加える(=1)(S30)。次に、コンテンツポインタを移動先のポインタ(=メニュー2情報48)とし、ボタンカウンタを0にリセットする(S31)。
【0130】
12巡目の処理では、コンテンツタイプが動画再生であるか否かを判定する(S22)。コンテンツポインタは、メニュー2情報48を指しているので、動画再生ではないので、ボタンカウンタに1加える(S23)。次いで、ボタンカウンタとボタン個数とを比較する(S24)。ボタン個数は2個であり、予め0にリセットされていたボタンカウンタは1になるので、ボタンカウンタがボタン個数より多くない(S24:NO)。また、検知済ボタンスタック44には、1巡目の処理で親メニューのボタン1が、2巡目の処理でメニュー1のボタン1が、6巡目の処理でメニュー1のボタン1が、11巡目の処理で親メニューのボタン2が代入されている。従って、現在のボタンポインタ(=メニュー2のボタン1)は検知済ボタンスタック44内に無いためS26に進む。そして、現在のボタンポインタであるメニュー2のボタン1が指すポインタを、検知済ボタンスタック44内で検知済ボタンスタックポインタ45(=4)が示す場所に代入し、検知済ボタンスタックポインタ45に1加えて5とする(S26)。
【0131】
次に、現在のボタンカウンタ(=1)が示す順番のボタン(1番目のボタン)のボタン決定情報をチェックすると、動画再生であるから(S27:YES)、現在のボタンカウンタの示す順番(=1)のボタンを選択した状態のメニュー画面の映像を出力し、ビデオテープの映像トラックに記録する。更に、インデックス情報をビデオテープのコントロールトラックに記録する。
【0132】
次に、現在のコンテンツポインタ(=メニュー2情報48)とボタンカウンタ(=1)を組として、処理中コンテンツスタック39で処理中コンテンツスタックポインタ40が指し示す場所(=1)へ代入し、処理中コンテンツスタックポインタ40に1加える(=2)(S30)。次に、コンテンツポインタを移動先のポインタ(=ビデオB情報50)とし、ボタンカウンタを0にリセットする(S31)。
【0133】
13巡目の処理では、コンテンツタイプが動画再生か否かを判定すると、現在のコンテンツポインタであるビデオB情報50は動画再生であるから(S22:YES)、指定された動画情報を読み込み、読み込んだデータをデコードして映像を出力する。そして、出力された映像をビデオテープの映像トラックに記録する(S32)。これにより、7巡目の処理でも記録されたビデオB情報50の映像が再びビデオテープに記録されることになる。本実施例は、複数のメニュー(ボタン)が1つのビデオ情報と関連付けられている場合、このメニュー(ボタン)の数のビデオ情報がビデオテープに記録される点に特徴がある。この場合、常に各メニュー(ボタン)に関する映像に続いてビデオ情報の映像が記録される。
【0134】
次に、コンテンツポインタとボタンカウンタを組として、処理中コンテンツスタック39で処理中コンテンツスタックポインタ40が指し示す場所(=2)へ代入し、処理中コンテンツスタックポインタ40に1加える(=3)(S33)。そして、コンテンツポインタに動画再生後のコンテンツのポインタであるメニュー1情報46を代入し、ボタンカウンタを0にリセットする(S34)。13巡目の処理では、ビデオB情報50の再生後はメニュー1情報に戻ることになっているので、コンテンツポインタにメニュー1情報46を代入する。そして、S22に戻る。
【0135】
14巡目の処理では、コンテンツタイプ(=メニュー1情報46)が動画再生であるか否かを判定する(S22)。コンテンツポインタは、メニュー1情報46を指しているので、動画再生ではないので、ボタンカウンタに1加える(S23)。次いで、ボタンカウンタとボタン個数とを比較する(S24)。ボタン個数は2個であり、ボタンカウンタは1なので、ボタンカウンタがボタン個数より多くない(S24:NO)。また、検知済ボタンスタック44には、1巡目の処理で親メニューのボタン1が、2巡目の処理でメニュー1のボタン1が、6巡目の処理でメニュー1のボタン2が、11巡目の処理で親メニューのボタン2が、12巡目の処理でメニュー2のボタン1が代入されている。従って、現在のボタンポインタ(=メニュー2のボタン1)は検知済ボタンスタック44内にあるためS35に進む。
【0136】
S35で処理中コンテンツスタックポインタ40が0であるか否かを判定する。現在の処理中コンテンツスタックポインタ40は3であるから、これから1を引いて2とし、処理中コンテンツスタックポインタ40の2に対応して、コンテンツポインタにビデオB情報50を、ボタンカウンタに0を処理中コンテンツスタック39からPOPする。次に、コンテンツタイプが動画再生か否かを判定すると(S37)、ビデオB情報50は動画再生であるから(S37:YES)、S35に戻る。
【0137】
S35に戻って15巡目の処理では、処理中コンテンツスタックポインタ40が0であるか否かを判定する。この時、処理中コンテンツスタックポインタ40は2であるから、これから1を引いて1とし、コンテンツポインタにメニュー2情報48を、ボタンカウンタに1を処理中コンテンツスタック39からPOPする。次に、コンテンツタイプが動画再生か否かを判定すると(S37)、メニュー2情報48は動画再生ではないので(S37:NO)、S23に戻る。
【0138】
16巡目の処理では、まず、ボタンカウンタに1加える(S23)。次いで、ボタンカウンタとボタン個数とを比較する(S24)。ボタン個数は2個であり、ボタンカウンタは2(=1+1)なので、ボタンカウンタがボタン個数より多くない(S24:NO)。また、検知済ボタンスタック44には、1巡目の処理で親メニューのボタン1が、2巡目の処理でメニュー1のボタン1が、6巡目の処理でメニュー1のボタン2が、11巡目の処理で親メニューのボタン2が、12巡目の処理でメニュー2のボタン1が代入されている。従って、現在のボタンポインタ(=メニュー2のボタン2)は検知済ボタンスタック44内に無いためS26に進む。そして、現在のボタンポインタであるメニュー2のボタン2が指すポインタを、検知済ボタンスタック44内で検知済ボタンスタックポインタ45(=5)が示す場所に代入し、検知済ボタンスタックポインタ45に1加えて6とする(S26)。
【0139】
次に、現在のボタンカウンタ(=2)が示す順番のボタン(2番目のボタン)のボタン決定情報をチェックすると、動画再生であるから(S27:YES)、現在のボタンカウンタの示す順番(=2)のボタンを選択した状態のメニュー画面の映像を出力し、ビデオテープの映像トラックに記録する。更に、インデックス情報をビデオテープのコントロールトラックに記録する。このメニュー画面の映像は、2回目に記録されたビデオB情報50に続いて記録されることになる。
【0140】
次に、コンテンツポインタ(=メニュー2情報48)とボタンカウンタ(=2)を組として、処理中コンテンツスタック39で処理中コンテンツスタックポインタ40が指し示す場所(=1)へ代入し、処理中コンテンツスタックポインタ40に1加える(=2)(S30)。次に、コンテンツポインタを移動先のポインタ(=ビデオC情報51)とし、ボタンカウンタを0にリセットする(S31)。
【0141】
17巡目の処理では、コンテンツタイプ(=ビデオC情報51)が動画再生か否かを判定すると、現在のコンテンツポインタであるビデオC情報51は動画再生であるから(S22:YES)、指定された動画情報を読み込み、読み込んだデータをデコードして映像を出力する。そして、出力された映像をビデオテープの映像トラックに記録する(S32)。
【0142】
次に、コンテンツポインタ(=ビデオC情報51)とボタンカウンタ(=0)を組として、処理中コンテンツスタック39で処理中コンテンツスタックポインタ40が指し示す場所(=2)へ代入し、処理中コンテンツスタックポインタ40に1加える(=3)(S33)。そして、コンテンツポインタに動画再生後のコンテンツのポインタであるメニュー2情報46を代入し、ボタンカウンタを0にリセットする(S34)。そして、S22に戻る。
【0143】
18巡目の処理では、コンテンツタイプが動画再生であるか否かを判定する(S22)。コンテンツポインタは、メニュー2情報を指しているので、動画再生ではないので、ボタンカウンタに1加える(S23)。次いで、ボタンカウンタとボタン個数とを比較する(S24)。ボタン個数は2個であり、ボタンカウンタは1(=0+1)なので、ボタンカウンタがボタン個数より多くない(S24:NO)。また、検知済ボタンスタック44には、1巡目の処理で親メニューのボタン1が、2巡目の処理でメニュー1のボタン1が、6巡目の処理でメニュー1のボタン2が、11巡目の処理で親メニューのボタン2が、12巡目の処理でメニュー2のボタン1が、16巡目の処理でメニュー2のボタン2が代入されている。従って、現在のボタンポインタは検知済ボタンスタック44内にあるためS35に進む。
【0144】
S35で処理中コンテンツスタックポインタ40が0であるか否かを判定する。現在の処理中コンテンツスタックポインタ40は3であるから、これから1を引いて2とし、コンテンツポインタにビデオC情報51を、ボタンカウンタに0を処理中コンテンツスタック39からPOPする。次に、コンテンツタイプが動画再生か否かを判定すると(S37)、ビデオC情報51は動画再生であり、既に再生記録処理が行われているコンテンツであるから(S37:YES)、S35に戻る。
【0145】
S35に戻って開始される19巡目の処理では、処理中コンテンツスタックポインタ40が0であるか否かを判定する。この時、処理中コンテンツスタックポインタ40は2であるから、これから1を引いて1とし、コンテンツポインタにメニュー2情報48を、ボタンカウンタに2を処理中コンテンツスタック39からPOPする。次に、コンテンツタイプが動画再生か否かを判定すると(S37)、メニュー1情報47は動画再生ではないので(S37:NO)、S23に戻る。
【0146】
20巡目の処理では、まず、ボタンカウンタに1加える(S23)。次いで、ボタンカウンタとボタン個数とを比較する(S24)。ボタン個数は2個であり、ボタンカウンタは3なので、ボタンカウンタがボタン個数より多いから(S24:YES)、メニュー2情報48に関する変換は終了したことになる。そして、S35に進む。
【0147】
S35で処理中コンテンツスタックポインタ40が0であるか否かを判定する。現在の処理中コンテンツスタックポインタ40は1であるから、これから1を引いて0とし、コンテンツポインタに親メニュー情報46を、ボタンカウンタに2を処理中コンテンツスタック39からPOPする。このコンテンツタイプはメニューであり、動画再生ではないので(S37:NO)、S23に戻る。
【0148】
21巡目の処理では、まず、ボタンカウンタに1加える(S23)。次いで、ボタンカウンタとボタン個数とを比較する(S24)。ボタン個数は2個であり、ボタンカウンタは3なので、ボタンカウンタがボタン個数より多いから(S24:YES)、親メニュー情報46に関する変換も終了したことになる。そして、S35に進む。
【0149】
S35で処理中コンテンツスタックポインタ40が0であるか否かを判定する。現在の処理中コンテンツスタックポインタ40は0であるから(S35:YES)、処理が終わっていないコンテンツは存在せず、全ての変換処理が終了しているので、全処理を終了する。
【0150】
上記のようにして、DVDより変換して得られたビデオテープは、図12に示すように、メニュー画面の映像、動画映像が記録されている。また、図7のフローチャートに従って図10のDVDに対してビデオテープへの変換を行うと、図11のようになる。図11と図12ではビデオB52があるか否かが異なる。
【0151】
つまり、図10のビデオBのように、複数のメニューボタンから関連付けられているビデオ情報があった場合、図7のフローチャートを用いるとビデオテープには各ビデオが必ず1つずつしか記録されず、図8のフローチャートを用いると各ボタンごとに記録される。
【0152】
上述の2つの実施の形態は、いずれも深い層までメニューを辿りながら再生を行い、最深層からメニューとこれに関連付けられている映像とを再生しながら最上層に戻り、更にこれを繰り返すという点で共通している。このうち、コンテンツ情報に基づく再生処理では、全てのコンテンツ情報(メニュー項目と対応する映像)について、再生の有無を確認し、これを全てのビデオデータの変換作業の終了の判断に用いている。一方、メニュー項目に基づく再生処理では、全てのコンテンツ情報の再生を行うが、各メニューの末端に位置する映像の再生の有無は、変換作業の終了の判断には用いていない。
【0153】
尚、本実施の形態では、動画再生の前のメニュー画面の映像にのみインデックス情報35の書き込みを行なっているが(S9,S29)、全てのメニュー画面の映像にインデックス情報35を付加してもよい。この場合は、S7とS8もしくはS27とS28を行なわず、全てについてS6からS9もしくはS26からS29へ流れるように構成すればよい。このようにすれば、TOPコンテンツである親メニューへ頭出しも可能となる。
【0154】
また、S8及びS9もしくはS28及びS29を行なわず、S12もしくはS32にてインデックス情報35をビデオテープのコントロールトラック36へ書き込むようにすると、DVDの動画映像のみをビデオテープに記録することができ、また、各動画の冒頭にインデックス情報35が付加されているため、各ビデオ13の始まりに頭出しが可能となる。
【0155】
更に、本実施の形態では、DVDからビデオテープに変換する処理について説明したが、変換元は完成したDVDに限らず、図2に示すようなDVDの構成がわかるデータであればよい。たとえば、DVDにオーサリングする前のデータ等でも可能である。
【0156】
【発明の効果】
【0157】
【0158】
上記説明から明らかなように、請求項1に記載の映像編集装置によれば、DVD等に記録されたり、DVD等の作製のために準備されている映像等のコンテンツを再生して、ビ デオテープ書込手段によりビデオテープに記憶させ、ユーザに提供する。従って、ビデオテープ用の再生装置しか持たないユーザもDVDビデオ等のコンテンツを楽しむことができる。通常ビデオテープにはないメニュー画面も再生してそれに基づいて映像データや関連するメニュー画面データを記憶すれば、ユーザはDVDビデオを鑑賞するかのようにビデオテープを鑑賞することができる。特に、ビデオデータが複数のメニューやメニュー項目から構成されている場合に、メニュー相互の関連やメニューと映像との関連を判別し、関連付けられた順序で再生し、ビデオテープに記憶させる。従って、最初から順にビデオテープを再生した場合にも、あたかもメニューから項目を選んで映像や下位メニューを表示させたかのようにメニュー画面や映像が再生され、ユーザはDVDビデオを鑑賞するかのようにビデオテープを鑑賞することができる。
【0159】
請求項2に記載の映像編集装置によれば、DVD等に記録されたり、DVD等の作製のために準備されている映像等のコンテンツを再生して、ビデオテープ書込手段によりビデオテープに記憶させ、ユーザに提供する。従って、ビデオテープ用の再生装置しか持たないユーザもDVDビデオ等のコンテンツを楽しむことができる。通常ビデオテープにはないメニュー画面も再生してそれに基づいて映像データや関連するメニュー画面データを記憶すれば、ユーザはDVDビデオを鑑賞するかのようにビデオテープを鑑賞することができる。また、表示したメニュー内の各項目に対応するコンテンツを順次再生していくが、そのコンテンツが既に再生されたものであるか否かをまず判断し、まだ再生されていない場合にのみ対応する映像データをビデオテープに記憶させる。従って、あるメニュー画面が複数回表示されても、その中の各項目に対応するコンテンツを必要以上に重複して再生することがない。
【0160】
請求項3に記載の映像編集装置によれば、請求項2に記載の映像編集装置の効果に加え、表示したメニュー内の各項目に対応するコンテンツを順次再生していくが、そのコンテンツが既に再生されたものであるか否かをまず判断し、まだ再生されていない場合にのみ対応するメニュー画面データをビデオテープに記憶させる。従って、あるメニュー画面が複数回表示されても、その中の各項目に対応するコンテンツを必要以上に重複して再生することがない。
【0161】
請求項4に記載の映像編集装置によれば、DVD等に記録されたり、DVD等の作製のために準備されている映像等のコンテンツを再生して、ビデオテープ書込手段によりビデオテープに記憶させ、ユーザに提供する。従って、ビデオテープ用の再生装置しか持たないユーザもDVDビデオ等のコンテンツを楽しむことができる。通常ビデオテープにはないメニュー画面も再生してそれに基づいて映像データや関連するメニュー画面データを記憶すれば、ユーザはDVDビデオを鑑賞するかのようにビデオテープを鑑賞することができる。また、表示したメニュー内の各シンボルに対応するコンテンツを順次再生していくが、そのコンテンツが既に再生されたものであるか否かをまず判断し、まだ再生されていない場合にのみ対応する映像データ又はメニュー画面データをビデオテープに記憶させる。従って、あるメニュー画面が複数回表示されても、その中の各アイコンに対応するコンテンツを必要以上に重複して再生することがない。
【0162】
すなわち、コンテンツ情報(映像情報とメニュー項目)の確認を順次行って、コンテンツが再生されているか否かの判別をする場合、各コンテンツ情報の再生とビデオテープへの記録を重複して行わないので、オリジナルのビデオデータに含まれるコンテンツ情報の数と同じ数の映像データがビデオテープに記録される。一方、メニュー項目の確認を順次行って、コンテンツが再生されているか否かを判別する場合、複数のメニュー項目に1つの映像情報が対応しておれば、このメニュー項目の数だけの同じ映像データがビデオテープに記録されることを許すが、必要以上の重複再生をすることがなく記録される。
【0163】
尚、コンテンツ情報に基づく再生処理では、コンテンツ情報と記録される映像データの数は同じになり、必要なビデオテープの量を最小限にすることができるとともに、その編集にかかる時間が短くて済むという効果がある。一方、メニュー項目に基づく再生処理では、メニュー項目と対の形でビデオテープに各映像データが記録されるので、ある映像データを再生して鑑賞する場合でも、時間的な違和感を感じることなくこれを鑑賞することができる。ランダムアクセスもなめらかに速やかにできるという効果がある。
【0164】
請求項5に記載の映像編集装置によれば、請求項4に記載の映像編集装置の効果に加え、映像データの再生前に、その映像データを選択した状態のメニュー画面を表示させるようにビデオテープに記憶させるので、ビデオテープの鑑賞時に、ユーザは、再生される映像の概略をメニュー画面により予め知ることができる。従って、映像を鑑賞するかどうかをもう一度考えて選択することも容易にできる。
【0165】
請求項6に記載の映像編集装置によれば、請求項1乃至5のいずれかに記載の映像編集装置の効果に加え、インデックス情報により、メニュー画面の表示位置に頭出しが可能になるため、鑑賞したい映像をメニュー上で選択したかのようにしてビデオテープ上のコンテンツの鑑賞が可能になる。
【0166】
請求項7に記載の映像編集装置によれば、請求項1乃至6のいずれかに記載の映像編集装置の効果に加え、DVDビデオディスクに記憶されているコンテンツをビデオテープで提供するので、DVDビデオディスク再生装置を持たないユーザにも鑑賞が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の映像編集装置1の基本構成を示すシステム構成図である。
【図2】DVDのメニューと動画映像(ビデオ)の再生の関連を表した概念図である。
【図3】メニュー画面の映像の例である。
【図4】記録されたビデオテープ上の信号の配列を示す模式図である。
【図5】DVDデータの構成の概念図である。
【図6】DVDからビデオテープへの変換処理において使用するメモリ4を表した模式図である。
【図7】DVDからビデオテープへの変換処理の全体の流れを示したフローチャートである。
【図8】DVDからビデオテープへの変換処理の全体の流れを示したフローチャートである。
【図9】DVDからビデオテープへの変換処理において使用するメモリ4を表した模式図である。
【図10】DVDのメニューと動画映像(ビデオ)の再生の関連を表した概念図である。
【図11】記録されたビデオテープ上の信号の配列を示す模式図である。
【図12】記録されたビデオテープ上の信号の配列を示す模式図である。
【符号の説明】
1…映像編集装置
2…DVD読取装置
3…DVD再生制御部
4…メモリ
5…メニュー再生部
6…MPEG2デコーダ
7…インデックス情報発生部
8…VTR録画制御部
9…ビデオテープ書込装置
10…親メニュー画面
11…メニュー1画面
12…メニュー2画面
13…ビデオA,B,C,D,E,F
14…親メニュー情報
15…メニュー1情報
16…ビデオA情報
17…ビデオB情報
18…ビデオC情報
19…メニュー2情報
20…ビデオD情報
21…ビデオE情報
22…ビデオF情報
23…メニュー画像情報
24…ボタン情報ヘッダ
25…ボタン情報
26…ボタン個数情報
27…選択色情報
28…決定色情報
29…ボタン領域情報
30…ボタン選択移動先情報
31…ボタン決定動作情報
32…ビデオオブジェクト(VOB)
33…再生後動作情報
35…インデックス情報
36…コントロールトラック
37…コンテンツポインタメモリ
38…ボタンカウンタメモリ
39…処理中コンテンツスタック
40…処理中コンテンツスタックポインタ
41…検知済コンテンツスタック
42…検知済コンテンツスタックポインタ
43…映像トラック[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a video editing apparatus that reads content information from encoded and recorded video data and stores the content information on a video tape.
[0002]
[Prior art]
In recent years, DVD video standards capable of storing and browsing multimedia have been developed, and players for playing the multimedia have become widespread. Along with this, production of DVD video software including moving images and the like has also become active and distributed.
[0003]
DVD video software, which can store a large capacity, is produced mainly for videos such as movies that have been conventionally distributed on video tapes. New movies and the like may be produced for both DVD video software and video tape, or may be DVD video software only. In addition, DVD video software has been devised to attract consumers by, for example, adding unique contents together with menus and the like, and video tapes are gradually being replaced with video tapes.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the number of DVD video players still in use does not reach the level of video tape decks that have spread to around homes. Therefore, there is a need to enjoy the contents of DVD video software on a video tape deck without having a DVD video player.
[0005]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to solve the above-described problems, and provides a video editing apparatus that stores the contents of video data such as DVD video software on a video tape, and allows a user to use a video tape deck to store the contents of the video data. It is intended to enable the user to appreciate the image.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
[0007]
[0008]
[0009]
[0010]
To achieve the above objectives,Claim1The video editing device described inFrom the encoded and recorded video data, a video editing apparatus configured to read content information including at least video information and menu information composed of a plurality of menu items by content information reading means and store the content information on a video tape. Playback control means for controlling the content information reading means; menu screen playback means for playing back the menu information read by the content information reading means as menu screen data for videotape storage; Video playback means for playing back the video information read by the reading means as video data for storage on a video tape; and a video tape for storing menu screen data played back by the menu screen playback means and video data played back by the video playback means. Hand writing video tape to record When, a video tape write control means for controlling the video tape writing means,The reproduction control unit includes a related menu information determining unit that determines, based on the menu information read by the content information reading unit, the presence or absence of another menu information associated with the menu information and an associated state thereof, The content information reading means is controlled based on the menu information read by the means and the determination result of the related menu information determining means, and the video information and other menu information associated with the menu information are sequentially read into the video data. And the video information is reproduced by the video reproduction means as video data for video tape storage, and the menu information and other menu information associated therewith are stored in the video screen storage means using the menu screen reproduction means. Of the video data Controlling the write control means, characterized in that for storing the image data and the menu screen data to the video tape writing means to the video tape.
[0011]
In the video editing device of this configuration,The contents such as video data recorded on a DVD or the like or prepared for a DVD or the like are reproduced, stored on a video tape by a video tape writing means, and provided to a user. Therefore, a user having only a video tape playback device can enjoy contents such as DVD videos. If a menu screen which is not usually provided on a video tape is reproduced and video data and related menu screen data are stored based on the menu screen, the user can view the video tape as if watching a DVD video.In particular, when the video data is composed of a plurality of menus and menu items, the relation between the menus and the relation between the menus and the video are determined, and the reproduction is performed in an associated order, and the relation between the video tapes is determined. Keep and remember. Therefore, even when the video tape is reproduced in order from the beginning, the menu screen and the video are reproduced as if selecting the item from the menu and displaying the video or the lower menu, and the user can enjoy the DVD video as if watching it. You can watch video tapes. Also, even if a plurality of menu items are associated with the same video, a desired video can be reproduced and viewed from any of the menu items.
[0012]
Claim2The video editing device described inFrom the encoded and recorded video data, a video editing apparatus configured to read content information including at least video information and menu information composed of a plurality of menu items by content information reading means and store the content information on a video tape. Playback control means for controlling the content information reading means; menu screen playback means for playing back the menu information read by the content information reading means as menu screen data for videotape storage; Video playback means for playing back the video information read by the reading means as video data for storage on a video tape; and a video tape for storing menu screen data played back by the menu screen playback means and video data played back by the video playback means. Hand writing video tape to record When, a video tape write control means for controlling the video tape writing means,The reproduction control means includes, based on the menu information read by the content information reading means, reproduction presence / absence storage means for storing whether or not the content information corresponding to the information of each of the menu items constituting the content information has been reproduced. A reproduction presence / absence determination unit that determines whether or not the content information is reproduced based on the storage content of the reproduction presence / absence storage unit; and the reproduction presence / absence determination unit corresponding to the content information that is determined not to be reproduced. Content information determining means for determining whether information of each menu item is video information playback or other menu information playback, and when the content information determining means determines that the information of each menu item is video information playback, The specified video information is reproduced as video data by the video reproduction means, and the video tape writing means Wherein the storing the image data to the video tape.
[0013]
In the video editing device of this configuration,The contents such as video data recorded on a DVD or the like or prepared for a DVD or the like are reproduced, stored on a video tape by a video tape writing means, and provided to a user. Therefore, a user having only a video tape playback device can enjoy contents such as DVD videos. If a menu screen which is not usually provided on a video tape is reproduced and video data and related menu screen data are stored based on the menu screen, the user can view the video tape as if watching a DVD video. Also,The content corresponding to each item in the displayed menu is played sequentially. First, it is determined whether or not the content has already been played. If the content has not been played, the content related to the menu item is determined. The video information to be reproduced is reproduced, and the video data obtained thereby is stored on a video tape. Therefore, even if the reproduction process of the content is repeated according to the number of items in a certain menu, the reproduction of the content corresponding to each of the items is prevented from being performed repeatedly.
[0014]
Claim3The video editing device described in claim2In addition to the configuration of the video editing device described in the
[0015]
In the video editing apparatus having this configuration, the content corresponding to each item in the displayed menu is sequentially reproduced, but it is first determined whether or not the content has already been reproduced, and the content has not been reproduced yet. The menu screen data corresponding only in the case is stored on the video tape. Therefore, even if the reproduction process of the content is repeated according to the number of items in a certain menu, the reproduction of the content corresponding to each of the items is prevented from being performed repeatedly.
[0016]
Claim4The video editing device described inFrom the encoded and recorded video data, a video editing apparatus configured to read content information including at least video information and menu information composed of a plurality of menu items by content information reading means and store the content information on a video tape. Playback control means for controlling the content information reading means; menu screen playback means for playing back the menu information read by the content information reading means as menu screen data for videotape storage; Video playback means for playing back the video information read by the reading means as video data for storage on a video tape; and a video tape for storing menu screen data played back by the menu screen playback means and video data played back by the video playback means. Hand writing video tape to record When, a video tape write control means for controlling the video tape writing means,The playback control means is played back based on the menu information read by the content information reading means, and is associated with a symbol displayed on a menu screen corresponding to information of each of the menu items constituting the menu information. Playback presence / absence storage means for storing whether or not the content information has been played; playback presence / absence determination means for determining whether or not the content information has been played, based on the storage content of the playback presence / absence storage means; Determining means for determining whether the designated content of the symbol displayed on the menu screen associated with the content information determined not to be reproduced is video information reproduction or other menu information reproduction. When the content information determining means determines that the specified content of the symbol is video information reproduction. The specified video information is reproduced as video data by the video reproduction means, the video tape writing control means is controlled, and the video data is stored in the video tape by the video tape writing means, When the content information determining means determines that the specified content of the symbol is reproduction of other menu information, the menu information associated with the symbol is reproduced as menu screen data using the menu screen reproducing means, and the video information is reproduced. And controlling the tape writing control means to cause the video tape writing means to store the menu screen data on the video tape.
[0017]
In the video editing device of this configuration,The contents such as video data recorded on a DVD or the like or prepared for a DVD or the like are reproduced, stored on a video tape by a video tape writing means, and provided to a user. Therefore, a user having only a video tape playback device can enjoy contents such as DVD videos. If a menu screen which is not usually provided on a video tape is reproduced and video data and related menu screen data are stored based on the menu screen, the user can view the video tape as if watching a DVD video. Also,The content corresponding to each symbol in the displayed menu is sequentially reproduced, and it is first determined whether or not the content has already been reproduced, and only when the content has not been reproduced, the corresponding video data or The menu screen data is stored on the video tape. Therefore, even if the reproduction process of the content is repeated according to the number of symbols in a certain menu, the reproduction of the content corresponding to each symbol in the content is prevented from being performed repeatedly.
[0018]
Claim5The video editing device described in claim4In addition to the configuration of the video editing device according to the above, the reproduction control means causes the menu screen reproduction means to reproduce menu screen data indicating a state where a symbol on the menu screen is selected, and controls the video tape writing control. Means for controlling the means to cause the video tape writing means to store the menu screen data on the video tape.
[0019]
In the video editing apparatus having this configuration, before playing back the video data, the video data is stored on the video tape so that the menu screen in a state where the video data is selected is displayed. Can be previously known from the menu screen. Therefore, it can be easily determined whether or not to watch the video again.
[0020]
Claim6The video editing device according to any one of claims 1 to5Index information storage means for storing index information for cueing on a control track corresponding to a position where data of the menu screen is stored on the video tape, in addition to the configuration of the video editing device according to any one of the above items. It is characterized by having.
[0021]
In the video editing device having this configuration, the index information enables the cue to be displayed at the display position of the menu screen, so that the content on the video tape can be viewed as if the video to be viewed was selected on the menu. Become.
[0022]
Claim7The video editing device according to any one of claims 1 to6In addition to the configuration of the video editing apparatus according to any one of the above, the video data is stored on a DVD video disk.
[0023]
In the video editing device having this configuration, the content stored on the DVD video disc is provided on a video tape, so that a user without a DVD video disc playback device can also enjoy the content.
[0024]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. As shown in FIG. 1, the video editing apparatus 1 according to the present embodiment includes a
[0025]
The
[0026]
FIG. 2 is a conceptual diagram showing a relationship between a DVD menu and reproduction of a moving image (video). In the example of the DVD shown in FIG. 2, the menu screen has three menu screens: a
[0027]
Each button in the menu is associated with a menu or a moving image. When the button is associated with the menu, the menu associated with the button is displayed. For example, in the case of the DVD of this example, when the button 1 on the
[0028]
Next, the structure of DVD data will be described with reference to FIG. The DVD has pointers in the order of
[0029]
The moving image information includes a data string called a
[0030]
Next, the configuration of a video tape obtained by converting from a DVD using the video editing apparatus 1 of the present embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 4 is a schematic diagram showing an arrangement of recorded signals on a video tape. Each menu screen and the
[0031]
FIG. 6 shows the
[0032]
Hereinafter, conversion of a DVD to a video tape, which is an operation of the present embodiment, will be described using a DVD having the configuration shown in FIG. 2 as an example. FIG. 7 is a flowchart showing the entire flow of the conversion process from DVD to video tape. Each step of the flowchart is abbreviated as S hereinafter. In the following description, menus and moving images are collectively referred to as contents. This is a process of identifying a content to be processed according to a pointer indicating a destination constituting information of the content, sequentially reproducing video information included in the identified content, and recording the video information on a video tape.
[0033]
First, the
[0034]
Next, it is determined whether or not the content pointer of the
[0035]
The case where the content reproduction processing is performed will be described. First, the content pointer is substituted into the location (= 0: initial value) indicated by the detected
[0036]
Next, it is determined whether or not the content type is video playback (S4). In the present embodiment, since the content is either a moving image or a menu screen, if it is not a moving image reproduction, that is, in the case of a menu screen (S4: NO), the button counter is set to 1 in preparation for reproduction processing for a menu information selection button. Add (S5). In the first round of processing, since the button counter is set to 0 in the initialization processing, the button counter becomes 1 here. Then, the button counter and the number of buttons are compared (S6). The number of buttons is determined by controlling the
[0037]
Since the current processing target is parent menu information and not moving image reproduction (S7: NO), first, the DVD
[0038]
In the case of moving image reproduction (S7: YES), similarly to S8, the DVD
[0039]
As described above, since the video of the menu screen in a state where the corresponding button is selected is converted from the DVD and written on the video tape (see FIG. 4), the viewer can determine what will be reproduced after the video of the menu screen. You can see at a glance. In particular, since the video of the menu screen before playing the moving image is often provided with a character string that briefly indicates the content of the button, by watching the video of the menu screen, the viewer can Before actually watching the movie to be played, you can get an overview of its contents. In addition, since the
[0040]
In the present embodiment, the video of the menu screen is reproduced and recorded in a state where the button is selected (FIGS. 3A and 3B) in S8 and S9. 3 (c)) may be output. In this case, the determined color is obtained by acquiring the determined color from the
[0041]
When S8 or S9 ends, the process proceeds to S10. Here, the information which is a set of the current content pointer and the button counter is assigned to the position indicated by the processing
[0042]
In the second round of processing performed by returning to S2, it is determined again whether or not the content pointer (= menu 1 information 15) exists in the detected content stack 41 (S2). The current content pointer is the menu 1
[0043]
Next, when it is determined whether or not the content type is video playback, the menu 1
[0044]
Next, the current content pointer (= menu 1 information 15) and the button counter (= 1) are paired and assigned to the location (= 1) indicated by the processing
[0045]
In the third round of processing, it is determined whether or not the content pointer (= video A information 16) set at the end of the second round of processing exists in the detected content stack 41 (S2). The current content pointer is the
[0046]
Next, when it is determined whether or not the content type is moving image playback, the
[0047]
Next, as in S10, the current content pointer (= video A information 16) and the button counter (= 0) in the third round are set as a set and assigned to the location indicated by the processing
[0048]
In the fourth round of processing, it is determined whether or not the content pointer (= menu 1 information 15) set at the end of the third round of processing exists in the detected content stack 41 (S2). The pointer is the menu 1
[0049]
In S15, it is determined whether or not the in-process
[0050]
If the processing
[0051]
Next, it is determined whether or not the content type of the information POPed by the
[0052]
In the fifth round of processing started by returning to S15, it is first determined whether or not the currently processed
[0053]
In the sixth round of processing, first, 1 is added to the button counter (S5). The button counter refers to the button counter stored in the
[0054]
Next, the current content pointer (= menu 1 information 15) and the button counter (= 2) are paired and assigned to the location (= 1) indicated by the processing
[0055]
In the seventh round of processing, it is determined again whether or not the current content pointer (= video B information 17) exists in the detected content stack 41 (S2). In the detected
[0056]
Next, when it is determined whether or not the content type is the moving image reproduction, the
[0057]
Next, the content pointer (= video B information 17) and the button counter (= 0) are set as a set and assigned to the location indicated by the processing content stack pointer 40 (= 2) in the
[0058]
In the eighth round of processing, it is determined whether or not the content pointer (= menu 1 information 15) at this point is present in the detected content stack 41 (S2). In the detected
[0059]
When it is determined in S15 whether or not the currently processed
[0060]
Next, when it is determined whether or not the content type that has been popped from the processing-in-
[0061]
In the ninth cycle of processing started by returning to S15, it is determined whether or not the currently processed
[0062]
In the process of the tenth round, first, 1 is added to the button counter (S5). The button counter refers to the button counter stored in the processing-in-
[0063]
In S15, when it is determined whether or not the currently processed
[0064]
In the eleventh round, first, 1 is added to the button counter (S5). The button counter is set to 1 by popping the button counter assigned to the currently processed
[0065]
Next, the content pointer (= parent menu information 14) and the button counter (= 2) are combined into a set (= 0) indicated by the processing
[0066]
In the twelfth round of processing, it is determined again whether or not the content pointer exists in the detected content stack 41 (S2), and the current content pointer is the
[0067]
Next, when it is determined whether or not the content type is a moving image playback (S4), since the
[0068]
Next, the content pointer (= video C information 18) and the button counter (= 0) are paired and assigned to the location indicated by the processing content stack pointer 40 (= 1) in the
[0069]
In the process of the thirteenth round, if it is determined whether or not the content pointer exists in the detected content stack 41 (S2), the current content pointer is the
[0070]
Next, when it is determined whether or not the content type is the moving image reproduction (S4), since the
[0071]
Next, the content pointer (=
[0072]
In the fourteenth processing, whether or not the content pointer is present in the detected
[0073]
Next, when it is determined whether or not the content type is moving image reproduction (S4), the
[0074]
Next, the content pointer (= video E information 21) and the button counter (= 0) are set as a set and assigned to the location (= 3) indicated by the processing
[0075]
In the processing of the fifteenth cycle, it is determined whether or not the content pointer exists in the detected content stack 41 (S2). When the current content pointer is the
[0076]
When it is determined in S15 whether the content-in-process-
[0077]
In the 16th round of processing started after returning to S15, the
[0078]
In the seventeenth round, first, 1 is added to the button counter (S5). Since the button counter is set to 1 in S16 of the 16th processing, the button counter is set to 2 here. Next, the button counter and the number of buttons are compared (S6). The number of buttons in the
[0079]
Next, the content pointer (=
[0080]
In the 18th round of processing, it is determined whether or not the content pointer is present in the detected content stack 41 (S2), and the current content pointer is the
[0081]
Next, when it is determined whether or not the content type is a moving image playback (S4), since the
[0082]
Next, the content pointer (= video F information 22) and the button counter (= 0) are set as a set and assigned to the location indicated by the processing content stack pointer 40 (= 3) in the
[0083]
In the nineteenth round processing, it is determined whether or not the content pointer exists in the detected content stack 41 (S2). When the current content pointer is the
[0084]
When it is determined in S15 whether the content-in-process-
[0085]
In the twentieth round of processing started by returning to S15, it is determined whether or not the currently processed
[0086]
In the process of the 21st round, first, 1 is added to the button counter (S5). The button counter is set to 2 by popping the information of the button counter from the in-
[0087]
In S15, if it is determined whether or not the currently processed
[0088]
In the processing of the 22nd cycle started by returning to S15, it is determined whether or not the currently processed
[0089]
In the 23rd round, first, 1 is added to the button counter (S5). Since the button counter is set to 2 in S16 of the 22nd round processing, the button counter becomes 3 here. Next, the button counter and the number of buttons are compared (S6). Since the number of buttons in the
[0090]
Next, the content pointer (= parent menu information 14) and the button counter (= 3) are combined into a set (= 0) indicated by the processing
[0091]
In the process of the 23rd round, it is determined whether or not the content pointer is present in the detected content stack 41 (S2). When the current content pointer is the
[0092]
Next, when it is determined whether or not the content type is a video playback (S4), the
[0093]
Next, the content pointer (= video D information 20) and the button counter (= 0) are paired and assigned to the location (= 1) indicated by the processing
[0094]
In the 24th round of processing, it is determined again whether or not the content pointer is present in the detected content stack 41 (S2). If the current content pointer is the
[0095]
When it is determined in S15 whether or not the currently processed
[0096]
In the 25th round of processing started by returning to S15, the processing-in-process
[0097]
In the 26th round, first, 1 is added to the button counter (S5). Since the button counter is set to 3 in S16 of the 23rd round of processing, the button counter becomes 4 here. Next, the button counter and the number of buttons are compared (S6). Since the number of buttons in the
[0098]
In S15, when it is determined whether or not the currently processed
[0099]
The video of the menu screen, the moving image, and the
[0100]
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. The DVD having the configuration shown in FIG. 10 uses the memory shown in FIG. 9 without using the detected
[0101]
First, the
[0102]
In the first round of processing, it is first determined whether or not the content type is video playback (S22). In the present embodiment, the content is either a moving image or a menu screen. However, if the TOP content (= parent menu information 46) is not a moving image reproduction, that is, if it is a menu screen (S23: NO), 1 is added to the button counter. (S24). In the first round, since the button counter is set to 0 in the initialization processing, the button counter is set to 1 here. Then, the button counter and the number of buttons are compared (S24). In the first round of processing, the content pointer is
[0103]
The case where the reproduction process of the content corresponding to the button is performed will be described. First, the button pointer is assigned to the position indicated by the detected
[0104]
If it is not a moving image reproduction (S27: NO), a video of the menu screen in a state in which the button in the order indicated by the current button counter (first if the button counter is 1) is selected, and further output. The video is recorded on the
[0105]
In the case of reproducing a moving image (S27: YES), as in S28, the video of the menu screen in a state where the button in the order indicated by the current button counter (the first button if the button counter is 1) is selected and output. The recorded video is recorded on the
[0106]
When S28 and S29 are completed, the process proceeds to S30. The content pointer and the button counter are paired and assigned to the location indicated by the processing
[0107]
In the second round of processing, it is determined whether or not the content type (= menu 1 information 47) is video playback (S22). Since the content pointer is pointing to the menu 1
[0108]
Next, when the button determination information of the button (first button) in the order indicated by the current button counter (= 1) is checked, it is determined that the moving image is to be reproduced (S27: YES). The video of the menu screen in the state where the button of 1) is selected is output and recorded on the video track of the video tape. Further, the index information is recorded on the control track of the video tape.
[0109]
Next, the content pointer (= menu 1 information 47) and the button counter (= 1) are paired and assigned to the location (= 1) indicated by the processing
[0110]
In the third round of processing, if it is determined whether or not the content type (= video A information 49) is video playback, the
[0111]
Next, as in S30, the current content pointer (= video A information 49) and the button counter (= 0) are paired and assigned to the location (= 2) indicated by the processing
[0112]
In the fourth round of processing, it is determined again whether or not the content type is video playback (S22). Since the content pointer points to menu 1 and is not a moving image reproduction, 1 is added to the button counter which has been reset to 0 first (S23). Next, the button counter is compared with the number of buttons (S24). Since the number of buttons is two and the button counter is 1, the button counter is not larger than the number of buttons (S24: NO). The button 1 of the parent menu is assigned to the detected
[0113]
In S35, it is determined whether or not the in-process
[0114]
If the
[0115]
Next, it is determined whether or not the content type (= video A information 49) is a moving image reproduction (S37). Since the substitution of the content of the moving image reproduction into the in-
[0116]
In the fifth round of processing started by returning to S35, it is determined whether or not the currently processed
[0117]
In the process of the sixth round, first, 1 is added to the button counter (S23), and the process proceeds to step S2. Next, the button counter and the number of buttons are compared (S24). Since the number of buttons is two and the number of button counters is two, the number of button counters is not larger than the number of buttons (S24: NO). Further, the button 1 of the parent menu is assigned to the detected
[0118]
Next, when the button determination information of the button (second button) in the order indicated by the current button counter (= 2) is checked, since the moving image is played (S27: YES), the order indicated by the current button counter (= 27) The image of the menu screen with the button 2) selected is output and recorded on the video track of the video tape. Further, the index information is recorded on the control track of the video tape.
[0119]
Next, the content pointer (= menu 1 information 47) and the button counter (= 2) are combined into a set (= 1) indicated by the processing
[0120]
In the seventh round of processing, if it is determined whether or not the content type is video playback, since the
[0121]
Next, the content pointer (= video B information 50) and the button counter (= 2) are paired and assigned to the location (= 2) indicated by the processing
[0122]
In the eighth round of processing, it is determined whether or not the content type is video playback (S22). Since the content pointer is pointing to the menu 1
[0123]
In S35, it is determined whether or not the in-process
[0124]
In the ninth round of processing started by returning to S35, it is determined whether or not the in-process
[0125]
In the process of the tenth round, first, 1 is added to the button counter (S23). Next, the button counter is compared with the number of buttons (S24). Since the number of buttons is two and the number of button counters is three, the number of button counters is larger than the number of buttons (S24: YES), which means that the conversion processing for the menu 1
[0126]
In S35, it is determined whether or not the in-process
[0127]
In the eleventh round, first, 1 is added to the button counter (S23). Next, the button counter is compared with the number of buttons (S24). Since the number of buttons is two and the number of button counters is two, the number of button counters is not larger than the number of buttons (S24: NO). Further, the button 1 of the parent menu is assigned to the detected
[0128]
Next, when the button determination information of the button (the second button) in the order indicated by the current button counter (= 2) is checked, the menu is displayed and the moving image is not played back (S27: NO). The image of the menu screen in a state where the button in the order indicated by the counter (= 2) is selected is output and recorded on the video track of the video tape.
[0129]
Next, the content pointer (= menu 1 information 46) and the button counter (= 2) are paired and assigned to the location (= 0) indicated by the processing
[0130]
In the twelfth round, it is determined whether or not the content type is video playback (S22). Since the content pointer is pointing to the
[0131]
Next, when the button determination information of the button (first button) in the order indicated by the current button counter (= 1) is checked, it is determined that the moving image is to be reproduced (S27: YES). The video of the menu screen in the state where the button of 1) is selected is output and recorded on the video track of the video tape. Further, the index information is recorded on the control track of the video tape.
[0132]
Next, the current content pointer (=
[0133]
In the process of the thirteenth round, if it is determined whether or not the content type is video playback, the
[0134]
Next, a pair of the content pointer and the button counter is assigned to the location (= 2) indicated by the
[0135]
In the fourteenth round, it is determined whether or not the content type (= menu 1 information 46) is video playback (S22). Since the content pointer is pointing to the menu 1
[0136]
In S35, it is determined whether or not the in-process
[0137]
Returning to S35, in the fifteenth round of processing, it is determined whether or not the in-process
[0138]
In the sixteenth round, first, 1 is added to the button counter (S23). Next, the button counter is compared with the number of buttons (S24). Since the number of buttons is two and the button counter is 2 (= 1 + 1), the button counter is not larger than the number of buttons (S24: NO). In the detected
[0139]
Next, when the button determination information of the button (second button) in the order indicated by the current button counter (= 2) is checked, since the moving image is played (S27: YES), the order indicated by the current button counter (= 27) The image of the menu screen with the button 2) selected is output and recorded on the video track of the video tape. Further, the index information is recorded on the control track of the video tape. The video of the menu screen is recorded following the
[0140]
Next, the content pointer (=
[0141]
In the seventeenth round of processing, if it is determined whether or not the content type (= video C information 51) is video playback, the
[0142]
Next, the content pointer (= video C information 51) and the button counter (= 0) are set as a set and assigned to the location (= 2) indicated by the processing
[0143]
In the eighteenth round, it is determined whether or not the content type is video playback (S22). Since the content pointer is pointing to the
[0144]
In S35, it is determined whether or not the in-process
[0145]
In the 19th round of processing started by returning to S35, it is determined whether or not the in-process
[0146]
In the processing of the twentieth cycle, first, 1 is added to the button counter (S23). Next, the button counter is compared with the number of buttons (S24). Since the number of buttons is two and the number of button counters is three, the number of button counters is larger than the number of buttons (S24: YES), so that the conversion for the
[0147]
In S35, it is determined whether or not the in-process
[0148]
In the process of the 21st round, first, 1 is added to the button counter (S23). Next, the button counter is compared with the number of buttons (S24). Since the number of buttons is two and the number of button counters is three, the number of button counters is larger than the number of buttons (S24: YES), which means that the conversion related to the
[0149]
In S35, it is determined whether or not the in-process
[0150]
As shown in FIG. 12, a video image of a menu screen and a moving image image are recorded on a video tape obtained by conversion from a DVD as described above. When the DVD of FIG. 10 is converted into a video tape according to the flowchart of FIG. 7, the result is as shown in FIG. The difference between FIG. 11 and FIG. 12 is whether or not there is a video B52.
[0151]
That is, when there is video information associated with a plurality of menu buttons as in video B of FIG. 10, only one video is recorded on a video tape by using the flowchart of FIG. Using the flowchart of FIG. 8, the information is recorded for each button.
[0152]
In the above two embodiments, the reproduction is performed while tracing the menu to a deep layer, the menu is returned to the top layer from the deepest layer while the menu and the video associated with the menu are reproduced, and this is repeated. In common. Among these, in the reproduction processing based on the content information, the presence or absence of reproduction of all the content information (video corresponding to the menu item) is confirmed, and this is used to determine the end of the conversion work of all the video data. On the other hand, in the reproduction processing based on the menu items, all the content information is reproduced, but whether or not the video located at the end of each menu is reproduced is not used for judging the end of the conversion work.
[0153]
In the present embodiment, the
[0154]
If the
[0155]
Furthermore, in the present embodiment, the process of converting a DVD to a video tape has been described. However, the source of the conversion is not limited to the completed DVD, but may be any data that can understand the configuration of the DVD as shown in FIG. For example, data before authoring on a DVD can be used.
[0156]
【The invention's effect】
[0157]
[0158]
As is clear from the above explanation,Claim1According to the video editing device described inReproduces content such as video recorded on a DVD or the like or prepared for the production of a DVD or the like, and It is stored on a video tape by the video tape writing means and provided to the user. Therefore, a user having only a video tape playback device can enjoy contents such as DVD videos. If a menu screen which is not usually provided on a video tape is reproduced and video data and related menu screen data are stored based on the menu screen, the user can view the video tape as if watching a DVD video.In particular, when the video data is composed of a plurality of menus and menu items, the relationship between the menus and the relationship between the menus and the video are determined, reproduced in the associated order, and stored on the video tape. Therefore, even when the video tape is reproduced in order from the beginning, the menu screen and the video are reproduced as if selecting the item from the menu and displaying the video or the lower menu, and the user can enjoy the DVD video as if watching it. You can watch video tapes.
[0159]
Claim2According to the video editing device described inA content such as a video recorded on a DVD or the like or prepared for producing a DVD or the like is reproduced, stored on a video tape by a video tape writing means, and provided to a user. Therefore, a user having only a video tape playback device can enjoy contents such as DVD videos. If a menu screen which is not usually provided on a video tape is reproduced and video data and related menu screen data are stored based on the menu screen, the user can view the video tape as if watching a DVD video. Also,The content corresponding to each item in the displayed menu is sequentially played back. First, it is determined whether or not the content has already been played, and only when the content has not been played, the corresponding video data is output. Record on videotape. Therefore, even if a certain menu screen is displayed a plurality of times, the content corresponding to each item in the menu screen is not reproduced more than necessary.
[0160]
Claim3According to the video editing device described in the above,2In addition to the effects of the video editing device described in, the content corresponding to each item in the displayed menu is sequentially reproduced, but it is first determined whether or not the content has already been reproduced, and the content is still reproduced. If not, the corresponding menu screen data is stored on the video tape. Therefore, even if a certain menu screen is displayed a plurality of times, the content corresponding to each item in the menu screen is not reproduced more than necessary.
[0161]
Claim4According to the video editing device described inA content such as a video recorded on a DVD or the like or prepared for producing a DVD or the like is reproduced, stored on a video tape by a video tape writing means, and provided to a user. Therefore, a user having only a video tape playback device can enjoy contents such as DVD videos. If a menu screen which is not usually provided on a video tape is reproduced and video data and related menu screen data are stored based on the menu screen, the user can view the video tape as if watching a DVD video. Also,The content corresponding to each symbol in the displayed menu is sequentially reproduced, and it is first determined whether or not the content has already been reproduced, and only when the content has not been reproduced, the corresponding video data or The menu screen data is stored on the video tape. Therefore, even if a certain menu screen is displayed a plurality of times, the content corresponding to each icon in the menu screen is not reproduced more than necessary.
[0162]
That is, when the content information (video information and menu item) is sequentially checked to determine whether or not the content is being reproduced, the reproduction of the content information and the recording on the video tape are not performed in duplicate. As many video data as the number of content information included in the original video data are recorded on the video tape. On the other hand, when the menu items are sequentially checked to determine whether or not the content is being reproduced, if one video information corresponds to a plurality of menu items, the same video data as the number of the menu items is provided. Is recorded on a video tape, but is recorded without unnecessary duplication.
[0163]
In the reproduction process based on the content information, the content information and the number of video data to be recorded are the same, so that the required amount of video tape can be minimized and the time required for editing the video tape can be reduced. This has the effect. On the other hand, in the playback processing based on the menu items, each video data is recorded on the video tape in a pair with the menu items. Can be appreciated. This has the effect that random access can be performed smoothly and quickly.
[0164]
Claim5According to the video editing device described in the above,4In addition to the effects of the video editing device described in the above, before the video data is reproduced, the video data is stored on the video tape so as to display a menu screen in a selected state. The outline of the image to be performed can be known in advance on the menu screen. Therefore, it can be easily determined whether or not to watch the video again.
[0165]
Claim6According to the video editing device described in the above, the claims 1 to5In addition to the effects of the video editing device described in any of the above, index information enables cueing to the display position of the menu screen, so that the video to be viewed is selected on the menu as if selected on the video tape. Appreciation of contents becomes possible.
[0166]
Claim7According to the video editing device described in the above, the claims 1 to6In addition to the effects of the video editing apparatus described in any one of the above, the content stored on the DVD video disc is provided on a video tape, so that a user without a DVD video disc playback apparatus can also appreciate the content.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a system configuration diagram showing a basic configuration of a video editing device 1 according to the present embodiment.
FIG. 2 is a conceptual diagram showing a relationship between a DVD menu and reproduction of a moving image (video).
FIG. 3 is an example of an image on a menu screen.
FIG. 4 is a schematic diagram showing an arrangement of recorded signals on a video tape.
FIG. 5 is a conceptual diagram of a configuration of DVD data.
FIG. 6 is a schematic diagram showing a
FIG. 7 is a flowchart showing an overall flow of a conversion process from a DVD to a video tape.
FIG. 8 is a flowchart showing an entire flow of a conversion process from a DVD to a video tape.
FIG. 9 is a schematic diagram showing a
FIG. 10 is a conceptual diagram showing a relationship between a DVD menu and reproduction of a moving image (video).
FIG. 11 is a schematic diagram showing an arrangement of signals recorded on a video tape.
FIG. 12 is a schematic diagram showing an arrangement of recorded signals on a video tape.
[Explanation of symbols]
1. Video editing device
2 DVD reader
3: DVD playback control unit
4… Memory
5 Menu playback section
6 MPEG2 decoder
7 Index information generation unit
8 VTR recording control unit
9 Video tape writing device
10. Parent menu screen
11: Menu 1 screen
12:
13. Video A, B, C, D, E, F
14. Parent menu information
15: Menu 1 information
16 ... Video A information
17 ... Video B information
18 Video C information
19:
20: Video D information
21 ... Video E information
22 ... Video F information
23 ... Menu image information
24 ... Button information header
25 ... button information
26 ... button number information
27 ... Selected color information
28 ... Determined color information
29 ... button area information
30 ... button selection destination information
31 ... Button decision operation information
32 Video object (VOB)
33 ... Operation information after reproduction
35 ... Index information
36 ... Control truck
37 ... Content pointer memory
38… Button counter memory
39: Processing content stack
40: Content stack pointer being processed
41 ... Detected content stack
42 ... Detected content stack pointer
43 ... Video track
Claims (7)
当該コンテンツ情報読取手段の制御を行う再生制御手段と、
前記コンテンツ情報読取手段により読み込まれた前記メニュー情報をビデオテープ記憶用のメニュー画面データとして再生するメニュー画面再生手段と、
前記コンテンツ情報読取手段により読み込まれた前記映像情報をビデオテープ記憶用の映像データとして再生する映像再生手段と、
前記メニュー画面再生手段が再生したメニュー画面データと前記映像再生手段が再生した映像データとをビデオテープに記録するビデオテープ書込手段と、
当該ビデオテープ書込手段を制御するビデオテープ書込制御手段とを備え、
前記再生制御手段は、
前記コンテンツ情報読取手段が読み込んだメニュー情報から、当該メニュー情報に関連付けられた他のメニュー情報の有無とその関連付け状態を判別する関連メニュー情報判別手段を備え、
前記コンテンツ情報読取手段が読み込んだメニュー情報と前記関連メニュー情報判別手段の判別結果とに基づいて、
前記コンテンツ情報読取手段を制御し、前記映像情報及び前記メニュー情報に関連付けられた他のメニュー情報を順次前記ビデオデータから読み込ませ、
前記映像情報は前記映像再生手段にビデオテープ記憶用の映像データとして再生させ、
前記メニュー情報やこれに関連付けられた他のメニュー情報は前記メニュー画面再生手段を用いてビデオテープ記憶用のメニュー画面データとして再生させ、
前記ビデオテープ書込制御手段を制御し、前記ビデオテープ書込手段に前記映像データ及び前記メニュー画面データを前記ビデオテープに記憶させることを特徴とする映像編集装置。 From the encoded and recorded video data, a video editing apparatus configured to read content information including at least video information and menu information composed of a plurality of menu items by content information reading means and store the content information on a video tape. So,
Playback control means for controlling the content information reading means;
Menu screen reproducing means for reproducing the menu information read by the content information reading means as menu screen data for video tape storage,
Video playback means for playing back the video information read by the content information reading means as video data for video tape storage,
Video tape writing means for recording on a video tape the menu screen data reproduced by the menu screen reproduction means and the video data reproduced by the video reproduction means,
Video tape writing control means for controlling the video tape writing means,
The reproduction control means includes:
From the menu information read by the content information reading means, comprises a related menu information determining means for determining the presence or absence of other menu information associated with the menu information and the state of the association,
Based on the menu information read by the content information reading means and the determination result of the related menu information determining means,
Controlling the content information reading means, causing the video information and other menu information associated with the menu information to be sequentially read from the video data,
The video information is reproduced by the video reproduction means as video data for video tape storage,
The menu information and other menu information associated therewith are reproduced as menu screen data for videotape storage using the menu screen reproducing means,
The video tape write control means controls the video tape writing means to the image data and the menu screen data to that movies image editing apparatus characterized in that to be stored in the video tape.
当該コンテンツ情報読取手段の制御を行う再生制御手段と、
前記コンテンツ情報読取手段により読み込まれた前記メニュー情報をビデオテープ記憶用のメニュー画面データとして再生するメニュー画面再生手段と、
前記コンテンツ情報読取手段により読み込まれた前記映像情報をビデオテープ記憶用の映像データとして再生する映像再生手段と、
前記メニュー画面再生手段が再生したメニュー画面データと前記映像再生手段が再生した映像データとをビデオテープに記録するビデオテープ書込手段と、
当該ビデオテープ書込手段を制御するビデオテープ書込制御手段とを備え、
前記再生制御手段は、
前記コンテンツ情報読取手段が読み込んだメニュー情報に基づいて、これを構成する前記各メニュー項目の情報に対応した前記コンテンツ情報が再生されたか否かを記憶する再生有無記憶手段と、
当該再生有無記憶手段の記憶内容に基づいて、前記コンテンツ情報の再生の有無を判断する再生有無判断手段と、
当該再生有無判断手段が、再生されていないと判断した前記コンテンツ情報に対応する前記各メニュー項目の情報が映像情報再生か他のメニュー情報再生かを判断するコンテンツ情報判断手段とを備え、
当該コンテンツ情報判断手段が、前記各メニュー項目の情報が映像情報再生であると判断した時には、指定された映像情報を前記映像再生手段に映像データとして再生させ、前記ビデオテープ書込手段に前記映像データを前記ビデオテープに記憶させることを特徴とする映像編集装置。 From the encoded and recorded video data, a video editing apparatus configured to read content information including at least video information and menu information composed of a plurality of menu items by content information reading means and store the content information on a video tape. So,
Playback control means for controlling the content information reading means;
Menu screen reproducing means for reproducing the menu information read by the content information reading means as menu screen data for video tape storage,
Video playback means for playing back the video information read by the content information reading means as video data for video tape storage,
Video tape writing means for recording on a video tape the menu screen data reproduced by the menu screen reproduction means and the video data reproduced by the video reproduction means,
Video tape writing control means for controlling the video tape writing means,
The reproduction control means includes:
Based on the menu information read by the content information reading means, a reproduction presence / absence storage means for storing whether or not the content information corresponding to the information of each of the menu items constituting the content information has been reproduced;
Playback presence / absence determination means for determining the presence / absence of playback of the content information based on the storage content of the playback presence / absence storage means,
The reproduction presence / absence determination means includes content information determination means for determining whether information of each menu item corresponding to the content information determined to be not reproduced is video information reproduction or other menu information reproduction,
When the content information determining means determines that the information of each of the menu items is video information reproduction, the specified video information is reproduced by the video reproduction means as video data, and the video tape writing means outputs the video data. Film image editing apparatus characterized by storing data to the video tape.
当該コンテンツ情報読取手段の制御を行う再生制御手段と、
前記コンテンツ情報読取手段により読み込まれた前記メニュー情報をビデオテープ記憶用のメニュー画面データとして再生するメニュー画面再生手段と、
前記コンテンツ情報読取手段により読み込まれた前記映像情報をビデオテープ記憶用の映像データとして再生する映像再生手段と、
前記メニュー画面再生手段が再生したメニュー画面データと前記映像再生手段が再生した映像データとをビデオテープに記録するビデオテープ書込手段と、
当該ビデオテープ書込手段を制御するビデオテープ書込制御手段とを備え、
前記再生制御手段は、
前記コンテンツ情報読取手段が読み込んだメニュー情報に基づいて再生され、当該メニュー情報を構成する前記各メニュー項目の情報に対応してメニュー画面に表示されるシンボルに関連付けられた前記コンテンツ情報が再生されたか否かを記憶する再生有無記憶手段と、
当該再生有無記憶手段の記憶内容に基づいて、前記コンテンツ情報が再生されたか否かを判断する再生有無判断手段と、
当該再生有無判断手段が、再生されていないと判断した前記コンテンツ情報に関連付けられた前記メニュー画面に表示されるシンボルの指定内容が映像情報再生か他のメニュー情報再生かを判断するコンテンツ情報判断手段とを備え、
当該コンテンツ情報判断手段が、前記シンボルの指定内容が映像情報再生であると判断した時には、指定された映像情報を前記映像再生手段に映像データとして再生させ、前記ビデオテープ書込制御手段を制御して、前記ビデオテープ書込手段に前記映像データを前記ビデオテープに記憶させ、
前記コンテンツ情報判断手段が、前記シンボルの指定内容が他のメニュー情報再生であると判断した時には、当該シンボルに関連付けられた他のメニュー情報を前記メニュー画面再生手段を用いてメニュー画面データとして再生させ、前記ビデオテープ書込制御手段を制御して、前記ビデオテープ書込手段に前記メニュー画面データを前記ビデオテープに記憶させることを特徴とする映像編集装置。 From the encoded and recorded video data, a video editing apparatus configured to read content information including at least video information and menu information composed of a plurality of menu items by content information reading means and store the content information on a video tape. So,
Playback control means for controlling the content information reading means;
Menu screen reproducing means for reproducing the menu information read by the content information reading means as menu screen data for video tape storage,
Video playback means for playing back the video information read by the content information reading means as video data for video tape storage,
Video tape writing means for recording on a video tape the menu screen data reproduced by the menu screen reproduction means and the video data reproduced by the video reproduction means,
Video tape writing control means for controlling the video tape writing means,
The reproduction control means includes:
Whether the content information is reproduced based on the menu information read by the content information reading means and associated with the symbol displayed on the menu screen corresponding to the information of each menu item constituting the menu information. Playback presence storage means for storing whether or not
Playback presence / absence determination means for determining whether or not the content information has been played, based on the storage content of the playback presence / absence storage means,
Content information determining means for determining whether the specified content of a symbol displayed on the menu screen associated with the content information determined not to be reproduced is video information reproduction or other menu information reproduction, With
When the content information determining means determines that the designated content of the symbol is video information reproduction, the specified video information is reproduced by the video reproduction means as video data, and the video tape writing control means is controlled. And causing the video tape writing means to store the video data on the video tape,
When the content information determining means determines that the specified content of the symbol is reproduction of other menu information, the other menu information associated with the symbol is reproduced as menu screen data using the menu screen reproducing means. the video tape write control means controls the video tape writing means to the menu screen data to that movies image editing apparatus characterized in that to be stored in the video tape.
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