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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンバイン、ハーベスタ等に設けられる選別装置の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種コンバイン等に設けられる選別装置は、扱室から供給される選別材料を、揺動流板の終端部に設けられるチャフシーブで濾過選別すると共に、チャフシーブから漏下する選別材料をさらに唐箕ファンの選別風で精選し、この精選された選別材料を貯溜タンクに収容するが、チャフシーブのフィン開度が一定である場合には、選別材料の種類や供給量の変化に伴って選別精度にバラツキが生じる許りでなく、所謂オーバーフローが発生して材料損失が増加する可能性があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、チャフシーブのフィン開度をアクチュエータの駆動に基づいて調節するフィン開度調節機構と、チャフシーブのフィン開度を検出するフィン開度検出センサと、フィン開度調節機構を自動制御する選別自動制御部とを設けて、選別材料の種類や供給量に適合した選別を行うことが提案されている。しかるに、この様なものでは、フィン開度検出センサが故障(機械的もしくは電気的)すると、フィン開度調整機構が制御不能になる許りでなく、チャフシーブがフィン閉状態を維持して材料損失を増大させる可能性があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、チャフシーブのフィン開度をアクチュエータの駆動に基づいて調節するフィン開度調節機構と、チャフシーブのフィン開度を検出するフィン開度検出センサと、フィン開度調節機構を自動制御する選別自動制御部とを備える選別装置において、前記選別自動制御部に、フィン開度検出センサの異常を判断するセンサ異常判断手段と、フィン開度検出センサの異常を判断したとき、前記アクチュエータをフィン開方向に所定時間駆動させる異常時フィン開駆動手段とを設けるとともに、前記センサ異常判断手段は、同方向のアクチュエータ駆動出力が所定時間継続したとき、フィン開度検出センサの異常と判断することを特徴とする選別装置である。つまり、フィン開度検出センサに異常が発生した場合には、フィン開度調節機構のアクチュエータをフィン開方向に所定時間駆動させるため、チャフシーブが閉状態を維持することがなく、その結果、フィン開度検出センサの異常に伴う材料損失の増大を防止することができる。また、アクチュエータの駆動継続時間でフィン開度検出センサの異常を判断するため、異常判断ルーチンを簡略化することができる。
請求項2の発明は、チャフシーブのフィン開度をアクチュエータの駆動に基づいて調節するフィン開度調節機構と、チャフシーブのフィン開度を検出するフィン開度検出センサと、フィン開度調節機構を自動制御する選別自動制御部とを備える選別装置において、前記選別自動制御部に、フィン開度検出センサの異常を判断するセンサ異常判断手段と、フィン開度検出センサの異常を判断したとき、前記アクチュエータをフィン開方向に所定時間駆動させる異常時フィン開駆動手段とを設けるとともに、前記異常時フィン開駆動手段は、フィン閉駆動時にセンサ異常判断手段が異常を判断したときのみ、アクチュエータをフィン開方向に所定時間駆動させることを特徴とする選別装置である。つまり、フィン開度検出センサに異常が発生した場合には、フィン開度調節機構のアクチュエータをフィン開方向に所定時間駆動させるため、チャフシーブが閉状態を維持することがなく、その結果、フィン開度検出センサの異常に伴う材料損失の増大を防止することができる。さらに、異常時フィン開駆動手段は、フィン閉駆動時にセンサ異常判断手段が異常を判断したときのみ、アクチュエータをフィン開方向に所定時間駆動させることを特徴とするものである。つまり、アクチュエータの無駄な駆動を防止することができる許りでなく、無駄な駆動に伴うアクチュエータの過負荷を回避することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態の一つを図面に基づいて説明する。図面において、1はコンバインであって、該コンバイン1は、茎稈を刈取る前処理部2、刈取茎稈から穀粒を脱穀し、かつ穀粒を選別する脱穀選別部3、選別済みの穀粒が貯溜される穀粒タンク4、脱穀済みの排稈を排出処理する後処理部5、各種の操作具が配設される操作部6、左右一対のクローラ走行装置7aを備える走行部7等で構成されるが、これらの基本構成は何れも従来通りである。
【0006】
8は前記走行部7に設けられるトランスミッションであって、該トランスミッション8は、主変速機構として機能する静油圧式無段変速ユニット(HST)9を介してエンジン10の動力を入力すると共に、該動力を副変速機構11およびサイドクラッチ機構12を介して左右のクローラ走行装置7aに伝動するが、トランスミッション8の一側部には、中間伝動軸13の回転を検出するミッション回転センサ14が設けられている。
【0007】
前記前処理部2は、未刈茎稈を分草するデバイダ15、分草された茎稈を引き起す引起し装置16、茎稈の株元位置を切断する刈刃(図示せず)、刈取茎稈を後述する扱深さ搬送装置17まで挟持搬送する前処理搬送装置18等で構成されるが、前処理搬送装置18や扱深さ搬送装置17には、静油圧式無段変速ユニット9を経由したエンジン動力が供給されるため、車速に連動した速度で茎稈の刈取りおよび搬送が行われるようになっている。
【0008】
前記扱深さ搬送装置17は、搬送終端側を支点として上下回動自在であると共に、その回動位置を、扱深さモータ(図示せず)の正逆駆動に基づいて調節することができるようになっている。即ち、扱深さ搬送装置17は、前処理搬送装置18の搬送終端部で茎稈を受け継ぐにあたり、その挟持位置を、上記回動に基づいて上下させることが可能であるため、扱深さ搬送装置17の終端部で茎稈を引き継ぐ脱穀フィードチェン19の茎稈挟持位置を変化させて脱穀選別部3における扱深さを調節することができるようになっている。
【0009】
20は扱深さ搬送装置17に設けられる扱深さセンサであって、該扱深さセンサ20は、搬送茎稈の穂先位置を検出すべく一対の接触式検出スイッチで構成されており、該検出スイッチ信号に基づいて扱深さ搬送装置17を適正な回動位置に自動制御(扱深さ自動制御)するが、さらに扱深さ搬送装置17には、搬送茎稈の有無を検出する扱深さメインセンサ21が設けられており、該センサ信号に基づいて自動制御のON−OFFを切換えるようになっている。
【0010】
前記脱穀選別部3は、刈取茎稈を扱室22に沿って挟持搬送する前述の脱穀フィードチェン19、搬送茎稈から被処理物(混合物を含む穀粒)を脱穀する扱胴23、脱穀された被処理物を漏下する受網24、該受網24から漏下せずに扱室終端まで達した被処理物を単粒化処理する処理胴25、該処理胴25が単粒化した被処理物を漏下する第二受網26、前記受網24から漏下した被処理物を順次揺動搬送する揺動流板27、該揺動流板27の終端部で被処理物を濾過選別する濾過選別部28、該濾過選別部28から漏下した被処理物を一番選別風で精選する唐箕ファン29、精選された穀粒(選別材料)を横搬送する一番ラセン30、該一番ラセン30の終端まで搬送された穀粒を穀粒タンク4に揚上搬送する揚穀筒31、前記濾過選別部28から漏下しなかった被処理物や第二受網26から漏下した被処理物を濾過選別するストロラック32、該ストロラック32から漏下した被処理物を二番選別風で風選別する二番選別ファン33、風選別された二番物を横搬送する二番ラセン34、該二番ラセン34の終端まで搬送された被処理物を上記選別経路中に還元する二番還元筒35、前記ストロラック32の終端位置で藁屑等を機外に排出する吸引ファン36、脱穀処理済みの排藁を機体後部まで挟持搬送する排藁チェン37、該排藁チェン37の搬送茎稈からささり粒を落下させるロータ(図示せず)等で構成されているが、前記揺動流板27、濾過選別部28、ストロラック32等は、一体的な揺動アッセンブリAを構成し、クランク機構もしくはカム機構で駆動されるようになっている。
【0011】
前記濾過選別部28は、第一濾過選別体であるチャフシーブ38と、第二濾過選別体であるグレインシーブ39とを上下二段に設けて構成されており、上段のチャフシーブ38は、前後方向に所定間隔を存して並設される複数のフィン40で構成される一方、下段のグレインシーブ39は、所定の目合いを有する金網部材で構成されているが、前記各フィン40から左右方向に突出する上側支持ピン40aは、揺動アッセンブリAの側板に枢支される一方、下側支持ピン40bは、可動プレート(図示せず)を介して一連状に連結されており、そのため、上側支持ピン40aを支点とする各フィン40の同期揺動に基づいてチャフシーブ38の開度を変化させることができるようになっている。
【0012】
41は所定の上側支持ピン40aに一体的に設けられるフィン作動アームであって、該フィン作動アーム41の先端部には、転動自在なローラ41aが設けられており、該ローラ41aの上下動に連動して複数のフィン40が揺動するようになっている。一方、42は揺動アッセンブリAの外側面部に前後摺動自在に設けられるガイドプレートであって、該ガイドプレート42の上部には、前記ローラ41aに接当する傾斜ガイド部42aが形成される一方、ガイドプレート42の前部には、フィン駆動モータ43(減速機構付きモータ)のピニオンギヤ43aに噛合するラック部42bが形成されている。即ち、前記傾斜ガイド部42aは、ガイドプレート42の前後摺動位置に応じてローラ41aを上下動させるため、ガイドプレート42を強制的に前後摺動させるフィン駆動モータ43の正逆駆動に基づいてチャフシーブ38の開度(フィン間隔)を調節することができるようになっている。因みに、本実施形態の各フィン40は、揺動流板27に対する距離に応じて、前段フィン40Fと、中段フィン40Mと、後段フィン40Rとにグループ分けされると共に、このグループ単位で連動するように連結されており、従って、各フィン40の開度調節範囲や開度変化パターンをグループ単位で設定することができるようになっている。
【0013】
44はチャフシーブ38の開度を検出するフィン開度検出センサであって、該フィン開度検出センサ44は、センサブラケット44aに一体的に取付けられるポテンショメータ44b、該ポテンショメータ44bの入力軸に一体的に設けられる検出プレート44c、該検出プレート44cを後方に付勢する弾機(図示せず)等で構成されている。そして、検出プレート44cは、ガイドプレート42に突設されるピン42cに接当し、該ピン42cの前後位置に応じてポテンショメータ44bの入力軸を回動させるため、ガイドプレート42の前後位置に応じて変化するチャフシーブ38の開度を検出することができるようになっている。尚、42dはガイドプレート42に前後方向を向いて形成される長孔状のガイド孔部、45はガイド孔部42dを前後摺動自在にガイドし、かつガイドプレート42を抜止めする抜止めガイド部材であり、該抜止めガイド部材45に対してガイド孔部42dの端部が接当する位置がガイドプレート42の機械的な作動限度位置である。
【0014】
46は前記チャフシーブ38の上方に配設される層厚検出センサであって、該層厚検出センサ46は、チャフシーブ38上の被処理物に押圧されて後方に揺動する検出プレート46a、該検出プレート46aの揺動角を検出するポテンショメータ46b等で構成されており、該ポテンショメータ46bの出力信号に基づいてチャフシーブ38上における被処理物の層厚を検出するようになっている。
【0015】
47は運転席48の側方に配設される選別ダイヤル(選別材料設定器)であって、該選別ダイヤル47は、操作範囲に第1から第7の操作位置を含むロータリスイッチもしくはボリュームで構成されており、そのうち第1から第3の操作位置は、麦用の選別自動制御を行う領域に設定される一方、第5から第7の操作位置は、稲用の選別自動制御を行う領域に設定されている。つまり、第1操作位置は「麦低収量」、第2操作位置は「麦標準」、第3操作位置は「麦高収量」、第4操作位置は材料未設定位置(麦設定領域と稲設定領域とを仕切る中央仕切領域)、第5操作位置は「稲低収量」、第6操作位置は「稲標準」、第7操作位置は「稲高収量」にそれぞれ設定されている。
【0016】
49はマイクロコンピュータ(CPU、ROM、RAM等を含む)を用いて構成される選別制御部であって、該選別制御部49の入力側には、前述したミッション回転センサ14、扱深さメインセンサ21、フィン開度検出センサ44、層厚検出センサ46および選別ダイヤル47、後述する「選別自動制御」をON−OFFする選別自動スイッチ50、「選別自動制御」の制御モードを切換えるモード切換スイッチ51等が所定の入力インタフェース回路を介して接続される一方、出力側には、前述したフィン駆動モータ43等が所定の出力インタフェース回路を介して接続されている。つまり、選別制御部49は、層厚検出センサ46の検出信号および選別ダイヤル47の設定信号に基づいてチャフシーブ38の開度を自動的に制御する「選別自動制御(第一制御モード)」、ミッション回転センサ14の検出信号および選別ダイヤル47の設定信号に基づいてチャフシーブ38の開度を自動的に制御する「選別自動制御(第二制御モード)」、フィン開度検出センサ44の異常判断に基づいてフィン駆動モータ43の駆動を自動的に停止させる「オートストップ制御」等の制御プログラムを備えており、以下、各制御の内容をフローチャートに基づいて説明する。
【0017】
前記「オートストップ制御」では、「選別自動制御」でセットされる駆動確認フラグFINFGに基づいてフィン駆動モータ43が駆動中であるか否かを判断すると共に、駆動中であると判断した場合には、駆動確認フラグFINFGと前回駆動確認フラグPFINFG(本ルーチン内で格納)とを比較し、ここで、両フラグが一致しない場合には、所定時間の遅延タイマ(センサ値チェックタイマ)をセットする。そして、このタイマの終了を判断した場合には、フィン開度センサデータADPOTと前回フィン開度センサデータPADPOT(タイマ割込ルーチンで格納)とを比較し、ここで、両センサデータが一致する場合には、開度センサ異常フラグに「1」をセットすると共に、フィン駆動モータ43の駆動を停止させるようになっている。尚、前記遅延タイマ時間は、フィン最開からフィン最閉、もしくはフィン最閉からフィン最開までに要する時間(約1.5秒)よりも長く設定されるものであり、本実施形態では約2.5秒に設定されている。
【0018】
前記「選別自動制御(第一制御モード)」では、選別ダイヤル47の操作位置および層厚検出センサ46の検出値に適合する目標フィン開度データを開度データテーブル(目標フィン開度データ記憶領域)から読み込み、しかる後、目標フィン開度データとフィン開度検出センサ値との偏差に応じてフィン駆動モータ43を自動的に正逆駆動制御すると共に、前述した駆動確認フラグFINFGに所定のフラグ値をセットするが、前記開度センサ異常フラグがセットされている場合には、駆動確認フラグFINFGのセット値を判断し、該セット値が「1(閉駆動)」以外である場合には、そのまま駆動停止状態を維持する一方、セット値が「1」である場合には、フィン駆動モータ43を所定時間(最開位置までの最大所要時間、例えば2.5秒)だけ開側に駆動させた後、駆動停止状態を維持するようになっている。つまり、フィン開度検出センサ44に異常が発生した場合には、チャフシーブ38を最開状態にするため、チャフシーブ38が閉状態を維持して材料損失が増大する不都合を防止することができ、しかも、フィン駆動モータ43の閉駆動時にセンサ異常を判断した場合にのみ、フィン駆動モータ43を開駆動させるため、無駄なモータ駆動を回避することができるようになっている。尚、センサ異常判断時に実行する「異常報知」(サブルーチン)の説明は省略する。
【0019】
一方、「選別自動制御(第二制御モード)」は、ミッション回転センサ14の検出信号および選別ダイヤル47の設定信号を入力変数とし、ファジィ推論に基づいてフィン目標開度を決定する点が前記第一制御モードと相違している。つまり、ミッション回転センサ値を入力変数とする第一の前件メンバーシップ関数と、選別ダイヤル値を入力変数とする第二の前件メンバーシップ関数と、フィン目標開度を出力変数とする後件メンバーシップ関数と、各変数の関係を設定したファジィルールとに基づいてファジィ推論を実行し、該ファジィ推論の推論結果に応じてフィン開度を自動制御するため、高精度で、かつ円滑な制御を行うことができるようになっている。
【0020】
また、「選別自動制御(第二制御モード)」においては、ミッション回転センサ14の異常を判断する「回転センサチェック」がサブルーチンとして実行されるようになっている。この「回転センサチェック」では、扱深さメインセンサ21のOFFからONへの切換りを判断すると共に、該判断時にはミッション回転センサ14の検出信号をチェックする。ここで、ミッション回転センサ14の検出信号が異常である場合には、回転センサ異常フラグをセットすると共に、ミッション回転センサデータに車速最高速データをセットするようになっている。つまり、ミッション回転センサ14に異常が発生した場合には、車速最高速設定に基づいてチャフシーブ38の開度を制御するため、チャフシーブ38が閉状態を維持して材料損失が増大する不都合を防止することができようになっている。尚、本実施形態では、扱深さメインセンサ21の検出信号を利用して走行状態を認識し、該走行認識時にミッション回転センサ14の検出信号が入力されない場合にセンサ異常であると判断しているが、走行認識は、走行変速レバーの操作位置を検出する変速レバーセンサ等の検出信号に基づいて行うようにしてもよい。
【0021】
叙述の如く構成されたものにおいて、チャフシーブ38のフィン開度を調節するフィン駆動モータ43と、チャフシーブ38のフィン開度を検出するフィン開度検出センサ44と、フィン駆動モータ43を自動制御する選別制御部49とを備えるものであるが、前記選別制御部49は、フィン開度検出センサ44の異常を判断すると共に、異常判断時には、フィン駆動モータ43をフィン開方向に所定時間駆動させるため、チャフシーブ38が閉状態を維持してしまう不都合を回避することができ、その結果、選別精度が多少低下するものの、材料損失が増大する不都合を防止することができる。
【0022】
また、フィン駆動モータ43の駆動が同方向に所定時間以上続いた場合に、フィン開度検出センサ44が異常であると判断するため、別途部品を追加する必要がない許りでなく、異常判断ルーチンを簡略化することができる。
【0023】
また、フィン閉駆動時にセンサ異常を判断した場合にのみ、フィン駆動モータ43をフィン開方向に駆動させるため、無駄なモータ駆動を防止することができる許りでなく、無駄な駆動に伴う過負荷の発生等を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの平面図である。
【図2】トランスミッションの動力伝動図である。
【図3】脱穀選別部の内部側面図である。
【図4】同上要部側面図である。
【図5】揺動アッセンブリの側面図である。
【図6】同上平面図である。
【図7】同上要部拡大平面図である。
【図8】フィンの側面図である。
【図9】層厚検出センサの正面図である。
【図10】設定ダイヤルの平面図である。
【図11】選別制御部の入出力を示すブロック回路図である。
【図12】「オートストップ制御」のフローチャートである。
【図13】「選別自動制御(第一制御モード)」のフローチャートである。
【図14】「選別自動制御(第一制御モード)」の作用説明図である。
【図15】「選別自動制御(第二制御モード)」のフローチャートである。
【図16】ファジィ推論に用いるデータの説明図である。
【図17】「回転センサ異常チェック」のフローチャートである。
【図18】「回転センサ異常チェック」の作用説明図である。
【符号の説明】
1 コンバイン
3 脱穀選別部
38 チャフシーブ
40 フィン
43 フィン駆動モータ
44 フィン開度検出センサ
46 層厚検出センサ
47 選別ダイヤル
49 選別制御部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention belongs to the technical field of a sorting device provided in a combine, a harvester, or the like.
[0002]
[Prior art]
In general, a sorting device provided in this type of combine etc. filters and sorts the sorting material supplied from the handling chamber with a chaff sieve provided at the end of the oscillating flow plate, and further sorts the sorting material leaking from the chaff sheave. The selected material is carefully selected by the fan's sorting wind, and the selected material is stored in a storage tank.If the fin opening of the chaff sieve is constant, the sorting There is a possibility that so-called overflow may occur and material loss may increase without being allowed to cause variation.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, a fin opening adjustment mechanism that adjusts the fin opening of the chaff sheave based on the drive of the actuator, a fin opening detection sensor that detects the fin opening of the chaff sheave, and a sorting automatic control that automatically controls the fin opening adjustment mechanism It has been proposed to provide a sorting unit and perform sorting in accordance with the type and supply amount of the sorting material. However, in such a case, if the fin opening detection sensor fails (mechanically or electrically), the fin opening adjustment mechanism cannot be controlled, and the chaff sheave maintains the fin closed state and the material loss occurs. Could be increased.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to solve these problems in view of the above situation, and the invention of
According to a second aspect of the present invention, a fin opening adjustment mechanism for adjusting a fin opening of a chaff sheave based on driving of an actuator, a fin opening detection sensor for detecting a fin opening of a chaff sheave, and a fin opening adjustment mechanism are automatically provided. A sorting automatic control unit for controlling the sorting, the sorting automatic control unit includes a sensor abnormality determining unit for determining an abnormality of the fin opening detection sensor; and Fin opening driving means for driving the actuator in the fin opening direction for a predetermined time, and the abnormal fin opening driving means moves the actuator in the fin opening direction only when the sensor abnormality determining means determines an abnormality during the fin closing driving. Is driven for a predetermined time . In other words, when an abnormality occurs in the fin opening detection sensor, the actuator of the fin opening adjustment mechanism is driven in the fin opening direction for a predetermined time, so that the chaff sheave does not maintain a closed state. It is possible to prevent an increase in material loss due to the abnormality of the degree detection sensor. Further, the abnormal fin opening driving means is characterized in that the actuator is driven in the fin opening direction for a predetermined time only when the sensor abnormality judging means judges an abnormality during the fin closing driving. That is, useless driving of the actuator can be prevented, and overload of the actuator due to useless driving can be avoided.
[0005]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Next, one embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. In the drawings, 1 is a combine, and the
[0006]
[0007]
The
[0008]
The handling
[0009]
[0010]
The threshing
[0011]
The filtering and
[0012]
[0013]
[0014]
[0015]
[0016]
[0017]
In the “auto stop control”, it is determined whether or not the
[0018]
In the “selection automatic control (first control mode)”, target fin opening data that matches the operation position of the
[0019]
On the other hand, the “selection automatic control (second control mode)” uses the detection signal of the
[0020]
In the “selection automatic control (second control mode)”, a “rotation sensor check” for determining an abnormality of the
[0021]
In the configuration as described above, the
[0022]
Further, when the drive of the
[0023]
Further, the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a combine.
FIG. 2 is a power transmission diagram of a transmission.
FIG. 3 is an internal side view of a threshing sorting unit.
FIG. 4 is a side view of a main part of the same.
FIG. 5 is a side view of the swing assembly.
FIG. 6 is a plan view of the same.
FIG. 7 is an enlarged plan view of a main part of the above.
FIG. 8 is a side view of the fin.
FIG. 9 is a front view of a layer thickness detection sensor.
FIG. 10 is a plan view of a setting dial.
FIG. 11 is a block circuit diagram showing inputs and outputs of a selection control unit.
FIG. 12 is a flowchart of “auto stop control”.
FIG. 13 is a flowchart of “sorting automatic control (first control mode)”.
FIG. 14 is an explanatory diagram of an operation of “sorting automatic control (first control mode)”.
FIG. 15 is a flowchart of “sorting automatic control (second control mode)”.
FIG. 16 is an explanatory diagram of data used for fuzzy inference.
FIG. 17 is a flowchart of “rotation sensor abnormality check”.
FIG. 18 is an explanatory diagram of an operation of “rotation sensor abnormality check”.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
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