JP3582816B2 - Ultrasound surgery device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、超音波振動によって組織の切開等を行う超音波手術装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の超音波手術装置は、大別して、電源や制御部などを内蔵した本体と、それにケーブルによって接続されるハンドピースと、で構成される。ハンドピースには超音波振動子が設けられ、その超音波振動子の超音波振動がホーンに伝達される。ホーンの先端が生体組織に当接されると、その組織に超音波振動が伝達され、これによりその組織が破砕、切開、乳化される。
【0003】
特表平8−505801号公報には、超音波振動するブレードとそれに対して開閉するクランプとの間で組織を挟持し、その組織を切開するとともに止血を行う装置が開示されている。電気手術器によっても、組織の切開や止血を行うことができるが、その際に煙や匂いが発生する。これに対し、超音波手術による切開及び止血によれば、煙や匂いを解消できあるいは著しく低減できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特表平8−505801号公報に開示された装置は、腹腔鏡を利用した手術下で利用される特殊形態を有しており、一般の外科手術で組織を摘みながら切開や止血を行っていく用途に向くものではない。一般の外科手術で使用されるピンセットや鉗子同様に操作性の良好な超音波手術器が望まれており、特に止血作用を得られるものが望まれている。
【0005】
本発明は、上記従来の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、操作性の良好な超音波手術装置を提供することにある。
【0006】
本発明の他の目的は、組織を挟んで切開と同時に止血を行える超音波手術装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、超音波振動子と、前記超音波振動子からの超音波振動が基端部に伝達される部材であって、前記基端部から二股に分かれた2つのヘラを有し、その2つのヘラの先端部に振動が伝達される振動挟持具と、を含み、前記2つのヘラの先端部の間に組織を挟持して当該組織に両側から超音波振動が伝達され、前記各ヘラの外側面には、前記2つのヘラを操作者の指で摘んで閉操作するためのパッドが設けられたことを特徴とする。
【0008】
上記構成によれば、例えば血管などの組織が2つのヘラの先端部によって挟まれ、当該組織に超音波振動が伝達される。これにより、望ましくは、組織が分離、切開され、これと共に止血が行われる。本発明に係る超音波手術装置によれば、2つのヘラをその外側から操作者の指で押圧して互いに近づけ、これにより2つのヘラの先端部で組織を挟むことができるので、良好な操作性を実現でき、また組織に効率よく超音波振動を伝達して、切開及び止血の作用を高められる。
【0009】
望ましくは、前記2つのヘラの先端部が振動の腹の位置とされ、それらの先端部の超音波振動によって組織の切断が行われ、かつ、それらの先端部の発熱作用を利用して止血がなされる。
【0010】
望ましくは、前記各ヘラにおける振動の節の位置が摘み位置として設定される。すなわち、振動の節の位置であれば、指先で押圧しても振動を阻害しない。
【0011】
望ましくは、前記各ヘラの外側面には前記節の位置に操作者の指によって押圧されるパッドが設けられる。このパッドにより、操作者の指先を保護して安全性を確保でき、またパッドを熱伝導率の低いものにすれば熱的にも指先を保護できる。更に、パッドを非導電性のものにすれば操作者の電気的安全性を高められる。
【0012】
望ましくは、前記振動挟持具はピンセット形状を有する。この構成によれば、従来のピンセット同様の操作性、特に細かい局所的な手術操作を良好に行える。
【0013】
望ましくは、前記振動挟持具は交換自在に取り付けられる。この構成によれば、手術対象や部位などに応じて適切な挟持具を選択利用できる。
【0014】
望ましくは、前記2つのヘラを開方向に付勢する手段を有する。この構成によれば、2つのヘラの非押圧時に常にそれらを開状態に維持できる。
【0015】
望ましくは、前記超音波振動子を内蔵したハンドピースと、前記ハンドピースを操作者の手に保持させるための保持補助具と、を含む。この構成によれば、保持補助具により操作性を高めることができ、また長時間手術を行っても操作者の負担を軽減できる。
【0016】
望ましくは、前記2つのヘラの先端部には、それらの内側に複数の凹凸をもった歯が形成される。この構成によれば、安定して組織を挟持でき、また切開作用を高めることができる。
【0017】
望ましくは、前記2つのヘラの開閉に連動して超音波の発振停止を制御する手段を含む。例えば、2つのヘラが閉動作する際に超音波の発振が開始され、また2つのヘラの開動作の際に超音波の発振が停止される。この構成によれば、超音波振動が必要な場合だけその振動を発生させることができるので、不必要な振動を削減して、部材の寿命を延ばすことができると共に安全性も高められる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
【0019】
図1には、本発明に係る超音波手術装置の好適な実施形態が示されており、図1(A)には本実施形態の超音波手術装置の外観図が示され、(B)には超音波手術装置における振動の振幅が示されている。なお、装置本体は図示省略されている。
【0020】
図1(A)に示すように、超音波手術装置10は大別してハンドピース12とピンセット状手術具(振動挟持具)22とで構成される。ハンドピース12は、ボルト締め型の超音波振動子20を有しており、具体的には、圧電体等からなる超音波振動子20が2つの金属ブロック14,16によって押圧挟持され、それら部材全体として超音波振動するように構成されている。
【0021】
ハンドピース12にて発生した超音波振動はピンセット手術具22の基端部30に伝達される。ピンセット状手術具22は、2つのヘラ状部24,26を有する。それらの基端側は一体的に相互連結されており、基端部30が構成されている。ヘラ状部24,26の先端部24A,26Aには複数の凹凸34,36が内側面に形成されている。それらの部分34,36によって血管などの組織100が押圧挟持され、これによってその組織100に超音波振動が伝達される。
【0022】
基端部30にはボルト30Aが設けられており、そのボルト30Aはブロック14に形成されたボルト孔に係合する。すなわち、手術具22としては各種のものが用意されており、手術部位や用途などに応じて手術具22を交換して利用することが可能である。
【0023】
手術具22において、2つのヘラ状部24,26は自然状態においてそれらの先端部24A,26Aが開状態になるように構成されている。本実施形態においては、その開状態をさらに確実にするために、2つのヘラ状部24,26の間にはスプリング32が介在配置されており、そのスプリング32の弾性作用が2つのヘラ状部24,26の両者を互いに隔てるように機能している。しかし、その開運動は一定の開き角度で手術具22自体の規制作用によって阻止されており、すなわち、手術を行っていない状態では常に一定の開き角度が維持されるように構成されている。
【0024】
ヘラ状部24,26の中央部外側には2つのパッド40,42が設けられており、各パッド40,42を例えば親指の腹及び人差し指の腹によって互いに近づけるようにつまむことにより、すなわちそれらのパッド40,42を押圧することによって手術具22の先端部24A,26Aを互いに近づけることができ、結果として、それらの先端部24A,26Aによって組織100を押圧挟持できる。
【0025】
ここで、(B)に示すように、ヘラ状部24,26の先端部24A,26Aは振動の腹の位置とされており、一方、パッド40,42の位置は振動の節の位置とされている。これによって、組織100に対する切開や止血作用を効率よく行うことができると共に、操作者に対する安全性を高めることができる。パッド42は熱伝導率の低い部材を利用することが望ましく、また、電気的に絶縁性をもった部材で構成されるのが望ましい。
【0026】
図1に示すように、ハンドピース12には、アーチ型をした保持補助具46が設けられている。この保持補助具46は例えば親指と人差し指の間のアーチ部分に対してフィットするものであり、すなわち、その指間部分にこの保持補助具46が装着され、その保持補助具46から伸びる2つの指(すなわち親指及び人差し指)によってヘラ状部24,26の中央部を上述のように押圧して手術具22を操作することが可能である。
【0027】
図1に示す実施形態においては、手術具22におけるヘラ状部24,26がそれらの基端部において一体化されていたが、もちろんその基端部30に結合部などを設けて、ヘラ状部24,26を二部材としてもよい。いずれにしても、ヘラ状部24,26の間における中心線に対してそれらのヘラ状部24,26を互いに近づける動作を行わせることにより、ピンセット同様の高い操作性を実現できる。
【0028】
図2には、手術具の他の実施形態が示されている。この図2に示される手術具122においては、その中間部がクランク状に屈曲している。その屈曲部には上述同様にパッド40Aが配置されている。図2に示したような手術具122によれば、例えば臓器と臓器の間において細かい手術を行うような場合に視野を確保しつつ手術を行えるという利点がある。このように、いろいろな形態をもった手術具を用意しておけば、手術部位やその用途などに応じて常に適切な手術具22を選択して利用し、これによって常に良好な操作性を維持できるという利点がある。ちなみに、図1及び図2においては、超音波手術装置のケースは示されていないが、必要に応じて手術を行なう先端部を除いて当該装置の全体を包み込むケースを設けてもよい。
【0029】
図1において、ヘラ状部24,26の相互間に、超音波の発振をオンオフするスイッチを設けるのが望ましい。そのようなスイッチは、例えば、パッド40,42の裏側近傍に設けられた一対の電極で構成され、各ヘラ状部24,26の開き角度が所定値になった時点で両者の電気的接触によりオン動作するものである。そのようなスイッチをマイクロスイッチとそれに当接する突起とで構成することもできる。スイッチがオン動作すると、図示されていない制御部により超音波の発生され、一方、スイッチがオフ動作すると超音波の発振が停止される。この構成によれば、ハンドピース12においてスイッチ操作を行うことなく、超音波手術で必要な場合にのみ超音波を発生させることができる。なお、そのスイッチの動作点(動作角度)は、対象組織の大きさなどに応じて可変設定されるようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、操作性の良好な超音波手術装置を構成できる。特に、組織を挟んで切開と同時に止血を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る超音波手術装置の好適な実施形態を示す図である。
【図2】他の実施形態を示す図である。
【符号の説明】
10 超音波手術装置、12 ハンドピース、14,16 ブロック、22 ピンセット状手術具、24,26 ヘラ状部、30 基端部、32 スプリング、40,42 パッド、46 保持補助具。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an ultrasonic surgical apparatus for performing incision or the like of a tissue by ultrasonic vibration.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art A conventional ultrasonic surgical apparatus is roughly divided into a main body including a power supply and a control unit, and a handpiece connected to the main body by a cable. The handpiece is provided with an ultrasonic vibrator, and the ultrasonic vibration of the ultrasonic vibrator is transmitted to the horn. When the tip of the horn contacts the living tissue, ultrasonic vibration is transmitted to the tissue, whereby the tissue is crushed, dissected, and emulsified.
[0003]
Japanese Patent Publication No. Hei 8-505801 discloses an apparatus that sandwiches tissue between a blade that vibrates ultrasonically and a clamp that opens and closes the blade, incises the tissue, and performs hemostasis. With an electrosurgical instrument, tissue can also be dissected and hemostasis can be performed, but at that time, smoke and smell are generated. On the other hand, incision and hemostasis by ultrasonic surgery can eliminate or significantly reduce smoke and odor.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the device disclosed in Japanese Patent Publication No. 8-505801 has a special form used under surgery using a laparoscope, so that incision and hemostasis can be performed while removing tissue by general surgery. It is not suitable for the intended use. There is a demand for an ultrasonic surgical device having good operability, similarly to tweezers and forceps used in general surgery, and in particular, those capable of obtaining a hemostatic effect.
[0005]
The present invention has been made in view of the above-mentioned conventional problems, and an object of the present invention is to provide an ultrasonic surgical apparatus having good operability.
[0006]
It is another object of the present invention to provide an ultrasonic surgical apparatus capable of performing hemostasis simultaneously with incision across a tissue.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides an ultrasonic vibrator and a member to which ultrasonic vibration from the ultrasonic vibrator is transmitted to a base end, and is bifurcated from the base end. A vibration holding device having two spats and transmitting vibration to the tips of the two spats; and holding the tissue between the tips of the two spats and applying ultrasonic waves to the tissue from both sides. Vibration is transmitted , and a pad is provided on an outer side surface of each of the spats for picking and closing the two spats with an operator's finger .
[0008]
According to the above configuration, for example, a tissue such as a blood vessel is sandwiched between the tips of the two spats, and ultrasonic vibration is transmitted to the tissue. This desirably separates and dissects the tissue, along with which hemostasis is performed. ADVANTAGE OF THE INVENTION According to the ultrasonic surgical apparatus which concerns on this invention, two spats are pressed with an operator's finger | toe from the outer side, and mutually approached, and since tissue can be pinched | interposed by the front-end | tip part of two spats, favorable operation is possible. In addition, the ultrasonic vibration can be efficiently transmitted to the tissue, and the incision and hemostasis can be enhanced.
[0009]
Desirably, the tips of the two spatulaes are positioned as antinodes of vibration, the tissue is cut by ultrasonic vibration of the tips, and hemostasis is performed by utilizing the heat generating action of the tips. Done.
[0010]
Desirably, the position of the node of the vibration in each spatula is set as the picking position. That is, if the position is at a node of the vibration, the vibration is not hindered even if the finger is pressed.
[0011]
Preferably, a pad which is pressed by an operator's finger at the position of the joint is provided on an outer surface of each of the spats. This pad protects the operator's fingertip to ensure safety, and if the pad has a low thermal conductivity, the fingertip can be thermally protected. Further, if the pad is made non-conductive, the electrical safety of the operator can be enhanced.
[0012]
Preferably, the vibration holding device has a tweezer shape. According to this configuration, the same operability as that of the conventional tweezers, in particular, fine local surgical operation can be favorably performed.
[0013]
Desirably, the vibration holding device is exchangeably mounted. According to this configuration, an appropriate holding tool can be selectively used depending on an operation target, a site, and the like.
[0014]
Preferably, there is provided a means for urging the two spats in the opening direction. According to this configuration, when the two spatulaes are not pressed, they can always be kept open.
[0015]
Desirably, a handpiece including the ultrasonic vibrator and a holding aid for holding the handpiece in an operator's hand are included. According to this configuration, the operability can be improved by the holding assisting tool, and the burden on the operator can be reduced even if the operation is performed for a long time.
[0016]
Desirably, teeth having a plurality of irregularities are formed on the inside of the tips of the two spats. According to this configuration, the tissue can be stably held, and the incision action can be enhanced.
[0017]
Preferably, a means for controlling the stop of ultrasonic oscillation in conjunction with the opening and closing of the two spats is included. For example, the oscillation of the ultrasonic wave is started when the two spatulaes are closed, and the oscillation of the ultrasonic wave is stopped when the two spatulaes are opened. According to this configuration, since the ultrasonic vibration can be generated only when it is necessary, unnecessary vibration can be reduced, the life of the member can be extended, and the safety can be improved.
[0018]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a preferred embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0019]
FIG. 1 shows a preferred embodiment of an ultrasonic surgical apparatus according to the present invention. FIG. 1 (A) shows an external view of the ultrasonic surgical apparatus of the present embodiment, and FIG. Indicates the amplitude of vibration in the ultrasonic surgical apparatus. The apparatus body is not shown.
[0020]
As shown in FIG. 1A, the ultrasonic surgical apparatus 10 is roughly divided into a handpiece 12 and a tweezer-shaped surgical tool (vibration holding tool) 22. The handpiece 12 has a bolt-clamped
[0021]
Ultrasonic vibration generated by the handpiece 12 is transmitted to the
[0022]
A
[0023]
In the surgical instrument 22, the two spatula-shaped
[0024]
Two
[0025]
Here, as shown in (B), the
[0026]
As shown in FIG. 1, the handpiece 12 is provided with an arch-shaped holding aid 46. The holding aid 46 fits, for example, into an arch portion between the thumb and the index finger, that is, the two fingers extending from the holding aid 46 are fitted with the holding aid 46 between the fingers. It is possible to operate the surgical tool 22 by pressing the center portions of the spatula-shaped
[0027]
In the embodiment shown in FIG. 1, the spatula-shaped
[0028]
FIG. 2 shows another embodiment of the surgical instrument. In the
[0029]
In FIG. 1, it is desirable to provide a switch for turning on and off the oscillation of the ultrasonic wave between the spatula-shaped
[0030]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, an ultrasonic surgical apparatus with good operability can be configured. In particular, it is possible to stop bleeding simultaneously with incision across the tissue.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing a preferred embodiment of an ultrasonic operation apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing another embodiment.
[Explanation of symbols]
Reference Signs List 10 ultrasonic surgical device, 12 handpiece, 14, 16 block, 22 tweezers-like surgical tool, 24, 26 spatula-shaped part, 30 base end, 32 spring, 40, 42 pad, 46 holding aid.
Claims (10)
前記超音波振動子からの超音波振動が基端部に伝達される部材であって、前記基端部から二股に分かれた2つのヘラを有し、その2つのヘラの先端部に振動が伝達される振動挟持具と、
を含み、
前記2つのヘラの先端部の間に組織を挟持して当該組織に両側から超音波振動が伝達され、
前記各ヘラの外側面には、前記2つのヘラを操作者の指で摘んで閉操作するためのパッドが設けられたことを特徴とする超音波手術装置。An ultrasonic transducer,
A member for transmitting ultrasonic vibrations from the ultrasonic vibrator to a base end portion, the member having two spatulaes bifurcated from the base end portion; Vibration holding device,
Including
Ultrasonic vibration is transmitted from both sides to the tissue by sandwiching the tissue between the tips of the two spatula ,
An ultrasonic surgical apparatus , wherein a pad is provided on an outer side surface of each of the spats so as to pinch and close the two spats with an operator's finger .
前記2つのヘラの先端部が振動の腹の位置とされ、それらの先端部の超音波振動によって組織の切断が行われ、かつ、それらの先端部の発熱作用を利用して止血がなされることを特徴とする超音波手術装置。The device of claim 1,
The tips of the two spatulaes are positioned as antinodes of vibration, the tissue is cut by ultrasonic vibrations of the tips, and the bleeding is stopped by utilizing the heat generating action of the tips. An ultrasonic operation apparatus characterized by the above-mentioned.
前記各ヘラの振動の節の位置に前記パッドが設けられたことを特徴とする超音波手術装置。The device according to claim 1 or 2,
The ultrasonic surgical apparatus , wherein the pad is provided at a position of a node of vibration of each of the spatula.
前記振動挟持具はピンセット形状を有することを特徴とする超音波手術装置。The device of claim 1,
An ultrasonic surgical apparatus, wherein the vibration holding device has a tweezer shape.
前記振動挟持具は交換自在に取り付けられることを特徴とする超音波手術装置。The device of claim 1,
An ultrasonic surgical apparatus, wherein the vibration holding device is interchangeably mounted.
前記2つのヘラを開方向に付勢する手段を有することを特徴とする超音波手術装置。The device of claim 1,
An ultrasonic surgical apparatus comprising means for urging the two spats in the opening direction.
前記超音波振動子を内蔵したハンドピースと、
前記ハンドピースを操作者の手に保持させるための保持補助具と、
を含むことを特徴とする超音波手術装置。The device of claim 1,
A handpiece incorporating the ultrasonic transducer,
A holding aid for holding the handpiece in an operator's hand,
An ultrasonic surgical apparatus, comprising:
前記2つのヘラの先端部には、それらの内側に複数の凹凸をもった歯が形成されたことを特徴とする超音波手術装置。The device of claim 1,
An ultrasonic surgical apparatus, wherein teeth having a plurality of irregularities are formed on the tip portions of the two spatulaes.
前記2つのヘラの開閉に連動して超音波の発振停止を制御する手段を含むことを特徴とする超音波手術装置。The device of claim 1,
An ultrasonic surgical apparatus comprising means for controlling the stop of ultrasonic oscillation in conjunction with the opening and closing of the two spats.
前記超音波の発振停止を制御する手段は、前記2つのヘラが閉動作する際に超音波の発振を開始させ、前記2つのヘラが開動作する際に超音波の発振を停止させることを特徴とする超音波手術装置。The means for controlling the stop of the ultrasonic oscillation starts the ultrasonic oscillation when the two spatulaes are closed, and stops the ultrasonic oscillation when the two spatulas are opened. And ultrasonic surgical equipment.
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