JP3581927B2 - Bite - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は口腔内に含んで歯で噛んで使用する噛み具に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の食生活は、よく噛まなくても飲み込むことができるような食べ物が中心である。このため、固い物を繰り返し噛んで咀嚼するという習慣がなくなりつつあり、顎を動かす機会も減少している。その結果、顎の骨格が未発達で歯並びの悪い人や、顎の筋力が弱いために常に口を開けっ放しにしている人が増えてきている。また、固い物を噛むことによって歯根や歯茎を刺激する機会もないため、たとえば、ボールが口に当たるなどのわずかな衝撃で歯がぐらついてしまったり、抜けてしまう事態が増えている。
【0003】
そこで、上記事態を解消する手段として、ガムを噛むことが奨励されている。ガムを噛むことにより、顎の骨格や顎の筋力が発達し、歯茎が丈夫になるだけでなく、脳への血液循環が促進されて脳の活動が活発になり、その結果、思考力や集中力を増すことができる。さらに、唾液の分泌を促して、虫歯の原因となる酸をすみやかに中和することができる。
【0004】
しかしながら、ガムは比較的弱い力で噛み切ることができるものであるため、強く噛みしめることはできず、歯根や歯茎を十分に刺激することはできなかった。また、ガムは粘着性が高く、ガムを噛むに際して口を広げたときに歯を引っ張る方向に力が作用するため、歯根部や歯茎が弱っている人、あるいは義歯をしている人などはガムを噛むことができなかった。また、ガムを噛むことにより発生する音が周囲の人に不快感を与えることもあった。さらには、噛み終わった後のガムの処理も面倒であった。
【0005】
そこで、本発明者は、以前、天然木よりなる噛み部材を考案した(実用新案登録第2530671号)。本考案の噛み部材は、強く噛みしめることができて、かつ歯を引き抜く方向には力が作用しないものであった。このため、本噛み部材は歯茎を十分に刺激することができるだけでなく、歯根部や歯茎が弱っている人なども噛むことができた。
【0006】
したがって、上記考案の噛み部材は、前記ガムが抱える問題を解決するには優れたものであった。しかしながら、本考案の噛み部材は天然木よりなる木片を直接歯で噛みしめるため、この木片が割れるなどして破片が生ずることを避けることができず、この破片により口腔内を傷つける可能性があった。また、口腔内に含んで使用するため、噛み部材に用いる天然木の材質は厳選しなければならず、また、木片を滅菌する作業などを要する場合もあり、本考案の噛み部材の作製は手間のかかるものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記考案を改良するものであって、口腔内に含んで強く噛みしめても破片が生ずることがなく、したがって口腔内を傷めることがない噛み具を提供することにある。
【0008】
【発明を解決するための手段】
本発明の要旨とするところは、歯で噛んで使用する噛み具であって、味覚を生じさせる成分を含有する香味部材と、該香味部材を被覆する被覆部材とを備え、該被覆部材は歯で噛んでも破れず、前記成分を透過させることを特徴とする噛み具であることにある。
【0009】
前記被覆部材はシリコーン樹脂を含んでなりうる。
【0010】
前記被覆部材は、前記被覆部材の表面に、前記被覆部材を補強する補強部材層を備えうる。
【0011】
前記被覆部材は、前記被覆部材に埋設されて前記被覆部材を補強する補強部材層を備えうる。
【0012】
前記補強部材層は絹織物からなりうる。
【0013】
前記香味部材はミント成分を含浸する木片からなりうる。
【0014】
【発明の実施の態様】
本発明にかかる噛み具の実施の態様を図面に基づいて詳しく説明する。
図1に示すように、本発明の噛み具10は、ほぼ直方体を成すものであって、味覚を生じさせる成分を含有する香味部材20と、香味部材20を被覆する被覆部材24と、被覆部材24中、および被覆部材24の表面に配される補強部材層32とから構成される。より詳細には、本発明の一実施例にかかる噛み具10は、ミント成分を含浸した木片36からなる香味部材20と、シリコーン樹脂組成物を含むシリコーン樹脂層からなる被覆部材24と、絹織物からなる補強部材層32とから構成される。ここで、補強部材層32は、被覆部材24中にあっては木片36を挟み込み、被覆部材24の表面にあっては被覆部材24を被覆する。
【0015】
本発明の噛み具10を構成する木片36は、噛み具10にミントの香味を付加するものである。したがって、木片36はミント成分をより多く含浸しうる材質からなることが好ましい。さらに、木片36は、噛み具10そのものを万が一飲み込むことによって木片36を体内に取り入れた場合であっても、人体に影響を与えないものからなることが望ましく、木片36はスギやヒノキなどの天然木からなることが好ましい。なお、本発明の噛み具10は木片36自体を直に噛むものではないため、天然木は硬いものであっても柔らかいものであっても構わないが、ミント成分をより多く含浸させるためには柔らかい材質であることが望ましい。
【0016】
木片36へのミント成分の含浸は、任意の大きさに加工した木片36を乾燥させた後、ミント成分が溶解する溶液中に浸漬することにより行う。ここで、木片36へのミント成分の浸漬は、木片36を予め圧縮して木片36の繊維間に含まれる空気を除去した後に行うことが好ましい。これにより、より多くのミント成分を木片36に含浸することができる。
【0017】
本発明の噛み具10が備える被覆部材24は、木片36を被覆して木片36から生じた破片によって口腔内を傷めることを防止するものである。また、木片36に含浸されたミント成分を透過させて、噛み具10を噛んだ人にミントの香味を感じさせうるものであり、さらに、噛みしめることができる程度の硬さと、噛みしめても歯を痛めない程度の弾力性を噛み具10に付加するものであることを必要とする。また、噛み具10そのものを飲み込んでしまった場合においても、人体に何ら影響を与えないものであることを必要とする。したがって、被覆部材24はシリコーン樹脂組成物から成ることが好ましい。具体的には、信越シリコーン一液型RTVゴム脱アルコールタイプ(KE4897T103079、あるいはKE4897T011076(信越化学工業製))を用いて構成されることが好ましい。これら液型シリコーン樹脂は、液型シリコーン樹脂に含まれるアルコール分を揮発させることにより硬化しうる。なお、被覆部材24は、木片36を被覆する一方、木片36に含浸されたミント成分を透過させるものであって、噛みしめることができる程度の硬さを噛み具10に付加し、また、人体に何ら影響を与えないものであれば、いずれのシリコーン樹脂組成物から構成されてもよい。また、この樹脂組成物に種々の添加物を添加して構成されてもよい。
【0018】
本発明の噛み具10が備える補強部材層32は、被覆部材24の構造を補強するためのものである。特に、被覆部材24中にあっては、シリコーン樹脂層40の強度を上げるものであり、さらに、後述の噛み具10の作製において、木片36の周囲にシリコーン樹脂層40がほぼ均一に形成されるようにするためのものである。また、被覆部材24の表面にあっては、噛み具10を繰り返し噛むことによって起こるシリコーン樹脂層40の破損を防ぐものである。このため、シリコーン樹脂層40中においては、絹織物44は木片36を挟み込むような態様に限られるものではなく、図2に示す噛み具10aのように、絹織物44が木片36を包囲する態様であってもよい。
【0019】
また、被覆部材24の表面にあっては、絹織物44がシリコーン樹脂層40の破損を防止する態様であれば、絹織物44はシリコーン樹脂層40の表面の全てを覆っている必要はなく、その大部分を被覆する態様であってもよい。
【0020】
なお、絹織物44は、木片36から放散されたミント成分を一部吸収・保持し、その後徐々に絹織物44から成分を放散させることにより、噛み具10からミント成分が早期に薄れることを防ぐ役割も果たす。
【0021】
本発明の噛み具10はヒトの口腔内に入れることのできる大きさであることが必要である一方、その大きさが小さすぎるときには歯で噛むことができないばかりか、飲み込みやすくなる。また、この噛み具10は歯で繰り返して噛むものであるため、噛み具10の厚みが十分にない場合には割れやすくなる。このため、図3に示すように、例えばその長さLは10mm〜40mm、幅Wは4〜15mm以下、高さHは1.5mm〜10mmであることが好ましく、より好ましくはその長さLが10mm〜15mm、幅Wが7mm〜13mm、高さHが3mm〜5mmの範囲である。
【0022】
本発明の噛み具10は、以下に述べる方法で作製することができる。すなわち、先ず溝状の凹陥部を設けた型わくの表面に絹の布を敷き渡し、この布の上から、凹陥部の底部を覆う程度に前記液型シリコーン樹脂を流し込む。次にこのシリコーン樹脂よりなる層の外表面に絹の布を敷き、さらにこの布の上から、布が埋没する程度に液型シリコーン樹脂を流し込む。次にこの樹脂層の外表面上に、口腔内に含み得る大きさに成形され、かつミント成分を含浸した木片を、溝状の凹陥部の長手方向に沿って一定の間隔を設けて並べる。次にこの木片が埋没する程度に液型シリコーン樹脂を流し込み、再度この樹脂層の上に絹の布を敷く。このように、木片を布で挟み込んだ態様とすることにより、木片が液型樹脂中で沈み込んだり、浮き上がったりすることを防ぐことができる。次に液型シリコーン樹脂を凹陥部の溝の高さまで流し込み、その後型わくの表面に敷き渡された絹の布のうち、凹陥部を除いた部分の布を樹脂側に折り返す。次に液型シリコーン樹脂をキュアするとともに樹脂層と布とを一体不可分なものとし、木片がシリコーン樹脂と絹の布で被覆された長尺部材を得る。この長尺部材は、木片と木片との間に設けられた隙間において切断し、前述の大きさを有する噛み具10とする。
【0023】
なお、本発明の噛み具の作製における木片の配設は、絹の布の上に樹脂層を形成した後、その樹脂層の上に載置することを要せず、図4に示す噛み具10bのように、木片36が絹織物44aの上に直接載置された態様であってもよい。また、前述のような溝状の凹陥部を表面に有する型わくを用いる代わりに、口腔内に含み得る程度の大きさからなる凹陥部を表面に複数有する型わくを用いて行ってもよい。なお、噛み具10の作製は、上記方法に限られるものではなく、木片36がシリコーン樹脂層40からなる被覆部材24や、絹織物44からなる補強部材層32により被覆されていればいずれの方法によるものであってもよい。
【0024】
以上、本発明の噛み具10の一実施例を詳述したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、その他の態様でも実施しうるものである。
【0025】
香味部材20が含有する味覚を生じさせる成分は、上記ミントに限られるものではなく、ブルーベリーやストロベリーなどの香味成分であってもよい。また、上記味覚を生じさせる成分の代わりに、現在の食生活上不足しがちな栄養素成分を香味部材20に含浸、あるいは付着させて、この噛み具10を噛むことによってこれらの成分を補給できるようにしてもよい。使用する栄養素成分としてはビタミンA、B複合体(B 1 、B 2 、B 6 、B 12 、ニコチン酸、パントテン酸などの混合物)、Cなどのビタミン類やカルシウムなどを用いることが好ましい。なお、ビタミンの種類やその他含浸させる成分は特に限定する必要はなく、風邪薬などにおいて用いられる成分を木片に含浸させてもよいが、不快な味や臭いがなく、過剰摂取による弊害が生じないものであることが望ましい。
【0026】
ここで、これらの栄養素成分は、全て一つの噛み具10に含浸させてもよいが、1種または2種以上の成分を含浸させた噛み具10を作製し、用途別に使用できるようにしてもよい。栄養素成分の種類によっては苦味や強い臭いのために口腔内に含むことが困難となるものもあるが、この場合は、例えば甘味料やミントなどを併用して別の味覚を生じさせるなどの手段により、矯味、矯臭を施せばよい。その他、各種ビタミンやカルシウムなどの組み合わせや用途は自由である。
【0027】
香味部材20を構成する素材としては、味覚を生じさせる成分を含有し得るものであれば木片36からなるものに限定されるものではなく、紙や樹脂に味覚を生じさせる成分を含浸あるいは混錬させて作製されるものであってもよい。さらに、図5に示す噛み具10cのように、香味部材20は、味覚を生じさせる成分を内包するカプセル48からなってもよい。ここで、カプセル48は、噛み具10を噛んで被覆部材24に負荷がかけられたときに破裂し、被覆部材24中に前記成分を放出する。香味部材20としてカプセル48を用いることは、味覚を生じさせる成分が被覆部材24を透過しにくい大きさの分子からなる場合に特に有効である。なお、これら木片36やカプセル48は組み合わせて用いても構わない。また、木片36やカプセル48を用いることなく、例えばミントの葉やシナモンの木、あるいはバニラビーンズなどの香味材料自体を香味部材20として用いて、シリコーン樹脂などの被覆部材24で被覆しても構わない。これにより、天然の味覚を味わうことができるだけでなく、外観も楽しむことができる。
【0028】
被覆部材24を構成する部材は、シリコーン樹脂組成物からなるものに限られるものではなく、被覆部材24が備えるべき特性を発揮するものであれば天然樹脂からなるものであってもよい。また、被覆部材24は、香味部材20から生じた破片によって口腔内を傷めることを防止するものであれば、香味部材20全体を余地なく被覆する態様に限られるものではなく、被覆部材24が香味部材20の大部分を被覆する態様であっても構わない。例えば、被覆部材24は、樹脂組成物からなる樹脂層であって、かつ樹脂層の表面に香味部材20の表面まで到達する微細な孔を無数に有するものから構成されてもよい。また、棒状部材を編んで構成されるものや、紙や織布、あるいは不織布を積層してなるものであっても、あるいはこれらを組み合わせてなるものであってもよい。被覆部材24をかかる態様とすることは、味覚を生じさせる成分が非常に大きい分子から構成され、この成分が被覆部材24を透過しにくい場合には特に有効である。
【0029】
本発明の噛み具10が備える補強部材層32は、絹織物44で構成される態様に限られるものではなく、被覆部材24の構造を補強しうるものであればいずれの部材からなってもよい。したがって、補強部材層32は、羊毛や綿などの天然繊維よりなる織布や、不織布からなっても構わない。望ましくは、噛み具10を飲み込むなどして補強部材層32を体内に取り入れた場合であっても人体に害を及ぼさない部材である。
【0030】
本発明の噛み具10は、被覆部材24の表面における補強部材層32に、香味部材20が含有する味覚を生じさせる成分を含浸あるいは添加してもよい。これにより噛み具10を噛まなくても噛み具10が有する香味を予想することができ、また、本噛み具10を噛みたいという欲求を刺激することもできる。
【0031】
本発明の噛み具10は、楕円形を成す平板であってもよく、その他、円板状のものであってもよい。少なくとも人の口腔内に噛み具10が入る大きさに形成されていることが必要である。さらに、噛み具10は湾曲した平板であってもよく、好ましくは噛み具10の湾曲形状が口腔内の湾曲形状に沿うように形成されることである。
【0032】
その他、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内で、当業者の知識に基づき種々なる改良、修正、変形を加えた態様で実施しうるものである。
【0033】
【発明の効果】
本発明の噛み具は、強く噛みしめることができるものであり、かつ噛んでも歯が引っ張られることがない。このため、本噛み具を繰り返し噛むことによって顎の筋力の発達を促すとともに、歯茎も丈夫にすることができる。また、歯の悪い人でも噛むことができる。また、顎を繰り返して動かすため、脳や神経を刺激して、脳神経の動きを活発にすることができる。
【0034】
また、本発明の噛み具は、香味部材が被覆部材で被覆された態様であるため、噛み具を繰り返し噛んでも、香味部材によって歯茎などを傷める心配がない。さらに、香味部材に含浸された味覚を生じさせる成分は被覆部材を徐々に浸透するため、噛み具を噛んだ人は長時間にわたって香味を感じることができる。また、本噛み具は香味部材を直接口腔内に含むものではないため、香味部材を過剰に滅菌するなどの処理は必要なく、コストの削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる噛み具の断面模式図である。
【図2】本発明にかかる噛み具の他の実施例を表す断面模式図である。
【図3】本発明にかかる噛み具の斜視図である。
【図4】本発明にかかる噛み具の更に他の実施例を表す断面模式図である。
【図5】本発明にかかる噛み具のまた更に他の実施例を表す断面模式図である。
【符号の説明】
10、10a、10b、10c:噛み具
20:香味部材
24:被覆部材
32:補強部材層
36:木片
40:シリコーン樹脂層
44、44a:絹織物
48:カプセル[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a biting device used in a mouth by biting it with teeth.
[0002]
[Prior art]
In recent years, dietary habits have focused on foods that can be swallowed without chewing. For this reason, the habit of repeatedly chewing and chewing hard objects is disappearing, and the chance of moving the jaw is also decreasing. As a result, an increasing number of people have poorly developed jaw skeletons and poor alignment of teeth, and people who have their muscular strength weak and always keep their mouth open. In addition, since there is no opportunity to stimulate the roots and gums by chewing hard objects, for example, teeth are more likely to be loosened or slipped off by a slight impact such as hitting a mouth.
[0003]
Therefore, chewing gum is encouraged as a means of solving the above situation. Chewing gum not only develops the jaw skeleton and jaw muscle strength, strengthens the gums, but also promotes blood circulation to the brain, increasing brain activity, resulting in thinking and concentration. You can increase your power. In addition, it promotes saliva secretion and can promptly neutralize acids causing caries.
[0004]
However, since gum can be chewed off with a relatively weak force, it cannot be chewed strongly, and the roots and gums cannot be sufficiently stimulated. In addition, gum is highly sticky, and when chewing the gum, the force acts in the direction of pulling the teeth when the mouth is widened, so people with weak roots and gums, or people with dentures, etc. Couldn't chew. In addition, the sound generated by chewing the gum sometimes gives discomfort to the surrounding people. Furthermore, the gum treatment after the chewing was troublesome.
[0005]
Therefore, the present inventor has previously devised a biting member made of natural wood (Utility Model Registration No. 2530671). The biting member of the present invention can bite strongly and does not act in the direction of pulling out the teeth. For this reason, the present biting member not only can sufficiently stimulate the gums, but also can bite a person with weak roots or gums.
[0006]
Therefore, the biting member of the present invention was excellent in solving the problem of the gum. However, since the bite member of the present invention directly bites a piece of wood made of natural wood with teeth, it cannot be avoided that the piece of wood is broken or the like and a piece is generated, and the piece may damage the mouth. . In addition, since it is used in the oral cavity, it is necessary to carefully select the material of the natural wood used for the chewing member, and in some cases, it may be necessary to sterilize wood pieces. It was something to take.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to improve the above-mentioned invention, and to provide a biting tool which does not generate fragments even if it is bitten into the oral cavity and does not damage the oral cavity.
[0008]
[Means for Solving the Invention]
The gist of the present invention is a bite used by chewing with teeth, comprising a flavor member containing a component that produces a taste, and a covering member that covers the flavor member, wherein the covering member is a tooth. It is a bite which does not break even if it is bitten by the above, and transmits the above-mentioned ingredient.
[0009]
The covering member may include a silicone resin.
[0010]
The covering member may include a reinforcing member layer for reinforcing the covering member on a surface of the covering member.
[0011]
The covering member may include a reinforcing member layer embedded in the covering member to reinforce the covering member.
[0012]
The reinforcing member layer may be made of silk fabric.
[0013]
The flavor member may be a piece of wood impregnated with a mint component.
[0014]
DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS
An embodiment of the bite according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
As shown in FIG. 1, a
[0015]
The
[0016]
The impregnation of the mint component into the
[0017]
The covering
[0018]
The reinforcing
[0019]
On the surface of the covering
[0020]
The
[0021]
The
[0022]
The
[0023]
In addition, the disposition of the wood piece in the production of the bite according to the present invention does not require forming the resin layer on the silk cloth and then placing the resin layer on the resin layer. As in the case of 10b, the
[0024]
As mentioned above, although one Example of the
[0025]
The component that causes the taste contained in the
[0026]
Here, all of these nutrient components may be impregnated into one
[0027]
The material constituting the
[0028]
The members constituting the covering
[0029]
The reinforcing
[0030]
In the
[0031]
The
[0032]
In addition, the present invention can be implemented in various modified, modified, and modified embodiments based on the knowledge of those skilled in the art without departing from the spirit of the present invention.
[0033]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION The bite of this invention can bite strongly, and even if it bites, a tooth is not pulled. Therefore, by repeatedly biting the bite, the development of the muscular strength of the jaw is promoted and the gums can be made strong. Also, people with bad teeth can chew. In addition, since the jaw is moved repeatedly, the brain and nerves can be stimulated to activate the movements of the cranial nerves.
[0034]
Further, since the flavor of the present invention is a mode in which the flavor member is covered with the covering member, there is no fear that the gums and the like are damaged by the flavor member even when the flavor is repeatedly bitten. Furthermore, the taste-generating component impregnated in the flavor member gradually penetrates the coating member, so that a person who bites the bite can feel the flavor for a long time. In addition, since the present bite does not directly include the flavor member in the oral cavity, it is not necessary to perform a process such as excessive sterilization of the flavor member, and the cost can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view of a bite according to the present invention.
FIG. 2 is a schematic sectional view showing another embodiment of the bite according to the present invention.
FIG. 3 is a perspective view of a biting tool according to the present invention.
FIG. 4 is a schematic sectional view showing still another embodiment of the biting tool according to the present invention.
FIG. 5 is a schematic sectional view showing still another embodiment of the biting tool according to the present invention.
[Explanation of symbols]
10, 10a, 10b, 10c: chew 20: flavor member 24: coating member 32: reinforcing member layer 36: wood piece 40:
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