JP3581637B2 - Excavator - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は開閉式のバケット(クラムセルバケット)により主として深い穴を掘削する掘削機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の掘削機は、図4(a)(b)に示すように、クローラ式の下部走行体1上に上部旋回体2が縦軸まわりに旋回自在に搭載され、この上部旋回体2に掘削装置Aが取付けられて構成される。
【0003】
掘削装置Aは、上部旋回体2に起伏自在に取付けられたブーム3と、このブーム3の先端に水平軸4まわりに回動自在に取付けられた伸縮式のアーム5と、このアーム5の先端に取付けられたバケット6を備え、かつ、上部旋回体2とブーム3との間にブーム3を起伏させるブームシリンダ7、ブーム3とアーム5との間にアーム5を回動させるアーム回動シリンダ8、アーム5とバケット6との間にバケット6を開閉させるバケットシリンダ9がそれぞれ設けられて成っている。
【0004】
アーム5は、複数段のアーム体によってテレスコープ状に伸縮自在に構成され、図示しないアーム伸縮シリンダによって伸縮駆動される。図では、基端側から順に第1、第2、第3各アーム体10,11,12が順次嵌合された三段式の場合を例示している。
【0005】
この掘削機においては、
(イ) 図4(a)に示すようにアーム5を立てた状態でバケット6で掘削し、
(ロ) 同図(b)に示すようにアーム5を水平またはそれに近い角度に起こした状態で、バケット6にすくい取った土砂をダンプする
という動作を、必要に応じてアーム5を伸縮させながら繰り返すことにより、深穴を掘削する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の掘削機(たとえば特開平8−177088号、特開平10−131227号参照)によると、図4(b)に示すようにブーム3を最大角度まで起立させて、アーム5を起こしたとき(通常は土砂をダンプする場合)、すなわち、アーム後端が最も後方に突出する状態となったときに、このアーム後端が上部旋回体2の後端(後端旋回半径)よりも後方に突出する(βはこの突出量である)。
【0007】
とくに、図示のように、バケットシリンダ9に対する圧油の給排を行うための圧油給排装置を構成する油ホース巻取用のホースリール13がアーム後端に取付けられた掘削機の場合、このホースリール13の分、さらに突出量βが大きくなる。
【0008】
このように、上部旋回体2からのアーム5の突出部分があるため、この突出部分が作業の邪魔になり、とくに都市部等、狭所での作業性が悪くなっていた。
【0009】
また、上記突出部分が人や物(電柱や電線等の高所にある物)と接触・衝突しないようにオペレータが背後を気にしながら旋回等の掘削操作を行わなければならないため、作業能率が低下する原因にもなっていた。
【0010】
そこで本発明は、とくに狭所での作業性を良くし、作業能率を高めることができる掘削機を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、下部走行体上に上部旋回体が縦軸まわりに旋回自在に搭載されるとともに、この上部旋回体に掘削装置が設けられ、この掘削装置は、上記上部旋回体に対して起伏自在に取付けられたブームと、このブームの先端に水平軸まわりに回動可能に取付けられた伸縮自在なアームと、このアームの先端に取付けられた開閉式のバケットと、このバケットを開閉駆動するバケットシリンダと、このバケットシリンダに対する圧油の給排を行うためにアームに沿って配設される油ホースと、上記アームを構成するアーム体を同期して伸縮作動させるアーム伸縮シリンダとを具備し、かつ、次の条件を満足することを特徴とする掘削機。
【0012】
(I)上記アームの後端が最も後方に位置する状態でこのアーム後端が上記上部旋回体の後端よりも後方に突出しないこと。
【0013】
(II)ホースガイドシーブが、アーム全縮状態でアームの後端から後方に突出しない状態でアーム内に設けられ、上記油ホースが、アームの伸縮動作に連動してアーム内で折り返し移動し得る状態で上記ホースガイドシーブに掛け回されたこと。
【0014】
( III ) 上記アーム体相互の伸長及び縮小両方向の同期作動を補償する手段として、伸長用及び縮小用両ロープとこの両ロープをガイドするロープガイドシーブから成るロープ式伸縮機構を具備すること。
【0015】
請求項2の発明は、請求項1の構成において、上部旋回体の後端が下部走行体の全長寸法内に収まり、かつ、上部旋回体の旋回時に少なくともその後端が下部走行体の全幅内に収まるように構成されたものである。
【0016】
上記構成によると、アームの後端が最も後方に位置する状態でこのアーム後端が上部旋回体の後端よりも後方に突出せず、かつ、油ホースを含む圧油給排装置もアーム後端から突出しないため、突出部分が人や物と接触するおそれがなくなり、かつ、この接触を気にしながら掘削操作する必要がなくなるため、とくに狭所での作業性を良くし、作業能率を高めることができる。
【0017】
また、油ホースがアームの伸縮動作に応じてアーム内で折り返し移動するため、ホースリールを設ける必要がなくなる。このため、高価なホースリールを削減し得ることでコストダウンとなる。
【0018】
この場合、請求項2の構成によると、上部旋回体の後端が下部走行体の全長寸法内に収まり(走行体から長さ方向に出ず)、かつ、上部旋回体の少なくとも後端が下部走行体の全幅内で旋回する(全旋回範囲を通じて下部走行体から一切突出しない)ため、上部旋回体の突出部分もなくなる。このため、狭所作業性が一層良くなるとともに、作業足場が下部走行体の幅程度しかなくさらに下部走行体の一側方に壁面が迫るような非常に狭い場所においても作業が可能となり、上部旋回体の後端が下部走行体の幅外に突出した機械よりも作業量の大きい機械を使用することが可能となり、作業効率を向上させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図1〜図3によって説明する。
【0020】
図1,2において、21はクローラ式の下部走行体で、この下部走行体21上に上部旋回体22が縦軸まわりに旋回自在に搭載され、この上部旋回体22に、ブーム23、アーム24、バケット25、ブーム起伏用のブームシリンダ26、アーム回動用のアーム回動シリンダ27、それにバケット開閉用のバケットシリンダ28を備えた掘削装置Bが装着されて掘削機が構成されている。
【0021】
なお、アーム24は、第1、第2、第3各段のブーム体29,30,31によってテレスコープ状に伸縮自在に構成され、アーム回動シリンダ27によって水平軸32まわりに上下方向に回動するとともに、アーム伸縮シリンダ(図1,2では図示しない)によって伸縮駆動される。
【0022】
この掘削機においては、下部走行体21と上部旋回体22の関係、及び上部旋回体22とアーム24の関係について次の条件を満足するように構成されている。
【0023】
条件1
上部旋回体22は、図1に示すように、全長部分が下部走行体21の全長寸法L内に収まり、かつ、図2に示すように全体が下部走行体21の全幅W内で旋回し得るように全長及び全幅寸法が設定されている。
【0024】
いいかえれば、上部旋回体22の全長及び全幅がこのような寸法に抑えられるように上部旋回体22での機器配置、重量配分等が設定されている。
【0025】
この実施形態では、上部旋回体22は、平面視で旋回中心Oを中心とする半径Rの円Xに近似の形状に形成されている。ここで、R≦W<Lの関係となる。また、図1中、γは下部走行体後端に対する上部旋回体後端の前方への引っ込み量を示す。
【0026】
この条件1のうち、上部旋回体22が下部走行体21の全長寸法L内に収まるという条件を満足することにより、地下鉄工事現場のような狭所でも、下部走行体21が侵入できるスペースがあれば機械全体が侵入し、かつ、旋回できるため作業性が良くなる。また、旋回時にオペレータが背後を気にする必要がないことにより、とくに狭所での作業能率を高めることができる。
【0027】
また、上部旋回体22が下部走行体21の全幅W内で旋回し、上部旋回体22の後端が下部走行体21から側方へも突出しないため、前後方向に突出しないことと相まって狭所作業性及び作業効率がさらに高められる。具体的には、作業足場が下部走行体21の幅程度しかなくてしかも下部走行体21の一側方に壁が迫っているような狭い場所においても作業が可能となり、上部旋回体後端が下部走行体側方に突出した機械よりも作業量の大きな機械を使用して効率良く作業することができる。
【0028】
条件2
アーム24は、図1実線で示すようにその後端が最も後方に位置する状態、すなわち、ブーム23を最大角度まで起立させるとともにアーム24を水平に起こした状態で、後端が上部旋回体22の後端から後方に突出しない。
【0029】
いいかえれば、このような条件を満足するようにアーム24の長さ、水平軸32によるアーム取付点の位置、アーム重心等が設定されている。
【0030】
図1中、δは上部旋回体後端に対するアーム後端の前方への引っ込み量を示す。
【0031】
この条件2を満足することにより、たとえば土砂をダンプする作業時に、アーム後端が、アーム後方の高い位置にある障害物(電柱や電線等)に接触・衝突して作業の邪魔になったり双方が損傷したりするおそれがない。このため、条件1を満足することと合わせて作業性、作業能率がより一層良いものとなる。
【0032】
一方、バケットシリンダ28に対する圧油の給排を行う圧油給排装置は、油ホースを含む油圧配管と、アーム24の伸縮に応じて油ホースの長さを自動調整する機構(図4に示す従来の掘削機ではホースリール13)等によって構成される。
【0033】
この掘削機においては、上記油ホースの長さ調整機構として図3に示す構成がとられている。
【0034】
図3において、33は第1アーム体29に対して第2アーム体30を伸縮させるための第1アーム伸縮シリンダで、ロッド側が第1アーム体29に、シリンダチューブ側が第2アーム体30にそれぞれ取付けられている。
【0035】
34は第2アーム体30に対して第3アーム体31を伸縮させるための第2アーム伸縮シリンダで、シリンダチューブ側が第2アーム体30に、ロッド側が第3アーム体31にそれぞれ取付けられている。
【0036】
この両アーム伸縮シリンダ33,34は同期して伸縮作動するように油圧回路が構成され、この両シリンダ同期作動によって第2及び第3両アーム体30,31が同期して伸縮するように構成されている。
【0037】
図1のバケットシリンダ28に対して圧油の給排を行う油ホース35は、第2アーム体30の基端部に設けられたホースガイドシーブ36に掛け回され、一方の折り返し端が第1アーム体29の先端部に、他方の折り返し端が第3アーム体31の先端部にそれぞれ止め付けられ、第2及び第3両アーム体30,31の伸縮作動に連動してアーム24内で折り返し移動し、自動的に長さ調整し得るように構成されている。
【0038】
なお、油ホース35は、油供給側と排出側の二本が同じルートで配設されるが、図2ではその一方のみを示している。また、油ホース35の先端側は先端側配管37に、基端側は基端側配管38にそれぞれホースジョイント39,40を介して接続される。
【0039】
このように、油ホース35を、アーム24の伸縮作動に連動してアーム24内で折り返し移動し得る状態で設けているため、同ホース25を巻取るためのホースリールが不要となる。
【0040】
従って、図4に示す従来の掘削機のようにホースリール13をアーム後端に設置する必要がなくなるため、アーム後端を実質的にさらに前方に位置させることができる。逆にいうと、アーム後端を上部旋回体22の後端よりも前方に位置させるという条件を確保しながら、アーム長さを後向きにできるだけ長くとることができる。
【0041】
ところで、第1及び第2両伸縮シリンダ33,34は、前記したように同期作動するように構成されているが、油圧回路の油洩れや油中へのエアの混入等によって両シリンダ33,34の同期作動にずれが生じる可能性がある。
【0042】
このずれが生じると、第2、第3両アーム体30,31の伸縮ストロークに差が生じ、油ホース35に過大な張力が作用してこれが損傷する危険性がある。
【0043】
そこで、この両アーム体30,31の同期作動を補償する手段として、伸長用及び縮小用両ロープ41,42が設けられている。
【0044】
伸長用ロープ41は、第2アーム体30の先端部に設けられた伸長用ロープガイドシーブ43に通されて一端が第1アーム体29の先端部に、他端が第3アーム体31の基端部にそれぞれ止め付けられ、この伸長用ロープ41により、第2及び第3両アーム体30,31が確実に同期して伸長作動する。
【0045】
縮小用ロープ42は、第2アーム体30の基端部に設けられた縮小用ロープガイドシーブ44に通されて一端が第1アーム体29の先端部に、他端が第3アム体31の基端部にそれぞれ止め付けられ、この縮小用ロープ42により、第2及び第3両アーム体30,31が確実に同期して縮小作動する。
【0046】
このロープ式伸縮機構により、両シリンダ33,34の油圧回路に油洩れやエアの混入等が生じても第2及び第3両アーム体30,31が確実に同期作動するため、油ホース35が損傷するおそれがない。
【0047】
いいかえれば、この油ホース35の損傷のおそれがないため、ホースリールを用いないで油ホース35をアーム24内に折り返し状態で配設することが実際上可能となる。
【0048】
ところで、作業性を良くするという所期の目的上は、上記実施形態のように、上部旋回体22が下部走行体21の全長及び全幅内で旋回するように構成するのが最も望ましいが、上部旋回体22の前端が下部走行体21の全幅寸法Wから突出する構成としてもよい。あるいは、上部旋回体22の前後両端が下部走行体21の全幅寸法Wから突出する状態で旋回する構成としてもよい。この場合でも、その突出量は実際上わずかですむため、狭所侵入性及び狭所作業性の向上という所期の目的は基本的に達成することができる。
【0049】
【発明の効果】
上記のように本発明によるときは、アームの後端が最も後方に位置する状態でこのアーム後端が上部旋回体の後端よりも後方に突出せず、かつ、油ホースを含む圧油給排装置もアーム後端から突出しないため、突出部分が人や物と接触するおそれがなくなり、かつ、この接触を気にしながら掘削操作する必要がなくなるため、とくに狭所での作業性を良くし、作業能率を高めることができる。
【0050】
また、油ホースがアームの伸縮動作に応じてアーム内で折り返し移動するため、ホースリールを設ける必要がなくなる。このため、高価なホースリールを削減し得ることでコストダウンとなる。
【0051】
この場合、請求項2の発明によると、上部旋回体の後端が下部走行体の全長寸法内に収まり(走行体から長さ方向に出ず)、かつ、上部旋回体の少なくとも後端が下部走行体の全幅内で旋回する(全旋回範囲を通じて下部走行体から一切突出しない)ため、上部旋回体の突出部分もなくなる。このため、狭所作業性が一層良くなるとともに、作業足場が下部走行体の幅程度しかなくさらに下部走行体の一側方に壁面が迫るような非常に狭い場所においても作業が可能となり、上部旋回体の後端が下部走行体の幅外に突出した機械よりも作業量の大きい機械を使用することが可能となり、作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる掘削機の概略側面図である。
【図2】同部分平面図である。
【図3】同掘削機におけるアームの模式的断面図である。
【図4】(a)は従来の掘削機の掘削時の状態、(b)は同ダンプ時の状態をそれぞれ示す概略側面図である。
【符号の説明】
21 下部走行体
22 上部旋回体
24 アーム
29 アームを構成する第1アーム体
30 同第2アーム体
31 同第3アーム体
25 バケット
28 バケットシリンダ
35 油ホース
36 ホースガイドシーブ
L 下部走行体の全長寸法
W 下部走行体の全幅寸法[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an excavator that mainly excavates a deep hole using an openable / closable bucket (clam cell bucket).
[0002]
[Prior art]
In this type of excavator, as shown in FIGS. 4A and 4B, an upper revolving
[0003]
The excavator A includes a boom 3 attached to the
[0004]
The
[0005]
In this excavator,
(A) As shown in FIG. 4 (a), excavation is performed with the
(B) The operation of dumping the scooped earth and sand into the
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to a conventional excavator (for example, see Japanese Patent Application Laid-Open Nos. 8-1770088 and 10-131227), the boom 3 is raised up to the maximum angle and the
[0007]
In particular, as shown in the figure, in the case of an excavator in which a
[0008]
As described above, since the
[0009]
In addition, the operator must perform excavation operations such as turning while paying attention to the back so that the protruding portions do not come into contact with or collide with people or objects (objects at high places such as telephone poles and electric wires). It was the cause of the decline.
[0010]
Accordingly, the present invention provides an excavator capable of improving workability particularly in a narrow place and improving work efficiency.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
According to the invention of claim 1, an upper revolving structure is mounted on the lower traveling structure so as to be rotatable around a vertical axis, and an excavating device is provided on the upper revolving structure. Boom mounted on the boom, telescopic arm mounted on the end of the boom so as to be rotatable around a horizontal axis, openable / closable bucket mounted on the end of the arm, and opening and closing of the bucket A bucket cylinder to be driven, an oil hose disposed along the arm for supplying and discharging pressure oil to and from the bucket cylinder, and an arm telescopic cylinder that operates to extend and retract the arm body of the arm in synchronization. An excavator characterized by comprising and satisfying the following conditions.
[0012]
(I) When the rear end of the arm is located at the rearmost position, the rear end of the arm does not project rearward from the rear end of the upper swing body.
[0013]
(II) A hose guide sheave is provided in the arm in a state in which the arm is fully retracted and does not protrude rearward from the rear end of the arm, and the oil hose may be folded and moved within the arm in conjunction with the expansion and contraction operation of the arm. It was hung around the hose guide sheave in this state.
[0014]
( III ) As means for compensating the synchronous operation of the arms in both the extension and contraction directions, a rope-type telescopic mechanism comprising both extension and contraction ropes and a rope guide sheave for guiding these ropes is provided.
[0015]
According to a second aspect of the present invention, in the configuration of the first aspect, the rear end of the upper revolving unit is within the overall length of the lower traveling unit, and at least the rear end is within the entire width of the lower traveling unit when the upper revolving unit is pivoting. It is configured to fit.
[0016]
According to the above configuration, when the rear end of the arm is located at the rearmost position, the rear end of the arm does not protrude rearward than the rear end of the upper revolving unit, and the pressure oil supply / discharge device including the oil hose is also located behind the arm. Since it does not protrude from the end, there is no danger of the protruding part coming into contact with people or objects, and there is no need to perform excavation operations while worrying about this contact, improving workability especially in narrow places and improving work efficiency. be able to.
[0017]
Further, since the oil hose is folded back and moved within the arm in accordance with the expansion and contraction operation of the arm, it is not necessary to provide a hose reel. For this reason, cost can be reduced by reducing expensive hose reels.
[0018]
In this case, according to the configuration of
[0019]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0020]
1 and 2,
[0021]
The
[0022]
In this excavator, the relationship between the
[0023]
Condition 1
As shown in FIG. 1, the entire length of the upper revolving
[0024]
In other words, the equipment arrangement, weight distribution, and the like in the
[0025]
In this embodiment, the upper revolving
[0026]
By satisfying the condition that the
[0027]
Further, since the
[0028]
The
[0029]
In other words, the length of the
[0030]
In FIG. 1, δ indicates the amount of forward withdrawal of the rear end of the arm with respect to the rear end of the upper swing body.
[0031]
By satisfying the
[0032]
On the other hand, a pressure oil supply / discharge device that supplies / discharges pressure oil to / from the
[0033]
In this excavator, the configuration shown in FIG. 3 is employed as the oil hose length adjusting mechanism.
[0034]
In FIG. 3,
[0035]
[0036]
The hydraulic circuit is configured so that the two arm
[0037]
An
[0038]
The two
[0039]
As described above, since the
[0040]
Therefore, unlike the conventional excavator shown in FIG. 4, the
[0041]
By the way, the first and second
[0042]
When this displacement occurs, there is a difference in the expansion and contraction strokes of the second and
[0043]
Therefore, as means for compensating the synchronous operation of the two
[0044]
[0045]
[0046]
This rope-type telescopic mechanism ensures that the second and
[0047]
In other words, since the
[0048]
By the way, for the intended purpose of improving workability, it is most preferable that the upper revolving
[0049]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, when the rear end of the arm is located at the rearmost position, the rear end of the arm does not protrude rearward than the rear end of the upper swing body, and the pressure oil supply including the oil hose is not performed. Since the ejector does not protrude from the rear end of the arm, there is no danger of the protruding part coming into contact with people or objects, and there is no need to perform excavation operations while worrying about this contact, thus improving workability especially in narrow places. , Work efficiency can be improved.
[0050]
Further, since the oil hose is folded back and moved within the arm in accordance with the expansion and contraction operation of the arm, it is not necessary to provide a hose reel. For this reason, cost can be reduced by reducing expensive hose reels.
[0051]
In this case, according to the second aspect of the present invention, the rear end of the upper revolving unit falls within the overall length of the lower traveling unit (does not protrude from the traveling unit in the length direction), and at least the rear end of the upper revolving unit is lower. Since the vehicle turns within the entire width of the traveling structure (it does not protrude from the lower traveling structure at all throughout the entire turning range), there is no projecting portion of the upper revolving structure. For this reason, workability in a narrow place is further improved, and work can be performed even in a very narrow place where the working scaffold is only about the width of the lower traveling body and the wall approaches one side of the lower traveling body. It is possible to use a machine having a larger work amount than a machine whose rear end of the revolving structure protrudes out of the width of the lower traveling structure, thereby improving work efficiency.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic side view of an excavator according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a partial plan view of the same.
FIG. 3 is a schematic sectional view of an arm in the excavator.
FIG. 4A is a schematic side view showing a state of a conventional excavator at the time of excavation, and FIG. 4B is a schematic side view showing a state at the time of dumping.
[Explanation of symbols]
Claims (2)
(I)上記アームの後端が最も後方に位置する状態でこのアーム後端が上記上部旋回体の後端よりも後方に突出しないこと。
(II)ホースガイドシーブが、アーム全縮状態でアームの後端から後方に突出しない状態でアーム内に設けられ、上記油ホースが、アームの伸縮動作に連動してアーム内で折り返し移動し得る状態で上記ホースガイドシーブに掛け回されたこと。
( III ) 上記アーム体相互の伸長及び縮小両方向の同期作動を補償する手段として、伸長用及び縮小用両ロープとこの両ロープをガイドするロープガイドシーブから成るロープ式伸縮機構を具備すること。 An upper revolving structure is mounted on the lower traveling structure so as to be rotatable about a vertical axis, and an excavating device is provided on the upper revolving structure. The excavating device is attached to the upper revolving structure so as to be able to move up and down. A boom, a telescopic arm attached to the end of the boom so as to be rotatable about a horizontal axis, an openable / closable bucket attached to the end of the arm, a bucket cylinder for opening and closing the bucket, An oil hose disposed along the arm for supplying and discharging the pressure oil to and from the bucket cylinder, and an arm telescopic cylinder that expands and contracts the arm constituting the arm in synchronization with each other , and An excavator characterized by satisfying conditions.
(I) When the rear end of the arm is located at the rearmost position, the rear end of the arm does not project rearward from the rear end of the upper swing body.
(II) A hose guide sheave is provided in the arm in a state in which the arm is fully retracted and does not protrude rearward from the rear end of the arm, and the oil hose may be folded and moved within the arm in conjunction with the expansion and contraction operation of the arm. It was hung around the hose guide sheave in this state.
( III ) As means for compensating the synchronous operation of the arms in both the extension and contraction directions, a rope-type telescopic mechanism comprising both extension and contraction ropes and a rope guide sheave for guiding these ropes is provided.
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