JP3581087B2 - Method of providing body pressure dispersion mattress - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マットレス使用者に最適化された体圧分散マットレスのインターネットを利用した提供方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
快適な睡眠は人間の健康を維持するうえで重要な要素の一つである。快適な睡眠を享受するためには就寝時の寝姿勢が特に重要である。つまり、リラックスして立った状態において息を吐き出したときの背骨の形状が就寝時に維持される場合、理想的な寝姿勢であるといえる(図20参照)。
【0003】
ここで、標準的な寝姿勢である仰臥位(あお向け)で眠る場合には、体の後頭部・肩甲骨部・仙骨部(腰)・踵骨部の四個所の骨突起部に大きな体圧がかかる(図21参照)。このとき、床や固いマットレスなどで眠る場合には体圧の分散が図られず、骨突起部はマットレス等に沈み込むことができない。そして、肩甲骨部から仙骨部の間の胴体部分はマットレス等で支持されていないため、背骨は胴体部分の荷重で曲がり、理想的な寝姿勢を保つことができない。
【0004】
つまり、一般的なスプリングマットレスで理想的な寝姿勢を維持するためには骨突起部をマットレスへ深く沈みこませる必要がある。しかし、深く沈みこむ部分はスプリングを圧縮させて多くの体重を支えるため、骨突起部の負荷が非常に大きい。そのため痛みや痺れが発生して快適な睡眠が妨げられる。
従って、就寝時に理想的な寝姿勢を維持するためには、マットレスの体圧分散機能が特に重要となる。
【0005】
また、人間の体の一定箇所に一定時間一定以上の圧力が加わり続ける状況(つまり、硬いマットレスの上で眠る場合など、就寝時において体圧の分散が図られずに床面に骨突起部が接する場合)では、血管が圧迫されて褥瘡(阻血性壊死)が発生する原因になる。
例えば、仙骨部の毛細血管圧は約30mmHg以下であり、仙骨部にかかる体圧が30mmHg以下であれば、基本的に仙骨部に褥瘡は発生しない。しかし、固い床に仰臥位(あお向け)で臥床すれば、大きな体圧(200mmHg以上)が仙骨部にかかるため2時間で褥瘡が発生しうる。
【0006】
従って、褥瘡の防止の観点からはマットレスの体圧分散機能が重要となる。特に介護用途の場合には、体圧分散機能が十分でないと褥瘡防止のために寝返りを頻繁にする労力が必要となるため、マットレスの体圧分散機能が極めて重要な要素となる。
【0007】
その一方で、マットレスの体圧分散機能を追求しすぎると、臀部が沈み込みすぎてハンモックに寝たときのように猫背の姿勢となり、理想的な寝姿勢の背骨のラインを保つのがやはり困難である(図22参照)。猫背の姿勢では横隔膜が圧迫されるため、通常の呼吸が妨げられ、また寝返りがしにくいなどの理由により、快適な睡眠が妨げられる。
【0008】
すなわち、理想的な寝姿勢を保つためにはマットレスをただ柔らかくするだけでは足りず、例えば踵骨部のような小さな凸部でも、その部分だけが最小の面積で凹むことのできるような体型に順応したある程度の硬さをも有することが要求される。
【0009】
しかし、市販のマットレスは使用者の体型の相違・寝姿勢等を考慮せず、人間の標準体型等を基準として全面が均一のクッション体の製品が一般的である。そのため顧客は好みのマットレスを購入するためには、顧客は多数のベッドのカタログを取り寄せたり、多数の寝具店や家具店に行っていろいろなベッドに実際に寝てみるなどして好みのベッドを選ばなければならなかった。
【0010】
また、店員が顧客に最適なベッド選びに必要な顧客の睡眠度アンケートを提示したり、専門的な相談にのることも殆どなく、一方、顧客は店員に個人情報を話すことへの羞恥心も強くある。そのため、顧客は科学的知識のないまま、誰にも相談することなくベットを購入しているというのが現状である。
【0011】
こうした場合、ベッドのデザイン・豪華さや、店員の旨い話に惑わされたり、ちょっと座る程度の寝心地のみを判断材料としてベッドを購入してしまい、後で快適な睡眠がとれない状態となる場合も多い。
つまり、上述したベッドの購入方法は、十分に顧客の快適な睡眠を得るのに必要な情報を検討して選んでいるわけではないので、必然的に顧客に合わないベッドとならざるを得ない。
【0012】
しかも、購入後に使用し続けることにより顧客がベッドの不具合を感じたり、体格の変化などによる不具合が生じても、それをベッドそのものにより是正することは殆どできない。例えばマットレス使用者が妊娠し、6ヶ月で体型が著しく変化して出産後に体型が戻る場合などの短期的な状況の変化に柔軟に対応することは困難である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上のような従来技術の持つ問題点を解消するものであり、その目的は、顧客が睡眠に関する個人情報を羞恥心を持つことなく提示でき、顧客睡眠度データに基づいて顧客(マットレス使用者)に最適な体圧分散マットレスの提供方法を提案するものである。
【0014】
また他の目的は、マットレスの提供後の不具合にも容易に対応できる体圧分散マットレスの提供方法を提案するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
<第1の発明の体圧分散マットレス提供方法>
クッション体内壁(コラム壁)23によって仕切られた複数の柱状空間(コラム)22を有しており、粘弾性エラストマーゲルからなるクッション体から各部クッション体19(肩部クッション体19a、腰部クッション体19b、脚部クッション体19c)を組み合わせてなる体圧分散マットレス18に関して、ILD(負荷重たわみ値)が異なるクッション体から各部クッション体19の組み合わせの最適マットレスデータ13をコンピュータネットワークを利用して提供する方法において、
サービス者コンピュータ2内に開設されるサービス者サイト11で入力された体格項目36・ソフト項目37からなる顧客睡眠度データ15から、マットレス使用者の体重と身長から算出されるBMI(ボディマス指数)を基準として、サービス者コンピュータ2が最適マットレスデータ13を算出し、最適マットレスデータ13が出力されることを特徴とする。
【0016】
このとき、ソフト項目37の寝姿勢が仰臥位又は側臥位であって、かつ体格項目36から算出される尻周り長さに対する腰周り長さの割合が0.85未満の場合には腰部クッション体19bがILDの低いクッション体へ変更されるようにするのが好適である。
またソフト項目37の寝姿勢が仰臥位又は側臥位であって、かつ体格項目36から算出される尻周り長さに対する腰周り長さの割合が1.0以上の場合には、腰部クッション体19bがILDの高いクッション体へ変更されるようにするのが好適である。
【0017】
このとき、ソフト項目37の寝姿勢が伏臥位であって、かつ体格項目36から算出される尻周り長さに対する腰周り長さの割合が0.85未満の場合には、腰部クッション体19bがILDの高いクッション体へ変更されるようにするのが好適である。
またソフト項目37の寝姿勢が伏臥位であって、かつ体格項目36から算出される尻周り長さに対する腰周り長さの割合が1.0以上の場合には、腰部クッション体19bがILDの低いクッション体へ変更されるようにするのが好適である。
【0018】
このとき、体格項目36から算出されるふくらはぎ周り長さに対する足首周り(くるぶし周り)長さの割合が0.6未満の場合には、脚部クッション体19cがILDの低いクッション体へ変更されるようにするのが好適である。
【0019】
このとき、ソフト項目37の寝姿勢が側臥位であって、かつ体格項目36から算出される肩周り長さに対する胸囲の割合が0.9未満の場合には、肩部クッション体19aがILDの低いクッション体へ変更されるようにするのが好適である。
【0020】
<第2の発明の体圧分散マットレス提供方法>
第1の発明において、コンピュータネットワークによりサービス者コンピュータ2と接続された端末装置4からサービス者サイト11において顧客睡眠度データ15が入力されると、サービス者コンピュータ2が最適マットレスデータ13を算出し、最適マットレスデータ13が端末装置4の出力手段から出力されることを特徴とする。
【0021】
このとき、端末装置4が出力手段としてプリンターを備える場合には、サービス者サイト2へ「メジャー印刷」を指示することにより、端末装置4のプリンターからメジャー34が印刷されるようにしてもよい。
【0022】
<第3の発明の体圧分散マットレス提供方法>
第1または第2の発明において、サービス者サイト2において入力される顧客睡眠度データ15および顧客個人データ14をサービス者コンピュータ2の記憶手段8に登録(保存)することを特徴とする。
【0023】
このとき、サービス者コンピュータ2と接続された管理端末17により、サービス者コンピュータ2の記憶手段8に登録された顧客睡眠度データ15および顧客個人データ14を管理できるようにしてもよい。
【0024】
さらに、顧客睡眠度データ15と顧客個人データ14をサービス者コンピュータ2または管理端末17に接続されたデータベース(外部記憶装置)16に登録(保存)できるようにしてもよい。
【0025】
【発明の実施形態】
本実施形態のマットレスの提供システム1は、サービス者コンピュータ(サーバー)2、顧客3の端末装置4およびマットレス製作部5から構成される。
なお、本実施形態のマットレスの提供システム1では、インターネットを利用する場合について説明するが、コンピュータネットワークを利用するものであれば、例えばLAN(ローカルエリアネットワーク)による場合であってもよい。
【0026】
サービス者コンピュータ(サーバ)2は、通信手段6、サービス者サイト管理プログラム7、記憶手段8、制御手段9を少なくとも有している。
【0027】
サービス者コンピュータ(サーバー)2は、通信手段6でインターネットをはじめとするコンピュータネットワークに接続できるようになっている。通信手段6は、無線および/または有線による公知の通信手段で構成されている。
またサービス者コンピュータ2は、サービス者コンピュータ2内に開設されたサービス者サイト(サービス者ホームページ)11をサービス者サイト管理プログラム7により管理できるようになっている。
【0028】
サービス者サイト管理プログラム7は、サービス者サイト11で行なうことのできる健康睡眠度チェックアンケート12の結果から最適マットレスデータ13を作成し、端末装置4に出力するようになっている。またサービス者サイト11でされた顧客情報の管理・更新(最適マットレスデータ13・顧客個人データ14・顧客睡眠度データ15)や、マットレスの受注をマットレス製作部5に指示できるようになっている。
【0029】
記憶手段8は、サービス者サイト管理プログラム7を格納し、また顧客の氏名・住所等の顧客個人データ14の登録部、顧客睡眠度データ15(健康睡眠度チェックアンケート12の結果)の登録部、最適マットレスデータ13の記憶部を有している。記憶手段8内のデータ(最適マットレスデータ13・顧客個人データ14・顧客睡眠度データ15)はデータベース16として外部記憶装置に蓄積されるようにしてもよい。
制御手段9はCPU等から構成され、各部の制御・データの転送・種々の演算・データの一時的な格納を行なう。
【0030】
また、サービス者コンピュータ2に出力手段(ディスプレイ・プリンターなど)や入力手段(キーボード・マウス・トラックボール・スキャナー・タッチパネル・マイクロフォンなど)を設けて、記憶手段8内のデータを管理できるようにしてもよい。
【0031】
さらに、サービス者コンピュータ2に管理端末17を接続できるように設置することで記憶手段8内のデータを管理(例えば、最適マットレスデータ13・顧客個人データ14・顧客睡眠度データ15の表示・更新や、顧客個人データからE−mailの発送するなどの作業をする等)できるようにしてもよい。
管理端末17は、出力手段(ディスプレイ・プリンターなど)、入力手段(キーボード・マウス・トラックボール・スキャナー・タッチパネル・マイクロフォンなど)、制御手段(CPU等から構成され、各部の制御・データの転送・種々の演算・データの一時的な格納を行なう)およびコンピュータネットワークへ接続するための通信機能を少なくとも有する。
また、管理端末17にデータベース16(外部記憶装置)を接続するようにしてもよい。
【0032】
端末装置4は、通信機能を備えサービス者サイト(サービス者ホームページ)11を閲覧することができるすべての通信端末を含む概念である。従って、市販のパーソナルコンピュータ・モバイルコンピュータの他、インターネット機能を有する携帯電話(ブラウザーフォン)なども本明細書の端末装置4に含まれる。端末装置4は、出力手段(ディスプレイ・プリンターなど)、入力手段(キーボード・マウス・スキャナー・タッチパネル・マイクロフォンなど)、制御手段(CPU等から構成され、各部の制御・データの転送・種々の演算・データの一時的な格納を行なう)およびコンピュータネットワークへ接続するための通信機能を少なくとも有する。
【0033】
マットレス製作部5は、サービス者コンピュータ2から出力または送信により提示されたデータに基づいてマットレス18を製作する。
マットレス製作部5には、マットレス販売店に設置した端末装置4から出力されたデータをもとにマットレス販売店でマットレス18を組み立てる場合も含む。
【0034】
ここで、マットレス18は、各部クッション体19、箱体(キャビティ)20、通気性カバー21からなる。
【0035】
各部クッション体19は、人の肩部(頭部を含む)を支える肩部クッション体19a、腰部を支える腰部クッション体19b、脚部を支える脚部クッション体19cに3分割された構成となっており、各クッション体19は交換可能な構造となっている。各部クッション体19の形状を共通としたことで、多様なILDの異なるクッション体を各部クッション体19のいずれにも使用でき、マットレス18の生産コストを下げることができる。
【0036】
なお、好適例として各部クッション体19を、肩部クッション体19a、腰部クッション体19b、脚部クッション体19cと三分割したのは次の理由による。つまり、就寝時に後頭部・肩甲骨部・仙骨部(腰)・踵骨部の四個所に大きな体圧がかかるが(図21参照)、後頭部については枕を使って後頭部を支持することから、肩甲骨部・仙骨部(腰)・踵骨部をマットレスで支持すれば足りるためである。
もっとも、各部クッション体をさらに細分化して四分割またはそれ以上に分割することも可能である。
【0037】
各部クッション体19は、トリブロック共重合ポリマーと可塑材から構成される粘弾性エラストマー(Visco Elastomer)のゲルからなる。
粘弾性(Visco)とは、圧力変形速度、再変形速度を意味する。また、エラストマー性(Elastic)とは、圧力によって変形が起こり圧力から解放された場合、実質的にもとの形状に戻る性質をいう。
エラストマー(Elastomer)の成分は、A−B−Aの三部構成からなるトリブロック共重合ポリマーが好適である。
ここで、Aは水晶体ポリマー(ポリスチレンや官能性ポリマーに限らず、モノアルカニラレン(monoalkeneylarene)ポリマーなど)からなる。そして、Bはエラストマー性ポリマー(例えば、ポリエチレン、ポリブチレン、ポリ(エチレン/ブチレン)、水素化ポリ(イソピレン)、水素化ポリ(ブタジェン)、水素化ポリ(イソピレン+ブタジェン)、ポリ(エチレン/プロピレン)、水素化ポリ(エチレン/ブチレン+エチレン/プロピレン))からなる。
また、可塑材としては、パラフィン系白ミネラルオイル、市販の加工用オイル(パラフイン、ナフサンオイルなど)、炭化水素系樹脂、ロジン系樹脂、オイル合成品、樹脂合成品、その他潤滑材、またはこれらの組み合わせたものがあげられる。
【0038】
各部クッション体19は、図15及び図16に示すようにクッション体内壁(コラム壁)22により仕切られた複数の柱状空間(コラム)23を有している。柱状空間(コラム)22の断面は一辺が20mm〜30mmの正方形であり、あるひとつのコラム22の各辺に隣接するコラム22は、コラム壁23を隔てて一列に並ぶようになっている。
また、コラム22はクッション体の接地面(下面)に対して垂直に立ちあがり、下面と上面が開口する直方体の空間となっている。
なお、コラム22の形状は上記に限定するものではなく、例えばコラムの断面形状が円であってもよい。また、コラムの断面を正六角形にして蜂の巣状に配列したり、コラム壁の上部または下部に多数の切り込みや溝を設けるようにしてもよい(図示を省略する)。
【0039】
コラム壁23は、図17に示すようにマットレス使用者の重量に連動してねじれ現象を起こし、体とクッションとの接触面積を最大限にしてマットレス使用者の体をクッションに深く沈みこませるようになっている。
人間の体の突起部(骨突起部)の下に位置するコラム壁23aは、部分的あるいは全体的にねじれをおこして骨突起部を支え、骨突起部に圧力が集中するのを防ぐようになっている。ねじれたコラム壁23は形状変化に対してほとんど抵抗を示さないので、骨突起部周辺の圧力を和らげる。
一方、骨突起部以外の下に位置するコラム壁23bについては、コラム壁23を形成するクッション体は圧縮するがコラム壁23はねじれないので、人間の体が接触する広い面積で人間の体を保持するようになっている。
つまり、コラム壁23に耐えうる荷重を越える荷重が掛かった場合、コラム壁23は不安定となり、初期の柔らかさと弾性力を失うことなくねじれ(図17のコラム壁23aの状態)、一つのコラム壁が耐えることを拒否した荷重はその周りのコラム壁が負担する。そしてコラム壁の荷重が除かれると弾性力により歪みを残さず元の形状及び特性に復元する。
【0040】
図18において、略三角形の横並びで表現した部位はマットレス使用者の背骨を示し、その周りは身体の肩から尻にかけての身体を示している。垂直方向の大小の矢印はマットレスの各部位の身体に与える圧迫力(身体の各部位にかかる荷重の大きさ、矢印が大きいほど荷重が大きい)を示している。
本発明のマットレスにおいては、身体の凸凹のすべてに同じようにフィットして同じ荷重で受け止めるので(矢印が全部同じ)、身体の荷重を局部に集中させず身体全体に均一に分散させている(図18a)。
一方、スプリング式のマットレスにおいては、突出している身体の肩部、尻部、踵部で体重の多くを支持することになるので(図18b参照)、骨突起部などの局部に圧迫荷重が強くかかり、病人・要介護者は特に褥瘡を起こし易くなる。
【0041】
耐えうる荷重以上の荷重が掛かったコラム壁はその荷重により押しつぶされ伸ばされてその厚さを薄く変形させる。しかし、特に解放されたコラム壁の先端部分は凸凹が生じないほどに伸びるので、クッション体の表面が弱粘着性で柔軟性に富んでいることと相まって皮膚に凸凹の後を作らない。
【0042】
また、コラム壁23のねじれ・つぶれによりコラム22内の空気は入れ替わり、コラム22を通してマットレス18内の空気が循環するため、本発明のマットレス18は通気性にも優れている。
柱状空間(コラム)22内部は、全体的に空気を始めとする熱容量が低い気体で構成され、マットレス18の温度は一定に保たれる。また、マットレス18が多くのコラム22を持つことから、マットレス18は非常に軽量である。
【0043】
各部クッション体19の硬さは、ILD(Indentation Load Deflection:負荷重たわみ値)を基準としている。
ILDは荷重測定法の1つであり、本明細書では、少なくとも直径8インチの円形プレートを受けとめられるだけの面積を有し、かつ高さ1.7インチの試料(クッション体)に直径8インチの円形プレートで加重をかけ、40%圧縮した状態(高さが1.02インチ)で停止させて、該停止時の円形プレート重量(単位:ポンド)を測定したものを意味する。
【0044】
例えば、本明細書においてILDが20とは、高さ1.7インチのクッション体を1.02インチまで圧縮するのに20ポンドの重量を要することを意味し、ILDが30とは、高さ1.7インチのクッション体を1.02インチまで圧縮するのに30ポンドの重量を要することを意味する。つまり、ポンドの値が大きいほどクッション体の硬度が高くなる。
【0045】
ここで、ILDを決定する基準として、クッション体を40%圧縮した状態を採用するのは、本発明の粘弾性エラストマーのクッション体は圧縮率(縮み率)が略30%から略50%の間で安定値を有するため、その中間の値である圧縮率(縮み率)40%を採用したものである。
図19は、30ポンドの荷重のとき圧縮率(縮み率)が略30%から略50%の間で安定値を有するクッション体の荷重の大きさと圧縮率(縮み率)の関係を表したグラフである。
【0046】
粘弾性エラストマーからなる各部クッション体19は、混合物の配合割合を変えたり、コラム壁の厚さを変えたり、あるいは添加物を加えることにより、硬さや弾性力を調節することができ、多様なILDのクッション体を作ることができる。
なお、各部クッション体19に用いられる硬さは、特に限定するものではないがILDで16以上32未満の範囲が好適である。
【0047】
箱体(キャビティ)20は、クッション体保持枠24と床部25からなり、各部クッション体19を組み入れることができるように上部が開口している。
クッション体保持枠24は固わた・ウレタンフォームなどからなり、肩部クッション体19a、腰部クッション体19b、脚部クッション体19cを一体にまとめるようになっている。つまりクッション体保持枠24は、人間の体が各部クッション体19に乗ったときに各部クッション体19が外側に膨張してクッション体がずれるのを防止する。
床部25は固わた・ウレタンフォームなどからなり、クッション体の体圧分散効果を補助するようになっている。
なお、各部クッション体19、クッション体保持枠24および床部25が汚れるのを防止するため、マットレス18の外装体として伸縮性の通気性カバー21を使用する。
【0048】
本発明のマットレス提供システム1およびマットレス18は上記のように構成されており、そして本発明のマットレス提供システム1は次のように作用する。顧客3が端末装置4からサービス者サイト11に接続すると、端末装置4のディスプレーに、図3のスタート画面30が表示される。
スタート画面30の「スタート」ボタンをクリックすると健康睡眠度チェックアンケート12による睡眠度チェックを促すアンケート促進画面31(図3)が表示される。
【0049】
アンケート促進画面31の「チェックしてみる」ボタンをクリックするとアンケート注意事項画面32が表示される(図3)。
アンケート注意事項画面32の「メジャーを印刷する」ボタンをクリックすると図5のメジャー印刷画面33が表示され、「印刷」ボタンをクリックするとA4用紙に正確なメジャー34がプリントアウトされる(図4)。
印刷されたメジャー34は、切取線35をはさみで切って粘着テープなどでつなぎ合わせ、体格の測定に使用する。
【0050】
健康睡眠度チェックアンケート12の項目及びチェック内容は体格項目36とソフト項目37からなり、具体的には次のようになっている(図5参照)。
体格項目36(図5中a〜i)は、「a:身長」、「b:体重」、「c:肩周り」、「d:胸囲(バスト)」、「e:腰周り(ウエスト)」、「f:尻周り(ヒップ)」、「g:ふくらはぎ周り」、「h:足首周り(くるぶし周り)」、「i:へその下長さ」からなっている。
ソフト項目37(図5中j〜w)は、「j:寝姿勢」、「k:睡眠中の痛みやしびれ」、「l:睡眠中の目覚め回数」、「m:睡眠中の汗」、「n:入眠必要時間」、「o:朝の目覚め」、「p:現マットレスの硬さ」、「q:現マットレスの使用年数」、「r:現健康状態で気にしているところ」、「s:睡眠薬の使用」、「t:日中眠くなることは」、「u:マットレスの硬さの好み」、「v:マットレスの使用人数」、「w:マットレスは二人のコミュニケーション(sex等)のサポートの役目もあります。このような使用方法の必要性は」からなっている。
【0051】
体格項目36とソフト項目37のデータは、最適マットレスデータ13の作成に用いられる他、上記データをモニターすることで顧客の健康的な睡眠を長期間に渡ってサポートできるというメリットがある。
また上記データは、最適なマットレスの開発や最適マットレスデータ作成のためのソフトの充実をすすめるためのデータとしても活用できる。
【0052】
図4のアンケート注意事項画面32の「このボタンを押すと質問がスタートします」ボタンをクリックすると図6の体格項目チェック画面38が表示される。顧客は体格項目欄39に測定した値を入力する。
【0053】
体格項目チェック画面38の「次のチェックにいく」ボタンをクリックするとソフト項目チェック画面40が表示される(図6)。質問(チェック)項目は質問10〜質問23までの13項目がある。10〜23の番号ボタンをクリックするか、あるいはスクロールボタン(図示しない)をクリックして質問項目を表示する。
そして、該当するチェック内容の番号を回答欄に入力するか、あるいはチェック内容の該当する項目名をクリックして回答欄に入力する。
【0054】
顧客3が端末装置4にアンケートの回答(顧客睡眠度データ15)をすべて入力し、図6のソフト項目チェック画面40の「睡眠度健康チェック結果」ボタンをクリックすると、サービス者コンピュータ2にアンケート回答(顧客睡眠度データ15)が送信される。
【0055】
顧客睡眠度データ15を受信したサービス者コンピュータ2は、顧客睡眠度データ15をサービス者サイト管理プログラム7により処理して、顧客(マットレス使用者)に最適な各部クッション体19(肩部クッション体19a(SP)、腰部クッション体19b(HP)、脚部クッション体19c(LP))が選択された最適マットレスデータ13が作成される。
【0056】
ここで、アンケート回答に基づいて最適マットレスデータ13を作成する課程は次のようになっている。
<マットレス使用者の寝姿勢が仰臥位(あお向け)の場合>
(1)マットレス使用者の身長、体重、肩周り長さ、胸囲(バスト)、腰周り長さ(ウエスト)、尻周り長さ(ヒップ)、ふくらはぎ周り長さ、足首周り(くるぶし周り)長さを測定する。
そして、マットレス使用者の身長、体重から、マットレス使用者のBMI(ボディマス指数:Body Mass Index)を算出する。
【0057】
【数1】
そして算出されたBMIから表1に従って、肩部クッション体(SP)、腰部クッション体(HP)、脚部クッション体(LP)の基準値を求める。
【0058】
【表1】
ここで、表1の肩部クッション体(SP)、腰部クッション体(HP)、脚部クッション体(LP)の数字とILDは表2のように対応する。
【0059】
【表2】
なお、BMIをマットレス選択における基準とするのは、以下の理由による。例えば、マットレス使用者が痩せている(皮下組織が薄い)ときには、皮下に骨隆起が生じやすくなる。つまりマットレスが硬いと骨突起部で血行障害が生じ、褥瘡が生じやすくなる。従って、その分マットレスを柔らかくする必要が生じるからである。
【0060】
(2)次に、マットレス使用者の腰周り長さ(ウエスト)/尻周り長さ(ヒップ)の比を算出し、表3に従って腰部クッション体(HP)の補正値を求める。
【0061】
【表3】
マットレス使用者の腰周り長さ(ウエスト)/尻周り長さ(ヒップ)の値が1.0未満0.85以上のときは特に表1の腰部クッション体を変更する必要はない。しかし、ウエスト/ヒップの値が0.85未満から0.7以上のときには表1の腰部クッション体の数値を1減少する補正を行なう。
また、ウエスト/ヒップの値が0.7未満のときには、表1の腰部クッション体の数値を2減少する補正を行なう。
マットレス使用者のウエストとヒップの差が大きい場合には、腰とマットレスとの隙間ができる。そこで、腰部クッション体を柔らかくして腰の隙間をなくすことで体圧分散効果が更に高まる。
【0062】
一方、マットレス使用者の腰周り長さ(ウエスト)/尻周り長さ(ヒップ)の値が1.0以上の場合には、表1の腰部クッション体の数値を1増加する補正を行なう。
例えば妊娠後期の体型の場合では、腹部の体重が腰部への負荷を増加させて腰部が沈みこむ状態が生じうる。そこで、腰部クッション体を硬くすることによって腰部の沈みこみを少なくし、理想的な背骨のラインを保つことが可能となる。
【0063】
(3)また、マットレス使用者の足首周り(くるぶし周り)長さ/ふくらはぎ周り長さの比を算出し、表4に従って脚部クッション体(LP)の補正値を求める。
【0064】
【表4】
マットレス使用者の足首周り(くるぶし周り)長さ/ふくらはぎ周り長さの比が0.6未満の場合には、アキレス腱とマットレスとの隙間ができる。そこで、表1の脚部クッション体の数値を1減少する補正を行ない脚部クッション体を柔らかくする。この補正で、かかとをマットレスに沈めて隙間をなくすことで体圧分散効果が更に高まる。
【0065】
(4)また、SEXの頻度により、表5に従って腰部クッション体(HP)の補正値を求める。
【0066】
【表5】
SEXの頻度により、表1の腰部クッション体の数値を1増加する補正を行ない腰部クッション体を少し硬くする。この補正でSEX時におけるひざ等の極端な沈みこみを防止して体位の安定を保ちやすくするためである。
【0067】
(5)更に、マットレス使用者のマットレスの硬さの好みによっても、表6に従って、肩部クッション体(SP)、腰部クッション体(HP)、脚部クッション体(LP)の補正値を求める。
【0068】
【表6】
最終的にマットレス使用者の好みを取り入れることで、マットレスとのフィット感を高めて、マットレス使用者の精神的な満足を見出すことができる。
なお、肩部クッション体(SP)、腰部クッション体(HP)、脚部クッション体(LP)は、好みに応じて各クッション体を任意に変更するものであってもよい。例えば、肩部クッション体(SP)は柔らかくして、脚部クッション体(LP)を硬くするようにカスタマイズすることも可能である。
【0069】
(6)上記(1)で求まる各クッション体の基準値を、(2)〜(5)で求まるクッション体の補正値で修正して、最終的な各部クッション体の硬さを表2で求める。
【0070】
<マットレス使用者の寝姿勢が側臥位(横向き)の場合>
マットレス使用者の寝姿勢が側臥位(横向き)のときは、上記の(1)〜(6)の課程に加えて、次の(7)のように肩部クッション体(SP)を変更する。
【0071】
(7)まず、マットレス使用者の胸囲/肩周り長さの比を算出し、表7に従って肩部クッション体(SP)の補正値を求める。
【0072】
【表7】
マットレス使用者の胸囲/肩周り長さの値が0.9以上のときは特に表1の肩部クッション体を変更する必要はない。しかし、胸囲/肩周り長さの値が0.9未満から0.8以上のときには表1の肩部クッション体の数値を1減少する補正を行なう。
また、胸囲/肩周り長さの値が0.8未満のときには、表1の肩部クッション体の数値を2減少する補正を行なう。
例えば、水泳選手のように胸囲と肩周り長さの差が大きい場合であって、寝姿勢が横向きの場合には肩を沈みこませることにより、理想的な寝姿勢における背骨のラインを保つことができる。
【0073】
<マットレス使用者の寝姿勢が伏臥位(うつ伏せ)の場合>
マットレス使用者の寝姿勢が伏臥位(うつ伏せ)のときは、上記の(1)、(3)〜(6)に加えて、上記(2)に替えて次の(8)のように腰部クッション体(HP)を変更する。
【0074】
(8)マットレス使用者のウエスト周り長さ/ヒップ周り長さの比を算出し、表8に従って腰部クッション体(HP)の補正値を変更する。
【0075】
【表8】
マットレス使用者の腰周り長さ(ウエスト)/尻周り長さ(ヒップ)の値が1.0未満0.85以上のときは特に表1の腰部クッション体を変更する必要はない。しかし、ウエスト/ヒップの値が0.85未満から0.7以上のときには表1の腰部クッション体の数値を1増加する補正を行なう。
また、ウエスト/ヒップの値が0.7未満のときには、表1の腰部クッション体の数値を2増加する補正を行なう。
寝姿勢がうつ伏せの場合には、あお向けの場合とは異なり尻など骨の突出部が比較的に少ない。そのため、クッション体を少し硬くすることで背骨がえび反ることを防止し、理想的な寝姿勢における背骨のラインを保つことができる。
【0076】
一方、マットレス使用者の腰周り長さ(ウエスト)/尻周り長さ(ヒップ)の値が1.0以上の場合には、表1の腰部クッション体の数値を1減少する補正を行なう。
例えば妊娠後期の体型の場合には腰部クッション体を柔らかくして、腹部をクッション体に沈みこませることで体圧分散効果を高めることができる。
【0077】
サービス者コンピュータ2は作成された最適マットレスデータから、512通り(8×8×8)のマットレスパターンの中から最適マットレスデータ13を選択して端末装置4に送信する。そして端末装置4のディスプレーには、図7の最適マットレスデータ画面41が表示される。
【0078】
最適マットレスデータ画面41の「会員登録をする」ボタンをクリックすると図8の会員登録画面42が表示される。会員登録画面42中の会員登録欄43に顧客が氏名・住所等の顧客個人データ14を記入してサービス者コンピュータ2に送信すると、サービス者コンピュータ2の記憶手段8に登録顧客44として顧客個人データ14が登録(保存)される。
この会員登録はマットレスの購入(発注)希望者については必須であり、図9のマットレス注文画面45で注文と合わせて登録をする。
【0079】
また会員登録を済ませた登録顧客44については、サービス者コンピュータ2の記憶手段8に、登録顧客44の最適マットレスデータ13と登録顧客44の顧客睡眠度データ15が自動的に登録(保存)される。
【0080】
図6のソフト項目チェック画面40の「最終チェックにいく」ボタンをクリックすると、図10の見積もり画面46が表示される。
一方、図6のソフト項目チェック画面40の「睡眠ベッドを注文する」ボタンをクリックすると、図9のマットレス注文画面45が表示される。マットレス注文画面45でベッドのスタイルをベッド選択ボタンにより選択して「注文する」ボタンをクリックすると注文が完了する。料金の支払はクレジットカードによる決済や銀行・コンビニでの振込みにより行なわれる。
なお、図10の見積もり画面46にも「マットレスを注文する」ボタンを設けると顧客の購入意欲を促進できるので好適である。
【0081】
端末装置4からの注文が送信されると、サービス者コンピュータ2からマットレス製作部5(製造部門等)に最適マットレスデータ13に基づくマットレスの製造と顧客への発送が指示される。
【0082】
また、登録顧客44のアンケート回答(顧客睡眠度データ15)の変更がある場合には、サービス者コンピュータ2は、記憶手段8内の顧客睡眠度データ15を修正すると共に、修正した顧客睡眠度データに基づく最適マットレスデータ13を作成し顧客に提供する。
修正された最適マットレスデータに基づいて、登録顧客44から交換用マットレスの注文があった場合には、上記と同様にサービス者コンピュータ2からマットレス製作部5(製造部門等)に交換用マットレスの製造と顧客への発送が指示される。このとき、交換した使用済みマットレスは返却してもらい再生使用することもできる。
【0083】
なお、図6のソフト項目チェック画面40の「美ーナス度チェックにいく」ボタンをクリックすると、図11の美ーナス度チェック画面47が表示される。体格項目36やソフト項目37をもとに、年齢・性別等により異なる標準的な体格との差異を表示して、自らのプロポーション(あるいは健康度など)を知ることができる。
これにより、例えばダイエットをしている人の体型チェック場所として利用できるなど、顧客のサービス者サイトへ関心を高めることができる。
【0084】
また、マットレスの購入を希望しない人については、販売店で体験用マットレスを提供し、体感による睡眠者データの修正にも応じて本注文に生かすこともできる。
【0085】
【発明の効果】
<第1の体圧分散マットレス提供方法の発明の効果>
顧客からの睡眠度アンケートへの回答(アンケート回答)に基づいて、客観的な見地から、最適マットレスデータに基づく顧客にフィットしたマットレスを提供できる点で顕著な効果を奏する。
【0086】
また各部クッション体は交換可能であり、以下のような諸事情にも部分的なクッション体の交換で対応することができる点で特に有利である。
▲1▼ 妊娠した場合には、6ヶ月で体型が著しく変化する。しかし本発明のマットレスでは、腰部クッション体を硬いものに替えることにより、腰部の沈みこみを少なくして腰部の負担を軽減し、理想的な寝姿勢を保つことができる。
また、出産後に体型が戻ったときには、もとのクッション体に戻すことで、理想的な寝姿勢を保つことができる。
▲2▼ 例えば、右脚部にやけどを負い水ぶくれを破水させないように治療する場合には、脚部クッション体を柔らかいクッション体に替えることにより、水ぶくれにかかる体圧をより低くすることができる。これにより治療期間が短縮でき、痕を残さないで治療することが可能となる。
▲3▼ 万が一にマットレスや箱体が損傷した場合にも、部分的にクッション体などを交換することで、マットレスすべてを買い換えることなく、従前と同様の快適な睡眠を享受できる。
【0087】
なお、こうしたサポートや顧客からの睡眠データの提供及び注文などはコンピュータネットワーク(インターネット等)の通信システムを使用して行われるので、サービス者の負担が少ない点で顕著な効果を奏する。
【0088】
<第2の体圧分散マットレス提供方法の発明の効果>
顧客は直接に店員等に個人の睡眠についての情報を話すのではなく、店に行くことなくパソコンなどの端末装置からアンケートに回答するものである。そのため、羞恥心なく気軽に本発明方法を利用できる。さらに、顧客としては店に行かないので時間的な制約が少ないものである。
【0089】
また、アンケートに回答する中で自分の睡眠に関する認識と知識を高めていくことができ、ディスプレー画面上で健康睡眠に関する情報を楽しみながら行うことができる。
【0090】
このとき、顧客は手持ちのプリンターからメジャーを簡単に取得できるので、メジャーが無くとも体格の測定を行うことが可能となる。そのため顧客がアンケートに回答する意欲をより積極的に促進できる。
【0091】
<第3の体圧分散マットレス提供方法の発明の効果>
マットレス販売元などのサービス者は、顧客の睡眠に関するデータが蓄積できるので、一度マットレスを購入していただいた顧客を長期間に渡ってサポートできるというメリットがある。
【0092】
そして、サービス者は顧客の健康睡眠に関する現ニーズ・潜在的ニーズなどを掌握することができ、最適なマットレスの開発や最適マットレスデータ作成のためのソフトなどの充実をすすめることができる。また、顧客のデータに応じて、睡眠に関する様々な情報の提供・商品の紹介などを行うことができる。また、専門家・医師などと連携しての相談などのサービスも行うこともできる。
【0093】
このときサービス者コンピュータとは別に管理端末を設ける場合には、サービス者が高価なサーバーを用意することなく、既存のプロパイダサーバー等を利用して比較的安価に情報提供のためのシステムが構築できる点で有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のマットレスの提供システムを示す概念図である。
【図2】本発明の実施形態のマットレスの提供システムのフローチャート図である。
【図3】本発明の実施形態のサービス者サイトと端末装置を接続した場合に端末装置の画面に表示されるスタート画面図(上図)、アンケート促進画面図(中図)及びアンケート注意事項画面図(下図)である。
【図4】図3の画面にリンクされたメジャー印刷画面図である。
【図5】本発明の実施形態の顧客睡眠度アンケートの項目を示す図である。
【図6】図5の画面にリンクされた体格項目アンケート画面図(上図)及びソフト項目アンケート画面図(下図)である。
【図7】図6の画面にリンクされた最適マットレスデータ画面図である。
【図8】図7の画面にリンクされた会員登録画面図である。
【図9】図8の画面にリンクされた注文画面図である。
【図10】図9の画面にリンクされた見積もり画面図である。
【図11】図10の画面にリンクされた美ーナス度チェック画面図である。
【図12】外装体をはずした状態における本発明マットレスの斜視図である。
【図13】図12のマットレスのA−A断面図である。
【図14】本発明で提供されるマットレスの使用時における縦断面図である。
【図15】本発明で提供されるマットレスに用いられる各部クッション体の斜視図である。
【図16】各種クッション体を含むマットレスの断面図である。
【図17】各部クッション体に荷重がかかった場合における各部クッション体の断面図である。
【図18】本発明で提供されるマットレスの各部位がマットレス使用者の身体に与える圧迫力を示す図(a)と、従来のスプリング式のマットレスの各部位がマットレス使用者の身体に与える圧迫力を示す図(b)である。
【図19】30ポンドの荷重のとき圧縮率(縮み率)が略30%から略50%の間で安定値を有するクッション体の荷重の大きさと圧縮率(縮み率)の関係を表したグラフである。
【図20】マットレス使用者が仰臥位(あお向け)で横たわった場合の理想的な背骨のラインを示した図である。
【図21】マットレス使用者が硬いクッション体に仰臥位(あお向け)で横たわった場合において体圧が集中する箇所を示した図である。
【図22】マットレス使用者が柔らかいクッション体に仰臥位(あお向け)で横たわった場合の背骨のラインを示した図である。
【符号の説明】
1 マットレス提供システム
2 サービス者コンピュータ
3 顧客
4 端末装置
5 マットレス製作部
6 通信手段
7 サービス者サイト管理プログラム
8 記憶手段
9 制御手段
11 サービス者サイト(サービス者ホームページ)
12 健康睡眠度チェックアンケート
13 最適マットレスデータ
14 顧客個人データ
15 顧客睡眠度データ(アンケート回答)
16 データベース(外部記憶装置)
17 管理端末
18 マットレス(体圧分散マットレス)
19 各部クッション体
19a 肩部クッション体
19b 腰部クッション体
19c 脚部クッション体
20 箱体(キャビティ)
21 通気性カバー
22 柱状空間(コラム)
23 クッション体内壁(コラム壁)
23a 骨突起部の下に位置するコラム壁
23b 骨突起部以外の下に位置するコラム壁
24 クッション体保持枠
25 床部
26 インターネット
27 マットレス(従来品)
28 マットレス使用者
28a マットレス使用者の背骨のライン
29 枕
30 スタート画面
31 アンケート促進画面
32 アンケート注意事項画面
33 メジャー印刷画面
34 メジャー
35 切取線
36 体格項目
37 ソフト項目
38 体格項目チェック画面
39 体格項目欄
40 ソフト項目チェック画面
41 最適マットレスデータ画面
42 会員登録画面
43 会員登録欄
44 登録顧客
45 マットレス注文画面
46 見積もり画面
47 美ーナス度チェック画面
51 サイト接続段階
52 アンケート回答段階
53 アンケート回答送信段階
54 最適マットレスデータ作成段階
55 マットレスデータ送信段階
56 会員登録段階
57 顧客睡眠度データ登録段階
58 受注段階
59 製造発送指示段階
60 顧客睡眠データ修正段階
61 交換用マットレス発送段階
62 使用済みマットレス回収・再生段階[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for providing a body pressure distribution mattress optimized for a mattress user using the Internet.
[0002]
[Prior art]
Comfortable sleep is one of the important factors in maintaining human health. In order to enjoy comfortable sleep, the sleeping posture at bedtime is particularly important. In other words, if the shape of the spine when exhaling in a relaxed standing state is maintained at bedtime, it can be said that the posture is an ideal sleeping posture (see FIG. 20).
[0003]
Here, when sleeping in the supine position, which is the standard sleeping posture, the large body pressure is applied to the four bone projections of the occiput, scapula, sacrum (hip), and calcaneus. This is the case (see FIG. 21). At this time, when sleeping on the floor or a hard mattress, the body pressure is not dispersed, and the bone projections cannot sink into the mattress or the like. Since the torso between the scapula and the sacrum is not supported by a mattress or the like, the spine is bent by the load of the torso, and the ideal sleeping posture cannot be maintained.
[0004]
In other words, in order to maintain an ideal sleeping posture with a general spring mattress, it is necessary to sink the bone projection deep into the mattress. However, since the part that sinks deeply compresses the spring and supports a large amount of weight, the load on the bone projection is extremely large. Therefore, pain and numbness occur, and comfortable sleep is hindered.
Therefore, in order to maintain an ideal sleeping posture at bedtime, the body pressure distribution function of the mattress is particularly important.
[0005]
In addition, a situation in which a certain amount of pressure continues to be applied to a certain part of the human body for a certain amount of time (that is, when sleeping on a hard mattress, etc., the body pressure is not dispersed at bedtime and bone projections are formed on the floor surface). ), Which causes pressure on the blood vessels and causes pressure ulcers (ischemic necrosis).
For example, the capillary pressure of the sacrum is about 30 mmHg or less, and if the body pressure applied to the sacrum is 30 mmHg or less, pressure ulcers do not basically occur in the sacrum. However, if the patient lays on the hard floor in the supine position (orientation), a large body pressure (200 mmHg or more) is applied to the sacrum, and a pressure ulcer may occur in 2 hours.
[0006]
Therefore, the function of dispersing the body pressure of the mattress is important from the viewpoint of preventing pressure ulcers. In particular, in the case of nursing care, if the body pressure dispersing function is not sufficient, labor for frequent turning over is required to prevent pressure ulcers. Therefore, the body pressure dispersing function of the mattress is a very important factor.
[0007]
On the other hand, if you pursue the mattress's body pressure distribution function too much, your hips will sink too much and you will be in a stooping posture as if you were sleeping in a hammock, and it is still difficult to maintain the ideal spine line of the spine (See FIG. 22). In a stooped position, the diaphragm is compressed, preventing normal breathing and preventing comfortable sleep due to difficulty in turning over.
[0008]
In other words, in order to maintain an ideal sleeping posture, it is not enough to simply soften the mattress.For example, even a small convex part such as the calcaneus part can be recessed with only a minimum area. It is also required to have a certain degree of adapted hardness.
[0009]
However, commercially available mattresses are generally cushioned products whose entire surface is uniform on the basis of a standard human body shape or the like, without taking into account differences in body shape and sleeping posture of the user. Therefore, in order to purchase the desired mattress, the customer can order a large number of bed catalogs, go to a number of bedding stores and furniture stores and actually sleep on various beds, and so on. I had to choose.
[0010]
In addition, the clerk rarely presents the customer's sleep questionnaire and consults with the customer in order to select the optimal bed for the customer, while the customer is also shy about giving the clerk personal information. It is strong. For this reason, customers are buying bets without consulting anyone without scientific knowledge.
[0011]
In such cases, the design and luxury of the bed and the good story of the clerk may be distracted, or the bed may be purchased only based on the comfort of sitting a little, so that it will not be possible to sleep comfortably later. .
In other words, the above-mentioned bed purchasing method does not necessarily consider the information necessary to obtain a comfortable sleep for the customer, so it is inevitable that the bed will not fit the customer .
[0012]
In addition, even if the customer feels a defect in the bed due to continued use after purchase or a defect due to a change in physique, it can hardly be corrected by the bed itself. For example, it is difficult to flexibly cope with a short-term situation change such as a case in which a mattress user becomes pregnant, changes body shape significantly in six months and returns after childbirth.
[0013]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to solve the above-mentioned problems of the prior art, and an object of the present invention is to enable a customer to present sleep-related personal information without shame and to use the customer (using a mattress) based on customer sleep degree data. The present invention proposes a method of providing a body pressure dispersing mattress that is most suitable for (a).
[0014]
Another object of the present invention is to provide a method of providing a body pressure dispersing mattress that can easily cope with a problem after the mattress is provided.
[0015]
[Means for Solving the Problems]
<Method of Providing Body Pressure Dispersion Mattress of First Invention>
It has a plurality of columnar spaces (columns) 22 partitioned by cushion inner walls (column walls) 23. Each cushion body 19 (
The BMI (Body Mass Index) calculated from the weight and height of the mattress user is obtained from the customer sleep degree data 15 including the physique item 36 and the software item 37 input at the service site 11 established in the
[0016]
At this time, when the sleeping position of the soft item 37 is the supine position or the side position and the ratio of the waist circumference to the hip circumference calculated from the physique item 36 is less than 0.85, the waist cushion body is used. It is preferred that 19b be changed to a cushion body having a low ILD.
If the sleeping posture of the soft item 37 is the supine position or the lateral position, and the ratio of the waist circumference to the hip length calculated from the physique item 36 is 1.0 or more, the
[0017]
At this time, when the sleeping posture of the soft item 37 is prone and the ratio of the waist circumference to the hip circumference calculated from the physique item 36 is less than 0.85, the
When the sleeping posture of the soft item 37 is the prone position and the ratio of the waist circumference to the hip circumference calculated from the physique item 36 is 1.0 or more, the
[0018]
At this time, when the ratio of the length around the ankle (around the ankle) to the length around the calf calculated from the physique item 36 is less than 0.6, the
[0019]
At this time, when the sleeping posture of the soft item 37 is the lateral position and the ratio of the chest measurement to the shoulder length calculated from the physique item 36 is less than 0.9, the
[0020]
<Method of Providing Body Pressure Dispersion Mattress of Second Invention>
In the first invention, when the customer sleep degree data 15 is input at the service site 11 from the
[0021]
At this time, when the
[0022]
<Method of Providing Body Pressure Dispersion Mattress of Third Invention>
The first or second invention is characterized in that customer sleep degree data 15 and customer
[0023]
At this time, the
[0024]
Furthermore, the customer sleep degree data 15 and the customer
[0025]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The
In the
[0026]
The service provider computer (server) 2 includes at least a
[0027]
The service provider computer (server) 2 can be connected to a computer network such as the Internet by the communication means 6. The communication means 6 is configured by a known communication means of wireless and / or wired.
Further, the
[0028]
The service provider
[0029]
The
The control means 9 is composed of a CPU or the like, and performs control of each unit, data transfer, various calculations, and temporary storage of data.
[0030]
Further, the
[0031]
Further, by installing the
The
Further, a database 16 (external storage device) may be connected to the
[0032]
The
[0033]
The
The
[0034]
Here, the
[0035]
Each part of the
[0036]
In addition, as a suitable example, each
Of course, it is also possible to further divide each cushion body into four parts or more.
[0037]
Each
Viscoelasticity (Visco) means a pressure deformation rate and a re-deformation rate. In addition, the term “elastic” refers to the property of being substantially restored to its original shape when deformed by pressure and released from the pressure.
As the component of the elastomer (Elastomer), a triblock copolymer having a three-part structure of ABA is preferable.
Here, A is composed of a lens polymer (not limited to polystyrene or a functional polymer, but a monoalkenylylene polymer or the like). And B is an elastomeric polymer (eg, polyethylene, polybutylene, poly (ethylene / butylene), hydrogenated poly (isopropylene), hydrogenated poly (butadiene), hydrogenated poly (isopropylene + butadiene), poly (ethylene / propylene) , Hydrogenated poly (ethylene / butylene + ethylene / propylene).
Examples of the plasticizer include paraffin-based white mineral oil, commercially available processing oils (paraffin, naphsan oil, etc.), hydrocarbon-based resins, rosin-based resins, oil-synthesized products, resin-synthesized products, other lubricants, and combinations thereof Items.
[0038]
Each of the
The
Note that the shape of the
[0039]
As shown in FIG. 17, the
The
On the other hand, as for the
That is, when a load exceeding the load that can withstand the
[0040]
In FIG. 18, portions expressed by substantially triangular rows indicate the spine of the mattress user, and the surrounding area indicates the body from the shoulder to the hip of the body. The vertical large and small arrows indicate the compressive force applied to the body of each part of the mattress (the magnitude of the load applied to each part of the body, the larger the arrow, the greater the load).
In the mattress of the present invention, since all of the unevenness of the body is fitted in the same manner and received with the same load (the arrows are all the same), the body load is evenly distributed throughout the body without concentrating locally. Figure 18a).
On the other hand, in a spring-type mattress, a large amount of weight is supported by the protruding shoulders, buttocks, and heels (see FIG. 18B). This makes the sick and care recipient particularly prone to pressure ulcers.
[0041]
The column wall on which a load greater than the withstand load is applied is crushed and stretched by the load, and its thickness is thinly deformed. However, since the tip portion of the opened column wall particularly extends so as not to make unevenness, the surface of the cushion body is not sticky and flexible, so that no unevenness is formed on the skin.
[0042]
In addition, the air in the
The inside of the columnar space (column) 22 is entirely made of a gas having a low heat capacity such as air, and the temperature of the
[0043]
The hardness of each part of the
ILD is one of the load measurement methods, and is used herein to measure a sample (cushion body) having an area large enough to receive at least a circular plate having a diameter of 8 inches and a height of 1.7 inches (cushion body). Means that the weight of the circular plate (unit: pound) at the time of stopping was measured by applying a weight with a circular plate and stopping at 40% compression (1.02 inches in height).
[0044]
For example, an ILD of 20 herein means that a 1.7 inch high cushion body requires 20 pounds of weight to compress to 1.02 inches, and an ILD of 30 means a height of This means that it takes 30 pounds to compress a 1.7 inch cushion to 1.02 inches. That is, the greater the pound value, the higher the hardness of the cushion body.
[0045]
Here, as a criterion for determining the ILD, the state in which the cushion body is compressed by 40% is adopted because the viscoelastic elastomer cushion body of the present invention has a compression ratio (shrinkage ratio) of approximately 30% to approximately 50%. Therefore, a compression ratio (shrinkage ratio) of 40% which is an intermediate value is adopted.
FIG. 19 is a graph showing the relationship between the magnitude of the load and the compression ratio (shrinkage ratio) of a cushion body having a stable compression ratio (shrinkage ratio) of approximately 30% to approximately 50% at a load of 30 pounds. It is.
[0046]
The
The hardness used for the
[0047]
The box (cavity) 20 is composed of a cushion
The cushion
The
In order to prevent the
[0048]
The
When the “start” button on the
[0049]
Clicking the "Check it out" button on the
Clicking the "Print measure" button on the questionnaire precautions screen 32 displays the measure print screen 33 of FIG. 5, and clicking the "Print" button prints out the
The printed
[0050]
The items and the check contents of the health sleep degree check questionnaire 12 include a physique item 36 and a software item 37, and are specifically as follows (see FIG. 5).
The physique items 36 (a to i in FIG. 5) include “a: height”, “b: weight”, “c: shoulder circumference”, “d: chest measurement (bust)”, and “e: waist circumference (waist)”. , "F: around the hips (hip)", "g: around the calf", "h: around the ankle (around the ankle)", and "i: the length below the navel".
The soft items 37 (j to w in FIG. 5) include “j: sleeping posture”, “k: pain and numbness during sleep”, “l: number of wake-ups during sleep”, “m: sweat during sleep”, "N: required time to fall asleep", "o: awakening in the morning", "p: hardness of the current mattress", "q: years of use of the current mattress", "r: a place where you are concerned about your current health""S: use of sleeping pills", "t: never sleep during the day", "u: preference of mattress hardness", "v: number of mattresses used", "w: mattress communicates with two people (sex Etc.). The need for such usage is made up of "".
[0051]
The data of the physique item 36 and the software item 37 are used to create the optimal mattress data 13 and have the advantage that a healthy sleep of the customer can be supported for a long time by monitoring the data.
The above data can also be used as data for promoting the development of optimal mattresses and the enhancement of software for creating optimal mattress data.
[0052]
Clicking the "Press this button to start question" button on the
[0053]
When the "go to next check" button on the physique
Then, enter the number of the corresponding check content in the answer column, or click the corresponding item name of the check content and enter it in the answer column.
[0054]
When the
[0055]
The
[0056]
Here, the process of creating the optimal mattress data 13 based on the questionnaire response is as follows.
<When the sleeping position of the mattress user is supine (for Ao)>
(1) Height, weight, shoulder length, chest circumference (bust), waist length (waist), hip circumference, calf length, ankle circumference (ankle circumference) length of the mattress user Is measured.
Then, a BMI (Body Mass Index) of the mattress user is calculated from the height and weight of the mattress user.
[0057]
(Equation 1)
Then, the reference values of the shoulder cushion body (SP), the waist cushion body (HP), and the leg cushion body (LP) are obtained from the calculated BMI according to Table 1.
[0058]
[Table 1]
Here, the numbers of the shoulder cushion body (SP), the waist cushion body (HP), and the leg cushion body (LP) in Table 1 correspond to ILD as shown in Table 2.
[0059]
[Table 2]
The BMI is used as a reference in selecting a mattress for the following reasons. For example, when a mattress user is thin (subcutaneous tissue is thin), a bone ridge is likely to occur under the skin. In other words, if the mattress is hard, blood circulation disorder occurs at the bone projections, and pressure ulcers are likely to occur. Therefore, it is necessary to soften the mattress accordingly.
[0060]
(2) Next, a ratio of waist circumference (waist) / hip circumference (hip) of the mattress user is calculated, and a correction value of the waist cushion body (HP) is obtained according to Table 3.
[0061]
[Table 3]
When the value of the waist circumference (waist) / hip circumference (hip) of the mattress user is less than 1.0 and not less than 0.85, it is not necessary to particularly change the waist cushion body in Table 1. However, when the waist / hip value is less than 0.85 to 0.7 or more, a correction is made to decrease the numerical value of the waist cushion body in Table 1 by one.
When the waist / hip value is less than 0.7, a correction is made to reduce the numerical value of the waist cushion body in Table 1 by two.
When the difference between the waist and the hip of the mattress user is large, a gap is formed between the waist and the mattress. Therefore, the body pressure dispersing effect is further enhanced by softening the waist cushion body and eliminating the waist gap.
[0062]
On the other hand, when the value of the waist circumference (waist) / hip circumference (hip) of the mattress user is 1.0 or more, the correction of increasing the numerical value of the waist cushion body in Table 1 by 1 is performed.
For example, in the case of a body shape in the late pregnancy, the weight of the abdomen increases the load on the waist, and the waist may sink. Therefore, by making the waist cushion body hard, the sinking of the waist can be reduced, and the ideal spine line can be maintained.
[0063]
(3) Further, the ratio of the length around the ankle (around the ankle) of the mattress user / the length around the calf is calculated, and the correction value of the leg cushion body (LP) is calculated according to Table 4.
[0064]
[Table 4]
When the ratio of the length of the ankle circumference (the circumference of the ankle) to the length of the calf circumference of the mattress user is less than 0.6, a gap is formed between the Achilles tendon and the mattress. Therefore, a correction is made to decrease the numerical value of the leg cushion body in Table 1 by 1 to make the leg cushion body soft. With this correction, the heel is sunk into the mattress to eliminate the gap, thereby further increasing the body pressure dispersion effect.
[0065]
(4) Further, a correction value of the waist cushion body (HP) is obtained according to Table 5 based on the frequency of SEX.
[0066]
[Table 5]
According to the frequency of SEX, the numerical value of the lumbar cushion body in Table 1 is increased by 1 to make the lumbar cushion body slightly stiff. This correction is intended to prevent extreme sinking of the knee and the like at the time of SEX and to easily maintain the stability of the body position.
[0067]
(5) Further, according to the preference of the mattress hardness of the mattress user, correction values of the shoulder cushion body (SP), the waist cushion body (HP), and the leg cushion body (LP) are obtained according to Table 6.
[0068]
[Table 6]
Finally, by adopting the preferences of the mattress user, the fit with the mattress can be enhanced and the mental satisfaction of the mattress user can be found.
The shoulder cushion body (SP), the waist cushion body (HP), and the leg cushion body (LP) may be arbitrarily changed according to preference. For example, the shoulder cushion (SP) can be customized to be soft and the leg cushion (LP) to be hard.
[0069]
(6) The reference value of each cushion body obtained in (1) above is corrected with the correction value of the cushion body obtained in (2) to (5), and the final hardness of each cushion body is obtained in Table 2. .
[0070]
<When the mattress user is in the lying position (sideways)>
When the sleeping posture of the mattress user is in the lateral position (sideways), the shoulder cushion body (SP) is changed as in the following (7) in addition to the above-mentioned steps (1) to (6).
[0071]
(7) First, the ratio of the chest circumference / shoulder length of the mattress user is calculated, and the correction value of the shoulder cushion (SP) is obtained according to Table 7.
[0072]
[Table 7]
When the value of the chest circumference / shoulder circumference of the mattress user is 0.9 or more, it is not necessary to change the shoulder cushion body in Table 1 in particular. However, when the value of the chest girth / shoulder circumference is less than 0.9 to 0.8 or more, the correction of decreasing the numerical value of the shoulder cushion body in Table 1 by 1 is performed.
When the value of the chest girth / shoulder circumference is less than 0.8, a correction to reduce the numerical value of the shoulder cushion body in Table 1 by 2 is performed.
For example, when the difference between the chest circumference and shoulder length is large, such as a swimmer, and the sleeping posture is sideways, the shoulder should be lowered to maintain the spine line in the ideal sleeping posture. Can be.
[0073]
<When the mattress user is in the prone position (prone)>
When the sleeping posture of the mattress user is in the prone position (prone), in addition to the above (1), (3) to (6), instead of the above (2), a waist cushion as shown in the following (8). Change your body (HP).
[0074]
(8) The ratio of waist circumference / hip circumference of the mattress user is calculated, and the correction value of the waist cushion body (HP) is changed according to Table 8.
[0075]
[Table 8]
When the value of the waist circumference (waist) / hip circumference (hip) of the mattress user is less than 1.0 and not less than 0.85, it is not necessary to particularly change the waist cushion body in Table 1. However, when the waist / hip value is less than 0.85 to 0.7 or more, a correction is made to increase the numerical value of the waist cushion body in Table 1 by one.
When the waist / hip value is less than 0.7, a correction is made to increase the numerical value of the waist cushion body in Table 1 by two.
When the sleeping posture is prone, unlike the case of facing the back, there are relatively few projections of bones such as hips. Therefore, by making the cushion body a little stiff, it is possible to prevent the spine from shrinking, and to keep the spine line in an ideal sleeping posture.
[0076]
On the other hand, when the value of the waist circumference length (waist) / the hip circumference length (hip) of the mattress user is 1.0 or more, the correction of reducing the numerical value of the waist cushion body in Table 1 by 1 is performed.
For example, in the case of a body shape in the late pregnancy, the waist cushion body can be softened and the abdomen can be lowered into the cushion body to enhance the effect of dispersing body pressure.
[0077]
The
[0078]
Clicking the “Register” button on the optimal mattress data screen 41 displays the
This member registration is indispensable for those who wish to purchase (order) a mattress, and are registered together with the order on the
[0079]
For the registered customer 44 who has completed the member registration, the optimal mattress data 13 of the registered customer 44 and the customer sleep degree data 15 of the registered customer 44 are automatically registered (saved) in the
[0080]
When the "go to final check" button on the software
On the other hand, when the "order sleep bed" button on the software
It is preferable to provide a “order a mattress” button on the
[0081]
When the order is transmitted from the
[0082]
Further, when there is a change in the questionnaire response (customer sleep degree data 15) of the registered customer 44, the
If the registered customer 44 places an order for a replacement mattress based on the corrected optimal mattress data, the
[0083]
Note that, when the "go to beauty degree check" button on the software
As a result, the customer's interest in the service provider site can be increased, for example, it can be used as a body check place for a person who is on a diet.
[0084]
For those who do not wish to purchase a mattress, a trial mattress can be provided at a store so that it can be used in this order according to the correction of sleeper data based on the physical experience.
[0085]
【The invention's effect】
<Effect of Invention of First Method of Providing Body Pressure Dispersion Mattress>
Based on the answer to the sleep degree questionnaire (questionnaire answer) from the customer, it is possible to provide a mattress that fits the customer based on the optimal mattress data from an objective point of view.
[0086]
Further, each part of the cushion body is replaceable, which is particularly advantageous in that the following situations can be dealt with by replacing the cushion body partially.
(1) When pregnant, the body shape changes remarkably in 6 months. However, in the mattress of the present invention, by changing the waist cushion body to a hard one, it is possible to reduce sinking of the waist, reduce the burden on the waist, and maintain an ideal sleeping posture.
In addition, when the body shape returns after giving birth, it is possible to maintain an ideal sleeping posture by returning to the original cushion body.
{Circle around (2)} For example, when treating the right leg so as not to break the blister by breaking the blister, the pressure applied to the blister can be further reduced by replacing the leg cushion with a soft cushion. Thereby, the treatment period can be shortened, and the treatment can be performed without leaving any trace.
(3) Even if the mattress or the box is damaged, the cushion can be partially replaced so that the user can enjoy the same comfortable sleep as before without replacing the entire mattress.
[0087]
In addition, since such support and provision and order of sleep data from a customer are performed using a communication system of a computer network (such as the Internet), a remarkable effect is obtained in that the burden on the service provider is small.
[0088]
<Effect of Invention of Second Method of Providing Body Pressure Dispersion Mattress>
The customer does not directly tell the clerk or the like about the personal sleep, but answers the questionnaire from a terminal device such as a personal computer without going to the store. Therefore, the method of the present invention can be used easily without shame. Further, since the customer does not go to the store, there is little time restriction.
[0089]
In addition, by answering the questionnaire, it is possible to increase the awareness and knowledge of one's sleep, and to enjoy the information about healthy sleep on the display screen.
[0090]
At this time, since the customer can easily obtain the measure from the printer on hand, the physique can be measured without the measure. Therefore, it is possible to more actively promote the customer's willingness to answer the questionnaire.
[0091]
<Effect of Invention of Third Method of Providing Body Pressure Dispersion Mattress>
Service providers, such as mattress distributors, can accumulate data on customer sleep, and thus have the advantage of providing long-term support to customers who have purchased a mattress.
[0092]
Then, the service provider can grasp the current needs and potential needs of the customer for healthy sleep, and can promote the development of the optimal mattress and the enhancement of software for creating the optimal mattress data. In addition, according to the data of the customer, it is possible to provide various information related to sleep and introduce products. In addition, services such as consultation in cooperation with specialists and doctors can be provided.
[0093]
In this case, if a management terminal is provided separately from the service provider computer, the service provider can construct a system for providing information at a relatively low price using an existing provider server without preparing an expensive server. This is advantageous.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a conceptual diagram showing a mattress providing system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a flowchart of a mattress providing system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a start screen diagram (upper diagram), a questionnaire promotion screen diagram (middle diagram), and a questionnaire notice screen displayed on the screen of the terminal device when the service provider site of the embodiment of the present invention is connected to the terminal device. It is a figure (lower figure).
FIG. 4 is a diagram of a major print screen linked to the screen of FIG. 3;
FIG. 5 is a diagram showing items of a customer sleep degree questionnaire according to the embodiment of the present invention.
6 is a physique item questionnaire screen image (upper figure) and a software item questionnaire screen image (lower figure) linked to the screen of FIG. 5;
FIG. 7 is a diagram of an optimal mattress data screen linked to the screen of FIG. 6;
FIG. 8 is a diagram of a member registration screen linked to the screen of FIG. 7;
FIG. 9 is an order screen diagram linked to the screen of FIG. 8;
FIG. 10 is a diagram of an estimation screen linked to the screen of FIG. 9;
FIG. 11 is a beautifulness degree check screen linked to the screen of FIG. 10;
FIG. 12 is a perspective view of the mattress of the present invention in a state where an exterior body is removed.
13 is a sectional view of the mattress of FIG. 12 taken along the line AA.
FIG. 14 is a longitudinal sectional view when the mattress provided by the present invention is used.
FIG. 15 is a perspective view of a cushion member used in the mattress provided by the present invention.
FIG. 16 is a cross-sectional view of a mattress including various cushion bodies.
FIG. 17 is a sectional view of each cushion body when a load is applied to each cushion body.
FIG. 18 (a) is a view showing a compression force applied to each part of the mattress provided by the present invention to the body of a mattress user, and FIG. It is a figure (b) which shows a force.
FIG. 19 is a graph showing the relationship between the magnitude of the load and the compression ratio (shrinkage ratio) of a cushion body having a stable compression ratio (shrinkage ratio) of approximately 30% to approximately 50% at a load of 30 pounds. It is.
FIG. 20 is a diagram showing an ideal spine line when the user of the mattress lays in the supine position (facing the back).
FIG. 21 is a diagram showing a portion where body pressure is concentrated when a mattress user lies on a hard cushion body in a supine position (at the back).
FIG. 22 is a diagram showing the spine line when the mattress user is lying on the soft cushion body in the supine position (for the back).
[Explanation of symbols]
1 Mattress providing system
2 Service computer
3 Customer
4 Terminal device
5 Mattress production department
6 Communication means
7 service provider site management program
8 Storage means
9 Control means
11 service provider site (service provider homepage)
12 healthy sleep degree check questionnaire
13 Optimal mattress data
14 Customer personal data
15 Customer sleep degree data (questionnaire responses)
16 Database (external storage device)
17 Management terminal
18 mattress (body pressure dispersion mattress)
19 cushion parts
19a shoulder cushion
19b waist cushion
19c leg cushion
20 box (cavity)
21 Breathable cover
22 Column space
23 Cushion body wall (column wall)
23a Column wall located under bone projection
23b Column wall located below other than bone projection
24 Cushion body holding frame
25 floor
26 Internet
27 Mattress (conventional product)
28 Mattress users
28a Mattress user spine line
29 pillows
30 Start screen
31 Questionnaire promotion screen
32 Questionnaire notice screen
33 Measure print screen
34 major
35 Cut line
36 physique items
37 soft items
38 Physique item check screen
39 physique item column
40 Software item check screen
41 Optimal mattress data screen
42 Member registration screen
43 Member registration field
44 Registered Customers
45 Mattress order screen
46 Estimation screen
47 Beautiful NAS degree check screen
51 Site connection stage
52 Questionnaire response stage
53 Questionnaire response transmission stage
54 Optimum mattress data creation stage
55 Mattress data transmission stage
56 Membership registration stage
57 Customer sleep degree data registration stage
58 Order receiving stage
59 Production and shipping instruction stage
60 Customer sleep data modification stage
61 Replacement mattress shipping stage
62 Used mattress collection and regeneration stage
Claims (10)
コンピュータネットワークを介して接続されたマットレス使用者(3)の端末装置(4)とサービス者コンピュータ(サーバ)(2)の間において、サービス者コンピュータ(サーバ)(2)からアンケート表示をマットレス使用者(3)の端末装置(4)に出力すると共に、前記アンケート表示に対するマットレス使用者(3)の回答を体格項目・ソフト項目からなる顧客睡眠度データとしてサービス者コンピュータ(サーバ)(2)に出力し、該サービス者コンピュータ(2)内に開設されるサービス者サイトに入力された、前記体格項目・ソフト項目からなる顧客睡眠度データをもとに、マットレス使用者の体重と身長から算出されるBMI(ボディマス指数)を基準として、サービス者コンピュータが最適ILD(負荷重たわみ値)データを算出し、該データに基づく発注信号をマットレス製造部(5)に出力し、前記データに基づいて製造された、マットレス使用者(3)にとって最適のILD(負荷重たわみ値)を有する肩部と腰部と脚部の各クッション体(19a)、(19b)、(19c)からなる各部クッション体(19)をマットレス使用者(3)に提供することを特徴とする体圧分散マットレス提供方法。 A body pressure dispersing mattress is constituted by each cushion body (19) having a plurality of columnar spaces (columns) (23) formed of a viscoelastic elastomer gel and having a plurality of columnar spaces (columns) (23) partitioned by a cushion inner wall (column wall) (22). Each part cushion body (19) is constituted by detachably combining a shoulder cushion body (19a), a waist cushion body (19b), and a leg cushion body (19c). Each cushion body (19a), (19b), (19c) has an optimum hardness ILD () determined by a body shape defined as a sleeping posture and a ratio of a waist circumference to a hip circumference, which differs for each mattress user. A mattress providing method which is manufactured by a mattress manufacturing unit (5) so as to have a load weight deflection value and provided to a customer,
Between the terminal device (4) of the mattress user (3) and the service computer (server) (2) connected via a computer network, the questionnaire display is displayed from the service computer (server) (2) to the mattress user. Output to the terminal device (4) of (3) and the response of the mattress user (3) to the questionnaire display to the service computer (server) (2) as customer sleep degree data including physique items and software items. Then, it is calculated from the weight and height of the mattress user based on the customer sleep degree data composed of the physique items and the software items input to the service site established in the service computer (2). Based on BMI (Body Mass Index), service computer optimizes ILD (Load Deflection) And outputs an order signal based on the data to the mattress manufacturing unit (5), which has an ILD (load weight deflection value) optimum for the mattress user (3) manufactured based on the data. A body pressure dispersing mattress characterized by providing a cushion member (19) comprising cushion members (19a), (19b), and (19c) of shoulder, waist, and legs to a mattress user (3). Method.
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