JP3580404B2

JP3580404B2 - ATM-M bus system maintenance operation method and ID reallocation method

Info

Publication number: JP3580404B2
Application number: JP23199098A
Authority: JP
Inventors: 宏大塚; 慎二菅原; 順治朝倉; 斉前田
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp; Nakayo Telecommunications Inc
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp; Nakayo Telecommunications Inc
Priority date: 1998-08-18
Filing date: 1998-08-18
Publication date: 2004-10-20
Anticipated expiration: 2018-08-18
Also published as: JP2000069014A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ＡＴＭ（ＡｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓＴｒａｎｓｆｅｒＭｏｄｅ：非同期転送モード）交換方式に適用するバス方式に関し、詳細には、ＡＴＭ交換機に収容される端末間でデータ交換を行うマルチメディアバス（Ｍバス）方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】
本出願人は、特願平９−１０２３１号（特開平１０―２１００４５号公報）の出願において、ＡＴＭスイッチとＡＴＭ１５５Ｍｂｐｓインタフェースを有する主装置と、該主装置に直列に収容される複数の分岐装置とからなり、該分岐装置は端末装置を収容するとともに前記ＡＴＭ１５５Ｍｂｐｓインタフェースの上りバスと下りバスに接続され、該バスの下りバスの終端が折り返されて上りバスとされている「ＡＴＭ−Ｕバス方式」と呼ぶバス方式を提案している。
このバス方式に用いるＵバス主装置は、音声／画像／データなどを全てＡＴＭセル化し、１５５Ｍｂｐｓポートに独自のＡＴＭバスインターフェース（Ｉ／Ｆ）を有し、その配下に複数の標準ＡＴＭ端末を収容するとともに、高速ＡＴＭ端末を直接そのポートに収容することで、一元的に交換処理を行う小規模オフィス対応のＡＴＭ装置である。
【０００３】
このＵバス方式を採用した小規模事業所用のＵバス主装置の構成を図１２に示す。Ｕバス主装置１は、ＡＴＭ交換装置としての機能を有しており、ＡＴＭスイッチ（ＡＴＭ−ＳＷ）１１と、１５５ＭｂｐｓのＵ−ＧＦＣ制御付ＡＴＭインタフェース１２’とを有して構成され、さらに図示を省略した１００ＭｂｐｓのＬＡＮインタフェースと、既存のＷＡＮインタフェースと、制御部と、蓄電池を具備した電源ユニットを有して構成されている。
【０００４】
ＡＴＭスイッチ（ＡＴＭ−ＳＷ）１１は、通常のＡＴＭスイッチと同様であり、本実施例では、１５５Ｍｂｐｓのポート８個を有している。
【０００５】
Ｕバス主装置（ＡＴＭ交換機）１の１５５ＭｂｐｓのＡＴＭインタフェース１２’は、Ｕバス２およびＡＴＭ１５５Ｍｂｐｓ端末ならびにＡＴＭ１５５Ｍｂｐｓ回線を直接収容できるインタフェースパッケージであり、ＡＴＭセルのヘッダ内に設けられたＧＦＣ部分を使用したＵ−ＧＦＣ制御機能を有している。
ＡＴＭインタフェース１２’は、ＡＴＭセル中のＧＦＣとバーチャルパス（ＶＰ）とバーチャルチャネル（ＶＣ）を変換するとともにスイッチングのためのタグを付与するＶＰ／ＶＣ変換手段と、ＡＴＭ１５５Ｍｂｐｓ仕様のユーザーネットワークインタフェースである１５５ＭｂｐｓＡＴＭユニットと、光／電気変換インタフェースと、ＶＰ／ＶＣ変換のための参照テーブル（ＧＦＣを含む）を格納したＳＲＡＭと、送受信セルのＵ−ＧＦＣ制御を行うＵ−ＧＦＣ制御ユニットとから構成され、例えば、カード状のパッケージに形成される。
Ｕ−ＧＦＣ制御ユニットは、下りバスに送り出すＡＴＭセル（下りセル）ＩＤを蓄積する下りセル用ＦＩＦＯメモリと、上りバスから受信した上りセルＩＤを記録する上りセル用ＦＩＦＯメモリと、下りセル用ＦＩＦＯメモリに蓄積された下りセルＩＤと上りセル用ＦＩＦＯメモリに記録された上りセルＩＤとの一致をみる比較手段を有している。
【０００６】
ＡＴＭ１５５Ｍｂｐｓインタフェース１２’には、Ｕバスと呼ぶＡＴＭバス２およびＡＴＭ端末、ＡＴＭ−ＰＮＮＩを介して他のＡＴＭ交換機、ＡＴＭ−ＵＮＩを介してＡＴＭ−ＷＡＮがそれぞれ接続される。
また、ＬＡＮインタフェースには、１００Ｍｂｐｓの既存のＬＡＮ網が接続される。
さらに、既存ＷＡＮインタフェースには、ＩＳＤＮ回線またはアナログ回線、専用線、ＯＣＮ等が接続される。
【０００７】
制御部は、Ｕバス主装置１の交換制御およびパッケージ制御ならびにネットワーク管理の制御を行う。
【０００８】
Ｕバス２は、ＡＴＭ端末を接続することができるバスであり、Ｕ−ＧＦＣ制御付きのＡＴＭ１５５Ｍｂｐｓインタフェース１２’に収容される。Ｕバス２には、分岐装置３−１，３−２，３−ｎを介して、複数のマルチメディア端末や画像端末などの例えば、多機能ボタン電話機である２５ＭｂｐｓのＡＴＭキーテレホン（ＡＴＭ−ＫＴ）５１、１５５ＭｂｐｓのＡＴＭ端末５２、３．１ＫＨｚオーディオ（６４Ｋｂｐｓ）のアナログ電話機５３、ＩＳＤＮ端末５４、２５ＭｂｐｓのＡＴＭ端末５５が分岐装置３を介して接続され、アナログ電話機５３、ＩＳＤＮ端末５４などは既存端末用分岐装置３−３を介して接続され、さらに１５５Ｍｂｐｓのサーバ／コンピュータなどのＡＴＭ端末５２が接続される。
【０００９】
例えば、これらの端末は、１５５ＭｂｐｓのＵバス２のトラヒック容量を考慮して複数接続される。
【００１０】
ＡＴＭキーテレホンは、電話機内部にＣＬＡＤを有しており、ＡＴＭ２５ｂｐｓインタフェースでＵバス２に接続される。
【００１１】
上述のように、このＡＴＭ−Ｕバス方式は、各分岐装置に識別子を付与し、主装置から送り出すＡＴＭセルのヘッダのＧＦＣ（一般的フロー制御）フィールドにＡＴＭセルの宛先の分岐装置の識別子を付与して送り出す方式である。
さらに、このＡＴＭ−Ｕバス方式は、分岐装置が受信した自己宛のセルを分岐して端末装置に送るようにし、分岐装置に収容された端末装置からの送信データがないとき、分岐装置で受信した自己宛のセルの識別子を削除して空きセルとして下流ノードへ送り出し、分岐装置に収容された端末装置からの送信データがあるとき、分岐装置で受信した自己宛のセルまたは空きセルに送信データを乗せて送り出すようにしている。
【００１２】
また、このＡＴＭ−Ｕバス方式は、分岐装置に端末装置からの送信データを一時格納する複数の送信バッファを設け、送信バッファの値が所定の値に達したときに該分岐装置宛のセルを“ＳＯＳ”セルとして主装置に送り返し、主装置は“ＳＯＳ”セルを受けたときに強制的に共用チャネル以外の下りセルに前記分岐装置の識別子を付与した予約空きセルを送出するようにしている。
【００１３】
ＡＴＭ−Ｕバス方式に用いる分岐装置は、ＡＴＭ−Ｕバスに接続され、上流側インタフェースと、下流側インタフェースと、端末装置への入出力インタフェースとを有し、受信したＡＴＭセルのヘッダに付与された識別子を抽出して自己宛のセルを分岐する機能と、セル分解・組立（ＣＬＡＤ）機能と、自己宛のセルまたは空きセルに送信データを乗せるセル挿入機能を有するバス制御手段を備えている。
【００１４】
ＡＴＭ−Ｕバス方式に用いるＡＴＭ１５５Ｍｂｐｓインタフェースは、ＡＴＭバスが接続され、下りバスに送出するＡＴＭセルのＧＦＣに付した識別子を蓄積するＦＩＦＯメモリと、上りバスで受信したＡＴＭセルのＧＦＣに付した識別子を蓄積するＦＩＦＯメモリと、下りバスに送出するＡＴＭセルのＧＦＣに付した識別子と上りバスで受信したＡＴＭセルのＧＦＣに付した識別子とを比較する手段とを有しており、下りバスに送出するＡＴＭセルのＧＦＣに付した識別子の蓄積がなく、上りバスで受信したＡＴＭセルのＧＦＣに付した識別子が記憶されたときに端末装置を指定した空きセルを下りバスに割り当てる機能を有している。
【００１５】
このＡＴＭ−Ｕバス方式は、標準方式ＡＴＭ−スイッチ（ＳＷ）を用いて実現することができ、主装置の各１５５Ｍｂｐｓインタフェースでは、上記“Ｍ−ＧＦＣフロー制御”を無視するか無効とすることによって、標準のＡＴＭ１５５Ｍｂｐｓポートとしても使用でき、各分岐装置の端末装置は公平かつ効率的に送信することが可能となり、かつ、セルの最大遅延等の特性を最大限保証することができる。
音声の様な既存端末装置などの対称サービスは、その端末装置の受信セルだけによって送信の保証が可能となる．
サーバアクセス、インタネットアクセス等の非対称サービスに対して、Ｕ−ＧＦＣフロー制御および“ＳＯＳ”セルによってセルの有効利用が可能となる．
Ｕバス上の端末装置は“マルチキャスト”通信が可能である．
分岐装置の配下に端末装置をマルチポイントに接続することが可能となる．
ＣＬＡＤ付き分岐装置を接続することによって、既存端末装置を直接収容することが可能となる．
Ｕバス方式のソフト処理は、初期設定、ＯＡＭ管理、Ｕバス管理の他にはほとんど必要ないので、Ｕバス方式を容易に実現することができる．
ハードウェアは、ＡＴＭ１５５Ｍｂｐｓインタフェースを設けるだけであり、ＵＴＯＰＩＡバス制御、セル挿入・分岐、およびバッファ処理が増えるだけであるので、Ｕバス方式は容易に実現することができる．
という優れた効果を奏する方式である。
【００１６】
上記ＡＴＭ−Ｕバス方式においては、バスに接続された分岐装置を制御するには、各分岐装置に固有の識別子を割り振ることが必要となるが、この識別子の割り当ては例えばハード的なスイッチを用いて手動で設定していた。
このように手動による識別子割り当ては、識別子の割り当て誤りを生じたり、Ｕバスに接続されている分岐装置の管理をそれぞれ個別にする必要がある。
【００１７】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記ＡＴＭ−Ｕバス（以下、本明細書においては、Ｍバスという）システムにおいて、Ｍバスに障害が発生した場合に上位側の分岐装置の動作を確保する保守運用方法を提供すること、および、Ｍバスに発生した障害が復旧した場合や、Ｍバスに収容された分岐装置がプログラムを立ち上げたときに、上流側の分岐装置の動作を妨げることなく下流側の分岐装置にＩＤを再び割り当てる方法を提供することを課題とする。
【００１８】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、ＡＴＭ交換機に収容されたＭバスインタフェースユニットと、両端が前記Ｍバスインタフェースユニットに収容され最遠端で折り返された下りバスおよび上りバスからなるＭバスと、該Ｍバスの下りバスと上りバスにそれぞれに直列に接続された複数の分岐装置からなるＡＴＭ−Ｍバスシステムの保守運用方法において、分岐装置が障害を常時監視し、障害の発生点より上位の分岐装置にループバックを形成するようにした。
【００１９】
本発明は、上記ＡＴＭ−Ｍバスシステムの保守運用方法において、下りバス上に入力信号断（ＬＯＳ）もしくはフレーム同期はずれ（ＬＯＦ）を検出した分岐装置は、自己のＩＤを“０”クリアし、下位にはマルチキャストセルのＩＤリセット要求を送出するとともに上位に遠端受信故障（ＦＥＲＦ）信号を送出し、遠端受信故障（ＦＥＲＦ）信号を受信した上位分岐装置は、自己の分岐装置内にループバックを設定し、下位分岐装置宛セルを受信端で全て廃棄して下位側を切り離すとともに、Ｍバスインタフェースに対してループバック実施通知（ＬＢＡ）を送出するようにした。
【００２０】
また、本発明は、上記ＡＴＭ−Ｍバスシステムの保守運用方法において、上りバス上に入力信号断（ＬＯＳ）もしくはフレーム同期はずれ（ＬＯＦ）を検出した分岐装置は、下位に警報表示信号（ＡＩＳ）を送出し、自己の分岐装置内にループバックを設定し、下位分岐装置宛セルを受信端で全て廃棄して下位側を切り離すとともに、Ｍバスインタフェースに対してループバック実施通知（ＬＢＡ）を送出するようにした。
【００２１】
さらに、本発明は、上記ＡＴＭ−Ｍバスシステムの保守運用方法において、下りバス上に入力信号断（ＬＯＳ）もしくはフレーム同期はずれ（ＬＯＦ）を検出した最上位の分岐装置は、自己のＩＤを“０”クリアし下位にはマルチキャストセルのＩＤリセット要求を送出するとともにＭバスインタフェースユニットに遠端受信故障（ＦＥＲＦ）信号を送出し、遠端受信故障（ＦＥＲＦ）信号を受信したＭバスインタフェースユニットは、Ｍバス主装置の中央制御ユニット（ＣＣＵ）に対し制御セルを用いてループバックしたと等価の情報を通知するようにした。
【００２２】
本発明は、上記ＡＴＭ−Ｍバスシステムの保守運用方法において、上りバス上に入力信号断（ＬＯＳ）もしくはフレーム同期はずれ（ＬＯＦ）を検出したＭバスインタフェースユニットは、下りバスに警報表示信号（ＡＩＳ）を送出するとともにＭバス主装置の中央制御ユニット（ＣＣＵ）に対し制御セルを用いてループバックしたと等価の情報を通知するようにした。
【００２３】
上記課題を解決するために、本発明は、ＡＴＭ交換機に収容されたＭバスインタフェースユニットと、両端が前記Ｍバスインタフェースユニットに収容され最遠端で折り返された下りバスおよび上りバスからなるＭバスと、該Ｍバスに直列に接続された複数の分岐装置からなるＡＴＭ−Ｍバスシステムであって、Ｍバスに障害が発生したときに障害発生点より上位側の分岐装置にループバックを構成し上位側の通信を確保するようにしたＡＴＭ−Ｍバスシステムにおける障害復旧時に、下位の分岐装置に対して再びＩＤを割り当てるＡＴＭ−ＭバスのＩＤ再割当方法において、分岐装置が上位側障害を常時監視し、上位側障害を検出した分岐装置が自己のＩＤを“０”にするとともに、下位の分岐装置に対してマルチキャスト方式によってＩＤリセット要求を送出し、ＩＤリセット要求を受信した下位の分岐装置は自己のＩＤをリセットして“０”にし、定期的にＩＤ要求をＭバスインタフェースユニットに対して送信するようにした。
【００２４】
さらに、本発明は、上記ＡＴＭ−ＭバスシステムＩＤ再割当方法において、Ｍバスインタフェースユニットは、分岐装置からのＩＤ要求を受信すると、ＩＤ割当要求の一時休止を要求するＩＤ割当確認通知を送出し、次いで、ＩＤ番号を搭載したＩＤ割当確認要求を若いＩＤ番号から追い番で順次下りバス上に送出し、ＩＤ割当確認応答がなく送出したＩＤ番号のＩＤ割当確認要求を上りバスで受信したときに、当該ＩＤ番号のＩＤ割当要求を下りバスに送出するようにした。
【００２５】
また、本発明は、上記ＡＴＭ−ＭバスシステムのＩＤ再割当方法において、下りバス上にＩＤ割当要求を受信した自己のＩＤが“０”の分岐装置が、当該ＩＤを取り込み下流に空きセルを転送するとともに、Ｍバスユニットに対してＩＤ割当応答を送出するようにした。
【００２６】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかるＡＴＭ−Ｍバス方式の識別番号割当方法の実施の形態を図を用いて説明する。
【００２７】
本発明は、上記した先願にかかるＡＴＭ−Ｕバス方式に準じた方式を採用しており、マルチメディアバス（以下、Ｍバスという）と、Ｍバスインタフェースユニット（以下、ＭＢＵという）と、端末インターフェース分岐装置（以下、単に分岐装置という）で構成されるＡＴＭ−Ｍバス方式に関する。
本発明にかかるＡＴＭ−Ｍバス方式に用いる分岐装置は、ＡＴＭ２５Ｍｂｐｓ端末装置やＡＴＭ１５５Ｍｂｐｓ端末装置などのマルチメディアに対応することができる分岐装置であり、ＡＴＭボタン電話機等の２５ＭｂｐｓＡＴＭ端末装置および１５５Ｍｂｐｓ専用ＡＴＭ端末装置ならびに汎用ＡＴＭ端末装置などを収容する。ＭＢＵは、分岐装置との間でＡＴＭセルを送受信する。
【００２８】
本発明にかかるＡＴＭ−Ｍバス方式の概要を図１を用いて説明する。
ＡＴＭ−Ｍバス方式は、Ｍバス主装置１と、１５５ＭｂｐｓのＭバス２と、該Ｍバスに直列に接続された複数の分岐装置３とから構成され、分岐装置３には２５ＭｂｐｓのＡＴＭ−ＫＴ５１、１５５ＭｂｐｓのＡＴＭ端末装置５２，２５ＭｂｐｓのＡＴＭ端末装置５５などが接続線６を介して収容される。
【００２９】
Ｍバス主装置１は、ＡＴＭ交換機としての機能を有しており、ＡＴＭスイッチ（ＡＴＭ−ＳＷ）１１と、Ｍバス２をＡＴＭスイッチに収容させるゲートウェイとして働くＭＢＵ１２と、Ｎ−ＩＳＤＮ基本インタフェースユニット１５と、中央制御装置（以下、ＣＣＵという）１９とを有して構成される。
さらに、Ｍバス主装置１は、２５Ｍｂｐｓ端末インタフェースユニット１３、ＬＡＮユニット１４、２５Ｍｂｐｓノード間インタフェースユニット（２５ＭＮＵ）１６、三者会議ユニット（ＣＮＦＵ）１７、音声通話タイプ変換ユニット（ＶＴＵ）１８などを有することができる。
【００３０】
Ｍバス２は、ＭＢＵ１２に接続された下りバスと上りバスから構成され、複数の分岐装置３がシリーズに接続される。下りバスは、終端に設けた折返部２１で折り返されて上りバスとされている。
Ｍバス２は、マルチモード光ファイバ（以下、ＭＭＦという）または１００Ωの銅線ケーブル（以下、ＵＴＰという）を用いて１５５ＭｂｐｓのＡＴＭバスとして構成される。
ＭＢＵ１２から最遠端にある分岐装置３−ｎでは、Ｍバス２の下りバスと上りバスは、折返部２１によってＵ字接続されている。ＭＢＵ１２から下りバスに送出されたセルは、折返部２１で折り返されて上りバスに乗ってＭＢＵ１２へ戻ってくる。
【００３１】
分岐装置３は、ＭＭＦからなるＭバス２の下りバスと上りバスに接続され、下りバスで受信したＡＴＭセルを下流に中継する機能と、上りバスで受信したＡＴＭセルを上流に中継する機能と、下りバスで受信した自己宛のＡＴＭセルを取り込む機能と、端末装置からのデータを空きセルに乗せて送り出す機能を有している。
また、分岐装置３は、シグナリングによる該当ユーザセルのＶＰＩ／ＶＣＩの取得および管理機能、該当ユーザセルのＧＦＣ制御機能、Ｍバスおよび端末インタフェースポートの障害監視機能を有している。
さらに、分岐装置３は、１５５Ｍｂｐｓ端末インタフェースポートを有するか、２５Ｍｂｐｓ端末インタフェースポートを複数有している。
各分岐装置３には、２５ＭｂｐｓのＡＴＭボタン電話機（ＡＴＭ−ＫＴ）５１、２５ＭｂｐｓのＡＴＭ標準端末装置５５、１５５ＭｂｐｓのＡＴＭ標準端末装置５２、Ｑ２９３１をサポートする汎用ＡＴＭ端末装置等が収容される。
分岐装置３は、最大１４台がシリーズに接続される。
【００３２】
分岐装置３は、１５５Ｍｂｐｓの端末インタフェースポートを有する分岐装置１５５Ｍと２５Ｍｂｐｓの端末インタフェースポートを有する分岐装置２５Ｍとがある。
分岐装置１５５Ｍは、ＭＢＵ１２が提供するＭバス２に１５５ＭｂｐｓＡＴＭ端末装置を１ポート接続するための分岐装置である。
分岐装置２５Ｍは、ＭＢＵ１２が提供するＭバス２に２５ＭｂｐｓのＡＴＭボタン電話機またはＡＴＭ標準端末装置を１ポート接続する分岐装置である。
分岐装置１５５Ｍと分岐装置２５Ｍは、一つのＭバス上に混在して最大１４台まで収容することができる。
【００３３】
分岐装置１５５Ｍのブロック構成を図２を用いて説明する。
分岐装置３は、Ｍバス２および１５５ＭｂｐｓＡＴＭ端末に接続される３台の光／電気変換用インタフェース３０と、３台の１５５ＭｂｐｓＡＴＭＵＮＩＬＳＩ３１−１，３１−２，３１−３と、セル分岐挿入制御部を構成するプログラマブルゲートアレイ（ＰｒｏｇｒａｍａｂｌｅＬｏｇｉｃＤｅｖｉｃｅ，以下、ＰＬＤという）３２と、ＰＬＤ制御用ＲＯＭ３３と、Ｆ−ＲＯＭ３４と、ＲＡＭ３５と、ＣＰＵ３６と、ＬＥＤ表示部３７と、ＡＣ／ＤＣコンバータ３８と、リセット回路３９とを有して構成される。
光／電気変換用インタフェース３０は、Ｍバス２がＵＴＰで構成されるときには、パルストランスで構成される。
【００３４】
分岐装置２５Ｍのブロック構成を図３を用いて説明する。
分岐装置３は、Ｍバス２に接続される２台の光／電気変換用インタフェース３０と、２台の１５５ＭｂｐｓＡＴＭＵＮＩＬＳＩ３１−１，３１−２と、１台の２５ＭｂｐｓＡＴＭＵＮＩＬＳＩ３１−３と、ＰＬＤ３２と、ＰＬＤ制御用ＲＯＭ３３と、Ｆ−ＲＯＭ３４と、ＲＡＭ３５と、ＣＰＵ３６と、ＬＥＤ表示部３７と、ＡＣ／ＤＣコンバータ３８と、リセット回路３９と、２５ＭｂｐｓＡＴＭ端末に接続されるパルストランス３０ＰＴとを有して構成される。
光／電気変換用インタフェース３０は、Ｍバス２がＵＴＰで構成されるときには、パルストランスで構成される。
【００３５】
Ｍバスインタフェースユニット（ＭＢＵ）１２の、構成を図４のブロック図を用いて説明する。
ＭＢＵ１２は、２台のＧＦＣ／ＶＰ／ＶＣ変換手段（ＡＴＣ）１２０と、ＰＬＤ１２１と、１５５ＭｂｐｓＡＴＭＵＮＩＬＳＩ１２２と、光／電気変換用インタフェース１２３と、Ｆ−ＲＯＭ１２４と、Ｓ−ＲＡＭ１２５と、ＣＰＵ１２６と、ＬＥＤ表示部１２７と、ＰＬＬ回路１２８とを有して構成される。
【００３６】
ＰＬＤ１２１は、タグ削除部１２１１と、２台のＭ−ＧＦＣ制御部１２１２，と、２台のＡＡＬ５処理部１２１３と、リセット回路１２１４と、ＯＡＭ回路１２１５と、タグ挿入部１２１６とを有して構成される。
【００３７】
ＡＴＭセルのＧＦＣ（４ｂｉｔ）は、ＮＮＩ（ＮｅｔｗｏｒｋＮｏｄｅＩｎｔｅｒｆａｃｅ）には規定がなくエンド・エンド（Ｅｎｄ−ｔｏ−Ｅｎｄ）の機能としては使用されず、ＵＮＩの部分にのみ使用されるフィールドである。
本発明のＭバス２では、複数の分岐装置３をシリーズ接続し、分岐装置間（Ｍバス区間）でのみ、ＡＴＭセルのヘッダのＧＦＣの４ｂｉｔに各分岐装置の識別番号（以下、ＩＤという）を搭載し、ＧＦＣに搭載したＩＤでルーティングを行う。
【００３８】
ＡＴＭ−Ｍバス方式における、ＧＦＣ制御プロトコルを本明細書ではＭ−ＧＦＣ制御プロトコルと定義する。
Ｍ−ＧＦＣ制御プロトコルは、ＭＢＵ１２と分岐装置３のハードウエア（一部ソフト介在）で実現するバス制御プロトコルである。Ｍ−ＧＦＣフロー制御を実現する上での前提条件を以下に示す。
ＭＢＵ１２から送信するバスを下りバス、最遠端の分岐装置３−ｎで折り返されてＭＢＵ１２へ向かうバスを上りバスという。
各分岐装置３の識別子ＩＤは、後述するＭＢＵ１２からの識別子自動割当て処理によって決定される。
分岐装置３によるバス上のＡＴＭセルの送信および受信は、受信セルは下りバスからのみ取り込み、送信セルは下りバスまたは上りバス上のどちらの空きセルにもセットすることができる。ただし、送信は、上りバスへの送出を優先とする。
【００３９】
Ｍバスで管理されるセル種別は、ＧＦＣ／ＶＰ／ＶＣにより定義される。その定義の内容を表１に示す。
【００４０】
【表１】

【００４１】
表１に示すように、ＧＦＣ／ＶＰ／ＶＣが“０／０／０”とされたＡＴＭセルは、空きセルであり、ペイロードは全て“６Ａｈ”の繰返しとなる。
ＧＦＣ／ＶＰ／ＶＣが“０／ＶＰＩ／ＶＣＩ”とされたセルは、分岐装置からのＳＯＳセルであり、データセルのＧＦＣを“０”にして作られる。
ＧＦＣ／ＶＰ／ＶＣが“ＩＤ／０／０”とされたセルは、ＩＤによって分岐装置が指定された予約空きセルであり、ＭＢＵから下りバスに送出される。
ＧＦＣ／ＶＰ／ＶＣが“ＩＤ／ＶＰＩ／ＶＣＩ”とされたセルは、ＩＤによって分岐装置が指定された送信または受信データセルである。
ＧＦＣ／ＶＰ／ＶＣが“ＩＤ／ＶＰＩ／ＶＣＩ”とされたセルは、マルチバスインタフェースユニットＭＢＵと分岐装置間の制御セルであり、制御専用のＶＰＩ／ＶＣＩ値が用いられる。
ＧＦＣ／ＶＰ／ＶＣが“１５／ＶＰＩ／ＶＣＩ”とされたセルは、分岐装置からのマルチキャスト用送信および受信データセルである。
ＧＦＣ／ＶＰ／ＶＣが“ＩＤ／０／５”とされたセルは、ＩＤによって分岐装置が指定された送信および受信ポイント−ポイントシグナリングセルである。
ＧＦＣ／ＶＰ／ＶＣが“ＩＤ／ＶＰＩ／３”とされたセルは、障害時の専用セルで、ＩＤによって分岐装置が指定された送信または受信ポイント−ポイント対応ＶＰ用ＯＡＭセルであり、セグメントに対応している。
ＧＦＣ／ＶＰ／ＶＣが“ＩＤ／ＶＰＩ／４”とされたセルは、障害時の専用セルで、ＩＤによって分岐装置が指定された送信または受信ポイント−ポイント対応ＶＰ用ＯＡＭセルであり、エンド−エンドに対応している。
【００４２】
ＭＢＵ−ＡＴＭスイッチ間および分岐装置−端末装置間を流れるセルのＧＦＣは“０”で構成される。
【００４３】
次いで、ＭＢＵプロトコルについて説明する。
ＭＢＵ１２には、上りルーティングテーブルおよび下りルーティングテーブルからなる変換テーブルが形成される。上りルーティングテーブルは、バス上の通信中の呼のＧＦＣ（ＩＤ）／ＶＰ／ＶＣをＡＴＭスイッチ管理用ＧＦＣ／ＶＰ／ＶＣに相互に変換するテーブルである。下りルーティングテーブルは、ＡＴＭスイッチ管理用ＧＦＣ／ＶＰ／ＶＣをバス上の通信中の呼のＧＦＣ（ＩＤ）／ＶＰ／ＶＣに相互変換するテーブルである。
これらのルーティングテーブルは、Ｍバス上の最大コネクション数で、ＣＣＵによって決定されたデータを基に管理される。
これらのルーティングテーブルは、ＡＴＭスイッチ交換用のスイッチングタグの挿抜も行う。
【００４４】
ＡＴＣ１２０におけるルーティングテーブルを用いた基本的な変換法則および変換方法を表２および図５を用いて説明する。
表２（Ａ）は、シグナリングセルおよびＯＡＭセル用の共用チャネル上の変換であり、表２（Ｂ）は、ユーザセル用のユーザチャネル上の変換であり、表２（Ｃ）は、マルチキャストセル用のユーザチャネル上の変換である。
【００４５】
【表２】

【００４６】
シグナリングセルおよびＯＡＭセルを対象とした共用チャネルでは、上り方向では、ＧＦＣ／ＶＰ／ＶＣについて、Ｍバス上のセルの“ＩＤ番号／０（固定）／ＶＣＩ”を、ＭＢＵ−ＡＴＭスイッチ間のセルの“０（固定）／ＶＰＩ（ＣＣＵ管理用）／ＶＣＩ（ＣＣＵ管理用）”に変換する。一方、下りセルでは、ＧＦＣ／ＶＰ／ＶＣについて、ＡＴＭスイッチ−ＭＢＵ間のセルの“０（固定）／ＶＰＩ（ＣＣＵ管理用）／ＶＣＩ（ＣＣＵ管理用）”をＭバス上のセルの“ＩＤ番号／０（固定）／ＶＣＩ”に変換する。
【００４７】
ユーザセルを対象としたユーザチャネルでは、上り方向では、ＧＦＣ／ＶＰ／ＶＣについて、Ｍバス上のセルの“ＩＤ番号／ＶＰＩ／ＶＣＩ”を、ＭＢＵ−ＡＴＭスイッチ間のセルの“０（固定）／ＶＰＩ（ＣＣＵ管理用）／ＶＣＩ（ＣＣＵ管理用）”に変換する。一方、下りセルでは、ＧＦＣ／ＶＰ／ＶＣについて、ＡＴＭスイッチ−ＭＢＵ間のセルの“０（固定）／ＶＰＩ（ＣＣＵ管理用）／ＶＣＩ（ＣＣＵ管理用）”をＭバス上のセルの“ＩＤ番号／ＶＰＩ／ＶＣＩ”に変換する。
【００４８】
マルチキャスト用セルを対象としたユーザチャネルでは、上り方向では、なんら変換作業を行わず、下りセルでは、ＧＦＣ／ＶＰ／ＶＣについて、ＡＴＭスイッチ−ＭＢＵ間のセルの“０（固定）／ＶＰＩ（ＣＣＵ管理用）／ＶＣＩ（ＣＣＵ管理用）”をＭバス上のセルの“１５／ＶＰＩ／ＶＣＩ”に変換する。
【００４９】
ＭＢＵ１２に設けたＧＦＣ／ＶＰ／ＶＣ変換手段（ＡＴＣ）１２０の働きを、図５を用いて説明する。ここでは、上りバスから入力された５３バイトのＡＴＭセルをＡＴＭスイッチ１１へ向けて送出する５６バイトのＡＴＭセルに変換するＡＴＣ１２０−２を例にしている。
ＡＴＣ１２０−２では、Ｍバスから入力された５３バイトのＡＴＭセルから、ＧＦＣ／ＶＰ／ＶＣを読み出すとともにスイッチングタグスペースを挿入し、変換テーブル＃２１２０２を参照して得た出力セル用のＧＦＣ／ＶＰ／ＶＣ／スイッチングタグを入力セルにセットして５６バイトの出力セルとしてＡＴＭスイッチ１１へ向けて送出する。
ＡＴＣ１２０−１における、ＡＴＭスイッチ１１からの５６バイトのＡＴＭセルを５３バイトのＡＴＭセルとしてＭバス２へ送出するＡＴＭセルに変換する動作は、上記とほぼ同様に行われる。
【００５０】
以下、ＭＢＵプロトコルについて、図６を用いて、説明する。ＭＢＵ１２は、下りルーティングテーブル（ＡＴＣ＃１）１２０１と、上りルーティングテーブル（ＡＴＣ＃２）１２０２と、タグスペース削除機能１２１１と、ＧＦＣ制御機能１２１２と、タグスペース挿入機能１２１６とを有している。
【００５１】
ＭＢＵ１２では、ＡＴＭスイッチ１１から受信する５６バイトのＡＴＭセルは、下りルーティングテーブル（ＡＴＣ＃１）１２０１を参照して前述のＧＦＣ／ＶＰ／ＶＣが変換され、次いで、タグスペース削除機能１２１１によってスイッチングタグスペースが削除されて、５３バイトのＡＴＭセルとして下りバスに送出される。
【００５２】
ＭＢＵ１２では、分岐装置３から上りバスで受信される５３バイトのＡＴＭセルは、タグスペース挿入機能１２１６によってスイッチングタグスペースが付けられて、上りルーティングテーブル（ＡＴＣ＃２）１２０２を参照してＡＴＭスイッチ交換用ＧＦＣ／ＶＰ／ＶＣに変換されるとともに、スイッチングタグが付加され、５６バイトの交換用ＡＴＭセルとしてＡＴＭスイッチ１１に送出される。
【００５３】
ＭＢＵ１２では、分岐装置３からのＳＯＳセル（ＧＦＣ＝０）を上りバスで受けとった場合は、ＶＰ／ＶＣ値から分岐装置のＩＤすなわちＧＦＣを検索し、下りバスヘの空きセルのＧＦＣにその分岐装置３のＩＤをセットし、分岐装置を指定した「予約セル」として送出する。このＳＯＳセルは、端末装置からの受信バッファサイズ、最大遅延保証、バースト性の抑圧などの目的に使用される。ＳＯＳセルに対する処理の説明は、後述する分岐装置３のプロトコルに関する説明で詳細に行う。
【００５４】
ＭＢＵ１２では、バースト性のあるトラヒックに対処するため、下りバスに送出したＡＴＭセルの送信ＩＤをＦＩＦＯメモリに複数、例えば４２セル分記憶する。同時に上りバスから受信したＡＴＭセルの受信ＩＤを１セル分記憶し、受信ＩＤと前記ＦＩＦＯの送信ＩＤを比較する構成を備える。この構成は、以下のハード論理を構成する。
【００５５】
等速トラヒックへの対応
受信ＩＤと送信ＩＤが一致すれば、送受信とも等速なトラヒックが流れていることになるので特に何もせず通信を継続させ、送信ＩＤ／受信ＩＤをクリヤするだけとする。
【００５６】
下りバースト性非対称トラヒックヘの対応
下りバスへの送信ＩＤは記録されているが上りバスの受信ＩＤが記録されない場合は、分岐装置に収容された端末装置へのダウンロード系のデータすなわち下りバーストであるので、そのまま通信を継続させ特に何もしない。
【００５７】
上りバースト性非対称トラヒックヘの対応
上りバスの受信ＩＤは記録されているが、下りバスヘの送信ＩＤが記録されない場合は、分岐装置に収容された端末装置からバースト性のトラヒックが発生したことになるので、分岐装置を指定した「予約空きセル」を下りバスに新規に割当てる。
【００５８】
以上により、端末装置の対称トラヒックまたは非対称トラヒックのどちらに対してもダイナミックな対応が可能となる。
【００５９】
（分岐装置プロトコル）
以下、分岐装置プロトコルについて説明する。
分岐装置３には、上流ノードから受信するＡＴＭセルを再生して下流ノードに送出する中継機能と、下りバスおよび／または上りバスを流れるＡＴＭセルのＩＤすなわちＧＦＣを監視して自分宛てＡＴＭセルを取り込む機能と、自己に収容した端末装置との間でのデータ送受用の送信バッファおよび受信バッファを設ける。
【００６０】
分岐装置３のハードウエアの動作態様を図７を用いて説明する。
上流ノード下りバスの受信バッファにＡＴＭセルを受信すると（Ｓ１）、受信セルが空きセルか否かを判定する（Ｓ２）。空きセルでないときには、ＧＦＣを参照して、マルチキャストセルであるか否かを判定し（Ｓ３）、マルチキャストセルでないときには、自己当てのＩＤセルであるか否かを判定する（Ｓ４）。
自己当てのＩＤセルであるときには、ＧＦＣを“０”クリヤして（Ｓ５）、ＵＮＩフォーマットに変換して端末装置宛て送信バッファに格納する（Ｓ６）とともに、受信したＡＴＭセルを空きセル（ＧＦＣ＝０、ＶＰ＝０、ＶＣ＝０に変更）に変換し（Ｓ７）、下流ノードへ送出する。
【００６１】
ステップＳ３の判定で、受信セルがマルチキャストセルであるとき（ＧＦＣ＝１５）には、受信セルをコピーして（Ｓ８）、ステップＳ５に移行するとともに、受信セルをそのまま中継し（Ｓ９）、下りバスに送出して（Ｓ１０）、下流ノードに中継する。
【００６２】
ステップＳ２の判定で、受信したＡＴＭセルが空きセルであるときには、分岐装置からの送信データの有無を判断した（Ｓ１１）結果、送信データが無い場合は、取り込んだＡＴＭセル分を空きセル（ＧＦＣ＝０、ＶＰ＝０、ＶＣ＝０に変更）に変換して下流ノードに送出する（Ｓ１０）。
【００６３】
一方、分岐装置３に収容された端末装置から端末受信バッファに送信データが送られてきたとき（Ｓ１２）には、受信バッファに格納された送信データの数が例えば“３”よりも大きいか否かを判定し（Ｓ１３）、大きい場合には、ＧＦＣを“０”に設定し（Ｓ１４）、このＧＦＣ（＝０）とＶＰＩ／ＶＣＩを空きセルに乗せてＳＯＳセルとして、ＭＢＵ１２に送出する。
【００６４】
分岐装置３には、端末装置からの１０セル分の送信データを受けることができる受信バッファを設けておき、該受信バッファに受けた送信データ（ＡＴＭセル）のカウント数がある値“３”に達した場合にのみ、ＳＯＳセルを１回送信して受信バッファカウント値を減算して“２”にする。このＳＯＳセルを送信することによって、前述したＭＢＵ１２で強制的に分岐装置を指定した「予約空きセル」が生成され、分岐装置の端末受信バッファの積帯が解消される。
なお、ＳＯＳセル方式を使用しない場合は、１８セル分以上のデータを格納するバッファを設けることが必要となる。
【００６５】
分岐装置３は、端末装置から送信データがあるか否かを監視し（Ｓ１５）、送信データがあるときには、まず、上り空きセルがあるか否かを判定する（Ｓ１６）。上り空きセルがない場合には、下り空きセルがあるか否かを監視し（Ｓ１７）、下り空きセルがあるときには、この空きセルに送信データとＧＦＣに自己のＩＤをセットして（Ｓ１８）、下りバスにＡＴＭセルを送出する（Ｓ１０）。
ステップＳ１６の監視で、上り空きセルがあるときには、この空きセルに送信データとＧＦＣに自己のＩＤをセットして（Ｓ２５）、上りバスにＡＴＭセルを送出する（Ｓ２６）。
【００６６】
下流ノードが生成した空きセルにも送信できるよう送信データは上りバスの空きセルにも送出できるよう構成する。
上りバス受信バッファにＡＴＭセルを受信すると（Ｓ１９）、空きセルか否かを判定し（Ｓ２０）、空きセルでないときには、ＧＦＣが“１５”か否か、すなわちマルチキャストセルか否かを判定し（Ｓ２１）、マルチキャストセルでないときには、受信したＡＴＭセルをそのまま中継し（Ｓ２２）、上りバスにこのＡＴＭセルを送出する（Ｓ２６）。
ステップＳ２１の判定の結果、上りバスすなわち下流ノードから受信したＡＴＭセルがマルチキャストセルであるときには、自己がＭＢＵ１２から最も遠い個所にある分岐装置であるので、直ちに空きセルを作成してマルチキャストセルを消滅させる（Ｓ２３）。
この処理に選れば、上りバスと下りバスの両方に空きがある場合は、上り空きセルを優先して使用する。
【００６７】
（マルチキャスト）
以下、マルチキャストに付いて説明する。
ボタン電話システム特有の制御として、複数の端末装置に同一の情報を通知する同報用通信形態（マルチキャスト）がある。Ｍバス上でのマルチキャストを可能とするためにマルチキャスト用の専用セルであるマルチキャストセルのＧＦＣに“１５”を割り当て、分岐装置およびＡＴＭボタン電話機を以下のように動作させる。
▲１▼ 分岐装置は、下りバスで受信したＡＴＭセルＧＦＣを監視し、ＧＦＣが“１５”のマルチキャストセルを無条件で取り込み、空きセル化せずそのまま下流に中継するように構成する。
▲２▼ 分岐装置のＣＰＵ３６は、取り込んだマルチキャストセルのＧＦＣを“０”クリヤして、分岐装置の配下の端末装置全てにマルチキャストセルをコピーして送信する。
マルチキャストセルを送出する端末装置を選択するよう構成する場合は、分岐装置３に各端末装置の全シグナリング情報が必要になりハード構成が増加することになる。
▲３▼ ＡＴＭボタン電話機は、別途シグナリングで指定された端末装置のみが取り込み、他は廃棄するよう構成する。
▲４▼ マルチキャストセルを上りバスで受信した分岐装置は、このセルを上流ノードへ中継する必要がないので、そのセルを廃棄してマルチキャストセルの循環を防止する。
【００６８】
（Ｍバスの保守運用）
次ぎに、Ｍバスの保守運用（Ｏｐｅｒａｔｉｏｎ，ＡｄｍｉｎｉｓｔｒａｔｉｏｎａｎｄＭａｉｎｔｅｎａｎｃｅ：以下、ＯＡＭという）機能に付いて説明する。
ＯＡＭ機能は、ネットワーク管理機能における故障および性能管理手段として以下の５つに分類できると定義されている。
性能モニタ機能：時間的に連続または周期的な測定手段により性能をモニタする機能
欠陥および故障検出機能：時間的に連続または周期的な測定手段により性能の劣化を検出する機能
システムプロテクション機能：故障した伝達部位を、閉塞しまたは切離しもしくは予備切換え等により回復を行う機能
故障情報またはレポート情報転送機能：性能や故障情報を表示パラメータもしくは信号として他の管理部位に通知する機能
故障点の特定機能：故障部位を特定するために特別の試験方法等で特定する機能
【００６９】
Ｍバスは、最遠端の分岐装置で折り返された往復するバスに複数の分岐装置をシリーズ接続する形態であることから、途中でバスが分断された場合、Ｍバス全体に障害が波及するおそれがある。可能な限りＭバスを有効とするために、本発明では、上記欠陥および故障検出機能、およびシステムプロテクション機能を達成するよう、以下のＯＡＭ処理フローを導入する。
【００７０】
このＯＡＭ処理フローは、以下の前提条件の下に実行される。
ＭＢＵからの分岐装置の接続順序は、ＩＤの若番（近端）から老番（遠端）に並んでいる。
障害が発生した場合、障害を認識した分岐装置において内部ループバック（Ｕ接続）回路が作られる。
ＣＣＵは、Ｍバス上の分岐装置の接続階梯を管理するテーブル（ＭＢＵから分岐装置の接続順序が記述されたテーブル）を持ち、該当分岐装置からのループバック通知により切り離なされた下流の分岐装置に収容の“呼”の管理（切断および通知等）が行われる。
ＭバスのＯＡＭフローは、Ｍバス上でのみ適用され（ＭＢＵで終端）、端末装置から送出されるＦ５−ＯＡＭセルのみ透過的に相手端末装置に届ける。
【００７１】
ＯＡＭセルの構造を図８に示す。
ＯＡＭセルは、ＧＦＣフィールド、ＶＰＩフィールド、ＶＣＩフィールド、ＰＴフィールド、ＣＬＰフィールド、ＨＥＣフィールド、ＯＡＭ種別フィールド、ＯＡＭ機能種別フィールド、機能特有フィールド、将来使用予備フィールド、誤り検出符号フィールドが設けられる。
ＧＦＣフィールドには、分岐装置のＩＤ番号が記述される。ルーティングフィールドである、ＶＰＩフィールドは任意に設定され、ＶＣＩフィールドには、“０００３Ｈ”または“０００４Ｈ”が設定される。ＰＴフィールドには、“０００”が設定され、ＣＬＰフィールドには“０”が、ＯＡＭ種別フィールドには故障管理を表す“０００１”が設定される。
ＯＡＭ機能種別フィールドには、警報表示信号（ＡＩＳ）の場合には“００００”が、遠端受信故障（ＦＥＲＦ）の場合には“０００１”が、ループバック通知（ＬＢＡ）の場合には“１０００”が設定される。
【００７２】
ＯＡＭ機能種別フィールドに記述される保守信号に付いて説明する。Ｍバス上の保守信号として以下のセグメントＯＡＭセルを使用する。
ＦＥＲＦ（ＦａｒＥｎｄＲｅｃｅｉｖｅＦａｉｌｕｒｅ）信号は、主信号の受信側で故障またはＡＩＳを検出したことを、送信側の終端点に通知するための信号である。
ＡＩＳ（ＡｌａｒｍＩｎｄｉｃａｔｉｏｎＳｉｇｎａｌ）は、伝送路での故障発生時に、故障が発生したことを下流に通知するための信号である。
ＬＢＡ（ＬｏｏｐＢａｃｋＡｃｔｉｖｅ）は、ループバックを行った分岐装置からＭＢＵ（ＣＣＵ）に知らせるための信号である。
【００７３】
以下、ＭＢＵ１２と、分岐装置３−（ｎ−１）、分岐装置３−（ｎ）、分岐装置３−（ｎ＋１）からなるＭバス方式において発生する各障害に対するＯＡＭ処理を、図９および表３を用いて説明する。
ａ点で障害が発生した場合
▲１▼ 分岐装置３−（ｎ）の下りバス受信端でＬＯＳ（入力信号断）またはＬＯＦ（フレーム同期はずれ）が検出されると、分岐装置３−（ｎ）は、上位ノード送信端（分岐装置３−（ｎ−１））にＦ３−ＦＥＲＦを送信し、自己のＩＤを“０”クリアし、下流にはマルチキャストセルのＩＤリセット要求を送出し、同時に下流にはＦ３−ＡＩＳを送出し、同時に分岐装置３−（ｎ）で管理中のＶＰ／ＶＣをクリヤする。
【００７４】
２．Ｆ３−ＦＥＲＦを受信した分岐装置３−（ｎ−１）は、下流を切離すためループバックを行い、ＭＢＵ１２へはセグメントＯＡＭセルＦ４−ＬＢＡ（機能タイプ“１０００”）でループバックしたことを通知（ループバックポイント“ｎ−１”）する。Ｆ４−ＬＢＡは、１回／秒の間隔で送信する。なお、下流の分岐装置宛て（ＧＦＣが自己ＩＤより大きい）セルは、ループバックした受信端で全て廃棄する構成とする。
ＭＢＵ１２は、制御セルで分岐装置３−（ｎ−１）より下流の端末装置の使用不可情報（レイヤ１非活性）をＣＣＵ１９に上げる。またＭＢＵ１２で管理している使用不可能となった分岐装置のＶＰ／ＶＣテーブルをクリヤする。
【００７５】
▲３▼ ＣＣＵ１９は、分岐装置３−（ｎ−１）より下流の分岐装置で使用中の全てのＶＰ／ＶＣをクリヤし、ＶＰ／ＶＣ対応の通信相手端末装置にエンド・エンドＯＡＭセルＦ４−ＦＥＲＦ（機能タイプ“０００１”）で通知する。
【００７６】
▲４▼ ＩＤリセット要求を受信した下流の分岐装置は、自己のＩＤをクリアし、管理下のＶＰ／ＶＣもクリアする。さらに、ＭＢＵに対しては定期的にＩＤ要求を送信し続ける。
【００７７】
▲５▼ ループバック解除は、分岐装置３−（ｎ）のＬＯＳ／ＬＯＦ回復により分岐装置３−（ｎ−１）でＦ３−ＦＥＲＦ受信が解除されたことによってル−プッバックを解除し、ＭＢＵ１２へのセグメントＯＡＭセルＦ４−ＬＢＡの送信（１回／秒）を停止する。ＭＢＵ１２は、Ｆ４−ＬＢＡが２．５±０．５秒間未受信となったとき、ＣＣＵに制御セルでＭバス障害回復を通知をする。
【００７８】
ｂ点で障害が発生した場合
▲１▼ 分岐装置３−（ｎ）の上りバス受信端でＬＯＳ（入力信号断）またはＬＯＦ（フレーム同期はずれ）が検出されると、分岐装置３−（ｎ＋１）にＦ３−ＡＩＳが送出される。
▲２▼ 分岐装置３−（ｎ）は、下流を切離すためループバックを行い、ＭＢＵ１２へはセグメントＯＡＭセルＦ４−ＬＢＡ（機能タイプ“１０００”）でループバックしたことを通知する。Ｆ４−ＬＢＡは１回／秒の間隔で送信する。
▲３▼ 以後ａ点における障害発生時の▲１▼〜▲５▼と同様の動作となる。
【００７９】
ａ点およびｃ点で同時に障害が発生した場合
分岐装置３−（ｎ）はａ点での障害発生時と同様の動作を行い、分岐装置３−（ｎ−１）はｂ点での障害発生時と同様の動作となる。
【００８０】
分岐装置３−（ｎ−１）が最上位であるときにｄ点で障害が発生した場合
▲１▼ 分岐装置３−（ｎ−１）の下りバス受信端でＬＯＳ／ＬＯＦが検出され、上位送信端であるＭＢＵ１２にＦ３−ＦＥＲＦが送出される。分岐装置３−（ｎ）は、自己のＩＤを“０”クリアし、下流にはマルチキャストセルのＩＤリセット要求を送出し、同時に、分岐装置３−（ｎ−１）で管理中のＶＰ／ＶＣをクリヤする。
▲２▼ Ｆ３−ＦＥＲＦを受信したＭＢＵ１２は、ループバックは行わないがＣＣＵ１９へは制御セルでループバックしたと等価の情報を通知する。（ループバックポイント“０”）
▲３▼ 以降、ａ点での障害発生時の▲３▼〜▲５▼と同様の動作を行う。
【００８１】
ｅ点で障害が発生した場合
▲１▼ ＭＢＵ１２の上りバス受信端でＬＯＳ／ＬＯＦが検出され、分岐装置３−（ｎ−１）にはＦ３−ＡＩＳで知らせ、ＣＣＵへは制御セルでループバックしたと等価の情報を通知する。（ループバックポイント“０”）
▲２▼ 以降ａ点での障害発生時の▲１▼〜▲５▼と同様の動作を行う。
【００８２】
ｄ点およびｅ点で同時に障害が発生した場合
分岐装置３−（ｎ−１）はｄ点で障害が発生した場合と同様の動作を行い、ＭＢＵ１２はｅ点で障害が発生した場合と同様の動作となる。
【００８３】
ｆ点で障害が発生した場合
▲１▼ 分岐装置３−（ｎ）の端末側受信端でエラーが検出された場合、Ｆ４−ＦＥＲＦで端末装置に知らせ（Ｆ３−ＡＩＳは使用しない）、セグメントＯＡＭセルＦ４−ＦＥＲＦ（機能タイプ“０００１”）でＭＢＵ１２に知らせる。Ｆ４−ＦＥＲＦは、１回／１秒の間隔で送信する。
ＭＢＵ１２は、制御セルでＣＣＵ１９へ分岐装置３−（ｎ）の端末装置の使用不可能を上げる。
▲２▼ ＣＣＵ１９は、分岐装置３−（ｎ）で使用中の全てのＶＰ／ＶＣをクリヤし、ＶＰ／ＶＣ対応の通信相手端末装置にエンド・エンドＯＡＭセルＦ５−ＦＥＲＦ（機能タイプ“０００１”）で通知する。
▲３▼ エラー状態が回復すると、分岐装置３−（ｎ）のＦ４−ＦＥＲＦの定期的送信が停止され、ＣＣＵ１９は、Ｆ４−ＬＢＡが２．５±０．５秒間未受信となったとき自動的に解除する。
【００８４】
ｇ点で障害が発生した場合
ｇ点で障害が発生すると、端末装置からＦ４−ＦＥＲＦが１回／１秒の間隔で送信され、ＭＢＵ１２経由でＣＣＵ１９に通知されてｆ点での障害発生時の▲２▼、▲３▼と同様の動作となる。
【００８５】
（ＡＴＭセルのＭバス内での循環防止）
以下、ＡＴＭセルのＭバス内での循環防止について説明する。
▲１▼ マルチキャストセルの処理
上りバスでＧＦＣが固定値（ＧＦＣ＝１５）の専用のチャネル（ＶＰ／ＶＣ）を利用する専用セルであるマルチキャストセルを検出した分岐装置が、このマルチキャストセルを廃棄するよう構成してマルチキャストセルの循環を防止する。
▲２▼ ループバック中の分岐装置の動作
ループバック中の分岐装置は、自己ＩＤより大きいＩＤ（ＧＦＣ）のセルを上りバスで受信した場合は全て廃棄するよう構成して、ループバック点から下流への不要なセルの循環を防止する。
【００８６】
（Ｍバス上で使用するコマンド）
ここで、表３を用いて、本発明に用いるコマンドとＧＦＣの値およびその機能を説明する。
【００８７】
【表３】

【００８８】
ＩＤ割当確認通知は、ＭＢＵ１２から分岐装置に送られるＧＦＣが“１５”に設定されたコマンドである。ＩＤ割当確認通知は、ＩＤ割当開始を通知するコマンドであり、このコマンドを受けた分岐装置は、ＩＤ要求の送出を停止する。
【００８９】
ＩＤリセット要求は、上位の分岐装置から下位の分岐装置に送られるＧＦＣが“１５”に設定されたコマンドである。ＩＤリセット要求は、ＩＤ自動割当手順に対応するために分岐装置が所有しているＩＤを消去し、端末側レイヤ１を非活性化する指示を与える機能を有している。
【００９０】
ＩＤ割当確認要求は、ＭＢＵ１２から分岐装置に送られるＧＦＣに“ＩＤ”を設定したコマンドで、分岐装置のＩＤ割当状況を確認する機能を有している。ＩＤ割当確認要求を受信した分岐装置は、受信したコマンドに設定されたＩＤと自己のＩＤを比較し両者が一致したときにＩＤ割当確認応答を出力する。
【００９１】
ＩＤ割当確認応答は、分岐装置からＭＢＵ１２に送られるＧＦＣに“ＩＤ”を設定したコマンドで、分岐装置のＩＤ設定済みを通知する機能を有している。
【００９２】
ＩＤ割当要求は、ＭＢＵ１２から分岐装置に送られるＧＦＣが“０”に設定されたコマンドで、設定するＩＤをパラメータで指示する機能を有している。ＩＤが既に設定されている分岐装置は、このコマンドをそのまま下位側に中継する。ＩＤが設定されていない（ＩＤ＝０）の分岐装置はこのコマンドを受信するとパラメータで指示されたＩＤを自己のＩＤに設定してこのコマンドを搭載したセルを空きセルとして下位側に送出する。ＩＤを設定した分岐装置は、ＩＤ割当応答をＭＢＵ１２へ送出する。
【００９３】
ＩＤ割当応答は、分岐装置からＭＢＵ１２に送られるＧＦＣに“ＩＤ”を搭載したコマンドで、ＩＤの設定の完了を通知する機能を有している。
【００９４】
ＩＤ割当終了通知は、ＭＢＵ１２から分岐装置に送られるＧＦＣに“１５”を搭載したコマンドで、ＩＤの自動割当てを終了し、全ての分岐装置にレイヤ１の活性化を指示する機能を有している。
【００９５】
ＩＤ割当終了応答は、分岐装置からＭＢＵ１２に送られるＧＦＣに“ＩＤ”を搭載したコマンドで、ＩＤの割当終了通知に対する応答コマンドである。
【００９６】
ＩＤ要求は、分岐装置からＭＢＵ１２に送られるＧＦＣに“０”を搭載したコマンドで、ＩＤの自動割当手順の実行を依頼する機能を有している。
【００９７】
これらのコマンドでＧＦＣが同一のコマンドは、セルのペイロードのデータでコマンドを区別する。
【００９８】
（分岐装置のＩＤ自動割当）
次ぎに、分岐装置のＩＤの自動割当てに付いて、表３および図１０を用いて説明する。
分岐装置３のＩＤ（ＧＦＣ）の自動割当てを可能とするため以下の前提条件で構成（ソフト制御）する。
▲１▼ ＩＤ自動割当てを可能とするために、Ｍバス２上に表３に示すコマンドすなわちシステムに固有のセルを新設する。
▲２▼ 分岐装置は、自己のＩＤが“０”の場合ＩＤ割当を受信するまでＩＤ要求を送出し続ける。
▲３▼ 分岐装置は、パワーオンイニシャル時に自己ＩＤを“０”にして立ち上がる。
【００９９】
図１０は、ＭＢＵ１２にＭバス２を介して２台の分岐装置３−１，３−２が直列に接続されたＭバスシステムの例を示している。
分岐装置３−１の電源が投入されると、分岐装置３−１はＭＢＵ１２に対してＩＤ要求を送出する。
同様に分岐装置３−２の電源が投入されると、分岐装置３−２はＭＢＵ１２に対してＩＤ要求を送出する。このＩＤ要求は分岐装置３−１を中継されてＭＢＵ１２へ通知される。
パワーオン・イニシャル後、ＭＢＵ１２はマルチキャストセルであるＩＤ自動割当確認通知を全ての分岐装置宛てに送信する。各分岐装置は、ＩＤ自動割当確認通知を取り込み、ＩＤ要求の定期的送信を停止する。
【０１００】
ＭＢＵ１２は、ＩＤ設定状態を調査するため、まずＩＤ＝１の分岐装置が存在するか否かのＩＤ割当確認要求（ＧＦＣ＝１）を送信する。
全ての分岐装置のＩＤは“０”ため、上記ＩＤ割当確認要求（ＧＦＣ＝１）は、Ｍバス２上を折り返してＭＢＵ１２に戻ってくる。
ＭＢＵ１２は、ＩＤ＝１が非割当てであることを確認したので、ＩＤ＝１から割当てを開始する。
【０１０１】
ＭＢＵ１２は、分岐装置に対してＧＦＣ＝０のパラメータでＩＤ（＝１）を指示したＩＤ割当要求を送信する。
ＩＤ割当要求を受信したＩＤ未設定の最上位の分岐装置３−１は、自己のＩＤを“１”にセットし、該コマンドを搭載したセルを空きセルとして下位に流すとともに、ＧＦＣに自己のＩＤを設定したＩＤ割当応答をＭＢＵ１２に通知する。
【０１０２】
ＭＢＵ１２は、分岐装置３−１のＩＤ設定が終了したことを確認すると、次のＩＤ設定に移行し、同様にＧＦＣ＝０のパラメータにＩＤ（＝２）を設定したＩＤ割当要求を送信する。
既にＩＤ＝１を設定した最上位の分岐装置３−１は、ＩＤ割当要求を無視し、このコマンドを下流ノードに流す。２番目の分岐装置３−２はこのコマンドを取り込み、自己のＩＤを“２”に設定し、ＧＦＣに自己のＩＤを設定したＩＤ割当応答をＭＢＵ１２に通知する。
【０１０３】
ＭＢＵ１２は、分岐装置３−２のＩＤ設定が終了したことを確認すると、次のＩＤ設定に移行し、同様にＧＦＣ＝０のパラメータでＩＤ（＝３）を指示したＩＤ割当要求を送信する。
【０１０４】
Ｍバス上の全分岐装置のＩＤ割当てが終了しているときには、ＩＤ割当要求（ＩＤ＝３）は分岐装置３−２の下流側で折り返され、上りバスからＭＢＵ１２で受信される。ＭＢＵ１２は、上りバス上にＩＤ割当要求（ＩＤ＝３）を受信すると、ＩＤ自動割当終了を認識し、マルチキャストセルであるＧＦＣ＝１５のＩＤ割当終了通知を送信する。
【０１０５】
ＩＤ割当終了通知を取り込んだ分岐装置３−１，３−２は、端末側のレイヤ１を活性化し、端末ポートのレイヤ１状態（活性／非活性）をＩＤ割当終了応答としてＭＢＵ１２に送信する。
ＭＢＵ１２は、Ｍバス上の全端末装置のレイヤ１状態をＣＣＵ１９に通知し、ＩＤ自動割当手順を終了する。
【０１０６】
以上のように、分岐装置の番号（ＩＤ）を順次更新したＩＤ割当要求をＭバス上に送出して、Ｍバス上にシリーズに接続された分岐装置のＩＤを最上位の分岐装置から順次割り当てていく。
【０１０７】
（ＩＤ再割当）
分岐装置の立上げに時間差があった場合もしくは分岐装置に障害が発生したときに、上位の分岐装置でＭバスをループバックして上流側の分岐装置の通信を確保するようにしたＡＴＭ−Ｍバスシステムにおいて、下位の分岐装置が再起動したり障害が復旧したときに上位の分岐装置の通信を妨げることなく下位の分岐装置に再びＩＤを割り当てるＩＤ再割当方法を図１１を用いて説明する。
【０１０８】
▲１▼ 分岐装置３−２は、上流側の異常を監視し、上流側に障害を検出すると自己のＩＤを“０”にするとともに、下位の分岐装置に対してＧＦＣを“１５”に設定したマルチキャストセルであるＩＤリセット要求を送信する。
▲２▼ ＩＤリセット要求を受信した下位の分岐装置は、自己のＩＤをリセットして“０”とするとともに、端末側レイヤ１を非活性にして分岐装置としての稼働を休止する。
▲３▼ 障害が復旧したり分岐装置のプログラムが再起動されたときに、ＩＤが“０”の分岐装置からＧＦＣを“０”に設置した、ＩＤ割当手順の実行を依頼するＩＤ要求がＭＢＵ１２に定期的に繰り返し送出される。
このような動作を行わせるために各分岐装置を、障害が発生した分岐装置がプログラムを立ち上げたとき（障害が復旧したとき）にＩＤ＝０の各分岐装置がＩＤ要求を出す構成にしておくことが必要である。
▲４▼ このＩＤ要求を受信したＭＢＵ１２は、全ての分岐装置に対してＧＦＣを“１５”に設定したマルチキャストセルを用いて、ＩＤ割当てを開始する旨を意味するＩＤ割当確認通知を送出する。
ＩＤ割当確認通知を受信した分岐装置は、ＩＤ要求の繰返し送出を停止する。▲５▼ 次いで、ＭＢＵ１２は、ＧＦＣにＩＤ＝１を設定したＩＤ割当状況を確認するＩＤ割当確認要求を送出する。
自己のＩＤが設定済みの分岐装置（ＩＤ＝１）は、自己宛のＩＤ割当確認要求を受信すると、ＧＦＣに自己のＩＤ＝１を設定したＩＤ設定済みを意味するＩＤ割当確認応答を送出する。
▲６▼ ＩＤ割当確認応答（ＩＤ＝１）を受信したＭＢＵ１２は、ＩＤ＝１の割当てを確認し、次いで、ＧＦＣにＩＤ＝２を設定したＩＤ割当状況を確認するＩＤ割当確認要求を送出する。
ＩＤ＝２を有する分岐装置が存在しない場合は、ＩＤ割当確認要求はＭバス上を折り返してＭＢＵ１２へ戻ってくる。
▲７▼ ＩＤ割当確認要求（ＩＤ＝２）を受信したＭＢＵ１２は、ＩＤ＝２が割り当てられていないことを確認すると、ＧＦＣを“０”に設定したセルを用いて、ＩＤ＝２であるＩＤ割当要求を下りバス上に送出する。
▲８▼ ＩＤ割当要求を下りバス上に受信したＩＤを消去した分岐装置（（ＩＤ＝１の分岐装置のすぐ下位にある）は、ＧＦＣ＝０が自己のＩＤ＝０と一致することでＩＤ割当要求セルを取り込み自己のＩＤを“２”に設定し、ＧＦＣに自己のＩＤ＝２を設定した、ＩＤ設定完了を通知するＩＤ割当応答をＭＢＵ１２へ送出する。
▲９▼ ＩＤ割当応答（ＩＤ＝２）を受信したＭＢＵ１２は、ＧＦＣにＩＤ＝３を設定したＩＤ割当状況を確認するＩＤ割当確認要求を送出し、次の分岐装置のＩＤ割当を実行する。
以下、同様の手順で下位の分岐装置に順次老番のＩＤを設定して全ての分岐装置にＩＤ番号を割り当てる。
【０１０９】
このＩＤ再割当方法によれば、Ｍバスをループバックした分岐装置から上位の分岐装置は、下位での障害発生時にも通信を実行することができる。
さらに、下位の障害が復旧したり下位の分岐装置のプログラムが立ち上げられたときにも、上位の分岐装置に新たにＩＤを割り当てる必要がないので上位の分岐装置の通信などの動作を阻害することなく、下位の全ての分岐装置にＩＤを再び割り当てることができる。
【０１１０】
【発明の効果】
本発明によれば、下りバスの終端が折り返されて上りバスとされたＡＴＭ−Ｍバス方式において、Ｍバス上に障害が発生したときに、上位の分岐装置は障害を受けることなく動作を継続することができる。
【０１１１】
さらに、本発明によれば、上記した障害が復旧したときに、上位の分岐装置の動作を阻害することなく下位の分岐装置にＩＤを、自動的に再び割り当てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明にかかるＡＴＭ−Ｍバス方式の構成概念を示す概念図。
【図２】本発明にかかるＡＴＭ−Ｍバス方式に用いる分岐装置１５５Ｍの構成を示すブロック図。
【図３】本発明にかかるＡＴＭ−Ｍバス方式に用いる分岐装置２５Ｍの構成を示すブロック図。
【図４】本発明にかかるＡＴＭ−Ｍバス方式に用いるＭＢＵの構成を示すブロック図。
【図５】本発明にかかるＡＴＭ−Ｍバス方式に用いるＭＢＵのＡＴＣにおけるＧＦＣ／ＶＰ／ＶＣの変換処理を説明する説明図。
【図６】本発明にかかるＡＴＭ−Ｍバス方式に用いるＭＢＵの機能構成を示す機能ブロック図。
【図７】本発明にかかるＡＴＭ−Ｍバス方式に用いるＭＢＵの動作を説明するフロー図。
【図８】本発明にかかるＡＴＭ−Ｍバス方式に用いるＯＡＭセルの構造を示す図。
【図９】本発明にかかるＡＴＭ−Ｍバス方式における障害発生個所を示す図。
【図１０】本発明にかかるＡＴＭ−Ｍバス方式におけるＩＤ自動割当シーケンスを説明するフロー図。
【図１１】本発明にかかるＡＴＭ−Ｍバス方式におけるＩＤ再割当シーケンスを説明するフロー図。
【図１２】先願にかかるＡＴＭ−Ｕバス方式の構成概念を示す概念図。
【符号の説明】
１Ｍバス主装置（ＡＴＭ交換装置）
１１ＡＴＭスイッチ
１２ＡＴＭ−Ｍバス１５５Ｍｂｐｓインタフェースユニット（ＭＢＵ）
１２０ＧＦＣ／ＶＰ／ＶＣ変換手段（ＡＴＣ）
１２１セル分岐挿入制御部（ＰＬＤ）
１２２ＡＴＭユニットＬＳＩ
１２３光／電気変換用インタフェース
１２４Ｆ−ＲＯＭ
１２５Ｓ−ＲＡＭ
１２６ＣＰＵ
１２７ＬＥＤ表示部
１２８ＰＬＬ回路
１３２５Ｍｂｐｓ端末インタフェースユニット
１４ＬＡＮインタフェース
１５Ｎ−ＩＳＤＮ基本インタフェースユニット
１６２５Ｍｂｐｓノード間インタフェースユニット
１７三者会議ユニット
１８音声通話タイプ変換ユニット
１９中央制御ユニット（ＣＣＵ）
２Ｍバス
２１折り返し装置
３分岐装置
３０光／電気変換用インタフェース
３１ＡＴＭユニットＬＳＩ
３２セル分岐挿入制御部（ＰＬＤ）
３３ＰＬＤ制御用ＲＯＭ
３４Ｆ−ＲＯＭ
３５ＲＡＭ
３６ＣＰＵ
３７ＬＥＤ表示装置
３８ＡＣ／ＤＣコンバータ
３９リセット回路
６１００Ω銅線ケーブル（ＵＴＰ）[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a bus system applied to an ATM (Asynchronous Transfer Mode) exchange system, and more particularly to a multimedia bus (M bus) system for exchanging data between terminals accommodated in an ATM exchange.
[0002]
[Prior art]
The present applicant has filed Japanese Patent Application No. 9-10231. (JP-A-10-210045) ) Application, comprises a main device having an ATM switch and an ATM 155 Mbps interface, and a plurality of branching devices accommodated in series with the main device. The branching device accommodates a terminal device and has an upstream bus of the ATM 155 Mbps interface. A bus system called "ATM-U bus system" is proposed, which is connected to a downstream bus, and the downstream end of the downstream bus is turned up to be an upstream bus.
The U-bus main unit used in this bus system converts all voice / image / data into ATM cells, has a unique 155-Mbps port with an original ATM bus interface (I / F), and accommodates a plurality of standard ATM terminals under its control. In addition, this is an ATM device for small offices, in which a high-speed ATM terminal is directly accommodated in its port to perform exchange processing centrally.
[0003]
FIG. 12 shows a configuration of a U-bus main device for a small-scale business employing the U-bus system. The U bus main unit 1 has a function as an ATM switching device, and is configured to include an ATM switch (ATM-SW) 11 and an ATM interface 12 ′ with U-GFC control of 155 Mbps, and further illustrated in FIG. Is omitted, a 100 Mbps LAN interface, an existing WAN interface, a control unit, and a power supply unit including a storage battery are configured.
[0004]
The ATM switch (ATM-SW) 11 is the same as a normal ATM switch, and has eight 155 Mbps ports in this embodiment.
[0005]
The 155 Mbps ATM interface 12 ′ of the U bus main unit (ATM exchange) 1 is an interface package that can directly accommodate the U bus 2, the ATM 155 Mbps terminal, and the ATM 155 Mbps line, and uses the GFC portion provided in the header of the ATM cell. It has a U-GFC control function.
The ATM interface 12 'is a VP / VC conversion means for converting a GFC, a virtual path (VP), and a virtual channel (VC) in an ATM cell and adding a tag for switching, and a user network interface of an ATM 155 Mbps specification. A 155 Mbps ATM unit, an optical / electrical conversion interface, an SRAM storing a reference table (including GFC) for VP / VC conversion, and a U-GFC control unit for performing U-GFC control of transmission / reception cells, For example, it is formed in a card-shaped package.
The U-GFC control unit includes a FIFO memory for a down cell that stores an ATM cell (down cell) ID to be sent to a down bus, and an up cell that records an up cell ID received from the up bus. FIFO memory And comparing means for checking whether the downlink cell ID stored in the downlink cell FIFO memory matches the uplink cell ID recorded in the uplink cell FIFO memory.
[0006]
The ATM 155 Mbps interface 12 ′ is connected to an ATM bus 2 called a U bus, an ATM terminal, another ATM exchange via an ATM-PNNI, and an ATM-WAN via an ATM-UNI.
An existing LAN network of 100 Mbps is connected to the LAN interface.
Further, an ISDN line or an analog line, a dedicated line, an OCN, and the like are connected to the existing WAN interface.
[0007]
The control unit performs exchange control and package control of the U bus main device 1 and control of network management.
[0008]
The U bus 2 is a bus to which an ATM terminal can be connected, and is accommodated in an ATM 155 Mbps interface with U-GFC control 12 ′. For example, a 25 Mbps ATM key telephone (ATM-KT), which is a multi-function key telephone, such as a plurality of multimedia terminals and image terminals, is connected to the U bus 2 via branching devices 3-1 to 3-2. ) 51, 155 Mbps ATM terminal 52, 3.1 KHz audio (64 Kbps) analog telephone 53, ISDN terminal 54, 25 Mbps ATM terminal 55 are connected via branching device 3, analog telephone 53, ISDN terminal 54, etc. An ATM terminal 52 such as a 155 Mbps server / computer is connected via the terminal branching device 3-3.
[0009]
For example, a plurality of these terminals are connected in consideration of the traffic capacity of the U bus 2 of 155 Mbps.
[0010]
The ATM key telephone has a CLAD inside the telephone, and is connected to the U bus 2 by an ATM 25 bps interface.
[0011]
As described above, in the ATM-U bus system, an identifier is assigned to each branch device, and the identifier of the destination branch device of the ATM cell is added to the GFC (general flow control) field of the header of the ATM cell sent from the main device. This is a method of giving and sending.
Further, the ATM-U bus system allows the branching device to branch the cell addressed to itself and send it to the terminal device. When there is no transmission data from the terminal device accommodated in the branching device, the branching device receives the cell. Deletes the identifier of the self-addressed cell and sends it to the downstream node as an empty cell. When there is transmission data from the terminal device accommodated in the branching device, the transmission data is transmitted to the self-addressed cell or the empty cell received by the branching device. And send it out.
[0012]
In the ATM-U bus system, a plurality of transmission buffers for temporarily storing transmission data from a terminal device are provided in a branching device, and when the value of the transmission buffer reaches a predetermined value, a cell addressed to the branching device is transmitted. The main unit is sent back to the main unit as an "SOS" cell, and upon receiving the "SOS" cell, the main unit is forcibly transmitting a reserved vacant cell in which the identifier of the branching unit is assigned to a downstream cell other than the shared channel. .
[0013]
A branching device used in the ATM-U bus system is connected to the ATM-U bus, has an upstream interface, a downstream interface, and an input / output interface to a terminal device, and is added to a header of a received ATM cell. A bus control means having a function of extracting the assigned identifier and branching the cell destined for itself, a cell disassembly / assembly (CLAD) function, and a cell insertion function for placing transmission data in a cell destined for itself or an empty cell. .
[0014]
The ATM 155 Mbps interface used for the ATM-U bus system is connected to an ATM bus and stores a FIFO memory for storing an identifier attached to a GFC of an ATM cell transmitted to a downstream bus, and an identifier attached to a GFC of an ATM cell received on an upstream bus. And a means for comparing the identifier attached to the GFC of the ATM cell transmitted to the downstream bus with the identifier attached to the GFC of the ATM cell received on the upstream bus, and transmitting the data to the downstream bus. The function of allocating an empty cell designating a terminal device to the downstream bus when the identifier provided to the GFC of the ATM cell received on the upstream bus is not stored and the identifier provided to the GFC of the ATM cell received on the upstream bus is stored. I have.
[0015]
This ATM-U bus system can be realized by using a standard ATM-switch (SW). In each 155 Mbps interface of the main unit, the above-mentioned "M-GFC flow control" is ignored or invalidated. , A standard ATM 155 Mbps port, the terminal device of each branching device can transmit fairly and efficiently, and the characteristics such as the maximum delay of the cell can be guaranteed to the maximum.
Symmetric services such as existing terminals such as voice can be guaranteed to be transmitted only by the receiving cells of the terminal.
For asymmetric services such as server access and Internet access, U-GFC flow control and "SOS" cells enable effective use of cells.
Terminal devices on the U bus can perform "multicast" communication.
It is possible to connect terminal devices to a multipoint under the branch device.
By connecting a branching device with CLAD, existing terminal devices can be directly accommodated.
Since almost no software processing of the U bus system is required other than the initial setting, OAM management, and U bus management, the U bus system can be easily realized.
The hardware only provides an ATM 155 Mbps interface, and only increases the UTOPIA bus control, cell insertion / branching, and buffer processing. Therefore, the U bus system can be easily realized.
This is a method that provides an excellent effect.
[0016]
In the above-mentioned ATM-U bus system, in order to control the branching devices connected to the bus, it is necessary to allocate a unique identifier to each branching device. Had to be set manually.
As described above, the manual assignment of the identifier causes an error in the assignment of the identifier, and it is necessary to individually manage the branching devices connected to the U bus.
[0017]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention provides a maintenance operation method for securing the operation of a higher-order branch device in the event of a failure in the M bus in the above-described ATM-U bus (hereinafter, referred to as an M bus) system. In addition, when a failure occurred in the M bus is recovered or when a branch device accommodated in the M bus starts a program, the operation of the upstream branch device is prevented without interrupting the operation of the upstream branch device. It is an object to provide a method for reassigning an ID.
[0018]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the present invention provides an M bus interface unit accommodated in an ATM exchange, and an M bus comprising both ends accommodated in the M bus interface unit and turned down at the farthest end. And an ATM-M bus system maintenance and operation method comprising a plurality of branching devices connected in series to the down bus and the up bus of the M bus, respectively, wherein the branching device constantly monitors for a fault, and A loopback is formed in the upper branch device.
[0019]
According to the present invention, in the maintenance and operation method for the ATM-M bus system, the branching device that detects an input signal loss (LOS) or a loss of frame synchronization (LOF) on the downstream bus clears its own ID to “0”; The lower order device sends a multicast cell ID reset request and sends a far end reception failure (FERF) signal to the upper position, and the upper branch device that receives the far end reception failure (FERF) signal loops in its own branch device. Back is set, all cells addressed to the lower branch device are discarded at the receiving end, the lower side is separated, and a loopback execution notification (LBA) is sent to the M bus interface.
[0020]
Further, according to the present invention, in the maintenance operation method of the ATM-M bus system, the branching device that detects an input signal loss (LOS) or a loss of frame synchronization (LOF) on the upstream bus is provided with a lower alarm display signal (AIS). , Set a loopback in its own branching device, discard all cells addressed to the lower branching device at the receiving end, disconnect the lower side, and send a loopback execution notification (LBA) to the M bus interface. I did it.
[0021]
Further, in the maintenance and operation method for the ATM-M bus system according to the present invention, the highest-order branching device that detects an input signal loss (LOS) or a loss of frame synchronization (LOF) on the downstream bus may set its own ID to “ When the M bus interface unit that has cleared the “0” and sends a multicast cell ID reset request to the M bus interface unit and sends a far end reception failure (FERF) signal to the M bus interface unit and receives the far end reception failure (FERF) signal, In addition, information equivalent to loopback using the control cell is notified to the central control unit (CCU) of the M bus main unit.
[0022]
In the maintenance and operation method for the ATM-M bus system according to the present invention, the M bus interface unit that detects an input signal loss (LOS) or a loss of frame synchronization (LOF) on the upstream bus includes an alarm display signal (AIS) on the downstream bus. ) Is transmitted, and information equivalent to loopback using the control cell is notified to the central control unit (CCU) of the M bus main unit.
[0023]
In order to solve the above-mentioned problem, the present invention provides an M bus interface unit accommodated in an ATM exchange, and an M bus comprising both ends accommodated in the M bus interface unit and turned down at the farthest end. And an ATM-M bus system comprising a plurality of branching devices connected in series to the M bus, wherein when a failure occurs in the M bus, a loopback is formed in a branching device higher than the failure point. In an ATM-M bus ID reassignment method for re-assigning an ID to a lower branch device at the time of failure recovery in an ATM-M bus system that secures communication on the upper side, the branch device always detects the upper failure. The branching device that monitors and detects the upper-side failure sets its own ID to “0” and sends the ID to the lower-level branching device by the multicast method. It sends a reset request, lower branch device which has received the ID reset request to reset the own ID to "0" periodically ID request Is transmitted to the M bus interface unit.
[0024]
Further, according to the present invention, in the ATM-M bus system ID reassignment method, upon receiving the ID request from the branching device, the M bus interface unit sends an ID assignment confirmation notification requesting a temporary suspension of the ID assignment request. Then, when an ID assignment confirmation request carrying an ID number is sequentially transmitted on the downstream bus in ascending order from a younger ID number, and an ID assignment confirmation request of the transmitted ID number without an ID assignment confirmation response is received on the upstream bus. Then, an ID assignment request of the ID number is transmitted to the down bus.
[0025]
Also, in the present invention, in the above-described ID reassignment method for the ATM-M bus system, the branching device having its own ID “0” that has received the ID assignment request on the downlink bus takes in the ID and assigns an empty cell downstream. In addition to the transfer, an ID assignment response is sent to the M bus unit.
[0026]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of an ATM-M bus identification number assigning method according to the present invention will be described with reference to the drawings.
[0027]
The present invention employs a system based on the ATM-U bus system according to the above-mentioned prior application, and includes a multimedia bus (hereinafter, referred to as M bus), an M bus interface unit (hereinafter, referred to as MBU), and a terminal. The present invention relates to an ATM-M bus system including an interface branching device (hereinafter, simply referred to as a branching device).
The branching device used for the ATM-M bus system according to the present invention is a branching device that can support multimedia such as an ATM 25 Mbps terminal device and an ATM 155 Mbps terminal device, and is a 25 Mbps ATM terminal device such as an ATM button telephone and a 155 Mbps dedicated ATM terminal. It accommodates devices and general-purpose ATM terminal devices. The MBU transmits and receives ATM cells to and from the branching device.
[0028]
The outline of the ATM-M bus system according to the present invention will be described with reference to FIG.
The ATM-M bus system includes an M bus main unit 1, an 155 Mbps M bus 2, and a plurality of branching devices 3 connected in series to the M bus. The branching device 3 has a 25 Mbps ATM-KT51. A 155 Mbps ATM terminal device 52, a 25 Mbps ATM terminal device 55, and the like are accommodated through the connection line 6.
[0029]
The M bus main unit 1 has a function as an ATM switch, and includes an ATM switch (ATM-SW) 11, an MBU 12 serving as a gateway for accommodating the M bus 2 in the ATM switch, and an N-ISDN basic interface unit 15. And a central control unit (CCU) 19.
Further, the M bus main unit 1 has a 25 Mbps terminal interface unit 13, a LAN unit 14, a 25 Mbps inter-node interface unit (25MNU) 16, a three-way conference unit (CNFU) 17, a voice call type conversion unit (VTU) 18, and the like. be able to.
[0030]
The M bus 2 includes a down bus and an up bus connected to the MBU 12, and a plurality of branching devices 3 are connected in series. The down bus is turned up at the turn-up portion 21 provided at the end to be an up bus.
The M bus 2 is configured as a 155 Mbps ATM bus using a multimode optical fiber (hereinafter, referred to as MMF) or a copper cable of 100Ω (hereinafter, referred to as UTP).
In the branching device 3-n at the farthest end from the MBU 12, the downstream bus and the upstream bus of the M bus 2 are connected in a U-shape by the turnback unit 21. The cell transmitted from the MBU 12 to the downstream bus is looped back by the loopback unit 21 and returns to the MBU 12 on the upstream bus.
[0031]
The branching device 3 is connected to the down bus and the up bus of the M bus 2 composed of the MMF, and has a function of relaying ATM cells received on the down bus downstream and a function of relaying ATM cells received on the up bus upstream. It has a function of taking in an ATM cell addressed to itself received on a down bus, and a function of sending data from a terminal device on an empty cell.
Further, the branching device 3 has a function of acquiring and managing the VPI / VCI of the corresponding user cell by signaling, a GFC control function of the corresponding user cell, and a failure monitoring function of the M bus and the terminal interface port.
Further, the branching device 3 has a 155 Mbps terminal interface port or a plurality of 25 Mbps terminal interface ports.
Each branching device 3 accommodates a 25 Mbps ATM key telephone (ATM-KT) 51, a 25 Mbps ATM standard terminal device 55, a 155 Mbps ATM standard terminal device 52, a general-purpose ATM terminal device supporting the Q2931, and the like.
A maximum of 14 branching devices 3 are connected in series.
[0032]
The branching device 3 includes a branching device 155M having a terminal interface port of 155 Mbps and a branching device 25M having a terminal interface port of 25 Mbps.
The branching device 155M is a branching device for connecting one port of a 155 Mbps ATM terminal device to the M bus 2 provided by the MBU 12.
The branching device 25M is a branching device for connecting one port of a 25 Mbps ATM button telephone or an ATM standard terminal device to the M bus 2 provided by the MBU 12.
The branching device 155M and the branching device 25M can be accommodated on a single M bus and accommodate up to 14 devices.
[0033]
The block configuration of the branching device 155M will be described with reference to FIG.
The branching device 3 includes three optical / electrical conversion interfaces 30 connected to the M bus 2 and the 155 Mbps ATM terminal, three 155 Mbps ATM UNI LSIs 31-1, 31-2, 31-3, and a cell branching / insertion control unit. , A programmable logic device (PLD) 32, a PLD control ROM 33, an F-ROM 34, a RAM 35, a CPU 36, an LED display unit 37, an AC / DC converter 38, and a reset. And a circuit 39.
The optical / electrical conversion interface 30 is configured by a pulse transformer when the M bus 2 is configured by UTP.
[0034]
The block configuration of the branching device 25M will be described with reference to FIG.
The branching device 3 includes two optical / electrical conversion interfaces 30 connected to the M bus 2, two 155 Mbps ATM UNI LSIs 31-1 and 31-2, one 25 Mbps ATM UNI LSI 31-3, and a PLD 32. , A PLD control ROM 33, an F-ROM 34, a RAM 35, a CPU 36, an LED display 37, an AC / DC converter 38, a reset circuit 39, and a pulse transformer 30PT connected to a 25 Mbps ATM terminal. Be composed.
The optical / electrical conversion interface 30 is configured by a pulse transformer when the M bus 2 is configured by UTP.
[0035]
The configuration of the M bus interface unit (MBU) 12 will be described with reference to the block diagram of FIG.
The MBU 12 includes two GFC / VP / VC conversion units (ATC) 120, a PLD 121, a 155Mbps ATM UNI LSI 122, an optical / electrical conversion interface 123, an F-ROM 124, an S-RAM 125, a CPU 126, and an LED. It has a display section 127 and a PLL circuit 128.
[0036]
The PLD 121 includes a tag deletion unit 1211, two M-GFC control units 1212, two AAL5 processing units 1213, a reset circuit 1214, an OAM circuit 1215, and a tag insertion unit 1216. Is done.
[0037]
The GFC (4 bits) of the ATM cell is a field that is not used in the end-to-end function without being defined in the NNI (Network Node Interface) and is used only in the UNI part.
In the M bus 2 of the present invention, a plurality of branching devices 3 are connected in series, and only between the branching devices (M bus section), the identification number (hereinafter, referred to as ID) of each branching device is assigned to the 4 bits of the GFC of the ATM cell header. Is mounted, and routing is performed using the ID mounted on the GFC.
[0038]
In this specification, the GFC control protocol in the ATM-M bus system is defined as an M-GFC control protocol.
The M-GFC control protocol is a bus control protocol realized by the hardware of the MBU 12 and the branch device 3 (partially through software). The prerequisites for realizing the M-GFC flow control are shown below.
The bus transmitted from the MBU 12 is referred to as a down bus, and the bus returned to the MBU 12 by the farthest branching device 3-n is referred to as an up bus.
The identifier ID of each branch device 3 is determined by an identifier automatic assignment process from the MBU 12 described later.
In the transmission and reception of ATM cells on the bus by the branching device 3, the reception cells can be fetched only from the downstream bus, and the transmission cells can be set to either empty cells on the downstream bus or the upstream bus. However, transmission has priority on transmission to the upstream bus.
[0039]
The cell type managed by the M bus is defined by GFC / VP / VC. Table 1 shows the contents of the definition.
[0040]
[Table 1]

[0041]
As shown in Table 1, ATM cells whose GFC / VP / VC are set to “0/0/0” are empty cells, and all payloads are repeated “6Ah”.
The cell whose GFC / VP / VC is set to “0 / VPI / VCI” is an SOS cell from the branching device, and is made by setting the GFC of the data cell to “0”.
A cell whose GFC / VP / VC is set to “ID / 0/0” is a reserved vacant cell whose branching device is specified by the ID, and is transmitted from the MBU to the downstream bus.
A cell whose GFC / VP / VC is set to “ID / VPI / VCI” is a transmission or reception data cell in which the branching device is specified by the ID.
A cell whose GFC / VP / VC is set to “ID / VPI / VCI” is a control cell between the multibus interface unit MBU and the branching device, and uses a VPI / VCI value dedicated to control.
Cells in which GFC / VP / VC is set to “15 / VPI / VCI” are multicast transmission and reception data cells from the branching device.
A cell in which the GFC / VP / VC is set to “ID / 0/5” is a transmission and reception point-point signaling cell in which the branching device is specified by the ID.
A cell whose GFC / VP / VC is set to “ID / VPI / 3” is a dedicated cell at the time of a failure, and is a transmission or reception point-point corresponding VP OAM cell in which a branching device is specified by an ID. Yes, it is.
The cell whose GFC / VP / VC is set to “ID / VPI / 4” is a dedicated cell at the time of a failure, and is a transmission or reception point-point corresponding VP OAM cell in which a branching device is specified by an ID, and an end-cell. It corresponds to the end.
[0042]
The GFC of a cell flowing between the MBU-ATM switch and between the branching device and the terminal device is configured by “0”.
[0043]
Next, the MBU protocol will be described.
In the MBU 12, a conversion table including an upstream routing table and a downstream routing table is formed. The upstream routing table is a table for mutually converting GFC (ID) / VP / VC of a call in communication on the bus into GFC / VP / VC for ATM switch management. The downstream routing table is a table for mutually converting the ATM switch management GFC / VP / VC into the GFC (ID) / VP / VC of the call being communicated on the bus.
These routing tables are managed by the maximum number of connections on the M bus and based on data determined by the CCU.
These routing tables also insert and remove switching tags for ATM switch replacement.
[0044]
A basic conversion rule and a conversion method using a routing table in the ATC 120 will be described with reference to Table 2 and FIG.
Table 2 (A) is a conversion on a shared channel for signaling cells and OAM cells, Table 2 (B) is a conversion on a user channel for user cells, and Table 2 (C) is a multicast cell. Conversion on the user channel.
[0045]
[Table 2]

[0046]
In the shared channel for signaling cells and OAM cells, in the upstream direction, for GFC / VP / VC, the “ID number / 0 (fixed) / VCI” of the cell on the M bus is used for the cell between the MBU and the ATM switch. To “0 (fixed) / VPI (for CCU management) / VCI (for CCU management)”. On the other hand, in the case of a downstream cell, for GFC / VP / VC, “0 (fixed) / VPI (for CCU management) / VCI (for CCU management)” of the cell between the ATM switch and the MBU is replaced with “ID” of the cell on the M bus. Number / 0 (fixed) / VCI ".
[0047]
In the user channel for the user cell, in the upstream direction, for GFC / VP / VC, the “ID number / VPI / VCI” of the cell on the M bus is set to “0 (fixed)” for the cell between the MBU-ATM switch. / VPI (for CCU management) / VCI (for CCU management) ". On the other hand, in the case of a downstream cell, for GFC / VP / VC, “0 (fixed) / VPI (for CCU management) / VCI (for CCU management)” of the cell between the ATM switch and the MBU is replaced with “ID” of the cell on the M bus. No./VPI/VCI ".
[0048]
In the user channel for the multicast cell, no conversion work is performed in the uplink direction, and in the downlink cell, GFC / VP / VC is set to "0 (fixed) / VPI (CCU) of the cell between the ATM switch and the MBU. Management / VCI (for CCU management) "to" 15 / VPI / VCI "of the cell on the M bus.
[0049]
The operation of the GFC / VP / VC conversion means (ATC) 120 provided in the MBU 12 will be described with reference to FIG. Here, the ATC 120-2 which converts a 53-byte ATM cell input from the upstream bus into a 56-byte ATM cell to be transmitted to the ATM switch 11 is exemplified.
The ATC 120-2 reads the GFC / VP / VC from the 53-byte ATM cell input from the M bus, inserts the switching tag space, and obtains the GFC / VFC for the output cell obtained by referring to the conversion table # 2 1202. The VP / VC / switching tag is set in the input cell and transmitted to the ATM switch 11 as a 56-byte output cell.
The operation of the ATC 120-1 for converting a 56-byte ATM cell from the ATM switch 11 into an ATM cell to be transmitted to the M bus 2 as a 53-byte ATM cell is performed in substantially the same manner as described above.
[0050]
Hereinafter, the MBU protocol will be described with reference to FIG. The MBU 12 has a downlink routing table (ATC # 1) 1201, an uplink routing table (ATC # 2) 1202, a tag space deletion function 1211, a GFC control function 1212, and a tag space insertion function 1216.
[0051]
In the MBU 12, the 56-byte ATM cell received from the ATM switch 11 is converted from the above-mentioned GFC / VP / VC with reference to the downlink routing table (ATC # 1) 1201. The space is deleted, and the data is transmitted to the downstream bus as a 53-byte ATM cell.
[0052]
In the MBU 12, the 53-byte ATM cell received on the upstream bus from the branching device 3 is provided with a switching tag space by the tag space insertion function 1216, and refers to the upstream routing table (ATC # 2) 1202 to exchange the ATM switch. To the GFC / VP / VC for use, a switching tag is added, and the packet is sent to the ATM switch 11 as a 56-byte exchange ATM cell.
[0053]
When receiving the SOS cell (GFC = 0) from the branching device 3 on the upstream bus, the MBU 12 searches the VP / VC value for the branching device ID, that is, the GFC, and stores it in the GFC of an empty cell to the downstream bus. 3 is set and transmitted as a "reserved cell" specifying the branching device. This SOS cell is used for the purpose of receiving buffer size from the terminal device, guaranteeing the maximum delay, suppressing burstiness, and the like. The process for the SOS cell will be described in detail later in the description of the protocol of the branching device 3.
[0054]
The MBU 12 stores a plurality of, for example, 42 cells of transmission IDs of ATM cells transmitted to the downstream bus in the FIFO memory in order to cope with traffic having burst characteristics. At the same time, a configuration is provided in which the reception ID of one ATM cell received from the upstream bus is stored for one cell, and the reception ID is compared with the transmission ID of the FIFO. This configuration constitutes the following hardware logic.
[0055]
Response to constant velocity traffic
If the reception ID and the transmission ID match, traffic at the same speed in both transmission and reception is flowing. Therefore, the communication is continued without any particular operation, and only the transmission ID / reception ID is cleared.
[0056]
Correspondence to downlink bursty asymmetric traffic
When the transmission ID to the downstream bus is recorded but the reception ID of the upstream bus is not recorded, since the data is download data to the terminal device accommodated in the branching device, that is, the downstream burst, the communication is continued as it is. do nothing.
[0057]
Correspondence to uplink bursty asymmetric traffic
If the reception ID of the upstream bus is recorded, but the transmission ID of the downstream bus is not recorded, it means that bursty traffic has occurred from the terminal device accommodated in the branching device. A "reserved empty cell" is newly assigned to the downstream bus.
[0058]
As described above, it is possible to dynamically cope with either symmetric traffic or asymmetric traffic of the terminal device.
[0059]
(Branch device protocol)
Hereinafter, the branch device protocol will be described.
The branching device 3 has a relay function of regenerating an ATM cell received from the upstream node and transmitting the ATM cell to the downstream node, and monitors the ID of the ATM cell flowing through the downstream bus and / or the upstream bus, that is, the GFC, and transmits the ATM cell addressed to itself. A transmission buffer and a reception buffer for transmitting and receiving data to and from a terminal device accommodated therein are provided.
[0060]
The operation mode of the hardware of the branching device 3 will be described with reference to FIG.
When an ATM cell is received in the reception buffer of the upstream node downlink bus (S1), it is determined whether or not the reception cell is an empty cell (S2). If it is not an empty cell, it is determined whether or not it is a multicast cell by referring to the GFC (S3). If it is not a multicast cell, it is determined whether or not it is an ID cell assigned to itself (S4).
If the ID cell is a self-assigned ID cell, the GFC is cleared to "0" (S5), converted to the UNI format and stored in the transmission buffer addressed to the terminal device (S6), and the received ATM cell is converted to an empty cell (GFC = 0, VP = 0 and VC = 0) (S7), and sends it to the downstream node.
[0061]
If it is determined in step S3 that the received cell is a multicast cell (GFC = 15), the received cell is copied (S8), the process proceeds to step S5, and the received cell is relayed as it is (S9). The packet is sent to the bus (S10) and relayed to the downstream node.
[0062]
If it is determined in step S2 that the received ATM cell is a vacant cell, it is determined whether or not there is transmission data from the branching device (S11). If there is no transmission data, the fetched ATM cell is replaced with a vacant cell (GFC). = 0, VP = 0, VC = 0) and sends it to the downstream node (S10).
[0063]
On the other hand, when the transmission data is sent from the terminal device accommodated in the branching device 3 to the terminal reception buffer (S12), it is determined whether the number of transmission data stored in the reception buffer is larger than “3”, for example. Then, if it is larger, the GFC is set to "0" (S14), and the GFC (= 0) and the VPI / VCI are put on an empty cell and transmitted to the MBU 12 as an SOS cell.
[0064]
The branching device 3 is provided with a reception buffer capable of receiving transmission data of 10 cells from the terminal device, and the number of transmission data (ATM cells) received in the reception buffer is set to a certain value “3”. Only when it has reached, the SOS cell is transmitted once and the reception buffer count value is decremented to "2". By transmitting the SOS cell, a “reserved empty cell” in which the branch device is forcibly specified by the MBU 12 is generated, and the zone of the terminal reception buffer of the branch device is eliminated.
When the SOS cell method is not used, it is necessary to provide a buffer for storing data of 18 cells or more.
[0065]
The branching device 3 monitors whether there is transmission data from the terminal device (S15), and when there is transmission data, first determines whether there is an uplink free cell (S16). If there is no uplink empty cell, it is monitored whether there is a downlink empty cell (S17). If there is a downlink empty cell, transmission data and its own ID are set in the GFC (S18). Then, the ATM cell is transmitted to the down bus (S10).
If there is an upstream empty cell in the monitoring in step S16, the transmission data and its own ID are set in the GFC in this empty cell (S25), and the ATM cell is transmitted to the upstream bus (S26).
[0066]
The transmission data is configured to be transmitted to an empty cell of the upstream bus so that the transmission data can be transmitted to the empty cell generated by the downstream node.
When an ATM cell is received by the upstream bus reception buffer (S19), it is determined whether or not the cell is an empty cell (S20). If it is not an empty cell, it is determined whether or not the GFC is "15", that is, whether or not the cell is a multicast cell ( S21) If it is not a multicast cell, the received ATM cell is relayed as it is (S22), and the ATM cell is transmitted to the up bus (S26).
If the result of determination in step S21 is that the ATM cell received from the upstream bus, that is, the downstream node, is a multicast cell, it is a branching device located farthest from the MBU 12, so an empty cell is immediately created and the multicast cell disappears. (S23).
If this process is selected, if there is a vacancy in both the up bus and the down bus, the up vacant cell is used preferentially.
[0067]
(Multicast)
Hereinafter, the multicast will be described.
As a control unique to the key telephone system, there is a broadcast communication mode (multicast) for notifying a plurality of terminal devices of the same information. In order to enable multicasting on the M bus, "15" is assigned to the GFC of the multicast cell, which is a dedicated cell for multicasting, and the branching device and the ATM button telephone are operated as follows.
{Circle around (1)} The branching device monitors the ATM cells GFC received on the downlink bus, unconditionally fetches the multicast cells having the GFC of “15”, and relays them to the downstream as they are without making the cells empty.
{Circle around (2)} The branching device CPU 36 clears the GFC of the received multicast cell to “0”, copies the multicast cell to all the terminal devices under the branching device, and transmits it.
In the case of selecting a terminal device that sends out a multicast cell, the branching device 3 needs all signaling information of each terminal device, which increases the hardware configuration.
{Circle around (3)} The ATM key telephone is configured so that only the terminal device specified by separate signaling takes in and the others are discarded.
{Circle around (4)} Since the branching device that has received the multicast cell on the upstream bus does not need to relay this cell to the upstream node, the branching device discards the cell and prevents circulation of the multicast cell.
[0068]
(Maintenance operation of M bus)
Next, a description will be given of an operation, administration and maintenance (hereinafter, referred to as OAM) function of the M bus.
The OAM function is defined as being able to be classified into the following five as failure and performance management means in the network management function.
Performance monitoring function: Function to monitor performance by means of continuous or periodic measurement in time
Defect and failure detection function: A function that detects deterioration in performance by means of continuous or periodic measurement in time
System protection function: A function to recover a failed transmission site by closing, disconnecting, or switching to a spare.
Failure information or report information transfer function: Function to notify performance and failure information to other management parts as display parameters or signals
Failure point identification function: Function to identify failure points using special test methods, etc.
[0069]
Since the M bus is a form in which a plurality of branch devices are connected in series to a reciprocating bus turned back at the farthest branch device, if the bus is disconnected on the way, a failure may spread to the entire M bus. There is. In order to make the M bus as effective as possible, the present invention introduces the following OAM processing flow so as to achieve the above-mentioned defect and failure detection function and system protection function.
[0070]
This OAM processing flow is executed under the following preconditions.
The connection order of the branching devices from the MBU is from the youngest ID (near end) to the old ID (far end) of the ID.
When a failure occurs, an internal loopback (U connection) circuit is created in the branching device that recognizes the failure.
The CCU has a table (a table describing the connection order of the branching devices from the MBU) that manages the connection ladder of the branching devices on the M bus, and the downstream branching device separated by the loopback notification from the branching device. The management of "calls" (such as disconnection and notification) is performed.
The OAM flow of the M bus is applied only on the M bus (terminated at the MBU), and only the F5-OAM cell transmitted from the terminal device is transparently delivered to the partner terminal device.
[0071]
FIG. 8 shows the structure of the OAM cell.
The OAM cell is provided with a GFC field, a VPI field, a VCI field, a PT field, a CLP field, a HEC field, an OAM type field, an OAM function type field, a function specific field, a reserved field for future use, and an error detection code field.
The ID number of the branching device is described in the GFC field. The VPI field, which is a routing field, is set arbitrarily, and “0003H” or “0004H” is set in the VCI field. “000” is set in the PT field, “0” is set in the CLP field, and “0001” indicating fault management is set in the OAM type field.
In the OAM function type field, “0000” is displayed in the case of the alarm indication signal (AIS), “0001” is displayed in the case of the far-end reception failure (FERF), and “1000” is displayed in the case of the loopback notification (LBA). Is set.
[0072]
The maintenance signal described in the OAM function type field will be described. The following segment OAM cells are used as maintenance signals on the M bus.
The FERF (Far End Receive Failure) signal is a signal for notifying to the terminal point on the transmitting side that a failure or AIS has been detected on the receiving side of the main signal.
The AIS (Alarm Indication Signal) is a signal for notifying downstream that a failure has occurred when a failure occurs in a transmission line.
The LBA (Loop Back Active) is a signal for notifying the MBU (CCU) from the branch device that has performed the loop back.
[0073]
Hereinafter, the OAM processing for each failure occurring in the M bus system including the MBU 12, the branching device 3- (n-1), the branching device 3- (n), and the branching device 3- (n + 1) will be described with reference to FIG. This will be described with reference to FIG.
If a failure occurs at point a
{Circle around (1)} When LOS (input signal loss) or LOF (loss of frame synchronization) is detected at the downstream bus receiving end of the branching device 3- (n), the branching device 3- (n) switches to the upper node transmitting end (branch). Device 3- (n-1)) transmits F3-FERF, clears its own ID to "0", transmits a multicast cell ID reset request downstream, and simultaneously transmits F3-AIS downstream. At the same time, the VP / VC managed by the branching device 3- (n) is cleared.
[0074]
2. F3-FERF received Branching device 3- (n-1) Performs a loopback to disconnect the downstream, and notifies the MBU 12 that the loopback has been performed by the segment OAM cell F4-LBA (function type “1000”) (loopback point “n−1”). F4-LBA is transmitted at an interval of once / second. It should be noted that all the cells destined for the downstream branch device (GFC is larger than the self ID) are discarded at the receiving end that has looped back.
The MBU 12 sends unusable information (layer 1 inactive) of the terminal device downstream of the branching device 3- (n-1) to the CCU 19 in the control cell. Also, the VP / VC table of the unusable branch device managed by the MBU 12 is cleared.
[0075]
{Circle around (3)} The CCU 19 clears all VP / VCs being used in the branching device downstream of the branching device 3- (n-1), and sends the end-to-end OAM cell F4- to the VP / VC-compatible communication partner terminal device. Notification is made by FERF (function type "0001").
[0076]
{Circle around (4)} Upon receiving the ID reset request, the downstream branch device clears its own ID and clears the VP / VC under management. Further, the ID request is continuously transmitted to the MBU.
[0077]
{Circle around (5)} The loopback is released by releasing the loopback when the F3-FERF reception is released by the branching device 3- (n-1) due to the LOS / LOF recovery of the branching device 3- (n), and the MBU 12 is released. Of the segment OAM cell F4-LBA (once / second) is stopped. When F4-LBA has not been received for 2.5 ± 0.5 seconds, the MBU 12 notifies the CCU of the recovery of the M bus failure by the control cell.
[0078]
If a failure occurs at point b
{Circle around (1)} When LOS (input signal loss) or LOF (loss of frame synchronization) is detected at the upstream bus receiving end of the branching device 3- (n), F3-AIS is transmitted to the branching device 3- (n + 1). .
{Circle around (2)} The branching device 3- (n) performs a loopback to disconnect the downstream, and notifies the MBU 12 that the loopback is performed by the segment OAM cell F4-LBA (function type “1000”). F4-LBA is transmitted at an interval of once / second.
(3) Thereafter, the same operations as (1) to (5) when a failure occurs at point a are performed.
[0079]
When faults occur simultaneously at points a and c
The branching device 3- (n) performs the same operation as when a failure occurs at point a, and the branching device 3- (n-1) performs the same operation as when a failure occurs at point b.
[0080]
When a failure occurs at point d when the branching device 3- (n-1) is at the highest level
{Circle around (1)} LOS / LOF is detected at the downstream bus receiving end of the branching device 3- (n-1), and F3-FERF is transmitted to the MBU 12 which is the upper transmitting end. The branching device 3- (n) clears its own ID to “0” and sends a multicast cell ID reset request downstream, and at the same time, the VP / VC managed by the branching device 3- (n−1). To clear.
(2) The MBU 12 that has received the F3-FERF does not perform loopback, but notifies the CCU 19 of information equivalent to loopback in the control cell. (Loopback point "0")
(3) Thereafter, operations similar to (3) to (5) when a failure occurs at point a are performed.
[0081]
When a failure occurs at point e
{Circle around (1)} LOS / LOF is detected at the upstream bus receiving end of the MBU 12, the branching device 3- (n-1) is notified by F3-AIS, and the CCU is notified of information equivalent to loop-back by the control cell. . (Loopback point "0")
(2) Thereafter, operations similar to (1) to (5) when a failure occurs at point a are performed.
[0082]
When failures occur simultaneously at points d and e
The branching device 3- (n-1) performs the same operation as when a failure occurs at point d, and the MBU 12 performs the same operation as when a failure occurs at point e.
[0083]
If a fault occurs at point f
{Circle around (1)} When an error is detected at the terminal-side receiving end of the branching device 3- (n), the terminal device is notified by F4-FERF (F3-AIS is not used), and the segment OAM cell F4-FERF (function type “ 0001 ") to the MBU 12. F4-FERF is transmitted once / second.
The MBU 12 raises the unusability of the terminal device of the branching device 3- (n) to the CCU 19 in the control cell.
{Circle around (2)} The CCU 19 clears all VP / VCs being used by the branching device 3- (n), and sends an end-to-end OAM cell F5-FERF (function type "0001") to the VP / VC-compatible communication partner terminal device. ).
{Circle around (3)} When the error condition is recovered, the periodic transmission of the F4-FERF of the branching device 3- (n) is stopped, and the CCU 19 automatically operates when the F4-LBA has not been received for 2.5 ± 0.5 seconds. Cancel.
[0084]
If a fault occurs at point g
When a fault occurs at point g, F4-FERF is transmitted from the terminal device at an interval of once / one second, and is notified to the CCU 19 via the MBU 12 to perform (2) and (3) when the fault occurs at the point f. The operation is similar.
[0085]
(Prevention of circulation of ATM cells in M bus)
Hereinafter, prevention of circulation of ATM cells in the M bus will be described.
(1) Multicast cell processing
A branching device that detects a multicast cell that is a dedicated cell using a dedicated channel (VP / VC) having a fixed value (GFC = 15) on the upstream bus has a GFC configured to discard the multicast cell and configure the multicast cell Prevent circulation.
(2) Operation of the branching device during loopback
The branching device that is performing loopback is configured to discard all cells having an ID (GFC) greater than its own ID on the upstream bus, thereby preventing unnecessary cells from circulating downstream from the loopback point.
[0086]
(Command used on M bus)
Here, the commands and GFC values used in the present invention and their functions will be described with reference to Table 3.
[0087]
[Table 3]

[0088]
The ID assignment confirmation notice is a command sent from the MBU 12 to the branching device with the GFC set to “15”. The ID assignment confirmation notification is a command for notifying the start of ID assignment, and the branching device receiving this command stops sending the ID request.
[0089]
The ID reset request is a command in which the GFC is set to “15” sent from the upper branch device to the lower branch device. The ID reset request has a function of deleting an ID owned by the branching device and giving an instruction to deactivate the terminal-side layer 1 in order to cope with the ID automatic assignment procedure.
[0090]
The ID assignment confirmation request has a function of confirming the ID assignment status of the branch device with a command that sets “ID” to the GFC sent from the MBU 12 to the branch device. The branch device that has received the ID assignment confirmation request compares the ID set in the received command with its own ID, and outputs an ID assignment confirmation response when the two match.
[0091]
The ID assignment acknowledgment has a function of notifying that the ID of the branch device has been set by a command sent from the branch device to the MBU 12 in which “ID” is set in the GFC.
[0092]
The ID assignment request is a command sent from the MBU 12 to the branching device with the GFC set to “0”, and has a function of designating the ID to be set by a parameter. The branching device whose ID has already been set relays this command directly to the lower side. Upon receiving this command, the branching device in which the ID is not set (ID = 0) sets the ID specified by the parameter to its own ID, and transmits the cell carrying this command as an empty cell to the lower side. The branching device that has set the ID sends an ID assignment response to the MBU 12.
[0093]
The ID assignment response has a function of notifying the completion of the ID setting by a command sent from the branch device to the MBU 12 and having “ID” mounted on the GFC.
[0094]
The ID assignment completion notification is a command sent from the MBU 12 to the branching device with "15" mounted on the GFC, and has a function of ending the automatic ID assignment and instructing all the branching devices to activate the layer 1. I have.
[0095]
The ID assignment end response is a command in which “ID” is mounted on the GFC sent from the branch device to the MBU 12, and is a response command to the ID assignment end notification.
[0096]
The ID request has a function of requesting execution of an automatic ID assignment procedure by a command in which “0” is mounted on the GFC sent from the branch device to the MBU 12.
[0097]
In these commands, commands having the same GFC are distinguished by the data of the cell payload.
[0098]
(Automatic assignment of branch device ID)
Next, automatic assignment of branch device IDs will be described with reference to Table 3 and FIG.
In order to enable automatic assignment of the ID (GFC) of the branching device 3, the configuration (software control) is performed under the following preconditions.
{Circle around (1)} In order to enable automatic ID assignment, a command shown in Table 3, that is, a cell unique to the system is newly provided on the M bus 2.
{Circle around (2)} When the branching device has its own ID of “0”, the branching device continues to transmit the ID request until receiving the ID assignment.
{Circle around (3)} At the time of power-on initial, the branching device starts up with its own ID set to “0”.
[0099]
FIG. 10 shows an example of an M bus system in which two branch devices 3-1 and 3-2 are connected in series to the MBU 12 via the M bus 2.
When the power of the branch device 3-1 is turned on, the branch device 3-1 sends an ID request to the MBU 12.
Similarly, when the power of the branch device 3-2 is turned on, the branch device 3-2 sends an ID request to the MBU 12. This ID request is relayed to the branching device 3-1 and notified to the MBU 12.
After the power-on initial, the MBU 12 transmits an ID automatic assignment confirmation notification as a multicast cell to all the branching devices. Each branch device receives the ID automatic assignment confirmation notification and stops the periodic transmission of the ID request.
[0100]
In order to check the ID setting state, the MBU 12 first transmits an ID assignment confirmation request (GFC = 1) as to whether or not a branch device with ID = 1 exists.
Since the IDs of all the branching devices are “0”, the ID assignment confirmation request (GFC = 1) returns on the M bus 2 and returns to the MBU 12.
Since the MBU 12 has confirmed that ID = 1 is not allocated, the MBU 12 starts allocation from ID = 1.
[0101]
The MBU 12 transmits an ID assignment request instructing the ID (= 1) with the parameter of GFC = 0 to the branching device.
Upon receiving the ID assignment request, the highest-ranked branching device 3-1 whose ID has not been set sets its own ID to “1”, flows the cell carrying the command as an empty cell to the lower order, and transmits its own cell to the GFC. The MBU 12 is notified of an ID assignment response in which an ID has been set.
[0102]
Upon confirming that the ID setting of the branching device 3-1 has been completed, the MBU 12 shifts to the next ID setting, and similarly transmits an ID assignment request in which an ID (= 2) is set to the parameter of GFC = 0.
The highest-order branching device 3-1 that has already set ID = 1 ignores the ID assignment request and sends this command to the downstream node. The second branch device 3-2 fetches this command, sets its own ID to "2", and notifies the MBU 12 of an ID assignment response in which its own ID has been set to the GFC.
[0103]
When confirming that the ID setting of the branching device 3-2 has been completed, the MBU 12 shifts to the next ID setting, and similarly transmits an ID assignment request instructing the ID (= 3) with the parameter of GFC = 0.
[0104]
When the ID assignment for all the branch devices on the M bus has been completed, the ID assignment request (ID = 3) is looped back downstream of the branch device 3-2 and received by the MBU 12 from the upstream bus. When receiving the ID assignment request (ID = 3) on the uplink bus, the MBU 12 recognizes the end of the ID automatic assignment and transmits an ID assignment end notification of the multicast cell GFC = 15.
[0105]
The branching devices 3-1 and 3-2 that have received the ID assignment end notification activate the terminal-side layer 1 and transmit the layer 1 status (active / inactive) of the terminal port to the MBU 12 as an ID assignment end response.
The MBU 12 notifies the CCU 19 of the layer 1 status of all terminal devices on the M bus, and ends the ID automatic assignment procedure.
[0106]
As described above, the ID assignment request in which the branch device number (ID) is sequentially updated is transmitted to the M bus, and the IDs of the branch devices connected in series on the M bus are sequentially allocated from the highest branch device. To go.
[0107]
(ID reassignment)
An ATM-M in which, when there is a time difference in the startup of the branching device or when a failure occurs in the branching device, the M-bus is looped back by the upper branching device to ensure communication with the upstream branching device. In the bus system, an ID reassignment method for re-assigning an ID to a lower branch device without interrupting communication of the upper branch device when the lower branch device is restarted or the fault is recovered will be described with reference to FIG. .
[0108]
{Circle around (1)} The branching device 3-2 monitors the abnormality on the upstream side, and when detecting a failure on the upstream side, sets its own ID to “0” and sets the GFC to “15” for the lower branching device. An ID reset request, which is a multicast cell that has been transmitted, is transmitted.
{Circle around (2)} Upon receiving the ID reset request, the lower branch device resets its own ID to “0”, deactivates the terminal-side layer 1 and suspends operation as a branch device.
{Circle around (3)} When the failure is recovered or the program of the branch device is restarted, the MBU 12 issues an ID request for requesting execution of an ID assignment procedure in which the GFC is set to “0” from the branch device with ID “0”. Is transmitted periodically and repeatedly.
In order to perform such an operation, each branch device is configured such that each branch device with ID = 0 issues an ID request when the failed branch device starts up a program (when the failure is recovered). It is necessary to put.
{Circle around (4)} Upon receiving this ID request, the MBU 12 sends an ID assignment confirmation notification indicating that ID assignment is started to all the branching devices by using a multicast cell with GFC set to “15”.
The branch device that has received the ID assignment confirmation notification stops repeatedly sending the ID request. (5) Next, the MBU 12 sends out an ID assignment confirmation request for confirming the ID assignment status in which ID = 1 is set in the GFC.
Upon receiving the ID assignment confirmation request addressed to itself, the branching device (ID = 1) having its own ID set sends an ID assignment confirmation response to the GFC indicating that the ID has been set with its own ID = 1. .
{Circle around (6)} Upon receiving the ID assignment confirmation response (ID = 1), the MBU 12 confirms the assignment of ID = 1, and then sends an ID assignment confirmation request for confirming the ID assignment status with ID = 2 set to the GFC. .
If there is no branch device having ID = 2, the ID assignment confirmation request returns to the MBU 12 by looping back on the M bus.
{Circle around (7)} Upon receiving the ID assignment confirmation request (ID = 2), the MBU 12 confirms that ID = 2 has not been assigned, and uses the cell in which GFC is set to “0” to determine the ID of ID = 2. An assignment request is sent out on the down bus.
{Circle around (8)} The branch device that has received the ID assignment request on the down bus and erased the ID ((immediately below the branch device with ID = 1)) determines that the GFC = 0 matches its own ID = 0. It takes in the allocation request cell, sets its own ID to “2”, and sets its own ID = 2 in the GFC, and sends an ID allocation response to notify the ID setting completion to the MBU 12.
{Circle around (9)} Upon receiving the ID assignment response (ID = 2), the MBU 12 sends an ID assignment confirmation request for confirming the ID assignment status with ID = 3 set to the GFC, and executes the ID assignment of the next branch device.
Thereafter, in the same procedure, the lower-ranked branch devices are sequentially set with the oldest ID, and the ID numbers are assigned to all the branch devices.
[0109]
According to this ID reassignment method, a branch device higher than a branch device that loops back the M bus can execute communication even when a failure occurs in a lower order.
Furthermore, even when the lower-level fault is recovered or the program of the lower-level branch device is started, it is not necessary to newly assign an ID to the higher-level branch device, so that the operation of the higher-level branch device such as communication is hindered. Without this, IDs can be reassigned to all lower branching devices.
[0110]
【The invention's effect】
According to the present invention, when a failure occurs on the M bus in the ATM-M bus system in which the end of the downstream bus is turned back to be the upstream bus, the higher-level branching device continues operation without receiving the failure. can do.
[0111]
Further, according to the present invention, when the above-mentioned failure is recovered, the ID can be automatically reassigned to the lower branch device without obstructing the operation of the upper branch device.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a conceptual diagram showing a configuration concept of an ATM-M bus system according to the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing a configuration of a branching device 155M used in the ATM-M bus system according to the present invention.
FIG. 3 is a block diagram showing a configuration of a branching device 25M used in the ATM-M bus system according to the present invention.
FIG. 4 is a block diagram showing a configuration of an MBU used in the ATM-M bus system according to the present invention.
FIG. 5 is an explanatory diagram illustrating a GFC / VP / VC conversion process in the ATC of the MBU used in the ATM-M bus system according to the present invention.
FIG. 6 is a functional block diagram showing a functional configuration of an MBU used in the ATM-M bus system according to the present invention.
FIG. 7 is a flowchart illustrating the operation of the MBU used in the ATM-M bus system according to the present invention.
FIG. 8 is a diagram showing a structure of an OAM cell used in the ATM-M bus system according to the present invention.
FIG. 9 is a diagram showing a failure location in the ATM-M bus system according to the present invention.
FIG. 10 is a flowchart for explaining an ID automatic assignment sequence in the ATM-M bus system according to the present invention.
FIG. 11 is a flowchart illustrating an ID reassignment sequence in the ATM-M bus system according to the present invention.
FIG. 12 is a conceptual diagram showing a configuration concept of an ATM-U bus system according to the prior application.
[Explanation of symbols]
1 M bus main unit (ATM switching unit)
11 ATM switch
12 ATM-M bus 155Mbps interface unit (MBU)
120 GFC / VP / VC conversion means (ATC)
121 Cell add / drop controller (PLD)
122 ATM Unit LSI
123 Optical / electrical conversion interface
124 F-ROM
125 S-RAM
126 CPU
127 LED display
128 PLL circuit
13 25Mbps terminal interface unit
14 LAN interface
15 N-ISDN basic interface unit
16 25Mbps interface unit between nodes
17 Tripartite Conference Unit
18 Voice call type conversion unit
19 Central Control Unit (CCU)
2M bus
21 Folding device
3 Branching device
30 Optical / electrical conversion interface
31 ATM Unit LSI
32 Cell add / drop controller (PLD)
33 PLD control ROM
34 F-ROM
35 RAM
36 CPU
37 LED display
38 AC / DC Converter
39 Reset circuit
6 100Ω copper wire cable (UTP)

Claims

An M bus interface unit accommodated in an ATM exchange, an M bus consisting of a down bus and an up bus whose both ends are accommodated in the M bus interface unit and turned back at the farthest end, and a down bus and an up bus of the M bus. A maintenance and operation method for an ATM-M bus system including a plurality of branching devices connected in series, wherein the branching device constantly monitors for a failure and forms a loopback in a branching device higher than the failure point. In the maintenance operation method of the ATM-M bus system ,
The branching device that detects the input signal loss (LOS) or the loss of frame synchronization (LOF) on the downstream bus clears its own ID to “0”, transmits a multicast cell ID reset request to the lower level, and moves to the higher level. The upper branch device that has transmitted the end reception failure (FERF) signal and received the far end reception failure (FERF) signal sets a loopback in its own branch device, and discards all cells addressed to the lower branch device at the receiving end. And transmitting a loopback execution notification (LBA) to the M bus interface.

An M bus interface unit accommodated in an ATM exchange, an M bus consisting of a down bus and an up bus whose both ends are accommodated in the M bus interface unit and turned back at the farthest end, and a down bus and an up bus of the M bus. A maintenance and operation method for an ATM-M bus system including a plurality of branching devices connected in series, wherein the branching device constantly monitors for a failure and forms a loopback in a branching device higher than the failure point. In the maintenance operation method of the ATM-M bus system,
A branching device that detects an input signal loss (LOS) or a loss of frame synchronization (LOF) on an upstream bus sends an alarm display signal (AIS) to a lower order, sets a loopback in its own branching device, and sets a lower order branch. with disconnecting the lower discard all devices addressed cell at the receiving end, the method of operation and maintenance ATM -M bus system that is characterized in that sending the loopback carried notifies (LBA) against M bus interface.

An M bus interface unit accommodated in an ATM exchange, an M bus consisting of a down bus and an up bus whose both ends are accommodated in the M bus interface unit and turned back at the farthest end, and a down bus and an up bus of the M bus. A maintenance and operation method for an ATM-M bus system including a plurality of branching devices connected in series, wherein the branching device constantly monitors for a failure and forms a loopback in a branching device higher than the failure point. In the maintenance operation method of the ATM-M bus system,
The highest-order branching device that has detected an input signal loss (LOS) or a loss of frame synchronization (LOF) on the downstream bus clears its own ID to “0”, sends a multicast cell ID reset request to the lower order, and sets M The M bus interface unit that sends the far end reception failure (FERF) signal to the bus interface unit and receives the far end reception failure (FERF) signal uses the control cell for the central control unit (CCU) of the M bus main unit. A method for maintaining and operating an ATM-M bus system, wherein information equivalent to loopback is notified .

An M bus interface unit accommodated in an ATM exchange, an M bus consisting of a down bus and an up bus whose both ends are accommodated in the M bus interface unit and turned back at the farthest end, and a down bus and an up bus of the M bus. A maintenance and operation method for an ATM-M bus system including a plurality of branching devices connected in series, wherein the branching device constantly monitors for a failure and forms a loopback in a branching device higher than the failure point. In the maintenance operation method of the ATM-M bus system,
The M bus interface unit that has detected an input signal loss (LOS) or loss of frame synchronization (LOF) on the upstream bus sends an alarm indication signal (AIS) to the downstream bus and a central control unit (CCU) of the M bus main unit. A method for maintaining and operating an ATM- M bus system, wherein information equivalent to loopback is notified using a control cell .

An M bus interface unit accommodated in an ATM exchange, an M bus consisting of a down bus and an up bus whose both ends are accommodated in the M bus interface unit and turned back at the farthest end, and a down bus and an up bus of the M bus. An ATM-M bus system comprising a plurality of branching devices connected in series, wherein when a failure occurs in the M bus, a loopback is formed in a branching device higher than the failure point to communicate with the upper side. In an ATM-M bus ID reassignment method for reassigning an ID to a lower branching device at the time of failure recovery in an ATM-M bus system in which
The branch device constantly monitors the upper-side fault,
The branch device that has detected the upper failure sets its own ID to “0”, and sends an ID reset request to the lower branch device by a multicast method,
The lower branch device that has received the ID reset request resets its own ID to “0”,
An ATM-M bus system ID reassignment method, wherein an ID request is periodically transmitted to an M bus interface unit .

Upon receiving the ID request from the branching device, the M bus interface unit sends an ID assignment confirmation notification requesting a temporary suspension of the ID assignment request,
Next, an ID assignment confirmation request carrying an ID number is sequentially sent out on the down bus in ascending order from the youngest ID number,
When the ID assignment confirmation request of the ID number transmitted without receiving the ID assignment confirmation response is received on the up bus, the ID assignment request of the ID number is sent to the down bus.
The method of claim 5, wherein the ID is reassigned to an ATM-M bus system.

The branching device having its own ID “0” that has received the ID assignment request on the downstream bus takes in the ID and transfers an empty cell downstream, and sends an ID assignment response to the M bus unit.
The method according to claim 6, wherein the ID is reassigned to an ATM-M bus system.

The ID reassignment method for an ATM-M bus system according to any one of claims 5 to 7, wherein the failure on the M bus is a start of a program of a lower branch device .