JP3577414B2 - Optical rotary encoder - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学式ロータリエンコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は、従来の一般的な光学式ロータリエンコーダの構造を示す斜視図である。図において、LED(又はレーザダイオード)等の光源101と受光素子102との間の光路には、スリットを有する2つの部材が介在している。このうち、光源101側の部材は被測定物とともに回転する回転スリット部材103であり、円板に放射状に、かつ、周方向に等間隔でスリット103aが形成されている。他方の部材は固定された固定スリット部材104であり、回転スリット部材103と等間隔にスリット104aが形成されている。
【0003】
光源101からの光、例えばLED光は、回転スリット部材103の前方から照射され、スリット103a及び104aを通り抜けた光は固定スリット部材104の後方に配置された受光素子102によって検出される。従って、受光素子102においては、可動スリット部材103のスリット間隔Lsに相当する回転量ごとに光が検出され、パルス出力が得られる。このパルス出力をカウントすることにより、回転量を検出することができる。従って、回転量あたりの出力パルス数で検出精度が決まり、検出精度を向上させるためにはスリット103a及び104aの各々のスリット間隔Lsを小さくする必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の光学式ロータリエンコーダでは、検出精度を向上させるためにスリット103a及び104aの各々のスリット間隔Lsを小さくしようとすると、スリット間隔Lsの2乗に比例して回転スリット部材103と固定スリット部材104との間の距離dを小さくしなければならない。ところが、距離dを小さくするには製作上の限界があるため、スリット間隔Lsの縮小も制限され、従って検出精度に限界が生じていた。
【0005】
上記のような従来の問題点に鑑み、本発明は、さらに高精度な検出を可能にする光学式ロータリエンコーダを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、光源と、この光源から投射される光の光軸に直交して配置され、複数の輪帯を同心円状に形成したフレネルゾーンプレートが複数形成された固定板と、この固定板から前記光の投射方向に前記フレネルゾーンプレートの焦点距離だけ隔てた位置において回転自在に保持され、前記光軸との交差位置の全周に所定間隔で放射状のスリットが形成された回転スリット板と、この回転スリット板に近接して配置され、前記スリットを通過した光を検出する受光素子とを備えた光学式ロータリエンコーダであって、前記フレネルゾーンプレートは、前記スリットに合わせて放射状に一対形成され、かつ、これが前記スリットの配列方向に複数列形成され、その中心間の距離は、各スリット間の距離をL s としてn・L s (但し、nは整数)によって表されるものである(請求項1)。
このように構成された光学式ロータリエンコーダにおいては、フレネルゾーンプレートによって収束させた光をスリットに入射させ、受光素子により検出させる。フレネルゾーンプレートの焦点距離は当該フレネルゾーンプレートの最内周の円の半径によって決まるため、当該半径を適宜選択することにより焦点距離すなわち固定板と回転スリット板との距離を製造可能な程度の値に確保しながら、その一方で回折限界に近い値までビーム径を絞ることができる。従って、スリットの間隔を極めて小さくすることができ、回転量の検出に高い精度を得ることができる。
【0007】
また、放射状に一対形成されたフレネルゾーンプレートがスリットの配列方向にn・L s の間隔で複数列形成されることにより、同時にこれらのフレネルゾーンプレートからスリットを通過する光量(総和)が多く、受光素子による検出が容易になる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施形態による光学式ロータリエンコーダの主要な構成をXYZ直交座標系において示す斜視図である。図は、より明瞭に主要な構成を示すべく、実際の長さや大きさの比例尺にとらわれずに描かれている。図において、X−Y平面に平行に固定されて設けられた固定板1には、複数個のゾーンプレート2が形成され、これらはX方向に等間隔で配置されている。本実施形態では、複数のゾーンプレート2は2行5列に構成され、各ゾーンプレート2は複数の輪帯を同心円状に形成したフレネルゾーンプレートである。単一の、又は複数のLEDからなる光源3は固定板1に直交するZ方向に光軸を形成するように配置され、ゾーンプレート2に向けて光が投射される。なお、光源3は各ゾーンプレート2に対応させて複数個設けてもよい。回転スリット板4は、回転量検出対象物体とともに回転する部材であって、固定板1からZ方向に距離dだけ隔ててX−Y平面に平行に配置されている。回転スリット板4の全体形状は図2に示すような円盤状であり、回転中心Oから半径rsの位置において光軸と直交交差するように配置され、その位置の全周にわたって、放射状の複数のスリット4aが周方向に一定の間隔Ls(図1)ごとに形成されている。各列の各一対のゾーンプレート2はスリット4aに合わせて放射状に配置されており、従って、各行の各5個のゾーンプレート2は、厳密にいうと円弧上に配列されている。受光素子5は、回転スリット板4の背面側に近接して、X−Y平面と平行に配置されている。なお、上記半径rsに比して上記間隔Ls(以下、スリット間隔Lsという。)は非常に小さいため、図1に示す程度の個数のスリット4aの配列は直線上にあるとみなすことができる。従って、ゾーンプレート2はX方向に直線的に配置してもよい。
【0011】
以上の構成において、回転スリット板4の1回転当たりに受光素子5によって検出されるパルス数をPsとすると、各スリット間隔Lsは、
Ls=2π・rs/Ps
となる。スリット幅Wはスリット間隔Lsの1/2倍に設定されるので、
W=π・rs/Ps
である。固定板1と回転スリット板4とのZ方向における距離dは、ゾーンプレート2の焦点距離dでもあり、
d=(s12)/λ
により与えられる。ここで、s1はゾーンプレート2の最内周円の半径であり、λはLED波長である。
【0012】
従来のロータリエンコーダと類似の光学系構成とするために、ゾーンプレート2をスリット間隔Lsの整数倍の間隔で配置する。すなわち、各ゾーンプレート2間の間隔は、n・Lsであればよい。ゾーンプレート2のリング数をζmaxとしたときの整数nの最小値は、
【0013】
【数1】
【0014】
によって求められる。この式によって求められたnを用いることにより、各ゾーンプレート間の間隔を最小とすることができる。なお、必要なゾーンプレート2の数は、スリット4aを通して同一受光素子に集められる光量と、素子の最小感度との関係から決定される。
具体的な数値例で示すと、以下のようになる。
【0015】
LED波長λ=0.74μm
パルス数Ps=5000パルス/回転
焦点距離d=200μm
半径rs=14mm
として、
【0016】
【数2】
【0017】
(但し、ρ2は2番目のゾーン半径、ρ3は3番目のゾーン半径、Ioはゾーンプレート焦点での明るさ、Iooはゾーンプレートがない場合のゾーンプレート焦点での明るさ、Nはゾーン数である。)
となる。
上記のような構成において、ゾーンプレート2に向けて光源3から光が投射されると、等間隔に並んだ複数のゾーンプレート2のレンズ作用により、収束した微小スポット光が等間隔に並んだ形で得られる。微小スポット光の間隔はスリット4aの間隔Lsの整数倍(n・Ls)であるため、回転スリット板4の移動に応じて一斉にスリット4aを通過し、その後一斉に不通過となる過程が繰り返される。これにより、回転スリット板4の回転量に応じたオンオフ信号が、受光素子4から出力される。
【0018】
ゾーンプレート2の焦点距離、すなわち固定板1と回転スリット板4との距離dが、d=(s12)/λであることから、ゾーンプレートの最内周円の半径s1を変化させることにより距離dを任意に設定することができる。
また、ゾーンプレート2によって収束させたビームは回折限界に近いビーム径にまで収束させうることが知られている。従って、例えばリソグラフィ等の半導体描画技術を駆使して、ゾーンプレート2の描画精度を高めるとともに最小スポット径を所定の値に作成することによって、固定板1と回転スリット板4との距離dを任意の製作可能な値に保ちながらスリット4aの間隔Lsを極めて小さくして精度を向上させることが可能になる。
また、LED光をゾーンプレート2によってスポット状に絞るために、LED光がスリット4aを通過/不通過になることによる信号オンオフ時のS/N比を大きくすることができる。さらに、受光する光量はゾーンプレート2の数、中心円の半径及びゾーン帯数で調整できるために設計の自由度が大きい。
【0019】
また、ゾーンプレートの中心をLs/4だけずらして描画することにより容易に、いわゆるA/B2相の出力を得ることができる。
【0020】
なお、上記実施形態においては、複数個のゾーンプレート2を配置した例を示したが、基本的にはゾーンプレート2は1個でもよい。
図3は、第2の実施形態としての、ゾーンプレート1個による光学式ロータリエンコーダを示す斜視図である。固定板1にゾーンプレート2が1個しか設けられていない点と受光素子5がゾーンプレート2に合わせてX方向に小さくなっている点以外は第1の実施形態と同様である。
かかる構成では、光量があまり十分ではないため、受光素子5による検出がやや困難となるものの、第1の実施形態と同様に、高精度なロータリエンコーダを得ることができる。
【0021】
図4は第3の実施形態を示す斜視図である。本実施形態は、第2の実施形態における同心円状のゾーンプレート2に代えてリニアゾーンプレート6を設けたものである。すなわち、リニアゾーンプレート6は、光軸上にあるスリット4aの長手方向(Y方向)に平行に線状帯を形成したゾーンプレートである。この場合、LED光はY方向の線状に収束する。従って、スリット4aがY方向に位置ずれしても、線状に収束したLED光の少なくとも一部がスリット4aを通過すれば、受光素子5による検出が可能である。
なお、第1の実施形態と同様に、リニアゾーンプレート6を複数個設けた構成も可能であることはいうまでもない。
【0022】
【発明の効果】
以上のように構成された本発明は以下の効果を奏する。
請求項1の光学式ロータリエンコーダによれば、ゾーンプレートによって収束させた光をスリットに入射させ、受光素子により検出させる構成となり、この場合、ゾーンプレートの焦点距離は当該ゾーンプレートの最内周の円の半径によって決まるため、当該半径を適宜選択することにより焦点距離すなわち固定板と回転スリット板との距離を製造可能な程度の値に確保しながら、その一方で回折限界に近い値までビーム径を絞ることができる。従って、スリットの間隔を極めて小さくすることができ、回転量の検出に高い精度を得ることができる。
【0023】
また、放射状に一対形成されたフレネルゾーンプレートがスリットの配列方向にn・L s の間隔で複数列形成されることにより、同時にフレネルゾーンプレートからスリットを通過する光量(総和)が多く、受光素子による検出が容易になる。また、フレネルゾーンプレートの数を増減することにより受光光量を任意に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による光学式ロータリエンコーダの構成を示す斜視図である。
【図2】図1中の回転スリット板の全体形状を示す正面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態による光学式ロータリエンコーダの構成を示す斜視図である。
【図4】本発明の第3の実施形態による光学式ロータリエンコーダの構成を示す斜視図である。
【図5】従来の光学式ロータリエンコーダの構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 固定板
2 ゾーンプレート
3 光源
4 回転スリット板
4a スリット
5 受光素子
6 リニアゾーンプレート[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical rotary encoder.
[0002]
[Prior art]
FIG. 5 is a perspective view showing the structure of a conventional general optical rotary encoder. In the figure, two members having slits are interposed in an optical path between a
[0003]
Light from the
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional optical rotary encoder as described above, if the slit interval Ls of each of the
[0005]
In view of the above-described conventional problems, an object of the present invention is to provide an optical rotary encoder that enables more accurate detection.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
This onset Akira includes a light source, disposed perpendicular to the optical axis of light projected from the light source, a fixing plate Fresnel zone plate is formed with a plurality of a plurality of ring-shaped zones formed concentrically, the fixed plate A rotating slit plate which is rotatably held at a position separated by a focal length of the Fresnel zone plate in a projection direction of the light and has radial slits formed at predetermined intervals on an entire circumference at an intersection with the optical axis. An optical rotary encoder, which is disposed close to the rotating slit plate and includes a light receiving element that detects light passing through the slit , wherein the Fresnel zone plate is formed in a pair in a radial pattern in accordance with the slit. is, and this is formed in a plurality of arrays in the array direction of the slit, the distance between its center, the distance between the slits L s as n · L s (where, n is an integer) Thus it is represented (claim 1).
In the optical rotary encoder configured as described above, light converged by the Fresnel zone plate is made incident on the slit and detected by the light receiving element. Since the focal length of the Fresnel zone plate is determined by the radius of the innermost circle of the Fresnel zone plate, the focal length, that is, the distance between the fixed plate and the rotary slit plate can be manufactured by appropriately selecting the radius. , While reducing the beam diameter to a value close to the diffraction limit. Accordingly, the interval between the slits can be made extremely small, and high accuracy can be obtained in detecting the amount of rotation.
[0007]
Further, by the Fresnel zone plate is a pair formed radially is a plurality of rows formed at intervals of n · L s in the array direction of the slit, the light quantity (the sum) is often passes through the slit from these Fresnel zone plate at the same time, Detection by the light receiving element becomes easy.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIG. 1 is a perspective view showing a main configuration of an optical rotary encoder according to an embodiment of the present invention in an XYZ orthogonal coordinate system. The drawings are drawn without being construed to scale the actual length and size in order to show the main components more clearly. In the figure, a plurality of zone plates 2 are formed on a
[0011]
In the above configuration, assuming that the number of pulses detected by the
Ls = 2π · rs / Ps
It becomes. Since the slit width W is set to 1/2 of the slit interval Ls,
W = π · rs / Ps
It is. The distance d in the Z direction between the
d = (s1 2 ) / λ
Given by Here, s1 is the radius of the innermost circle of the zone plate 2, and λ is the LED wavelength.
[0012]
In order to have an optical system configuration similar to that of the conventional rotary encoder, the zone plates 2 are arranged at intervals of an integral multiple of the slit interval Ls. That is, the interval between each zone plate 2 may be n · Ls. The minimum value of the integer n when the number of rings of the zone plate 2 is ζ max is
[0013]
(Equation 1)
[0014]
Required by By using n obtained by this equation, the interval between each zone plate can be minimized. The required number of zone plates 2 is determined from the relationship between the amount of light collected on the same light receiving element through the
Specific numerical examples are as follows.
[0015]
LED wavelength λ = 0.74 μm
Number of pulses Ps = 5000 pulses / rotation focal length d = 200 μm
Radius rs = 14mm
As
[0016]
(Equation 2)
[0017]
(However, ρ2 is the second zone radius, ρ3 is the third zone radius, Io is the brightness at the zone plate focus, Ioo is the brightness at the zone plate focus when there is no zone plate, and N is the number of zones. is there.)
It becomes.
In the above-described configuration, when light is projected from the light source 3 toward the zone plate 2, the converged minute spot lights are arranged at regular intervals by the lens action of the plurality of zone plates 2 arranged at regular intervals. Is obtained. Since the interval between the minute spot lights is an integral multiple (n · Ls) of the interval Ls between the
[0018]
Since the focal length of the zone plate 2, that is, the distance d between the
It is also known that a beam converged by the zone plate 2 can be converged to a beam diameter close to the diffraction limit. Therefore, the distance d between the
Further, since the LED light is focused in a spot shape by the zone plate 2, the S / N ratio at the time of signal ON / OFF due to the LED light passing / non-passing the
[0019]
Further, by drawing the image while shifting the center of the zone plate by Ls / 4, it is possible to easily obtain a so-called A / B two-phase output.
[0020]
In the above embodiment, an example in which a plurality of zone plates 2 are arranged has been described. However, basically, one zone plate 2 may be provided.
FIG. 3 is a perspective view showing an optical rotary encoder using one zone plate as a second embodiment. The second embodiment is the same as the first embodiment except that only one zone plate 2 is provided on the fixed
In such a configuration, the amount of light is not enough, so that the detection by the
[0021]
FIG. 4 is a perspective view showing the third embodiment. In the present embodiment, a linear zone plate 6 is provided in place of the concentric zone plate 2 in the second embodiment. That is, the linear zone plate 6 is a zone plate in which a linear band is formed parallel to the longitudinal direction (Y direction) of the
It is needless to say that a configuration in which a plurality of linear zone plates 6 are provided is also possible as in the first embodiment.
[0022]
【The invention's effect】
The present invention configured as described above has the following effects.
According to the optical rotary encoder of the first aspect, the light converged by the zone plate is made to enter the slit and detected by the light receiving element. In this case, the focal length of the zone plate is the innermost circumference of the zone plate. Since it is determined by the radius of the circle, by appropriately selecting the radius, the focal length, that is, the distance between the fixed plate and the rotating slit plate, is secured to a value that can be manufactured, while the beam diameter is reduced to a value close to the diffraction limit. Can be narrowed down. Accordingly, the interval between the slits can be made extremely small, and high accuracy can be obtained in detecting the amount of rotation.
[0023]
Further, by the Fresnel zone plate is a pair formed radially is a plurality of rows formed at intervals of n · L s in the array direction of the slit, the light quantity (the sum) is often passes through the slit from simultaneously Fresnel zone plate, a light receiving element Detection becomes easier. Further, the amount of received light can be arbitrarily adjusted by increasing or decreasing the number of Fresnel zone plates.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a configuration of an optical rotary encoder according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view showing the entire shape of the rotary slit plate in FIG.
FIG. 3 is a perspective view illustrating a configuration of an optical rotary encoder according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a perspective view showing a configuration of an optical rotary encoder according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a perspective view showing a configuration of a conventional optical rotary encoder.
[Explanation of symbols]
Claims (1)
前記光源から投射される光の光軸に直交して配置され、複数の輪帯を同心円状に形成したフレネルゾーンプレートが複数形成された固定板と、
前記固定板から前記光の投射方向に前記フレネルゾーンプレートの焦点距離だけ隔てた位置において回転自在に保持され、前記光軸との交差位置の全周に所定間隔で放射状のスリットが形成された回転スリット板と、
前記回転スリット板に近接して配置され、前記スリットを通過した光を検出する受光素子とを備えた光学式ロータリエンコーダであって、
前記フレネルゾーンプレートは、前記スリットに合わせて放射状に一対形成され、かつ、これが前記スリットの配列方向に複数列形成され、その中心間の距離は、各スリット間の距離をL s としてn・L s (但し、nは整数)によって表されることを特徴とする光学式ロータリエンコーダ。A light source,
A fixed plate in which a plurality of Fresnel zone plates are arranged orthogonal to the optical axis of the light projected from the light source, and a plurality of annular zones are formed concentrically .
Rotation which is rotatably held at a position separated by the focal length of the Fresnel zone plate in the light projection direction from the fixed plate and has radial slits formed at predetermined intervals around the entire intersection with the optical axis. A slit plate,
An optical rotary encoder, which is disposed close to the rotating slit plate and includes a light receiving element that detects light passing through the slit .
The Fresnel zone plate, a pair formed radially in accordance with the said slit and which is formed in a plurality of arrays in the array direction of the slit, the distance between the centers, n · L a distance between the slits as L s An optical rotary encoder represented by s (where n is an integer) .
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