JP3573998B2 - Mobile phone equipment - Google Patents

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光則 岡垣
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Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通話中でも報知音を出力する携帯電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通話中にページャの着信を音で報知させるときは、使用者に不快感を与えないように所定の小さな音量にすることが考えられた(特開平10−108256法公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、通話中の全ての報知音の音量を、設定を無視して小さくすると、
設定のまま支障がないものも使用者の設定を無視してしまうという問題がある。
【0004】
例えば、通話中に音で報知するものはページャの着信のみではなく、携帯電話装置が通話中に圏外になって通話が遮断されたり、通話時間の経過を知らせたりするような、主として通話中に報知させるものもある。このような音量の設定は、通話中でも不快感を与えない範囲で使用者により設定される。
【0005】
また、受話音と報知音を兼用する受話部のスピーカやイヤホン(直にあるいは近接した耳に向けて音を発するもの)の音量は通話中でも不快感を与えない範囲で使用者により設定される。
また、携帯電話装置が車両等の所定の位置に載置されていたり、ハンズフリーモードのときは、報知音は耳から離れた位置より発せられるために、通話中でも使用者に不快感を与える程大きな音量の報知音とはならない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の電話装置はかかる点に鑑みてなされたもので、通話中にのみ報知される第1の報知音と通話中以外にも報知される第2の報知音を報知する報知音出力手段と、前記第1の報知音の音量を通話中に使用するのに支障がない範囲の音量で設定する音量設定手段と、通話中の前記第1の報知音の出力音量を前記音量設定手段で設定された音量で出力させ、通話中の前記第2の報知音の出力音量を所定以下の音量で出力させる制御手段を備えたことを特徴とする。
【0007】
また、受話音を発する受話部を有する携帯電話装置において、受話部に配設され通話に関係する第1の報知音を出力する第1の報知音出力手段と、受話部以外に配設され報知音を出力する第2の報知音出力手段と、前記第1の報知音の音量を通話中に使用するのに支障がない範囲の音量で設定する音量設定手段と、通話中の前記第1の報知音出力手段の出力音量を前記音量設定手段で設定された音量で出力させ、通話中の前記第2の報知音出力手段の出力音量を所定以下の音量で出力させる制御手段を備えたことを特徴とする。
【0009】
また、受話部を耳に近づけて通話する通常の通話モ−ドとハンズフリーモードを有する携帯電話装置に於いて、着信の報知音を出力する報知音出力手段と、前記報知音の音量を設定する音量設定手段と、ハンズフリーモードでの通話中は前記報知音出力手段の出力音量を前記音量設定手段で設定された音量で出力させ、通常の通話モ−ドでの通話中は前記報知音出力手段の出力音量を所定以下の音量で出力させる制御手段を備えたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施例を図面に基づき説明する。図1は実施例の要部の構成を示すブロック図である。本実施例の携帯電話装置は、同じ周波数のキャリアを同一セルで複数利用するCDMA方式の携帯電話機であり、車両用として使用することもできる。
【0011】
(1)は通信部であり、後述のベースバンド部(3)からの信号をアンテナ(2)を介して基地局へ発信したり、アンテナ(2)を介して基地局からの電波を受信したりする。
【0012】
(3)はベースバンド部であり、CDMA処理回路(31)と音声コーデック(32)を有する。CDMA処理回路(31)は符号分割多元接続、スクランブル、誤り制御、タイミング検出を行う。音声コーデック(32)は音声を圧縮(符号化)・伸張(復号化)したり、アナログとディジタルの変換を行ったり、内部の増幅回路(図示せず)により受話音量やマイクロホンの感度を変更する。
【0013】
(4)はハンズフリーでない通常の通話用の受話部(J)に配設されるスピーカ(耳にあてて使用されるスピーカ)であり、増幅回路(5)で増幅されたベースバンド部(3)の電気信号を音声に変換する。また、スピーカ(4)は受話音に重畳された報知音(図3のアラート1,アラート2)も出力する。(6)は通話に使用されるマイクロホンであり、音声を電気信号に変換する。(7)は増幅回路であり、マイクロホン(6)の出力を増幅してベースバンド部(3)に出力する。(8)は通話やメッセージの着信報知音(図3のアラート3,アラート4)を出力するスピーカである。また、スピーカ(8)は通話を周囲の人に聞かせるためにも使用され、耳用のスピーカ(4)が配設される受話部(J)の背面に配設される。このスピーカ(8)は増幅回路(9)で増幅されたベースバンド部(3)の電気信号を音声に変換する。(10)は接続部であり、カーキット(30)の外部スピーカ(301)と外部マイクロホン(302)がケーブル(図2の303)を介して接続される。この外部スピーカ(301)と外部マイクロホン(302)はハンズフリー通話(拡声通話)として使用される。
【0014】
(11)は切替回路であり、3つの夫々の増幅回路(5)(7)(9)及び接続部(10)と、ベースバンド部(3)との接続を後述の制御回路(12)の制御によりON/OFFする。尚、これら3つの増幅回路(5)(7)(9)はゲインを固定しており、受話音量やマイクロホンの感度を変更することはできない。受話音量やマイクロホンの感度の変更は制御回路(12)の制御によりベースバンド部(3)の音声コーデック(32)が行う。
【0015】
(12)はマイクロプロセッサからなる制御回路であり、動作のプログラムを記憶したROM(13)に基づき各部を制御する。(14)はRAMであり、制御回路(12)の動作に必要な情報、例えば設定された音量を記憶する。
【0016】
(15)は液晶の表示部であり、電話番号や音量設定画面等を表示する。(16)はバイブレータであり、制御回路(12)の制御に基づき着信時に振動を発生させる。(17)はイグニッションON/OFF検出手段であり、車両のイグニッションスイッチのON/OFFを検出して制御回路(12)に出力する。
【0017】
(18)はリードスイッチやホール素子等の磁気検出部(181)を有する載置検出手段である。図2に示す如く、車両には磁石(401)を有した載置部(40)が固定されており、これに携帯電話装置が載置されると、磁石(401)に近接した磁気検出部(181)が磁気を検出し、載置されたことを示す信号を載置検出手段(18)が制御回路(12)に出力する。
【0018】
(19)は入力手段であり、電話番号の入力等を行うテンキー(191)と、通話の開始を操作する通話キー(192)と、通話の終了を操作する終話キー(193)と、装置の電源のON/OFFを操作する電源キー(194)と、種種の音量を設定する設定キー(195)と、背面用のスピーカ(8)からの出力ON/OFFするMONキー(196)とを有する。
【0019】
(20)は充電式電池からなるDC3.6Vの内部電源である。(21)は外部電源用の接続部であり、ケーブル(図2の303)を介して外部電源(50)(車両のシガレット挿入口)に接続される。外部電源(50)はDC12Vであり、車両の種類により、イグニッションスイッチがOFFのときDC12V電源を供給するものと供給しないものがある。接続部(21)は12Vの外部電源(50)を内部電源(20)の電圧より僅かに高い電圧DC4.1Vに変換し、内部電源と並列に電源を供給するように接続される。(22)はスイッチであり、並列に接続された内部電源(20)と外部電源(50)の装置内への電力供給を制御回路(12)の制御により断続する。尚、外部電源(50)が供給されているときは外部電源(50)により内部電源(20)が充電される。
【0020】
次に、図3に示すアラート(報知音)の種類について説明する。アラート1は、携帯電話装置が局の圏外となって通話が遮断したり、不慮の原因により通話が遮断されたことを所定のビープ音で報知するものである。アラート1の音量は無音/小/大の3種類であり、耳用のスピーカ(4)(耳スピーカ)より通話中のみに発せられる。
【0021】
アラート2は、通話時間が1分経過する毎に、その10秒前になったことを所定のビープ音で報知するものである。アラート2の音量は無音/小/大の3種類であり、耳用のスピーカ(4)より発せられる。
【0022】
アラート3は、通話の着呼があることを設定されたビープ音あるいは設定されたメロディで報知するものである。アラート3の音量は無音/小/中/大の4種類であり、背面用のスピーカ(8)(背スピーカ)より発せられる。
【0023】
アラート4は、文字や音声のメッセージの着信があったことを設定されたビープ音あるいは設定されたメロディで報知するものである。アラート4の音量は無音/小/中/大の4種類であり、背面用のスピーカ(8)より発せられる。
【0024】
アラート1とアラート2は、通話中のみに発せられるアラートとして分類A1に、アラート3とアラート4は通話中のみに発せられるアラートではないとして分類A2に分類される(分類A)。
【0025】
また、別の分類方法(分類B)では、アラート1とアラート2は、受話部(J)に配設された耳用のスピーカ(4)より直にあるいは近接した耳へ出力されるものとして分類B1に、アラート3とアラート4は受話部(J)の背面に配設されるスピーカ(8)より近接しない耳に出力されるものとして分類B2に分類される。
【0026】
次に、本発明の主要な動作を説明する。図4は制御回路(12)の動作を示すフローチャートである。制御回路(12)は、アラート1〜4を出力させるとき(S1)、通話中でなければ(S2のN)、携帯電話装置は耳から離れた位置にあるものとして、設定どおりの音量でアラートを出力させる(S3)。また、載置検出手段(18)により携帯電話装置が載置部(40)に載置されていることを検出すると(S4のY)、携帯電話装置は耳から離れた位置にあるものとして、設定どおりの音量でアラートを出力させる(S3)。
【0027】
これらにより、たとえ音量が“大”に設定されていたとしても、携帯電話装置は耳から離れているために、使用者に不快感を与えることはない。よって、使用者が設定したとおりの音量で出力させる。
【0028】
また、出力させようとするアラートが通話中のみに発せられるアラート(分類A1に属するもの)であれば(S5のY)、設定どおりの音量でアラートを出力させる(S3)。
【0029】
これにより、たとえ音量が“大”に設定されていたとしても、その音量は通話中に使用する支障がない範囲の音量であるために、使用者に不快感を与えることはない。よって、使用者が設定したとおりの音を出力させる。
【0030】
また、出力させようとするアラートが図3の分類A1に属するものでなく(S5のN)、出力させようとするアラートの設定されている音量が“中”でも“大”でもないときは(S6のN)、即ち、“無音”または“小”に設定されているときは、設定どおりの音量でアラートを出力させる(S3)。
【0031】
そして、通話中であり(S2のY)、且つ、携帯電話装置が載置部(40)に載置されておらず(S4のN)、且つ、出力させようとするアラートが分類A1に属するものでなく(S5のN)、且つ、設定されている音量が“中”または“大”であるときは(S6のY)、設定されている音量に係わらず、音量を“小”で出力させる(S7)。
【0032】
このように、使用者に不快感を与えないと思われるときを除いて、通話中の音量を所定以下にする。これにより、使用者の設定を不必要に無視することがない。
【0033】
次に、第2の実施例を説明する。第2の実施例のブロック図は第1の実施例の図1と同じである。図5は第2の実施例の制御回路(12)の動作を示すフローチャートであり、第1の実施例のフローチャート(図4)のステップS5をステップS11に変更したものである。第1の実施例と異なる動作のみ説明する。
【0034】
アラートを出力するとき(S1のY)、通話中であり(S2のY)、携帯電話装置が載置部(40)に載置されていないと(S4のN)、制御回路(12)は、アラートを発せさせるスピーカが受話部(J)に配設されるもの(スピーカ(4))(図3の分類B1)であるか否かを調べる(S11)。即ち、アラートを発せさせるスピーカが、直にあるいは近接した耳にアラートを発する位置に配設されるか、近接しない耳にアラートを発する位置に配設されるかを調べる。
【0035】
アラートを発せさせるスピーカが受話部(J)に配設されるものであると(S11のY)、たとえ音量が“大”に設定されていたとしても、その音量は通話中に使用する支障がない範囲の音量であるとして、設定どおりの音量でアラートを出力させる(S3)。これにより、たとえ音量が“大”に設定されていたとしても、使用者に不快感を与えることはなく、使用者が設定したとおりの音を出力させる。
【0036】
アラートを発せさせるスピーカが受話部(J)に配設されるものでないと(S11のN)、ステップS6に進む。第1の実施例と同様、ステップS6で、設定されている音量が“中”または“大”であるときは、設定されている音量に係わらず、音量を“小”で出力させる(S7)。
【0037】
このように、第1の実施例は報知音が通話中にのみ発せられるものか否か(分類A)によって、音量を所定以下にするか否かを判定したが、第2の実施例の如く、報知音を発するスピーカが受話部(J)(直にあるいは近接した耳にアラートを発する位置)に配設されるか否か(分類B)によって判定してもよい。
【0038】
尚、第2の実施例のスピーカ(4)は耳に近接した位置に配設されるが、本発明はこのようなスピーカに限定するものではなく、直に耳に挿入されるイヤホンであってもよい。
【0039】
次に、第3の実施例を説明する。第3の実施例のブロック図は第1の実施例の図1と同じである。図6は第3の実施例の制御回路(12)の動作を示すフローチャートであり、第1の実施例のフローチャート(図4)のステップS4をステップS21に変更したものである。第1の実施例と異なる動作のみ説明する。
【0040】
まず、ハンズフリー通話への切替えについて説明する。携帯電話装置にケーブルが接続された状態でイグニッションスイッチがONされ、且つ、載置部(40)に載置されると、制御回路(12)はイグニッションスイッチ検出手段(17)と載置検出手段(18)によりカーキットモードにする。カーキットモードでは制御回路(12)は、切替回路(11)を制御して、スピーカ(4)とマイクロホン(6)を使用する通常の通話から、カーキット(30)の外部スピーカ(301)と外部マイクロホン(302)を使用するハンズフリー通話に切り替える。
【0041】
さて、図6に於いて、アラートを出力するとき(S1のY)、通話中であると(S2のN)、第3の実施例の制御回路(12)は、ハンズフリー通話か否かをイグニッションスイッチ検出手段(17)と載置検出手段(18)により調べる(S21)。
【0042】
ステップS21でハンズフリー通話であれば、制御回路(12)は、アラートは耳から離れた位置から発せられるものとして、設定どおりの音量でアラートを出力させる(S3)。ステップS21でハンズフリー通話でなければ、ステップS5に進み、第1の実施例のステップS5と同じ動作を行う。
【0043】
このようにして、ハンズフリー通話では、使用者の設定を無視して小さな音量にされてしまうという問題はない。
【0044】
【発明の効果】
以上の如く、本発明は、通話中の全ての報知音の音量を、設定を無視して小さくするのではなく、設定のままでも支障がなければ、設定どおりの音量で報知音を出力させる。設定のままでも支障がないか否かは、▲1▼発せられる報知音が通話中にのみに発せられるものか否か、▲2▼報知音出力手段が、受話部(直にあるいは近接した耳に報知音を出力する位置)に配設されるものか否か、▲3▼携帯電話装置が所定の位置に載置されているか否か、▲4▼通常の通話モードかハンズフリーモード(拡声通話モード)の判定によって行われる。これにより、支障がないものも使用者の設定を無視して小さな音量にしてしまうということを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の主要な構成を示すブロック図である。
【図2】実施例の携帯電話装置が車両に載置された状態を示す図である。
【図3】実施例のアラートの種類を示すフローチャートである。
【図4】第1の実施例の主要な動作を示すフローチャートである。
【図5】第2の実施例の主要な動作を示すフローチャートである。
【図6】第3の実施例の主要な動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
4 スピーカ(耳用)
6 マイクロホン
8 スピーカ(背面用、周囲用)
11 切替回路
12 制御回路
17 イグニッションON/OFF検出手段
18 載置検出手段
30 カーキット
40 載置部
195 設定キー
301 外部スピーカ
302 外部マイクロホン
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a mobile phone device that outputs a notification sound even during a call.
[0002]
[Prior art]
When notifying the incoming call of the pager by a sound during a call, it has been considered to set a predetermined low volume so as not to give a user a discomfort (see Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-108256).
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, if the volume of all alert sounds during a call is reduced, ignoring the setting,
There is a problem that the user's setting is ignored even if the setting does not cause any problem.
[0004]
For example, what is notified by sound during a call is not only the arrival of a pager, but also mainly during a call, such as when a mobile phone device goes out of service during a call and the call is interrupted or when the call time elapses. Some are notified. Such volume setting is set by the user within a range that does not cause discomfort even during a call.
[0005]
In addition, the volume of the speaker or earphone (that emits a sound directly or close to the ear) of the receiving unit that serves as the receiving sound and the notification sound is set by the user within a range that does not cause discomfort even during the call.
In addition, when the mobile phone device is placed at a predetermined position such as a vehicle or in a hands-free mode, the notification sound is emitted from a position away from the ear, so that the user may feel uncomfortable even during a call. It does not become a loud notification sound.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The telephone device of the present invention has been made in view of the above point, and a notification sound output unit that notifies a first notification sound that is notified only during a call and a second notification sound that is also notified other than during the call. Volume setting means for setting the volume of the first notification sound in a range that does not hinder use during a call; and setting the output volume of the first notification sound during the communication by the volume setting means. And a control means for outputting the output volume of the second notification sound during a call at a predetermined volume or less.
[0007]
Also, in a portable telephone device having a receiving section for emitting a receiving sound, a first notification sound output means provided in the receiving section for outputting a first notification sound relating to a call, and a notification provided outside the receiving section. A second notification sound output unit that outputs a sound, a volume setting unit that sets a volume of the first notification sound to a volume that does not hinder use during a call, and the first notification sound during a call. Control means for outputting the output volume of the notification sound output means at the volume set by the volume setting means, and outputting the output volume of the second notification sound output means during a call at a predetermined volume or less. Features.
[0009]
Also, in a portable telephone device having a normal call mode and a hands-free mode in which the receiver is brought close to the ear, a notification sound output means for outputting a notification sound of an incoming call and a volume of the notification sound are set. Volume setting means, and the output volume of the notification sound output means is output at the volume set by the volume setting means during a call in the hands-free mode, and the notification sound is output during a call in a normal call mode. Control means for outputting the output volume of the output means at a volume lower than a predetermined level is provided.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
A first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a main part of the embodiment. The mobile phone device of the present embodiment is a CDMA mobile phone that uses a plurality of carriers of the same frequency in the same cell, and can be used for vehicles.
[0011]
A communication unit (1) transmits a signal from a baseband unit (3) described later to a base station via an antenna (2) or receives a radio wave from the base station via an antenna (2). Or
[0012]
(3) is a baseband unit, which has a CDMA processing circuit (31) and an audio codec (32). The CDMA processing circuit (31) performs code division multiple access, scrambling, error control, and timing detection. The audio codec (32) compresses (encodes) and decompresses (decodes) the audio, performs analog-to-digital conversion, and changes the reception volume and microphone sensitivity by an internal amplifier circuit (not shown). .
[0013]
Reference numeral (4) denotes a speaker (speaker used for the ear) arranged in the receiving unit (J) for ordinary telephone calls that is not hands-free, and the baseband unit (3) amplified by the amplifier circuit (5). ) Is converted into voice. The speaker (4) also outputs a notification sound (alert 1 and alert 2 in FIG. 3) superimposed on the received sound. (6) is a microphone used for telephone conversation, which converts voice into an electric signal. (7) is an amplifier circuit, which amplifies the output of the microphone (6) and outputs the amplified output to the baseband unit (3). Reference numeral (8) denotes a speaker for outputting an incoming call notification sound (alert 3, alert 4 in FIG. 3) of a call or message. The speaker (8) is also used to make a call to be heard by surrounding people, and is arranged on the back of the earpiece (J) in which the ear speaker (4) is arranged. The speaker (8) converts the electric signal of the baseband unit (3) amplified by the amplifier circuit (9) into sound. Reference numeral (10) denotes a connection part, and an external speaker (301) of the car kit (30) and an external microphone (302) are connected via a cable (303 in FIG. 2). The external speaker (301) and the external microphone (302) are used as a hands-free call (loud call).
[0014]
(11) is a switching circuit, which connects the three respective amplifier circuits (5), (7), (9) and the connection section (10) to the baseband section (3) by a control circuit (12) described later. ON / OFF by control. Note that these three amplifier circuits (5), (7), and (9) have fixed gains, and cannot change the receiving sound volume and microphone sensitivity. The voice codec (32) of the baseband unit (3) changes the reception volume and microphone sensitivity under the control of the control circuit (12).
[0015]
(12) is a control circuit composed of a microprocessor, which controls each unit based on a ROM (13) storing an operation program. Reference numeral (14) denotes a RAM which stores information necessary for the operation of the control circuit (12), for example, a set volume.
[0016]
(15) is a liquid crystal display section for displaying a telephone number, a volume setting screen and the like. (16) is a vibrator, which generates vibration at the time of an incoming call under the control of the control circuit (12). (17) is an ignition ON / OFF detecting means for detecting ON / OFF of an ignition switch of the vehicle and outputting it to the control circuit (12).
[0017]
(18) is a placement detecting means having a magnetic detecting section (181) such as a reed switch or a Hall element. As shown in FIG. 2, a mounting portion (40) having a magnet (401) is fixed to a vehicle, and when a mobile phone device is mounted on the mounting portion (40), a magnetism detection unit close to the magnet (401) is provided. (181) detects magnetism, and the placement detecting means (18) outputs a signal indicating that the placement has been made to the control circuit (12).
[0018]
Numeral (19) is an input means, which is a numeric keypad (191) for inputting a telephone number, a call key (192) for starting a call, an end key (193) for operating a call end, and a device. A power key (194) for turning on / off the power of the power supply, a setting key (195) for setting various volumes, and a MON key (196) for turning on / off the output from the rear speaker (8). Have.
[0019]
(20) is a DC 3.6 V internal power supply composed of a rechargeable battery. Reference numeral (21) denotes a connection portion for an external power supply, which is connected to an external power supply (50) (a cigarette insertion slot of a vehicle) via a cable (303 in FIG. 2). The external power supply (50) is DC12V, and depending on the type of vehicle, there are those that supply DC12V power when the ignition switch is OFF and those that do not. The connection part (21) is connected so as to convert the external power supply (50) of 12V to a voltage DC4.1V slightly higher than the voltage of the internal power supply (20) and to supply power in parallel with the internal power supply. A switch (22) interrupts the supply of power to the device from the internal power supply (20) and the external power supply (50) connected in parallel under the control of the control circuit (12). When the external power supply (50) is supplied, the internal power supply (20) is charged by the external power supply (50).
[0020]
Next, the types of alerts (notification sounds) shown in FIG. 3 will be described. The alert 1 is for notifying that the mobile phone device is out of the service area and the call is interrupted, or that the call is interrupted due to an unexpected cause with a predetermined beep sound. The volume of the alert 1 is of three types: silent / small / large, and is emitted from the ear speaker (4) (ear speaker) only during a call.
[0021]
The alert 2 is for notifying, by a predetermined beep, that 10 minutes before the call time has elapsed every one minute of the talk time. The volume of the alert 2 is of three types: silent / small / large, and is emitted from the ear speaker (4).
[0022]
The alert 3 notifies that there is an incoming call by a set beep sound or a set melody. The volume of the alert 3 is four types: silent / small / medium / large, and is emitted from the back speaker (8) (back speaker).
[0023]
The alert 4 is for notifying the arrival of a text or voice message by a set beep or a set melody. The volume of the alert 4 is of four types: silent / small / medium / large, and is emitted from the rear speaker (8).
[0024]
Alert 1 and alert 2 are classified into category A1 as alerts issued only during a call, and alert 3 and alert 4 are classified into category A2 as alerts not issued only during a call (category A).
[0025]
In another classification method (classification B), the alert 1 and the alert 2 are classified as being output from the ear speaker (4) arranged in the earpiece (J) directly or to an adjacent ear. In B1, the alert 3 and the alert 4 are classified into the category B2 as being output to the ear which is not close to the speaker (8) disposed on the back of the earpiece (J).
[0026]
Next, main operations of the present invention will be described. FIG. 4 is a flowchart showing the operation of the control circuit (12). When outputting the alerts 1 to 4 (S1) and not during a call (N in S2), the control circuit (12) assumes that the mobile phone device is at a position away from the ear and alerts at the set volume. Is output (S3). Further, when the placement detecting means (18) detects that the mobile phone device is placed on the placement portion (40) (Y in S4), it is determined that the mobile phone device is located away from the ear. An alert is output at the set volume (S3).
[0027]
As a result, even if the volume is set to “loud”, the user does not give any discomfort to the user because the mobile phone device is away from the ear. Therefore, the sound is output at the volume set by the user.
[0028]
If the alert to be output is an alert that is issued only during a call (those belonging to the category A1) (Y in S5), the alert is output at the set volume (S3).
[0029]
As a result, even if the volume is set to “loud”, the volume is within a range that does not hinder use during a call, so that the user does not feel uncomfortable. Therefore, the sound as set by the user is output.
[0030]
If the alert to be output does not belong to the category A1 in FIG. 3 (N in S5) and the volume set for the alert to be output is neither “medium” nor “high”, If N) in S6, that is, if "silence" or "small" is set, an alert is output at the set volume (S3).
[0031]
Then, an alert during a call (Y in S2), the mobile phone device is not mounted on the receiver (40) (N in S4), and an alert to be output belongs to the category A1. If it is not (N in S5) and the set volume is “medium” or “loud” (Y in S6), the volume is output as “low” regardless of the set volume (S7).
[0032]
As described above, the volume during a call is set to a predetermined level or less, except when it is considered that the user does not feel uncomfortable. As a result, the setting of the user is not unnecessarily ignored.
[0033]
Next, a second embodiment will be described. The block diagram of the second embodiment is the same as FIG. 1 of the first embodiment. FIG. 5 is a flowchart showing the operation of the control circuit (12) of the second embodiment, in which step S5 in the flowchart (FIG. 4) of the first embodiment is changed to step S11. Only operations different from those in the first embodiment will be described.
[0034]
When an alert is output (Y in S1), a call is in progress (Y in S2), and the mobile phone device is not placed on the receiver (40) (N in S4), the control circuit (12) returns Then, it is checked whether or not the speaker for issuing the alert is the speaker (4) arranged in the receiver (J) (class B1 in FIG. 3) (S11). That is, it is determined whether the speaker that emits the alert is placed at a position that emits an alert to the ear directly or close to the ear or a position that emits an alert to an ear that is not close to the speaker.
[0035]
If the speaker that emits the alert is provided in the earpiece (J) (Y in S11), even if the volume is set to “loud”, the volume will not interfere with use during a call. The alert is output at the set volume assuming that the volume is in a range not present (S3). Thus, even if the volume is set to “loud”, the user does not feel uncomfortable and outputs the sound as set by the user.
[0036]
If the speaker that emits the alert is not provided in the receiver (J) (N in S11), the process proceeds to step S6. As in the first embodiment, when the set volume is "medium" or "loud" in step S6, the volume is output as "low" regardless of the set volume (S7). .
[0037]
As described above, in the first embodiment, whether or not the volume is reduced to a predetermined level or less is determined based on whether or not the notification sound is emitted only during a call (classification A). However, as in the second embodiment, Alternatively, the determination may be made based on whether or not the speaker that emits the notification sound is disposed in the receiving section (J) (a position that emits an alert to the ear directly or in proximity to the ear) (class B).
[0038]
Although the speaker (4) of the second embodiment is disposed at a position close to the ear, the present invention is not limited to such a speaker, but is an earphone directly inserted into the ear. Is also good.
[0039]
Next, a third embodiment will be described. The block diagram of the third embodiment is the same as FIG. 1 of the first embodiment. FIG. 6 is a flowchart showing the operation of the control circuit (12) of the third embodiment, in which step S4 of the flowchart (FIG. 4) of the first embodiment is changed to step S21. Only operations different from those in the first embodiment will be described.
[0040]
First, switching to a hands-free call will be described. When the ignition switch is turned on with the cable connected to the mobile phone device and is mounted on the mounting portion (40), the control circuit (12) controls the ignition switch detection means (17) and the mounting detection means. The car kit mode is set by (18). In the car kit mode, the control circuit (12) controls the switching circuit (11) to switch from the normal call using the speaker (4) and the microphone (6) to the external speaker (301) of the car kit (30). Switch to hands-free call using external microphone (302).
[0041]
In FIG. 6, when an alert is output (Y in S1) and a call is in progress (N in S2), the control circuit (12) of the third embodiment determines whether or not it is a hands-free call. A check is made by the ignition switch detection means (17) and the placement detection means (18) (S21).
[0042]
If it is a hands-free call in step S21, the control circuit (12) outputs the alert at the set volume assuming that the alert is issued from a position away from the ear (S3). If it is not a hands-free call in step S21, the process proceeds to step S5, and the same operation as step S5 in the first embodiment is performed.
[0043]
In this way, in a hands-free call, there is no problem that the volume is set to a low level ignoring the user's setting.
[0044]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the volume of all notification sounds during a call is not reduced by ignoring the setting, but the notification sound is output at the volume set as long as the setting does not cause any problem. Whether or not there is no problem even if the setting is not changed depends on whether (1) the notification sound emitted is only emitted during a call, and (2) the notification sound output means is connected to the receiver (directly or close to the ear). (3) whether the mobile phone device is placed at a predetermined position, (4) normal call mode or hands-free mode (loud voice). Call mode). As a result, it is possible to prevent a sound that does not cause a problem from being set to a small volume ignoring the user's setting.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a main configuration of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a state in which the mobile phone device of the embodiment is mounted on a vehicle.
FIG. 3 is a flowchart illustrating types of alerts according to the embodiment.
FIG. 4 is a flowchart showing main operations of the first embodiment.
FIG. 5 is a flowchart showing a main operation of the second embodiment.
FIG. 6 is a flowchart showing a main operation of the third embodiment.
[Explanation of symbols]
4 speakers (for ears)
6 Microphones 8 Speakers (for back and surroundings)
Reference Signs List 11 switching circuit 12 control circuit 17 ignition ON / OFF detecting means 18 mounting detecting means 30 car kit 40 mounting section 195 setting key 301 external speaker 302 external microphone

Claims (3)

通話中にのみ報知される第1の報知音と通話中以外にも報知される第2の報知音を報知する報知音出力手段と、前記第1の報知音の音量を通話中に使用するのに支障がない範囲の音量で設定する音量設定手段と、
通話中の前記第1の報知音の出力音量を前記音量設定手段で設定された音量で出力させ、通話中の前記第2の報知音の出力音量を所定以下の音量で出力させる制御手段を備えたことを特徴とする携帯電話装置。
A notification sound output means for notifying a first notification sound which is notified only during a call and a second notification sound which is also notified other than during the call, and using the volume of the first notification sound during the call. Volume setting means for setting a volume within a range that does not interfere with
Control means for outputting an output volume of the first notification sound during a call at a volume set by the volume setting means and outputting an output volume of the second notification sound during a call at a predetermined volume or less. Mobile phone device characterized by the above-mentioned.
受話音を発する受話部を有する携帯電話装置において、受話部に配設され通話に関係する第1の報知音を出力する第1の報知音出力手段と、受話部以外に配設され報知音を出力する第2の報知音出力手段と、前記第1の報知音の音量を通話中に使用するのに支障がない範囲の音量で設定する音量設定手段と、
通話中の前記第1の報知音出力手段の出力音量を前記音量設定手段で設定された音量で出力させ、通話中の前記第2の報知音出力手段の出力音量を所定以下の音量で出力させる制御手段を備えたことを特徴とする携帯電話装置。
In a portable telephone device having a receiver that emits a reception sound, a first notification sound output unit that is disposed in the reception unit and outputs a first notification sound related to a telephone call, and that outputs the notification sound that is provided other than the reception unit. Second notification sound output means for outputting, and volume setting means for setting the volume of the first notification sound at a volume that does not hinder use during a call ;
The output volume of the first notification sound output means during a call is output at a volume set by the volume setting means, and the output volume of the second notification sound output means during a call is output at a predetermined volume or less. A mobile phone device comprising control means.
受話部を耳に近づけて通話する通常の通話モ−ドとハンズフリーモードを有する携帯電話装置に於いて、着信の報知音を出力する報知音出力手段と、前記報知音の音量を設定する音量設定手段と、ハンズフリーモードでの通話中は前記報知音出力手段の出力音量を前記音量設定手段で設定された音量で出力させ、通常の通話モ−ドでの通話中は前記報知音出力手段の出力音量を所定以下の音量で出力させる制御手段を備えたことを特徴とする携帯電話装置。 In a portable telephone device having a normal call mode and a hands-free mode in which a telephone receiver is brought close to the ear, a notification sound output means for outputting a notification sound of an incoming call, and a sound volume for setting a volume of the notification sound. Setting means for outputting the output volume of the notification sound output means at the volume set by the volume setting means during a telephone call in the hands-free mode, and outputting the notification sound output means during a telephone call in a normal call mode. And a control means for outputting the output volume at a predetermined volume or less.
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