JP3568802B2 - カメラ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョン受像機などの表示装置の画面上の任意の位置に配置することのできるカメラ装置に関し、特に、表示装置、小型カメラ、マイク、通信機器などを一体化したマルチメディア対応の教育システムやテレビ会議システムなどのカメラ装置として利用される。
【0002】
【従来の技術】
近時、コンピュータを利用した教育システムやテレビ会議システムが注目されている。
【0003】
このシステムは、テレビジョン受像機などを利用した表示装置、小型カメラ、マイク、映像データや音声データを送受信する通信機器などを備えた構成となっている。
【0004】
この場合、小型カメラは、表示装置の上に置いたり、表示装置の横に並べて置いたりして、比較的目線に近いところに設置する。そして、この小型カメラで撮影された使用者の映像が、通信回線を通じて相手側システムの表示装置の画面上に表示されるようになっている。
【0005】
また、インターネットと接続して双方向の通信が可能な最近のノートパソコンやモバイルパソコンなどでは、小型カメラを表示画面の枠内に内蔵して、使用者の目線により近づけるように工夫されたものもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、使用者は、通常、表示装置に表示される情報(教育システムでは問題や回答といった情報や、相手側の映像等)を見ながら会話を行ったり、必要な情報の入力を行ったりする。そのため、小型カメラの設置位置が表示装置の表示画面に近づいたとはいっても、相手側の表示装置に表示される使用者の目線は、実際の目線から若干ずれたものとなるといった問題があった。
【0007】
本発明は係る問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、小型カメラを表示画面内の任意の位置に配置できるようにして、表示画面を見ている使用者の目線と、カメラ目線とを一致、若しくは限りなく近づけることのできるカメラ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明のカメラ装置は、表示装置の本体上部に係脱可能に係止する係止部材と、この係止部材から前記表示装置の表示画面に沿って下方に垂下された支持部材と、この支持部材の下端部に取り付けられたカメラ本体とからなり、前記支持部材、前記係止部材の前面の壁体に形成された横長のスライド溝部に遊嵌されて横方向にスライドする横方向スライド部材と、この横方向スライド部材に挟持された状態で縦方向にスライドする支持杆とからなり、前記横方向スライド部材の内側面に円弧形状に湾曲させた弾性体が取り付けられる一方、この弾性体と対峙する前記支持杆の側面を一定ピッチの連続した波形に形成することにより、前記支持杆が一定ピッチで上下にスライドする構成とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0014】
図1は、メラ装置の参考例を示す斜視図、図2は、このカメラ装置A1を表示装置の表示画面上に取り付けた状態を示す説明図である。
【0015】
このカメラ装置A1は、カメラ本体1の後部側に吸着盤2を取り付けただけの極めて簡単な構造となっている。つまり、この吸着盤2を、図2に示すテレビジョン受像機等の表示装置3の表示画面3a上の任意の位置に吸着させるだけで、使用者の目線とカメラ目線とを一致させることができる。因みに、図中の符号1aは、カメラに接続されたケーブルである。
【0016】
なお、吸着盤2で吸着する場合には、ブラウン管等のように表面が硬質の部材(例えば、ガラス部材)である必要がある。つまり、液晶表示装置のような軟質な表示画面には現時点では不適といえる。ただし、液晶表示装置であっても、その表面にガラス部材等が設けられているものは、当然に適用可能である。
【0017】
図3は、本発明のカメラ装置の実施の形態を示す斜視図、図4は側面図、図5はa−a線に沿う断面図、図6はb−b線に沿う断面図である。
【0018】
このカメラ装置A2は、大別すると、テレビジョン受像機等の表示装置3の装置本体31の上面31aに係止する係止部材5と、この係止部材5から下方に垂下された支持部材6とからなり、この支持部材6の下端部にカメラ本体1を取り付けた構造となっている。
【0019】
係止部材5は、横長の直方体形状となっており、内部は空洞であって、その前面の壁体51には、横長のスライド溝部52が形成されている。また、係止部材5の底壁53には、左右の2箇所若しくは前後左右の4箇所に吸着盤54,54,・・・が設けられており、この吸着盤54,54,・・・によって、装置本体31の上面31aに固定されるようになっている。
【0020】
一方、支持部材6は、係止部材5のスライド溝部52に遊嵌されて横方向(図中、X方向)にスライドする横方向スライド部材61と、この横方向スライド部材61に挟持された状態で縦方向(図中、Y方向)にスライドする支持杆62とによって構成されており、この支持杆62の下端部にカメラ本体1が取り付けられている。
【0021】
横方向スライド部材61は、主に図5及び図6に示すように、矩形状に形成された基板611の左右両側に、前方側に若干突出した後互いの方向(内側)に屈曲したL字状の1対の支持片612,613がそれぞれ形成されているとともに、基板611の背面中央部から後方側に若干突出して円柱形状のスライド軸614が形成され、このスライド軸614の後端側に円盤状の抜け止め片615が形成された構造となっている。
【0022】
つまり、スライド軸614を係止部材5のスライド溝部52に嵌め込み、基板611と抜け止め片615とでスライド溝部52の前後両縁面を挟持することにより、スライド溝部52からの脱落を防止しつつ、スライド溝部52に沿って横方向(X方向)にスライド可能としている。
【0023】
また、支持杆62は、本実施の形態では単純な短冊状(縦長の平板棒体)に形成されているが、その幅W1は、1対の支持片612,613間の幅W2より若干狭くなるように形成されており、その厚さD1は、各支持片612,613と基板611との間の隙間D2より若干狭くなるように形成されている。
【0024】
そのため、このままでは、支持片612,613間に挿入された支持杆62が落ちてしまうので、本実施の形態では、支持片612,613の内面側にゴム等の滑り止め部材616を貼着し、支持杆62に上下方向(Y方向)の力を若干加えない限り、支持杆62が上下にスライドしない構造としている。
【0025】
また、上記のような構造とすると、スライド軸614が円柱形状であるので、このスライド軸614自体を回動中心として、支持杆62を回動させることができる。従って、本発明のカメラ装置A2を使用しないときや、商品として搬送するときなどには、図7に示すように、支持杆62を使用時の状態(図3及び図4に示す状態)から90°回動させて、係止部材5の前面の壁体51に沿わせるようにしておけばよい。なお、図示は省略しているが、係止部材5の前面の壁体51に沿わせた状態(図7に示す状態)で、支持杆62が不用意に回動しないように、支持杆62と壁体51との間に簡単な係止機構を設けておくのがよい。ただし、この係止機構は、支持杆62を回動させるように、使用者が手で少し押せば解除できるようにしておく。
【0026】
図8は、基板611に形成された支持片612,613と支持杆62とのスライド構造の他の実施の形態を示している。
【0027】
すなわち、この構造では、一方の支持片612の内側面に、円弧状に湾曲させた弾性体(本実施の形態では板バネ)617を若干突出させて取り付け、この弾性体617と対峙する支持杆62の側面621を、一定ピッチの連続した波形に形成したものである。つまり、弾性体617が波形の凹み部分に嵌まり込むことによって、支持杆62が下方に落下しないように安定的に保持されるようになっている。また、この状態で支持杆62を上又は下に動かすと、支持杆62の波形の凸部分によって弾性体617が支持片612の内面側に押し込まれて弾性変形し、この弾性変形した弾性体617を支持杆62の側面621の凸部分が乗り越えることによって、支持杆62が上下にスライド可能となっている。
【0028】
つまり、この構造では、支持杆62は、側面621に形成された波形の一定ピッチで、上下にスライドすることになる。ただし、弾性体617の弾性力を利用すれば、任意の位置で支持することも可能であるが、安定性の点からいえば、弾性体617が凹み部分に嵌まり込む位置で、支持杆62を支持した方がよいのは当然である。
【0029】
なお、上記実施の形態では、係止部材5の底壁53に吸着盤54を取り付けることにより、装置本体31の上面31aに固定する構造としているが、係止部材5が装置本体31の上面31aに安定的に載置できるのであれば、このような吸着盤54は不要である。
【0030】
また、上記実施の形態では、係止部材5をカメラ本体1を係止するための単なる部材として説明しているが、英会話システムやテレビ会議システムでは、通信回線に接続されたモデムを備えており、このモデムは、配置スペースの狭いところでは、通常、表示装置3の上に載置する場合が多いので、このモデムのケース本体を係止部材5として利用することが可能である。つまり、モデムのケース本体の前面に横長のスライド溝部(図3に示すスライド溝部52と同じ)を形成し、このスライド溝部に、支持部材6の横方向スライド部材61を遊嵌するように構成してもよい。
【0031】
このように、本発明のカメラ装置は、カメラ本体1を表示装置3の表示画面3a上に配置した状態で、横方向(X方向)及び縦方向(Y方向)に任意に移動できるので、表示画面が例えば左右の2分割で表示されている場合には、そのセンターの分割線上にカメラ本体1を移動すればよく、また上下左右の4分割で表示されている場合には、その分割線の交叉点(画面中心)にカメラ本体1を移動すればよい。
【0032】
【発明の効果】
本発明のカメラ装置によれば、支持部材が、係止部材の前面の壁体に形成された横長のスライド溝部に遊嵌されて横方向にスライドする横方向スライド部材と、この横方向スライド部材に挟持された状態で縦方向にスライドする支持杆とからなり、横方向スライド部材の内側面に円弧形状に湾曲させた弾性体が取り付けられる一方、この弾性体と対峙する前記支持杆の側面を一定ピッチの連続した波形に形成したので、支持杆が一定ピッチで上下にスライドさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】メラ装置の参考例を示す斜視図である。
【図2】カメラ装置を表示装置の表示画面上に取り付けた状態を示す説明図である。
【図3】本発明のカメラ装置の実施の形態を示す斜視−図である。
【図4】図3に示すカメラ装置の側面図である。
【図5】図4に示すa−a線に沿う断面図である。
【図6】図4に示すb−b線に沿う断面図である。
【図7】支持杆を係止部材の前面の壁体に沿わせた状態を示す斜視図である。
【図8】基板に形成された支持片と支持杆とのスライド構造の他の実施の形態を示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 カメラ本体
2 吸着盤
3 表示装置
5 係止部材
6 支持部材
51 壁体
52 スライド溝部
53 底壁
54 吸着盤
61 横方向スライド部材
62 支持杆

Claims (1)

  1. 表示装置の本体上部に係脱可能に係止する係止部材と、この係止部材から前記表示装置の表示画面に沿って下方に垂下された支持部材と、この支持部材の下端部に取り付けられたカメラ本体とからなり、
    前記支持部材、前記係止部材の前面の壁体に形成された横長のスライド溝部に遊嵌されて横方向にスライドする横方向スライド部材と、この横方向スライド部材に挟持された状態で縦方向にスライドする支持杆とからなり、前記横方向スライド部材の内側面に円弧形状に湾曲させた弾性体が取り付けられる一方、この弾性体と対峙する前記支持杆の側面を一定ピッチの連続した波形に形成することにより、前記支持杆が一定ピッチで上下にスライドすることを特徴とするカメラ装置。
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