JP3565489B2 - Method and apparatus for forming hole or slit for cleaning synthetic resin cap - Google Patents
Method and apparatus for forming hole or slit for cleaning synthetic resin cap Download PDFInfo
- Publication number
- JP3565489B2 JP3565489B2 JP26982699A JP26982699A JP3565489B2 JP 3565489 B2 JP3565489 B2 JP 3565489B2 JP 26982699 A JP26982699 A JP 26982699A JP 26982699 A JP26982699 A JP 26982699A JP 3565489 B2 JP3565489 B2 JP 3565489B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- cleaning
- slit
- cap body
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D41/00—Caps, e.g. crown caps or crown seals, i.e. members having parts arranged for engagement with the external periphery of a neck or wall defining a pouring opening or discharge aperture; Protective cap-like covers for closure members, e.g. decorative covers of metal foil or paper
- B65D41/32—Caps or cap-like covers with lines of weakness, tearing-strips, tags, or like opening or removal devices, e.g. to facilitate formation of pouring openings
- B65D41/34—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt
- B65D41/3423—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with flexible tabs, or elements rotated from a non-engaging to an engaging position, formed on the tamper element or in the closure skirt
- B65D41/3428—Threaded or like caps or cap-like covers provided with tamper elements formed in, or attached to, the closure skirt with flexible tabs, or elements rotated from a non-engaging to an engaging position, formed on the tamper element or in the closure skirt the tamper element being integrally connected to the closure by means of bridges
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は合成樹脂キャップの洗浄用孔またはスリットの形成方法とその形成装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
果汁飲料などの充填時に、内容液体が壜口からオーバーフローして、壜口外周面に糖分を含む液体が付着し、この付着物が黴の発生の原因となったり、キャップの開栓トルクを高める等の原因となるため、これを防止するために充填後キャッピングしてから、キャップの上から洗浄水、又は熱水をシャワーリングして、キャップの洗浄用孔を通じて壜口外周面に導き、壜口に付着した糖分を含む液体を洗い落とすようにしたキャップがすでに提案されている。
【0003】
例えば、特開平7−41023号公報には、プラスチック成形品よりなるピルファープルーフキャップが提案されている。また、特開平6−345106号公報には、キャップ成形後に回転刃により、機械的に円周方向に間隔をおいて形成された複数のスリットを持つ合成樹脂製ピルファープルーフキャップの製造方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特開平7−41023号公報に示す従来例では、連続した蛇腹状係止部によりスムーズなキャッピング性と充分な抜け止め力が得られるが、キャッピング後、壜口洗浄目的でシャワーリングした場合、キャップ本体下部の破断可能領域から侵入した洗浄水が蛇腹係止部に溜まり汚染して、食品衛生上不衛生になる可能性がある。
【0005】
また、通常の合成樹脂製のキャップa(図15参照)の上部にカッターb等により後加工で洗浄用孔cを形成する場合には、バリdが発生しやすく、特に、中栓eと組み合わせて使用する場合には、ホットパック後のちょっとしたいたずら目的の開栓操作によって、ブリッジが破断される前に、そのバリdによって中栓eが持ち上げられてしまうことがあり、このようなときには、気密性が損なわれているにもかかわらず、それを外部から確認することができないという不具合が生じることが懸念される。
【0006】
一方、特開平6−345106号公報に示す従来例には、ピルファープルーフキャップにおけるTEバンドを分離させる破断領域を形成するためのスリットを後加工でキャップ下部に形成する製造技術が記載されているのみであり、充填時に壜口に付着した物質を洗い流すための洗浄用孔またはスリットを別途能率よく形成するための製造技術の開発が望まれる。
【0007】
本発明はこのような実情に鑑みてなされ、キャッピング後に充填時のオーバーフローした内容液の付着物を洗い流せる様にした洗浄用液体の流入孔またはスリットを広いスペースを要することなく形成できる合成樹脂キャップの洗浄用孔またはスリットの形成方法とその形成装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の課題を解決するための手段を以下のように構成している。
【0009】
請求項1に記載の発明では、キャップ本体を内側から支持して所定の円軌道上を公転させつつ自転させると共に、前記キャップ本体の外周面に摺接するローレット溝を有するガイド部材により、前記キャップ本体に外部から自転のための回転強制力を作用させ、前記キャップ本体のスカート壁をカッターに押し当てて、前記スカート壁に洗浄用孔または洗浄用スリットを形成することを特徴としている。
【0010】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の前記カッターを加熱して洗浄用孔または洗浄用スリットを形成すること特徴としている。
【0011】
請求項3に記載の発明では、キャップ本体を内側から支持して所定の円軌道上を公転させつつ自転させるスピンドルと、前記キャップ本体の外周面に摺接し、前記キャップ本体を強制的に自転させるためのローレット溝を有するガイド部材と、回転中の前記キャップ本体のスカート壁に当接して洗浄用孔または洗浄用スリットを形成するためのカッティング手段とを具備してなることを特徴としている。
【0012】
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の前記カッティング手段が加熱装置を有することを特徴としている。
【0013】
請求項5に記載の発明では、キャップ本体を内側から支持して所定の円軌道上を公転させつつ自転させると共に、前記キャップ本体の外周面に摺接するローレット溝を有するガイド部材により、前記キャップ本体に外部から自転のための回転強制力を作用させ、前記キャップ本体のスカート壁をカッターに押し当てて、前記スカート壁の上部に洗浄用孔または洗浄用スリットを、前記スカート壁の下部にピルファープルーフ用のスリットをそれぞれ同時に形成することを特徴とする合成樹脂キャップの洗浄用孔またはスリットの形成方法を提供する。
【0014】
請求項6に記載の発明では、請求項5に記載の前記カッターを加熱して洗浄用孔または洗浄用スリットと、ピルファープルーフ用のスリットをそれぞれ同時に形成することを特徴としている。
【0015】
この発明では、強制的に回転させているキャップのスカート壁をカッティング手段に押し当てることにより、そのスカート壁に洗浄用孔またはスリットを容易に形成することができる。そのカッティング手段を加熱することにより、洗浄用孔またはスリットの形成がより一層容易となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の合成樹脂キャップの洗浄用孔またはスリットの形成方法と形成装置の好ましい実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0017】
図1ないし図6は本発明のインジェクション成形法によって形成された合成樹脂キャップ(ピルファープルーフキャップ)Cを示し、これらの図において、符号1はキャップ本体、2は天板、3はその天板2の外周部から垂下されるスカート壁、31はスカート壁3の外周に形成されたローレット溝、4はそのスカート壁3の内周に刻設された雌螺子溝、41は雌螺子溝4に交叉するように形成された縦溝、5はそのスカート壁3の下部内面に形成された破断可能なブリッジ、6はそのブリッジ5を介してスカート壁3の下部に連結されたTEバンド(タンパーエビデンスバンド)であり、上述のブリッジ5は、所定間隔おきに複数個設けられ、その間に間隙が形成されている。
【0018】
7はTEバンド6の内面に形成された連続蛇腹状係止部材であり、TEバンド6の下端から内側斜め上方に向けて折曲され、連続した上窄まりの蛇腹状に形成される。8はスカート壁3の上部に、円周方向に適宜な間隔をおいて穿孔されたスリット状の洗浄用孔(又はベントホール)、9はTEバンド6の下端の連続蛇腹状係止部材7との折曲部に形成された洗浄液排出用の小孔である。
【0019】
一方、11は壜口10に密嵌される中栓で、壜口10の上端に外周縁が載接する天板111と、その天板111の周縁部から下方に垂下して壜口10の内周面に密接する中足112とよりなる。12はキャップ本体1の雌螺子溝4を螺合させるために壜口10の外周に形成された雄螺子、121は雄螺子12に交叉するように形成された縦溝、13はTEバンド6の内面に形成された連続蛇腹状係止部材7を係止させるためのビードである。
【0020】
上述のように形成されるキャップCでは、連続蛇腹状係止部材7が柔軟性を有しているため、閉栓時に壜口10のビード13を容易に乗り越え、閉栓後には復元してビード13の下部に係止するためブリッジ5の破断も防がれ、装着性が良好であり、また、開栓時には、ビード13に対して上窄まり状の連続蛇腹状係止部材7が確実に係止してブリッジ5を必ず破断することができ、悪戯防止によるちょい回しによって、ブリッジ5が切れる前に気密性が損われるという危険性が完全に防がれる。なお、TEバンド6の連続折曲部61に形成する小孔9は、TEバンド6の充分な抜け止め強度を確保できる程度に円周方向に所定の間隔をおいて設けられることが好ましく、本例では4個形成している。
【0021】
一方、充填過程にて壜口10に内容液15が付着した状態(図5参照)で中栓11が閉じられることがあり、その場合においても、洗浄過程にて洗浄液をキャップに噴射させると、図6に示すように、上部の洗浄用孔8,…と各ブリッジ5,…間の間隙51からキャップC内に洗浄液が充填され、壜口10に付着した内容液15がその洗浄液によって洗い流され、縦溝41,121から下方に流下し、下部の小孔9から外部に排出される。従って、どのキャップにおいてもキャップ内が一様に清潔になり黴の発生が防止され、また、外観もきれいになる。
【0022】
なお、上述の洗浄用孔8,…および排出用の小孔9,…はスリットであってもよいことはいうまでもない。また、上部の洗浄用孔8,…を設けない場合にも、各ブリッジ5,…間の間隙から洗浄液を内部に導入して充分な洗浄効果を得ることができるが、洗浄用孔8,…を設けることにより一層洗浄効果が良好となるのである。
【0023】
図7および図8は合成樹脂キャップの異なる実施形態の断面を示し、これらの図において、14はスカート壁3の上部に形成された薄肉部であり、その薄肉部14は、キャップ本体1の成形段階にて予め形成することができ、厚さ0.1〜0.5mm程度が好ましく、更には、0.3mm程度が好ましい。この程度の厚さであると、キャップ本体の成形後にカッター42によって洗浄用孔8の後加工をおこなっても、図15においてdで示す様な大きなバリが発生することはなく、また、レーザー加工手段や放電加工手段によっても容易に洗浄用孔8を形成することができる。
【0024】
一方、スカート壁3の下部にブリッジ5を介して上窄まりの連続蛇腹状係止部材7は、閉栓時には通過抵抗少なく容易にビード13を乗り越えることができ、かつ、壜口10のビード13の全周に下方から安定的に掛止し、開栓時にはビード13に確実に掛止してブリッジ5,…を必ず破断することができる。
【0025】
その開栓時においては、洗浄用孔8に大きなバリが形成されていないので、中栓11が不用意に持ち上げられることがなく、ちょい回し等の悪戯によって気密性が喪失してしまうような不具合の発生がなく、ブリッジ5,…が破断されても中栓11による気密性は保持される。
【0026】
また、内容液の充填後に、たとえキャップC内に内容液が溢れていても洗浄用孔8,…およびブリッジ5,5間のスリット51,…から内部に洗浄液を導入してキャップC内を洗浄し、排出用小孔9から排出されて黴の発生が防止される。
【0027】
図9ないし図14は本発明の合成樹脂キャップCの形成方法を実施するための装置を示し、これらの図において、符号22はキャップ本体1の内側を支持して所定の円軌道上を公転させつつ自転するスピンドルであり、そのスピンドル22の一端に固定された小ギヤ23が、径大な固定ギヤ24に噛み合っており、そのスピンドル22の他端に形成されたヘッド部25には、キャップ本体1の天板2の内面に当接する3つのボール26,…が案内孔27内に嵌装されてスプリング28,…によって外方に付勢された状態に支持され(図9参照)、かつ、そのヘッド部25の先端外周にはスリーブ29が回動自在に被嵌支持されている。
【0028】
また、スピンドル22の軸心部にはキャップ突出し用のロッド30が遊転自在に嵌挿されており(図10参照)、そのロッド30の基部に設けられたカムフォロワー31aが、円筒状の支持体32の外周に設けられたカム溝33(図13参照)に摺接案内され、キャップ突出位置444にてそのロッド30によってキャップCが外方へ突き出されるようにしている。なお、その突出位置444には、排出用ブローノズル445が設けられており(図14参照)、ロッド30の突き出し動作と同期させてエアーを吹き出させ、キャップCを確実に突き出させるようにしている。
【0029】
上述のスピンドル22,…は、6個が等間隔でハブ34に回動自在に支持されており(図10参照)、そのハブ34の支軸35の一端に固定されたプーリ(またはスプロケット)36には、図示は省略するが、ベルト又はチェーンによる巻掛伝動機構を介して駆動力源が伝動連結されており、そのハブ34の回動動作により、前述のように、各スピンドル22、…が固定ギヤ24のまわりを公転しつつ自転するようになっている。なお、37はスピンドル22をハブ34に回転自在に支持するベアリング、38はハブ34の支軸35を回転自在に支持するベアリングで、支持体32に支持されている。
【0030】
このスピンドル22のヘッド部25によってキャップCを内側から支持し、そのスカート壁3をガイド部材41のローレット溝41aに押し当てて、キャップCに予め形成されているローレット溝31との噛み合いによって強制的にキャップCを自転させつつ、そのガイド部材41と一体的に設けているカッター42,43によって、スカート壁3の上部に洗浄用孔8,…を形成する(図12参照)と共に、その下部に形成されている破断可能なブリッジ5間にスリット51,…を同時に形成することができる。なお、上述の洗浄用孔8はスリット状であってもよい。
【0031】
上述のように、キャップCがスピンドル22のヘッド部25とローレット溝41aとに挟まれて強制的に自転させられる際に、ヘッド部25の先端外周に遊転自在に設けたスリーブ29によって、ヘッド部25の径大な部分との周速差を吸収することができ、キャップCとヘッド部25との間のスベリをなくし、スピンドル22のローレット溝41aへの押し付け力によってキャップCを安定に保持し、両カッター42,43により精度よくカッティング作業をおこなうことができる。
【0032】
キャップCの搬送ルート440は(図13、図14参照)、断面が略コ字状をなし、斜め下方に向けて形成される搬入路441から固定ギヤ24のまわりに形成される旋回路442を経て斜め下方に向かう排出路443に連なるように形成され、その搬入路441はスピンドル22のヘッド部25に対してキャップCを斜め上方から被嵌させるような傾斜角度に形成され(図10参照)、また、排出路443はキャップ突出位置444にて突き出されたキャップCをそのまま斜め下方に排出させることができるように形成される。このような円環状に搬送ルート440を形成したので、装置全体をコンパクトなものとすることができる。
【0033】
上述のガイド部材41とカッター42,43は(図11参照)、扇形状に形成され、断熱材44,45およびヒータ46,47と共に両ブラケット48,49間にボルト50締結により挟持一体化されて旋回路442の内側の所定位置に固定される。洗浄用孔8(図7,図12参照)を形成するためのカッター42は8本の刃421,…を有し、スリット51を形成するためのカッター43は一枚刃431を有しており、両カッター42,43共に、ヒータ46,47によって加熱されているため薄肉部14を形成したことと相まって、良好な切削性が得られ、バリの発生を抑制することができる。なお、上述のスリット51,…を形成するためには、キャップCに予めブリッジ5となる部分を内側に向けて突出させるような成形を施しておき、その部分を外側から一枚刃のカッター43で切り込むことにより、ブリッジ5,5間にスリット51,…を形成するか又は前述の特開平6−345106号公報に開示された方法でスリットを形成することができる。
【0034】
このようなキャップCの成形工程について説明すると、まず、搬入路441から搬入されたキャップCは、旋回路442に導入される時点で、スピンドル22のヘッド部25に被嵌支持され、旋回路442に沿って公転しつつ自転し、ガイド部材41のローレット溝41aに至るとそのローレット溝41aにキャップCのローレット溝31が噛み合い強制的に自転されつつ公転する。この間に、2つのカッター42,43によって洗浄用孔8,…とスリット51,…が同時に形成され、キャップ突出位置444にて、ロッド30によってキャップCが排出路443に向けて突き出される。なお、水抜き用の小孔(またはスリット)9は予め成形段階で形成されるものである。
【0035】
上述のカッター42,43によるカッティング作業がおこなわれる間には、キャップCはスピンドル22のヘッド部25とローレット溝41aとの間に挟み付けられ、かつスリーブ29によって、キャップCの内周面での周速差が吸収されるためキャップCの支持は安定しており、2つのカッティングを効率よくおこなうことができる。
【0036】
【発明の効果】
この発明によれば、キャップを内側から支持して所定の円軌道上を公転させつつ自転させると共に、そのキャップに外部から回転強制分力を作用させ、そのスカート壁をカッターに押し当てて、そのスカート壁に洗浄用孔またはスリットを形成するので、洗浄用孔またはスリットを広いスペースを要することなく能率よく形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の合成樹脂キャップの一実施形態を示す閉栓状態の縦断面図である。
【図2】同キャップの縦断面図である。
【図3】同キャップの底面図である。
【図4】同キャップの下部の拡大断面図である。
【図5】同キャップの組立対応斜視図である。
【図6】同洗浄時における洗浄液の流れを示す断面図である。
【図7】同キャップの異なる実施形態を示す閉栓状態の部分断面図である。
【図8】同キャップの要部拡大断面図である。
【図9】同キャップの製造方法におけるカッティング工程の要部横断平面図である。
【図10】同キャップの搬入、カッティング搬出の各工程におけるキャップとスピンドルの対応関係を示す説明図である。
【図11】同ガイド部材およびカッター等の分解組立斜視図である。
【図12】同洗浄用孔の形成工程の説明図である。
【図13】同装置の主なレイアウトを示す斜視説明図である。
【図14】同装置の搬送ルートを示す斜視図である。
【図15】従来の洗浄用孔加工でバリが発生した場合の一例を示すキャップの断面図である。
【符号の説明】
C…キャップ、1…キャップ本体、3…スカート壁、8…洗浄用孔、22…スピンドル、41…ガイド部材、41a…ローレット溝、42,43…カッター、51…スリット。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention belongs to the forming method of cleaning holes or slits and the art of forming equipment synthetic resin cap.
[0002]
[Prior art]
When filling fruit juice beverages, the content liquid overflows from the bottle, and the liquid containing sugar adheres to the outer peripheral surface of the bottle, and this adhered matter causes mold and increases the opening torque of the cap. To prevent this, capping is performed after filling to prevent this, and then washing water or hot water is showered from the top of the cap and guided to the bottle outer peripheral surface through the cleaning hole of the cap, Caps have already been proposed for washing off liquids containing sugar attached to the mouth.
[0003]
For example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-41023 proposes a pill fur proof cap made of a plastic molded product. Further, Japanese Patent Application Laid-Open No. 6-345106 proposes a method of manufacturing a synthetic resin pill fur proof cap having a plurality of slits formed at intervals in a circumferential direction mechanically by a rotary blade after the cap is formed. Have been.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional example disclosed in JP-A-7-41023, a smooth capping property and a sufficient retaining force can be obtained by a continuous bellows-like locking portion. Wash water that has entered from the breakable area at the bottom of the main body may accumulate and contaminate the bellows locking portion, resulting in unsanitary food hygiene.
[0005]
Further, when a cleaning hole c is formed by post-processing with a cutter b or the like above a normal synthetic resin cap a (see FIG. 15), burrs d are likely to be generated, and especially when combined with the inner plug e. In such a case, the inner plug e may be lifted by the burr d before the bridge is broken by a slight opening operation for the purpose of mischief after the hot pack. Despite the impaired performance, there is a concern that a problem may occur in that it cannot be confirmed from the outside.
[0006]
On the other hand, in a conventional example disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 6-345106, a manufacturing technique is described in which a slit for forming a break area for separating a TE band in a pill fur proof cap is formed in a lower portion of the cap by post-processing. It is only necessary to develop a manufacturing technique for separately and efficiently forming a cleaning hole or a slit for washing away a substance attached to a bottle during filling.
[0007]
The present invention has been made in view of such circumstances, the synthetic resin inlet Anama other cleaning liquid was set to wash away the liquid content of the deposit overflowing during packing after capping to be formed without requiring a large space slit An object of the present invention is to provide a method for forming a hole or a slit for cleaning a cap and an apparatus for forming the same.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, means for solving the above-described problem are configured as follows.
[0009]
According to the first aspect of the present invention, the cap body is supported by the cap body from the inside and revolves around a predetermined circular orbit while rotating, and the guide member having a knurled groove that comes into sliding contact with the outer peripheral surface of the cap body. is reacted with rotational force force for rotation from the outside, is pressed against the skirt wall of the cap body to the cutter, it is characterized by forming a cleaning hole or cleaning slits in the skirt wall.
[0010]
The invention according to
[0011]
According to the third aspect of the present invention, a spindle that supports the cap body from the inside and revolves while rotating on a predetermined circular orbit, and slides on the outer peripheral surface of the cap body to forcibly rotate the cap body. And a cutting means for forming a cleaning hole or a cleaning slit in contact with the rotating skirt wall of the cap body.
[0012]
The invention according to
[0013]
In the invention according to
[0014]
The invention according to
[0015]
According to the present invention, a cleaning hole or a slit can be easily formed in the skirt wall by pressing the skirt wall of the cap being forcibly rotated against the cutting means. By heating the cutting means, the formation of the cleaning holes or slits is further facilitated.
[0016]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of a method and an apparatus for forming a cleaning hole or a slit of a synthetic resin cap of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0017]
1 to 6 show a synthetic resin cap (pill fur proof cap) C formed by the injection molding method of the present invention. In these figures,
[0018]
[0019]
On the other hand,
[0020]
In the cap C formed as described above, since the continuous bellows-
[0021]
On the other hand, the
[0022]
Needless to say, the above-described
[0023]
7 and 8 show cross sections of different embodiments of the synthetic resin cap. In these figures,
[0024]
On the other hand, the continuous bellows-shaped
[0025]
At the time of opening, since no large burrs are formed in the
[0026]
Also, after the content liquid is filled, even if the content liquid overflows into the cap C, the cleaning liquid is introduced into the inside through the cleaning holes 8,... And the
[0027]
9 to 14 show an apparatus for carrying out the method of forming a synthetic resin cap C according to the present invention. In these figures,
[0028]
Further, (see FIG. 10) and the
[0029]
The six
[0030]
The cap C is supported from the inside by the
[0031]
As described above, when the cap C is sandwiched between the
[0032]
The
[0033]
The above-described
[0034]
A description will be given of such a forming process of the cap C. First, the cap C carried in from the carry-in
[0035]
While the cutting operation by the
[0036]
【The invention's effect】
According to this invention, by supporting the cap from inside causes the rotation while revolving on a predetermined circular path, by the action of rotating force component force from the outside to the cap, is pressed against the skirt wall cutter, Since the cleaning holes or slits are formed in the skirt wall, the cleaning holes or slits can be efficiently formed without requiring a large space.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing a closed state of an embodiment of a synthetic resin cap of the present invention.
FIG. 2 is a longitudinal sectional view of the cap.
FIG. 3 is a bottom view of the cap.
FIG. 4 is an enlarged sectional view of a lower portion of the cap.
FIG. 5 is an assembled perspective view of the cap.
FIG. 6 is a cross-sectional view showing a flow of a cleaning liquid during the cleaning.
FIG. 7 is a partial cross-sectional view showing a different embodiment of the same cap in a closed state.
FIG. 8 is an enlarged sectional view of a main part of the cap.
FIG. 9 is a cross-sectional plan view of a main part of a cutting step in the method for manufacturing the cap.
FIG. 10 is an explanatory view showing a correspondence relationship between a cap and a spindle in each step of loading and unloading the cap.
FIG. 11 is an exploded perspective view of the guide member, the cutter, and the like.
FIG. 12 is an explanatory diagram of a step of forming the cleaning hole.
FIG. 13 is an explanatory perspective view showing a main layout of the device.
FIG. 14 is a perspective view showing a transport route of the apparatus.
FIG. 15 is a cross-sectional view of a cap showing an example of a case in which burrs are generated by processing a conventional cleaning hole.
[Explanation of symbols]
C: Cap, 1: Cap body, 3: Skirt wall, 8: Cleaning hole, 22: Spindle, 41: Guide member, 41a: Knurl groove, 42, 43: Cutter, 51: Slit.
Claims (6)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26982699A JP3565489B2 (en) | 1999-09-24 | 1999-09-24 | Method and apparatus for forming hole or slit for cleaning synthetic resin cap |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26982699A JP3565489B2 (en) | 1999-09-24 | 1999-09-24 | Method and apparatus for forming hole or slit for cleaning synthetic resin cap |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08327674A Division JP3136109B2 (en) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | Synthetic resin cap and manufacturing method thereof |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000072164A JP2000072164A (en) | 2000-03-07 |
JP3565489B2 true JP3565489B2 (en) | 2004-09-15 |
Family
ID=17477725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26982699A Expired - Lifetime JP3565489B2 (en) | 1999-09-24 | 1999-09-24 | Method and apparatus for forming hole or slit for cleaning synthetic resin cap |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3565489B2 (en) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4519265B2 (en) * | 2000-05-10 | 2010-08-04 | 日本クラウンコルク株式会社 | Method and apparatus for separating and collecting container lids |
JP2006315735A (en) * | 2005-05-13 | 2006-11-24 | Alcoa Closure Systems Japan Ltd | Cap made of synthetic resin, closing device, and beverage-filled container |
JP4668076B2 (en) * | 2006-01-24 | 2011-04-13 | 株式会社Csiジャパン | Synthetic resin cap, closing device, beverage-containing closing device, and synthetic resin cap manufacturing method |
JP5171011B2 (en) * | 2006-11-02 | 2013-03-27 | 日本クラウンコルク株式会社 | Cap with inner plug |
JP5459972B2 (en) * | 2008-03-27 | 2014-04-02 | 日本クロージャー株式会社 | Plastic cap |
-
1999
- 1999-09-24 JP JP26982699A patent/JP3565489B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000072164A (en) | 2000-03-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3136109B2 (en) | Synthetic resin cap and manufacturing method thereof | |
CN100431928C (en) | Self-opening closure for composite packagings or for container connection pieces closed by a film material | |
AU2005304245B2 (en) | Flat self-opening closure for composite packagings or for container nozzles or bottle necks to be closed by film material | |
EP0072924A1 (en) | Plastic closure with mechanical pilfer band | |
US4545496A (en) | Plastic closure with mechanical pilfer band | |
WO2003055763A1 (en) | Closure and self-draining container having a peelable seal for a sterilization process | |
JP3565489B2 (en) | Method and apparatus for forming hole or slit for cleaning synthetic resin cap | |
US7431168B2 (en) | Closure for a retort processed container having a peelable seal | |
JPH03176369A (en) | Cap for plastic container | |
EP0912402B1 (en) | Container with reusable closure mounted in one piece and method of manufacture thereof | |
WO2008048606A2 (en) | Payload carrying and dispensing apparatus | |
AU2011299668A1 (en) | A closure device | |
BRPI0712803A2 (en) | closing system | |
US4823995A (en) | Container cap | |
NL2007572C2 (en) | A collapsible pouch closure assembly. | |
CA2609380A1 (en) | Improving the sealing condition of multiple-container, in particular double-tube, packages designed for instant preparations | |
US4581875A (en) | Process for forming tamper-resistant tamper-indicative capsules | |
JPH0737254B2 (en) | Bottle mouth cleaning method | |
JPS6340753B2 (en) | ||
JP3967445B2 (en) | Synthetic resin container lid with cut and method of forming cut | |
KR100501569B1 (en) | Cap with cleaning mechanism, a manufacturing method thereof, and a cleaning method for a container opening | |
RU2384494C2 (en) | Method for fixation of capsule on plastic bottle neck in process of bottle filling | |
JP3161606B2 (en) | Synthetic resin cap and method of manufacturing the same | |
JPH0234204Y2 (en) | ||
JPH0435491B2 (en) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040421 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040604 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080618 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110618 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110618 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120618 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120618 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |