JP3565383B2 - Rivet or balance weight to correct imbalance of rotating body - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フランジ部を本体部の外周に有し本体部とフランジ部との境に湾曲部が形成された回転体のアンバランス修正用のリベット又はバランスウェイト、特に、車両用クラッチのクラッチカバー組立体のアンバランス修正用リベット又はバランスウェイトに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、機械などを構成する部品のなかには、使用時に回転する部品が存在する。このような回転する部品(以下、回転体と称する)には、他の回転体と接合させるためのフランジ部が形成されているものが多く存在する。
このような回転体の多くは、回転軸に対してバランスが保たれている必要がある。バランスがとれていないと回転時に振動を引き起こし、機械の性能や寿命に影響を与えたり異音を発生したりする。
【0003】
一般に、このバランスを修正するために、アンバランス量を測定して、それに応じてフランジ部などにリベットを装着したりバランスウェイトを溶接したりしている。
前記のような回転体の一例として、自動車のクラッチを構成する部品であるクラッチカバー組立体がある。このクラッチカバー組立体は、フライホイールにクラッチディスクを押圧するために用いられているものである。クラッチカバー組立体は、フライホイールとともに回転するため、振動等を防止するために回転バランスがとれていなければならない。そのため、クラッチカバー組立体を構成するクラッチカバーの外周フランジ部にリベットやバランスウェイトを装着して、アンバランスの修正を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特に自動車用クラッチでは、省スペースの要求などから小型化が望まれている。したがってクラッチカバー組立体にも小型化が求められており、その外径寸法を決定するクラッチカバーの外周フランジ部の外径を極力小さく抑える必要がある。
【0005】
ここで、クラッチカバーは板金製であるので、本体部とフランジ部との間に湾曲部が形成されている。このため、アンバランス修正用のリベットやバランスウェイトをフランジ部に装着する際、これらの頭部が湾曲部と干渉しないようにする必要があり、しかも前述のような小型化の要請からフランジ部の外径が小さくなっているので、リベット等の装着スペースが狭い。
【0006】
このためリベット等のサイズを小さくしなければならないが、これではアンバランスを修正できる範囲が狭くなってしまう。
本発明の課題は、本体部の外周に湾曲部及びフランジ部を有する回転体において、広い範囲でアンバランスの修正が可能なリベットやバランスウェイトを装着できるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のリベットは、アンバランス修正用の孔を有するフランジ部を本体部の外周に有し、本体部とフランジ部との境に湾曲部が形成された回転体のアンバランス修正用のリベットであって、頭部と、胴部と、離間部とを備えている。頭部は、リベットの端部に設けられている。胴部は、回転体のフランジ部の孔を貫通する。離間部は、頭部と胴部との間に形成され、頭部の外径よりも径が小さく、かつ胴部の外径よりも径が大きくなっている。また、頭部の半径が、孔の中心からフランジ部と湾曲部との接合部までの長さよりも大きくなっている。
【0008】
アンバランス修正時にリベットを回転体のフランジ部に装着する時には、胴部をフランジ部の孔に挿通し、離間部の胴部との境の面をフランジ部と当接させてリベットかしめを行う。このとき、フランジ部の孔の中心と湾曲部との間の平坦部の幅が頭部の半径よりも小さい場合にも、この幅が離間部の半径よりも大きく、かつ離間部によって頭部と回転体の湾曲部との干渉が回避されていれば、リベットかしめを行うことができる。このように、本発明ではフランジ部の外径が小さくなりフランジ部の幅が狭くなっても、離間部の存在によりリベットをフランジ部の内周側に寄せることができ、従来と同様のアンバランス修正の修正範囲を確保できる。また、同じフランジ部の幅に対しては、内周側に寄せることができる分だけリベット等のサイズを大きくでき、アンバランス修正の修正範囲が広がる。
【0009】
また、従来のリベットに比べて頭部を大きくできるので、同じ広さのリベットの装着スペースに対し、回転体のアンバランスの修正範囲が広がる。
請求項2に記載のリベットは、請求項1に記載のリベットにおいて、離間部が一定の径を有する円柱形状である。
請求項3に記載のリベットは、請求項1に記載のリベットにおいて、離間部は胴部側から頭部側に向かい徐々に径が大きくなる形状である。ここでは、離間部と湾曲部との間の隙間が請求項2に記載のリベットよりも小さくなる。言い換えれば、このリベットは、湾曲部を回避しつつリベットの重量がより大きくなるような形状となっている。これにより、回転体のアンバランス修正範囲をより広げることができる。
【0010】
請求項4に記載のバランスウェイトは、フランジ部を本体部の外周に有し、本体部とフランジ部との境に湾曲部が形成された回転体のアンバランス修正用のバランスウェイトであって、おもり部と、離間部とを備えている。おもり部は、バランスウェイトの一端側に設けられている。離間部は、バランスウェイトの他端側に設けられ、回転体のフランジ部に溶接される接合面を有し、おもり部よりも小さい外径形状を有している。また、おもり部の半径が、孔の中心からフランジ部と湾曲部との接合部までの長さよりも大きくなっている。
【0011】
アンバランス修正時にバランスウェイトを回転体のフランジ部に溶接する時には、離間部の接合面をフランジ部と当接させて溶接を行う。このとき、フランジ部の幅(湾曲部を除く)がおもり部の幅寸法よりも小さい場合にも、離間部の接合面の幅がフランジ部の幅よりも小さく、かつ離間部によっておもり部と回転体の湾曲部との干渉が回避されていれば、バランスウェイトが湾曲部に乗り上げることなく、また、フランジ部の外周端よりも外側にはみ出すことなくバランスウェイトを装着することができる。
【0012】
このように、本発明のバランスウェイトでは、本発明の離間部とおもり部とが同じ形状で一体化している従来のバランスウェイトに比べて、おもり部を大きくできる。これにより、同じ広さのバランスウェイトの装着スペースに対し、回転体のアンバランスの修正範囲が広がる。
【0013】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
図1に示すクラッチカバー組立体1は、クラッチディスク組立体の摩擦部材51をフライホイール50に押し付けてクラッチを連結し、あるいは押し付けを解除してクラッチを切断するための装置である。クラッチカバー組立体1は、主に、クラッチカバー2と、プレッシャープレート3と、ダイヤフラムスプリング4とから構成されている。
【0014】
クラッチカバー2は、概ね皿形状のプレート部材であり、外周部にフランジ部2aが形成されている。フランジ部2aは、例えばボルトによりフライホイール50に固定される。このフランジ部2aは曲げ加工により形成されるため、クラッチカバー2本体とフランジ部2aとの境には湾曲部2bが形成される。
プレッシャープレート3は、フライホイール50に対向する側に押圧面3aが形成された環状の部材である。押圧面3aとフライホイール50との間には、クラッチディスク組立体の摩擦部材51が配置される。
【0015】
ダイヤフラムスプリング4は、プレッシャープレート3とクラッチカバー2との間に配置され、クラッチカバー2に支持される円板状部材である。ダイヤフラムスプリング4はプレッシャープレート3をフライホイール50側に付勢している。
上述のようなクラッチカバー組立体1を含むクラッチ装置は、フライホイール50とともに高速で回転するため、振動等の防止のために回転に対するバランスがとれていなければならない。このため、クラッチカバー組立体1のアンバランス量が許容値に収まるように、クラッチカバー組立体1のアンバランス修正が行われる。このクラッチカバー組立体1のアンバランスの修正は、まずプレッシャープレート3やクラッチカバー2などの各構成部品単体についてアンバランス修正を行い、それらを組み立てた後に、さらにクラッチカバー組立体1全体のアンバランス修正が行われる。
【0016】
このクラッチカバー組立体1のアンバランス修正では、まず、クラッチカバー組立体1のアンバランスをバランサー等の計測機器により測定する。この測定されたアンバランス量と方向に応じて、クラッチカバー組立体1のフランジ部2aに対しバランスウェイトを溶接する位置及び溶接するバランスウェイトの重量を決める。
【0017】
バランスウェイトとしては、例えば、図3から図8に示すような形状のバランスウェイト10,11,12を用意しておく。これらのバランスウェイトを上述のようにして決められた重量に応じて、決められた位置に溶接する。
ここでは、従来から使用されているバランスウェイト10や11に加え、本発明のバランスウェイト12を採用している。このバランスウェイト12は、図7に示すように、円柱形状のおもり部12aと、おもり部12aの径よりも小さい径を有する円柱形状の離間部12bとから形成されている。図8に示すように、おもり部12aの径を従来よりも大きくしても、離間部12bが存在するためバランスウェイト12はクラッチカバー2の湾曲部2bと干渉しない。このため、バランスウェイト12は湾曲部2bに乗り上げることなく、安定してフランジ部2aに取り付けられる。
【0018】
バランスウェイト12は、バランスウェイト11と同じようにフランジ部2aの幅のスペースに装着可能なものであるが、バランスウェイト11に比べ体積が大きく重量が大きい。すなわち、従来から使用されているバランスウェイト11では取りきれない大きさのアンバランス量が発生したときでも、バランスウェイト12を装着することによってアンバランスの修正が可能となる。
【0019】
[第2実施形態]
本実施形態のクラッチカバー2のフランジ部2aには、図10及び図12に示すように、リベット挿通用の孔2cが形成されている。クラッチカバー組立体1の他の構成については、前記第1実施形態と同様である。
このクラッチカバー組立体1のアンバランス修正では、まず、クラッチカバー組立体1のアンバランスを測定する。この測定されたアンバランス量と方向に応じて、クラッチカバー組立体1のフランジ部2aに対するリベットの装着の位置及び装着するリベットの重量を決める。
【0020】
リベットとしては、例えば、図9から図12に示すような形状のリベット20,22を用意しておく。これらのリベットを、上記のようにして決められた重量に応じて、決められた位置に相当するフランジ部2aの孔2cに装着する。
ここでは、従来から使用されているリベット20に加え、本発明のリベット22を採用している。このリベット22は、図11に示すように、円柱形状の頭部22aと、頭部22aの径よりも小さい径を有する円柱形状の離間部22bと、離間部22bの径よりもさらに小さい径を有する円柱形状の胴部22cとから形成されている。このリベット22は、胴部22cをフランジ部2aの孔2cに挿入し、その端部をかしめることで固定する。ここでは、図12に示すように、頭部22aの径を従来よりも大きくしても、離間部22bが存在するためリベット22はクラッチカバー2の湾曲部2bと干渉しない。このため、リベット22は湾曲部2bに乗り上げることなく、安定してフランジ部2aに装着される。
【0021】
リベット22は、リベット20と同じようにフランジ部2aの幅のスペースに装着可能なものであるが、リベット20に比べ体積が大きく重量が大きい。すなわち、従来から使用されているリベット20では取りきれない大きさのアンバランス量が発生したときでも、リベット22を装着することによってアンバランスの修正が可能となる。
【0022】
[第3実施形態]
第1実施形態では、バランスウェイト10や11よりも重量の大きいバランスウェイトとして図7に示すようなバランスウェイト12を採用したが、図13に示すようなさらに重量の大きいバランスウェイト13を採用しても良い。
バランスウェイト13は、おもり部13aと、第1離間部13bと、第2離間部13cとから構成されている。おもり部13aは直方体形状であって、第2離間部13cはおもり部13aよりも断面積の小さい直方体形状となっている。第1離間部13bは、おもり部13aと第2離間部13cとの間に形成され、おもり部13a側から第2離間部13c側へ徐々に断面積が減少してゆく形状である。このような構成のバランスウェイト13も、第1及び第2離間部13b,13cの存在によっておもり部13aはクラッチカバー2の湾曲部2bと干渉せず、かつバランスウェイト11よりも重量の大きい構造となる。さらに、バランスウェイト13はバランスウェイト12よりも重量が大きく、アンバランス修正範囲がより広がる。
【0023】
[第4実施形態]
第2実施形態では、円柱状の離間部22bを有するリベット22を採用したが、図15に示すようなさらに重量の大きいリベット23を採用しても良い。リベット23は、円柱形状の頭部23aと、頭部23a側から胴部23c側に向かい徐々に径が小さくなる離間部23bと、離間部23bよりも径が小さい胴部23cとから構成されている。このような構成のリベット23も、離間部23bの存在によって頭部23aはクラッチカバー2の湾曲部2bと干渉せず、かつリベット20よりも重量の大きい構造となる。さらに、リベット23はリベット22よりも重量が大きく、アンバランス修正範囲がより広がる。
【0024】
【発明の効果】
本発明の回転体のアンバランス修正用のリベットやバランスウェイトは、回転体の湾曲部との干渉を回避するような形状となっているため、同じ広さのリベットやバランスウェイトの装着スペースに対して従来のものよりも大きなリベットやバランスウェイトを装着することが可能となり、回転体のアンバランスの修正範囲を広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのクラッチカバー組立体の縦断面概略図。
【図2】クラッチカバー組立体の一部を取り去った部分断面図。
【図3】バランスウェイトの斜視図。
【図4】フランジ部へのバランスウェイト取付図。
【図5】バランスウェイトの斜視図。
【図6】フランジ部へのバランスウェイト取付図。
【図7】バランスウェイトの斜視図。
【図8】フランジ部へのバランスウェイト取付図。
【図9】リベットの斜視図。
【図10】フランジ部へのリベット取付図。
【図11】リベットの斜視図。
【図12】フランジ部へのリベット取付図。
【図13】バランスウェイトの斜視図。
【図14】フランジ部へのバランスウェイト取付図。
【図15】リベットの斜視図。
【図16】フランジ部へのリベット取付図。
【符号の説明】
1 クラッチカバー組立体
2 クラッチカバー
2a フランジ部
2b 湾曲部
10,11,12,13 バランスウェイト
20,22,23 リベット[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a rivet or balance weight for correcting imbalance of a rotating body having a flange portion on an outer periphery of a main body portion and having a curved portion formed at a boundary between the main body portion and the flange portion, particularly, a clutch cover for a vehicle clutch. The present invention relates to a rivet or balance weight for correcting imbalance of an assembly.
[0002]
[Prior art]
In general, there are components that rotate during use in components that constitute a machine or the like. Many of such rotating parts (hereinafter referred to as rotating bodies) are provided with a flange portion for joining with another rotating body.
Many of such rotating bodies need to be balanced with respect to the rotation axis. If it is not balanced, it will cause vibration during rotation, affecting the performance and life of the machine and generating abnormal noise.
[0003]
Generally, in order to correct this balance, the amount of unbalance is measured, and rivets are attached to flanges or the like, and balance weights are welded accordingly.
An example of such a rotating body is a clutch cover assembly which is a component constituting a clutch of an automobile. This clutch cover assembly is used for pressing a clutch disc against a flywheel. Since the clutch cover assembly rotates together with the flywheel, it must be rotationally balanced to prevent vibration and the like. Therefore, rivets and balance weights are attached to the outer peripheral flange portion of the clutch cover constituting the clutch cover assembly to correct imbalance.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In particular, in automobile clutches, downsizing is desired due to demands for space saving and the like. Therefore, the clutch cover assembly is also required to be miniaturized, and it is necessary to minimize the outer diameter of the outer peripheral flange portion of the clutch cover that determines the outer diameter.
[0005]
Here, since the clutch cover is made of sheet metal, a curved portion is formed between the main body portion and the flange portion. For this reason, when attaching rivets or balance weights for correcting imbalance to the flange portion, it is necessary to prevent their heads from interfering with the curved portion. Since the outer diameter is small, the space for mounting rivets is small.
[0006]
For this reason, the size of the rivet or the like must be reduced, but this will narrow the range in which imbalance can be corrected.
It is an object of the present invention to provide a rotating body having a curved portion and a flange portion on the outer periphery of a main body, in which a rivet or a balance weight capable of correcting imbalance over a wide range can be mounted.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The rivet according to
[0008]
When mounting the rivet on the flange of the rotating body at the time of correcting the imbalance, the rivet is crimped by inserting the body into the hole of the flange and bringing the surface of the separation part into contact with the flange against the flange. At this time, even when the width of the flat portion between the center of the hole in the flange portion and the curved portion is smaller than the radius of the head, this width is larger than the radius of the separated portion, and the head is separated from the head by the separated portion. If interference with the curved portion of the rotating body is avoided, rivet setting can be performed. As described above, in the present invention, even if the outer diameter of the flange portion is reduced and the width of the flange portion is reduced, the rivet can be brought closer to the inner peripheral side of the flange portion due to the presence of the separated portion, and the unbalance as in the related art The modification range of the modification can be secured. In addition, for the same width of the flange portion, the size of the rivet or the like can be increased by an amount that can be brought closer to the inner peripheral side, and the correction range of the imbalance correction is expanded.
[0009]
Further, since the head can be made larger than that of the conventional rivet, the correction range of the imbalance of the rotating body is widened with respect to the rivet mounting space of the same size.
A rivet according to a second aspect is the rivet according to the first aspect, wherein the separated portion has a cylindrical shape having a constant diameter.
A rivet according to a third aspect is the rivet according to the first aspect, wherein the separated portion has a shape whose diameter gradually increases from the trunk to the head. Here, the gap between the separating portion and the curved portion is smaller than that of the rivet according to the second aspect. In other words, the rivet is shaped such that the weight of the rivet is increased while avoiding the curved portion. Thereby, the imbalance correction range of the rotating body can be further expanded.
[0010]
The balance weight according to
[0011]
When welding the balance weight to the flange portion of the rotating body at the time of correcting the imbalance, welding is performed by bringing the joint surface of the separated portion into contact with the flange portion. At this time, even when the width of the flange portion (excluding the curved portion) is smaller than the width of the weight portion, the width of the joining surface of the separation portion is smaller than the width of the flange portion, and the separation portion rotates with the weight portion. If interference with the curved portion of the body is avoided, the balance weight can be mounted without the balance weight riding on the curved portion and without protruding outside the outer peripheral end of the flange portion.
[0012]
Thus, the weight of the balance weight of the present invention can be made larger than that of the conventional balance weight in which the separated portion and the weight of the present invention are integrated in the same shape. As a result, the correction range of the imbalance of the rotating body is expanded with respect to the mounting space for the balance weight having the same size.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
[First Embodiment]
The
[0014]
The
The
[0015]
The
Since the clutch device including the
[0016]
In the correction of the unbalance of the
[0017]
As the balance weights, for example,
Here, in addition to the conventionally used
[0018]
The
[0019]
[Second embodiment]
As shown in FIGS. 10 and 12, a
In the correction of the unbalance of the
[0020]
As the rivets, for example, rivets 20 and 22 having shapes as shown in FIGS. 9 to 12 are prepared. These rivets are set in the
Here, the
[0021]
The
[0022]
[Third embodiment]
In the first embodiment, the
The
[0023]
[Fourth embodiment]
In the second embodiment, the
[0024]
【The invention's effect】
Since the rivet and the balance weight for correcting the imbalance of the rotating body of the present invention have a shape that avoids interference with the curved portion of the rotating body, the rivet and the balance weight of the same size are used for a space for mounting the rivet and the balance weight. Therefore, it is possible to mount rivets and balance weights larger than conventional ones, and it is possible to widen the correction range of the imbalance of the rotating body.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic longitudinal sectional view of a clutch cover assembly as one embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a partial cross-sectional view in which a part of a clutch cover assembly is removed.
FIG. 3 is a perspective view of a balance weight.
FIG. 4 is a view showing how a balance weight is attached to a flange portion.
FIG. 5 is a perspective view of a balance weight.
FIG. 6 is a view showing how a balance weight is attached to a flange portion.
FIG. 7 is a perspective view of a balance weight.
FIG. 8 is a view showing how a balance weight is attached to a flange portion.
FIG. 9 is a perspective view of a rivet.
FIG. 10 is a view showing a rivet attached to a flange portion.
FIG. 11 is a perspective view of a rivet.
FIG. 12 is a view showing a rivet attached to a flange portion.
FIG. 13 is a perspective view of a balance weight.
FIG. 14 is a view showing how a balance weight is attached to a flange portion.
FIG. 15 is a perspective view of a rivet.
FIG. 16 is a view showing a rivet attached to a flange portion.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
端部に設けられる頭部と、
前記フランジ部の孔を貫通する胴部と、
前記頭部と前記胴部との間に形成され、前記頭部の外径よりも径が小さく、かつ前記胴部の外径よりも径が大きい離間部とを備え、
前記頭部の半径が、前記孔の中心から前記フランジ部と前記湾曲部との接合部までの長さよりも大きい、
リベット。A rivet for correcting imbalance of a rotating body having a flange portion having an unbalance correction hole on the outer periphery of the main body portion and having a curved portion formed at a boundary between the main body portion and the flange portion,
A head provided at the end,
A body portion penetrating the hole of the flange portion,
A separating portion formed between the head and the torso, having a smaller diameter than the outer diameter of the head, and having a larger diameter than the outer diameter of the torso ;
The radius of the head is greater than the length from the center of the hole to the joint between the flange and the curved portion,
rivet.
請求項1に記載のリベット。The separation portion is a cylindrical shape having a constant diameter,
The rivet according to claim 1.
請求項1に記載のリベット。The spacing portion has a shape whose diameter gradually increases from the trunk portion side toward the head side,
The rivet according to claim 1.
一端側に設けられるおもり部と、
他端側に設けられ、前記回転体のフランジ部に溶接される接合面を有し、前記おもり部よりも小さい外径形状を有する離間部とを備え、
前記おもり部の半径が、前記孔の中心から前記フランジ部と前記湾曲部との接合部までの長さよりも大きい、
バランスウェイト。A balance weight for correcting imbalance of the rotating body having a flange portion on the outer periphery of the main body and having a curved portion formed at a boundary between the main body portion and the flange portion,
A weight portion provided on one end side,
A separating portion provided on the other end side and having a joining surface to be welded to the flange portion of the rotating body, having a separation portion having an outer diameter smaller than the weight portion ;
The radius of the weight portion is larger than the length from the center of the hole to the junction between the flange portion and the curved portion,
Balance weight.
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