JP3564585B2 - Machine Tools - Google Patents

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  • Automatic Control Of Machine Tools (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、工作機械に関し、さらに詳しくは、たとえばマシニングセンタなどのように、磁気軸受により非接触支持された主軸に装着される工具を他の種類のものに自動的に交換可能な工作機械に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
近年、マシニングセンタなどの工作機械にも、主軸の高速化などを目的として、主軸を磁気軸受で非接触支持する磁気軸受スピンドル装置が多く用いられるようになってきている。このような磁気軸受スピンドル装置は、通常、主軸と、主軸を非接触支持する電磁石を用いた複数組の磁気軸受と、磁気軸受を制御する磁気軸受制御装置とを備えている。工作機械には、加工制御装置や自動工具交換装置が設けられ、加工制御装置により、主軸すなわち工具の回転速度、切込み量および送り速度が制御され、自動工具交換装置により、加工制御装置からの指令に基づいて主軸に装着される工具が他の種類のものと自動的に交換される。工具の回転速度、切込み量および送り速度のいわゆる加工条件は外部から与えられ、加工制御装置は、加工中、これらの加工条件を一定に保持するようになっている。
【0003】
ところで、加工条件が一定であっても、工具の種類が変わると、工具に作用する加工力は変わり、最適な加工条件は工具の種類によって変わる。そして、外部から与えられる加工条件は、必ずしもその工具にとって最適なものではなく、工具や磁気軸受の能力を下回ることや、これを越えることがある。加工条件が工具や磁気軸受の能力を下回る場合は、加工能率が悪いという問題があり、逆に、これを越えると、磁気軸受による主軸の位置制御が不安定になり、被加工物の仕上がり状態や工具寿命に悪影響を及ぼすという問題がある。
【0004】
この発明の目的は、上記の問題を解決し、工具の種類によらずに加工条件を常に最適にして、加工能率、磁気軸受による主軸の位置制御の安定性、被加工物の仕上がり状態、工具寿命を向上させることができる工作機械を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段および効果】
この発明による工作機械は、工具が装着される主軸が電磁石を用いた複数組の磁気軸受によって非接触支持され、前記主軸に装着される工具を他の種類のものに自動的に交換可能な工作機械において、前記主軸に装着される工具の種類ごとに前記電磁石の励磁電流と工具に作用する加工力との関係を表わす加工力演算パターンが記憶されており、前記主軸に装着されている工具に対する加工力演算パターンを用いて前記電磁石の励磁電流から加工力が求められ、この加工力に基づいて前記工具の回転速度、切込み量および送り速度が制御されるようになされていることを特徴とするものである。
【0006】
たとえば、工作機械は、工具が装着される主軸と、前記主軸を非接触支持する電磁石を用いた複数組の磁気軸受と、前記磁気軸受を制御する磁気軸受制御手段と、前記主軸を回転駆動する回転駆動手段と、前記工具の回転速度、切込み量および送り速度を制御する加工制御手段と、前記加工制御手段からの指令に基づいて前記主軸に装着される工具を他の種類のものと自動的に交換する自動工具交換手段とを備えており、前記磁気軸受制御手段が、前記主軸に装着される工具の種類ごとに前記電磁石の励磁電流と工具に作用する加工力との関係を表わす加工力演算パターンを記憶しており、前記加工制御手段からの工具に関する指令より前記主軸に装着されている工具に対する加工力演算パターンを選択して、前記電磁石の励磁電流から加工力を求め、前記加工制御手段が、前記加工力に基づいて前記工具の回転速度、切込み量および送り速度を制御するようになされている。
【0007】
主軸に装着される工具の種類ごとに電磁石の励磁電流と工具に作用する加工力との関係を表わす加工力演算パターンが記憶されていて、主軸に装着されている工具に対する加工力演算パターンを用いて電磁石の励磁電流から加工力が求められ、この加工力に基づいて工具の回転速度、切込み量および送り速度が制御されるので、工具の種類が変わっても、これらの加工条件を常に最適にすることができる。したがって、加工能率を工具と磁気軸受の能力に対して最大のものとすることができ、しかも、磁気軸受による主軸の位置制御が安定し、被加工物の仕上がり状態や工具寿命が向上する。
【0008】
好ましくは、前記磁気軸受制御手段が、ディジタル信号処理プロセッサよりなる。
【0009】
この明細書において、ディジタル信号処理プロセッサ(Digital Signal Processor)とは、ディジタル信号を入力してディジタル信号を出力し、ソフトウェアプログラムが可能で、高速実時間処理が可能な専用ハードウェアを指す。なお、以下、これをDSPと略すことにする。
【0010】
磁気軸受制御手段がDSPよりなる場合、信号の高速実時間処理ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施形態について説明する。
【0012】
図1には、マシニングセンタなどの工作機械のスピンドル装置(1) 、加工制御手段としての数値制御装置(以下、NC装置と略す。)(2) および自動工具交換手段としての自動工具交換装置(18)が概略的に示されている。
【0013】
スピンドル装置(1) は、ケーシング(3) 内に垂直に配置された主軸(4) を備えている。ケーシング(3) 内には、また、主軸(4) を非接触支持するための1組のアキシアル磁気軸受(5) および上下2組のラジアル磁気軸受(6)(7)、主軸(4) のアキシアル方向の位置を検出するための1個のアキシアル位置センサ(8) 、主軸(4) のラジアル方向の位置を検出するための上下2組のラジアル位置センサ(10)(11)、ならびに主軸(4) を高速回転させる回転駆動手段としての高周波モータ(12)が設けられている。通常、アキシアル磁気軸受(5) は1対の電磁石(5a)から、各ラジアル磁気軸受(6)(7)はそれぞれ4組の電磁石(6a)(7a)から構成されている。なお、これら磁気軸受(5)(6)(7) 、位置センサ(8)(10)(11) およびモータ(12)については、公知のものであるから、詳細な説明は省略する。
【0014】
アキシアル位置センサ(8) およびラジアル位置センサ(10)(11)はセンサ駆動回路(13)によって駆動され、センサ駆動回路(13)は、各位置センサ(8)(10)(11) の出力に基づいて、主軸(4) のアキシアル方向の位置および上下2箇所におけるラジアル方向の位置を検出する。センサ駆動回路(13)からのアナログ位置検出信号は、A/Dコンバータ(14)によりディジタル位置検出信号に変換されて、磁気軸受制御手段としての磁気軸受制御装置(15)に入力する。磁気軸受制御装置(15)は、上記のディジタル位置検出信号に基づいて各磁気軸受(5)(6)(7) の電磁石(5a)(6a)(7a)の励磁電流を制御するためのものであり、DSPより構成されている。磁気軸受制御装置(15)からのディジタル制御信号はD/Aコンバータ(19)によりアナログ制御信号に変換され、このアナログ制御信号に基づいて、パワーアンプ(16)から各電磁石(5a)(6a)(7a)に励磁電流が供給され、その結果、主軸(4) がアキシアル方向およびラジアル方向の所定位置に非接触支持される。
【0015】
主軸(4) の下端に工具(17)が装着され、自動工具交換装置(18)により、NC装置(2) からの工具番号指令に基づいて、工具(17)が他の種類のものと自動的に交換されるようになっている。なお、自動工具交換装置(18)については、公知のものであるから、その具体的な構成の図示および説明は省略する。NC装置(2) からの工具番号指令は、磁気軸受制御装置(15)にも入力する。
【0016】
NC装置(2) は、主軸(4) の回転速度を制御するとともに、ケーシング(3) すなわち主軸(4) の位置、移動方向および移動速度などを制御し、これにより、工具(17)の回転速度、切込み量および送り速度が制御される。なお、工具(17)の回転速度、切込み量および送り速度の加工条件は、通常、工具(17)の種類によって変わる。これらの加工条件は、後述するように、加工中にNC装置(2) によって自動的に制御されるが、最初の加工条件は外部から与えられるようにしてもよいし、NC装置(2) 内部で自動的に設定されるようにしてもよい。
【0017】
上記の工作機械によって加工を行う場合、最初は、外部から与えられた加工条件あるいはNC装置(2) 内部で自動設定された加工条件で加工が行われる。そして、加工中に、磁気軸受制御装置(15)が、自動工具交換装置(18)からの工具番号指令と各電磁石(5a)(6a)(7a)の励磁電流に基づいて、工具(17)に作用する加工力を求め、加工力に関する情報をNC装置(2) に出力する。各電磁石(5a)(6a)(7a)の励磁電流と工具(17)に作用する加工力との間には一定の関係があり、励磁電流から演算によって加工力を求めることができる。しかし、この励磁電流と加工力との関係は工具の種類によって変わるので、たとえば、磁気軸受制御装置(15)は、工具(17)の種類ごとに励磁電流と加工力との関係を表わす加工力演算パターンを記憶しており、NC装置(2) からの工具番号指令によってそのときの工具(17)に対する演算パターンを選択し、これを用いて加工力を演算する。NC装置(2) は、磁気軸受制御装置(15)からの加工力に関する情報に基づき、磁気軸受(5)(6)(7) およびそのときの工具(17)にとって最適となるように、工具(17)の回転速度、切込み量および送り速度を自動的に制御する。
【0018】
このため、工具(17)の種類が変わっても、加工条件を常に最適にすることができ、したがって、加工能率を磁気軸受(5)(6)(7) とそのときの工具(17)の能力に対して最大のものにすることができ、しかも磁気軸受(5)(6)(7) による主軸(4) の支持が安定し、加工物の仕上がり状態や工具寿命が向上する。
【0019】
NC装置(2) において、磁気軸受制御装置(15)からの加工力に関する情報は、加工条件の制御だけでなく、他の目的に使用することもできる。また、磁気軸受制御装置(15)が、NC装置(2) からの工具番号指令に基づき、そのときの工具(17)と加工条件において最適となるように、各磁気軸受(5)(6)(7) の制御条件を自動的に変更するようにすることもできる。
【0020】
工作機械の各部の構成は、上記実施例のものに限らず、適宜変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態を示す工作機械の主要部の概略構成図である。
【符号の説明】
(2) 数値制御装置(加工制御手段)
(4) 主軸
(5) アキシアル磁気軸受
(5a) 電磁石
(6)(7) ラジアル磁気軸受
(6a)(7a) 電磁石
(8) 高周波モータ(回転駆動手段)
(15) 磁気軸受制御装置(磁気軸受制御手段)
(17) 工具
(18) 自動工具交換装置(自動工具交換手段)
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a machine tool, and more particularly, to a machine tool capable of automatically exchanging a tool mounted on a spindle supported in a non-contact manner by magnetic bearings with another type, such as a machining center.
[0002]
2. Description of the Related Art
2. Description of the Related Art In recent years, magnetic bearing spindle devices that support a main shaft in a non-contact manner with magnetic bearings have been widely used in machine tools such as machining centers for the purpose of speeding up the main shaft. Such a magnetic bearing spindle device generally includes a main shaft, a plurality of sets of magnetic bearings using electromagnets that support the main shaft in a non-contact manner, and a magnetic bearing control device that controls the magnetic bearings. The machine tool is provided with a machining control device and an automatic tool changing device. The machining control device controls the rotation speed, the depth of cut and the feed speed of the spindle, that is, the tool, and the automatic tool changing device issues a command from the machining control device. The tool mounted on the spindle is automatically replaced with another type based on the above. The so-called processing conditions such as the rotation speed, the depth of cut and the feed rate of the tool are externally given, and the processing control device keeps these processing conditions constant during the processing.
[0003]
By the way, even if the processing conditions are constant, when the type of tool changes, the processing force acting on the tool changes, and the optimum processing condition changes depending on the type of tool. The processing conditions given from the outside are not always optimal for the tool, and may be lower than or exceed the capabilities of the tool or the magnetic bearing. If the machining conditions are lower than the capabilities of the tool or the magnetic bearing, there is a problem that the machining efficiency is poor. Conversely, if it exceeds this, the position control of the spindle by the magnetic bearing becomes unstable, and the finished state of the workpiece And adversely affect tool life.
[0004]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to solve the above-described problems, always optimize the machining conditions regardless of the type of tool, to improve machining efficiency, stability of spindle position control by a magnetic bearing, a finished state of a workpiece, and a tool. An object of the present invention is to provide a machine tool that can improve the life.
[0005]
Means and effects for solving the problem
In a machine tool according to the present invention, a spindle on which a tool is mounted is supported in a non-contact manner by a plurality of sets of magnetic bearings using electromagnets, and the tool mounted on the spindle can be automatically changed to another type of tool. In the machine, a machining force calculation pattern representing a relationship between an exciting current of the electromagnet and a machining force acting on the tool is stored for each type of tool mounted on the spindle, and a machining force calculation pattern for the tool mounted on the spindle is stored. A machining force is obtained from an excitation current of the electromagnet using a machining force calculation pattern, and the rotation speed, the cutting depth, and the feed speed of the tool are controlled based on the machining force. Things.
[0006]
For example, a machine tool includes a spindle on which a tool is mounted, a plurality of sets of magnetic bearings using electromagnets that support the spindle in a non-contact manner, magnetic bearing control means for controlling the magnetic bearing, and rotationally driving the spindle. Rotation drive means, processing control means for controlling the rotation speed, depth of cut and feed rate of the tool, and automatically setting the tool mounted on the spindle to another type based on a command from the processing control means. Automatic tool changing means for changing the machining force, the magnetic bearing control means for each type of tool mounted on the spindle, a machining force representing the relationship between the exciting current of the electromagnet and the machining force acting on the tool the operation pattern stores, by selecting the working force calculation pattern with respect to the tool mounted on the spindle than the command related to a tool from the machining control means, processing the excitation current of the electromagnet Look, the machining control means, the rotational speed of the tool based on the machining force, is adapted to control the depth of cut and feed rate.
[0007]
A machining force calculation pattern representing the relationship between the excitation current of the electromagnet and the machining force acting on the tool is stored for each type of tool mounted on the spindle, and the machining force calculation pattern for the tool mounted on the spindle is used. The machining force is obtained from the excitation current of the electromagnet, and the rotational speed, cutting depth and feed rate of the tool are controlled based on the machining force.Thus, even if the type of tool changes, these machining conditions are always optimized. can do. Therefore, the machining efficiency can be maximized with respect to the capabilities of the tool and the magnetic bearing, and furthermore, the position control of the main shaft by the magnetic bearing is stabilized, and the finished state of the workpiece and the tool life are improved.
[0008]
Preferably, the magnetic bearing control means comprises a digital signal processor.
[0009]
In this specification, a digital signal processor (Digital Signal Processor) refers to dedicated hardware that inputs a digital signal, outputs a digital signal, is software-programmable, and is capable of high-speed real-time processing. Hereinafter, this is abbreviated as DSP.
[0010]
When the magnetic bearing control means comprises a DSP, high-speed real-time processing of signals can be performed.
[0011]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0012]
FIG. 1 shows a spindle device (1) of a machine tool such as a machining center, a numerical control device (hereinafter abbreviated as an NC device) (2) as processing control means, and an automatic tool changing device (18) as automatic tool changing means. ) Are shown schematically.
[0013]
The spindle device (1) has a main shaft (4) vertically arranged in a casing (3). In the casing (3), one set of axial magnetic bearings (5) for supporting the main shaft (4) in a non-contact manner, and two sets of upper and lower radial magnetic bearings (6) (7), and a main shaft (4) are provided. One axial position sensor (8) for detecting the position in the axial direction, two sets of upper and lower radial position sensors (10) and (11) for detecting the position of the main shaft (4) in the radial direction, and the main shaft ( 4) A high-frequency motor (12) is provided as a rotation driving unit for rotating the at a high speed. Usually, the axial magnetic bearing (5) is composed of a pair of electromagnets (5a), and each radial magnetic bearing (6) (7) is composed of four sets of electromagnets (6a) (7a). Since the magnetic bearings (5), (6), (7), the position sensors (8), (10), (11) and the motor (12) are known, their detailed description is omitted.
[0014]
The axial position sensor (8) and the radial position sensors (10) and (11) are driven by a sensor drive circuit (13), and the sensor drive circuit (13) outputs the output of each position sensor (8) (10) (11). Based on this, the axial position of the main shaft (4) and the radial position at two locations above and below are detected. An analog position detection signal from the sensor drive circuit (13) is converted into a digital position detection signal by an A / D converter (14) and input to a magnetic bearing control device (15) as magnetic bearing control means. The magnetic bearing control device (15) controls the exciting current of the electromagnets (5a) (6a) (7a) of each magnetic bearing (5) (6) (7) based on the digital position detection signal. And is composed of a DSP. The digital control signal from the magnetic bearing control device (15) is converted into an analog control signal by the D / A converter (19), and based on the analog control signal, the power amplifier (16) sends each of the electromagnets (5a) (6a). The exciting current is supplied to (7a), and as a result, the main shaft (4) is supported in a predetermined position in the axial direction and the radial direction in a non-contact manner.
[0015]
A tool (17) is attached to the lower end of the spindle (4), and the automatic tool changer (18) automatically changes the tool (17) to another type based on a tool number command from the NC device (2). Is to be exchanged. Since the automatic tool changing device (18) is a known device, illustration and description of its specific configuration will be omitted. The tool number command from the NC device (2) is also input to the magnetic bearing control device (15).
[0016]
The NC device (2) controls the rotational speed of the main shaft (4), and also controls the position, the moving direction, and the moving speed of the casing (3), that is, the main shaft (4). The speed, depth of cut and feed rate are controlled. The processing conditions of the rotation speed, the cutting depth, and the feed speed of the tool (17) usually vary depending on the type of the tool (17). These processing conditions are automatically controlled by the NC device (2) during the processing, as described later. However, the initial processing conditions may be externally provided, or the internal of the NC device (2). May be set automatically.
[0017]
When processing is performed by the above-described machine tool, the processing is first performed under processing conditions given from the outside or processing conditions automatically set inside the NC device (2). Then, during machining, the magnetic bearing control device (15) uses the tool (17) based on the tool number command from the automatic tool changer (18) and the excitation current of each electromagnet (5a) (6a) (7a). And outputs information on the processing force to the NC device (2). There is a certain relationship between the exciting current of each of the electromagnets (5a), (6a), (7a) and the working force acting on the tool (17), and the working force can be obtained by calculation from the exciting current. However, since the relationship between the exciting current and the machining force varies depending on the type of tool, for example, the magnetic bearing control device (15) determines the machining force representing the relationship between the exciting current and the machining force for each type of tool (17). The calculation pattern is stored, and the calculation pattern for the tool (17) at that time is selected by the tool number command from the NC device (2), and the processing force is calculated using this. The NC device (2) is based on information on the machining force from the magnetic bearing control device (15), and is designed to be optimal for the magnetic bearings (5), (6), (7) and the tool (17) at that time. (17) The rotation speed, the cutting depth and the feed speed are automatically controlled.
[0018]
For this reason, even if the type of the tool (17) changes, the machining conditions can always be optimized, so that the machining efficiency can be reduced between the magnetic bearings (5), (6), (7) and the tool (17) at that time. The capacity can be maximized, and the support of the main shaft (4) by the magnetic bearings (5), (6), (7) is stabilized, and the finished state of the workpiece and the tool life are improved.
[0019]
In the NC device (2), the information on the processing force from the magnetic bearing control device (15) can be used not only for controlling the processing conditions but also for other purposes. Further, based on the tool number command from the NC device (2), the magnetic bearing control device (15) controls each of the magnetic bearings (5) (6) so that the tool (17) at that time and the processing conditions are optimal. The control condition of (7) can be automatically changed.
[0020]
The configuration of each part of the machine tool is not limited to that of the above embodiment, but can be changed as appropriate.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a main part of a machine tool showing an embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
(2) Numerical control device (processing control means)
(4) Main shaft (5) Axial magnetic bearing (5a) Electromagnet (6) (7) Radial magnetic bearing (6a) (7a) Electromagnet (8) High-frequency motor (rotation drive means)
(15) Magnetic bearing control device (magnetic bearing control means)
(17) Tool (18) Automatic tool changer (automatic tool changer)

Claims (3)

工具が装着される主軸が電磁石を用いた複数組の磁気軸受によって非接触支持され、前記主軸に装着される工具を他の種類のものに自動的に交換可能な工作機械において、
前記主軸に装着される工具の種類ごとに前記電磁石の励磁電流と工具に作用する加工力との関係を表わす加工力演算パターンが記憶されており、前記主軸に装着されている工具に対する加工力演算パターンを用いて前記電磁石の励磁電流から加工力が求められ、この加工力に基づいて前記工具の回転速度、切込み量および送り速度が制御されるようになされていることを特徴とする工作機械。
In a machine tool in which a main shaft on which a tool is mounted is non-contact supported by a plurality of sets of magnetic bearings using electromagnets, and a tool mounted on the main shaft can be automatically replaced with another type.
A machining force calculation pattern representing a relationship between an exciting current of the electromagnet and a machining force acting on the tool is stored for each type of tool mounted on the spindle, and a machining force calculation for the tool mounted on the spindle is stored. A machine tool wherein a machining force is obtained from an exciting current of the electromagnet using a pattern, and the rotational speed, the cutting depth, and the feed speed of the tool are controlled based on the machining force .
工具が装着される主軸と、前記主軸を非接触支持する電磁石を用いた複数組の磁気軸受と、前記磁気軸受を制御する磁気軸受制御手段と、前記主軸を回転駆動する回転駆動手段と、前記工具の回転速度、切込み量および送り速度を制御する加工制御手段と、前記加工制御手段からの指令に基づいて前記主軸に装着される工具を他の種類のものと自動的に交換する自動工具交換手段とを備えている工作機械において、
前記磁気軸受制御手段が、前記主軸に装着される工具の種類ごとに前記電磁石の励磁電流と工具に作用する加工力との関係を表わす加工力演算パターンを記憶しており、前記加工制御手段からの工具に関する指令より前記主軸に装着されている工具に対する加工力演算パターンを選択して、前記電磁石の励磁電流から加工力を求め、前記加工制御手段が、前記加工力に基づいて前記工具の回転速度、切込み量および送り速度を制御するようになされていることを特徴とする工作機械。
A spindle on which a tool is mounted, a plurality of sets of magnetic bearings using electromagnets that support the spindle in a non-contact manner, magnetic bearing control means for controlling the magnetic bearing, rotation driving means for rotating and driving the spindle, Machining control means for controlling the rotation speed, depth of cut and feed rate of the tool, and automatic tool exchange for automatically exchanging a tool mounted on the spindle with another type based on a command from the machining control means Machine tool comprising:
The magnetic bearing control means stores a machining force calculation pattern representing a relationship between an exciting current of the electromagnet and a machining force acting on the tool for each type of tool mounted on the spindle. A machining force calculation pattern for the tool mounted on the spindle is selected from a command related to the tool, and a machining force is obtained from an excitation current of the electromagnet; and the machining control unit rotates the tool based on the machining force. A machine tool characterized by controlling a speed, a cutting depth and a feed rate.
前記磁気軸受制御手段が、ディジタル信号処理プロセッサよりなることを特徴とする請求項2の工作機械。3. The machine tool according to claim 2, wherein said magnetic bearing control means comprises a digital signal processor.
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